JP2001245462A - 可搬式モーター動力装置とこれを備えた電動工具 - Google Patents
可搬式モーター動力装置とこれを備えた電動工具Info
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Abstract
可搬式モーター動力装置と比較して、サイズ、重量、コ
ストの面で劣ることのない電池パック及び交流電源の両
方を電源とする可搬式モーター動力装置を提供する。 【解決手段】 直流モーター5を動力装置とし、電池セ
ル7を内蔵したコードレス電力供給装置2と、交流電源
からの電流を直流へ変換する手段6を内蔵したコード付
き電力供給装置3とを装置本体1に選択的に電気的且つ
機械的に接続する接続部8を設け、上記電力供給装置
2,3の供給電圧を異ならせると共に、異なる供給電圧
に対応できるように直流モーター5の回転子巻線10を
多重巻線とし、多重巻線に合わせた複数のブラシ12、
整流子13を備える。
Description
り作動する可搬式の装置(器具)に関し、殊に、電池電
源によるコードレス状態及び交流電源に電源コードを介
して接続した状態の両方で作動させることができるモー
ター動力装置に関するものである。
装置は、一般に取り外し可能な閉鎖型電池パックをハウ
ジングに収容保持するものとなっている。前記電池パッ
クは、1つ又はそれ以上の電池セルを内蔵しており、装
置の作動に必要な直流電力を供給する。
れる場所で用いる場合には、電力コードで交流電源に接
続して該交流電源を外部電源として使用することができ
るようにしておくことが使い勝手の点で好ましいことか
ら、電力消費量が比較的少なく且つ負荷状態も一定に近
く電流変動が小さい髭剃り器、テープレコーダー、ビデ
オカメラ等といった機器では、低電圧用直流モーターへ
の電源供給のために、交流電源に変圧器と整流器との組
み合わせからなるACアダプターを介して接続すること
ができる入力端子を設けたり、ACアダプターそのもの
も内蔵させたものが提供されている。
器のなかには、電動ドリル、電動ドライバー、電動イン
パクトドリル、電動丸鋸等の可搬式電動工具や、芝刈り
機等の庭園器具等があるが、これらの機器は電力消費量
が前記機器に比べてはるかに大きく、負荷変動も大きい
ために電流変動も非常に大きい。これらの大電力で電流
変動の大きい機器へ電力を供給する電池パック及びこれ
により駆動される低電圧用直流モーターは、現在では一
般的に用いられる技術手段となっている。
ーターを備えた機器を、電力コードを介して交流電源に
接続して、交流電源を外部電源として使用する場合、前
述の変圧器と整流器の組み合わせを利用することは、大
電流に対する容量を持った変圧器を必要とするため、非
常に大きくまた重量のある交流/直流変換器を機器に搭
載しなければならないことになる。可搬式工具や、庭園
器具、また多くの家庭用器具にとって、過大なサイズと
重量は非常に大きな欠点となる。
交流電源電圧を電源電圧周波数よりも高い所定周波数に
変換した後に、整流された所定の直流低電圧に変換する
交流/直流変換器の手段が開示されている。この手段を
用いた場合、先に示した変圧器と整流器による交流/直
流変換器に比べ、サイズ、重量は大幅に小型軽量化する
ことができる。
を備えた上記方式のものにおいても、例えば充電式電池
パックで駆動される充電式工具等に付属されている別体
としての充電器で採用されていることからも明らかなよ
うに、可搬式の機器本体に搭載することは、サイズ、重
量、コストの面で、まだ実用水準には至っていないのが
現状である。
あり、大電力に対応することができるとともに電池パッ
ク及び交流電源の両方を電源とすることができるにもか
かわらず、従来の電池パックのみで作動する大電力用の
可搬式モーター動力装置にサイズ、重量、コストの面で
劣ることがない可搬式モーター動力装置を提供すること
を目的としている。
ター動力装置は、直流モーターを動力装置とし、電池セ
ルを内蔵したコードレス電力供給装置と、交流電源から
の電流を直流へ変換する手段を内蔵したコード付き電力
供給装置とを装置本体に選択的に電気的且つ機械的に接
続する接続部を設け、上記電力供給装置の供給電圧を異
ならせると共に、異なる供給電圧に対応できるように直
流モーターの回転子巻線を多重巻線とし、多重巻線に合
わせた複数のブラシ、整流子を備えたことを特徴とする
ものである。
ずれの電力供給装置を接続しても、得られるモーター駆
動特性が同じになるように、直流モーターの回転子の多
重巻線を設計しておくことが好ましい。
ーターの低電圧用巻線に至るまでの電力供給経路と、コ
ード付き電力供給装置から直流モータの高電圧用巻線に
至るまでの電力供給経路とを分離しておくのが好まし
い。
48Vに対応する低電圧用巻線と、直流100V〜30
0Vに対応する高電圧用巻線とを備えた二重巻線とする
のがよいが、必ずしもこれに限定されるものではない。
な二次電池を内蔵した電池パック、コード付き電力供給
装置は上記電池パックと略同形状であるACアダプター
パックとするとよい。
される嵌合部とこの嵌合部に設けられて低電圧用受電端
子部に接続される接続端子とを備え、ACアダプターパ
ックは接続部に挿入される嵌合部と該嵌合部に隣接させ
て設けられて高電圧用受電端子部に接続される高電圧出
力用コネクタとを備えたものとする。
備えるとともに、高電圧出力用コネクタに高電圧用受電
端子部を介してモータに接続されるアース接続端子を備
えているものが好ましい。
る手段が実装された基板をACアダプターパックが内蔵
して、該基板上に形成したアースラインを介してアース
接続端子とアース線とが接続されているとともに、上記
アースラインにノイズ除去用コンデンサが接続されてい
るのが好ましい。
いるコードはその引き出し部を回動自在としておくとよ
く、この時、引き出し部の回動範囲中の複数位置におい
てクリックを発生するクリック発生手段を備えたものと
するのが好ましい。クリック発生手段は、引き出し部の
回動範囲の両端においてのみクリックを発生させるもの
であってもよい。
回転子巻線の内、電圧が印加されていない回転子巻線に
発生する交番電位からモーター回転数を検知する回転数
検知手段を備えたものとするのも好ましい。
モータに至る電力ライン中に過負荷時に回路を遮断する
過負荷保護装置を挿入配置しておくとよい。
装置の内部に配置しても、動力装置の装置本体内に配置
してもよいが、温度上昇により作動するバイメタル式サ
ーモスタットを好適に用いることができるとともに、全
波整流前の交流回路部分に挿入配置しておくのが好まし
い。
モスタットである過負荷保護装置に加えて、上記サーモ
スタットよりも高い温度領域で作動する第2の過負荷保
護装置を備えたものとするのもよく、この場合の第2の
過負荷保護装置には温度上昇により溶断して回路を遮断
するヒューズを好適に用いることができる。
この筒状部の中程から突出する把持部とからなるT字形
ハウジングを備えて、該ハウジング内に直流モーター及
び通電制御用のスイッチとを設けている電動工具であっ
て、電池セルを内蔵したコードレス電力供給装置と、交
流電源からの電流を直流へ変換する手段を内蔵したコー
ド付き電力供給装置とが選択的に着脱自在となってお
り、上記直流モーターは二重巻線となっているとともに
二重巻線に合わせた複数のブラシ及び整流子を備えてお
り、二重巻線に各々接続されている複数のブラシのう
ち、コードレス電力供給装置から電力供給を受ける低電
圧駆動用のブラシは工具先端側に、コード付き電力供給
装置から電力供給を受ける高電圧駆動用のブラシは工具
後端側に配置していることに特徴を有している。
ァンを内蔵しているとともに、該ファンが低電圧駆動用
ブラシの近傍に位置しているものとするのが好ましい。
を設ける場合、ハウジングの把持部内に設けるのが好ま
しく、特にコード付き電力供給装置との電気的接続部近
傍に配設しておくのが好ましい。
乃至図5に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明
の可搬式モーター動力装置を備えた電動工具を示してお
り、図1が交流電源からの電流を直流へ変換する手段6
を内蔵したコード付き電力供給装置3であるACアダプ
ターパック16を装着した状態の電動工具を示し、図2
が複数の電池セル7を内蔵したコードレス電力供給装置
2である電池パック15を装着した状態の電動工具を示
している。
7は筒状部17aと筒状部17aの中程から下方へ突設
させた把持部17bで形成される。筒状部17a内の後
部には動力装置である直流モーター5が配設されると共
に、その前部には直流モーター5の回転出力を減速する
減速機18が配設され、筒状部17aの先端には減速機
18を介して直流モーター5の出力軸5aと接続された
チャック19が配設されている。
ーレバー21の操作によって把持部17b内に配設され
たスイッチ20内の接点開閉によって行われる。このス
イッチ20は電池パック15から電力供給を受けるため
のターミナル22aを備えるとともに、交流電源からA
Cアダプターパック16を介して電力供給を受けるため
のターミナル23aがリード線24を介して接続された
もので、これらターミナル22a,23aは夫々、電池
パック15の電源ターミナル22bとACアダプターパ
ック16の電源ターミナル23bと電気的に結合できる
ようになっている。
ル7が直列に収められて所定の電源電圧を発生できるよ
うになっている。また、ACアダプターパック16内に
は、交流電源からの電流を整流、平滑化して直流へ変換
する回路25を配設してある。該回路25は交流電源が
100Vである場合、約130V程度の直流を出力す
る。
ック16には、装置本体1の把持部17b内へ挿入する
際に機械的に結合保持するためのフック26bが設けて
あり、把持部17b内面にはフック26bの受け部26
aが設けてある。このように装置本体1には電池パック
15及びACアダプターパック16を電気的且つ機械的
に互換できる接続部8が設けてある。
直流モーター5について説明する。図3は直流モーター
5の破断側面図であり、図4は該直流モーター5の回転
子9の横断面図である。ここに示す直流モーター5は、
直流駆動ブラシマグネットモーターであり、ヨーク28
の内壁28aに配設されたマグネット29の磁界の中
を、シャフト30に固着された回転子鉄芯31に配され
た回転子巻線10にブラシ12、整流子13を介して電
流が流れることにより、回転子9が回転力を持ち、軸受
35に支持されて回転する構造となっているが、ここで
は複数の供給電圧、即ち、低電圧及び高電圧の両方で駆
動できるようにするために、低電圧用ブラシ12aと低
電圧用整流子13aを介して電流が流される回転子巻線
10aと、高電圧用ブラシ12bと高電圧用整流子13
bを介して電流が流される回転子巻線10bの、2系統
の回転子巻線10a,10bを回転子鉄芯31に配した
多重巻線としている。
4〜48V、電動工具用の場合、一般に7.2V〜24
V程度であり、交流電源からの整流平滑化した直流電圧
は交流電源の種類によるが、100V〜300V、交流
電源がAC100Vの場合、前述のように約130V程
度である。このように直流モーター5の回転子巻線10
を多重巻線構造とし、多重巻線に合わせた複数のブラシ
12、整流子13を備えることで、電池パック15の低
電圧と、交流電源からのACアダプターパック16によ
る整流平滑化された高電圧の両方の供給電圧で駆動する
ことが可能となる。
換して直流モーター5に供給するものとし、直流モータ
ー5がこの高電圧直流でも動作するように回転子巻線1
0bを設けていることから、ACアダプターパック16
は、交流電源からの電流を整流、平滑化して直流へ変換
するだけの回路25を内蔵したものでよく、この回路構
成は単純であることから、サイズ的には電池パック15
よりも小型軽量化が可能であり、コスト的にもキャブタ
イヤケーブル27のコストアップ分を足しても余りある
ものとなる。
2は電池パック15又はACアダプターパック16のい
ずれかの挿入により入力電源の切替を行う入力切替部で
ある。
bによる夫々のモーター駆動特性(回転数−トルク特
性)は、略同等にしてある。即ち、無負荷回転数は、供
給電圧Vと回転子巻線の巻数nにより一義的に決まるも
のであり、また、停動トルクは、電池パックの場合、電
池内部抵抗及び各部接触抵抗とコイル抵抗のバランス
を、交流電源の場合、各部接触抵抗とコイル抵抗のバラ
ンスをコイル線径等で調整することにより同等にするこ
とができる。従って、供給電圧の異なる複数の電力供給
装置を用いても、直流モーター5の回転子9の多重巻線
を適宜設計することで、装置のモーター駆動特性を常に
一定に保つことが可能となる。
上記のものと同じであり、図7(b)に示す電池パック1
5の接続時には直流モーター5の低電圧用回転子巻線1
0aに低電圧用ブラシ12aと低電圧用整流子13aを
介して電流を供給し、図7(a)に示すACアダプターパ
ック16の接続時には直流モーター5の高電圧用回転子
巻線10bに高電圧用ブラシ12bと高電圧用整流子1
3bを介して電流を供給するのであるが、ここではトリ
ガーレバー21の操作で開閉されるスイッチ20とし
て、低電圧用開閉接点部20aと、高電圧用開閉接点部
20bとを備えたものを用いて、電池パック15から直
流モーター5の低電圧用回転子巻線10aに至る電力供
給経路と、ACアダプターパック16から直流モーター
5の高電圧用回転子巻線10bに至る電力供給経路とを
完全に分離している。
チ20を示す。このスイッチ20は、上記2つの開閉接
点部20a,20bに加えて、直流モーター5のスピー
ドコントロール用の制御回路C1,C2の制御用素子C
3,C4をバイパスさせるための短絡用接点部20c、
20dを備えるとともに、図6に示す回転方向切り換え
レバー58の操作で回動するレバー55によって切り換
えられる接点部50,51を備えたもので、接点部20
a〜20dは図19及び図20に示すように、4つの接
点板200,201,202,203のシーソー動によ
って開閉されるものであり、トリガーレバー21と一体
になっている可動板21aからばね付勢させている4つ
の滑動子211,212,213,214が、トリガー
レバー21の操作によって上記接点板200,201,
202,203上を動く時、各接点板200,201,
202,203はその支点205,206,207,2
08を滑動子211,212,213,214が越えた
時点で反転して、接点部20a〜20dを開閉する。な
お、支点205,206,207,208の位置は図2
0に示すように、同一ではなく、トリガーレバー21を
引けば、まず低電圧用開閉接点部20aが閉じ、次いで
高電圧用開閉接点部20bが閉じ、その後、短絡用接点
部20c、20dが閉じるようになっている。なお、ト
リガーレバー21の引き量を検出して制御回路C1,C
2に入力する検出部はここでは説明を省略する。また、
低電圧用開閉接点部20aのための接点板201は、低
電圧用開閉接点部20aを開いている時、低電圧用回転
子巻線10aを短絡させるブレーキ接点20fを閉じる
ものとなっている。
一体に回転する回転体56の軸方向両端面に各々2つの
切り換え接点板50a,50b,51a,51bを取り
付けて、回転体56の軸方向一端側に配設した4つの端
子板500,501,502,503の接続関係と、回
転体56の軸方向他端側に配設した4つの端子板51
0,511,512,513の接続関係とを回転体56
の回転に伴って切り換え接点板50a,50b,51
a,51bで切り換えるもので、端子板500、501
は直流モーター5の高電圧用ブラシ12bに接続され、
端子板502,503はACアダプターパック16入力
に接続されている。また、端子板510,511は直流
モーター5の低電圧用ブラシ12aに接続され、端子板
502,503は電池パック15入力に接続されてい
る。
は、減速機18側である先端部に低電圧用ブラシ12a
と低電圧用整流子13aを配置し、後端部に高電圧用ブ
ラシ12bと高電圧用整流子13bを配置しており、内
蔵する冷却用の空気吐出型ファン40は、低電圧用ブラ
シ12aの近傍に位置させている。低電圧用ブラシ12
a側には大電流が流れることから、低電圧側の放熱がよ
り効果的に行われるようにしているとともに、把持部1
7a内に配したスイッチ20との接続のためのリード線
の引き回しを短くできるようにしているものである。
パック16は、電池パック15と同様に、ハウジング1
7の把持部17a内に差し込まれる嵌合部45の脇に5
ピンのコネクターとして形成した電源ターミナル23b
を配したものとしてある。もちろん、対応するターミナ
ル23aも5ピンのコネクターとしている。このように
5ピンのものを用いているのは、図9から明らかなよう
に、開閉接点部20bを交流電源と整流平滑回路25と
の間に挿入して整流前の電源で開閉を行うことでアーク
の発生を低減するためであり、また直流モーター5のケ
ーシングに一端を接続したアース線70を電源コード2
7が内蔵するアース線を通じてアース端子27aに接続
することができるようにしているためである。ターミナ
ル23aのアース用ピン700は感電防止のための他の
ピンよりも長くしてある。
ク16内を通るわけであるが、この時、図25に示すよ
うに、整流平滑回路25を実装した基板250上のアー
スラインをいったん通るようにして、基板250上に実
装したノイズ除去用コンデンサCa,Cbに接続してい
る。図24に示すように、基板250上のアースライン
を通さない場合に比して、ノイズ除去対策が容易とな
る。
ック16は、電源コード27の引き出し部であるコード
ブッシュ68の基端側に回動ケース60を設けて、AC
アダプターパック16に対して回動自在となるように取
り付けている。すなわち、回動ケース60の両側面から
軸部61を突出させて該軸部61をACアダプターパッ
ク16のハウジングで受けることで、回動ケース60及
びコードブッシュ68を後方(水平方向)から鉛直下方
までの略90°の範囲で回転自在としている。コード2
7の引き出し方向を変えることができるために、図16
に示すように直立させた状態で自立させることができる
上に、図17に示すように、作業に際して邪魔にならな
い方向にコード27を位置させることができる。
クリック用凹部62を設けて、図15に示すように、ば
ね66で付勢したクリックピン65をクリック用凹部6
2に係合させることができるようにしているために、所
定の方向にコード27を向けた状態に保持することがで
きるようになっている。上記クリックは、回動ケース6
0の回動範囲中の複数位置において発生するようにして
おくが、回動範囲の両端、つまり水平方向と鉛直方向に
コード27が向く時だけクリックが発生するようにして
おくのも好ましい。通常使用時においては図17に示す
ように、コード27が自然に下方を向くことになり、使
用者が意図した時のみ、水平及び鉛直にコード27を保
持することができることになって、より高い作業性を得
ることができるからである。
流駆動ブラシマグネットモーターでは、電圧を印加して
いるのはいずれか1つの回転子巻線10であり、残りの
回転子巻線10は電動機ではなく発電機として作動する
ことになり、この発電された交番電位を取り出すように
すれば、その巻線10を周波数ジェネレータとして利用
することができるものであり、モーターの回転数検知手
段とすることができる。図23は、2つの巻線を有する
直流モーター5において、電圧を印加していない他方の
巻線をモーターの回転数検知手段として利用して、回転
数のフィードバック制御を行うことができるようにした
ものを示している。
低電圧駆動時にモーター温度上昇による熱破壊が生じた
場合、発煙は伴っても火花や発火に至る恐れがないのに
対して、高電圧駆動時においては、モーター温度上昇で
熱破壊に至った場合、発煙から発火に及ぶ恐れがあり、
使用者の安全及び財産保護の補償が望めない。
ここでは高電圧駆動用の回路側に過負荷保護装置である
バイメタル式のサーモスタット100をACアダプター
パック16内の全波整流前の交流回路部分に挿入配置す
るとともに、第2の保護装置であるヒューズ101を接
点部50と直流モーター5との間に挿入配置している。
ここで交流回路部分にサーモスタット100を配置して
いるのは次の理由による。すなわち、100V以上の高
電圧となっている直流回路部分にバイメタル式サーモス
タット100を挿入配置した場合、その接点の開閉時に
アークが発生しやすく、接点摩耗や黒化の発生により接
点接触抵抗の増加、引いては接点溶着のおそれがあるの
に対して、交流回路部部分に挿入配置した場合は、この
ようなアークの発生が殆ど無いからである。
間(モーター駆動時間)、横軸に作業電流(モーター印
加電流)をとると、直流モーター5の過電流による発煙
発火に至る限界線はおおよそ図に示すような2次曲線
(図中イはモーター発煙ライン、ロはモーター焼損ライ
ン)を描くとともに、サーミスタ100やヒューズ10
1の動作線図もおおよそ上記限界線に沿う2次曲線(図
中ハはサーモスタット動作ライン、ニはヒューズ動作ラ
イン)を描くが、発煙発火に至る限界線よりも低い温度
域でヒューズ101が溶断し、これよりも更に低い温度
域でサーモスタット101が作動して電流を遮断するよ
うにしておく。
りも前に第1の過負荷保護装置であるサーモスタット1
00が作動して電流を遮断するために直流モーター5が
保護されるものであり、また、サーモスタット100が
万一破壊されて接点溶着などを起こしても、第2の過負
荷保護装置であるヒューズ101の溶断によって直流モ
ーター5が保護されるものであり、直流モーター5が熱
破壊して発煙発火に至ってしまうようなことがないもの
である。
プターパック16内に配置しているのは、電池パック1
5及びACアダプターパック16を共用することができ
るモーター動力装置が複数ある場合、各モーター動力装
置毎にサーモスタット100を組み込まなくても各モー
ター動力装置における直流モーター5の過負荷時の熱破
壊を防ぐことができるからであるが、図28に示すよう
に、ハウジング17内のACアダプターパック16への
折り返し電源回路部分にサーモスタット100を挿入配
置してもよい。このようにモーター動力装置の本体側に
バイメタル式のサーモスタット100を配置する場合、
直流モーター5の温度上昇特性とサーモスタット100
の動作特性とのマッチングが取りやすく、殊に電池パッ
ク15及びACアダプターパック16を共用することが
できるモーター動力装置が複数種あるとともに、これら
モーター動力装置での直流モーター5の温度上昇特性が
異なる場合にも問題が生じるようなことがない。
100を配置するにあたっては、図29に示すように、
ハウジング17の把持部17b内で且つACアダプター
パック16との電気的接続部23a,23bの近傍に配
置することで、ACアダプターパック16内の整流回路
25に戻る交流回路部分にサーモスタット100を接続
するにあたってのリード線の引き回しを少なくすること
ができるようにしているとともに、発熱源である直流モ
ーター5の近傍から離れたところに位置させることで直
流モーター5の発熱による影響をサーモスタット100
が受けてしまうことがないようにしている。なお、ヒュ
ーズ101については、ハウジング17の筒状部17a
の後端部内に配置している。
は、消費電力の大きい装置であっても、交流電源から直
流に変換して得られる供給電圧を高電圧に設定できるた
め、コード付き電力供給装置の小型軽量化が可能とな
り、コード付き電力供給装置をコードレス電力供給装置
と略相応する寸法で且つ互換性のあるものとすることが
できる。また、コード付き電力供給装置の回路構成は単
純であるため、従来の電池パックのみで作動する大電力
用の可搬式モーター動力装置と比較して、コスト的にも
劣らないものとすることができる。
っては、請求項1に記載の発明の効果に加えて、コード
レス電力供給装置及びコード付き電力供給装置のいずれ
を選択しても、同じモーター駆動特性が得られるため、
使い勝手の良い可搬式モーター動力装置を実現すること
ができる。
コードレス電力供給装置から直流モーターの低電圧用巻
線に至るまでの電力供給経路と、コード付き電力供給装
置から直流モータの高電圧用巻線に至るまでの電力供給
経路とを分離していることから、経路を共有した場合に
問題となる絶縁距離や電流容量の点による大型化を避け
ることができて、小型を保つことができる。
直流モータは直流2.4V〜48Vに対応する低電圧用
巻線と、直流100V〜300Vに対応する高電圧用巻
線とを備えた二重巻線としておくことで、通常使用され
る電池パックと各種交流電源とに対応することができ
る。
コードレス電力供給装置は充放電可能な二次電池を内蔵
した電池パックであり、コード付き電力供給装置は上記
電池パックと略同形状であるACアダプターパックであ
るために、コードレス電力供給装置とコード付き電力供
給装置とを単一の装着部に選択的に取り付けることがで
きて、装着部の共有による部品点数の削減及び軽量化を
図ることができるものであり、また、電池パックにAC
アダプターパックの形状を合わせることによって、従来
より存在している電池パックをそのまま利用することが
できる装置とすることができる。
電池パックは接続部に挿入接続される嵌合部とこの嵌合
部に設けられて低電圧用受電端子部に接続される接続端
子とを備えており、ACアダプターパックは接続部に挿
入される嵌合部と該嵌合部に隣接させて設けられて高電
圧用受電端子部に接続される高電圧出力用コネクタとを
備えているために、電池パックを他の充電式機器と共有
する場合、ACアダプターパックはその高電圧出力用コ
ネクタのために他の充電式機器に取り付けることができ
ないものとなり、安全性向上及び誤使用防止を図ること
ができる。
ACアダプターパックはアース線を備えるとともに、高
電圧出力用コネクタに高電圧用受電端子部を介してモー
タに接続されるアース接続端子を備えていることから、
モーター充電部を二重絶縁していないものにおいてアー
スを取ることができる上に、アース不要な電池パックで
の運用時にはアースコードが邪魔にならないものとな
る。
交流電源からの電流を直流へ変換する手段が実装された
基板をACアダプターパックが内蔵して、該基板上に形
成したアースラインを介してアース接続端子とアース線
とが接続されているとともに、上記アースラインにノイ
ズ除去用コンデンサが接続されているために、ノイズ除
去を容易に行うことができる。
コード付き電源供給装置から引き出されているコードは
その引き出し部が回動自在となっているために、狭い場
所での作業時にもコードが邪魔になりにくいものであ
り、また収納時の収納性を向上させることができる。
は、引き出し部の回動範囲中の複数位置においてクリッ
クを発生するクリック発生手段を備えているために、よ
り高い作業性を得ることができる。
は、クリック発生手段は、引き出し部の回動範囲の両端
においてのみクリックを発生させるために、通常時はコ
ードが下方に向くものの、必要とする時には水平または
鉛直下方にコードを保持することができるものとなっ
て、高い作業性を得ることができる。
は、回転子の多重巻線を構成する複数の回転子巻線の
内、電圧が印加されていない回転子巻線に発生する交番
電位からモーター回転数を検知する回転数検知手段を備
えているために、回転数を検知するためのセンサーを別
途設けなくても回転数制御に対応することができる。
は、コード付き電力供給装置から直流モータに至る電力
ライン中に過負荷時に回路を遮断する過負荷保護装置を
挿入配置していることから、モーター過負荷時の熱破壊
を防止することができ、使用者の安全を保証することが
できる。
は、上記過負荷保護装置をコード付き電力供給装置の内
部に配置していることから、コード付き電力供給装置を
共用することができる複数のモーター動力装置がある場
合、各動力装置毎に過負荷保護装置を設けなくても保護
を行うことができて、システムのコストダウンを図るこ
とができる。
は、上記過負荷保護装置を動力装置の装置本体内に配置
していることから、過負荷保護装置の動作特性を動力装
置が内蔵するモーターの特性に合わせることができ、よ
り確実な保護を行うことができる。
は、過負荷保護装置として、温度上昇により作動するバ
イメタル式サーモスタットを用いていることから、モー
ターの温度上昇と過負荷保護装置の動作との対応をとり
やすく、確実な保護を行うことができる。
は、全波整流前の交流回路部分に過負荷保護装置を挿入
配置していることから、過負荷保護装置の動作及び復帰
時にアークが発生することが殆どなく、アーク発生に起
因する問題を避けることができる。
は、温度上昇により作動するバイメタル式サーモスタッ
トである過負荷保護装置に加えて、上記サーモスタット
よりも高い温度領域で作動する第2の過負荷保護装置を
備えたものとしているために、サーモスタットが万一破
壊されて接点溶着などを起こした場合にも保護を行うこ
とができる。
は、上記第2の過負荷保護装置として温度上昇により溶
断して回路を遮断するヒューズを用いていることから、
ヒューズも溶断した場合にはモーター動力装置として動
作させることができなくなるが、第2の過負荷保護装置
であるヒューズが溶断するということは第1の過負荷保
護装置が破壊されている状態であるために、そのまま継
続使用することの危険性を排除することができるととも
に、装置の修理を使用者に促すことになる。
動工具は、筒状部とこの筒状部の中程から突出する把持
部とからなるT字形ハウジングを備えて、該ハウジング
内に直流モーター及び通電制御用のスイッチとを設けて
いる電動工具であって、電池セルを内蔵したコードレス
電力供給装置と、交流電源からの電流を直流へ変換する
手段を内蔵したコード付き電力供給装置とが選択的に着
脱自在となっており、上記直流モーターは二重巻線とな
っているとともに二重巻線に合わせた複数のブラシ及び
整流子を備えており、二重巻線に各々接続されている複
数のブラシのうち、コードレス電力供給装置から電力供
給を受ける低電圧駆動用のブラシは工具先端側に、コー
ド付き電力供給装置から電力供給を受ける高電圧駆動用
のブラシは工具後端側に配置しているために、高電圧側
よりも大電流が流れる上にリード線での銅損も大きくな
る低電圧側のリード線を短くすることができて電気的効
率を高くすることができる。
は、請求項13に記載の発明の効果に加えて、直流モー
ターは冷却用の空気吐出型ファンを内蔵しているととも
に、該ファンは低電圧駆動用ブラシの近傍に位置してい
るために、放熱も良好となることから、さらに電気的効
率を高くすることができる。
は、過負荷時に回路を遮断する過負荷保護装置をハウジ
ングの把持部内に設けていることから、過負荷保護装置
が発熱源であるモータの熱の影響を受けてしまうことを
避けることができ、適切な動作を過負荷保護装置に行わ
せることができる。
は、コード付き電力供給装置との電気的接続部近傍に過
負荷保護装置を配設していることから、工具本体内にあ
る過負荷保護装置をコード付き電力供給装置内の整流回
路による整流前の交流回路部分に接続する場合において
もリード線の引き回しを少なくすることができ、組立性
の向上を図ることができるとともに小型化を図ることが
できる。
ターパックを装着した電動工具の破断側面図である。
面図ある。
断側面図である。
池パックの側面図である。
る。
ある。
面図である。
ルと対応するターミナルとを示す破断正面図である。
し部の回動範囲を示す側面図である。
図である。
の関係を示す側面図である。
斜視図である。
る。
分解斜視図である。
平面図である。
である。
ある。
Claims (23)
- 【請求項1】 直流モーターを動力装置とし、電池セル
を内蔵したコードレス電力供給装置と、交流電源からの
電流を直流へ変換する手段を内蔵したコード付き電力供
給装置とを装置本体に選択的に電気的且つ機械的に接続
する接続部を設け、上記電力供給装置の供給電圧を異な
らせると共に、異なる供給電圧に対応できるように直流
モーターの回転子巻線を多重巻線とし、多重巻線に合わ
せた複数のブラシ、整流子を備えたことを特徴とする可
搬式モーター動力装置。 - 【請求項2】 上記複数の電力供給装置の内のいずれの
電力供給装置を選択しても、得られるモーター駆動特性
が同じになるように、直流モーターの回転子の多重巻線
を設計したことを特徴とする請求項1に記載の可搬式モ
ーター動力装置。 - 【請求項3】 コードレス電力供給装置から直流モータ
ーの低電圧用巻線に至るまでの電力供給経路と、コード
付き電力供給装置から直流モータの高電圧用巻線に至る
までの電力供給経路とを分離していることを特徴とする
請求項1または2記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項4】 直流モータは直流2.4V〜48Vに対
応する低電圧用巻線と、直流100V〜300Vに対応
する高電圧用巻線とを備えた二重巻線であることを特徴
とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の可搬式モー
ター動力装置。 - 【請求項5】 コードレス電力供給装置は充放電可能な
二次電池を内蔵した電池パックであり、コード付き電力
供給装置は上記電池パックと略同形状であるACアダプ
ターパックであることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかの項に記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項6】 電池パックは接続部に挿入接続される嵌
合部とこの嵌合部に設けられて低電圧用受電端子部に接
続される接続端子とを備えており、ACアダプターパッ
クは接続部に挿入される嵌合部と該嵌合部に隣接させて
設けられて高電圧用受電端子部に接続される高電圧出力
用コネクタとを備えていることを特徴とする請求項5記
載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項7】 ACアダプターパックはアース線を備え
るとともに、高電圧出力用コネクタに高電圧用受電端子
部を介してモータに接続されるアース接続端子を備えて
いることを特徴とする請求項6記載の可搬式モーター動
力装置。 - 【請求項8】 交流電源からの電流を直流へ変換する手
段が実装された基板をACアダプターパックが内蔵し
て、該基板上に形成したアースラインを介してアース接
続端子とアース線とが接続されているとともに、上記ア
ースラインにノイズ除去用コンデンサが接続されている
ことを特徴とする請求項7記載の可搬式モーター動力装
置。 - 【請求項9】 コード付き電源供給装置から引き出され
ているコードはその引き出し部が回動自在となっている
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の
可搬式モーター動力装置。 - 【請求項10】 引き出し部の回動範囲中の複数位置に
おいてクリックを発生するクリック発生手段を備えてい
ることを特徴とする請求項9記載の可搬式モーター動力
装置。 - 【請求項11】 クリック発生手段は、引き出し部の回
動範囲の両端においてのみクリックを発生させることを
特徴とする請求項10記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項12】 回転子の多重巻線を構成する複数の回
転子巻線の内、電圧が印加されていない回転子巻線に発
生する交番電位からモーター回転数を検知する回転数検
知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜11の
いずれかの項に記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項13】 コード付き電力供給装置から直流モー
タに至る電力ライン中に過負荷時に回路を遮断する過負
荷保護装置を挿入配置していることを特徴とする請求項
1〜12のいずれかの項に記載の可搬式モーター動力装
置。 - 【請求項14】 過負荷保護装置はコード付き電力供給
装置の内部に配置していることを特徴とする請求項13
記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項15】 過負荷保護装置は動力装置の装置本体
内に配置していることを特徴とする請求項13記載の可
搬式モーター動力装置。 - 【請求項16】 過負荷保護装置は温度上昇により作動
するバイメタル式サーモスタットであることを特徴とす
る請求項13〜15のいずれかの項に記載の可搬式モー
ター動力装置。 - 【請求項17】 過負荷保護装置は全波整流前の交流回
路部分に挿入配置されていることを特徴とする請求項1
3〜16のいずれかの項に記載の可搬式モーター動力装
置。 - 【請求項18】 温度上昇により作動するバイメタル式
サーモスタットである過負荷保護装置に加えて、上記サ
ーモスタットよりも高い温度領域で作動する第2の過負
荷保護装置を備えていることを特徴とする請求項13〜
17のいずれかの項に記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項19】 第2の過負荷保護装置が温度上昇によ
り溶断して回路を遮断するヒューズであることを特徴と
する請求項18記載の可搬式モーター動力装置。 - 【請求項20】 筒状部とこの筒状部の中程から突出す
る把持部とからなるT字形ハウジングを備えて、該ハウ
ジング内に直流モーター及び通電制御用のスイッチとを
設けている電動工具であって、電池セルを内蔵したコー
ドレス電力供給装置と、交流電源からの電流を直流へ変
換する手段を内蔵したコード付き電力供給装置とが選択
的に着脱自在となっており、上記直流モーターは二重巻
線となっているとともに二重巻線に合わせた複数のブラ
シ及び整流子を備えており、二重巻線に各々接続されて
いる複数のブラシのうち、コードレス電力供給装置から
電力供給を受ける低電圧駆動用のブラシは工具先端側
に、コード付き電力供給装置から電力供給を受ける高電
圧駆動用のブラシは工具後端側に配置していることを特
徴とする電動工具。 - 【請求項21】 直流モーターは冷却用の空気吐出型フ
ァンを内蔵しているとともに、該ファンは低電圧駆動用
ブラシの近傍に位置していることを特徴とする請求項2
0記載の電動工具。 - 【請求項22】 過負荷時に回路を遮断する過負荷保護
装置をハウジングの把持部内に備えていることを特徴と
する請求項20または21記載の電動工具。 - 【請求項23】 過負荷保護装置はコード付き電力供給
装置との電気的接続部近傍に配設されていることを特徴
とする請求項22記載の電動工具。
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JP2000199909A JP2001245462A (ja) | 1999-07-02 | 2000-06-30 | 可搬式モーター動力装置とこれを備えた電動工具 |
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