JP2001166883A - 座標入力装置及び入力システム - Google Patents
座標入力装置及び入力システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】配線を利用することなく、操作性良く入力を行
うことのできる座標入力装置及び入力システムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】座標入力装置30は、タッチパネル20、
アンテナ21、ディスプレイ22、受信部25と制御部
26とで構成され、タッチパネル20上の所望の位置を
指定して座標を検出する。入力ペン24は入力操作の情
報であるRF信号を送信し、タッチパネル20上のアン
テナ21によって受信される。タッチパネル20上の座
標情報と、複数の入力操作に応じて判別された入力情報
よって入力情報を表示する。よって、配線を利用するこ
となく入力ペン24のみで複数の操作が可能となり、操
作性及び機能性の向上を図ることができる。
うことのできる座標入力装置及び入力システムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】座標入力装置30は、タッチパネル20、
アンテナ21、ディスプレイ22、受信部25と制御部
26とで構成され、タッチパネル20上の所望の位置を
指定して座標を検出する。入力ペン24は入力操作の情
報であるRF信号を送信し、タッチパネル20上のアン
テナ21によって受信される。タッチパネル20上の座
標情報と、複数の入力操作に応じて判別された入力情報
よって入力情報を表示する。よって、配線を利用するこ
となく入力ペン24のみで複数の操作が可能となり、操
作性及び機能性の向上を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は座標入力装置及び入
力システムに係り、特に入力面を操作することにより操
作位置に対応した座標情報を生成する座標入力装置及び
入力システムに関する。
力システムに係り、特に入力面を操作することにより操
作位置に対応した座標情報を生成する座標入力装置及び
入力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手足などの身体に障害を持った障
害者が入力システムを用いて文字等の入力を行う場合、
入力システムの端末であるキーボードやマウスの操作を
行うことは非常に困難である。従って、障害者が入力シ
ステムを用いて入力を行う場合、障害を負っていない他
の身体の部分を用いて操作を行わなければならない。
害者が入力システムを用いて文字等の入力を行う場合、
入力システムの端末であるキーボードやマウスの操作を
行うことは非常に困難である。従って、障害者が入力シ
ステムを用いて入力を行う場合、障害を負っていない他
の身体の部分を用いて操作を行わなければならない。
【0003】例えば、図1に、従来の入力システムの使
用例を示す。
用例を示す。
【0004】図1において、両手が不自由な人が入力操
作を行う場合、キーボードで入力する代わりに、口で棒
11をくわえ、タッチパネル10を操作した後、スイッ
チとなるフットペダルを用いて操作していた。
作を行う場合、キーボードで入力する代わりに、口で棒
11をくわえ、タッチパネル10を操作した後、スイッ
チとなるフットペダルを用いて操作していた。
【0005】具体的には、このような入力システムにお
けるウインドウズ(登録商標)等のオペレーションシス
テムで入力操作を行う場合、まず、タッチパネル10の
所定の位置に口でくわえた棒11を接触させ、その所定
の位置を設定する。そして、設定した位置に対してマウ
スのクリック操作を行う代わりにフットペダル13を足
で押圧していた。
けるウインドウズ(登録商標)等のオペレーションシス
テムで入力操作を行う場合、まず、タッチパネル10の
所定の位置に口でくわえた棒11を接触させ、その所定
の位置を設定する。そして、設定した位置に対してマウ
スのクリック操作を行う代わりにフットペダル13を足
で押圧していた。
【0006】また、フットペダル13とタッチパネル1
0等の間をケーブル12で接続し、タッチパネル10に
入力操作の情報を送信していた。
0等の間をケーブル12で接続し、タッチパネル10に
入力操作の情報を送信していた。
【0007】このように、両手の不自由な利用者に対し
て口と足を利用する入力システムを用いて入力操作を行
っていた。
て口と足を利用する入力システムを用いて入力操作を行
っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような入力シス
テムを用いて、ウインドウズなどのオペレーションシス
テムでの入力操作を行う場合、マウスの2つのスイッチ
を用いてクリック操作を行って入力操作を行うため、そ
のクリック操作の代わりとなるフットペダル13が一つ
である場合は、適確な入力操作を行うことができない。
テムを用いて、ウインドウズなどのオペレーションシス
テムでの入力操作を行う場合、マウスの2つのスイッチ
を用いてクリック操作を行って入力操作を行うため、そ
のクリック操作の代わりとなるフットペダル13が一つ
である場合は、適確な入力操作を行うことができない。
【0009】一方、このフットペダル13が2つ設置さ
れた場合、それぞれのフットペダル13とタッチパネル
10とを接続させるケーブル12が必要となる。その結
果、ケーブル12の配線がより複雑となり、このような
入力システムを設置する場所が限定されてしまう。
れた場合、それぞれのフットペダル13とタッチパネル
10とを接続させるケーブル12が必要となる。その結
果、ケーブル12の配線がより複雑となり、このような
入力システムを設置する場所が限定されてしまう。
【0010】また、両手両足が不自由な人が、上記のよ
うな入力システムを用いて入力操作を行う場合、口でく
わえた棒11でタッチパネル10上の所定場所を設定す
ることはできても、この所定位置を決定するクリック操
作等は不可能である。
うな入力システムを用いて入力操作を行う場合、口でく
わえた棒11でタッチパネル10上の所定場所を設定す
ることはできても、この所定位置を決定するクリック操
作等は不可能である。
【0011】よって、本発明は、上記の問題点を解決
し、配線を利用することなく、操作性良く入力を行うこ
とのできる座標入力装置及び入力システムを提供するこ
とを目的とする。
し、配線を利用することなく、操作性良く入力を行うこ
とのできる座標入力装置及び入力システムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、無線送信
された所定の信号を受信する受信手段と、座標入力面上
の指示位置に応じた信号を検出する座標入力手段と、前
記受信手段で受信した前記信号に応じた操作情報を生成
すると共に、前記座標入力手段で検出された信号に応じ
た座標情報を生成する制御手段を有することを特徴とす
る。
め、本発明は、請求項1に記載されるように、無線送信
された所定の信号を受信する受信手段と、座標入力面上
の指示位置に応じた信号を検出する座標入力手段と、前
記受信手段で受信した前記信号に応じた操作情報を生成
すると共に、前記座標入力手段で検出された信号に応じ
た座標情報を生成する制御手段を有することを特徴とす
る。
【0013】請求項1によれば、無線通信を用いて受信
した所定の信号と、座標入力面上で検出された指定位置
の信号が制御手段で座標情報が生成されることにより、
入力操作を行う装置とケーブル等で配線する必要がなく
なり、座標入力装置の機能性を向上させることができ
る。
した所定の信号と、座標入力面上で検出された指定位置
の信号が制御手段で座標情報が生成されることにより、
入力操作を行う装置とケーブル等で配線する必要がなく
なり、座標入力装置の機能性を向上させることができ
る。
【0014】また、本発明は、請求項2に記載されるよ
うに、前記制御手段は、前記受信手段で受信された信号
の周波数に応じて異なる操作情報を判定する判定手段を
有することを特徴とする。
うに、前記制御手段は、前記受信手段で受信された信号
の周波数に応じて異なる操作情報を判定する判定手段を
有することを特徴とする。
【0015】請求項2によれば、信号の周波数の違いか
ら入力操作の情報を判定することにより、複数の操作を
判別できるため操作性の向上を図ることができる。
ら入力操作の情報を判定することにより、複数の操作を
判別できるため操作性の向上を図ることができる。
【0016】また、請求項3に記載されるように、入力
操作に対応する信号を無線送信する操作手段と、座標入
力面上の指示位置に応じた座標情報を生成すると共に、
操作手段から無線送信された信号を受信し、信号に応じ
た操作情報を生成する座標入力手段とを有することを特
徴とする。
操作に対応する信号を無線送信する操作手段と、座標入
力面上の指示位置に応じた座標情報を生成すると共に、
操作手段から無線送信された信号を受信し、信号に応じ
た操作情報を生成する座標入力手段とを有することを特
徴とする。
【0017】請求項3によれば、入力操作に対応する信
号を無線送信する操作手段と、この操作手段からの信号
を受信し、座標入力面上の指示位置に応じた座標情報を
生成し、信号から操作情報を生成する座標入力手段とを
有することで、操作手段と座標入力手段とをケーブル等
で配線する必要がなくなり、座標入力面上の情報を操作
手段の信号により操作することができる。
号を無線送信する操作手段と、この操作手段からの信号
を受信し、座標入力面上の指示位置に応じた座標情報を
生成し、信号から操作情報を生成する座標入力手段とを
有することで、操作手段と座標入力手段とをケーブル等
で配線する必要がなくなり、座標入力面上の情報を操作
手段の信号により操作することができる。
【0018】また、本発明は、請求項4に記載されるよ
うに、操作手段は、座標入力手段の座標入力面を指示す
る指示部と、入力操作を行う入力操作部と、入力操作部
の入力操作に応じて前記信号を無線送信する無線送信部
とを有することを特徴とする。
うに、操作手段は、座標入力手段の座標入力面を指示す
る指示部と、入力操作を行う入力操作部と、入力操作部
の入力操作に応じて前記信号を無線送信する無線送信部
とを有することを特徴とする。
【0019】請求項4によれば、操作手段が支持部と入
力操作部と無線送信部を設けることにより、指示部は座
標入力面上と接触させて位置を指示することができ、入
力操作部は指示位置等の操作の切り替えを行うことがで
き、無線送信部は入力操作部での操作に対応する信号を
送信することができる。
力操作部と無線送信部を設けることにより、指示部は座
標入力面上と接触させて位置を指示することができ、入
力操作部は指示位置等の操作の切り替えを行うことがで
き、無線送信部は入力操作部での操作に対応する信号を
送信することができる。
【0020】また、本発明は、請求項5に記載されるよ
うに、操作手段は、指示部を保持する把持部を有し、入
力操作部は、把持部に設けられたことを特徴とする。
うに、操作手段は、指示部を保持する把持部を有し、入
力操作部は、把持部に設けられたことを特徴とする。
【0021】請求項5によれば、入力操作部が設けられ
た把持部を有することにより、把持部により指示部を保
持することができると共に入力操作を容易に行うことが
できる。
た把持部を有することにより、把持部により指示部を保
持することができると共に入力操作を容易に行うことが
できる。
【0022】また、本発明は、請求項6に記載されるよ
うに、入力操作部は、複数設けられることを特徴とす
る。
うに、入力操作部は、複数設けられることを特徴とす
る。
【0023】請求項6によれば、入力操作部が複数設け
られることにより、複数の異なる操作を行うことがで
き、操作性の向上を図ることができる。
られることにより、複数の異なる操作を行うことがで
き、操作性の向上を図ることができる。
【0024】また、本発明は、請求項7に記載されるよ
うに、入力操作部は、把持部の指示部の延在する方向と
は直交する方向の一方の端部に配置された第一の操作部
と、把持部の指示部の延在する方向とは直交する方向の
他方の端部に配置された第二の操作部とを有することを
特徴とする。
うに、入力操作部は、把持部の指示部の延在する方向と
は直交する方向の一方の端部に配置された第一の操作部
と、把持部の指示部の延在する方向とは直交する方向の
他方の端部に配置された第二の操作部とを有することを
特徴とする。
【0025】請求項7によれば、入力操作部が把持部の
指示部の延在する方向とは直交する方向の両端部のそれ
ぞれに第一の操作部と第二の操作部とを有することによ
り、入力操作を容易にし、また、把持部の大きさによっ
ては、口で操作が可能となる。
指示部の延在する方向とは直交する方向の両端部のそれ
ぞれに第一の操作部と第二の操作部とを有することによ
り、入力操作を容易にし、また、把持部の大きさによっ
ては、口で操作が可能となる。
【0026】また、本発明は、請求項8に記載されるよ
うに、無線送信部は、入力操作部の状態に応じて無線送
信される信号の周波数を異ならせることを特徴とする。
うに、無線送信部は、入力操作部の状態に応じて無線送
信される信号の周波数を異ならせることを特徴とする。
【0027】請求項8によれば、無線送信部が、入力操
作部の状態に応じて無線送信される信号の周波数を異な
らせることにより、受信側で複数の入力操作を判別する
ことができる。
作部の状態に応じて無線送信される信号の周波数を異な
らせることにより、受信側で複数の入力操作を判別する
ことができる。
【0028】また、本発明は、請求項9に記載されるよ
うに、座標入力手段は、操作手段から送信された信号を
受信するアンテナを座標入力面上に設けられたことを特
徴とする。
うに、座標入力手段は、操作手段から送信された信号を
受信するアンテナを座標入力面上に設けられたことを特
徴とする。
【0029】請求項9によれば、座標入力手段が座標入
力面上にアンテナを有することにより、操作手段からの
信号を受信することができ、配線をする必要がなく、機
能性の向上を図ることができる。
力面上にアンテナを有することにより、操作手段からの
信号を受信することができ、配線をする必要がなく、機
能性の向上を図ることができる。
【0030】本発明は、請求項10に記載されるよう
に、無線送信部は、入力操作部の入力操作に応じて信号
を共振させる共振手段と、共振手段に応じた周波数の信
号を発振する発振手段と、発振手段による信号を増幅さ
せる増幅手段と、増幅手段からの信号を無線送信する送
信部を有することを特徴とする。
に、無線送信部は、入力操作部の入力操作に応じて信号
を共振させる共振手段と、共振手段に応じた周波数の信
号を発振する発振手段と、発振手段による信号を増幅さ
せる増幅手段と、増幅手段からの信号を無線送信する送
信部を有することを特徴とする。
【0031】請求項10によれば、入力操作部の入力操
作に応じた信号を共振させ、共振された信号に対する周
波数で発振を行い、発振した信号を増幅させて送信部で
あるアンテナで無線送信を行うことができる。
作に応じた信号を共振させ、共振された信号に対する周
波数で発振を行い、発振した信号を増幅させて送信部で
あるアンテナで無線送信を行うことができる。
【0032】本発明は、請求項11に記載されるよう
に、受信手段は、座標入力面上の導電性膜をエッチング
して形成されたアンテナを有することを特徴とする。
に、受信手段は、座標入力面上の導電性膜をエッチング
して形成されたアンテナを有することを特徴とする。
【0033】請求項11によれば、座標入力面上に導電
性膜をエッチングしてアンテナを形成することにより、
受信手段のアンテナと座標入力手段とを一体化させるこ
とができ、座標入力と信号受信を同時に行うことが可能
となる。
性膜をエッチングしてアンテナを形成することにより、
受信手段のアンテナと座標入力手段とを一体化させるこ
とができ、座標入力と信号受信を同時に行うことが可能
となる。
【0034】本発明は、請求項12に記載されるよう
に、受信手段は、座標入力面上の導電性の印刷パターン
加工により形成されたアンテナを有することを特徴とす
る。
に、受信手段は、座標入力面上の導電性の印刷パターン
加工により形成されたアンテナを有することを特徴とす
る。
【0035】請求項12によれば、座標入力面上に導電
性の印刷パターン加工によりアンテナを形成することに
より、受信手段のアンテナと座標入力手段とを一体化さ
せることができ、座標入力と信号受信を同時に行うこと
が可能となる。
性の印刷パターン加工によりアンテナを形成することに
より、受信手段のアンテナと座標入力手段とを一体化さ
せることができ、座標入力と信号受信を同時に行うこと
が可能となる。
【0036】本発明は、請求項13に記載されるよう
に、アンテナは、ループ状であることを特徴とする。
に、アンテナは、ループ状であることを特徴とする。
【0037】請求項13によれば、ループ状のアンテナ
を用いることにより、信号を効率良く受信することがで
きる。
を用いることにより、信号を効率良く受信することがで
きる。
【0038】本発明は、請求項14に記載されるよう
に、アンテナは、ミアンダ状であることを特徴とする。
に、アンテナは、ミアンダ状であることを特徴とする。
【0039】請求項14によれば、ミアンダ状のアンテ
ナを用いることにより、信号を効率良く受信することが
できる。
ナを用いることにより、信号を効率良く受信することが
できる。
【0040】本発明は、請求項15に記載されるよう
に、受信手段は、受信した信号を増幅する信号増幅手段
と、信号増幅手段からの増幅信号のうち所定の周波数を
復調する復調手段を有することを特徴とする。
に、受信手段は、受信した信号を増幅する信号増幅手段
と、信号増幅手段からの増幅信号のうち所定の周波数を
復調する復調手段を有することを特徴とする。
【0041】請求項15によれば、受信手段が、受信し
た信号を増幅し、所定の周波数を復調することにより、
受信した信号を送信した基の信号に復調することができ
る。
た信号を増幅し、所定の周波数を復調することにより、
受信した信号を送信した基の信号に復調することができ
る。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を説明す
る。
る。
【0043】図2に、本発明の一実施例である入力シス
テムの構成図を示す。
テムの構成図を示す。
【0044】図2において、本発明の一実施例である入
力システムは、座標入力装置30、パーソナルコンピュ
ータ(PC)本体29、入力ペン24で構成される。
力システムは、座標入力装置30、パーソナルコンピュ
ータ(PC)本体29、入力ペン24で構成される。
【0045】座標入力装置30は、インターフェース回
路(I/F)を介してPC本体と接続されている。ま
た、座標入力装置30は、入力ペン24の操作位置の座
標を検出する。
路(I/F)を介してPC本体と接続されている。ま
た、座標入力装置30は、入力ペン24の操作位置の座
標を検出する。
【0046】以下に、本発明の入力システムの各構成に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0047】座標入力装置30は、タッチパネル20、
アンテナ21、ディスプレイ22、受信部25と制御部
26とで構成される。
アンテナ21、ディスプレイ22、受信部25と制御部
26とで構成される。
【0048】タッチパネル20は、ディスプレイ22上
に設けられている。タッチパネル20は、ペン先端2
4’が触れた位置の座標を検出する。タッチパネル20
で検出された位置情報は制御部26に送られる。また、
タッチパネル20の周縁付近にには、アンテナ21が設
けられている。
に設けられている。タッチパネル20は、ペン先端2
4’が触れた位置の座標を検出する。タッチパネル20
で検出された位置情報は制御部26に送られる。また、
タッチパネル20の周縁付近にには、アンテナ21が設
けられている。
【0049】アンテナ21は、入力ペン24からRF
(Radio Frequency)信号23を受信す
る。アンテナ21により受信されたRF信号は、受信部
25に供給される。受信部25は、受信されたRF信号
に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は
制御部26に供給される。このRF信号23を送信する
入力ペン24については後述する。
(Radio Frequency)信号23を受信す
る。アンテナ21により受信されたRF信号は、受信部
25に供給される。受信部25は、受信されたRF信号
に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は
制御部26に供給される。このRF信号23を送信する
入力ペン24については後述する。
【0050】制御部26は、タッチパネル20で検出さ
れた位置情報により座標を求める。制御部26は、求め
た座標と受信部25からの入力信号とにより入力情報を
決定する。この入力情報は、インターフェース回路27
を介してPC本体29に供給される。
れた位置情報により座標を求める。制御部26は、求め
た座標と受信部25からの入力信号とにより入力情報を
決定する。この入力情報は、インターフェース回路27
を介してPC本体29に供給される。
【0051】PC本体29は、供給された入力情報を基
にディスプレイ22に表示するための処理を行い、表示
情報を生成する。表示情報は、インターフェース回路2
8を介してディスプレイ22に供給される。ディスプレ
イ22では、供給された表示情報が表示される。
にディスプレイ22に表示するための処理を行い、表示
情報を生成する。表示情報は、インターフェース回路2
8を介してディスプレイ22に供給される。ディスプレ
イ22では、供給された表示情報が表示される。
【0052】上記のように、タッチパネル20と入力ペ
ン24との接触により検出された座標と、入力ペン24
から送信されたRF信号とにより、入力操作を行うこと
が可能である。先ず、入力ペン24について以下に説明
する。
ン24との接触により検出された座標と、入力ペン24
から送信されたRF信号とにより、入力操作を行うこと
が可能である。先ず、入力ペン24について以下に説明
する。
【0053】図3に、本発明の一実施例である入力ペン
の斜視図を示す。
の斜視図を示す。
【0054】図3において、入力ペン24は棒状の先端
にペン先端24’を有し、このペン先端24’から上記
のRF信号23が送信される。ペン先端24’と反対の
位置に略半月形の部位を有し、この部位の左右にスイッ
チ31、32が設けられている。例えば、スイッチ31
はマウスの左スイッチに対応し、スイッチ32はマウス
の右スイッチに対応するとすると、スイッチ31をクリ
ックした場合、マウスの左スイッチのクリックと同様の
操作を可能とし、スイッチ32をクリックした場合、マ
ウスの右スイッチのクリックと同様の操作を可能とす
る。また、実際に、この入力ペンの略三日月形の部位を
利用者が口にくわえ、左奥歯で圧力を加えてスイッチ3
1をクリックする又は右奥歯で圧力を加えてスイッチ3
2をクリックすれば、ペン先端24’からRF信号が送
信される。図2の説明で示した入力処理が行われ、タッ
チパネル20に入力された座標が決定される。
にペン先端24’を有し、このペン先端24’から上記
のRF信号23が送信される。ペン先端24’と反対の
位置に略半月形の部位を有し、この部位の左右にスイッ
チ31、32が設けられている。例えば、スイッチ31
はマウスの左スイッチに対応し、スイッチ32はマウス
の右スイッチに対応するとすると、スイッチ31をクリ
ックした場合、マウスの左スイッチのクリックと同様の
操作を可能とし、スイッチ32をクリックした場合、マ
ウスの右スイッチのクリックと同様の操作を可能とす
る。また、実際に、この入力ペンの略三日月形の部位を
利用者が口にくわえ、左奥歯で圧力を加えてスイッチ3
1をクリックする又は右奥歯で圧力を加えてスイッチ3
2をクリックすれば、ペン先端24’からRF信号が送
信される。図2の説明で示した入力処理が行われ、タッ
チパネル20に入力された座標が決定される。
【0055】この入力ペン24のRF信号の送信におけ
る回路を以下に示す。
る回路を以下に示す。
【0056】図4に本発明の一実施例である入力ペン2
4のブロック図を示す。
4のブロック図を示す。
【0057】図4において、入力ペン24は発振部33
と共振回路34とアンテナ35で構成されている。発振
部33は電源から電力が供給され、共振回路34へ周波
数信号を送信または受信する。共振回路34は発振部3
3から送信された周波数信号を共振回路34のスイッチ
31、32のON、OFFの状態から所定の周波数信号
を発生し、発振部33に送信する。発振部33が受信し
た所定の周波数信号はアンテナ35に送信される。アン
テナ35は受信した周波数信号をRF信号としてタッチ
パネル20のアンテナ21(図2参照)に送信する。
と共振回路34とアンテナ35で構成されている。発振
部33は電源から電力が供給され、共振回路34へ周波
数信号を送信または受信する。共振回路34は発振部3
3から送信された周波数信号を共振回路34のスイッチ
31、32のON、OFFの状態から所定の周波数信号
を発生し、発振部33に送信する。発振部33が受信し
た所定の周波数信号はアンテナ35に送信される。アン
テナ35は受信した周波数信号をRF信号としてタッチ
パネル20のアンテナ21(図2参照)に送信する。
【0058】このように入力ペン24のスイッチのO
N、OFF状態から所定の周波数信号を発生させ、この
周波数信号をRF信号として送信することにより、ワイ
ヤを介することなく入力情報を送信することができる。
また、ワイヤの配線を設置する必要がなくなり、あらゆ
る場所に入力システムを配置することができる。
N、OFF状態から所定の周波数信号を発生させ、この
周波数信号をRF信号として送信することにより、ワイ
ヤを介することなく入力情報を送信することができる。
また、ワイヤの配線を設置する必要がなくなり、あらゆ
る場所に入力システムを配置することができる。
【0059】また、上記の共振回路34のスイッチ3
1、32の状態と周波数について以下に説明する。
1、32の状態と周波数について以下に説明する。
【0060】図5に本発明の一実施例である入力ペンの
共振回路を示す。
共振回路を示す。
【0061】図5において、共振回路34はコンデンサ
C0、C1、C2とコイルLとスイッチ31、32で構
成されている。スイッチ31及びスイッチ32を切り替
えることにより、コンデンサC1、C2のコンデンサC
0への接続が制御されて、共振回路34の合成容量成分
が変化する。合成容量成分が変化すると、発振部33
(図4参照)から出力される信号の周波数が変化する。
そして、図5(A)、(B)、(C)のそれぞれは共振
回路34とスイッチ31とスイッチ32のON、OFF
状態を示している。
C0、C1、C2とコイルLとスイッチ31、32で構
成されている。スイッチ31及びスイッチ32を切り替
えることにより、コンデンサC1、C2のコンデンサC
0への接続が制御されて、共振回路34の合成容量成分
が変化する。合成容量成分が変化すると、発振部33
(図4参照)から出力される信号の周波数が変化する。
そして、図5(A)、(B)、(C)のそれぞれは共振
回路34とスイッチ31とスイッチ32のON、OFF
状態を示している。
【0062】図5(A)はスイッチ31、スイッチ32
のそれぞれがOFF状態であり、この場合の共振回路3
4の容量はコンデンサC0の容量のみとなり、発振部3
3から出力される信号の周波数は周波数f0となる。
のそれぞれがOFF状態であり、この場合の共振回路3
4の容量はコンデンサC0の容量のみとなり、発振部3
3から出力される信号の周波数は周波数f0となる。
【0063】図5(B)はスイッチ31がON、スイッ
チ32がOFF状態であり、この場合の共振回路34の
容量は、コンデンサC0とコンデンサC1を合成した容
量となり、発振部33から出力される信号の周波数は周
波数f1となる。
チ32がOFF状態であり、この場合の共振回路34の
容量は、コンデンサC0とコンデンサC1を合成した容
量となり、発振部33から出力される信号の周波数は周
波数f1となる。
【0064】図5(C)はスイッチ31がOFF、スイ
ッチ32がON状態であり、この場合の共振回路34の
容量は、コンデンサC0とコンデンサC2を合成した容
量となり、発振部33から出力される信号の周波数は周
波数f2となる。
ッチ32がON状態であり、この場合の共振回路34の
容量は、コンデンサC0とコンデンサC2を合成した容
量となり、発振部33から出力される信号の周波数は周
波数f2となる。
【0065】このように、スイッチ31、スイッチ32
のON、OFF状態の組合せから共振回路34の容量が
変化し、この容量の変化に応じてRF信号の周波数を切
り替えることができる。従って、RF信号の周波数を切
り替えることにより、複数の入力操作ができるワイヤレ
ス入力システムを供給することができる。例えば、RF
信号の周波数の切り替えに応じて、右クリック操作及び
左クリック操作が判別される。
のON、OFF状態の組合せから共振回路34の容量が
変化し、この容量の変化に応じてRF信号の周波数を切
り替えることができる。従って、RF信号の周波数を切
り替えることにより、複数の入力操作ができるワイヤレ
ス入力システムを供給することができる。例えば、RF
信号の周波数の切り替えに応じて、右クリック操作及び
左クリック操作が判別される。
【0066】この周波数からクリック操作を判別する処
理について以下に示す。
理について以下に示す。
【0067】図6に判定処理についてのフローチャート
を示す。
を示す。
【0068】上記に示したRF信号が入力ペン24のア
ンテナ35から発信され、タッチパネル20のアンテナ
21(図2参照)によって受信される。受信されたRF
信号は受信部25に供給される。受信部25は、図6に
示す判定処理によりRF信号の周波数に基づいてクリッ
ク操作を判定する。
ンテナ35から発信され、タッチパネル20のアンテナ
21(図2参照)によって受信される。受信されたRF
信号は受信部25に供給される。受信部25は、図6に
示す判定処理によりRF信号の周波数に基づいてクリッ
ク操作を判定する。
【0069】まず、図6において、ステップS40の処
理はRF信号が周波数f0であるかを調べる。ステップ
S40の処理でRF信号が周波数f0であった場合、図
5(A)で示したようにスイッチ31、32の両方のス
イッチがOFF状態の時の周波数であり、スイッチ3
1、32がクリックされていない、即ち、スイッチがク
リックされていないこととなる。よって、RF信号の周
波数f0である場合、入力操作が行われていないため、
そのまま判定処理を終了する。
理はRF信号が周波数f0であるかを調べる。ステップ
S40の処理でRF信号が周波数f0であった場合、図
5(A)で示したようにスイッチ31、32の両方のス
イッチがOFF状態の時の周波数であり、スイッチ3
1、32がクリックされていない、即ち、スイッチがク
リックされていないこととなる。よって、RF信号の周
波数f0である場合、入力操作が行われていないため、
そのまま判定処理を終了する。
【0070】一方、ステップS40の処理でRF信号が
周波数f0でない場合、ステップS41の処理を行う。
ステップS41の処理はRF信号が周波数f1であるか
を調べる。ステップS41の処理でRF信号が周波数f
1である場合、図5(B)で示したようにスイッチ31
がON、スイッチ32がOFF状態の時の周波数であ
り、スイッチ31がクリックされている、例えば、左ク
リック操作がされていることとなる。よって、ステップ
S43の処理で左クリックと判定され、処理が終了す
る。
周波数f0でない場合、ステップS41の処理を行う。
ステップS41の処理はRF信号が周波数f1であるか
を調べる。ステップS41の処理でRF信号が周波数f
1である場合、図5(B)で示したようにスイッチ31
がON、スイッチ32がOFF状態の時の周波数であ
り、スイッチ31がクリックされている、例えば、左ク
リック操作がされていることとなる。よって、ステップ
S43の処理で左クリックと判定され、処理が終了す
る。
【0071】また、ステップS41の処理でRF信号が
周波数f1でない場合、ステップS42の処理でRF信
号が周波数f2であるかを調べる。ステップS42の処
理でRF信号が周波数f2である場合、図5(C)で示
したようにスイッチ31がOFF、スイッチ32がON
状態の時の周波数であり、スイッチ32がクリックされ
ている、例えば、右クリック操作がされていることとな
る。よって、ステップS42の処理でRF信号が周波数
f2である場合、右クリックと判定され、処理が終了す
る。
周波数f1でない場合、ステップS42の処理でRF信
号が周波数f2であるかを調べる。ステップS42の処
理でRF信号が周波数f2である場合、図5(C)で示
したようにスイッチ31がOFF、スイッチ32がON
状態の時の周波数であり、スイッチ32がクリックされ
ている、例えば、右クリック操作がされていることとな
る。よって、ステップS42の処理でRF信号が周波数
f2である場合、右クリックと判定され、処理が終了す
る。
【0072】このように、RF信号の周波数からクリッ
ク操作の判定処理を行うことにより、複数のスイッチの
切り替え状態を判別することができる。従って、複数の
入力操作を行った場合にも、その入力操作に対応した処
理を行うことができ、機能性の向上となる。
ク操作の判定処理を行うことにより、複数のスイッチの
切り替え状態を判別することができる。従って、複数の
入力操作を行った場合にも、その入力操作に対応した処
理を行うことができ、機能性の向上となる。
【0073】上記のような入力システムを利用者が使用
する場合において、図7に本発明の一実施例である入力
システムの使用例を示す。
する場合において、図7に本発明の一実施例である入力
システムの使用例を示す。
【0074】図3の説明で述べたように、本発明の一実
施例である入力ペン24は、口で一連の操作を行うこと
ができる。利用者がディスプレイ22のタッチパネル2
0の所定の位置に表示された文字等を指定したい場合、
入力ペン24のペン先端24’をタッチパネル20に接
触させることにより所定位置が設定される。この所定位
置に表示された文字等を確定したい場合、入力ペン24
のスイッチ31又は32(図3参照)をクリックさせ
る。スイッチ31をクリックすることにより、RF信号
が発振される。発振されたRF信号は、タッチパネル2
2の周縁部のアンテナ21で受信される。アンテナ21
で受信されたRF信号は、PC本体29に供給されて入
力処理が行われる。従って、設定位置の文字等が確定す
る。
施例である入力ペン24は、口で一連の操作を行うこと
ができる。利用者がディスプレイ22のタッチパネル2
0の所定の位置に表示された文字等を指定したい場合、
入力ペン24のペン先端24’をタッチパネル20に接
触させることにより所定位置が設定される。この所定位
置に表示された文字等を確定したい場合、入力ペン24
のスイッチ31又は32(図3参照)をクリックさせ
る。スイッチ31をクリックすることにより、RF信号
が発振される。発振されたRF信号は、タッチパネル2
2の周縁部のアンテナ21で受信される。アンテナ21
で受信されたRF信号は、PC本体29に供給されて入
力処理が行われる。従って、設定位置の文字等が確定す
る。
【0075】このように、口での操作のみで入力操作を
行うことが可能となり、また、クリック操作は無線で行
われるため、入力ペンの使用性の向上を図ることができ
る。
行うことが可能となり、また、クリック操作は無線で行
われるため、入力ペンの使用性の向上を図ることができ
る。
【0076】なお、本実施例の入力システム及び入力ペ
ンの詳細について以下に説明する。
ンの詳細について以下に説明する。
【0077】図8は、本発明の一実施例である入力ペン
の詳細なブロック図を示す。図8において、図3、図4
に示すように入力ペン24は、共振回路34、発振部3
3、アンテナ35を含む構成とされている。共振回路3
4は、スイッチ31、スイッチ32とを有し、発振部3
3と接続されている。この共振回路34は、発振器33
の発振周波数を決定する。
の詳細なブロック図を示す。図8において、図3、図4
に示すように入力ペン24は、共振回路34、発振部3
3、アンテナ35を含む構成とされている。共振回路3
4は、スイッチ31、スイッチ32とを有し、発振部3
3と接続されている。この共振回路34は、発振器33
の発振周波数を決定する。
【0078】発振部33は、発振回路40とパワーアン
プ41で構成され、端子T1、T2を介して電源から電
力が供給されている。発振回路40は、電源と接続され
た端子T1と接続され、共振回路34から供給された周
波数信号と同じ周波数の信号を生成する。生成された周
波数信号は、パワーアンプ41に供給される。
プ41で構成され、端子T1、T2を介して電源から電
力が供給されている。発振回路40は、電源と接続され
た端子T1と接続され、共振回路34から供給された周
波数信号と同じ周波数の信号を生成する。生成された周
波数信号は、パワーアンプ41に供給される。
【0079】パワーアンプ41は、電源と接続された端
子T2、アンテナ35に接続された端子T3と接続され
ている。パワーアンプ41は、発振回路40から供給さ
れた周波数信号を増幅させて端子T3を介してアンテナ
35へ供給する。
子T2、アンテナ35に接続された端子T3と接続され
ている。パワーアンプ41は、発振回路40から供給さ
れた周波数信号を増幅させて端子T3を介してアンテナ
35へ供給する。
【0080】図9は、図8で示した入力ペンの回路構成
図である。図9において、共振回路34は、コンデンサ
C0、C1、C2、C3、コイルL1、スイッチ31、
32で構成されている。コンデンサC1はスイッチ31
を介してコンデンサC0に並列に接続されている。コン
デンサC2は、スイッチ32を介してコンデンサC0に
並列に接続されている。但し、コンデンサC1及びコン
デンサC2は、異なる容量である。
図である。図9において、共振回路34は、コンデンサ
C0、C1、C2、C3、コイルL1、スイッチ31、
32で構成されている。コンデンサC1はスイッチ31
を介してコンデンサC0に並列に接続されている。コン
デンサC2は、スイッチ32を介してコンデンサC0に
並列に接続されている。但し、コンデンサC1及びコン
デンサC2は、異なる容量である。
【0081】スイッチ31がオンの時、コンデンサC
1、C0が並列接続され、スイッチ32がオンの時、コ
ンデンサC2、C0が並列接続される。このように、共
振回路34のスイッチ31、32が切り替えられ、異な
る容量を持つコンデンサC1、C2がコンデンサC0と
並列接続されることにより、共振回路34全体の合成容
量成分が変化する。従って、発振回路40へ供給される
信号の周波数が変化する。
1、C0が並列接続され、スイッチ32がオンの時、コ
ンデンサC2、C0が並列接続される。このように、共
振回路34のスイッチ31、32が切り替えられ、異な
る容量を持つコンデンサC1、C2がコンデンサC0と
並列接続されることにより、共振回路34全体の合成容
量成分が変化する。従って、発振回路40へ供給される
信号の周波数が変化する。
【0082】発振回路40は、抵抗R1、R2、R3、
コンデンサC4、C5、C6、トランジスタTr1、端
子T1とで構成され、端子T1と電源が接続されてい
る。発振回路40は、共振回路34から周波数信号が供
給されると、供給された周波数信号の周波数と同じ周波
数の信号が生成され、パワーアンプ41へ供給される。
コンデンサC4、C5、C6、トランジスタTr1、端
子T1とで構成され、端子T1と電源が接続されてい
る。発振回路40は、共振回路34から周波数信号が供
給されると、供給された周波数信号の周波数と同じ周波
数の信号が生成され、パワーアンプ41へ供給される。
【0083】パワーアンプ41は、抵抗R4、R5、R
6、コイルL2、トランジスタTr2、コンデンサC
7、C8、端子T2、T3とで構成され、端子T2と電
源が接続され、端子T3とアンテナ35が接続されてい
る。パワーアンプ41は、発振回路40から供給された
周波数信号を増幅し、端子T3を介してアンテナ35へ
供給される。アンテナ35は、パワーアンプ41から供
給された周波数信号を入力システムへ送信する。
6、コイルL2、トランジスタTr2、コンデンサC
7、C8、端子T2、T3とで構成され、端子T2と電
源が接続され、端子T3とアンテナ35が接続されてい
る。パワーアンプ41は、発振回路40から供給された
周波数信号を増幅し、端子T3を介してアンテナ35へ
供給される。アンテナ35は、パワーアンプ41から供
給された周波数信号を入力システムへ送信する。
【0084】図10は、本発明の一実施例である座標入
力装置の一部のブロック図である。
力装置の一部のブロック図である。
【0085】座標入力装置30の一部である図10に示
す座標入力装置300は、タッチパネル20、アンテナ
21、ディスプレイ22、受信部25、制御部26で構
成されている。受信部25は、ディスプレイ22のタッ
チパネル20に設けられたアンテナ21と制御部26と
に接続されている。この受信部25は、アンプ44、フ
ィルタ45、FM復調器46、端子T5、T6で構成さ
れている。
す座標入力装置300は、タッチパネル20、アンテナ
21、ディスプレイ22、受信部25、制御部26で構
成されている。受信部25は、ディスプレイ22のタッ
チパネル20に設けられたアンテナ21と制御部26と
に接続されている。この受信部25は、アンプ44、フ
ィルタ45、FM復調器46、端子T5、T6で構成さ
れている。
【0086】入力ペン24からRF信号23が送信され
ると、アンテナ21により受信し、受信したRF信号2
3は受信部25に供給される。受信部44に供給された
RF信号23は、アンプ44により増幅されてフィルタ
45に供給される。フィルタ45は、増幅された信号を
所定の周波数帯域で出力し、端子T5を介してFM(F
requency modulation)復調器46
に供給する。FM復調器46は、フィルタ45から供給
されたFM信号を基の信号の周波数に復調し、端子T6
を介して制御部26へ供給する。
ると、アンテナ21により受信し、受信したRF信号2
3は受信部25に供給される。受信部44に供給された
RF信号23は、アンプ44により増幅されてフィルタ
45に供給される。フィルタ45は、増幅された信号を
所定の周波数帯域で出力し、端子T5を介してFM(F
requency modulation)復調器46
に供給する。FM復調器46は、フィルタ45から供給
されたFM信号を基の信号の周波数に復調し、端子T6
を介して制御部26へ供給する。
【0087】図11は、本発明の一実施例であるFM復
調器の回路構成図である。
調器の回路構成図である。
【0088】図11において、FM復調器46は、周波
数弁別回路47、包絡線検波回路48で構成されてい
る。周波数弁別回路47には端子T7、T8が設けら
れ、包絡線検波回路48には端子T9、T10が設けら
れている。このFM復調器46は、端子T7、T8から
信号が入力され、端子T9、T10から出力される。
数弁別回路47、包絡線検波回路48で構成されてい
る。周波数弁別回路47には端子T7、T8が設けら
れ、包絡線検波回路48には端子T9、T10が設けら
れている。このFM復調器46は、端子T7、T8から
信号が入力され、端子T9、T10から出力される。
【0089】周波数弁別回路47は、コイルL4、L
5、L6、コンデンサC10、C11、抵抗R7、R8
で構成されている。この周波数弁別回路47は、端子T
7、T8から入力された信号を、その信号の周波数に応
じて弁別する。具体的には、コイルL5、コンデンサ1
0、抵抗R7で構成される上段の回路と、コイルL6、
コンデンサ11、抵抗R8で構成される下段の回路とに
より弁別する。弁別された各信号は、包絡線検波回路4
8に供給される。
5、L6、コンデンサC10、C11、抵抗R7、R8
で構成されている。この周波数弁別回路47は、端子T
7、T8から入力された信号を、その信号の周波数に応
じて弁別する。具体的には、コイルL5、コンデンサ1
0、抵抗R7で構成される上段の回路と、コイルL6、
コンデンサ11、抵抗R8で構成される下段の回路とに
より弁別する。弁別された各信号は、包絡線検波回路4
8に供給される。
【0090】包絡線検波回路48は、ダイオードD1、
D2、抵抗R9、R10、コンデンサC12、C13で
構成されている。周波数弁別回路47から供給された信
号は、ダイオードD1、D2に供給され、整流される。
ダイオードD1で整流された信号は、抵抗R9、コンデ
ンサC12で構成される平滑回路に供給されて平滑され
る。ダイオードD2で整流された信号は、抵抗R10、
コンデンサC13で構成される平滑回路に供給されて平
滑され、端子T9、T10に電圧が印加される。端子T
9、T10に印加される電圧は、周波数弁別回路47で
弁別される周波数の弁別特性に応じて決定される。この
ように、信号の周波数に応じた電圧が印加されることに
より、信号の包絡線を検出し、復調を行う。
D2、抵抗R9、R10、コンデンサC12、C13で
構成されている。周波数弁別回路47から供給された信
号は、ダイオードD1、D2に供給され、整流される。
ダイオードD1で整流された信号は、抵抗R9、コンデ
ンサC12で構成される平滑回路に供給されて平滑され
る。ダイオードD2で整流された信号は、抵抗R10、
コンデンサC13で構成される平滑回路に供給されて平
滑され、端子T9、T10に電圧が印加される。端子T
9、T10に印加される電圧は、周波数弁別回路47で
弁別される周波数の弁別特性に応じて決定される。この
ように、信号の周波数に応じた電圧が印加されることに
より、信号の包絡線を検出し、復調を行う。
【0091】図12は、FM復調器で出力される信号の
電圧と周波数の関係を示す図である。
電圧と周波数の関係を示す図である。
【0092】図10、図11に示すFM復調器で出力さ
れる信号の電圧と周波数の関係、即ち、弁別特性は、図
12に示すように、周波数f2で電圧V2、周波数f1
で電圧V1、周波数f0で電圧V0となる。図11に示
す周波数弁別回路47のコイルL4での周波数がf2の
時、コイルL5と同調し、コイルK4の周波数がf1の
時、コイルL6と同調する。ここで、FM復調器46に
入力される信号が周波数f2の時、包絡線検波回路48
から出力される信号が電圧V2になる。同様に、コイル
L4の周波数f1の時、出力信号が電圧V1、コイルL
4の周波数f0の時、出力信号が電圧V0となる。
れる信号の電圧と周波数の関係、即ち、弁別特性は、図
12に示すように、周波数f2で電圧V2、周波数f1
で電圧V1、周波数f0で電圧V0となる。図11に示
す周波数弁別回路47のコイルL4での周波数がf2の
時、コイルL5と同調し、コイルK4の周波数がf1の
時、コイルL6と同調する。ここで、FM復調器46に
入力される信号が周波数f2の時、包絡線検波回路48
から出力される信号が電圧V2になる。同様に、コイル
L4の周波数f1の時、出力信号が電圧V1、コイルL
4の周波数f0の時、出力信号が電圧V0となる。
【0093】このように、FM復調器46において、弁
別特性に応じて信号の電圧を変化させることにより、基
の信号の周波数と同じ周波数の信号に復調することがで
きる。
別特性に応じて信号の電圧を変化させることにより、基
の信号の周波数と同じ周波数の信号に復調することがで
きる。
【0094】図13は、入力ペンのスイッチのタイミン
グとFM復調器での入出力信号の波形図である。
グとFM復調器での入出力信号の波形図である。
【0095】図13(a)、(b)は、図4、図8に示
す入力ペン24の共振回路34のスイッチ31とスイッ
チ32のオン・オフのタイミングを示している。図13
(c)は、FM復調器46に入力されるFM信号を示し
ている。図13(d)は、FM復調器46で出力される
信号の電圧を示している。
す入力ペン24の共振回路34のスイッチ31とスイッ
チ32のオン・オフのタイミングを示している。図13
(c)は、FM復調器46に入力されるFM信号を示し
ている。図13(d)は、FM復調器46で出力される
信号の電圧を示している。
【0096】時刻t0〜t1において、図13(a)で
スイッチ31がオン、図13(b)でスイッチ32がオ
フの時、図13(c)のFM信号は周波数f1の波形と
なり、図13(d)の電圧は図12で示したように周波
数f1に対応して電圧V1となる。
スイッチ31がオン、図13(b)でスイッチ32がオ
フの時、図13(c)のFM信号は周波数f1の波形と
なり、図13(d)の電圧は図12で示したように周波
数f1に対応して電圧V1となる。
【0097】時刻t1〜t2において、図13(a)で
スイッチ31がオフ、図13(b)でスイッチ32がオ
ンの時、図13(c)のFM信号は周波数f2の波形と
なり、図13(d)の電圧は周波数f2に対応して電圧
V2となる。
スイッチ31がオフ、図13(b)でスイッチ32がオ
ンの時、図13(c)のFM信号は周波数f2の波形と
なり、図13(d)の電圧は周波数f2に対応して電圧
V2となる。
【0098】時刻t0〜t1の時と同様に、時刻t2〜
t3では、図13(a)でスイッチ31がオン、図13
(b)でスイッチ32がオフの時、図13(c)のFM
信号は周波数f2の波形となり、図13(d)の周波数
f1に対応して電圧V1となる。
t3では、図13(a)でスイッチ31がオン、図13
(b)でスイッチ32がオフの時、図13(c)のFM
信号は周波数f2の波形となり、図13(d)の周波数
f1に対応して電圧V1となる。
【0099】また、時刻t3〜t4の時も、図13
(a)でスイッチ31がオフ、図13(b)でスイッチ
32がオンの時、図13(c)のFM信号は周波数f2
の波形となり、図13(d)の電圧は周波数f2に対応
して電圧V2となる。
(a)でスイッチ31がオフ、図13(b)でスイッチ
32がオンの時、図13(c)のFM信号は周波数f2
の波形となり、図13(d)の電圧は周波数f2に対応
して電圧V2となる。
【0100】時刻t4からは、図13(a)、(b)で
スイッチ31、スイッチ32がオフとなり、図13
(c)のFM信号は周波数f0の波形となり、図13
(d)の電圧は周波数f0に対応して電圧V0となる。
スイッチ31、スイッチ32がオフとなり、図13
(c)のFM信号は周波数f0の波形となり、図13
(d)の電圧は周波数f0に対応して電圧V0となる。
【0101】このように、入力ペンから送信された信号
の周波数に応じて、FM復調器は基の信号の周波数と同
じ信号を出力することができる。
の周波数に応じて、FM復調器は基の信号の周波数と同
じ信号を出力することができる。
【0102】図14は、本発明の一実施例であるタッチ
パネルの平面図である。
パネルの平面図である。
【0103】図14において、タッチパネル20は、フ
ィルム基板を形成し、フィルムの裏面には、ITO(I
ndium Tin Oxide)膜50を形成してい
る。アンテナ21は、ITO膜50をループ状にエッチ
ングして形成される。アンテナの形状については、以下
に詳述する。
ィルム基板を形成し、フィルムの裏面には、ITO(I
ndium Tin Oxide)膜50を形成してい
る。アンテナ21は、ITO膜50をループ状にエッチ
ングして形成される。アンテナの形状については、以下
に詳述する。
【0104】図15は、本発明の一実施例であるタッチ
パネルの断面図である。
パネルの断面図である。
【0105】図15において、タッチパネル20は、ガ
ラス54、ITO膜50、スペーサー52、フィルム5
1等で構成されている。ガラス54の片側表面には、I
TO膜50が形成されている。ガラス54上のITO膜
50には、スペーサー52が等間隔に設けられている。
フィルム51の片側表面には、ITO膜50が形成され
ている。フィルム51上のITO膜50をループ状にエ
ッチングすることにより、アンテナ21が形成される。
アンテナ21以外のITO膜50は、スペーサー52と
接している。
ラス54、ITO膜50、スペーサー52、フィルム5
1等で構成されている。ガラス54の片側表面には、I
TO膜50が形成されている。ガラス54上のITO膜
50には、スペーサー52が等間隔に設けられている。
フィルム51の片側表面には、ITO膜50が形成され
ている。フィルム51上のITO膜50をループ状にエ
ッチングすることにより、アンテナ21が形成される。
アンテナ21以外のITO膜50は、スペーサー52と
接している。
【0106】タッチパネル20の所定位置の座標が指定
される場合、フィルム51側を入力ペン24により押圧
する。入力ペン24の押圧により、フイルム51側のI
TO膜50がスペーサー52とスペーサー52との間の
ガラス54側のITO膜と接触する。座標入力装置30
は、タッチパネル20に入力されたITO膜50の接触
位置の座標を検出する。座標の検出後、入力ペン24の
スイッチのクリックによりRF信号を送信し、アンテナ
21でRF信号を受信する。
される場合、フィルム51側を入力ペン24により押圧
する。入力ペン24の押圧により、フイルム51側のI
TO膜50がスペーサー52とスペーサー52との間の
ガラス54側のITO膜と接触する。座標入力装置30
は、タッチパネル20に入力されたITO膜50の接触
位置の座標を検出する。座標の検出後、入力ペン24の
スイッチのクリックによりRF信号を送信し、アンテナ
21でRF信号を受信する。
【0107】このように、タッチパネル20には、入力
ペン24による座標入力が行われると共に、タッチパネ
ル20内に形成されたループ状のアンテナ21により、
入力ペン24からのRF信号が受信される。
ペン24による座標入力が行われると共に、タッチパネ
ル20内に形成されたループ状のアンテナ21により、
入力ペン24からのRF信号が受信される。
【0108】図16は、本発明の一実施例であるアンテ
ナ21の形状を示す図である。
ナ21の形状を示す図である。
【0109】図16(G)、(H)、(I)は、それぞ
れ図2、図10で示したアンテナ21の形状である。図
16(G)のアンテナ210は、閉ループのアンテナ形
状を示しており、端子T12、T13と接続されてい
る。一方の端子T12には、図2、図10で示す受信部
25と接続されている。他方の端子T13には、コンデ
ンサC15と接続されている。このコンデンサC15
は、インピーダンスを整合するために設けられている。
図16(H)のアンテナ210は、閉ループのアンテナ
形状を示しており、端子T14と接続されている。端子
T14は、受信部25と接続されている。図16(I)
のアンテナ210は、ミアンダ状のアンテナ形状を示し
ており、端子T15、T16と接続されている。端子T
15、T16は、受信部25と接続されている。
れ図2、図10で示したアンテナ21の形状である。図
16(G)のアンテナ210は、閉ループのアンテナ形
状を示しており、端子T12、T13と接続されてい
る。一方の端子T12には、図2、図10で示す受信部
25と接続されている。他方の端子T13には、コンデ
ンサC15と接続されている。このコンデンサC15
は、インピーダンスを整合するために設けられている。
図16(H)のアンテナ210は、閉ループのアンテナ
形状を示しており、端子T14と接続されている。端子
T14は、受信部25と接続されている。図16(I)
のアンテナ210は、ミアンダ状のアンテナ形状を示し
ており、端子T15、T16と接続されている。端子T
15、T16は、受信部25と接続されている。
【0110】このようなアンテナを用いることにより入
力ペンで送信されたRF信号を高精度で受信することが
できる。
力ペンで送信されたRF信号を高精度で受信することが
できる。
【0111】尚、本発明の座標入力装置及び入力システ
ムにおける送信装置、受信装置、アンテナの形状等は、
上述した実施例に限定されるものではない。
ムにおける送信装置、受信装置、アンテナの形状等は、
上述した実施例に限定されるものではない。
【0112】
【発明の効果】上記のように本発明の座標入力装置によ
れば、無線通信を用いて受信した所定の信号と、座標入
力面上で検出された指定位置の信号が制御手段で座標情
報が生成されることにより、入力操作を行う装置とケー
ブル等で配線する必要がなくなり、座標入力装置の機能
性を向上させることができる。また、信号の周波数の違
いから入力操作の情報を判定することにより、複数の操
作を判別できるため操作性の向上を図ることができる。
本発明の入力システムによれば、入力操作に対応する信
号を無線送信する操作手段と、この操作手段からの信号
を受信し、座標入力面上の指示位置に応じた座標情報を
生成し、信号から操作情報を生成する座標入力手段とを
有することで、操作手段と座標入力手段とをケーブル等
で配線する必要がなくなり、座標入力面上の情報を操作
手段の信号により操作することができ、操作性の向上を
図ることができる。
れば、無線通信を用いて受信した所定の信号と、座標入
力面上で検出された指定位置の信号が制御手段で座標情
報が生成されることにより、入力操作を行う装置とケー
ブル等で配線する必要がなくなり、座標入力装置の機能
性を向上させることができる。また、信号の周波数の違
いから入力操作の情報を判定することにより、複数の操
作を判別できるため操作性の向上を図ることができる。
本発明の入力システムによれば、入力操作に対応する信
号を無線送信する操作手段と、この操作手段からの信号
を受信し、座標入力面上の指示位置に応じた座標情報を
生成し、信号から操作情報を生成する座標入力手段とを
有することで、操作手段と座標入力手段とをケーブル等
で配線する必要がなくなり、座標入力面上の情報を操作
手段の信号により操作することができ、操作性の向上を
図ることができる。
【0113】本発明の入力システムによれば、操作手段
が支持部と入力操作部と無線送信部を設けることによ
り、無線送信を行うことができる。
が支持部と入力操作部と無線送信部を設けることによ
り、無線送信を行うことができる。
【0114】本発明の入力システムによれば、入力操作
部が設けられた把持部を有することにより、把持部によ
り指示部を保持することができると共に入力操作を容易
に行うことができる。
部が設けられた把持部を有することにより、把持部によ
り指示部を保持することができると共に入力操作を容易
に行うことができる。
【0115】本発明の入力システムによれば、入力操作
部が複数設けられることにより、複数の異なる操作を行
うことができる。
部が複数設けられることにより、複数の異なる操作を行
うことができる。
【0116】本発明の入力システムによれば、入力操作
部が把持部の指示部の延在する方向とは直交する方向の
両端部のそれぞれに第一の操作部と第二の操作部とを有
することにより、入力操作を容易にし、また、把持部の
大きさによっては、口で操作が可能となる。
部が把持部の指示部の延在する方向とは直交する方向の
両端部のそれぞれに第一の操作部と第二の操作部とを有
することにより、入力操作を容易にし、また、把持部の
大きさによっては、口で操作が可能となる。
【0117】本発明の入力システムによれば、無線送信
部が、入力操作部の状態に応じて無線送信される信号の
周波数を異ならせることにより、受信側で複数の入力操
作を判別することができる。
部が、入力操作部の状態に応じて無線送信される信号の
周波数を異ならせることにより、受信側で複数の入力操
作を判別することができる。
【0118】本発明の入力システムによれば、座標入力
手段が座標入力面上にアンテナを有することにより、操
作手段からの信号を受信することができ、配線をする必
要がなく、機能性の向上を図ることができる。
手段が座標入力面上にアンテナを有することにより、操
作手段からの信号を受信することができ、配線をする必
要がなく、機能性の向上を図ることができる。
【0119】本発明の入力システムによれば、入力操作
部の入力操作に応じた信号を共振させ、共振された信号
に対する周波数で発振を行い、発振した信号を増幅させ
て送信部であるアンテナで無線送信を行うことができ
る。
部の入力操作に応じた信号を共振させ、共振された信号
に対する周波数で発振を行い、発振した信号を増幅させ
て送信部であるアンテナで無線送信を行うことができ
る。
【0120】本発明の座標入力装置によれば、座標入力
面上に導電性膜をエッチングしてアンテナを形成するこ
とにより、受信手段のアンテナと座標入力手段とを一体
化させることができ、機能性の向上を図ることができ
る。
面上に導電性膜をエッチングしてアンテナを形成するこ
とにより、受信手段のアンテナと座標入力手段とを一体
化させることができ、機能性の向上を図ることができ
る。
【0121】本発明の座標入力装置によれば、座標入力
面上に導電性の印刷パターン加工によりアンテナを形成
することにより、受信手段のアンテナと座標入力手段と
を一体化させることができ、機能性の向上を図ることが
できる。
面上に導電性の印刷パターン加工によりアンテナを形成
することにより、受信手段のアンテナと座標入力手段と
を一体化させることができ、機能性の向上を図ることが
できる。
【0122】本発明の座標入力装置によれば、ループの
アンテナを用いることにより、信号を効率良く受信する
ことができる。
アンテナを用いることにより、信号を効率良く受信する
ことができる。
【0123】本発明の座標入力装置によれば、ミアンダ
状のアンテナを用いることにより、信号を効率良く受信
することができる。
状のアンテナを用いることにより、信号を効率良く受信
することができる。
【0124】本発明の座標入力装置によれば、受信手段
が、受信した信号を増幅し、所定の周波数を復調するこ
とにより、受信した信号を送信した基の信号に復調する
ことができ、機能性の向上を図ることができる。
が、受信した信号を増幅し、所定の周波数を復調するこ
とにより、受信した信号を送信した基の信号に復調する
ことができ、機能性の向上を図ることができる。
【図1】従来の入力システムの使用例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例である入力システムの構成図
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明の一実施例である入力ペンの斜視図を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の一実施例である入力ペンのブロック図
を示す。
を示す。
【図5】本発明の一実施例である共振回路を示す図であ
る。
る。
【図6】判定処理についてのフローチャートを示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明の一実施例である入力システムの使用例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】本発明の一実施例である入力ペンの詳細なブロ
ック図を示す。
ック図を示す。
【図9】図8で示した入力ペンの回路構成図である。
【図10】本発明の一実施例である座標入力装置の一部
のブロック図である。
のブロック図である。
【図11】本発明の一実施例であるFM復調器の回路構
成図である。
成図である。
【図12】FM復調器で出力される信号の電圧と周波数
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図13】入力ペンのスイッチのタイミングとFM復調
器での入出力信号の波形図である。
器での入出力信号の波形図である。
【図14】本発明の一実施例であるタッチパネルの平面
図である。
図である。
【図15】本発明の一実施例であるタッチパネルの断面
図である。
図である。
【図16】本発明の一実施例であるアンテナ21の形状
を示す図である。
を示す図である。
10、20 タッチパネル 11 棒 12 ケーブル 13 フットペダル 21、35 アンテナ 22 ディスプレイ 23 RF信号 24 入力ペン 24’ ペン先端 25 受信部 26 制御部 27、28 I/F 29 PC本体 30 座標入力装置 31、32 スイッチ 33 発信部 34 共振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 尚幸 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 AA32 AA36 BB06 BC13 BD02 BD07 BD21 BD25 5B087 AA10 AB01 BC03 BC12 BC16 BC33 CC16 CC37 DG02 5E501 AA02 BA05 BA11 CA02 CB03 CB05 CB11 EA05 EB06
Claims (15)
- 【請求項1】 無線送信された所定の信号を受信する受
信手段と、 座標入力面上の指示位置に応じた信号を検出する座標入
力手段と、 前記受信手段で受信した前記信号に応じた操作情報を生
成すると共に、前記座標入力手段で検出された信号に応
じた座標情報を生成する制御手段を有することを特徴と
する座標入力装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の座標入力装置において、 前記制御手段は、前記受信手段で受信された信号の周波
数に応じて異なる操作情報を判定する判定手段を有する
ことを特徴とする座標入力装置。 - 【請求項3】 入力操作に対応する信号を無線送信する
操作手段と、 座標入力面上の指示位置に応じた座標情報を生成すると
共に、 前記操作手段から無線送信された信号を受信し、前記信
号に応じた操作情報を生成する座標入力手段とを有する
ことを特徴とする入力システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の入力システムにおいて、 前記操作手段は、前記座標入力手段の座標入力面を指示
する指示部と、 入力操作を行う入力操作部と、 前記入力操作部の入力操作に応じて前記信号を無線送信
する無線送信部とを有することを特徴とする入力システ
ム。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載の入力システムにお
いて、 前記操作手段は、前記指示部を保持する把持部を有し、 前記入力操作部は、前記把持部に設けられたことを特徴
とする入力システム。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載の入力システムにお
いて、 前記入力操作部は、複数設けられることを特徴とする入
力システム。 - 【請求項7】 請求項4乃至6いずれか一項記載の入力
システムにおいて、 前記入力操作部は、前記把持部の前記指示部の延在する
方向とは直交する方向の一方の端部に配置された第一の
操作部と、 前記把持部の前記指示部の延在する方向とは直交する方
向の他方の端部に配置された第2の操作部とを有するこ
とを特徴とする入力システム。 - 【請求項8】 請求項4乃至7いずれか一項記載の入力
システムにおいて、 前記無線送信部は、前記入力操作部の状態に応じて無線
送信される前記信号の周波数を異ならせることを特徴と
する入力システム。 - 【請求項9】 請求項3乃至8いずれか一項記載の入力
システムにおいて、 前記座標入力手段は、前記操作手段から送信された前記
信号を受信するアンテナを座標入力面上に設けられたこ
とを特徴とする入力システム。 - 【請求項10】 請求項4乃至9いずれか一項記載の入
力システムにおいて、 前記無線送信部は、前記入力操作部の入力操作に応じて
信号を共振させる共振手段と、 前記共振手段に応じた周波数の信号を発振する発振手段
と、 前記発振手段による信号を増幅させる増幅手段と、 前記増幅手段からの信号を無線送信する送信部を有する
ことを特徴とする入力システム。 - 【請求項11】 請求項1又は2記載の座標入力装置に
おいて、 前記受信手段は、前記座標入力面上の導電性膜をエッチ
ングして形成されたアンテナを有することを特徴とする
座標入力装置。 - 【請求項12】 請求項1又は2記載の座標入力装置に
おいて、 前記受信手段は、前記座標入力面上の導電性の印刷パタ
ーン加工により形成されたアンテナを有することを特徴
とする座標入力装置。 - 【請求項13】 請求項11又は12記載の座標入力装
置において、 前記アンテナは、ループ状であることを特徴とする座標
入力装置。 - 【請求項14】 請求項11又は12記載の座標入力装
置において、 前記アンテナは、ミアンダ状であることを特徴とする座
標入力装置。 - 【請求項15】 請求項1又は2記載の座標入力装置に
おいて、 前記受信手段は、前記受信された信号を増幅する信号増
幅手段と、 前記信号増幅手段からの増幅信号のうち所定の周波数を
復調する復調手段を有することを特徴とする座標入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000295069A JP2001166883A (ja) | 1999-09-27 | 2000-09-27 | 座標入力装置及び入力システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-273127 | 1999-09-27 | ||
JP27312799 | 1999-09-27 | ||
JP2000295069A JP2001166883A (ja) | 1999-09-27 | 2000-09-27 | 座標入力装置及び入力システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001166883A true JP2001166883A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=26550528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000295069A Pending JP2001166883A (ja) | 1999-09-27 | 2000-09-27 | 座標入力装置及び入力システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001166883A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008522183A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | エヌ−トリグ リミテッド | 位置検出システムおよび装置ならびにその使用および制御のための方法 |
JP2008270862A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nissha Printing Co Ltd | 携帯機器 |
JP2011002950A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Alps Electric Co Ltd | アンテナ付タッチパッド入力装置、及び該装置を搭載した電子機器 |
JP2012090206A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
JP2012134902A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Kyocera Corp | 電子機器 |
CN104238778A (zh) * | 2013-06-18 | 2014-12-24 | 太瀚科技股份有限公司 | 触摸输入方法 |
CN104571774A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-04-29 | 太瀚科技股份有限公司 | 触控输入装置及其感应线圈 |
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2000295069A patent/JP2001166883A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008522183A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | エヌ−トリグ リミテッド | 位置検出システムおよび装置ならびにその使用および制御のための方法 |
JP2008270862A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nissha Printing Co Ltd | 携帯機器 |
WO2008133005A1 (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Nissha Printing Co., Ltd. | 携帯機器 |
US8160659B2 (en) | 2007-04-16 | 2012-04-17 | Nissha Printing Co., Ltd. | Portable device including a transparent cover usable as an electrostatic capacity switch electrode and an antenna |
JP2011002950A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Alps Electric Co Ltd | アンテナ付タッチパッド入力装置、及び該装置を搭載した電子機器 |
JP2012090206A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
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US9246213B2 (en) | 2010-12-24 | 2016-01-26 | Kyocera Corporation | Electronic device |
CN104238778A (zh) * | 2013-06-18 | 2014-12-24 | 太瀚科技股份有限公司 | 触摸输入方法 |
JP2015005266A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-08 | 太瀚科技股▲ふん▼有限公司 | タッチ入力方法 |
CN104571774A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-04-29 | 太瀚科技股份有限公司 | 触控输入装置及其感应线圈 |
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