JP2001151068A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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- JP2001151068A JP2001151068A JP33625999A JP33625999A JP2001151068A JP 2001151068 A JP2001151068 A JP 2001151068A JP 33625999 A JP33625999 A JP 33625999A JP 33625999 A JP33625999 A JP 33625999A JP 2001151068 A JP2001151068 A JP 2001151068A
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- retainer
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- airbag device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リッドがスライドして開放し、速やかにエア
バッグが膨張するエアバッグ装置を提供する。 【解決手段】 リテーナ10の後部のインフレータ20
の外面に沿って受圧部材50が配置され、その外側を回
るようにして引張部材55が配置されている。リッド4
0の前半部40A及び後半部40Bに引張部材55の両
端が連結されている。前半部40A及び後半部40Bに
軟質層62A,62Bが接着され、インストルメントパ
ネル60にまたがって薄い表皮層63が接着されてい
る。インフレータ20が作動すると、受圧部材50が移
動し、引張部材55を介して前半部40A、後半部40
Bに対し離反方向の力が加えられ、インストルメントパ
ネル60の開口61が開放し、エアバッグ30が速やか
に膨張する。
バッグが膨張するエアバッグ装置を提供する。 【解決手段】 リテーナ10の後部のインフレータ20
の外面に沿って受圧部材50が配置され、その外側を回
るようにして引張部材55が配置されている。リッド4
0の前半部40A及び後半部40Bに引張部材55の両
端が連結されている。前半部40A及び後半部40Bに
軟質層62A,62Bが接着され、インストルメントパ
ネル60にまたがって薄い表皮層63が接着されてい
る。インフレータ20が作動すると、受圧部材50が移
動し、引張部材55を介して前半部40A、後半部40
Bに対し離反方向の力が加えられ、インストルメントパ
ネル60の開口61が開放し、エアバッグ30が速やか
に膨張する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設置される
エアバッグ装置に係り、特に助手席用に好適なエアバッ
グ装置に関する。
エアバッグ装置に係り、特に助手席用に好適なエアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の助手席用エアバッグ装置にあって
は、エアバッグを容器状のリテーナ内に納め込み、この
リテーナに蓋を被せるようにリッドを配置し、このリッ
ドをリテーナに取り付けている。このリッドには、テア
ラインと称される線状の低強度部が設けられている。リ
テーナ内には、エアバッグを膨張させるためのインフレ
ータ(ガス発生器)が設置されている。
は、エアバッグを容器状のリテーナ内に納め込み、この
リテーナに蓋を被せるようにリッドを配置し、このリッ
ドをリテーナに取り付けている。このリッドには、テア
ラインと称される線状の低強度部が設けられている。リ
テーナ内には、エアバッグを膨張させるためのインフレ
ータ(ガス発生器)が設置されている。
【0003】インフレータが作動すると、エアバッグが
リッドを裏側から押圧し、リッドがテアラインに沿って
開裂して開放し、エアバッグが車両室内に膨張する。
リッドを裏側から押圧し、リッドがテアラインに沿って
開裂して開放し、エアバッグが車両室内に膨張する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、リッドがス
ライドして十分に早く開放するエアバッグ装置を提供す
ることを目的とする。
ライドして十分に早く開放するエアバッグ装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
は、前面が開放した容器状のリテーナと、該リテーナ内
に収納されたエアバッグと、該リテーナに設けられた、
該エアバッグを膨張させるためのガスを発生させるイン
フレータと、該リテーナの前面を覆っているリッドと、
を有するエアバッグ装置において、該リッドは該リテー
ナ前面に沿って移動可能であり、且つ該移動方向におい
て屈曲しうるように複数個のピースを屈曲可能に連結し
たものであり、該リッドを移動させる駆動手段を備えた
ことを特徴とするものである。
は、前面が開放した容器状のリテーナと、該リテーナ内
に収納されたエアバッグと、該リテーナに設けられた、
該エアバッグを膨張させるためのガスを発生させるイン
フレータと、該リテーナの前面を覆っているリッドと、
を有するエアバッグ装置において、該リッドは該リテー
ナ前面に沿って移動可能であり、且つ該移動方向におい
て屈曲しうるように複数個のピースを屈曲可能に連結し
たものであり、該リッドを移動させる駆動手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】かかるエアバッグ装置にあっては、エアバ
ッグが膨張しようとする場合にリッドがリテーナ前面に
沿って移動してリテーナ前面を開放させる。
ッグが膨張しようとする場合にリッドがリテーナ前面に
沿って移動してリテーナ前面を開放させる。
【0007】本発明では、前記リッドの移動を案内する
案内部材が設けられていることが好ましい。この案内部
材としては、インストルメントパネル又はリテーナに設
けられたガイドレールが好適である。
案内部材が設けられていることが好ましい。この案内部
材としては、インストルメントパネル又はリテーナに設
けられたガイドレールが好適である。
【0008】本発明では、前記リッドは互いに反対方向
に移動して前記前面から退動する2体よりなることが好
ましい。このリッドはきわめて速やかに開放する。
に移動して前記前面から退動する2体よりなることが好
ましい。このリッドはきわめて速やかに開放する。
【0009】また、本発明では、エアバッグ装置は自動
車のインストルメントパネルのエアバッグ装置設置用開
口の奥側に配置されており、該リッドの前面に軟質層が
設けられ、該リッドの軟質層の前面と周囲のインストル
メントパネル前面とにまたがって連続した表皮が設けら
れていることが好ましい。このようにすれば、リッドと
インストルメントパネルとの外観が完全に連続したもの
となる。
車のインストルメントパネルのエアバッグ装置設置用開
口の奥側に配置されており、該リッドの前面に軟質層が
設けられ、該リッドの軟質層の前面と周囲のインストル
メントパネル前面とにまたがって連続した表皮が設けら
れていることが好ましい。このようにすれば、リッドと
インストルメントパネルとの外観が完全に連続したもの
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。第1図は本発明の実
施の形態に係る助手席用エアバッグ装置を下方から見た
斜視図、第2図は自動車のインストルメントパネルに設
置された状態におけるこのエアバッグ装置の長手方向の
縦断面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、
第4図はこのエアバッグ装置のエアバッグ膨張時の断面
図であり、第3図と同一部分の断面を示している。第5
図は第3図の上部の拡大図、第6図は第2図のVI部分の
拡大図である。
施の形態について詳細に説明する。第1図は本発明の実
施の形態に係る助手席用エアバッグ装置を下方から見た
斜視図、第2図は自動車のインストルメントパネルに設
置された状態におけるこのエアバッグ装置の長手方向の
縦断面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、
第4図はこのエアバッグ装置のエアバッグ膨張時の断面
図であり、第3図と同一部分の断面を示している。第5
図は第3図の上部の拡大図、第6図は第2図のVI部分の
拡大図である。
【0011】この助手席用エアバッグ装置1は、容器形
状のリテーナ10と、このリテーナ10の後部(図では
下部)に設けられたインフレータ20と、折り畳まれて
該リテーナ10内に収容されたエアバッグ30と、リテ
ーナ10の前面を覆っているリッド40と、インフレー
タ20からのガス圧を受ける受圧部材50と、この受圧
部材50の移動に伴ってリッド40に引張力を加えるた
めの引張部材55とから主として構成されている。
状のリテーナ10と、このリテーナ10の後部(図では
下部)に設けられたインフレータ20と、折り畳まれて
該リテーナ10内に収容されたエアバッグ30と、リテ
ーナ10の前面を覆っているリッド40と、インフレー
タ20からのガス圧を受ける受圧部材50と、この受圧
部材50の移動に伴ってリッド40に引張力を加えるた
めの引張部材55とから主として構成されている。
【0012】第2図の通り、リテーナ10はその後部の
両端面にインフレータ20の挿入口11と、インフレー
タ20の先端の凸部21の挿入口12とが設けられてお
り、円筒状のインフレータ20が開口11からリテーナ
10内に挿入され、凸部21が挿入口12に挿通されて
いる。この凸部21の外周に設けられた雄ネジに対しナ
ット22を締め込むことによりインフレータ20がリテ
ーナ10に固定される。
両端面にインフレータ20の挿入口11と、インフレー
タ20の先端の凸部21の挿入口12とが設けられてお
り、円筒状のインフレータ20が開口11からリテーナ
10内に挿入され、凸部21が挿入口12に挿通されて
いる。この凸部21の外周に設けられた雄ネジに対しナ
ット22を締め込むことによりインフレータ20がリテ
ーナ10に固定される。
【0013】第1,3図の通り、リテーナ10の長手方
向に延びる側面には引張部材55を通すための開口14
が設けられており、この開口14の上縁側には、この引
張部材55を案内するガイド15が設けられている。リ
テーナ10の前部の短手方向の両側の縁部にはリッド4
0を案内するためのガイド16が設けられている。
向に延びる側面には引張部材55を通すための開口14
が設けられており、この開口14の上縁側には、この引
張部材55を案内するガイド15が設けられている。リ
テーナ10の前部の短手方向の両側の縁部にはリッド4
0を案内するためのガイド16が設けられている。
【0014】この実施の形態にあっては、第2図の通
り、リテーナ10の前部と後部との間に段部13が設け
られている。エアバッグ30のガス導入口31の縁部が
取付枠32及びボルト33、ナット34によってリテー
ナ10に固定されている。この取付枠32は、エアバッ
グ30のガス導入口31内に挿入されている。該取付枠
32から突設されたボルト33が該エアバッグ30のガ
ス導入口31の縁部及び段部13にそれぞれ設けられた
ボルト挿通孔に挿通され、このボルト33にナット34
が締め込まれている。
り、リテーナ10の前部と後部との間に段部13が設け
られている。エアバッグ30のガス導入口31の縁部が
取付枠32及びボルト33、ナット34によってリテー
ナ10に固定されている。この取付枠32は、エアバッ
グ30のガス導入口31内に挿入されている。該取付枠
32から突設されたボルト33が該エアバッグ30のガ
ス導入口31の縁部及び段部13にそれぞれ設けられた
ボルト挿通孔に挿通され、このボルト33にナット34
が締め込まれている。
【0015】リッド40は、自動車の先頭側即ちウィン
ドシールド側の前半部40Aと、乗員側の後半部40B
との2体とからなる。該前半部40Aと後半部40Bと
は突き合わされている。これらの前半部40A及び後半
部40Bは、ぞれぞれリテーナ10の長手方向に延在す
る複数のピース41をリンク42によって屈曲可能に連
結したものである。
ドシールド側の前半部40Aと、乗員側の後半部40B
との2体とからなる。該前半部40Aと後半部40Bと
は突き合わされている。これらの前半部40A及び後半
部40Bは、ぞれぞれリテーナ10の長手方向に延在す
る複数のピース41をリンク42によって屈曲可能に連
結したものである。
【0016】リンク42は、ピース41をリテーナ長手
方向(即ち、車体の幅方向)に貫通するシャフト43に
係合している。このシャフト43の両端は、前記ガイド
16に設けられたガイド溝44にスライド自在に係合し
ている。
方向(即ち、車体の幅方向)に貫通するシャフト43に
係合している。このシャフト43の両端は、前記ガイド
16に設けられたガイド溝44にスライド自在に係合し
ている。
【0017】この前半部40A及び後半部40Bは、そ
れぞれ引張部材55を介して受圧部材50に連結されて
いる。
れぞれ引張部材55を介して受圧部材50に連結されて
いる。
【0018】第3図の通り、受圧部材50は、インフレ
ータ20の下面側に沿って配置された湾曲した半割円筒
状の部材であり、この受圧部材50からガイドロッド5
1が突設されている。このガイドロッド51は、リテー
ナ10の底部に設けられた円筒状のロッドガイド52に
挿通され、その先端がリテーナ10外に突出している。
ータ20の下面側に沿って配置された湾曲した半割円筒
状の部材であり、この受圧部材50からガイドロッド5
1が突設されている。このガイドロッド51は、リテー
ナ10の底部に設けられた円筒状のロッドガイド52に
挿通され、その先端がリテーナ10外に突出している。
【0019】引張部材55は、この受圧部材50の下面
側を回り込み、リテーナ10の側面の開口14を通って
リテーナ10外に引き出されている。この引張部材55
の両端は連結部材56によってリッド40の前半部40
A及び後半部40Bに連結されている。この引張部材5
5は、例えばスチールベルト等により構成されている。
側を回り込み、リテーナ10の側面の開口14を通って
リテーナ10外に引き出されている。この引張部材55
の両端は連結部材56によってリッド40の前半部40
A及び後半部40Bに連結されている。この引張部材5
5は、例えばスチールベルト等により構成されている。
【0020】このエアバッグ装置1のリテーナ10は、
インストルメントパネル60の開口61の奥側(図では
下側)に配置され、車体メンバ(図示略)に固定され
る。前記リッド40は、この開口61の下側面に沿って
配置される。
インストルメントパネル60の開口61の奥側(図では
下側)に配置され、車体メンバ(図示略)に固定され
る。前記リッド40は、この開口61の下側面に沿って
配置される。
【0021】このリッド40の前半部40A及び後半部
40Bの上面に、それぞれ、発泡ウレタン等の発泡合成
樹脂などよりなる軟質層62A,62Bが接着されてい
る。各軟質層62A,62B同士は突き合わされ、イン
ストルメントパネル60の上面と面一状となるように配
置されている。
40Bの上面に、それぞれ、発泡ウレタン等の発泡合成
樹脂などよりなる軟質層62A,62Bが接着されてい
る。各軟質層62A,62B同士は突き合わされ、イン
ストルメントパネル60の上面と面一状となるように配
置されている。
【0022】この軟質層62A,62Bの上面と開口6
1の周囲のインストルメントパネル60の上面とにまた
がって薄い合成樹脂シートよりなる表皮63が接着され
ている。この表皮63はインストルメントパネル60の
全面にわたって配置されてもよい。この表皮63は、後
述のように前半部40Aと後半部40Bとが離反する際
に両者の突き合わせ面に沿って裂けると共に、前半部4
0A及び後半部40Bがインストルメントパネル60の
下側に移動するときに軟質層62A,62Bと開口61
の縁部との境目に沿って裂ける。
1の周囲のインストルメントパネル60の上面とにまた
がって薄い合成樹脂シートよりなる表皮63が接着され
ている。この表皮63はインストルメントパネル60の
全面にわたって配置されてもよい。この表皮63は、後
述のように前半部40Aと後半部40Bとが離反する際
に両者の突き合わせ面に沿って裂けると共に、前半部4
0A及び後半部40Bがインストルメントパネル60の
下側に移動するときに軟質層62A,62Bと開口61
の縁部との境目に沿って裂ける。
【0023】このように構成された助手席用エアバッグ
装置1を備えた自動車が衝突等の緊急事態に遭遇する
と、インフレータ20の外周面に設けられたガス噴出口
23からガスがインフレータ20の上方及び下方に向っ
て噴出する。インフレータ20から上方に向って噴出し
たガスは、エアバッグ30を膨張させようとする。ま
た、インフレータ20から下方に噴出したガスは、第4
図に示すように受圧部材50を下方に、即ちインフレー
タ20から離反する方向に移動させる。なお、この際受
圧部材50はガイドロッド51に案内されて平行移動す
る。この受圧部材50の移動に伴って引張部材55も下
方に引き下げられ、リッド40の前半部40Aと後半部
40Bとに対し離反させる方向に引張力が加えられる。
これにより、前半部40Aと後半部40Bがリテーナ1
0の上面から第4図の通り退動し、エアバッグ30が車
両室内に大きく膨張する。
装置1を備えた自動車が衝突等の緊急事態に遭遇する
と、インフレータ20の外周面に設けられたガス噴出口
23からガスがインフレータ20の上方及び下方に向っ
て噴出する。インフレータ20から上方に向って噴出し
たガスは、エアバッグ30を膨張させようとする。ま
た、インフレータ20から下方に噴出したガスは、第4
図に示すように受圧部材50を下方に、即ちインフレー
タ20から離反する方向に移動させる。なお、この際受
圧部材50はガイドロッド51に案内されて平行移動す
る。この受圧部材50の移動に伴って引張部材55も下
方に引き下げられ、リッド40の前半部40Aと後半部
40Bとに対し離反させる方向に引張力が加えられる。
これにより、前半部40Aと後半部40Bがリテーナ1
0の上面から第4図の通り退動し、エアバッグ30が車
両室内に大きく膨張する。
【0024】このように、エアバッグ30が膨張すると
きにリテーナ10の上面が開放しているので、十分に早
くエアバッグ30が車両室内に膨張する。
きにリテーナ10の上面が開放しているので、十分に早
くエアバッグ30が車両室内に膨張する。
【0025】この実施の形態では、インフレータ20を
エアバッグ30の膨張用とリッド40の移動用とに兼用
させているが、リッド40の移動専用の駆動装置を設け
てもよい。このような駆動装置としては、バネ又はモー
タを動力源としたものや、インフレータ20とは別のイ
ンフレータをガス圧発生源としたガス圧シリンダ等を用
いることができる。
エアバッグ30の膨張用とリッド40の移動用とに兼用
させているが、リッド40の移動専用の駆動装置を設け
てもよい。このような駆動装置としては、バネ又はモー
タを動力源としたものや、インフレータ20とは別のイ
ンフレータをガス圧発生源としたガス圧シリンダ等を用
いることができる。
【0026】第7図は別の実施の形態に係る助手席用エ
アバッグ装置のリッドの分解斜視図である。
アバッグ装置のリッドの分解斜視図である。
【0027】このリッド80は厚く細長い高剛性のピー
ス81を薄い低剛性のシート82で連結したものであ
る。ピース81は、複数個のものがその長手方向を平行
方向にして配列されている。各ピース81の長手方向の
両端面からシャフト83が突設されており、このシャフ
ト83の先端がガイドレール84に係合している。この
ガイドレール84はリッド80の両サイドに沿って配置
され、インストルメントパネルに取り付けられている
が、リテーナに取り付けられてもよい。ただし、ガイド
レール84をインストルメントパネルに取り付けた場合
にはリテーナを共通化することができる。
ス81を薄い低剛性のシート82で連結したものであ
る。ピース81は、複数個のものがその長手方向を平行
方向にして配列されている。各ピース81の長手方向の
両端面からシャフト83が突設されており、このシャフ
ト83の先端がガイドレール84に係合している。この
ガイドレール84はリッド80の両サイドに沿って配置
され、インストルメントパネルに取り付けられている
が、リテーナに取り付けられてもよい。ただし、ガイド
レール84をインストルメントパネルに取り付けた場合
にはリテーナを共通化することができる。
【0028】図示はしないが、このリッド80も上記リ
ッド40と同様にインストルメントパネルに装着され
る。このリッド80もリッド40と同様の駆動機構によ
って開放させることができる。
ッド40と同様にインストルメントパネルに装着され
る。このリッド80もリッド40と同様の駆動機構によ
って開放させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明のエアバッグ装置
は、リッドがスライドして開放し、エアバッグが車両室
内に十分に早く膨張する。また、リテーナの構造強度要
求値を低減させ、装置の軽量化、コンパクト化及びコス
ト減が可能となる。
は、リッドがスライドして開放し、エアバッグが車両室
内に十分に早く膨張する。また、リテーナの構造強度要
求値を低減させ、装置の軽量化、コンパクト化及びコス
ト減が可能となる。
【図1】実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1のエアバッグ装置の長手方向の断面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII−III線の断面図である。
【図4】図1のエアバッグ装置のエアバッグ膨張時の断
面図である。
面図である。
【図5】図3の上部の拡大図である。
【図6】図2のVI部分の拡大図である。
【図7】別の実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
1 助手席用エアバッグ装置 10 リテーナ 16 ガイド 20 インフレータ 30 エアバッグ 40 リッド 40A 前半部 40B 後半部 41 ピース 42 リンク 43 シャフト 44 ガイド溝 50 受圧部材 55 引張部材 60 インストルメントパネル 61 開口 62A,62B 軟質層 63 表皮層
Claims (5)
- 【請求項1】 前面が開放した容器状のリテーナと、 該リテーナ内に収納されたエアバッグと、 該リテーナに設けられた、該エアバッグを膨張させるた
めのガスを発生させるインフレータと、 該リテーナの前面を覆っているリッドと、を有するエア
バッグ装置において、 該リッドは該リテーナ前面に沿って移動可能であり、且
つ該移動方向において屈曲しうるように複数個のピース
を屈曲可能に連結したものであり、 該リッドを移動させる駆動手段を備えたことを特徴とす
るエアバッグ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記リッドの移動を
案内する案内部材が設けられていることを特徴とするエ
アバッグ装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記案内部材は、イ
ンストルメントパネル又は前記リテーナに設けられたガ
イドレールであることを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
て、前記リッドは互いに反対方向に移動して前記前面か
ら退動する2体よりなることを特徴とするエアバッグ装
置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
て、該エアバッグ装置は自動車のインストルメントパネ
ルのエアバッグ装置設置用開口の奥側に配置されてお
り、該リッドの前面に軟質層が設けられ、該リッドの軟
質層の前面と周囲のインストルメントパネル前面とにま
たがって連続した表皮が設けられていることを特徴とす
るエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33625999A JP2001151068A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33625999A JP2001151068A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001151068A true JP2001151068A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18297284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33625999A Pending JP2001151068A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001151068A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006281945A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nippon Plast Co Ltd | エアバッグ装置およびこれを取り付けるためのインストルメントパネル構造 |
WO2013114984A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
JP2015116956A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 大日本印刷株式会社 | 車両盗難防止システム |
JP2016060351A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 豊田合成株式会社 | 助手席用エアバッグ装置 |
-
1999
- 1999-11-26 JP JP33625999A patent/JP2001151068A/ja active Pending
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