JP2001125976A - 商品発注受注統合システム,商品情報管理プログラム記憶媒体および商品マスタデータ記憶媒体 - Google Patents
商品発注受注統合システム,商品情報管理プログラム記憶媒体および商品マスタデータ記憶媒体Info
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- JP2001125976A JP2001125976A JP30843399A JP30843399A JP2001125976A JP 2001125976 A JP2001125976 A JP 2001125976A JP 30843399 A JP30843399 A JP 30843399A JP 30843399 A JP30843399 A JP 30843399A JP 2001125976 A JP2001125976 A JP 2001125976A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品発注受注統合システムに関し,商品識別
情報として異なるコードを使用する業者や企業間で,相
互の商品識別情報を利用でき,関連する改定情報等を相
互のシステムに同時に反映できるシステムを実現する。 【解決手段】 マスタデータ記憶手段10は商品,取引先
等を特定する情報を記憶し,マスタメンテナンスプログ
ラム20は販売管理システム2および受注管理システム3
で必要なデータや更新情報を送信する。マスタ更新プロ
グラム40,70 は自システムで保管するデータをメンテナ
ンスする。発注時は,商品発注プログラム30では,受注
管理システム3で使用するコードによる発注情報を作成
して受注管理システム3へ送信し,販売管理システム2
で使用するコードによる入荷予定情報を作成して販売管
理システム2へ送信する。受注管理プログラム80は受信
した発注情報をもとに納入伝票を作成して納品する。
情報として異なるコードを使用する業者や企業間で,相
互の商品識別情報を利用でき,関連する改定情報等を相
互のシステムに同時に反映できるシステムを実現する。 【解決手段】 マスタデータ記憶手段10は商品,取引先
等を特定する情報を記憶し,マスタメンテナンスプログ
ラム20は販売管理システム2および受注管理システム3
で必要なデータや更新情報を送信する。マスタ更新プロ
グラム40,70 は自システムで保管するデータをメンテナ
ンスする。発注時は,商品発注プログラム30では,受注
管理システム3で使用するコードによる発注情報を作成
して受注管理システム3へ送信し,販売管理システム2
で使用するコードによる入荷予定情報を作成して販売管
理システム2へ送信する。受注管理プログラム80は受信
した発注情報をもとに納入伝票を作成して納品する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,計算機を用いた商
品情報の管理技術,特に小売業,卸売業における商品の
販売,発注,仕入などに関する各種商品管理業務を統合
的に処理することにより,発注側および受注側双方の負
担を軽減可能にした商品発注受注統合システムに関する
ものである。
品情報の管理技術,特に小売業,卸売業における商品の
販売,発注,仕入などに関する各種商品管理業務を統合
的に処理することにより,発注側および受注側双方の負
担を軽減可能にした商品発注受注統合システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】商品販売において小売業者は, 1)卸業者または製造業者に商品を発注し(商品発注フ
ェーズ), 2)該業者より商品を納入させ(商品納入フェーズ), 3)顧客に商品を販売する(商品販売フェーズ), というフェーズを繰り返している。
ェーズ), 2)該業者より商品を納入させ(商品納入フェーズ), 3)顧客に商品を販売する(商品販売フェーズ), というフェーズを繰り返している。
【0003】具体的には,小売業者が卸業者に対して商
品を発注する場合に,小売業者は,発注伝票を手書きま
たは自社の情報システムにより発行し,卸業者宛に伝票
/電子データで送付する。卸業者は,受け取った発注伝
票/電子データをもとに,手書きまたは自社の情報シス
テムにより発注商品に対する納入伝票を作成して,商品
に添付して小売業者に納品する。小売業者は,納入され
た商品を仕入検品し,仕入相当金額を卸業者に対する買
掛金として計上する。さらに,商品が売れた場合には,
小売業者は,商品の売上数量,金額等を計上する。
品を発注する場合に,小売業者は,発注伝票を手書きま
たは自社の情報システムにより発行し,卸業者宛に伝票
/電子データで送付する。卸業者は,受け取った発注伝
票/電子データをもとに,手書きまたは自社の情報シス
テムにより発注商品に対する納入伝票を作成して,商品
に添付して小売業者に納品する。小売業者は,納入され
た商品を仕入検品し,仕入相当金額を卸業者に対する買
掛金として計上する。さらに,商品が売れた場合には,
小売業者は,商品の売上数量,金額等を計上する。
【0004】小売業者および卸業者の両者とも情報シス
テムを用いている場合でも,システムで共通するコード
を用いられることがほとんどない。小売業者の使用する
販売商品を特定するコード(商品コード)は,店舗にお
ける品揃えや価格の情報を把握するためのものであり,
卸業者の使用する仕入商品を特定するコード(品番)
は,主としてメーカー側が製品を管理するために付与し
た製品体系に基づくものであるからである。すなわち,
小売業者において販売のための商品を特定するコードと
しては,一般に商品の製造元,仕入先に関係なく,例え
ば商品の種類,カラー,サイズ等を特定するコードが必
要になり,一方,卸業者においては,多くの小売業者か
ら受注した商品を共通に特定するコードが必要になるこ
とによる。
テムを用いている場合でも,システムで共通するコード
を用いられることがほとんどない。小売業者の使用する
販売商品を特定するコード(商品コード)は,店舗にお
ける品揃えや価格の情報を把握するためのものであり,
卸業者の使用する仕入商品を特定するコード(品番)
は,主としてメーカー側が製品を管理するために付与し
た製品体系に基づくものであるからである。すなわち,
小売業者において販売のための商品を特定するコードと
しては,一般に商品の製造元,仕入先に関係なく,例え
ば商品の種類,カラー,サイズ等を特定するコードが必
要になり,一方,卸業者においては,多くの小売業者か
ら受注した商品を共通に特定するコードが必要になるこ
とによる。
【0005】このように,小売業者の販売商品コード体
系と卸業者等の仕入商品コード体系とは,全く別個のコ
ード体系であり,上記の商品発注フェーズ,商品販売フ
ェーズごとに管理が分断されている状態であった。
系と卸業者等の仕入商品コード体系とは,全く別個のコ
ード体系であり,上記の商品発注フェーズ,商品販売フ
ェーズごとに管理が分断されている状態であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の小売業と卸業者
間での発注/受注/販売に関わる商品情報を管理するシ
ステムにおいては,そのシステムを必要とする企業が,
それぞれ独自のルールで個々にシステムを構築している
ことから,処理フェーズごとおよび使用する企業や部門
ごとに,商品情報をマスタファイルに登録していた。そ
のため,各業務ごとにそれぞれ相手の使用するコードを
自社のコードに書き直さなければならず,処理負担が大
きく,また,商品取引金額の誤りや商品番号違い等のミ
スも発生しやすく,データの信頼性が低下するという問
題があった。
間での発注/受注/販売に関わる商品情報を管理するシ
ステムにおいては,そのシステムを必要とする企業が,
それぞれ独自のルールで個々にシステムを構築している
ことから,処理フェーズごとおよび使用する企業や部門
ごとに,商品情報をマスタファイルに登録していた。そ
のため,各業務ごとにそれぞれ相手の使用するコードを
自社のコードに書き直さなければならず,処理負担が大
きく,また,商品取引金額の誤りや商品番号違い等のミ
スも発生しやすく,データの信頼性が低下するという問
題があった。
【0007】また,各業者間で使用するシステムが,そ
れぞれ同期をとってマスタデータをメンテナンスする手
段がなく,小売業者と卸業者間で頻繁に行われる商品仕
入価格の改定情報が両者のシステムに正しく反映されな
いことがあり,商品マスタの一元性を保持することがで
きないという問題があった。
れぞれ同期をとってマスタデータをメンテナンスする手
段がなく,小売業者と卸業者間で頻繁に行われる商品仕
入価格の改定情報が両者のシステムに正しく反映されな
いことがあり,商品マスタの一元性を保持することがで
きないという問題があった。
【0008】これを解決するものとして,各業者が共通
して使用可能な商品を特定するコードとしてJANコー
ド等がある。
して使用可能な商品を特定するコードとしてJANコー
ド等がある。
【0009】JANコードに代表されるように商品販売
に有効なPOSシステムで読み取り可能なバーコード対
応の数値型コードは,小売業者における商品管理では主
流である。しかし,卸業者は,商品特性/様式の判断が
容易なキャラクタ型コードを商品管理コードとして採用
する場合が多い。また,JANコードは,まず製品ごと
のコード割当ての申請が必要であり,付与されるコード
自体も申請の仕方によっては,連続したコード番号が付
与されず,商品をグループ化して管理したい卸業者にと
って,必ずしも使い勝手がよいものではなかった。
に有効なPOSシステムで読み取り可能なバーコード対
応の数値型コードは,小売業者における商品管理では主
流である。しかし,卸業者は,商品特性/様式の判断が
容易なキャラクタ型コードを商品管理コードとして採用
する場合が多い。また,JANコードは,まず製品ごと
のコード割当ての申請が必要であり,付与されるコード
自体も申請の仕方によっては,連続したコード番号が付
与されず,商品をグループ化して管理したい卸業者にと
って,必ずしも使い勝手がよいものではなかった。
【0010】このように,一つの商品に対して複数の商
品コードが付与されるため,業種や企業を超えた商品管
理の実現が困難であった。しかし,インターネットの発
達や大手ディスカウンターストアの台頭などにより,小
売業および卸売業も再編成が進んでおり,業種間の垣根
が低くなりつつあることから,業種を超えた業務効率化
の必要性が高まっている。
品コードが付与されるため,業種や企業を超えた商品管
理の実現が困難であった。しかし,インターネットの発
達や大手ディスカウンターストアの台頭などにより,小
売業および卸売業も再編成が進んでおり,業種間の垣根
が低くなりつつあることから,業種を超えた業務効率化
の必要性が高まっている。
【0011】前記の課題は,商品取引の各フェーズで,
共通の商品に係る情報を認識できる商品コードの体系の
対応関係を備え,かつ該当する商品に係る情報が複数の
マスタにおいて個々に管理される場合には,それらの整
合性を保つことで解決できる。
共通の商品に係る情報を認識できる商品コードの体系の
対応関係を備え,かつ該当する商品に係る情報が複数の
マスタにおいて個々に管理される場合には,それらの整
合性を保つことで解決できる。
【0012】本発明は,小売業者と卸業者とで使用する
商品の管理情報マスタを一元化し,異業種間で使用する
商品識別コードの対応関係情報による,相互の商品識別
コードを利用可能にして,業務処理の負担軽減とデータ
の信頼性を高めることを目的とする。
商品の管理情報マスタを一元化し,異業種間で使用する
商品識別コードの対応関係情報による,相互の商品識別
コードを利用可能にして,業務処理の負担軽減とデータ
の信頼性を高めることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は,以下で説明す
る手段を備えた商品情報を管理するサーバシステムと,
商品仕入の取引先に設置されるサテライトシステムから
なる商品発注受注統合システムによって上記課題を解決
する。
る手段を備えた商品情報を管理するサーバシステムと,
商品仕入の取引先に設置されるサテライトシステムから
なる商品発注受注統合システムによって上記課題を解決
する。
【0014】本発明のサーバシステムには,少なくとも
商品名称および価格情報を含む商品の基本情報ととも
に,販売商品のコード系と仕入商品のコード系とを関連
付ける情報を記憶する商品マスタデータ記憶手段と,前
記商品マスタデータ記憶手段の記憶内容が更新されたと
きに,その更新された情報を前記サテライトシステムへ
送信する手段とを備え,前記販売商品のコード系と仕入
商品のコード系とを関連付ける情報に基づいて前記サー
バシステムにおける発注管理および前記サテライトシス
テムにおける受注管理が行われるようにする。
商品名称および価格情報を含む商品の基本情報ととも
に,販売商品のコード系と仕入商品のコード系とを関連
付ける情報を記憶する商品マスタデータ記憶手段と,前
記商品マスタデータ記憶手段の記憶内容が更新されたと
きに,その更新された情報を前記サテライトシステムへ
送信する手段とを備え,前記販売商品のコード系と仕入
商品のコード系とを関連付ける情報に基づいて前記サー
バシステムにおける発注管理および前記サテライトシス
テムにおける受注管理が行われるようにする。
【0015】より詳しくは,本発明は,図1に示すよう
に,商品情報および商品の発注を管理する商品情報管理
システム1と,小売業者の店舗に設置され商品の販売・
仕入を管理する複数の販売管理システム2と,各卸業者
ごとに商品の受注を管理する複数の受注管理システム3
とからなる。
に,商品情報および商品の発注を管理する商品情報管理
システム1と,小売業者の店舗に設置され商品の販売・
仕入を管理する複数の販売管理システム2と,各卸業者
ごとに商品の受注を管理する複数の受注管理システム3
とからなる。
【0016】商品情報管理システム1は,商品の持つ基
本情報からなる基本商品マスタデータ11,受注管理シ
ステム3を持つ取引先(卸業者)の情報からなる取引先
マスタデータ12,販売管理システム2を持つ店舗(小
売業者)の情報からなる店マスタデータ13,および各
店舗が取り扱う商品の情報からなる店別商品マスタデー
タ14を記憶するマスタデータ記憶手段10を備える。
また,マスタデータ記憶手段10に記憶されたデータの
うち,受注管理システム3が必要とするデータを受注管
理システム3へ送信し,販売管理システム2が必要とす
るデータを販売管理システム2へ送信する手段(マスタ
メンテナンスプログラム20)と,マスタデータに基づ
いて商品の発注情報を作成し,その発注情報を受注管理
システム3へ送信し,受注管理システム3へ送信した発
注情報をもとに入荷予定データを作成し,その入荷予定
データを商品納入先の店舗の販売管理システム2へ送信
する手段(商品発注プログラム30)とを備える。
本情報からなる基本商品マスタデータ11,受注管理シ
ステム3を持つ取引先(卸業者)の情報からなる取引先
マスタデータ12,販売管理システム2を持つ店舗(小
売業者)の情報からなる店マスタデータ13,および各
店舗が取り扱う商品の情報からなる店別商品マスタデー
タ14を記憶するマスタデータ記憶手段10を備える。
また,マスタデータ記憶手段10に記憶されたデータの
うち,受注管理システム3が必要とするデータを受注管
理システム3へ送信し,販売管理システム2が必要とす
るデータを販売管理システム2へ送信する手段(マスタ
メンテナンスプログラム20)と,マスタデータに基づ
いて商品の発注情報を作成し,その発注情報を受注管理
システム3へ送信し,受注管理システム3へ送信した発
注情報をもとに入荷予定データを作成し,その入荷予定
データを商品納入先の店舗の販売管理システム2へ送信
する手段(商品発注プログラム30)とを備える。
【0017】マスタメンテナンスプログラム20は,マ
スタデータ記憶手段10に記憶されたマスタデータの更
新を行うマスタ情報更新手段21と,受注管理システム
3または販売管理システム2が必要とするデータおよび
更新情報を,それぞれのシステムへ送信する更新情報送
信手段22とを持つ。
スタデータ記憶手段10に記憶されたマスタデータの更
新を行うマスタ情報更新手段21と,受注管理システム
3または販売管理システム2が必要とするデータおよび
更新情報を,それぞれのシステムへ送信する更新情報送
信手段22とを持つ。
【0018】商品発注プログラム30は,マスタデータ
記憶手段10のマスタデータに基づいて商品の発注情報
を作成し,受注管理システム3へ送信した発注情報から
商品を入荷する店舗の販売管理システム2への入荷予定
データを作成する発注情報作成手段31と,前記発注情
報を受注管理システム3へ送信し,前記入荷予定データ
を販売管理システム2へ送信する発注情報送信手段32
とを持つ。
記憶手段10のマスタデータに基づいて商品の発注情報
を作成し,受注管理システム3へ送信した発注情報から
商品を入荷する店舗の販売管理システム2への入荷予定
データを作成する発注情報作成手段31と,前記発注情
報を受注管理システム3へ送信し,前記入荷予定データ
を販売管理システム2へ送信する発注情報送信手段32
とを持つ。
【0019】受注管理システム3は,商品情報管理シス
テム1から送信されたデータに対する更新情報を受信し
たときに,データを更新する手段(マスタ更新プログラ
ム70)と,発注情報を受信したときに,商品情報管理
システム1から送信されたマスタデータに基づいて発注
情報をチェックし,受信した発注情報およびマスタデー
タから商品の納入のための伝票を作成し発行する手段
(受注管理プログラム80)とを備える。
テム1から送信されたデータに対する更新情報を受信し
たときに,データを更新する手段(マスタ更新プログラ
ム70)と,発注情報を受信したときに,商品情報管理
システム1から送信されたマスタデータに基づいて発注
情報をチェックし,受信した発注情報およびマスタデー
タから商品の納入のための伝票を作成し発行する手段
(受注管理プログラム80)とを備える。
【0020】マスタ更新プログラム70は,商品情報管
理システム1から送信されたマスタデータである納品用
商品ファイル91の更新情報を受信する更新情報受信手
段71と,受信した更新情報を納品用商品ファイル91
に反映する更新情報書込手段72を持つ。
理システム1から送信されたマスタデータである納品用
商品ファイル91の更新情報を受信する更新情報受信手
段71と,受信した更新情報を納品用商品ファイル91
に反映する更新情報書込手段72を持つ。
【0021】受注管理プログラム80は,受信した発注
情報(受注情報)を受注情報ファイル92に保管し,納
品用商品ファイル91をもとに受注情報をチェックする
受注情報チェック手段81と,受注情報をもとに納入伝
票を作成し発行する納入伝票作成手段82と,受注情報
と納品用商品ファイル91とタグ情報ファイル93とを
もとに,タグ(商品値札)を発行するタグ発行手段83
を持つ。タグ情報ファイル93は,あらかじめ商品の納
入先ごとに登録されたタグの印刷パターンなどの情報を
記憶するファイルである。
情報(受注情報)を受注情報ファイル92に保管し,納
品用商品ファイル91をもとに受注情報をチェックする
受注情報チェック手段81と,受注情報をもとに納入伝
票を作成し発行する納入伝票作成手段82と,受注情報
と納品用商品ファイル91とタグ情報ファイル93とを
もとに,タグ(商品値札)を発行するタグ発行手段83
を持つ。タグ情報ファイル93は,あらかじめ商品の納
入先ごとに登録されたタグの印刷パターンなどの情報を
記憶するファイルである。
【0022】販売管理システム2は,商品情報管理シス
テム1から送信されたデータに対する更新情報を受信し
たときに,データを更新する手段(マスタ更新プログラ
ム40)と,仕入時に納入伝票と入荷予定データとを照
合し,商品の過不足が生じた場合に欠品手配情報または
返品情報を作成して商品情報管理システム1へ送信する
手段(仕入管理プログラム50)とを備える。
テム1から送信されたデータに対する更新情報を受信し
たときに,データを更新する手段(マスタ更新プログラ
ム40)と,仕入時に納入伝票と入荷予定データとを照
合し,商品の過不足が生じた場合に欠品手配情報または
返品情報を作成して商品情報管理システム1へ送信する
手段(仕入管理プログラム50)とを備える。
【0023】マスタ更新プログラム40は,商品情報管
理システム1から送信されたマスタデータである店用商
品ファイル61の更新情報を受信する更新情報受信手段
41と,受信した更新情報を店用商品ファイル61に反
映する更新情報書込手段42を持つ。
理システム1から送信されたマスタデータである店用商
品ファイル61の更新情報を受信する更新情報受信手段
41と,受信した更新情報を店用商品ファイル61に反
映する更新情報書込手段42を持つ。
【0024】仕入管理プログラム50は,受信した入荷
予定データを納品情報ファイル62に保管し,入荷した
納品伝票と商品情報管理システム1から送信された入荷
予定データとを照合し,商品の過不足が生じた場合に欠
品手配情報または返品情報を作成して受注管理システム
1へ送信する欠品手配・返品情報チェック手段51を備
える。
予定データを納品情報ファイル62に保管し,入荷した
納品伝票と商品情報管理システム1から送信された入荷
予定データとを照合し,商品の過不足が生じた場合に欠
品手配情報または返品情報を作成して受注管理システム
1へ送信する欠品手配・返品情報チェック手段51を備
える。
【0025】本発明の作用は以下のとおりである。商品
情報管理システム1では,マスタデータ記憶手段10に
記憶されたデータのうち,受注管理システム3が必要と
するデータを受注管理システム3へ送信し,また,販売
管理システム2が必要とするデータを販売管理システム
2へ送信する。マスタデータ記憶手段10のマスタデー
タに更新がある場合には,マスタ更新プログラム40,
70は,更新情報を受信して,自己のシステムに保管す
る各種のデータを書き換える。
情報管理システム1では,マスタデータ記憶手段10に
記憶されたデータのうち,受注管理システム3が必要と
するデータを受注管理システム3へ送信し,また,販売
管理システム2が必要とするデータを販売管理システム
2へ送信する。マスタデータ記憶手段10のマスタデー
タに更新がある場合には,マスタ更新プログラム40,
70は,更新情報を受信して,自己のシステムに保管す
る各種のデータを書き換える。
【0026】小売店舗から仕入依頼等があると,商品情
報管理システム1は,マスタデータに基づいて商品の発
注情報を作成し,発注情報から各取引先ごとの発注書デ
ータと小売店舗ごとの入荷予定データとを作成し,発注
書データを受注管理システム3に,入荷予定データを販
売管理システム2にそれぞれ送信する。
報管理システム1は,マスタデータに基づいて商品の発
注情報を作成し,発注情報から各取引先ごとの発注書デ
ータと小売店舗ごとの入荷予定データとを作成し,発注
書データを受注管理システム3に,入荷予定データを販
売管理システム2にそれぞれ送信する。
【0027】受注管理システム3では,発注情報(発注
書データ)を受信したときに,納品用商品ファイル91
をもとにこれをチェックし,内容に訂正がなければ納入
伝票を作成し,また発注情報でタグの発行が指定されて
いれば,該当するタグ情報ファイル93のデータを参照
し,タグを発行する。商品出荷時には,納入伝票および
タグを同梱する。
書データ)を受信したときに,納品用商品ファイル91
をもとにこれをチェックし,内容に訂正がなければ納入
伝票を作成し,また発注情報でタグの発行が指定されて
いれば,該当するタグ情報ファイル93のデータを参照
し,タグを発行する。商品出荷時には,納入伝票および
タグを同梱する。
【0028】販売管理システム2では,入荷時に,納入
伝票と入荷予定データとを照合し,商品の過不足が生じ
た場合に欠品手配情報または返品情報を作成し,受注管
理システム3へ送信する。なお,過不足がなければ入荷
確定データを送信する。
伝票と入荷予定データとを照合し,商品の過不足が生じ
た場合に欠品手配情報または返品情報を作成し,受注管
理システム3へ送信する。なお,過不足がなければ入荷
確定データを送信する。
【0029】本発明では,商品情報管理システム1で管
理するマスタデータから抽出した小売店舗または取引先
それぞれのサテライトシステムで必要な情報を送信し,
また,更新情報を配布することにより,各システム間の
データの整合性が保証される。このような整合性のある
データを用いて,発注情報チェック,納品伝票作成,欠
品手配情報/返品情報作成などの処理をサテライトシス
テムにおいて行うことにより,商品に関する情報を容易
に正確に流通させることが可能になる。
理するマスタデータから抽出した小売店舗または取引先
それぞれのサテライトシステムで必要な情報を送信し,
また,更新情報を配布することにより,各システム間の
データの整合性が保証される。このような整合性のある
データを用いて,発注情報チェック,納品伝票作成,欠
品手配情報/返品情報作成などの処理をサテライトシス
テムにおいて行うことにより,商品に関する情報を容易
に正確に流通させることが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を,図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0031】マスタデータ記憶手段10に記憶するデー
タの例として,図2に基本商品マスタデータ11の構成
例を,図3に取引先マスタデータ12の構成例を示す。
タの例として,図2に基本商品マスタデータ11の構成
例を,図3に取引先マスタデータ12の構成例を示す。
【0032】基本商品マスタデータ11は,図2に示す
ように,各商品ごとに商品コード,商品内部管理コー
ド,取引先コード,商品の種類を示す商品分類,カナの
商品名や漢字の商品名などの商品名称,商品売価(上
代),商品原価(下代),商品品番,商品発注単位,カ
ラーやサイズなどの情報,商品扱い店情報,タグ(値
札)を取引先に発行してもうか否かのタグ発行情報,オ
ンラインで処理するか否かを判定するためのEOS区分
などからなる。他に,部門コード,最低発注数,税率,
商品取扱開始日,商品取扱終了日,登録日などの情報を
持つこともある。
ように,各商品ごとに商品コード,商品内部管理コー
ド,取引先コード,商品の種類を示す商品分類,カナの
商品名や漢字の商品名などの商品名称,商品売価(上
代),商品原価(下代),商品品番,商品発注単位,カ
ラーやサイズなどの情報,商品扱い店情報,タグ(値
札)を取引先に発行してもうか否かのタグ発行情報,オ
ンラインで処理するか否かを判定するためのEOS区分
などからなる。他に,部門コード,最低発注数,税率,
商品取扱開始日,商品取扱終了日,登録日などの情報を
持つこともある。
【0033】商品コードは,小売店舗で主に使用するコ
ードであり,8または13桁のJANコードや,7また
は12桁のURCコード等のPLUコードを用いる。商
品内部管理コードは,商品情報管理システム1内で商品
を識別し管理するコードであり,「連番(12桁)+C
/D(1桁)」からなるショートSKU(S−SKU)
コードを用いる。1桁のC/Dは,エラー検出用のチェ
ックデジットである。商品品番は,卸業者で主に使用す
るコードであり,例えば13桁の取引先商品番号からな
る。これに,部門,クラス,取引先,カラー,サイズ等
の情報が付加されて,ロングSKU(L−SKU)コー
ドが生成される。
ードであり,8または13桁のJANコードや,7また
は12桁のURCコード等のPLUコードを用いる。商
品内部管理コードは,商品情報管理システム1内で商品
を識別し管理するコードであり,「連番(12桁)+C
/D(1桁)」からなるショートSKU(S−SKU)
コードを用いる。1桁のC/Dは,エラー検出用のチェ
ックデジットである。商品品番は,卸業者で主に使用す
るコードであり,例えば13桁の取引先商品番号からな
る。これに,部門,クラス,取引先,カラー,サイズ等
の情報が付加されて,ロングSKU(L−SKU)コー
ドが生成される。
【0034】取引先マスタデータ12は,図3に示すよ
うに,受注管理システム3を有する取引先を識別する取
引先コード,取引先名(短縮・カナ),取引先名(短縮
・漢字),取引先名(漢字),取扱開始日,取扱終了
日,登録日からなる。他に,支払い情報などを持つこと
もできる。
うに,受注管理システム3を有する取引先を識別する取
引先コード,取引先名(短縮・カナ),取引先名(短縮
・漢字),取引先名(漢字),取扱開始日,取扱終了
日,登録日からなる。他に,支払い情報などを持つこと
もできる。
【0035】店マスタデータ13は,店コード,店グル
ープコードを記憶する。店別商品マスタデータ14は,
小売店舗ごとに必要とするデータ,例えば,店コード,
取引先コード,商品分類,商品名称,商品売価,商品原
価,商品品番,発注単位数,カラー・サイズ情報等から
なる。
ープコードを記憶する。店別商品マスタデータ14は,
小売店舗ごとに必要とするデータ,例えば,店コード,
取引先コード,商品分類,商品名称,商品売価,商品原
価,商品品番,発注単位数,カラー・サイズ情報等から
なる。
【0036】図4に,商品情報管理システム1で管理す
る各種マスタデータと,販売管理システム2および受注
管理システム3で記憶するデータの関係を示す。
る各種マスタデータと,販売管理システム2および受注
管理システム3で記憶するデータの関係を示す。
【0037】商品情報管理システム1は,例えば小売チ
ェーン店を統括する本部に設置されるサーバシステムで
ある。商品情報管理システム1では,マスタ情報更新手
段21が,商品の持つ基本情報と,それを販売する店
舗,納入する業者を識別するための情報などから,基本
商品マスタデータ11を作成する。また,商品の納入業
者に関する取引先情報は,取引先マスタデータ12とし
て,商品を取り扱う小売店の店舗情報は,店マスタデー
タ13として,別マスタを作成する。店別商品マスタデ
ータ14は,基本商品マスタデータ11から各商品を取
り扱う小売店別に抽出された商品情報を持つマスタデー
タである。
ェーン店を統括する本部に設置されるサーバシステムで
ある。商品情報管理システム1では,マスタ情報更新手
段21が,商品の持つ基本情報と,それを販売する店
舗,納入する業者を識別するための情報などから,基本
商品マスタデータ11を作成する。また,商品の納入業
者に関する取引先情報は,取引先マスタデータ12とし
て,商品を取り扱う小売店の店舗情報は,店マスタデー
タ13として,別マスタを作成する。店別商品マスタデ
ータ14は,基本商品マスタデータ11から各商品を取
り扱う小売店別に抽出された商品情報を持つマスタデー
タである。
【0038】販売管理システム2は,自店と取引きがあ
る納入業者に関する取引先マスタデータ12のコピーを
取引先ファイル63として,自店に関する店マスタデー
タ13のコピーを店ファイル64として,また自店の取
り扱う商品に関する店別商品マスタデータ14のコピー
を店用商品ファイル61として保持する。また,伝票デ
ータや売上データなどのトランザクションデータ65を
納品情報ファイル62に記憶する。
る納入業者に関する取引先マスタデータ12のコピーを
取引先ファイル63として,自店に関する店マスタデー
タ13のコピーを店ファイル64として,また自店の取
り扱う商品に関する店別商品マスタデータ14のコピー
を店用商品ファイル61として保持する。また,伝票デ
ータや売上データなどのトランザクションデータ65を
納品情報ファイル62に記憶する。
【0039】受注管理システム3は,商品納入先の店舗
に関する店マスタデータ13のコピーを店ファイル95
として,商品納入先の店舗の取り扱う商品に関する店別
商品マスタデータ14のコピーを納品用商品ファイル9
1として保持する。また,商品情報管理システム1から
の発注などのトランザクションデータ94を受注情報フ
ァイル92に記憶する。
に関する店マスタデータ13のコピーを店ファイル95
として,商品納入先の店舗の取り扱う商品に関する店別
商品マスタデータ14のコピーを納品用商品ファイル9
1として保持する。また,商品情報管理システム1から
の発注などのトランザクションデータ94を受注情報フ
ァイル92に記憶する。
【0040】以下に,図4に示す各マスタデータのメン
テナンス処理を説明する。図5に,マスタデータのメン
テナンス処理の流れの概要を示す。
テナンス処理を説明する。図5に,マスタデータのメン
テナンス処理の流れの概要を示す。
【0041】商品情報管理システム1において,商品の
新規追加,改廃,店舗情報の変更,取引先の変更などが
あると,その変更情報をマスタデータ記憶手段10に登
録する(ステップS1)。次に,マスタデータの更新に
伴う各種テーブルの更新チェックを行う(ステップS
2)。例えば,新店追加の場合,基本商品マスタデータ
11の商品扱い店情報と店マスタデータ13と店別商品
マスタデータ14などがチェック対象となる。更新情報
があるかどうかを調べ(ステップS3),更新情報があ
れば,ステップS4へ進む。
新規追加,改廃,店舗情報の変更,取引先の変更などが
あると,その変更情報をマスタデータ記憶手段10に登
録する(ステップS1)。次に,マスタデータの更新に
伴う各種テーブルの更新チェックを行う(ステップS
2)。例えば,新店追加の場合,基本商品マスタデータ
11の商品扱い店情報と店マスタデータ13と店別商品
マスタデータ14などがチェック対象となる。更新情報
があるかどうかを調べ(ステップS3),更新情報があ
れば,ステップS4へ進む。
【0042】次に,ステップS4では,更新情報が各サ
テライトシステム(販売管理システム2または受注管理
システム3)に関係するものかどうかを判断し,送信す
る必要がある場合には,商品情報管理システム1の更新
情報送信手段22と,販売管理システム2の更新情報受
信手段41または受注管理システム3の更新情報受信手
段71との間で,必要な更新情報の送受信を行う(ステ
ップS5)。
テライトシステム(販売管理システム2または受注管理
システム3)に関係するものかどうかを判断し,送信す
る必要がある場合には,商品情報管理システム1の更新
情報送信手段22と,販売管理システム2の更新情報受
信手段41または受注管理システム3の更新情報受信手
段71との間で,必要な更新情報の送受信を行う(ステ
ップS5)。
【0043】次に,商品情報管理システム1,販売管理
システム2,受注管理システム3のそれぞれにおいて,
マスタ情報更新手段21および更新情報を受け取ったサ
テライトシステムの更新情報書込手段42,72は,関
連するマスタやファイルのメンテナンスを行う(ステッ
プS6)。
システム2,受注管理システム3のそれぞれにおいて,
マスタ情報更新手段21および更新情報を受け取ったサ
テライトシステムの更新情報書込手段42,72は,関
連するマスタやファイルのメンテナンスを行う(ステッ
プS6)。
【0044】このように,販売管理システム2および受
注管理システム3に対して,商品情報管理システム1で
管理するマスタデータと整合性のある更新情報が随時送
信され,データのメンテナンスが行なわれる。これによ
り,販売管理システム2を利用する小売業者と,受注管
理システム3を利用する取引先(卸業者)は,相互に正
確な商品情報を利用することができる。
注管理システム3に対して,商品情報管理システム1で
管理するマスタデータと整合性のある更新情報が随時送
信され,データのメンテナンスが行なわれる。これによ
り,販売管理システム2を利用する小売業者と,受注管
理システム3を利用する取引先(卸業者)は,相互に正
確な商品情報を利用することができる。
【0045】次に,商品発注から商品納入までの処理を
説明する。図6に,商品発注から商品納入までの処理の
流れの概要を示す。商品の発注は,商品情報管理システ
ム1が独自に行う場合と,販売管理システム2からの発
注依頼により商品情報管理システム1が行う場合とがあ
る。
説明する。図6に,商品発注から商品納入までの処理の
流れの概要を示す。商品の発注は,商品情報管理システ
ム1が独自に行う場合と,販売管理システム2からの発
注依頼により商品情報管理システム1が行う場合とがあ
る。
【0046】図7に,販売管理システムから送信される
発注データの例を示す。図7に示すように,発注データ
は,データ区分,店コード,発注日,伝票種別,取引先
コード,商品コード,発注数量,店舗送信日などのデー
タからなる。
発注データの例を示す。図7に示すように,発注データ
は,データ区分,店コード,発注日,伝票種別,取引先
コード,商品コード,発注数量,店舗送信日などのデー
タからなる。
【0047】商品情報管理システム1の商品発注プログ
ラム30では,自システムの入力手段等により入力され
た発注データ,あるいは1または複数の小売業者の販売
管理システム2から送信された図7に示すような発注デ
ータをもとに,必要に応じて基本商品マスタデータ1
1,取引先マスタデータ12を参照して発注情報を作成
する(ステップS11)。なお,商品情報管理システム
1が,取引先の在庫情報を持つ場合には,在庫を確認し
て発注情報を作成するようにしてもよい。
ラム30では,自システムの入力手段等により入力され
た発注データ,あるいは1または複数の小売業者の販売
管理システム2から送信された図7に示すような発注デ
ータをもとに,必要に応じて基本商品マスタデータ1
1,取引先マスタデータ12を参照して発注情報を作成
する(ステップS11)。なお,商品情報管理システム
1が,取引先の在庫情報を持つ場合には,在庫を確認し
て発注情報を作成するようにしてもよい。
【0048】次に,作成した発注情報に基づいて,各取
引先に実際に発注する情報である発注書データを作成
し,さらに,各店向けの入荷予定データを作成し(ステ
ップS12),発注書データを発注先の受注管理システ
ム3へ送信し,入荷予定データを商品が納入される小売
店の販売管理システム2へ送信する(ステップS1
3)。
引先に実際に発注する情報である発注書データを作成
し,さらに,各店向けの入荷予定データを作成し(ステ
ップS12),発注書データを発注先の受注管理システ
ム3へ送信し,入荷予定データを商品が納入される小売
店の販売管理システム2へ送信する(ステップS1
3)。
【0049】図8に発注書データの例を示す。発注書デ
ータは,データ区分,発注日,納品予定日,伝票種別,
伝票番号,店コード,商品品番,納品予定数,単価,登
録日からなる。この発注書データでは,販売管理システ
ム2から送付された発注データに含まれる販売商品のコ
ード系である商品コードは,商品情報管理システム1の
発注情報作成手段31によって,基本商品マスタデータ
11をもとに仕入商品のコード系である商品品番に書き
換えられている。
ータは,データ区分,発注日,納品予定日,伝票種別,
伝票番号,店コード,商品品番,納品予定数,単価,登
録日からなる。この発注書データでは,販売管理システ
ム2から送付された発注データに含まれる販売商品のコ
ード系である商品コードは,商品情報管理システム1の
発注情報作成手段31によって,基本商品マスタデータ
11をもとに仕入商品のコード系である商品品番に書き
換えられている。
【0050】図9に入荷予定データの例を示す。入荷予
定データは,データ区分,発注日,入荷予定日,伝票種
別,伝票番号,取引先コード,サイズコード,色コー
ド,商品コード,入荷予定数,登録日からなる。
定データは,データ区分,発注日,入荷予定日,伝票種
別,伝票番号,取引先コード,サイズコード,色コー
ド,商品コード,入荷予定数,登録日からなる。
【0051】受注管理システム3は,受信した発注書デ
ータをチェックし,内容に訂正がない場合には受注情報
ファイル92へ追加する(ステップS14)。発注書デ
ータの内容訂正が必要な場合には,訂正情報を商品情報
管理システム1へ返信するとともに,内容の合意がとれ
た場合には受注情報ファイル92に訂正された情報を追
加する。商品情報管理システム1では,訂正情報が入荷
予定データに関連するものである場合には,販売管理シ
ステム2に訂正情報を送信する。
ータをチェックし,内容に訂正がない場合には受注情報
ファイル92へ追加する(ステップS14)。発注書デ
ータの内容訂正が必要な場合には,訂正情報を商品情報
管理システム1へ返信するとともに,内容の合意がとれ
た場合には受注情報ファイル92に訂正された情報を追
加する。商品情報管理システム1では,訂正情報が入荷
予定データに関連するものである場合には,販売管理シ
ステム2に訂正情報を送信する。
【0052】次に,受信した発注書データ(受注デー
タ)をもとに,納入伝票作成手段82により納入伝票を
作成する(ステップS15)。続いて,納品用商品ファ
イル91にその商品についてタグの発行が必要であるこ
とが指示されているかどうかをチェックし,指示されて
いれば,タグ情報ファイル93を参照して,発注書デー
タからタグ情報の印刷パターンを生成しタグを発行する
(ステップS16)。商品の出荷時には,納入伝票を添
付してタグを同梱し,指定された小売店へ向けて商品を
出荷する(ステップS17)。
タ)をもとに,納入伝票作成手段82により納入伝票を
作成する(ステップS15)。続いて,納品用商品ファ
イル91にその商品についてタグの発行が必要であるこ
とが指示されているかどうかをチェックし,指示されて
いれば,タグ情報ファイル93を参照して,発注書デー
タからタグ情報の印刷パターンを生成しタグを発行する
(ステップS16)。商品の出荷時には,納入伝票を添
付してタグを同梱し,指定された小売店へ向けて商品を
出荷する(ステップS17)。
【0053】一方,販売管理システム2は,入荷予定デ
ータを納品情報ファイル62へ保管しておく(ステップ
S18)。商品入荷時には,納品情報ファイル62の入
荷予定データと納品数や破損などをつきあわせチェック
して受領確認を行う(ステップS19)。ここで,欠
品,品違い等があれば欠品手配情報・返品情報を商品情
報管理システム1に送信する。間違いがなければ入荷確
認データを商品情報管理システム1へ送信する。
ータを納品情報ファイル62へ保管しておく(ステップ
S18)。商品入荷時には,納品情報ファイル62の入
荷予定データと納品数や破損などをつきあわせチェック
して受領確認を行う(ステップS19)。ここで,欠
品,品違い等があれば欠品手配情報・返品情報を商品情
報管理システム1に送信する。間違いがなければ入荷確
認データを商品情報管理システム1へ送信する。
【0054】図10に,販売管理システム2で使用する
商品コードと受注管理システム3で使用する商品品番の
関係を示す。図10に示すように,小売業者が仕入伝票
等により商品発注を行う際に,販売管理システム2では
販売商品の識別に商品コードを用いて行う。このため,
商品情報管理システム1では,基本商品マスタデータ1
1を用いて,受信した発注データに含まれる商品コード
に対応する受注管理システム2で使用する商品品番を検
索して発注書データを作成し,受注管理システム3に送
信する。
商品コードと受注管理システム3で使用する商品品番の
関係を示す。図10に示すように,小売業者が仕入伝票
等により商品発注を行う際に,販売管理システム2では
販売商品の識別に商品コードを用いて行う。このため,
商品情報管理システム1では,基本商品マスタデータ1
1を用いて,受信した発注データに含まれる商品コード
に対応する受注管理システム2で使用する商品品番を検
索して発注書データを作成し,受注管理システム3に送
信する。
【0055】受注管理システム3では,受信した発注書
データから納入伝票を作成し,納品用商品ファイル91
にタグの発行が指示されている場合には,納入する商品
に添付するタグを発行する。タグは納入先の小売店舗で
使用する商品コードで表示する必要があるため,納品用
商品ファイル91を参照して商品品番を商品コードに変
換し,タグ情報ファイル93にあらかじめ登録されてい
る指定された表示形式のタグを発行する。
データから納入伝票を作成し,納品用商品ファイル91
にタグの発行が指示されている場合には,納入する商品
に添付するタグを発行する。タグは納入先の小売店舗で
使用する商品コードで表示する必要があるため,納品用
商品ファイル91を参照して商品品番を商品コードに変
換し,タグ情報ファイル93にあらかじめ登録されてい
る指定された表示形式のタグを発行する。
【0056】その後,小売店舗で,商品の売上があった
場合には,売上データを商品情報管理システム1に送信
する。図11に売上データの構成例を示す。売上データ
は,データ区分,店コード,売上計上日,売上種別,内
部管理コード,商品コード,売上数量,単価,値引額,
店舗送信日からなる。これにより,商品情報管理システ
ム1では,店舗の商品残数を把握することができ,商品
発注プログラム30は,販売管理システム2からの発注
データを待たずに,発注情報を作成することも可能とな
る。
場合には,売上データを商品情報管理システム1に送信
する。図11に売上データの構成例を示す。売上データ
は,データ区分,店コード,売上計上日,売上種別,内
部管理コード,商品コード,売上数量,単価,値引額,
店舗送信日からなる。これにより,商品情報管理システ
ム1では,店舗の商品残数を把握することができ,商品
発注プログラム30は,販売管理システム2からの発注
データを待たずに,発注情報を作成することも可能とな
る。
【0057】図12に従って,商品発注から商品納入ま
での処理の流れの具体例を説明する。
での処理の流れの具体例を説明する。
【0058】(1)小売店舗Pでは,ペン(商品コード
Aaa01)の赤(R),青(B)各20本,マーカ
(商品コードAaa02)の赤(R),青(B)各10
本を内容とする発注データ101を小売業者本部のサー
バシステムに送信する。小売店舗Qでは,ペン(商品コ
ードAaa01)の赤(R),青(B)各10本の発注
データ102を小売業者本部のサーバシステムに送信す
る。
Aaa01)の赤(R),青(B)各20本,マーカ
(商品コードAaa02)の赤(R),青(B)各10
本を内容とする発注データ101を小売業者本部のサー
バシステムに送信する。小売店舗Qでは,ペン(商品コ
ードAaa01)の赤(R),青(B)各10本の発注
データ102を小売業者本部のサーバシステムに送信す
る。
【0059】(2)小売業者本部のサーバシステムは,
基本商品マスタ111,取引先/店マスタ112,小売
店舗Pの発注データ101,小売店舗Qの発注データ1
02をもとに,商品コードと色等から取引先の商品品番
を抽出し,発注依頼データ113を作成する。ペン赤お
よび青の発注依頼数は各30本となる。ここで,ペンと
マーカを取り扱う取引先として取引先X,取引先Yが抽
出されている。
基本商品マスタ111,取引先/店マスタ112,小売
店舗Pの発注データ101,小売店舗Qの発注データ1
02をもとに,商品コードと色等から取引先の商品品番
を抽出し,発注依頼データ113を作成する。ペン赤お
よび青の発注依頼数は各30本となる。ここで,ペンと
マーカを取り扱う取引先として取引先X,取引先Yが抽
出されている。
【0060】(3)在庫確認で,取引先Xには,ペン赤
(商品コードAaa01:品番X011)の在庫が20
本,マーカ青は在庫切れ(0本)であること,取引先Y
にはペン赤およびマーカ青の在庫があることを確認す
る。
(商品コードAaa01:品番X011)の在庫が20
本,マーカ青は在庫切れ(0本)であること,取引先Y
にはペン赤およびマーカ青の在庫があることを確認す
る。
【0061】(4)取引先X,取引先Yごとの発注書デ
ータを作成する。在庫確認の結果から,取引先Xに対す
る「ペン赤20本,ペン青30本,マーカ赤10本」の
発注書データ114を取引先X(Xnnn )の商品品番を
用いて作成し,取引先Yに対する「ペン赤10本,マー
カ青10本」の発注書データ115を取引先Yの商品品
番(Ynnn )を用いて作成する。小売店舗が持つ商品情
報は,すべて小売業者本部の基本商品マスタ111に登
録された情報であるため,小売店舗P,Qからの発注デ
ータ101,102から,発注書データ114,115
を自動的に作成することが可能である。
ータを作成する。在庫確認の結果から,取引先Xに対す
る「ペン赤20本,ペン青30本,マーカ赤10本」の
発注書データ114を取引先X(Xnnn )の商品品番を
用いて作成し,取引先Yに対する「ペン赤10本,マー
カ青10本」の発注書データ115を取引先Yの商品品
番(Ynnn )を用いて作成する。小売店舗が持つ商品情
報は,すべて小売業者本部の基本商品マスタ111に登
録された情報であるため,小売店舗P,Qからの発注デ
ータ101,102から,発注書データ114,115
を自動的に作成することが可能である。
【0062】(5)取引先X,Yのシステムへ発注書デ
ータ114,115を送信する。
ータ114,115を送信する。
【0063】(6)小売店舗P,Qのシステムにも入荷
予定データを送信する。従来の技術では,小売店舗では
小売業者本部の発行した発注書そのものを入手するだけ
で,実際の仕入商品との対応付けが困難であることがあ
ったが,本システムでは,発注側のシステムと受注側の
システムとが,同じマスタデータに基づいて処理する構
成になっているため,発注書データの内容を入荷予定デ
ータとして直ちに受け入れることができるようになる。
予定データを送信する。従来の技術では,小売店舗では
小売業者本部の発行した発注書そのものを入手するだけ
で,実際の仕入商品との対応付けが困難であることがあ
ったが,本システムでは,発注側のシステムと受注側の
システムとが,同じマスタデータに基づいて処理する構
成になっているため,発注書データの内容を入荷予定デ
ータとして直ちに受け入れることができるようになる。
【0064】(7)取引先X,Yでは,受信した発注書
データをもとに納入伝票121,122を発行する。従
来の技術では,発注側のシステムと受注側のシステムと
が個別に構築されていたため,受注側のシステムでは,
発注書から伝票データを手入力などにより入力し,入力
したデータが正しいかどうかなどのつき合わせチェック
が必要であったのに対し,本システムでは,あらかじめ
受注側のシステムが発注側と同じマスタデータの商品情
報を持つため,受信した発注書データをそのまま受注デ
ータとして用いることができる。
データをもとに納入伝票121,122を発行する。従
来の技術では,発注側のシステムと受注側のシステムと
が個別に構築されていたため,受注側のシステムでは,
発注書から伝票データを手入力などにより入力し,入力
したデータが正しいかどうかなどのつき合わせチェック
が必要であったのに対し,本システムでは,あらかじめ
受注側のシステムが発注側と同じマスタデータの商品情
報を持つため,受信した発注書データをそのまま受注デ
ータとして用いることができる。
【0065】(8)商品コード,売価を記したタグ12
3を発行する。従来の技術では,受注側のシステムにお
いて売価を記したタグ123を発行する場合,受注デー
タからタグ情報を自動生成することができないため,商
品ごとに個別に人手を介してタグ情報の生成および印刷
が必要であった。本システムでは,受注側のシステム
が,発注側からあらかじめ通知された必要なマスタデー
タを保持するため,受注データからタグを自動発行する
ことが可能である。
3を発行する。従来の技術では,受注側のシステムにお
いて売価を記したタグ123を発行する場合,受注デー
タからタグ情報を自動生成することができないため,商
品ごとに個別に人手を介してタグ情報の生成および印刷
が必要であった。本システムでは,受注側のシステム
が,発注側からあらかじめ通知された必要なマスタデー
タを保持するため,受注データからタグを自動発行する
ことが可能である。
【0066】(9)納入伝票121,122を添付し
て,タグ123を同梱した商品を納入する。
て,タグ123を同梱した商品を納入する。
【0067】(10)小売店舗P,Qでは,納入された
商品を検品し,入荷確認データを小売本部へ送信する。
特に,従来の技術では,営業段階において商品の値引き
などがあった場合,発注側が意図してる仕入原価と,受
注側が管理している仕入原価とに不一致が生じるという
ようなことがあったが,本システムでは,発注側と受注
側とが同じマスタデータに基づく処理を行っているた
め,不一致が生じるということは解消される。
商品を検品し,入荷確認データを小売本部へ送信する。
特に,従来の技術では,営業段階において商品の値引き
などがあった場合,発注側が意図してる仕入原価と,受
注側が管理している仕入原価とに不一致が生じるという
ようなことがあったが,本システムでは,発注側と受注
側とが同じマスタデータに基づく処理を行っているた
め,不一致が生じるということは解消される。
【0068】(11)その後,小売店舗P,Qは,商品
が売れた場合には,売上データを小売業者本部のサーバ
システムへ送信する。これによって,小売業者本部にお
いて,売上などの集計を一括して行うことが可能であ
る。
が売れた場合には,売上データを小売業者本部のサーバ
システムへ送信する。これによって,小売業者本部にお
いて,売上などの集計を一括して行うことが可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
小売業者が商品販売に使用する商品情報や小売業者が発
注する際に使用する商品の情報と,卸業者が受注確認や
納品情報作成に使用する商品情報とを統一することがで
きる。これにより,発注/受注/納品/検品/販売とい
った商品取引のサイクルにおいて,価格違いや商品違い
などの誤りを一掃することができ,これらの業務および
取引を迅速,かつ正確,容易にすることが可能になる。
小売業者が商品販売に使用する商品情報や小売業者が発
注する際に使用する商品の情報と,卸業者が受注確認や
納品情報作成に使用する商品情報とを統一することがで
きる。これにより,発注/受注/納品/検品/販売とい
った商品取引のサイクルにおいて,価格違いや商品違い
などの誤りを一掃することができ,これらの業務および
取引を迅速,かつ正確,容易にすることが可能になる。
【0070】また,企業間毎に商品取引の価格情報の変
更などを行った結果を,統一的に反映することができ,
従来の技術では必要であった企業毎のデータ変更作業を
大幅に軽減することが可能になる。さらに,企業間での
情報の共通化,一元化により,卸業者の該当商品の在庫
情報などを,小売業者が容易に照会したり,小売業者側
の在庫情報や販売情報を卸業者側が照会するシステムも
容易に構築可能になる。
更などを行った結果を,統一的に反映することができ,
従来の技術では必要であった企業毎のデータ変更作業を
大幅に軽減することが可能になる。さらに,企業間での
情報の共通化,一元化により,卸業者の該当商品の在庫
情報などを,小売業者が容易に照会したり,小売業者側
の在庫情報や販売情報を卸業者側が照会するシステムも
容易に構築可能になる。
【0071】以上のように,小売業者と卸業者というよ
うに異なる業者間,企業間で使用する商品の管理情報を
一元化し,それぞれで使用する商品識別コードの対応関
係情報を持ち,これを介して相互の商品識別コードを利
用可能にすることにより,業務処理の負担軽減とデータ
の信頼性を高めることが可能となる。
うに異なる業者間,企業間で使用する商品の管理情報を
一元化し,それぞれで使用する商品識別コードの対応関
係情報を持ち,これを介して相互の商品識別コードを利
用可能にすることにより,業務処理の負担軽減とデータ
の信頼性を高めることが可能となる。
【図1】本発明のシステム構成例を示す図である。
【図2】基本商品マスタデータの構成例を示す図であ
る。
る。
【図3】取引先マスタデータの構成例を示す図である。
【図4】商品情報管理システムで管理する各種マスタデ
ータと,販売管理システムおよび受注管理システムで記
憶するデータの関係を示す図である。
ータと,販売管理システムおよび受注管理システムで記
憶するデータの関係を示す図である。
【図5】マスタデータのメンテナンス処理の流れの概要
を示す図である。
を示す図である。
【図6】商品発注から商品納入までの処理の流れの概要
を示す図である。
を示す図である。
【図7】発注データの構成例を示す図である。
【図8】発注書データの構成例を示す図である。
【図9】入荷予定データの構成例を示す図である。
【図10】販売管理システムで使用する商品コードと受
注管理システムで使用する商品品番の関係を説明するた
めの図である。
注管理システムで使用する商品品番の関係を説明するた
めの図である。
【図11】売上データの構成例を示す図である。
【図12】商品発注から商品納入までの具体的なデータ
の流れを示す図である。
の流れを示す図である。
1 商品情報管理システム(本部サーバ) 10 マスタデータ記憶手段 11 基本商品マスタデータ 12 取引先マスタデータ 13 店マスタデータ 14 店別商品マスタデータ 20 マスタメンテナンスプログラム 21 マスタ情報更新手段 22 更新情報送信手段 30 商品発注プログラム 31 発注情報作成手段 32 発注情報送信手段 2 販売管理システム(小売業者サテライトシステ
ム) 40 マスタ更新プログラム 41 更新情報受信手段 42 更新情報書込手段 50 仕入管理プログラム 51 欠品手配・返品情報チェック手段 61 店用商品ファイル 62 納品情報ファイル 3 受信管理システム(卸業者サテライトシステム) 70 マスタ更新プログラム 71 更新情報受信手段 72 更新情報書込手段 80 受注管理プログラム 81 受注情報チェック手段 82 納入伝票作成手段 83 タグ発行手段 91 納品用商品ファイル 92 受注情報ファイル 93 タグ情報ファイル
ム) 40 マスタ更新プログラム 41 更新情報受信手段 42 更新情報書込手段 50 仕入管理プログラム 51 欠品手配・返品情報チェック手段 61 店用商品ファイル 62 納品情報ファイル 3 受信管理システム(卸業者サテライトシステム) 70 マスタ更新プログラム 71 更新情報受信手段 72 更新情報書込手段 80 受注管理プログラム 81 受注情報チェック手段 82 納入伝票作成手段 83 タグ発行手段 91 納品用商品ファイル 92 受注情報ファイル 93 タグ情報ファイル
Claims (5)
- 【請求項1】 商品情報および商品の発注を管理するサ
ーバシステムと,取引先に設置されるサテライトシステ
ムからなる商品発注受注統合システムであって,前記サ
ーバシステムは,少なくとも商品名称および価格情報を
含む商品の基本情報とともに,販売商品のコード系と仕
入商品のコード系とを関連付ける情報を記憶する商品マ
スタデータ記憶手段と,前記商品マスタデータ記憶手段
の記憶内容が更新されたときに,その更新された情報を
前記サテライトシステムへ送信する手段とを備え,前記
販売商品のコード系と仕入商品のコード系とを関連付け
る情報に基づいて前記サーバシステムにおける発注管理
および前記サテライトシステムにおける受注管理が行わ
れるようにしたことを特徴とする商品発注受注統合シス
テム。 - 【請求項2】 請求項1記載の商品発注受注統合システ
ムにおいて,前記サテライトシステムは,受注した商品
を特定する情報を有する商品マスタデータと前記サーバ
システムからの受注データとをもとに,商品値札情報を
生成し,商品値札を発行する手段を備えることを特徴と
する商品発注受注統合システム。 - 【請求項3】 商品情報および商品の発注を管理する商
品情報管理システムと,商品の販売・仕入を管理する複
数の販売管理システムと,商品の受注を管理する複数の
受注管理システムとからなる商品発注受注統合システム
であって,前記商品情報管理システムは,商品の持つ基
本情報からなる基本商品マスタデータ,前記受注管理シ
ステムを持つ取引先の情報からなる取引先マスタデー
タ,前記販売管理システムを持つ店舗の情報からなる店
マスタデータ,および前記各店舗が取り扱う商品の情報
からなる店別商品マスタデータを記憶するマスタデータ
記憶手段と,前記マスタデータ記憶手段に記憶されたデ
ータのうち,前記受注管理システムが必要とするデータ
を前記受注管理システムへ送信し,前記販売管理システ
ムが必要とするデータを前記販売管理システムへ送信す
る手段と,前記マスタデータに基づいて商品の発注情報
を作成し,前記受注管理システムへ送信する手段と,前
記受注管理システムへ送信した発注情報を,商品を入荷
する店舗の販売管理システムへ入荷予定データとして送
信する手段とを備え,前記受注管理システムは,発注情
報を受信したときに,前記商品情報管理システムから送
信されたマスタデータに基づいて発注情報をチェックす
る手段と,受信した発注情報および前記マスタデータか
ら商品の納入のための伝票を作成し発行する手段とを備
え,前記販売管理システムは,入荷した商品の伝票と前
記商品情報管理システムから送信された入荷予定データ
とを照合し,商品の過不足が生じた場合に欠品手配情報
または返品情報を作成し,前記受注管理システムへ送信
する手段を備えることを特徴とする商品発注受注統合シ
ステム。 - 【請求項4】 商品情報および商品の発注を管理する商
品情報管理システムと,商品の販売・仕入を管理する複
数の販売管理システムと,商品の受注を管理する複数の
受注管理システムとからなる商品発注受注統合システム
における商品情報管理システムのプログラムを記憶した
記憶媒体であって,商品の持つ基本情報からなる基本商
品マスタデータ,前記受注管理システムを持つ取引先の
情報からなる取引先マスタデータ,前記販売管理システ
ムを持つ店舗の情報からなる店マスタデータ,および前
記各店舗が取り扱う商品の情報からなる店別商品マスタ
データを管理し,これらのデータが更新されたときに,
その更新されたデータを必要とする前記受注管理システ
ムもしくは前記販売管理システムまたはその双方に,更
新されたデータを送信する処理と,前記マスタデータに
基づいて商品の発注情報を作成し,前記受注管理システ
ムへ送信する処理と,前記受注管理システムへ送信した
発注情報を,商品を入荷する店舗の販売管理システムへ
入荷予定データとして送信する処理とを,計算機に実行
させるプログラムを記憶したことを特徴とする商品情報
管理プログラム記憶媒体。 - 【請求項5】 商品発注受注統合システムにおいて用ら
れる商品の基本情報を記憶する計算機が読み取り可能な
記憶媒体であって,各商品ごとに,少なくとも商品名
称,価格情報,その商品を納入する取引先情報,その商
品を販売する店の情報,取引先が使用する商品のコード
情報および商品を販売する店が使用する商品のコード情
報を記憶することを特徴とする商品マスタデータ記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30843399A JP2001125976A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 商品発注受注統合システム,商品情報管理プログラム記憶媒体および商品マスタデータ記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30843399A JP2001125976A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 商品発注受注統合システム,商品情報管理プログラム記憶媒体および商品マスタデータ記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001125976A true JP2001125976A (ja) | 2001-05-11 |
JP2001125976A5 JP2001125976A5 (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=17980997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30843399A Pending JP2001125976A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 商品発注受注統合システム,商品情報管理プログラム記憶媒体および商品マスタデータ記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001125976A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002095640A1 (fr) * | 2001-05-18 | 2002-11-28 | Nikon Corporation | Procede de fourniture de magasin virtuel, procede de recherche de sites, et procede de fourniture tableau d'affichage |
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-
1999
- 1999-10-29 JP JP30843399A patent/JP2001125976A/ja active Pending
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JP7350566B2 (ja) | 2019-08-22 | 2023-09-26 | 東芝テック株式会社 | 商品販売処理システム、商品販売処理装置及び方法、制御プログラム |
CN113763058A (zh) * | 2020-05-29 | 2021-12-07 | 北京沃东天骏信息技术有限公司 | 跨系统实现业务交互的方法和装置 |
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