JP2001124373A - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置Info
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- JP2001124373A JP2001124373A JP30380299A JP30380299A JP2001124373A JP 2001124373 A JP2001124373 A JP 2001124373A JP 30380299 A JP30380299 A JP 30380299A JP 30380299 A JP30380299 A JP 30380299A JP 2001124373 A JP2001124373 A JP 2001124373A
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- Japan
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- fan
- humidified air
- humidifying
- passage
- water
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加湿空気を外部に漏らさず、加湿能力を維持
しつつ結露水によるファンやモータの浸水を防止できる
ファン装置をもつ加湿装置を提供する。 【解決手段】 ファンケース(2)内にファン(26)を収容
するとともに、吸い込んだ空気を加湿してファン(26)に
よって室内に供給する加湿装置。ファンケース(2)の底
部(5)に水抜き穴(6)を設けるとともに、この水抜き穴
(6)を通った水および加湿空気を、加湿空気の吐出口(4)
に合流させる通路(7)を設ける。この通路(7)の底面を、
吐出口(4)に近づくほど低くなるように傾斜させる。
しつつ結露水によるファンやモータの浸水を防止できる
ファン装置をもつ加湿装置を提供する。 【解決手段】 ファンケース(2)内にファン(26)を収容
するとともに、吸い込んだ空気を加湿してファン(26)に
よって室内に供給する加湿装置。ファンケース(2)の底
部(5)に水抜き穴(6)を設けるとともに、この水抜き穴
(6)を通った水および加湿空気を、加湿空気の吐出口(4)
に合流させる通路(7)を設ける。この通路(7)の底面を、
吐出口(4)に近づくほど低くなるように傾斜させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸い込んだ空気を
加湿し、ファンケース内に収容されたファンによって、
室内の空気調和機などに供給する加湿装置に関する。
加湿し、ファンケース内に収容されたファンによって、
室内の空気調和機などに供給する加湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加湿装置として、例えば
未公開ではあるが特願平11−272137号で提案さ
れているものがある。この加湿装置13は、図2の概略
構成図に示すように、空気調和機の室外ユニット12の
上部に取り付けられ、暖房時に外気から取り込んだ湿気
を、加湿ホース14を経て室内ユニット11に供給す
る。上記加湿装置13は、図3の詳細模式図に示すよう
に、ケーシング15内が仕切り板16によって吸湿通路
17と加湿通路18に区切られるとともに、両通路に跨
って軸支された円板状の加湿ロータ19が、枢軸19a
の周りにモータによって回転駆動される。加湿ロータ1
9は、シリカゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材をハ
ニカム状に成形してなり、吸湿通路17側に入ったと
き、吸湿用ファン20で矢印Aの如く流される外気から
水分を吸着する一方、加湿通路18側に入ったとき、加
湿用ファン21で矢印Bの如く吸い込まれる外気に、ま
ず外周部で熱を与え,次いで内周部でヒータ22を抜け
て加熱された外気に上記吸着した水分を放出し、これに
よって得られた加湿空気が、加湿用ファン21から加湿
ホース14(図2参照)を経て室内ユニット11に供給さ
れるようになっている。
未公開ではあるが特願平11−272137号で提案さ
れているものがある。この加湿装置13は、図2の概略
構成図に示すように、空気調和機の室外ユニット12の
上部に取り付けられ、暖房時に外気から取り込んだ湿気
を、加湿ホース14を経て室内ユニット11に供給す
る。上記加湿装置13は、図3の詳細模式図に示すよう
に、ケーシング15内が仕切り板16によって吸湿通路
17と加湿通路18に区切られるとともに、両通路に跨
って軸支された円板状の加湿ロータ19が、枢軸19a
の周りにモータによって回転駆動される。加湿ロータ1
9は、シリカゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材をハ
ニカム状に成形してなり、吸湿通路17側に入ったと
き、吸湿用ファン20で矢印Aの如く流される外気から
水分を吸着する一方、加湿通路18側に入ったとき、加
湿用ファン21で矢印Bの如く吸い込まれる外気に、ま
ず外周部で熱を与え,次いで内周部でヒータ22を抜け
て加熱された外気に上記吸着した水分を放出し、これに
よって得られた加湿空気が、加湿用ファン21から加湿
ホース14(図2参照)を経て室内ユニット11に供給さ
れるようになっている。
【0003】図4は、加湿空気を室内ユニットに供給す
る上記加湿用ファン21(以下、ファン装置と呼ぶ)の詳
細を示している。このファン装置21は、図4(A)が平
面図, 図4(B)がそのb-b線に沿う断面図であることか
ら判るように、加湿装置13の下部にファンケース22
を水平に取り付けてなる。ファンケース22は、上面に
吸込口23,側面に吐出口24,底面に突出部25を有
し、ファンケース22内に収容したファン26を、底面
中央に突設した支軸27で枢支するとともに、底部のプ
リント配線基板28に設けたコイル29とファン26に
設けた磁石30からなるモータによって回転駆動して、
図4(B)の矢印で示すように加湿空気を吸い込んで吐出
するようになっている。
る上記加湿用ファン21(以下、ファン装置と呼ぶ)の詳
細を示している。このファン装置21は、図4(A)が平
面図, 図4(B)がそのb-b線に沿う断面図であることか
ら判るように、加湿装置13の下部にファンケース22
を水平に取り付けてなる。ファンケース22は、上面に
吸込口23,側面に吐出口24,底面に突出部25を有
し、ファンケース22内に収容したファン26を、底面
中央に突設した支軸27で枢支するとともに、底部のプ
リント配線基板28に設けたコイル29とファン26に
設けた磁石30からなるモータによって回転駆動して、
図4(B)の矢印で示すように加湿空気を吸い込んで吐出
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ファン装置21は、室外ユニット12の加湿装置13の
下部に、プリント配線基板28を下にしてファンケース
22が水平に取り付けられるため、外気温が低い場合、
圧送される加湿空気中の水分がファンケース22内で結
露して底面の突出部25に溜まり、プリント配線基板2
8,コイル29,ファン26の一部が浸水して、漏電が生
じたり、劣化したり不衛生になるという問題がある。そ
のため、上記従来のファン装置21では、図4(C)に示
すように、底面の突出部25の外周数個所に水抜き穴3
1を設けて、結露水を排出するようにしている。しか
し、ファンケース22に複数の水抜き穴31を設ける
と、結露水と一緒に加湿空気が外部へ漏れて加湿能力が
低下するという問題や、漏れ出した加湿空気に対して加
湿装置13,室外ユニット12の要部で結露が発生する
ため、遮蔽する対策が必要になるという問題が新たに生
じる。
ファン装置21は、室外ユニット12の加湿装置13の
下部に、プリント配線基板28を下にしてファンケース
22が水平に取り付けられるため、外気温が低い場合、
圧送される加湿空気中の水分がファンケース22内で結
露して底面の突出部25に溜まり、プリント配線基板2
8,コイル29,ファン26の一部が浸水して、漏電が生
じたり、劣化したり不衛生になるという問題がある。そ
のため、上記従来のファン装置21では、図4(C)に示
すように、底面の突出部25の外周数個所に水抜き穴3
1を設けて、結露水を排出するようにしている。しか
し、ファンケース22に複数の水抜き穴31を設ける
と、結露水と一緒に加湿空気が外部へ漏れて加湿能力が
低下するという問題や、漏れ出した加湿空気に対して加
湿装置13,室外ユニット12の要部で結露が発生する
ため、遮蔽する対策が必要になるという問題が新たに生
じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、水抜き穴付近の
ファンケースの構造を工夫することによって、加湿空気
を外部へ漏らすことなく結露水のみを排出することがで
き、加湿能力を減じることなく、プリント配線基板やモ
ータの浸水を防いで耐用寿命を延ばすことができる加湿
装置を提供することにある。
ファンケースの構造を工夫することによって、加湿空気
を外部へ漏らすことなく結露水のみを排出することがで
き、加湿能力を減じることなく、プリント配線基板やモ
ータの浸水を防いで耐用寿命を延ばすことができる加湿
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ファンケース内にファンを収容
するとともに、吸い込んだ空気を加湿して上記ファンに
よって室内に供給する加湿装置において、上記ファンケ
ースの底部に水抜き穴を設けるとともに、この水抜き穴
を通った水および加湿空気を、加湿空気の吐出口に合流
させる通路を設けたことを特徴とする。
め、請求項1の発明は、ファンケース内にファンを収容
するとともに、吸い込んだ空気を加湿して上記ファンに
よって室内に供給する加湿装置において、上記ファンケ
ースの底部に水抜き穴を設けるとともに、この水抜き穴
を通った水および加湿空気を、加湿空気の吐出口に合流
させる通路を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項1の加湿装置によれば、ファンケー
スの底部に水抜き穴を設け、この水抜き穴を通った水お
よび加湿空気を、加湿空気の吐出口に合流させる通路を
設けているので、外気温が低くて圧送される加湿空気中
の水分が結露しても、この結露水は、加湿空気の一部と
共にファンケースの底部の上記水抜き穴から上記通路を
経て加湿空気の吐出口に導かれる。また、上記通路内面
で発生した結露水も加湿空気の吐出口に導かれる。そし
て、加湿空気は、圧送される加湿空気に合流して吐出口
に接続された加湿ホース等を経て室内へ供給される一
方、結露水は上記加湿ホースの底を伝って加湿空気の圧
送を妨げない個所でホース外へ排出される。従って、加
湿空気を外部へ漏らすことなくファンケースの底部に集
まる結露水を外部へ排出でき、加湿能力を減じることな
く、ファンやプリント配線基板やモータの浸水を防いで
これらの耐用寿命を延ばすことができる。
スの底部に水抜き穴を設け、この水抜き穴を通った水お
よび加湿空気を、加湿空気の吐出口に合流させる通路を
設けているので、外気温が低くて圧送される加湿空気中
の水分が結露しても、この結露水は、加湿空気の一部と
共にファンケースの底部の上記水抜き穴から上記通路を
経て加湿空気の吐出口に導かれる。また、上記通路内面
で発生した結露水も加湿空気の吐出口に導かれる。そし
て、加湿空気は、圧送される加湿空気に合流して吐出口
に接続された加湿ホース等を経て室内へ供給される一
方、結露水は上記加湿ホースの底を伝って加湿空気の圧
送を妨げない個所でホース外へ排出される。従って、加
湿空気を外部へ漏らすことなくファンケースの底部に集
まる結露水を外部へ排出でき、加湿能力を減じることな
く、ファンやプリント配線基板やモータの浸水を防いで
これらの耐用寿命を延ばすことができる。
【0008】請求項2の加湿装置は、上記通路の底面
が、上記吐出口に近づくほど低くなるように傾斜してい
ることを特徴とする。
が、上記吐出口に近づくほど低くなるように傾斜してい
ることを特徴とする。
【0009】請求項2の加湿装置によれば、ファンケー
スの底部の上記水抜き穴を通った結露水は、吐出口へ向
かうほど低くなる上記通路の底面を容易に流れ下って吐
出口に導かれ、吐出口に接続された加湿ホース等の底を
伝って加湿空気の圧送を妨げない個所でホース外へ排出
される。従って、請求項1で述べた作用に加えて、結露
水を円滑にファンケース外へ導けるという利点がある。
スの底部の上記水抜き穴を通った結露水は、吐出口へ向
かうほど低くなる上記通路の底面を容易に流れ下って吐
出口に導かれ、吐出口に接続された加湿ホース等の底を
伝って加湿空気の圧送を妨げない個所でホース外へ排出
される。従って、請求項1で述べた作用に加えて、結露
水を円滑にファンケース外へ導けるという利点がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。図1(A),(B)は、本発明の加
湿装置の下部に水平に取り付けられ、加湿空気を室内に
向けて供給するファン装置の平面図およびそのb-b線に
沿う断面図である。上記加湿装置13を含む空気調和機
の室内,室外ユニット11,12の構成および加湿装置1
3に対する上記ファン装置の取付け態様は、図2,図3
で述べた例と同じである。
により詳細に説明する。図1(A),(B)は、本発明の加
湿装置の下部に水平に取り付けられ、加湿空気を室内に
向けて供給するファン装置の平面図およびそのb-b線に
沿う断面図である。上記加湿装置13を含む空気調和機
の室内,室外ユニット11,12の構成および加湿装置1
3に対する上記ファン装置の取付け態様は、図2,図3
で述べた例と同じである。
【0011】上記ファン装置1は、上面に吸込口3,側
面に吐出口4,底面に突出部5を有するファンケース2
内に、図示しないが図4(B)で述べたと同じファン26
(図1(A)の一点鎖線参照),支軸27,プリント配線基板
28,コイル29,磁石30を収容するとともに、ファン
ケース2の底面の突出部5の外周数個所に水抜き穴6を
設け、この水抜き穴6を通った水9および加湿空気(破
線矢印B)を、加湿空気(破線矢印C)の吐出口4に合流
させる通路7を設けている。また、吐出口4および上記
通路7の出口に、合流した加湿空気(破線矢印D)および
水(矢印A)を、室内ユニット11に連なる加湿ホース1
4に導く連結ダクト8を接続している。なお、上記水
は、連結ダクト8および加湿ホース14の底を伝って加
湿空気の圧送を妨げない個所でホース外へ排出される。
また、上記通路7の底面は、図4(B)に示すように、吐
出口4に近づくほど低くなるように傾斜している。
面に吐出口4,底面に突出部5を有するファンケース2
内に、図示しないが図4(B)で述べたと同じファン26
(図1(A)の一点鎖線参照),支軸27,プリント配線基板
28,コイル29,磁石30を収容するとともに、ファン
ケース2の底面の突出部5の外周数個所に水抜き穴6を
設け、この水抜き穴6を通った水9および加湿空気(破
線矢印B)を、加湿空気(破線矢印C)の吐出口4に合流
させる通路7を設けている。また、吐出口4および上記
通路7の出口に、合流した加湿空気(破線矢印D)および
水(矢印A)を、室内ユニット11に連なる加湿ホース1
4に導く連結ダクト8を接続している。なお、上記水
は、連結ダクト8および加湿ホース14の底を伝って加
湿空気の圧送を妨げない個所でホース外へ排出される。
また、上記通路7の底面は、図4(B)に示すように、吐
出口4に近づくほど低くなるように傾斜している。
【0012】上記実施の形態の空気調和機の室内,室外
ユニット11,12および加湿装置13の作用は、図2,
3で述べたと同じなので、上記構成のファン装置のみに
ついてその作用を述べる。加湿装置13で発生された加
湿空気は、ファンケース2内のモータで駆動されるファ
ン26によって吸込口3から吸い込まれ、吐出口4から
連結ダクト8へ破線矢印Cの如く圧送される。外気温が
低い場合、ファンケース2に吸い込まれた加湿空気中の
水分は結露し、ケース壁を伝って流れ落ちて、結露水9
となって底面の水抜き穴6を通って通路7に入るが、加
湿空気の一部も破線矢印で示すように水抜き穴6を経て
通路7に流入する。そして、通路7に入った加湿空気
は、吐出口4において、破線矢印Cの如く吹き出される
加湿空気に破線矢印Bの如く合流して、連結ダクト8を
経て破線矢印Dの如く室内ユニット11に連なる加湿ホ
ース14に供給される一方、結露水9は、吐出口4へ向
かって下り勾配で傾斜する通路7の底面を容易に流れ下
り、続いて連結ダクト8の底面を矢印Aの如く流れて加
湿ホース14に入り、加湿空気の圧送を妨げない個所で
ホース外へ排出される。
ユニット11,12および加湿装置13の作用は、図2,
3で述べたと同じなので、上記構成のファン装置のみに
ついてその作用を述べる。加湿装置13で発生された加
湿空気は、ファンケース2内のモータで駆動されるファ
ン26によって吸込口3から吸い込まれ、吐出口4から
連結ダクト8へ破線矢印Cの如く圧送される。外気温が
低い場合、ファンケース2に吸い込まれた加湿空気中の
水分は結露し、ケース壁を伝って流れ落ちて、結露水9
となって底面の水抜き穴6を通って通路7に入るが、加
湿空気の一部も破線矢印で示すように水抜き穴6を経て
通路7に流入する。そして、通路7に入った加湿空気
は、吐出口4において、破線矢印Cの如く吹き出される
加湿空気に破線矢印Bの如く合流して、連結ダクト8を
経て破線矢印Dの如く室内ユニット11に連なる加湿ホ
ース14に供給される一方、結露水9は、吐出口4へ向
かって下り勾配で傾斜する通路7の底面を容易に流れ下
り、続いて連結ダクト8の底面を矢印Aの如く流れて加
湿ホース14に入り、加湿空気の圧送を妨げない個所で
ホース外へ排出される。
【0013】従って、外気温が低くて加湿空気がファン
ケース2内で結露する場合でも、結露水9は、水抜き穴
6の下部に連なる通路7,連結ダクト8,加湿ホース14
を経て、加湿空気を外部へ漏らすことなく,また加湿空
気の圧送が妨げられることなく外部へ排出されるから、
加湿装置13の加湿能力を減じることなく、ファン26
やプリント配線基板28やコイル29と磁石30からな
るモータの浸水が防がれ、これら部材の耐用寿命を延ば
すことができる。なお、上記実施の形態では、通路7の
底面が吐出口4に近づくほど低くなるように傾斜してい
るので、結露水9を円滑にファンケース2外へ導けると
いう利点がある。また、上記実施の形態では、ファン2
6の駆動モータ29,30がファンケース2内に収納さ
れているが、駆動モータをファンケースの外面に取り付
け、その出力軸のみをファンケース内に突出させるよう
にしてもよい。
ケース2内で結露する場合でも、結露水9は、水抜き穴
6の下部に連なる通路7,連結ダクト8,加湿ホース14
を経て、加湿空気を外部へ漏らすことなく,また加湿空
気の圧送が妨げられることなく外部へ排出されるから、
加湿装置13の加湿能力を減じることなく、ファン26
やプリント配線基板28やコイル29と磁石30からな
るモータの浸水が防がれ、これら部材の耐用寿命を延ば
すことができる。なお、上記実施の形態では、通路7の
底面が吐出口4に近づくほど低くなるように傾斜してい
るので、結露水9を円滑にファンケース2外へ導けると
いう利点がある。また、上記実施の形態では、ファン2
6の駆動モータ29,30がファンケース2内に収納さ
れているが、駆動モータをファンケースの外面に取り付
け、その出力軸のみをファンケース内に突出させるよう
にしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の発明の加湿装置は、加湿空気を圧送するファンケー
スの底部に水抜き穴を設けるとともに、この水抜き穴を
通った水及び加湿空気を、加湿空気の吐出口に合流させ
る通路を設けているので、加湿装置の加湿能力を減じる
ことなく、ファンケース内の結露水を外部へ排出でき、
ファンやプリント配線基板やモータの浸水を防いでこれ
ら部材の耐用寿命を延ばすことができる。
1の発明の加湿装置は、加湿空気を圧送するファンケー
スの底部に水抜き穴を設けるとともに、この水抜き穴を
通った水及び加湿空気を、加湿空気の吐出口に合流させ
る通路を設けているので、加湿装置の加湿能力を減じる
ことなく、ファンケース内の結露水を外部へ排出でき、
ファンやプリント配線基板やモータの浸水を防いでこれ
ら部材の耐用寿命を延ばすことができる。
【0015】また、請求項2の発明の加湿装置は、上記
通路の底面が吐出口に近づくほど低くなるように傾斜し
ているので、結露水を円滑にファンケース外へ導くこと
ができる。
通路の底面が吐出口に近づくほど低くなるように傾斜し
ているので、結露水を円滑にファンケース外へ導くこと
ができる。
【図1】 本発明の加湿装置に取り付けられる加湿空気
供給ファン装置の一例を示す平面図および断面図であ
る。
供給ファン装置の一例を示す平面図および断面図であ
る。
【図2】 本出願人が提案した加湿装置を含む空気調和
機の概略構成図である。
機の概略構成図である。
【図3】 図2の加湿装置の詳細模式図である。
【図4】 図3の加湿用ファン装置の詳細を示す平面図
および断面図である。
および断面図である。
1 ファン装置 2 ファンケース 3 吸込口 4 吐出口 5 突出部 6 水抜き穴 7 通路 8 連結ダクト 9 結露水 26 ファン
Claims (2)
- 【請求項1】 ファンケース(2)内にファン(26)を収容
するとともに、吸い込んだ空気を加湿して上記ファン(2
6)によって室内に供給する加湿装置において、 上記ファンケース(2)の底部(5)に水抜き穴(6)を設ける
とともに、この水抜き穴(6)を通った水および加湿空気
を、加湿空気の吐出口(4)に合流させる通路(7)を設けた
ことを特徴とする加湿装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の加湿装置において、上
記通路(7)の底面は、上記吐出口(4)に近づくほど低くな
るように傾斜していることを特徴とする加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30380299A JP2001124373A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30380299A JP2001124373A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 加湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001124373A true JP2001124373A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17925487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30380299A Pending JP2001124373A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001124373A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016148342A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | ダイソン テクノロジー リミテッド | ファン |
US10041504B2 (en) | 2015-02-13 | 2018-08-07 | Dyson Technology Limited | Fan |
US10094395B2 (en) | 2015-02-13 | 2018-10-09 | Dyson Technology Limited | Fan |
US10174764B2 (en) | 2015-02-13 | 2019-01-08 | Dyson Technology Limited | Fan with nozzle retainer |
US10202983B2 (en) | 2015-02-13 | 2019-02-12 | Dyson Technology Limited | Fan |
US10260529B2 (en) | 2015-02-13 | 2019-04-16 | Dyson Technology Limited | Fan |
-
1999
- 1999-10-26 JP JP30380299A patent/JP2001124373A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016148342A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | ダイソン テクノロジー リミテッド | ファン |
KR20170108125A (ko) * | 2015-02-13 | 2017-09-26 | 다이슨 테크놀러지 리미티드 | 팬 |
US10041504B2 (en) | 2015-02-13 | 2018-08-07 | Dyson Technology Limited | Fan |
US10094395B2 (en) | 2015-02-13 | 2018-10-09 | Dyson Technology Limited | Fan |
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