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JP2001125499A - El表示装置 - Google Patents

El表示装置

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Publication number
JP2001125499A
JP2001125499A JP30207299A JP30207299A JP2001125499A JP 2001125499 A JP2001125499 A JP 2001125499A JP 30207299 A JP30207299 A JP 30207299A JP 30207299 A JP30207299 A JP 30207299A JP 2001125499 A JP2001125499 A JP 2001125499A
Authority
JP
Japan
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display element
display device
chip
spacer
reduced
Prior art date
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Pending
Application number
JP30207299A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Ota
和秀 太田
Masaaki Yano
正明 矢野
Mitsuharu Muta
光治 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP30207299A priority Critical patent/JP2001125499A/ja
Publication of JP2001125499A publication Critical patent/JP2001125499A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度ムラおよび消費電力が低減されたEL表
示装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のEL表示装置では、EL表示素
子20のデータラインおよびスキャンラインの引き出し
線と、プリント基板81上にCOBで実装されたICチ
ップ11とが、プリント基板81およびスペーサ82か
らなる一体部材8の内部を貫通して配設された多数の貫
通導電体14によって接続されている。貫通導電体14
は、FPCと異なって断面積が大きいうえに最短距離で
接続するので、配線抵抗とそのばらつきが低減される。
その結果、本発明のEL表示装置によれば、輝度ムラお
よび消費電力が低減されており、この効果は、電流が大
きい有機EL表示素子20において特に顕著である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機/無機とに関
わらずEL(エレクトロ・ルミネッセンス)表示装置の
技術分野に属し、特にEL表示装置の実装技術分野に属
する。なお、無機EL表示素子よりも有機EL表示素子
の方が電流をより多く必要とするので、本発明は有機E
L表示装置に特に好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、通常はICチップの端子またはプ
リント基板の配線と、単純マトリックス型EL表示素子
の引き出し線とを接続する手段としては、FPC(フレ
キシブル・プリント基板、Flexible Printed Circuit b
oard)が用いられていた。
【0003】通常のEL表示装置は、図3に示すよう
に、ガラス基盤1およびITO透明電極2をもつ単純マ
トリックス型EL表示素子20と、ICチップ11が実
装されたプリント基板81と、シリコーンゴムからなる
スペーサ7とを有する。そして、ICチップ11の端子
と単純マトリックス型EL表示素子20の引き出し線
(ITO透明電極)2とを接続する目的で、FPC12
が用いられていた。FPC12の一方の表面には、銅箔
からなる多数の導線が形成されており、各導線の断面積
は、幅200μm×厚さ18μm=3.6×103 μm
2 程度である。
【0004】FPC12の一端は、EL表示素子20の
引き出し線であるITO透明電極2にACF(異方導電
性接着フィルム)5を介して接続されており、FPC1
2の他端は、プリント基板81にハンダ付けで接続され
ている。また、このFPC12の他端付近には、ICフ
リップチップ11が、TAB(Tape Auromated Bondin
g)によって実装されている。それゆえ、ICチップ1
1は、プリント基板81に直接実装されているわけでは
なく、プリント基板81に接続されたFPC12に実装
されることにより、間接的にプリント基板81に実装さ
れている。そして、FPC12が側面に張り出すので、
このEL表示装置を収容するケース(図略)は、FPC
12が配設されている側には1mm近くのマージンをも
って内部空間を形成するようでなくてはならない。
【0005】ここで、この通常のEL表示装置の各構成
要素の名称については、本明細書の末尾にある符号の説
明の欄を参照されたい。
【0006】なお、EL表示装置の一例としては、特開
平9−306665号公報に開示されたものもあるが、
直近の従来技術としてはむしろ前述の通常のEL表示装
置が適当である。また、同公報に開示されているEL表
示装置では、厚さは薄くできるが面積が拡がり大型化す
るので、小型化の要求があるEL表示装置には好適では
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術(通常のEL表示装置)では、FPC12でI
Cチップ11とEL表示素子20とを接続しており、F
PC12上の配線が細くて電気抵抗が大きくなるうえ
に、配線長に比例して電気抵抗のばらつきも増え、電気
抵抗のばらつきが無視できないほど大きくなる。その結
果、従来技術のEL表示装置では、輝度ムラが大きくな
るうえに消費電力も大きく、消費電力がかさむという不
都合を生じる。この傾向は、最近主流になってきている
有機EL表示装置においては、特に顕著である。
【0008】そこで本発明は、従来技術に比べて輝度ム
ラおよび消費電力が低減されているEL表示装置を提供
することを解決すべき課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、発明者らは以下の手段を発明した。
【0010】(第1手段)本発明の第1手段は、データ
ラインおよびスキャンラインのそれぞれの引き出し線を
外縁部にもつ単純マトリックス型のEL表示素子と、該
EL表示素子の裏側を所定の距離を置いて覆うとともに
該EL表示素子を駆動するICチップが実装されたプリ
ント基板と、該単純マトリックス型EL表示素子と該プ
リント基板とを所定の距離を置いて接合するスペーサと
を有するEL表示装置である。本手段のEL表示装置の
特徴は、前記プリント基板と前記スペーサとは、互いに
一体的に接合された一体部材であることと、該プリント
基板および該スペーサを厚さ方向に貫いて形成された多
数の貫通孔の内部に配設され、前記ICチップの各端子
に接続された各プリント配線と各前記引き出し線とを接
続する多数の貫通導電体を有することとである。
【0011】このとき、スペーサはプリント基板と同じ
材料で構成され、かつ同じ厚さを有することが望まし
い。
【0012】ここで、貫通導電体による接続は、データ
ラインおよびスキャンラインのそれぞれの引き出し線の
全てに対してなされていることが、より有効な効果を得
るうえで望ましいが、このことは本手段の必須要件では
ない。すなわち、データラインおよびスキャンラインの
引き出し線のうち、一部にでも貫通導電体による接続が
なされていれば、本手段に含まれるものとする。
【0013】本手段では、FPCの代わりに多数の貫通
導電体によって、ICチップとEL表示素子とが接続さ
れており、貫通導電体にはFPCと異なって可撓性が要
求されないので、FPC上の配線よりも貫通導電体は太
い断面積をもつことができる。すると、貫通導電体はそ
の断面積を太く形成することができるうえに、FPCの
ように迂回することなく最短距離でプリント基板とEL
表示素子とを接続することができる。それゆえ、貫通導
電体の電気抵抗が小さくなるうえに、貫通導電体におけ
る電気抵抗のばらつきも小さくすることができる。その
結果、本手段によれば、配線抵抗およびそのばらつきが
低減されるので、輝度ムラおよび消費電力が低減される
という効果がある。この効果は、最近主流になってきて
いる有機EL表示装置においては、無機EL表示装置よ
りも電流が大きいので、特に顕著である。
【0014】そればかりではなく、プリント基板とスペ
ーサとが一体部材によって構成されており、さらに各貫
通導電体も同一体部材に形成された貫通孔の中に配設さ
れているので、部品点数が減り組立工数が低減される。
そのうえ、ICチップを実装するにあたって、FPC上
にTABによってICチップを実装する必要がなくな
り、COB(Chip on Board )でプリント基板上に直接
ICチップを実装することができるようになる。それゆ
え、ICチップの実装にかかる工数も低減され、前述の
組立工数の低減効果がいっそう顕著になる。その結果、
コストダウンの効果も得られるようになる。
【0015】したがって本手段によれば、輝度ムラおよ
び消費電力が低減されるという効果があるうえに、コス
トダウンの効果もある。
【0016】(第2手段)本発明の第2手段は、前述の
第1手段のEL表示装置において、前記貫通導電体は、
前記貫通孔の内周面に密着して形成された中空銅線と、
該中空銅線の中空部を埋め前記EL表示素子に向かって
突起部を形成するハンダ線とを有することを特徴とす
る。
【0017】本手段では、一体部材のプリント基板およ
びスペーサを貫通している貫通孔の内周面に、無電解メ
ッキを施すことによって中空銅線を形成することができ
る。そしてさらに、その中空部に溶けたハンダを吸い込
ませてハンダ線を形成することにより、容易に同心円状
の二重構造をもつ前述の貫通導電体を形成することがで
きる。以上の貫通導電体の製造工程には、あまり工数が
かかるわけではないので、比較的安価に貫通導電体を形
成することが可能になる。しかも、貫通導電体の配線抵
抗は、ハンダ線の導電性の分だけ、中空銅線だけの場合
よりもいっそう低減されている。
【0018】そればかりではなく、ハンダ線は、EL表
示素子に向かって突起部(バンプ)を形成するので、A
CFによってEL表示素子の引き出し線と接続すること
が、容易かつ確実になる。
【0019】したがって本手段によれば、前述の第1手
段の効果がより顕著になるだけではなく、ACF(異方
導電性接着フィルム、Aniso-Conduction Film )による
EL表示素子の引き出し線との接続が容易かつ確実にな
るという効果がある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のEL表示装置がもつ実施
の形態については、当業者に実施可能な理解が得られる
よう、以下の実施例で明確かつ十分に説明する。
【0021】[実施例1] (実施例1の構成)本発明の実施例1としてのEL表示
装置は、図1に示すように、有機EL表示素子20と、
ICチップ11が実装されたプリント基板81と、両者
20,81を所定の距離を置いて互いに接合するスペー
サ82とを有する。ここで、プリント基板81とスペー
サ82とは、互いに一体的に接合された一体部材8であ
る。また、一体部材8を構成するプリント基板81およ
びスペーサ82を厚さ方向に貫いて多数の貫通孔が等間
隔に形成されており、各貫通孔の内部には、貫通導電体
14が配設されている。そして、各貫通導電体14は、
ICチップ11の各端子に接続された各プリント配線1
3と有機EL表示素子20の各引き出し線2とを接続す
る金属線である。
【0022】有機EL表示素子20は、単純マトリック
ス型EL表示素子であり、ガラス基板1と、ガラス基板
1の背面に形成された発光層および二層の電極層とをも
つ。これらの電極層のうち一方は、ITO透明電極から
なるデータライン(陽極)であり、ガラス基板1の左右
両側の外縁部に、一本おきに交互に引き出し線2を形成
している。そして、他方はアルミニウムなどの金属膜か
らなるスキャンライン(陰極)であり、ガラス基板1の
上方の外縁部に引き出し線(ACF5と当接している部
分)を形成している。
【0023】有機EL発光膜21は、データライン(陽
極)であるITO透明電極2の背面に接合して形成され
た薄膜であり、ホール注入層、ホール輸送層、発光層、
電子輸送層および電子注入層からなる。有機EL発光膜
21の背面には、図示しないが、ITO透明電極2と直
交する方向にストライプ状に多数の金属膜電極からなる
スキャンライン(陰極)が形成されている。
【0024】ここで、有機EL表示素子20の背面のう
ち、発光部はステンレス鋼製の封止キャップ3によって
覆われて封止されている。その封止部では、セル封止剤
4によって、有機EL表示素子20の背面と封止キャッ
プ3の外縁部とが接着されている。
【0025】プリント基板81は、ガラスエポキシ基板
の表面に銅箔のプリント配線13が形成されたPWB
(Printed Wire Board)であり、有機EL表示素子20
の裏側を所定の距離を置いて覆っている。そして、プリ
ント基板81の有機EL表示素子20に背向する側に
は、プリント配線13が形成されており、さらに有機E
L表示素子20を駆動するICチップ11が実装されて
いる。ICチップ11は、その底面から突出した多数の
バンプを端子としてもつフリップチップであって、CO
Bによってプリント基板81に実装されている。そし
て、ICチップ11のプリント配線13との接続部は、
IC封止剤10によって封止されて保護されている。
【0026】スペーサ82は、有機EL表示素子20と
プリント基板81とを所定の距離を置いて接合する部材
であり、プリント基板81と一体的にガラスエポキシ基
板が一枚または複数枚積層されて構成されている。
【0027】図2に示すように、スペーサ82は、前述
の有機EL表示素子20のスキャンラインおよびデータ
ラインの引き出し線2(図1参照)の位置に対応して、
コの字型の立体形状をしている。そして、これらの引き
出し線2の位置に対応した位置に、プリント基板81お
よびスペーサ82を厚さ方向に貫いて多数の貫通孔が形
成されている。これらの貫通孔の内部には、ICチップ
11の各端子に接続された各プリント配線13と各引き
出し線2とを接続する多数の貫通導電体14が配設され
ている。前述のように、データラインの引き出し線2が
左右に振り分けられている場合、貫通導電体14の直径
はやや大きめに取ることができ、最大で0.3mm、今
回は0.2mmである。
【0028】そして、各貫通導電体14は、各貫通孔の
内周面に密着して形成された中空銅線と、この中空銅線
の中空部を埋め有機EL表示素子20の外縁部に向かっ
て突起部(バンプ)を形成するハンダ線とを有する。再
び図1に示すように、各貫通導電体14は、ハンダから
なる突起部でACF5を介して有機EL表示素子20の
各引き出し線2に接続されている。
【0029】ここで、貫通導電体14の製造方法につい
て言及する。すなわち、プリント基板81およびスペー
サ82が一体部材8として製造された後、前述の多数の
貫通孔がドリルで所定位置に開けられる。そして、貫通
導電体14のうち中空銅線は、これらの貫通孔の内周面
に無電解メッキを施すことによって形成されている。そ
してさらに、その中空部に溶けたハンダを吸い込ませて
ハンダ線が形成されており、このようにして同心円状の
二重構造をもつ貫通導電体14が形成されている。この
ような貫通導電体14の製造工程には、あまり工数がか
かるわけではないので、比較的安価かつ容易に貫通導電
体14を形成することが可能である。しかも、貫通導電
体14の配線抵抗は、ハンダ線の導電性の分だけ中空銅
線のみの場合よりもいっそう低減されている。
【0030】それでは、貫通導電体14の配線抵抗は、
どの程度従来技術に比べて低減されているのかという
と、直径0.2mmの貫通導電体14の円形断面の断面
積は、31×103 μm2 程度である。一方、従来の技
術の項で述べたように、標準的なFPCの配線の断面積
は、3.6×103 μm2 程度である。しかも、貫通導
電体14はFPCと異なって最短距離で接続しているか
ら、貫通導電体14の配線抵抗は、従来技術のFPCの
配線抵抗に比べて一桁近く低減しているものと推算され
る。
【0031】(実施例1の作用効果)本実施例のEL表
示装置は、以上のように構成されているので、以下のよ
うな作用効果を発揮する。
【0032】本実施例のEL表示装置では、前述のよう
に、従来技術と異なって、FPC12の代わりに多数の
貫通導電体14によってICチップ11と有機EL表示
素子20とが接続されている。すると、貫通導電体14
にはFPC12と異なって可撓性が要求されないので、
FPC12上の配線よりも各貫通導電体14はずっと太
い断面積をもつことができる。それゆえ、各貫通導電体
14はその断面積を太くできるうえに、FPC12のよ
うに迂回することなく最短距離でプリント基板81と有
機EL表示素子20とを接続することができる。その結
果、各貫通導電体14の電気抵抗を小さくすることがで
きるうえに、電気抵抗のばらつきも小さくすることがで
きる。
【0033】したがって、本実施例のEL表示装置によ
れば、配線抵抗およびそのばらつきが低減されるので、
輝度ムラおよび消費電力が低減されるという効果があ
る。この効果は、本実施例のように、最近主流になって
きている有機EL表示装置においては、無機EL表示装
置よりも電流が大きいので、特に顕著である。
【0034】そればかりではなく、プリント基板81と
スペーサ82とが一体部材8によって構成されており、
さらに各貫通導電体14も一体部材8に形成された貫通
孔の中に配設されているので、部品点数が減り組立工数
が低減される。そのうえ、ICチップ11を実装するに
あたって、FPC12上にTABによってICチップ1
1を実装する必要がなくなり、COB(Chip on Board
)でプリント基板81上に直接ICチップ11を実装
することができるようになる。それゆえ、ICチップ1
1の実装にかかる工数も低減され、前述の組立工数の低
減効果がいっそう顕著になる。その結果、コストダウン
の効果も得られるようになる。
【0035】また、一体部材8のプリント基板81およ
びスペーサ82を貫通している貫通孔の内周面に、無電
解メッキによって中空銅線が形成され、さらにその中空
部に溶けたハンダを吸い込ませてハンダ線が形成されて
いる。こうして、比較的容易に同心円状の二重構造をも
つ貫通導電体14が形成されている。以上の貫通導電体
14の製造工程には、あまり工数がかかるわけではない
ので、比較的安価に貫通導電体14を形成することが可
能になる。しかも、貫通導電体14の配線抵抗は、ハン
ダ線の導電性の分だけ、中空銅線だけの場合よりもいっ
そう低減されている。そればかりではなく、貫通導電体
14のハンダ線は、有機EL表示素子20に向かって突
起部(バンプ)を形成するので、ACF5によって有機
EL表示素子20のITO2からなる引き出し線と接続
することが、容易かつ確実になるという効果がある。
【0036】以上を要約すると、本実施例のEL表示装
置によれば、輝度ムラおよび消費電力が低減されるとい
う効果があるうえに、コストダウンの効果と、より確実
な接続が得られるという効果とがある。
【0037】(実施例1の変形態様1)本実施例の変形
態様1として、本実施例では有機EL表示素子20の上
方にだけ引き出していたスキャンラインを、データライ
ンと同様に交互に上下両方向に引き出し、それぞれにつ
いてスペーサ82および貫通導電体14を形成したEL
表示装置の実施が可能である。この場合、スペーサ82
は、コの字型ではなく、ロの字型に全周囲に形成され、
有機EL表示素子20の背面の全周を囲むようになる。
【0038】本変形態様では、スキャンラインについて
も、データラインと同様に貫通導電体14の突起と広い
面積で接触でき、またスキャンラインへの貫通導電体1
4も太くすることができる。したがって、本変形態様に
よれば、スキャンラインについてもいっそう配線抵抗お
よびそのばらつきが低減されるので、輝度ムラおよび消
費電力がよりいっそう低減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1としてのEL表示装置の構成を示す
断面図
【図2】 実施例1としてのEL表示装置の要部構成を
示す部分断面斜視図
【図3】 従来技術としてのEL表示装置の構成を示す
断面図
【符号の説明】
20:有機EL表示素子 1:ガラス基板(厚さ1.1mm) 2:ITO透明電極(厚さ170nm、シート抵抗10
Ω/□) 21:有機EL膜(裏面に図示しない金属膜電極が形成
されている) 3:封止キャップ(SUS403製プレス鋼板)
4:セル封止剤 5:AFC(異方導電性接着フィルム、Aniso-Conducti
on Film ) 6:FPC封止剤 7:スペーサ(シリコーンゴム
製) 8:一体部材 81:プリント基板(ガラスエポキシ基板、厚さ1.6
mm) 82:スペーサ(積層ガラスエポキシ基板) 9:ハンダ 10:IC封止剤 11:ICフリッ
プチップ 12:FPC(フレキシブル・プリント基板) 13:銅箔パターン配線 14:貫通導電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 正明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 牟田 光治 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3K007 AB00 AB02 AB06 BA06 FA02 5G435 AA16 BB05 CC09 EE32 EE36 EE42 HH12 HH14 KK02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データラインおよびスキャンラインのそ
    れぞれの引き出し線を外縁部にもつ単純マトリックス型
    のEL表示素子と、 該EL表示素子の裏側を所定の距離を置いて覆い、該E
    L表示素子を駆動するICチップが実装されたプリント
    基板と、 該単純マトリックス型EL表示素子と該プリント基板と
    を所定の距離を置いて接合するスペーサと、を有するE
    L表示装置において、 前記プリント基板と前記スペーサとは、互いに一体的に
    接合された一体部材であり、 該プリント基板および該スペーサを厚さ方向に貫いて形
    成された多数の貫通孔の内部に配設され、前記ICチッ
    プの各端子に接続された各プリント配線と各前記引き出
    し線とを接続する多数の貫通導電体を有することを特徴
    とする、 EL表示装置。
  2. 【請求項2】 前記貫通導電体は、前記貫通孔の内周面
    に密着して形成された中空銅線と、該中空銅線の中空部
    を埋め前記EL表示素子に向かって突起部を形成するハ
    ンダ線とを有する、 請求項1記載のEL表示装置。
JP30207299A 1999-10-25 1999-10-25 El表示装置 Pending JP2001125499A (ja)

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