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JP2001295675A - 油圧走行車両 - Google Patents

油圧走行車両

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Publication number
JP2001295675A
JP2001295675A JP2000113925A JP2000113925A JP2001295675A JP 2001295675 A JP2001295675 A JP 2001295675A JP 2000113925 A JP2000113925 A JP 2000113925A JP 2000113925 A JP2000113925 A JP 2000113925A JP 2001295675 A JP2001295675 A JP 2001295675A
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JP
Japan
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rotation speed
hydraulic
accelerator pedal
traveling
motor
Prior art date
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Granted
Application number
JP2000113925A
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English (en)
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JP4282871B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Ichimura
和弘 一村
Yoshihiro Tateno
至洋 立野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2000113925A priority Critical patent/JP4282871B2/ja
Publication of JP2001295675A publication Critical patent/JP2001295675A/ja
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業時にアクセルペダルで回転数調節している
ときはオートアイドル機能を禁止して操作性を向上させ
る。 【解決手段】作業に操作レバーBLなどがすべて所定時
間以上操作されていないとき、燃料レバー66aで設定
されているエンジン回転数はアイドル回転数まで低減さ
れる。作業アクセル時はアクセルペダル51が踏み込ま
れていれば、このようなオートアイドル機能が禁止され
る。したがって、アクセルペダル51でエンジン回転数
を所望の回転数に調節している場合には、操作レバーB
Lなどがすべて所定時間以上操作されない場合でもエン
ジン回転数はアイドル回転数まで低減されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートアイドル機能を
有するホイール式油圧ショベルなどの油圧走行車両に関
する。
【0002】
【従来の技術】ホイール式油圧ショベルは、エンジン回
転数をアクセルペダルで調節し、可変容量油圧ポンプか
らの圧油の方向と流量を走行用コントロールバルブで調
節して走行用油圧モータを回転させ、これにより前進、
後進および車速を制御している。このようなホイール式
油圧ショベルには、作業時にアクセルペダルによりエン
ジン回転数を調節する作業アクセル機能が搭載されると
ともに、作業用アクチュエータと走行用アクチュエータ
が所定時間以上操作されていないときに、エンジン回転
数を所定のアイドル回転数に低減するオートアイドル機
能が搭載されている。
【0003】作業用アクチュエータと走行用アクチュエ
ータの操作/非操作の検出は、各アクチュエータのコン
トロールバルブの操作/非操作で検出している。すなわ
ち、パイロットポンプからの圧油を各コントロールバル
ブを経由してタンクに導く経路を設け、この経路のもっ
とも上流側の圧力がタンク圧であればすべてのコントロ
ールバルブは非操作、圧力が所定値以上であればいずれ
かのコントロールバルブが操作されていると判断でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のホイ
ール式油圧ショベルにあっては、作業アクセル時は走行
用コントロールバルブが非操作と検出されているので、
アクセルペダルの踏み込みによりエンジン回転数がアイ
ドル回転数以上の所定回転数で回転しているときでも、
すべての操作レバーが所定時間以上操作されないとエン
ジン回転数がアイドル回転数に自動的に低減されてしま
い、運転者に違和感を与えることがある。これは、オー
トアイドルの条件が用途に応じてきめ細かく設定されて
いないことによる。
【0005】本発明の目的は、作業時にアクセルペダル
で回転数調節しているときはオートアイドル機能を禁止
して操作性を向上させた油圧走行車両を提供することに
ある。本発明の他の目的は、油圧走行車両の使用目的に
応じてオートアイドル条件を切換えることにより汎用性
の高いオートアイドル機能を設定できる油圧走行車両を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図面に対応
づけて本発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の油圧走行車両は、原動機41
で駆動される可変容量油圧ポンプ10,20と、可変容
量油圧ポンプ10,20から吐出される圧油で駆動され
る走行用油圧モータ31と、可変容量油圧ポンプ10,
20から吐出される圧油で駆動される複数の作業用油圧
アクチュエータ32〜35と、走行用油圧モータ31の
回転数を調節するアクセルペダル51と、少なくともア
クセルペダル51の踏み込み量に応じて原動機41の回
転数を調節する回転数調節手段63と、複数の作業用油
圧アクチュエータ32〜35をそれぞれ操作する操作レ
バー手段BLと、操作レバー手段BLのすべてが所定時
間以上操作されていないときに原動機41の回転数を所
定の低回転数に低減する原動機回転数低減手段607,
610,611と、操作レバー手段BLのすべてが所定
時間以上操作されていないときであっても、アクセルペ
ダル51の操作が検出されると原動機回転数低減手段6
07の動作を禁止する禁止手段610とを備え、これに
より、上述した目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、原動機41で駆動される可変
容量油圧ポンプ10,20と、可変容量油圧ポンプ1
0,20から吐出される圧油で駆動される走行用油圧モ
ータ31と、可変容量油圧ポンプ10,20から吐出さ
れる圧油で駆動される複数の作業用油圧アクチュエータ
32〜35と、走行用油圧モータ31の回転数を調節す
るアクセルペダル51と、アクセルペダル51の操作量
を検出するペダル検出手段69と、ペダル検出手段69
で検出されるペダル操作量に基づいて原動機41の回転
数を調節する回転数調節手段63と、複数の作業用油圧
アクチュエータ32〜35のそれぞれを操作する操作レ
バー手段BLと、操作レバー手段BLの操作を検出する
レバー検出手段17と、レバー検出手段17により操作
レバー手段BLのすべてが所定時間以上操作されていな
いことが検出されたときに、原動機41の回転数を所定
の低回転数に低減する原動機回転数低減手段607,6
10,611と、ペダル検出手段69によりアクセルペ
ダル51の操作が検出されると原動機回転数低減手段6
07の動作を禁止する禁止手段610とを備え、これに
より、上述した目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、請求項2の油圧走行車両にお
いて、操作レバー検出手段17は、作業用油圧アクチュ
エータ32〜35への圧油の流量と方向を制御するコン
トロールバルブ12〜14、21〜24の操作の有無に
より操作レバー手段BLの操作を検出することを特徴と
する。 (4)請求項4の発明は、原動機41で駆動される可変
容量油圧ポンプ10,20と、可変容量油圧ポンプ1
0,20から吐出される圧油で駆動される走行用油圧モ
ータ31と、可変容量油圧ポンプ10,20から吐出さ
れる圧油で駆動される複数の作業用油圧アクチュエータ
32〜35と、走行用油圧モータ31の回転数を調節す
るアクセルペダル51と、燃料レバー65aおよびアク
セルペダル51のいずれか一方の操作量に応じて原動機
41の回転数を調節する回転数調節手段63と、複数の
作業用油圧アクチュエータ32〜35をそれぞれ操作す
る操作レバー手段BLと、所定のオートアイドル条件が
成立すると原動機41の回転数を所定の低回転数に低減
する原動機回転数低減手段607,610,611と、
燃料レバー65aにより回転数を調節して行う第1の作
業と、アクセルペダル51で回転数を調節して行う第2
の作業および走行とに応じてオートアイドル条件を切換
える切換手段607,610とを備え、これにより上述
した目的を達成する。 (5)請求項5の発明は、請求項4の油圧走行車両にお
いて、第1の作業のオートアイドル条件は、操作レバー
手段BLのすべてが所定時間以上操作されていないこと
を含み、第2の作業および走行のオートアイドル条件
は、操作レバー手段BLのすべてが非操作でありかつア
クセルペダル51が操作されていないことを含むことを
特徴とする
【0007】(1)請求項1〜3の発明による油圧走行
車両では、原動機回転数低減手段607,610,61
1により、操作レバー手段BLがすべて所定時間以上操
作されなければ原動機回転数が所定の回転数に低減され
るが、アクセルペダル51が踏み込まれているときは、
その原動機回転数低減手段607の動作が禁止される。 (2)請求項4および5の発明による油圧走行車両で
は、切換手段607,610により、燃料レバー65a
により回転数を調節して行う第1の作業と、アクセルペ
ダル51で回転数を調節して行う第2の作業および走行
とに応じてオートアイドル条件が切換えられる。その結
果、油圧走行車両の使用目的に応じたオートアイドル条
件を個別に設定できる。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【実施の形態】図1〜図9により本発明をホイール式油
圧ショベルに適用した場合について説明する。ホイ−ル
式油圧ショベルは、ホイール式走行体上に旋回体を旋回
可能に搭載し、この旋回体に作業用アタッチメントを取
付けたものである。
【0010】図1は本発明によるホイール式油圧ショベ
ルの油圧回路を示す。この油圧回路は、図示しないエン
ジンにより駆動されるメインポンプ10,20と、メイ
ンポンプ10に対して直列に配設された4つのコントロ
ールバルブ11〜14と、メインポンプ20に対して直
列に配設された5つのコントロールバルブ21〜25
と、コントロールバルブ11,25により制御された圧
油により駆動される走行モータ31と、コントロールバ
ルブ12により制御された圧油により駆動されるバケッ
トシリンダ32と、コントロールバルブ13,23によ
り制御された圧油により駆動されるブームシリンダ33
と、コントロールバルブ14,22により制御された圧
油により駆動されるアームシリンダ34と、コントロー
ルバルブ21により制御された圧油により駆動される旋
回モータ35とを備えている。コントロールバルブ24
は予備のコントロールバルブである。走行モータ31,
ブームシリンダ33,アームシリンダ34はメインポン
プ10,20からの圧油が合流して動作速度を高速化す
る合流回路で駆動される。パイロットポンプ10Aは後
述するパイロット回路へパイロット圧油を供給するとと
もに、後述するオートアイドル制御による操作レバー操
作/非操作の検出回路にも供給される。
【0011】図2は図1に示した走行油圧回路の詳細を
示す図である。なお、図2の走行油圧回路は図1の一方
のメインポンプ10と一方の走行用コントロールバルブ
11について示すものである。図2に示すように、エン
ジン(原動機)41により駆動されるメインポンプ10
からの吐出油は、コントロールバルブ11によりその方
向および流量が制御され、カウンタバランスバルブ42
を内蔵したブレーキバルブ43を経て走行モータ31に
供給される。走行モータ31の出力軸にはトランスミッ
ション44が連結されている。走行モータ31の回転は
トランスミッション44,プロペラシャフト45,アク
スル46を介してタイヤ47を駆動しホイール式油圧シ
ョベルが走行する。
【0012】メインポンプ10の押除け容積(傾転量)
はポンプ吐出圧力に応じてレギュレータ48で調節され
る。レギュレータ48にはトルク制限部が設けられ、こ
のトルク制限部にポンプ吐出圧力がフィードバックされ
ていわゆる馬力制御が行なわれる。
【0013】コントロールバルブ11はパイロット回路
からのパイロット圧力によって、その切換方向とストロ
ーク量が制御される。このストローク量を調節すること
により車両の走行速度を制御することができる。パイロ
ット回路は、図1にも示したパイロットポンプ10A
と、アクセルペダル51の踏込みに応じてパイロット2
次圧力を発生する走行パイロットバルブ52と、このパ
イロットバルブ52に後続しパイロットバルブ52への
戻り油を遅延するスローリターンバルブ53と、このス
ローリターンバルブ53に後続し車両の前進、後進、中
立を選択する前後進切換バルブ54とを有する。この前
後進切換バルブ54は後述する前後進スイッチ66によ
り切り換えられる電磁切換弁である。走行パイロット圧
力は後述する圧力センサ69で検出される。
【0014】図2は前後進切換バルブ54が中立(N位
置)、走行パイロットバルブ52が操作されていない状
態を示しており、したがって、コントロールバルブ11
が中立位置にあって、メインポンプ10からの圧油はタ
ンクに戻り車両は停止している。前後進切換バルブ54
を前進(F位置)または後進(R位置)に切り換え、ア
クセルペダル51を踏込み操作すると、踏込み量に応じ
たパイロット2次圧力が発生する。アクセルペダル51
の操作に比例して発生するパイロット圧は前後進切換バ
ルブ54を通って前進側パイロット圧油と後進側パイロ
ット圧油として出力され、コントロールバルブ11のパ
イロットポートに作用する。コントロールバルブ11
は、パイロット圧に応じたストローク量で切り換わる。
コントロールバルブ11の切り替えにより、メインポン
プ10からの吐出油がコントロールバルブ11,センタ
ージョイント55,ブレーキバルブ43を経由して走行
モータ31に導かれ、走行モータ31が駆動されてホイ
ール式油圧ショベルが走行する。
【0015】走行モータ31は自己圧傾転制御機構を備
えており、駆動圧が所定値以上になるとその圧力が高く
なるにつれて容積を大きくして低速・高トルクで駆動
し、駆動圧が低くなるにつれ容積を小さくし高速・低ト
ルクで駆動する。駆動圧はシャトルバルブ56から走行
モータ31のコントロールピストン58,サーボピスト
ン59に作用する。
【0016】走行中にアクセルペダル51を離すと走行
パイロットバルブ52がパイロットポンプ10Aからの
圧油を遮断し、その出口ポートがタンクと連通される。
この結果、コントロールバルブ11のパイロットポート
に作用していた圧油が前後進切換バルブ54,スローリ
ターンバルブ53,走行パイロットバルブ52を介して
タンクに戻る。このとき、スローリターンバルブ53の
絞りにより戻り油が絞られるから、コントロールバルブ
11は徐々に中立位置に切り換わる。コントロールバル
ブ11が中立位置に切り換わると、メインポンプ10か
らの吐出油はタンクへ戻り、走行モータ31への圧油
(駆動圧)の供給が遮断され、カウンタバランスバルブ4
2も図示の中立位置に切り換わる。
【0017】この場合、車体は車体の慣性力により走行
を続け、走行モータ31はモータ作用からポンプ作用に
変わり、図中Bポート側が吸入、Aポート側が吐出とな
る。走行モータ31からの圧油は、カウンタバランスバ
ルブ42の絞り(中立絞り)により絞られるため、カウ
ンタバランスバルブ42と走行モータ31との間の圧力
が上昇して走行モータ31にブレーキ圧として作用す
る。これにより走行モータ31はブレーキトルクを発生
し車体を制動させる。ポンプ作用中に吸入油量が不足す
ると、走行モータ31にはメイクアップポートMPより
油量が補充される。ブレーキ圧はリリーフバルブRV
1,RV2により、その最高圧力が規制される。
【0018】リリーフバルブRV1,RV2の戻り油は
走行モータ31の吸入側に導かれているので、リリーフ
中はモータ内部で閉回路となり、作動油温が上昇し機器
に悪影響を及ぼすおそれがある。そのため、カウンタバ
ランスバルブ42の中立絞りから小流量の圧油を逃がし
てコントロールバルブ11に導き、コントロールバルブ
11内ではA,Bポートを連通し(A−B連通)、再
度、走行モータ31の吸入側に戻す循環回路を形成し、
作動油温を冷却している。
【0019】下り坂でアクセルペダル51を離している
場合は、上述した減速時同様、油圧ブレーキが発生し、
車両を制動させながら慣性走行で坂を下る。降坂時は、
アクセルペダル51を踏込み操作している場合でもカウ
ンタバランスバルブ42が作動し、メインポンプ10か
ら走行モータ31への流入流量に応じたモータ回転速度
(走行速度)になるよう油圧ブレーキ圧を発生させる。
【0020】ホイール式油圧ショベルの作業アタッチメ
ントはたとえば、ブーム、アーム、バケットからなる。
運転室にはアーム用、ブーム用およびバケット用のパイ
ロット操作レバーが設けられている。図3は作業アタッ
チメント用パイロット回路を代表してブームパイロット
回路を示している。ブーム操作レバーBLを操作する
と、その操作量に応じて減圧弁(パイロットバルブ)P
Vで減圧されたパイロットポンプ10Aからの圧力によ
り油圧パイロット切換式のブーム用コントロールバルブ
13,23(図1)が切換わり、メインポンプ10から
の吐出油がコントロールバルブ13,23を介してブー
ムシリンダ33に導かれ、ブームシリンダ33の伸縮に
よりブームが昇降する。ブーム操作レバーBLをブーム
上げ側に操作するとブームシリンダ33のボトム側にブ
ーム上げパイロット圧油が供給され、ブーム下げ側に操
作するとブームシリンダ33のロッド側にブーム下げパ
イロット圧油が供給される。
【0021】図1および図4では図示を省略するが、ブ
ーム操作レバーBLやアクセルペダル51の他に、アー
ムレバー、バケットレバー、旋回レバーが設けられ、ブ
ームレバーBLと同様に各レバーの操作量に応じたパイ
ロット圧油を吐出する減圧弁(パイロット弁)と、その
吐出パイロット圧油でそれぞれ切換えられるコントロー
ルバルブと、コントロールバルブからの圧油で駆動され
るアクチュエータとを備えている。
【0022】図4はオートアイドル制御に使用される操
作レバーの操作/非操作状態を検出する回路を説明する
図である。メインポンプ10,20およびパイロットポ
ンプ10Aとコントロールバルブ11〜14,21〜2
5は図1に示したものである。パイロットポンプ10A
からの吐出油は、管路L1を介してバケット用コントロ
ールバルブ12、ブーム用コントロールバルブ13、ア
ーム用コントロールバルブ14、旋回用コントロールバ
ルブ21、アーム用コントロールバルブ22、ブーム用
コントロールバルブ23および予備用コントロールバル
ブ24を通ってタンクへ導かれる。管路L1には絞り1
6が設けられ、絞り16の下流側にオートアイドル用圧
力スイッチ17が設けられている。コントロールバルブ
12〜14,21〜24のいずれか一つのバルブが操作
されると、絞り16の下流側の管路L1の圧力が上昇
し、圧力スイッチ17がオンしてコントロールバルブ、
すなわち操作レバーが操作されたことが検出される。
【0023】図5はエンジン回転数を制御する制御回路
のブロック図であり、CPUなどで構成されるコントロ
ーラ60により各機器が制御される。エンジン41のガ
バナ61は、リンク機構62を介してパルスモータ63
に接続され、パルスモータ63の回転によりエンジン4
1の回転数が制御される。すなわち、パルスモータ63
の正転で回転数が上昇し、逆転で低下する。このパルス
モータ63の回転は、コントローラ60からの制御信号
により制御される。ガバナ61にはリンク機構62を介
してポテンショメ−タ64が接続され、このポテンショ
メ−タ64によりエンジン41の回転数に応じたガバナ
レバー角度を検出し、エンジン制御回転数Nθとしてコ
ントローラ60に入力される。コントローラ60にはま
た、運転室に設けられた燃料レバー65aの手動操作に
応じた目標回転数FLを指令するポテンショメータ65
と、前後進切換バルブ54をN,F,R位置に切換え指
令する前後進切換スイッチ66と、駐車ブレーキスイッ
チ67Aと、作業ブレーキスイッチ67Bと、オートア
イドル機能を可能とするオートアイドルスイッチ68
と、走行パイロット圧力を検出するパイロット圧力セン
サ69と、図4に示したオートアイドル用圧力スイッチ
17がそれぞれ接続されている。
【0024】駐車ブレーキスイッチ67Aは駐車時にオ
ンされて駐車ブレーキを動作状態とする。作業ブレーキ
スイッチ67Bは作業時にオンされて駐車ブレーキとサ
ービスブレーキを動作状態とする。走行時はいずれのス
イッチも操作されないので、駐車ブレーキは解除され、
ブレーキペダルによりサービスブレーキが作動する。こ
れらのブレーキスイッチ67A、67Bおよび前後進切
換スイッチ66の操作状態に応じて、燃料レバー65a
によりエンジン回転数調節して行う通常の作業(以下、
通常作業と呼ぶ)、走行およびアクセルペダルにより回
転数調節して行う作業(以下、作業アクセルと呼ぶ)を
識別することができる。図6はその識別表であり、後述
する図7の作業/走行識別回路604は図6の論理にし
たがって走行信号と作業アクセル信号を出力する。
【0025】図7はコントローラ60の詳細を説明する
概念図である。関数発生器601はアクセルペダル踏み
込み量に比例した走行用目標エンジン回転数Ntを出力
し、関数発生器602はアクセルペダル踏み込み量に比
例した作業用目標エンジン回転数Ndaを出力し、関数発
生器603は燃料レバー65aの操作量に比例した目標
エンジン回転数Ndlを出力する。
【0026】すなわち、関数発生器601,602は、
走行パイロット圧力センサ69で検出されるパイロット
圧Ptとエンジン41の目標回転数を対応付けた関数
(回転数特性)L1,L2によって定まる走行目標回転
数Ntと作業アクセル目標回転数Ndaを出力する。関数
発生器603は、燃料レバー65aの操作量に依存した
信号FLとエンジン41の目標回転数を対応づけた関数
(回転数特性)L3によって定まる作業レバー目標回転
数Ndlを出力する。
【0027】関数発生器601から出力される走行アク
セル用目標回転数特性L1による目標回転数Ntと、関
数発生器602から出力される作業アクセル用目標回転
数特性L2による目標回転数Ndaとを選択スイッチ60
5で選択する。選択スイッチ605は作業/走行識別回
路604からの切換信号で切り換えられる。作業/走行
識別回路604には、前後進切換スイッチ66と、駐車
ブレーキスイッチ67Aと、作業ブレーキスイッチ67
Bから切換信号が入力されている。作業/走行識別回路
604は、前後進切換スイッチ66が前後いずれかの位
置に切換えられ、駐車ブレーキスイッチ67Aと作業ブ
レーキスイッチ67Bの双方がオフされているときは走
行信号を出力する。選択スイッチ605は、この走行信
号により特性L1を選択する。また、作業/走行識別回
路604は、前後進切換スイッチ66が中立位置に切換
えられ、駐車ブレーキスイッチ67Aと作業ブレーキス
イッチ67Bの双方がオンされているときは作業アクセ
ル信号を出力する。作業/走行識別回路604は、前後
進切換スイッチ66が中立位置に切換えられ、駐車ブレ
ーキスイッチ67Aがオン、作業ブレーキスイッチ67
Bがオフされているときも作業アクセル信号を出力す
る。選択スイッチ605は、この作業アクセル信号によ
り特性L2を選択する。選択スイッチ605で選択され
た目標回転数は最大値選択回路606に入力され、関数
発生器603から出力される燃料レバー用特性L3によ
る目標回転数Ndlと比較される。最大値選択回路606
は2入力のうち大きい方を選択する。
【0028】図8を参照して特性L1〜L3について詳
細に説明する。特性L1はアクセルペダル51の踏み込
み量に依存する走行に適した走行用目標回転数特性であ
り、特性L2はアクセルペダル51の踏み込み量に依存
する作業に適した作業用目標回転数特性である。作業と
は、作業用アタッチメントを使用する掘削作業などをい
う。特性L1はL2よりも目標回転数の立上り、すなわ
ち傾きが急峻となっており、特性L1のアイドル回転数
Ntidおよび最高回転数Ntmaxは特性L2のアイドル回
転数Ndidおよび最高回転数Ndamaxよりもそれぞれ高く
設定されている。特性L3は燃料レバー65aの操作量
に依存する作業に適した作業用回転数特性である。特性
L2,L3は、その傾き、すなわち操作量に対するエン
ジン回転数の変化量を等しくするとともに、アイドル回
転数Ndidと、フル操作に対する目標回転数Ndmaxも等
しくされている。
【0029】図7において、最大値選択回路606から
出力される目標設定回転数Nyは切換スイッチ607を
介してサーボ制御部608に入力される。切換スイッチ
607はオートアイドル切換回路610からの出力で切
換えられ、オートアイドル回転数発生回路611からの
オートアイドル目標回転数Naiおよび上述した目標設定
回転数Nyのいずれか一方を回転数指令値Ninとして出
力する。オートアイドル切換回路610にはオートアイ
ドルスイッチ68,オートアイドル圧力スイッチ17,
走行パイロット圧力センサ69,および目標設定回転数
Nyが最大値選択回路606からそれぞれ入力され、後
述するアルゴリズムによりオートアイドル切換スイッチ
607を切換える。
【0030】切換スイッチ607から回転数指令値Nin
が出力されると、その回転数指令値Ninはサーボ制御部
608でポテンショメ−タ64により検出したガバナレ
バーの変位量に相当する制御回転数Nθと比較され、図
9に示す手順にしたがって両者が一致するようパルスモ
ータ63が制御される。
【0031】図9において、まずステップS21で回転
数指令値Ninと制御回転数Nθとをそれぞれ読み込み、
ステップS22に進む。ステップS22では、Nθ−N
inの結果を回転数差Aとしてメモリに格納し、ステッ
プS23において、予め定めた基準回転数差Kを用い
て、|A|≧Kか否かを判定する。肯定されるとステッ
プS24に進み、回転数差A>0か否かを判定し、A>
0ならば制御回転数Nθが回転数指令値Ninよりも大き
い、つまり制御回転数が目標回転数よりも高いから、エ
ンジン回転数を下げるためステップS25でモータ逆転
を指令する信号をパルスモータ63に出力する。これに
よりパルスモータ63が逆転しエンジン41の回転数が
低下する。
【0032】一方、A≦0ならば制御回転数Nθが回転
数指令値Ninよりも小さい、つまり制御回転数が目標回
転数よりも低いから、エンジン回転数を上げるためステ
ップS26でモータ正転を指令する信号を出力する。こ
れにより、パルスモータ63が正転し、エンジン41の
回転数が上昇する。ステップS23が否定されるとステ
ップS27に進んでモータ停止信号を出力し、これによ
りエンジン41の回転数が一定値に保持される。ステッ
プS25〜S27を実行すると始めに戻る。
【0033】図10はオートアイドル切換回路610を
ソフトウエアとして示すフローチャートである。ステッ
プS21では走行か作業かあるいは作業アクセルかを判
別する。作業であればステップS22において、作業時
のオートアイドルの条件が成立しているか判別する。そ
の条件は次の通りである。 (1)オートアイドルスイッチ68がオンされているこ
と。 (2)すべての操作レバーが所定時間(たとえば4秒以
上)中立とされていること。 (3)回転数目標値Nyが一定であること(回転数変動
がないこと)。
【0034】ステップS21で走行あるいは作業アクセ
ルと判別されるとステップS23へ進む。ステップS2
3では作業アクセル時および走行時のオートアイドルの
条件が成立しているか判別する。その条件は次の通りで
ある。 (1)オートアイドルスイッチ68がオンされているこ
と。 (2)すべての操作レバーが所定時間(たとえば4秒以
上)中立とされていること。 (3)回転数目標値が一定であること(回転数変動がな
いこと)。 (4)アクセルペダル51が非操作であること(操作さ
れていないこと)。
【0035】ステップS22で作業時のオートアイドル
条件が成立していると判別された場合、または、ステッ
プS23で走行時および作業アクセル時のオートアイド
ル条件が成立していると判別された場合、ステップS2
4においてオートアイドル切換スイッチ607をオート
アイドル側Aへ切換える。一方、ステップS22で作業
時のオートアイドル条件が成立していないと判別された
場合、または、ステップS23で走行時および作業アク
セル時のオートアイドル条件が成立していないと判別さ
れた場合、ステップS25においてオートアイドル切換
スイッチ607を設定回転数側Bへ切換える。
【0036】以上のように構成された原動機回転数制御
装置の動作について更に具体的に説明する。図7におい
て、走行時は、作業/走行識別回路604により選択ス
イッチ605が目標回転数特性L1により設定される目
標回転数Ntを選択する。走行時は燃料レバー65aが
最小操作位置に固定されているから、最大値選択回路6
06から出力される目標設定回転数Nyは、特性L1に
よる目標回転数Ntである。上述したオートアイドルの
条件が成立していれば、オートアイドル切換回路610
からの信号により切換スイッチ607は接点A側に切換
えられ、オートアイドル回転数発生回路611から出力
されるオートアイドル目標回転数Naiがサーボ制御回路
609へ回転数指令値Ninとして出力される。上述した
オートアイドルの条件が成立していなければ、切換スイ
ッチ607は接点B側に切換えられているから、最大値
選択回路606から出力される目標設定回転数Nyがサ
ーボ制御回路609へ回転数指令値Ninとして出力され
る。
【0037】次に、作業時に燃料レバー65aを最小操
作位置に設定してアクセルペダル51によりエンジン回
転数を調節する場合、換言すると、作業アクセル時につ
いて説明する。作業アクセル時は、作業/走行識別回路
604により選択スイッチ605が目標回転数特性L2
で設定される目標回転数Ndaを選択する。燃料レバー6
5aは最小操作位置に固定されているから、最大値選択
回路606から出力される目標設定回転数Nyは、特性
L2による目標回転数Ndaである。オートアイドルの条
件が成立していれば、オートアイドル切換スイッチ60
7は接点A側に切換えられているから、走行時と同様に
オートアイドル目標回転数Naiがサーボ制御回路608
へ回転数指令値Ninとして出力され、オートアイドルの
条件が成立していなければ最大値選択回路606で選択
された目標設定回転数Nyがサーボ御回路609へ回転
数指令値Ninとして出力される。この場合、アクセルペ
ダル51の踏み込みが検出されたときにオートアイドル
によるエンジン回転数の低減を禁止するようにしたの
で、作業アクセル時にアクセルペダル51が踏み込まれ
ていれば、作業用操作レバーのすべてが所定時間、たと
えば4秒間操作されない状態が続いてもエンジン回転数
がアイドル回転数Naiに低減することがなく、違和感が
なくなる。
【0038】作業時に燃料レバー65aによりエンジン
回転数を調節する場合について説明する。作業時、作業
/走行識別回路604により選択スイッチ605は目標
回転数特性L2で設定される目標回転数Ndlを選択す
る。関数発生器603は燃料レバー65aの操作量に応
じた目標回転数Ndlを出力する。選択スイッチ605か
ら出力される目標回転数Ndaはアクセルペダル51が操
作されない限りアイドル回転数Ndidであり、最大値選
択回路606から出力される目標設定回転数Nyは、特
性L3による目標回転数Ndlである。オートアイドル
の条件が成立していれば、走行時と同様にオートアイド
ル目標回転数Naiがサーボ制御回路608へ回転数指令
値Ninとして出力され、オートアイドルの条件が成立し
ていなければ最大値選択回路606で選択された目標設
定回転数Nyがサーボ御回路608へ回転数指令値Nin
として出力される。
【0039】このように、この実施の形態によれば、燃
料レバー65aによりエンジン回転数を調節して作業を
行う通常作業時と、走行時およびアクセルペダルにより
エンジン回転数を調節して作業を行う作業アクセル時に
応じてオートアイドル条件を切換えるようにし、アクセ
ルペダル51の踏み込みが検出されたときにオートアイ
ドル機能を禁止するようにしたので、作業アクセル時に
アクセルペダル51が踏み込まれていれば、作業用操作
レバーのすべてが所定時間操作されない状態が続いても
エンジン回転数がアイドル回転数まで低減されることが
なく、違和感がなくなる。また、アクセルペダル踏み込
み量を検出する圧力センサ69の信号に応じてエンジン
回転数を調節するとともに、そのアクセルペダル踏み込
み量に応じた圧力に基づいてアクセルペダル51の操作
/非操作を判断するようにしたので、専用の検出手段を
設ける必要がなく、コスト低減できる。
【0040】以上の実施の形態において、アクセルペダ
ルまたは燃料レバーの操作量に応じてエンジン目標回転
数を設定する例を示したが、アップダウンスイッチでエ
ンジン目標回転数を設定するものにも本発明を適用する
ことができる。また、ホイール式油圧ショベル以外の油
圧走行車両にも本発明を同様に適用できる。
【0041】以上の実施の形態において、操作レバーB
Lなどが操作レバー手段BLを、パルスモータ63など
が回転数調節手段を、オートアイドル切換回路610や
オートアイドル切換スイッチ607が回転数低減手段や
禁止手段610を、走行パイロット圧力センサ69がペ
ダル検出手段69を、圧力スイッチ17がレバー検出手
段17をそれぞれ構成する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果を得ることができる。(1)請求項1〜3の
発明によれば、アクセルペダルの踏み込みが検出された
ときにオートアイドルによる原動機回転数の低減を禁止
するようにしたので、作業アクセル時にアクセルペダル
が踏み込まれていれば、作業用操作レバーのすべてが所
定時間操作されない状態が続いても原動機回転数が所定
の回転数まで低減されることがなく、違和感がなくな
る。とくに請求項2の発明のように、アクセルペダル踏
み込み量に応じて原動機回転数を調節する場合、検出さ
れるアクセルペダル踏み込み量に基づいてアクセルペダ
ルの操作/非操作を判断するようにしたので、専用の検
出手段を設ける必要がなく、コスト低減できる。(2)
請求項4および5の発明によれば、作業時と走行および
作業アクセル時に応じてオートアイドル条件を切換える
ようにしたので、作業時と走行および作業アクセル時に
それぞれ適切な条件を個別に設定することができ、汎用
性の高いオートアイドル機能を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るホイール式油圧ショベルの全
体油圧回路図
【図2】図1の走行油圧回路の詳細を示す回路図
【図3】作業用パイロット油圧回路のうちブームパイロ
ット回路を示す図
【図4】オートアイドルによる操作レバーの操作/非操
作を検出する回路を示す図
【図5】エンジン回転数を制御する制御回路を説明する
【図6】通常作業と走行および作業アクセルを識別する
論理を説明する図
【図7】図5に示す制御回路の詳細を説明する図
【図8】アクセルペダルと燃料レバーにより設定される
回転数特性を説明するグラフ
【図9】エンジン回転数の制御手順を示すフローチャー
【図10】オートアイドル切換回路の詳細を説明するフ
ローチャート
【符号の説明】
10,20:可変容量油圧ポンプ 10A:パイロット
ポンプ 11〜14、21〜25:コントロールバルブ 17:オートアイドル用圧力スイッチ 31:走行用
油圧モータ 41:エンジン 51:アクセルペダル 60:コントローラ 63:パルスモータ 65:ポテンショメータ 65a:燃料レバー 67:ブレーキスイッチ 68:オートアイドルス
イッチ 601〜603:関数発生器 604:作業/走行
識別回路 607:切換スイッチ 610:オートアイドル切換
回路 611:オートアイドル回転数発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D003 AA01 AB06 AC06 BA01 CA02 DA04 DB05 3G093 AA10 AA15 BA14 CA04 EB05 EC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機で駆動される可変容量油圧ポンプ
    と、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る走行用油圧モータと、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る複数の作業用油圧アクチュエータと、 前記走行用油圧モータの回転数を調節するアクセルペダ
    ルと、 少なくとも前記アクセルペダルの踏み込み量に応じて前
    記原動機の回転数を調節する回転数調節手段と、 前記複数の作業用油圧アクチュエータをそれぞれ操作す
    る操作レバー手段と、 前記操作レバー手段のすべてが所定時間以上操作されて
    いないときに前記原動機の回転数を所定の低回転数に低
    減する原動機回転数低減手段と、 前記操作レバー手段のすべてが所定時間以上操作されて
    いないときであっても、前記アクセルペダルの操作が検
    出されると前記原動機回転数低減手段の動作を禁止する
    禁止手段とを備えることを特徴とする油圧走行車両。
  2. 【請求項2】原動機で駆動される可変容量油圧ポンプ
    と、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る走行用油圧モータと、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る複数の作業用油圧アクチュエータと、 前記走行用油圧モータの回転数を調節するアクセルペダ
    ルと、 前記アクセルペダルの操作量を検出するペダル検出手段
    と、 前記ペダル検出手段で検出されるペダル操作量に基づい
    て前記原動機の回転数を調節する回転数調節手段と、 前記複数の作業用油圧アクチュエータのそれぞれを操作
    する操作レバー手段と、 前記操作レバー手段の操作を検出するレバー検出手段
    と、 前記レバー検出手段により前記操作レバー手段のすべて
    が所定時間以上操作されていないことが検出されたとき
    に、前記原動機の回転数を所定の低回転数に低減する原
    動機回転数低減手段と、 前記ペダル検出手段により前記アクセルペダルの操作が
    検出されると前記原動機回転数低減手段の動作を禁止す
    る禁止手段とを備えることを特徴とする油圧走行車両。
  3. 【請求項3】請求項2の油圧走行車両において、 前記操作レバー検出手段は、前記作業用油圧アクチュエ
    ータへの圧油の流量と方向を制御するコントロールバル
    ブの操作の有無により前記操作レバー手段の操作を検出
    することを特徴とする油圧走行車両。
  4. 【請求項4】原動機で駆動される可変容量油圧ポンプ
    と、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る走行用油圧モータと、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る複数の作業用油圧アクチュエータと、 前記走行用油圧モータの回転数を調節するアクセルペダ
    ルと、 燃料レバーおよび前記アクセルペダルのいずれか一方の
    操作量に応じて前記原動機の回転数を調節する回転数調
    節手段と、 前記複数の作業用油圧アクチュエータをそれぞれ操作す
    る操作レバー手段と、 所定のオートアイドル条件が成立すると前記原動機の回
    転数を所定の低回転数に低減する原動機回転数低減手段
    と、 前記燃料レバーにより前記回転数を調節して行う第1の
    作業と、前記アクセルペダルで前記回転数を調節して行
    う第2の作業および走行とに応じて前記オートアイドル
    条件を切換える切換手段とを備えることを特徴とする油
    圧走行車両。
  5. 【請求項5】請求項4の油圧走行車両において、 前記第1の作業の前記オートアイドル条件は、前記操作
    レバー手段のすべてが所定時間以上操作されていないこ
    とを含み、前記第2の作業および走行の前記オートアイ
    ドル条件は、前記操作レバー手段のすべてが非操作であ
    りかつ前記アクセルペダルが操作されていないことを含
    むことを特徴とする油圧走行車両。
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