JP2001253660A - エレベータシステム - Google Patents
エレベータシステムInfo
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- JP2001253660A JP2001253660A JP2000068441A JP2000068441A JP2001253660A JP 2001253660 A JP2001253660 A JP 2001253660A JP 2000068441 A JP2000068441 A JP 2000068441A JP 2000068441 A JP2000068441 A JP 2000068441A JP 2001253660 A JP2001253660 A JP 2001253660A
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- disaster
- display
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、災害時に、かご内の乗客だけでは
なく、乗場や建物内の人にも的確な避難誘導を行うこと
を目的とするものである。 【解決手段】 建物内での災害の発生とその発生場所と
を検出する非常検出装置18を用い、災害の検出時に
は、制御装置12からの信号により、かご内及び乗場側
表示器2,11に災害の発生場所を表示するようにし
た。
なく、乗場や建物内の人にも的確な避難誘導を行うこと
を目的とするものである。 【解決手段】 建物内での災害の発生とその発生場所と
を検出する非常検出装置18を用い、災害の検出時に
は、制御装置12からの信号により、かご内及び乗場側
表示器2,11に災害の発生場所を表示するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管制運転情報を
表示するための表示器がかご内や乗場に設けられている
エレベータシステムに関するものである。
表示するための表示器がかご内や乗場に設けられている
エレベータシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平7−237834号
公報に示された従来のエレベータシステムを示すブロッ
ク図である。図において、かご1内には、かご内表示器
2が設けられている。制御装置3は、かご1の運転を制
御する運転制御部4、運転制御部4からの信号に応じて
かご内表示器2を制御する表示制御部5、及びかご内表
示器2に表示する情報を記憶している記憶装置6を有し
ている。運転制御部4には、非常検出装置7からの情報
が入力される。
公報に示された従来のエレベータシステムを示すブロッ
ク図である。図において、かご1内には、かご内表示器
2が設けられている。制御装置3は、かご1の運転を制
御する運転制御部4、運転制御部4からの信号に応じて
かご内表示器2を制御する表示制御部5、及びかご内表
示器2に表示する情報を記憶している記憶装置6を有し
ている。運転制御部4には、非常検出装置7からの情報
が入力される。
【0003】次に、動作について説明する。通常運転時
には、平常時用の映像がかご内表示器2に映し出されて
いる。これに対し、火災や地震等の非常事態が発生した
場合は、自動的に、又は運転監視員による操作によっ
て、非常検出装置7から運転制御部4に信号が出力され
る。これにより、運転制御部4における運転モードは、
管制運転に切り換えられる。
には、平常時用の映像がかご内表示器2に映し出されて
いる。これに対し、火災や地震等の非常事態が発生した
場合は、自動的に、又は運転監視員による操作によっ
て、非常検出装置7から運転制御部4に信号が出力され
る。これにより、運転制御部4における運転モードは、
管制運転に切り換えられる。
【0004】管制運転では、かご1が最寄り階に停止さ
れる。また、かご1の停止階に関する情報が運転制御部
4から表示制御部5に送られ、停止階に対応する記録情
報が記憶装置6から表示制御部5に送られる。これによ
り、かご内表示器2では、例えば非常事態の発生及び停
止階に対応した避難経路等を表す画像が表示される。従
って、かご1内の乗客は、非常事態の発生を認識し、ス
ムーズに避難することができる。
れる。また、かご1の停止階に関する情報が運転制御部
4から表示制御部5に送られ、停止階に対応する記録情
報が記憶装置6から表示制御部5に送られる。これによ
り、かご内表示器2では、例えば非常事態の発生及び停
止階に対応した避難経路等を表す画像が表示される。従
って、かご1内の乗客は、非常事態の発生を認識し、ス
ムーズに避難することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエレベータシステムにおいては、かご1内の乗
客に対しては、かご1の停止階情報等を表示することに
より、的確な避難誘導を行うことができるが、乗場で待
ってる人や建物内の人の避難については、火災の発生場
所等の情報がないため、十分な避難誘導を行うことがで
きなかった。また、乗場に表示器を設置したとしても、
例えば「火災が発生したため、エレベータは使用できま
せん。」等の画一的な情報しか表示されなかった。
た従来のエレベータシステムにおいては、かご1内の乗
客に対しては、かご1の停止階情報等を表示することに
より、的確な避難誘導を行うことができるが、乗場で待
ってる人や建物内の人の避難については、火災の発生場
所等の情報がないため、十分な避難誘導を行うことがで
きなかった。また、乗場に表示器を設置したとしても、
例えば「火災が発生したため、エレベータは使用できま
せん。」等の画一的な情報しか表示されなかった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、災害時に、か
ご内の乗客だけではなく、乗場や建物内の人にも的確な
避難誘導を行うことができるエレベータシステムを得る
ことを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、災害時に、か
ご内の乗客だけではなく、乗場や建物内の人にも的確な
避難誘導を行うことができるエレベータシステムを得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータシステムは、建物内での災害の発生とその発生
場所とを検出する非常検出装置、この非常検出装置から
の信号が入力される制御装置、かご内に設けられ、制御
装置からの信号に応じて情報を表示するかご内表示器、
及び複数の乗場に設けられ、制御装置からの信号に応じ
て情報を表示する複数の乗場側表示器を備え、非常検出
装置により災害が検出されたとき、制御装置は、かご内
及び乗場側表示器に災害の発生場所を表示するものであ
る。
レベータシステムは、建物内での災害の発生とその発生
場所とを検出する非常検出装置、この非常検出装置から
の信号が入力される制御装置、かご内に設けられ、制御
装置からの信号に応じて情報を表示するかご内表示器、
及び複数の乗場に設けられ、制御装置からの信号に応じ
て情報を表示する複数の乗場側表示器を備え、非常検出
装置により災害が検出されたとき、制御装置は、かご内
及び乗場側表示器に災害の発生場所を表示するものであ
る。
【0008】請求項2の発明に係るエレベータシステム
は、建物内での災害の発生とその発生場所とを検出する
非常検出装置、この非常検出装置からの信号が入力され
る制御装置、かご内に設けられ、制御装置からの信号に
応じて情報を表示するかご内表示器、及び複数の乗場に
設けられ、制御装置からの信号に応じて情報を表示する
複数の乗場側表示器を備え、非常検出装置により災害が
検出されたとき、制御装置は、各乗場階に応じた避難場
所を乗場側表示器に表示するものである。
は、建物内での災害の発生とその発生場所とを検出する
非常検出装置、この非常検出装置からの信号が入力され
る制御装置、かご内に設けられ、制御装置からの信号に
応じて情報を表示するかご内表示器、及び複数の乗場に
設けられ、制御装置からの信号に応じて情報を表示する
複数の乗場側表示器を備え、非常検出装置により災害が
検出されたとき、制御装置は、各乗場階に応じた避難場
所を乗場側表示器に表示するものである。
【0009】請求項3の発明に係るエレベータシステム
は、建物内の災害を検出する非常検出装置、この非常検
出装置からの信号が入力され、建物内の非常事態を監視
する建物監視盤、この建物監視盤からの信号に応じて管
制運転を制御する制御装置、かご内に設けられ、制御装
置からの信号に応じて情報を表示するかご内表示器、及
び複数の乗場に設けられ、制御装置からの信号に応じて
情報を表示する複数の乗場側表示器を備え、非常検出装
置により災害が検出されたとき、制御装置は、建物監視
盤からの信号を受けてかご内及び乗場側表示器に管制運
転情報を表示するものである。
は、建物内の災害を検出する非常検出装置、この非常検
出装置からの信号が入力され、建物内の非常事態を監視
する建物監視盤、この建物監視盤からの信号に応じて管
制運転を制御する制御装置、かご内に設けられ、制御装
置からの信号に応じて情報を表示するかご内表示器、及
び複数の乗場に設けられ、制御装置からの信号に応じて
情報を表示する複数の乗場側表示器を備え、非常検出装
置により災害が検出されたとき、制御装置は、建物監視
盤からの信号を受けてかご内及び乗場側表示器に管制運
転情報を表示するものである。
【0010】請求項4の発明に係るエレベータシステム
は、建物の複数の室内にそれぞれ設けられている複数の
室内表示器をさらに備え、非常検出装置により災害が検
出されたとき、制御装置は、建物監視盤からの信号を受
けて室内表示器に管制運転情報を表示するものである。
は、建物の複数の室内にそれぞれ設けられている複数の
室内表示器をさらに備え、非常検出装置により災害が検
出されたとき、制御装置は、建物監視盤からの信号を受
けて室内表示器に管制運転情報を表示するものである。
【0011】請求項5の発明に係るエレベータシステム
は、管制運転情報として、災害の発生場所を表示するも
のである。
は、管制運転情報として、災害の発生場所を表示するも
のである。
【0012】請求項6の発明に係るエレベータシステム
は、管制運転情報として、各乗場階に応じた避難場所を
乗場側表示器に表示するものである。
は、管制運転情報として、各乗場階に応じた避難場所を
乗場側表示器に表示するものである。
【0013】請求項7の発明に係るエレベータシステム
は、管制運転情報として、各住戸に応じた避難場所を室
内表示器に表示するものである。
は、管制運転情報として、各住戸に応じた避難場所を室
内表示器に表示するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
レベータシステムを示すブロック図である。図におい
て、かご1内には、かご内表示器2が設けられている。
複数の乗場には、それぞれ乗場側表示器11が設けられ
ている。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
レベータシステムを示すブロック図である。図におい
て、かご1内には、かご内表示器2が設けられている。
複数の乗場には、それぞれ乗場側表示器11が設けられ
ている。
【0015】制御装置12は、かご1の運転を制御する
運転制御部13、運転制御部13からの信号に応じてか
ご内表示器2を制御するかご側表示制御部14、運転制
御部13からの信号に応じて乗場側表示器11を制御す
る乗場側表示制御部15、及びかご内表示器2及び乗場
側表示器11に表示する情報を記憶している記憶装置1
6を有している。
運転制御部13、運転制御部13からの信号に応じてか
ご内表示器2を制御するかご側表示制御部14、運転制
御部13からの信号に応じて乗場側表示器11を制御す
る乗場側表示制御部15、及びかご内表示器2及び乗場
側表示器11に表示する情報を記憶している記憶装置1
6を有している。
【0016】乗場側表示制御部15からの信号は、信号
分配器17で分配されて各乗場側表示器11に送られ
る。運転制御部13には、非常検出装置18からの情報
が入力される。非常検出装置18は、例えば煙感知器や
非常ボタン付き火災感知器等である。また、非常検出装
置18は各階に設置され、運転制御部13との間のイン
ターフェースは、非常事態がどの階で発生したのかがわ
かるように、検出場所に対応した複数の接点で構成され
ている。
分配器17で分配されて各乗場側表示器11に送られ
る。運転制御部13には、非常検出装置18からの情報
が入力される。非常検出装置18は、例えば煙感知器や
非常ボタン付き火災感知器等である。また、非常検出装
置18は各階に設置され、運転制御部13との間のイン
ターフェースは、非常事態がどの階で発生したのかがわ
かるように、検出場所に対応した複数の接点で構成され
ている。
【0017】このようなエレベータシステムでは、非常
検出装置18からの情報により、災害の発生場所がわか
るため、運転制御装置13では、災害の発生階にはかご
1を停止させないなどの管制運転を行うことができる。
また、かご内表示器2のみでなく、各階の乗場側表示器
11にも、災害の発生場所を表示することができる。即
ち、乗場側表示器11では、例えば「5階で災害が発生
しました。エレベータは使用できませんので、階段を利
用して速やかに避難してください。」等の管制運転情報
が表示される。従って、災害時に、かご1内の乗客だけ
ではなく、乗場や建物内の人にも的確な避難誘導を行う
ことができる。
検出装置18からの情報により、災害の発生場所がわか
るため、運転制御装置13では、災害の発生階にはかご
1を停止させないなどの管制運転を行うことができる。
また、かご内表示器2のみでなく、各階の乗場側表示器
11にも、災害の発生場所を表示することができる。即
ち、乗場側表示器11では、例えば「5階で災害が発生
しました。エレベータは使用できませんので、階段を利
用して速やかに避難してください。」等の管制運転情報
が表示される。従って、災害時に、かご1内の乗客だけ
ではなく、乗場や建物内の人にも的確な避難誘導を行う
ことができる。
【0018】実施の形態2.次に、図2はこの発明の実
施の形態2によるエレベータシステムを示すブロック図
である。実施の形態1では、乗場側表示制御部15から
の信号を信号分配器17で単に分配し、全ての乗場の乗
場側表示器11に同じ情報を表示する場合を示した。こ
れに対し、実施の形態2では、複数の乗場側表示制御部
19にそれぞれロータリースイッチ等のスイッチ20を
設けることにより、乗場側表示制御部19と各乗場側表
示器11とをそれぞれ対応させたものである。
施の形態2によるエレベータシステムを示すブロック図
である。実施の形態1では、乗場側表示制御部15から
の信号を信号分配器17で単に分配し、全ての乗場の乗
場側表示器11に同じ情報を表示する場合を示した。こ
れに対し、実施の形態2では、複数の乗場側表示制御部
19にそれぞれロータリースイッチ等のスイッチ20を
設けることにより、乗場側表示制御部19と各乗場側表
示器11とをそれぞれ対応させたものである。
【0019】このようなエレベータシステムでは、複数
の乗場側表示器11にそれぞれ対応する複数の乗場側表
示制御部19を設けたので、乗場毎に異なる管制運転情
報を表示することができる。従って、災害の発生場所を
検出することにより、各乗場階に応じた避難場所を表示
することができる。
の乗場側表示器11にそれぞれ対応する複数の乗場側表
示制御部19を設けたので、乗場毎に異なる管制運転情
報を表示することができる。従って、災害の発生場所を
検出することにより、各乗場階に応じた避難場所を表示
することができる。
【0020】例えば、3階で火災が発生した場合に、1
階、2階、3階の乗場側表示器11には、「3階で火災
が発生しました。エレベータは使用できませんので、階
段を利用して速やかに1階に避難してください。」と表
示し、4階以上の乗場側表示器11には、「3階で火災
が発生しました。エレベータは使用できませんので、階
段を利用して速やかに屋上階に避難してください。」と
表示することができる。このような詳細な情報を表示す
ることにより、乗場や建物内の人に対して、より的確な
避難誘導を行うことができる。
階、2階、3階の乗場側表示器11には、「3階で火災
が発生しました。エレベータは使用できませんので、階
段を利用して速やかに1階に避難してください。」と表
示し、4階以上の乗場側表示器11には、「3階で火災
が発生しました。エレベータは使用できませんので、階
段を利用して速やかに屋上階に避難してください。」と
表示することができる。このような詳細な情報を表示す
ることにより、乗場や建物内の人に対して、より的確な
避難誘導を行うことができる。
【0021】実施の形態3.次に、図3はこの発明の実
施の形態3によるエレベータシステムを示すブロック図
である。実施の形態3のエレベータシステムは、近年増
加傾向にあるホームオートメーションが設置されている
集合住宅と連動するものである。
施の形態3によるエレベータシステムを示すブロック図
である。実施の形態3のエレベータシステムは、近年増
加傾向にあるホームオートメーションが設置されている
集合住宅と連動するものである。
【0022】図において、建物内の火災やガス漏れのセ
ンサ、各住戸の非常ボタンなどの非常検出装置21から
の情報は、建物監視盤22により集中監視されている。
運転制御部13は、建物監視盤22からの信号に応じて
管制運転を制御する。建物の共同玄関23には、インタ
ーホン24が設けられている。各住戸には、インターホ
ン24に接続された室内表示器としての情報盤25がそ
れぞれ設けられている。
ンサ、各住戸の非常ボタンなどの非常検出装置21から
の情報は、建物監視盤22により集中監視されている。
運転制御部13は、建物監視盤22からの信号に応じて
管制運転を制御する。建物の共同玄関23には、インタ
ーホン24が設けられている。各住戸には、インターホ
ン24に接続された室内表示器としての情報盤25がそ
れぞれ設けられている。
【0023】インターホン24と情報盤25との間に
は、信号切換器26が接続されている。乗場側表示制御
部15から乗場側表示器11に送られる管制運転情報
は、信号分配器17及び信号切換器26を経由して情報
盤25にも送られる。
は、信号切換器26が接続されている。乗場側表示制御
部15から乗場側表示器11に送られる管制運転情報
は、信号分配器17及び信号切換器26を経由して情報
盤25にも送られる。
【0024】このようなエレベータシステムでは、従来
は切り離されていた建物側のシステムが制御装置12に
接続されている。即ち、建物監視盤22からの信号に応
じて運転制御部13により管制運転が行われる。また、
非常検出装置21からの情報により、災害の発生場所が
わかるため、かご内表示器2のみでなく、各階の乗場側
表示器11にも、管制運転情報として災害の発生場所を
表示することができ、乗場や建物内の人にも的確な避難
誘導を行うことができる。さらに、乗場表示器11と同
様の管制運転情報を情報盤25にも表示できるため、各
住戸内の人に対しても、安全かつ的確な避難行動を迅速
に促すことができる。
は切り離されていた建物側のシステムが制御装置12に
接続されている。即ち、建物監視盤22からの信号に応
じて運転制御部13により管制運転が行われる。また、
非常検出装置21からの情報により、災害の発生場所が
わかるため、かご内表示器2のみでなく、各階の乗場側
表示器11にも、管制運転情報として災害の発生場所を
表示することができ、乗場や建物内の人にも的確な避難
誘導を行うことができる。さらに、乗場表示器11と同
様の管制運転情報を情報盤25にも表示できるため、各
住戸内の人に対しても、安全かつ的確な避難行動を迅速
に促すことができる。
【0025】また、ホームオートメーションシステムの
監視情報をエレベータシステムの一部として利用し、エ
レベータシステムの表示情報をホームオートメーション
システムにも利用しているので、全体としてのシステム
を安価に構成することができる。
監視情報をエレベータシステムの一部として利用し、エ
レベータシステムの表示情報をホームオートメーション
システムにも利用しているので、全体としてのシステム
を安価に構成することができる。
【0026】実施の形態4.なお、実施の形態3では、
全ての乗場の乗場側表示器11及び全ての住戸の情報盤
25に同じ管制運転情報を表示する場合を示したが、実
施の形態2で示したように、各乗場側表示器11及び各
情報盤25毎に、各乗場階及び各住戸に応じた避難場所
を表示してもよい。
全ての乗場の乗場側表示器11及び全ての住戸の情報盤
25に同じ管制運転情報を表示する場合を示したが、実
施の形態2で示したように、各乗場側表示器11及び各
情報盤25毎に、各乗場階及び各住戸に応じた避難場所
を表示してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータシステムは、建物内での災害の発生とその発
生場所とを検出する非常検出装置を用い、災害の検出時
には、制御装置からの信号により、かご内及び乗場側表
示器に災害の発生場所を表示するようにしたので、災害
時に、かご内の乗客だけではなく、乗場や建物内の人に
も的確な避難誘導を行うことができる。
エレベータシステムは、建物内での災害の発生とその発
生場所とを検出する非常検出装置を用い、災害の検出時
には、制御装置からの信号により、かご内及び乗場側表
示器に災害の発生場所を表示するようにしたので、災害
時に、かご内の乗客だけではなく、乗場や建物内の人に
も的確な避難誘導を行うことができる。
【0028】請求項2の発明のエレベータシステムは、
建物内での災害の発生とその発生場所とを検出する非常
検出装置を用い、災害の検出時には、制御装置からの信
号により、各乗場階に応じた避難場所を乗場側表示器に
表示するようにしたので、災害時に、かご内の乗客だけ
ではなく、乗場や建物内の人にも的確な避難誘導を行う
ことができる。
建物内での災害の発生とその発生場所とを検出する非常
検出装置を用い、災害の検出時には、制御装置からの信
号により、各乗場階に応じた避難場所を乗場側表示器に
表示するようにしたので、災害時に、かご内の乗客だけ
ではなく、乗場や建物内の人にも的確な避難誘導を行う
ことができる。
【0029】請求項3の発明のエレベータシステムは、
非常検出装置により災害が検出されたとき、制御装置
が、建物監視盤からの信号を受けてかご内及び乗場側表
示器に管制運転情報を表示するので、災害時に、かご内
の乗客だけではなく、乗場や建物内の人にも的確な避難
誘導を行うことができる。また、建物側のシステムとエ
レベータ側のシステムとを共用しているため、全体とし
てのコストを低減することができる。
非常検出装置により災害が検出されたとき、制御装置
が、建物監視盤からの信号を受けてかご内及び乗場側表
示器に管制運転情報を表示するので、災害時に、かご内
の乗客だけではなく、乗場や建物内の人にも的確な避難
誘導を行うことができる。また、建物側のシステムとエ
レベータ側のシステムとを共用しているため、全体とし
てのコストを低減することができる。
【0030】請求項4の発明のエレベータシステムは、
非常検出装置により災害が検出されたとき、制御装置
が、建物監視盤からの信号を受けて室内表示器に管制運
転情報を表示するようにしたので、各住戸内の人に対し
ても、安全かつ的確な避難行動を迅速に促すことができ
る。
非常検出装置により災害が検出されたとき、制御装置
が、建物監視盤からの信号を受けて室内表示器に管制運
転情報を表示するようにしたので、各住戸内の人に対し
ても、安全かつ的確な避難行動を迅速に促すことができ
る。
【0031】請求項5の発明のエレベータシステムは、
管制運転情報として、災害の発生場所を表示するように
したので、乗場や建物内の人に対して、より的確な避難
誘導を行うことができる。
管制運転情報として、災害の発生場所を表示するように
したので、乗場や建物内の人に対して、より的確な避難
誘導を行うことができる。
【0032】請求項6の発明のエレベータシステムは、
管制運転情報として、各乗場階に応じた避難場所を乗場
側表示器に表示するようにしたので、乗場や建物内の人
に対して、より的確な避難誘導を行うことができる。
管制運転情報として、各乗場階に応じた避難場所を乗場
側表示器に表示するようにしたので、乗場や建物内の人
に対して、より的確な避難誘導を行うことができる。
【0033】請求項7の発明のエレベータシステムは、
管制運転情報として、各住戸に応じた避難場所を室内表
示器に表示するようにしたので、各住戸内の人に対し
て、より的確な避難誘導を行うことができる。
管制運転情報として、各住戸に応じた避難場所を室内表
示器に表示するようにしたので、各住戸内の人に対し
て、より的確な避難誘導を行うことができる。
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータシ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるエレベータシ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるエレベータシ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【図4】 従来のエレベータシステムの一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 かご、2 かご内表示器、11 乗場側表示器、1
2 制御装置、18非常検出装置、25 情報盤(室内
表示器)。
2 制御装置、18非常検出装置、25 情報盤(室内
表示器)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 27/00 G08B 27/00 A (72)発明者 河合 清司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 井上 証策 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木下 雅文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 敏明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 上田 毅 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 久松 伸夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 妹尾 純二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3F303 CB41 DC18 DC26 DC31 EA04 3F304 CA01 EA01 ED12 ED13 ED14 5C087 AA02 AA03 AA10 AA19 BB73 DD02 DD18 EE05 EE18 GG66 GG68 GG82
Claims (7)
- 【請求項1】 建物内での災害の発生とその発生場所と
を検出する非常検出装置、 この非常検出装置からの信号が入力される制御装置、 上記かご内に設けられ、上記制御装置からの信号に応じ
て情報を表示するかご内表示器、及び複数の乗場に設け
られ、上記制御装置からの信号に応じて情報を表示する
複数の乗場側表示器を備え、上記非常検出装置により災
害が検出されたとき、上記制御装置は、上記かご内及び
乗場側表示器に災害の発生場所を表示することを特徴と
するエレベータシステム。 - 【請求項2】 建物内での災害の発生とその発生場所と
を検出する非常検出装置、 この非常検出装置からの信号が入力される制御装置、 上記かご内に設けられ、上記制御装置からの信号に応じ
て情報を表示するかご内表示器、及び複数の乗場に設け
られ、上記制御装置からの信号に応じて情報を表示する
複数の乗場側表示器を備え、上記非常検出装置により災
害が検出されたとき、上記制御装置は、各乗場階に応じ
た避難場所を上記乗場側表示器に表示することを特徴と
するエレベータシステム。 - 【請求項3】 建物内の災害を検出する非常検出装置、 この非常検出装置からの信号が入力され、上記建物内の
非常事態を監視する建物監視盤、 この建物監視盤からの信号に応じて管制運転を制御する
制御装置、 上記かご内に設けられ、上記制御装置からの信号に応じ
て情報を表示するかご内表示器、及び複数の乗場に設け
られ、上記制御装置からの信号に応じて情報を表示する
複数の乗場側表示器を備え、上記非常検出装置により災
害が検出されたとき、上記制御装置は、上記建物監視盤
からの信号を受けて上記かご内及び乗場側表示器に管制
運転情報を表示することを特徴とするエレベータシステ
ム。 - 【請求項4】 建物の複数の室内にそれぞれ設けられて
いる複数の室内表示器をさらに備え、非常検出装置によ
り災害が検出されたとき、制御装置は、建物監視盤から
の信号を受けて上記室内表示器に管制運転情報を表示す
ることを特徴とする請求項3記載のエレベータシステ
ム。 - 【請求項5】 管制運転情報は、災害の発生場所である
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のエレベ
ータシステム。 - 【請求項6】 乗場側表示器に表示される管制運転情報
は、各乗場階に応じた避難場所であることを特徴とする
請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のエレベータ
システム。 - 【請求項7】 室内表示器に表示される管制運転情報
は、各住戸に応じた避難場所であることを特徴とする請
求項4記載のエレベータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068441A JP2001253660A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | エレベータシステム |
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JP2000068441A JP2001253660A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | エレベータシステム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001253660A true JP2001253660A (ja) | 2001-09-18 |
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ID=18587496
Family Applications (1)
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