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JP2001268470A - ディジタル情報受信装置 - Google Patents

ディジタル情報受信装置

Info

Publication number
JP2001268470A
JP2001268470A JP2000081260A JP2000081260A JP2001268470A JP 2001268470 A JP2001268470 A JP 2001268470A JP 2000081260 A JP2000081260 A JP 2000081260A JP 2000081260 A JP2000081260 A JP 2000081260A JP 2001268470 A JP2001268470 A JP 2001268470A
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JP
Japan
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decoding
information
storage
encoded digital
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Abandoned
Application number
JP2000081260A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Yamada
純司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000081260A priority Critical patent/JP2001268470A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した符号化ディジタル情報を復号して再
生出力する際に、待ち時間や空白状態、さらには品質劣
化が生じないようにして、受信情報の再生出力を円滑か
つ高品質に行えるようにする。 【解決手段】 符号化方式として例えばMPEG−4を
使用したディジタル放送受信装置において、受信マルチ
メディア情報に代わるメッセージ情報が予め記憶された
メモリ部22Aを設けると共に、主制御部21Aにデコ
ード部24における受信マルチメディア情報の再生状態
を判定する手段21aと、第1の切替制御手段21bと
を設ける。そして、デコード部24において復号情報が
即時生成されない場合に、その待ち期間に上記メモリ部
22Aからメッセージ情報を読み出し、このメッセージ
情報を受信マルチメディア情報に代わってデコード部2
4で復号再生し表示するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ル放送システムやディジタル移動通信システムのよう
に、伝送対象の情報を符号化して伝送するシステムで使
用されるディジタル情報受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば通信衛星を使用して、主と
して移動体向けに多チャネルの番組を放送するディジタ
ル放送システムが注目されている。この種のシステム
は、例えば放送局側で音声、映像及びコンピュータ・デ
ータ等の素材をそれぞれMPEG−4(Moving Picture
coding Experts Group-4)等の動画像符号化方式を用
いて符号化したのち多重化し、この多重化された伝送情
報を衛星のトランスポンダを経由して所定のサービスエ
リアに向け放送するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のシ
ステムでは、例えば降雨やフェージングの影響により無
線伝搬路環境が劣化すると、受信装置においてブロック
誤りなどが発生して受信情報を正しく再生できなくな
り、この結果復号後の情報に断続的に空白部分が生じて
受信情報の品質劣化を招くと云う問題がある。
【0004】またMPEG−4では、各フレームの画面
を多数のマクロブロックに分割し、これらのフレームご
とに任意のブロックのみ静止画として圧縮した絶対値情
報を伝送し、その他のブロックでは前フレームのデータ
に対する差分情報を伝送する方式を採用している。上記
絶対値情報が挿入されるマクロブロックはIマクロブロ
ックと呼ばれ、送信側は1画面を再構成するに必要なす
べてのIマクロブロックを複数のフレームに分散して周
期的に送信する。なお、差分情報が挿入されるマクロブ
ロックはPマクロブロックと呼ばれる。
【0005】このため受信装置では、たとえ受信品質が
良好であっても、受信途中で復号処理を一旦リセットし
たり、受信情報を途中から復号し再生する場合には、そ
の後少なくとも1周期分のフレームを受信して1画面を
構成する上で必要なすべてのIマクロブロックを取得す
るまでは、完全な1画面データを再構成することができ
ず、この間受信映像は空白又は視聴に耐えない劣化画像
となってしまう。以上の問題は、ブロック誤りの対策と
してインタリーブを採用している場合にも、そのインタ
ーリーブの深さによっては同様に生じる可能性がある。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、受信した符号化ディジ
タル情報を復号して再生出力する際に、待ち時間や空白
状態、さらには品質劣化が生じないようにして、受信情
報の再生出力を円滑かつ高品質に行い得るディジタル情
報受信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、第1の符号化ディジタル情報を受信する
受信手段と、入力された符号化ディジタル情報を復号し
てこの復号後の情報を再生出力する復号再生手段とに加
え、上記第1の符号化ディジタル情報の代替機能を有す
る第2の符号化ディジタル情報を記憶する記憶手段と、
監視手段と、切替制御手段とを新たに備える。そして、
上記監視手段において、上記復号再生手段による情報の
再生出力動作に影響を及ぼす自装置の動作状態を監視
し、この監視結果に基づいて、上記切替制御手段によ
り、上記受信手段で受信された第1の符号化ディジタル
情報と上記記憶手段に記憶された第2の符号化ディジタ
ル情報とを選択的に上記復号再生手段に入力させるよう
にしたものである。
【0008】具体的には、次のようないくつかの構成が
考えられる。その第1の構成は、復号再生手段により得
られる復号後の情報の品質を監視し、その監視結果に基
づいて、復号後の情報の品質が所定レベルを満たしてい
るときには受信手段により受信された第1の符号化ディ
ジタル情報を復号再生手段に入力させ、一方復号後の情
報の品質が所定レベルを満たしていないときには記憶手
段に記憶された第2の符号化ディジタル情報を復号再生
手段に入力させるものである。
【0009】第2の構成は、受信手段における第1の符
号化ディジタル情報の受信品質を監視し、その監視結果
に基づいて、第1の符号化ディジタル情報の受信品質が
所定レベルを満たしているときには受信手段により受信
された第1の符号化ディジタル情報を復号再生手段に入
力させ、一方第1の符号化ディジタル情報の受信品質が
所定レベルを満たしていないときには記憶手段に記憶さ
れた第2の符号化ディジタル情報を復号再生手段に入力
させるものである。
【0010】第3の構成は、自装置の電源出力の状態を
監視し、その監視結果に基づいて、電源出力の状態が装
置の動作に必要な状態を満たしているときには、受信手
段により受信された第1の符号化ディジタル情報を復号
再生手段に入力させ、一方電源出力の状態が装置の動作
に必要な状態を満たしていないときには、記憶手段に記
憶された第2の符号化ディジタル情報を復号再生手段に
入力させるものである。
【0011】第4の構成は、受信部で受信すべき第1の
符号化ディジタル情報のチャネル選択動作を監視し、そ
の監視結果に基づいて、チャネル選択が行われた時点か
ら少なくとも当該選択後のチャネルで受信された第1の
符号化ディジタル情報の再生出力が可能となるまでの期
間に、記憶手段に記憶されている第2の符号化ディジタ
ル情報を復号再生手段に入力させ、その他の期間には受
信手段により受信された第1の符号化ディジタル情報を
復号再生手段に入力させるものである。
【0012】上記第2の符号化ディジタル情報として
は、例えば第1の符号化ディジタル情報の再生出力が行
えない理由を表すメッセージや、広告情報が使用され
る。また、複数のチャネルを受信することが可能な場合
には、上記記憶手段にこれらのチャネルの各々に対応付
けて第2の符号化ディジタル情報を記憶しておき、チャ
ネル切替えが行われた場合に記憶手段から当該チャネル
に対応する第2の符号化ディジタル情報を選択的に読み
出して復号再生する。
【0013】したがってこの発明によれば、受信した符
号化ディジタル情報の再生中に例えばフェージングなど
の影響によって復号後の情報の符号誤りが増加したり受
信電界強度が低下すると、この品質劣化期間には受信さ
れた第1の符号化ディジタル情報に代わって記憶手段に
記憶しておいた第2の符号化ディジタル情報が復号再生
部に入力されて、復号再生される。このため、受信品質
が劣化した状態でその影響を受けた低品質の情報がその
まま復号再生される不具合は防止され、これにより再生
情報の品質を高めることができる。
【0014】また、電源投入直後や、マニュアル操作或
いは自動チャネルサーチによるチャネル切替直後におい
ても、受信情報に代わって記憶手段から読み出された代
替情報が再生出力されることになるため、情報再生出力
時の待ち時間や空白期間は埋められ、これによりユーザ
の不安感や苛立ちは軽減される。
【0015】またこの発明は、上記構成に加えてさらに
記憶制御手段を備え、この記憶制御手段により、受信手
段により受信された第1の符号化ディジタル情報の少な
くとも一部を、第2の符号化ディジタル情報として記憶
手段に記憶させることも特徴とする。
【0016】上記記憶制御手段の具体例としては、次の
ような構成が考えられる。一つは、受信手段により受信
された第1の符号化ディジタル情報の入力先を復号再生
手段と記憶手段との間で切り替える切替手段を有し、第
1の符号化ディジタル情報の受信中に所望のタイミング
で上記切替手段を一時的に復号再生手段から記憶手段に
切り替えることで、第1の符号化ディジタル情報の一部
を第2の符号化ディジタル情報として記憶手段に記憶さ
せるものである。
【0017】他の一つは、受信手段により受信された第
1の符号化ディジタル情報を復号再生手段及び記憶手段
にそれぞれ供給し、所望のタイミングで記憶回路を書き
込み状態に設定することで、第1の符号化ディジタル情
報の一部を第2の符号化ディジタル情報として記憶手段
に記憶させるものである。
【0018】したがってこの発明によれば、記憶手段に
代替情報として記憶される第2の符号化ディジタル情報
を、定期的或いは任意のタイミングで、受信された第1
の符号化ディジタル情報に更新することができる。
【0019】例えば、切替制御手段によって切り替えら
れる直前の第1の符号化ディジタル情報を記憶手段に記
憶するようにすれば、受信情報の復号再生が停止されて
いる期間にその直前の受信情報を出力することができ、
これにより受信停止期間における情報再生を自然な形で
補完することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係わるいくつかの実施形態を説明する。 (第1の実施形態)この発明に係わるディジタル情報受
信装置の第1の実施形態は、符号化方式として例えばM
PEG−4を使用したディジタル放送受信装置におい
て、受信マルチメディア情報に代わるメッセージ情報が
予め記憶されたメモリ部を設けると共に、デコード部に
おける受信情報の再生状態を判定する手段を設ける。そ
して、デコード部において復号情報が即時生成されない
場合に、その待ち期間に上記メモリ部からメッセージ情
報を読み出し、このメッセージ情報を受信マルチメディ
ア情報に代わってデコード部で復号再生し表示するよう
にしたものである。
【0021】図1は、この第1の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。この受信装置は、無線部1Aと、ベースバンド部2
Aと、入出力部3と、電源部4Aとを備えている。
【0022】同図において、図示しない放送局から通信
衛星を介して到来した無線周波信号は、アンテナ11で
受信されたのち受信部12に入力される。受信部12
は、低雑音増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。
そして、上記無線周波信号を低雑音増幅器で低雑音増幅
したのち、周波数変換器において周波数シンセサイザ
(SYN)13から発生された受信局部発振信号とミキ
シングして受信中間周波信号または受信ベースバンド信
号に周波数変換し、その出力信号を復調器でディジタル
復調する。復調方式としては、例えば一次復調に拡散符
号によるスペクトラム逆拡散が、二次復調にQPSK或
いはQAM方式に対応した復調方式がそれぞれ用いられ
る。なお、上記周波数シンセサイザ13から発生される
受信局部発振信号の周波数は、ベースバンド部2Aに設
けられた主制御部21Aから指定される。
【0023】上記受信部12から出力された復調データ
はベースバンド部2Aに入力される。ベースバンド部2
Aは、主制御部21Aと、メモリ部22Aと、切替回路
23と、デコード部24と、LCD制御部25とを備え
ている。
【0024】上記受信部12から出力された復調データ
は、主制御部21において制御情報であるかマルチメデ
ィア情報であるかが識別され、マルチメディア情報であ
ればデコード部24に供給されてここで先ず音声データ
と画像データとに分離される。そして、音声データは音
声コーデックにおいて音声復号され、これにより再生さ
れた音声信号は入出力部3のスピーカ32から拡声出力
される。これに対し画像データは、マルチメディア処理
部で画像復号処理され、これにより再生された画像信号
はLCD制御部25を介して入出力部3の液晶表示器
(LCD)33に供給され表示される。
【0025】なお、LCD33には、主制御部21Aの
指示に従い、チャネル選択を行うためのガイダンス情報
や、このガイダンス情報に従い操作入力部31において
使用者が入力したチャネル情報等も表示される。
【0026】メモリ部22Aは例えばROMからなり、
受信マルチメディア情報に代わるガイダンス情報が予め
記憶してある。このガイダンス情報は、例えばデコード
部24のマルチメディア処理部において画像データが即
時復号再生できない場合に、その旨のメッセージを装置
の使用者に報知するための内容となっている。
【0027】切替回路23は、上記主制御部21Aから
出力される受信マルチメディア情報と、上記メモリ部2
2Aから読み出されたガイダンス情報とを、択一的に選
択してデコード部24に入力する。
【0028】なお、電源部4には電源回路41が設けら
れており、この電源回路41では例えばリチウムイオン
電池等のバッテリの出力電圧をもとに、装置内の各回路
部の動作に必要な所定の電源電圧Vccが生成される。
【0029】ところで主制御部21は、マイクロプロセ
ッサと、ROM及びRAM等からなる内部メモリとを備
えたもので、無線チャネル選択制御機能等の通常の制御
機能に加え、この発明に係わる制御機能として、再生状
態判定手段21aと、第1の切替制御手段21bとを備
えている。
【0030】再生状態判定手段21aは、デコード部2
4における復号処理をモニタし、1画面の画像データが
再生されたか否か、再生された1画面の画像データの符
号誤り率が所定値未満であるか否かを判定する。
【0031】第1の切替制御手段21bは、上記再生状
態判定手段21aの判定結果に基づいて、正しい1画面
の画像データが再生されるまでの期間、及び再生された
画像データの符号誤り率が所定値未満に低下した期間
に、切替制御信号SWaを発生して切替回路23を主制
御部21A側からメモリ部22A側に切り替える。そし
て、メモリ部22Aに対しメモリ読み出し制御信号MR
aを与えることで、メッセージ情報を読み出してこれを
受信マルチメディア情報に代わってデコード部24に入
力させる。
【0032】この様な構成であるから、いま例えばディ
ジタル放送の受信途中から受信マルチメディア情報の復
号再生を開始したとする。この場合、MPEG−4によ
り符号化された画像データは、1マクロ周期分の複数の
フレームにより1画面分のIマクロブロックを受信する
までは、正しい1画面データを再生することができな
い。すなわち、デコード部24において正しい1画面の
画像データを復号再生するためには、復号を開始してか
ら少なくとも1マクロ周期に相当する復号再生時間が必
要である。
【0033】本実施形態の装置では、主制御部21Aに
おいてデコード部24による復号再生処理がモニタされ
る。そして、この状態でデコード部24が1画面分の画
像データを復号再生処理中であることが検出されると、
この期間に主制御部21Aから切替制御信号SWaが発
生され、これにより切替回路23の入力ポートが主制御
部21A側からメモリ部22A側に切り替わる。またそ
れと同時に、主制御部21Aからメモリ部22Aに対し
メモリ読み出し制御信号MRaが与えられ、これにより
メモリ部22Aからメッセージ情報が読み出される。そ
して、このメッセージ情報は切替回路23を介してデコ
ード部24に供給される。
【0034】したがって、上記1画面の画像データの復
号再生処理中においては、受信されたマルチメディア情
報に代わって、上記メモリ部22Aから読み出されたメ
ッセージ情報がデコード部24に入力されることにな
り、この結果LCD33には復号された上記メッセージ
情報が表示される。このため、LCD33には、正しい
1画面の画像データが復号再生されるまでの間に、再生
課程の品質が劣化した画像が表示される不具合はなくな
り、これにより画像の表示品質を高く保持することがで
きる。
【0035】また、上記メッセージ情報の内容は、例え
ば「ただいま受信データの再生準備中です。」と云った
旨の画像メッセージとなっている。このため、使用者は
このメッセージにより再生画像が表示されない理由を明
確に知ることができ、これにより使用者の不安感や苛立
ちは軽減される。
【0036】なお、以上述べた構成では、主制御部21
Aにおいてデコード部24の状態をモニタし、その結果
をもとに切替回路23及びメモリ部22Aを制御するよ
うにしている。しかし、それに限らず例えばデコード部
24が自身の状態を検出し、その検出結果に応じて切替
回路23及びメモリ部22Aを制御するように構成する
ことも可能である。
【0037】(第2の実施形態)この発明に係わるディ
ジタル情報受信装置の第2の実施形態は、ディジタル放
送受信装置において、受信マルチメディア情報に代わる
メッセージ情報が予め記憶されたメモリ部を設けると共
に、受信部における受信品質を判定する手段を設ける。
そして、受信部において受信品質の劣化が検出された場
合に、その検出期間に上記メモリ部からメッセージ情報
を読み出し、このメッセージ情報を受信マルチメディア
情報に代わってデコード部で復号再生し表示するように
したものである。
【0038】図2は、この第2の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0039】ベースバンド部2Bには、前記第1の実施
形態と同様に、メモリ部22Aと、切替回路23とが設
けてある。メモリ部22Aには、受信品質劣化時に受信
画像データに代わって表示させるためのメッセージ情報
が予め記憶してある。
【0040】また、ベースバンド部2Bの主制御部21
Bは、この発明に係わる新たな制御機能として、受信品
質判定手段21cと、第2の切替制御手段21dとを備
えている。
【0041】受信品質判定手段21cは、無線部1Bの
受信部12に設けられた受信電界強度検出器の検出信号
RSSをもとに、無線周波信号の受信品質の劣化を判定
する。この劣化の判定基準は、デコード部24において
所望の品質の画像データを復号再生することができなく
なる値に設定される。
【0042】第2の切替制御手段21dは、上記受信品
質判定手段21cにおいて無線周波信号の受信品質の劣
化が検出された場合に、この劣化が検出されている期間
において切替制御信号SWbを出力し、切替回路23を
主制御部21B側からメモリ部22A側に切り替える。
またそれと共に、メモリ読み出し制御信号MRbを出力
し、これによりメモリ部22Aからメッセージ情報を読
み出してこれを受信マルチメディア情報に代わってデコ
ード部24に入力させる。
【0043】この様な構成であるから、放送受信中に例
えば降雨やフェージングの影響により無線周波数信号の
受信品質が一時的に著しく低下したとする。そうすると
主制御部21Bは、受信部12で検出された受信電界強
度の検出値をもとに、上記受信品質の劣化を検出する
と、切替制御信号SWaを出力すると共に、メモリ読み
出し制御信号MRbをメモリ部22Aに与える。このた
め、切替回路23の入力ポートが主制御部21B側から
メモリ部22A側に切り替わり、またそれと共にメモリ
部22Aに記憶されているメッセージ情報が読み出され
て、このメッセージ情報が切替回路23を介してデコー
ド部24に供給される。
【0044】したがって、上記受信品質劣化期間中にお
いては、受信されたマルチメディア情報に代わって、上
記メモリ部22Aから読み出されたメッセージ情報がデ
コード部24に入力されることになり、この結果LCD
33には復号された上記メッセージ情報が表示される。
このためLCD33には、降雨やフェージングの影響を
受けた品質が著しく劣化した画像が表示される不具合は
なくなり、これにより画像の表示品質を高く保持するこ
とができる。
【0045】また、上記メッセージ情報の内容は、例え
ば「ただいま電波の状態が悪く受信待機中です。」と云
った旨の画像メッセージとなっている。このため、使用
者はこのメッセージにより受信画像データが表示されな
い理由を明確に知ることができ、これにより使用者の不
安感や苛立ちは軽減される。
【0046】なお、以上述べた構成では、主制御部21
Bにおいて受信部12における無線周波信号の受信品質
をモニタし、その結果をもとに切替回路23及びメモリ
部22Aを制御するようにしている。しかし、それに限
らず例えば受信部12の受信電界強度検出器において受
信電界強度の所定値以下の低下を検出し、その検出信号
に応じて切替回路23及びメモリ部22Aを制御するよ
うに構成することも可能である。
【0047】(第3の実施形態)この発明に係わるディ
ジタル情報受信装置の第3の実施形態は、ディジタル放
送受信装置において、受信マルチメディア情報に代わる
メッセージ情報が予め記憶されたメモリ部を設けると共
に、電源投入を検出する手段を設ける。そして、電源部
において電源の投入が検出された場合に、この電源投入
時点からマルチメディア情報が受信されてその画像デー
タが復号再生されるまでの期間に上記メモリ部からメッ
セージ情報を読み出し、このメッセージ情報を受信マル
チメディア情報に代わってデコード部で復号再生し表示
するようにしたものである。
【0048】図3は、この第3の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0049】ベースバンド部2Cには、前記第1の実施
形態と同様に、メモリ部22Aと、切替回路23とが設
けてある。メモリ部22Aには、電源投入時点からマル
チメディア情報が受信されてその画像データが復号再生
されるまでの待ち期間に受信画像データに代わって表示
させるためのメッセージ情報が予め記憶してある。
【0050】電源部4Bには、電源回路41と、電圧検
出回路(E−DET)42とが設けてある。この電圧検
出回路(E−DET)42は、電源回路41から出力さ
れた動作電圧Vccの電圧レベルを検出し、その検出値E
SSを主制御部21Cに供給する。
【0051】ベースバンド部2Cの主制御部21Cは、
この発明に係わる制御機能として、電源オン検出手段2
1eと、第3の切替制御手段21fとを備えている。電
源オン検出手段21eは、上記電源部4Bの電圧検出回
路42から出力される検出信号ESSをもとに、電源投
入を検出する。
【0052】第3の切替制御手段21fは、上記電源オ
ン検出手段21eにおいて電源の投入が検出された場合
に、その検出時点からマルチメディア情報が受信されて
その画像データが復号再生されるまでの待ち期間に切替
制御信号SWcを出力し、切替回路23を主制御部21
C側からメモリ部22A側に切り替える。またそれと共
に、メモリ読み出し制御信号MRcを出力し、これによ
りメモリ部22Aからメッセージ情報を読み出してこれ
を受信マルチメディア情報に代わってデコード部24に
入力させる。
【0053】この様な構成であるから、放送を受信する
ために使用者が電源を投入すると、この電源の投入が電
源部4Bの電圧検出回路42の検出信号をもとに主制御
部21Cにおいて検出される。そして、この電源投入検
出時点からマルチメディア情報が受信されてその画像デ
ータが復号再生されるまでの待ち期間に、主制御部21
Cから切替制御信号SWcが出力され、これにより切替
回路23の入力ポートが主制御部21C側からメモリ部
22A側に切り替わる。またそれと共に、主制御部21
Cからメモリ部22Aに対しメモリ読み出し制御信号M
Rcが与えられ、これによりメモリ部22Aからメッセ
ージ情報が読み出されて、このメッセージ情報が受信マ
ルチメディア情報に代わってデコード部24に入力され
る。
【0054】したがって、電源投入時点からマルチメデ
ィア情報が受信されてその画像データが復号再生される
までの待ち期間においては、受信マルチメディア情報に
代わって上記メモリ部22Aから読み出されたメッセー
ジ情報がデコード部24で復号再生されてLCD33に
表示されることになる。このため、電源投入直後の正し
い1画面の画像データが復号再生されるまでの間に、再
生課程の品質が劣化した画像が表示される不具合はなく
なり、これにより画像の表示品質を高く保持することが
できる。
【0055】また、上記メッセージ情報の内容は、例え
ば「放送の受信準備中です。」と云った旨の画像メッセ
ージとなっている。このため、使用者はこのメッセージ
により受信画像が表示されない理由を明確に知ることが
でき、これにより使用者の不安感や苛立ちは軽減され
る。
【0056】なお、以上述べた構成では電源投入時にメ
ッセージ情報を表示させるようにした。しかし、それに
限らず例えば放送受信中に電源電圧の低下をモニタし、
電源電圧が所定レベル以下に低下した場合に無線部1A
の動作を停止させ、同時に切替回路23を切り替えると
共にメモリ部22Aからメッセージ情報を読み出して、
このメッセージ情報を受信画像データに代わってLCD
33に表示させるように構成してもよい。
【0057】この様にすれば、バッテリを電源として使
用している場合に、その出力電圧Vccが低下して放送の
受信を維持できなくなった場合に、その旨を表示するこ
とで使用者にバッテリの交換などを促すことができる。
【0058】また、前記した構成では、主制御部21C
において電源部4Bにおける電源投入をモニタし、その
結果をもとに切替回路23及びメモリ部22Aを制御す
るようにしている。しかし、それに限らず例えば電源部
4Bの電圧検出回路42において電源投入を検出すると
共に、その検出時点から受信画像データを復号再生して
表示するまでに必要な時間をタイマで計時する。そし
て、このタイマの計時期間中に切替回路23を切り替え
ると共にメモリ部22Aからメッセージ情報を読み出す
ように構成することも可能である。
【0059】(第4の実施形態)この発明に係わるディ
ジタル情報受信装置の第4の実施形態は、ディジタル放
送受信装置において、チャネル切替報知用のメッセージ
情報が予め記憶されたメモリ部を設けると共に、チャネ
ル選択操作を検出する手段を設ける。そして、操作入力
部においてチャネル切替操作が行われた場合に、このチ
ャネル選択操作が行われた時点から、受信チャネルが切
り替わり、さらにこの切替後のチャネルのマルチメディ
ア情報が受信されてその画像データが復号再生されるま
での期間に、上記メモリ部から対応するチャネルのメッ
セージ情報を読み出し、このメッセージ情報を受信マル
チメディア情報に代わってデコード部で復号再生し表示
するようにしたものである。
【0060】図4は、この第4の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0061】ベースバンド部2Dには、前記第1の実施
形態と同様に、メモリ部22Bと、切替回路23とが設
けてある。このうちメモリ部22Bには、例えば図5に
示すように受信対象となる複数のチャネルCH1〜CH
nに対応する複数の記憶領域が設けてあり、これらの記
憶領域にはそれぞれチャネル切替期間中に受信データに
代わって表示するためのチャネル対応のチャネル切替報
知メッセージが記憶してある。
【0062】ベースバンド部2Dの主制御部21Dは、
この発明に係わる制御機能として、チャネル選択操作検
出手段21gと、第4の切替制御手段21hとを備えて
いる。
【0063】チャネル選択操作検出手段21gは、入出
力部3に設けられた操作入力部31においてチャネル選
択操作が行われた場合に、この操作を検出して選択され
たチャネルへの切替制御を実行する。
【0064】第4の切替制御手段21hは、上記チャネ
ル選択操作検出手段21gにおいてチャネル選択操作が
検出された場合に、その検出時点から、受信チャネルが
切り替わり、さらにこの切替後のチャネルのマルチメデ
ィア情報が受信されてその画像データが復号再生される
までの期間、つまりチャネル切替動作期間中に、切替回
路23に対し切替制御信号SWdを与えて当該切替回路
23を主制御部21D側からメモリ部22B側に切り替
える。またそれと共に、メモリ部22Bに対しメモリ読
み出し制御信号MRdを与え、これによりメモリ部22
Bから切替先のチャネルに対応するメッセージ情報を読
み出してこれを受信マルチメディア情報に代わってデコ
ード部24に入力させる。
【0065】この様な構成であるから、放送受信中に使
用者がチャネルの切替操作を行うと、このチャネル切替
操作が操作入力部31からの信号により主制御部21D
で検出される。そうすると、このチャネル選択操作の検
出時点から、受信チャネルが切り替わり、さらにこの切
替後のチャネルのマルチメディア情報が受信されてその
画像データが復号再生されるまでの期間に、主制御部2
1Dから切替制御信号SWdが出力され、これにより切
替回路23の入力ポートが主制御部21D側からメモリ
部22B側に切り替わる。
【0066】またそれと共に、主制御部21Dからメモ
リ部22Bに対しメモリ読み出し制御信号MRdが与え
られ、これによりメモリ部22Bから切替先のチャネル
に対応するメッセージ情報が読み出されて、このメッセ
ージ情報が受信マルチメディア情報に代わってデコード
部24に入力される。
【0067】したがって、チャネル選択操作が行われる
と、そのチャネル切替動作期間には、受信マルチメディ
ア情報に代わって上記メモリ部22Bから読み出された
メッセージ情報がデコード部24で復号再生されてLC
D33に表示されることになる。このため、チャネル選
択操作後、切替先のチャネルの受信画像データが復号再
生されるまでの期間に、チャネル切替中に受信された無
意味な画像が表示される不具合はなくなり、これにより
画像の表示品質を高く保持することができる。
【0068】また、上記メッセージ情報の内容は、例え
ば「第mチャネルへの切替中です。この第mチャネルは
ニュース専用放送です。」と云った旨の画像メッセージ
となっている。このため、使用者はこのメッセージによ
りチャネル切替中であることと、切替先のチャネルの概
要を認識することができ、これにより使用者の不安感や
苛立ちは軽減される。
【0069】なお、以上述べた構成では、主制御部21
Dにおいてチャネル切替操作をモニタし、その結果をも
とに切替回路23及びメモリ部22Bを制御するように
している。しかし、それに限らず例えば操作入力部31
でチャネル選択操作が行われると、その時点からチャネ
ル切替所要期間をタイマで計時する。そして、このタイ
マの計時期間中に切替回路23を切り替えると共にメモ
リ部22Bからメッセージ情報を読み出すように構成す
ることも可能である。
【0070】(第5の実施形態)この発明に係わるディ
ジタル情報受信装置の第5の実施形態は、ディジタル放
送受信装置において、チャネル切替報知用のメッセージ
情報が予め記憶されたメモリ部を設けると共に、チャネ
ルの自動サーチを実行する手段と、第5の切替制御手段
とを設ける。そして、チャネル自動サーチが実行された
場合に、このサーチ動作に応動して、そのチャネル切替
期間ごとに上記メモリ部から対応するチャネルのメッセ
ージ情報を読み出し、このメッセージ情報を受信マルチ
メディア情報に代わってデコード部で復号再生し表示す
るようにしたものである。
【0071】図5は、この第5の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図4と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0072】ベースバンド部2Eには、前記第4の実施
形態と同様に、メモリ部22Bと、切替回路23とが設
けてある。このうちメモリ部22Bには、先に図5に示
したように受信対象となる複数のチャネルCH1〜CH
nに対応する複数の記憶領域が設けてあり、これらの記
憶領域にはそれぞれチャネル切替期間中に受信データに
代わって表示するためのチャネル対応のチャネル切替報
知メッセージが記憶してある。
【0073】ベースバンド部2Eの主制御部21Eは、
この発明に係わる制御機能として、チャネルサーチ制御
手段21iと、第5の切替制御手段21jとを備えてい
る。
【0074】チャネルサーチ制御手段21iは、入出力
部3に設けられた操作入力部31においてチャネル自動
サーチが指示された場合に、この操作を検出してチャネ
ルの自動サーチ制御を実行する。チャネル自動サーチと
は、例えば一定の時間間隔で受信チャネルを順次切り替
えてその放送内容を表すガイダンス情報を受信し表示す
るものである。
【0075】第5の切替制御手段21jは、上記チャネ
ルサーチ制御手段21iにおいてチャネル自動サーチが
実行された場合に、その各チャネルごとの切替所要期間
中に、切替回路23に対し切替制御信号SWeを与えて
当該切替回路23を主制御部21E側からメモリ部22
B側に切り替える。またそれと共に、メモリ部22Bに
対しメモリ読み出し制御信号MReを与え、これにより
メモリ部22Bから切替先のチャネルに対応するメッセ
ージ情報を読み出してこれを受信マルチメディア情報に
代わってデコード部24に入力させる。
【0076】この様な構成であるから、使用者が操作入
力部3においてチャネル自動サーチを指示すると、主制
御部21Eのチャネルサーチ制御手段21iの制御に従
いチャネルの自動サーチ動作が開始される。またこのチ
ャネル自動サーチの実行中に、各チャネルへの切り替え
動作に応動して、そのチャネル切替所要期間中に、主制
御部21Eから切替制御信号SWeが出力され、これに
より切替回路23の入力ポートが主制御部21E側から
メモリ部22B側に切り替わる。
【0077】またそれと共に、主制御部21Eからメモ
リ部22Bに対しメモリ読み出し制御信号MReが与え
られ、これによりメモリ部22Bから切替先のチャネル
に対応するメッセージ情報が読み出されて、このメッセ
ージ情報が受信マルチメディア情報に代わってデコード
部24に入力される。
【0078】したがって、チャネル自動サーチ実行中に
は、各チャネルへの切り替えが行われるごとに、そのチ
ャネル切替所要期間に受信マルチメディア情報に代わっ
て上記メモリ部22Bから読み出された対応するチャネ
ルのメッセージ情報がデコード部24で復号再生されて
LCD33に表示されることになる。このため、各チャ
ネル切替ごとのチャネル切替所要期間には、表示画像が
空白になったり、或いはノイズの多い低品質の画像が表
示される不具合がなくなり、これにより画像の表示品質
を高く保持することができる。
【0079】また、上記メッセージ情報の内容として
は、前記第4の実施形態と同様に、例えば「第mチャネ
ルへの切替中です。この第mチャネルはニュース専用放
送です。」と云った旨の画像メッセージが使用される。
このため、使用者はこのメッセージによりチャネル切替
中であることと、切替先のチャネルの概要を認識するこ
とができ、これにより使用者の不安感や苛立ちは軽減さ
れる。
【0080】(第6の実施形態)この発明に係わるディ
ジタル情報受信装置の第6の実施形態は、受信マルチメ
ディア情報に代わる代替情報を記憶するためのメモリ部
をRAM等の書き込み可能なメモリにより構成し、受信
マルチメディア情報の入力先をデコード部からメモリ部
へ切替回路により一時的に切り替えることにより、受信
マルチメディア情報の一部をこのメモリ部に記憶させ
る。そして、装置の動作状態を監視することで復号再生
待ち期間や受信品質の劣化期間、電源投入後の立ち上が
り期間、チャネル切替期間等を検出し、この検出期間に
上記メモリ部から代替情報を読み出し、この代替情報を
受信マルチメディア情報に代わってデコード部で復号再
生し表示するようにしたものである。
【0081】図7は、この第7の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図1乃至図6と同一部分に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0082】この実施形態の受信装置は、無線部1B
と、ベースバンド部2Fと、入出力部3と、電源部4B
とを備えている。このうちベースバンド部2Fは、主制
御部21Fと、デコード部24と、LCD制御部25
と、メモリ部27と、第1の切替回路23と、第2の切
替回路26とを備えている。
【0083】メモリ部27は、例えばRAMやEEPR
OM等の随時書き込みが可能なメモリからなり、各チャ
ネルごとにその対応する記憶領域にそれぞれ受信マルチ
メディア情報が代替情報として記憶される。
【0084】第1の切替回路23は、主制御部21Fが
発生する切替制御信号SWfに従い、主制御部21Fか
ら出力された受信マルチメディア情報と、メモリ部27
から読み出される代替情報とを、択一的に選択してデコ
ード部24に供給する。
【0085】第2の切替回路26は、主制御部21Fが
発生する切替制御信号SW1に従い、主制御部21Fか
ら出力された受信マルチメディア情報の入力先を、デコ
ード部24とメモリ部27との間で切り替える。
【0086】主制御部21Fは、この発明に係わる新た
な制御機能として、代替情報記憶制御手段21kと、動
作状態判定手段21lと、第6の切替制御手段21mと
を備えている。
【0087】代替情報記憶制御手段21kは、放送受信
中に、予め決められたタイミング、或いは使用者が操作
入力部31で指定入力したタイミングで、第2の切替回
路26の出力ポートをデコード部24側からメモリ部2
7側に切り替える。またそれと共に、メモリ部27に対
しメモリ書き込み制御信号MW1を与えることで、主制
御部21Fが出力した受信マルチメディア情報をメモリ
部27に書き込む。
【0088】動作状態判定手段21lは、デコード部2
4による復号再生動作、受信部12における無線周波信
号の受信状態、電源投入状態、及びチャネル切替操作を
それぞれ監視する。
【0089】第6の切替制御手段21mは、上記動作状
態判定手段21lにより受信画像データを表示できない
所定の動作状態が検出された場合に、その検出期間にお
いて切替制御信号SWfを出力し、第1の切替回路23
を主制御部21F側からメモリ部27側に切り替える。
またそれと共に、メモリ読み出し制御信号MRfを出力
し、これによりメモリ部27から代替情報を読み出して
これを受信マルチメディア情報に代わってデコード部2
4に入力させる。
【0090】この様な構成であるから、任意のチャネル
の放送を受信している最中に、例えば当該チャネルの案
内情報が受信されるタイミングになると、主制御部21
Fは切替制御信号SW1を出力して第2の切替回路26
の出力ポートを一時的にメモリ部27側に切り替えると
共に、メモリ部27に対しメモリ書き込み制御信号MW
1を与え、これにより主制御部21Fから出力した受信
マルチメディア情報をメモリ部27の現受信チャネルに
対応する記憶領域に代替情報として記憶させる。この記
憶制御動作は、各受信チャネルごとにそれぞれ行われ
る。したがって、記憶部27には、各受信チャネルごと
に異なる受信マルチメディア情報が代替情報としてそれ
ぞれ記憶されることになる。
【0091】なお、メモリ部27に対する受信マルチメ
ディア情報の記憶は、放送の視聴中に使用者が、操作入
力部31において任意のタイミングで記憶指示を入力し
た場合にも同様に行われる。これは、使用者が受信放送
番組中の所望のシーンを代替情報として記憶したい場合
に有用である。
【0092】さてこの状態で、いま仮にデコード部24
において復号再生待ち期間が発生したり、受信部12に
おいて受信品質の劣化が発生したり、電源が投入された
り、マニュアルによるチャネル選択操作又はチャネルの
自動サーチが実行されたとする。そうすると、主制御部
21Fは切替制御信号SWfを出力すると共に、メモリ
読み出し制御信号MRfをメモリ部22Bに与える。こ
のため、第1の切替回路23の入力ポートが主制御部2
1F側からメモリ部22B側に切り替わる。またそれと
共に、メモリ部22Bの受信中のチャネルに対応する記
憶領域に記憶されている代替情報が読み出されて、この
代替情報が切替回路23を介してデコード部24に供給
される。
【0093】したがって、上記復号再生待ち期間や受信
品質の劣化期間、電源投入後の立ち上がり期間、チャネ
ル切替期間においては、受信されたマルチメディア情報
に代わって、上記メモリ部22Bから読み出された代替
情報がデコード部24に入力されることになり、この結
果LCD33には復号された上記代替情報が表示され
る。このため、画像表示中に空白が生じたり、品質が著
しく劣化した画像が表示されるといった不具合は回避さ
れ、これにより画像の表示品質を高く保持することがで
きる。
【0094】また、チャネルごとに所定のタイミング或
いは任意のタイミングで受信されたマルチメディア情報
が代替情報として記憶部22Bに記憶されるので、代替
情報として固定のメッセージ情報を使用する場合に比
べ、適応的な代替表示を行うことができる。
【0095】(第7の実施形態)この発明に係わるディ
ジタル情報受信装置の第7の実施形態は、受信マルチメ
ディア情報に代わる代替情報を記憶するためのメモリ部
をRAM等の書き込み可能なメモリにより構成し、受信
マルチメディア情報をデコード部に入力すると共に同時
にメモリ部へも入力して、その一部を記憶させる。そし
て、装置の動作状態を監視することで復号再生待ち期間
や受信品質の劣化期間、電源投入後の立ち上がり期間、
チャネル切替期間等を検出し、この検出期間に上記メモ
リ部から代替情報を読み出し、この代替情報を受信マル
チメディア情報に代わってデコード部で復号再生し表示
するようにしたものである。
【0096】図8は、この第8の実施形態に係わるディ
ジタル放送受信装置の構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、同図において前記図7と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0097】ベースバンド部2Gにおいて、主制御部2
1Gから出力された受信マルチメディア情報は、切替回
路23を介してデコード部24に入力されると共に、メ
モリ部27にも入力されるようになっている。
【0098】主制御部21Fは、この発明に係わる新た
な制御機能として、同時記憶制御手段21oと、動作状
態判定手段21pと、第7の切替制御手段21qとを備
えている。
【0099】同時記憶制御手段21oは、放送受信中
に、予め決められたタイミング、或いは使用者が操作入
力部31で指定入力したタイミングで、メモリ部27に
対しメモリ書き込み制御信号MW1を与えることで、主
制御部21Fが出力した受信マルチメディア情報の一部
をメモリ部27に書き込む。
【0100】動作状態判定手段21pは、デコード部2
4による復号再生動作、受信部12における無線周波信
号の受信状態、電源投入状態、及びチャネル切替操作を
それぞれ監視する。
【0101】第7の切替制御手段21qは、上記動作状
態判定手段21pにより受信画像データを表示できない
所定の動作状態が検出された場合に、その検出期間にお
いて切替制御信号SWgを出力し、切替回路23の入力
ポートを主制御部21G側からメモリ部27側に切り替
える。またそれと共に、メモリ読み出し制御信号MRg
を出力し、これによりメモリ部27から代替情報を読み
出してこれを受信マルチメディア情報に代わってデコー
ド部24に入力させる。
【0102】この様な構成であるから、任意のチャネル
の放送を受信している最中に、動作状態判定手段21p
において、例えば復号再生待ち期間が発生したり、受信
部12において受信品質の劣化が発生したり、マニュア
ルによるチャネル選択操作又はチャネルの自動サーチが
実行されたとする。
【0103】そうすると主制御部21Fは、切替回路2
3を切り替えて、受信マルチメディア情報に代えメモリ
部27の代替情報をデコード部24に入力させる第7の
切替制御を実行するが、それに先立ちメモリ部27に対
しメモリ書き込み制御信号MW2を与えることで、上記
切替直前の正常な受信マルチメディア情報を代替情報と
して記憶部22Bに記憶させる。
【0104】このため、上記第7の切替制御において記
憶部22Bから読み出されてデコード部24に入力され
る代替情報は、この切替制御直前に受信された受信マル
チメディア情報となる。したがって、受信画像データの
表示停止期間において、LCD33にはその直前に正し
く受信された最後の画像データが静止画として表示され
ることになり、これにより使用者は受信画像データの表
示中断をそれほど意識することなく自然な状態で視聴し
続けることができる。
【0105】なお、メモリ部27に対する受信マルチメ
ディア情報の記憶は、放送の視聴中に使用者が、操作入
力部31において任意のタイミングで記憶指示を入力し
た場合にも同様に行われる。これは、使用者が受信放送
番組中の所望のシーンを代替情報として記憶したい場合
に有用である。
【0106】(その他の実施形態)前記第1乃至第5の
各実施形態では、それぞれ装置の動作状態を監視するこ
とで、復号再生待ち期間、受信品質の劣化期間、電源投
入後の立ち上がり期間、及びチャネル切替期間のいずれ
か一つを検出し、この検出期間に上記メモリ部からメッ
セージ情報を読み出してこれをデコード部で復号再生し
代替表示する場合について述べた。
【0107】しかし、それに限らず、上記復号再生待ち
期間、受信品質の劣化期間、電源投入後の立ち上がり期
間、及びチャネル切替期間の2以上を選択的に組み合わ
せ、これらの複数のケースでメッセージ情報を代替表示
させるようにしてもよい。そして、この場合各ケースご
とに異なるメッセージ情報を予め用意しておき、検出さ
れたケースに応じたメッセージ情報を選択的に読み出し
て代替表示させるようにするとよい。
【0108】また前記各実施形態では、受信画像データ
の表示に空白等が発生する期間を監視して、この期間に
メモリ部22A,22Bからメッセージ情報又は代替情
報を読み出してこれを受信マルチメディア情報に代えて
デコード部24に入力させる場合について述べた。しか
し、これに限らず定期的又は任意のタイミングでメモリ
部からメッセージ情報又は代替情報を読み出し、これら
の情報を受信マルチメディア情報に割り込ませて表示さ
せるようにしてもよい。この制御モードは、例えば使用
者との契約内容に応じて、放送番組の視聴中に定期的に
コマーシャルフィルム等の広告情報を割り込ませて表示
させる場合に使用される。
【0109】さらに前記各実施形態では、ディジタル放
送受信装置を例にとって説明したが、PHS(Personal
Handyphone System)や、W−CDMA(Wideband-Cod
e Division Multiple Access)等の次世代移動通信シス
テムで使用するディジタル通信端末装置のように、テレ
ビジョン電話通信を行うことが可能な無線通信装置にも
この発明は適用でき、さらにはCATV用の放送受信装
置や通信装置にもこの発明は適用可能である。
【0110】その他、画像符号化方式の種類や受信装置
の回路構成、メモリ部の構成やこのメモリ部に記憶する
メッセージ情報又は代替情報の種類等についても、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0111】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、受信
される符号化ディジタル情報の代替情報を記憶手段に記
憶しておき、受信した符号化ディジタル情報の再生出力
動作に影響を及ぼす動作状態を監視して、当該動作状態
が受信した符号化ディジタル情報の再生出力動作に悪影
響を及ぼすと判定した場合に、受信情報に代わって上記
記憶手段に記憶された代替情報を復号再生処理に供する
ようにしている。
【0112】したがってこの発明によれば、受信した符
号化ディジタル情報を復号して再生出力する際に、待ち
時間や空白状態、さらには品質劣化が生じないようにす
ることができ、これにより受信情報の再生出力を円滑か
つ高品質に行うことが可能なディジタル情報受信装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第1の実施形態を示す回路ブロック図。
【図2】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第2の実施形態を示す回路ブロック図。
【図3】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第3の実施形態を示す回路ブロック図。
【図4】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第4の実施形態を示す回路ブロック図。
【図5】 図4に示した装置のメモリ部の構成を示す
図。
【図6】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第5の実施形態を示す回路ブロック図。
【図7】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第6の実施形態を示す回路ブロック図。
【図8】 この発明に係わるディジタル情報受信装置の
第7の実施形態を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1A,1B…無線部 2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G…ベースバ
ンド部 3…入出力部 4A,4B…電源部 11…アンテナ 12…受信部 13…周波数シンセサイザ 21A,21B,21C,21D,21E,21F,2
1G…主制御部 21a…再生状態判定手段 21b…切替制御手段 21c…受信品質判定手段 21d…第2の切替制御手段 21e…電源オン検出手段 21f…第3の切替制御手段 21g…チャネル選択操作検出手段 21h…第4の切替制御手段 21i…チャネルサーチ制御手段 21j…第5の切替制御手段 21k…コンテンツ記憶制御手段 21l…切替タイミング検出手段 21m…第6の切替制御手段 21o…同時記憶制御手段 21p…切替条件判定手段 21q…第7の切替制御手段 22A,22B,27…メモリ部 23,26…切替回路 24…デコード部 25…LCD制御部 31…操作入力部 32…スピーカ 33…液晶表示器(LCD) 41…電源回路 42…電圧検出回路(E−DET) SWa,SWb,SWc,SWd,SWe,SWf,S
Wg,SW1,SW2…切替制御信号 MRa,MRb,MRc,MRd,MRe,MRf,M
Rg,MR1,MR2…メモリ読み出し制御信号 MW1,MW2…メモリ書き込み制御信号 DSS…再生状態の検出信号 RSSwy受信品質の検出信号 ESS…電圧検出信号

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の符号化ディジタル情報を受信する
    受信手段と、 前記第1の符号化ディジタル情報の代替機能を有する第
    2の符号化ディジタル情報を記憶する記憶手段と、 前記第1又は第2の符号化ディジタル情報が入力された
    場合に、この符号化ディジタル情報を復号してこの復号
    後の情報を再生出力する復号再生手段と、 この復号再生手段による情報の再生出力動作に影響を及
    ぼす自装置の動作状態を監視する監視手段と、 この監視手段の監視結果に基づいて、前記受信手段によ
    り受信された第1の符号化ディジタル情報と前記記憶手
    段に記憶された第2の符号化ディジタル情報とを選択的
    に前記復号再生手段に入力させる切替制御手段とを具備
    したことを特徴とするディジタル情報受信装置。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、前記復号再生手段によ
    り得られる復号後の情報の品質を監視し、 前記切替制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づい
    て、復号後の情報の品質が所定レベルを満たしていると
    きには前記受信手段により受信された第1の符号化ディ
    ジタル情報を前記復号再生手段に入力させ、一方復号後
    の情報の品質が所定レベルを満たしていないときには前
    記記憶手段に記憶された第2の符号化ディジタル情報を
    前記復号再生手段に入力させることを特徴とする請求項
    1記載のディジタル情報受信装置。
  3. 【請求項3】 前記監視手段は、前記受信手段における
    第1の符号化ディジタル情報の受信品質を監視し、 前記切替制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づい
    て、第1の符号化ディジタル情報の受信品質が所定レベ
    ルを満たしているときには前記受信手段により受信され
    た第1の符号化ディジタル情報を前記復号再生手段に入
    力させ、一方第1の符号化ディジタル情報の受信品質が
    所定レベルを満たしていないときには前記記憶手段に記
    憶された第2の符号化ディジタル情報を前記復号再生手
    段に入力させることを特徴とする請求項1記載のディジ
    タル情報受信装置。
  4. 【請求項4】 前記監視手段は、自装置の電源出力の状
    態を監視し、 前記切替制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づい
    て、電源出力の状態が装置の動作に必要な状態を満たし
    ているときには前記受信手段により受信された第1の符
    号化ディジタル情報を前記復号再生手段に入力させ、一
    方電源出力の状態が装置の動作に必要な状態を満たして
    いないときには前記記憶手段に記憶された第2の符号化
    ディジタル情報を前記復号再生手段に入力させることを
    特徴とする請求項1記載のディジタル情報受信装置。
  5. 【請求項5】 前記監視手段は、前記受信部で受信すべ
    き第1の符号化ディジタル情報のチャネル選択動作を監
    視し、 前記切替制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づい
    て、チャネル選択が行われた時点から少なくとも当該選
    択後のチャネルで受信された第1の符号化ディジタル情
    報の再生出力が可能となるまでの期間に、前記記憶手段
    に記憶された第2の符号化ディジタル情報を前記復号再
    生手段に入力させ、その他の期間には前記受信手段によ
    り受信された第1の符号化ディジタル情報を前記復号再
    生手段に入力させることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル情報受信装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、選択対象となる複数の
    チャネルの各々に対応付けて第2の符号化ディジタル情
    報を記憶する複数の記憶領域を有し、 前記切替制御手段は、チャネル選択が行われた時点から
    少なくとも当該選択後のチャネルで受信された第1の符
    号化ディジタル情報の再生出力が可能となるまでの期間
    に、前記選択されたチャネルに対応する第2の符号化デ
    ィジタル情報を前記記憶手段から選択的に読み出して前
    記復号再生手段に入力させることを特徴とする請求項5
    記載のディジタル情報受信装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、第2の符号化ディジタ
    ル情報として、第1の符号化ディジタル情報の再生出力
    が行えない理由を表すメッセージを記憶したことを特徴
    とする請求項2乃至6のいずれかに記載のディジタル情
    報受信装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、第2の符号化ディジタ
    ル情報として、広告情報を記憶したことを特徴とする請
    求項2乃至6のいずれかに記載のディジタル情報受信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記受信手段により受信された第1の符
    号化ディジタル情報の少なくとも一部を、第2の符号化
    ディジタル情報として前記記憶手段に記憶させる記憶制
    御手段を、さらに具備したことを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載のディジタル情報受信装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶制御手段は、前記受信手段に
    より受信された第1の符号化ディジタル情報の入力先を
    前記復号再生手段と前記記憶手段との間で切り替える切
    替手段を有し、前記第1の符号化ディジタル情報の受信
    中に所望のタイミングで前記切替手段を一時的に前記復
    号再生手段から前記記憶手段に切り替えることで、第1
    の符号化ディジタル情報の一部を第2の符号化ディジタ
    ル情報として前記記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る請求項9記載のディジタル情報受信装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶制御手段は、前記受信手段に
    より受信された第1の符号化ディジタル情報を前記復号
    再生手段及び前記記憶手段にそれぞれ供給し、所望のタ
    イミングで前記記憶回路を書き込み状態に設定すること
    で、前記第1の符号化ディジタル情報の一部を第2の符
    号化ディジタル情報として前記記憶手段に記憶させるこ
    とを特徴とする請求項9記載のディジタル情報受信装
    置。
  12. 【請求項12】 前記記憶制御手段は、前記監視手段の
    監視結果に基づいて、前記復号再生手段に入力される符
    号化ディジタル情報が第1の符号化ディジタル情報から
    第2の符号化ディジタル情報に前記切替制御手段によっ
    て切り替えられる直前の第1の符号化ディジタル情報
    を、前記記憶回路に記憶させることを特徴とする請求項
    10又は11記載のディジタル情報受信装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段が複数のチャネルの各々
    に対応して複数の記憶領域を有している場合に、 前記記憶制御手段は、チャネルの選択動作に応動して前
    記記憶手段の対応する記憶領域を選択することで、当該
    チャネルにより受信された第1の符号化ディジタル情報
    を記憶手段の対応する記憶領域に第2の符号化ディジタ
    ル情報として記憶させることを特徴とする請求項9記載
    のディジタル情報受信装置。
  14. 【請求項14】 第1の符号化ディジタル情報を受信す
    る受信手段と、 前記第1の符号化ディジタル情報の代替機能を有する第
    2の符号化ディジタル情報を記憶する記憶手段と、 前記第1又は第2の符号化ディジタル情報が入力された
    場合に、この符号化ディジタル情報を復号してこの復号
    後の情報を再生出力する復号再生手段と、 定常時には前記受信手段により受信された第1の符号化
    ディジタル情報を選択して前記復号再生手段に入力さ
    せ、定期的又は任意に設定したタイミングにおいて、前
    記記憶手段に記憶された第2の符号化ディジタル情報を
    前記第1の符号化ディジタル情報に代えて前記復号再生
    手段に入力させる切替制御手段とを具備したことを特徴
    とするディジタル情報受信装置。
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