JP2001103960A - 嫌気的環境における細菌の電気培養方法 - Google Patents
嫌気的環境における細菌の電気培養方法Info
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Abstract
的環境下、単純な組成の培地を用いる電気培養により増
殖させる方法の提供。 【解決手段】チオバチラス属、シュードモナス属および
エセリチア属からなる群から選択される細菌(チオバチ
ラス・フェロオキシダンス,緑膿菌,大腸菌等)を水素
(H2 )および第二鉄イオン(Fe3+)を含有する培地
中、炭酸ガス(CO2 )を炭素源として嫌気的環境にお
いて培養すること、および該培養により生じる第一鉄イ
オン(Fe2+)を電気化学的に第二鉄イオン(Fe3+)
に再生する(好ましくは培地の定電位電解により)こと
からなる嫌気的環境における細菌の電気培養方法(該方
法により図中aが示す通り1010cells/mlまで
増殖し、bの電気をかけない嫌気的培養に比べ10倍の
増殖が認められる)。
Description
細菌の電気培養方法に関し、より詳しくは細菌の嫌気的
呼吸に用いられる電子受容体を電気化学的に再生するこ
とにより、嫌気的環境で細菌を高濃度まで高いエネルギ
ー効率で増殖させる方法に関するものである。
を原料とした物質生産は、食品、医薬品およびプラスチ
ックなどの化成品の生産など、人間の生活に係わる多く
の産業に貢献している。しかし、将来における化石資源
の枯渇や食糧不足問題などから、このような有機物にで
きるだけ依存しない新しい物質生産システムの開発が今
後必要であると考えられている。原料に有機物を使わな
い物質生産として、二酸化炭素を原料にした新しい物質
生産システムが提案されているが、この場合、光や電
気、熱などをエネルギー源にした合成方法が検討されて
いる。しかしながら、現在の技術では、アルコールや有
機酸などの構造が単純な物質しか合成できていない。ま
た、光合成微生物を利用した高付加価値物質の生産につ
いても検討されているが、一般に光利用効率が低いとい
う問題が指摘されている。一方、生体内では有機物の化
学エネルギーや太陽光の光エネルギーを電子の流れ(電
流)として利用し、生命活動を行っている。従って、電
気エネルギーを微生物の増殖エネルギーとして供給でき
れば、エネルギー効率の高い物質生産系が構築できると
期待される。このような観点から、電気培養と呼ばれ
る、電気エネルギーを微生物に供給することによるエネ
ルギー効率の高い微生物培養法およびその物質生産系へ
の適用について様々研究されてきた。鉄酸化細菌は、石
炭脱硫や金、ウランなどの稀少金属の回収(バクテリア
リーチング)に使用される有用な微生物である。本発明
者はこの鉄酸化細菌を包含する化学独立栄養細菌を電気
培養により好気的環境下、高い増殖速度で、高濃度まで
培養する方法を開発し、先に出願した(特開平10−1
91965号公報)。なお、この鉄酸化細菌はその名が
示すように第一鉄イオン(Fe2+)を第二鉄イオン(F
e3+)に酸化する際の電子(e- )をエネルギーとして
利用して生育するというのが一般的な認識だった。ま
た、大腸菌は遺伝子組換え実験の際の宿主として代表的
な細菌である。しかし、大腸菌など多くの細菌はその増
殖に肉汁培地など比較的複雑で高価な培地組成を必要と
する。そこで、大腸菌など有用な細菌の、より単純な培
養系に対する要望がある。
気的環境下で通常培養されてきた鉄酸化細菌や大腸菌な
どの細菌を嫌気的環境下、単純な組成の培地を用いる電
気培養により、高いエネルギー効率で高濃度まで該細菌
を増殖させる方法、すなわち従来提案されたことのない
培養系を提供することを課題としてなされたものであ
る。
下で増殖可能な細菌に対し、増殖の過程で変化したエネ
ルギー源の化学種を電気化学的に再生することにより、
増殖促進が生じることを見出し、さらに鋭意検討を重
ね、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、チオバ
チラス属、シュードモナス属およびエセリチア属からな
る群から選択される細菌を水素(H2 )および第二鉄イ
オン(Fe3+)を含有する培地中で嫌気的環境において
培養すること、および該培養により生じる第一鉄イオン
(Fe2+)を電気化学的に第二鉄イオン(Fe3+)に再
生することを特徴とする嫌気的環境における細菌の電気
培養方法に関する。
バチラス属(Thiobacillus)、シュードモナス属(Pseudom
onas) およびエセリチア属(Escherichia) からなる群か
ら選択され、それらに属し、嫌気的環境で増殖可能であ
れば、特に限定されない。チオバチラス属のものとし
て、例えば鉄酸化細菌の一種チオバチラス・フェロオキ
シダンス(Thiobacillus ferrooxidans) など、シュード
モナス属のものとして、例えばシュードモナス・アウレ
ギノーサ(Pseudomonas aeruginosa,緑膿菌)など、そし
てエセリチア属のものとして、例えば大腸菌(Escherich
ia coli)などが挙げられる。
H2 およびFe3+を含有する培地が使用される。嫌気的
環境での電気培養において上記細菌によりH2 は電子供
与体として、そしてFe3+は電子受容体として利用され
る。なお、Fe3+は、細菌の至適pHと鉄塩の解離との
関係などから、チオバチラス・フェロオキシダンスに対
して硫酸第二鉄、シュードモナス・アウレギノーサや大
腸菌に対してはクエン酸第二鉄の形態で培地に添加され
るのが好ましい。細菌の増殖の過程でH2 はH+ に、そ
してFe3+はFe2+にそれぞれ変化する。本発明の電気
培養方法では、この増殖の際に生じたFe2+を電気化学
的に酸化してFe3+に再生することにより、細菌が再び
利用可能としている。これにより、細菌の増殖促進を図
るものである。ここで、電子供与体(H2 )から生じた
H + をも再生することは、より効果的な増殖促進を可能
とし、好ましい。従って、本発明は、チオバチラス属、
シュードモナス属およびエセリチア属からなる群から選
択される細菌を水素(H2 )および第二鉄イオン(Fe
3+)を含有する培地中で嫌気的環境において培養するこ
と、および該培養により生じる水素イオン(H+ )およ
び第一鉄イオン(Fe2+)を電気化学的にそれぞれ水素
(H2 )および第二鉄イオン(Fe3+)に再生すること
を特徴とする嫌気的環境における細菌の電気培養方法に
関する。
電子供与体(H2 )および電子受容体(Fe3+)、さら
には増殖に必要な炭素源、例えば二酸化炭素(CO2 )
などを含有していれば、その他の成分は特に制限され
ず、培養する細菌の増殖に必要であり、かつ上記電子供
与体・電子受容体の酸化・還元を阻害するなどの悪影響
を与えないものであれば、含有し得ることはいうまでも
ない。なお、上記培地は、培地中の電子供与体・電子受
容体の自由な移動が妨げられないならば、固体と液体の
混合状態でも、固体状のものであってもよいが、培地の
製造性や使用性などの点から液体であることが好まし
い。ここで、H2 やCO2 は気体であるので通常は培地
調製後、培養時に添加される。
は、培養により生じるFe2+を電気化学的にFe3+に再
生(酸化)すること、好ましくは、Fe2+およびH+ を
それぞれFe3+およびH2 に電気化学的に再生すること
が必要である。この際、還元された電子受容体(F
e2+)および酸化された電子供与体(H+ )を細菌が利
用し得る元の電子受容体(Fe3+)および電子供与体
(H2 )に再生する反応のみ実質的に起こる一定の電位
を印加し培地を電解する、すなわち定電位電解を行うこ
とが、エネルギー効率の点から好ましい。通常、電位の
制御は、培地中に作用極、対極および参照極を配置し、
作用極に特定の電位を印加して行われる。このとき、電
子供与体の再酸化を防止するために、作用極と対極とは
イオン交換膜で隔てて配置することが好ましい。また、
上記各電極、特に作用極の材質などは培養する細菌に応
じて、所望の電子移動が行われ得るように選択されるこ
とが好ましい。印加される電位、好ましくは定電位は、
使用する電極、およびそれぞれの細菌などに応じて容易
に決定し得る。例えばチオバチラス属の細菌チオバチラ
ス・フェロオキシダンスの場合、通常1.0〜−1.0
V vs.Ag/AgClの範囲から選択され得る。
培地中、好ましくは定電位電解を行いながら、適当なp
Hおよび温度の下、好ましくは上記細菌の至適条件下、
一般の嫌気的細菌の培養と同様に行われ得る。また、上
記の条件を満足するものであれば、培養は回分式で行っ
ても、連続式で行ってもよい。なお、上記したように本
発明は特定の細菌の嫌気的環境における電気培養法を提
供するものであるが、本明細書に提示した手法を不特定
の細菌に適用することにより、未知の嫌気性微生物を発
見することが可能であろう。
の電気培養方法を細菌としてチオバチラス・フェロオキ
シダンスを例にとり図1を参照して説明する。培養槽1
の内部はイオン交換膜2により2室に分けられ、その一
方の室3に陽極5、他方の室4に陰極6を配置し、陽極
側の室(陽極槽)3にはチオバチラス・フェロオキシダ
ンスBと培地(硫酸第二鉄などを含有)7、陰極側の室
(陰極槽)4には電解液(鉄成分を含まない上記培地)
8をそれぞれ入れる。陽極槽3の下部に設置した気泡発
生器9から培地中にH2 とCO2 が供給される。培養の
際の温度は約30℃、pHは約2.0に保持される。両
電極5,6を連絡している電源10により定電位電解条
件で印加を行うことにより、細菌の増殖により生じたF
e2+およびH+ はそれぞれFe3+(陽極)およびH
2 (陰極)に再生される。このような条件で培養を7日
間継続することにより、1010cells/mlとい
う、電気をかけない培養では決して得ることのできなか
った高濃度まで上記細菌を増殖させることができる。
これらは本発明をより詳細に説明するためのものであ
り、限定するためのものではない。細菌として鉄酸化細
菌チオバチラス・フェロオキシダンス(Thiobacillus fe
rrooxidans) JCM7811株を用いた。培養には、図
2に示す二槽式の電気培養装置を用いた。該装置は、内
部がイオン交換膜(一価陽イオン交換膜,商品名K19
2,旭化成製)2により2室に分けられた培養槽1の一
方の室(陽極槽)3に陽極5と参照電極11、他方の室
(陰極槽)4に陰極6が配置され、陽極槽3には上記細
菌と下の表1に示す組成からなる培地7、陰極槽4には
電解液(鉄成分を含まない上記培地)8をそれぞれ入れ
る。なお、上記電極は陽極5および陰極6は共に炭素繊
維(100mm×50mm,商品名カーボロン,日本カ
ーボン製)であり、参照電極11は銀・塩化銀電極(A
g/AgCl,商品名11−2020,BAS製)であ
り、陽極槽3、陰極槽4の容量は共に100mlであ
る。上記培養槽1は嫌気度を保持するために加圧容器1
4に収納されており、該加圧容器14には混合ガス発生
器9からH2 :CO2 =8:2の混合ガスが通路aを介
して、ガス圧が2気圧となるように導入されることによ
り、培地7に細菌のための電子供給体および炭素源が供
給される。加圧容器14は攪拌器13上に載置されてい
るが、該攪拌器13は陽極側の室7中に投入された攪拌
子12を回転させることにより、培地7を攪拌する。攪
拌器13および加圧容器14はさらに恒温器15に収納
され、細菌を30℃の恒温で培養することを可能にして
いる。また、培地7のpHは2.0に保持される。陽極
5、陰極6および参照電極11は全て電位制御装置10
に連結されており、0.75V vs.Ag/AgCl
の電解条件での定電位電解が行われる。上記のように、
すなわち温度30℃、pH2.0で、H2 :CO2 =
8:2の混合ガスを供給し、電位制御方式による電解を
行いながら、鉄酸化細菌(チオバチラス・フェロオキシ
ダンスJCM7811株)の嫌気的電気培養を7日間実
施し、電気をかけない場合の増殖結果と比較した。
ス・フェロオキシダンスJCM7811株の増殖結果を
示す。本発明の電気培養により、同菌株の電気をかけな
い場合の嫌気的培養に比べ、約10倍の増殖が確認され
た。すなわち、本発明の方法に従う電気培養(図中,
a)により1010cells/mlまで菌濃度が上昇し
たのに対し、電気をかけない培養(図中,b)では10
9 cells/mlまでしか菌濃度は上昇しなかった。
これは、電気化学的な反応により、嫌気的環境において
鉄酸化細菌が必要とするFe3+を供給し続けたことによ
るものである。また、上記の方法では、さらに増殖の過
程で生じたH+ を還元してH2 に再生していることによ
り、H2 の供給が少なくても、増殖の促進がより効果的
に保持されている。また、チオバチラス・フェロオキシ
ダンスのJCM7811株以外の菌株、例えばIFO1
4242株、IFO14262株およびJCM3865
株などでも、具体的データは示さないが、同様の増殖促
進効果が観察された。なお、上にはチオバチラス属の鉄
酸化細菌の菌株の例を示したが、シュードモナス属およ
びエセリチア属の菌株の場合も上記の方法と同様に行う
ことができるが、ただしFe3+供給源として硫酸第二鉄
の代わりにクエン酸第二鉄を使用するなど、使用する細
菌に適応した条件を選択することは必要である。なお、
このような条件の選択は当該分野の当業者には容易であ
る。
気的環境における細菌の電気培養方法は、高いエネルギ
ー効率で高濃度まで該細菌を増殖させることを可能とし
たものである。嫌気的環境において電気培養を実施した
報告はこれまでなされたことがない。また、本発明の方
法は好気的環境下で通常培養されてきた細菌の嫌気的環
境下での電気培養を可能としたものであるので、種々の
細菌の嫌気的環境における未知の特徴を把握する手段を
提供するものである。さらに、本発明の方法は、種々の
細菌による物質生産や細菌自身の使用の可能性を拡大す
るものである。例えば鉄酸化細菌の場合、菌体自身が石
炭脱硫や稀少金属回収に有用であることから、本方法に
よれば、高いエネルギー効率で大量に低コストで該菌体
を提供することができる。また、緑膿菌の場合、該菌へ
の感染症の治療に有効なワクチンや血清の製造に使用さ
れる外毒素を効率よく大量に製造することができる。さ
らに、大腸菌の場合、本発明の方法を適用することによ
り、単純な培地組成を用いて培養可能であるので、該菌
を使用する遺伝子組換えの実験系をより簡易化すること
ができる。また、本発明の電気培養法において、細菌の
増殖により生じた化学種(Fe2+やH+ )の再生を培地
の定電位電解により行うことにより、電気培養における
エネルギー効率をより向上させることができる。
図面である。
を模式的に示す図面である。
養の結果を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 チオバチラス属、シュードモナス属およ
びエセリチア属からなる群から選択される細菌を水素
(H2 )および第二鉄イオン(Fe3+)を含有する培地
中で嫌気的環境において培養すること、および該培養に
より生じる第一鉄イオン(Fe2+)を電気化学的に第二
鉄イオン(Fe3+)に再生することを特徴とする嫌気的
環境における細菌の電気培養方法。 - 【請求項2】 チオバチラス属、シュードモナス属およ
びエセリチア属からなる群から選択される細菌を水素
(H2 )および第二鉄イオン(Fe3+)を含有する培地
中で嫌気的環境において培養すること、および該培養に
より生じる水素イオン(H+ )および第一鉄イオン(F
e2+)を電気化学的にそれぞれ水素(H 2 )および第二
鉄イオン(Fe3+)に再生することを特徴とする嫌気的
環境における細菌の電気培養方法。 - 【請求項3】 培養により生じた化学種の電気化学的な
再生が培地の定電位電解により行われる請求項1または
2記載の嫌気的環境における細菌の電気培養方法。
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1999
- 1999-10-07 JP JP28668399A patent/JP3777534B2/ja not_active Expired - Fee Related
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