JP2001245690A - グリコシドまたはオリゴ糖の製造方法 - Google Patents
グリコシドまたはオリゴ糖の製造方法Info
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Abstract
用いた糖転移反応におけるグリコシル基転移効率を高
め、オリゴ糖や目的とするグリコシドを安価、簡便且つ
高収率に得る方法を提供すること。 【解決手段】 カリウムイオンにより分解反応が活性化
されるグリコシダーゼを、グリコシル基供与体に作用さ
せてグリコシドを製造する方法において、該グリコシダ
ーゼをナトリウムイオン又はアンモニウムイオンの存在
下で基質に反応させることを特徴とするグリコシドの製
造方法。
Description
グリコシル基転移反応によって生成するグリコシドの生
成率を向上させることのできる製造法に関し、更に詳し
くは、β−ガラクトシダーゼによるガラクトオリゴ糖等
のガラクトシドの生成率を向上させる方法に関するもの
である。
ゼ)は、配糖体やオリゴ糖のグリコシド結合を加水分解
する酵素の総称で、グリコシド結合の加水分解だけでな
く、グリコシル基を転移する反応も触媒することが知ら
れており、各種のオリゴ糖の製造にも使用されている。
例えば、β−ガラクトシダーゼ(β−galactos
idase)は、乳糖などのβ−D−ガラクトシド結合
を加水分解する反応とともに、ガラクトシル基転移反応
も触媒することが知られており、腸内で選択的にビフィ
ズス菌を増殖させるガラクトオリゴ糖等のオリゴ糖の製
造に使用されている。
ル基転移能を利用して、種々の生理活性物質や食品素材
の物理化学的安定性や生物学的半減期、腸管吸収性を改
善する試みがなされている。例えば、サイクロデキスト
リン、アミノ酸、ペプチド、ステビオール配糖体、アル
コール、コウジ酸、ビタミンB1などを受容体として反
応し、これらの化合物のガラクトシドを合成したことが
報告されている(”New Food Industr
y”, Vol.39,58−64,1997)。
リコシダーゼとしては、グリコシル基を効率よく受容体
に転移させ、目的とするグリコシドを高収率で得る反応
特性を有していることが望ましく、さらに、反応環境を
最適化して転移率を高めることが重要である。
濃度が高いほど転移率が高まることが知られており、例
えばガラクトオリゴ糖の製造においても基質の乳糖濃度
を極限まで高めてβ−ガラクトシダーゼを作用させるこ
とで転移率を高める方法が提案されている(特公平5−
22517号)。一方、pH、温度、金属塩、緩衝液の
種類や濃度などの因子は、反応速度には影響するが、糖
転移率には顕著な影響を及ぼさないと考えられていた。
また、β−ガラクトシダーゼの加水分解反応と糖転移反
応の最適条件の差異について、詳細な検討がなされたこ
とはなかった。
トオリゴ糖の収率を向上させる方法も提案されている。
例えば、特開平11−18763号には、バチルス・サ
ーキュランス由来のβ−ガラクトシダーゼを加熱処理す
ることで該β−ガラクトシダーゼを改質し、ガラクトオ
リゴ糖の生成能を高める方法が開示されている。しかし
ながら、この方法も他の菌由来の酵素に適用できるもの
ではないため、より汎用性の高い糖転移率の向上方法が
求められている。
させ、グリコシドやオリゴ糖の収率を向上させる方法に
ついては、数々の提案がなされているが、未だ満足し得
るものはなく、製造時の経済性や利便性といった観点か
らも、更に優れた方法の確立が望まれている。
は、β−ガラクトシダーゼ等のグリコシダーゼを用いた
糖転移反応におけるグリコシル基転移効率を高め、オリ
ゴ糖や目的とするグリコシドを安価、簡便且つ高収率に
得る方法を提供することにある。
を解決するために鋭意研究を行った結果、カリウムイオ
ンにより加水分解反応が活性化される性質を有するグリ
コシダーゼを用いてグリコシル基転移反応を行う際に、
ナトリウムイオン又はアンモニウムイオンを共存させて
反応することで、グリコシル基の転移率が向上すること
を見出し、本発明を完成した。
り加水分解反応が活性化されるグリコシダーゼを、グリ
コシル基供与体に作用させてグリコシドを製造する方法
において、該グリコシダーゼをナトリウムイオン又はア
ンモニウムイオンの存在下で基質に反応させることを特
徴とするグリコシドの製造方法を提供するものである。
水分解反応が活性化される性質を有するグリコシダーゼ
を、グリコシル基供与体に作用させてオリゴ糖を製造す
る方法であって、該グリコシダーゼをナトリウムイオン
又はアンモニウムイオンの存在下で基質に反応させるこ
とを特徴とするオリゴ糖の製造方法を提供するものであ
る。
反応させてオリゴ糖を含む一次反応液を調製し、次いで
この一次反応液をカリウムイオンにより加水分解反応が
活性化される先のグリコシダーゼとは別のグリコシダー
ゼを用いてナトリウムイオン又はアンモニウムイオンの
存在下で処理することを特徴とするオリゴ糖の製造方法
をも提供するものである。
ウムイオンにより加水分解反応が活性化される性質を有
するグリコシダーゼとは、活性発現に金属イオンを要求
する酵素のうち、特にカリウムイオンによって活性化さ
れるタイプの酵素を指称する。
るが、上記の酵素に関する報告としては、例えばクリベ
ロマイセス・ラクチス由来の酵素(ANN.N.Y.Ac
ad.Sci.799,183−189(1996)やス
トレプトコッカス・サーモフィルス由来の酵素(NZJ
Dairy Sci. Technol., 20, 43−
56(1985))等を挙げることができる。本発明で
使用するグリコシダーゼは、前記したようにカリウムイ
オンによって活性化されるものであるが、特に、カリウ
ムイオンによって最も活性化されるものがこのましい。
そして、あるグリコシダーゼがカリウムイオンにより加
水分解反応が活性化される性質を有するか否かは、例え
ば常法に従って金属塩を含まない緩衝液に各種の一価カ
チオンを加え、カリウムイオンによって基質の加水分解
反応が最も進むかどうかを調べることにより判断するこ
とが可能である。
は、α−およびβ−グリコシダーゼ、α−及びβ−ガラ
クトシダーゼ、α−及びβ−マンノシダーゼ、β−フラ
クトシダーゼ、キシロシダーゼ等が挙げられ、中でもβ
−ガラクトシダーゼを使用する際に、本発明の方法を適
用することが好ましい。
omyces)属、ストレプトコッカス(Strept
coccus)属、ラクトバチルス(Lactobac
illus)属、ビフィドバクテリウム(Bifido
bacterium)属又はバチルス(Bacillu
s)属等に属する微生物由来のグリコシダーゼは、ナト
リウムイオン又はアンモニウムイオンの存在下でグリコ
シドの生成率を高める効果が高いため好ましく、更に、
クリベロマイセス・ラクチス(Kluyveromyc
es lactis)、クリベロマイセス・フラギリス
(Kluyveromyces fragilis)、
ストレプトコッカス・サーモフィルス(Streptc
occus thermophilus)、ラクトバチ
ルス・ブルガリクス(Lactobacillus b
ulgaricus)、ビフィドバクテリウム・ブレー
ベ(Bifidobacterium breve)由
来のものが好ましい。
なものを、例えばβ−ガラクトシダーゼについて示せ
ば、クリベロマイセス・ラクチス(Kluyverom
yces lactis)由来のGODO−YNL(合
同酒精株式会社製)、マキシラクトLX5000(ロビ
ン株式会社製)やクリベロマイセス・フラギリス(Kl
uyveromyces fragilis)由来のラ
クトザイム300OL(ノボノルディスク社製)、スト
レプトコッカス・サーモフィルス(Streptcoc
cus thermophilus)由来のラクターゼ
Y−ST(ヤクルト薬品工業社製)等を挙げることがで
きる。
ウムイオン又はアンモニウムイオンの存在下で作用させ
ることによりグリコシル基受容体へのグリコシル基の転
移反応が活性化されるため、各種グリコシドの収率も上
昇するのである。特に、ナトリウムイオンの存在下で反
応させた場合には、転移反応が顕著に活性化され、グリ
コシドの収率も増加するため好ましい。このような作用
は、グリコシダーゼを基質のみに反応させる場合、及び
基質とは別にグリコシル基受容体を共存させる場合、す
なわちグリコシル基受容体と供与体が共存している場合
のいずれにおいても充分に奏される。これらの基質ある
いはグリコシル基供与体としては、グリコシダーゼが作
用するグリコシル結合を有する化合物であれば何でも良
いが、化合物の構造によっては最も活性化される一価の
カチオンの種類が異なることがあるので、カリウムイオ
ンによって加水分解反応が最も活性化される化合物であ
ることが好ましい。なお、本明細書において、基質と
は、そのものがグリコシル基の受容体と供与体とを含ん
でいる単独の基質である場合、及びグリコシル基受容体
と供与体が別途共存している場合のいずれをも包含する
ものであり、更には該基質を含む天然物等も含むもので
ある。
ニウムイオンは実際には専ら塩の形態で添加される。そ
の形態は特に限定されるものではなく、塩化物、炭酸
塩、酢酸塩、リン酸塩等の形態で使用可能であり、これ
らを単独あるいは組み合わせて、もしくは緩衝液として
反応系に添加すればよい。
添加量は使用する酵素の種類により異なる場合もある
が、一般的には反応系中に1mM以上添加すればよく、
その効果を顕著に発揮させるためには10mM〜100
mMが、生成物の収率等の点から好ましい。また、添加
量の上限は酵素の反応が極端に遅延したり、酵素が失活
しない範囲に留める必要がある。一方、カリウムイオン
の存在はこれらのイオンによる転移率の向上を妨げるの
で反応液中に持ち込まないようにするのが望ましいが、
もし基質にカリウム塩が混在していて反応系への混入が
避けられない場合には、ナトリウムイオンやアンモニウ
ムイオンをカリウムイオン濃度以上に添加するのが望ま
しく、さらに生成物の収率を最大限に高めたい場合には
10倍以上の添加が好ましい。また、酵素によってはカ
リウムイオンとマグネシウムイオンが共存すれば、相乗
的に反応速度を速めることが知られているが、糖転移反
応における転移率には顕著な影響はない。
ばβ−ガラクトシダーゼの場合には、乳糖やo−ニトロ
フェニル−β−D−ガラクトシドなどをガラクトシル供
与体とし、乳糖、ショ糖、N−アセチルグルコサミン、
ラクチトール、サイクロデキストリン等の糖質や、アミ
ノ酸、ペプチド、ステビオール配糖体、アルコール、コ
ウジ酸、ビタミンB1 等の水酸基を有する受容体を共存
させて反応させ、各種のガラクトシドを製造する方法等
の、グリコシル基供与体から受容体にグリコシル基を転
移してグリコシドを製造する方法が挙げられる。
−グルコシダーゼを反応させてイソマルトオリゴ糖を製
造する方法、乳糖にβ−ガラクトシダーゼを反応させて
ガラクトオリゴ糖を製造する方法、蔗糖にβ−フラクト
シダーゼを作用させてフラクトオリゴ糖を製造する方
法、乳糖を受容体として蔗糖にβ−フラクトシダーゼを
作用させてラクトスクロースを製造する方法等のオリゴ
糖の製造法が具体的に挙げられる。中でも、本発明の方
法は各種オリゴ糖の製造に用いることが好ましく、特
に、β−ガラクトシダーゼを用いたカラクトオリゴ糖の
製造に適用することが好ましい。
は、反応系中にナトリウムイオン或いはアンモニウムイ
オンを存在せしめる以外は通常のグリコシド製造時に用
いられている条件と同様に設定すればよく、例えばオリ
ゴ糖製造時であれば酵素の安定性やオリゴ糖の対糖収率
等の点を考慮して、良好な反応条件を決定すればよい。
具体的には、出発原料として乳糖を用いる場合には、糖
濃度が15〜65重量%が好ましい。さらに、一般的に
は乳糖濃度が高い方が転移率が向上するので好ましい
が、酵素によってはこの範囲の中で至適の濃度が存在す
る場合もある。
常の酵素反応におけるのと同様の条件でよく、例えば、
酵素にGODO−YNLを用いる場合には、乳糖1gあ
たり20〜500U添加し、30〜50℃で1〜20時
間程度反応させればよい(酵素量はメーカーの測定法に
よる活性値で示した)。
用いた逐次反応によるグリコシドやオリゴ糖の製造にも
適用できる。例えば、特公平5−22516号公報や特
許第2739335号公報に記載された2種のβ−ガラ
クトシダーゼを用いた逐次反応によるガラクトオリゴ糖
の製造法にも適用でき、ここで示されているオリゴ糖収
率を向上させることができる。
オリゴ糖の最大生成時に未反応の乳糖の残存量の多いβ
−ガラクトシダーゼを選択し、この酵素で1次反応液を
調製した後、2次反応としてナトリウムイオン又はアン
モニウムイオンを共存させて同様に前記のβ−ガラクト
シダーゼで処理すれば、ガラクトオリゴ糖の生成率が更
に増加するのである。
としては、アスペルギルス(Aspergillus)
属、プレラ(Bullera)属又はバチルス(Bac
illus)属に属する微生物由来のグリコシダーゼが
好ましく、特にアスペルギルス・オリゼ(Asperg
illus oryzae)、アスペルギルス・ニガー
(Aspergillus niger)、アスペルギ
ルス・フラバス(Aspergillus flavu
s)、ブレラ・シンギュラリス(Bullera si
ngularis)、バチルス・サーキュランス(Ba
cillus circulans)由来のものを用い
ることが好ましい。このような酵素として、具体的に
は、バチルス・サーキュランス由来のビオラクタN5
(大和化成社製)等が挙げられる。
合であっても、またグリコシル基供与体と受容体が別途
共存している場合のいずれにおいても適用可能である。
1次反応液調製時の反応条件も通常のグリコシド製造条
件にしたがって適宜設定すればよい。例えばオリゴ糖製
造時であれば酵素の安定性やオリゴ糖の対糖収率等の点
を考慮して、良好な反応条件を決定すればよい。具体的
には、出発原料として乳糖を用いる場合には、糖濃度が
15〜65重量%が好ましい。さらに、一般的には濃度
が高い方が転移率が向上するので好ましいが、酵素によ
ってはこの範囲の中で至適の濃度が存在する場合もあ
る。
ンにより分解反応が活性化されるグリコシダーゼを用
い、第1次反応液にナトリウム塩或いはアンモニウム塩
を添加することを除いては、通常の酵素反応条件で実施
できる。例えば、酵素にGODO−YNLを用いる場合
には、この酵素を乳糖1gあたり20〜500Uと、前
記量のナトリウム塩或いはアンモニウム塩とを添加し、
30〜50℃で1〜20時間程度反応させればよい(酵
素量はメーカーの測定法による活性値で示した)。な
お、反応液中にカリウムイオンが共存すると転移反応が
阻害され(加水分解反応が促進され)、転移生成物の収
量が低下する場合があるので、カリウムイオンは少ない
ほうが望ましい。
のまま、あるいは適宜活性炭による脱色やケイソウ土に
よる濾過、イオン交換樹脂による脱塩、濃縮機による濃
縮を行い、液糖のまま食品素材として使用したり、噴霧
乾燥機などによって粉末化も可能である。
れをそのままあるいは適宜加工して、食品、化粧品、医
薬品、ファインケミカルズ等として使用することができ
る。例えばオリゴ糖であれば、これをそのままテーブル
シュガーとして使用することができ、また、発酵乳、乳
酸菌飲料、パン、ジャムや菓子類等の飲食品に添加する
ことも可能である。その際の添加濃度には特に限定され
ず、風味や物性等を鑑みて適宜決定すればよい。また、
例えばコウジ酸にガラクトシル基を転移させたガラクト
シルコウジ酸はコウジ酸と同様のメラニン生成抑制活性
があり、各種化粧水、乳液、マッサージクリーム等の化
粧品に添加してもよい。また、ガラクトシルグリセロー
ルは界面活性剤として使用できる。
に用いられている食品素材、化粧品素材を添加すること
も可能である。このような食品素材としては、例えばグ
ルコース、シュークロース、フラクトース、峰蜜等の糖
類、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、ラ
クチトール、パラチニット等の糖アルコール、ショ糖脂
肪酸エステル、グリセリン糖脂肪酸エステル、レシチン
等の乳化剤、寒天、ゼラチン、カラギーナン、グァーガ
ム、キサンタンガム、ペクチン、ローカストビーンガム
等の増粘(安定)剤が挙げられる。この他にも、ビタミ
ンA、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンE等の各種
ビタミン類やハーブエキス等が挙げられる。
明するが、本発明はこれらにより何ら制約されるもので
はない。
方法は下記の通りである。 < 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による分
析条件 > 糖鎖長別の分析(分析法1) カラム:Shodex Sugar KS−802 移動相:精製水 流 速:0.5mL/min 検 出:示差屈折計 2糖異性体*組成の分析(分析法2) カラム:YMC−Pack PolyamineII 溶 媒:アセトニトリル/水=65/35 流 速:1.0mL/min 検 出:示差屈折計 * 乳糖および転移反応によって生成した二糖(以下、
「転移2糖」と称する)
25mMトリス塩酸緩衝液(pH7.2)を225g加
えて沸騰水浴中で加熱溶解したものを4つ準備した。各
コルベンに250mMの塩化リチウム、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化アンモニウム溶液をそれぞれ5
0gずつ加え、各塩溶液を含む45重量%の乳糖溶液を
調製した。これにGODO−YNL(合同酒精株式会社
製)を乳糖1gあたり300単位添加して40℃で反応
させ、経時的に糖組成を分析法1で分析した。同様にし
て、一価の塩類を添加しない45重量%の乳糖溶液でも
反応させた。これらの反応で3糖以上のガラクトオリゴ
糖の生成量が最大となった時の生成率(対乳糖収率)を
表1に示した。
リウムイオンを共存させた時が最も高く、次いでアンモ
ニウムイオンが高かった。また、カリウムイオンの最大
生成率は、無添加よりも低かったことから、転移反応の
面から見るとカリウムイオンは阻害的に働いていると考
えられた。
150g、225g、300g入れ、各コルベンに30
mMのリン酸カリウム緩衝液(pH6.5;以下、「K
−PBS」と略す)をそれぞれ425g、350g、2
75g、200gずつ加えて沸騰水浴中で加熱溶解し、
15、30、45、60重量%の乳糖溶液を調製した。
これに、GODO−YNLを乳糖1gあたりそれぞれ1
50、200、250、400単位添加して40℃で反
応させ、経時的に糖組成を分析法1および分析法2で分
析した。同様にして、30mMのリン酸ナトリウム緩衝
液(pH6.5;以下、「Na−PBS」と略す)で調
製した15、30、45、60重量%の乳糖溶液にGO
DO−YNLを添加して反応させた。このとき、総ガラ
クトオリゴ糖(3糖以上のガラクトオリゴ糖と転移2糖
の合計)の最大生成率を図1に示した。
では、総ガラクトオリゴ糖の最大生成率はいずれの糖濃
度においてもNa−PBS添加の方が高かった。また、
K−PBSおよびNa−PBSのいずれにおいても、糖
濃度30%(w/w)、45%(w/w)での生成率が
高かった。
Mの塩化マグネシウムを含む50mMのK−PBS(p
H6.5)を550g加え、沸騰水浴中で溶解して45
重量%乳糖溶液を調製した。このような乳糖溶液を4つ
準備し、これらにそれぞれ乳糖1gあたり200単位の
GODO−YNL(クリベロマイセス・ラクチス由来、
合同酒精製)、80単位のラクトザイム3000L(ク
リベロマイセス・フラギリス由来、ノボノルディスク社
製)、60単位のラクターゼY−ST(ストレプトコッ
カス・サーモフィルス由来、ヤクルト薬品工業製)を加
えて40℃で反応させ、経時的に糖組成を分析法1で分
析した。また、50mMのNa−PBS(pH6.5)
で45重量%の乳糖溶液を調製し、同様に反応させた。
さらに、50mMのリン酸カリウム−クエン酸緩衝液
(pH4.5)あるいはリン酸ナトリウム−クエン酸緩
衝液(pH4.5)で調製した45重量%の乳糖溶液
に、15単位のラクターゼY−AO(アスペルギルス・
オリゼ由来、ヤクルト薬品工業製)を添加して40℃で
反応させ、経時的に糖組成を分析法1で分析した。な
お、酵素量はすべて各メーカーの測定法による活性値で
示した。このように各酵素を用いて反応したときの、3
糖以上のガラクトオリゴ糖の生成率を表2に示した。な
お使用した酵素のうち、前3者はカリウムイオンにより
加水分解反応が活性化されるものであり、最後のアスペ
ルギルス・オリゼ由来のものはカリウムイオンにより加
水分解反応が活性化されないものである。
g入れ、乳糖を5kg加えて80℃まで昇温して溶解
後、その後50℃まで冷却し、5%水酸化カリウム溶液
を加えてpH6.0に調整した。この乳糖溶液にビオラ
クタN5(大和化成社製)を乳糖1gあたり2.5単位
添加して20時間反応させ、液温を90℃に昇温し、こ
の温度で10分間保持することで反応を停止した。同様
に、5%水酸化ナトリウム溶液を加えてpH6.0に調
整し、同酵素を作用させて得た一次反応も調製した。こ
れらの糖組成を分析法1で測定したところ、ともに3糖
以上、2糖および単糖の比率が40:42:18であっ
た。また、分析法2で2糖中の乳糖と転移2糖の比率
は、ともに82:18であった。
pH調整した方に300mM K−PBS(pH6.
5)を1.1kg加え、水酸化ナトリウムでpH調整し
た方に300mM Na−PBS(pH6.5)を1.1
kg加えた。これらにGODO−YNLを残存乳糖1g
あたり100単位添加して40℃で反応させ、経時的に
反応液を少量サンプリングして糖組成を分析した。表3
に、K−PBSを添加した場合とNa−PBSを添加し
た場合のガラクトオリゴ糖の最大生成率を比較した。
糖の含量も、Na−PBSを添加した方が高くなること
が判った。また、K−PBS、Na−PBSの両反応と
も、3糖以上のガラクトオリゴ糖の主成分はβ−D−ガ
ラクトピラノシル(1−4)β−D−ガラクトピラノシ
ル−Dグルコースとβ−D−ガラクトピラノシル(1−
4)β−D−ガラクトピラノシル(1−4)β−D−ガ
ラクトピラノシル(1−4)−D−グルコースで、転移
2糖の主成分はβ−D−ガラクトピラノシル(1−6)
−D−グルコースであることを確認した。
水を40kg入れ、これに乳糖を50kgと200mM
K−PBS(pH6.5)を10kg加え、撹拌しな
がら80℃まで昇温して溶解し、その後60℃まで冷却
した。この乳糖溶液にビオラクタN5(大和化成製)を
乳糖1g当たり6単位添加して4時間反応させ、液温を
90℃に昇温し、この温度で10分間保持することで反
応を停止させて一次反応液を得た。同様に、温水40k
g、乳糖50kgと200mMNa−PBS(pH6.
5)10kgで調製した溶液に酵素を作用させた一次反
応液も得た。これらの反応液の糖組成を分析法1で測定
したところ、共に3糖以上、2糖および単糖の比率は3
9:44:17であった。また、分析法2での2糖中の
乳糖と転移2糖の比率は、共に86:14であった。
Mの塩化マグネシウムを100g加え、これらにラクタ
ーゼY−ST(ヤクルト薬品工業製)を残存乳糖1g当
たり100単位添加して50℃で反応を開始した。経時
的に反応液を少量サンプリングして、3糖以上のガラク
トオリゴ糖含有量が最大になった時点で90℃まで昇温
させて反応を停止させた。表4に得られた糖液の糖組成
を示した(Na−PBSで二次反応した方が総ガラクト
オリゴ糖の比率が高かった)。
いて以下の処理を行った。反応停止液に粉末状の活性炭
を300g加えて30分間撹拌し、ケイソウ土(ラヂオ
ライト#600)をプレコートしたフィルタープレスで
濾過を行った。この溶液をPK218とPA316(三
菱化学製)の混床樹脂塔を通してイオン交換し、透明な
糖溶液を得た。この溶液を0.5μmのカートリッジフ
ィルターで精密濾過した後、濃縮機でBx75になるま
で濃縮し、透明で粘調な糖液を得た。このようにして調
製した液糖は上品な甘味を有しており、各種の食品への
添加が可能であった。
0.1mMの塩化マグネシウムを含む30mM K−PB
S(pH6.5)を130mL加えて加熱溶解した後、
グリセロールを82.3gと同緩衝液を加えて液量を2
90mLとした。同様に、0.1mMの塩化マグネシウ
ムを含む30mM Na−PBS(pH6.5)に乳糖を
溶解し、グリセロールを加えて290mLとした溶液を
調製した。これらの溶液にGODO−YNLをそれぞれ
10mL(54000単位)ずつ添加して40℃で反応
させ、経時的に糖組成を分析法1で分析した。上記のよ
うにガラクトシル供与体としての乳糖と受容体としての
グリセロールが、それぞれ1Mと3M含む溶液中に生成
した、ガラクトシルグリセロール(グリセロールにガラ
クトースが1分子結合したもの)の対糖収率を表5に示
した。
大値は、カリウムイオンに比べナトリウムイオンの存在
下で反応した方が高い収率となることが判った。なお、
得られたガラクトシルグリセロールの構造の詳細な解析
は、以下の方法で行った。ゲルろ過カラムクロマトグラ
フィー(Bio gel P2)でガラクトシルグリセロ
ールに相当するピークを分画し、そのピーク成分をさら
にアミドカラムによるHPLCで分析したところ8対9
2の割合で成分1と2が生成していた。各成分をHPL
Cで分取して、質量分析、水素核および炭素核NMRス
ペクトルを測定して構造を解析し、成分1はβ−D−ガ
ラクトピラノシル(1−2)グリセロール、成分2はβ
−D−ガラクトピラノシル(1−1)グリセロールと決
定した。
ときの3糖以上のオリゴ糖と転移2糖の最大生成率を、
使用緩衝液毎に示した図面。 以 上
Claims (6)
- 【請求項1】 カリウムイオンにより加水分解反応が活
性化されるグリコシダーゼを、グリコシル基供与体に作
用させてグリコシドを製造する方法において、該グリコ
シダーゼをナトリウムイオン又はアンモニウムイオンの
存在下で基質に反応させることを特徴とするグリコシド
の製造方法。 - 【請求項2】 グリコシダーゼがβ−ガラクトシダーゼ
であることを特徴とする請求項1記載のガラクトシドの
製造方法。 - 【請求項3】 グリコシダーゼがクリベロマイセス属、
ストレプトコッカス属、ラクトバチルス属、ビフィドバ
クテリウム属又はバチルス属に属する微生物由来のもの
であることを特徴とする請求項1又は2記載のグリコシ
ドの製造方法。 - 【請求項4】 ナトリウムイオン又はアンモニウムイオ
ンの濃度が1mM以上である請求項第1項ないし第3項
の何れかの項記載のグリコシドの製造方法。 - 【請求項5】 カリウムイオンにより加水分解反応が活
性化される性質を有するグリコシダーゼを、グリコシル
基供与体に作用させてオリゴ糖を製造する方法であっ
て、該グリコシダーゼをナトリウムイオン又はアンモニ
ウムイオンの存在下で基質に反応させることを特徴とす
るオリゴ糖の製造方法。 - 【請求項6】 グリコシダーゼを基質に反応させてオリ
ゴ糖を含む一次反応液を調製し、次いでこの一次反応液
をカリウムイオンにより加水分解反応が活性化される先
のグリコシダーゼとは別のグリコシダーゼを用いてナト
リウムイオン又はアンモニウムイオンの存在下で処理す
ることを特徴とするオリゴ糖の製造方法。
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