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JP2001155461A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JP2001155461A
JP2001155461A JP33640799A JP33640799A JP2001155461A JP 2001155461 A JP2001155461 A JP 2001155461A JP 33640799 A JP33640799 A JP 33640799A JP 33640799 A JP33640799 A JP 33640799A JP 2001155461 A JP2001155461 A JP 2001155461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
lock
case
drive device
disk cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33640799A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunehisa Ohira
恒久 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP33640799A priority Critical patent/JP2001155461A/ja
Publication of JP2001155461A publication Critical patent/JP2001155461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面型のものにあって、ケースの前面側から
挿入するドライブ装置及びケースの側面側から挿入する
ドライブ装置の双方に使用できる。 【解決手段】 ケース3に左右両方に移動するシャッタ
4を設け、このシャッタ4を閉位置にロックする一対の
シャッタロック部材5,6を設け、ドライブ装置のシャ
ッタ解放部材によりいずれか一方のシャッタロック部材
5,6のロックが解除され、且つ、シャッタ4がロック
解除された方向の開位置に移動されるディスクカートリ
ッジ1において、ケース3の前面3c側の全域に、前面
3c及び両側面3d,3eに開放されたスライド面9が
設けられ、一対のシャッタロック部材5,6の各被操作
部20,21が、閉位置に位置するシャッタ4の両外側
の位置にそれぞれ設けられ、各被操作部20,21のシ
ャッタ4に対向する面を傾斜面とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースの開口部を
塞ぐシャッタをロックする手段を有する両面型のディス
クカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ディスク、磁気ディスク等
は、埃や塵、傷、汚れを防ぎ、記録や再生の信頼性を保
障するために、ケース内にディスクを収納するカートリ
ッジ形式で用いられてきた。近年、ディスクに要求され
る記録容量が大きくなるに伴い、ディスクの両面に記録
する両面ディスクが用いられる。この両面ディスクを収
容した両面型のディスクカートリッジでは、当然にケー
スの開口部を開閉するシャッタを両方向に開閉できるよ
うに構成される。そして、ドライブ装置に未装着の時に
はシャッタが不用意に開放されないようにシャッタロッ
ク手段を設け、ドライブ装置に装着される過程でシャッ
タロック手段を解除してシャッタを開放するようにした
ものが提案されている。
【0003】図11〜図13はかかるシャッタロック手
段を有する従来の両面型のディスクカートリッジである
(登録実用新案公報第3002033号参照)。図11
〜図13において、内部にディスク(図示せず)が収容
されたケース100にはその上面側及び下面側に開口部
101が設けられ、この開口部101はケース100の
略中央位置に設けられている。シャッタ102はケース
100の前面側に取付けられ、開口部101を塞ぐ略中
央の閉位置と開口部101を解放する左右両側の開位置
との間で両方向に移動自在に設けられている。
【0004】又、ケース100内には左右一対のシャッ
タロック部材103,104が設けられ、この各シャッ
タロック部材103,104はそのロック部103a,
104aがケース100のガイド溝105内に突出しシ
ャッタ102の左右一対の係止部106,107にそれ
ぞれ係止するロック位置と、このシャッタロック部材1
03,104の弾性変形によってロック部103a,1
04aがガイド溝105より退出し左右一対の係止部1
06,107との係止を解除するロック解除位置との間
でそれぞれ変移される。
【0005】シャッタ102の一対の係止部106,1
07の近傍には係合孔108,109がそれぞれ設けら
れ、この各係合孔108,109はシャッタ102が閉
位置に位置する状態でシャッタロック部材103,10
4のロック部103a,104aの位置に一致するよう
設定されている。ガイド溝105(図11(B)ではハ
ッチングで示す)は、シャッタ102のスライド方向に
延びており、シャッタ102が閉位置に位置する状態で
各係合孔108,109の位置に一致する位置でケース
100の前面に入口105aを有するが、それ以外の位
置では堤部110が前面に設けられている。
【0006】上記構成において、図13(A)に示すよ
うに、ディスクカートリッジをそのケース100の前面
を前方としてドライブ装置に挿入すると、図13(B)
に示すように、シャッタ開放部材111の先端のピン部
111aがシャッタ102の係合孔108及びガイド溝
105の入口105aに挿入され、図11(A),図1
2(A)に示すように、ピン部111aがシャッタロッ
ク部材103のロック部103aを押圧する。この押圧
によってシャッタロック部材103が、図13(C)に
示すように、ロック解除位置に弾性変形され、この弾性
変形によってシャッタ開放部材111のピン部111a
がガイド溝105の奥まで入り込む。この状態より更に
ディスクカートリッジが挿入されると、シャッタ開放部
材111のピン部111aが、図13(D)に示すよう
に、ガイド溝105内を矢印M方向に移動し、この移動
で共にシャッタ102が矢印M方向に移動されることに
よって開位置までスライド移動される(図11(B)の
位置)。
【0007】カートリッジイジェクト時にはシャッタ開
放部材111のピン部111aがガイド溝105内を反
矢印M方向に移動し、この移動と共にシャッタ102が
反矢印M方向に移動される。図12(B)に示すよう
に、シャッタ102の係止部106がシャッタロック部
材103のロック部103aに当接すると、弾性変形に
よってシャッタロック部材103がロック解除位置に変
移してシャッタ102の移動が許容され、閉位置までス
ライド移動される。閉位置に達すると、シャッタ102
の係合孔108の位置とガイド溝105の入口105a
とが一致することからシャッタ開放部材111のピン部
111aがシャッタ102の係合孔108から離脱す
る。シャッタ開放部材111のピン部111aが離脱す
ると、シャッタロック部材103が弾性復帰変形してロ
ック部103aが係止部106に係合される。
【0008】又、ディスクカートリッジを上下逆にして
ドライブ装置に挿入した場合には、シャッタ開放部材1
11のピン部111aがシャッタ102の係合孔109
に挿入され、上記と同様の動作によってシャッタ102
が開放され、且つ、開放されたシャッタ102が閉じら
れる。このようにしてディスクカートリッジを上下面の
どの方向を上としてもドライブ装置に選択的に挿入でき
るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスクカートリッジでは、ケース100の前面を
前方として挿入する方式のドライブ装置についてしか使
用できず、ケース100の側面を前方として挿入する方
式のドライブ装置については使用できない。つまり、シ
ャッタ102の係合孔108,109の挿入軌跡上にシ
ャッタ開放部材111のピン部111aが位置した場合
にのみ、シャッタ102の係合孔108,109にシャ
ッタ開放部材111のピン部111aが挿入されるもの
であるから、ケース100の側面を前方として挿入する
場合には、シャッタ102の係合孔108,109にシ
ャッタ開放部材111のピン部111aが挿入されない
からである。
【0010】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、両面型のものにあって、ケー
スの前面側から挿入するドライブ装置及びケースの側面
側から挿入するドライブ装置の双方に使用できるディス
クカートリッジを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内部
にディスクが回転自在に収納され、ドライブ装置の部品
が進入するための開口部が設けられたケースと、このケ
ースに装着され、前記開口部を塞ぐ閉位置と該開口部を
解放する両側の開位置との間で両方向に移動自在に設け
られたシャッタと、前記ケースに装着され、前記シャッ
タの互いに反対方向への移動をロックするロック位置
と、前記シャッタのロックを解除するロック解除位置と
の間で移動自在で、且つ、ロック位置に復帰する復帰力
が付与された一対のシャッタロック部材とを備え、前記
ドライブ装置への装着過程で前記ドライブ装置のシャッ
タ解放部材によりいずれか一方の前記シャッタロック部
材のロックが解除され、且つ、前記シャッタが他方のシ
ャッタロック部材側方向の開位置に移動されるディスク
カートリッジにおいて、前記ケースの前面側の全域に、
前面及び両側面に開放され、前記ドライブ装置のシャッ
タ解放部材がスライドするスライド面が設けられ、前記
一対のシャッタロック部材の各被操作部が、閉位置に位
置する前記シャッタの両外側の位置にそれぞれ設けら
れ、且つ、前記各被操作部のロック位置が前記スライド
面より前面側に突出した位置とされ、ロック解除位置が
前記スライド面より内側に退出した位置とされていると
共に、いずれか一方のシャッタロック部材のロックが解
除されて前記シャッタが開位置に移動する過程で他方の
シャッタロック部材を前記シャッタで押しながらロック
位置からロック解除位置に変移する手段を設けたことを
特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、前記請求項1に記載の
ディスクカートリッジにおいて、前記シャッタが開位置
に移動する過程で他方のシャッタロック部材をロック位
置からロック解除位置に変移する手段は、前記シャッタ
とこの両外側に配置される前記各被操作部との互いに対
向する面の少なくともいずれか一方を傾斜面として構成
したものであることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1〜図8は本発明の第1実施形態を示
し、図1はディスクカートリッジの斜視図、図2(A)
はディスクカートリッジのケース上面側を除去した平面
図、図2(B)はディスクカートリッジの正面図、図3
は図2(A)の要部拡大図、図4はケースの前面側から
ドライブ装置に挿入する場合であって、シャッタ解放部
材がロック解除する前状態を示すディスクカートリッジ
のケース上面側を取り除いた平面図、図5はシャッタ解
放部材がロック解除する状態を示すディスクカートリッ
ジのケース上面側を取り除いた平面図、図6はシャッタ
解放部材がシャッタを開位置まで移動させた状態を示す
ディスクカートリッジのケース上面側を取り除いた平面
図、図7はケースの側面側からドライブ装置に挿入する
場合であって、シャッタ解放部材がロック解除する前状
態を示すディスクカートリッジのケース上面側を取り除
いた平面図、図8はシャッタ解放部材がロック解除する
状態を示すディスクカートリッジのケース上面側を取り
除いた平面図である。
【0015】図1〜図6において、ディスクカートリッ
ジ1は、ディスク2と、このディスク2を収納する偏平
方形状のケース3と、このケース3に装着されたシャッ
タ4と、このシャッタ4をロックできる一対のシャッタ
ロック部材5,6とから主に構成されている。
【0016】ケース3は、上面側ケース分割部材(特に
符号を付さず)と下面側ケース分割部材(特に符号を付
さず)とが互いの接合面が突合わせた状態で接合されて
おり、この内部にディスク2が回転自在に収納されてい
る。ディスク2は、上下両方の面が記録・再生面として
構成されている。ケース3の上面3a及び下面3bには
ディスク2にアクセスして情報を記録・再生するヘッド
(ピックアップ)が挿入されるヘッド用開口部分と、デ
ィスク2を回転駆動する駆動軸(ターンテーブル)が挿
入される駆動軸用開口部分とから成る開口部7がケース
左右方向の略中央部位にそれぞれ開けられている。ケー
ス3の上下面は、上下面(表裏面)を表す識別マーク
(図示せず)等を除いて同形状に設けられている。
【0017】又、ケース3の前面3c側の全域には上壁
部8aと下壁部8bで囲まれたスライド溝8が凹状に設
けられ、このスライド溝8の底面が後述するシャッタ解
放部材32の先端がスライドするスライド面9として形
成されている。このスライド面9はケース3の前面3c
側の全域に亘って開放されていると共に、左右の側面3
d,3e側にも開放されている。又、スライド面9の中
央よりの左右には一対のロック部材突出孔9a,9aが
それぞれ開口されている。
【0018】シャッタ4は、ケース3の上面3aに当接
する上面部4aと、ケース3の下面3bに当接する下面
部4b(図1,図2(B)に示す)と、これらを連結
し、ケース3の前面3cに当接する前面部4cとからコ
字状に構成され、開口部7を塞ぐ閉位置(図1、図2の
位置)と、開口部7を解放する左右両側の開位置(図6
の位置とこの逆の位置)との間で両方向にスライド自在
に設けられている。
【0019】シャッタ4の前面部4cの両側には一対の
シャッタバネ受け部10a,10bがそれぞれ設けら
れ、この各シャッタバネ受け部10a,10bは各シャ
ッタバネ11,12の一端を受けるようになっている。
この一対のシャッタバネ11,12の他端はケース3内
の前面側左右のコーナ部にそれぞれ掛けられており、シ
ャッタ4はこの一対のシャッタバネ受け部10a,10
bを経て、一対のシャッタバネ11,12のバネ力によ
って閉位置側に付勢されている。シャッタ4がいずれか
一方側の開位置に一方のシャッタバネ11又は12のバ
ネ力に抗して移動する場合には他方のシャッタバネ12
又は11の一端はシャッタバネ受け部10b又は10a
をケース内のストッパ(図示せず)で受けるように構成
されている。又、シャッタ4の前面部4cの内面の左右
には係合溝13,14が設けられている。この一対の係
合溝13,14には後述する一対のシャッタロック部材
5,6の各ロック用爪部22,23がそれぞれ係合され
る。
【0020】一対のシャッタロック部材5,6は、ケー
ス3内に立設された各支持軸15,16にそれぞれ回転
自在に支持されており、各シャッタロック部材5,6
は、図2に示すロック位置と、ロック解除位置(図5の
左側のシャッタロック部材5の位置)との間でそれぞれ
回転移動できるように構成されていると共に、各バネ1
7,18のバネ力によってロック位置側に付勢されてい
る。
【0021】一対のシャッタロック部材5,6の各自由
端側には被操作部20,21とロック用爪部22,23
とがそれぞれ設けられており、ロック位置では、各被操
作部20,21及び各ロック用爪部22,23がスライ
ド面9の各ロック部材突出孔9a,9bより前方に突出
される。そして、シャッタ4が閉位置に位置する状態で
はこの突出した各ロック用爪部22,23がシャッタ4
の係合溝13,14にそれぞれ挿入される。ロック解除
位置では、各被操作部20,21及び各ロック用爪部2
2,23がスライド面9の各ロック部材突出孔9a,9
b内に退出される。そして、シャッタ4が閉位置に位置
する状態ではこの退出した各ロック用爪部22,23が
シャッタ4の係合溝13,14からそれぞれ離脱され
る。又、一対のシャッタロック部材5,6の各被操作部
20,21は、ロック位置ではスライド溝8を構成する
上壁部8a及び下壁部8bよりも前面側に突出しないよ
うに突出量が設定されている。
【0022】又、左側のシャッタロック部材5の被操作
部20の前面は、シャッタ4の閉位置から右側の開位置
方向(図面において左側から右側方向)に向かうに従っ
て徐々に前方に突出する傾斜面20a(図3に示す)と
成っていて、左側のシャッタロック部材5のロック用爪
部22の前面は、上記とは逆に、シャッタ4の右側の開
位置から閉位置方向(図面において右側から左側方向)
に向かうに従って徐々に前方に突出する傾斜面22a
(図3に示す)と成っている。右側のシャッタロック部
材6の被操作部21の前面は、シャッタ4の閉位置から
左側の開位置方向(図面において右側から左側方向)に
向かうに従って徐々に前方に突出する傾斜面21a(図
3に示す)と成っていて、右側のシャッタロック部材6
のロック用爪部23の前面は、上記とは逆に、シャッタ
4の左側の開位置から閉位置方向(図面において左側か
ら右側方向)に向かうに従って徐々に前方に突出する傾
斜面23a(図3に示す)と成っている。
【0023】更に、いずれか一方のシャッタロック部材
5,6がロックを解除されて、シャッタ4が閉位置から
開位置に移動する過程でロック解除されていない他方の
シャッタロック部材6,5をこのシャッタ4で押しなが
らロック位置からロック解除位置に変移する手段を有
し、この実施形態ではその手段は、各シャッタロック部
材6,5の被操作部21,20がシャッタ4の両側面と
対向する面を傾斜面21b,20b(図3に示す)とす
ることによって構成されている。
【0024】一方、ケース3の前面3cを前方としてデ
ィスクカートリッジ1が挿入されるドライブ装置(図示
せず、例えばFD、DVD方式)は、図4〜図6に示す
ように、上記ディスクカートリッジ1を挿入するための
カートリッジ挿入口(図示せず)を有し、このカートリ
ッジ挿入口(図示せず)に挿入されたディスクカートリ
ッジ1をローデイングして装着位置に装着できるように
構成されている。又、装着位置のディスクカートリッジ
1をローデイングしてカートリッジ挿入口(図示せず)
まで排出できるように構成されている。そして、この装
着過程においてシャッタ4を開位置まで解放し、排出過
程においてシャッタ4を閉位置に戻すためのシャッタ開
閉機構30を有する。
【0025】シャッタ開閉機構30は、ドライブ装置
(図示せず)内に設けられており、一端が支持軸31に
回転自在に支持されたシャッタ解放部材32を有し、こ
のシャッタ解放部材32の先端部32aはスライド溝8
内に挿入可能な大きさに設定されている。このシャッタ
解放部材32は、図4に示す待機位置(この待機位置は
図5に示すシャッタロック部材5の被操作部を押圧する
位置よりもCCW方向に回転した位置であっても良
い。)と図6に示す解放位置との間で回転できるように
構成されていると共に、バネ33のバネ力によって待機
位置側に付勢されている。尚、図面において、34はシ
ャッタ解放部材32が図4に示す待機位置以上にCCW
方向に回転しないようにするストッパであり、このスト
ッパ34にバネ33の他端が掛止されている。
【0026】また、ケース3の側面3d、3eを前方と
してディスクカートリッジ1が挿入されるドライブ装置
(図示せず、例えばMD方式)は、図7及び図8に示す
ように、上記と同様に、ディスクカートリッジ1を挿入
するためのカートリッジ挿入口(図示せず)を有し、こ
のカートリッジ挿入口(図示せず)に挿入されたディス
クカートリッジ1をローデイングして装着位置に装着で
きるように構成されている。又、装着位置のディスクカ
ートリッジ1をローデイングしてカートリッジ挿入口
(図示せず)まで排出できるように構成されている。そ
して、この装着過程においてシャッタ4を開位置まで解
放し、排出過程においてシャッタ4を閉位置に戻すため
のシャッタ開閉機構35を有する。
【0027】シャッタ開閉機構35は、ドライブ装置
(図示せず)内に設けられており、一端が支持軸36に
回転自在に支持されたシャッタ解放部材37を有し、こ
のシャッタ解放部材37は先端近くで折曲され、この折
曲された先端部37aがカセットホルダ内に突出されて
いる。この先端部37aはスライド溝8内に挿入可能な
大きさに設定されている。このシャッタ解放部材37
は、バネ38のバネ力によってスライド面9を押圧する
方向に付勢されている。尚、図面において、39はバネ
38の他端を掛止するバネ掛止部である。
【0028】次に、上記構成の作用を説明する。先ず、
ディスクカートリッジ1がケース3の前面3cを前方と
して挿入するドライブ装置に使用する場合を説明する。
図4に示すように、上記ディスクカートリッジ1をその
ケース3の前面3cを挿入先端として、且つ、上面3a
を上方として、F矢印方向でドライブ装置(図示せず)
のカートリッジ挿入口(図示せず)に挿入する。する
と、図5に示すように、ドライブ装置のシャッタ解放部
材32がケース3の前面3cのスライド用溝8内に挿入
され、シャッタ解放部材32の先端部32aがスライド
面9に当接し、且つ、スライド面9をスライドした後に
左側のシャッタロック部材5の被操作部20を押圧す
る。すると、この押圧力によりシャッタロック部材5が
バネ17のバネ力に抗して回転してロック解除位置に移
動される。これによってシャッタ4がロック解除され
る。
【0029】この状態よりさらにディスクカートリッジ
1が挿入されると、挿入されるディスクカートリッジ1
によってシャッタ解放部材32が押圧され、この押圧力
によってシャッタ解放部材32がバネ33のバネ力に抗
して解放位置方向(図5のCW方向)に回転移動する。
このシャッタ解放部材32の回転移動によってシャッタ
4が開方向に押圧され、この押圧力によってシャッタ4
がシャッタバネ12のバネ力に抗して右側の開位置方向
(矢印A方向)にスライドされる。シャッタ4が右側の
開位置方向にスライドされると、シャッタ4の右側面が
右側のシャッタロック部材6の被操作部21のテーパ面
21bを押圧して右側のシャッタロック部材6がロック
解除位置に変移され、これによってシャッタ4のスライ
ドが許容される。そして、ディスクカートリッジ1が装
着位置にローデングされる時には、シャッタ4は図6に
示す開位置にまでスライドされる。装着位置では、ディ
スク2はドライブ装置の駆動軸に固定されたターンテー
ブルとクランパに挾持されて回転駆動可能とされると共
に、ドライブ装置のヘッド(ピックアップ)によって情
報がディスク2に記録され、又、ディスク2から情報が
再生可能とされる。
【0030】イジェクトモードが選択されると、ディス
クカートリッジ1が上記と逆の経路をたどってカートリ
ッジ挿入口から排出される。そして、ディスクカートリ
ッジ1がカートリッジ挿入口の排出方向に移動される過
程でケース3がシャッタ解放部材32への押圧を徐々に
解除し、この解除に伴ってシャッタ解放部材32がバネ
33のバネ力によって待機位置方向(CCW方向)に回
転される。又、このシャッタ解放部材32の回転によっ
てシャッタ4への押圧も徐々に解除し、この解除に伴っ
てシャッタ4がシャッタバネ12のバネ力によって閉位
置方向(矢印B方向)にスライドされる。
【0031】そして、シャッタ4の前面部4cの左端面
が左側のシャッタロック部材5のロック用爪部22に当
接すると、左側のシャッタロック部材5がバネ17のバ
ネ力に抗してロック解除位置側に回転してシャッタ4の
スライドを許容する。シャッタ4が閉位置までスライド
すると、シャッタ4の左右の係合溝13,14の位置と
左右一対のシャッタロック部材5,6の各ロック用爪部
22,23の位置とが一致し、左右一対のシャッタロッ
ク部材5,6がバネ17,18のバネ力によって回転し
て各シャッタロック部材5,6のロック用爪部22,2
3がシャッタ4の係合溝13,14に入り込む。これ
で、シャッタ4がロックされる。
【0032】又、上記とは上下面を逆に、つまり、上記
ディスクカートリッジ1をそのケース3の前面3cを挿
入先端として、且つ、下面3bを上方として、矢印F方
向でドライブ装置(図示せず)のカートリッジ挿入口
(図示せず)に挿入する場合には、シャッタロック部材
5,6の位置が左右逆になり、シャッタ解放部材32に
よってシャッタロック部材6がロック解除され、上記と
同様にしてドライブ装置に装着され、且つ、排出される
ものである。
【0033】次に、ディスクカートリッジ1をそのケー
ス3の側面3d又は側面3eを挿入先端として、つま
り、矢印B方向でドライブ装置(図示せず)のカートリ
ッジ挿入口(図示せず)に挿入するドライブ装置に使用
する場合を説明する。図7に示すように、上記ディスク
カートリッジ1をそのケース3の側面3dを挿入先端と
して、矢印B方向でドライブ装置(図示せず)のカート
リッジ挿入口(図示せず)に挿入する。すると、ドライ
ブ装置のシャッタ解放部材37がケース3の前面3cの
スライド用溝8内に側面側から挿入され、図8に示すよ
うに、シャッタ解放部材37の先端部37aがスライド
面9をスライドした後に左側のシャッタロック部材5の
被操作部20を押圧する。すると、この押圧力によりシ
ャッタロック部材5がバネ17のバネ力に抗して回転し
てロック解除位置に移動される。これによってシャッタ
4がロック解除される。
【0034】この状態よりさらにディスクカートリッジ
1が挿入されると、シャッタ解放部材37によってシャ
ッタ4が開方向に押圧され、この押圧力によってシャッ
タ4がシャッタバネ12のバネ力に抗して右側の開位置
方向(矢印A方向)にスライドされる。シャッタ4が右
側の開位置方向にスライドされると、シャッタ4の右側
面が右側のシャッタロック部材6の被操作部21のテー
パ面21bを押圧して右側のシャッタロック部材6がロ
ック解除位置に変移され、これによってシャッタ4のス
ライドが許容される。そして、ディスクカートリッジ1
が装着位置にローデングされる時には、シャッタ4は開
位置にまでスライドされる。装着位置では、ディスク2
はドライブ装置の駆動軸に固定されたターンテーブルと
クランパに挾持されて回転駆動可能とされると共に、ド
ライブ装置のヘッド(ピックアップ)によって情報がデ
ィスク2に記録され、又、ディスク2から情報が再生可
能とされる。
【0035】イジェクトモードが選択されると、ディス
クカートリッジ1が上記と逆の経路をたどってカートリ
ッジ挿入口から排出される。そして、ディスクカートリ
ッジ1がカートリッジ挿入口の排出方向に移動される過
程でシャッタ解放部材37のシャッタ4への押圧も徐々
に解除し、この解除に伴ってシャッタ4がシャッタバネ
12のバネ力によって相対的に閉位置方向(矢印B方
向)にスライドされる。
【0036】そして、シャッタ4の前面部4cの左端面
が左側のシャッタロック部材5のロック用爪部22に当
接すると、左側のシャッタロック部材5がバネ17のバ
ネ力に抗してロック解除位置側に回転してシャッタ4の
スライドを許容する。シャッタ4が閉位置までスライド
すると、シャッタ4の左右の係合溝13,14の位置と
左右一対のシャッタロック部材5,6の各ロック用爪部
22,23の位置とが一致し、左右一対のシャッタロッ
ク部材5,6がバネ17,18のバネ力によって回転し
て各シャッタロック部材5,6のロック用爪部22,2
3がシャッタ4の係合溝13,14に入り込む。これ
で、シャッタ4がロックされる。
【0037】又、上記とは上下面を逆に、つまり、上記
ディスクカートリッジ1をそのケース3の側面3eを挿
入先端として、矢印B方向でドライブ装置(図示せず)
のカートリッジ挿入口(図示せず)に挿入する場合に
は、シャッタロック部材5,6の位置が左右逆になり、
シャッタ解放部材37によってシャッタロック部材6が
ロック解除され、上記と同様にしてドライブ装置に装着
され、且つ、排出されるものである。
【0038】この第1実施形態では、シャッタロック部
材5,6の被操作部20,21がスライド溝8の内側に
配置されているので、使用者が各被操作部20,21を
ロック解除位置に変移させることが困難であるため、使
用者が誤って、又は、故意にシャッタ4を開くことを効
果的に防止できる。
【0039】又、この第1実施形態によれば、シャッタ
ロック部材5,6の各被操作部20,21の前面が傾斜
面20a,21aとして構成されているので、シャッタ
解放部材32,37の先端部32a,37aがスムーズ
にシャッタロック部材5,6の各被操作部20,21を
押圧できるという利点がある。ケース3の側面3d,3
eから挿入するドライブ装置に使用する場合には、特に
有効である。
【0040】又、この第1実施形態によれば、シャッタ
ロック部材5,6の各被操作部20,21のシャッタ4
に対向する面が傾斜面20b,21bとして構成されて
いるので、シャッタ開放部材32,37でロック解除さ
れないもう一方のシャッタロック部材5、6のロック解
除が簡単な構造で容易にできるという利点がある。
【0041】又、この第1実施形態によれば、シャッタ
ロック部材5,6の各ロック用爪部22,23の面が傾
斜面22a,23aとして構成されているので、シャッ
タ4が開位置から閉位置に戻る際にシャッタ4の押圧力
によってシャッタロック部材5,6がスムーズにロック
解除位置に変移するため、シャッタ4の戻り動作がスム
ーズになる。
【0042】又、この第1実施形態によれば、シャッタ
ロック部材5,6は、各バネ17,18のバネ力でロッ
ク位置側に付勢されることによってロック解除位置側に
回転移動されてもロック位置に復帰できるように構成さ
れているが、弾性復帰変形によってロック位置に復帰す
るように構成しても良い。但し、第1実施形態のように
バネ17,18を用いた方がロック位置への復帰が確実
であるという利点がある。
【0043】又、この第1実施形態によれば、スライド
面9が凹状のスライド溝8の底面として構成されている
ので、シャッタ解放部材32,37の先端部32a,3
7aがスライド溝8の上壁部8a及び下壁部8bによっ
てガイドされながらスライド面9をスライドするため、
シャッタ解放部材32,37の先端部32a,37aが
シャッタロック部材5,6のシャッタロック解除を確実
に行う。
【0044】図9及び図10は本発明の第2実施形態を
示し、図9はディスクカートリッジ1Aのケース上面側
を除去した平面図、図10は図9の要部拡大図である。
図9及び図10において、この第2実施形態にあって前
記第1実施形態と比較して異なるのは、一方のシャッタ
ロック部材5,6がロックを解除されてシャッタ4が開
位置に移動する過程で他方のシャッタロック部材6,5
をシャッタ4で押しながらロック位置からロック解除位
置に変移する手段である。つまり、この第2実施形態で
は、一対のシャッタロック部材5,6の各被操作部2
0,21に対向するシャッタ4の両側面が傾斜面40
a,40bと成っていて、シャッタロック部材5,6の
各被操作部20,21の面は傾斜面として構成されてい
ない。他の構成は前記第1実施形態と同一であるため、
図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0045】この第2実施形態でも、前記第1実施形態
と同様な作用・効果を有する。そして、同様に、シャッ
タ開放部材32,37でロック解除されないもう一方の
シャッタロック部材5,6のロック解除が簡単な構造で
容易にできるという利点がある。
【0046】前記従来例と第1及び第2実施形態とを比
較するに、従来例ではシャッタ開放部材111のピン部
111aの位置とシャッタ102の係合孔108,10
9の位置とをある程度正確に位置決めする必要がある。
そして、製造上のバラツキ等によりこの相対的位置がや
や大きくずれると、シャッタ102がロックされたまま
でシャッタ102の端面を直接押してしまいシャッタ1
02を破損するおそれがある。しかし、第1及び第2実
施形態ではシャッタ開放部材32の先端部32aの位置
をシャッタロック部材5,6の被操作部20,21の位
置又はこれより外側の位置に位置させれば良いので、製
造上過剰な寸法精度、位置精度が要求されない。又、シ
ャッタ102がロックされたままでシャッタ102の端
面を直接押してしまいシャッタ102を破損するおそれ
がない。
【0047】又、従来例では、シャッタ102の係合孔
108,109が端面近くに位置するので、シャッタ1
02の両端部分の強度が弱く、携帯時に何かに引っ掛け
て変形し、シャッタ102の動作不良を引き起こすおそ
れがある。しかし、第1及び第2実施形態ではシャッタ
4の端面部分には係合孔等が設けられていないため、シ
ャッタ4の両端部分の強度が強く、又、携帯時に何かに
引っ掛けて変形してシャッタ4が動作不良を引き起こす
こともない。
【0048】尚、前記第1及び第2実施形態によれば、
一方のシャッタロック部材5,6がロックを解除されて
シャッタ4が開位置に移動する過程で他方のシャッタロ
ック部材6,5をシャッタ4で押しながらロック位置か
らロック解除位置に変移する手段は、シャッタ4とこの
両外側に配置される前記各被操作部20,21との互い
に対向する面のいずれか一方を傾斜面20b,21b,
40a,40bとして構成したが、双方の面を傾斜面と
して構成しても良い。又、シャッタ4が開位置に移動す
る過程で他方のシャッタロック部材6,5をロック位置
からロック解除位置に変移する手段は、これ以外の手段
で構成しても良い。但し、第1及び第2実施形態のよう
に構成すれば、上述したように構成が簡単で作成が容易
でコスト安である等の利点がある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ケースの前面側の全域に、前面及び両側面に開
放され、ドライブ装置のシャッタ解放部材がスライドす
るスライド面が設けられ、一対のシャッタロック部材の
各被操作部が、閉位置に位置する前記シャッタの両外側
の位置にそれぞれ設けられ、且つ、各被操作部のロック
位置がスライド面より突出した位置とされ、ロック解除
位置がスライド面より退出した位置とされていると共
に、いずれか一方のシャッタロック部材のロックが解除
されてシャッタが開位置に移動する過程で他方のシャッ
タロック部材をシャッタで押しながらロック位置からロ
ック解除位置に変移する手段を設けたことにより、ケー
スの前面側からドライブ装置に挿入する場合には、シャ
ッタが位置する以外の前方側からシャッタ開放部材がス
ライド面に相対的に近接して当接し、例えばスライド面
をスライドしていずれか一方のシャッタロック部材の被
操作部を押圧してシャッタロック部材がロック解除位置
に変移し、その後にシャッタ開放部材がシャッタを押圧
してシャッタが開位置に移動し、且つ、この移動過程で
シャッタが他方のシャッタロック部材をロック解除位置
に変移してシャッタが開位置に移動され、ケースの上下
面を逆にしてドライブ装置に挿入してもスライド面がケ
ースの前面側の全域に開放して設けられ、一対のシャッ
タロック部材を有することから上記と同様の動作が左右
逆ではあるがなされ、又、ケースの側面側からドライブ
装置に挿入する場合には、左右の側面側からシャッタ開
放部材がスライド面に相対的に近接して当接し、スライ
ド面をスライドして上記と同様の動作によってシャッタ
が開位置に移動され、ケースの上下面を逆にしてドライ
ブ装置に挿入してもスライド面がケースの両側面側に開
放され、一対のシャッタロック部材を有することから上
記と同様の動作が左右逆ではあるがなされるため、両面
型のものにあって、ケースの前面側から挿入するドライ
ブ装置及びケースの側面側から挿入するドライブ装置の
双方に使用できる。又、シャッタロック部材の被操作部
がスライド面に突出し、且つ、シャッタの外側位置に位
置されるので、シャッタ解放部材の先端部の位置をシャ
ッタロック部材の被操作部より外側の位置に対応するよ
うに位置させれば良いため、製造上で過剰な寸法精度、
位置精度が要求されず、又、シャッタがロックされた状
態でシャッタの端面を押圧してシャッタを破損させるお
それがない。
【0050】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
のディスクカートリッジにおいて、一方のシャッタロッ
ク部材がロックを解除されてシャッタが開位置に移動す
る過程で他方のシャッタロック部材をシャッタで押しな
がらロック位置からロック解除位置に変移する手段は、
シャッタとこの両外側に配置される各被操作部との互い
に対向する面の少なくともいずれか一方を傾斜面として
構成したものであるので、請求項1の発明の効果に加
え、シャッタの開位置への移動過程で他方のシャッタロ
ック部材がシャッタとシャッタロック部材との少なくと
もいずれか一方に設けられた傾斜面に沿ってロック解除
位置に変移されることによってスムーズになされ、かか
る手段が傾斜面という簡単な構成で達成できるため、製
造容易、コスト安等にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、ディスクカート
リッジの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、(A)はディス
クカートリッジのケース上面側を除去した平面図、
(B)はディスクカートリッジの正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、図2(A)の要
部拡大図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、ケースの前面側
からドライブ装置に挿入する場合であって、シャッタ解
放部材がロック解除する前状態を示すディスクカートリ
ッジのケース上面側を取り除いた平面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、ケースの前面側
からドライブ装置に挿入する場合であって、シャッタ解
放部材がロック解除する状態を示すディスクカートリッ
ジのケース上面側を取り除いた平面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、ケースの前面側
からドライブ装置に挿入する場合であって、シャッタ解
放部材がシャッタを開位置まで移動させた状態を示すデ
ィスクカートリッジのケース上面側を取り除いた平面図
である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、ケースの側面側
からドライブ装置に挿入する場合であって、シャッタ解
放部材がロック解除する前状態を示すディスクカートリ
ッジのケース上面側を取り除いた平面図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、ケースの側面側
からドライブ装置に挿入する場合であって、シャッタ解
放部材がロック解除する状態を示すディスクカートリッ
ジのケース上面側を取り除いた平面図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示し、ディスクカート
リッジのケース上面側を除去した平面図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示し、図10は図9
の要部拡大図である。
【図11】従来例を示し、(A)はシャッタ解放部材が
係合孔に挿入された状態のディスクカートリッジの平面
図、(B)はシャッタ解放部材によってシャッタが解放
された状態のディスクカートリッジの平面図である。
【図12】従来例を示し、(A)はシャッタ解放部材が
係合孔に挿入された状態のディスクカートリッジの拡大
断面図、(B)はシャッタ解放部材がガイド溝内を戻る
状態のディスクカートリッジの拡大断面図である。
【図13】従来例を示し、(A)はシャッタ解放部材が
係合孔に挿入される前の状態を示す概略構成図、(B)
はシャッタ解放部材が係合孔に挿入された状態を示す概
略構成図、(C)はシャッタ解放部材がロック部を押圧
した状態を示す概略構成図、(D)はシャッタ解放部材
がガイド溝を移動する状態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1,1A ディスクカートリッジ 2 ディスク 3 ケース 3c 前面 3d,3e 側面 4 シャッタ 5,6 シャッタロック部材 7 開口部 9 スライド面 13,14 係合溝 17,18 バネ(シャッタロック部材をロック位置に
復帰させる手段) 20,21 被操作部 22,23 ロック用爪部 20b,21b,40a,40b 傾斜面 32,37 シャッタ解放部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にディスクが回転自在に収納され、
    ドライブ装置の部品が進入するための開口部が設けられ
    たケースと、このケースに装着され、前記開口部を塞ぐ
    閉位置と該開口部を解放する両側の開位置との間で両方
    向に移動自在に設けられたシャッタと、前記ケースに装
    着され、前記シャッタの互いに反対方向への移動をロッ
    クするロック位置と、前記シャッタのロックを解除する
    ロック解除位置との間で移動自在で、且つ、ロック位置
    に復帰する復帰力が付与された一対のシャッタロック部
    材とを備え、前記ドライブ装置への装着過程で前記ドラ
    イブ装置のシャッタ解放部材によりいずれか一方の前記
    シャッタロック部材のロックが解除され、且つ、前記シ
    ャッタが他方のシャッタロック部材側方向の開位置に移
    動されるディスクカートリッジにおいて、 前記ケースの前面側の全域に、前面及び両側面に開放さ
    れ、前記ドライブ装置のシャッタ解放部材がスライドす
    るスライド面が設けられ、前記一対のシャッタロック部
    材の各被操作部が、閉位置に位置する前記シャッタの両
    外側の位置にそれぞれ設けられ、且つ、前記各被操作部
    のロック位置が前記スライド面より前面側に突出した位
    置とされ、ロック解除位置が前記スライド面より内側に
    退出した位置とされていると共に、いずれか一方のシャ
    ッタロック部材のロックが解除されて前記シャッタが開
    位置に移動する過程で他方のシャッタロック部材を前記
    シャッタで押しながらロック位置からロック解除位置に
    変移する手段を設けたことを特徴とするディスクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のディスクカートリ
    ッジにおいて、 前記シャッタが開位置に移動する過程で他方のシャッタ
    ロック部材をロック位置からロック解除位置に変移する
    手段は、前記シャッタとこの両外側に配置される前記各
    操作部との互いに対向する面の少なくともいずれか一方
    を傾斜面として構成したものであることを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004153A1 (en) * 2003-07-08 2005-01-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Disk cartridge
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