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JP2001184161A - 情報入力方法、情報入力装置、筆記入力装置、筆記データ管理方法、表示制御方法、携帯型電子筆記装置および記録媒体 - Google Patents

情報入力方法、情報入力装置、筆記入力装置、筆記データ管理方法、表示制御方法、携帯型電子筆記装置および記録媒体

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Publication number
JP2001184161A
JP2001184161A JP36969999A JP36969999A JP2001184161A JP 2001184161 A JP2001184161 A JP 2001184161A JP 36969999 A JP36969999 A JP 36969999A JP 36969999 A JP36969999 A JP 36969999A JP 2001184161 A JP2001184161 A JP 2001184161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
writing
plane
area
contact
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36969999A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Fujioka
進 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP36969999A priority Critical patent/JP2001184161A/ja
Priority to US09/742,063 priority patent/US6829372B2/en
Publication of JP2001184161A publication Critical patent/JP2001184161A/ja
Priority to US10/976,990 priority patent/US7379622B2/en
Priority to US12/788,822 priority patent/USRE42794E1/en
Priority to US13/251,984 priority patent/US8358872B2/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/10Image acquisition

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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記用の物体であると認識されたとき、筆記
部材によって筆記されたデータをリアルタイムに媒体に
記録する。 【解決手段】 左右のカメラ部2、3で筆記領域32を
撮像した画像から筆記平面に接触する物体を抽出し、そ
の物体の形状を認識し、筆記用の物体であるか否かを調
べる。筆記用の物体であるとき、平面上の物体の接触座
標を、カメラ2、3上の物体像の位置を基に算出し、物
体が平面に接触してから離れるまでに得られた接触位置
の座標列(筆記データ)を媒体に記録し、またLCD2
2には筆記された文字が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記具および筆記
面として専用の部材を必要とすることなく、筆記面に筆
記された筆記データをリアルタイムに記憶媒体に記録で
きる情報入力方法および装置、並びに筆記入力装置、筆
記入力された筆記データを管理する方法および筆記デー
タを表示制御する方法、携帯型電子筆記装置および記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の情報入力方法や入力装置
が提案され、また実用にも供されている。例えば、記入
面の一辺にカメラが取り付けられ、筆記具により記入さ
れる記入面を撮影し、筆記具により記入される記入情報
(紙に書かれた筆記文字等の軌跡)の位置座標を検出
し、この位置座標に基づいて描画データを展開し、ある
いは筆記具の位置座標(筆記具の先端位置の座標)を検
出し、この位置座標に基づいて筆記具の軌跡を示す描画
データを展開し、この描画データに基づいて記入情報を
認識する情報認識装置がある(特開平6−289989
号公報を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した装置では、記
入情報を認識するために、記入面における原点座標(記
入面である用紙の角や紙面上に記入されたX軸、Y軸の
起点)も検出する必要がある。
【0004】すなわち、筆記座標検出動作を行う前段階
の処理として、筆記用紙の角を検出したり、あるいは筆
記用紙に記入された情報から座標の原点を検出しなけれ
ばならないが、この場合、筆記用紙が交換される毎に、
原点座標の検出処理が必要となる。
【0005】また、筆記位置の座標は、上記原点座標に
基づいて求まるため、筆記中に筆記用紙がずれると、つ
まり撮像している画像中における筆記用紙の角の位置が
変わると、原点座標の再設定を行わない限り、筆記位置
の座標は用紙ずれの前の状態に対してずれた値として検
出され、筆記者の意図しない筆記入力が行われてしまう
という問題がある。
【0006】さらに、カメラが筆記用紙の斜め上方から
撮像する場合には、筆記位置がカメラから遠ざかるほ
ど、検出座標と実際の座標との誤差が大きくなるという
問題もある。これを図43を用いて説明する。
【0007】図43において、θは撮像素子の縦方向の
所定個数の画素が光検出する角度の範囲を示す。図43
(a)では、角度θで検出できる筆記面上の距離はL1
であり、図43(b)では、角度θで検出できる筆記面
上の距離はL2である。ここで、L1<L2であるか
ら、筆記位置がカメラから遠ざかるほど、角度θに相当
する筆記用紙上の筆記検出範囲が大きくなる。すなわ
ち、撮像素子の1画素あたりの筆記用紙上の検出範囲が
大きくなる。
【0008】このように、カメラが筆記用紙の斜め上方
から撮像する場合は、筆記位置がカメラから遠ざかるほ
ど、検出座標と実際の座標との誤差が大きくなり、筆記
入力画像が縦方向に縮んだものになってしまうという問
題がある。
【0009】ところで、撮像素子を用いて、撮像した画
像データから平面上の筆記入力座標を求める場合、筆記
領域の大きさと入力座標の読み取り分解能により、必要
とされる撮像素子の画素数が決まる。すなわち、筆記領
域の大きさが大きいほど、また入力座標の読み取り分解
能が大きいほど、より多くの画素数が必要とされる。ま
た、撮像した画像データから筆記入力動作を精度よく見
るためには、撮像素子から出力される画像信号のフレー
ムレートを大きくする必要がある。
【0010】しかし、高画素でかつフレームレートの大
きな撮像素子は一般的に高価であり、これを製品に実装
する場合は製品コストを抑えることが難しくなる。そこ
で、画素数がさほど大きくなく、比較的安価な撮像素子
を使用した筆記入力装置が求められていた。
【0011】また、携帯型の筆記入力装置の場合は、筆
記入力したデータを表示させるためのディスプレイの大
きさは装置全体の小型化と省電力の点から小さい方が好
ましい。
【0012】ところが、ディスプレイを小さくすると、
その表示画素数も小さくなり、1ページ分の筆記データ
を表示させようとすると、データを過度に間引きして表
示品質が著しく劣化する場合があった。
【0013】さらに、使用する撮像素子の数が少ない場
合には、広画角なレンズを必要とし、この場合、筆記入
力位置によって入力座標の読み取り分解能が異なるとい
う問題もある。
【0014】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、本発明の目的は、筆記部材として専用の部材を必
要とせず、また筆記面が平面であればどのような被筆記
部材も用いることができ、また持ち運びが容易な情報入
力装置、筆記入力装置および携帯型電子筆記装置を提供
することにある。
【0015】本発明の他の目的は、筆記用の物体である
と認識されたとき、筆記部材によって筆記されたデータ
をリアルタイムに記憶媒体に記録する情報入力方法、情
報入力装置および記録媒体を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、筆記領域における読
み取り分解能が小さい場合でも、筆記領域を単位とし
て、複数回に分割して筆記入力することによって、1ペ
ージ分の筆記データを作成して管理する筆記データ管理
方法および記録媒体を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、筆記領域における筆
記データの画素密度が均一になるように制御する筆記デ
ータ管理方法および記録媒体を提供することにある。
【0018】本発明のさらに他の目的は、筆記入力の操
作性を向上させるために、筆記入力領域の表示を制御す
る表示制御方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では、平面上の領
域を撮像した画像から平面に接触する物体を抽出し、そ
の物体の形状を認識し、その物体が筆記用のものである
か否かを判定し、筆記用の物体であると判定されたと
き、平面に接触する物体の像の位置を基に、平面上の接
触座標を求め、接触座標列からなる筆記データを入力す
る。
【0020】これにより、平面に接触する物体が筆記用
の物体であると認識されれば、筆記部材を特定しない。
従って、例えば、筆記部材として、ペン、棒、指などを
使用することができる。また、本発明の被筆記部材は、
筆記面が平面であるという条件さえ満たしていればよ
い。例えば、被筆記部材として、机上に置かれた紙、L
CD表示面、さらには机、本、壁なども使用することが
できる。
【0021】本発明では、複数の筆記用の物体が認識さ
れた場合には、平面上の領域を撮像するカメラに最も近
い物体を筆記部材として識別する。これにより、誤った
筆記データが入力されることを防止する。
【0022】本発明では、筆記領域を自由に設定できる
ようにし、筆記領域以外に筆記入力が行われた場合に
は、利用者に対して警報するようにしている。
【0023】本発明では、筆記領域における読み取り分
解能が小さい場合、1ページ分のデータ領域を複数に分
割し、分割された1つの領域を筆記領域に対応させ、筆
記入力を複数回に分割して行う。これにより、画素数の
多い1ページ分の筆記データを作成することができる。
【0024】本発明では、筆記領域を表示部に表示する
際に、筆記領域を強調表示し、また、筆記領域の位置が
1ページ中のどの位置にあるかを表示する。
【0025】本発明では、筆記部材が平面に接触する位
置によって座標の読み取り分解能が異なる場合、筆記デ
ータに対して間引き処理または補間処理を行い、筆記領
域における筆記データの画素密度を均一にする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。
【0027】図1は、本発明の筆記入力装置1の外観を
示す図である。筆記入力装置1は、その詳細は後述する
ように、2個の電子カメラを有し、各カメラで撮像した
物体像からその物体の形状を認識して、その位置座標を
求め、座標データを記憶媒体に記録する装置である。
【0028】本発明の筆記入力装置1は、携帯型で持ち
運びが可能であり、図1では、平らな筆記面(例えば机
の面や机の上に置かれた紙の面など)上に置かれた状態
を示している。そして、筆記入力装置1の左右のカメラ
部2、3に面して、筆記入力される筆記領域32が形成
されている。
【0029】筆記面上のカメラ部2、3へ向かう光は、
その光軸が筆記面に平行であり、透明板である撮像窓3
3、34を通して筆記入力装置1に入力される。この入
力光は、筆記入力装置1内部に設けられたミラーと広角
レンズを介して撮像素子に撮像される。本発明では、撮
像素子として例えばCMOSイメージセンサを用いる。
【0030】伸縮部30、31は、手動によって伸縮す
る機構となっていて、筆記入力装置1のカメラ部2とカ
メラ部3の長さ(間隔)を可変に調整することができ
る。LCD22は、筆記入力された文字などを表示する
表示装置である。なお、LCD22の近くには、各種の
操作ボタンが設けられているが、図では省略している。
【0031】また、撮像窓33、34と同じ面の撮像窓
の上部に設けられたLED8、13および筆記入力装置
1の本体部(LCD22の下)に設けられたLED2
7、28は、筆記領域32を照明する発光手段である。
LEDの設置位置は上記した場所に限定されず、筆記領
域を照明できれば他の位置でもよい。
【0032】図2は、カメラ部内部の構成を示す図であ
る。図2は左側のカメラ部2の構成(真横から見たも
の)を示しているが、右側のカメラ部についても同様で
ある。カメラ部2は、ミラー4と広角レンズ5と撮像素
子であるCMOSイメージセンサ6と画像処理回路7か
ら構成され、ミラー4、広角レンズ5、CMOSイメー
ジセンサ6は図2に示す位置関係にある。
【0033】光軸35が筆記面に平行で、筆記入力装置
1の撮像窓33を通過した光はミラー4で上方に反射さ
れ、広角レンズ5を通ってCMOSイメージセンサ6に
達する。CMOSイメージセンサ6は画素単位で配置さ
れたフォトダイオードで光電変換した信号を、所定の周
期毎に画素毎のアンプ(セルアンプ)で増幅して画像処
理回路7へ出力する。
【0034】図3は、筆記領域、つまり筆記入力装置1
が筆記入力される座標を求めることができる領域を示
す。図3は筆記入力装置1および筆記面を上方から見た
図であり、筆記領域32は斜線で示された部分である。
【0035】筆記入力位置、すなわち筆記面に接触した
筆記部材の位置は、2つのカメラ部2、3で撮像された
画像から三角測量の原理を用いて算出できるので、入力
座標を求めることができる領域は、各カメラの撮像領域
が重複した部分となる。つまり、図3では、各カメラの
撮像領域は点線の内側の領域となる。
【0036】なお、筆記入力装置1から遠ざかる方向
(図3の下方向)の筆記領域の範囲としては、筆記部材
が認識可能な距離にある筆記領域までとすることができ
る。また、図3には、筆記入力装置1のカメラ部2、3
に内蔵されたミラー4、9も図示されている。これらミ
ラー4、9は、撮像窓から入射される90°近い角度範
囲の光を反射して、その反射光を広角レンズ5、10を
通してCMOSイメージセンサ6、11に照射するよう
に取り付けられている。
【0037】図4は、筆記入力装置1のシステム構成図
を示す。筆記入力装置1は、左側カメラ部2、右側カメ
ラ部3、CPU14、ROM(Read Only M
emory)15、メインメモリ16、フラッシュメモ
リ17、操作部18、LCD表示制御部19、USB
(Universal Serial Bus)ドライ
バ20、音源21、LCD22、USB I/F23、
スピーカ24、DC−DCコンバータ25、バッテリ2
6、LED27、LED28、システムバス29より構
成されている。
【0038】左側カメラ部2は、ミラー4、広角レンズ
5、CMOSイメージセンサ6、画像処理回路7、LE
D8より構成されており、右側カメラ部3は、ミラー
9、広角レンズ10、CMOSイメージセンサ11、画
像処理回路12、LED13より構成されている。ミラ
ー4、ミラー9は、撮像窓から入射される光をそれぞれ
広角レンズ5、広角レンズ10に向けて反射する。広角
レンズ5、広角レンズ10は、90°の画角を持ち、ミ
ラー4、ミラー9から反射された光をそれぞれCMOS
イメージセンサ6、CMOSイメージセンサ11に結像
するように取り付けられている。CMOSイメージセン
サ6、CMOSイメージセンサ11は、画素単位で配置
されたフォトダイオードで光電変換した信号を、所定の
周期毎に画素毎のアンプ(セルアンプ)で増幅してそれ
ぞれ画像処理回路7、画像処理回路12へ出力する。
【0039】画像処理回路7、画像処理回路12は、そ
れぞれA/D(Analog/Digital)変換回
路を含んでおり、CMOSイメージセンサ6、CMOS
イメージセンサ11から入力されるアナログ信号をデジ
タル信号に変換した後、その画像データから被写体画像
の輪郭線を抽出する処理、その抽出された形状を基にそ
の被写体が筆記部材であるか否かを判断する画像認識処
理、筆記部材と認識された物体が筆記面に接触したとき
の接触位置の情報を出力する処理等を実行する。なお、
左側カメラ部2と右側カメラ部3は同期をとって処理が
実行されるようになっている。
【0040】ROM15には、筆記入力装置1を制御す
るためのプログラムが予め書き込まれている。メインメ
モリ16はDRAM(Dynamic RandomA
ccess Memory)より構成され、CPU14
のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ1
7は、筆記入力された座標データを記憶する。操作部1
8は、フラッシュメモリ17に記憶された筆記データを
LCD22に表示させたり、USBケーブルを介してパ
ソコン等へ転送させるために使用される、あるいは他の
目的のために使用される各種キーをLCD22の近傍に
備えている。LCD表示制御部19は、筆記データや操
作メニュー等をLCD22に表示するための制御を行
う。USBドライバ20は、USB規格に準拠した動作
処理を実行して、USBケーブルに接続されたパソコン
等とデータ転送を行う。音源21は、アラーム音等の音
信号を生成して、この音はスピーカ24より出力され
る。バッテリ26は、例えばニッケル水素電池、リチウ
ム電池等であり、電流はDC−DCコンバータ25を介
して筆記入力装置1内部に供給されると共に、LED
8、13、27、28に供給される。
【0041】次に、筆記領域において筆記部材が筆記面
に接触したときの接触位置を求める方法について、以下
説明する。
【0042】図2で説明したように、左側カメラ部2と
右側カメラ部3内のCMOSイメージセンサ6、11は
下向きに取り付けられているが、ここでは説明の便宜
上、ミラー4とミラー9が無く、広角レンズ5、広角レ
ンズ10およびCMOSイメージセンサ6、CMOSイ
メージセンサ11が図5に示すように入射光の光軸が筆
記面に平行となるように配置された場合を想定する。
【0043】広角レンズ5と広角レンズ10との距離を
L、筆記面における筆記部材の接触点をA、点Aの位置
座標を(x,y)、広角レンズ5と広角レンズ10とを
結ぶ直線をX−Line、広角レンズ5における接触点
Aの方向とX−Lineとのなす角度をβ1、広角レン
ズ10における接触点Aの方向とX−Lineとのなす
角度をβ2とする。
【0044】図6は、広角レンズ5およびCMOSイメ
ージセンサ6付近を拡大した図を示す。図6において、
fは広角レンズ5とCMOSイメージセンサ6との間の
距離、hはCMOSイメージセンサ6における広角レン
ズ5の光軸の結像位置と接触点Aの結像位置との間の距
離、αは広角レンズ5の光軸35とX−Lineとのな
す角度、θは接触点Aとその結像点とを結ぶ線と広角レ
ンズ5の光軸35とのなす角度である。これらを用い
て、以下の2式が成り立つ。 θ=arctan(h/f) (1) β1=α−θ (2) ここで、角度αは、2つのカメラへ向かう光の光軸が交
差する方向に取り付けられたときの取り付け角度の仕様
として予め判っているため、これら2式より角度β1を
求めることができる。また、右側のカメラ部3について
も同様にして角度β2を求めることができる。
【0045】角度β1と角度β2が求まると、接触点A
の位置座標(x,y)は、三角測量の原理により x=Ltanβ2/(tanβ1+tanβ2) (3) y=xtanβ1 (4) として算出される。
【0046】上記した位置座標の算出は、ミラー4とミ
ラー9がないものとして説明したが、図2に示す筆記入
力装置1のミラー4とミラー9は、光の反射により光軸
の向きを変えるだけであるので、ミラーがある場合の接
触位置座標についても、前述した方法を適用して求める
ことができる。
【0047】以下、本発明の筆記入力装置を基本にした
幾つかの実施例について詳細に説明する。
【0048】(実施例1)実施例1は、紙等の被筆記部
材にペンを用いて筆記した場合、その筆記データをリア
ルタイムにデジタルデータとして記憶媒体に記録し、ま
た、棒や指等のインクを用いない筆記部材を使用して筆
記が行われた場合でも、その筆記データをリアルタイム
にデジタルデータとして記憶媒体に記録する実施例であ
る。
【0049】図7は、本発明の実施例1に係る処理フロ
ーチャートであり、画像処理回路7、12およびCPU
14によって実行される。
【0050】ユーザがペンなどの筆記部材を用いて筆記
領域内の紙などに筆記したとき、その筆記動作が左右の
カメラ部2、3で撮像される。図8は、筆記部材36の
画像例を示す。左側カメラ部2にある画像処理回路7
は、CMOSイメージセンサ6から出力される画像信号
をA/D変換して、この得られた1フレーム分の画像デ
ータから物体の輪郭線を抽出する処理を行う(ステップ
101)。
【0051】ここで、CMOSイメージセンサ6の垂直
方向(図8の筆記面上の高さ方向39に該当)の画素数
が大きい場合には、画像処理回路7は、筆記面から所定
の高さまでの領域の像を形成するCMOSイメージセン
サ6の画素についてのみ画像信号を出力するように制御
する。上記した物体の輪郭線の抽出方法としては、例え
ば微分により画素間の濃度勾配を求め、その方向と大き
さから輪郭線を判定する方法(例えば、特公平8−16
931号公報に記載の方法)などを用いる。
【0052】輪郭線が抽出されると、その輪郭線の形状
を基に、その物体が筆記部材であるか否かを判断する。
この形状判断は、画像認識技術を用いて行う。この形状
認識の方法として、例えば、まず物体の重心を求め、こ
の重心と輪郭線までの距離を重心の回り(360°)に
ついて順次求め、この角度と距離の関係から輪郭線の形
状を特定する方法(特開平8−315152号公報を参
照)などを用いる。この得られた輪郭線の形状に関する
データは、筆記部材の形状としてROM15またはフラ
ッシュメモリ17に予め記憶されたデータと比較するこ
とで(ステップ102)、その形状の物体が筆記部材で
あるか否かを判断する(ステップ103)。
【0053】筆記動作時は、筆記部材の筆記面に対する
傾きが一定でないため、図8に示すように、物体の重心
40と輪郭線とを結ぶ基準線41(0°の位置)をある
角度の範囲内で回転させて予めROM15などに記憶さ
れたデータと比較する。図8には、筆記部材の画像と共
に基準線の回転の例を示す。なお、筆記部材の形状に関
するデータを複数種類用意しておき、形状の判断処理時
にこれらを全て利用してもよい。また、筆記部材の形状
に関するデータを予め記憶せずに、図9に示すように、
輪郭線が抽出された物体が対称線42に対して左右対称
であるか否かをチェックして、対称と判断した場合にそ
の物体を筆記部材と判断する方法もある。この対称性は
上述した重心40と輪郭線までの距離を重心40の回り
について順次求めることで判断することができる。
【0054】上記の判断処理により筆記部材であると判
断した場合は(ステップ103でYES)、その筆記部
材が筆記面に接触したか否かを判断する(ステップ10
4)。ここで、筆記面38は、図8に示したように撮像
領域37の1つの辺に相当している。そこで、筆記部材
36の像が、この筆記面38に相当した辺に接触したか
否かを判断すればよい。
【0055】筆記部材が筆記面に接触したと判断した場
合(ステップ104でYES)、この接触点Aの結像位
置と広角レンズ5の光軸35の結像位置との距離hを求
める(ステップ105)。図10は、筆記部材が筆記面
に接触している画像例を示す。
【0056】図10の例では、広角レンズ5の光軸35
の結像位置をh0、接触点Aの結像位置をh1としてh
はh=h0−h1で求められる。なお、h0とh1は、
CMOSイメージセンサ6の縦方向の基準となる辺39
からの画素数と画素間の距離(画素ピッチ)より求めら
れる。
【0057】距離hが求まると、式(1)と式(2)よ
り既知の値を持つfとαを用いて角度β1が求まる(ス
テップ106)。
【0058】右側カメラ部3においても上記と同様な処
理を行い、角度β2が求まる。これらのβ1、β2およ
び既知の値を持つLを用いて式(3)と式(4)より筆
記面38における接触点Aの座標(x,y)が求まる
(ステップ107)。
【0059】なお、式(1)から式(4)を使用した上
記した計算はCPU14で実行してもよいし、式(1)
と式(2)の計算を画像処理回路7および画像処理回路
12で実行し、式(3)と式(4)の計算をCPU14
で実行するようにしてもよい。
【0060】CPU14は、筆記部材36が筆記面38
に接触してから離れるまでの間に得られた接触点Aの座
標データ列(つまり、筆記データ)から、各座標点間を
直線で結ぶ等の方法により表示用の描画データを生成し
て、これをLCD表示制御部19を介してLCD22に
表示するとともに(ステップ108)、この接触点Aの
座標データ列をフラッシュメモリ17に記憶する(ステ
ップ109)。この記憶形態としては、例えば座標デー
タ列を1つのファイルとして記憶する。
【0061】(実施例2)上記した実施例1では、1フ
レーム分の画像データ毎に物体の輪郭線を抽出する場合
を示したが、物体の輪郭線を基にその物体が筆記部材で
あると判断した後は、実施例2では、輪郭線の抽出処理
の代わりに輪郭線の動きを検出する処理を行う。これに
より、物体と筆記面との接触を精度よく判断することが
できる。
【0062】動き検出として、本実施例では例えばオプ
ティカルフローを使用する。オプティカルフローとは、
画像の画素値の時間的な変化率とその周りでの空間的な
変化率を用いて求められる、画像の各点での速度ベクト
ルのことである。
【0063】図11は、本発明の実施例2に係る処理フ
ローチャートである。ステップ203までの処理は実施
例1と同様である。画像処理回路7、12は、連続した
複数フレームの画像データを用いて、筆記部材と判断し
た物体の輪郭線上の各点の速度ベクトルを求め(ステッ
プ204)、筆記面に近づく方向にある場合、筆記面と
垂直方向の速度ベクトル成分がゼロになったか否かを調
べる(ステップ205)。速度ベクトル成分がゼロにな
った時点で(ステップ205でYES)、物体が筆記面
に接触したか否かをチェックする(ステップ206)。
筆記面に接触したと判断した場合(ステップ206でY
ES)、以下、実施例1と同様に処理して、接触点の座
標(x,y)を求め(ステップ209)、ステップ21
0、ステップ211の処理を実行する。
【0064】(実施例3)前述したように、本発明では
筆記用の物体であると認識されれば、筆記部材を特定せ
ず、鉛筆や棒、指などを使用することができる。しか
し、筆記部材となり得る鉛筆と指では、その形状が異な
る。
【0065】そこで、実施例3では、形状が異なるいく
つかの代表的な筆記部材の形状に関するデータを筆記部
材の代表形状として予め登録しておき、ユーザが適宜、
それらの中の1つを選択できるようにする。そして、筆
記する前に、その筆記で使用する筆記部材に適した代表
形状を選択すると、その形状に応じて撮像素子における
光電変換信号を出力する画素の領域を変更する。これに
より、装置の処理負荷を軽減させることができる。
【0066】図12は、本発明の実施例3に係る処理フ
ローチャートである。処理動作の前に、複数の代表的な
筆記部材の輪郭線の形状に関するデータをROM15ま
たはフラッシュメモリ17に予め記憶しておく。
【0067】操作部18には選択キーが用意され、ユー
ザのキー操作により筆記部材の選択モードになると(ス
テップ301でYES)、代表的な筆記部材に対応した
アイコンをLCD22に表示する(ステップ302)。
【0068】図13は、アイコンの表示例を示す。図1
3において、(a)は手で持つ部分が比較的細く、先端
部分がテーパー状になっているもの、例えばボールペ
ン、鉛筆、シャープペンシル等が適用される。(b)は
棒やキャップの付いたマーカーペン等が適用される。
(c)は指等が適用される。
【0069】ここで、(a)、(b)に該当する鉛筆や
マーカーペンと(c)に該当する指を比較する。それぞ
れ筆記面に接触した状態で、それらの形状を判別するの
に必要な撮像領域における筆記面からの高さ方向の寸法
は、鉛筆やマーカーペンの方が指より小さくて済む。
【0070】そこで、図13の各アイコンに応じてCM
OSイメージセンサ6およびCMOSイメージセンサ1
1における光電変換信号を出力する画素の領域を変更す
る。
【0071】すなわち、ユーザのキー操作によって
(a)、(b)のアイコンが選択された場合は(ステッ
プ303でYES)、筆記面からの高さ方向(図10の
高さ39に相当)に対する光電変換信号を出力する画素
数を小さくし(ステップ304)、(c)のアイコンが
選択された場合は(ステップ305でYES)、逆に、
筆記面からの高さ方向に対する光電変換信号を出力する
画素数を大きくする(ステップ306)。以降、実施例
1のステップ101以下の処理を実行する。
【0072】なお、光電変換信号を出力する画素領域を
指定する信号は、画像処理回路7からCMOSイメージ
センサ6へ、および画像処理回路12からCMOSイメ
ージセンサ11へそれぞれ出力される。
【0073】(実施例4)本実施例は、上記実施例3と
同様に、形状が異なるいくつかの代表的な筆記部材の形
状に関するデータを筆記部材の代表形状として予め登録
しておき、ユーザが適宜、それらの中の1つを選択でき
るようにする。そして、筆記する前に、その筆記で使用
する筆記部材に適した代表形状を選択すると、その形状
に関するデータを、筆記面に接触する物体が筆記用のも
のか否かを判断する時の参照データとして使用する。こ
れにより、上記した判断処理の精度を向上させ、また装
置の処理負荷を軽減させる。
【0074】図14は、本発明の実施例4に係る処理フ
ローチャートである。処理に先立って、複数の代表的な
筆記部材の輪郭線の形状に関するデータを、筆記部材選
択用のアイコン識別情報と関連付けてROM15または
フラッシュメモリ17に予め記憶しておく。本実施例で
使用するアイコンは、実施例3で使用したアイコン(図
13)と同じものである。
【0075】実施例3と同様に、ユーザのキー操作によ
り筆記部材の選択モードになると(ステップ401でY
ES)、代表的な筆記部材に対応したアイコン(図1
3)をLCD22に表示する(ステップ402)。1つ
のアイコンが選択されると(ステップ403でYE
S)、その選択されたアイコンのアイコン識別情報をメ
インメモリ16に記憶する。
【0076】筆記部材の選択モードが終了し、筆記入力
モードに入ると(ステップ404)、画像処理回路7
(12)は、CMOSイメージセンサ6(11)から出
力される画像信号をA/D変換して、この得られた1フ
レーム分の画像データから物体の輪郭線を抽出する処理
を行う(ステップ405)。輪郭線が抽出されると、そ
の輪郭線の形状を基にその物体が筆記部材であるか否か
を、先に記憶されている筆記部材の形状に関するデータ
を使用することにより判断する。つまり、抽出された輪
郭線の形状のデータと、先にメインメモリ16に記憶し
たアイコン識別情報に対応した筆記部材の形状に関する
データとを比較する(ステップ406)。以降、実施例
1のステップ103に進み、比較の結果、一致したと
き、筆記部材であると判断され、ステップ104以下の
処理を実行する。
【0077】(実施例5)筆記部材を撮像した画像中
に、筆記部材と類似したパターンがある場合にはそのパ
ターンを筆記部材と誤認識する可能性がある。そこで、
実施例5では、筆記入力に先立って筆記部材を撮影し
て、この筆記部材の形状に関するデータを記憶してお
く。そして、このデータを筆記面に接触する物体が筆記
用のものか否かを判断する時の参照データとして使用す
る。これにより、上記した判断処理の精度を向上させ、
また装置の処理負荷を軽減させる。
【0078】図15は、本発明の実施例5に係る処理フ
ローチャートである。筆記入力の前に、筆記部材を筆記
面に接触した状態あるいは筆記面に近づけた状態で筆記
部材が撮影され、操作部18に設けられた筆記部材の形
状記憶キーが押される(ステップ501でYES)。画
像処理回路7(12)は、CMOSイメージセンサ6
(11)から出力される画像信号をA/D変換して、こ
の得られた1フレーム分の画像データから物体の輪郭線
を抽出する処理を行う(ステップ502)。筆記部材の
輪郭線が抽出されると、その輪郭線の形状に関するデー
タがメインメモリ16に記憶され、筆記部材の形状を判
断するときに使用される(ステップ503)。
【0079】形状記憶操作が終了すると筆記入力モード
となり(ステップ504)、画像処理回路7(12)
は、CMOSイメージセンサ6(11)から出力される
画像信号をA/D変換して、この得られた1フレーム分
の画像データから物体の輪郭線を抽出する処理を行う
(ステップ505)。物体の輪郭線が抽出されると、そ
の輪郭線の形状を基にその物体が筆記部材であるか否か
を、先にメインメモリ16に記憶した筆記部材の形状に
関するデータを使用して判断する。つまり、抽出された
物体の輪郭線の形状のデータと、先にメインメモリ16
に記憶した筆記部材の形状に関するデータとを比較する
(ステップ506)。以降、実施例1のステップ103
以下の処理を実行する。
【0080】(実施例6)上記した各実施例は、認識さ
れる筆記用物体が1つの場合の実施例であるが、筆記入
力時には、例えばペンと指などが同時に筆記用物体とし
て画像認識手段によって認識される場合がある。
【0081】実施例6は、このような状況を考慮した実
施例であり、同時に複数の筆記用物体が認識されたと
き、カメラに最も近い物体のみを筆記部材とみなす実施
例である。
【0082】本実施例では、筆記部材として認識される
物体が同時に2つある場合について以下、説明する。図
16に示すように、被筆記部材として紙が使用されてお
り、この上を左手の指で押さえた状態で右手でボールペ
ンを使用して筆記している場合を例にして説明する。図
中、Aはボールペンと紙との接触点、BからFは各指と
紙との接触点である。なお、ボールペンを握った右手は
筆記部材として認識されない物体であるため、その図示
は省略している。
【0083】図17は、本発明の実施例6に係る処理フ
ローチャートである。画像処理回路7は、CMOSイメ
ージセンサ6から出力される画像信号をA/D変換し
て、この得られた1フレーム分の画像データから物体の
輪郭線を抽出する処理を行う(ステップ601)。続い
て、その輪郭線の形状を基にその物体が複数の筆記部材
であるか否かを判断するために、ROM15またはフラ
ッシュメモリ17に予め記憶された、ペンや指等の複数
種類の筆記部材の形状に関するデータと順次比較する
(ステップ602)。図16の例では、左手の親指と人
差し指は中指の影となっているため筆記部材であると判
断せず、ボールペンと他の3本の指が筆記部材であると
判断する。
【0084】また、右側カメラ部3側においても上記と
同様の処理を実行する。すなわち、画像処理回路12
は、CMOSイメージセンサ11から出力され、A/D
変換により得られた1フレーム分の画像データから物体
の輪郭線を抽出する処理を行い(ステップ601)、そ
の輪郭線の形状よりその物体が複数の筆記部材であるか
否かを判断する(ステップ602)。図16の例では、
左手の子指と薬指は中指の影となっているため筆記部材
であると判断せず、また左手の親指と人差し指も図示し
ていない右手の影となっているため筆記部材であると判
断せず、ボールペンと左手の中指が筆記部材であると判
断する。
【0085】次いで、左側カメラ部2と右側カメラ部3
の両方で複数の筆記部材であると判断され、それら筆記
部材が筆記面に接触したか否かを、実施例1で説明した
と同様に判断し(ステップ603)、接触したと判断さ
れたとき(ステップ603でYES)、ボールペンと左
手の中指の筆記面への各接触点AとDの座標を、式
(1)から式(4)を使用した計算により求める。そし
て、図18に示すように、筆記入力座標の原点をP
(0,0)、そのX軸の端点をQ(Xmax,0)とし
て、各接触点とPまでの距離L1とQまでの距離L2を
求める。ここで接触点の座標を(x,y)とすると L1=√(x2+y2) L2=√((Xmax−x)2+y2) となる。
【0086】続いて、接触点AとDについて、L1とL
2の和(L1+L2)を求め(ステップ604)、この
値が小さい点を判断する。今、点Aが小さいため、点A
に接触している物体、すなわちボールペンを筆記入力と
して有効な筆記部材であると判断する。このようにし
て、筆記面に接触する複数の物体が筆記部材であると判
断された場合は、L1とL2の和が最小となる接触位置
についてのみ有効な座標データとして取り込む(ステッ
プ605)。この後の処理は、実施例1のステップ10
8以下を実行する。また、筆記部材が一つであると判断
された場合は(ステップ606、608でYES)、実
施例1と同様に処理する。
【0087】なお、図18において、直線PQの近傍は
図3に示したように筆記領域とならない部分があるが、
この制約は装置の仕様などにより対処する。例えば、点
P、点Qを筆記入力装置1に接した位置とせずに、それ
ぞれ筆記入力装置1からY軸方向に同じ距離だけ離れた
位置とする等の方法により対処する。
【0088】(実施例7)実施例7は、筆記領域を例え
ば定形の用紙サイズに定義して、入力される筆記データ
の管理を容易にする実施例である。
【0089】図19は、本発明の実施例7に係る処理フ
ローチャートである。図3に示した筆記領域として、例
えばA4判の縦を定義する。この情報は、ROM15に
予め書き込まれている。上記した実施例1から実施例5
で示した、いずれかの方法により筆記部材の筆記面への
接触座標を求める処理を実行する(ステップ701)。
【0090】このとき、求められた座標が筆記領域とし
て定義された領域内の場合は(ステップ702でYE
S)、その座標データを有効なデータとして処理する
(ステップ703)。すなわち、得られた接触点の座標
データ列から表示用の描画データを生成して、これをL
CD22に表示し、また、これらの座標データ列をフラ
ッシュメモリ17に記憶する。逆に、求められた座標が
筆記領域として定義された領域外の場合は(ステップ7
02でNO)、その座標を無効なデータとして、その座
標データは上記したように処理(表示、記憶)しない
(ステップ704)。
【0091】(実施例8)実施例8は、筆記領域とし
て、例えばA4判縦、A4判横、B4判縦、B4判横等
を設定することができ、ユーザはこれらの1つを選択す
る実施例である。また、本実施例では、電子カメラ間の
距離を変えることにより、筆記領域の幅を設定すること
ができる。
【0092】図3に示した筆記領域として、例えばA4
判縦、A4判横、B4判縦、B4判横を定義する。これ
らの情報は、ROM15に予め書き込まれている。
【0093】図1に示した伸縮部30、31は、手動に
よって伸縮する機構となっている。この2つの伸縮部3
0、31を使用して、上記した4つの筆記領域に対応で
きるようになっている。両方の伸縮部30、31が最も
縮んだ状態のとき(つまり、カメラ間の距離が最小)が
A4判縦、最も伸びた状態のとき(カメラ間の距離が最
大)がB4判横である。
【0094】また、左側の伸縮部30が最も縮んだ状態
で、かつ右側の伸縮部31が最も伸びた状態のときがB
4判縦、左側の伸縮部30が最も伸びた状態で、かつ右
側の伸縮部31が最も縮んだ状態のときがA4判横であ
る。各伸縮部30、31には図示していないスイッチが
取り付けられており、これらのスイッチのON、OFF
の組み合わせにより、この2つの伸縮部30、31の伸
縮状態を検出することができる。
【0095】図20は、本発明の実施例8に係る処理フ
ローチャートである。2つの伸縮部の伸縮状態をチェッ
クし(ステップ801)、伸縮状態に対応した筆記領域
を設定する(ステップ802)。例えば、両方の伸縮部
30、31が最も縮んだ状態にある場合には、筆記領域
はA4判縦に定義される。
【0096】次いで、前述した実施例1から実施例5で
示した、いずれかの方法により筆記部材の筆記面への接
触座標を求める処理を実行し(ステップ803)、求め
られた座標が筆記領域として定義された領域内の場合は
(ステップ804でYES)、実施例7で説明したのと
同様に、その座標データを有効なデータとして処理し
(ステップ805)、求められた座標が筆記領域として
定義された領域外の場合は、その座標を無効なデータと
して、その座標データは処理しない(ステップ80
6)。
【0097】なお、上記した実施例では、伸縮の状態を
4段階としたが、本発明はこれに限定されず、伸縮の段
階をさらに多段階に設定できる手段を用いるようにして
もよい。
【0098】(実施例9)本実施例は、筆記に先立っ
て、予め用意された複数種類の筆記領域以外にも、筆記
位置の座標が求められる範囲内において筆記領域を自由
に設定できる実施例である。すなわち、ユーザは、予め
用意された筆記領域よりも大きい領域を適宜、筆記領域
として設定することができる。
【0099】図21は、本発明の実施例9に係る処理フ
ローチャートである。ユーザの操作部18に設けられた
キーの操作により筆記領域設定モードになると(ステッ
プ901でYES)、筆記部材の筆記面への接触座標の
軌跡は筆記データとして処理せずに、筆記領域を設定す
るための情報として処理する(ステップ902)。
【0100】上記筆記領域設定モードでは、画像処理回
路7、12は、筆記部材の筆記面への接触座標の軌跡が
閉領域を形成するか否かを判断する。この閉領域は、領
域の周囲が全て接触座標の軌跡であるような領域であっ
てもよいし、図18に示した点Pと点Qを結んだ直線を
基準の辺として、この辺と接触座標の軌跡とから形成さ
れる領域でもよい。あるいは、図22に示すように、直
線PQ、点Pを起点として直線PQと直交する直線P
R、点Qを起点として直線PQと直交する直線QS、お
よびこれらの辺と接触座標の軌跡(図22では直線RS
に該当)とから形成される領域でもよい。
【0101】上記の方法により、筆記部材を筆記面上で
移動させて筆記領域を指定し、操作部18に設けられた
確定キーが押されると(ステップ903でYES)、指
定された領域を、筆記領域として定義する(ステップ9
04)。
【0102】今、操作部18とLCD22に表示する操
作ガイダンスを用いて、図22に示したように、直線P
Q、点Pを起点として直線PQと直交する直線、点Qを
起点として直線PQと直交する直線を3辺として、残り
の1辺を任意の位置に特定可能な筆記領域指定モードに
する。次いで、筆記部材を使用して直線RSが引かれ、
操作部18に用意された確定キーが押されると、矩形P
QSRを筆記領域として定義し、この4つの各点の座標
を筆記領域情報としてメインメモリ16に記憶する。
【0103】筆記領域が定義されると(ステップ904
でYES)、筆記領域設定モードが解除されて筆記入力
モードとなり(ステップ905)、以下、前述した実施
例7、8と同様に処理する。上記ステップ904で筆記
領域が形成されないときは、筆記領域の設定が失敗した
ことをLCD22に表示し(ステップ910)、ユーザ
に知らせる。
【0104】なお、上記した実施例では、筆記領域とし
て矩形の例を示したが、他の形状であっても同様にして
筆記領域情報を管理することができる。
【0105】(実施例10)実施例10は、設定された
筆記領域以外の領域に対して筆記が行われたことを検出
した場合、その筆記入力が無効であることをユーザにア
ラーム音により通知する実施例である。
【0106】図23は、本発明の実施例10に係る処理
フローチャートである。実施例7、8または実施例9に
おいて、筆記部材として認識された物体の筆記面への接
触座標が筆記領域外の場合は(ステップ1002でN
O)、その座標を無効なデータとして、その座標データ
は処理しないようにするとともに(ステップ100
4)、音源21から筆記入力が無効であることを表すア
ラーム音信号をスピーカ24に出力して、スピーカ24
からアラーム音を出力する(ステップ1005)。
【0107】このように本実施例によれば、筆記領域と
して紙等のシートが使用されない場合でも、ユーザは筆
記領域を容易に識別することができる。
【0108】(実施例11)実施例11は、筆記領域の
外周部に縁を設けて、ユーザに対して筆記領域を分かり
易くさせ、また、カメラで撮像された画像から、筆記領
域の外側における縁の影になる部分での筆記部材と被筆
記部材との接触を検出しないようにして、装置の処理負
荷を軽減させる実施例である。
【0109】ところで、カメラで撮像した入力画像中か
ら、ある物体を抽出する場合、その対象物体とそれ以外
の領域の明るさ(輝度)の比(コントラスト)が大きい
方が物体の抽出精度が高くなる。筆記部材が特定されて
いる場合には、その筆記部材の色に最も適した背景色を
決めることができるが、筆記部材の色が特定されない場
合には、あらゆる色の対象物体を比較的抽出しやすい背
景色にすることが必要となる。
【0110】例えば、指で筆記入力する場合、指を通常
の室内照明下で撮像したとき、その輝度は黒色の被写体
の輝度よりも白色の被写体の輝度により近いし、また全
ての色の中で、黒色の輝度が最も小さい。
【0111】そこで、本実施例では、さらに、筆記領域
の外周部に設けられた縁の内側を黒色とすることによ
り、不特定の筆記部材の形状認識および被筆記部材との
接触検出の精度をより一層向上させている。
【0112】筆記領域として紙等のシートが使用されな
い場合、ユーザが筆記領域を容易に識別することができ
るように、筆記領域の外周部分に縁を設ける。図24に
示すように、この縁として、プラスチック等を材料とし
た枠を使用する。この枠は3本の棒43、44、45か
ら構成され、結合部49と結合部50によってそれら棒
同士が結合または分離できるようになっている。結合部
49、50の形状については、公知のものを用いる。
【0113】枠の筆記面からの高さは、筆記部材として
認識された物体が筆記領域外にあって、筆記面に接触し
ていることを判断できない程度に高ければ十分である。
このような枠を設置することにより、筆記領域外におけ
る物体の筆記面への接触判断処理が行われないため、装
置の処理量が大幅に軽減される。
【0114】また、上記の枠の内側の面46,47,4
8を黒色とし、さらに、枠の材質を光の反射率の小さい
ものとすることにより、不特定の筆記部材の形状認識お
よび筆記面との接触検出の精度が大幅に向上する。
【0115】(実施例12)光電変換によって各画素に
蓄積される単位時間当たりの電荷の量は、撮像素子に入
射される光量に応じて異なる。すなわち、入射光量が多
いほど、光電変換により蓄積される単位時間当たりの電
荷量が多くなり、画像信号として出力するフレームレー
トを大きくすることができる。また、照明環境がよくな
い場所で筆記入力が行われる場合もある。
【0116】そこで、本実施例では、被筆記部材上の筆
記領域に対して照明光を照射することにより、筆記部材
の形状認識および被筆記部材との接触検出の精度を向上
させる。
【0117】図1、4において、筆記入力装置1の電源
がONになると、LED8、LED13、LED27、
LED28に電流が供給され、これら全てのLEDが点
灯する。これにより、CMOSイメージセンサ6および
CMOSイメージセンサ11に入射される光量が多くな
り、光電変換により蓄積される単位時間当たりの電荷量
が多くなり、画像信号として出力するフレームレートを
大きくすることができる。
【0118】これにより、筆記部材の形状認識および被
筆記部材との接触検出の精度を向上させることができ、
特に、照明環境が悪い場所に筆記入力装置1が置かれて
使用される場合に大きな効果をもたらす。
【0119】なお、上記した実施例では全てのLEDが
筆記入力装置1の電源ONとともに点灯する例を示した
が、LED点灯用のスイッチを設けて、スイッチを入れ
たLEDのみを点灯するようにしてもよい。
【0120】(実施例13)実施例13では、入力座標
の読み取り分解能が小さい場合、読み取り領域全体を1
ページ分のデータ領域の一部分に対応づけて、筆記入力
された文字等の筆記データを1ページ分の筆記データと
合成して表示部に表示したり、またファイルとして保存
する。
【0121】また、本実施例では、筆記データの表示デ
バイスとして表示画素数の小さい小型ディスプレイを使
用した場合にも、画素数の大きい1ページのデータ領域
を分割して表示したり、またその分割されたデータ領域
に対して筆記入力を行えるようにする。すなわち、1ペ
ージ分のデータ領域を複数のブロックに分割して、その
1つのブロックを筆記領域に対応づけるので、筆記領域
における読み取り分解能が小さい場合でも複数回に分割
して筆記入力することにより、1ページ分の筆記データ
を作成することができる。
【0122】筆記領域は、図3で説明したように、筆記
部材を認識可能な範囲までとすることができるが、ここ
では、図22に示すように点P、点Q、点R、点Sを頂
角としたA4判の大きさに設定された場合について説明
する。
【0123】ここで、点Pは筆記領域における筆記入力
座標の原点であり、点QはそのX軸の端点である。点P
と点Qとの間の距離は、前述したように、図1の伸縮部
30、31を手動で伸縮することにより、A4判の横寸
法に設定される。なお、点Pと点Qとの間の距離は、m
m単位でLCD22に表示され、またその距離が定型の
用紙サイズの幅である場合には、例えば「A4横幅」、
「B4横幅」等の文字がLCD22に表示されるように
なっている。
【0124】次に、筆記入力データの管理方法について
説明する。筆記入力されたデータは、所定の大きさのペ
ージ単位で管理される。筆記領域は任意の大きさに設定
できるので、ページの大きさも任意に設定することが可
能であるが、ここでは、ページのデータサイズ(画素
数)を、A4判のデータサイズ(画素数)として説明す
る。なお、このページの画素数は、グループ3ファクシ
ミリの文書に関する国際勧告ITU−T勧告T.4を基
に、横864画素、縦1140画素とする。これは、横
方向、縦方向とも100dpi(dot per in
ch)に相当する。このページは1ページを1ファイル
として保存したり、あるいは複数ページを1ファイルと
して保存することができ、このファイルはフラッシュメ
モリ17に記憶、保存される。
【0125】さて、図5に示した位置構成において、式
(1)から式(4)を用いて筆記入力の座標を求める方
法について説明したが、この座標を求める唯一の可変パ
ラメータは式(1)に示された角度θ(厳密にはCMO
Sイメージセンサにおける広角レンズの光軸の結像位置
と筆記入力点の結像位置との間の距離h)である。
【0126】上記説明した方法では、カメラ部からの距
離によって筆記入力の分解能が異なる。図25を用いて
これを具体的に説明する。図25は、CMOSイメージ
センサ、広角レンズ、筆記入力点A,B,C,Dの位置
関係を示している。説明の便宜上、点Aと点Cは広角レ
ンズの光軸上にあるとし、点EはCMOSイメージセン
サ表面におけるこれらの点の結像位置である。また、点
Eに該当する画素の隣の画素に結像される点をF、この
位置に結像されるべく被写体の位置である筆記入力点を
点B、点Dとする。ここで、線分AEと線分AB、およ
び線分CEと線分CDとの成す角度は90度であるとす
る。また、線分AEと線分BFとの交点をG、線分AG
と線分BG及び線分CGと線分DGとの成す角度をθ、
線分AGの長さをd1、線分CGの長さをd2、線分A
Bの長さをλ1、線分CDの長さをλ2として、 λ1=d1tanθ (5) λ2=d2tanθ (6) である。
【0127】上記式(5)、(6)から明らかなよう
に、CMOSイメージセンサの隣り合う2つの画素E、
Fが撮像する被写体の距離範囲λ1、λ2は広角レンズ
からの距離d1、d2によって異なる。すなわち、点G
からの距離がd1の場所では2画素でλ1の範囲を撮像
するのに対して、点Gからの距離がd2の場所では2画
素でλ2の範囲を撮像する。これは、点Aから点Bへ筆
記入力した場合と、点Cから点Dへ筆記入力した場合と
では、入力座標の読み取り精度が同じであることを意味
する。
【0128】座標入力の読み取り分解能は、直線ABの
位置では、単位長さである1インチを距離λ1(inc
h)で割った値が、また直線CDの位置では、1インチ
を距離λ2(inch)で割った値が分解能(単位:d
pi)となる。CMOSイメージセンサの横方向(撮像
した画像における筆記面と平行な方向(図8の38))
の読み取り画素数が640画素の場合、図22に示した
A4判の筆記領域の点Rと点Sにおける読み取り分解能
は約28dpi、また、この領域の中心部分における読
み取り分解能は約56dpiである。
【0129】以上の説明から分かるように、筆記入力さ
れる位置が2つのカメラ部に近いほど、座標がより密に
読み取られ、逆に2つのカメラ部から遠ざかるほど、座
標がより粗に読み取られる。
【0130】LCD22は、その表示画素数が横432
画素、縦285画素であるとする。このLCD22に、
先に定義した画素数の1ページのデータを表示させる場
合、ページを分割して表示させる必要がある。
【0131】図26は、ページ分割の例を示す。図26
では、1ページ分の画素数がLCD22の表示画素数で
8分割されている。すなわち、分割された1つの表示用
ブロック51の画素数はLCD22の表示画素数と同じ
である。この表示用のブロック(432×285画素)
を左右に2分割した1つのブロック(216×285画
素)を、図22に示すA4判の大きさの筆記領域に該当
するように割り当てる。
【0132】図27は、1ページを筆記用ブロック(筆
記領域)に分割した例を示す。筆記用ブロック52は表
示用ブロック51を2分割した大きさであるので、1ペ
ージは16分割される。図28は、図27に示す4番目
の筆記用ブロック(筆記領域)に対して筆記入力する場
合の筆記領域と1ページの関係を示す。図28の筆記領
域はA4判の大きさであり、また、この筆記領域には紙
が敷かれており、ペンで書かれた文字列が記されてい
る。
【0133】次に、上記したように分割された筆記用ブ
ロックの1つに対して、筆記入力する場合の実施例13
の動作を説明する。図29は、本発明の実施例13に係
る処理フローチャートである。実施例1のステップ10
1からステップ107(図7)で説明したのと同様にし
て、ステップ1101からステップ1107を実行し、
筆記部材の筆記面における接触点の座標(x、y)を求
める。算出された(x,y)の値の単位は、式(3)と
式(4)から明らかなように距離Lの単位と同じであ
り、本実施例ではmmとする。
【0134】筆記用ブロックは1ページを16分割した
ものであるので、1ページ中における筆記入力の位置
を、X軸方向とY軸方向における原点からの画素数で表
現する(ステップ1108)。まず、1ブロック中での
距離座標(x,y)を画素数で表現した座標(x_do
t, y_dot)は、座標の読み取り分解能(読み取
り間隔)が筆記領域(1ブロック)全体に対して均一で
あると仮定すると、次式で表される。 x_dot=x/X軸方向の座標の読み取り間隔(単位はmm) (7) y_dot=y/Y軸方向の座標の読み取り間隔(単位はmm) (8)
【0135】続いて、1ページ中における筆記入力座標
を求める(ステップ1109)。1ページの左上の角を
原点として、画素数で表現した筆記用ブロックの起点
(左上の角)座標を(x_org(n), y_org
(n))(nは0から15までの整数)とすると、1ペ
ージ中における筆記入力座標(x_dot_page,
y_dot_page)は x_dot_page=x_org(n)+x_dot (9) y_dot_page=y_org(n)+y_dot (10) となる。
【0136】筆記入力装置1は、上記画素数で表現され
た座標(x_dot_page,y_dot_pag
e)を筆記データとして管理する。例えば、10番目の
筆記用ブロックに対して筆記入力されていて、このブロ
ック中の座標位置(100,200)に筆記があった場
合、1ページ中におけるこの筆記入力座標は(316,
770)となる。なお、10番目の筆記用ブロックの起
点座標は(216,570)である。
【0137】CPU14は、1つの筆記用ブロック中で
筆記部材が筆記面に接触してから離れるまでの間に得ら
れた接触点の座標データ列を、1ページ中における上記
筆記用ブロックの筆記データとして記憶するとともに
(ステップ1110)、これらの座標データ列から各座
標点間を直線で結ぶなどの方法により表示用の描画デー
タを生成して、これをLCD表示制御部19を介してL
CD22に表示する(ステップ1111)。
【0138】上記した実施例では説明を簡単にするため
に、画素数表現された座標(x_dot,y_dot)
を求めるときに、座標の読み取り分解能が筆記領域(1
ブロック)全体に対して均一であると仮定したが、実際
にはカメラ部からの距離によってこの読み取り分解能は
異なる。筆記データの画素密度を筆記領域全体に対して
均一にする方法は、後述する実施例で説明する。
【0139】また、距離座標(x,y)から画素数で表
現した座標(x_dot,y_dot)を求める方法と
して、式(7)と式(8)の代わりに以下の式を用いる
こともできる。 x_dot=864×(x/215)×(1/4) (11) y_dot=1140×(y/290)×(1/4) (12)
【0140】式(11)は、1ページの横方向の画素数
864、横幅215(mm)の値を使用して、画素数と
距離において同じ比率にして、さらに筆記領域に該当す
る1ブロックが1ページの横方向について1/4の大き
さであることから成り立つ。また、式(12)も1ペー
ジの縦方向の画素数1140、縦幅290(mm)の値
を使用して成り立つ。
【0141】(実施例14)実施例14では、筆記領域
を1ページ分のデータ領域中の任意の領域に対応づけ、
筆記領域における読み取り分解能が小さい場合でも複数
回に分割して筆記入力することにより、1ページ分の筆
記データを作成する。
【0142】すなわち、上記した実施例13では、1ペ
ージ分の画素数を8ブロックに分割して、その中の1つ
のブロックをLCD22に表示し、さらにその表示領域
の半分を筆記領域に対応づける場合を示したが、本実施
例ではLCD22の表示領域を1ページ分のデータ領域
の中の任意の位置とすることができ、さらにその表示領
域の1部分を筆記領域に対応づける場合について説明す
る。
【0143】LCD22は、実施例13と同様に、その
表示画素数が横432画素、縦285画素であるとす
る。1ページ分のデータ領域の中で、上記した表示画素
領域はユーザの操作により自由に移動できるようになっ
ている。この移動方法については後述する実施例で説明
する。
【0144】図30は、1ページ分のデータ領域におけ
る表示画素領域53の1例を示す。図30では、さらに
表示画素領域中の中央部分の領域(横216画素×縦2
85画素:斜線で図示)を筆記領域に対応づけた筆記用
表示領域54としている。つまり、図30では、表示画
素領域の起点(左上の角)座標が(300,300)、
筆記用表示領域の起点(左上の角)座標が(408,3
00)となっている。
【0145】実施例13と同様にして、筆記部材が筆記
面に接触した座標(x,y)を求める。そして、この座
標値を式(7)、式(8)を用いて画素数で表現した座
標(x_dot,y_dot)に変換する。次いで、1
ページの左上の角を原点として、画素数で表現した筆記
用表示領域の起点(左上の角)座標を(x_org,y
_org)とすると、1ページ中における筆記入力座標
(x_dot_page,y_dot_page)は x_dot_page=x_org+x_dot (13) y_dot_page=y_org+y_dot (14) となる。
【0146】筆記入力装置1は、上記したように画素数
表現された座標(x_dot_page,y_dot_
page)を筆記データとして管理する。例えば、図3
0に示した筆記用表示領域54に対して筆記入力されて
いて、この領域中の座標位置(100,200)に筆記
された場合には、1ページ中におけるこの筆記入力座標
は(508,500)となる。
【0147】本実施例の特徴は、LCD22の表示領域
を1ページ分のデータ領域の中の任意の位置とすること
ができる点であり、その位置が定まった後の処理は、実
施例13のステップ1110、ステップ1111と同様
である。ただし、実施例14では、ステップ1110中
の1つの筆記用ブロックが筆記用表示領域に変更され
る。
【0148】(実施例15)本実施例は、筆記領域に該
当する領域を表示部に識別表示することにより、現在、
1ページ分のデータ領域中のどの部分に対して筆記して
いるのかを容易にわかるようにして、装置の操作性を向
上させる実施例である。
【0149】前述した実施例13では、1ページ分のデ
ータ中において、筆記領域に該当する筆記用ブロックを
LCD22に表示する場合、図26と図27で示したよ
うに、表示用ブロックの右半分あるいは左半分の位置に
表示される。また、実施例14では、図30で示したよ
うに、筆記領域に該当する筆記用表示領域はLCD22
の表示画面の中央部分に表示される。
【0150】そこで、本実施例では、LCD22の表示
画面において、上記した筆記用表示領域が容易に識別で
きるように、例えばその領域の外周を強調して表示す
る。図31(a)、(b)は、LCD22に筆記用表示
領域55、56を強調して表示した例を示す。(a)は
実施例13に対応した表示、(b)は実施例14に対応
した表示である。
【0151】(実施例16)本実施例も実施例15と同
様に、筆記領域に該当する領域を表示部に識別表示する
ことにより、現在、1ページ分のデータ領域中のどの部
分に対して筆記しているのかを容易にわかるようにし
て、装置の操作性を向上させる実施例である。
【0152】実施例13では、図27に示したように筆
記用ブロックは1ページを16分割した大きさとした。
この場合、全ての筆記用ブロックの位置とともに、現在
の筆記領域に該当する筆記用ブロックの位置をLCD2
2に表示すると便利である。
【0153】そこで、本実施例では、ブロック位置の表
示を行うためのキーを操作部18に設ける。図32は、
本発明の実施例16に係る処理フローチャートである。
【0154】ブロック位置表示キーが押されると(ステ
ップ1201でYES)、図33に示すようにブロック
の分割状態57を表示し、その状態中に筆記用ブロック
58の位置がわかるようにLCD22に表示する。図3
3では、現在の筆記領域に該当する筆記用ブロック(ブ
ロック番号10)58の位置は輝度を反転して表示して
いる(ステップ1202)。その後、ブロック位置表示
キーが再度押されると(ステップ1203でYES)、
LCD22の表示をブロック位置の表示を行う前の状態
(例えば図31に示したような画面)に戻す(ステップ
1204)。
【0155】(実施例17)実施例17は、筆記領域に
該当するブロックを適宜選択して切り替えられるように
して、1ページ分のデータ領域中の任意の部分に対する
筆記入力を容易とし、装置の操作性を向上させる。
【0156】図34は、本発明の実施例17に係る処理
フローチャートである。本実施例では、操作部18には
上下左右の方向指示キーが設けられている。筆記用ブロ
ック位置の表示キーが押され(ステップ1301でYE
S)、LCD22が図33に示した表示画面になってい
る場合に(ステップ1302)、方向指示キーが押され
ると(ステップ1303でYES)、筆記領域に該当す
る筆記用ブロック58をその指示された方向に移動し
て、移動後のブロックの輝度を反転して表示する(ステ
ップ1304)。
【0157】例えば、図33に示すブロック番号10が
筆記領域58に該当している場合に、右方向の指示キー
が1回押されると、筆記領域に該当する筆記用ブロック
はブロック番号11となり、ブロック番号11の位置の
輝度を反転して表示する。図35は、筆記領域に該当す
る筆記用ブロック59がブロック番号11に移動したと
きのLCD22の表示画面を示す。また、移動前の筆記
用ブロックの輝度を反転して元の状態に戻す(ステップ
1305)。
【0158】(実施例18)実施例18は、筆記領域に
該当する領域を1ページ分のデータ領域中で自由に移動
できるようにして、1ページ分のデータ領域中の任意の
部分に対する筆記入力を容易にし、装置の操作性を向上
させる。
【0159】実施例17では、操作部18に設けられた
上下左右の方向指示キーはブロックの選択用として使用
されたが、本実施例の方向指示キーは、LCD22の表
示画素領域あるいは筆記用表示領域を画素単位で移動さ
せる機能を備えている。
【0160】1ページ分のデータ領域の中で、LCD2
2の表示画素領域53と、さらにその表示画素領域中に
ある筆記領域に対応づけた筆記用表示領域54は図30
に示されている。上下左右の方向指示キーが押される
と、表示画素領域53あるいは筆記用表示領域54を、
その指示された方向へ所定の画素数単位で移動させる。
なお、操作部18には、移動させる対象として表示画素
領域53と筆記用表示領域54を選択するためのキー
(移動領域選択キー)も設けられていて、移動領域選択
キーの選択により、いずれかの領域を移動させる。
【0161】図36は、本発明の実施例18に係る処理
フローチャートである。まず、LCD22の表示画素領
域53を移動させる場合について説明する。LCD22
は、実施例13と同様に、その表示画素数が横432画
素、縦285画素であるとする。移動領域選択キーの選
択により(ステップ1401でYES)、移動対象がL
CD22の表示画素領域となっている場合(ステップ1
402でYES)、LCD22には、上下左右の方向指
示キーの操作により(ステップ1403でYES)、1
ページ分のデータ領域の中の任意の領域(指示された方
向に移動した表示画素領域)が表示される(ステップ1
404)。
【0162】図37は、LCD22に表示された表示画
素領域60の例を示す。図37では、筆記領域に対応づ
けた筆記用表示領域61が中央部分に表示されている。
また、1ページ分のデータ領域における、その時点の表
示画素領域の概略位置62も画面の右上に表示されてい
る。概略位置の表示は、例えば図33の表示形式を縮小
した表示である。さらに、図37の表示画素領域には、
既に筆記された文字列が上端部分に表示されている。
【0163】次に、表示画素領域中において筆記用表示
領域61を移動させる場合について説明する。移動領域
選択キーにより(ステップ1401)、移動対象が筆記
用表示領域となっている場合(ステップ1402でN
O)、上下左右の方向指示キーのいずれか1つが1回押
されると(ステップ1405でYES)、その指示され
た方向へ筆記用表示領域61を示す枠を30画素分移動
して再表示させる(ステップ1406)。
【0164】なお、表示画素領域中の右方向の残り画素
数が30画素より小さい場合に右方向が指示された場
合、あるいは左方向の残り画素数が30画素より小さい
場合に左方向が指示された場合には、その残り画素数分
だけ移動する。図37の表示状態において、左方向指示
キーが4回押されて筆記用表示領域61が画面の左端に
移動した時の表示画面を図38に示す。
【0165】(実施例19)本実施例では、撮像部にレ
ンズを使用する場合、撮像部からの距離が大きくなるほ
ど入力座標の読み取り分解能が小さくなるため、読み取
り分解能が小さいところでは筆記データに対して補間処
理を施して、筆記データの不足による画質の劣化を防止
する。
【0166】さらに本実施例では、筆記入力位置におけ
る読み取り分解能を基に、補間処理あるいは間引き処理
を適宜行い、筆記動作時における筆記部材の移動距離に
対する筆記データの画素密度およびその画質を筆記領域
全体に対してできるだけ均一となるようにする。
【0167】本実施例では、前述したように1ページ分
の筆記データを100dpiに相当する画素数(横86
4画素、縦1140画素)で管理している。筆記領域は
図27に示したように、1ページを16分割した大きさ
に相当するため、この筆記領域においては100dpi
の1/4である25dpiで読み取れば十分である。
【0168】各カメラ部に具備されたCMOSイメージ
センサの横方向(撮像した画像における筆記面と平行な
方向)の読み取り画素数が640画素の場合、図22に
示したA4判の筆記領域の点Rと点Sにおける読み取り
分解能は約28dpiであり、また、この領域の中心部
分における読み取り分解能は約56dpiである。
【0169】つまり、筆記入力される位置が2つのカメ
ラ部に近いほど座標がより密に読み取られ、逆に2つの
カメラ部から遠ざかるほど座標がより粗に読み取られ
る。しかし、筆記領域全体に対する座標の読み取り分解
能は25dpiで十分であるので、筆記領域全体に対し
て、読み取られた座標値列である筆記データの間引き処
理を行う。
【0170】従って、筆記入力される位置が2つのカメ
ラ部に近いほど座標がより密に読み取られるので、間引
き率を大きくして、逆に2つのカメラ部から遠ざかるほ
ど座標がより粗に読み取られるので、間引き率を小さく
する。このような間引き処理を行うことにより、1ペー
ジを16分割した画素数(216×285画素)に適合
した筆記データが得られる。
【0171】次に、筆記領域における座標の読み取り分
解能の求め方について詳細に説明する。図39は、筆記
領域中の点Tの位置における座標の読み取り分解能の求
め方を説明する図である。図39には、カメラ部に内蔵
されたミラー4、9も図示している。点Tの位置にある
筆記部材の像は、両方のカメラ部2、3においてミラー
4、9の中心付近を反射した光が結像して得られるが、
説明を簡単にするため、筆記領域の頂角の点Pと点Qに
広角レンズの中心があると仮定する。なお、線分PQは
A4判の横幅であるため、点Pの座標は(0,0)、点
Qの座標は(215,0)である。
【0172】左側カメラ部2のCMOSイメージセンサ
の隣り合う2つの画素位置に結像されるべく被写体の位
置を点Tおよび点T1とし、右側カメラ部3のCMOS
イメージセンサの隣り合う2つの画素位置に結像される
べく被写体の位置を点Tおよび点T2とする。角度θ
は、CMOSイメージセンサの1画素あたりの撮像範囲
(角度)に相当しており、カメラ部の画角によって一意
に決まる値である。点Tと点Pとの間の距離をk1、点
Tと点Qとの間の距離をk2とし、線分T1Pと線分T
T1との成す角度を90°、線分T2Qと線分TT2と
の成す角度を90°とすると、線分TT1の長さL1と
線分TT2の長さL2は以下の式で表される。 L1=k1sinθ (15) L2=k2sinθ (16) ここで、点Tの座標を(x,y)とすると,上記のk
1、k2は以下の式より求まる。 k1=√(x2+y2) (17) k2=√((215−x)2+y2) (18)
【0173】式(1)から式(4)により求められた点
Tの座標値(xの値とyの値)は単位がmmであるた
め、式(15)と式(16)で求められたL1とL2も
単位がmmである。そこで、1mm=0.03937i
nchとして、L1とL2を単位がインチとなるように
変換して、1インチをこの変換後の長さで割った値がそ
の点における読み取り分解能(単位:dpi)となる。
すなわち、点Tにおける左側カメラ部2での読み取り分
解能Rdiv_Lと右側カメラ部3での読み取り分解能
Rdiv_Rは次式より求まる。 Rdiv_L=1/(L1×0.03937) (19) Rdiv_R=1/(L2×0.03937) (20)
【0174】図39に示した例では、k1>k2である
ため、式(15)と式(16)よりL1>L2となり、
式(19)と式(20)より Rdiv_R>Rdiv_L (21) となる。式(21)より、右側カメラ部3での読み取り
分解能が左側カメラ部2での読み取り分解能よりも大き
くなる。
【0175】このように筆記領域の任意の位置における
各カメラでの読み取り分解能は、k1=k2となる位置
を除いて異なる。そこで、筆記入力された座標データ列
から、各座標データ間のベクトルを求め、その向きを基
に、左右どちらのカメラでの読み取り分解能を使用して
筆記データの間引き処理を行うかを判断する。
【0176】例えば、図40(a)のように右上方に向
かって筆記している場合には、左側カメラ部2での読み
取り分解能を使用し、図40(b)のように右下方に向
かって筆記している場合には、右側カメラ部3での読み
取り分解能を使用する。同様にして、左上方に向かって
筆記している場合には、右側カメラ部3での読み取り分
解能を使用し、左下方に向かって筆記している場合に
は、左側カメラ部2での読み取り分解能を使用する。
【0177】図41は、本発明の実施例19に係る処理
フローチャートである。座標入力があったとき(ステッ
プ1501でYES)、座標データの取り込み方向を調
べ、その方向が右上または左下の方向であるとき(ステ
ップ1502でYES)、左側カメラ部2での読み取り
分解能を求め(ステップ1503)、上記方向が右下ま
たは左上の方向であるときは(ステップ1502でN
O)、右側カメラ部3での読み取り分解能を求める(ス
テップ1506)。
【0178】続いて、入力された筆記データを100d
piの画素密度となるように読み取り分解能に従った所
定の間引き率で間引き処理を行い(ステップ150
4)、間引きされたデータを、例えば図28に示すよう
に、1ページにおける該当する筆記用領域の位置に合成
して記憶する(ステップ1505)。なお、筆記動作時
の読み取り分解能は、筆記位置によって随時変わるた
め、読み取り分解能の全範囲を均等に分割して、分割さ
れた各範囲内では同一の値(例えばその範囲の中心値)
を使用すればよい。その後、このデータの保存操作があ
った場合には、これをファイルとしてフラッシュメモリ
17に保存する。
【0179】図41の処理は、筆記データの補間処理を
行う場合にも適用でき、筆記入力された座標データ間の
ベクトルを求め、左右どちらのカメラでの読み取り分解
能を使用するかを判断する。
【0180】次に、筆記データを補間処理する場合につ
いて説明する。すなわち、1ページ分の筆記データを2
00dpiに相当する画素数(横1728画素、縦22
80画素)で管理する場合について説明する。この場合
は、筆記領域において200dpiの1/4である50
dpiで読み取る必要がある。しかし、CMOSイメー
ジセンサの横方向の読み取り画素数が640画素の場
合、図22に示したA4判の筆記領域の点Rと点Sにお
ける読み取り分解能は約28dpiであり、50dpi
で読み取ることができない。
【0181】そこで、読み取り分解能が50dpiに満
たない場合には、読み取られた座標値列である筆記デー
タの補間処理を行って、50dpiの筆記データを生成
する。この筆記データの補間処理として、スプライン曲
線法やベジェ曲線法等の方法を利用する。スプライン曲
線法は全ての座標点を通過するような曲線を求め、この
曲線上で所定の間隔毎に座標点を補間する方法である。
また、ベジェ曲線法は最初と最後の座標点を通り、その
間の座標点はカーブの形状を決めるために使用して曲線
を求め、この曲線上で所定の間隔毎に座標点を補間する
方法である。すなわち、ベジェ曲線は最初と最後の座標
点は通るが、その間の座標点は必ずしも曲線上にあると
は限らない。
【0182】このようにして、筆記位置に応じて読み取
り分解能が50dpiに満たない場合には筆記データの
補間処理を行い、また読み取り分解能が50dpi以上
の場合には筆記データの間引き処理を行う。この処理に
よって得られた、200dpiの画素密度の筆記データ
を1ページにおける該当する筆記用領域の位置に合成し
て記憶する。
【0183】(実施例20)実施例20は、本発明をソ
フトウェアによって実現する実施例であり、図42は、
そのシステム構成例を示す。システム構成において、座
標入力部70は、図2に示す左右のカメラ部で構成され
ていて、CPU71はカメラ部で撮像された画像から、
前述した各実施例の処理ステップや処理機能を実行し、
描画データを表示装置73に表示すると共に、筆記デー
タをメモリ72に記憶する。上記した処理を実行するプ
ログラムは、CD−ROM75などの記録媒体に記録さ
れていて、媒体に記録されたプログラムをCD−ROM
装置74から読み込み、システムにインストールするこ
とによって実行され、上記各実施例で説明した処理機能
が実現される。また、上記したプログラムは、媒体の
他、通信装置76、ネットワーク77を介してサーバな
どからダウンロードすることによっても提供される。
【0184】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、1
2、21、22、38、39、42記載の発明によれ
ば、紙等の被筆記部材にペンを用いて筆記した場合、そ
の筆記データをリアルタイムに電子データとして記憶媒
体に記録保存できるため、筆記された紙をスキャナで読
み取って筆記データを電子データとして記録する手間を
省くことができる。また、棒や指等のインクを用いない
筆記部材を使用して筆記が行われた場合でも、その筆記
データをリアルタイムに電子データとして記憶媒体に記
録でき、さらに装置全体が持ち運びが容易な携帯型であ
ることから、どこでも手軽に筆記入力ができ、利便性が
向上する。
【0185】請求項2、13、43記載の発明によれ
ば、特定物体と認識した後にその物体の動きを検出して
いるので、接触位置を算出する際の物体と平面との接触
を精度よく判断することができる。
【0186】請求項3、15、44記載の発明によれ
ば、筆記する前に、筆記で使用する筆記部材に適した代
表的な形状を選択すると、その選択された形状に関する
データを、筆記面に接触する物体が筆記用であるか否か
を判断する時の参照データとして使用しているので、上
記した判断処理の精度が向上し、また処理量を軽減させ
ることができる。
【0187】請求項4、16、45記載の発明によれ
ば、筆記入力に先立って筆記部材を撮影して、この筆記
部材の形状に関するデータを記憶しておき、このデータ
を、筆記面に接触する物体が筆記用のものか否かを判断
する時の参照データとして使用しているので、上記した
判断処理の精度が向上し、また装置の処理負荷を軽減さ
せることができる。
【0188】請求項5、6、17、46記載の発明によ
れば、ペンと指などが同時に複数の筆記用物体であると
認識された場合には、カメラに最も近い物体のみが筆記
部材とみなされるため、筆記用紙を手で押さえながらペ
ンで筆記しても、ペンが指よりもカメラに近い位置であ
れば、ペンの筆記データが電子データとして記憶媒体に
記録できる。また、筆記入力中に筆記部材以外の物体が
筆記部材と認識されて、ユーザの意図しない筆記入力が
行われることを防止することができる。
【0189】請求項7、18記載の発明によれば、筆記
領域が定義されているため、入力される筆記データの管
理が容易になる。
【0190】請求項8、19記載の発明によれば、予め
用意された形状と大きさの異なる複数種類の筆記領域の
中から、目的に応じて任意の1つを選択できるため、装
置の操作性が向上する。
【0191】請求項9、10記載の発明によれば、請求
項8、19のように予め用意された複数種類の筆記領域
の他にも、筆記位置の座標が求められる範囲内におい
て、筆記に先立って筆記領域を自由に設定することがで
きる。
【0192】請求項11、20記載の発明によれば、設
定された筆記領域以外の領域に対して筆記が行われたこ
とを検出した場合、その筆記入力が無効であることをユ
ーザにアラーム音により通知しているので、筆記面が机
や壁等で、筆記領域が判断し難い場合でも、筆記入力を
円滑かつ確実に行うことができる。
【0193】請求項14記載の発明によれば、筆記部材
の形状に応じて撮像素子における光電変換信号を出力す
る画素の領域を可変にすることができ、必要な処理量を
軽減できる。
【0194】請求項23記載の発明によれば、電子カメ
ラ間の距離を可変にできるため、筆記領域の幅を自由に
変更することができ、操作性が向上する。
【0195】請求項24、25、26記載の発明によれ
ば、電子カメラ間の距離が例えばmm単位、用紙サイズ
などで表示されるので、筆記領域の幅を確認しながら筆
記入力することができる。
【0196】請求項27記載の発明によれば、筆記領域
の外周部に縁があるため、ユーザは筆記領域が直ちに分
かり、装置の操作性が向上する。また、カメラで撮像さ
れた画像から、筆記領域の外側における縁の影になる部
分での筆記部材と被筆記部材との接触が検出されないた
め、不必要な処理を実行しないで済み、処理量を軽減さ
せることができる。
【0197】請求項28記載の発明によれば、筆記領域
の外周部に設けられた縁の内側が黒色であるため、不特
定の筆記部材の形状を認識する精度が向上すると共に、
被筆記部材との接触を検出する精度が向上する。
【0198】請求項29、41記載の発明によれば、被
筆記部材上の筆記領域に対して照明光が照射されるた
め、筆記部材の形状認識および被筆記部材との接触検出
の精度が一層向上する。
【0199】請求項30、47記載の発明によれば、1
ページ分のデータ領域を複数の領域(ブロック)に分割
して、1つのブロックを筆記領域に対応づけているの
で、筆記領域における読み取り分解能が小さい場合で
も、複数回に分割して筆記入力を行うことにより、画素
数の多い1ページ分の筆記データを作成し、管理するこ
とができる。
【0200】請求項31記載の発明によれば、筆記領域
を1ページ分のデータ領域中の任意の領域に対応づけて
いるので、筆記領域における読み取り分解能が小さい場
合でも、複数回に分割して筆記入力を行うことにより、
画素数の多い1ページ分の筆記データを作成し、管理す
ることができる。また、1ページ中の任意の領域に対し
て筆記入力する場合の操作性が向上する。
【0201】請求項32、33、48記載の発明によれ
ば、筆記入力位置における読み取り分解能に応じて、補
間処理あるいは間引き処理を行うので、筆記動作時にお
ける筆記部材の移動距離に対する筆記データの画素密度
およびその画質を筆記領域全体に対して均一とすること
ができる。また、読み取り分解能が小さいところでは筆
記データに対して補間処理を施すため、筆記データの不
足による画質の劣化が防止される。
【0202】請求項34記載の発明によれば、筆記領域
に該当する領域が表示部に識別して表示されるため、現
在の筆記入力位置が容易に分かり、筆記入力時の操作性
が向上する。
【0203】請求項35記載の発明によれば、筆記領域
に該当する領域が表示部に識別して表示されるため、現
在、1ページ分のデータ領域中のどの部分に対して筆記
しているのかが容易にわかり、筆記入力時の操作性が向
上する。
【0204】請求項36記載の発明によれば、筆記領域
に該当するページ上の領域を選択して切り替えられるた
め、1ページ分のデータ領域中の任意の部分に対する筆
記入力が容易となり、筆記入力時の操作性が向上する。
【0205】請求項37記載の発明によれば、筆記領域
に該当するページ上の領域を、1ページ分のデータ領域
中で自由に移動できるため、筆記入力時の操作性が向上
する。
【0206】請求項40記載の発明によれば、各カメラ
へ向かう光の光軸が筆記平面と平行で、かつ交差してい
るので、検出座標と実際の座標との誤差を生じることな
く、接触座標を精度よく検出することができるととも
に、座標の読み取り領域を大きく確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筆記入力装置の外観を示す図である。
【図2】カメラ部内部の構成を示す図である。
【図3】筆記領域を説明する図である。
【図4】本発明の筆記入力装置のシステム構成図であ
る。
【図5】座標入力部材の接触位置を求める方法を説明す
る図である。
【図6】広角レンズとイメージセンサ付近を拡大した図
である。
【図7】本発明の実施例1に係る処理フローチャートで
ある。
【図8】筆記部材の画像が基準線に対して回転している
例を示す図である。
【図9】筆記部材の画像が左右対称である例を示す図で
ある。
【図10】筆記部材が筆記面に接触している画像例を示
す図である。
【図11】本発明の実施例2に係る処理フローチャート
である。
【図12】本発明の実施例3に係る処理フローチャート
である。
【図13】(a)から(c)は、代表的な筆記部材に対
応したアイコンの表示例を示す図である。
【図14】本発明の実施例4に係る処理フローチャート
である。
【図15】本発明の実施例5に係る処理フローチャート
である。
【図16】同時に複数の筆記用物体が認識される例を示
す図である。
【図17】本発明の実施例6に係る処理フローチャート
である。
【図18】複数の筆記部材が接触しているとき、有効な
接触位置を求める方法を説明する図である。
【図19】本発明の実施例7に係る処理フローチャート
である。
【図20】本発明の実施例8に係る処理フローチャート
である。
【図21】本発明の実施例9に係る処理フローチャート
である。
【図22】ユーザの操作により設定された筆記領域の例
を示す図である。
【図23】本発明の実施例10に係る処理フローチャー
トである。
【図24】枠によって筆記領域を構成した図である。
【図25】カメラ部からの距離によって筆記入力の分解
能が異なることを説明する図である。
【図26】表示用ブロックの分割例を示す図である。
【図27】筆記用ブロックの分割例を示す図である。
【図28】筆記領域と1ページの関係を示す図である。
【図29】本発明の実施例13に係る処理フローチャー
トである。
【図30】1ページの任意の位置に表示画素領域と筆記
用表示領域を対応づけた例を示す図である。
【図31】(a)、(b)は、筆記用表示領域を強調表
示した例を示す図である。
【図32】本発明の実施例16に係る処理フローチャー
トである。
【図33】筆記用ブロックの位置を表示した例を示す図
である。
【図34】本発明の実施例17に係る処理フローチャー
トである。
【図35】方向指示キーを操作して図33の筆記用ブロ
ックを移動させて表示した例を示す図である。
【図36】本発明の実施例18に係る処理フローチャー
トである。
【図37】筆記用表示領域とページ中におけるその領域
の概略位置を表示した例を示す図である。
【図38】方向指示キーを操作して図37の筆記用表示
領域を画面の左端に移動させて表示した例を示す図であ
る。
【図39】筆記領域における座標の読み取り分解能の求
め方を説明する図である。
【図40】(a)、(b)は、筆記方向を示す図であ
る。
【図41】本発明の実施例19に係る処理フローチャー
トである。
【図42】本発明をソフトウェアによって実現する場合
のシステム構成例を示す図である。
【図43】(a)、(b)は、カメラが筆記用紙の斜め
上方から撮像する場合に、検出座標と実際の座標との誤
差が大きくなるという問題を説明する図である。
【符号の説明】
1 筆記入力装置 2 左側カメラ部 3 右側カメラ部 4、9 ミラー 5、10 広角レンズ 6、11 CMOSイメージセンサ 7、12 画像処理回路 8、13、27,28 LED 14、71 CPU 15 ROM 16 メインメモリ 17 フラッシュメモリ 18 操作部 19 LCD表示制御部 20 USBドライバ 21 音源 22 LCD 23 USBI/F 24 スピーカ 25 DC−DCコンバータ 26 バッテリ 29 システムバス 30、31 伸縮部 32 筆記領域 33、34 撮像窓 35 光軸 36 筆記部材 37 撮像領域 38 撮像領域の水平方向の辺 39 撮像領域の垂直方向の辺 40 重心 41 基準線 42 対称線 43、44、45 枠を構成する棒 46、47、48 枠の内側の面 49、50 結合部 51 表示用ブロック 52 筆記用ブロック 53、60 表示画素領域 54、55、56、61 筆記用表示領域 57 ブロック分割状態 58、59 筆記領域のブロック 62 概略位置表示 70 座標入力部 72 メモリ 73 表示装置 74 CD−ROM装置 75 CD−ROM 76 通信装置 77 ネットワーク

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面と所定物体を含む画像から前記平面
    上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体が特定物
    体であるか否かを認識し、特定物体であると認識された
    とき、前記特定物体と前記平面との接触位置を情報とし
    て入力することを特徴とする情報入力方法。
  2. 【請求項2】 前記特定物体であると認識されたとき、
    前記特定物体が前記平面に接近する動きを求め、該動き
    が止まったときの前記特定物体と前記平面との接触位置
    を情報として入力することを特徴とする請求項1記載の
    情報入力方法。
  3. 【請求項3】 平面と所定物体を含む画像から前記平面
    上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体の形状
    と、複数の特定形状の内から予め選択された一つの特定
    形状とを比較することにより、前記物体が特定物体であ
    るか否かを認識し、特定物体であると認識されたとき、
    前記特定物体と前記平面との接触位置を情報として入力
    することを特徴とする情報入力方法。
  4. 【請求項4】 平面と所定物体を含む画像から前記平面
    上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体の形状
    と、予め登録されている前記物体の形状とを比較するこ
    とにより、前記物体が特定物体であるか否かを認識し、
    特定物体であると認識されたとき、前記特定物体と前記
    平面との接触位置を情報として入力することを特徴とす
    る情報入力方法。
  5. 【請求項5】 平面と所定物体を含む画像から前記平面
    上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体が複数の
    特定物体であると認識されたとき、前記複数の特定物体
    と前記平面と接触する複数の接触位置の内、所定の条件
    にある接触位置を情報として入力することを特徴とする
    情報入力方法。
  6. 【請求項6】 前記所定の条件にある接触位置は、前記
    平面の所定位置と前記各接触位置との距離の内、最小と
    なる距離にある接触位置であることを特徴とする請求項
    5記載の情報入力方法。
  7. 【請求項7】 前記接触位置が所定の領域内にあると
    き、前記接触位置を有効な情報として入力することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報入力
    方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の領域は、形状と大きさが異な
    る複数の領域から選択される領域であることを特徴とす
    る請求項7記載の情報入力方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の領域は、所定形状に設定でき
    る領域であることを特徴とする請求項7記載の情報入力
    方法。
  10. 【請求項10】 前記所定形状に設定できる領域は、特
    定物体と平面との接触位置の軌跡によって形成される閉
    領域または前記軌跡と予め決められた領域の幅とから形
    成される領域であることを特徴とする請求項9記載の情
    報入力方法。
  11. 【請求項11】 前記接触位置が所定の領域内にないと
    き、前記接触位置を無効な情報とすると共に、無効な情
    報であることを報知することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の情報入力方法。
  12. 【請求項12】 平面上の領域を撮像する複数の撮像手
    段と、前記撮像手段により撮像した画像から前記平面上
    の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体が特定物体
    であるか否かを認識する認識手段と、前記物体が特定物
    体であると認識されたとき、前記特定物体と前記平面と
    の接触位置を、撮像した接触物体の画像から算出する位
    置算出手段と、前記特定物体が前記平面に接触している
    間の接触位置の軌跡情報を記憶する記憶手段とを備えた
    ことを特徴とする情報入力装置。
  13. 【請求項13】 平面上の領域を撮像する複数の撮像手
    段と、前記撮像手段により撮像した画像から前記平面上
    の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体が特定物体
    であるか否かを認識する認識手段と、前記物体が特定物
    体であると認識されたとき、前記特定物体が前記平面に
    接近する動きを検出する動き検出手段と、前記動きが止
    まったときの前記特定物体と前記平面との接触位置を、
    撮像した接触物体の画像から算出する位置算出手段と、
    前記特定物体が前記平面に接触している間の接触位置の
    軌跡情報を記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とす
    る情報入力装置。
  14. 【請求項14】 登録された複数の特定形状の物体の内
    から一つの特定形状の物体を選択する選択手段と、平面
    上の領域を撮像する複数の撮像手段と、前記選択された
    特定形状の物体に応じて前記撮像手段により撮像する範
    囲を設定する手段と、前記設定された撮像範囲の画像か
    ら前記平面上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物
    体が特定物体であるか否かを認識する認識手段と、前記
    物体が特定物体であると認識されたとき、前記特定物体
    と前記平面との接触位置を、撮像した接触物体の画像か
    ら算出する位置算出手段と、前記特定物体が前記平面に
    接触している間の接触位置の軌跡情報を記憶する記憶手
    段とを備えたことを特徴とする情報入力装置。
  15. 【請求項15】 平面上の領域を撮像する複数の撮像手
    段と、前記撮像手段により撮像した画像から前記平面上
    の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体の形状と、
    複数の特定形状の内から予め選択された一つの特定形状
    とを比較する比較手段と、該比較結果を基に前記物体が
    特定物体であるか否かを認識する認識手段と、前記物体
    が特定物体であると認識されたとき、前記特定物体と前
    記平面との接触位置を、撮像した接触物体の画像から算
    出する位置算出手段と、前記特定物体が前記平面に接触
    している間の接触位置の軌跡情報を記憶する記憶手段と
    を備えたことを特徴とする情報入力装置。
  16. 【請求項16】 予め特定物体を撮像した画像から該物
    体の形状を抽出して登録する登録手段と、平面上の領域
    を撮像する複数の撮像手段と、前記撮像手段により撮像
    した画像から前記平面上の所定物体を抽出し、該抽出さ
    れた前記物体の形状と、前記登録されている物体の形状
    とを比較する比較手段と、該比較結果を基に前記物体が
    特定物体であるか否かを認識する認識手段と、前記物体
    が特定物体であると認識されたとき、前記特定物体と前
    記平面との接触位置を、撮像した接触物体の画像から算
    出する位置算出手段と、前記特定物体が前記平面に接触
    している間の接触位置の軌跡情報を記憶する記憶手段と
    を備えたことを特徴とする情報入力装置。
  17. 【請求項17】 平面上の領域を撮像する複数の撮像手
    段と、前記撮像手段により撮像した画像から前記平面上
    の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体が複数の特
    定物体であるか否かを判定する判定手段と、前記物体が
    複数の特定物体であると判定されたとき、前記各特定物
    体と前記平面との接触位置を、撮像した各接触物体の画
    像から算出する位置算出手段と、前記算出された複数の
    接触位置の内、所定の条件にある特定物体の接触位置を
    選択する選択手段と、前記選択された特定物体が前記平
    面に接触している間の接触位置の軌跡情報を記憶する記
    憶手段とを備えたことを特徴とする情報入力装置。
  18. 【請求項18】 前記接触位置が所定の領域内にあると
    き、前記接触位置を有効な情報として処理することを特
    徴とする請求項12〜16のいずれか1つに記載の情報
    入力装置。
  19. 【請求項19】 前記所定の領域は、所定形状に設定で
    きることを特徴とする請求項18記載の情報入力装置。
  20. 【請求項20】 前記接触位置が所定の領域内にないと
    き、前記接触位置を無効な情報とすると共に、無効な情
    報であることを報知することを特徴とする請求項12〜
    16のいずれか1つに記載の情報入力装置。
  21. 【請求項21】 前記接触位置の軌跡情報から描画デー
    タを生成して表示する表示手段を備えていることを特徴
    とする請求項12〜17のいずれか1つに記載の情報入
    力装置。
  22. 【請求項22】 撮像素子を有する電子カメラを複数配
    置して、平面上の筆記領域を撮像する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により撮像した画像から前記平面上の
    所定物体を抽出し、該抽出された物体の形状を認識し
    て、前記物体が筆記用の物体であるか否かを判断する認
    識手段と、前記物体が筆記用の物体であると判断された
    とき、前記物体と前記平面との接触座標を、前記各撮像
    素子上における前記物体の像の位置を基に算出する座標
    算出手段と、前記物体が前記平面に接触している間の接
    触座標列を記憶する記憶手段と、前記接触座標列から描
    画データを生成して表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とする筆記入力装置。
  23. 【請求項23】 前記電子カメラ間の距離を可変とする
    ことにより、前記筆記領域の幅を複数段階に設定できる
    ことを特徴とする請求項22記載の筆記入力装置。
  24. 【請求項24】 前記電子カメラ間の距離を前記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項22記載の筆記入
    力装置。
  25. 【請求項25】 前記距離を所定の単位で表示すること
    を特徴とする請求項24記載の筆記入力装置。
  26. 【請求項26】 前記距離が定型の用紙サイズの幅であ
    るとき、前記定型用紙の種類を表示することを特徴とす
    る請求項24記載の筆記入力装置。
  27. 【請求項27】 前記筆記領域の外周部に縁を設けたこ
    とを特徴とする請求項22記載の筆記入力装置。
  28. 【請求項28】 前記縁の内側が黒色であることを特徴
    とする請求項27記載の筆記入力装置。
  29. 【請求項29】 前記筆記領域および筆記用の物体を照
    明する照明手段を設けたことを特徴とする請求項22記
    載の筆記入力装置。
  30. 【請求項30】 撮像素子を有する電子カメラを複数配
    置して、平面上の筆記領域を撮像する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により撮像した画像から前記筆記平面
    上の所定物体を抽出し、該抽出された物体の形状を認識
    して、前記物体が筆記用の物体であるか否かを判断する
    認識手段と、前記物体が筆記用の物体であると判断され
    たとき、前記物体と前記筆記平面との接触座標を、前記
    各撮像素子上における前記物体の像の位置を基に算出す
    る座標算出手段と、前記物体が前記平面に接触している
    間の接触座標列からなる筆記データを記憶する記憶手段
    とを備えた筆記入力装置において、前記筆記領域に筆記
    入力される筆記データを、1ページ中のデータとして管
    理する方法であって、前記1ページのデータ領域を複数
    の領域に分割し、分割された一つの領域を、前記筆記領
    域に対応付け、前記筆記領域に記入される筆記データ
    を、前記ページ中の対応づけられた領域のデータとして
    管理することを特徴とする筆記データ管理方法。
  31. 【請求項31】 前記1ページのデータ領域中の所定領
    域を、前記筆記領域に対応付け、前記筆記領域に記入さ
    れる筆記データを、前記ページ中の対応づけられた所定
    領域のデータとして管理することを特徴とする請求項3
    0記載の筆記データ管理方法。
  32. 【請求項32】 前記筆記用の物体が前記筆記平面に接
    触する位置によって、接触座標の読み取り分解能が異な
    るとき、前記筆記領域において前記筆記データの画素密
    度が均一になるように制御することを特徴とする請求項
    30記載の筆記データ管理方法。
  33. 【請求項33】 前記制御は、前記筆記データに対す
    る、前記接触する位置に応じた間引き処理または補間処
    理であることを特徴とする請求項32記載の筆記データ
    管理方法。
  34. 【請求項34】 請求項30または31記載の方法によ
    って1ページのデータとして管理されている筆記データ
    を表示する表示制御方法であって、前記筆記データを表
    示する際に、筆記領域に相当する表示範囲を識別表示す
    ることを特徴とする表示制御方法。
  35. 【請求項35】 請求項30記載の方法によって管理さ
    れている筆記領域を表示する表示制御方法であって、1
    ページのデータ領域の領域分割状態を表示すると共に、
    前記筆記領域に対応する領域がページ中に位置する場所
    を、対応する前記領域分割状態中に識別表示することを
    特徴とする表示制御方法。
  36. 【請求項36】 前記1ページのデータ領域の領域分割
    状態が表示されているときに、前記筆記領域に対応する
    領域が選択でき、選択された領域が位置する場所を、対
    応する前記領域分割状態中に識別表示することを特徴と
    する請求項35記載の表示制御方法。
  37. 【請求項37】 前記識別表示されている、筆記領域に
    相当する表示範囲が移動できることを特徴とする請求項
    34記載の表示制御方法。
  38. 【請求項38】 本体部と、第1、第2のカメラ部と、
    前記本体部の左右に前記第1、第2のカメラ部を結合す
    るとともにカメラ部と本体部との間隔を伸縮する機構を
    持つ伸縮部とからなり、所定の平面物体上で所定の筆記
    部材を用いて筆記入力するとき、装置全体を前記平面物
    体上に載置し、前記筆記部材の筆記動作を前記カメラ部
    で撮像することを特徴とする携帯型電子筆記装置。
  39. 【請求項39】 筆記入力された文字を含むデータを表
    示する表示装置が設けられていることを特徴とする請求
    項38記載の携帯型電子筆記装置。
  40. 【請求項40】 前記カメラ部は電子カメラで構成さ
    れ、前記各電子カメラへ向かう光の光軸が前記平面物体
    の面と平行で、かつ交差するように取り付けられている
    ことを特徴とする請求項38記載の携帯型電子筆記装
    置。
  41. 【請求項41】 前記平面物体および筆記部材を照明す
    る照明装置が設けられていることを特徴とする請求項3
    8記載の携帯型電子筆記装置。
  42. 【請求項42】 平面と所定物体を含む画像から前記平
    面上の所定物体を抽出する機能と、該抽出された前記物
    体が特定形状であるか否かを認識する機能と、特定形状
    であると認識されたとき、前記特定形状の物体と前記平
    面との接触位置を算出する機能と、前記物体が前記平面
    に接触している間の接触座標列からなる筆記データを記
    憶する機能と、前記筆記データから描画データを生成し
    て表示する機能をコンピュータに実現させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  43. 【請求項43】 平面と所定物体を含む画像から前記平
    面上の所定物体を抽出する機能と、該抽出された前記物
    体が特定物体であるか否かを認識する機能と、前記物体
    が特定物体であると認識されたとき、前記特定物体が前
    記平面に接近する動きを検出する機能と、前記動きが止
    まったときの前記特定物体と前記平面との接触位置を算
    出する機能と、前記物体が前記平面に接触している間の
    接触座標列からなる筆記データを記憶する機能と、前記
    筆記データから描画データを生成して表示する機能をコ
    ンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  44. 【請求項44】 平面と所定物体を含む画像から前記平
    面上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体の形状
    と、複数の特定形状の内から予め選択された一つの特定
    形状とを比較する機能と、該比較結果を基に前記物体が
    特定物体であるか否かを認識する機能と、前記物体が特
    定物体であると認識されたとき、前記特定物体と前記平
    面との接触位置を算出する機能と、前記物体が前記平面
    に接触している間の接触座標列からなる筆記データを記
    憶する機能と、前記筆記データから描画データを生成し
    て表示する機能をコンピュータに実現させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  45. 【請求項45】 平面と所定物体を含む画像から前記平
    面上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体の形状
    と、予め登録されている前記物体の形状とを比較する機
    能と、該比較結果を基に前記物体が特定物体であるか否
    かを認識する機能と、前記物体が特定物体であると認識
    されたとき、前記特定物体と前記平面との接触位置を算
    出する機能と、前記物体が前記平面に接触している間の
    接触座標列からなる筆記データを記憶する機能と、前記
    筆記データから描画データを生成して表示する機能をコ
    ンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  46. 【請求項46】 平面と所定物体を含む画像から前記平
    面上の所定物体を抽出し、該抽出された前記物体が複数
    の特定物体であるか否かを判定する機能と、前記物体が
    複数の特定物体であると判定されたとき、前記各特定物
    体と前記平面との接触位置を算出する機能と、前記算出
    された複数の接触位置の内、所定の条件にある特定物体
    の接触位置を選択する機能と、前記選択された特定物体
    が前記平面に接触している間の接触座標列からなる筆記
    データを記憶する機能と、前記筆記データから描画デー
    タを生成して表示する機能をコンピュータに実現させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  47. 【請求項47】 さらに、前記筆記データが第1の画素
    数の筆記データであるとき、前記筆記データと、同じ画
    素数の他の筆記データとを合成して、前記第1の画素数
    より大きな第2の画素数の筆記データを作成して管理す
    る機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な請求項42〜46
    のいずれか1つに記載の記録媒体。
  48. 【請求項48】 さらに、前記筆記データの画素密度を
    変換する機能をコンピュータに実現させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な請求項42
    〜46のいずれか1つに記載の記録媒体。
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