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JP2001282257A - 騒音制御装置 - Google Patents

騒音制御装置

Info

Publication number
JP2001282257A
JP2001282257A JP2000100869A JP2000100869A JP2001282257A JP 2001282257 A JP2001282257 A JP 2001282257A JP 2000100869 A JP2000100869 A JP 2000100869A JP 2000100869 A JP2000100869 A JP 2000100869A JP 2001282257 A JP2001282257 A JP 2001282257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
signal
head unit
unit
audio head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000100869A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takahashi
高橋  彰
Toshiro Inoue
敏郎 井上
Hisashi Sano
久 佐野
Takeshi Yamashita
剛 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2000100869A priority Critical patent/JP2001282257A/ja
Publication of JP2001282257A publication Critical patent/JP2001282257A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の騒音処理装置では具体的なユニット構成
が示されていないのでオーデオヘッドユニットを自由に
交換できない。オーデオ信号に消音信号を重畳するミキ
サをオーデオヘッドユニットに内蔵させたのではミキサ
を内蔵しないタイプのものに交換された場合に消音効果
が発揮されない。 【解決手段】ANCユニット(能動的騒音処理ユニッ
ト)2にミキサ23を設け、オーデオヘッドユニット1
のパワーアンプ13で増幅されたオーデオ信号をミキサ
23に入力するように構成したので、オーデオヘッドユ
ニットを交換してもオーデオ信号に消音信号を確実に重
畳させることができ、また交換後のオーデオヘッドユニ
ットを誤配線するとスピーカ3から音楽等が発音されな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの騒音の
影響を能動的に除去する騒音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の騒音制御装置として、国
際公開WO90/09655号公報により、ラジオチュ
ーナやカセットデッキといったオーデオ部から出力され
るオーデオ信号を一定のレベルまで増幅し、該増幅され
たオーデオ信号に対して能動的騒音処理部からの消音信
号を重畳し、該消音信号が重畳されたオーデオ信号を更
に増幅してスピーカを鳴動させるようにしたものが知ら
れている。ここで能動的騒音処理部とは、例えば特開平
11−3084号公報により知られるように、外部から
の騒音を電気信号である騒音信号に変換し、該騒音信号
を適応フィルタで処理した信号を制御信号として制御ス
ピーカを鳴動させている。そして制御スピーカからの発
音を誤差検出器で電気信号である誤差信号に変換し、適
応フィルタを用いて該誤差信号が騒音の変化に追従して
常に最小になるように構成されている。
【0003】従って、該制御信号を消音信号として騒音
処理手段から出力し、上記のようにオーデオ信号に重畳
させればスピーカから音楽等が発音された際に消音信号
により聴覚上騒音が低減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記国際公開公報に記
載された騒音制御装置ではオーデオ部、能動的騒音処理
部、アンプ類、ミキシング手段等の各構成要素間の接続
状態は示されているものの、1つまたは2つ以上の構成
要素から構成されるユニットの具体的な構成が示されて
いない。従って、該国際公開公報に記載されている騒音
処理装置を実施する場合には1つのユニットにオーデオ
部や能動的騒音処理部その他の各構成要素を内蔵させる
構成が想到される。ところが、特に自動車に搭載される
ラジオチューナやカセットデッキその他のオーデオ部を
備えたオーデオヘッドユニットはユーザの嗜好等により
当初自動車に取り付けられているものを他のタイプのも
のに交換する場合が多々ある。このような場合に1つの
ユニット内にすべての構成要素を内蔵させておくと、新
たなオーデオヘッドユニットに交換されると能動的騒音
処理部が取り外されてしまうという不具合が生じる。
【0005】尚、オーデオヘッドユニット内には能動的
騒音処理部を設けず、別途能動的騒音処理ユニットを設
け、能動的騒音処理ユニット内に能動的騒音処理部を設
けることも考えられるが、その場合にはオーデオ信号に
消音信号を重畳させるミキシング手段が必要になる。と
ころが、該ミキシング手段をオーデオヘッドユニット内
に設けたのでは、ミキシング手段を内蔵していないタイ
プのオーデオヘッドユニットと交換された場合に消音信
号を重畳させることができなくなるばかりか、スピーカ
はオーデオヘッドユニットに配線されオーデオ信号によ
り鳴動されるため、ユーザはオーデオ信号に消音信号が
重畳されていないことに気づかない可能性が極めて高
い。
【0006】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、オ
ーデオヘッドユニットをユーザが交換した場合であって
もオーデオ信号に消音信号を確実に重畳させることので
きる騒音制御装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、外部からの騒音を消音する消音信号を発生
する能動的騒音処理ユニットと、ラジオチューナやカセ
ットデッキその他のオーデオ部からのオーデオ信号を出
力する交換可能なオーデオヘッドユニットとを備え、オ
ーデオヘッドユニットから出力されるオーデオ信号に消
音信号を重畳させるミキシング手段を能動的騒音処理ユ
ニット内に設けたことを特徴とする。
【0008】該構成によれば、スピーカはオーデオヘッ
ドユニットではなく能動的騒音処理ユニットのミキシン
グ手段に接続されることになり、オーデオヘッドユニッ
トを交換しても新たなオーデオヘッドユニットをミキシ
ング手段に接続しない限り音楽等が発音されないため、
オーデオ信号に消音信号が重畳されないような配線ミス
が生じた場合には直ちに配線ミスを知ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、1は工
場から出荷する時点で自動車Cのコンソール近傍に予め
取り付けられているオーデオヘッドユニットである。該
オーデオヘッドユニット1内にはオーデオ部であるラジ
オチューナ11及びカセットデッキ12が内蔵されてい
る。本実施の形態では内蔵されるオーデオ部はラジオチ
ューナ11及びカセットデッキ12の2つであるが、そ
のほかCDプレーヤやMDプレーヤ等のその他のオーデ
オ部と交換し、あるいは追加してもよい。また、一般に
市販されているオーデオヘッドユニットは単独でスピー
カ3を鳴動できるように内部にパワーアンプを備えてい
る。そこで本実施の形態におけるオーデオヘッドユニッ
ト1にもパワーアンプ13を内蔵させた。
【0010】また、運転席シート下には能動的騒音処理
ユニットであるANCユニット(アクティブ・ノイズ・
コントロール・ユニット)2を設置した。該ANCユニ
ット2内には能動的騒音処理部であるANCコントロー
ラ21が内蔵されている。該ANCコントローラ21は
能動的に外部の騒音を消音する消音信号を出力する回路
であり、該ANCコントローラ21から出力された消音
信号はダイナミックレンジが小さく、スピーカ3を鳴動
させるためには所定の大きさまで増幅する必要がある。
そのためANCユニット2はパワーアンプ22を内蔵し
ており、ANCコントローラ21から出力される消音信
号をスピーカ3を鳴動し得るレベルまで増幅するように
した。そして、本実施の形態では該パワーアンプ22の
下流にミキシング手段であるミキサ23を内蔵させた。
該ミキサ23には上記パワーアンプ13で増幅されたオ
ーデオ信号とパワーアンプ22で増幅された消音信号と
が入力される。そして該ミキサ23でオーデオ信号に対
して消音信号が重畳されスピーカ3に出力される。該ス
ピーカ3が鳴動することにより音楽等が発音されると共
に重畳されている消音信号によって、外部からの騒音と
逆位相の消音用疑似騒音が発音され、該疑似騒音によっ
て外部からの騒音が打ち消される。そのため、車内にい
る乗員にとっては騒音の聴覚レベルが下がり、音楽等を
はっきりと聞くことができる。
【0011】ところで本実施の形態によるオーデオヘッ
ドユニット1は市販されている多くのオーデオヘッドユ
ニットと同じくパワーアンプ13を内蔵しており、ユー
ザがオーデオヘッドユニット1を他のオーデオヘッドユ
ニットに交換する場合に、新たなオーデオヘッドユニッ
トはパワーアンプを内蔵しているものの中から選択する
ことができ、交換後は新たなオーデオヘッドユニットを
ミキサ23に配線するだけでよい。逆に、交換された新
しいオーデオヘッドユニットをミキサ23に配線しない
配線ミスが生じた場合にはスピーカ3から音楽等が発音
されないため配線ミスを直ちに認識することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、能動的騒音処理ユニットにミキシング手段を内蔵さ
せたので、オーデオヘッドユニットをユーザが交換して
もスピーカは能動的騒音処理手段のミキシング手段に接
続されたままであり、交換後のオーデオヘッドユニット
を正確に配線しミキシング手段にオーデオ信号を入力さ
せなければスピーカから音楽等が発音されないため、配
線ミスが生じた場合には直ちに配線ミスを認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載での本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】図1における実施の形態の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 オーデオヘッドユニット 2 ANCユニット(能動的騒音処理ユニット) 3 スピーカ 23 ミキサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 久 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山下 剛 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D020 BA02 BB01 BC01 BD05 BE04 5D061 FF02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの騒音を消音する消音信号を
    発生する能動的騒音処理ユニットと、ラジオチューナや
    カセットデッキその他のオーデオ部からのオーデオ信号
    を出力する交換可能なオーデオヘッドユニットとを備
    え、オーデオヘッドユニットから出力されるオーデオ信
    号に消音信号を重畳させるミキシング手段を能動的騒音
    処理ユニット内に設けたことを特徴とする騒音制御手
    段。
JP2000100869A 2000-04-03 2000-04-03 騒音制御装置 Pending JP2001282257A (ja)

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