JP2001299906A - コネクター組立体 - Google Patents
コネクター組立体Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】接続部の固定および解除を迅速に行うことがで
き、患者への不快感を減少させることができる医療用オ
ス型コネクター、メス型コネクター組立体を提供する。 【解決手段】流体通路部材基端部34から中央部付近に
亘って外周方向に突出した接続部材39を具備するオス
型コネクター32と、流体通路部材先端部38からさら
に先端へと延長した方向に亘って外周方向に突出し、そ
の突出した部位は開口部を有する接続部材40を具備し
たメス型コネクター31とを、該オス型コネクターの接
続部材を該メス型コネクターの接続部材開口部へ挿入す
ることにより接続可能とし、該接続部材は、該メス型コ
ネクター接続部材の開口部の内面と、該オス型コネクタ
ー接続部材の外面との係合部を有し、前記メス型コネク
ターの前記係合部以外の部位を押圧することにより前記
メス型コネクター接続部と前記オス型コネクター接続部
との係合状態を解除可能にする。
き、患者への不快感を減少させることができる医療用オ
ス型コネクター、メス型コネクター組立体を提供する。 【解決手段】流体通路部材基端部34から中央部付近に
亘って外周方向に突出した接続部材39を具備するオス
型コネクター32と、流体通路部材先端部38からさら
に先端へと延長した方向に亘って外周方向に突出し、そ
の突出した部位は開口部を有する接続部材40を具備し
たメス型コネクター31とを、該オス型コネクターの接
続部材を該メス型コネクターの接続部材開口部へ挿入す
ることにより接続可能とし、該接続部材は、該メス型コ
ネクター接続部材の開口部の内面と、該オス型コネクタ
ー接続部材の外面との係合部を有し、前記メス型コネク
ターの前記係合部以外の部位を押圧することにより前記
メス型コネクター接続部と前記オス型コネクター接続部
との係合状態を解除可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸液、輸血、経管
栄養、透析、人工肺用回路等の接続部に用いられるロッ
ク式のオス型コネクター、メス型コネクター組立体に関
するものである。
栄養、透析、人工肺用回路等の接続部に用いられるロッ
ク式のオス型コネクター、メス型コネクター組立体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】輸液や輸血、経管栄養、透析、人工肺な
どの医療行為において、これらの回路を形成する際にカ
テーテルや輸液チューブ、針、三方活栓、フィルターな
ど様々な医療器具を接続して完成させる。このような様
々な医療器具同士を接続するのにほぼ共通の規格を持
つ、ルアーテーパーの付いたルアーコネクターを用いる
場合が多い。
どの医療行為において、これらの回路を形成する際にカ
テーテルや輸液チューブ、針、三方活栓、フィルターな
ど様々な医療器具を接続して完成させる。このような様
々な医療器具同士を接続するのにほぼ共通の規格を持
つ、ルアーテーパーの付いたルアーコネクターを用いる
場合が多い。
【0003】医療器具の接続部において普及しているル
アーコネクターの種類には、大別するとスリップタイプ
というテーパーの付いたオス型コネクター、メス型コネ
クターがあり、テーパー部の摩擦嵌合だけで固定するタ
イプと、ネジ式ロックタイプという接続後にメスコネク
ター部の縁爪部にオスコネクター部に付与されたネジキ
ャップを螺合させ、回転操作により固定するタイプの2
種類がある。
アーコネクターの種類には、大別するとスリップタイプ
というテーパーの付いたオス型コネクター、メス型コネ
クターがあり、テーパー部の摩擦嵌合だけで固定するタ
イプと、ネジ式ロックタイプという接続後にメスコネク
ター部の縁爪部にオスコネクター部に付与されたネジキ
ャップを螺合させ、回転操作により固定するタイプの2
種類がある。
【0004】しかし、スリップタイプでは接続力が強く
ないため、このコネクターが組み込まれている回路の一
部に無理な力が加わった場合には、その接続部は外れて
しまう恐れがあった。
ないため、このコネクターが組み込まれている回路の一
部に無理な力が加わった場合には、その接続部は外れて
しまう恐れがあった。
【0005】また、スリップタイプのコネクターを長時
間に亙り、テープなどで患者の皮膚面に固定すると、メ
スコネクターの縁爪部が皮膚面に当たって患者を圧迫し
たり、擦過傷などを発生させてしまう場合があった。
間に亙り、テープなどで患者の皮膚面に固定すると、メ
スコネクターの縁爪部が皮膚面に当たって患者を圧迫し
たり、擦過傷などを発生させてしまう場合があった。
【0006】一方、ネジ式ロックタイプのコネクターで
は接続力は強いが、係合時に螺合のような回転操作が必
要なため医療従事者にとっては、スリップタイプのコネ
クターと比べて手間が懸かっていた。また、係合を解除
するときも同様であった。
は接続力は強いが、係合時に螺合のような回転操作が必
要なため医療従事者にとっては、スリップタイプのコネ
クターと比べて手間が懸かっていた。また、係合を解除
するときも同様であった。
【0007】さらに接続時の接続部断面径が大きくなる
ため、ネジ式ロックタイプのコネクターを長時間に亙り
テープなどで患者に固定させると、スリップタイプのコ
ネクターを患者に固定させたときよりも患者への圧迫が
増加し、この増加した圧迫のために皮膚の損傷の発生機
会が増えることになった。また、患者が動くことにより
皮膚とコネクターとの摩擦が増大し、擦過傷を発生さ
せ、患者に不快感を与えることがあった。さらに、患者
の栄養状態によっては、褥瘡などの成因となることも考
えられることがあった。
ため、ネジ式ロックタイプのコネクターを長時間に亙り
テープなどで患者に固定させると、スリップタイプのコ
ネクターを患者に固定させたときよりも患者への圧迫が
増加し、この増加した圧迫のために皮膚の損傷の発生機
会が増えることになった。また、患者が動くことにより
皮膚とコネクターとの摩擦が増大し、擦過傷を発生さ
せ、患者に不快感を与えることがあった。さらに、患者
の栄養状態によっては、褥瘡などの成因となることも考
えられることがあった。
【0008】これらの改善策として特開平8―1035
04のように、メスコネクターの縁爪部を滑らかなテー
パーとすることにより皮膚面への圧迫を軽減させたもの
や、特開平7―148271のように、スリップタイプ
とネジ式ロックタイプを併用可能なようにネジ式キャッ
プ部がロックナット式に脱着可能となっているタイプが
開示されている。
04のように、メスコネクターの縁爪部を滑らかなテー
パーとすることにより皮膚面への圧迫を軽減させたもの
や、特開平7―148271のように、スリップタイプ
とネジ式ロックタイプを併用可能なようにネジ式キャッ
プ部がロックナット式に脱着可能となっているタイプが
開示されている。
【0009】しかし、特開平8―103504のように
縁爪部を滑らかなテーパーとしても、スリップタイプコ
ネクターの接続時には効果的だが、この構成では、接続
力が弱いため外れ易い。また、ネジ式ロックタイプとの
接続時には、ネジキャップにより接続部の断面径が大き
くなってしまうので、結局患者への圧迫による痛みや損
傷が増加してしまうことになる。さらに、ネジ式ロック
は回転操作が必要なので面倒となる。
縁爪部を滑らかなテーパーとしても、スリップタイプコ
ネクターの接続時には効果的だが、この構成では、接続
力が弱いため外れ易い。また、ネジ式ロックタイプとの
接続時には、ネジキャップにより接続部の断面径が大き
くなってしまうので、結局患者への圧迫による痛みや損
傷が増加してしまうことになる。さらに、ネジ式ロック
は回転操作が必要なので面倒となる。
【0010】また、特開平7―148271のようにス
リップタイプとネジ式ロックタイプ併用型も切り替え動
作がロックナット式のため操作に手間取る。そして、接
続状態の固定法もやはりネジ式ロックのため接続部の断
面径が大きくなるので、患者への圧迫増加が考えられる
とともに、前述したようにネジ式による接続、解除操作
は、医療従事者にとって面倒であった。
リップタイプとネジ式ロックタイプ併用型も切り替え動
作がロックナット式のため操作に手間取る。そして、接
続状態の固定法もやはりネジ式ロックのため接続部の断
面径が大きくなるので、患者への圧迫増加が考えられる
とともに、前述したようにネジ式による接続、解除操作
は、医療従事者にとって面倒であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接続
部の固定機構を有しながら、容易に接続することがで
き、しかも、患者の皮膚にテープなどで固定しても、患
者に不快感を与えない医療用オス型コネクター、メス型
コネクター組立体の提供である。
部の固定機構を有しながら、容易に接続することがで
き、しかも、患者の皮膚にテープなどで固定しても、患
者に不快感を与えない医療用オス型コネクター、メス型
コネクター組立体の提供である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成から成る。 (1) 流体通路部材を有し、該流体通路部材基端部か
ら中央部付近に亘って外周方向に突出した接続部材を具
備するオス型コネクターと、流体通路部材を有し、該流
体通路部材先端部からさらに先端へと延長した方向に亘
って外周方向に突出し、その突出した部位は開口部を有
する接続部材を具備したメス型コネクターであって、前
記オス型コネクターの接続部材を前記メス型コネクター
の接続部材開口部へ挿入することにより接続可能とし、
前記接続部材は、特定の形状を有しており、前記メス型
コネクター接続部材の開口部の内面と、それに対応する
前記オス型コネクター接続部材の外面とに係合する少な
くとも1つの係合部を有し、前記メス型コネクターの前
記係合部以外の部位を押圧することにより、前記メス型
コネクターの係合部を変形させて、前記メス型コネクタ
ー接続部と前記オス型コネクター接続部との係合状態を
解除可能であることを特徴とする医療用オス型コネクタ
ー、メス型コネクター組立体。 (2) 前記接続部材の断面形状が扁平形状であること
を特徴とする(1)記載の医療用オス型コネクター、メ
ス型コネクター組立体。 (3) 前記接続部材の断面形状が多角形であることを
特徴とする(1)および(2)記載の医療用オス型コネ
クター、メス型コネクター組立体。 (4) 前記接続部材の断面形状が楕円若しくは半円で
あることを特徴とする(1)および(2)記載の医療用
オス型コネクター、メス型コネクター組立体。 (5) 前記メス型コネクター接続部材の開口部の内面
と、それに対応する前記オス型コネクター接続部材の外
面とに係合する係合部は、一方が凹部の係合部、他方が
凸部の係合部を有した嵌合により、接続状態を固定する
ことができる(1)ないし(4)のいずれかに記載の医
療用オス型コネクター、メス型コネクター組立体。 (6) 前記メス型コネクター接続部材の開口部の内面
と、それに対応する前記オス型コネクター接続部材の外
面とに係合する係合部は、少なくとも一方に設けられた
爪部であって、爪部を他方に係合させることにより、接
続状態を固定することができる(1)ないし(5)のい
ずれかに記載の医療用オス型コネクター、メス型コネク
ター組立体。 (7) 前記爪部は、接続方向の面がテーパー状をなし
ている(6)記載の医療用オス型コネクター、メス型コ
ネクター組立体。
に、本発明は以下のような構成から成る。 (1) 流体通路部材を有し、該流体通路部材基端部か
ら中央部付近に亘って外周方向に突出した接続部材を具
備するオス型コネクターと、流体通路部材を有し、該流
体通路部材先端部からさらに先端へと延長した方向に亘
って外周方向に突出し、その突出した部位は開口部を有
する接続部材を具備したメス型コネクターであって、前
記オス型コネクターの接続部材を前記メス型コネクター
の接続部材開口部へ挿入することにより接続可能とし、
前記接続部材は、特定の形状を有しており、前記メス型
コネクター接続部材の開口部の内面と、それに対応する
前記オス型コネクター接続部材の外面とに係合する少な
くとも1つの係合部を有し、前記メス型コネクターの前
記係合部以外の部位を押圧することにより、前記メス型
コネクターの係合部を変形させて、前記メス型コネクタ
ー接続部と前記オス型コネクター接続部との係合状態を
解除可能であることを特徴とする医療用オス型コネクタ
ー、メス型コネクター組立体。 (2) 前記接続部材の断面形状が扁平形状であること
を特徴とする(1)記載の医療用オス型コネクター、メ
ス型コネクター組立体。 (3) 前記接続部材の断面形状が多角形であることを
特徴とする(1)および(2)記載の医療用オス型コネ
クター、メス型コネクター組立体。 (4) 前記接続部材の断面形状が楕円若しくは半円で
あることを特徴とする(1)および(2)記載の医療用
オス型コネクター、メス型コネクター組立体。 (5) 前記メス型コネクター接続部材の開口部の内面
と、それに対応する前記オス型コネクター接続部材の外
面とに係合する係合部は、一方が凹部の係合部、他方が
凸部の係合部を有した嵌合により、接続状態を固定する
ことができる(1)ないし(4)のいずれかに記載の医
療用オス型コネクター、メス型コネクター組立体。 (6) 前記メス型コネクター接続部材の開口部の内面
と、それに対応する前記オス型コネクター接続部材の外
面とに係合する係合部は、少なくとも一方に設けられた
爪部であって、爪部を他方に係合させることにより、接
続状態を固定することができる(1)ないし(5)のい
ずれかに記載の医療用オス型コネクター、メス型コネク
ター組立体。 (7) 前記爪部は、接続方向の面がテーパー状をなし
ている(6)記載の医療用オス型コネクター、メス型コ
ネクター組立体。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示し詳細に
説明する。尚、以下に用いる図は一例であり、これによ
り本発明を限定するものではない。
説明する。尚、以下に用いる図は一例であり、これによ
り本発明を限定するものではない。
【0014】図15は、本発明のオス型コネクター32
とメス型コネクター31の接続前の全体図である。
とメス型コネクター31の接続前の全体図である。
【0015】このオス型コネクター32は、流体通路部
材34の基端部36から先端方向に向かって、中心部手
前に亘り、流体通路部材34の外周方向に突出する接続
部材39を具備している。
材34の基端部36から先端方向に向かって、中心部手
前に亘り、流体通路部材34の外周方向に突出する接続
部材39を具備している。
【0016】また、メス型コネクター31は、流体通路
部材33の先端部38から外周方向に突出し、さらにそ
の突出した部位が先端へと延びて、開口部を形成し、オ
ス型コネクター32の接続部材39を受け入れるための
開口部となる接続部材40を具備している。
部材33の先端部38から外周方向に突出し、さらにそ
の突出した部位が先端へと延びて、開口部を形成し、オ
ス型コネクター32の接続部材39を受け入れるための
開口部となる接続部材40を具備している。
【0017】次に、図16は、本発明のオス型コネクタ
ー32とメス型コネクター31の接続後の全体図であ
る。
ー32とメス型コネクター31の接続後の全体図であ
る。
【0018】図16では、オス型コネクター32の接続
部材39が、メス型コネクター31の接続部材40の開
口部に挿入されることにより接続されている。
部材39が、メス型コネクター31の接続部材40の開
口部に挿入されることにより接続されている。
【0019】このとき、接続部材40の開口部内面の係
合部41と、接続部材39の外面の係合部42が、係合
することにより固定機構となり、接続部材40と接続部
材39は固定される。このように、接続部材39を接続
部材40の開口部に挿入するだけで固定された接続部と
なる。
合部41と、接続部材39の外面の係合部42が、係合
することにより固定機構となり、接続部材40と接続部
材39は固定される。このように、接続部材39を接続
部材40の開口部に挿入するだけで固定された接続部と
なる。
【0020】この係合部41,42は、少なくとも一つ
以上あれば良く、その機能が損なわれない限り、複数で
あっても問題ない。好ましくは、2個から6個であれば
その機能は十分達成される。
以上あれば良く、その機能が損なわれない限り、複数で
あっても問題ない。好ましくは、2個から6個であれば
その機能は十分達成される。
【0021】この係合状態を解除するには、図16で示
すように係合部41,42以外の部位を押圧することに
より係合部41が変形して解除状態となる。
すように係合部41,42以外の部位を押圧することに
より係合部41が変形して解除状態となる。
【0022】以下、本発明を具体的な実施例のひとつで
ある接続部他端に管状体を有するオス型コネクター、メ
ス型コネクター組立体を用いて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものでは無い。
ある接続部他端に管状体を有するオス型コネクター、メ
ス型コネクター組立体を用いて説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものでは無い。
【0023】図1、図2、図3、図4に示したように、
メスコネクター用管状体1の基端部にルアーテーパー外
面2とルアーテーパー内面3を有したスリップタイプ嵌
合用ルアーテーパー部があり、その後端部に外面と内腔
面4の断面が扁平形状をした接続部材40が具備された
メス型ルアーコネクターがある。
メスコネクター用管状体1の基端部にルアーテーパー外
面2とルアーテーパー内面3を有したスリップタイプ嵌
合用ルアーテーパー部があり、その後端部に外面と内腔
面4の断面が扁平形状をした接続部材40が具備された
メス型ルアーコネクターがある。
【0024】これに対し、図5、図6、図7、図8に示
したように、オスコネクター用管状体11の基端部に前
記メスコネクターの扁平形状の固定部と結合可能なよう
な扁平形状の接続部材39が具備されており、その先端
部にはルアーテーパー外面8を有したスリップタイプ嵌
合用ルアーテーパー部が具備されたオス型ルアーコネク
ターがある。
したように、オスコネクター用管状体11の基端部に前
記メスコネクターの扁平形状の固定部と結合可能なよう
な扁平形状の接続部材39が具備されており、その先端
部にはルアーテーパー外面8を有したスリップタイプ嵌
合用ルアーテーパー部が具備されたオス型ルアーコネク
ターがある。
【0025】これらメス型ルアーコネクターとオス型ル
アーコネクターは、ルアーテーパー部にてスリップ嵌合
で接合可能であり、扁平形状の接続部材39,40にて
接続状態を維持可能であり、本発明においてはメス型コ
ネクターの左右開放部6を押すことによりメス型コネク
ター接続部材40の内腔面4が上下に変形するので簡単
に接続状態を解除することが出来る。
アーコネクターは、ルアーテーパー部にてスリップ嵌合
で接合可能であり、扁平形状の接続部材39,40にて
接続状態を維持可能であり、本発明においてはメス型コ
ネクターの左右開放部6を押すことによりメス型コネク
ター接続部材40の内腔面4が上下に変形するので簡単
に接続状態を解除することが出来る。
【0026】ここで固定機構としては、オス型コネクタ
ー、メス型コネクター組立体の接続状態を固定・維持可
能であれば良く、かつ解除機構も固定状態を解除可能で
あれば良く、その機構について限定されるものではない
が、図9、図10、図11、図12に示したように簡便
に固定維持可能で、かつ簡便に解除可能な機構であれば
より好ましい。図9、図10、図11、図12は係合部
7、10を設けた一例であるが、形状、取り付け部位、
設置方法等は接続状態が固定、解除可能であれば特に制
限は無い。
ー、メス型コネクター組立体の接続状態を固定・維持可
能であれば良く、かつ解除機構も固定状態を解除可能で
あれば良く、その機構について限定されるものではない
が、図9、図10、図11、図12に示したように簡便
に固定維持可能で、かつ簡便に解除可能な機構であれば
より好ましい。図9、図10、図11、図12は係合部
7、10を設けた一例であるが、形状、取り付け部位、
設置方法等は接続状態が固定、解除可能であれば特に制
限は無い。
【0027】本発明において、扁平形状の接続部材3
9,40の断面形状は、扁平形状であれば良く、三角
形、四角形、五角形、六角形の様な多角形や、楕円、半
円、三日月形状であっても良く、形成した回路を患者の
皮膚面に固定する際に応力集中せず、圧迫を与えないよ
うな形状であればより好ましい。
9,40の断面形状は、扁平形状であれば良く、三角
形、四角形、五角形、六角形の様な多角形や、楕円、半
円、三日月形状であっても良く、形成した回路を患者の
皮膚面に固定する際に応力集中せず、圧迫を与えないよ
うな形状であればより好ましい。
【0028】さらに、本発明の操作方法とともに、各部
について説明する。
について説明する。
【0029】まず、オス型コネクター、メス型コネクタ
ー回路接続手順だが、第9図のように本発明のメス型コ
ネクターのルアーテーパー部へ本発明のオス型コネクタ
ーのルアーテーパー部を挿入していき、スリップ嵌合さ
せる。次に図10のようにメス型コネクター接続部材内
腔面の開口端部の固定用凸部7に、オス型コネクター接
続部材外面の固定用凹部10が到達した時点でメス型コ
ネクターの上下押圧面部5を押して固定用凸部7と固定
用凹部10を嵌合させることにより、接続状態が固定さ
れ、メス型コネクターとオス型コネクターの回路の接続
が完了する。
ー回路接続手順だが、第9図のように本発明のメス型コ
ネクターのルアーテーパー部へ本発明のオス型コネクタ
ーのルアーテーパー部を挿入していき、スリップ嵌合さ
せる。次に図10のようにメス型コネクター接続部材内
腔面の開口端部の固定用凸部7に、オス型コネクター接
続部材外面の固定用凹部10が到達した時点でメス型コ
ネクターの上下押圧面部5を押して固定用凸部7と固定
用凹部10を嵌合させることにより、接続状態が固定さ
れ、メス型コネクターとオス型コネクターの回路の接続
が完了する。
【0030】続いてオス型コネクター、メス型コネクタ
ー回路接続解除手順だが、図11のようにメス型コネク
ターの左右押圧面部6を押すことによってメス型コネク
ターの内腔面4が上下に変形するので、凹凸嵌合が解除
され、接続固定状態が解除されるので、図12のように
オス型コネクターとメス型コネクターを引き合えば回路
接続を解除することができる。
ー回路接続解除手順だが、図11のようにメス型コネク
ターの左右押圧面部6を押すことによってメス型コネク
ターの内腔面4が上下に変形するので、凹凸嵌合が解除
され、接続固定状態が解除されるので、図12のように
オス型コネクターとメス型コネクターを引き合えば回路
接続を解除することができる。
【0031】尚、添付した図面においては、メス型コネ
クター接続部材内腔面に凸部、オス型コネクター接続部
材外面に凹部の係合部が設けられているが、接続状態が
固定される限り、これに拘束されることは無い。例え
ば、メス型コネクター接続部材内腔面に凹部、オス型コ
ネクター接続部材外面に凸部の係合部が設けられている
構成であっても良い。
クター接続部材内腔面に凸部、オス型コネクター接続部
材外面に凹部の係合部が設けられているが、接続状態が
固定される限り、これに拘束されることは無い。例え
ば、メス型コネクター接続部材内腔面に凹部、オス型コ
ネクター接続部材外面に凸部の係合部が設けられている
構成であっても良い。
【0032】また、図示しないが、係合部の凹凸嵌合に
よる係合に替えて、爪部嵌合で係合させても良い。この
場合、メス型コネクター接続部材内腔面とオス型コネク
ター接続部材外面のそれぞれ対応する部位に爪部を設
け、各々の爪部と爪部を嵌合させる方法でも良く、メス
型コネクター接続部材内腔面とオス型コネクター接続部
材外面のどちらか一方に爪部を設け、他の一方に爪を受
け入れられる溝等を設け、爪と溝による嵌合という構成
でも良い。
よる係合に替えて、爪部嵌合で係合させても良い。この
場合、メス型コネクター接続部材内腔面とオス型コネク
ター接続部材外面のそれぞれ対応する部位に爪部を設
け、各々の爪部と爪部を嵌合させる方法でも良く、メス
型コネクター接続部材内腔面とオス型コネクター接続部
材外面のどちらか一方に爪部を設け、他の一方に爪を受
け入れられる溝等を設け、爪と溝による嵌合という構成
でも良い。
【0033】図17に示すように、爪部20の形状は接
続方向の面がテーパー状のテーパー部21を有している
と、接続時の抵抗が減り接続がより簡便となる。
続方向の面がテーパー状のテーパー部21を有している
と、接続時の抵抗が減り接続がより簡便となる。
【0034】固定手段と解除手段の素材は弾性体であっ
ても非弾性体であっても良い。例えば弾性体の例として
1,2-ポリブタジエンのようなオレフィン系エラストマ
ーやスチレン系エラストマーや、ウレタン樹脂、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ナイロン樹脂、シリコーン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、天然ゴム等、さらにはそれら
の混合物や誘導体でも良いが、これらに限定されるもの
では無く、非弾性体の例としてポリスルホン、ポリエー
テルスルホン、ポリカーボネート、ポリイミド等のエン
ジニアリングプラスチック等があるが、これらに限定さ
れるものではない。
ても非弾性体であっても良い。例えば弾性体の例として
1,2-ポリブタジエンのようなオレフィン系エラストマ
ーやスチレン系エラストマーや、ウレタン樹脂、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ナイロン樹脂、シリコーン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、天然ゴム等、さらにはそれら
の混合物や誘導体でも良いが、これらに限定されるもの
では無く、非弾性体の例としてポリスルホン、ポリエー
テルスルホン、ポリカーボネート、ポリイミド等のエン
ジニアリングプラスチック等があるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0035】図9では、メス型コネクターとして、管状
体1は例えばウレタン樹脂からなり押出成形で作られ、
外径5mm〜0.3mm、肉厚2mm〜0.08mmの
可橈性チューブ体であって、その基端部はメス型コネク
ターのルアー形状部2に接続されている。
体1は例えばウレタン樹脂からなり押出成形で作られ、
外径5mm〜0.3mm、肉厚2mm〜0.08mmの
可橈性チューブ体であって、その基端部はメス型コネク
ターのルアー形状部2に接続されている。
【0036】管状部材の素材としては、可撓性を有する
ものが好ましく、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウ
レタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、シリコ
ーン樹脂、ラテックスゴム、天然ゴム、ポリエチレン、
ポリプロピレン及びそれらの誘導体等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
ものが好ましく、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウ
レタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、シリコ
ーン樹脂、ラテックスゴム、天然ゴム、ポリエチレン、
ポリプロピレン及びそれらの誘導体等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
【0037】メス型コネクターは、例えばポリプロピレ
ンなどで射出成形により成形されており、メス型コネク
ターのルアー形状部2のサイズはISO594―1に準
拠したルアーテーパーサイズの内腔面を有している。
ンなどで射出成形により成形されており、メス型コネク
ターのルアー形状部2のサイズはISO594―1に準
拠したルアーテーパーサイズの内腔面を有している。
【0038】ルアー形状部2の端部には扁平形状の固定
・解除機構部が有り、開口端部における上下面には接続
固定用凸部7が設けられており、上下外面には上下固定
用圧迫部5が有り、左右外面には左右解除用圧迫部6が
設けられている。
・解除機構部が有り、開口端部における上下面には接続
固定用凸部7が設けられており、上下外面には上下固定
用圧迫部5が有り、左右外面には左右解除用圧迫部6が
設けられている。
【0039】ここでメス型コネクターのルアー形状部の
基端部側から開口端側までの全長は例えば7mm〜40
mmであり、さらに全長8mm〜30mmならより好ま
しい。また固定・解除機構部の基端部側から開口端側ま
での長さは3mm〜30mmであり、さらに5mmから
20mmであればより好ましい。
基端部側から開口端側までの全長は例えば7mm〜40
mmであり、さらに全長8mm〜30mmならより好ま
しい。また固定・解除機構部の基端部側から開口端側ま
での長さは3mm〜30mmであり、さらに5mmから
20mmであればより好ましい。
【0040】また、固定・解除機構部の水平方向の幅は
例えば5mm〜30mmであり、さらに7mm〜20m
mであればより好ましい。上下方向の幅は5mm〜25
mmであり、7mm〜15mmであればより好ましい。
例えば5mm〜30mmであり、さらに7mm〜20m
mであればより好ましい。上下方向の幅は5mm〜25
mmであり、7mm〜15mmであればより好ましい。
【0041】一方、オス型コネクター用管状体11は、例
えば、ポリ塩化ビニル樹脂からなり押出成形で作られ、
例えば外径8mm〜0.8mm、肉厚2mm〜0.08
mmの可橈性チューブ体であって、その基端部はオス型
コネクターの固定・解除機構部が設けられており、基端
部付近の上下外面には接続固定用凹状体10が設けられ
ており、左右外面には左右面取り部9が設けられてい
る。さらに固定・解除機構部の基端部側にはルアー状外
面部8が設けられており、ルアー形状部のサイズはIS
O594―1に準拠したルアーテーパーサイズの外面を
有している。
えば、ポリ塩化ビニル樹脂からなり押出成形で作られ、
例えば外径8mm〜0.8mm、肉厚2mm〜0.08
mmの可橈性チューブ体であって、その基端部はオス型
コネクターの固定・解除機構部が設けられており、基端
部付近の上下外面には接続固定用凹状体10が設けられ
ており、左右外面には左右面取り部9が設けられてい
る。さらに固定・解除機構部の基端部側にはルアー状外
面部8が設けられており、ルアー形状部のサイズはIS
O594―1に準拠したルアーテーパーサイズの外面を
有している。
【0042】オス型コネクターの大きさはメス型コネク
ターの大きさに併せて異なり、ルアー形状部の全長は例
えば3mm〜35mmであり、さらに全長5mm〜30
mmならより好ましい。また固定・解除機構部の基端部
側から開口端側までの長さは3mm〜30mmであり、
さらに5mmから20mmであればより好ましい。ま
た、オス型コネクターの固定・解除機構部の水平方向の
幅は例えば4mm〜28mmであり、さらに6mm〜1
8mmであればより好ましい。上下方向の幅は4mm〜
23mmであり、6mm〜13mmであればより好まし
い。
ターの大きさに併せて異なり、ルアー形状部の全長は例
えば3mm〜35mmであり、さらに全長5mm〜30
mmならより好ましい。また固定・解除機構部の基端部
側から開口端側までの長さは3mm〜30mmであり、
さらに5mmから20mmであればより好ましい。ま
た、オス型コネクターの固定・解除機構部の水平方向の
幅は例えば4mm〜28mmであり、さらに6mm〜1
8mmであればより好ましい。上下方向の幅は4mm〜
23mmであり、6mm〜13mmであればより好まし
い。
【0043】メス型コネクターとオス型コネクターの素
材は弾性体であっても非弾性体であっても良い。例えば
弾性体の例として 1,2―ポリブタジエンのようなオレ
フィン系エラストマーやスチレン系エラストマーや、ウ
レタン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン
樹脂、シリコーン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、天然ゴム
等、さらにはそれらの混合物や誘導体でも良いが、これ
らに限定されるものでは無く、非弾性体の例としてポリ
スルホン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、
ポリイミド等のエンジニアリングプラスチック等がある
が、これらに限定されるものではない。
材は弾性体であっても非弾性体であっても良い。例えば
弾性体の例として 1,2―ポリブタジエンのようなオレ
フィン系エラストマーやスチレン系エラストマーや、ウ
レタン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン
樹脂、シリコーン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、天然ゴム
等、さらにはそれらの混合物や誘導体でも良いが、これ
らに限定されるものでは無く、非弾性体の例としてポリ
スルホン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、
ポリイミド等のエンジニアリングプラスチック等がある
が、これらに限定されるものではない。
【0044】以上、述べたように本発明は、図13で示
す従来のスリップタイプのルアーコネクターに比べ、固
定用爪縁部16が存在しないため、患者に固定した時に
発生する擦過傷や痛みなどの不快感を与えず、さらに、
接続部の強固な固定を可能とする。
す従来のスリップタイプのルアーコネクターに比べ、固
定用爪縁部16が存在しないため、患者に固定した時に
発生する擦過傷や痛みなどの不快感を与えず、さらに、
接続部の強固な固定を可能とする。
【0045】また、図14で示す接続時の回転操作を必
要とする従来のネジ式ロックタイプのルアーコネクター
と比べ、オス型コネクターとメス型コネクター接続時の
回転操作が不要なため、迅速な接続が可能である。さら
に、本発明の係合部は、メス型コネクターの外面に存在
しないため、接続時の外観は変わらず、扁平な接続部の
断面形状を有しているため応力が集中しないので、患者
にテープなどで固定したときも患者に不快感を与えるこ
とが無い。
要とする従来のネジ式ロックタイプのルアーコネクター
と比べ、オス型コネクターとメス型コネクター接続時の
回転操作が不要なため、迅速な接続が可能である。さら
に、本発明の係合部は、メス型コネクターの外面に存在
しないため、接続時の外観は変わらず、扁平な接続部の
断面形状を有しているため応力が集中しないので、患者
にテープなどで固定したときも患者に不快感を与えるこ
とが無い。
【0046】尚、本発明は、全ての医療器具の接続部に
利用することができる。
利用することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、接続部の固定および解
除を迅速に行うことができ、さらに、患者への不快感を
減少させることができる。
除を迅速に行うことができ、さらに、患者への不快感を
減少させることができる。
【図1】本発明のメス型コネクターの前面図である。
【図2】本発明のメス型コネクターの後面図である。
【図3】本発明のメス型コネクターの上面図である。
【図4】本発明のメス型コネクターの側面図である。
【図5】本発明のオス型コネクターの前面図である。
【図6】本発明のオス型コネクターの後面図である。
【図7】本発明のオス型コネクターの上面図である。
【図8】本発明のオス型コネクターの側面図である。
【図9】本発明のメス型コネクターとオス型コネクター
の接続機構を示した斜視図である。
の接続機構を示した斜視図である。
【図10】本発明のメス型コネクターとオス型コネクタ
ーの簡易固定機構を示した斜視図である。
ーの簡易固定機構を示した斜視図である。
【図11】本発明のメス型コネクターとオス型コネクタ
ーの簡易解除機構を示した斜視図である。
ーの簡易解除機構を示した斜視図である。
【図12】本発明のメス型コネクターとオス型コネクタ
ーの取り外し機構を示した斜視図である。
ーの取り外し機構を示した斜視図である。
【図13】従来のルアータイプコネクターの接続機構を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図14】従来のルアータイプコネクターを固定するた
めのネジ式固定具を用いた接続及び固定機構を示した斜
視図である。
めのネジ式固定具を用いた接続及び固定機構を示した斜
視図である。
【図15】本発明の接続前の全体を示した斜視図であ
る。
る。
【図16】本発明の接続後の全体を示した斜視図であ
る。
る。
【図17】本発明の係合部の一例を示した拡大図であ
る。
る。
1 メス型コネクター用管状体 2 メス型コネクタールアー状外面部 3 メス型コネクタールアー状内腔部 4 メス型コネクター固定用内腔部 5 メス型コネクター上下固定用圧迫部 6 メス型コネクター左右解除用圧迫部 7 メス型コネクター上下固定用凸部 8 オス型コネクタールアー状外面部 9 オス型コネクター左右面取り部 10 オス型コネクター上下固定用凹部 11 オス型コネクター用管状体 12 オス型コネクター上下面取り部 13 メス型ルアーコネクタ用管状体 14 メス型ルアーコネクター外面部 15 メス型ルアーコネクター内腔部 16 メス型ルアーコネクター固定用縁爪部 17 オス型ルアーコネクター外面部 18 オス型ルアーコネクター用管状体 19 オス型ルアーコネクター用ネジ式固定具 20 爪部 21 テーパー部 22 メス型コネクター接続部材内腔面 23 接続方向 31 メス型コネクター本体 32 オス型コネクター本体 33 メス型コネクター流体通路部材 34 オス型コネクター流体通路部材 36 オス型コネクター流体通路部材基端部 38 メス型コネクター流体通路部材先端部 39 オス型コネクター接続部材 40 メス型コネクター接続部材 41 メス型コネクター係合部 42 オス型コネクター係合部
Claims (7)
- 【請求項1】流体通路部材を有し、該流体通路部材基端
部から中央部付近に亘って外周方向に突出した接続部材
を具備するオス型コネクターと、流体通路部材を有し、
該流体通路部材先端部からさらに先端へと延長した方向
に亘って外周方向に突出し、その突出した部位は開口部
を有する接続部材を具備したメス型コネクターであっ
て、前記オス型コネクターの接続部材を前記メス型コネ
クターの接続部材開口部へ挿入することにより接続可能
とし、前記接続部材は、特定の形状を有しており、前記
メス型コネクター接続部材の開口部の内面と、それに対
応する前記オス型コネクター接続部材の外面とに係合す
る少なくとも1つの係合部を有し、前記メス型コネクタ
ーの前記係合部以外の部位を押圧することにより、前記
メス型コネクターの係合部を変形させて、前記メス型コ
ネクター接続部と前記オス型コネクター接続部との係合
状態を解除可能であることを特徴とする医療用オス型コ
ネクター、メス型コネクター組立体。 - 【請求項2】前記接続部材の断面形状が扁平形状である
ことを特徴とする請求項1記載の医療用オス型コネクタ
ー、メス型コネクター組立体。 - 【請求項3】前記接続部材の断面形状が多角形であるこ
とを特徴とする請求項1および請求項2記載の医療用オ
ス型コネクター、メス型コネクター組立体。 - 【請求項4】前記接続部材の断面形状が楕円若しくは半
円であることを特徴とする請求項1および請求項2記載
の医療用オス型コネクター、メス型コネクター組立体。 - 【請求項5】前記メス型コネクター接続部材の開口部の
内面と、それに対応する前記オス型コネクター接続部材
の外面とに係合する係合部は、一方が凹部の係合部、他
方が凸部の係合部を有した嵌合により、接続状態を固定
することができる請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載の医療用オス型コネクター、メス型コネクター組立
体。 - 【請求項6】前記メス型コネクター接続部材の開口部の
内面と、それに対応する前記オス型コネクター接続部材
の外面とに係合する係合部は、少なくとも一方に設けら
れた爪部であって、爪部を他方に係合させることによ
り、接続状態を固定することができる請求項1ないし請
求項5のいずれかに記載の医療用オス型コネクター、メ
ス型コネクター組立体。 - 【請求項7】前記爪部は、接続方向の面がテーパー状を
なしている請求項6記載の医療用オス型コネクター、メ
ス型コネクター組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000124939A JP2001299906A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | コネクター組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000124939A JP2001299906A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | コネクター組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001299906A true JP2001299906A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18634988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000124939A Pending JP2001299906A (ja) | 2000-04-25 | 2000-04-25 | コネクター組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001299906A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007508863A (ja) * | 2003-10-16 | 2007-04-12 | メデイカル コンポーネンツ,インコーポレーテツド | ルアークリップ |
GB2486652A (en) * | 2010-12-21 | 2012-06-27 | Peak Medical Ltd | Infusion catheter with a detachable needle |
US8684979B2 (en) | 2009-05-11 | 2014-04-01 | Covidien Lp | Discriminating fluid connection system |
US8777930B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-07-15 | Covidien Lp | Discriminating oral-tip adaptor |
JP2015051094A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 株式会社ジェイ・エム・エス | ダブルメスコネクタ |
JP2015051095A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 株式会社ジェイ・エム・エス | ダブルメスコネクタ |
JP2015530191A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-10-15 | バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド | オーバーモールド医用コネクタチュービング及び方法 |
US10920915B2 (en) | 2007-06-20 | 2021-02-16 | Carefusion 303, Inc. | Safety luer connection |
-
2000
- 2000-04-25 JP JP2000124939A patent/JP2001299906A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007508863A (ja) * | 2003-10-16 | 2007-04-12 | メデイカル コンポーネンツ,インコーポレーテツド | ルアークリップ |
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US8777930B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-07-15 | Covidien Lp | Discriminating oral-tip adaptor |
US8684979B2 (en) | 2009-05-11 | 2014-04-01 | Covidien Lp | Discriminating fluid connection system |
GB2486652A (en) * | 2010-12-21 | 2012-06-27 | Peak Medical Ltd | Infusion catheter with a detachable needle |
JP2015530191A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-10-15 | バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド | オーバーモールド医用コネクタチュービング及び方法 |
JP2015051094A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 株式会社ジェイ・エム・エス | ダブルメスコネクタ |
JP2015051095A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 株式会社ジェイ・エム・エス | ダブルメスコネクタ |
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