JP2001161225A - 遊動ガイド及びそれを備えた振出竿 - Google Patents
遊動ガイド及びそれを備えた振出竿Info
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- JP2001161225A JP2001161225A JP35470799A JP35470799A JP2001161225A JP 2001161225 A JP2001161225 A JP 2001161225A JP 35470799 A JP35470799 A JP 35470799A JP 35470799 A JP35470799 A JP 35470799A JP 2001161225 A JP2001161225 A JP 2001161225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 竿杆の位置決めが容易に行える遊動ガイドを
提供し、また、竿杆に対して、確実にしかも安定的に取
り付けることができる遊動ガイドを提供することであ
る。 【解決手段】 竿杆に外挿されて圧接保持されるパイプ
体と、該パイプ体5に足部43を介して線巻回により固
定される糸ガイド4と、を有する振出竿用の遊動ガイド
3であって、パイプ体5の両端が斜状に切欠され、その
ために形成された尖状部52が位置決めの基準になって
おり、パイプ体5の長さがその径より大であり且つ糸ガ
イド4の足部43の長さより大である振出竿用の遊動ガ
イド。
提供し、また、竿杆に対して、確実にしかも安定的に取
り付けることができる遊動ガイドを提供することであ
る。 【解決手段】 竿杆に外挿されて圧接保持されるパイプ
体と、該パイプ体5に足部43を介して線巻回により固
定される糸ガイド4と、を有する振出竿用の遊動ガイド
3であって、パイプ体5の両端が斜状に切欠され、その
ために形成された尖状部52が位置決めの基準になって
おり、パイプ体5の長さがその径より大であり且つ糸ガ
イド4の足部43の長さより大である振出竿用の遊動ガ
イド。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿に係り、特に
振出し用アウトガイド竿における遊動ガイドの構造に関
する。
振出し用アウトガイド竿における遊動ガイドの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】釣竿の中で、振出し用アウトガイド竿、
すなわちアウトガイド(糸ガイド)を備えた振出し竿
は、元竿に各竿杆を順次収納できるため、持ち運びが極
めて便利で人気がある。例えば、4本式の振出し用アウ
トガイド竿の場合、元竿内に各竿杆、すなわち、元竿
前、穂持竿、穂先竿を順次収納することができる。アウ
トガイドの振出し竿において、穂先竿の先端にはトップ
ガイドが、穂持竿から元竿までの各竿先には口元ガイド
が固設され、また、穂先竿、穂持竿、及び元竿前の各竿
杆には複数の遊動ガイドがスライド自在に設けられてい
る。
すなわちアウトガイド(糸ガイド)を備えた振出し竿
は、元竿に各竿杆を順次収納できるため、持ち運びが極
めて便利で人気がある。例えば、4本式の振出し用アウ
トガイド竿の場合、元竿内に各竿杆、すなわち、元竿
前、穂持竿、穂先竿を順次収納することができる。アウ
トガイドの振出し竿において、穂先竿の先端にはトップ
ガイドが、穂持竿から元竿までの各竿先には口元ガイド
が固設され、また、穂先竿、穂持竿、及び元竿前の各竿
杆には複数の遊動ガイドがスライド自在に設けられてい
る。
【0003】そして竿を振り出して使う場合、各竿杆を
穂先竿の方から引き出していく。この時、アウトガイド
竿においては、穂先竿のトップガイドを基準として、そ
のトップガイドに正確に対応する位置に元竿の口元ガイ
ドまでの各アウトガイドを合わせる。すなわち、トップ
ガイドから元竿の口元ガイドまでの各ガイドリングの中
心が一直線上の位置に乗せるように取り付けることで、
キャスティングの際、釣糸を円滑に案内することができ
る。
穂先竿の方から引き出していく。この時、アウトガイド
竿においては、穂先竿のトップガイドを基準として、そ
のトップガイドに正確に対応する位置に元竿の口元ガイ
ドまでの各アウトガイドを合わせる。すなわち、トップ
ガイドから元竿の口元ガイドまでの各ガイドリングの中
心が一直線上の位置に乗せるように取り付けることで、
キャスティングの際、釣糸を円滑に案内することができ
る。
【0004】ところで、従来の遊動ガイドは、釣糸を案
内するガイドリングと、竿杆にスライド自在に取り付け
るための通穴を有する取付部とを備え、それらは支持体
によって固定されている。遊動ガイドは、その取付部を
竿杆に圧接保持することで固定されている。すなわち、
取付部と竿杆との間に生ずる摩擦抵抗により、遊動ガイ
ドの固定状態を維持することができる。
内するガイドリングと、竿杆にスライド自在に取り付け
るための通穴を有する取付部とを備え、それらは支持体
によって固定されている。遊動ガイドは、その取付部を
竿杆に圧接保持することで固定されている。すなわち、
取付部と竿杆との間に生ずる摩擦抵抗により、遊動ガイ
ドの固定状態を維持することができる。
【0005】しかし、取付部の圧接領域(固定領域)が
短く、遊動ガイドの固定強度としては必ずしも充分満足
部できない。すなわち、取付部と竿杆との間に生ずる摩
擦抵抗が小さいため、遊動ガイドの固定状態を確実に維
持することができない。竿操作を行うと、特に、キャス
ティングの際、竿振れや竿の撓り、更には送出する釣糸
の振れ(糸振れ)等により、遊動ガイドには力が加わ
る。この時、固定状態が弱いため遊動ガイドは簡単に緩
んで外れてしまうのである。
短く、遊動ガイドの固定強度としては必ずしも充分満足
部できない。すなわち、取付部と竿杆との間に生ずる摩
擦抵抗が小さいため、遊動ガイドの固定状態を確実に維
持することができない。竿操作を行うと、特に、キャス
ティングの際、竿振れや竿の撓り、更には送出する釣糸
の振れ(糸振れ)等により、遊動ガイドには力が加わ
る。この時、固定状態が弱いため遊動ガイドは簡単に緩
んで外れてしまうのである。
【0006】遊動ガイドが一つでも外れると、その遊動
ガイドと前後に固定されたアウトガイドとが、位相がズ
レて一直線上の位置に乗らなくなり糸走路に狂いが生じ
ることになる。その結果、この間を走行する釣糸に無駄
な抵抗が生じ、釣糸の円滑な放出できなくなる。また自
由になった遊動ガイドが回転して、そのため釣糸が竿に
絡んでしまうこともよく経験することである。
ガイドと前後に固定されたアウトガイドとが、位相がズ
レて一直線上の位置に乗らなくなり糸走路に狂いが生じ
ることになる。その結果、この間を走行する釣糸に無駄
な抵抗が生じ、釣糸の円滑な放出できなくなる。また自
由になった遊動ガイドが回転して、そのため釣糸が竿に
絡んでしまうこともよく経験することである。
【0007】一方、遊動ガイドを竿杆に固定する場合、
例えば、穂先竿ならば、基準となるトップガイドのガイ
ドリングの中心の延長線を想定し、その延長線上に遊動
ガイドのガイドリングの中心が位置するように、竿先側
の遊動ガイドから順次、固定していく。しかしながら、
このような遊動ガイドの固定方法では、トップガイドと
の距離が離れるにつれ、基準となる延長線が曖昧とな
り、遊動ガイドを一直線上に正確に位置決め固定するこ
とはなかなか難しい。このように、従来の遊動ガイドに
おいては、固定力及び位置決めの観点から、必ずしも十
分満足のいくものではない。
例えば、穂先竿ならば、基準となるトップガイドのガイ
ドリングの中心の延長線を想定し、その延長線上に遊動
ガイドのガイドリングの中心が位置するように、竿先側
の遊動ガイドから順次、固定していく。しかしながら、
このような遊動ガイドの固定方法では、トップガイドと
の距離が離れるにつれ、基準となる延長線が曖昧とな
り、遊動ガイドを一直線上に正確に位置決め固定するこ
とはなかなか難しい。このように、従来の遊動ガイドに
おいては、固定力及び位置決めの観点から、必ずしも十
分満足のいくものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な技術的問題点を背景になされたものである。すなわ
ち、本発明の目的とするところは、竿杆の位置決めが容
易に行える遊動ガイドを提供することである。また、竿
杆に対して、確実にしかも安定的に取り付けることがで
きる遊動ガイドを提供することである。
な技術的問題点を背景になされたものである。すなわ
ち、本発明の目的とするところは、竿杆の位置決めが容
易に行える遊動ガイドを提供することである。また、竿
杆に対して、確実にしかも安定的に取り付けることがで
きる遊動ガイドを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
遊動ガイドの足部を取り付ける部分の形状に工夫を加え
ることにより、上記問題点が解決できることを見出し、
この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
遊動ガイドの足部を取り付ける部分の形状に工夫を加え
ることにより、上記問題点が解決できることを見出し、
この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0010】即ち、本発明は、(1)、竿杆に外挿され
て圧接保持されるパイプ体と該パイプ体に足部を介して
固定される糸ガイドとを有する振出竿用の遊動ガイドに
存する。
て圧接保持されるパイプ体と該パイプ体に足部を介して
固定される糸ガイドとを有する振出竿用の遊動ガイドに
存する。
【0011】そして、(2)、竿杆に外挿されて圧接保
持されるパイプ体と、該パイプ体に足部を介して固定さ
れる糸ガイドと、を有する振出竿用の遊動ガイドであっ
て、パイプ体の長さが、その径より大であり且つ糸ガイ
ドの足部の長さより大である振出竿用の遊動ガイドに存
する。
持されるパイプ体と、該パイプ体に足部を介して固定さ
れる糸ガイドと、を有する振出竿用の遊動ガイドであっ
て、パイプ体の長さが、その径より大であり且つ糸ガイ
ドの足部の長さより大である振出竿用の遊動ガイドに存
する。
【0012】そしてまた、(3)、パイプ体が斜状に切
欠されることにより形成される尖状部が位置決めの基準
になっている上記(2)の振出竿用の遊動ガイドに存す
る。
欠されることにより形成される尖状部が位置決めの基準
になっている上記(2)の振出竿用の遊動ガイドに存す
る。
【0013】そしてまた、(4)、糸ガイドに糸崩れ防
止用の突起部や屈曲性を付与するための溝部が形成され
ている上記(2)の振出竿用の遊動ガイドに存する。
止用の突起部や屈曲性を付与するための溝部が形成され
ている上記(2)の振出竿用の遊動ガイドに存する。
【0014】そしてまた、(5)、糸ガイドが両足部を
有する糸ガイドである上記(2)の振出竿用の遊動ガイ
ドに存する。
有する糸ガイドである上記(2)の振出竿用の遊動ガイ
ドに存する。
【0015】そしてまた、(6)、糸ガイドが片足部を
有する糸ガイドである上記(2)の振出竿用の遊動ガイ
ドに存する。
有する糸ガイドである上記(2)の振出竿用の遊動ガイ
ドに存する。
【0016】そしてまた、(7)、竿杆に外挿されて圧
接保持されるパイプ体と、該パイプ体に足部を介して線
巻回により固定される糸ガイドと、を有する振出竿用の
遊動ガイドであって、パイプ体の両端が斜状に切欠さ
れ、そのために形成された尖状部が位置決めの基準にな
っており、パイプ体の長さがその径より大であり且つ糸
ガイドの足部の長さより大である振出竿用の遊動ガイド
に存する。
接保持されるパイプ体と、該パイプ体に足部を介して線
巻回により固定される糸ガイドと、を有する振出竿用の
遊動ガイドであって、パイプ体の両端が斜状に切欠さ
れ、そのために形成された尖状部が位置決めの基準にな
っており、パイプ体の長さがその径より大であり且つ糸
ガイドの足部の長さより大である振出竿用の遊動ガイド
に存する。
【0017】そしてまた、(8)、上記(1)〜(7)
のいずれか1つの遊動ガイドを有する振出竿に存する。
本発明は、この目的に沿ったものであれば、上記1〜6
の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も採用可
能である。
のいずれか1つの遊動ガイドを有する振出竿に存する。
本発明は、この目的に沿ったものであれば、上記1〜6
の中から選ばれた2つ以上を組み合わせた構成も採用可
能である。
【0018】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、図面
に基づき本発明の遊動ガイドを備えた釣竿の好適な実施
の形態を説明する。図1は、アウトガイド(遊動ガイド
を含む)を備えた振出し竿の穂先竿と穂持竿の一部を示
す。ここでは穂先竿1と穂持竿2に加え、元竿前及び元
竿の計4本のピース竿(竿杆)により構成されたアウト
ガイドを備えた振出し竿Aとして、以下説明する(図示
しない)。
に基づき本発明の遊動ガイドを備えた釣竿の好適な実施
の形態を説明する。図1は、アウトガイド(遊動ガイド
を含む)を備えた振出し竿の穂先竿と穂持竿の一部を示
す。ここでは穂先竿1と穂持竿2に加え、元竿前及び元
竿の計4本のピース竿(竿杆)により構成されたアウト
ガイドを備えた振出し竿Aとして、以下説明する(図示
しない)。
【0019】振出竿Aにおいて、元竿から穂先竿1の先
のトップガイド1Aに至るまで複数のアウトガイドが一
定の間隔をおいて各竿杆に取り付けられている。具体的
には、穂先竿1の先にはアウトガイドであるトップガイ
ド1Aが外挿固定して取り付けられており、また、穂持
竿2、元竿前、及び元竿の先(口元部分)には、アウト
ガイドであるいわゆる口元ガイドが外挿固定して取り付
けられている。
のトップガイド1Aに至るまで複数のアウトガイドが一
定の間隔をおいて各竿杆に取り付けられている。具体的
には、穂先竿1の先にはアウトガイドであるトップガイ
ド1Aが外挿固定して取り付けられており、また、穂持
竿2、元竿前、及び元竿の先(口元部分)には、アウト
ガイドであるいわゆる口元ガイドが外挿固定して取り付
けられている。
【0020】また、トップガイド1Aと穂持竿2の先の
口元ガイド2Aとの間には、複数の遊動可能な(スライ
ド自在や回転自在な)アウトガイド、例えば遊動ガイド
(3A,3B,3C)が配設されているのが普通であ
る。同様に、図示しないが、穂持竿の口元ガイドと元竿
前の口元ガイド間及び、元竿前の口元ガイドと元竿の口
元ガイド間においても複数の遊動ガイドが配設されてい
る。
口元ガイド2Aとの間には、複数の遊動可能な(スライ
ド自在や回転自在な)アウトガイド、例えば遊動ガイド
(3A,3B,3C)が配設されているのが普通であ
る。同様に、図示しないが、穂持竿の口元ガイドと元竿
前の口元ガイド間及び、元竿前の口元ガイドと元竿の口
元ガイド間においても複数の遊動ガイドが配設されてい
る。
【0021】さて、本発明においては、遊動ガイド3の
構造に特徴があるので、その構造を示す。図2は、遊動
ガイドを構成する糸ガイドを示した図である。図3は、
遊動ガイドを構成するパイプ体を示した図であり、
(A)は側面図、(B)は下方から見た状態の平面図を
それぞれ示す。図4は、本発明の遊動ガイドを示した図
であり、(A)は斜視図、(B)は側面図をそれぞれ示
す。図5は、遊動ガイドの断面を拡大して示した断面図
である。
構造に特徴があるので、その構造を示す。図2は、遊動
ガイドを構成する糸ガイドを示した図である。図3は、
遊動ガイドを構成するパイプ体を示した図であり、
(A)は側面図、(B)は下方から見た状態の平面図を
それぞれ示す。図4は、本発明の遊動ガイドを示した図
であり、(A)は斜視図、(B)は側面図をそれぞれ示
す。図5は、遊動ガイドの断面を拡大して示した断面図
である。
【0022】本発明の遊動ガイド3は、竿杆に外挿され
て圧接保持されるパイプ体5と、該パイプ体5に足部4
3を介して固定される糸ガイド4と、を備える。後述す
るように、この遊動ガイド3においては、パイプ体5の
長さが、パイプ体5の径より大であり、また、パイプ体
5の長さは、糸ガイド4の足部43の長さより大であ
る。ここでいう足部43とは竿杆表面に当接部分であ
る。
て圧接保持されるパイプ体5と、該パイプ体5に足部4
3を介して固定される糸ガイド4と、を備える。後述す
るように、この遊動ガイド3においては、パイプ体5の
長さが、パイプ体5の径より大であり、また、パイプ体
5の長さは、糸ガイド4の足部43の長さより大であ
る。ここでいう足部43とは竿杆表面に当接部分であ
る。
【0023】図2に示すように、糸ガイド4は、釣糸を
直接案内するガイドリング41と、それを支持するガイ
ドリング固定部42とパイプ体5に固定される足部(片
足部)43よりなり、この例では、ガイドリング固定部
42は傾斜状に形成されている。また足部43は、パイ
プ体5に対して、直接取り付けて固定される。
直接案内するガイドリング41と、それを支持するガイ
ドリング固定部42とパイプ体5に固定される足部(片
足部)43よりなり、この例では、ガイドリング固定部
42は傾斜状に形成されている。また足部43は、パイ
プ体5に対して、直接取り付けて固定される。
【0024】因みに、傾斜状の糸ガイド4の特色として
は、ガイドリング固定部42が竿の長手方向の軸線に対
して一定の角度で傾斜するガイドであり、この傾斜があ
ることにより、釣糸が絡まった場合、引っ張り力を受け
ると簡単にその絡みが解消されるメリットを持つ。すわ
なち、釣糸を引っ張ることで、釣糸がガイドリング固定
部42の外壁に沿って滑り、その外壁を乗り越えて解消
されることになる。
は、ガイドリング固定部42が竿の長手方向の軸線に対
して一定の角度で傾斜するガイドであり、この傾斜があ
ることにより、釣糸が絡まった場合、引っ張り力を受け
ると簡単にその絡みが解消されるメリットを持つ。すわ
なち、釣糸を引っ張ることで、釣糸がガイドリング固定
部42の外壁に沿って滑り、その外壁を乗り越えて解消
されることになる。
【0025】糸ガイド4の足部43の上面には、糸崩れ
防止用の突起43Aが形成され、同位置に屈曲性を与え
る溝部43Bが形成されていることが好ましい。この溝
部43Bにより、糸ガイドの足部43が竿杆の曲がり
(パイプ体5の曲がり)に追従して屈曲することができ
る。また、後述するように、突起43Aにより、糸ガイ
ド4をパイプ体5に対して糸崩れなく充分強度を持って
取り付けることができる。
防止用の突起43Aが形成され、同位置に屈曲性を与え
る溝部43Bが形成されていることが好ましい。この溝
部43Bにより、糸ガイドの足部43が竿杆の曲がり
(パイプ体5の曲がり)に追従して屈曲することができ
る。また、後述するように、突起43Aにより、糸ガイ
ド4をパイプ体5に対して糸崩れなく充分強度を持って
取り付けることができる。
【0026】さて、図3に示すように、パイプ体5は、
先述した如く、糸ガイドの足部43が固定された状態
で、竿杆に外挿されて圧接保持されるものである。パイ
プ体の材質としては、竿杆の材料に使用される材質、例
えば、カーボン強化繊維、合成樹脂材等が使用される。
先述したように、パイプ体5の長さは、パイプ体5の径
より大であり、且つ、糸ガイドの足部43の長さより大
となるように設計されている。
先述した如く、糸ガイドの足部43が固定された状態
で、竿杆に外挿されて圧接保持されるものである。パイ
プ体の材質としては、竿杆の材料に使用される材質、例
えば、カーボン強化繊維、合成樹脂材等が使用される。
先述したように、パイプ体5の長さは、パイプ体5の径
より大であり、且つ、糸ガイドの足部43の長さより大
となるように設計されている。
【0027】このように設計することで、竿杆に外挿さ
れて圧接保持されるパイプ体5の圧接領域(固定領域)
が十分長くなり、摩擦力が増しパイプ体5の圧接保持力
が強くなる。従って、遊動ガイド3を竿杆に対して確実
に圧接保持して固定することができる。このようなこと
から、従来のように遊動ガイド3に力が加わった場合で
も、簡単に緩んで竿軸方向にスライドしたり竿軸回りに
回動したりすることはない。
れて圧接保持されるパイプ体5の圧接領域(固定領域)
が十分長くなり、摩擦力が増しパイプ体5の圧接保持力
が強くなる。従って、遊動ガイド3を竿杆に対して確実
に圧接保持して固定することができる。このようなこと
から、従来のように遊動ガイド3に力が加わった場合で
も、簡単に緩んで竿軸方向にスライドしたり竿軸回りに
回動したりすることはない。
【0028】すなわち、このパイプ体5は、遊動ガイド
3のスライド止め機能として作用し、且つ、遊動ガイド
3の回り防止機能としても作用する。因みに、パイプ体
5のスライド止め機能及び回り止め機能を向上させるた
めに、その内周面に粗目加工やローレット加工等を施す
とより効果的なメリットを得ることができる。
3のスライド止め機能として作用し、且つ、遊動ガイド
3の回り防止機能としても作用する。因みに、パイプ体
5のスライド止め機能及び回り止め機能を向上させるた
めに、その内周面に粗目加工やローレット加工等を施す
とより効果的なメリットを得ることができる。
【0029】ところで、ここでのパイプ体5の両端は斜
状に切り欠きされており(切欠51)されており、これ
によりパイプ体5の両端には尖状部52が形成される
〔図3(B)参照〕。このようにパイプ体5の両端を切
り欠きする第1の理由としては、パイプ体5の両端に尖
状部52を形成することで、遊動ガイド3を竿杆に固定
する際に、各竿杆の位置決めの基準の目印として機能さ
せることができるからである。
状に切り欠きされており(切欠51)されており、これ
によりパイプ体5の両端には尖状部52が形成される
〔図3(B)参照〕。このようにパイプ体5の両端を切
り欠きする第1の理由としては、パイプ体5の両端に尖
状部52を形成することで、遊動ガイド3を竿杆に固定
する際に、各竿杆の位置決めの基準の目印として機能さ
せることができるからである。
【0030】また、第2の理由としてはパイプ体の撓み
をできるだけ保持することである。竿杆が撓った場合、
パイプ体の切欠51は竿を逃がすように作用する逃げ部
となり、長尺なパイプ体5を固定した竿杆が部分的に硬
化して、振出竿A全体の撓りのバランスが害されること
を防止する。また、第3の理由としては、パイプ体に切
欠51を設けることで長さを保った状態で、同時に軽量
化を図るためである。
をできるだけ保持することである。竿杆が撓った場合、
パイプ体の切欠51は竿を逃がすように作用する逃げ部
となり、長尺なパイプ体5を固定した竿杆が部分的に硬
化して、振出竿A全体の撓りのバランスが害されること
を防止する。また、第3の理由としては、パイプ体に切
欠51を設けることで長さを保った状態で、同時に軽量
化を図るためである。
【0031】次に、本発明の糸ガイド4とパイプ体5と
の取り付け方について説明する。まずパイプ体上に糸ガ
イドの足部43を当接し載置する。その際、糸ガイド4
は、パイプ体5の尖状部52を基準にして、その足部を
合わせパイプ体5に取り付ける。ここで、より効率且つ
確実に糸ガイド4を取り付けるために、尖状部52の先
端部分の延長線上に目印6を設け〔図4(A)参照〕て
おくとなおよい。
の取り付け方について説明する。まずパイプ体上に糸ガ
イドの足部43を当接し載置する。その際、糸ガイド4
は、パイプ体5の尖状部52を基準にして、その足部を
合わせパイプ体5に取り付ける。ここで、より効率且つ
確実に糸ガイド4を取り付けるために、尖状部52の先
端部分の延長線上に目印6を設け〔図4(A)参照〕て
おくとなおよい。
【0032】次に、その糸ガイド4の足部43の上か
ら、糸線を巻回し糸ガイド4をパイプ体5に対して強く
締め付け固定する。このようにして、上糸層7を形成
し、糸ガイドの足部43をパイプ体5に対して強く押さ
え付け固定することができる。なお、図示しないが、上
糸層及び足部を保護膜形成のため合成樹脂材によって完
全に被覆することが好ましく、そうすることで固定強度
がより増大する。
ら、糸線を巻回し糸ガイド4をパイプ体5に対して強く
締め付け固定する。このようにして、上糸層7を形成
し、糸ガイドの足部43をパイプ体5に対して強く押さ
え付け固定することができる。なお、図示しないが、上
糸層及び足部を保護膜形成のため合成樹脂材によって完
全に被覆することが好ましく、そうすることで固定強度
がより増大する。
【0033】ここで、糸ガイドの足部43には、先述し
たように、糸崩れ防止用の突起43Aが、また、同位置
に屈曲性を与える溝部43Bが形成されていることが好
ましい。
たように、糸崩れ防止用の突起43Aが、また、同位置
に屈曲性を与える溝部43Bが形成されていることが好
ましい。
【0034】この溝部43Bにより、糸ガイド4とパイ
プ体5の間に大きな応力が加った場合、パイプ体5の撓
みに糸ガイド4の足部43が追従でき、更に突起43A
が糸間に引っ掛かるため、上糸層7が緩んで糸崩れを起
こすことが防止される。因みに製造時、糸線を巻き付け
る工程においても、足部の突起43Aにより巻回した糸
線が滑り、移動して上糸層7の糸間に隙間が生ずること
がない利点もある。以上で糸ガイド4のパイプ体5に対
する取り付けは完了する。
プ体5の間に大きな応力が加った場合、パイプ体5の撓
みに糸ガイド4の足部43が追従でき、更に突起43A
が糸間に引っ掛かるため、上糸層7が緩んで糸崩れを起
こすことが防止される。因みに製造時、糸線を巻き付け
る工程においても、足部の突起43Aにより巻回した糸
線が滑り、移動して上糸層7の糸間に隙間が生ずること
がない利点もある。以上で糸ガイド4のパイプ体5に対
する取り付けは完了する。
【0035】〔遊動ガイドを竿杆に固定する方法〕とこ
ろで、今、元竿内に収納されていた各竿杆(元竿前、穂
持竿、穂先竿)を穂先竿1の方から順次振り出して使用
状態にしていくとする。振出竿Aにおいては、穂先竿の
トップガイド1Aを基準として、そのトップガイド1A
に正確に対応する位置に、具体的には、トップガイド1
Aから元竿の口元ガイドまでの各ガイドリングの中心が
一直線上の位置に乗せるように取り付けなければならな
い。
ろで、今、元竿内に収納されていた各竿杆(元竿前、穂
持竿、穂先竿)を穂先竿1の方から順次振り出して使用
状態にしていくとする。振出竿Aにおいては、穂先竿の
トップガイド1Aを基準として、そのトップガイド1A
に正確に対応する位置に、具体的には、トップガイド1
Aから元竿の口元ガイドまでの各ガイドリングの中心が
一直線上の位置に乗せるように取り付けなければならな
い。
【0036】なお、通常、竿には、穂先竿と穂持竿の継
ぎ目部分、穂持竿と元竿前の継ぎ目部分、元竿前と元竿
の継ぎ目部分の各竿杆表面に目印が設けられており、そ
の目印を合わせながら竿を継ぎ足部すと、固定式の各口
元ガイドはトップガイドに対応するようになっている
(図示しない)。ここでは、各竿杆に設けられた遊動ガ
イドをトップガイド1Aに対応するように、正確な位置
に取り付けることができる(以下、穂先竿1の遊動ガイ
ド3を固定する方法について述べる)。
ぎ目部分、穂持竿と元竿前の継ぎ目部分、元竿前と元竿
の継ぎ目部分の各竿杆表面に目印が設けられており、そ
の目印を合わせながら竿を継ぎ足部すと、固定式の各口
元ガイドはトップガイドに対応するようになっている
(図示しない)。ここでは、各竿杆に設けられた遊動ガ
イドをトップガイド1Aに対応するように、正確な位置
に取り付けることができる(以下、穂先竿1の遊動ガイ
ド3を固定する方法について述べる)。
【0037】遊動ガイド3を固定する場合、各竿杆の竿
先側に設けられた遊動ガイドから順次、固定していく。
穂先竿1の竿先側の第1の遊動ガイド3Aを固定する場
合(図1参照)、パイプ体の尖状部52の先端部分を、
基準となるトップガイド1Aのガイドリング中心に合わ
せて固定する。
先側に設けられた遊動ガイドから順次、固定していく。
穂先竿1の竿先側の第1の遊動ガイド3Aを固定する場
合(図1参照)、パイプ体の尖状部52の先端部分を、
基準となるトップガイド1Aのガイドリング中心に合わ
せて固定する。
【0038】この時、パイプ体5の先端部分は尖状に形
成されているので、トップガイド1Aのガイドリング中
心を指す位置に第1の遊動ガイド3Aを合わせればよ
く、方向付けが簡単に行える。また、パイプ体5には、
先述したようなトップガイド1Aのガイドリング中心の
延長線を想像させる目印6が設けられているとより方向
付けが容易である。
成されているので、トップガイド1Aのガイドリング中
心を指す位置に第1の遊動ガイド3Aを合わせればよ
く、方向付けが簡単に行える。また、パイプ体5には、
先述したようなトップガイド1Aのガイドリング中心の
延長線を想像させる目印6が設けられているとより方向
付けが容易である。
【0039】このように、第1の遊動ガイド3Aをトッ
プガイド1Aと対応する位置、すなわち、トップガイド
1Aのガイドリング中心と第1の遊動ガイド3Aのガイ
ドリング42の中心とを同一線上の位置に乗せることが
できる。同様に、第1の遊動ガイド3Aを基準に、次の
第2の遊動ガイド3Bを位置決め固定する。また同様
に、第3の遊動ガイド3Cを第2の遊動ガイド3Bと対
応するように固定すれば、各遊動ガイドは全体として同
一線上に乗せて位置決め固定される。
プガイド1Aと対応する位置、すなわち、トップガイド
1Aのガイドリング中心と第1の遊動ガイド3Aのガイ
ドリング42の中心とを同一線上の位置に乗せることが
できる。同様に、第1の遊動ガイド3Aを基準に、次の
第2の遊動ガイド3Bを位置決め固定する。また同様
に、第3の遊動ガイド3Cを第2の遊動ガイド3Bと対
応するように固定すれば、各遊動ガイドは全体として同
一線上に乗せて位置決め固定される。
【0040】〔第2の実施の形態〕図6は、遊動ガイド
を示した図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図を
それぞれ示す。また、図7は、遊動ガイドの断面を拡大
して示した断面図である。図6に示すように、ここでの
遊動ガイド3は、ガイドリング固定部42が垂直状に形
成されている。
を示した図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図を
それぞれ示す。また、図7は、遊動ガイドの断面を拡大
して示した断面図である。図6に示すように、ここでの
遊動ガイド3は、ガイドリング固定部42が垂直状に形
成されている。
【0041】遊動ガイド3は、糸ガイドの足部43が竿
杆に外挿されて圧接保持されるパイプ体5に固定されて
おり、該パイプ体5の長さは、その径より大であり且つ
前記足部43の長さより大であることは、第1の実施の
形態と同じである。従って、遊動ガイド3を竿杆に確実
に圧接保持して固定することができ、竿操作を行ってい
る最中に、遊動ガイド3がスライドや回動を起こすこと
はない。
杆に外挿されて圧接保持されるパイプ体5に固定されて
おり、該パイプ体5の長さは、その径より大であり且つ
前記足部43の長さより大であることは、第1の実施の
形態と同じである。従って、遊動ガイド3を竿杆に確実
に圧接保持して固定することができ、竿操作を行ってい
る最中に、遊動ガイド3がスライドや回動を起こすこと
はない。
【0042】また、遊動ガイド3を取り付ける際、その
パイプ体の尖状部52が、位置決めの基準となる。な
お、第1の実施の形態と異なって、糸ガイドの足部43
の上面に糸崩れ防止用の突起43Aや屈曲性を付与する
ための溝部43Bが、複数(ここでは各2つ)形成され
ている。
パイプ体の尖状部52が、位置決めの基準となる。な
お、第1の実施の形態と異なって、糸ガイドの足部43
の上面に糸崩れ防止用の突起43Aや屈曲性を付与する
ための溝部43Bが、複数(ここでは各2つ)形成され
ている。
【0043】〔第3の実施の形態〕図8は、遊動ガイド
を示した図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図を
それぞれ示す。また、図9は、遊動ガイドの断面を拡大
して示した断面図である。ここでの遊動ガイド3はガイ
ドリング固定部42が垂直状に形成されている。その糸
ガイド4は両足部を有するもので、ガイドリング固定部
42の両側には、パイプ体5に直接取り付けて固定する
ための足部43が備わっている。
を示した図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図を
それぞれ示す。また、図9は、遊動ガイドの断面を拡大
して示した断面図である。ここでの遊動ガイド3はガイ
ドリング固定部42が垂直状に形成されている。その糸
ガイド4は両足部を有するもので、ガイドリング固定部
42の両側には、パイプ体5に直接取り付けて固定する
ための足部43が備わっている。
【0044】この足部43は、竿杆に外挿され圧接保持
されるパイプ体5に固定されており、ここでもパイプ体
5の長さは、その径より大であり、且つ前記足部43の
長さより大である。糸ガイド4は両足部を有するため、
上述の実施の形態に比べて、よりパイプ体5は長いもの
となる。なお、それぞれの足部43には、その上面に屈
曲性を付与するための溝部43Bや糸崩れ防止用の突起
43Aが形成されていることは上記の実施の形態と同じ
である。
されるパイプ体5に固定されており、ここでもパイプ体
5の長さは、その径より大であり、且つ前記足部43の
長さより大である。糸ガイド4は両足部を有するため、
上述の実施の形態に比べて、よりパイプ体5は長いもの
となる。なお、それぞれの足部43には、その上面に屈
曲性を付与するための溝部43Bや糸崩れ防止用の突起
43Aが形成されていることは上記の実施の形態と同じ
である。
【0045】以上、本発明を説明してきたが、本発明は
実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質から
逸脱しない範囲で、他の種々な変形が可能であることは
言うまでもない。例えば、実施の形態では、遊動ガイド
として説明したきたが、振出竿以外の固定ガイドとして
用いることも可能ではある。パイプ体の切欠きの形状と
しては、傾斜状以外の形状も可能である。また、足部の
突起や溝部も必ずしも必要ではない。
実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質から
逸脱しない範囲で、他の種々な変形が可能であることは
言うまでもない。例えば、実施の形態では、遊動ガイド
として説明したきたが、振出竿以外の固定ガイドとして
用いることも可能ではある。パイプ体の切欠きの形状と
しては、傾斜状以外の形状も可能である。また、足部の
突起や溝部も必ずしも必要ではない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、各遊動ガイドの位置決め固定が極めて正確に行われ
る。また、遊動ガイドが確実に竿杆に圧接保持されるた
め、緩んでスライドしたり、回動したりすることが防止
される。
は、各遊動ガイドの位置決め固定が極めて正確に行われ
る。また、遊動ガイドが確実に竿杆に圧接保持されるた
め、緩んでスライドしたり、回動したりすることが防止
される。
【図1】図1は、本発明の実施の形態における糸ガイド
を備えた振出し竿の穂先竿と穂持竿の一部を示す。
を備えた振出し竿の穂先竿と穂持竿の一部を示す。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における遊
動ガイドを構成する糸ガイドを示した図である。
動ガイドを構成する糸ガイドを示した図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態における遊
動ガイドを構成するパイプ体を示した図であり、(A)
は側面図、(B)は下方から見た状態の平面図をそれぞ
れ示す。
動ガイドを構成するパイプ体を示した図であり、(A)
は側面図、(B)は下方から見た状態の平面図をそれぞ
れ示す。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態における遊
動ガイドを示した図であり、(A)は斜視図、(B)は
側面図をそれぞれ示す。
動ガイドを示した図であり、(A)は斜視図、(B)は
側面図をそれぞれ示す。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態における遊
動ガイドの断面を拡大して示した断面図である。
動ガイドの断面を拡大して示した断面図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態における遊
動ガイドを示した図であり、(A)は斜視図、(B)は
側面図をそれぞれ示す。
動ガイドを示した図であり、(A)は斜視図、(B)は
側面図をそれぞれ示す。
【図7】図7は、本発明の第2の実施の形態における遊
動ガイドの断面を拡大して示した断面図である。
動ガイドの断面を拡大して示した断面図である。
【図8】図8は、本発明の第3の実施の形態における遊
動ガイドを示した図であり、(A)は斜視図、(B)は
側面図をそれぞれ示す。
動ガイドを示した図であり、(A)は斜視図、(B)は
側面図をそれぞれ示す。
【図9】図9は、本発明の第3の実施の形態における遊
動ガイドの断面を拡大して示した断面図である。
動ガイドの断面を拡大して示した断面図である。
A…振出竿 1…穂先竿 1A…トップガイド 2…穂持竿 2A…口元ガイド 3…遊動ガイド 3A…第1の遊動ガイド 3B…第2の遊動ガイド 3C…第3の遊動ガイド 4…糸ガイド 41…ガイドリング 42…ガイドリング固定部 43…足部 43A…突起 43B…溝部 5…パイプ体 51…切欠 52…尖状部 6…目印 7…上糸層
Claims (8)
- 【請求項1】 竿杆に外挿されて圧接保持されるパイプ
体と該パイプ体に足部を介して固定される糸ガイドとを
有することを特徴とする振出竿用の遊動ガイド。 - 【請求項2】 竿杆に外挿されて圧接保持されるパイプ
体と、該パイプ体に足部を介して固定される糸ガイド
と、を有する振出竿用の遊動ガイドであって、パイプ体
の長さが、その径より大であり且つ糸ガイドの足部の長
さより大であることを特徴とする振出竿用の遊動ガイ
ド。 - 【請求項3】 パイプ体が斜状に切欠されることにより
形成される尖状部が位置決めの基準になっていることを
特徴とする請求項2記載の振出竿用の遊動ガイド。 - 【請求項4】 糸ガイドに糸崩れ防止用の突起部や屈曲
性を付与するための溝部が形成されていることを特徴と
する請求項2記載の振出竿用の遊動ガイド。 - 【請求項5】 糸ガイドが両足部を有する糸ガイドであ
ることを特徴とする請求項2記載の振出竿用の遊動ガイ
ド。 - 【請求項6】 糸ガイドが片足部を有する糸ガイドであ
ることを特徴とする請求項2記載の振出竿用の遊動ガイ
ド。 - 【請求項7】 竿杆に外挿されて圧接保持されるパイプ
体と、該パイプ体に足部を介して線巻回により固定され
る糸ガイドと、を有する振出竿用の遊動ガイドであっ
て、パイプ体の両端が斜状に切欠され、そのために形成
された尖状部が位置決めの基準になっており、パイプ体
の長さがその径より大であり且つ糸ガイドの足部の長さ
より大であることを特徴とする振出竿用の遊動ガイド。 - 【請求項8】 上記請求項1〜7のいずれか1項記載の
遊動ガイドを有する振出竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35470799A JP2001161225A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 遊動ガイド及びそれを備えた振出竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35470799A JP2001161225A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 遊動ガイド及びそれを備えた振出竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001161225A true JP2001161225A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18439374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35470799A Withdrawn JP2001161225A (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | 遊動ガイド及びそれを備えた振出竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001161225A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008211982A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Daiwa Seiko Inc | 外ガイド付き釣竿 |
US8365458B2 (en) * | 2008-05-19 | 2013-02-05 | Fuji Kogyo Co., Ltd. | Fishing line guide |
WO2014034661A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | グローブライド株式会社 | 釣竿 |
JP2018093784A (ja) * | 2016-12-13 | 2018-06-21 | 株式会社シマノ | 振り出し竿 |
US20220000089A1 (en) * | 2020-07-02 | 2022-01-06 | Robert Penicka | Universal fishing rod tip top and method for attaching a tip top to a fishing rod |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35470799A patent/JP2001161225A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008211982A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Daiwa Seiko Inc | 外ガイド付き釣竿 |
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US20130205640A1 (en) * | 2008-05-19 | 2013-08-15 | Fuji Kogyo Co., Ltd. | Fishing line guide |
US9210918B2 (en) * | 2008-05-19 | 2015-12-15 | Fuji Kogyo Co., Ltd. | Fishing line guide |
WO2014034661A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | グローブライド株式会社 | 釣竿 |
JP2014045719A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Globeride Inc | 釣竿 |
CN103841823A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-06-04 | 古洛布莱株式会社 | 钓竿 |
EP2749163A4 (en) * | 2012-08-31 | 2015-11-18 | Globeride Inc | FISHING ROD |
US9510573B2 (en) | 2012-08-31 | 2016-12-06 | Globeride, Inc. | Fishing rod with tubular fixing member |
JP2018093784A (ja) * | 2016-12-13 | 2018-06-21 | 株式会社シマノ | 振り出し竿 |
US20220000089A1 (en) * | 2020-07-02 | 2022-01-06 | Robert Penicka | Universal fishing rod tip top and method for attaching a tip top to a fishing rod |
US12048298B2 (en) * | 2020-07-02 | 2024-07-30 | Robert Penicka | Universal fishing rod tip top and method for attaching a tip top to a fishing rod |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |