JP2001255482A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JP2001255482A JP2001255482A JP2000068212A JP2000068212A JP2001255482A JP 2001255482 A JP2001255482 A JP 2001255482A JP 2000068212 A JP2000068212 A JP 2000068212A JP 2000068212 A JP2000068212 A JP 2000068212A JP 2001255482 A JP2001255482 A JP 2001255482A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1枚目の排出時間を短縮するために、ポリゴ
ンモータが定常回転に達したか否かを判定する判定期間
を短縮しても、フェイルが発生される回数を低減し、生
産性の低下を防止する。 【解決手段】 1回目の判定期間に引き続いて(ステッ
プ106)、2回目の判定期間を設け(ステップ11
6)、判定処理を2回まで実行可能とし(ステップ10
8、118)、1回目の判定期間を短縮してファースト
プリントタイムの向上を図っても、フェイルが発生して
フェイル処理に至る(ステップ152)ことを抑える。
また、2回目の判定期間に入った回数をカウントする
(ステップ126)ことによって、ポリゴンモータの状
態を監視し、ポリゴンモータの故障で完全にマシンスト
ップとなる前に、光走査装置(又はポリゴンモータ)の
交換時期が迫っていることをユーザに通知し(ステップ
130)、マシンストップによる生産性の低下を防止す
る。
ンモータが定常回転に達したか否かを判定する判定期間
を短縮しても、フェイルが発生される回数を低減し、生
産性の低下を防止する。 【解決手段】 1回目の判定期間に引き続いて(ステッ
プ106)、2回目の判定期間を設け(ステップ11
6)、判定処理を2回まで実行可能とし(ステップ10
8、118)、1回目の判定期間を短縮してファースト
プリントタイムの向上を図っても、フェイルが発生して
フェイル処理に至る(ステップ152)ことを抑える。
また、2回目の判定期間に入った回数をカウントする
(ステップ126)ことによって、ポリゴンモータの状
態を監視し、ポリゴンモータの故障で完全にマシンスト
ップとなる前に、光走査装置(又はポリゴンモータ)の
交換時期が迫っていることをユーザに通知し(ステップ
130)、マシンストップによる生産性の低下を防止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録処理開始
方法、及び画像記録装置に係り、特に、回転多面鏡の回
転によって光ビームを偏向させ、感光体上に光ビームを
走査露光させる光走査装置を備えた画像記録装置に関す
る。
方法、及び画像記録装置に係り、特に、回転多面鏡の回
転によって光ビームを偏向させ、感光体上に光ビームを
走査露光させる光走査装置を備えた画像記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタや電子写真複写機等、光
走査装置によって光ビームを感光体上に走査させて画像
を記録する画像記録装置が普及している。光走査装置で
は、一般に、半導体レーザ(以下、「LD」という)等
の光源から出力され、画像データに基づいて変調された
光ビームを、コリメータレンズ等を介して、所定速度で
回転する回転多面鏡の反射面に入射させる。この回転多
面鏡の回転により、光ビームの入射角が連続的に変化し
ながら偏向され、光ビームが感光体上を走査するように
なっている。
走査装置によって光ビームを感光体上に走査させて画像
を記録する画像記録装置が普及している。光走査装置で
は、一般に、半導体レーザ(以下、「LD」という)等
の光源から出力され、画像データに基づいて変調された
光ビームを、コリメータレンズ等を介して、所定速度で
回転する回転多面鏡の反射面に入射させる。この回転多
面鏡の回転により、光ビームの入射角が連続的に変化し
ながら偏向され、光ビームが感光体上を走査するように
なっている。
【0003】ところで、画像記録装置では、通常、プリ
ント命令が発せられたら回転多面鏡を回転させるモータ
(以下、「回転多面鏡駆動モータ」という)を起動(駆
動開始)する。回転多面鏡駆動モータの回転が所定の回
転数になったら、LDを点灯させて、出力する光ビーム
のパワーコントロール等の作業を行った後、感光体に対
する画像書込みを行うという方法が一般的である。
ント命令が発せられたら回転多面鏡を回転させるモータ
(以下、「回転多面鏡駆動モータ」という)を起動(駆
動開始)する。回転多面鏡駆動モータの回転が所定の回
転数になったら、LDを点灯させて、出力する光ビーム
のパワーコントロール等の作業を行った後、感光体に対
する画像書込みを行うという方法が一般的である。
【0004】このような方法では、回転多面鏡駆動モー
タが所定の回転数(所定速度)で安定して回転している
(以下、このような回転のことを「定常回転」という)
ことを判定することが必須である。従来より、これらを
判定するために様々な技術が提案されている。
タが所定の回転数(所定速度)で安定して回転している
(以下、このような回転のことを「定常回転」という)
ことを判定することが必須である。従来より、これらを
判定するために様々な技術が提案されている。
【0005】例えば、特許登録第2731042号公報
では、回転多面鏡を回転多面鏡駆動モータにより回転さ
せて光走査する露光部を有する画像記録手段が起動して
から、所定時間経過しても定常回転に達しない場合はフ
ェイルとし、定常回転に達している場合にのみ用紙の搬
送を開始する技術が開示されている。また、特開平7―
67373号公報では、回転多面鏡駆動モータ起動して
から所定時間(10s)以内に、所定期間(2s)以上の定常
回転が得られない場合のみ、故障と判断する技術が開示
されている。
では、回転多面鏡を回転多面鏡駆動モータにより回転さ
せて光走査する露光部を有する画像記録手段が起動して
から、所定時間経過しても定常回転に達しない場合はフ
ェイルとし、定常回転に達している場合にのみ用紙の搬
送を開始する技術が開示されている。また、特開平7―
67373号公報では、回転多面鏡駆動モータ起動して
から所定時間(10s)以内に、所定期間(2s)以上の定常
回転が得られない場合のみ、故障と判断する技術が開示
されている。
【0006】また、回転多面鏡駆動モータが定常回転に
達していないと判定された場合に、定常回転に復帰させ
る技術も提案されている。
達していないと判定された場合に、定常回転に復帰させ
る技術も提案されている。
【0007】例えば、特開平5―333280号公報に
は、ポリゴモータの回転制御をSOS(Start Of Sca
n)駆動方式、すなわちSOS信号を基準クロックと比
較して、回転多面鏡駆動モータの駆動をPLL(Phase
Locked Loop)制御し、PLLがはずれた場合にLDを
全点灯させて、所定時間内にPLLがロックされたら、
LDを消灯して元の状態に戻すとともに、所定時間内に
PLLがロックされて復帰した回数を記憶部に記憶させ
(復帰回数をカウントし)、所定の回数以上になった場
合に記録部異常であることを表示する技術が開示されて
いる。
は、ポリゴモータの回転制御をSOS(Start Of Sca
n)駆動方式、すなわちSOS信号を基準クロックと比
較して、回転多面鏡駆動モータの駆動をPLL(Phase
Locked Loop)制御し、PLLがはずれた場合にLDを
全点灯させて、所定時間内にPLLがロックされたら、
LDを消灯して元の状態に戻すとともに、所定時間内に
PLLがロックされて復帰した回数を記憶部に記憶させ
(復帰回数をカウントし)、所定の回数以上になった場
合に記録部異常であることを表示する技術が開示されて
いる。
【0008】また、特開平2―184465号公報に
は、画像記録中に回転多面鏡駆動モータの回転が変動し
た場合に、画像記録終了後に当該ページの画像を再度記
録する技術が開示されており、具体的には、再記録時は
所定の回転速度になったことを確認してから再記録を開
始するようになっている。さらに、特開平3―2046
10号公報には、回転多面鏡駆動モータの回転数が異常
と判断された場合、一旦、回転多面鏡駆動モータの駆動
を停止してから再起動し、再起動後も異常と判断された
場合にソリッドに異常が発生したと判断して駆動を停止
してエラー処理を行う技術が開示されている。
は、画像記録中に回転多面鏡駆動モータの回転が変動し
た場合に、画像記録終了後に当該ページの画像を再度記
録する技術が開示されており、具体的には、再記録時は
所定の回転速度になったことを確認してから再記録を開
始するようになっている。さらに、特開平3―2046
10号公報には、回転多面鏡駆動モータの回転数が異常
と判断された場合、一旦、回転多面鏡駆動モータの駆動
を停止してから再起動し、再起動後も異常と判断された
場合にソリッドに異常が発生したと判断して駆動を停止
してエラー処理を行う技術が開示されている。
【0009】ところで、近年、ファーストプリントタイ
ム又はファーストコピータイム(画像記録装置の一枚目
の排出時間)の短縮化が求められており、回転多面鏡駆
動モータの回転が所定の回転数に達したことを検知して
から、実際に画像を書き出すまでの期間を短くすること
が要求されている。すなわち、定常回転に達しているか
否かを判定する期間(以下、単に「判定期間」という)
が短くなりつつあるといった状況がある。
ム又はファーストコピータイム(画像記録装置の一枚目
の排出時間)の短縮化が求められており、回転多面鏡駆
動モータの回転が所定の回転数に達したことを検知して
から、実際に画像を書き出すまでの期間を短くすること
が要求されている。すなわち、定常回転に達しているか
否かを判定する期間(以下、単に「判定期間」という)
が短くなりつつあるといった状況がある。
【0010】また、更なる短縮化の要求に対しては、回
転多面鏡駆動モータの回転が所定の回転数に達したこと
を検知したら、定常回転に達しているか(所定の回転数
で安定して回転しているか)否かの判定を行うととも
に、定常回転に達したと判定されることを前提に、用紙
送り等のある程度の処理を先行して行って(以下、「見
切り処理」という)、ファーストプリントタイム又はフ
ァーストコピータイムを短縮している。
転多面鏡駆動モータの回転が所定の回転数に達したこと
を検知したら、定常回転に達しているか(所定の回転数
で安定して回転しているか)否かの判定を行うととも
に、定常回転に達したと判定されることを前提に、用紙
送り等のある程度の処理を先行して行って(以下、「見
切り処理」という)、ファーストプリントタイム又はフ
ァーストコピータイムを短縮している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転多
面鏡駆動モータは、一度、所定の回転数(回転速度)と
なったても、その後に、微妙な回転変動やチャタリング
等が発生して、当該所定の回転数で安定するまでに時間
がかかる。
面鏡駆動モータは、一度、所定の回転数(回転速度)と
なったても、その後に、微妙な回転変動やチャタリング
等が発生して、当該所定の回転数で安定するまでに時間
がかかる。
【0012】このため、ファーストプリントタイム(又
はファーストコピータイム)の短縮のために判定期間を
短くすると、当該判定期間では回転多面鏡駆動モータの
回転が安定せずに、定常回転に達していないと判定され
る回数が増える。特許登録2731042号公報や特開
平7―67373号公報に開示されている技術では、1
回でも定常回転に達していないと判断されるとフェイル
を発生させてジョブが停止されるので、判定期間を短く
するとフェイルの発生回数が増え、その都度、電源をO
FF/ONする等の作業を行って復帰させる必要があり
手間がかかる。また、復帰作業を行ってもフェイルが発
生する場合は、光走査装置又は回転多面鏡駆動モータを
交換しなければならず、ユーザは交換が終了するまで作
業を行うことができず、生産性が低下する。
はファーストコピータイム)の短縮のために判定期間を
短くすると、当該判定期間では回転多面鏡駆動モータの
回転が安定せずに、定常回転に達していないと判定され
る回数が増える。特許登録2731042号公報や特開
平7―67373号公報に開示されている技術では、1
回でも定常回転に達していないと判断されるとフェイル
を発生させてジョブが停止されるので、判定期間を短く
するとフェイルの発生回数が増え、その都度、電源をO
FF/ONする等の作業を行って復帰させる必要があり
手間がかかる。また、復帰作業を行ってもフェイルが発
生する場合は、光走査装置又は回転多面鏡駆動モータを
交換しなければならず、ユーザは交換が終了するまで作
業を行うことができず、生産性が低下する。
【0013】また、ファーストプリントタイム(又はフ
ァーストコピータイム)の短縮のために見切り処理を行
う場合は、見切り処理中に回転変動やチャタリングが発
生してしまう。このため、特開平5―333280号公
報に開示されている技術では、見切り処理を行うと、P
LLがはずれ易くなり、PLLがはずれたらレーザを全
点灯させて復帰させるため、感光体とレーザの寿命が低
下するという問題がある。また、復帰回数が所定回数以
上となったら記録部異常であること表示され、当該表示
から光走査装置又は回転多面鏡駆動モータが交換される
まで、ユーザは作業を行うことができず、生産性が低下
する。
ァーストコピータイム)の短縮のために見切り処理を行
う場合は、見切り処理中に回転変動やチャタリングが発
生してしまう。このため、特開平5―333280号公
報に開示されている技術では、見切り処理を行うと、P
LLがはずれ易くなり、PLLがはずれたらレーザを全
点灯させて復帰させるため、感光体とレーザの寿命が低
下するという問題がある。また、復帰回数が所定回数以
上となったら記録部異常であること表示され、当該表示
から光走査装置又は回転多面鏡駆動モータが交換される
まで、ユーザは作業を行うことができず、生産性が低下
する。
【0014】また、特開平2―184465号公報に開
示されている技術では、見切り処理を行うと、再記録す
る回数が増え、用紙の無駄が増える。また、再記録の分
だけ余計に時間がかかるため、生産性が低下する。更
に、特開平3―204610号公報で開示されている技
術では、見切り処理を行うと、回転数異常と判断される
回数が増え、その度に回転多面鏡駆動モータを一旦停止
してから再起動しなければならず、画像記録された用紙
が排出されるまでの時間が非常に遅くなってしまう。ま
た再起動しても異常と判断された場合はエラーとして報
告されるため、これも光走査装置又は回転多面鏡駆動モ
ータが交換されるまで、ユーザが待たされることになり
生産性が低下する。
示されている技術では、見切り処理を行うと、再記録す
る回数が増え、用紙の無駄が増える。また、再記録の分
だけ余計に時間がかかるため、生産性が低下する。更
に、特開平3―204610号公報で開示されている技
術では、見切り処理を行うと、回転数異常と判断される
回数が増え、その度に回転多面鏡駆動モータを一旦停止
してから再起動しなければならず、画像記録された用紙
が排出されるまでの時間が非常に遅くなってしまう。ま
た再起動しても異常と判断された場合はエラーとして報
告されるため、これも光走査装置又は回転多面鏡駆動モ
ータが交換されるまで、ユーザが待たされることになり
生産性が低下する。
【0015】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、1枚目の排出時間を短縮するとともに、
フェイルが発生される回数を低減し、生産性の低下を防
止することができる画像記録装置を提供することを目的
とする。
されたもので、1枚目の排出時間を短縮するとともに、
フェイルが発生される回数を低減し、生産性の低下を防
止することができる画像記録装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、回転多面鏡の回転によっ
て光ビームを偏向させ、感光体上に光ビームを走査露光
させる光走査装置を備えた画像記録装置において、前記
回転多面鏡を回転駆動させる回転多面鏡駆動モータと、
画像記録処理のために、前記回転多面鏡駆動モータの回
転を所定の回転速度に移行させるモータ制御手段と、前
記モータ制御手段による移行制御開始後、前記回転多面
鏡駆動モータの回転が前記所定の回転速度に安定する定
常回転に達したか否かを判定する判定期間を複数回設定
する判定期間設定手段と、前記判定期間設定手段によっ
て設定された判定期間となったら、前記回転多面鏡駆動
モータの回転が定常回転に達したか否かを判定する判定
手段と、前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モー
タの回転が定常回転に達したと判定されたら、画像記録
処理を開始する制御手段と、を有することを特徴として
いる。
に、請求項1に記載の発明は、回転多面鏡の回転によっ
て光ビームを偏向させ、感光体上に光ビームを走査露光
させる光走査装置を備えた画像記録装置において、前記
回転多面鏡を回転駆動させる回転多面鏡駆動モータと、
画像記録処理のために、前記回転多面鏡駆動モータの回
転を所定の回転速度に移行させるモータ制御手段と、前
記モータ制御手段による移行制御開始後、前記回転多面
鏡駆動モータの回転が前記所定の回転速度に安定する定
常回転に達したか否かを判定する判定期間を複数回設定
する判定期間設定手段と、前記判定期間設定手段によっ
て設定された判定期間となったら、前記回転多面鏡駆動
モータの回転が定常回転に達したか否かを判定する判定
手段と、前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モー
タの回転が定常回転に達したと判定されたら、画像記録
処理を開始する制御手段と、を有することを特徴として
いる。
【0017】請求項1に記載の発明によれば、判定期間
設定手段によって、回転多面鏡駆動モータの回転が定常
回転に達したか否かを判定する判定期間が複数回(以
下、「設定回数」という)設定されるので、判定手段で
は、当該判定を複数回行うことができる。判定手段によ
って回転多面鏡駆動モータの回転が定常回転に達したと
判定されたら、制御手段により画像記録処理が開始され
る。
設定手段によって、回転多面鏡駆動モータの回転が定常
回転に達したか否かを判定する判定期間が複数回(以
下、「設定回数」という)設定されるので、判定手段で
は、当該判定を複数回行うことができる。判定手段によ
って回転多面鏡駆動モータの回転が定常回転に達したと
判定されたら、制御手段により画像記録処理が開始され
る。
【0018】すなわち、回転多面鏡駆動モータの回転速
度を所定の回転速度に移行させる移行制御を開始してか
ら、回転多面鏡駆動モータの回転がなかなか安定せず、
当該所定の回転速度での定常回転に達するまでに時間が
かかっても、設定回数内であれば繰り返し判定を行うこ
とができる。
度を所定の回転速度に移行させる移行制御を開始してか
ら、回転多面鏡駆動モータの回転がなかなか安定せず、
当該所定の回転速度での定常回転に達するまでに時間が
かかっても、設定回数内であれば繰り返し判定を行うこ
とができる。
【0019】これにより、ファーストプリントタイム
(又はファーストコピータイム)の短縮するために判定
期間を短くし、定常回転に達していないと判定され易く
なっても、設定回数までは、定常回転に達したと判定さ
れるまで繰り返し判定を行なうことができ、フェイルの
発生回数を低減することができる。また、回転多面鏡モ
ータの回転が定常回転に達したら、速やかに画像記録処
理を開始することができるので、判定期間を複数回設定
しても、ファーストプリントタイム(又はファーストコ
ピータイム)を損なうことはない。
(又はファーストコピータイム)の短縮するために判定
期間を短くし、定常回転に達していないと判定され易く
なっても、設定回数までは、定常回転に達したと判定さ
れるまで繰り返し判定を行なうことができ、フェイルの
発生回数を低減することができる。また、回転多面鏡モ
ータの回転が定常回転に達したら、速やかに画像記録処
理を開始することができるので、判定期間を複数回設定
しても、ファーストプリントタイム(又はファーストコ
ピータイム)を損なうことはない。
【0020】なお、請求項2に記載されているように、
前記判定期間設定手段が、前記判定手段によって前記回
転多面鏡駆動モータの回転が定常回転に未到達であると
判定された場合に、次の判定期間を設定するようにして
もよいし、請求項3に記載されているように、前記判定
期間設定手段が、予め前記複数回の判定期間を設定して
おき、前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モータ
の回転が定常回転に達したと判定された場合に、残りの
判定期間をキャンセルするようにしてもよい。
前記判定期間設定手段が、前記判定手段によって前記回
転多面鏡駆動モータの回転が定常回転に未到達であると
判定された場合に、次の判定期間を設定するようにして
もよいし、請求項3に記載されているように、前記判定
期間設定手段が、予め前記複数回の判定期間を設定して
おき、前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モータ
の回転が定常回転に達したと判定された場合に、残りの
判定期間をキャンセルするようにしてもよい。
【0021】また、請求項4に記載されているように、
前記判定期間設定手段が、前回の判定期間に引き続い
て、次の判定期間を設定するようにしてもよいし、請求
項5に記載されているように、前記判定期間設定手段
が、前回の判定期間から所定時間経過した後、次の判定
期間を設定するようにしてもよい。
前記判定期間設定手段が、前回の判定期間に引き続い
て、次の判定期間を設定するようにしてもよいし、請求
項5に記載されているように、前記判定期間設定手段
が、前回の判定期間から所定時間経過した後、次の判定
期間を設定するようにしてもよい。
【0022】また、請求項6に記載されているように、
前記判定期間設定手段で設定される最後の判定期間にお
いて、前記判定手段によって回転多面鏡駆動モータの回
転が定常回転に未到達であると判定された場合に、画像
記録処理の開始を中止する中止手段を更に有するとよ
い。
前記判定期間設定手段で設定される最後の判定期間にお
いて、前記判定手段によって回転多面鏡駆動モータの回
転が定常回転に未到達であると判定された場合に、画像
記録処理の開始を中止する中止手段を更に有するとよ
い。
【0023】また、請求項7に記載されているように、
前記制御手段によって開始した画像記録処理のうち、当
該画像記録処理の開始のために前記判定手段が行った判
定の回数が、所定の回数以上であった画像記録処理の開
始回数を計数する計数手段を更に有するとよい。このと
き、請求項8に記載されているように、前記計数手段
が、前記判定期間設定手段によって設定される最後の判
定期間において、前記判定手段によって前記回転多面鏡
駆動モータの回転が定常回転に達したと判定されて、開
始された画像記録処理の開始回数を計数するようにする
とよい。
前記制御手段によって開始した画像記録処理のうち、当
該画像記録処理の開始のために前記判定手段が行った判
定の回数が、所定の回数以上であった画像記録処理の開
始回数を計数する計数手段を更に有するとよい。このと
き、請求項8に記載されているように、前記計数手段
が、前記判定期間設定手段によって設定される最後の判
定期間において、前記判定手段によって前記回転多面鏡
駆動モータの回転が定常回転に達したと判定されて、開
始された画像記録処理の開始回数を計数するようにする
とよい。
【0024】また、請求項9に記載されているように、
前記計数手段による前記開始回数の計数結果が、予め設
定された所定値を越えた場合に、前記光走査装置又は前
記回転多面鏡駆動モータの交換時期が迫っていることを
報知する報知手段を更に有するとよい。
前記計数手段による前記開始回数の計数結果が、予め設
定された所定値を越えた場合に、前記光走査装置又は前
記回転多面鏡駆動モータの交換時期が迫っていることを
報知する報知手段を更に有するとよい。
【0025】また、請求項10に記載されているよう
に、前記計数手段による前記開始回数の計数結果が、予
め設定された所定値を越えた場合に、前記判定期間設定
手段によって設定される初回の判定期間を延長する判定
期間延長手段を更に有するとよい。このとき、請求項1
1に記載されているように、前記判定期間延長手段が、
前記判定手段が前記所定の回数まで判定を行うために、
前記判定期間設定手段によって設定される前記所定の回
数分の判定期間を1つにまとめて、初回の判定期間とす
るようにするとよい。
に、前記計数手段による前記開始回数の計数結果が、予
め設定された所定値を越えた場合に、前記判定期間設定
手段によって設定される初回の判定期間を延長する判定
期間延長手段を更に有するとよい。このとき、請求項1
1に記載されているように、前記判定期間延長手段が、
前記判定手段が前記所定の回数まで判定を行うために、
前記判定期間設定手段によって設定される前記所定の回
数分の判定期間を1つにまとめて、初回の判定期間とす
るようにするとよい。
【0026】また、請求項12に記載されているよう
に、前記光走査装置又は回転多面鏡駆動モータが、前記
計数手段による計数結果を記憶する記憶手段を備えてよ
うにするとよい。
に、前記光走査装置又は回転多面鏡駆動モータが、前記
計数手段による計数結果を記憶する記憶手段を備えてよ
うにするとよい。
【0027】また、請求項13に記載されているよう
に、前記制御手段が、2回目以降の判定期間で前記判定
手段によって前記回転多面鏡駆動モータの回転が定常回
転に達したと判定されて、画像記録処理を開始する場合
に、初回の判定期間で定常回転に達したと判定されたと
きよりも当該判定が遅れた時間分だけ、画像形成処理の
開始を遅らせる開始遅延手段を備えるようにするとよ
い。
に、前記制御手段が、2回目以降の判定期間で前記判定
手段によって前記回転多面鏡駆動モータの回転が定常回
転に達したと判定されて、画像記録処理を開始する場合
に、初回の判定期間で定常回転に達したと判定されたと
きよりも当該判定が遅れた時間分だけ、画像形成処理の
開始を遅らせる開始遅延手段を備えるようにするとよ
い。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施形態の1例を詳細に説明する。 (全体構成)図1には、画像記録装置10の概略構成が
示されている。図1に示されるように、画像記録装置1
0はケーシング12によって被覆されている。
る実施形態の1例を詳細に説明する。 (全体構成)図1には、画像記録装置10の概略構成が
示されている。図1に示されるように、画像記録装置1
0はケーシング12によって被覆されている。
【0029】ケーシング12内には、画像記録部14が
設けられている。画像記録部14は、図1に示される矢
印A方向に定速回転する円筒状の感光体ドラム16と、
所望の画像データ(本実施の形態における画像記録装置
10は白黒画像を対象としているため、グレイスケール
の画像データ)に基づいて光ビームを(図1の矢印B参
照)感光体ドラム16に向けて、主走査しながら照射す
る光走査装置18とを含んで構成されていいる。
設けられている。画像記録部14は、図1に示される矢
印A方向に定速回転する円筒状の感光体ドラム16と、
所望の画像データ(本実施の形態における画像記録装置
10は白黒画像を対象としているため、グレイスケール
の画像データ)に基づいて光ビームを(図1の矢印B参
照)感光体ドラム16に向けて、主走査しながら照射す
る光走査装置18とを含んで構成されていいる。
【0030】感光体ドラム16の周面近傍には帯電器2
0が配設されている。帯電器20は、感光体ドラム16
を一様に帯電させる。帯電器20により一様に帯電され
た感光体ドラム16は、矢印A方向に回転することによ
って、光走査装置18からの光ビームが照射される。こ
れにより、感光体ドラム16の周面上に潜像が形成され
る。
0が配設されている。帯電器20は、感光体ドラム16
を一様に帯電させる。帯電器20により一様に帯電され
た感光体ドラム16は、矢印A方向に回転することによ
って、光走査装置18からの光ビームが照射される。こ
れにより、感光体ドラム16の周面上に潜像が形成され
る。
【0031】また、光走査装置18による光ビームの照
射位置よりも感光体ドラム16の回転方向下流側には、
感光体ドラム16の周面に対向して、感光体ドラム16
にトナーを供給する現像器22が配設されている。現像
器22から供給されたトナーは、光走査装置18によっ
て光ビームが照射された部分にトナーを付着するように
なっている。これにより感光体ドラム16の周面上にト
ナー像が形成される。
射位置よりも感光体ドラム16の回転方向下流側には、
感光体ドラム16の周面に対向して、感光体ドラム16
にトナーを供給する現像器22が配設されている。現像
器22から供給されたトナーは、光走査装置18によっ
て光ビームが照射された部分にトナーを付着するように
なっている。これにより感光体ドラム16の周面上にト
ナー像が形成される。
【0032】現像器22の配設位置よりも感光体ドラム
16の回転方向下流側(感光体ドラム16の軸芯垂下位
置)には、感光体ドラム16の周面に対向して、転写用
帯電体24が配設されている。転写用帯電体24は、用
紙トレイ26又は手差しトレイ28から、感光体ドラム
16と転写用帯電体24の間に案内された用紙30に、
感光体ドラム16の周面上に形成されたトナー像を転写
する。
16の回転方向下流側(感光体ドラム16の軸芯垂下位
置)には、感光体ドラム16の周面に対向して、転写用
帯電体24が配設されている。転写用帯電体24は、用
紙トレイ26又は手差しトレイ28から、感光体ドラム
16と転写用帯電体24の間に案内された用紙30に、
感光体ドラム16の周面上に形成されたトナー像を転写
する。
【0033】転写用帯電体24の配設位置よりも感光体
ドラム16の回転方向下流側には、感光体ドラム16に
対向して、クリーナー32が配設されている。クリーナ
ー32により、転写後に感光体ドラム16の周面に残留
しているトナーが除去される。
ドラム16の回転方向下流側には、感光体ドラム16に
対向して、クリーナー32が配設されている。クリーナ
ー32により、転写後に感光体ドラム16の周面に残留
しているトナーが除去される。
【0034】トナー像が転写された用紙30は、矢印C
方向に搬送される。感光体ドラム16よりも用紙30の
搬送方向下流側には、加圧ローラ34と加熱ローラ36
を含んで構成している定着器38が配設されている。定
着器38では、搬送されてきたトナー像が転写された用
紙30を加熱及び加圧し、トナーを融解固定する。すな
わち、定着器38では所謂定着処理が施され、用紙30
上に所定の画像が記録される。定着処理が施され、画像
が記録された用紙30は排出トレイ40に排出される。
方向に搬送される。感光体ドラム16よりも用紙30の
搬送方向下流側には、加圧ローラ34と加熱ローラ36
を含んで構成している定着器38が配設されている。定
着器38では、搬送されてきたトナー像が転写された用
紙30を加熱及び加圧し、トナーを融解固定する。すな
わち、定着器38では所謂定着処理が施され、用紙30
上に所定の画像が記録される。定着処理が施され、画像
が記録された用紙30は排出トレイ40に排出される。
【0035】また、ケーシング12内部には、画像記録
部14の処理を司るコントローラ42(詳細後述)が設
けられている。コントローラ42は、上記で説明した画
像記録部14を構成している各部材の駆動を制御する。
部14の処理を司るコントローラ42(詳細後述)が設
けられている。コントローラ42は、上記で説明した画
像記録部14を構成している各部材の駆動を制御する。
【0036】一方、ケーシング12の上面には、本発明
の報知手段としての表示パネル44が備えられている。
表示パネル44には、ユーザに対するメッセージが表示
される。なお、本実施の形態では画像記録装置10に報
知手段が備えられている場合を例に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、画像記録装
置10をパソコンと接続し、当該パソコンのディスプレ
イを表示手段として利用してもよい。 (光走査装置の構成)次に、光走査装置18の概略構成
について図2を用いて説明する。
の報知手段としての表示パネル44が備えられている。
表示パネル44には、ユーザに対するメッセージが表示
される。なお、本実施の形態では画像記録装置10に報
知手段が備えられている場合を例に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、画像記録装
置10をパソコンと接続し、当該パソコンのディスプレ
イを表示手段として利用してもよい。 (光走査装置の構成)次に、光走査装置18の概略構成
について図2を用いて説明する。
【0037】光走査装置18には、光源としてLD50
と、LD50から射出された光ビームを反射して、感光
体ドラム16に光ビームを照射するポリゴンミラー(回
転多面鏡)52とを備えている。
と、LD50から射出された光ビームを反射して、感光
体ドラム16に光ビームを照射するポリゴンミラー(回
転多面鏡)52とを備えている。
【0038】LD50は、LD駆動部54に接続されて
おり、このLD駆動部54によって、画像データに基づ
いて光ビームが射出されるように制御される。
おり、このLD駆動部54によって、画像データに基づ
いて光ビームが射出されるように制御される。
【0039】LD50から射出された光ビームの進行方
向下流側には、コリメータレンズ56が配置されてい
る。コリメータレンズ56はLD50から射出された光
ビームを拡散光線から平行光線に変換する。コリメータ
レンズ56で平行光線に変換された光ビームは、シリン
ダレンズ58を介してポリゴンミラー52に入射され
る。
向下流側には、コリメータレンズ56が配置されてい
る。コリメータレンズ56はLD50から射出された光
ビームを拡散光線から平行光線に変換する。コリメータ
レンズ56で平行光線に変換された光ビームは、シリン
ダレンズ58を介してポリゴンミラー52に入射され
る。
【0040】ポリゴンミラー52は、側面に複数の反射
面52Aが設けられた正多角形状(本実施の形態では正
六角形)に形成されており、入射された光ビームはこの
反射面52Aに収束するようになっている。
面52Aが設けられた正多角形状(本実施の形態では正
六角形)に形成されており、入射された光ビームはこの
反射面52Aに収束するようになっている。
【0041】また、ポリゴンミラー52は、ポリゴンモ
ータ(回転多面鏡駆動モータ)60に軸着されている
(図1参照)。ポリゴンモータ60は、ポリゴンモータ
駆動部62(詳細後述)に接続されており、このポリゴ
ンモータ駆動部62によって、所定の回転数(所定の速
度)で回転するように制御される。また、ポリゴンモー
タ60には、ポリゴンモータの回転数を検出するFGセ
ンサ(図示省略)が配設され、ポリゴンモータ60の回
転速度に同期したパルス信号(FG信号)が生成される
ようになっている。
ータ(回転多面鏡駆動モータ)60に軸着されている
(図1参照)。ポリゴンモータ60は、ポリゴンモータ
駆動部62(詳細後述)に接続されており、このポリゴ
ンモータ駆動部62によって、所定の回転数(所定の速
度)で回転するように制御される。また、ポリゴンモー
タ60には、ポリゴンモータの回転数を検出するFGセ
ンサ(図示省略)が配設され、ポリゴンモータ60の回
転速度に同期したパルス信号(FG信号)が生成される
ようになっている。
【0042】ポリゴンミラー52は、ポリゴンモータ6
0の回転によって、回転軸64を中心に矢印D方向に回
転する。すなわち、各反射面52Aへの光ビームの入射
角は、連続的に変化し、偏向される。これにより、感光
体ドラム16の軸線方向に走査して、光ビームが感光体
ドラム16に照射される。
0の回転によって、回転軸64を中心に矢印D方向に回
転する。すなわち、各反射面52Aへの光ビームの入射
角は、連続的に変化し、偏向される。これにより、感光
体ドラム16の軸線方向に走査して、光ビームが感光体
ドラム16に照射される。
【0043】ポリゴンミラー52により反射された光ビ
ームの進行方向には、第1レンズ66Aと第2レンズ6
6Bから構成されているfθレンズ66が配置されてい
る。このfθレンズ66により、感光体ドラム16に光
ビームを照射するときの走査速度が等速度になるととも
に、感光体ドラム16の周面上に結像点を結ぶ。
ームの進行方向には、第1レンズ66Aと第2レンズ6
6Bから構成されているfθレンズ66が配置されてい
る。このfθレンズ66により、感光体ドラム16に光
ビームを照射するときの走査速度が等速度になるととも
に、感光体ドラム16の周面上に結像点を結ぶ。
【0044】fθレンズ66を透過した光ビームは、反
射ミラー68により屈曲されて感光体ドラム16に照射
される。光ビームの進行方向で、且つ図2に示す感光体
ドラム16の最左端方向には、ミラー70が配置されて
いる。ミラー70により感光体ドラム16の最左端方向
に進行する光ビームが反射される。
射ミラー68により屈曲されて感光体ドラム16に照射
される。光ビームの進行方向で、且つ図2に示す感光体
ドラム16の最左端方向には、ミラー70が配置されて
いる。ミラー70により感光体ドラム16の最左端方向
に進行する光ビームが反射される。
【0045】ミラー70による光ビームの反射方向に
は、フォトディテクタ等からなるSOS受光部72が配
置されている。SOS受光部72には、感光体ドラム1
6をその軸線方向に走査するごとに、感光体ドラム16
の最左端方向に進行する光ビームが入射される。すなわ
ち、SOS受光部72では、光走査装置18による感光
体ドラム16へのラインごとの走査開始タイミング(S
OS)を検知し、その結果をSOS信号として出力す
る。 (ポリゴンモータ駆動部の構成)次に、ポリゴンモータ
駆動部62の構成について説明する。図3にはポリゴン
モータ駆動部の構成を示すブロック図が示されている。
は、フォトディテクタ等からなるSOS受光部72が配
置されている。SOS受光部72には、感光体ドラム1
6をその軸線方向に走査するごとに、感光体ドラム16
の最左端方向に進行する光ビームが入射される。すなわ
ち、SOS受光部72では、光走査装置18による感光
体ドラム16へのラインごとの走査開始タイミング(S
OS)を検知し、その結果をSOS信号として出力す
る。 (ポリゴンモータ駆動部の構成)次に、ポリゴンモータ
駆動部62の構成について説明する。図3にはポリゴン
モータ駆動部の構成を示すブロック図が示されている。
【0046】図3に示されているように、ポリゴンモー
タ駆動部62は、所定周波数の信号を出力する発振器8
0と、ドライバ82とで構成されている。ドライバ82
は、分周器84、位相比較部86、駆動電圧制御部88
を備えており、通常1チップに形成されている。なお、
本実施の形態では、発振器80に水晶発振器を使用して
いる。
タ駆動部62は、所定周波数の信号を出力する発振器8
0と、ドライバ82とで構成されている。ドライバ82
は、分周器84、位相比較部86、駆動電圧制御部88
を備えており、通常1チップに形成されている。なお、
本実施の形態では、発振器80に水晶発振器を使用して
いる。
【0047】分周器84は発振器80と接続されてお
り、発振器80からの出力信号を分周し、所定周波数の
パルス信号(以下「基準クロック」という)を生成す
る。位相比較部86には、この基準クロックとポリゴン
モータ60に備えられたFGセンサ(図示省略)からの
FG信号とが入力される。位相比較部86では、入力さ
れた基準クロックとFG信号との位相を比較し、その位
相差に基づく信号を駆動電圧制御部88に出力する。駆
動電圧制御部88は、位相比較部86からの信号に基づ
いて、ポリゴンモータ60に供給する電圧等を制御し、
ポリゴンモータ60を所定の速度で回転させるようにな
っている。すなわち、ポリゴンモータ駆動部62は、ポ
リゴンモータ60をPLL制御している。
り、発振器80からの出力信号を分周し、所定周波数の
パルス信号(以下「基準クロック」という)を生成す
る。位相比較部86には、この基準クロックとポリゴン
モータ60に備えられたFGセンサ(図示省略)からの
FG信号とが入力される。位相比較部86では、入力さ
れた基準クロックとFG信号との位相を比較し、その位
相差に基づく信号を駆動電圧制御部88に出力する。駆
動電圧制御部88は、位相比較部86からの信号に基づ
いて、ポリゴンモータ60に供給する電圧等を制御し、
ポリゴンモータ60を所定の速度で回転させるようにな
っている。すなわち、ポリゴンモータ駆動部62は、ポ
リゴンモータ60をPLL制御している。
【0048】また、位相比較部86は、基準クロックと
FG信号の位相比較結果に基づいて、ポリゴンモータ6
0が所定の回転数で回転しているか否かを判断する。ま
た、この判断結果に基づいて、ポリゴンモータ駆動部6
2外部に、Ready信号を出力する。なお、本実施の
形態では、ポリゴンモータ60が所定の回転数で回転し
ているときは、Ready信号としてL(Low)レベ
ルの信号出力が得られるようになっている。 (コントローラの構成)次に、コントローラ42の構成
について詳しく説明する。図4には、コントローラ42
を含む画像記録装置10の電気的構成を示すブロック図
が示されている。
FG信号の位相比較結果に基づいて、ポリゴンモータ6
0が所定の回転数で回転しているか否かを判断する。ま
た、この判断結果に基づいて、ポリゴンモータ駆動部6
2外部に、Ready信号を出力する。なお、本実施の
形態では、ポリゴンモータ60が所定の回転数で回転し
ているときは、Ready信号としてL(Low)レベ
ルの信号出力が得られるようになっている。 (コントローラの構成)次に、コントローラ42の構成
について詳しく説明する。図4には、コントローラ42
を含む画像記録装置10の電気的構成を示すブロック図
が示されている。
【0049】コントローラ42には、画像記録操作部9
0と、メモリ92とを備えて構成されている。この画像
記録操作部90、メモリ92は、各々バス94に接続さ
れている。このバス94には、前述のLD駆動部54、
ポリゴンモータ駆動部62、SOS受光部72、表示パ
ネル44も接続されている。すなわち、画像記録操作部
90、メモリ92、LD駆動部54、ポリゴンモータ駆
動部62、SOS受光部72、表示パネル44とが、バ
ス94を介して相互に接続されている。
0と、メモリ92とを備えて構成されている。この画像
記録操作部90、メモリ92は、各々バス94に接続さ
れている。このバス94には、前述のLD駆動部54、
ポリゴンモータ駆動部62、SOS受光部72、表示パ
ネル44も接続されている。すなわち、画像記録操作部
90、メモリ92、LD駆動部54、ポリゴンモータ駆
動部62、SOS受光部72、表示パネル44とが、バ
ス94を介して相互に接続されている。
【0050】メモリ92には、ポリゴンモータ60の駆
動を制御するため制御情報が記憶される。本実施の形態
では、不揮発性メモリをメモリ92としている。なお、
メモリ92は、ポリゴンモータ60の駆動を制御するた
め制御情報だけを記憶する専用メモリとしてもよいし、
画像記録部14を構成しているポリゴンモータ60以外
の部材の駆動を制御するための情報も記憶する共用メモ
リとしてもよい。
動を制御するため制御情報が記憶される。本実施の形態
では、不揮発性メモリをメモリ92としている。なお、
メモリ92は、ポリゴンモータ60の駆動を制御するた
め制御情報だけを記憶する専用メモリとしてもよいし、
画像記録部14を構成しているポリゴンモータ60以外
の部材の駆動を制御するための情報も記憶する共用メモ
リとしてもよい。
【0051】画像記録操作部90は、ポリゴンモータ駆
動部62の駆動を制御するとともに、ポリゴンモータ駆
動部62から出力されるReady信号に基づいて、画
像記録部14において用紙30上に画像を記録する印字
処理、又はユーザにポリゴンモータ60の交換を促す等
のフェイル処理を行う。また、印字処理時は、SOS受
光部72から出力されるSOS信号に基づいて、LD駆
動部54の駆動を制御するとともに、感光体ドラム16
上の画像の書出し位置を制御する。 (作用)次に、本実施の形態の作用として、コントロー
ラ42で行われる制御処理について説明する。図5に
は、コントローラ42で行われる制御処理のフローチャ
ートが示されている。
動部62の駆動を制御するとともに、ポリゴンモータ駆
動部62から出力されるReady信号に基づいて、画
像記録部14において用紙30上に画像を記録する印字
処理、又はユーザにポリゴンモータ60の交換を促す等
のフェイル処理を行う。また、印字処理時は、SOS受
光部72から出力されるSOS信号に基づいて、LD駆
動部54の駆動を制御するとともに、感光体ドラム16
上の画像の書出し位置を制御する。 (作用)次に、本実施の形態の作用として、コントロー
ラ42で行われる制御処理について説明する。図5に
は、コントローラ42で行われる制御処理のフローチャ
ートが示されている。
【0052】図5に示されているように、コントローラ
42は、印字処理の実行を指示するプリント命令(ジョ
ブ)を受信したら(ステップ100)、ステップ102
に移行し、ポリゴンモータ駆動部62を駆動開始させ、
ポリゴンモータ60を起動する。
42は、印字処理の実行を指示するプリント命令(ジョ
ブ)を受信したら(ステップ100)、ステップ102
に移行し、ポリゴンモータ駆動部62を駆動開始させ、
ポリゴンモータ60を起動する。
【0053】次のステップ104では、ポリゴンモータ
駆動部62から「L」のReady信号が発生(出力)
されるまで待機する。ポリゴンモータ駆動部62から出
力されるReady信号は、図6に示すように、ポリゴ
ンモータ60の起動直後は「H」であるが、その後、ポ
リゴンモータ60の回転がほぼ所定の回転数となった時
点で「L」となる。
駆動部62から「L」のReady信号が発生(出力)
されるまで待機する。ポリゴンモータ駆動部62から出
力されるReady信号は、図6に示すように、ポリゴ
ンモータ60の起動直後は「H」であるが、その後、ポ
リゴンモータ60の回転がほぼ所定の回転数となった時
点で「L」となる。
【0054】すなわち、ステップ104では、ポリゴン
モータ60がほぼ所定の回転数に達するまで待機するこ
とになる。ポリゴンモータ駆動部62からのReady
信号が「L」となったら、ポリゴンモータ60の回転
が、ほぼ所定の回転数に達したと判断されて、ステップ
106へ移行する。
モータ60がほぼ所定の回転数に達するまで待機するこ
とになる。ポリゴンモータ駆動部62からのReady
信号が「L」となったら、ポリゴンモータ60の回転
が、ほぼ所定の回転数に達したと判断されて、ステップ
106へ移行する。
【0055】ポリゴンモータ60の回転が所定の回転数
に達した直後は、図6に示すように、回転が不安定であ
り、オーバーシュート、チャタリング等の影響によっ
て、Ready信号は「L」になったり「H」になった
りする。印字処理中にポリゴンモータ60に回転変動が
発生すると、用紙30に画像を記録する際の画質に悪影
響を与えるため、ステップ106では、ポリゴンモータ
60の回転が所定の回転数に達してから所定時間経過す
るまでの期間T1を判定期間とし、次のステップ108
で、ポリゴンモータ60の回転が安定したか、すなわち
ポリゴンモータ60が所定の回転数で安定して回転(以
下「定常回転」という)しているか否かを判定する判定
処理を行う。
に達した直後は、図6に示すように、回転が不安定であ
り、オーバーシュート、チャタリング等の影響によっ
て、Ready信号は「L」になったり「H」になった
りする。印字処理中にポリゴンモータ60に回転変動が
発生すると、用紙30に画像を記録する際の画質に悪影
響を与えるため、ステップ106では、ポリゴンモータ
60の回転が所定の回転数に達してから所定時間経過す
るまでの期間T1を判定期間とし、次のステップ108
で、ポリゴンモータ60の回転が安定したか、すなわち
ポリゴンモータ60が所定の回転数で安定して回転(以
下「定常回転」という)しているか否かを判定する判定
処理を行う。
【0056】具体的には、本実施の形態では、判定期間
T1を0.5sとし、100ms間隔でReady信号
が「H」であるか「L」であるかのチェックを5回行
い、1回でもReady信号が「L」であれば、ポリゴ
ンモータ60が定常回転に達したと判定する。5回と
も、Ready信号が「H」であった場合は、ポリゴン
モータ60の回転はまだ不安定であり、定常回転に達し
ていないと判定する。なお、この判定方法は一例として
示したものであり、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
T1を0.5sとし、100ms間隔でReady信号
が「H」であるか「L」であるかのチェックを5回行
い、1回でもReady信号が「L」であれば、ポリゴ
ンモータ60が定常回転に達したと判定する。5回と
も、Ready信号が「H」であった場合は、ポリゴン
モータ60の回転はまだ不安定であり、定常回転に達し
ていないと判定する。なお、この判定方法は一例として
示したものであり、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0057】ステップ108の判定処理において、ポリ
ゴンモータ60の回転が定常回転に達したと判定された
場合は、次のステップ110で肯定判定され、ステップ
112に移行する。ステップ112では、ステップ10
0で受信したジョブに基づいて、印字処理が行われる。
印字処理が終了したら、ポリゴンモータ60の回転数を
下げたり停止したりして待機モードに移行してから(ス
テップ114)、ステップ100に戻り、次のジョブが
入力されるまで、待機状態を保持する。
ゴンモータ60の回転が定常回転に達したと判定された
場合は、次のステップ110で肯定判定され、ステップ
112に移行する。ステップ112では、ステップ10
0で受信したジョブに基づいて、印字処理が行われる。
印字処理が終了したら、ポリゴンモータ60の回転数を
下げたり停止したりして待機モードに移行してから(ス
テップ114)、ステップ100に戻り、次のジョブが
入力されるまで、待機状態を保持する。
【0058】一方、ステップ108の判定処理におい
て、ポリゴンモータ60の回転がまだ定常回転に達して
いないと判定された場合は、ステップ110で否定判定
されて、ステップ116に移行する。ステップ116で
は、判定期間をT2の期間だけ更に延長し、次のステッ
プ118で、引き続き、ポリゴンモータ60の回転が安
定し、定常回転に達したか否かの判定処理を行う。
て、ポリゴンモータ60の回転がまだ定常回転に達して
いないと判定された場合は、ステップ110で否定判定
されて、ステップ116に移行する。ステップ116で
は、判定期間をT2の期間だけ更に延長し、次のステッ
プ118で、引き続き、ポリゴンモータ60の回転が安
定し、定常回転に達したか否かの判定処理を行う。
【0059】具体的には、本実施の形態では、前述のス
テップ108の判定処理と同様に、100ms間隔でR
eady信号が「H」であるか「L」であるかのチェッ
クを5回行うようになっている(すなわちT2=0.5
s)。
テップ108の判定処理と同様に、100ms間隔でR
eady信号が「H」であるか「L」であるかのチェッ
クを5回行うようになっている(すなわちT2=0.5
s)。
【0060】判定期間をT2の期間だけ延長して判定処
理を行って、ポリゴンモータが定常回転に達したと判定
された場合は、ステップ120で肯定判定されて、ステ
ップ122に移行し、前述のステップ112と同様に印
字処理が行なわれる。なお、このとき(T2の期間だけ
判定期間を延長して判定処理を行ってから、印字処理が
行われる場合)、画像先端の揺れを防止するためにその
分だけ印字処理の開始を遅らせるのが望ましい。
理を行って、ポリゴンモータが定常回転に達したと判定
された場合は、ステップ120で肯定判定されて、ステ
ップ122に移行し、前述のステップ112と同様に印
字処理が行なわれる。なお、このとき(T2の期間だけ
判定期間を延長して判定処理を行ってから、印字処理が
行われる場合)、画像先端の揺れを防止するためにその
分だけ印字処理の開始を遅らせるのが望ましい。
【0061】印字処理が終わったら、次のステップ12
4でポリゴンモータ60の回転数を下げたり停止したり
して待機モードに移行するとともに、ステップ126で
T2の期間だけ判定期間を延長した回数をカウントする
カウント値(N)をインクリメントする。なお、本実施
の形態では、このカウント値はメモリ92に記憶するよ
うになっており、ステップ126では、メモリ92に記
憶されているカウント値を+1だけインクリメントし、
新たなカウント値としてメモリに更新記憶する。
4でポリゴンモータ60の回転数を下げたり停止したり
して待機モードに移行するとともに、ステップ126で
T2の期間だけ判定期間を延長した回数をカウントする
カウント値(N)をインクリメントする。なお、本実施
の形態では、このカウント値はメモリ92に記憶するよ
うになっており、ステップ126では、メモリ92に記
憶されているカウント値を+1だけインクリメントし、
新たなカウント値としてメモリに更新記憶する。
【0062】次のステップ128では、カウント値
(N)が予め設定された所定の上限値(α)に達したか
どうかを判断する。上限値に達していない場合は(ステ
ップ128で否定判定)、ステップ100に戻り、次の
ジョブが入力されるまで、待機状態を保持する。
(N)が予め設定された所定の上限値(α)に達したか
どうかを判断する。上限値に達していない場合は(ステ
ップ128で否定判定)、ステップ100に戻り、次の
ジョブが入力されるまで、待機状態を保持する。
【0063】上限値に達している場合は(ステップ12
8で肯定判定)、ステップ100に戻って同様の処理を
繰り返したとしても、今後も判定期間をT2だけ延長す
る(ステップ100で否定判定されて、ステップ116
に移行する)ことになる可能性が高いと判断し、ステッ
プ100には戻らずに、ステップ130に移行する。
8で肯定判定)、ステップ100に戻って同様の処理を
繰り返したとしても、今後も判定期間をT2だけ延長す
る(ステップ100で否定判定されて、ステップ116
に移行する)ことになる可能性が高いと判断し、ステッ
プ100には戻らずに、ステップ130に移行する。
【0064】ステップ130では、ユーザに、光走査装
置18(又はポリゴンモータ60)の交換時期が迫って
いることを通知する。具体的な通知内容としては、今後
も判定期間を延長して判定処理を行う可能性が高いもの
のまだ使用は可能であるため、サービスマンを呼んで光
走査装置18(又はポリゴンモータ60)を交換するよ
うに促すとともに、まだ使用可能であることを示す内容
が望ましい。本実施の形態では、一例として、「サービ
スマンを呼んでください」及び「まだ使用可能です」の
メッセージを表示パネル44に表示するようになってい
る。
置18(又はポリゴンモータ60)の交換時期が迫って
いることを通知する。具体的な通知内容としては、今後
も判定期間を延長して判定処理を行う可能性が高いもの
のまだ使用は可能であるため、サービスマンを呼んで光
走査装置18(又はポリゴンモータ60)を交換するよ
うに促すとともに、まだ使用可能であることを示す内容
が望ましい。本実施の形態では、一例として、「サービ
スマンを呼んでください」及び「まだ使用可能です」の
メッセージを表示パネル44に表示するようになってい
る。
【0065】ユーザに通知した後は、次のジョブが入力
される(ステップ132)か、光走査装置18(又はポ
リゴンモータ60)が交換される(ステップ134)ま
で、待機状態を保持する。
される(ステップ132)か、光走査装置18(又はポ
リゴンモータ60)が交換される(ステップ134)ま
で、待機状態を保持する。
【0066】ユーザに通知後、次のジョブを受信する
と、ステップ132で肯定判定されてステップ136に
移行し、ポリゴンモータ60を起動する。そして、Re
ady信号が発生したら(ステップ138)、前にも述
べたように、今後も判定期間を延長する可能性が高いた
め、予め判定期間をT1+T2として(ステップ14
0)、判定処理を行う(ステップ142)。
と、ステップ132で肯定判定されてステップ136に
移行し、ポリゴンモータ60を起動する。そして、Re
ady信号が発生したら(ステップ138)、前にも述
べたように、今後も判定期間を延長する可能性が高いた
め、予め判定期間をT1+T2として(ステップ14
0)、判定処理を行う(ステップ142)。
【0067】すなわち、本実施の形態では、判定期間を
1s(0.5s+0.5s)として、100ms間隔で
Ready信号が「H」であるか「L」であるかのチェ
ックを10回行う。1回でも「L」のReady信号が
得られたら、ポリゴンモータ60が定常回転に達したと
判定し、1回も「L」のReady信号が得られなかっ
た場合は、ポリゴンモータが定常回転に達していないと
判定する。
1s(0.5s+0.5s)として、100ms間隔で
Ready信号が「H」であるか「L」であるかのチェ
ックを10回行う。1回でも「L」のReady信号が
得られたら、ポリゴンモータ60が定常回転に達したと
判定し、1回も「L」のReady信号が得られなかっ
た場合は、ポリゴンモータが定常回転に達していないと
判定する。
【0068】なお、判定期間をT1+T2とせずに、前
のステップと同様の処理(判定期間をT1として判定処
理を行って、定常回転に達しなかったら判定期間をT2
だけ延長する)を行うようにしてもよい。
のステップと同様の処理(判定期間をT1として判定処
理を行って、定常回転に達しなかったら判定期間をT2
だけ延長する)を行うようにしてもよい。
【0069】定常回転に達したと判定された場合は、次
のステップ144で肯定判定されてステップ146に移
行し、通常通りの印字処理を行なう。また、印字処理が
終了したら、ポリゴンモータ60の回転数を下げたり停
止したりして待機モードに移行してから(ステップ14
8)、ステップ132に戻り、次のジョブが入力される
か、光走査装置18(又はポリゴンモータ60)が交換
されるまで、再び待機状態を保持する。
のステップ144で肯定判定されてステップ146に移
行し、通常通りの印字処理を行なう。また、印字処理が
終了したら、ポリゴンモータ60の回転数を下げたり停
止したりして待機モードに移行してから(ステップ14
8)、ステップ132に戻り、次のジョブが入力される
か、光走査装置18(又はポリゴンモータ60)が交換
されるまで、再び待機状態を保持する。
【0070】サービスマンが来て光走査装置18(又は
ポリゴンモータ60)が交換されたら、ステップ134
で肯定判定されて、ステップ150に移行する。ステッ
プ150では、メモリに記憶されているカウント値
(N)をクリアし(0にする)、再び、ステップ100
に戻って待機状態となる。
ポリゴンモータ60)が交換されたら、ステップ134
で肯定判定されて、ステップ150に移行する。ステッ
プ150では、メモリに記憶されているカウント値
(N)をクリアし(0にする)、再び、ステップ100
に戻って待機状態となる。
【0071】一方、判定期間をT2の期間だけ延長して
判定処理を行ってもポリゴンモータ60の回転が安定せ
ず、定常回転に達しないと判断された場合(ステップ1
20で否定判定)や、予め判定期間をT1+T2として
判定処理を行っても、ポリゴンモータ60の回転が安定
せず、定常回転に達しないと判断された場合は(ステッ
プ144で否定判定)、ステップ152に移行する。ス
テップ152では、ポリゴンモータの故障と判断して、
その旨をユーザに通知する等のフェイル処理を行って、
画像記録装置10の処理を終了する(マシンストッ
プ)。
判定処理を行ってもポリゴンモータ60の回転が安定せ
ず、定常回転に達しないと判断された場合(ステップ1
20で否定判定)や、予め判定期間をT1+T2として
判定処理を行っても、ポリゴンモータ60の回転が安定
せず、定常回転に達しないと判断された場合は(ステッ
プ144で否定判定)、ステップ152に移行する。ス
テップ152では、ポリゴンモータの故障と判断して、
その旨をユーザに通知する等のフェイル処理を行って、
画像記録装置10の処理を終了する(マシンストッ
プ)。
【0072】このように、ポリゴンモータ60が定常回
転に達しているかを判定する判定期間を、通常の期間
(T1)に続いて、もう1回、期間(T2)を設けるこ
とによって、通常の判定期間で定常回転に達している場
合は速やかに印字処理を行うことができる。
転に達しているかを判定する判定期間を、通常の期間
(T1)に続いて、もう1回、期間(T2)を設けるこ
とによって、通常の判定期間で定常回転に達している場
合は速やかに印字処理を行うことができる。
【0073】また、ポリゴンモータ60の安定が悪いた
めのオーバシュートやチャタリング、さらには誤動作・
誤検知等によって、1回目の判定期間(T1)では定常
回転に達しなくても、すぐにフェイル処理に移らずに、
引き続いて2回目の判定処理が行われるので、フェイル
によるマシンストップを極力防止することができる。
めのオーバシュートやチャタリング、さらには誤動作・
誤検知等によって、1回目の判定期間(T1)では定常
回転に達しなくても、すぐにフェイル処理に移らずに、
引き続いて2回目の判定処理が行われるので、フェイル
によるマシンストップを極力防止することができる。
【0074】すなわち、2回目の判定期間を設けて2回
まで判定処理を実行可能とすることで、ファーストプリ
ントタイムの向上のために、1回目の判定期間を短縮す
ることができるとともに、1回目の判定期間で定常回転
に達しなくても、フェイルの発生を抑えることができ
る。
まで判定処理を実行可能とすることで、ファーストプリ
ントタイムの向上のために、1回目の判定期間を短縮す
ることができるとともに、1回目の判定期間で定常回転
に達しなくても、フェイルの発生を抑えることができ
る。
【0075】また、1回目の判定期間では定常回転に達
せず、2回目の判定期間で定常回転に達した場合は、最
小の時間の遅延のみで印字処理ができるとともに、2回
目の判定期間(T2)分だけ印字処理の開始を遅らせる
ことによって正常な印刷が可能となる。
せず、2回目の判定期間で定常回転に達した場合は、最
小の時間の遅延のみで印字処理ができるとともに、2回
目の判定期間(T2)分だけ印字処理の開始を遅らせる
ことによって正常な印刷が可能となる。
【0076】また、2回目の判定処理に入った回数をカ
ウントすることによって、ポリゴンモータ60の状態を
監視し、ポリゴンモータ60の故障で完全にマシンスト
ップとなる前に、一旦、光走査装置18(又はポリゴン
モータ60)の交換時期が迫っていることをユーザに通
知するようになっている。これにより、ユーザは、マシ
ンストップとなる前に、サービスマンに光走査装置18
(又はポリゴンモータ60)の交換を依頼することがで
き、通知から光走査装置18(又はポリゴンモータ6
0)が交換されるまでの期間も画像記録装置10を使用
することが可能となる。すなわち、マシンストップによ
って、ユーザの生産性が低下してしまうことを防止する
ことができる。
ウントすることによって、ポリゴンモータ60の状態を
監視し、ポリゴンモータ60の故障で完全にマシンスト
ップとなる前に、一旦、光走査装置18(又はポリゴン
モータ60)の交換時期が迫っていることをユーザに通
知するようになっている。これにより、ユーザは、マシ
ンストップとなる前に、サービスマンに光走査装置18
(又はポリゴンモータ60)の交換を依頼することがで
き、通知から光走査装置18(又はポリゴンモータ6
0)が交換されるまでの期間も画像記録装置10を使用
することが可能となる。すなわち、マシンストップによ
って、ユーザの生産性が低下してしまうことを防止する
ことができる。
【0077】なお、本発明は、ポリゴンモータ60が定
常回転に達したか否かを判定する判定方法を特に限定す
るものではない。
常回転に達したか否かを判定する判定方法を特に限定す
るものではない。
【0078】また、上記では、1回目の判定処理におい
て、定常回転に達していないと判定された場合に、第2
の判定期間が設定されて2回目の判定処理を行うように
することで、1回目の判定処理において定常回転に達し
たと判定されたら2回目の判定処理が行われないように
した場合を例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。予め、第1、第2の判定期間を設定して
おき、1回目の判定処理において、定常回転に達したと
判定された場合に、第2の判定期間における2回目の判
定処理をキャンセルしてもよい。
て、定常回転に達していないと判定された場合に、第2
の判定期間が設定されて2回目の判定処理を行うように
することで、1回目の判定処理において定常回転に達し
たと判定されたら2回目の判定処理が行われないように
した場合を例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。予め、第1、第2の判定期間を設定して
おき、1回目の判定処理において、定常回転に達したと
判定された場合に、第2の判定期間における2回目の判
定処理をキャンセルしてもよい。
【0079】また、上記では、ポリゴンモータ60が定
常回転に達しているか否かを判定するために第1と第2
の判定期間を使用し、2回まで判定処理を行うことがで
きる場合を例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。判定期間を複数回設定可能とし、印字処
理を開始する際に、判定処理を複数回まで実行可能とす
ることが本質である。ポリゴンモータ60の状態をより
正確に判定するために、第3、第4、…と判定期間を増
やすことも可能であることは言うまでもない。
常回転に達しているか否かを判定するために第1と第2
の判定期間を使用し、2回まで判定処理を行うことがで
きる場合を例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。判定期間を複数回設定可能とし、印字処
理を開始する際に、判定処理を複数回まで実行可能とす
ることが本質である。ポリゴンモータ60の状態をより
正確に判定するために、第3、第4、…と判定期間を増
やすことも可能であることは言うまでもない。
【0080】また、上記では、メモリ92を画像記録装
置10内に設置した場合を例に説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、図7に示される
ように光走査装置18内にメモリ92を備えさせてもよ
い。この場合、ポリゴンモータ60以外の部材の故障に
よって光走査装置18が回収された場合等に、当該メモ
リ92に記憶されている2回目の判定処理に入った回数
(N)等の情報を解読することによって、ポリゴンモー
タ60の状態を把握することができ、リサイクル時等の
非常に重要なデータとして使用することができる。
置10内に設置した場合を例に説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、図7に示される
ように光走査装置18内にメモリ92を備えさせてもよ
い。この場合、ポリゴンモータ60以外の部材の故障に
よって光走査装置18が回収された場合等に、当該メモ
リ92に記憶されている2回目の判定処理に入った回数
(N)等の情報を解読することによって、ポリゴンモー
タ60の状態を把握することができ、リサイクル時等の
非常に重要なデータとして使用することができる。
【0081】また、上記では、1回目の判定期間(T
1)に続けて2回目の判定期間(T2)を設け、1回目
の判定処理で定常回転に達しなかったと判定された場合
は、引き続いて2回目の判定処理が行われるようにした
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
図8に示すように、1回目の判定期間(T1)と2回目
の判定期間(T2)の間に、非判定期間NT1(図8で
はNT1=0.3s)を設けるようにしてもよい。この
場合、1回目の判定期間(T1)でポリゴンモータ60
の回転が安定しなくても、2回目の判定処理までに余裕
ができるので、2回目の判定期間で定常回転に達する可
能性が増え、フェイルの発生を抑えることができる。す
なわち、ポリゴンモータ60の延命化を図ることができ
る。
1)に続けて2回目の判定期間(T2)を設け、1回目
の判定処理で定常回転に達しなかったと判定された場合
は、引き続いて2回目の判定処理が行われるようにした
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
図8に示すように、1回目の判定期間(T1)と2回目
の判定期間(T2)の間に、非判定期間NT1(図8で
はNT1=0.3s)を設けるようにしてもよい。この
場合、1回目の判定期間(T1)でポリゴンモータ60
の回転が安定しなくても、2回目の判定処理までに余裕
ができるので、2回目の判定期間で定常回転に達する可
能性が増え、フェイルの発生を抑えることができる。す
なわち、ポリゴンモータ60の延命化を図ることができ
る。
【0082】また、本発明は、画像記録装置10、光走
査装置18を上記で説明した構成(図1、2参照)に限
定するものではない。ポリゴンミラー52を使用して光
ビームを走査する光走査装置と、当該光走査装置を使用
して感光体ドラム16に光ビームを走査しながら照射す
ることによって、画像を記録する画像記録装置であれば
よい。
査装置18を上記で説明した構成(図1、2参照)に限
定するものではない。ポリゴンミラー52を使用して光
ビームを走査する光走査装置と、当該光走査装置を使用
して感光体ドラム16に光ビームを走査しながら照射す
ることによって、画像を記録する画像記録装置であれば
よい。
【0083】なお、上記では、プリント命令(ジョブ)
を受信して、回転多面鏡駆動モータを起動して所定の回
転速度まで増速させるときに、当該所定の回転速度での
定常回転に達したか否かの判定処理を行う場合を例に説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。所
定の回転速度に移行させる場合であればよく、例えば、
解像度切替のために、回転多面鏡駆動モータの回転速度
を変更する場合にも本発明を適用することができる。
を受信して、回転多面鏡駆動モータを起動して所定の回
転速度まで増速させるときに、当該所定の回転速度での
定常回転に達したか否かの判定処理を行う場合を例に説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。所
定の回転速度に移行させる場合であればよく、例えば、
解像度切替のために、回転多面鏡駆動モータの回転速度
を変更する場合にも本発明を適用することができる。
【0084】
【発明の効果】上記に示したように、本発明は、1枚目
の排出時間を短縮するために、ポリゴンモータが定常回
転に達したか否かを判定する判定期間を短縮しても、フ
ェイルが発生される回数を低減し、生産性の低下を防止
できるという優れた効果を有する。
の排出時間を短縮するために、ポリゴンモータが定常回
転に達したか否かを判定する判定期間を短縮しても、フ
ェイルが発生される回数を低減し、生産性の低下を防止
できるという優れた効果を有する。
【図1】 本発明の実施の形態に係る画像記録装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】 図1の画像記録装置に備えられた光走査装置
の詳細構成図である。
の詳細構成図である。
【図3】 ポリゴンモータ駆動部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】 画像記録装置の制御系の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】 画像記録装置のコントローラで行われる制御
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
【図6】 ポリゴンモータの回転数、判定処理の判定期
間、及びREADY信号のタイミングチャートである。
間、及びREADY信号のタイミングチャートである。
【図7】 その他の実施の形態に係る画像記録装置の制
御系の構成を示すブロック図である。
御系の構成を示すブロック図である。
【図8】 その他の実施の形態に係るポリゴンモータの
回転数、判定処理の判定期間、及びREADY信号のタ
イミングチャートである。
回転数、判定処理の判定期間、及びREADY信号のタ
イミングチャートである。
10 画像記録装置 14 画像記録部 16 感光体ドラム(感光体) 18 光走査装置 30 用紙 42 コントローラ(判定時間設定手段、判定手段、制
御手段、計数手段、判定期間延長手段) 44 表示パネル(報知手段) 52 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 54 LD駆動部 60 ポリゴンモータ(回転多面鏡駆動モータ) 62 ポリゴンモータ駆動部(モータ制御手段) 72 SOS受光部 80 発振器 84 分周器 86 位相比較部 88 駆動電圧制御部 90 画像記録操作部 92 メモリ(記憶手段)
御手段、計数手段、判定期間延長手段) 44 表示パネル(報知手段) 52 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 54 LD駆動部 60 ポリゴンモータ(回転多面鏡駆動モータ) 62 ポリゴンモータ駆動部(モータ制御手段) 72 SOS受光部 80 発振器 84 分周器 86 位相比較部 88 駆動電圧制御部 90 画像記録操作部 92 メモリ(記憶手段)
Claims (13)
- 【請求項1】 回転多面鏡の回転によって光ビームを偏
向させ、感光体上に光ビームを走査露光させる光走査装
置を備えた画像記録装置において、 前記回転多面鏡を回転駆動させる回転多面鏡駆動モータ
と、 画像記録処理のために、前記回転多面鏡駆動モータの回
転を所定の回転速度に移行させるモータ制御手段と、 前記モータ制御手段による移行制御開始後、前記回転多
面鏡駆動モータの回転が前記所定の回転速度に安定する
定常回転に達したか否かを判定する判定期間を複数回設
定する判定期間設定手段と、 前記判定期間設定手段によって設定された判定期間とな
ったら、前記回転多面鏡駆動モータの回転が定常回転に
達したか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モータの回転
が定常回転に達したと判定されたら、画像記録処理を開
始する制御手段と、 を有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記判定期間設定手段が、 前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モータの回転
が定常回転に未到達であると判定された場合に、次の判
定期間を設定する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記判定期間設定手段が、 予め前記複数回の判定期間を設定しておき、前記判定手
段によって前記回転多面鏡駆動モータの回転が定常回転
に達したと判定された場合に、残りの判定期間をキャン
セルする、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記判定期間設定手段が、 前回の判定期間に引き続いて、次の判定期間を設定す
る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 前記判定期間設定手段が、 前回の判定期間から所定時間経過した後、次の判定期間
を設定する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
記載の画像記録装置。 - 【請求項6】 前記判定期間設定手段で設定される最後
の判定期間において、前記判定手段によって回転多面鏡
駆動モータの回転が定常回転に未到達であると判定され
た場合に、画像記録処理の開始を中止する中止手段を更
に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に
記載の画像記録装置。 - 【請求項7】 前記制御手段によって開始した画像記録
処理のうち、当該画像記録処理の開始のために前記判定
手段が行った判定の回数が、所定の回数以上であった画
像記録処理の開始回数を計数する計数手段を更に有す
る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の画像記
録装置。 - 【請求項8】 前記計数手段が、前記判定期間設定手段
によって設定される最後の判定期間において、前記判定
手段によって前記回転多面鏡駆動モータの回転が定常回
転に達したと判定されて、開始された画像記録処理の開
始回数を計数する、 ことを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。 - 【請求項9】 前記計数手段による前記開始回数の計数
結果が、予め設定された所定値を越えた場合に、前記光
走査装置又は前記回転多面鏡駆動モータの交換時期が迫
っていることを報知する報知手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像記
録装置。 - 【請求項10】 前記計数手段による前記開始回数の計
数結果が、予め設定された所定値を越えた場合に、前記
判定期間設定手段によって設定される初回の判定期間を
延長する判定期間延長手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか1項に
記載の画像記録装置。 - 【請求項11】 前記判定期間延長手段が、前記判定手
段が前記所定の回数まで判定を行うために、前記判定期
間設定手段によって設定される前記所定の回数分の判定
期間を1つにまとめて、初回の判定期間とする、 ことを特徴とする請求項10に記載の画像記録装置。 - 【請求項12】 前記光走査装置又は回転多面鏡駆動モ
ータが、前記計数手段による計数結果を記憶する記憶手
段を備えている、 ことを特徴とする請求項7乃至請求項11の何れか1項
に記載の画像記録装置。 - 【請求項13】 前記制御手段が、2回目以降の判定期
間で前記判定手段によって前記回転多面鏡駆動モータの
回転が定常回転に達したと判定されて、画像記録処理を
開始する場合に、初回の判定期間で定常回転に達したと
判定されたときよりも当該判定が遅れた時間分だけ、画
像形成処理の開始を遅らせる開始遅延手段を備えてい
る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか1項
に記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068212A JP2001255482A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068212A JP2001255482A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001255482A true JP2001255482A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18587296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000068212A Pending JP2001255482A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001255482A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005059449A (ja) * | 2003-08-15 | 2005-03-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006110976A (ja) * | 2004-02-27 | 2006-04-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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2000
- 2000-03-13 JP JP2000068212A patent/JP2001255482A/ja active Pending
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