JP2001146806A - パネル支持装置 - Google Patents
パネル支持装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数を少なくし、作業効率を向上し、外観
を良くするパネル支持装置を提供することである。 【解決手段】 パネル体の室内面側に固定する前部材
と、前部材の室内側に沿って間隔を開けて配置する後部
材と、前部材と後部材の間に介在する連結材と、前部材
と後部材の左右側面に取付けるカバーを備え、前部材
は、パネル体への接合部と、室内向開口溝を長手方向に
沿って備え、後部材は室外向開口溝を長手方向に沿って
備え、室内向開口溝に連結材の一端部を収容し、室外向
開口溝に連結材の他端部を収容し、前部材と連結材の一
端部、並びに後部材と連結材の他端部を側面から固定具
で連結し、各カバーが固定具を隠蔽していることを特徴
とするパネル支持装置。
を良くするパネル支持装置を提供することである。 【解決手段】 パネル体の室内面側に固定する前部材
と、前部材の室内側に沿って間隔を開けて配置する後部
材と、前部材と後部材の間に介在する連結材と、前部材
と後部材の左右側面に取付けるカバーを備え、前部材
は、パネル体への接合部と、室内向開口溝を長手方向に
沿って備え、後部材は室外向開口溝を長手方向に沿って
備え、室内向開口溝に連結材の一端部を収容し、室外向
開口溝に連結材の他端部を収容し、前部材と連結材の一
端部、並びに後部材と連結材の他端部を側面から固定具
で連結し、各カバーが固定具を隠蔽していることを特徴
とするパネル支持装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル支持装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】パネル支持装置は、カーテンウォールや
屋根パネルを補強するものとして知られている。パネル
がカーテンウォールである従来のパネル支持装置として
は、実用新案登録公報第2585664号に示すよう
に、カーテンウォールの方立の室内側に沿って前弦材を
固定し、前弦材の室内側に沿って後弦材を間隔を開けて
配置し、前弦材と後弦材を多数本のラチスでトラス構造
に連結するために、各ラチスの両端部に主ブラケットを
それぞれ固定すると共に、前弦材と後弦材に従ブラケッ
トをそれぞれ固定し、主ブラケットと従ブラケットをピ
ンで連結していた。
屋根パネルを補強するものとして知られている。パネル
がカーテンウォールである従来のパネル支持装置として
は、実用新案登録公報第2585664号に示すよう
に、カーテンウォールの方立の室内側に沿って前弦材を
固定し、前弦材の室内側に沿って後弦材を間隔を開けて
配置し、前弦材と後弦材を多数本のラチスでトラス構造
に連結するために、各ラチスの両端部に主ブラケットを
それぞれ固定すると共に、前弦材と後弦材に従ブラケッ
トをそれぞれ固定し、主ブラケットと従ブラケットをピ
ンで連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各ブラケット
を前後の弦材やラチスに固定した上で、ピンでの連結を
せねばならず、組立て作業に時間がかかった。その上、
ブラケットを用いることによる部品点数の増加が製造原
価を高くする要因となり、また、ピンが露出しているの
で外観が悪かった。なお、パネルが屋根パネルである場
合も同様の問題があった。
を前後の弦材やラチスに固定した上で、ピンでの連結を
せねばならず、組立て作業に時間がかかった。その上、
ブラケットを用いることによる部品点数の増加が製造原
価を高くする要因となり、また、ピンが露出しているの
で外観が悪かった。なお、パネルが屋根パネルである場
合も同様の問題があった。
【0004】そこで、請求項1の発明の目的は、部品点
数を少なくし、外観並びに作業効率を向上するパネル支
持装置を提供することである。
数を少なくし、外観並びに作業効率を向上するパネル支
持装置を提供することである。
【0005】また、請求項2の発明の目的は、請求項1
の発明の目的に加え、外観を一段と良くするパネル支持
装置を提供することである。
の発明の目的に加え、外観を一段と良くするパネル支持
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、パネ
ル体の室内面側に固定する前部材と、前部材の室内側に
沿って間隔を開けて配置する後部材と、前部材と後部材
の間に介在する連結材と、前部材と後部材の側面に取付
けるカバーとを備え、前部材は、パネル体への接合部
と、室内向開口溝を長手方向に沿って備え、後部材は室
外向開口溝を長手方向に沿って備え、室内向開口溝に連
結材の一端部を収容し、室外向開口溝に連結材の他端部
を収容し、前部材と連結材の一端部、並びに後部材と連
結材の他端部を側面から固定具で連結し、各カバーが固
定具を隠蔽していることを特徴とする。
ル体の室内面側に固定する前部材と、前部材の室内側に
沿って間隔を開けて配置する後部材と、前部材と後部材
の間に介在する連結材と、前部材と後部材の側面に取付
けるカバーとを備え、前部材は、パネル体への接合部
と、室内向開口溝を長手方向に沿って備え、後部材は室
外向開口溝を長手方向に沿って備え、室内向開口溝に連
結材の一端部を収容し、室外向開口溝に連結材の他端部
を収容し、前部材と連結材の一端部、並びに後部材と連
結材の他端部を側面から固定具で連結し、各カバーが固
定具を隠蔽していることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、連結材が形材であっ
て、前部材の室内向開口溝に取付ける塞ぎ材と、後部材
の室外向開口溝に取付ける塞ぎ材を備えていることを特
徴とする。
て、前部材の室内向開口溝に取付ける塞ぎ材と、後部材
の室外向開口溝に取付ける塞ぎ材を備えていることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のパネル支持装置は図5,
図6,図8に示すようにトラス構造であり、パネル体P
の室内面側、具体的にはパネル(カーテンウォール)1
の枠材(方立)2の室内面側に沿って、前部材3と後部
材4を室内外に間隔を開けて配置し、方立2に前部材3
を連結具Rで固定してある。詳しく言えば、方立2の室
内面側に複数の主固着具5を上下に間隔を開けて固定
し、前部材3の室外面側に複数の従固着具6を上下に間
隔を開けて固定し、主固着具5と従固着具6をボルト・
ナットで連結することによって前部材3を枠材2に固定
してある。前部材3と後部材4の間に複数本の連結材7
を斜めに架け渡し、前部材3の内部に連結材7の室外側
端部を収容し、後部材4の内部に連結材7の室内側端部
を収容し、前部材3と連結材7、並びに後部材4と連結
材7を側面から固定具Kで連結してある。つまり、前部
材3と連結材7、並びに後部材4と連結材7を左右方向
に差し込んだピン8と止め輪9でそれぞれ連結してあ
る。前部材3と後部材4の左右側面にカバー10をそれ
ぞれ取付けてピン8と止め輪9を隠蔽し、前部材3の室
内面及び後部材4の室外面に塞ぎ材11をそれぞれ取付
けてある。
図6,図8に示すようにトラス構造であり、パネル体P
の室内面側、具体的にはパネル(カーテンウォール)1
の枠材(方立)2の室内面側に沿って、前部材3と後部
材4を室内外に間隔を開けて配置し、方立2に前部材3
を連結具Rで固定してある。詳しく言えば、方立2の室
内面側に複数の主固着具5を上下に間隔を開けて固定
し、前部材3の室外面側に複数の従固着具6を上下に間
隔を開けて固定し、主固着具5と従固着具6をボルト・
ナットで連結することによって前部材3を枠材2に固定
してある。前部材3と後部材4の間に複数本の連結材7
を斜めに架け渡し、前部材3の内部に連結材7の室外側
端部を収容し、後部材4の内部に連結材7の室内側端部
を収容し、前部材3と連結材7、並びに後部材4と連結
材7を側面から固定具Kで連結してある。つまり、前部
材3と連結材7、並びに後部材4と連結材7を左右方向
に差し込んだピン8と止め輪9でそれぞれ連結してあ
る。前部材3と後部材4の左右側面にカバー10をそれ
ぞれ取付けてピン8と止め輪9を隠蔽し、前部材3の室
内面及び後部材4の室外面に塞ぎ材11をそれぞれ取付
けてある。
【0009】前部材3は図1に示すように断面コ字状
で、カバー10と塞ぎ材11を取り付けた状態での断面
形状が略円形になるようにしてあり、中央壁12と左右
側壁13,14とで囲まれた部分を室内向開口溝15と
してある。
で、カバー10と塞ぎ材11を取り付けた状態での断面
形状が略円形になるようにしてあり、中央壁12と左右
側壁13,14とで囲まれた部分を室内向開口溝15と
してある。
【0010】左側壁13は図2に示すように、左側面の
室内側端部及び室外側端部に係止部16を側方にそれぞ
れ突出し、両係止部16,16の先部には中央側に突き
出す凸部を備え、左側面の中央部の室内側と室外側には
張出壁17を側方にそれぞれ突出し、カバー10を安定
して取付けられるようにしてある。右側面には内側端部
に塞ぎ材取付け用のL字状スリットの係合部18を備
え、係合部18の奥側部分を室内側に屈曲してある。右
側壁14は、左側壁13と対称形状なので説明を省略す
る。
室内側端部及び室外側端部に係止部16を側方にそれぞ
れ突出し、両係止部16,16の先部には中央側に突き
出す凸部を備え、左側面の中央部の室内側と室外側には
張出壁17を側方にそれぞれ突出し、カバー10を安定
して取付けられるようにしてある。右側面には内側端部
に塞ぎ材取付け用のL字状スリットの係合部18を備
え、係合部18の奥側部分を室内側に屈曲してある。右
側壁14は、左側壁13と対称形状なので説明を省略す
る。
【0011】中央壁12は、従固着具6取付け用のリッ
プ溝状の接合部19を室外面側に備えている。接合部1
9は、溝底部分の左右両側を深く設け、溝の開口幅を狭
める左右の狭壁20に、室内側から室外側に向かって段
階的に開口幅が狭くなる段差を設け、最も室内寄りの段
差の部分でスぺーサー21を保持し、室外側の段差の部
分で従固着具6の一部を保持する。また、接合部19は
図4に示すように、従固着具6を取付ける箇所以外には
コ字状の覆材22を取付ける。覆材22の左片および右
片には前記狭壁20の先部に引っ掛かる凸部を設けてあ
る。
プ溝状の接合部19を室外面側に備えている。接合部1
9は、溝底部分の左右両側を深く設け、溝の開口幅を狭
める左右の狭壁20に、室内側から室外側に向かって段
階的に開口幅が狭くなる段差を設け、最も室内寄りの段
差の部分でスぺーサー21を保持し、室外側の段差の部
分で従固着具6の一部を保持する。また、接合部19は
図4に示すように、従固着具6を取付ける箇所以外には
コ字状の覆材22を取付ける。覆材22の左片および右
片には前記狭壁20の先部に引っ掛かる凸部を設けてあ
る。
【0012】前部材3に取付けるカバー10は図2に示
すように、前部材3の側面中央部を覆う円弧状で、その
内側端部及び外側端部に被係止部23をそれぞれ突出
し、被係止部23の先部に備える凸部を、前記した係止
部16に引っ掛ける。
すように、前部材3の側面中央部を覆う円弧状で、その
内側端部及び外側端部に被係止部23をそれぞれ突出
し、被係止部23の先部に備える凸部を、前記した係止
部16に引っ掛ける。
【0013】前部材2に取付ける塞ぎ材11は筒型で、
室内面側を円弧状にしてあり、室外面側の左右端部に
は、前記した係合部18に嵌まる被係合部24を側方に
それぞれ突出し、各被係合部24の先部に室内側に張り
出す凸部を備えている。なお、塞ぎ材11は図5に示す
ように、前部材3の室内向開口溝15であって連結材7
を取付けた箇所以外に取付けるが、連結材7の架設角度
に合わせて端面を傾斜面とすることによって外観を良く
してある。
室内面側を円弧状にしてあり、室外面側の左右端部に
は、前記した係合部18に嵌まる被係合部24を側方に
それぞれ突出し、各被係合部24の先部に室内側に張り
出す凸部を備えている。なお、塞ぎ材11は図5に示す
ように、前部材3の室内向開口溝15であって連結材7
を取付けた箇所以外に取付けるが、連結材7の架設角度
に合わせて端面を傾斜面とすることによって外観を良く
してある。
【0014】連結材7は図7に示すように筒型の形材
で、上下面を円弧状に、左右側面を平行な平面にするこ
とによって、全体として楕円状にして外観を良くしてあ
る。また、前部材3の室内向開口溝15に収容した際に
左右側面が平行であるので回転不能となり、ピン8を差
し込み易くなる。
で、上下面を円弧状に、左右側面を平行な平面にするこ
とによって、全体として楕円状にして外観を良くしてあ
る。また、前部材3の室内向開口溝15に収容した際に
左右側面が平行であるので回転不能となり、ピン8を差
し込み易くなる。
【0015】後部材4は図1及び図3に示すように、前
部材3と略同一の対称形状で、異なる点は中央壁12と
左右側壁13,14とで囲まれた部分を室外向開口溝2
5とし、中央壁12を円弧状に形成したことである。な
お、図6に示すように下端にキャップCを嵌め込んであ
る。
部材3と略同一の対称形状で、異なる点は中央壁12と
左右側壁13,14とで囲まれた部分を室外向開口溝2
5とし、中央壁12を円弧状に形成したことである。な
お、図6に示すように下端にキャップCを嵌め込んであ
る。
【0016】後部材4に取付けるカバー10は、前部材
3に取付けるカバー10と同一形状である。後部材4に
取付ける塞ぎ材11は、前部材3に取付ける塞ぎ材11
の対称形状である。
3に取付けるカバー10と同一形状である。後部材4に
取付ける塞ぎ材11は、前部材3に取付ける塞ぎ材11
の対称形状である。
【0017】枠材2は図4に示すように、室内面側にリ
ップ溝状の固定部26を備え、主固着具5を取付ける箇
所以外には目板27を取付ける。
ップ溝状の固定部26を備え、主固着具5を取付ける箇
所以外には目板27を取付ける。
【0018】連結具Rの主固着具5と従固着具6は以下
のように成っている。主固着具5は図1,図2に示すよ
うに、室内側に開口するコ字状で、中央片の両側を側方
に張り出して固定部26内に引っ掛かるようにし、スぺ
ーサー21を用いてネジ止めする。
のように成っている。主固着具5は図1,図2に示すよ
うに、室内側に開口するコ字状で、中央片の両側を側方
に張り出して固定部26内に引っ掛かるようにし、スぺ
ーサー21を用いてネジ止めする。
【0019】従固着具6は、主固着具5内に収容される
胴部28を備え、胴部28の室内側端部には前記した狭
壁20に引っ掛かるL字状の頭部29を備え、胴部28
には頭部29より少し室外側部分に側方に突出する腕部
30を備え、腕部30の先部が室内側に屈曲している。
胴部28を備え、胴部28の室内側端部には前記した狭
壁20に引っ掛かるL字状の頭部29を備え、胴部28
には頭部29より少し室外側部分に側方に突出する腕部
30を備え、腕部30の先部が室内側に屈曲している。
【0020】上記したパネル支持装置の組み立て手順の
一例を以下に記す。まず、前部材3と後部材4を室内外
に間隔を開けて平行に配置して室内向開口溝15と室外
向開口溝25を対向させ、両開口溝15,25の所定位
置に連結材7の各端部を挿入し、前後各部材3,4の左
右側壁13,14に開けた抜穴と、連結材7の端部に開
けた抜穴を一致させ、ワッシャを通したピン8を抜穴に
差し込み、ピン8の先部に設けた小径部分にC字状の止
め輪9を嵌め込んで、連結材7を前部材3と後部材4に
連結する。次に、前後各部材3,4には、連結材7を取
付けた箇所の近傍に塞ぎ材11を、スライド式に挿入す
る。上記した二つの手順を繰り返して、全ての連結材7
と塞ぎ材11を前後各部材3,4に固定する。その後、
前後各部材3,4の側面にカバー10を、スライド式に
挿入する。続いて、前部材3の溝状接合部19の奥側に
スぺーサー21を挿入して中央壁12にネジ止めすると
共に、接合部19の手前側に従固着具6の頭部を挿入
し、従固着具6の腕部30を接合部19の狭壁20とス
ぺーサ21にネジ止めする作業を、接合部19の所定の
箇所で行う。次に、接合部19には、従固着具6を固定
した箇所の上側若しくは下側に覆材22をスライド式に
挿入する。以後、従固着具6の取付と、覆材22の挿入
を繰り返して完成する。
一例を以下に記す。まず、前部材3と後部材4を室内外
に間隔を開けて平行に配置して室内向開口溝15と室外
向開口溝25を対向させ、両開口溝15,25の所定位
置に連結材7の各端部を挿入し、前後各部材3,4の左
右側壁13,14に開けた抜穴と、連結材7の端部に開
けた抜穴を一致させ、ワッシャを通したピン8を抜穴に
差し込み、ピン8の先部に設けた小径部分にC字状の止
め輪9を嵌め込んで、連結材7を前部材3と後部材4に
連結する。次に、前後各部材3,4には、連結材7を取
付けた箇所の近傍に塞ぎ材11を、スライド式に挿入す
る。上記した二つの手順を繰り返して、全ての連結材7
と塞ぎ材11を前後各部材3,4に固定する。その後、
前後各部材3,4の側面にカバー10を、スライド式に
挿入する。続いて、前部材3の溝状接合部19の奥側に
スぺーサー21を挿入して中央壁12にネジ止めすると
共に、接合部19の手前側に従固着具6の頭部を挿入
し、従固着具6の腕部30を接合部19の狭壁20とス
ぺーサ21にネジ止めする作業を、接合部19の所定の
箇所で行う。次に、接合部19には、従固着具6を固定
した箇所の上側若しくは下側に覆材22をスライド式に
挿入する。以後、従固着具6の取付と、覆材22の挿入
を繰り返して完成する。
【0021】以上のようにして組立てたパネル支持装置
を次の要領で枠材2に固定する。枠材2は予め、固定部
26に主固着具5をネジ止めし目板27をスライド式に
挿入しておく。枠材2から少し離れた室内側の位置に、
前部材3の上下端部と後部材4の上端部をファスナー等
で固定すると共に、枠材2にネジ止めした主固着具5
と、パネル支持装置の従固着具6をボルト・ナットで連
結する。
を次の要領で枠材2に固定する。枠材2は予め、固定部
26に主固着具5をネジ止めし目板27をスライド式に
挿入しておく。枠材2から少し離れた室内側の位置に、
前部材3の上下端部と後部材4の上端部をファスナー等
で固定すると共に、枠材2にネジ止めした主固着具5
と、パネル支持装置の従固着具6をボルト・ナットで連
結する。
【0022】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、連結材7は、斜めに架設するラチス
に限らず、水平に架設する横材であっても良い。また、
前部材3と後部材4の間には多数本の連結材7を架設す
ることなく、一枚または複数枚のプレートを介在し、前
後各部材3,4の開口溝15,25にプレートの端部を
嵌め込む構造であっても良い。さらに、パネル支持装置
としてのパネル1は、カーテンウォールに限らず、屋根
パネルであっても良い。なお、前部材3、後部材4、連
結材7、カバー10、塞ぎ材11、覆材22はアルミ押
し出し形材である。
はない。たとえば、連結材7は、斜めに架設するラチス
に限らず、水平に架設する横材であっても良い。また、
前部材3と後部材4の間には多数本の連結材7を架設す
ることなく、一枚または複数枚のプレートを介在し、前
後各部材3,4の開口溝15,25にプレートの端部を
嵌め込む構造であっても良い。さらに、パネル支持装置
としてのパネル1は、カーテンウォールに限らず、屋根
パネルであっても良い。なお、前部材3、後部材4、連
結材7、カバー10、塞ぎ材11、覆材22はアルミ押
し出し形材である。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、連結材の両端部を前
部材と後部材に固定具で連結する単純な構造なので、部
品点数が従来に比べて少なくなり、その結果、製造原価
が下がり、且つ組立て作業が迅速に行える。また、従来
品で必要だったブラケットが不要となるので、外観がす
っきりとすることに加え、カバーで固定具を隠蔽してあ
るので、前部材と後部材の側面の外観が向上する。
部材と後部材に固定具で連結する単純な構造なので、部
品点数が従来に比べて少なくなり、その結果、製造原価
が下がり、且つ組立て作業が迅速に行える。また、従来
品で必要だったブラケットが不要となるので、外観がす
っきりとすることに加え、カバーで固定具を隠蔽してあ
るので、前部材と後部材の側面の外観が向上する。
【0024】請求項2の発明は、前部材と後部材の各開
口溝のうち、連結材を収容してない箇所が、塞ぎ材で隠
蔽してあるので、前部材の室内面と、後部材の室外面の
外観が良くなり、全体としての美感が一段と向上する。
口溝のうち、連結材を収容してない箇所が、塞ぎ材で隠
蔽してあるので、前部材の室内面と、後部材の室外面の
外観が良くなり、全体としての美感が一段と向上する。
【図1】本発明のパネル支持装置を示す横断面図であ
る。
る。
【図2】前部材の連結構造を理解するための分解図であ
る。
る。
【図3】後部材の連結構造を理解するための分解図であ
る。
る。
【図4】(イ)(ロ)前部材に覆材を取付ける構造と、
枠材に目板を取付ける構造を示す横断面図である。
枠材に目板を取付ける構造を示す横断面図である。
【図5】連結材と前部材の連結構造を示す要部拡大図で
ある。
ある。
【図6】後部材と連結材の連結構造を示す要部拡大図で
ある。
ある。
【図7】図1のA−A線端面図である。
【図8】本発明のパネル支持装置の概略構造を示す図面
である。
である。
P パネル体 3 前部材 4 後部材 7 連結材 K 固定具 10 カバー 11 塞ぎ材 15 室内向開口溝 19 接合部 25 室外向開口溝
Claims (2)
- 【請求項1】 パネル体の室内面側に固定する前部材
と、前部材の室内側に沿って間隔を開けて配置する後部
材と、前部材と後部材の間に介在する連結材と、前部材
と後部材の側面に取付けるカバーとを備え、 前部材は、パネル体への接合部と、室内向開口溝を長手
方向に沿って備え、後部材は室外向開口溝を長手方向に
沿って備え、室内向開口溝に連結材の一端部を収容し、
室外向開口溝に連結材の他端部を収容し、前部材と連結
材の一端部、並びに後部材と連結材の他端部を側面から
固定具で連結し、各カバーが固定具を隠蔽していること
を特徴とするパネル支持装置。 - 【請求項2】 連結材が形材であって、前部材の室内向
開口溝に取付ける塞ぎ材と、後部材の室外向開口溝に取
付ける塞ぎ材を備えていることを特徴とする請求項1記
載のパネル支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33001899A JP2001146806A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | パネル支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33001899A JP2001146806A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | パネル支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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