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JP2001129734A - 両端加工機に用いるバイスジョーの製作方法 - Google Patents

両端加工機に用いるバイスジョーの製作方法

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Publication number
JP2001129734A
JP2001129734A JP31427999A JP31427999A JP2001129734A JP 2001129734 A JP2001129734 A JP 2001129734A JP 31427999 A JP31427999 A JP 31427999A JP 31427999 A JP31427999 A JP 31427999A JP 2001129734 A JP2001129734 A JP 2001129734A
Authority
JP
Japan
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vice
jaw
pair
work
half ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP31427999A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tsune
良孝 津根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsune Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tsune Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsune Seiki Co Ltd filed Critical Tsune Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両端加工機のバイス機構に取り付けた一対
の半割リング形バイスジョーにより固定されたワークの
中心軸芯と、その両端加工機における回転切削ユニット
の回転中心とを一致させ得るバイスジョーの製作方法を
提供する。 【解決手段】 管状のワークWを、バイス機構の固定バ
イス台2と可動バイス台3とに取付部材4,4を介して
着脱自在に取り付けた一対の半割リング形バイスジョー
5,5により固定して、ワークWの端部加工位置に対し
進退自在な一対の回転切削ユニット6,6により両端加
工を行う両端加工機に用いるバイスジョーの製作方法で
あって、予め下孔24を形成した一対のジョー素材2
5,25を両バイス台2,3とに取り付け、回転切削ユ
ニット6により、両ジョー素材25,25の下孔24を
ワークWに外嵌する内径の孔に加工するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め所定長さに切
断された管状又は中実状のワークを、バイス機構の固定
バイス台と可動バイス台とに夫々取付部材を介して着脱
自在に取り付けた一対の略半割リング形バイスジョーに
より両側から外嵌して固定した状態で、当該ワークの端
部加工位置に対し進退自在な一対の回転切削ユニットに
よって、管状ワーク両端の内径や外径の面取り加工等、
また中実状ワークでは外径の面取り加工の他、ワーク端
面のセンター穴加工等を行う両端加工機に使用される上
記一対の略半割リング形バイスジョーの製作方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】両端加工機に使用されるバイス機構の一
部を形成する上記一対の略半割リング形バイスジョー
は、管状又は中実状のワークの外周面に嵌合させて当該
ワークを掴持固定した状態で、そのワークの端部に回転
切削ユニットによって面取り加工やセンター穴加工等が
施されるようになっているから、加工すべきワークの外
周に密着嵌合する内径を有するように形成される必要が
あることは勿論であるが、その上で固定バイス台と可動
バイス台とに夫々取付部材を介して取り付けた両半割リ
ング形バイスジョーにより固定されたワークの軸芯と、
回転切削ユニットの回転中心とが一致することが必要で
あり、そうでなければ正確な加工を行うことができな
い。
【0003】然るに、従来、上記一対の略半割リング形
バイスジョーは、中ぐり盤等の適当な工作機械により、
加工すべきワークの外周に密着嵌合する内径を有するバ
イスジョーに製作されて、所要の両端加工機のバイス機
構に取り付けて使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように適当な工
作機械によって別途に製作された一対の略半割リング形
バイスジョーを所要の両端加工機のバイス機構に取り付
けて使用する際に、そのバイス機構の固定バイス台と可
動バイス台とに夫々取り付けた両半割リング形バイスジ
ョーにより固定されたワークの軸芯と、その両端加工機
における回転切削ユニットの回転中心とがずれている場
合があり、斯かる場合には加工精度が低下することにな
る。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、ワークの
両端加工に使用する両端加工機におけるバイス機構の固
定バイス台と可動バイス台とに夫々取り付けた両略半割
リング形バイスジョーにより固定されたワークの中心軸
芯と、その両端加工機における回転切削ユニットの回転
中心とを一致させることができる半割リング形バイスジ
ョーの製作方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
管状又は中実状のワークWを、バイス機構1の固定バイ
ス台2と可動バイス台3とに夫々取付部材4,4を介し
て着脱自在に取り付けた一対の略半割リング形バイスジ
ョー5,5により両側から外嵌して固定し、当該ワーク
Wの端部加工位置に対し進退自在な一対の回転切削ユニ
ット6,6により両端加工を行う両端加工機に用いるバ
イスジョーの製作方法であって、例えば図9に示すよう
な一対のジョー素材27,27を、取付部材4,4を介
して固定バイス台2と可動バイス台3とに夫々取り付
け、両バイス台2,3を所定のクランプ位置に設定した
状態で、回転切削ユニット6により両ジョー素材27,
27に対し前記ワークWに外嵌可能な内径の孔を形成す
ることによって、略半割リング形バイスジョー5,5を
形成することを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1に記載の両端加工機
に用いるバイスジョーの製作方法において、前記一対の
ジョー素材27,27の対向端面間に図5に示すような
所定厚さのスペーサ26を介在させるようにすることを
特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、管状又は中実状の
ワークWを、バイス機構1の固定バイス台2と可動バイ
ス台3とに夫々取付部材4,4を介して着脱自在に取り
付けた一対の略半割リング形バイスジョー5,5により
両側から外嵌して固定し、当該ワークWの端部加工位置
に対し進退自在な一対の回転切削ユニット6により両端
加工を行う両端加工機に用いるバイスジョーの製作方法
であって、図8に例示するように、両端加工すべきワー
クWの外径より小さい内径の下孔24を予め形成した一
対の略半割リング形ジョー素材25,25を、取付部材
4を介して固定バイス台2と可動バイス台3とに夫々取
り付け、両バイス台2,3を所定のクランプ位置に設定
した状態で、回転切削ユニット6により両略半割リング
形ジョー素材25,25の下孔24を前記ワークWに外
嵌可能な内径の孔に加工することによって、略半割リン
グ形バイスジョー5,5を形成することを特徴とする。
【0009】請求項4は、請求項3に記載の両端加工機
に用いるバイスジョーの製作方法において、前記一対の
略半割リング形ジョー素材25,25の対向端面間に所
定厚さのスペーサ26を介在させるようにすることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は両端加工機を示す平面図、
図2は同両端加工機の縦断正面図である。図において1
はバイス機構で、左右両側に対向して配設した固定バイ
ス台2と可動バイス台3とに、夫々取付部材4,4を介
して一対の半割リング形バイスジョー5,5を取り付
け、この一対の半割リング形バイスジョー5,5により
例えば管状のワークWを左右両側から外嵌挟持してクラ
ンプするようになっている。尚、一対の半割リング形バ
イスジョー5,5は、ワークWを左右両側から外嵌挟持
してクランプするとき、両バイスジョー5,5の対向端
面間にクランプ締めしろ(隙間)Sを形成する。このバ
イス機構1のバイスジョー5,5を挟んでその両側対向
位置に一対の回転切削ユニット6,6が配設され、両回
転切削ユニット6,6は、バイス機構1によってクラン
プされたワークWの両端加工を行うもので、当該ワーク
Wの軸方向に移動自在となっている。
【0011】バイス機構1の可動バイス台3は、図2に
示すように、支持枠7に水平移動自在に支持されている
と共に、その支持枠7に設けられた油圧シリンダ8に連
動連結されていて、この油圧シリンダ8の伸縮作動によ
って固定バイス台2側に対し近接・退避するようになっ
ている。固定バイス台2は、支持枠9に支持されている
が、可動バイス台3と共に取付部材4,4を介して取り
付けたバイスジョー5,5によってワークWを回転切削
ユニット6の回転軸線O上でクランプし得るように、そ
の回転軸線Oに対し遠近移動調整可能となっている。
【0012】各回転切削ユニット6は、図1〜図3に示
すように、進退駆動手段10により、基枠11上を、バ
イス機構1によりクランプされたワークWの軸方向と平
行に往復駆動されて、ワークWの端部加工位置に対し進
退移動するもので、進退駆動手段10は、基枠11上に
おいて回転切削ユニット6の移動をガイドするガイド部
材12と、このガイド部材12に沿って回転切削ユニッ
ト6を往復移動させるボールねじ機構13と、このボー
ルねじ機構13のねじ軸14を回転駆動させるモーター
15とからなり、ねじ軸14に螺嵌されるナット部材1
6が回転切削ユニット6の可動ベース17に固定され、
ねじ軸14がタイミングベルトとプーリからなる伝動手
段(図示せず)を介してモーター15に連動連結されて
いる。
【0013】また各回転切削ユニット6は、図3に示す
ように、可動ベース17上に固定されたユニットケーシ
ング18内に、モーター19によって駆動される回転主
軸30を有し、この回転主軸30の先端部に、ワークW
の端部加工を行う面取り工具20等の端部加工用工具の
他、中ぐり用工具21(図4参照)や孔あけ用工具が着
脱可能に装着されるようになっている。
【0014】上述したような構成を有する両端加工機に
用いる半割リング形バイスジョー5,5の製作方法につ
いて、以下に詳細に説明する。
【0015】先ず、図4及び図5に示すように、一対の
半割リング形ジョー素材25,25を用意し、この一対
のジョー素材25,25を取付部材4,4にボルト22
で取り付け固定し、ジョー素材25,25を固定した両
取付部材4,4を固定バイス台2と可動バイス台3とに
夫々取付け固定する。
【0016】一対の半割リング形ジョー素材25,25
は、最終的に仕上げられる製品としての半割リング形バ
イスジョー5,5と夫々同じ外径及び厚みを有すると共
に、図8に示すように、夫々取付部材4にボルト22止
めするための複数のねじ穴23を有し、そして更に両端
加工すべきワークWの外径よりも小さい内径の下孔24
を予め形成したものとする。即ち、この一対の半割リン
グ形ジョー素材25,25は、最終製品たる半割リング
形バイスジョー5,5の内径よりも小さい内径の下孔2
4を有する点が異なるだけで、それ以外は半割リング形
バイスジョー5,5と同じ形状に形成される。
【0017】上記のような一対の半割リング形ジョー素
材25,25を取付部材4,4を介して固定バイス台2
と可動バイス台3とに夫々取り付けた後、両バイス台
2,3を所定のクランプ位置に設定する。即ち、最終製
品としての半割リング形バイスジョー5,5が当該ワー
クWをクランプし得る位置に両バイス台2,3を位置決
めして固定する。また、この際、両半割リング形ジョー
素材25,25の対向端面間にはクランプ締めしろSの
隙間が必要なため、その隙間に所定厚さのスペーサ26
を介在させ、図5に示すような状態とする。
【0018】こうして一対の略半割リング形ジョー素材
25,25を、最終製品としての両半割リング形バイス
ジョー5,5が当該ワークWをクランプするのと同じ条
件で取付部材4,4を介して両バイス台2,3に取り付
ける一方、図4に示すように何れか一方の回転切削ユニ
ット6の回転主軸30に中ぐり用工具21を取り付けて
おく。しかして、この回転切削ユニット6を作動させつ
つ進退駆動手段10によって送りながら、両半割リング
形ジョー素材25,25の下孔24を当該ワークWに外
嵌可能な内径の孔に加工することによって、その両端加
工機のバイス機構1に専用の半割リング形バイスジョー
5,5を形成することができる。
【0019】上記のようにして両端加工すべきワークW
をクランプし得る一対の半割リング形バイスジョー5,
5を形成したならば、両半割リング形バイスジョー5,
5を取付部材4,4を介して両バイス台2,3に取り付
けたまま、可動バイス台3を固定バイス台2から離れる
方向へ移動させてクランプ解除した状態で、所定のワー
クWをクランプ位置に位置決めした後、可動バイス台3
を固定バイス台2に近づく方向に移動させ、図6及び図
7に示すような状態にクランプする。この際、両回転切
削ユニット6,6の回転主軸30には夫々例えば面取り
工具20,20を装着し、しかして両回転切削ユニット
6,6をワークWの両端加工位置に対し夫々前進移動さ
せることによって、ワークW両端部の面取り加工を行
う。
【0020】以上説明したような半割リング形バイスジ
ョー5,5の製作方法によれば、ワークWの両端加工を
行う両端加工機の回転切削ユニット6を使用して、その
加工機のバイス台2,3に取付け固定した一対の半割リ
ング形ジョー素材25,25を孔加工することによっ
て、その両端加工機のバイス機構1に専用の半割リング
形バイスジョー5,5を形成するから、こうして製作さ
れた半割リング形バイスジョー5,5によって固定され
るワークWの軸芯と、その両端加工機における回転切削
ユニット6の回転中心とは必ず一致することになり、従
って端部加工の精度を向上させることができる。
【0021】また、この製作方法では、ワークWの外径
より小さい内径の下孔24を予め形成した一対の半割リ
ング形ジョー素材25,25を固定バイス台2と可動バ
イス台3とに取り付け、両半割リング形ジョー素材2
5,25の下孔24をワークWに外嵌可能な内径の孔に
加工することによって、半割リング形バイスジョー5,
5を形成するから、そのバイスジョー5、5の製作を容
易且つ迅速に行うことができる。
【0022】上述した方法は、半割リング形ジョー素材
として、ワークWの外径より小さい内径の下孔24を予
め形成したものを使用する方法であるが、他の方法とし
て、図9の(A)及び(B)に示すように、一対の半円
板形ジョー素材27,27を、夫々取付部材4,4を介
して図4及び図5に示される固定バイス台2と可動バイ
ス台3とに夫々取り付け、両バイス台2,3を所定のク
ランプ位置に設定した状態で、回転切削ユニット6によ
り両半円板形ジョー素材27,27に対し当該ワークW
に外嵌可能な内径の孔(図示せず)を形成することによ
って、半割リング形バイスジョー5,5を形成すること
ができる。
【0023】この際、両半円板形ジョー素材27,27
にワークWに外嵌可能な内径の孔をあけるには、回転切
削ユニット6に最初は孔あけ用工具を取り付けて下孔を
あけた後、回転切削ユニット6から孔あけ用工具を取り
外して、図4に示すような中ぐり用工具21に付け替
え、これによって下孔を当該ワークWに外嵌可能な内径
の孔に加工すればよい。この方法によると、半円板形の
ジョー素材27,27を形成すればよいから、ジョー素
材の製作が容易となる。また、この方法による場合も、
図5に示される場合と同様に、両半円板形ジョー素材2
7,27の対向端面間にはクランプ締めしろの隙間が必
要なため、その隙間に所定厚さのスペーサを介在させる
ことによって、下孔加工及び孔仕上げ加工が容易とな
る。
【0024】以上の実施形態では、半割リング形状のバ
イスジョーを製作する場合について説明したが、バイス
ジョーは、管状又は中実状ワークの外周面に嵌合する内
周面を有するものであれば、当該バイスジョーの外周形
状は必ずしも円形に限ることはなく、角形に形成されて
もよい。従って、ジョー素材の形状についても、各ジョ
ー素材の内周面が、管状又は中実状ワークの外周面に嵌
合する円弧状に形成されるならば、当該ジョー素材の外
周形状は円形に限るものではない。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、一対のジ
ョー素材を、取付部材を介して固定バイス台と可動バイ
ス台とに夫々取り付け、両バイス台を所定のクランプ位
置に設定した状態で、回転切削ユニットにより両ジョー
素材に対し所定のワークに外嵌可能な内径の孔を形成す
ることによって、その両端加工機のバイス機構に専用の
略半割リング形バイスジョーを形成するから、この半割
リング形バイスジョーによって固定されるワークの軸芯
と、その両端加工機における回転切削ユニットの回転中
心とは必ず一致することになり、従って両端加工の精度
を向上させることができる。
【0026】請求項2に記載のように、両ジョー素材に
対しワークに外嵌可能な内径の孔を形成する際に、両ジ
ョー素材の対向端面間に所定厚さのスペーサを介在させ
るようにすれば、下孔加工及び孔仕上げ加工が容易とな
る。
【0027】請求項3に係る発明によれば、両端加工す
べきワークの外径より小さい内径の下孔を予め形成した
一対のジョー素材を、取付部材を介して固定バイス台と
可動バイス台とに夫々取り付け、両バイス台を所定のク
ランプ位置に設定した状態で、回転切削ユニットにより
両ジョー素材の下孔を前記ワークに外嵌可能な内径の孔
に加工することによって、その両端加工機のバイス機構
に専用の略半割リング形バイスジョーを形成するから、
請求項1に係る発明と同様に、このバイスジョーによっ
て固定されるワークの軸芯と、その両端加工機における
回転切削ユニットの回転中心とを一致させることができ
て、両端加工の精度を向上させることができる上、特に
この方法では、ジョー素材に予め形成された下孔をワー
クに外嵌可能な内径の孔に仕上げ加工すればよいから、
バイスジョーの製作を容易迅速に行うことができる。
【0028】請求項4に記載のように、両ジョー素材の
対向端面間に所定厚さのスペーサを介在させるようにす
ることによって、孔の仕上げ加工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 両端加工機を示す平面図である。
【図2】 同両端加工機の縦断正面図である。
【図3】 同両端加工機における回転切削ユニットを示
す正面図である。
【図4】 図1に示す両端加工機の一部拡大平面図で、
本発明によるバイスジョーの製作方法を示す。
【図5】 図4のX−X線断面図で、本発明によるバイ
スジョーの製作方法を示す。
【図6】 図4と同様な平面図で、本発明方法によって
製作されたバイスジョーでクランプしたワークの両端加
工を示す。
【図7】 図6のY−Y線断面図である。
【図8】 (A)は一対の半割リング形ジョー素材を示
す斜視図、(B)は同ジョー素材を取付部材に取り付け
た状態を示す斜視図である。
【図9】 (A)は一対の半円板形ジョー素材を示す斜
視図、(B)は同ジョー素材を取付部材に取り付けた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
W ワーク 1 バイス機構 2 固定バイス台 3 可動バイス台 4 取付部材 5 半割リング形バイスジョー S 一対の半割リング形バイスジョーのクラ
ンプ締めしろ 6 回転切削ユニット 20 面取り工具 21 中ぐり用工具 24 半割リング形ジョー素材の下孔 25 半割リング形ジョー素材 26 スペーサ 27 半円板形ジョー素材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状又は中実状のワークを、バイス機構
    の固定バイス台と可動バイス台とに夫々取付部材を介し
    て着脱自在に取り付けた一対の略半割リング形バイスジ
    ョーにより両側から外嵌して固定し、当該ワークの端部
    加工位置に対し進退自在な一対の回転切削ユニットによ
    り両端加工を行う両端加工機に用いるバイスジョーの製
    作方法であって、一対のジョー素材を、取付部材を介し
    て固定バイス台と可動バイス台とに夫々取り付け、両バ
    イス台を所定のクランプ位置に設定した状態で、回転切
    削ユニットにより両ジョー素材に対し前記ワークに外嵌
    可能な内径の孔を形成することによって、略半割リング
    形バイスジョーを形成する両端加工機に用いるバイスジ
    ョーの製作方法。
  2. 【請求項2】 前記一対のジョー素材の対向端面間に所
    定厚さのスペーサを介在させるようにする請求項1に記
    載の両端加工機に用いるバイスジョーの製作方法。
  3. 【請求項3】 管状又は中実状のワークを、バイス機構
    の固定バイス台と可動バイス台とに夫々取付部材を介し
    て着脱自在に取り付けた一対の略半割リング形バイスジ
    ョーにより両側から外嵌して固定し、当該ワークの端部
    加工位置に対し進退自在な一対の回転切削ユニットによ
    り両端加工を行う両端加工機に用いるバイスジョーの製
    作方法であって、両端加工すべきワークの外径より小さ
    い内径の下孔を予め形成した一対の略半割リング形ジョ
    ー素材を、取付部材を介して固定バイス台と可動バイス
    台とに夫々取り付け、両バイス台を所定のクランプ位置
    に設定した状態で、回転切削ユニットにより両略半割リ
    ング形ジョー素材の下孔を前記ワークに外嵌可能な内径
    の孔に加工することによって、略半割リング形バイスジ
    ョーを形成する両端加工機に用いるバイスジョーの製作
    方法。
  4. 【請求項4】 前記一対の略半割リング形ジョー素材の
    対向端面間に所定厚さのスペーサを介在させるようにす
    る請求項3に記載の両端加工機に用いるバイスジョーの
    製作方法。
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