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JP2001185268A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents

電気コネクタ組立体

Info

Publication number
JP2001185268A
JP2001185268A JP37565899A JP37565899A JP2001185268A JP 2001185268 A JP2001185268 A JP 2001185268A JP 37565899 A JP37565899 A JP 37565899A JP 37565899 A JP37565899 A JP 37565899A JP 2001185268 A JP2001185268 A JP 2001185268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
electrical connector
connector
contact
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37565899A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hashimoto
信一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP KK filed Critical Tyco Electronics AMP KK
Priority to JP37565899A priority Critical patent/JP2001185268A/ja
Publication of JP2001185268A publication Critical patent/JP2001185268A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】第2回路基板に実装された、筐体との間に間隙
を置いて配置された相手コネクタに対してこじり嵌合す
ることのない、また、仮にこじり嵌合がなされたとして
もそれに対する耐性が大きい、第1回路基板に接続され
た電気コネクタ組立体を提供する。 【解決手段】電気コネクタ組立体1は、第1回路基板A
に電気的に接続されるとともに、第1回路基板Aとは別
の第2回路基板Bに実装された、電子機器の筐体80に
離隔して配置された相手コネクタ70に嵌合される。電
気コネクタ組立体1には、電気コネクタ10に取り付け
られ、相手コネクタ70及び筐体80間に進入する舌片
62を有するカバー部材60が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル回路
基板等の第1回路基板に接続され、この第1回路基板と
は別の第2回路基板上に実装された相手コネクタに嵌合
される電気コネクタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタとして、例
えば、図7に示すものが知られている(特開平10- 2
84201号公報参照)。この電気コネクタ100は、
フレキシブル回路基板Aに電気的に接続されるととも
に、他のプリント回路基板B上に実装された相手コネク
タ110に嵌合されるようになっている。
【0003】そして、電気コネクタ100は、絶縁性の
ハウジング101と、このハウジング101に1列状に
取り付けられた複数の電気コンタクト102と、スライ
ダ部材103と、スライダ部材103に取り付けられ、
ハウジング101の上下面を摺動可能に挟持する金属製
のシェル104とを具備している。そして、各電気コン
タクト102は、一端側に相手コネクタ110の電気コ
ンタクト111と嵌合接触する接触部102aを有し、
他端側にフレキシブル回路基板Aの表面に形成された導
電性パッドに弾性的に接触する弾性接触部102bを有
している。また、金属製のシェル104は、相手コネク
タ110に嵌合する際に、相手コネクタ110に設けら
れた金属製のシェル112に接触するようになってい
る。
【0004】この電気コネクタ100を相手コネクタ1
10に嵌合するには、電気コネクタ100のシェル10
4の両端部又はフレキシブル回路基板Aを把持してハウ
ジング101の先端を相手コネクタ110のシェル11
2内に挿入し、各電気コンタクト102の接触部102
aを相手コネクタ110の電気コンタクト111に嵌合
接触させればよいようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電気コネクタ100にあっては、以下の問題点があ
った。即ち、回路基板B上に実装された相手コネクタ1
10は、その相手コネクタ110を内蔵する電子機器の
筐体(図示せず)と上下方向において離隔して配置され
ることが多い。この場合において、電気コネクタ100
を相手コネクタ110に嵌合するときには、相手コネク
タ100と筐体との間に間隙が存在するため、電気コネ
クタ100を上下にこねまわしながら嵌合すること(い
わゆるこじり嵌合)が可能であり、こじり嵌合により電
気コネクタ100の電気コンタクト102と相手コネク
タ110の電気コンタクト111との間に接触不良が発
生したり、コネクタの嵌合部を破損してしまうことがあ
った。
【0006】従って、本発明は、この問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、第2回路基板
に実装された、筐体との間に間隙を置いて配置された相
手コネクタに対してこじり嵌合することのない、また、
仮にこじり嵌合がなされたとしてもそれに対する耐性が
大きい、第1回路基板に接続された電気コネクタ組立体
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係る電気コネクタ組立体
は、第1回路基板に電気的に接続されるとともに、前記
第1回路基板とは別の第2回路基板に実装された、電子
機器の筐体に離隔して配置された相手コネクタに嵌合さ
れる電気コネクタ組立体であって、絶縁性のハウジング
と、該ハウジングに取り付けられ、前記第1回路基板に
電気的に接続されるとともに前記相手コネクタの相手コ
ンタクトに接触する電気コンタクトとを有する電気コネ
クタと、該電気コネクタに取り付けられ、前記相手コネ
クタ及び前記筐体間に進入する舌片を有するカバー部材
とを具備したことを特徴としている。ここで、「第1回
路基板」とは、フレキシブル回路基板(FPC)のほか
に、フレキシブルフラットケーブル(FFC)等のケー
ブルをも含むものとする。
【0008】また、本発明のうち請求項2に係る電気コ
ネクタ組立体は、請求項1記載の発明において、前記カ
バー部材が、前記舌片を有し且つ前記電気コネクタの下
側に位置す下側カバーと、該下側カバーと組み合わさ
れ、前記電気コネクタの上側に位置する金属製の上側カ
バーとで構成されることを特徴としている。更に、本発
明のうち請求項3に係る電気コネクタ組立体は、請求項
2記載の発明において、前記カバー部材の左右方向両端
部に、操作部を突設したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係る電気コネクタ組
立体の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は左側
面図である。図2は、図1に示す電気コネクタ組立体を
相手コネクタに嵌合した状態の縦断面図である。
【0010】図1を参照すると、電気コネクタ組立体1
は、第1回路基板を構成するフレキシブル回路基板Aに
接続される電気コネクタ10と、電気コネクタ10に取
り付けられるカバー部材60とを具備している。そし
て、この電気コネクタ組立体1は、図2に示すように、
フレキシブル回路基板Aとは別の第2回路基板を構成す
るプリント回路基板Bに実装された相手コネクタ70に
嵌合されるようになっている。この相手コネクタ70
は、図2に示すように、電子機器の筐体80に対して上
方に所定距離を置いて離隔して配置されている。
【0011】次に、電気コネクタ10について図1乃至
図3を参照して説明する。図3は、フレキシブル回路基
板Aに接続された電気コネクタ10を示し、(a)はそ
の平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は
左側面図である。電気コネクタ10は、絶縁性のハウジ
ング20と、ハウジング20に1列状に取り付けられる
複数の電気コンタクト30と、フレキシブル回路基板A
を電気コンタクト30に対して押圧するスライダ部材4
0と、ハウジング20及びスライダ部材40を覆うシー
ルド用の金属製のシェル50とを具備している。
【0012】このうち、ハウジング20は、絶縁性の樹
脂を成形することによって形成される長手方向(図1
(a)における左右方向、図2において紙面と直交する
方向)に延びる部材である。そして、ハウジング20の
前方部(図2における左方部)には、長手方向に連続し
て延びる相手コネクタ受容凹部21が形成され、後方部
には、長手方向に連続して延びるフレキシブル回路基板
受容凹部22が形成されている。また、ハウジング20
には、長手方向に沿って所定ピッチで配列され、相手コ
ネクタ受容凹部21とフレキシブル回路基板受容凹部2
2とを連通するように延びる複数のコンタクト受容キャ
ビティ23が形成されている。
【0013】また、電気コンタクト30の各々は、ハウ
ジング20のコンタクト受容キャビティ23の各々に配
置されるものであり、金属板を打ち抜き加工することに
よって形成される。そして、各電気コンタクト30は、
図2に示すように、コンタクト受容キャビティ23の上
下壁に圧入固定される圧入固定部31と、圧入固定部3
1の前側から前方に延びる相手コンタクト接触部32
と、圧入固定部31の後側から後方に延びるフレキシブ
ル基板接触部33とを具備している。相手コンタクト接
触部32は、相手コネクタ70の相手コンタクト72の
上下剪断縁面に弾性的に接触する1対の相手コンタクト
接触片32a,32bを有している。一方、フレキシブ
ル基板接触部33は、フレキシブル回路基板Aの裏面に
形成された信号パターンに弾性的に接触するフレキシブ
ル基板接触片33bと、スライダ部材40の押圧部42
の上面を支持する支持片33aとを有している。
【0014】更に、スライダ部材40は、絶縁性の樹脂
を成形することによって形成される長手方向に延びる略
直方体の部材である。そして、スライダ部材40は、長
手方向に延びる、フレキシブル回路基板Aを挿通させる
貫通孔41を内部に有する。また、スライダ部材40
は、フレキシブル回路基板Aの上側に位置するとともに
ハウジング20のフレキシブル回路基板受容凹部22内
に入り込んでフレキシブル回路基板Aをフレキシブル基
板接触片33bに対して押圧する押圧部42を有する。
【0015】金属製のシェル50は、ハウジング20の
上側にハウジング20に係止されることによって取り付
けられ、ハウジング20及びスライダ部材40の上側を
覆う上方シェル52と、ハウジング20の下側に前記上
側シェル52及びハウジング20に係止されることによ
って取り付けられ、ハウジング20及びスライダ部材4
0の下側を覆う下方シェル51とからなっている。下方
シェル51及び上方シェル52の双方は、金属板を打ち
抜き及び曲げ加工することによって形成される。上方シ
ェル52の前方部には、図3(a)に示すように、後述
する相手コネクタ70の金属シェル73の舌片73aに
弾性的に接触する1対の第1接地用弾性接触片53が形
成されている。また、上方シェル52の後端部には、図
2及び図3(c)に示すように、フレキシブル回路基板
Aの表面に形成された接地パターンに弾性的に接触する
1対の第2接地用弾性接触片54が形成されている。
【0016】次に、電気コネクタ10に取り付けられる
カバー部材60について図1、図2、図4、及び図5を
参照して説明する。図4は、カバー部材を構成する下側
カバーを示し、(a)は平面図、(b)は背面図、
(c)は左側面図である。図5は、カバー部材を構成す
る上側カバー部材を示し、(a)は平面図、(b)は背
面図、(c)は左側面図である。
【0017】カバー部材60は、図2に示すように、電
気コネクタ10の下側に位置する下側カバー61と、下
側カバー61と組み合わされ、電気コネクタ10の上側
に位置する金属製の上側カバー65とで構成されてい
る。ここで、下側カバー61は、図4に示すように、電
気コネクタ10を載置する平板状の舌片62と、この舌
片62の左右両端部に左右方向に延びるように突設され
た1対の操作部63とを具備している。この下側カバー
61は、絶縁性の樹脂を成形することによって形成され
る。舌片62は、その上側に電気コネクタ10を載置し
た際に、図1(b)に最もよく示されるように、電気コ
ネクタ10の前端よりも大きく突出する先端部分62a
を有し、この先端部分62aは、図2に示すように、相
手コネクタ70と筐体80との間に進入するようになっ
ている。先端部分62aの厚さは、相手コネクタ70と
筐体80との間の距離よりも若干薄く、その距離に応じ
て適宜変更される。また、各操作部63は、舌片62に
対して上方に隆起した厚い構造を有し、その内側には、
舌片62に載置された電気コネクタ10の後方への移動
を規制する移動規制部63aが設けられている。また、
各操作部63は、後述する上側カバー65の耳部67を
上面に載置するよう構成され、その上面には、前記耳部
67の左右方向の移動を規制する側縁63bが突設され
ている。また、各操作部63の後面には、上側カバー6
5の第1係止孔67bに入り込む第1係止突部64aが
突設され、各操作部63から舌片62の側縁に沿って延
びる側壁63cには、上側カバー65の第2係止孔68
bに入り込む第2係止突部64bが突設されている。
【0018】一方、上側カバー65は、図5に示すよう
に、電気コネクタ10の上方シェル52上に載置される
平板部66と、この平板部66の左右両端部に突設され
た1対の耳部67とを具備している。この上側カバー6
5は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって
形成される。上側カバー65が金属板によって構成され
るので、上側カバー65を含む電気コネクタ組立体1の
全体の高さを低く維持しつつ電気コネクタ組立体1の構
造上の強度を強くすることができる。そして、各耳部6
7の後端には第1係止板部67aが下方に向けて折り曲
げ形成されるとともに、平板部66の左右両端縁には第
2係止板部68aが下方に向けて折り曲げ形成されてい
る。この第1係止板部67aには、下側カバー61の第
1係止突部64aが入り込む第1係止孔67bが形成さ
れ、第2係止板部68aには、下側カバー61の第2係
止突部64bが入り込む第2係止孔68bが形成されて
いる。また、平板部66には、上側カバー65を下側カ
バー61に組み付けて電気コネクタ10を上下から覆っ
た状態で、上方シェル52の第1接地用弾性接触片53
を形成する際の切り起こし開口53aに入り込んで電気
コネクタ10の前方への移動を規制する移動規制部69
が下方に向けて切り起こされている。そして、上側カバ
ー65を下側カバー61に組み付けて電気コネクタ10
を上下から覆った状態では、上側カバー65の平板部6
6の先端は、図1(b)に最もよく示されるように、電
気コネクタ10の前端よりもやや突出する。
【0019】次に、図1乃至図5を参照して電気コネク
タ組立体1の組立方法について説明する。この組立に際
しては、まず、フレキシブル回路基板Aをスライダ部材
40の貫通孔41内に挿通させた状態で、前記回路基板
Aの端部をハウジング20のフレキシブル回路基板受容
凹部22内に挿入し、次いで、スライダ部材40の押圧
部42をフレキシブル回路基板受容凹部22内に挿入す
る。その後、上方シェル52をハウジング20の上方か
らハウジング20に対して係止、取付するとともに、下
方シェル51をハウジング20の下方からハンジング2
0及び上方シェル52に対して係止、取付する。これに
より、電気コネクタ10は、完成する。この際、スライ
ダ部材40は、上方シェル52及び下方シェル51によ
って支持される。そして、各電気コンタクト30のフレ
キシブル基板接触片33bが、フレキシブル回路基板A
の裏面に形成された信号パターンに弾性的に接触すると
ともに、上方シェル52の第2接地用弾性接触片54
が、フレキシブル回路基板Aの表面に形成された接地パ
ターンに弾性的に接触する。
【0020】そして、電気コネクタ10が完成した後、
この電気コネクタ10を、フレキシブル回路基板Aが後
方(図2における右方、図1(a)及び図4(a)にお
ける上方)に延びるように、下側カバー61の舌片62
上に載置する。次いで、上側カバー65を電気コネクタ
10の上方側から、上側カバー65の第1係止孔67b
内に下側カバー61の第1係止突部64aが入り込み、
上側カバー65の第2係止孔68b内に下側カバー61
の第2係止突部64bが入り込むように、取り付ける。
これにより、上側カバー65及び下側カバー61が互い
に係止された状態でそれらカバー65,61が電気コネ
クタ10に取り付く。これにより、電気コネクタ組立体
1は、完成する。この際に、カバー65,61に対する
電気コネクタ10の後方への移動は、電気コネクタ10
の後端が下側カバー61の移動規制部63aに当接する
ことよって規制され、カバー65,61に対する電気コ
ネクタ10の前方への移動は、電気コネクタ10の上方
シェル52の開口53aが上側カバー65の移動規制部
69に当接することよって規制される。
【0021】次に、電気コネクタ組立体1が嵌合する相
手コネクタ70について、図2及び図6を参照して説明
する。図6は、相手コネクタを示し、(a)はその平面
図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面
図である。相手コネクタ70は、長手方向に延びる絶縁
性のハウジング71と、ハウジング71に1列状に取り
付けられる複数の相手コンタクト72と、ハウジング7
1に取り付けられた金属製のシェル73と、ハウジング
71の左右両端に取り付けられる1対のソルダペグ74
とを具備している。
【0022】そして、相手コンタクト72は、ハウジン
グ71のプラットフォーム部71aに位置して電気コン
タクト30の相手コンタクト接触片32a,32bに接
触する接触部72aと、回路基板B上の信号パターンに
半田接続される基板接続部72bとを有している。ま
た、各ソルダペグ74は、回路基板B上に半田接続され
て相手コネクタ70を回路基板B上に実装するためのも
のであるが、その内側一端74aでシェル73の弾性舌
片73bに接触しており、シェル73を回路基板B上の
接地パターンに接地する機能をも有する。なお、図6に
おいて、符号75は、相手コネクタ70を回路基板Bに
対して位置決めするための位置決めポストである。
【0023】次に、電気コネクタ組立体1を相手コネク
タ70に対して嵌合する方法について図1及び図2を参
照して説明する。この嵌合に際しては、図1に示すよう
に、電気コネクタ組立体1の1対の操作部63,63を
把持して電気コネクタ組立体1を相手コネクタ70に対
して相対させておいてから、電気コネクタ組立体1を相
手コネクタ70に対して略平行に移動させ、下側カバー
61の舌片62の先端部分62aを、相手コネクタ70
と筐体80との間に挿入させ、上側カバー65を相手コ
ネクタ70の上側に位置させつつ、相手コネクタ受容凹
部21内に相手コネクタ70のプラットフォーム部71
aを受容するようにすればよい。これにより、電気コネ
クタ組立体1は相手コネクタ70に嵌合する。この際、
電気コネクタ組立体1の電気コンタクト30の相手コン
タクト接触片32a,32bが相手コンタクト72の接
触部72aに接触してフレキシブル回路基板Aの信号パ
ターンと回路基板Bの信号パターンとが電気的に接続さ
れる。また、電気コネクタ組立体1の上方シェル52の
第1接地用弾性接触片53が相手コネクタ70のシェル
73の舌片73aに接触してフレキシブル回路基板Aの
接地パターンと回路基板Bの接地パターンとが電気的に
接続される。
【0024】一方、電気コネクタ組立体1と相手コネク
タ70との嵌合を解除するには、電気コネクタ組立体1
の1対の操作部63を把持してその組立体1を引き抜け
ばよい。ここで、電気コネクタ組立体1の嵌合に際し
て、下側カバー61の舌片62の先端部分62aを、相
手コネクタ70と筐体80との間に挿入させつつ嵌合を
行うので、電気コネクタ組立体1の嵌合が下側カバー6
1の舌片62の先端部分62aによって案内されつつ行
われることになり、電気コネクタ組立体1を上下にこね
まわしながら嵌合すること(いわゆるこじり嵌合)が行
われることはなく、こじり嵌合により電気コンタクト3
0と相手コンタト72との間に接触不良が発生したり、
コネクタの嵌合部が破損してしまうことはない。一方、
その嵌合の際に、仮に電気コネクタ組立体1を上下にこ
じりながら嵌合したとしても、下側カバー61の舌片6
2が上下こじりに対する邪魔板として機能し、こじり嵌
合に対する耐性を大きいものとすることができる。
【0025】また、電気コネクタ組立体1の嵌合に際し
て、上側カバー65は相手コネクタ70上に位置しつつ
移動するので、こじり嵌合の際には、その上側カバー6
5は下側カバー61の舌片62を補助するように機能
し、こじり嵌合に対する耐性をより大きなものとするこ
とができる。そして、この上側カバー65は金属製であ
るので、電気コネクタ組立体1の全体の高さを低く維持
しつつ電気コネクタ組立体1の機械的強度を高めること
ができ、さらに、こじり嵌合に対する耐性をより大きく
することができる。
【0026】更に、下側カバー61の左右両端に突設さ
れた1対の操作部63を把持して電気コネクタ組立体1
を移動させるので、相手コネクタ70への嵌合時におけ
る押し込み操作及び嵌合解除時における引抜操作を容易
に行うことができる。以上、本発明の実施形態について
説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく、
種々の変更を行うことができる。
【0027】例えば、電気コネクタ10には、下方シェ
ル51及び上方シェル52からなる金属製のシェル50
を設けてあるが、電気コネクタ10をシールドする必要
がなければ、このシェル50を設けなくてもよい。この
場合、カバー部材60は、シェル50を介さずに直接的
にハウジング20に取り付けられる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る電気コネクタ組立体によれば、第1回路基板
に電気的に接続されるとともに、前記第1回路基板とは
別の第2回路基板に実装された、電子機器の筐体に離隔
して配置された相手コネクタに嵌合される電気コネクタ
組立体であって、電気コネクタに取り付けられ、前記相
手コネクタ及び前記筐体間に進入する舌片を有するカバ
ー部材を具備したので、電気コネクタ組立体の嵌合がカ
バー部材の舌片によって案内されつつ行われることにな
り、電気コネクタ組立体を上下にこねまわしながら嵌合
すること(いわゆるこじり嵌合)が行われることはな
く、こじり嵌合により電気コンタクトと相手コンタトと
の間に接触不良が発生したり、コネクタの嵌合部が破損
してしまうことはない。そして、その嵌合の際に、仮に
電気コネクタ組立体を上下にこじりながら嵌合したとし
ても、カバー部材の舌片が上下こじりに対する邪魔板と
して機能し、こじり嵌合に対する耐性を大きいものとす
ることができる。
【0029】また、本発明のうち請求項2に係る電気コ
ネクタ組立体によれば、請求項1記載の発明において、
前記カバー部材が、前記舌片を有し且つ前記電気コネク
タの下側に位置する下側カバーと、該下側カバーと組み
合わされ、前記電気コネクタの上側に位置する金属製の
上側カバーとで構成されるので、こじり嵌合の際に、上
側カバーが下側カバーの舌片を補助するように機能し、
こじり嵌合に対する耐性をより大きなものとすることが
できる。そして、この上側カバーは金属製であるので、
電気コネクタ組立体の全体の高さを低く維持しつつ電気
コネクタ組立体の機械的強度を高めることができ、さら
に、こじり嵌合に対する耐性をより大きくすることがで
きる。
【0030】更に、本発明のうち請求項3に係る電気コ
ネクタ組立体によれば、請求項1記載の発明において、
前記カバー部材の左右方向両端部に、操作部を突設した
ので、相手コネクタへの嵌合時における押し込み操作及
び嵌合解除時における引抜操作を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタ組立体の実施形態を
示し、(a)はその平面図、(b)は左側面図である。
【図2】図1に示す電気コネクタ組立体を相手コネクタ
に嵌合した状態の縦断面図である。
【図3】フレキシブル回路基板Aに接続された電気コネ
クタを示し、(a)はその平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は左側面図である。
【図4】カバー部材を構成する下側カバーを示し、
(a)はその平面図、(b)は背面図、(c)は左側面
図である。
【図5】カバー部材を構成する上側カバー部材を示し、
(a)はその平面図、(b)は背面図、(c)は左側面
図である。
【図6】相手コネクタを示し、(a)はその平面図、
(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図で
ある。
【図7】従来例の電気コネクタを相手コネクタに嵌合し
た状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1は電気コネクタ組立体 10は電気コネクタ 20はハウジング 30は電気コンタクト 60はカバー部材 61は下側カバー 62は舌片 63は操作部 65は上側カバー 70は相手コネクタ 80は筐体 Aはフレキシブル回路基板(第1回路基板) Bは回路基板(第2回路基板)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1回路基板に電気的に接続されるととも
    に、前記第1回路基板とは別の第2回路基板に実装され
    た、電子機器の筐体に離隔して配置された相手コネクタ
    に嵌合される電気コネクタ組立体であって、 絶縁性のハウジングと、該ハウジングに取り付けられ、
    前記第1回路基板に電気的に接続されるとともに前記相
    手コネクタの相手コンタクトに接触する電気コンタクト
    とを有する電気コネクタと、 該電気コネクタに取り付けられ、前記相手コネクタ及び
    前記筐体間に進入する舌片を有するカバー部材とを具備
    したことを特徴とする電気コネクタ組立体。
  2. 【請求項2】前記カバー部材が、前記舌片を有し且つ前
    記電気コネクタの下側に位置する下側カバーと、該下側
    カバーと組み合わされ、前記電気コネクタの上側に位置
    する金属製の上側カバーとで構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の電気コネクタ組立体。
  3. 【請求項3】前記カバー部材の左右方向両端部に、操作
    部を突設したことを特徴とする請求項1記載の電気コネ
    クタ組立体。
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