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JP2001289254A - 車輪用軸受 - Google Patents

車輪用軸受

Info

Publication number
JP2001289254A
JP2001289254A JP2000135513A JP2000135513A JP2001289254A JP 2001289254 A JP2001289254 A JP 2001289254A JP 2000135513 A JP2000135513 A JP 2000135513A JP 2000135513 A JP2000135513 A JP 2000135513A JP 2001289254 A JP2001289254 A JP 2001289254A
Authority
JP
Japan
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seal plate
bearing
seal
plate
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000135513A
Other languages
English (en)
Inventor
Tateo Adachi
健郎 安達
Takayuki Norimatsu
孝幸 乗松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2000135513A priority Critical patent/JP2001289254A/ja
Priority to US09/709,390 priority patent/US6637754B1/en
Priority to DE10056175A priority patent/DE10056175A1/de
Publication of JP2001289254A publication Critical patent/JP2001289254A/ja
Priority to US10/607,198 priority patent/US6979001B2/en
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/583Details of specific parts of races
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C2220/00Shaping
    • F16C2220/60Shaping by removing material, e.g. machining
    • F16C2220/70Shaping by removing material, e.g. machining by grinding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2226/00Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
    • F16C2226/10Force connections, e.g. clamping
    • F16C2226/12Force connections, e.g. clamping by press-fit, e.g. plug-in
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2233/00Monitoring condition, e.g. temperature, load, vibration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/64Special methods of manufacture

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール板の嵌合部から浸入する水の軸受内へ
の流入が防止できて、軸受寿命の向上が図れ、シール板
の抜けや移動の問題が生じず、かつ磁束密度の確保が容
易なものとする。 【解決手段】 内方部材1と外方部材2の間にシール装
置5を設ける。このシール装置5は、第1のシール板1
1にエンコーダ格子となる弾性部材14を設ける。第2
のシール板12には、サイドリップ16aとラジアルリ
ップ16bを一体に設ける。ラジアルリップ16bは、
内方部材1のシール板嵌合部の近傍の外径面に摺接する
ものとする。内方部材1には段付部20を設け、第1の
シール板11は、この段付部20に嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等におけ
る車輪用軸受に関し、特に回転検出用のエンコーダ格子
を一体化した密封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示すように転動体103
を介して転接する内方部材101および外方部材102
間にシール装置105を設けた車輪用軸受において、シ
ール装置105にエンコーダ格子106を一体化させた
ものが提案されている(例えば、特開平6−28101
8号)。シール装置105は、各々断面L字状とされた
第1,第2のシール板107,108を内方部材101
および外方部材102にそれぞれ嵌合させ、第2のシー
ル板108にリップ109を設けたものである。第1の
シール板107は、スリンガと呼ばれる。エンコーダ格
子106は、磁性体粉が混入された弾性部材であり、第
1のシール板107に加硫接着されている。エンコーダ
格子106は、円周方向に交互に磁極が形成されたもの
であり、対面配置された磁気センサ110で検出され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スリンガとなるシール
板107と回転輪となる内方部材101とは、圧入状態
に嵌合しているが、その嵌合部111から微量の水が軸
受内部へ浸入する恐れがある。このような水の浸入が生
じると、シール板107,108に錆が発生し、また内
部のグリースが劣化し、軸受寿命が低下する。そこで、
シール板107の内方部材101との嵌合部111にゴ
ム層を設けることを考えた。しかし、厚いゴム層を介在
させると、嵌合力が不足し、シール板107の抜けや軸
受内への移動が生じる恐れがある。上記嵌合部111に
パッキングを介在させた場合も、抜けや移動の問題が発
生する。弾性部材を介在させる代わりに、シール板10
7自体の材質を柔らかなものとして密着性を向上させる
ことは可能であるが、そのような材質は非磁性体である
ため、エンコーダ格子106の磁気コアとなる機能が得
られず、磁束密度が不足する。
【0004】シール板107の防錆性については、一般
的に使用されるSUS430等の耐食性の劣る磁性材に
代えて、SUS304相当の耐食性を有する磁性ステン
レス(SUS430MA、SUS430にニオブ,Ni
等を添加して耐食性を向上させたもの)を使用すること
で対応でき、磁束密度についても、SUS430MAで
はSUS430と同様に得られる。しかし、材質が高価
であるうえ、このような材質を用いても、水の浸入は防
げず、グリースの劣化による軸受寿命の低下は防げな
い。
【0005】この発明の目的は、シール板の嵌合部から
浸入する水の軸受内への流入が防止できて、軸受寿命の
向上が図れ、またシール板の抜けや移動の問題が生じ
ず、かつ磁束密度の確保が容易な車輪用軸受を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の車輪用軸受
は、内方部材および外方部材と、これら内外の部材間に
収容される複数の転動体と、上記内外の部材間の端部環
状空間を密封するシール装置とからなる車輪用軸受にお
いて、上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のう
ちの互いに異なる部材に各々取付けられた第1および第
2の環状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部
と立板部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向
し、第1のシール板は内方部材および外方部材のうちの
回転側の部材に嵌合され、立板部は軸受外方側に配され
ると共に、この立板部に磁性体粉が混入された弾性部材
が加硫接着されて、この弾性部材は周方向に交互に磁極
が形成され、第2のシール板の円筒部と上記第1のシー
ル板の立板部の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙
させ、第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリ
ップと、上記回転側部材のシール板嵌合部の近傍の外径
面に摺接するラジアルリップとを一体に有するものとし
たことを特徴とする。この構成によると、第1のシール
板の立板部に、磁性体粉の混入された弾性部材が加硫接
着され、周方向に交互に磁極が形成されているため、こ
の弾性部材でいわゆるエンコーダ格子が構成され、これ
に対面する磁気センサで回転検出を行うことができる。
内外の部材間のシールについては、第2のシール板に設
けられた各シールリップの摺接と、第2のシール板の円
筒部に第1のシール板の立板部先端が僅かな径方向隙間
で対峙することで構成されるラビリンスシールとで得ら
れる。上記シールリップのうちのラジアルリップは、回
転側部材のシール板嵌合部の近傍の外径面に摺接するた
め、第1のシール板と回転側部材との嵌合部から水が浸
入しても、ラジアルリップの摺接部で軸受内への浸入が
阻止される。そのため、浸入水でグリースが劣化するこ
とがなく、軸受寿命が向上する。また、このようにラジ
アルリップでシール性が確保されるため、第1のシール
板の材質が制限されず、適宜の磁性体を用いることで、
その立板部に設けられた弾性部材によるエンコーダ格子
の磁束密度を高めることができる。
【0007】この発明において、上記内方部材および外
方部材のうちの回転側の部材に、第1のシール板の厚み
相当の段差をもって小径となる段付部を設け、この段付
部の外径面に第1のシール板の円筒部を圧入しても良
い。このように、段付部を設けて第1のシール板を嵌合
させることにより、第1のシール板の軸受内方への移動
を防止することができ、第1のシール板の軸方向の設置
位置が規制されて、サイドリップの適切な締代が維持さ
れる。上記段付部は、シール板の円筒部の厚み相当の深
さであるため、段付部の形成に伴う回転側部材の強度劣
化や、第1のシール板の大型化の問題がなく、また段付
部が浅くて係合不十分となることも避けられる。
【0008】この発明の上記各構成の場合に、上記第2
のシール板のラジアルリップを軸受外側へ向かって傾斜
させても良い。ラジアルリップを軸受外側へ向かって傾
斜させた場合、逆向きの傾斜の場合に比べて、軸受外部
からの水や塵埃の侵入防止作用が高められる。
【0009】この発明の上記各構成の場合に、上記第2
のシール板のサイドリップを、径方向の内外2か所に設
けても良い。サイドリップは、主に軸受外から軸受内へ
の水の浸入防止機能を奏するものであり、このサイドリ
ップを内外2か所に設けることで、軸受内への水の浸入
防止機能が高められる。
【0010】この発明の上記各構成の場合に、上記第1
のシール板を、フェライト系ステンレスで形成されたも
のとしても良い。フェライト系ステンレスは、強磁性体
であり、これを第1のシール板に用いることで、エンコ
ーダ格子となる弾性部材の磁束密度を高めることができ
る。
【0011】この発明の上記各構成の場合に、上記第1
のシール板の立板部の先端と上記第2のシール板の円筒
部との少なくとも一方に、これらシール板に一体化され
た弾性部材の一部で形成される先端覆い部を設け、この
先端覆い部を含む第1のシール板の立板部先端の最大径
部が、第2のシール板の円筒部先端の最小径部よりも大
径でかつ軸受内側に位置するものとしても良い。この発
明の基本構成では、第2のシール板のラジアルリップが
第1のシール板の円筒部に摺接していないため、そのま
までは軸受への未組み込み状態で、第1,第2のシール
板が相互に分離する。そのため、搬送時や軸受への組立
作業が煩雑になり、工数が増える。これに対して、この
請求項の発明では、上記のように先端覆い部を設け、第
1のシール板の立板部先端の最大径部が、第2のシール
板の円筒部先端の最小径部よりも大径でかつ軸受内側に
位置するものとしたため、未組立状態において、第1の
シール板と第2のシール板とが分離することが防止さ
れ、一つの部品として取り扱うことができる。第1,第
2のシール板は、弾性部材の先端覆い部で相互に抜け止
め状態に係合させるので、相互に組み込み状態とした
り、分解したりすることが、先端覆い部の弾性変形で可
能になる。また、このような先端覆い部を設けることに
より、ラビリンスシールを構成する隙間の断面形状が蛇
行状となり、シール効果も向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図面と共に
説明する。図1に示すように、この車輪用軸受は、内方
部材1および外方部材2と、これら内外の部材1,2間
に収容される複数の転動体3と、内外の部材間の端部環
状空間を密封するシール装置5とからなる。内方部材1
および外方部材2は、転動体3の軌道面1a,2aを有
しており、各軌道面1a,2aは溝状に形成されてい
る。内方部材1および外方部材2は、各々転動体3を介
して互いに回転自在となった内周側の部材および外周側
の部材のことであり、軸受内輪および軸受外輪の単独で
あっても、これら軸受内輪や軸受外輪と別の部品とが組
合わさった組立部材であっても良い。また、内方部材1
は、軸であっても良い。転動体3は、ボールまたはころ
からなり、この例ではボールが用いられている。
【0013】図3は、車輪用軸受の全体構成の一例を示
す。この車輪用軸受は複列の転がり軸受、詳しくは複列
のアンギュラ玉軸受とされていて、その軸受内輪は、ハ
ブ輪6と、このハブ輪6の端部外径に嵌合した別体の内
輪1Aとで構成される。これらハブ輪6および別体内輪
1Aに各転動体列の軌道面が形成されている。上記の別
体内輪1Aが、図1の例における内方部材1となる。ハ
ブ輪6には、等速自在継手7の一端(例えば外輪)が連
結され、ハブ輪6のハブ部6aに車輪(図示せず)がボ
ルト8で取付けられる。等速自在継手7は、その他端
(例えば内輪)が駆動軸に連結される。外方部材2は、
フランジ2bを有する軸受外輪からなり、ナックル等か
らなるハウジング10に取付けられる。外方部材2は、
両転動体列の軌道面を有するものとされている。転動体
3は各列毎に保持器4で保持されている。内方部材1と
外方部材2の間の環状空間は、一端、つまり車軸中央側
の端部が上記のシール装置5で密封されている。外方部
材2とハブ輪6との間の環状空間の端部は、別のシール
装置13で密封されている。
【0014】シール装置5は、図1,図2に示すよう
に、内方部材1と外方部材2に各々取付けられた第1お
よび第2の環状のシール板11,12を有する。これら
シール板11,12は、各々内方部材1および外方部材
2に圧入状態に嵌合させることで取付けられている。両
シール板11,12は、各々円筒部11a,12aと立
板部11b,12bとでなる断面L字状に形成されて互
いに対向する。第1のシール板11は、内方部材1およ
び外方部材2のうちの回転側の部材である内方部材1に
嵌合され、スリンガとなる。第1のシール板11は、円
筒部11aが、内方部材1の外径面に形成された段付部
20の外径面に嵌合している。段付部20は、第1のシ
ール板11の厚み相当の段差をもって小径となる部分で
あり、その軸方向幅は、第1のシール板11の円筒部1
1aの先端が段付部20の側壁面に係合する幅に設けら
れている。例えば、段付部20の軸方向幅は、円筒部1
1aと略等しい幅とされている。
【0015】第1のシール板11の立板部11bは、軸
受外方側に配され、磁性体粉が混入された弾性部材14
が加硫接着されている。この弾性部材14は、エンコー
ダ格子となるものであり、周方向に交互に磁極N,S
(図2)が形成され、いわゆるゴム磁石とされている。
磁極N,Sは、ピッチ円PCDにおいて、所定のピッチ
pとなるように形成されている。このエンコーダ格子と
なる弾性部材14に対面して、図1のように磁気センサ
15を配置することで、車輪回転速度の検出用のロータ
リエンコーダが構成される。
【0016】第2のシール板12は、第1のシール板1
1の立板部11bに摺接するサイドリップ16aと、内
方部材1のシール板嵌合部18の近傍の外径面19に摺
接するラジアルリップ16bとを一体に有する。これら
リップ16a,16bは、第2のシール板12に加硫接
着されたエラストマからなる弾性部材16の一部として
設けられている。サイドリップ16aは、先端が立板部
11bの先端側へ延びるように傾斜しており、ラジアル
リップ16bは、先端が軸受内方へ延びるように傾斜し
ている。第2のシール板12の立板部12bは、先端部
よりも基端部が軸受内側へ位置するようにS字ないしZ
字状に屈曲しており、これによりシール板12の剛性が
高められると共に、弾性部材16の厚肉化が容易とされ
ている。
【0017】第2のシール板12の円筒部12aと第1
のシール板11の立板部11bの先端とは僅かな径方向
隙間をもって対峙させ、その隙間でラビリンスシール1
7を構成している。第1のシール板11の立板部11b
の先面、および第2のシール板12の円筒部の先端は、
各々弾性部材14,16の一部となる先端覆い部14
a,16dで覆われており、上記ラビリンスシール17
は、具体的には,これら先端覆い部14a,16d間の
隙間で形成される。なお、これら先端覆い部14a,1
6dは、両方とも省略しても良く、またいずれか片方の
みを省略しても良い。
【0018】第1のシール板11は、強磁性体等の磁性
体の鋼板、例えばフェライト系のステンレス鋼板(JI
S規格のSUS430系等)や、防錆処理された圧延鋼
板等が用いられる。第2のシール板12は、鋼板、例え
ば非磁性体であるオーステナイト系のステンレス鋼板
(SUS304系等)や、防錆処理された圧延鋼板等が
用いられる。例えば、第1のシール板11をフェライト
系のステンレス鋼板とし、第2のシール板12をオース
テナイト系のステンレス鋼板としても良い。
【0019】この構成の車輪用軸受によると、内外の部
材1,2間のシールについては、第2のシール板12に
設けられた各シールリップ16a,16bの摺接と、第
2のシール板12の円筒部12aに第1のシール板11
の立板部11bの先端が僅かな径方向隙間で対峙するこ
とで構成されるラビリンスシール17とで得られる。ラ
ジアルリップ16bは、回転側部材である内方部材1の
シール板嵌合部の近傍の外径面に摺接するため、第1の
シール板11と内方部材1との嵌合部18から水が浸入
しても、ラジアルリップ16bの摺接部で軸受内への浸
入が阻止される。そのため、浸入水でグリースが劣化す
ることがなく、軸受寿命が向上する。また、このように
ラジアルリップ16bでシール性が確保されるため、第
1のシール板11の材質が制限されず、適宜の強磁性体
を用いることで、その立板部11bに設けられた弾性部
材14によるエンコーダ格子の磁束密度を高めることが
できる。また、内方部材1に段付部20を設けて第1の
シール板11を嵌合させたため、第1のシール板11の
軸受内方への移動を防止することができ、第1のシール
板11の軸方向の設置位置が規制されて、サイドリップ
16aの適切な締代が維持される。上記段付部20は、
シール板11の円筒部11aの厚み相当の深さであるた
め、段付部11の形成に伴う内方部材1の強度劣化や、
第1のシール板11の大型化の問題がなく、また段付部
11が浅くて係合不十分となることも避けられる。
【0020】図4は、この発明の他の実施形態を示す。
この実施形態は、図1に示した実施形態において、ラジ
アルリップ16bを、その先端が軸受内側へ延びるよう
に傾斜させた構成に代えて、このラジアルリップ16b
を、その先端が軸受外側へ延びるように傾斜させたもの
である。その他の事項は図1の実施形態と同じである。
このように、ラジアルリップ16bを、その先端が軸受
外側へ延びるように傾斜させた場合、軸受外から軸受内
への水の浸入防止効果が高くなる。そのため、軸受外か
らサイドリップ16aや嵌合部18を介して浸入した水
が、ラジアルリップ16bを超えて軸受内に浸入するこ
とに対して、確実に防止される。
【0021】図5は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図4に示した実施形態におい
て、サイドリップ16aを、径方向の内外に離れた2か
所に設けたものである。その他の事項は図4の実施形態
と同じである。サイドリップ16aは、主に軸受外から
軸受内への水の浸入防止機能を奏するものであり、この
サイドリップ16aを内外2か所に設けることで、軸受
内への水の浸入防止機能が高められる。
【0022】図6は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図5の実施形態において、第1
のシール板11の先端覆い部14aの外径面に、軸受内
側部分で環状の外周突条14aaを形成し、かつ第2の
シール板11の先端覆い部16dの内径面に環状の内周
突条16daを形成したものである。これら外周突条1
4aaおよび内周突条16daは、第1のシール板11
の立板部先端の最大径部および第2のシール板12の円
筒部先端の最小径部を構成する。外周突条14aaは、
内周突条16daよりも軸受内側に位置し、かつその外
径が内周突条16daの内径よりも大きく形成されてい
る。外周突条14aaおよび内周突条16daの対向面
は傾斜面とされている。その他の事項は図6の実施形態
と同じである。
【0023】この構成の場合、外周突条14aaと内周
突条16daとが軸方向に係合することで、第1のシー
ル板11と第2のシール板12の軸受への未組立時にお
ける分離が防止される。すなわち、基本構成では、第2
のシール板12のラジアルリップ16bが第1のシール
板11の円筒部11aに摺接していないため、そのまま
では軸受への未組み込み状態で、第1,第2のシール板
11,12が相互に分離される。そのため、搬送時や軸
受への組立作業が煩雑になり、工数が増える。これに対
して、上記のように外周突条14aaと内周突条16d
aとを、軸方向に係合するように設けることで、未組立
状態において、第1のシール板11と第2のシール板1
2とが分離されることが防止され、一つの部品として取
り扱うことができる。そのため、搬送時は勿論のこと、
軸受への組立工数が削減でき、組立等が簡単になる。ま
た、このような外周突条14aaおよび内周突条16d
aを設けることにより、ラビリンスシール17を構成す
る隙間の断面形状が蛇行状となり、シール効果も向上す
る。外周突条14aaおよび内周突条16daは、各々
弾性部材14,16の一部で形成されるため、第1,第
2のシール板11,12を軸方向に相互に強く移動させ
ることで、強制時に分離したり組み込んだりすることが
可能である。
【0024】なお、図6の実施形態では、第1,第2の
シール板11,12の両方に先端覆い部14a,16d
を設け、これらに外周突条14aaおよび内周突条16
daを設けたが、これら先端覆い部14a,16dはい
ずれか片方のみを設けるようにしても良い。例えば、図
7に示すように、第2のシール板12の円筒部12aの
先端部12aaは、露出状態として先端側が内径側に位
置するように屈曲されたものとし、これに軸方向に係合
可能な外周突条14aaを第1のシール板1の先端覆い
部14aに形成したものであっても良い。この構成の場
合、未組立状態における第1,第2のシール板11,1
2の分離が防止される。また、これとは逆に、第1のシ
ール板11の立板部先端を露出状態とし、第2のシール
板12の円筒部12aの先端覆い部16dに、その露出
状態の立板部11bの先端に係合する内周突条16da
(図6)を設けても良い。
【0025】図8は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図1に示した実施形態におい
て、弾性部材16に設けられるラジアルリップ16bと
して、その先端が軸受内側へ延びるように傾斜したラジ
アルリップ16b1 に加えて、先端が軸受外側へ延びる
ように傾斜したラジアルリップ16b2 を設けたもので
ある。このように、先端が軸受外側へ延びるラジアルリ
ップ16b2 を設けた場合、軸受外から軸受内への水の
浸入防止効果が高くなる。先端が軸受内側へ延びるラジ
アルリップ16b1 は、軸受外へのグリース漏れの防止
機能を果たす。その他の事項は、図1の実施形態と同じ
である。
【0026】図9は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図8に示した実施形態におい
て、内方部材1の軌道面1aと幅面との間の外径面1b
を平坦な円筒面としたものである。すなわち、図8の例
における段付部20を無くしたものである。内方部材1
は内輪からなる。その他の構成は図8の実施形態と同じ
である。このように、内方部材1の外径面1bを、段付
部のない平坦面とした場合、シール装置5の全体の断面
は、図8の例に比べて小さくなるが、グリースリップと
なる軸受内側へ延びるラジアルリップ16b1 の摺接ス
ペースを大きくとれる。そのため、軸受内に設ける軸方
向のスペースをコンパクト化でき、設計の自由度が増
す。軸方向のスペースを同じとすると、軸受スパンを広
くできるため、剛性を高くすることができる。なお、図
1、図4〜図7の各実施形態においても、図9の例と同
様に、内方部材1の軌道面1aと幅面との間の外径面を
平坦な円筒面としても良い。すなわち、段付部20を無
くして全体を外径面19と同径の円筒面としても良い。
【0027】図9の例を除く上記各実施形態(内方部材
1の外径面に段付部20を形成した各実施形態)では、
図10に示すように内輪となる内方部材1の各部を一体
の砥石30により同時研削する。すなわち、内方部材1
の小径端面1c、カウンタボア部1d、軌道面1a、外
径面19、段付部20を、一体の砥石30により同時研
削する。砥石30は、同図に矢印で示すように斜め方向
に押し付け、アンギュラカットを行う。このように同時
研削するのは、内方部材1の各部の同軸度を向上させる
と共に、小径端面1cと軌道面1aとのピッチ寸法Pを
精度良く加工するためである。このピッチ寸法Pは、軸
受隙間に関係する。
【0028】
【発明の効果】この発明の車輪用軸受は、第2のシール
板が、第1のシール板の立板部に摺接するサイドリップ
と、回転側部材のシール板嵌合部の近傍の外径面に摺接
するラジアルリップとを一体に有するものとしたため、
シール板の嵌合部から浸入する水の軸受内への流入が防
止できて、軸受寿命の向上が図れ、またシール板の抜け
や移動の問題が生じず、かつ磁束密度の確保が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる車輪用軸受の部
分断面図である。
【図2】そのエンコーダ格子となる弾性部材の部分正面
図である。
【図3】同車輪用軸受の全体例の断面図である。
【図4】この発明の他の実施形態にかかる車輪用軸受の
部分断面図である。
【図5】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図7】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図9】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図10】内輪加工方法例の説明図である。
【図11】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…内方部材 2…外方部材 3…転動体 5…シール装置 6…ハブ輪 11…第1のシール板 12…第2のシール板 11a,12a…円筒部 11b,12b…立板部 14…弾性部材 14d…先端覆い部 16a,16b…リップ部 16d…先端覆い部 18…嵌合部 20…段付部 N,S…磁極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F077 AA49 CC02 NN02 NN19 NN24 PP05 QQ01 VV03 3J016 AA02 AA03 BB03 BB04 CA02 CA03 CA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方部材および外方部材と、これら内外
    の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材
    間の端部環状空間を密封するシール装置とからなる車輪
    用軸受において、 上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互
    いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環
    状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板
    部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1
    のシール板は内方部材および外方部材のうちの回転側の
    部材に嵌合され、立板部は軸受外方側に配されると共
    に、この立板部に磁性体粉が混入された弾性部材が加硫
    接着されて、この弾性部材は周方向に交互に磁極が形成
    され、第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の
    立板部の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させ、
    第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップ
    と、上記回転側部材のシール板嵌合部の近傍の外径面に
    摺接するラジアルリップとを一体に有するものとしたこ
    とを特徴とする車輪用軸受。
  2. 【請求項2】 上記内方部材および外方部材のうちの回
    転側の部材に第1のシール板の厚み相当の段差をもって
    小径となる段付部を設け、この段付部の外径面に第1の
    シール板の円筒部を圧入した請求項1に記載の車輪用軸
    受。
  3. 【請求項3】 上記第2のシール板のラジアルリップを
    軸受外側へ向かって傾斜させた請求項1または請求項2
    に記載の車輪用軸受。
  4. 【請求項4】 上記第2のシール板のサイドリップを、
    径方向の内外2か所に設けた請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の車輪用軸受。
  5. 【請求項5】 上記第1のシール板が、フェライト系ス
    テンレスにて形成されている請求項1ないし請求項4の
    いずれかに記載の車輪用軸受。
  6. 【請求項6】 上記第1のシール板の立板部の先端と上
    記第2のシール板の円筒部との少なくとも一方に、これ
    らシール板に一体化された弾性部材の一部で形成される
    先端覆い部を設け、この先端覆い部を含む第1のシール
    板の立板部先端の最大径部が、第2のシール板の円筒部
    先端の最小径部よりも大径でかつ軸受内側に位置するも
    のとした請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車
    輪用軸受。
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