JP2001144074A - 半導体ウエハの表面処理装置 - Google Patents
半導体ウエハの表面処理装置Info
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Abstract
性の向上を図る。 【解決手段】 ウエハ支持ベース22上に、半導体ウエ
ハ1の外周部を載置状に支持すると共に加熱する加熱リ
ング23を設ける。ウエハ支持ベース22の上面外周側
に、リング状の嵌合凹部22b及び支持ベース側真空室
28を設ける。円筒状のウエハ押えリング25の下面側
に、嵌合凹部22b内に嵌って位置合せを行なうガイド
リング26を設け、このガイドリング26に、半導体ウ
エハ1の被処理面1aの外周縁部をシールするパッキン
24を設ける。ウエハ押えリング25の下面に、リング
状の支持ベース側真空室30を設け、支持ベース側真空
室28との間に、真空による締結用のシリンダ27を設
ける。ウエハ押えリング25とウエハ支持ベース22と
を締結すると、半導体ウエハ1の被処理面1aを底面と
しウエハ押えリング25の内周面を内壁としたウエハ処
理室35が構成され、その内部に直接的にエッチング液
を投入する。
Description
面の被処理面に対するエッチング処理などの処理を行な
う半導体ウエハの表面処理装置に関する。
ンサや半導体圧力センサ等のセンサチップを製造するに
あたっては、図9に示すように、半導体ウエハ(シリコ
ンウエハやSOIウエハ)1の外周縁部を除く部位に数
百〜数千のセンサチップ2を形成し、その後、各チップ
2を切離すことが行なわれる。加速度センサの場合、セ
ンサチップ2は、図10に示すような形状をなし、セン
サチップ2の図で下面側に図示しない信号処理回路や給
電用電極等が形成されると共に、図で上面側には、中央
部に島状の膨らみを残した状態で凹部2aが形成される
ようになっている。
るためには、図11(a)に示すように、半導体ウエハ
1の被処理面1a(図で上面)を、凹部2a形成部分を
除いてマスク3により覆ったうえで、その被処理面1a
を例えば水酸化カリウムなどの強アルカリ液に浸す浸漬
方式のエッチング法が用いられる。また、図11(b)
に示すように、このエッチング処理によって、同時にチ
ップ切離し用の溝4を形成することも行なわれている。
は、図12に示すように、半導体ウエハ1は、エッチン
グ液に浸す部分を除く部分、つまり一面側(回路形成
面)の全体及び被処理面1aの外周縁部がワックス5に
よってマスキングされた状態で、マスキング用治具とし
ての、例えば高耐食性を有するセラミック製のプレート
6に保持されるようになっている。
体ウエハ1を保持した複数枚のプレート6を、キャリア
7により支持させ、その状態で、図13(b)に示すよ
うに、そのキャリア7を、エッチング液8を収容したエ
ッチング槽9に浸す。所定のエッチング量となるまでの
時間エッチング液8に浸した後、キャリア7をエッチン
グ槽9から引上げて、図13(c)に示すように、純水
10を収容した水洗槽11に移し替え、エッチングを停
止させる。十分に純水洗浄した後、キャリア7を水洗槽
11から取出し、図13(d)に示すようにして、半導
体ウエハ1を乾燥させた後、図示しない溶剤洗浄装置で
ワックス5を溶解してプレート6から半導体ウエハ1を
取外すことによりエッチング工程が完了する。
方法では、マスキング用治具であるプレート6ごと半導
体ウエハ1をエッチング液8に浸漬するため、マスキン
グ作業中にプレート6に付着した不純物が、エッチング
液8を汚染したり、ワックス5がエッチング液8内に溶
出したりして、高純度のエッチング液8を使用するエッ
チング工程における品質の低下の問題が慢性的にあっ
た。また、ワックス5によるマスキング作業や、エッチ
ング後のワックス5の除去作業についても、脆弱なウエ
ハ1を取り扱うため自動化が困難で、作業性に劣り、生
産性の低いものとなっていた。
用いるものとは別のマスキング用治具として、図14に
示すような、バックアッププレート12と、マスクリン
グ13との間に、ゴムパッキン14を介して半導体ウエ
ハ1を挟み付けるように、保持及びマスクを行なうもの
がある。この場合、バックアッププレート12とマスク
リング13とが、外周側の4箇所にてボルト15により
連結されるようになっている。
り機械的に締付けるため、ウエハ1に局所的にストレス
が作用する不具合がある。近年では、ウエハ1のサイズ
が、従来の100mmφ(4インチ相当)から150m
mφ(6インチ相当)に拡大されてきていると共に、セ
ンサチップ2の小形化(薄形化)や高精度化も望まれて
きており、特に図11(b)に示したような溝4を形成
するウエハ1では、容易に割れが生ずる問題がある。
状のベース板16と、パッキン17を有しベース板16
の内側に嵌り込むマスクリング18との間に、半導体ウ
エハ1を挟み付け、その際、パッキン17とベース板1
6との間に形成される真空室16a内を真空(減圧状
態)とすることによって、ウエハ1を挟み付け保持する
ようにしたものも考えられている。
大的に示すように、製造工程で半導体ウエハ1に反りが
生じている場合、やはりウエハ1にストレスが作用し、
大口径のものや溝4を有するウエハ1では容易に割れが
生ずる問題がある。さらには、エッチング工程で高温化
され、純水洗浄の工程で急冷されるといった熱サイクル
により、マスキング治具が熱膨張,収縮し、これがウエ
ハに対する機械的ストレスとなって割れが生ずることも
ある。
で、その目的は、半導体ウエハの表面処理の品質を高め
ることができ、しかも作業性の向上を図ることができる
半導体ウエハの表面処理装置を提供するにある。
に、本発明の請求項1の半導体ウエハの表面処理装置
は、ウエハ支持ベース上に半導体ウエハをその被処理面
を上面として載置状態に支持し、その半導体ウエハの上
面の外周縁部にパッキンを当接させ、円筒状のウエハ押
えリングによりそのパッキンを上方から押圧して半導体
ウエハの外周縁部をシールさせ、締結手段によりそれら
ウエハ押えリングとウエハ支持ベースとを全周に均等な
力で締結するように構成すると共に、それらの締結状態
で、半導体ウエハの被処理面を内底面とし且つウエハ押
えリングの内周面を内壁としたウエハ処理室が構成され
るようにしたものである。
持ベースとウエハ押えリングとの間にパッキンを介して
挟まれた状態に保持され、この保持状態で、パッキンに
より、半導体ウエハの被処理面の外周縁部を除く部分が
マスクされた状態となる。このとき、締結手段は、全周
に均等な力で締結するので、半導体ウエハに対して局所
的に機械的ストレスが作用することを防止することがで
きる。そして、ウエハ支持ベースとウエハ押えリングと
の締結状態でウエハ処理室が構成されるので、半導体ウ
エハを保持するマスキング用の治具として機能しながら
も、処理用の容器としても機能するようになり、ウエハ
処理室内に直接的に処理液等を供給して被処理面の処理
を行なうことができる。
ウエハの被処理面及びウエハ押えリングの内周面に限ら
れるので、不純物による処理液の汚染を防止することが
でき、この結果、半導体ウエハの表面処理の品質を高め
ることができる。また、処理液の使用量も少なく済ませ
ることができる。そして、治具から半導体ウエハを移載
することなく、例えばエッチング処理及びその後の水洗
といった複数の処理を連続的に行なうことができ、作業
性の向上を図ることができ、しかも作業も安全に行なう
ことができる。尚、半導体ウエハの被処理面が処理室内
に上向きに配置されることになるので、気泡等の離脱が
容易に行なわれ、気泡に起因した不良の発生をなくすこ
とができるといったメリットも得ることができる。
加熱リングにより、半導体ウエハの外周縁部を加熱でき
る構成とすることができ(請求項2の発明)、これによ
れば、半導体ウエハを高温で処理する場合において、半
導体ウエハ面内の温度分布の均一化を図ることができ
る。
とは、一般に異なる材質ひいては熱膨張率の相違する材
質から構成されるので、加熱リングをウエハ支持ベース
に固定的に設けるのではなく、ウエハ支持ベースの熱膨
張,収縮に伴い該ウエハ支持ベース上を相対的に摺動可
能に設けても良く(請求項3の発明)、これにより、ウ
エハ支持ベースの熱膨張,収縮があっても、加熱リング
がウエハ支持ベース上を相対的に摺動して吸収され、ひ
いては半導体ウエハへのストレスの発生を防止すること
ができる。
ースとウエハ押えリングとの間の位置合せの機能を有す
るガイドリングを設け、このガイドリングによってパッ
キンの外周部が保持される構成とすることもできる(請
求項4の発明)。これによれば、ガイドリングによっ
て、ウエハ支持ベースとウエハ押えリングとを容易に位
置合せ状態とすることができ、これと共に、パッキンを
安定した形状や位置に保持することが可能となる。
ングとの間の相対的な熱膨張,収縮を吸収するための隙
間を存して該ウエハ押えリングに支持させるようにすれ
ば(請求項5の発明)、ガイドリングが熱膨張した場合
でも、その熱膨張が隙間によって吸収され、パッキンに
よるシールを安定して行なうことができ、半導体ウエハ
に対してストレスを与えることもない。
グの下面外周部にリング状の押えリング側真空室を形成
すると共に、ウエハ支持ベースの上面外周部にその押え
リング側真空室に対応してリング状の支持ベース側真空
室を形成し、それらの間に、押えリング側真空室と支持
ベース側真空室とをつなぐ連結孔を上下に延びて有する
と共に上下両面に押えリング側真空室の内周側及び外周
側並びに支持ベース側真空室の内周側及び外周側を夫々
シールするシールリップを有するリング状のシリンダを
設けて構成し、それら両真空室が減圧されたときに、シ
リンダが弾性的に変形しながらウエハ押えリングとウエ
ハ支持ベースとを相互に引寄せるように締結させる構成
とすることができる(請求項6の発明)。
トレスを作用させることなく、ウエハ押えリングとウエ
ハ支持ベースとを全周に均等な力で締結状態とすること
ができ、しかも、ウエハ押えリング及びウエハ支持ベー
スの熱膨張,収縮にも追従して安定的に締結することが
可能となる。
ンサや半導体圧力センサ等のセンサチップを製造する際
の、半導体ウエハに対する浸漬方式のエッチング処理を
行なう場合に適用した一実施例について、図1ないし図
6を参照しながら説明する。尚、この実施例でも、図9
〜図11並びに図16で示したような、半導体ウエハ1
をエッチング処理することにより、各センサチップ2の
凹部2aを形成する場合を例としており、これら半導体
ウエハ1やセンサチップ2等は従来例で述べたものと共
通するので、新たな図示を省略し、符号を共通して使用
することとする。
マスキングポット21の全体構成を示している。このマ
スキングポット21は、図2,図4〜図6にも示すよう
に、半導体ウエハ1を載置状に支持するためのウエハ支
持ベース22、半導体ウエハ1を加熱するための加熱リ
ング23、前記半導体ウエハ1の被処理面1aの外周縁
部をシールするためのパッキン24、このパッキン24
を上方から押圧するウエハ押えリング25、このウエハ
押えリング25と前記ウエハ支持ベース22との間の位
置合せ等を行なうためのガイドリング26、前記ウエハ
押えリング25とウエハ支持ベース22とを締結させる
ための締結手段を構成するシリンダ27等を備えて構成
されている。
ロン等の高い耐熱性及び耐食性を有した合成樹脂からな
り、前記半導体ウエハ1よりも十分大きな外径を有し且
つ中央部に前記半導体ウエハ1よりも径小な円形の貫通
孔22aを有する厚肉な円板状に構成されている。そし
て、その上面には、前記半導体ウエハ1の外周側に位置
するようにして、後述するガイドリング26が嵌り込む
やや幅広の嵌合凹部22bがリング状に形成されている
と共に、最外周部に位置して、リング状の支持ベース側
真空室28が凹設されている。尚、図示はしないが、こ
のウエハ支持ベース22には、前記支持ベース側真空室
28内の排気を行なうための真空排気孔が形成され、こ
の真空排気孔は図示しない真空ポンプ等の真空装置に連
結されるようになっている。
つ高い耐食性及び機械的強度を有し、更に半導体ウエハ
1と同等の熱膨張係数を有した金属、例えばニッケルか
らなり、前記ウエハ支持ベース22の貫通孔22aに嵌
り込むような円筒状に構成されると共に、その上端部に
前記半導体ウエハ1の外径と同等の外径を有する鍔状部
23aが一体に形成されている。
方に若干量立上がる載置部23bが一体に設けられてい
る。この加熱リング23は、前記ウエハ支持ベース22
の貫通孔22aに上方から嵌込まれて、鍔状部23aが
ウエハ支持ベース22の上面内周部に載置された状態に
設けられ、前記載置部23bにて、前記半導体ウエハ1
の外周部が、被処理面1aを上面として載置状態に支持
されるようになっている。
ない加熱ヒータに熱的に接続されており、半導体ウエハ
1の下面側外周部にその熱を伝達するようになってい
る。またこのとき、鍔状部23aの下面とウエハ支持ベ
ース22の上面との間は摺動面とされ、後述するよう
に、加熱リング23(鍔状部23a)は、ウエハ支持ベ
ース22の熱膨張,収縮に伴い該ウエハ支持ベース22
上を相対的に摺動することが可能とされている。尚、加
熱リング23の中空部及びウエハ支持ベース22の貫通
孔22aによって、半導体ウエハ1の下面側は外気と連
通するようになっている。
すように、耐食性を有したゴム等の弾性体から、内周形
状が前記半導体ウエハ1の外周形状に対応したリング状
に構成されている。より詳細には、パッキン24は、外
周部全体に上下方向に立上がるリブ24aを有し、その
リブ24aから内周側に延びるつなぎ部24bを介し
て、その内周縁部に、上下方向に夫々延びる上リップ部
24c及び下リップ部24dを一体に有して構成されて
いる。そのうち下リップ部24dが、前記半導体ウエハ
1の上面の外周縁部(センサチップ2の形成部分の外側
部位)に当接するようになっている。
支持ベース22と同等の、耐熱性及び耐食性を有した材
料からなり、図1などに示すように、上下方向に比較的
短いほぼ円筒状をなすと共に、その下半部側は、前記ウ
エハ支持ベース22と同等の外径となるように外周方向
に膨らんでいる。そして、このウエハ押えリング25の
下面には、前記ウエハ支持ベース22の嵌合凹部22b
の外周部に対応して内周側が一段窪むような段部25a
が形成されている。また、下面の内周部には、前記パッ
キン24を押え付けるためのパッキン押え部25bが内
周側に延びて設けられている。
側には、前記段部25aのやや内側に位置して、ガイド
リング26の接続用のリンクピン29の頭部部分が収容
されるピン頭部収容穴25cが形成されている。このと
き、ピン頭部収容穴25cとリンクピン29との間には
隙間S(図2にのみ図示)が設けられ、リンクピン29
はピン頭部収容穴25c内を径方向に若干の移動が可能
に設けられている。尚、このピン頭部収容穴25cは、
例えば円周方向に等間隔に4箇所(図では便宜上1箇所
のみ図示)に設けられている。そして、このウエハ押え
リング25の下面外周部には、前記支持ベース側真空室
28に対応してリング状の押えリング側真空室30が凹
設されている。
うに、やはり耐熱性及び耐食性を有する材料から、前記
ウエハ支持ベース22の嵌合凹部22bに対応した大き
さの、断面がほぼ矩形状をなすリング状に形成されてい
る。このガイドリング26の内径は、半導体ウエハ1の
外形に対応しており、半導体ウエハ1の位置決めの機能
も呈する。
端縁部には、斜め方向に切欠かれた傾斜状カット部26
aが形成されている。この傾斜状カット部26aの上端
の高さ位置は、嵌合凹部22bの深さ寸法よりも大きく
されている。そして、このガイドリング26の内周側上
面部には、内周縁部からやや外周側に入った位置に、前
記パッキン24のリブ24aが差込まれる収容溝26b
が形成されていると共に、最内周部に位置して、パッキ
ン24のつなぎ部24bの下面を受けるパッキン受け部
26cが形成されている。このとき、前記収容溝26b
は、その幅寸法が、リブ24aの幅寸法よりも大きくな
るように構成されている。
位には、円周方向に等間隔の4箇所(図では便宜上1箇
所のみ図示)に位置して、前記リンクピン29が貫通す
る貫通孔26dが形成されていると共に、その貫通孔2
6dに連続して下面側に開口し該リンクピン29の下端
部側が位置される接続用凹部26eが形成されている。
このガイドリング26は、前記ウエハ押えリング25の
ピン頭部収容穴25c部分に保持されたリンクピン29
を前記貫通孔26dに上方から差込み、接続用凹部26
e内で、そのリンクピン29の先端部にテンションゴム
31を介在させた状態でナット32を締付けることによ
り、ウエハ押えリング25の下面(段部25aの内周
側)に、宛がわれた状態に取付けられる。
がウエハ押えリング25の下面に密着した状態で、ウエ
ハ押えリング25に対してリンクピン29の周囲の隙間
Sの分だけ相対的に摺動可能とされている。またこのと
き、このガイドリング26の収容溝26b内にパッキン
24のリブ24aが予め差込まれていることにより、パ
ッキン24は、そのリブ24aがガイドリング26とウ
エハ押えリング25との間に挟まれ、またつなぎ部24
bがパッキン受け部26cに載置された状態に、確実且
つ安定して保持されるようになっている。
24が取付けられたウエハ押えリング25は、前記ガイ
ドリング26の下部が前記嵌合凹部22bに嵌込まれる
ことにより、前記ウエハ支持ベース22に対して位置合
せ状態に重ね合せられる。このとき、加熱リング23上
に載置された半導体ウエハ1の上面の外周縁部に、前記
パッキン24の下リップ部24dが当接するようにな
る。そして、この状態では、ウエハ押えリング25の下
面の外周部(押えリング側真空室30形成部分)と、ウ
エハ支持ベース22の上面の外周部(支持ベース側真空
室28形成部分)とが、上下に所定の隙間を介して対向
するようになり、この隙間部分に、前記シリンダ27が
配置される。
材からリング状に構成され、図2に示すように、断面が
ほぼ正方形状をなすと共に、上面の内周縁部及び外周縁
部、並びに、下面の内周縁部及び外周縁部に、夫々シー
ルリップ27aを一体に有して構成されている。この場
合、4方向にいわば断面X字状に張出したシールリップ
27aは、ウエハ押えリング25(ウエハ支持ベース2
2)を持上げるに十分な反力(例えば5kg)を有して
いる。また、このシリンダ27には、上下に貫通する連
結孔27bが、例えば円周方向に等間隔に8個(図では
1個のみ図示)形成されている。
ルリップ27aが、前記ウエハ押えリング25の下面に
おいて押えリング側真空室30の内周側及び外周側を夫
々気密にシールし、下面側の2つのシールリップ27a
が、前記ウエハ支持ベース22の上面において支持ベー
ス側真空室28の内周側及び外周側を夫々気密にシール
するように配置される。また、このとき、シリンダ27
の内周面と前記ガイドリング26の外周面との間には、
それらの隙間を保持するためのサポートリング33が設
けられるようになっている。
され、前記ウエハ支持ベース22側に設けられた真空排
気孔を介して支持ベース側真空室28内の空気が排出さ
れて真空(減圧)状態とされると、連結孔27bを通し
て押えリング側真空室30内の空気も排出されて真空
(減圧)状態とされ、シリンダ27が弾性的に変形しな
がら、ウエハ押えリング25とウエハ支持ベース22と
が相互に引寄せられる方向に引張られ、もって全周が均
等な力で締結されるようになる。
7、真空装置等から締結手段が構成されるのである。
尚、このときの締結力は、例えば約60kg程度とされ
る。この締結状態では、ウエハ押えリング25のパッキ
ン押え部25bがパッキン24を下方に押え付けて半導
体ウエハ1をシールする力として作用し、この場合、例
えば半導体ウエハ1のシール長さで1.4kg/cmの
シール力が得られる。
ウエハ1を保持した状態で構成されるようになる。そし
て、このマスキングポット21内には、半導体ウエハ1
の被処理面1aを内底面とし、ウエハ押えリング25の
内周壁を内壁とし、内部に処理液たるエッチング液34
(図4参照)が収容されるウエハ処理室35が形成され
るのである。このとき、マスキングポット21が半導体
ウエハ1を保持するマスキング用の治具として機能しな
がらも、処理用の容器としても機能するようになるので
ある。
し図6も参照して述べる。半導体ウエハ1の被処理面1
aは、図11に示すように、凹部2aの形成部分を除い
てマスク3により覆われ、この状態で、被処理面1aを
処理液34(水酸化カリウムなどのエッチング液)に浸
して、各センサチップ2の凹部2aを形成するエッチン
グ処理が行なわれる。尚、図11(b)に示すように、
このエッチング処理によって、同時にチップ切離し用の
溝4を形成する場合もある。また、図16に誇大的に示
すように、それまでの工程で、半導体ウエハ1に反りが
生じている場合もある。
なうにあたっては、上記のように構成されたマスキング
ポット21に半導体ウエハ1を収容する作業が行なわれ
る。この作業は、まず、ウエハ支持ベース22にセット
された加熱リング23上に、半導体ウエハ1をその被処
理面1aを上面として載置する。次いで、ガイドリング
26及びパッキン24が取付けられたウエハ押えリング
25を、外周部にてシリンダ27をウエハ支持ベース2
2との間に挟んだ状態にしながら、ガイドリング26の
下部が嵌合凹部22bに嵌込まれるように重ね合せる。
えリング25とウエハ支持ベース22とを締結させ、マ
スキングポット21を構成する。これにて、図1等に示
すように、半導体ウエハ1は、その上面の外周縁部がパ
ッキン24によってシールされて被処理面1a以外の部
分がマスキングされた状態にマスキングポット21に支
持され、以て、半導体ウエハ1の被処理面1aを内底面
とし、ウエハ押えリング25の内周面を内壁としたウエ
ハ処理室35が構成される。
で締結されるので、半導体ウエハ1の外周縁部にのみ全
周で均等な力が作用し、半導体ウエハ1に局所的にスト
レスが作用したり、半導体ウエハ1に反りがあってもそ
れを矯正するような力が作用することはなく、半導体ウ
エハ1は安定した状態で保持されるようになる。また、
上記したウエハ押えリング25とウエハ支持ベース22
とを締結する際に、ガイドリング26によってそれらを
容易に位置合せすることができる。
加熱リング23を例えば約120℃まで温度上昇させ
て、半導体ウエハ1の外周部分を加熱する予備加熱の工
程が実行される。尚、この予備加熱の工程により、ウエ
ハ支持ベース22の温度も次第に上昇するようになる。
エハ処理室35内に、直接的にエッチング液34を投入
して所定時間放置するエッチング工程が実行される。こ
のエッチング工程により、半導体ウエハ1の被処理面1
aがエッチング液に浸され、被処理面1aのうちマスク
3の存在しない部分が食刻されて凹部2aが形成される
ようになる。尚、エッチング液34は例えば110℃以
上の高温のものが投入されるのであるが、予備加熱によ
って半導体ウエハ1の外周側が加熱されているので、半
導体ウエハ1面内の温度分布の均一化を図ることができ
る。また、エッチング工程の初期には、まず、半導体ウ
エハ1の被処理面1aや、ウエハ押えリング25の温度
が上昇し、その後時間の経過と共に、全体の温度が安定
するようになる。
分は、半導体ウエハ1の被処理面1a及びウエハ押えリ
ング25の内周面及びパッキン24の内周部に限られる
ので、ウエハ押えリング25の外面側やウエハ支持ベー
ス22に不純物が付着していても、その不純物がエッチ
ング液34に触れることはなく、不純物によるエッチン
グ液34の汚染を防止することができる。また、エッチ
ング液34は、ウエハ処理室35内の比較的小さな空間
内を満たせば良いので、その使用量も少なく済ませるこ
とができる。さらには、ウエハ処理室35内で半導体ウ
エハ1の被処理面1aが上向きに配置されるので、被処
理面1aに発生した気泡等の離脱が容易に行なわれ、気
泡に起因した不良の発生をなくすことができる。
加熱リング23の加熱を停止して、エッチング液34の
温度を低下させる。エッチング液34がKOHである場
合には、この温度低下により、実質的にエッチングが停
止される。その後、エゼクター等でマスキングポット2
1内のエッチング液34を吸引排出し、さらに純水を注
入することで、エッチング液34の濃度を希釈化する。
なお、エッチング液34がフッ酸のような酸系である場
合には、エッチング作用の温度依存性が小さい。また、
この場合、図5に示すように、マスキングポット21を
上下反転させて、水洗用シャワーノズル36から純水3
7を噴射して半導体ウエハ1の被処理面1aの純水洗浄
の工程を実行することも可能である。
行され、マスキングポット21から半導体ウエハ1が取
出されるようになる。この半導体ウエハ1の取出しは、
支持ベース側真空室28及び押えリング側真空室30の
真空を緩やかに開放させてウエハ押えリング25とウエ
ハ支持ベース22との締結を解き、ウエハ押えリング2
5をウエハ支持ベース22から取外すことにより行なわ
れる。この半導体ウエハ1の取出しも、半導体ウエハ1
にひねり等のストレスを加えることなく行なうことがで
きる。
させるといったことなく、マスキングポット21によっ
て保持したままで、半導体ウエハ1に対するエッチング
工程及び純水洗浄の工程を連続的に行なうことができ
る。従来のようなワックス5の除去作業も不要となる。
これにて、脆弱な半導体ウエハ1の取扱いが容易となっ
て作業性の向上を図ることができ、しかも、半導体ウエ
ハ1の移動中に反応が進むことによりエッチングばらつ
きが生ずる不具合も未然に防止することができる。ま
た、マスキングポット21自体も小形,軽量で取扱いや
すく、さらには作業も安全に行なうことができる。
処理、純水洗浄の工程においては、マスキングポット2
1の各部が加熱あるいは冷却されて熱膨張,収縮するよ
うになる。この熱膨張,収縮が半導体ウエハ1にストレ
スとして作用するようなことがあると、特にチップ切離
し用の溝4を形成する場合には、半導体ウエハ1の割れ
等につながる虞があり、また、熱膨張,収縮に起因して
パッキン24によるシール性が悪化してしまう虞も考え
られる。
1では、図6に示すように、そのような熱膨張,収縮が
半導体ウエハ1にストレスとして作用せず、しかも常に
パッキン24による良好なシール性が確保される構成と
されているのである。即ち、図6(a)に示すように、
予備加熱の工程では、加熱リング23による加熱によ
り、半導体ウエハ1及びウエハ支持ベース22が高温と
なり、図に太い矢印で示すように、熱膨張率の大きいウ
エハ支持ベース22が外周側に膨張するようになる。
ース22の上面を相対的に摺動するようになり、しか
も、加熱リング23は半導体ウエハ1と同等の熱膨張率
を有するので、加熱リング23が半導体ウエハ1を保護
し、半導体ウエハ1にストレスが作用することはない。
また、ウエハ支持ベース22の熱膨張は、ガイドリング
26の傾斜状カット部26aによって許容されるように
なる。尚、シリンダ27のシールリップ27aにより、
支持ベース側真空室28内の気密性が確保されることは
勿論である。
34がウエハ処理室35内に投入された初期には、図6
(b)に示すように、ウエハ押えリング25が高温とな
って、図に太い矢印で示すように、外周側に膨張するよ
うになる。この膨張は、例えば1.5mmもの寸法変化
を伴う。このウエハ押えリング25の熱膨張は、該ウエ
ハ押えリング25がガイドリング26に対してリンクピ
ン29の周囲の隙間S分だけ相対的に移動できることに
より許容(吸収)される。
aが弾性的に外周側に傾くことになるが、下リップ部2
4dによる半導体ウエハ1のシール位置が変動すること
はない。これにて、半導体ウエハ1にストレスが作用す
ることはなく、また、パッキン24によるシール性も確
保される。尚、このときも、シリンダ27のシールリッ
プ27aにより、押えリング側真空室30内の気密性は
確保される。
(c)に示すように、引続きガイドリング26も高温と
なり、図に太い矢印で示すように、外周側に膨張するよ
うになる。この膨張は、ウエハ押えリング25側のリン
クピン29部分の隙間S、及び、既にウエハ支持ベース
22の嵌合凹部22bとの間に形成された隙間によって
許容(吸収)され、半導体ウエハ1にストレスが作用す
ることはない。またこのとき、パッキン24は、ガイド
リング26の収容溝26b内を内周側に相対的に移動す
ることにより、半導体ウエハ1に対してシール位置を変
化させることなく、良好なシール性が確保される。
(d)に示すように、低温の純水によって、まず図に太
い矢印で示すように、ウエハ押えリング25が内周側に
収縮する(元に戻る)ようになる。このときも、リンク
ピン29部分の隙間Sによってウエハ押えリング25の
ガイドリング26に対する収縮移動が許容(吸収)さ
れ、半導体ウエハ1にストレスが作用することはない。
また、パッキン24も上リップ部24cの傾きが戻るよ
うになり、良好なシール性が確保される。この後、図示
はしないが、全体が冷却されて元の状態に戻るようにな
るが、この場合も、半導体ウエハ1にストレスが作用す
ることなく、パッキン24によるシール性も確保され
る。
優れた効果を得ることができる。即ち、マスキングポッ
ト21により、半導体ウエハ1を、局所的に機械的スト
レスが作用することなく安定して保持(マスキング)す
ることができる。本実施例では、大口径のものや溝4を
形成する半導体ウエハ1、更には反りの生じている半導
体ウエハ1であっても、割れの発生なくエッチング処理
を行なうことができる。ちなみに、本実施例では、大口
径(150mmφ、300μm厚)の半導体ウエハ1を
マスキングポット21にセットする作業の自動化も可能
となった。
れるウエハ処理室35内に直接的にエッチング液34を
投入して、半導体ウエハ1に対するエッチング処理を行
なうことができるので、エッチング液34の汚染を防止
できると共に、気泡による品質低下や、半導体ウエハ1
の移動中の反応による品質低下を防止でき、この結果、
高品質なエッチング処理を行なうことができる。
キングポット21自体の取扱いも容易で、マスキングポ
ット21を用いて複数の処理工程を連続的に実行するこ
とができるので、作業性の大幅な向上を図ることができ
る。さらに、処理コストを安価に済ませることができる
と共に、作業の安全性も高いものとなる。また、特に本
実施例では、マスキングポット21を構成する各部の熱
膨張,収縮があっても、半導体ウエハ1にストレスが作
用することを防止できると共に、パッキン24による良
好なシール性を確保することができるものである。
やウエハ押えリングの外形設計の自由度が高いといった
メリットもあり、例えば以下のような変形も可能とな
る。即ち、図7に示す本発明の他の実施例に係るマスキ
ングポット41は、ウエハ支持ベース42及び加熱リン
グ43に、電極配置用の穴部42a及び43aを形成
し、その部分に半導体ウエハ1の裏面に電気的に接続さ
れる電気化学ストップエッチング用の電極44を設ける
ようにしている。また、これと共に、前記加熱リング4
3の内周部に、ダイヤフラム厚計測センサ45を設ける
ようにしている。
体ウエハ1の表面処理としてメッキ処理を行なう場合の
例である。本実施例に係るマスキングポット51におい
ては、加熱リングを設けずに、ウエハ支持ベース52上
に半導体ウエハ1を直接載置するようにしている。そし
て、ウエハ押えリング53には、半導体ウエハ1をシー
ルするパッキン54と、半導体ウエハ1に電気的に接続
されるカソード電極55とが設けられる。
るウエハ処理室56内には、メッキ液57が収容され、
ウエハ押えリング53の上面開口部を塞ぐ蓋体58に
は、メッキ液57内に配置されるアノード電極59が支
持されるようになっている。尚、前記カソード電極55
とアノード電極59との間には、直流電源60が接続さ
れ、これにて、半導体ウエハ1の被処理面1aがメッキ
処理されるのである。
されるものではなく、例えば、パッキンやシリンダの形
状や構造、さらにはウエハ支持ベースやウエハ押えリン
グの材質や構造についても、種々の変形が可能であり、
また、加速度センサや圧力センサのセンサチップの製造
以外にも、半導体ウエハの処理全般に本発明を適用する
ことができる等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更して実施し得るものである。
ットの全体構成を示す縦断面図
部分を拡大して示す縦断面図
斜視図(b)
面図
図(a)及び縦断正面図(b)
した様子を示す部分的な縦断面図
ング用の治具に保持された様子を示す縦断面図(a)及
び側面図(b)
図
的に示す図
1,51はマスキングポット(表面処理装置)、22,
42,52はウエハ支持ベース、23,43は加熱リン
グ、24,54はパッキン、25,53はウエハ押えリ
ング、26はガイドリング、27はシリンダ、27aは
シールリップ、27bは連通孔、28は支持ベース側真
空室、30は押えリング側真空室、33はサポートリン
グ、34はエッチング液、35,56はウエハ処理室、
Sは隙間を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体ウエハをその被処理面を上面とし
て載置状態に支持するウエハ支持ベースと、 前記半導体ウエハの上面の外周縁部に当接するパッキン
と、 このパッキンを上方から押圧して前記半導体ウエハの外
周縁部をシールさせる円筒状のウエハ押えリングと、 このウエハ押えリングと前記ウエハ支持ベースとを全周
に均等な力で締結する締結手段とを備えると共に、 前記ウエハ押えリングとウエハ支持ベースとの締結状態
で、前記半導体ウエハの被処理面を内底面とし前記ウエ
ハ押えリングの内周面を内壁としたウエハ処理室が構成
されることを特徴とする半導体ウエハの表面処理装置。 - 【請求項2】 前記ウエハ支持ベースは、前記半導体ウ
エハの外周縁部を加熱する加熱リングを介して該半導体
ウエハを支持することを特徴とする請求項1記載の半導
体ウエハの表面処理装置。 - 【請求項3】 前記加熱リングは、前記ウエハ支持ベー
スの熱膨張,収縮に伴い該ウエハ支持ベース上を相対的
に摺動することが可能に設けられていることを特徴とす
る請求項2記載の半導体ウエハの表面処理装置。 - 【請求項4】 前記ウエハ支持ベースとウエハ押えリン
グとの間には、それらの位置合せ機能を有するガイドリ
ングが該ウエハ押えリングに支持されて設けられ、この
ガイドリングによって前記パッキンの外周部が保持され
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の半導体ウエハの表面処理装置。 - 【請求項5】 前記ガイドリングは、前記ウエハ押えリ
ングとの間の相対的な熱膨張,収縮を吸収するための隙
間を存して該ウエハ押えリングに支持されることを特徴
とする請求項4記載の半導体ウエハの表面処理装置。 - 【請求項6】 前記締結手段は、前記ウエハ押えリング
の下面外周部に形成されたリング状の押えリング側真空
室と、前記ウエハ支持ベースの上面外周部にその押えリ
ング側真空室に対応して形成されたリング状の支持ベー
ス側真空室と、前記ウエハ押えリングの下面外周部とウ
エハ支持ベースの上面外周部との間に介在されるリング
状をなすと共に、前記押えリング側真空室と支持ベース
側真空室とをつなぐ連結孔を上下に延びて有すると共
に、上下両面に前記押えリング側真空室の内周側及び外
周側並びに支持ベース側真空室の内周側及び外周側を夫
々シールするシールリップを有するシリンダとからな
り、 前記両真空室が減圧されたときに、前記シリンダが弾性
的に変形しながら、前記ウエハ押えリングとウエハ支持
ベースとを相互に引寄せるように締結させることを特徴
とする請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体ウエ
ハの表面処理装置。
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1999
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