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JP2001149251A - 浄水機能付きシャワーヘッド - Google Patents

浄水機能付きシャワーヘッド

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Publication number
JP2001149251A
JP2001149251A JP33672899A JP33672899A JP2001149251A JP 2001149251 A JP2001149251 A JP 2001149251A JP 33672899 A JP33672899 A JP 33672899A JP 33672899 A JP33672899 A JP 33672899A JP 2001149251 A JP2001149251 A JP 2001149251A
Authority
JP
Japan
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valve
water
flow path
water purification
shower
Prior art date
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Application number
JP33672899A
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English (en)
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Inventor
Toshio Takagi
壽雄 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Tsushou Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Tsushou Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Kotobuki Tsushou Co Ltd filed Critical Kotobuki Tsushou Co Ltd
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Publication of JP2001149251A publication Critical patent/JP2001149251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴部に水質浄化用カートリッジを収容し、
頭部に切換弁を装備して、切換弁の形状、構造および収
容容積等の制約を大幅に緩めるとともにシャワーヘッド
の取扱上バランスの良い形状・構造にすることができる
浄水機能付きシャワーヘッドを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 シャワー吐出口を形成した頭部と水質
浄化用カートリッジを交換可能に収容した把持部とを一
体的に形成し、前記頭部には側面に操作部を突出した回
動式の流路切換弁を内蔵し、この流路切換弁を回動する
ことにより吐出水の種類と吐出形態とを切り換えるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所または厨房、
洗面所あるいは風呂場等で用いられ、使用時に吐出する
水および/または湯を浄化する能力を具備した浄水機能
付きシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面所あるいは風呂場等で用いら
れる洗面装置やシャワー装置等に取り付けられ、水およ
び/または湯の水質浄化能力を具備したシャワーヘッド
には、例えば登録実用新案公報第 3007614号記載の塩素
除去シャワーヘッドがあった。この塩素除去シャワーヘ
ッドでは、本体内に水質を浄化するための水質浄化用カ
ートリッジと、シャワー吐出する湯水を浄化水または原
水に切り換えるための切換弁とが収容されている。
【0003】〔問題点〕このような従来の塩素除去シャ
ワーヘッドでは、シャワーヘッドの本体内に収容される
切換弁が、水質浄化用カートリッジが収容された位置の
上流側に配置されているため、水質浄化用カートリッジ
が胴部に収容されているものでは、胴部の径に制限され
て切換弁の収容容積が小さくなり、切換弁を収容部に合
わせて小さく形成しなければならず、その形状、構造等
も制約され、しかも製造が難しくなり、また、水質浄化
用カートリッジが頭部に収容されているものでは、胴部
に比較して頭部が重くなり、シャワーヘッドの重量バラ
ンスが悪くなって、扱いにくいものとなるという問題点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における前記問題点を解消するためのものであり、その
ための課題は、胴部に水質浄化用カートリッジを収容
し、頭部に切換弁を装備して、切換弁の形状、構造およ
び収容容積等の制約を大幅に緩めるとともにシャワーヘ
ッドの取扱上バランスの良い形状・構造にすることがで
きる浄水機能付きシャワーヘッドを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
具体的に構成した本発明における請求項1に係る浄水機
能付きシャワーヘッドは、シャワー吐出口を形成した頭
部と水質浄化用カートリッジを交換可能に収容した把持
部とを一体的に形成し、前記頭部には側面に操作部を突
出した回動式の流路切換弁を内蔵し、この流路切換弁を
回動することにより吐出水の種類と吐出形態とを切り換
えることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記流路切換弁を原水用遮断弁と浄水用遮
断弁とを一体に形成した組合せ弁としたことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項3に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記流路切換弁を形成する原水用遮断弁と
浄水用遮断弁との少なくとも一方を多方弁に形成したこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項4に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記流路切換弁を二重筒型の切換弁に形成
したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における以下の実施の形態
では、原水と浄水の少なくとも一方はストレート吐出と
シャワー吐出とができる場合について説明する。なお、
この実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるた
め具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、
発明内容を限定するものではない。
【0010】〔第1実施形態〕〔構成〕この実施の形態
における浄水機能付きシャワーヘッド100は、図1〜
3に示すように、外観上、水質浄化用カートリッジを収
容できる大きさに形成された把持部110と、その把持
部110の先端に形成された頭部120とからなり、こ
の頭部120の側面に流路切換弁の操作部130を突設
している特徴的外観を有する。そして、頭部120の下
面にはシャワー吐出面140を形成し、その中央部にス
トレート吐出口141を設ける。そして、混合水栓等の
ホース(図示せず)を接続できるように、ホース側接続
端に螺合するねじ部111を有するホース接続部112
を形成する。
【0011】この浄水機能付きシャワーヘッドでは、図
4〜7に示すように、把持部110は、中間部で頭部1
20側の筒部113とホース取付側の筒部114とに分
け、これらを着脱自在かつ一体的に組み合わせることが
できるようにする中継用ねじ部115を設け、この中継
用ねじ部115の螺合を解除して筒部113と筒部11
4を分離することにより、把持部110の内部に水質浄
化用カートリッジ160を収容あるいは交換できるよう
にする。
【0012】頭部120には、把持部110の軸線に対
して垂直かつ水平方向に延びる軸線と平行な軸を有する
回動式の流路切換弁170を内嵌する。頭部120の側
面から円筒状の操作部材組込部125を突出し、この操
作部材組込部125に流路切換弁170の一端部を突出
して操作部130を組み付け、頭部120の外部から頭
部120の内部に収容されている流路切換弁170を軸
線回りに回動操作できるようにする。
【0013】水質浄化用カートリッジ160を収容した
把持部110では、水質浄化用カートリッジ160の外
周側の流路116を原水流路の一部として利用し、水質
浄化用カートリッジ160の水質浄化材161に形成さ
れた中央空間部162を浄水流路の一部として利用す
る。これにより、浄水吐出の場合には、把持部110内
に流入した混合水が、水質浄化用カートリッジ160の
外周側の流路116から水質浄化用カートリッジ160
の水質浄化材161を通過して水質を浄化し、そして中
央空間部162に流出し、また、原水吐出の場合には、
水質浄化用カートリッジ160の外周側の流路116を
通過して頭部120側へ流出する。
【0014】水質浄化用カートリッジ160は、中心軸
と同心的に中央空間部162を設けて円筒状に形成した
水質浄化材161と、その下流側に不織布、スポンジま
たは網等からなるフィルタ163,164に挟持された
粒状あるいはペレット状の殺菌セラミック165とを、
3つに分割したキャップ166,167,168によっ
て形成された2つの空間にそれぞれ収容したものであ
る。
【0015】そして、水質浄化材161は、周壁に軸方
向へ長く穿設したスリットを多数設けた有底円筒形状に
形成されたキャップ166と、円筒形状の中央部に流体
通路となる孔を穿設した軸方向に垂直な面の水質浄化材
支持壁を設けるとともに各端部にはそれぞれ他のキャッ
プ166とキャップ168との嵌合部を形成したキャッ
プ167との間に形成された空間に収容する。
【0016】また、フィルタ163,164に挟持され
た殺菌セラミック165は、キャップ167と、キャッ
プ167とは異径の2つの円筒を軸方向に垂直な壁面に
より接続し、2つの円筒のうち大径側の円筒にキャップ
167との嵌合部を形成し、小径側の円筒に頭部120
側に設けたカートリッジ受け117との嵌合部を形成し
たキャップ168との間に形成された空間に収容する。
【0017】水質浄化用カートリッジ160に収容され
る水質浄化材161は、活性炭を主成分として円筒状に
固めたもので、この円筒状の外周面と中央空間部162
との間を水、湯または湯水混合水(以下、単に混合水と
いう)が透過する時に、水中に溶解した化学成分や浮遊
している微細な固形物質が吸着または濾過される。ま
た、殺菌セラミック165は、リン酸カルシウムを母体
として酸化亜鉛、モンモリロナイト等を混合して粒状あ
るいはペレット状に焼結したものに銀あるいは銅等を吸
着したもので、その表面に水中の有害な細菌類を吸着し
て殺菌するとともに金属イオンを放出して水中の有害な
細菌類を殺菌または滅菌し、水質を無害化する。
【0018】このように形成された把持部110と水質
浄化用カートリッジ160とにより、原水吐出の場合に
は、混合水が水質浄化用カートリッジ160の外周側に
形成された流路116を通過するため、流路116を通
過する原水により、浄水吐出時に蓄積された水質浄化材
表面の目詰まりを引き起こすような微細な固形物質等を
洗い流し、浄水吐出時に目詰りしにくくし、水質浄化材
161の浄化能力を高レベルに維持し、かつ寿命を長く
する。特に、湯を原水吐出する場合には、湯温が高温で
あるほど、水質浄化材161の主成分である活性炭から
浄水吐出時に吸着したトリハロメタンや金属イオン等を
放出して、効果的に除去することができ、活性炭の再生
効果を高めることができる。
【0019】把持部110の筒部113には、内面側の
端部に水質浄化用カートリッジ160の先端部(すなわ
ちキャップ168の小径側の端部)を差し込み、固定す
ることができるようにした円筒状のカートリッジ受け1
17を突設する。このカートリッジ受け117に水質浄
化用カートリッジ160のキャップ168に設けられた
小径側の端部を差し込むことにより、水質浄化用カート
リッジ160が位置固定される。カートリッジ受け11
7に差し込まれる水質浄化用カートリッジ160のキャ
ップ168には、小径側の端部の周面にOリング169
が周設され、カートリッジ受け117に水質浄化用カー
トリッジ160のキャップ168に設けられた小径側の
端部を差し込んだ場合に、カートリッジ受け117の内
周面にOリング169が密接することにより漏れ止めさ
れる。
【0020】そして、カートリッジ受け117の外周側
の流路118が、水質浄化用カートリッジ160の外周
側の流路116と連通して原水流路の一部として利用さ
れ、さらにカートリッジ受け117の内面側の流路11
9が水質浄化用カートリッジ160の中央空間部162
と、フィルタ163,164に挟持された殺菌セラミッ
ク165を介して、連通することにより浄水流路の一部
として利用される。
【0021】頭部120の内部には、流路切換弁170
の上流側に、原水用の弁上流側の流路121と、この流
路121が接続する原水側の弁入口空間122と、浄水
用の弁上流側の流路123と、この流路123が接続す
る浄水側の弁入口空間124とが形成され、流路切換弁
170の下流側に、流路切換弁170の流出口171と
仕切部材180とにより形成されたストレート吐出側の
流路172,181と、シャワー吐出側の流路182,
183とが形成される。
【0022】頭部120の全体形状は、図8〜15に示
すように、蓋材126とシャワー吐出面140を形成す
る部材を取り外した状態では、円筒形状の側面に筒部1
13と流路切換弁170の操作部130を取り付ける操
作部材組込部125とを突出した平面形状が略L字状に
3つの筒が組み合わされた筒状体に形成される。
【0023】頭部120の内部には、操作部材組込部1
25と同心になる筒状に形成された流路切換弁170と
して形成される弁体の弁外筒173を設け、その弁外筒
173の側面から頭部120の内壁に達する水平方向に
延設された板状の仕切部材191と、この仕切部材19
1から弁上流側に立ち上がり、頭部120の内壁との間
で適当幅の間隔を開けて円筒状に形成した弁上流側の流
路仕切部材192とを設け、流路仕切部材192の外周
側には原水流路121を、内周側には浄水側の弁入口空
間124を形成する。
【0024】弁外筒173と流路仕切部材192が交叉
する位置では、図12,15に示すように、弁外筒17
3の内径と同径に貫通し、操作側では弁外筒173の外
周側に張出して頭部120の内壁から適当寸法の間隙を
開けて内壁を被うとともに上端を開口した浄水案内壁1
27を設け、その浄水案内壁127で被われた箇所の下
端に位置する弁外筒173には浄水流入口127aを穿
設し、操作側の反対側では、原水流路121が接続する
原水側の弁入口空間122を形成するとともに弁外筒1
73の端部を開口し、この開口を介して弁入口空間12
2の形成側から流路切換弁170に原水が流入できるよ
うに形成する。
【0025】弁外筒173のシャワー吐出面側に位置す
る側面には、シャワー吐出面の中心軸と同心的にストレ
ート吐出側の流路172への流出口173aを穿設し、
この流出口173aに対して弁外筒173の軸線に沿っ
て互いに反対側の位置に1つずつシャワー吐出側の流路
182への流出口173b,173bを穿設する。
【0026】頭部120に突出した操作部材組込部12
5は、吐出面を下に向けた場合に外周面の側方(シャワ
ー吐出面の中心軸に対して垂直な向き)に向いた開口を
有し、弁外筒173の内径よりも大きな内径に形成し、
先端部には部材嵌合用に均一な肉厚を有する円筒部12
5aを形成し、その円筒部125aに同一周上等ピッチ
に4つの操作部材固定用の孔125b,…,125bを
穿設する。
【0027】頭部120の頂部を被う蓋部材126は、
図16に示すように、外側に凸な曲面を有する平面形状
が円形に形成された蓋面の外周端に、原水流路121の
頭部側の内面に内嵌する円筒状の嵌合部126aと、こ
の嵌合部126aの内側に原水流路121の内側の壁面
を形成する流路仕切部材192に内嵌する円筒状の嵌合
部126bとを、蓋部材126の内面側に突設する。
【0028】流路切換弁170は、頭部120に設けら
れた弁外筒173(図8)と、この弁外筒173に内嵌
して弁外筒173内で軸回りに回動する弁内筒174
(図17)とからなる。弁内筒174は、図17〜19
に示すように、円筒部174aの一端に円筒部外径より
も大きな外径を有する円板状の端面板174bを設け、
その端面板174bの中心部から同心的に操作部材取付
軸174cを突出し、さらに円筒部174aの表面に
は、外周を一周するOリング溝174d,174eを軸
突出側の反対側に位置する端部と浄水入口側の流入口を
開口した位置の端面板配設側の反対側に位置する縁部に
刻設し、また各流出口の周囲を一周するOリング溝17
4f,…,174fを刻設する。
【0029】弁内筒174の円板状の端面板174b
は、操作部材組込部125の内径よりも小さい径に形成
して、操作部材組込部125から弁外筒173の内部に
弁内筒174の円筒部174aを挿入するとともに弁内
筒174の端面板174bを操作部材組込部125の内
部の最奥部まで挿入することができるようにする。弁内
筒174の円筒部174aの長さは、端面板174bの
円筒部側の面から原水側の弁入口空間形成側に位置する
円筒部174aの端面までの長さが、原水側の弁入口空
間122の容積を確保できる範囲で長く形成する。
【0030】弁内筒174には複数の流出口174g,
174h,174i,174jおよび浄水側の流入口1
74k,174lを穿設する。各流出口の軸方向の位置
は、弁外筒173に穿設された流出口173a,173
b,173bの軸方向の位置に合わせて穿設する。浄水
側の流入口174k,174lは、平面形状が矩形の孔
を一辺を端面板174bに沿わせ、互いに軸回りに 90
度回転させた位置だけずらして穿設する。
【0031】端面板174bの円筒部174aと反対側
に位置する面には、中央部に弁内筒174の軸心と同心
的に丸棒状の操作部材取付軸174cを立設する。操作
部材取付軸174cの中心部には軸方向に延びるねじ孔
174mを設けて嵌合した操作部材をねじ止めすること
ができるようにし、先端部には端面から軸方向の所定位
置まで3辺を平面に各面が直角になるようにカットし
て、一辺が山形に盛り上がった形状を有する角棒部17
4nを形成し、その操作部材取付軸174cの形状によ
り取り付けるべき操作部材の取付位置や取付向きを確定
できるようにする。
【0032】各流出口174g,174h,174i,
174jおよび浄水側の各流入口174k,174lの
軸回りの相対的な向きは、図18,20〜23に示すよ
うに、弁内筒174を端面板174bから開口した端面
の方向に向いて見た場合に、浄水側のストレート吐出側
の流路172への流出口174gと、原水側のストレー
ト吐出側の流路172への流出口174hとが、上下方
向に延設される同一直線上に孔の中心を合わせて互いに
軸回りに 180度ずれた位置に、その流出口174gより
も軸方向の開口を有する端部によせた位置に穿設される
流出口174iが流出口174hから反時計回りに 90
度回転した位置に、それぞれ配置して、原水がストレー
ト吐出またはシャワー吐出することができるように流出
方向を定める。
【0033】また、流出口174gよりも端面板174
bによせた位置に穿設される流出口174jを流出口1
74gから反時計回りに 90 度回転した位置に配置し、
さらに、浄水側の各流入口174k,174lを、軸ま
わりに互いに 90 度ずれた位置で、流入口174kが流
出口174gと 180度軸回りに回転した位置に、流入口
174lが流出口174jと 180度軸回りに回転した位
置に配置して、流入口174kから流入して流出口17
4gからストレート吐出側の流路172へ流出するか、
流入口174lから流入して流出口174jからシャワ
ー吐出側の流路182へ流出して、浄水がストレート吐
出またはシャワー吐出することができるように流出方向
を定める。
【0034】そして、弁内筒174の内部には、流出口
174gと流出口174hとの間に内部を原水用弁内空
間と浄水用弁内空間として仕切る仕切板174oを設
け、仕切板174oの半分は流出口174gの開口側
に、仕切板174oの他の半分は流出口174hの端面
板174b側に位置する弁内筒174の内壁に接続し
て、仕切板174oから開口側を原水側の遮断弁とし
て、また仕切板174oから端面板174b側を浄水側
の遮断弁として使用する。
【0035】操作部材取付軸174cに取り付ける操作
部130を形成する各操作部材は、挿入順に、丸棒部分
に挿入する軸支持部材131と、この軸支持部材131
に設けられた凹部に係合して弁内筒回転時のクリック感
を与えるクリック部材132と、操作部材取付軸174
cを回動する回動力を与える切換つまみ部材133とか
らなる。
【0036】軸支持部材131は、図24〜26に示す
ように、有底円筒の底板側の中心部に操作部材取付軸1
74cの丸棒部分に嵌合する丸孔131aを同心に穿設
し、この丸孔131aの弁内筒174の端面板174b
側に向いた端面側に外周縁を拡径して端面板174bと
の間の漏止めをするOリング(図4参照)を嵌め込むO
リング溝131bを刻設し、軸方向位置が底板側によっ
た外周面に頭部120の操作部材組込部125の内面と
の間を漏止めするOリング(図4参照)をはめ込むOリ
ング溝131cを刻設し、有底円筒の開口側に位置する
端部を端面側から所定の深さまで薄肉に形成するととも
に軸方向のスリット131dを周上等ピッチに4つ刻設
して、スリット刻設側の端部を径方向に縮径・拡径可能
に形成し、スリット刻設側の端部には各スリット131
d,…,131dの刻設位置の中間の位置に外周側には
操作部材組込部125に設けられた孔125b,…,1
25bと係合する突出部131e,…,131eを突設
し、内周側には軸方向へ延びる横断面が円弧状内面の凹
部131f,…,131fを設ける。
【0037】クリック部材132は、図27に示すよう
に、軸支持部材131の内面と切換つまみ部材133の
操作部材取付軸174cへの嵌合部(図28参照)の外
周との間に嵌め込まれる環状体に形成して、この環状体
の中心部に円形の一部が直線的に形成された円冠状の孔
132aを穿設し、この孔132aと外周との間に一部
が変形した円弧状のスリット132bを同一円周上等ピ
ッチに2つ設け、スリット形成箇所の外周部132d,
132dの中央部に外周面を形成する円よりも外方へ突
出した突出部132c,132cを突設するとともに外
周部132dの両端部の板厚を薄く形成して、スリット
形成箇所の外周部132d,132dが径方向に撓むよ
うに形成し、突出部132c,132cが軸支持部材1
31の内面に摺動して凹部131f,…,131fに係
合したときに生じる小さな弾性的衝撃が弁内筒回転時の
クリック感として指に伝わるようにする。
【0038】切換つまみ部材133は、流路切換弁の操
作部130のうちで頭部120の側面から突出したつま
み部分となる部材で、図28に示すように、操作部材組
込部125の先端部に嵌合する内径を有する円筒状のリ
ム部133aと、操作部材取付軸174cの一辺が山形
に盛り上がった形状を有する角棒部174nに外嵌する
横断面形状を相似形に形成した所定深さの孔133cを
穿設したハブ部133dと、リム部133aとハブ部1
33dとの同じ側の端部を一体に結合する均一な板厚の
ホイール部133eを有する車輪型のつまみ部品を形成
する。切換つまみ部材133には、ハブ部133dに設
けた孔133cよりも奥に孔133cよりも小さな径に
形成したねじ挿通用の小孔133gを設け、リム部13
3aの外周面には指の滑り止めにする4つの突出部13
3b,…,133bを外周上等間隔に突設する。
【0039】仕切部材180は、図29に示すように、
円板部180aの外周縁に短い円筒状の環状部材180
b,180cを突設し、円板部180aの中央部にスト
レート吐出側へ流出させるための円筒部材180d,1
80eを突設して、円筒部材180dの内側を集合通過
部(図30参照)を嵌合する嵌合孔として利用し、円筒
部材180dと円筒部材180eとの境界近傍の内側に
はストレート吐出側の流路181に向かって縮径するコ
ーン部180fを形成して集合通過部から流出する原水
または浄水を中心部に向かって集中させ、さらに上面側
に位置する円筒部材180dと下面側に位置する円筒部
材180eとが位置する円板部180aの中央部の外周
側に同一円周上等ピッチに8つの貫通孔180gを穿設
して原水を弁下流側空間からシャワー側空間へ流出でき
るようにする。また、外周縁の下側に位置する環状部材
180cには外周面に雄ねじ180hを形成してシャワ
ープレート(図31参照)を螺合できるようにするとと
もに環状部材180cの根元部の外周側にOリング溝1
80iを刻設する。
【0040】集合通過部185は、図30に示すよう
に、有底円筒の底板部185aに外周側の下端部が外部
と部分的に貫通する多数の光芒を有する環状の溝185
bを軸方向に深く刻設し、底板部185aの側方を円筒
部の外径よりも小さくして、溝185bの側方を開口し
た形状に形成する。この集合通過部185の外形は円筒
部の外形を仕切部材180の円筒部材180dの内径に
嵌め込むことができる外径にし、底板部185aが仕切
部材180のコーン部180fに位置するように軸方向
の寸法を調節して、開口から径方向外方へ流出する原水
または浄水をコーン部180fによって中心部に集中す
るようにする。この集合通過部185は仕切部材180
の円筒部材180dに内嵌して、仕切部材180の上流
側からストレート吐出側の流路181へ流出させる。
【0041】シャワープレート146は、図31に示す
ように、原水または浄水の吐出面を形成する円盤状の部
材で、中央部にストレート吐出口141となる孔を穿設
し、このストレート吐出口141によって占められる箇
所の残りのシャワー吐出面140には、シャワー吐出口
142となる小孔を多数個穿設し、円盤状のシャワー吐
出面140の周縁部には上流側に湾曲して突出した張出
部143を設け、その内周面に雌ねじ144を形成して
仕切部材180に設けた雄ねじ180hに螺合できるよ
うにし、張出部143の上端部の内側には拡径した段差
部145を設けてOリング溝の代わりとし、仕切部材1
80に設けたOリング(図7参照)を外側から押圧して
仕切部材との螺合時に漏止めができるようにする。
【0042】〔作用効果〕このように構成した第1実施
形態においては、流路切換弁の操作部130の切換つま
み部材133を軸回りに回動し、原水がストレート吐出
される位置に合わせると、図7に示すように、原水用の
弁上流側の流路121から弁入口空間122に流出し、
流路切換弁170の端部に設けられた開口から原水側の
遮断弁内に入り、流出口174hから流出口173aを
介してストレート吐出側の流路172へ流出し、さらに
流路172から集合通過部185を介してストレート吐
出側の流路181へ流出し、ストレート吐出口141か
らストレート吐出する。
【0043】次に、操作部130の切換つまみ部材13
3を、原水のストレート吐出位置から時計回りに 90 度
回動して原水がシャワー吐出される位置に合わせると、
図32に示すように、原水が流路切換弁170の端部に
設けられた開口から原水側の遮断弁内に流入し、流出口
174iから流出口173bを介してシャワー吐出側の
流路182へ流出し、さらに流路182から貫通孔18
0gを介してシャワー吐出側の流路183へ流出し、シ
ャワー吐出口142からシャワー吐出する。
【0044】さらに、操作部130の切換つまみ部材1
33を、原水のストレート吐出位置から時計回りに 180
度(原水のシャワー吐出位置から時計回りに 90 度)回
動して浄水がストレート吐出される位置に合わせると、
図33に示すように、水質浄化用カートリッジ160か
ら流出した浄水は弁上流側の流路123を介して弁入口
空間124に流出し、浄水案内壁127を乗り越えて浄
水流入口127aから弁内筒174の流入口174kを
通過して浄水側の遮断弁内に流入し、遮断弁の浄水側の
弁内を通過して、弁内筒174の流出口174gから弁
外筒173の流出口173aを介してストレート吐出側
の流路172へ流出し、さらに流路172から集合通過
部185を介してストレート吐出側の流路181へ流出
し、ストレート吐出口141からストレート吐出する。
【0045】さらに、操作部130の切換つまみ部材1
33を、原水のストレート吐出位置から時計回りに 270
度(浄水のストレート吐出位置から時計回りに 90 度)
回動して浄水がシャワー吐出される位置に合わせると、
図34に示すように、水質浄化用カートリッジ160か
ら流出した浄水は弁上流側の流路123を介して弁入口
空間124に流出し、浄水案内壁127を乗り越えて浄
水流入口127aから弁内筒174の流入口174lを
通過して浄水側の遮断弁内に流入し、遮断弁の浄水側の
弁内を通過して、弁内筒174の流出口174jから弁
外筒173の流出口173bを介してシャワー吐出側の
流路182へ流出し、さらに流路182から貫通孔18
0gを介してシャワー吐出側の流路183へ流出し、シ
ャワー吐出口142からシャワー吐出する。
【0046】このようにして切換つまみ部材133を操
作するだけで原水と浄水とをそれぞれストレート吐出ま
たはシャワー吐出するように4パターンを切り換えて使
用できるようになり、操作性を向上するとともに構造を
簡素化することができる。このため、胴部に水質浄化用
カートリッジを収容し、頭部に切換弁を装備して、切換
弁の形状、構造および収容容積等の制約を大幅に緩める
とともにシャワーヘッドの取扱上もバランスの良い形状
・構造にすることができる。
【0047】〔第2実施形態〕〔構成〕この第2実施形
態における浄水機能付きシャワーヘッド200は、図3
5〜37に示すように、第1実施形態の浄水機能付きシ
ャワーヘッド100における流路切換弁が4方弁を構成
しているのに対して、第2実施形態の流路切換弁が3方
弁を構成する点が異なる。以下の説明では、流路切換弁
の構成に係る部材以外の部材については、第1実施形態
と同じ構成にして同一の符号を付すかまたは下2桁を同
一にして説明を省略する。
【0048】浄水機能付きシャワーヘッド200は、水
質浄化用カートリッジを収容できる大きさに形成された
把持部110と、その把持部110の先端に形成された
頭部120とからなり、この頭部120の側面に流路切
換弁の操作部130を突設している。そして、頭部12
0の下面にはシャワー吐出面140を形成し、その中央
部にストレート吐出口141とストレート吐出口141
の周囲にシャワー吐出口142とを設ける。
【0049】頭部120の内部には、流路切換弁270
の上流側に、原水用の弁上流側の流路121と、この流
路121が接続する原水側の弁入口空間222と、浄水
用の弁上流側の流路123と、この流路123が接続す
る浄水側の弁入口空間124とが形成され、流路切換弁
270の下流側に、流路切換弁270の流出口271と
仕切部材180とにより形成されたストレート吐出側の
流路272,181と、シャワー吐出側の流路182,
183とが形成される。
【0050】頭部120は、図38〜40に示すよう
に、蓋材126とシャワー吐出面140を形成する部材
であるシャワープレート146を取り外した状態では、
円筒形状の側面に筒部113と操作部材組込部125と
を突出した平面形状が略L字状に3つの筒が組み合わさ
れた筒状体に形成され、その内部には、操作部材組込部
125と同心になる筒状に形成された流路切換弁270
として形成される弁体の弁外筒273を設け、その弁外
筒273の側面から頭部120の内壁に達する水平方向
に延設された板状の仕切部材191と、この仕切部材1
91から弁上流側に立ち上がり頭部120の内壁との間
で適当幅の間隔を開けて円筒状に形成した弁上流側の流
路仕切部材192とを設け、流路仕切部材192の外周
側には原水流路121を、内周側には浄水側の弁入口空
間124を形成する。
【0051】弁外筒273と流路仕切部材192が交叉
する位置では、弁外筒273の内径と同径に貫通し、操
作側では弁外筒273の外周側に張出して頭部120の
内壁から適当寸法の間隙を開けて内壁を被うとともに上
端を開口した浄水案内壁227を設け、その浄水案内壁
227で被われた箇所の下端に位置する弁外筒273に
は浄水流入口227aを穿設し、操作側の反対側では、
原水流路121が接続する原水側の弁入口空間222を
形成するとともに弁外筒273の端部を開口し、この開
口を介して弁入口空間222の形成側から流路切換弁2
70に原水が流入できるように形成する。
【0052】弁外筒273のシャワー吐出面側に位置す
る側面には、シャワー吐出面の中心軸と同心的にストレ
ート吐出側の流路272への流出口273aを穿設し、
この流出口273aに対して弁外筒273の軸線に沿っ
て原水側の弁入口空間222に寄った位置にシャワー吐
出側の流路182への流出口273bを穿設する。
【0053】頭部120に突出した操作部材組込部12
5は、吐出面を下に向けた場合に外周面の側方(シャワ
ー吐出面の中心軸に対して垂直な向き)に向いた開口を
有し、弁外筒273の内径よりも大きな内径に形成し、
先端部には部材嵌合用に均一な肉厚を有する円筒部12
5aを形成し、その円筒部125aに同一周上等ピッチ
に4つの操作部材固定用の孔125b,…,125bを
穿設する。
【0054】流路切換弁270は、頭部120に設けら
れた弁外筒273(図40)と、この弁外筒273に内
嵌して弁外筒273内で軸回りに回動する弁内筒274
(図41)とからなる。弁内筒274は、図41〜46
に示すように、円筒部274aの一端に円筒部外径より
も大きな外径を有する円板状の端面板274bを設け、
その端面板274bの中心部から同心的に操作部材取付
軸274cを突出し、さらに円筒部274aの表面に
は、外周を一周するOリング溝274d,274eを軸
突出側の反対側に位置する端部と浄水入口側の流入口を
開口した位置の端面板配設側の反対側に位置する縁部に
刻設し、また各流出口の周囲を一周するOリング溝27
4f…,274fを刻設する。
【0055】弁内筒274の円板状の端面板274b
は、操作部材組込部125の内径よりも小さい径に形成
して、操作部材組込部125から弁外筒273の内部に
弁内筒274の円筒部274aを挿入するとともに弁内
筒274の端面板274bを操作部材組込部125の内
部の最奥部まで挿入できるようにする。弁内筒274の
円筒部274aの長さは、端面板274bの円筒部側の
面から原水側の弁入口空間形成側に位置する円筒部27
4aの端面までの長さが、原水側の弁入口空間222の
容積を確保できる範囲で長く形成する。
【0056】弁内筒274には複数の流出口274g,
274h,274iおよび浄水側の流入口274kを穿
設する。各流出口の軸方向の位置は、弁外筒273に穿
設された流出口273a,273bの軸方向の位置に合
わせて穿設する。浄水側の流入口274kは、平面形状
が矩形の孔を一辺を端面板274bに沿わせて穿設す
る。
【0057】端面板274bの外面には、中央部に弁内
筒274の軸心と同心にした丸棒状の操作部材取付軸2
74cを立設する。この操作部材取付軸274cの中心
部には軸方向に延びるねじ孔274mを設けて嵌合した
操作部材をねじ止めすることができるようにし、先端部
には端面から軸方向の所定位置まで3辺を平面に各面が
直角になるようにカットして、一辺が山形に盛り上がっ
た形状を有する角棒部274nを形成し、その操作部材
取付軸274cの形状により取り付けるべき操作部材の
取付位置や取付向きを確定できるようにする。
【0058】各流出口274g,274h,274iお
よび浄水側の流入口274kの軸回りの相対的な向き
は、図42,44〜46に示すように、弁内筒274を
端面板274bから開口した端面の方向に向いて見た場
合に、浄水側のストレート吐出側の流路272への流出
口274gと、原水側のストレート吐出側の流路272
への流出口274hとが、上下方向に延設される同一直
線上に孔の中心を合わせて互いに軸回りに 180度回転し
た位置に、そして、流出口274gよりも開口を有する
端部に近づけた位置に穿設される流出口274iが流出
口274hから反時計回りに 90 度回転した位置にそれ
ぞれ配置して、原水がストレート吐出またはシャワー吐
出することができるように流出方向を定める。さらに、
浄水側の流入口274kは、流入口274kが流出口2
74gと 180度軸回りに回転した位置に配置して、浄水
がストレート吐出することができるように流出方向を定
める。
【0059】そして、弁内筒274の内部には、流出口
274gと流出口274hとの間に内部を原水用弁内空
間と浄水用弁内空間として仕切る仕切板274oを設
け、仕切板274oの半分は流出口274gの開口側
に、仕切板274oの他の半分は流出口274hの端面
板274b側に位置する弁内筒274の内壁に接続し
て、仕切板274oから開口側を原水側の遮断弁とし
て、また仕切板274oから端面板274b側を浄水側
の遮断弁として使用する。
【0060】〔作用効果〕このように構成した第2実施
形態においては、流路切換弁の操作部130の切換つま
み部材133を軸回りに回動し、原水がストレート吐出
される位置に合わせると、図37に示すように、原水用
の弁上流側の流路121から弁入口空間222に流出
し、流路切換弁270の端部に設けられた開口から原水
側の遮断弁内に入り、流出口274hから流出口273
aを介してストレート吐出側の流路272へ流出し、さ
らに流路272から集合通過部185を介してストレー
ト吐出側の流路181へ流出し、ストレート吐出口14
1からストレート吐出する。
【0061】次に、操作部130の切換つまみ部材13
3を、原水のストレート吐出位置から時計回りに 90 度
回動して原水がシャワー吐出される位置に合わせると、
図47に示すように、原水が流路切換弁270の端部に
設けられた開口から原水側の遮断弁内に流入し、流出口
274iから流出口273bを介してシャワー吐出側の
流路182へ流出し、さらに流路182から貫通孔18
0gを介してシャワー吐出側の流路183へ流出し、シ
ャワー吐出口142からシャワー吐出する。
【0062】さらに、操作部130の切換つまみ部材1
33を、原水のストレート吐出位置から時計回りに 180
度(原水のシャワー吐出位置から時計回りに 90 度)回
動して浄水がストレート吐出される位置に合わせると、
図48に示すように、水質浄化用カートリッジ160か
ら流出した浄水は弁上流側の流路123を介して弁入口
空間124に流出し、浄水案内壁227を乗り越えて浄
水流入口227aから弁内筒274の流入口274kを
通過して浄水側の遮断弁内に流入し、遮断弁の浄水側の
弁内を通過して、弁内筒274の流出口274gから弁
外筒273の流出口273aを介してストレート吐出側
の流路272へ流出し、さらに流路272から集合通過
部185を介してストレート吐出側の流路181へ流出
し、ストレート吐出口141からストレート吐出する。
【0063】そして、さらに操作部130の切換つまみ
部材133を、原水のストレート吐出位置から時計回り
に 270度(浄水のストレート吐出位置から時計回りに 9
0 度)回動すると、弁内筒274のすべての流出口27
4g,274h,274iが弁外筒273によって塞が
れ、止水する。
【0064】このようにして切換つまみ部材133を操
作するだけで原水ストレート吐出または原水シャワー吐
出ならび浄水ストレート吐出するように3パターンを切
り換えて使用できるようになり、高い操作性とともに簡
素化された構造を備えることができる。このため、胴部
に水質浄化用カートリッジを収容し、頭部に切換弁を装
備して、切換弁の形状、構造および収容容積等の制約を
大幅に緩めるとともにシャワーヘッドの取扱上バランス
の良い形状・構造にすることができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明では、請求項1に係
る浄水機能付きシャワーヘッドは、シャワー吐出口を形
成した頭部と水質浄化用カートリッジを交換可能に収容
した把持部とを一体的に形成し、前記頭部には側面に操
作部を突出した回動式の流路切換弁を内蔵し、この流路
切換弁を回動することにより吐出水の種類と吐出形態と
を切り換えることにより、切換弁の形状、構造および収
容容積等の制約を大幅に緩めるとともにシャワーヘッド
の取扱上バランスの良い形状・構造にすることができ
る。
【0066】また、請求項2に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記流路切換弁を原水用遮断弁と浄水用遮
断弁とを一体に形成した組合せ弁としたことにより、頭
部をコンパクトに構成でき、小型軽量なシャワーヘッド
に形成することができる。
【0067】また、請求項3に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記流路切換弁を形成する原水用遮断弁と
浄水用遮断弁との少なくとも一方を多方弁に形成したこ
とにより、容易にストレート吐出とシャワー吐出とを切
換でき、高い利便性を備えることができる。
【0068】また、請求項4に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記流路切換弁を二重筒型の切換弁に形成
したことにより、頭部の構成が簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における浄水機能付きシャ
ワーヘッドを示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態における浄水機能付きシャ
ワーヘッドを示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態における浄水機能付きシャ
ワーヘッドを示す正面図である。
【図4】本発明による第1実施形態の浄水機能付きシャ
ワーヘッドを示す平面断面図(図5のB−B矢視図)で
ある。
【図5】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面断
面図(図4のA−A矢視図)である。
【図6】同上浄水機能付きシャワーヘッドの把持部を示
す横断面図である。
【図7】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を示す
正面断面図(図5のC−C矢視図)である。
【図8】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品を
示す斜視図である。
【図9】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品を
示す平面図である。
【図10】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
を示す側面断面図(図9のA−A矢視図)である。
【図11】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
を示す平面断面図(図10のB−B矢視図)である。
【図12】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
を示す正面断面図(図9のC−C矢視図)である。
【図13】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部に設
けた操作部材組込部を示す側面断面図(図9のD−D矢
視図)である。
【図14】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部に設
けた弁外筒の浄水流入口を示す側面断面図(図9のE−
E矢視図)である。
【図15】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
における側面断面によって内部形状を示す斜視図であ
る。
【図16】同上浄水機能付きシャワーヘッドの蓋部材を
示す説明図であって、(A)は側面断面図((B)にお
けるD−D矢視図)、(B)は下平面図、(C)は正面
断面図((B)におけるE−E矢視図)である。
【図17】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒を示す斜視図である。
【図18】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒を拡大して示す縦断面図である。
【図19】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の操作部材取付軸側の面を示す側面図
である。
【図20】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の原水側のシャワー吐出路への流出口
の位置で示す横断面図(図18のG−G矢視図)であ
る。
【図21】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒のストレート吐出路への流出口の位置
で示す横断面図(図18のH−H矢視図)である。
【図22】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の原水側のシャワー吐出路への流出口
の位置で示す横断面図(図18のI−I矢視図)であ
る。
【図23】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の浄水側の流入口の位置で示す横断面
図(図18のJ−J矢視図)である。
【図24】同上浄水機能付きシャワーヘッドの操作部材
における軸支持部材を拡大して示す斜視図である。
【図25】同上浄水機能付きシャワーヘッドの操作部材
における軸支持部材をスリット刻設側から見た場合を拡
大して示す斜視図である。
【図26】同上浄水機能付きシャワーヘッドの操作部材
における軸支持部材を拡大して示す縦断面図である。
【図27】同上浄水機能付きシャワーヘッドの操作部材
におけるクリック部材を拡大して示す説明図であって、
(A)は縦断面図、(B)は端面板側から見た側面図、
(C)は切換つまみ部材側から見た側面図である。
【図28】同上浄水機能付きシャワーヘッドの操作部材
における切換つまみ部材を拡大して示す説明図であっ
て、(A)は操作部材取付軸挿入側から見た断面図、
(B)は左側面図、(C)は取付ねじ挿入側から見た側
面図である。
【図29】同上浄水機能付きシャワーヘッドの仕切部材
を示す説明図であって、(A)は縦断面図、(B)は平
面図である。
【図30】同上浄水機能付きシャワーヘッドの集合通過
部を拡大して示す説明図であって、(A)は縦断面図、
(B)は平面図、(C)は下平面図である。
【図31】同上浄水機能付きシャワーヘッドのシャワー
プレートを示す説明図であって、(A)は縦断面図、
(B)は平面図である。
【図32】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭
部の原水シャワー吐出時を示す正面断面図(図7の流路
切換弁を時計回りに 90 度回動した場合)である。
【図33】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭
部の浄水ストレート吐出時を示す正面断面図(図7の流
路切換弁を時計回りに 180度回動した場合)である。
【図34】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭
部の浄水シャワー吐出時を示す正面断面図(図7の流路
切換弁を時計回りに 270度回動した場合)である。
【図35】本発明による第2実施形態の浄水機能付きシ
ャワーヘッドを示す平面断面図(図36のB−B矢視
図)である。
【図36】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面
断面図(図35のA−A矢視図)である。
【図37】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部を示
す正面断面図(図36のC−C矢視図)である。
【図38】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
を示す側面断面図(図39のF−F矢視図)である。
【図39】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
を示す平面断面図(図38のH−H矢視図)である。
【図40】同上浄水機能付きシャワーヘッドの頭部単品
を示す正面断面図(図39のE−E矢視図)である。
【図41】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒を拡大して示す斜視図である。
【図42】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒を示す縦断面図(図43のA−A矢視
図)である。
【図43】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の操作部材取付軸側の面を示す側面図
である。
【図44】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の原水側のシャワー吐出路への流出口
の位置で示す横断面図(図42のB−B矢視図)であ
る。
【図45】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒のストレート吐出路への流出口の位置
で示す横断面図(図42のC−C矢視図)である。
【図46】同上浄水機能付きシャワーヘッドの流路切換
弁における弁内筒の浄水側の流入口の位置で示す横断面
図(図42のD−D矢視図)である。
【図47】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭
部の原水シャワー吐出時を示す正面断面図(図37の流
路切換弁を時計回りに 90 度回動した場合)である。
【図48】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭
部の浄水ストレート吐出時を示す正面断面図(図37の
流路切換弁を時計回りに 180度回動した場合)である。
【符号の説明】
100,200 浄水機能付きシャワーヘッド 110 把持部 111 ねじ部 112 ホース接続部 113,114 筒部 115 中継用ねじ部 116 (水質浄化用カートリッジの外周側の)流路 117 カートリッジ受け 118 (外周側の)流路 119 (内面側の)流路 120 頭部 121 (原水側用、弁上流側の)流路 122,222 (原水側の)弁入口空間 123 (浄水側用、弁上流側の)流路 124 (浄水側の)弁入口空間 125 操作部材組込部 125a 円筒部 125b (操作部材固定用の)孔 126 蓋材 126a (頭部内面に内嵌する)嵌合部 126b (流路仕切部材に内嵌する)嵌合部 127,227 浄水案内壁 127a,227a 浄水流入口 130 操作部 131 軸支持部材 131a 丸孔 131b,131c Oリング溝 131d スリット 131e 突出部 131f 凹部 132 クリック部材 132a 孔 132b 円弧状のスリット 132c 突出部 132d スリット形成箇所の外周部 133 切換つまみ部材 133a リム部 133c 孔 133d ハブ部 133g ねじ挿通用の小孔 140 シャワー吐出面 141 ストレート吐出口 142 シャワー吐出口 143 張出部 144 雌ねじ 145 段差部 146 シャワープレート 160 水質浄化用カートリッジ 161 水質浄化材 162 中央空間部 163,164 フィルタ 165 殺菌セラミック 166,167,168 キャップ 169 Oリング 170,270 流路切換弁 171,271 流出口 172,181,272 (ストレート吐出側の)流路 173,273 弁外筒 173a,273a (ストレート吐出側の流路への)
流出口 173b,273b (シャワー吐出側の流路への)流
出口 174,274 弁内筒 174a,274a 円筒部 174b,274b 端面板 174c,274c 操作部材取付軸 174d,174e,174f,274d,274e,
274f Oリング 174g,174h,174i,174j,274g,
274h,274i 流出口 174k,174l,274k 流入口 174m,274m ねじ孔 174n,274n 角棒部 174o,274o 仕切板 180 仕切部材 180a 円板部 180b,180c 環状部材 180d,180e 円筒部材 180f コーン部 180h 雄ねじ 180i Oリング溝 182,183 (シャワー吐出側の)流路 185 集合通過部 185a 底板部 185b 溝 192 流路仕切部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 FA00 FA04 4D024 AA02 AB07 AB11 BA02 BA05 BA11 BB01 BB05 BB07 CA04 CA05 CA13 DA07 DB27 4F033 AA11 BA04 CA01 CA13 DA05 EA01 NA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャワー吐出口を形成した頭部と水質浄化
    用カートリッジを交換可能に収容した把持部とを一体的
    に形成し、前記頭部には外周面に操作部を設けた回動式
    の流路切換弁を内蔵し、この流路切換弁を回動すること
    により吐出水の種類と吐出形態とを切り換えることを特
    徴とする浄水機能付きシャワーヘッド。
  2. 【請求項2】前記流路切換弁を原水用遮断弁と浄水用遮
    断弁とを一体に形成した組合せ弁としたことを特徴とす
    る請求項1記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  3. 【請求項3】浄水機能付きシャワーヘッドは、前記流路
    切換弁を形成する原水用遮断弁と浄水用遮断弁との少な
    くとも一方を多方弁に形成したことを特徴とする請求項
    2記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  4. 【請求項4】前記流路切換弁を二重筒型の切換弁に形成
    したことを特徴とする請求項2または3記載の浄水機能
    付きシャワーヘッド。
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