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JP2001143560A - タッチパネルおよびこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

タッチパネルおよびこれを用いた液晶表示装置

Info

Publication number
JP2001143560A
JP2001143560A JP32232499A JP32232499A JP2001143560A JP 2001143560 A JP2001143560 A JP 2001143560A JP 32232499 A JP32232499 A JP 32232499A JP 32232499 A JP32232499 A JP 32232499A JP 2001143560 A JP2001143560 A JP 2001143560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
liquid crystal
touch panel
resistive film
resistive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32232499A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kono
昌雄 河野
Shinsaku Chiba
眞作 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP32232499A priority Critical patent/JP2001143560A/ja
Publication of JP2001143560A publication Critical patent/JP2001143560A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】抵抗値の管理を容易にし、入力エラーや入力不
能を解消して信頼性の高いタッチパネルおよび液晶表示
装置を提供する。 【解決手段】上抵抗膜51を有する軟質フィルムの上基
板4Aと、下抵抗膜を有する硬質板の下基板とを対向し
て貼り合わせ、上抵抗膜51と下抵抗膜の接触位置を2
次元座標値とした検知出力を得るタッチパネルにおける
前記上抵抗膜51と下抵抗膜の少なくとも一方をITO
膜51Aと導電膜51Bの積層構造とし、一端に共通接
続部41を有する多数の抵抗膜細状で構成した櫛型に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押圧力による抵抗
変化で入力座標を検知するタッチパネルと、このタッチ
パネルを積層して構成した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンの表示手段、その他のモニター
として使用される液晶表示装置は、液晶パネルに生成し
た画像に照明光を照射し、その透過光または反射光を表
示面側に出射させることで可視化するものである。
【0003】すなわち、この種の液晶表示装置は、一般
に、画素選択電極等を有する一対の基板の貼り合わせ間
隙に液晶層を挟持した液晶パネルを用い、選択された画
素部分の液晶分子の配向状態を変化させることで画像を
生成する。生成された画像は、それ自体では可視状態に
ないため、外部から光を与えて液晶パネルを照射し、そ
の透過光あるいは反射光を観察するように構成される。
【0004】近年、この種の液晶表示装置を表示手段と
し、その表示画面に積層して当該画面から各種の情報を
入力するタッチパネルを積層した情報端末が広く使用さ
れている。
【0005】タッチパネルには、その動作原理から種々
の方式があるが、その中で最もポピュラーなものが抵抗
変化量で入力座標を検知する方式、所謂アナログ抵抗膜
方式である。
【0006】一般に、このアナログ抵抗膜方式のタッチ
パネルは、情報入力側である一方の基板を透明な軟質フ
ィルムで構成し、他方の基板をガラスを好適とする透明
な硬質基板で構成して、2枚の透明基板の対向面に抵抗
膜を備え、外部から印加される押圧力で接触した各抵抗
膜と出力端子間の抵抗値により2次元の座標値を検出す
るものである。
【0007】図15はタッチパネル付きの液晶表示装置
の概略構成を説明する模式図である。この液晶表示装置
は、液晶パネル1の上にタッチパネル4を積層して構成
される。図示の液晶表示装置は液晶表示装置1とタッチ
パネル4の間に補助光源装置3を構成する導光板2を介
挿しているが、この補助光源装置3を有しないものも商
品化されている。なお、3Aはランプ、3Bはランプ反
射シートである。
【0008】図16は従来のアナログ抵抗膜方式のタッ
チパネルの構成例を説明する展開斜視図である。このタ
ッチパネルは二枚の透明基板で構成されている。上側の
基板(上基板)4Aはポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルムを好適とする軟質フィルムの内面にイン
ジウムチンオキサイド(ITO)を好適とする透明な蒸
着膜からなる抵抗膜11を全面ベタで成膜してある。同
様に、下側の基板(下基板)4Bはガラスを好適とする
硬質基板の内面にITOを好適とする透明な蒸着膜から
なる抵抗膜22を全面ベタで成膜してある。
【0009】さらに、上基板4Aの上記抵抗膜11の一
方の平行辺対には当該抵抗膜11と電気的に接続した配
線部55が形成され、外部回路との接続部であるインタ
ーフェース部55に端子を形成してある。また、他方の
平行辺対には抵抗膜11と電気的に絶縁された下側接続
部53、54が形成され、それぞれがインターフェース
部55に引き回されて端子を形成してある。
【0010】下側基板4Bの抵抗膜22の上記下側接続
部53、54と対応する位置に上側接続部43、44が
形成されている。そして、上基板4Aと貼り合わせたと
きに上基板4Aの下側接続部53、54の接続点T1
3 と下基板の上側接続部43、44の接続点T2 、T
4 との間に銀ペーストを好適とする導電性材で電気的に
接続される。
【0011】なお、下側接続部53、54と上側接続部
43、44は抵抗膜と同一材料で構成するのが製造工程
の容易性から好ましいが、これらを抵抗膜とは別個の材
料で形成してもよいことは言うまでもない。
【0012】このようにして、上下の基板に形成した抵
抗膜11、22で2次元座標を形成し、押圧点(入力
点)の座標値(x,y)→(x:X座標値、y:Y座標
値)を外部回路で検出することによって、図示しないホ
スト(マイコン、パソコン等)が文字や記号の入力を認
識する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような構成とした
従来のタッチパネルでは、上基板の抵抗膜(上抵抗膜)
11、下基板の抵抗膜(下抵抗膜)22が共にITO
(インジウム・チン・オキサイド)の蒸着膜の全面ベタ
の抵抗膜で形成されているため、情報入力する入力点の
位置を検出するための抵抗値が下側接続部53、54と
上側接続部43、44の間にあるベタ抵抗膜の2次元パ
ラメータとなり、抵抗膜上の当該入力点で異なってしま
い、リニアリティー(直線性)が劣化する。
【0014】その結果、入力点の検出が劣化し、入力検
出エラー、あるいは背面に設置した液晶パネルの表示位
置との間にずれ(キャリブレーション)が生じる。外部
回路(CPU)側には、この位置を補正する機能を有す
るが、この機能でも補正が不可能となる検出不能(入力
不能)になるなど、信頼性低下の原因となっていた。
【0015】さらに、従来のタッチパネルでは、一方の
基板(図11では上基板)の周辺部に対向する基板との
接続部を設けているため、実効的な入力領域の面積が制
限され、所謂狭額縁化が困難であり、また上記した上下
の抵抗膜がITO等の蒸着膜で形成されているため、そ
の抵抗値の管理が難しく、さらに両基板の貼り合わせ端
縁から湿気が侵入して抵抗膜や接続部の電気的特性が劣
化して抵抗値が変動するため、抵抗管理が困難であっ
た。
【0016】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
消し、入力エラーや入力不能を解消して信頼性を向上す
ると共に、抵抗膜の抵抗値管理を安定して行うことので
きるタッチパネルとこのタッチパネルを用いた液晶表示
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるタッチパネルは、その上基板と下基板
の一方または双方の抵抗膜をカーボンあるいは銀等の導
電粒子をエポキシ樹脂などの高分子材料に混入した塗布
膜を主構成材とすると共に、少なくとも一方の基板の抵
抗膜を共通接続部を有する多数の抵抗膜細状で形成し、
入力点の座標値を1次元の抵抗値で検出する構成とし
た。
【0018】また、本発明による液晶表示装置は、上記
タッチパネルを用いたことで抵抗膜細の抵抗値の管理が
容易で、信頼性の高い画面入力が可能となる。
【0019】本発明の代表的な構成を記述すれば、次の
とおりである。すなわち、本発明によるタッチパネル
は、 (1):上抵抗膜を有する上基板と、下抵抗膜を有する
下基板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜と下抵抗膜の
接触位置を2次元座標値とした検知出力を得るタッチパ
ネルであって、前記上抵抗膜と下抵抗膜の少なくとも一
方が導電材粒子を混合した高分子材料の塗布で形成した
塗布膜を有し、前記上抵抗膜と下抵抗膜のそれぞれは、
一端に共通接続部を有する櫛形に形成された櫛形抵抗膜
細状の抵抗膜であり、各櫛形抵抗膜細状の抵抗膜を交差
配置した。
【0020】(2):(1)における前記上基板または
下基板側に、下基板または上基板の前記共通接続部と電
気的に接続する下抵抗膜接続部または上抵抗膜接続部を
有せしめた。
【0021】上記(1)(2)の構成により、入力点の
情報をタッチパネルの一方向(X方向)の座標値と他方
向(Y方向)の座標値が高精度で一意的に検出できる。
また、各基板の抵抗膜の抵抗値管理は各共通接続部で管
理できるため、リニアリティーの変化を容易に補正でき
ると共に、入力エラー、検出不能を防止できる。
【0022】(3):上抵抗膜を有する上基板と、下抵
抗膜を有する下基板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜
と下抵抗膜の接触位置を2次元座標値とした検知出力を
得るタッチパネルであって、前記上抵抗膜と下抵抗膜の
少なくとも一方が導電材粒子を混合した高分子材料の塗
布で形成した塗布膜を有し、前記上抵抗膜と下抵抗膜の
一方は一端に共通接続部を有する櫛型に形成された櫛形
抵抗膜細状の抵抗膜で、他方は一様な抵抗膜で構成し
た。
【0023】(4):(3)における前記櫛形抵抗膜細
状の抵抗膜を有する側の基板側に、他方の基板の共通接
続部と電気的に接続する抵抗膜接続部を有せしめた。
【0024】上記(3)(4)の構成により、入力点の
情報をタッチパネルの一方(X方向またはY方向)の座
標値が高精度で一意的に検出できる。また、一方の基板
の抵抗膜の抵抗値管理はその共通接続部で管理できるた
め、上記(1)(2)に準じてリニアリティーの変化を
容易に補正できると共に、入力エラー、検出不能を防止
できる。
【0025】さらに、抵抗膜の材料をカーボンや銀等の
導電材粒子を混合した高分子材料の塗布で形成した塗布
膜としたことにより、従来のITO等の蒸着膜で構成し
たものよりもその抵抗値を均一に制御することが可能と
なり、上記(1)〜(4)における共通接続部で各櫛型
抵抗膜の抵抗値管理を行うことができるため、抵抗膜全
体の抵抗値管理を精密かつ確実に行うことができる。
【0026】また、当該共通接続部に絶縁性の材料から
なる保護膜を被覆することにより、湿気の浸入による抵
抗特性の劣化を抑制できる。
【0027】なお、上記した導電材粒子を混合した高分
子材料の抵抗膜の下層に従来と同様のITOを形成して
もよく、この場合はITO膜上に上記導電材粒子を混合
した高分子材料を塗布する。さらに、その上層に保護膜
を被覆することにより上記した湿気の浸入による抵抗特
性の劣化防止の効果が得られる。
【0028】上記導電材の粒子は、上記のカーボンや銀
に限るものではなく、非金属の導電材料や金その他の金
属材料など、他の同様の導電性を有する材料でもよく、
これを混入する樹脂材料もエポキシ以外の適宜の高分子
樹脂材料とすることができる。
【0029】また、本発明による液晶表示装置の代表的
な構成を記述すれば、次のとおりである。すなわち、 (5):一対の基板の間に液晶層を挟持した液晶パネル
と、この液晶パネルの表示面側に積層したタッチパネル
とを備えた液晶表示装置であって、前記タッチパネル
が、上抵抗膜を有する上基板と、下抵抗膜を有する下基
板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜と下抵抗膜の接触
位置を2次元座標値とした検知出力を得るタッチパネル
であり、前記上抵抗膜と下抵抗膜の少なくとも一方が導
電材粒子を混合した高分子材料の塗布で形成した塗布膜
を有し、前記上抵抗膜と下抵抗膜のそれぞれを、一端に
共通接続部を有する櫛形抵抗膜細状に形成された抵抗膜
とし、各櫛形抵抗膜細状の抵抗膜を交差配置した。
【0030】(6):(5)における前記上基板または
下基板の一方の基板側に、他方の基板の前記共通接続部
と電気的に接続する抵抗膜接続部を有せしめた。
【0031】(7):一対の基板の間に液晶層を挟持し
た液晶パネルと、この液晶パネルの表示面側に積層した
タッチパネルとを備えた液晶表示装置であって、前記タ
ッチパネルが、上抵抗膜を有する上基板と、下抵抗膜を
有する下基板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜と下抵
抗膜の接触位置を2次元座標値とした検知出力を得るタ
ッチパネルであり、前記タッチパネルを構成する前記上
抵抗膜と下抵抗膜の少なくとも一方が導電材粒子を混合
した高分子材料の塗布で形成した塗布膜を有し、前記上
抵抗膜または下抵抗膜の一方を、一端に共通接続部を有
する多数の抵抗膜細状で構成した櫛形に形成し、他方を
一様な抵抗膜で形成した。
【0032】(8):(7)における前記上基板または
下基板の前記櫛形に形成された一方の基板側に、他方の
基板の抵抗膜と電気的に接続する抵抗膜接続部を有せし
めた。
【0033】この構成により、入力点の情報をタッチパ
ネルの一方向(X方向)の座標値と他方向(Y方向)の
座標値が高精度で一意的に検出できる。また、抵抗膜の
抵抗値制御が容易となり、さらに各基板の抵抗膜の抵抗
値管理は各共通接続部で管理できるため、リニアリティ
ーの変化を容易に補正できると共に、入力エラー、検出
不能を防止でき、画面入力の信頼性を向上した液晶表示
装置を得ることができる。
【0034】(9):(5)(6)(7)(8)におけ
る前記液晶パネルとタッチパネルの間に補助照明装置を
介挿した。
【0035】(10):(5)(6)(7)(8)にお
ける前記液晶パネルの背面に補助照明装置を設置した。
【0036】(11):(1)〜(4)におけるタッチ
パネル、および(5)〜(10)における液晶表示装置
を構成するタッチパネルの共通接続部を覆って保護膜を
被覆した。
【0037】この保護膜はエポキシ樹脂、シリコン樹
脂、その他の既知の絶縁材または接着材を用いることが
できる。この保護膜で共通接続部を保護することによ
り、当該共通接続部の抵抗変化が抑制され、入力部の抵
抗膜の抵抗値管理をこの部分で行うことにより、各櫛型
抵抗膜の抵抗値管理が容易かつ確実になり、信頼性の高
いタッチパネル、およびこのタッチパネルを用いた液晶
表示装置を提供できる。
【0038】なお、本発明の液晶表示装置に用いる液晶
パネルは、所謂単純マトリクス型、アクティブマトリク
ス型、その他の既知の形式の液晶パネルを用いることが
でき、さらに反射型に限らず、透過型の液晶表示装置に
も適用できる。
【0039】また、本発明は、上記の構成に限定される
ものではなく、本発明の技術思想を逸脱することなく、
種々の変更が可能である。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、実施例を参照して詳細に説明する。
【0041】図1は本発明によるタッチパネルの第1実
施例を模式的に説明する上基板の構成図であり、(a)
は内面側の平面図、(b)は(a)の上抵抗膜51の拡
大断面図である。
【0042】また、図2は本発明によるタッチパネルの
第1実施例を模式的に説明する下基板の構成図であり、
(a)は内面側の平面図、(b)は下抵抗膜52の拡大
断面図である。
【0043】図1(a)(b)において、上基板4Aは
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからな
り、その内面の一縁側にはITO膜51Aの上層にカー
ボンを混入したエポキシ樹脂の塗布膜で構成した導電膜
51Bを積層した抵抗膜細状の櫛型抵抗膜51が形成さ
れている。そして、櫛型細条抵抗膜(以下、単に櫛型抵
抗膜とも言う)51の一端は共通に接続されて上共通接
続部41が構成されている。すなわち、上共通接続部4
1から他縁側に多数の抵抗膜細状(櫛型細条抵抗膜)の
櫛形抵抗膜51が延びている。
【0044】上記上共通接続部41の両端からは一方の
端子である端子Y1,Y2は引き出されている。また、
上記上共通接続部41付近に形成された第1の対向電極
配線部55と、櫛形抵抗膜51の外側(図では最下側)
に当該櫛形抵抗膜51と平行に形成された第2の対向電
極配線部56とを備え、それぞれ端子X1,X2が引き
出されている。第1の対向電極配線部55と第2の対向
電極配線部56とは櫛型抵抗膜51と共通接続部41と
同様のITOで同時に形成されている。これら端子Y
1,Y2と端子X1,X2は外部回路と接続するための
インターフェース部となる。
【0045】図3は本発明によるタッチパネルの第2実
施例を説明する図1の(b)に対応する(a)の上抵抗
膜51の拡大断面図である。本実施例では、上基板4A
に形成する抵抗膜51をITO膜51Aを覆ってカーボ
ンを混入したエポキシ樹脂の塗布膜で構成した導電膜5
1Bを形成してある。
【0046】本実施例は上層に形成する導電膜51Bが
下層のITO膜51Aの全体を覆って塗布されているた
め、ITO膜の劣化が少なくなり、誤入力のない信頼性
の高い、かつ長寿命のタッチパネルが得られる。
【0047】なお、下基板に関する図2(a)のB部に
ついても同様の構成であり、この場合は図3の符号上基
板4Aを下基板5Aに、櫛型抵抗膜51(51A,51
B)を櫛型抵抗膜52(52A,52B)とよみ替え
る。
【0048】図4は本発明によるタッチパネルの第3実
施例を説明する図1の(b)に対応する(a)の上抵抗
膜51の拡大断面図である。本実施例では、上基板4A
に形成する抵抗膜51をカーボンを混入したエポキシ樹
脂の塗布膜51Bの単層で構成したものである。
【0049】本実施例は、上記第1実施例の効果に加
え、抵抗膜51を導電膜51Bの単層としたことで、I
TO膜のような蒸着工程を必要としないため、製造が簡
略化され、低コスト化が可能である。
【0050】図5は本発明による第1実施例をさらに説
明する図1(a)における共通配線部の拡大断面図であ
る。なお、第1実施例における図2(a)のB部につい
ても同様の構成であり、この場合は図5の符号上基板4
Aを下基板5Aに、櫛型抵抗膜51(51A,51B)
を櫛型抵抗膜52(52A,52B)とよみ替える。
【0051】図5に示したように、櫛型抵抗膜51(5
1A,51B)を接続する図1(a)にA部で示した上
共通接続部41には図1(b)で説明した櫛型抵抗膜5
1(51A,51B)を覆ってエポキシ樹脂からなる保
護膜71が塗布されている。この保護膜71により、上
共通接続部41は外部からの湿気の浸入が抑制され、そ
の抵抗特性の劣化が防止される。
【0052】図6は本発明による第2実施例をさらに説
明する図1(a)における共通配線部の拡大断面図であ
る。なお、第2実施例における図2(a)のB部につい
ても同様の構成であり、この場合は図6の符号上基板4
Aを下基板5Aに、櫛型抵抗膜51(51A,51B)
を櫛型抵抗膜52(52A,52B)とよみ替える。
【0053】図6に示したように、櫛型抵抗膜51(5
1A,51B)を接続する図1(a)にA部で示した上
共通接続部41には図3で説明した櫛型抵抗膜51(5
1A,51B)を覆ってエポキシ樹脂からなる保護膜7
1が塗布されている。この保護膜71により、上共通接
続部41は外部からの湿気の浸入が抑制され、その抵抗
特性の劣化が防止される。
【0054】図7は本発明による第3実施例をさらに説
明する図1(a)における共通配線部の拡大断面図であ
る。なお、第3実施例における図2(a)のB部につい
ても同様の構成であり、この場合は図7の符号上基板4
Aを下基板5Aに、櫛型抵抗膜51(51B)を櫛型抵
抗膜52(52B)とよみ替える。
【0055】図7に示したように、カーボンを混入した
エポキシ樹脂の塗布膜51Bの単層で構成した櫛型抵抗
膜51(51B)を接続する図1(a)にA部で示した
上共通接続部41には図4で説明した櫛型抵抗膜51
(51B)を覆ってエポキシ樹脂からなる保護膜71が
塗布されている。この保護膜71により、上共通接続部
41は外部からの湿気の浸入が抑制され、その抵抗特性
の劣化が防止される。
【0056】そして、上記第1乃至第3実施例の構成を
もつ図1に示した上基板4Aと図2の下基板4Bの内面
を対向させ、それぞれの櫛形抵抗膜51と52とを交差
(ここでは、直交)させて貼り合わせる。
【0057】このとき、上基板4Aの接続点T1 とT3
を下基板4BのT2 とT4 に既知の銀ペーストを用いて
電気的に接続する。これにより、端子Y1,Y2と端子
X1,X2は上基板4Aの上共通接続部41と下基板4
Bの下共通接続部42のそれぞれに橋絡して検出端子と
なり、外部回路において、押圧による入力点の上櫛形抵
抗膜51と下櫛形抵抗膜52の接触点と各共通接続点と
の間の距離に対応する抵抗値に基づいて、その座標値
(x,y)が検出される。
【0058】図8は本発明によるタッチパネルにおける
入力点の座標の検出原理を説明する等価回路図である。
図8は図1と図2に示した上基板と下基板を用いた場合
である。図中、61は上共通接続部41の抵抗群、62
は上櫛形抵抗膜51の抵抗、63は接触部(入力点)、
64は下櫛形抵抗膜52の抵抗、65は下共通接続部の
抵抗を示す。
【0059】上共通接続部41の抵抗群61の両端から
端子Y1と端子Y2が引き出され、下共通接続部の抵抗
65から端子X1または端子X2が引き出されている。
端子Y1には電圧Vcc(V)が印加され、端子Y2は
接地電位とする。電圧Vcc(V)は手項群61の直列
接続された各抵抗で抵抗分割される。電圧Vcc(V)
は抵抗分割された電圧は上櫛形抵抗膜51の抵抗62上
で検出化可能となっている。
【0060】このタッチパネルの入力領域(上櫛形抵抗
膜51と下櫛形抵抗膜52の交差点が形成された領域:
入力面)の何処かに押圧があり、接触部63が発生した
とき、当該接触部63から下共通接続部の抵抗65を経
て端子X1またはX2に電圧Vy(V)が検出される。
【0061】この検出電圧Vy(V)の変化は、上共通
接続部41の抵抗群61のみに依存する。したがって、
上共通接続部41と下共通接続部42のみの抵抗値管理
でリニアリティーが保証される。これらの抵抗膜51、
52を前記した実施例の何れかで構成し、さらに上共通
接続部41と下共通接続部42を前記したような保護膜
で保護することにより、抵抗膜の抵抗値のばらつき等の
不具合が解消され、また湿気の浸入に起因する抵抗特性
の劣化が回避でき、信頼性が向上する。
【0062】図9は本発明によるタッチパネルの他の構
成例を模式的に説明する上基板と下基板の構成図であ
る。本構成例は、その上基板4Aは前記図1と同様であ
り、下基板4Bは前記図16で説明した従来の下基板と
同様の構成である。
【0063】本構成例では、下基板4Bに形成した抵抗
膜22は、当該下基板がガラスからなる硬質板であるこ
とから、その抵抗値は上基板に比較して安定している
が、上基板の抵抗膜と同様にITO膜とカーボンを混入
したエポキシ樹脂の塗布膜の積層構造とすることで、抵
抗値をより均一なものとすることができる。
【0064】そして、上基板4Aと下基板4Bの内面を
対向させて貼り合わせる。このとき、上基板4Aの接続
点T1 とT3 を下基板4Bの接続点T2 とT4 に銀ペー
ストを用いて電気的に接続する。
【0065】これにより、押圧による入力点の上櫛形抵
抗膜51と下基板の抵抗膜22の接触点と上基板4Aの
各共通接続点との間の距離に対応する抵抗値に基づい
て、その座標値(x,y)が検出される。
【0066】次に、上記したタッチパネルを用いた液晶
表示装置の構成例を説明する。以下の液晶表示装置で
は、補助照明装置を設置したものを例としているが、こ
の補助照明装置は省略できる。
【0067】図10は本発明による液晶表示装置の第1
実施例の構成を説明する展開斜視図である。1は反射型
の液晶パネルで、1Aは上側透明基板、1Bは下側透明
基板、1Cは偏光板、1Dは反射板である。なお、この
実施例では、下側基板を透明板として、その背面に反射
板を設置した構成としたが、下側基板の内面に反射処理
を施したものとすることもできる。その場合は、反射板
1Dは不要である。
【0068】符号2は補助光源装置を構成するアクリル
板等からなる導光板、3は補助光源装置、3Aは線状ラ
ンプ(線状蛍光灯あるいは発光ダイオードアレイからな
る線状光源、以下、単にランプと言う))、3Bはラン
プ反射シート、4はタッチパネル、4Aは軟質のフィル
ムシート(上基板)、4Bはガラスあるいはアクリル等
の硬質基板(下基板、本実施例ではガラス板)である。
【0069】そして、液晶パネル1の上に1.5mm厚
のアクリル製の導光板2とランプ3Aと反射シート3B
からなる補助光源装置3を積層し、さらにその上にタッ
チパネル4を積層する。このタッチパネル4は前記の図
1乃至7で説明した構成の何れか、あるいは図9で説明
した構成を有する。なお、液晶パネル1は図示したよう
な反射型に限らず、半透過型を用いることもできる。
【0070】導光板2の上面すなわちタッチパネル4側
には光拡散用のマイクロプリズム状、スリット状または
ドット状の凹凸あるいは印刷(本実施例では、ドット状
印刷)5を有し、補助光源装置3を構成するランプ3A
は2.0mm径の冷陰極蛍光管を用いた。
【0071】図11は図10で説明した本発明による液
晶表示装置の第1実施例における補助光源装置の動作を
説明する図10のA−A線に沿った断面図である。補助
光源装置3を構成する導光板2のタッチパネル側表面に
ドット状の印刷5を有し、図中に矢印で示したように、
ランプ3Aからの光を液晶パネル1方向に反射させると
共に、液晶パネル1から反射した光をタッチパネル4を
透過させて表示面側に出射させる。
【0072】これら液晶パネル、補助光源装置およびタ
ッチパネルは、それぞれ両面テープで端部を接着して一
体化するのが好適であるが、他の固定手段、例えば機械
的な抑え枠、あるいは接着剤を用いてもよい。
【0073】なお、補助光源装置は常時点灯でもよい
が、消費電力を抑制する必要のある、所謂PDA、ある
いはノートパソコン等の可搬型情報機器に搭載する場合
は、必要に応じて点灯するように構成することもでき
る。
【0074】本実施例により、入力エラーや入力不能を
解消して信頼性の高いタッチパネルを用いた液晶表示装
置を得ることができる。
【0075】図12は本発明による液晶表示装置の第2
実施例を説明する模式断面図である。本実施例では透過
型の液晶パネル1と補助光源装置、所謂バックライト3
を備えている。透過型の液晶パネル1の背面にバックラ
イト3を積層して、液晶パネル1を透過するバックライ
ト3からの照明光を液晶パネル1に形成した画像で変調
し、これを液晶パネル1の表面側に出射することによっ
て画像を可視化する。この液晶パネル1の表示面側(画
面側)に前記した本発明によるタッチパネル4を積層
し、液晶パネル1の表示面から情報を入力する。タッチ
パネル4は前記の図1乃至7で説明した構成の何れか、
あるいは図9で説明した構成を有する。
【0076】すなわち、この液晶表示装置は、二枚の透
明基板(ガラス基板)1A,1Bの間に液晶層を挟持
し、その表面側と背面側に偏光板1Cを設けた液晶パネ
ル1の背面に、略々矩形の透明な導光板2と導光板2の
一縁に沿って設置したランプ3Aとランプ反射シート3
Bを有する補助光源装置3を設け、この照明光源3から
の光を導光板2に伝播させる途上で液晶パネル方向に経
路偏向して液晶パネル1を背面から照明する構成として
いる。また、導光板1の背面にはドット印刷5等が形成
され、液晶パネルの全域で均一な輝度を得るようになっ
ている。
【0077】導光板2のさらに背面側には、導光板2か
ら背面に出射した光を全反射させて液晶パネル1側に戻
す反射板11が設置されている。
【0078】このような補助光源装置すなわちバックラ
イト3は、光拡散フィルム12、あるいはプリズム板
(図示せず)等の光量分布補正部材を介して液晶パネル
1に積層して透過型の液晶表示装置が構成される。
【0079】図13は本発明による液晶表示装置の実際
の構成を説明する5面図である。すなわち、同図(a)
は液晶パネル1(上ケース18と下ケース19で構成さ
れる筐体内に収納されている)の上にフントライトを構
成する導光板2を積層し、その上にさらにタッチパネル
4を積層して液晶表示装置を構成している。
【0080】この液晶表示装置の表示領域は符号15で
示し、タッチパネル4の入力領域は符号20で示してあ
る。
【0081】液晶パネル1は、内部に液晶パネルおよび
駆動回路を収納して上ケース18に形成した爪21とフ
ック22を下ケース19に係合させて筐体を構成する。
フロントライトは導光板2の一辺に沿ってランプ3A
(ランプ反射シート3Bの内部にある)を配置してな
り、導光板2に重ねてタッチパネル4を積層してある。
タッチパネル4の信号ケーブル、ランプ3Bの電源ケー
ブルは図示を省略してある。また、符号23はホストコ
ンピュータ側と接続するためのインターフェースコネク
タを示す。
【0082】図14は本発明による液晶表示装置を実装
した電子機器の一例としての携帯型情報端末の構成例を
説明する斜視図である。この携帯型情報端末(PDA)
はホストコンピュータ50やバッテリー52を収納し、
表面にキーボード49を備えた本体部47と、液晶表示
装置46やフロントライト用のインバータ54を実装し
た表示部48で構成されている。
【0083】本体部47には接続ケーブル61を介して
携帯電話機60が接続できるようになっており、遠隔地
との間で通信が可能となっている。
【0084】表示部48の液晶表示装置46とホストコ
ンピュータ47との間はインターフェースケーブル53
で接続されている。
【0085】また、表示部48の一部にはペンホルダ5
7が設けてあり、ここに入力ペン56が収納される。
【0086】この液晶表示装置は、キーボード49を使
用した情報の入力と入力ペン56でタッチパネルの表面
を押圧したり、なぞり、あるいは記入で種々の情報を入
力したり、あるいは液晶パネルに表示された情報の選
択、処理機能の選択、その他の各種操作を可能としてあ
る。
【0087】なお、この種の携帯型情報端末(PDA)
の形状や構造は図示したものに限るものではなく、この
他に多様な形状、構造および機能を具備したものが考え
られる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抵抗膜の抵抗値の管理が容易になり、入力エラーや入力
不能を解消して信頼性の高い、かつ長寿命のタッチパネ
ルとこのタッチパネルを用いた液晶表示装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタッチパネルの第1実施例を模式
的に説明する上基板の構成図である。
【図2】本発明によるタッチパネルの第1実施例を模式
的に説明する下基板の構成図である。
【図3】本発明によるタッチパネルの第2実施例を説明
する図1の(b)に対応する(a)の上抵抗膜51の拡
大断面図である。
【図4】本発明によるタッチパネルの第3実施例を説明
する図1の(b)に対応する(a)の上抵抗膜51の拡
大断面図である。
【図5】本発明による第1実施例をさらに説明する図1
(a)における共通配線部の拡大断面図である。
【図6】本発明による第2実施例をさらに説明する図1
(a)における共通配線部の拡大断面図である。
【図7】本発明による第3実施例をさらに説明する図1
(a)における共通配線部の拡大断面図である。
【図8】本発明によるタッチパネルにおける入力点の座
標の検出原理を説明する等価回路図である。
【図9】本発明によるタッチパネルの他の構成例を模式
的に説明する上基板と下基板の構成図である。
【図10】本発明による液晶表示装置の第1実施例の構
成を説明する展開斜視図である。
【図11】本発明による液晶表示装置の第1実施例にお
ける補助照明装置の動作を説明する図10のA−A線に
沿った断面図である。
【図12】本発明による液晶表示装置の第2実施例を説
明する模式断面図である。
【図13】本発明による液晶表示装置の実際の構成を説
明する5面図である。
【図14】本発明による液晶表示装置を実装した電子機
器の一例としての携帯型情報端末の構成例を説明する斜
視図である。
【図15】タッチパネル付きの液晶表示装置の概略構成
を説明する模式図である。
【図16】従来のアナログ抵抗膜方式のタッチパネルの
構成例を説明する展開斜視図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 導光板 3 補助光源装置 4 タッチパネル 4A 上基板 4B 下基板 41 上共通接続部 51 櫛形抵抗膜 51A ITO膜 52B 導電膜 55 第1の対向電極配線部 56 第2の対向電極配線部 71 保護膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 眞作 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 5B087 AA02 CC12 CC14 CC16 CC36 5G006 AA07 AZ01 FB14 FD02 5G023 CA24 5G435 AA14 BB12 HH15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上抵抗膜を有する上基板と、下抵抗膜を有
    する下基板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜と下抵抗
    膜の接触位置を2次元座標値とした検知出力を得るタッ
    チパネルであって、 前記上抵抗膜と下抵抗膜の少なくとも一方が導電材粒子
    を混合した高分子材料の塗布で形成した塗布膜を有し、 前記上抵抗膜と下抵抗膜のそれぞれは、一端に共通接続
    部を有する櫛形に形成された櫛形抵抗膜細状の抵抗膜で
    あり、各櫛形抵抗膜細状の抵抗膜を交差配置したことを
    特徴とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】上抵抗膜を有する上基板と、下抵抗膜を有
    する下基板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜と下抵抗
    膜の接触位置を2次元座標値とした検知出力を得るタッ
    チパネルであって、 前記上抵抗膜と下抵抗膜の少なくとも一方が導電材粒子
    を混合した高分子材料の塗布で形成した塗布膜を有し、 前記上抵抗膜と下抵抗膜の一方は一端に共通接続部を有
    する櫛型に形成された櫛形抵抗膜細状の抵抗膜で、他方
    は一様な抵抗膜からなることを特徴とするタッチパネ
    ル。
  3. 【請求項3】一対の基板の間に液晶層を挟持した液晶パ
    ネルと、この液晶パネルの表示面側に積層したタッチパ
    ネルとを備えた液晶表示装置であって、 前記タッチパネルが、上抵抗膜を有する上基板と、下抵
    抗膜を有する下基板とを対向して貼り合わせ、上抵抗膜
    と下抵抗膜の接触位置を2次元座標値とした検知出力を
    得るタッチパネルであり、 前記上抵抗膜と下抵抗膜の少なくとも一方が導電材粒子
    を混合した高分子材料の塗布で形成した塗布膜を有し、 前記上抵抗膜と下抵抗膜のそれぞれは、一端に共通接続
    部を有する櫛形抵抗膜細状に形成された抵抗膜であり、
    各櫛形抵抗膜細状の抵抗膜を交差配置してなることを特
    徴とする液晶表示装置。
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