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JP2001169216A - テレビ受像装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

テレビ受像装置及びプログラム記録媒体

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Publication number
JP2001169216A
JP2001169216A JP35452399A JP35452399A JP2001169216A JP 2001169216 A JP2001169216 A JP 2001169216A JP 35452399 A JP35452399 A JP 35452399A JP 35452399 A JP35452399 A JP 35452399A JP 2001169216 A JP2001169216 A JP 2001169216A
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playback
reproduction
television receiver
recording
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JP35452399A
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JP4322378B2 (ja
Inventor
Hideki Takahashi
▲ひで▼基 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のテレビジョン受像装置では、プレイバ
ック再生したAVデータをさらに視聴することは出来な
いという課題がある。 【解決手段】 送られてくるAVデータを受信するTV
受信部4と、受信した前記AVデータを逐次記録しなが
ら、同時に記録してから所定の時間が経過したAVデー
タを逐次消去するバッファリングを行うバッファ手段
5、8と、受信したAVデータを再生する通常再生、ま
たはバッファ手段5、8に記録されている所定時間分の
AVデータを再生するプレイバック再生を行う再生手段
10、12と、バッファ手段5、8が記録しているAV
データを保存する保存手段5、9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送などの
リアルタイム映像の視聴中に見終わった映像を再び視聴
するプレイバック再生を行うことが出来るテレビジョン
受像装置及びプログラム記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送などのリアルタイム映像を視
聴している際に、見終わった部分をもう一度視聴したい
場合、見終わった部分を簡単に素早く再生するプレイバ
ックと呼ばれる再生機能を持つテレビジョン受像装置が
ある。
【0003】以下、図9を参照して、このようなテレビ
ジョン受像装置26について説明する。
【0004】テレビジョン受像装置26は、TV受信部
4、録画制御部27、時計6、HDD(ハードディスク
ドライブ)7、切り替えスイッチ29、システム制御部
11、再生部12から構成される。また、HDD7には
リングバッファ領域28が設けられている。
【0005】また、テレビジョン受像装置26には、ア
ンテナ2、モニタ3が接続されている。
【0006】アンテナ2は、放送局から送られてくる放
送波を電気信号に変換する手段である。
【0007】TV受信部4は、アンテナ2から送られて
くる電気信号を受信し、復調して、AVデータをMPE
G2トランスポートストリームとして出力する手段であ
る。
【0008】録画制御部27は、TV受信部4から出力
されるAVデータを逐次リングバッファ領域28に記録
しながら、同時にリングバッファ領域28に記録されて
から30秒経過したAVデータを消去するように、AV
データの録画を制御する手段である。
【0009】時計6は、録画制御部27が処理を行うた
めに基準となる時刻を刻む手段である。
【0010】HDD7は、ハードディスク装置である。
【0011】リングバッファ領域28は、30秒間分の
AVデータを記録する領域である。
【0012】切替スイッチ29は、再生部12に、TV
受信部4から送られてくるAVデータを入力するか、リ
ングバッファ領域29に記録されているAVデータを入
力するかを切り替えるスイッチである。
【0013】再生部12は、入力されたAVデータをデ
コードし、アナログ信号に変換する手段である。
【0014】システム制御部11は、テレビジョン受像
装置26を制御する手段である。
【0015】モニタ3は、アナログ信号を表示する手段
である。
【0016】次に、このような従来のテレビジョン受像
装置26の動作を説明する。
【0017】アンテナ2は、放送局から送られてきた放
送波を電気信号に変換する。
【0018】TV受信部4は、放送波を復調する。復調
されたAVデータは、MPEG2トランスポートストリ
ームとして、切替スイッチ29と録画制御部27に送ら
れる。
【0019】切替スイッチ29は、システム制御部11
の制御に従って、TV受信部4から送られてくるAVデ
ータを入力するように切り替えられている。再生部12
は、TV受信部4から送られてくるAVデータを切り替
えスイッチ29を介して、入力し、デコードしてアナロ
グ信号に変換する。
【0020】モニタ3は、アナログ信号を表示する。
【0021】一方、録画制御部27は、TV受信部4か
ら送られてくるAVデータを逐次リングバッファ領域2
8に記録する。そして、時計6で時刻を参照し、リング
バッファ領域28に記録してから30秒経過したAVデ
ータを逐次消去する。
【0022】切替スイッチ29は、TV受信部4から再
生部12にAVデータが送られるように切り替えられて
いるので、リングバッファ領域28は、AVデータを記
録し続けると同時に記録されてから30秒経過したAV
データを消去し続けるだけで、AVデータを再生部12
には出力しない。
【0023】視聴者は、このようにしてモニタ3に表示
される映像と音声を視聴している。例えば、視聴してい
る番組が料理番組であって、番組で料理のレシピが紹介
されたとする。視聴者は、料理のレシピをうっかり見過
ごしてしまったので、もう一度視聴しようとする。その
ような場合、視聴者は、プレイバック再生を実行するた
めに図示していないリモコンを操作する。
【0024】リモコンからの操作命令は、システム制御
部11に通知され、この操作命令に基づいて、システム
制御部11は、テレビジョン受像装置26を制御する。
【0025】すなわち、切替スイッチ29を再生部12
がリングバッファ領域28に記録されているAVデータ
を入力するように切り替える。再生部12は、リングバ
ッファ領域28に記録されている30秒分のAVデータ
を30秒前から順に入力し、デコードした後、アナログ
信号に変換する。
【0026】モニタ3には、30秒分の映像、音声が表
示される。
【0027】視聴者は、このようなプレイバック再生に
よって料理のレシピを再度視聴することができる。
【0028】30秒分のAVデータの再生が終了する
と、システム制御部11は切り替えスイッチ29をTV
受信部4から再生部12にAVデータが渡されるように
切り替える。再生部12は、TV受信部4から送られて
くるAVデータを入力し、デコードした後アナログ信号
に変換する。
【0029】モニタ3は、このようにして再び現在放映
中の映像、音声を表示する。
【0030】以上のようにリモコンの操作ボタンを押す
だけで、30秒だけ過去にさかのぼって映像、音声を再
生することが出来る。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビジョン受像装置26では、プレイバック再生した
内容をもう一度視聴したくても、リングバッファ領域2
8、つまりプレイバック再生用にAVデータを記録して
おくためのバッファの内容が書き替えられてしまうの
で、視聴することは出来ない。すなわち、従来のテレビ
ジョン受像装置では、プレイバック再生したAVデータ
をさらに視聴することは出来ないという課題がある。
【0032】また、プレイバック再生中にも番組は継続
して放送されているが、プレイバック再生が完了する
と、プレイバック完了時に放送されているAVデータか
ら再生表示されるので、プレイバック中に放送されたA
Vデータの部分を視聴することは出来ない。すなわち、
従来のテレビジョン装置では、プレイバック中に放送さ
れたAVデータを視聴することは出来ないという課題が
ある。
【0033】また、プレイバック再生を行う時間は、プ
レイバック再生用にAVデータを記録しておくバッファ
のサイズによって決まってしまうので、プレイバック再
生を行う時間を長くすることは出来ない。すなわち、従
来のテレビジョン受像装置では、プレイバック再生を行
う時間を長くすることは出来ないという課題がある。
【0034】本発明は、従来のテレビジョン受像装置で
は、プレイバック再生したAVデータをさらに視聴する
ことは出来ないという課題を考慮し、プレイバック再生
したAVデータを何度も視聴することが出来るテレビジ
ョン受像装置及びプログラム記録媒体を提供することを
目的とするものである。
【0035】また、本発明は、従来のテレビジョン装置
では、プレイバック中に放送されたAVデータの部分を
視聴することは出来ないという課題を考慮し、プレイバ
ック中に放送されたAVデータの部分も視聴することが
出来るテレビジョン受像装置及びプログラム記録媒体を
提供することを目的とする。
【0036】また、本発明は、従来のテレビジョン受像
装置では、プレイバック再生を行う時間を長くすること
は出来ないという課題を考慮し、プレイバック再生を行
う時間を長くすることが出来るテレビジョン受像装置及
びプログラム記録媒体を提供することを目的とするもの
である。
【0037】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、送られて
くるAVデータを受信する受信手段と、受信した前記A
Vデータを逐次記録しながら、同時に記録してから所定
の時間が経過した前記AVデータを逐次消去するバッフ
ァリングを行うバッファ手段と、受信した前記AVデー
タを再生する通常再生、または前記バッファ手段に記録
されている前記所定時間分の前記AVデータを再生する
プレイバック再生を行う再生手段と、前記バッファ手段
が記録している前記AVデータを保存する保存手段とを
備え、指示を受けると、前記再生手段は、前記通常再生
を行うかまたは前記プレイバック再生を行うかを切り替
え、前記再生手段は、前記プレイバック再生が完了する
と、前記通常再生を行い、前記再生手段が前記プレイバ
ック再生を行っている際に、指示を受けると、前記保存
手段は、前記バッファ手段に記録されている前記AVデ
ータの全部または一部を保存することを特徴とするテレ
ビジョン受像装置である。
【0038】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記再生手段が前記プレイバック再生を行っている
際、前記バッファ手段は、前記バッファリングの凍結を
行うことを特徴とする第1の本発明に記載のテレビジョ
ン受像装置である。
【0039】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記バッファリングの凍結とは、前記バッファ手段
が受信した前記AVデータの記録を停止し、記録済みの
前記AVデータを消去しないことであることを特徴とす
る第2の本発明に記載のテレビジョン受像装置である。
【0040】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記再生手段が前記プレイバック再生を行っている
際にも、前記バッファ手段は、前記バッファリングを継
続して行うことを特徴とする第1の本発明に記載のテレ
ビジョン受像装置である。
【0041】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記再生手段が前記通常再生を行っている際に、指
示を受けると、前記保存手段は、前記バッファ手段に記
録されている前記AVデータを保存することを特徴とす
る第1の本発明に記載のテレビジョン受像装置である。
【0042】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記保存すべき一部は、保存開始指示がなされた時
に前記プレイバック再生中の記録エリアの位置から、保
存終了指示がなされた時の前記プレイバック再生中の記
録エリアの位置までとして決定されることを特徴とする
第1〜5の本発明のいずれかに記載のテレビジョン受像
装置である。
【0043】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記AVデータはディジタルデータとして送られて
くることを特徴とする第1〜6の本発明のいずれかに記
載のテレビジョン受像装置である。
【0044】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記AVデータはMPEG形式に準拠しており、前
記再生手段が前記プレイバック再生をおこなっている際
に、指示を受けると、前記保存手段は、前記バッファ手
段に記録されている前記AVデータのIフレームの全部
または一部を記録することを特徴とする第7の本発明に
記載のテレビジョン受像装置である。
【0045】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記AVデータはアナログデータとして送られてき
ており、受信した前記AVデータをディジタルデータに
変換するエンコーダ手段を備え、前記バッファ手段は、
前記ディジタルデータに変換された前記AVデータに対
して前記バッファリングを行うことを特徴とする第1〜
6の本発明のいずれかに記載のテレビジョン受像装置で
ある。
【0046】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、送られてくるAVデータを受信する受信手段
と、受信した前記AVデータを逐次記録しながら、同時
に記録してから所定の時間が経過した前記AVデータを
逐次消去するバッファリングを行うバッファ手段と、受
信した前記AVデータを再生する通常再生、または前記
バッファ手段に記録されている前記所定時間分の前記A
Vデータを再生するプレイバック再生を行う再生手段と
を備え、指示を受けると、前記再生手段は、前記通常再
生を行うかまたは前記プレイバック再生を行うかを切り
替え、前記バッファ手段は、複数個あることを特徴とす
るテレビジョン受像装置である。
【0047】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記複数個のバッファ手段は、前記受信手段と
並列に接続されており、前記再生手段が前記複数個のバ
ッファ手段のうちいずれかの前記バッファ手段を用いて
前記プレイバック再生を行っている際、それ以外の前記
バッファ手段は前記AVデータに対して前記バッファリ
ングを行っていることを特徴とする第10の本発明に記
載のテレビジョン受像装置である。
【0048】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、指示を受けると、前記複数個のバッファ手段
は、前記受信手段と直列に接続するか、または並列に接
続するかを切り替えることが出来、前記複数個のバッフ
ァ手段が前記受信手段と直列に接続している場合は、前
記複数個のバッファ手段が一つのバッファ手段のように
機能し、前記プレイバック再生の時間が、並列に接続し
ている場合に比較して長くなることを特徴とする第11
の本発明に記載のテレビジョン受像装置である。
【0049】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記複数個のバッファ手段に記録されている前
記AVデータを保存する保存手段を備え、指示を受ける
と前記保存手段は、前記バッファ手段に記録されている
前記AVデータを保存することを特徴とする第10〜1
2の本発明のいずれかに記載のテレビジョン受像装置で
ある。
【0050】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、第1〜13の本発明のいずれかに記載のテレビ
ジョン受像装置の全部または一部の手段の全部または一
部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラムおよび/またはデータを記録したプログラム記録媒
体であって、コンピュータにより読み取り可能であるこ
とを特徴とするプログラム記録媒体である。
【0051】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0052】(第1の実施の形態)まず、第1の実施の
形態について説明する。
【0053】図1は、本実施の形態のテレビジョン受像
装置1の構成を示すブロック図である。
【0054】テレビジョン受像装置1は、TV受信部
4、録画制御部5、時計6、HDD7、切替スイッチ1
0、システム制御部11、再生部12から構成される。
また、HDD7は、リングバッファ領域8と保存領域9
から構成される。
【0055】また、テレビジョン受像装置1には、アン
テナ2とモニタ3が接続されている。
【0056】アンテナ2は、放送局から送られてくる放
送波を電気信号に変換する手段である。
【0057】また、図3に本実施の形態のリモコン18
を示す。リモコン18は、プレイバック19、全部保存
20、一部保存21、静止画保存22のキーから構成さ
れる。リモコン18には、これ以外にも視聴するチャン
ネルを切り替えたり、モニタの音量を調節するためのキ
ーがあるが、本実施の形態に関係するキーのみ図示して
ある。
【0058】TV受信部4は、アンテナから送られてく
る電気信号を受信し、復調してAVデータを出力する手
段である。本実施の形態ではAVデータはMPEG2ト
ランスポートストリームとして放送局から送られてく
る。なお、MEPGとはMotion Picture
Expert Groupの略であり、MPEG2
は、ISO/IECにおける規格番号13818の規格
である。
【0059】録画制御部5は、AVデータをHDD7に
記録する手段である。
【0060】時計6は、録画制御部5に時刻を知らせる
手段である。
【0061】HDD7は、AVデータを記録するハード
ディスクである。
【0062】リングバッファ領域8は、HDD7の領域
の一部であり、AVデータを記録するリングバッファと
して使用される領域である。
【0063】保存領域9は、リングバッファ領域8に記
録されているAVデータを恒久的に保存するための領域
である。
【0064】切り替えスイッチ10は、TV受信部4か
ら送られてくるAVデータを再生部12に送るか、また
はリングバッファ領域8に記録されているAVデータを
再生部12に送るか、または保存領域9に保存されてい
るAVデータを再生部12に送るかを切り替える切替ス
イッチである。
【0065】システム制御部11は、リモコン18から
の操作命令に従って、テレビジョン受像装置1を制御す
る手段である。
【0066】再生部12は、切替スイッチ10を介して
送られてくるAVデータをデコードし、アナログ信号に
変換する手段である。
【0067】モニタ3は、AVデータを表示する手段で
ある。
【0068】なお、本実施の形態のTV受信部4は本発
明の受信手段の例であり、本実施の形態の切り替えスイ
ッチ10、再生部12は本発明の再生手段の例であり、
本実施の形態の録画制御部5とリングバッファ領域8は
本発明のバッファ手段の例であり、本実施の形態の録画
制御部5と保存領域9は本発明の保存手段の例である。
【0069】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0070】まず、放送局で放送される番組を視聴する
場合の動作を説明する。
【0071】放送局からは、MPEG2トランスポート
ストリームとしてAVデータが放送波にのせて送られて
くる。
【0072】アンテナ2は、この放送波を電気信号に変
換する。
【0073】TV受信部4は、この電気信号を受信し
て、復調する。さらに、TV受信部4は復調されたMP
EG2トランスポートストリームを分離する。そして、
分離したAVデータを、切替スイッチ10と録画制御部
5に送る。
【0074】切替スイッチ10は、TV受信部4から送
られてくるAVデータを再生部12に中継するように設
定されているとする。従って、再生部12は、TV受信
部4からおくられてくるAVデータを入力する。そして
デコードしてアナログ信号に変換する。
【0075】モニタ3は、再生部12から送られてくる
アナログ信号を表示する。
【0076】一方、録画制御部5は、TV受信部4から
送られてくるAVデータを逐次リングバッファ領域8に
書き込む。同時に時計6から通知される時刻をもとに記
録してから30秒経過したAVデータをリングバッファ
領域8から逐次消去する。録画制御部5は、このように
AVデータをリングバッファ領域8に書き込みながら、
記録されてから30秒経過したAVデータを消去してい
る。
【0077】図2に、リングバッファ領域8の状態とT
V受信部4から出力されるAVデータを示す。TV受信
部4からは、AVデータ14が出力され、現在、現時点
15の部分が出力されている。このときリングバッファ
領域8には、リングバッファ内のAVデータ16が記録
されている。リングバッファ内のAVデータ16は、現
時点から30秒分過去に遡った部分までが記録されてい
る。すなわち、30秒過去から現時点15までのAVデ
ータをプレイバック再生することが出来る。この30秒
分のAVデータは、図2ではプレイバック再生可能部分
17として示されている。
【0078】視聴者は、このようにしてモニタ3に表示
される番組を視聴している。
【0079】視聴者が視聴している番組が英会話の番組
であるとする。そして、英会話を暗記するために英会話
の一部分を繰り返して視聴したい思ったとする。このよ
うな場合、視聴者は、プレイバック再生を行う。
【0080】次に、プレイバック再生を行う際の動作を
説明する。
【0081】英会話の一部を繰り返し視聴するために、
視聴者は、図3に示すリモコン18のプレイバック19
のキーを押す。
【0082】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、TV受信部4から送られてくるAVデータ
を再生部12に中継する側からリングバッファ領域8の
AVデータを再生部12に中継するように切替スイッチ
10を切り替える。同時に録画制御部5にプレイバック
再生を開始することを通知する。
【0083】録画制御部5は、これを受けて、プレイバ
ック再生中はリングバッファ領域8にAVデータを書き
込むことを中止し、30秒経過したAVデータを消去す
ることも中止する。このように録画制御部5は、プレイ
バック再生中はリングバッファ領域8を凍結する。
【0084】再生部10は、リングバッファ領域8のA
Vデータを読み込み、デコードしてアナログ信号に変換
する。
【0085】モニタ3は、アナログ信号の映像と音声を
表示する。
【0086】視聴者は、このようにしてプレイバック再
生された繰り返し視聴したい英会話の部分を再度視聴す
ることができる。
【0087】さらに、プレイバック再生中に視聴者は、
リモコン18の全部保存20のキーを押したとする。
【0088】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、録画制御部5にリングバッファ領域8に記
録されているAVデータを保存領域9にコピーするよう
に命じる。
【0089】これを受けて、録画制御部5は、リングバ
ッファ領域8に記録されているAVデータを保存領域9
にコピーする。プレイバック再生中、録画制御部5は、
リングバッファ領域8へ新たにAVデータを記録せず、
またAVデータを消去しないので、録画制御部5は、視
聴者が繰り返し視聴したい英会話の部分を30秒分保存
領域9に書き込むことが出来る。
【0090】このように保存領域9に記録されたAVデ
ータは恒久的に保存されるので、何度も繰り返して再生
することが出来る。
【0091】プレイバック再生を開始してから30秒経
過すると、録画制御部5はプレイバック再生が終了した
ことをシステム制御部11に通知する。さらに、リング
バッファ領域8への書き込みと30秒以上経過したAV
データの消去を再開する。
【0092】システム制御部11は、録画制御部5から
の通知を受けて、切替スイッチ10をTV受信部4から
出力されたAVデータを再生部12に中継するように指
示する。切替スイッチ10は、この指示に従ってTV受
信部4から送られてくるAVデータを再生部12に中継
する。
【0093】再生部12は、再びTV受信部4から送ら
れてくるAVデータをデコードしてアナログデータに変
換する。
【0094】そして、モニタ3は、現在放送中の番組を
表示する。
【0095】前述したように保存領域9に保存されたA
Vデータは、恒久的に保存されるので、視聴者の都合の
いい時間に何回でも繰り返し再生して視聴することが出
来るが、もちろん、保存領域9に保存されているAVデ
ータのうち不要になったAVデータについては、視聴者
がテレビジョン受像装置1の操作パネルまたはリモコン
18を操作することによって消去することが出来る。
【0096】なお、本実施の形態では、英会話の番組を
視聴している場合について説明したが、料理番組、映
画、ドラマ、野球、相撲、音楽などどのような番組であ
っても構わない。
【0097】さらに、本実施の形態では、放送局から送
られてくるAVデータがMPEG2トランスポートスト
リームとして送られてくるとして説明したが、これに限
らない。MPEG1準拠のAVデータ、MPEG4準拠
のAVデータ、MPEG2プログラムストリーム、ある
いはMPEG以外のデータ形式など、要するにディジタ
ルデータとしてAVデータが放送局から送られてきさえ
すればよい。
【0098】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生の時間は30秒であるとして説明したが、これに限
らず、20秒、10秒など、要するにプレイバック再生
に適した所定の時間でありさえすればよい。
【0099】さらに、本実施の形態では、録画制御部5
はリングバッファ領域8にAVデータを記録しながら、
記録してから所定の時間が経過したAVデータを逐次消
去するとして説明したがこれに限らない。録画制御部5
はリングバッファ領域8にすでに記録されているAVデ
ータに逐次上書きしていっても構わない。ただし、I、
B、Pフレームの違いや映像の複雑さによって1フレー
ムあたりのデータの容量が変化するので、プレイバック
再生の再生可能時間にばらつきが生じるが本実施の形態
と同等の効果を得ることが出来る。
【0100】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生用のAVデータを記録する領域として、HDD7に
リングバッファ領域8を設けたが、これに限らず、半導
体メモリ、光磁気ディスクなど、要するに現時点から所
定の時間分のAVデータを常に記録しており、現時点か
ら所定時間分のAVデータを出力出来るバッファであり
さえすればよい。
【0101】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生中にAVデータをHDD7の保存領域9に恒久的の
保存するとして説明したが、これに限らず、TV受信部
4からのAVデータを再生している最中にリングバッフ
ァ領域8に記録されているAVデータを保存領域9に保
存しても構わない。そのためには、放送中のAVデータ
をモニタに表示している際に、プレイバック19のキー
を押さずに、直接リモコン18の全部保存20のキーを
押す操作を行えばよい。
【0102】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。
【0103】図1に本実施の形態のテレビジョン受像装
置1を示す。本実施の形態のテレビジョン受像装置1は
第1の実施の形態と同一である。
【0104】また、図3に本実施の形態のリモコン18
を示す。本実施の形態のリモコン18も第1の実施の形
態と同一である。
【0105】なお、本実施の形態のTV受信部4は本発
明の受信手段の例であり、本実施の形態の切り替えスイ
ッチ10、再生部12は本発明の再生手段の例であり、
本実施の形態の録画制御部5とリングバッファ領域8は
本発明のバッファ手段の例であり、本実施の形態の録画
制御部5と保存領域9は本発明の保存手段の例である。
【0106】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0107】なお、本実施の形態でもAVデータは放送
局からMPEG2トランスポートストリームとして送ら
れてくる。
【0108】本実施の形態でも、英会話の番組を視聴し
ている場合を例にして説明する。現在放送されている英
会話の番組を視聴している際の動作は第1の実施の形態
と同一である。
【0109】英会話の単語の発音を練習するために単語
の発音練習のシーンを繰り返して視聴したい思ったとす
る。このような場合、視聴者は、プレイバック再生を行
う。
【0110】単語の発音練習のシーンを繰り返し視聴す
るために、視聴者は、図3に示すリモコン18のプレイ
バック19のキーを押す。
【0111】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、TV受信部4から送られてくるAVデータ
を再生部12に中継する側からリングバッファ領域8の
AVデータを再生部12に中継するように切替スイッチ
10を制御する。同時に録画制御部5にプレイバック再
生を開始することを通知する。
【0112】第1の実施の形態とは異なり、録画制御部
5は、プレイバック再生中もリングバッファ領域8にA
Vデータを記録し続けながら記録してから30秒経過し
たAVデータを消去し続ける。すなわち、リングバッフ
ァ領域8を凍結せず、継続してAVデータのバッファリ
ングを行う。
【0113】再生部10は、リングバッファ領域8のA
Vデータを読み込み、デコードしてアナログ信号に変換
する。
【0114】モニタ3は、アナログ信号の映像と音声を
表示する。
【0115】視聴者は、このようにして単語の発音練習
のシーンを再度視聴することができる。ただし、単語の
発音練習のシーンは15秒間のシーンであったとする。
【0116】このような場合、プレイバック再生してい
て、単語の発音練習のシーンが始まると、視聴者は、リ
モコン18の一部保存21のキーを押す。
【0117】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、録画制御部5にリングバッファ領域8に記
録されているAVデータのうち現在プレイバック再生さ
れている部分から保存領域9にコピーするように命じ
る。
【0118】これを受けて、録画制御部5は、リングバ
ッファ領域8に記録されているAVデータのうち現在再
生中の部分を保存領域9にコピーする。
【0119】単語の発音練習のシーンが終了すると、視
聴者は、リモコン18の一部保存21のキーをもう一度
押す。
【0120】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、録画制御部5にリングバッファ領域8に記
録されているAVデータのうち現在プレイバック再生さ
れている部分を保存領域9にコピーすることを終了する
ように命じる。
【0121】これを受けて、録画制御部11は、AVデ
ータのうち現在プレイバック再生されている部分を保存
領域9にコピーすることを中止する。
【0122】保存領域9には、単語の発音練習のシーン
のみを保存されている。このように一部保存21のキー
で保存開始指示がなされた時にプレイバック再生中の記
録エリアの位置から、一部保存21のキーをもう一度押
すことにより保存終了指示がなされた時のプレイバック
再生中の記録エリアの位置までのAVデータを保存領域
9に保存することによって、保存領域9にAVデータの
うち必要な部分のみ記録することが出来る。記録された
AVデータは恒久的に保存されるので、何度も繰り返し
て再生することが出来る。
【0123】プレイバック再生を開始してから30秒経
過すると、録画制御部5はプレイバック再生が終了した
ことをシステム制御部11に通知する。
【0124】システム制御部11は、録画制御部5から
の通知を受けて、切替スイッチ10をTV受信部4から
出力されたAVデータを再生部12に中継するように指
示する。切替スイッチ10は、この指示に従ってTV受
信部4から送られてくるAVデータを再生部12に中継
する。
【0125】再生部12は、再びTV受信部4から送ら
れてくるAVデータをデコードしてアナログデータに変
換する。
【0126】そして、モニタ3は、現在放送中のAVデ
ータを表示する。
【0127】保存領域9に保存されたAVデータは、恒
久的に保存されるので、視聴者の都合のいい時間に何回
でも繰り返し再生して視聴することが出来る。もちろ
ん、保存領域9に保存されているAVデータのうち不要
になったAVデータについては、視聴者がテレビジョン
受像装置1の操作パネルまたはリモコン18を操作する
ことによって消去することが出来る。
【0128】なお、本実施の形態では、プレーバック再
生中に録画制御部5はリングバッファ領域8の凍結を行
わないとして説明したが、これに限らず、プレーバック
再生中に録画制御部5はリングバッファ領域8の凍結を
行っても構わない。
【0129】さらに、本実施の形態では、リモコン18
の一部保存21のキーを押して、AVデータのうち保存
する部分を決定したが、これに限らず、全部保存20の
キーを押しても構わない。この場合、録画制御部5は、
リングバッファ領域8のうち、まだプレイバック再生が
行われていないAVデータの部分を保存領域9に保存す
る。
【0130】さらに、本実施の形態では、英会話の番組
を視聴している場合について説明したが、料理番組、映
画、ドラマ、野球、相撲、音楽などどのような番組であ
っても構わない。
【0131】さらに、本実施の形態では、放送局から送
られてくるAVデータがMPEG2トランスポートスト
リームとして送られてくるとして説明したが、これに限
らない。MPEG1準拠のAVデータ、MPEG4準拠
のAVデータ、MPEG2プログラムストリーム、ある
いはMPEG以外のデータ形式など、要するにディジタ
ルデータとしてAVデータが放送局から送られてきさえ
すればよい。
【0132】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生の時間は30秒であるとして説明したが、これに限
らず、20秒、10秒など、要するにプレイバック再生
に適した所定の時間でありさえすればよい。
【0133】さらに、本実施の形態では、録画制御部5
はリングバッファ領域8にAVデータを記録しながら、
記録してから所定の時間が経過したAVデータを逐次消
去するとして説明したがこれに限らない。録画制御部5
はリングバッファ領域8にすでに記録されているAVデ
ータに逐次上書きしていっても構わない。ただし、I、
B、Pフレームの違いや映像の複雑さによって1フレー
ムあたりのデータの容量が変化するので、プレイバック
再生の再生可能時間にばらつきが生じるが本実施の形態
と同等の効果を得ることが出来る。
【0134】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生用のAVデータを記録する領域として、HDD7に
リングバッファ領域8を設けたが、これに限らず、半導
体メモリ、光磁気ディスクなど、要するに現時点から所
定の時間分のAVデータを常に記録しており、現時点か
ら所定時間分のAVデータを出力出来るバッファであり
さえすればよい。
【0135】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生中にAVデータをHDD7の保存領域9に恒久的に
保存するとして説明したが、これに限らず、半導体メモ
リ、光磁気ディスクなど、要するにAVデータを保存出
来る記録媒体に保存しさえすればよい。
【0136】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について説明する。
【0137】図1に本実施の形態のテレビジョン受像装
置1を示す。本実施の形態のテレビジョン受像装置1は
第1の実施の形態と同一である。
【0138】また、図3に本実施の形態のリモコン18
を示す。本実施の形態のリモコン18も第1の実施の形
態と同一である。
【0139】なお、本実施の形態のTV受信部4は本発
明の受信手段の例であり、本実施の形態の切り替えスイ
ッチ10、再生部12は本発明の再生手段の例であり、
本実施の形態の録画制御部5とリングバッファ領域8は
本発明のバッファ手段の例であり、本実施の形態の録画
制御部5と保存領域9は本発明の保存手段の例である。
【0140】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0141】なお、本実施の形態でもAVデータは放送
局からMPEG2トランスポートストリームとして送ら
れてくる。
【0142】本実施の形態では、通信販売の番組を視聴
しており、掃除機を購入する場合を例にして説明する。
【0143】現在放送されている番組を視聴している際
の動作は第1の実施の形態と同一である。
【0144】視聴者が視聴している番組が通信販売の番
組であるとする。視聴者は、通信販売の番組で掃除機を
紹介するコーナーを視聴し、その掃除機を購入したいと
思ったとする。そして、そのコーナーの最後に購入する
ための電話番号と注文のための製品番号と掃除機の静止
画からなる注文の仕方を紹介するシーンが表示されたと
する。このような場合、視聴者は、注文するシーンをも
う一度視聴するためにプレイバック再生を行う。
【0145】次に、プレイバック再生を行う際の動作を
説明する。
【0146】購入するための電話番号と製品番号と掃除
機の静止画からなる注文の仕方を紹介するシーンを再度
視聴するために、視聴者は、図3に示すリモコン18の
プレイバック19のキーを押す。また、このシーンは静
止画であったする。
【0147】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、TV受信部4から送られてくるAVデータ
を再生部12に中継する側からリングバッファ領域8の
AVデータを再生部12に中継するように切替スイッチ
10を切り替える。同時に録画制御部5にプレイバック
再生を開始することを通知する。
【0148】録画制御部5は、これを受けて、プレイバ
ック再生中はリングバッファ領域8にAVデータを書き
込むことを中止し、30秒経過したAVデータを消去す
ることも中止する。このように録画制御部5は、プレイ
バック再生中はリングバッファ領域8を凍結する。
【0149】再生部10は、リングバッファ領域8のA
Vデータを読み込み、デコードしてアナログ信号に変換
する。
【0150】モニタ3は、アナログ信号の映像と音声を
表示する。
【0151】視聴者は、このようにしてプレイバック再
生された注文の仕方を紹介するシーンを再度視聴するこ
とができる。
【0152】さらに、プレイバック再生中に視聴者は、
リモコン18の静止画保存22のキーを押したとする。
【0153】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン18からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、録画制御部5にリングバッファ領域8に記
録されているAVデータのうちIフレームのみを保存領
域9にコピーするように命じる。
【0154】これを受けて、録画制御部5は、リングバ
ッファ領域8に記録されているAVデータのうちIフレ
ームのみを保存領域9にコピーする。プレイバック再生
中、録画制御部5は、リングバッファ領域8へ新たにA
Vデータを記録せず、またAVデータを消去しないの
で、録画制御部5は、購入方法を紹介するシーンを保存
領域9に書き込むことが出来る。このシーンは静止画で
あるので、B、Pフレームまで保存する必要がない。
【0155】このように保存領域9に記録されたAVデ
ータは恒久的に保存されるので、何度も繰り返して再生
することが出来る。
【0156】プレイバック再生を開始してから30秒経
過すると、録画制御部5はプレイバック再生が終了した
ことをシステム制御部11に通知する。さらに、リング
バッファ領域8への書き込みと30秒以上経過したAV
データの消去を再開する。
【0157】システム制御部11は、録画制御部5から
の通知を受けて、切替スイッチ10をTV受信部4から
出力されたAVデータを再生部12に中継するように指
示する。切替スイッチ10は、この指示に従ってTV受
信部4から送られてくるAVデータを再生部12に中継
する。
【0158】再生部12は、再びTV受信部4から送ら
れてくるAVデータをデコードしてアナログデータに変
換する。
【0159】そして、モニタ3は、現在放送中の番組を
表示する。
【0160】保存領域9に保存されたAVデータは、恒
久的に保存されるので、視聴者の都合のいい時間に何回
でも繰り返し再生して視聴することが出来る。もちろ
ん、保存領域9に保存されているAVデータのうち不要
になったAVデータについては、視聴者がテレビジョン
受像装置1の操作パネルまたはリモコン18を操作する
ことによって消去することが出来る。
【0161】保存領域9に保存された電話番号と製品番
号と掃除機の静止画からなる掃除機を注文するシーンを
再生することによって、視聴者は、掃除機のデザインを
じっくり確認することが出来、購入するかどうかの判断
の材料に使うことが出来る。また、注文するための製品
番号や、注文先の電話番号などのメモもとる必要がな
い。
【0162】本実施の形態では、静止画のシーンについ
ては、Iフレームのみを保存領域9に保存することによ
って保存領域9を節約することも出来る。
【0163】なお、本実施の形態では、通信販売の番組
を視聴している場合について説明したが、料理番組、映
画、ドラマ、野球、相撲、音楽などどのような番組であ
っても構わない。
【0164】さらに、本実施の形態では、放送局から送
られてくるAVデータがMPEG2トランスポートスト
リームとして送られてくるとして説明したが、これに限
らない。MPEG1準拠のAVデータ、MPEG4準拠
のAVデータ、MPEG2プログラムストリーム、ある
いはMPEG以外のデータ形式など、要するにディジタ
ルデータとしてAVデータが放送局から送られてきさえ
すればよい。
【0165】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生の時間は30秒であるとして説明したが、これに限
らず、20秒、10秒など、要するにプレイバック再生
に適した所定の時間でありさえすればよい。
【0166】さらに、本実施の形態では、録画制御部5
はリングバッファ領域8にAVデータを記録しながら、
記録してから所定の時間が経過したAVデータを逐次消
去するとして説明したがこれに限らない。録画制御部5
はリングバッファ領域8にすでに記録されているAVデ
ータに逐次上書きしていっても構わない。ただし、I、
B、Pフレームの違いや映像の複雑さによって1フレー
ムあたりのデータの容量が変化するので、プレイバック
再生の再生可能時間にばらつきが生じるが本実施の形態
と同等の効果を得ることが出来る。
【0167】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生用のAVデータを記録する領域として、HDD7に
リングバッファ領域8を設けたが、これに限らず、半導
体メモリ、光磁気ディスクなど、要するに現時点から所
定の時間分のAVデータを常に記録しており、現時点か
ら所定時間分のAVデータを出力出来るバッファであり
さえすればよい。
【0168】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生中にAVデータをHDD7の保存領域9に恒久的に
保存するとして説明したが、これに限らず、半導体メモ
リ、光磁気ディスクなど、要するにAVデータを保存出
来る記録媒体に保存しさえすればよい。
【0169】さらに、本実施の形態では、プレイバック
再生中にAVデータをHDD7の保存領域9に恒久的の
保存するとして説明したが、これに限らず、TV受信部
4からのAVデータを再生している最中にリングバッフ
ァ領域8に記録されているAVデータを保存領域9に保
存しても構わない。そのためには、放送中のAVデータ
をモニタに表示している際に、リモコン18の静止画保
存22のキーを押す操作を行えばよい。
【0170】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態について説明する。
【0171】本実施の形態では、プレイバック再生用の
AVデータを記録するリングバッファ領域が二つある場
合について説明する。
【0172】図4に本実施の形態のテレビジョン受像装
置23を示す。本実施の形態のテレビジョン受像装置2
3は、リングバッファ領域8a、リングバッファ領域8
bを二つ持つ。また、録画制御部24、切替スイッチ2
5が第1の実施の形態とは異なっている。
【0173】また、図6に本実施の形態のリモコン18
を示す。本実施の形態のリモコン18は第1の実施の形
態のリモコン18のキーに加えて、長く34、短く35
のキーを備えている。
【0174】録画制御部24は、第1の実施の形態と同
じくAVデータをHDD7に記録する手段であり、録画
制御部8との相違点は、リングバッファ領域8aとリン
グバッファ領域8bとに同時にAVデータを記録する並
列型の記録と、リングバッファ領域8aとリングバッフ
ァ領域8bとをあたかも一つのリングバッファ領域であ
るようにAVデータを記録する直列型の記録とを行うこ
とが出来る。
【0175】また、切替スイッチ25は、TV受信部
4、リングバッファ領域8a、リングバッファ領域8
b、保存領域9のAVデータのいずれから再生部12が
AVデータを読み込むかを切り替えるスイッチである。
【0176】なお、本実施の形態のTV受信部4は本発
明の受信手段の例であり、本実施の形態の切り替えスイ
ッチ25、再生部12は本発明の再生手段の例であり、
本実施の形態の録画制御部24とリングバッファ領域8
a、リングバッファ領域8bは本発明のバッファ手段の
例であり、本実施の形態の録画制御部24と保存領域9
は本発明の保存手段の例である。
【0177】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0178】なお、本実施の形態でもAVデータは放送
局からMPEG2トランスポートストリームとして送ら
れてくる。
【0179】まず、リングバッファ領域8aとリングバ
ッファ領域8bに並列してAVデータを記録する場合の
動作について説明する。
【0180】この場合、録画制御部24は、TV受信部
4からMPEG2トランスポートストリームとして送ら
れてくるAVデータを、リングバッファ領域8aとリン
グバッファ領域8bとに同時に記録する。
【0181】録画制御部24がリングバッファ領域8a
にAVデータを記録する動作と録画制御部24がリング
バッファ領域8bにAVデータを記録する動作はそれぞ
れ第1の実施の形態で録画制御部5がリングバッファ領
域8にAVデータを記録する動作と同一である。このよ
うに、録画制御部24とリングバッファ領域8aとリン
グバッファ領域8bは、並列に接続された二つのバッフ
ァとして機能する。
【0182】視聴者が、図6の短く35のキーを押せ
ば、テレビジョン受像装置23は、上記の動作を行う。
【0183】図5の(a)にリングバッファ領域8aと
リングバッファ領域8bの状態であるリングバッファ内
のAVデータとTV受信部4から出力されるAVデータ
を示す。TV受信部4からは、AVデータ14が出力さ
れ、現在、現時点15の部分が出力されている。このと
きリングバッファ領域8aとリングバッファ領域8bに
は、リングバッファ内のAVデータ16が記録されてい
る。リングバッファ内のAVデータ16は、現時点から
30秒分過去に遡った部分までが記録されている。すな
わち、30秒過去から現時点15までのAVデータをプ
レイバック再生することが出来る。この30秒分のAV
データは、図5ではプレイバック再生可能部分17とし
て示されている。すなわち、リングバッファ領域8aと
リングバッファ領域8bには同じAVデータが記録され
ている。
【0184】モニタ13には、TV受信部4から送られ
てくる現在放送中のAVデータが表示されている。
【0185】ここで、視聴者が、リモコン30のプレイ
バック19のキーを押したとする。
【0186】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン30からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、TV受信部4から送られてくるAVデータ
を再生部12に中継する側からリングバッファ領域8a
のAVデータを再生部12に中継するように切替スイッ
チ25を切り替えるよう制御する。同時に録画制御部2
4にプレイバック再生を開始することを通知する。
【0187】録画制御部24は、これを受けて、プレイ
バック再生中はリングバッファ領域8aにAVデータを
書き込むことを中止し、30秒経過したAVデータを消
去することも中止する。このように録画制御部24は、
プレイバック再生中はリングバッファ領域8aを凍結す
る。
【0188】一方、録画制御部24は、リングバッファ
領域8bには、AVデータを逐次記録しながら、同時に
記録されてから30秒経過したAVデータを消去するバ
ッファリングを継続して行っている。
【0189】再生部12は、リングバッファ領域8aの
AVデータを読み込み、デコードしてアナログ信号に変
換する。
【0190】モニタ3は、アナログ信号の映像と音声を
表示する。
【0191】このようにプレイバック再生している際
に、視聴者がさらに、リモコン30のプレイバック19
のキーを押したとする。
【0192】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン30からの操作命令を受信する。
【0193】システム制御部11は、リングバッファ領
域8aに記録されているAVデータを再生部12に中継
する側からリングバッファ領域8bのAVデータを再生
部12に中継する側に切替スイッチ25を切り替える。
同時に録画制御部24にプレイバック再生を開始するこ
とを通知する。
【0194】録画制御部24は、これを受けて、プレイ
バック再生中はリングバッファ領域8bにAVデータを
書き込むことを中止し、30秒経過したAVデータを消
去することも中止する。このように録画制御部24は、
プレイバック再生中はリングバッファ領域8bを凍結す
る。
【0195】一方、録画制御部24は、リングバッファ
領域8aには、AVデータを逐次記録しながら、同時に
記録されてから30秒経過したAVデータを消去するバ
ッファリングを再開する。
【0196】このように、プレイバック再生中に放送さ
れたAVデータは、プレイバック再生されていない方の
リンバッファ領域8bに記録されているので、リングバ
ッファ領域8aまたは8bを切り替えることによって、
プレイバック再生中に放送されたAVデータも視聴する
ことが出来る。
【0197】また、第1〜第3の実施の形態で説明した
ように、現在プレイバック再生に用いられているリング
バッファ領域8aまたはリングバッファ領域8bに記録
されているAVデータを保存領域9に、全部保存した
り、指定された部分を保存したり、Iフレームのみ保存
したりすることが出来る。
【0198】次に、リングバッファ領域8aとリングバ
ッファ領域8bを直列型にしてAVデータを記録する場
合の動作について説明する。
【0199】この場合、録画制御部24は、TV受信部
4からMPEG2トランスポートストリームとして送ら
れてくるAVデータを、リングバッファ領域8aとリン
グバッファ領域8bとに順次記録する。
【0200】その記録の仕方は、リングバッファ領域8
aとリングバッファ領域8bがあたかも一つのリングバ
ッファ領域8であるかのように記録する。
【0201】すなわち、録画制御部24がリングバッフ
ァ領域8aとリングバッファ領域8bにAVデータを記
録する動作は、第1の実施の形態で録画制御部5がリン
グバッファ領域8にAVデータを記録する動作と同一で
ある。このように、録画制御部24とリングバッファ領
域8aとリングバッファ領域8bは、直列に接続された
二つのバッファとして機能する。ただし、リングバッフ
ァ領域が並列型に比較して倍の長さになっている。
【0202】図5の(b)にリングバッファ領域8aと
リングバッファ領域8bがあたかも一つのリングバッフ
ァ領域であるかのように機能する場合のリングバッファ
内のAVデータとTV受信部4から出力されるAVデー
タを示す。TV受信部4からは、AVデータ14が出力
され、現在、現時点15の部分が出力されている。この
ときリングバッファ領域8aとリングバッファ領域8b
には、リングバッファ内のAVデータ32が記録されて
いる。リングバッファ内のAVデータ32は、現時点か
ら60秒分過去に遡った部分までが記録されている。す
なわち、60秒過去から現時点15までのAVデータを
プレイバック再生することが出来る。この60秒分のA
Vデータは、図5の(b)ではプレイバック再生可能部
分33として示されている。すなわち上述したように、
図5の(a)の場合に比較して図5の(b)ではプレイ
バック再生の時間が倍になる。
【0203】視聴者が、図6の長く32のキーを押せ
ば、テレビジョン受像装置23は、上記の動作を行う。
【0204】モニタ13には、TV受信部4から送られ
てくる現在放送中のAVデータが表示されている。
【0205】ここで、視聴者が、リモコン30のプレイ
バック19のキーを押したとする。
【0206】そうすると、システム制御部11は、リモ
コン30からの操作命令を受信する。次に、システム制
御部11は、TV受信部4から送られてくるAVデータ
を再生部12に中継する側からリングバッファ領域8a
のAVデータを再生部12に中継するように切替スイッ
チ25を切り替える。同時に録画制御部24にプレイバ
ック再生を開始することを通知する。
【0207】録画制御部24は、これを受けて、プレイ
バック再生中はリングバッファ領域8aとリングバッフ
ァ領域8bにAVデータを書き込むことを中止する。6
0秒経過したAVデータを消去することも中止する。こ
のように録画制御部24は、プレイバック再生中はリン
グバッファ領域8aとリングバッファ領域8bを凍結す
る。
【0208】再生部10は、リングバッファ領域8aの
AVデータを読み込み、デコードしてアナログ信号に変
換する。
【0209】また、リングバッファ領域8aに記録され
ているAVデータを再生し終わると、システム制御部1
1は、切替スイッチ25をリングバッファ領域8bの方
に切り替えるように制御する。これを受けて切替スイッ
チ25は、リングバッファ領域8bから再生部12にA
Vデータを中継するように切り替える。
【0210】再生部12は引き続きリングバッファ領域
8bに記録されているAVデータを読み込み、デコード
してアナログ信号に変換する。
【0211】モニタ3は、アナログ信号の映像と音声を
表示する。
【0212】この場合、プレイバック再生中に、視聴者
がさらに、リモコン30のプレイバック19のキーを押
した場合、再生部12は、もう一度60秒前からプレイ
バック再生を繰り返す。
【0213】また、第1〜第3の実施の形態で説明した
ように、現在プレイバック再生に用いられているリング
バッファ領域8aとリングバッファ領域8bに記録され
ているAVデータを保存領域9に、全部保存したり、指
定された部分を保存したり、Iフレームのみ保存したり
することが出来る。
【0214】このように、テレビジョン受像装置23
は、リングバッファ領域8aとリングバッファ領域8b
へAVデータを記録する仕方を変更することによって、
プレイバック再生中に放送されたため視聴出来なかった
部分のAVデータを視聴可能としたり、プレイバック再
生の時間を長くするなど、多様なプレイバック再生を行
うことが出来る。
【0215】なお本実施の形態ではリングバッファ領域
が二つあるとして説明したが、これに限らず、3個、4
個など、要するに複数のリングバッファ領域を備えてい
さえすればよい。
【0216】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態について説明する。
【0217】本実施の形態では、第1〜3の各実施の形
態とは異なり放送局から送られてくるAVデータがアナ
ログデータとして送られてくる場合を説明する。
【0218】図7に本実施の形態のテレビジョン受像装
置36の構成を示す。
【0219】本実施の形態のテレビジョン受像装置36
はエンコーダ37を備えている。
【0220】TV受信部4は、放送局からアナログデー
タとして送られてくるAVデータを受信し、復調する手
段である。
【0221】エンコーダ37は、TV受信部4で復調さ
れたAVデータをMPEG2トランスポートストリーム
にエンコードする手段である。
【0222】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0223】放送局からは、アナログデータとして放送
波にのせてAVデータが送られてくる。
【0224】TV受信部4は、放送波を受信し、復調す
る。
【0225】エンコーダ37は、復調されたアナログデ
ータをMPEG2トランスポートストリームにエンコー
ドする。
【0226】これ以降は、第1〜3の各実施の形態と同
一の動作をするので、説明を省略する。
【0227】このように本実施の形態によれば、第1〜
3の各実施の形態で行っていた処理をエンコーダ37を
備えることにより、アナログデータに対しても行うこと
が出来る。
【0228】(第6の実施の形態)次に、第6の実施の
形態について説明する。
【0229】本実施の形態では、第4の実施の形態とは
異なり放送局から送られてくるAVデータがアナログデ
ータとして送られてくる場合を説明する。
【0230】図8に本実施の形態のテレビジョン受像装
置38の構成を示す。
【0231】本実施の形態のテレビジョン受像装置38
はエンコーダ37を備えている。
【0232】TV受信部4は、放送局からアナログデー
タとして送られてくるAVデータを受信し、復調する手
段である。
【0233】エンコーダ37は、TV受信部4で復調さ
れたAVデータをMPEG2トランスポートストリーム
にエンコードする手段である。
【0234】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0235】放送局からは、アナログデータとして放送
波にのせてAVデータが送られてくる。
【0236】TV受信部4は、放送波を受信し、復調す
る。
【0237】エンコーダ37は、復調されたアナログデ
ータをMPEG2トランスポートストリームにエンコー
ドする。
【0238】これ以降は、第4の実施の形態と同一の動
作をするので、説明を省略する。
【0239】このように本実施の形態によれば、第4の
実施の形態で行っていた処理をエンコーダ37を備える
ことにより、アナログデータに対しても行うことが出来
る。
【0240】なお、本発明のテレビジョン受像装置の全
部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュ
ータのプログラムによってソフトウェア的に実現しても
構わないし、ハードウェアによって実現しても構わな
い。
【0241】さらに、本発明のテレビジョン受像装置の
全部または一部の手段の全部またはは一部の機能をコン
ピュータにより実行させるためのプログラムおよび/ま
たはデータを記録したプログラム記録媒体であって、コ
ンピュータにより読み取り可能であり、読み取られた前
記プログラムおよび/またはデータが前記コンピュータ
と協動して前記機能を実行することを特徴とするプログ
ラム記録媒体も本発明に属する。
【0242】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、プレイバック再生したAVデータを何度
も視聴することが出来るテレビジョン受像装置及びプロ
グラム記録媒体を提供することが出来る。
【0243】また、本発明は、プレイバック中に放送さ
れたAVデータの部分も視聴することが出来るテレビジ
ョン受像装置及びプログラム記録媒体を提供することが
出来る。
【0244】また、本発明は、プレイバック再生を行う
時間を長くすることが出来るテレビジョン受像装置及び
プログラム記録媒体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜3の実施の形態におけるテレビ
ジョン受像装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1〜3の実施の形態におけるAVデ
ータのうちプレイバック再生可能部分を説明する図
【図3】本発明の第1〜3の実施の形態におけるテレビ
ジョン受像装置を操作するリモコンの操作キーを示す図
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるテレビジョ
ン受像装置の構成を示すブロック図
【図5】(a)本発明の第4の実施の形態におけるAV
データのうち並列型でリングバッファ領域を使用する場
合のプレイバック再生可能部分を説明する図 (b)本発明の第4の実施の形態におけるAVデータの
うち直列型でリングバッファ領域を使用する場合のプレ
イバック再生可能部分を説明する図
【図6】本発明の第4の実施の形態におけるテレビジョ
ン受像装置を操作するリモコンの操作キーを示す図
【図7】本発明の第5の実施の形態におけるテレビジョ
ン受像装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第6の実施の形態のおけるテレビジョ
ン受像装置の構成を示すブロック図
【図9】従来のテレビジョン受像装置の構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
1 テレビジョン受像装置 2 アンテナ 3 モニタ 4 TV受信部 5 録画制御部 6 時計 7 HDD 8 リングバッファ領域 9 保存領域 10 切替スイッチ 11 システム制御部 12 再生部 14 AVデータ 15 現時点 16 リングバッファ内のAVデータ 17 プレイバック再生可能部分 18 リモコン 19 プレイバック 20 全部保存 21 一部保存 22 静止画保存 23 テレビジョン受像装置 24 録画制御部 25 切替スイッチ 26 テレビジョン受像装置 27 録画制御部 28 リングバッファ 29 切替スイッチ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送られてくるAVデータを受信する受信
    手段と、 受信した前記AVデータを逐次記録しながら、同時に記
    録してから所定の時間が経過した前記AVデータを逐次
    消去するバッファリングを行うバッファ手段と、 受信した前記AVデータを再生する通常再生、または前
    記バッファ手段に記録されている前記所定時間分の前記
    AVデータを再生するプレイバック再生を行う再生手段
    と、 前記バッファ手段が記録している前記AVデータを保存
    する保存手段とを備え、 指示を受けると、前記再生手段は、前記通常再生を行う
    かまたは前記プレイバック再生を行うかを切り替え、 前記再生手段は、前記プレイバック再生が完了すると、
    前記通常再生を行い、 前記再生手段が前記プレイバック再生を行っている際
    に、指示を受けると、前記保存手段は、前記バッファ手
    段に記録されている前記AVデータの全部または一部を
    保存することを特徴とするテレビジョン受像装置。
  2. 【請求項2】 前記再生手段が前記プレイバック再生を
    行っている際、前記バッファ手段は、前記バッファリン
    グの凍結を行うことを特徴とする請求項1記載のテレビ
    ジョン受像装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファリングの凍結とは、前記バ
    ッファ手段が受信した前記AVデータの記録を停止し、
    記録済みの前記AVデータを消去しないことであること
    を特徴とする請求項2記載のテレビジョン受像装置。
  4. 【請求項4】 前記再生手段が前記プレイバック再生を
    行っている際にも、前記バッファ手段は、前記バッファ
    リングを継続して行うことを特徴とする請求項1記載の
    テレビジョン受像装置。
  5. 【請求項5】 前記再生手段が前記通常再生を行ってい
    る際に、指示を受けると、前記保存手段は、前記バッフ
    ァ手段に記録されている前記AVデータを保存すること
    を特徴とする請求項1記載のテレビジョン受像装置。
  6. 【請求項6】 前記保存すべき一部は、保存開始指示が
    なされた時に前記プレイバック再生中の記録エリアの位
    置から、保存終了指示がなされた時の前記プレイバック
    再生中の記録エリアの位置までとして決定されることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のテレビジョ
    ン受像装置。
  7. 【請求項7】 前記AVデータはディジタルデータとし
    て送られてくることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載のテレビジョン受像装置。
  8. 【請求項8】 前記AVデータはMPEG形式に準拠し
    ており、 前記再生手段が前記プレイバック再生をおこなっている
    際に、指示を受けると、前記保存手段は、前記バッファ
    手段に記録されている前記AVデータのIフレームの全
    部または一部を記録することを特徴とする請求項7記載
    のテレビジョン受像装置。
  9. 【請求項9】 前記AVデータはアナログデータとして
    送られてきており、 受信した前記AVデータをディジタルデータに変換する
    エンコーダ手段を備え、 前記バッファ手段は、前記ディジタルデータに変換され
    た前記AVデータに対して前記バッファリングを行うこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のテレビ
    ジョン受像装置。
  10. 【請求項10】 送られてくるAVデータを受信する受
    信手段と、 受信した前記AVデータを逐次記録しながら、同時に記
    録してから所定の時間が経過した前記AVデータを逐次
    消去するバッファリングを行うバッファ手段と、 受信した前記AVデータを再生する通常再生、または前
    記バッファ手段に記録されている前記所定時間分の前記
    AVデータを再生するプレイバック再生を行う再生手段
    とを備え、 指示を受けると、前記再生手段は、前記通常再生を行う
    かまたは前記プレイバック再生を行うかを切り替え、 前記バッファ手段は、複数個あることを特徴とするテレ
    ビジョン受像装置。
  11. 【請求項11】 前記複数個のバッファ手段は、前記受
    信手段と並列に接続されており、 前記再生手段が前記複数個のバッファ手段のうちいずれ
    かの前記バッファ手段を用いて前記プレイバック再生を
    行っている際、それ以外の前記バッファ手段は前記AV
    データに対して前記バッファリングを行っていることを
    特徴とする請求項10記載のテレビジョン受像装置。
  12. 【請求項12】 指示を受けると、前記複数個のバッフ
    ァ手段は、前記受信手段と直列に接続するか、または並
    列に接続するかを切り替えることが出来、 前記複数個のバッファ手段が前記受信手段と直列に接続
    している場合は、前記複数個のバッファ手段が一つのバ
    ッファ手段のように機能し、前記プレイバック再生の時
    間が、並列に接続している場合に比較して長くなること
    を特徴とする請求項11記載のテレビジョン受像装置。
  13. 【請求項13】 前記複数個のバッファ手段に記録され
    ている前記AVデータを保存する保存手段を備え、 指示を受けると前記保存手段は、前記バッファ手段に記
    録されている前記AVデータを保存することを特徴とす
    る請求項10〜12のいずれかに記載のテレビジョン受
    像装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載のテ
    レビジョン受像装置の全部または一部の手段の全部また
    は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプ
    ログラムおよび/またはデータを記録したプログラム記
    録媒体であって、コンピュータにより読み取り可能であ
    ることを特徴とするプログラム記録媒体。
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