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JP2001140825A - スクリューグロメット - Google Patents

スクリューグロメット

Info

Publication number
JP2001140825A
JP2001140825A JP32215199A JP32215199A JP2001140825A JP 2001140825 A JP2001140825 A JP 2001140825A JP 32215199 A JP32215199 A JP 32215199A JP 32215199 A JP32215199 A JP 32215199A JP 2001140825 A JP2001140825 A JP 2001140825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
grommet
screw grommet
female screw
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32215199A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoteru Yuda
清輝 湯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority to JP32215199A priority Critical patent/JP2001140825A/ja
Publication of JP2001140825A publication Critical patent/JP2001140825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 全体としてプラスチックで成形され
て、用いるねじが金属製であっても電触による腐食を防
止でき、メートルねじを用いて確実に保持することがで
き且つ低トルクでのナット破壊のないスクリューグロメ
ットを提供する。 【解決手段】 スクリューグロメット3は、プラ
スチックで一体成形されたスクリューグロメット本体1
と、プラスチックで一体成形されたナット部材2から成
り、スクリューグロメット本体1は、フランジ10と軸
部11とを有する。軸部11は、フランジ10から延び
て中間の部分が半径方向外方に張り出すように変形でき
る支柱13と、該支柱の先端に設けられて前記雌ねじ手
段を保持する雌ねじ保持部14とを有する。ナット部材
2は、スクリューグロメット本体1より高い剛性のプラ
スチック材料で形成されている。ナット部材2は、雌ね
じ保持部14へ収容することによって雌ねじ保持部の係
止部に係止して保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被取付部材、例え
ば鉄板やアルミニウム板等のパネルに取付部材を取付け
るのに用いることのできるプラスチック製スクリューグ
ロメットに関し、特に、タッピンねじではなく、メート
ルねじを用いることのできるスクリューグロメットに関
する。
【0002】
【従来の技術】鉄板やアルミニウム板等の被取付部材に
取付部材を取付けるには、スクリューグロメットの軸部
を被取付部材の取付穴に挿入し、その軸部に取付部材と
ともにねじをねじ込むことによって、被取付部材に取付
部材を取付けることが行われている。その1つとして、
プラスチック製のスクリューグロメットを用いるととも
に、タッピンねじを用いて、取付部材を被取付部材に取
付けることが行われている。しかしながら、タッピンね
じは、ねじピッチが大きいので緩みが出易く、先端が尖
っているので、取付部材や被取付部材の外に他の製品を
傷つけ易い等の問題がある。これに対し通常のビスすな
わちメートルねじは、ねじピッチが小さく先端も尖って
いないので好ましい。しかし、タッピンねじ用のスクリ
ューグロメットにメートルねじをねじ込むと、ねじの山
径と谷径の差が小さくてナット側の雌ねじ側への食い込
みが浅く、低トルクでもねじ込み過ぎを起こし易く、い
わゆるばかねじになり易い。実開平1−119908号
公報(実公平5−47844号公報)には、タッピンね
じではなく、メートルねじを使用できるスクリューグロ
メットを開示している。このスクリューグロメットは、
メートルねじを使用できるので、上記のタッピンねじ用
スクリューグロメットの欠点を解消することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知のスクリュ
ーグロメットは、ナットとして通常の金属製六角ナット
を使用している。そのため、スクリューグロメットに
は、ナットの収容部を形成するとともに、そのナットの
挿入を容易にし且つ収容したナットの落下を防止する構
成をスクリューグロメットに形成することが必要であ
る。また、メートルねじは金属製であるため金属製ナッ
トとの接触によって電触に伴う腐食がメートルねじ及び
ナットに生じる惧れもある。
【0004】実開昭63−119915号公報は、蓋と
本体との二部品で成るスクリューグロメットを開示して
いる。このスクリューグロメットでは、使用するボルト
は、蓋に形成された雌ねじと本体軸部に形成された径の
違う雌ねじとに螺合するように、異なる外径の雄ねじを
有する特殊なものを用いる。また、スクリューグロメッ
トの雌ねじ部分は、ボルトとの係合を確実にするため長
く形成されており、その部分に大きな空間を必要とす
る。更に、実開平4−62916号公報には、ボルトの
アンカーとしてスクリューグロメットが用いられてい
る。このスクリューグロメットは、金属製であり、ま
た、ナットとして通常の金属製六角ナットを使用してい
る。従って、上記の実開平1−119908号公報に記
載のスクリューグロメットの問題点も含んでいる。
【0005】従って、本発明の目的は、全体としてプラ
スチックで成形されて、用いるねじが金属製であっても
電触による腐食を防止でき、メートルねじを用いて確実
に保持することができ且つ低トルクでのナットの破壊の
ないスクリューグロメットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、フランジと該フランジから延びる
軸部とを有する中空部材を包含し、パネル等の被取付部
材の取付穴に前記軸部を挿入し、該軸部にフランジ側か
らねじを挿入して該ねじを軸部先端側にある雌ねじ手段
にねじ込むことによって取付部材を被取付部材に取付け
るスクリューグロメットが提供され、このスクリューグ
ロメットは、前記中空部材がプラスチックで一体成形さ
れたスクリューグロメット本体で成り、該スクリューグ
ロメット本体の軸部が、フランジから延びて中間の部分
が半径方向外方に張り出すように変形できる支柱と、該
支柱の先端に設けられて前記雌ねじ手段を保持する雌ね
じ保持部とを備え、前記雌ねじ手段が、プラスチックで
一体成形された、前記スクリューグロメット本体より高
い剛性のナット部材で成り、該ナット部材が、前記雌ね
じ保持部へ収容することによって該雌ねじ保持部の係止
部に係止する係止部を有し、該ナット部材には、メート
ルねじに螺合する雌ねじが形成されていることを特徴と
する。
【0007】
【作用】上記のスクリューグロメットは、被取付部材の
取付穴に挿入され、取付部材がその上に置かれてメート
ルねじが取付部材の穴及び軸部に挿入され、ナット部材
にねじ込まれるが、ナット部材の剛性は高く、そのねじ
ピッチはメートルねじに適合しているので、メートルね
じによって確実に保持でき且つ低トルクでのナット部材
の破壊はない。そして、ねじの回転につれて次第にナッ
ト部材をフランジ側へ引き付けるように作用し、支柱の
中間部が半径方向外方に張り出して、ねじの頭部と協働
して取付部材を被取付部材に固定する。更に、全体とし
てプラスチックで成形されて、用いるねじが金属製であ
ってもナット等との電触による腐食を防止でき、メート
ルねじを用いて確実に保持でき且つ低トルクでのナット
の破壊のないスクリューグロメットが提供される。
【0008】上記スクリューグロメットにおいて、前記
ナット部材は、ガラス繊維強化プラスチック材料で形成
されているのが好ましい。また、前記支柱は、軸部の長
手方向に延びる複数の細長い薄板で構成され、該複数の
薄板が軸部の周方向に等間隔に配置されているのが好ま
しい。更に、前記支柱を構成する各薄板は、フランジと
の連結部分並びに雌ねじ保持部との連結部分のそれぞれ
においてヒンジとなるくびれが形成され、更に、各薄板
の長手方向の中間位置においてもヒンジとなるくびれが
形成されているのが好ましい。前記くびれは、前記薄板
の幅を狭めることによって形成してもよく、このくびれ
は、薄板の厚さを減少することによって形成してもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。本発明に係るスクリューグ
ロメットは、スクリューグロメット本体とナット部材と
の2つの部材で構成される。図1〜図5は、本発明に係
るスクリューグロメットのスクリューグロメット本体1
を示しており、図7及び図8は、本発明に係るスクリュ
ーグロメットのナット部材2を示している。図9(A)
及び(B)に図示のように、本発明に係るスクリューグ
ロメット3は、スクリューグロメット本体1に、雌ねじ
手段としてのナット部材2が収容されて保持される。な
お、図6は、スクリューグロメット本体の変形例を示し
ている。また、図10及び図11は、スクリューグロメ
ット3とねじ5を用いて被取付部材6に取付部材7を取
付ける様子を示している。図12は、図9及び図10の
被取付部材6より薄い被取付部材6Aに取付部材7を取
付けた例を示している。なお、図10〜図12に示すよ
うに、本発明のスクリューグロメット3に用いられるね
じ5は、メートルねじであり、タッピンねじではない。
【0010】図1〜図5において、スクリューグロメッ
ト本体1は、プラスチックの一体成形品で形成され、ね
じ5が貫通するように中空の筒状体として形成されてい
る。詳細には、スクリューグロメット本体1は、中央に
ねじ5が貫通する穴9が形成された円板状のフランジ1
0と、フランジ10から細長く延びて、軸心部分がねじ
5の貫通のために中空に形成された軸部11とから成
る。フランジ10は、被取付部材7の取付穴より大きい
直径に形成されている。スクリューグロメット本体1の
軸部11は、フランジ10から被取付部材7を貫通して
十分に延び出る長さに延びて中間位置の部分で半径方向
外方に張り出すように変形し且つ半径方向内側にも変形
可能な複数の支柱13と、支柱13の先端に設けられ、
ナット部材2を収容しそこにナット部材2を保持するた
めの、被取付部材6の取付穴より小さい外径の円筒状の
雌ねじ保持部14とから成る。支柱13は、軸部の長手
方向に延びる複数の細長い薄板で構成されている。支柱
13を成す薄板は、軸部の周方向に等間隔に複数個(図
示の例では、3個)配置されている。
【0011】支柱13を構成する各薄板は、フランジと
の連結部分に第1のくびれ15を、雌ねじ保持部との連
結部分に第2のくびれ17を有し、これらのくびれはヒ
ンジとして機能する。更に、薄板で成る支柱13の長手
方向の中間位置においてもヒンジとなる第3のくびれ1
8が形成されている。これらのくびれは、図1〜図3の
例においては、支柱13を構成する薄板の幅を狭めるこ
とによって形成されている。他のやり方として、図6に
示すように、薄板で成る支柱13の厚さを薄く形成する
ことによって、第1くびれ15A、第2くびれ17A、
及び第3のくびれ15A、18Aを形成してもよい。こ
れらのくびれは、いずれも、支柱13を折れ曲がりのヒ
ンジとして作用するものであればよい。また、必ずしも
これらのくびれがなくとも、各支柱13の折れ曲がりは
可能であるので、これらのくびれは必須のものではない
が、確実に支柱13の折れ曲がりを得るためには、設け
たほうがよい。更に、第3のくびれ18(18A)の位
置では、支柱13は他の部分より弾性的に半径方向外方
に張り出すように曲がっており、被取付部材への挿入時
には半径方向内側に撓むが、挿入後には再度外方に張り
出すように形成されている。
【0012】複数の支柱13で形成される軸部部分は、
第1くびれ15及び第2くびれ17を含めてその外径が
被取付部材6の取付穴の直径より小さく形成されている
が、図示のように、第3くびれ18の部分では半径方向
外方に張り出しており、この部分の外径が被取付部材6
の取付穴の直径にほぼ等しいか、それよりやや大きく形
成されている。従って、軸部11を被取付部材6の取付
穴に挿入すると、先端の円筒状雌ねじ保持部14は取付
穴より外径が小さいのでそのまま容易に挿入でき、第2
くびれ17もそのまま挿入でき、更に、第3くびれ18
の部分は内側に撓んで挿入を邪魔することはなく、それ
以降のフランジ10に近い部分も何ら支障なく挿入でき
る。挿入後においては、第3くびれ18の部分の外径が
元の大径に復帰し、第3くびれ18の部分が、被取付部
材の取付穴に摩擦係合する。従って、スクリューグロメ
ット3は被取付部材6に仮留めされ、被取付部材6から
抜き出す力が作用しない限り外れることはない。また、
図示の例では、第3くびれ18の位置は、被取付部材6
が厚い場合にも対応できるように、第2くびれ17に近
い側に形成されている。
【0013】雌ねじ保持部14は、軸部11の先端を構
成するとともに、ナット部材2を収容して保持する。そ
のため、雌ねじ保持部14は、ナット部材2を収容する
高さを有し、外側は円筒状に形成され、内側には収容し
たナット部材2が回転しないような形状の収容穴19
(図示の例では、角穴)が形成されている。図1及び図
5に明らかなように、外面には、カット面21が一対形
成され、ナット部材2の収容時の方向を定めるのに利用
することができる。また、外面から内面に延びる係合窓
22が一対形成されており、収容穴19に収容したナッ
ト部材2の係止爪を受け入れて、ナット部材2の保持を
する。
【0014】ナット部材2は、図7及び図8に示されて
いる。このナット部材2は、中空部材すなわちスクリュ
ーグロメット本体1より高い剛性のプラスチックで一体
成形されている。例えば、ガラス繊維強化プラスチック
で成形されている。その外形は、前記の雌ねじ保持部1
4の収容穴19に適合する角形状に形成されて、収容穴
19内での回転を阻止するとともに、穴19内でのがた
つきを阻止する。ナット部材2は、ほぼ角筒状に形成さ
れて、内側は中空になっていて、その内壁面には、雌ね
じ23がその全周に渡って形成されている。この雌ねじ
23のピッチは使用するメートルねじに合わせたピッチ
になっており、使用するねじがメートルねじであるよう
に形成されている。このように、ナット部材2の材料
は、スクリューグロメット本体1より高い剛性のプラス
チックであり、また、雌ねじ23が中空部分の全周に渡
っているので、メートルねじの高トルクでの締め付けに
耐えることができ、ばかねじの発生が防止できる。ナッ
ト部材2の外面には、雌ねじ保持部14の係合窓22に
係合する係止爪25が一対形成されている。なお、雌ね
じ23の形成されている部分の上面には、開口を広げる
テーパ面26が形成されて、使用するメートルねじ5の
先端を受け入れ易くしている。また、ナット部材2の下
面側の切欠き27は、雌ねじ成形時のモータ回転の後に
おいて、型からナット部材2を自動落下するのを容易に
するためのものである。
【0015】図9(A)及び(B)は、スクリューグロ
メット本体1の軸部の雌ねじ保持部14にナット部材2
を収容して保持し、スクリューグロメット3を構成する
様子を示している。(A)において、ナット部材2を、
矢印29図示のように、雌ねじ保持部14の収容穴に押
し込む。押し込みの際、ナット部材2の係止爪25を係
合窓22に合わせ、係止爪25が係合窓22に係止すれ
ば、(B)に図示のように、ナット部材2がスクリュー
グロメット本体1に一体的に組み込まれて、スクリュー
グロメット3となる。
【0016】かかる構成でなるスクリューグロメット3
を用いて、取付部材7を被取付部材6に取付ける操作
を、図10及び図11を参照して説明する。なお、説明
の便宜のため、スクリューグロメット3は、手前側の2
つの支柱13の部分で縦断面した状態で図示されてい
る。図10において、スクリューグロメット3のスクリ
ューグロメット本体1の軸部が被取付部材6の取付穴3
0に挿入される。この挿入によって、支柱13が半径方
向内側に撓んだ後、半径方向外側に張り出すように復帰
して、取付穴30の壁面に摩擦係合して被取付部材6に
スクリューグロメット3は仮止めされる。次に、取付部
材7がその取付穴31をスクリューグロメット3のフラ
ンジ10の穴9に合うように置かれ、メートルねじ5が
取付部材7の取付穴31に挿入される。メートルねじ5
はスクリューグロメット3にフランジ10の側から挿入
される。
【0017】メートルねじ5を、取付穴31及びフラン
ジ穴9の中に挿入し、メートルねじ5をドライバー等に
よって回転させる。この回転によって、メートルねじ5
は、雌ねじ保持部14に収容されて保持されたナット部
材の雌ねじ23にねじ込まれる。ねじ5の回転の続行に
より、次第にナット部材2がフランジ側へ引き付けら
れ、その力が3本の支柱13に作用する。これによっ
て、各支柱13の被取付部材6から外に出ている部分の
うち、第2くびれ18と被取付部材6の縁に隣接する部
分とを折り曲げ点すなわちヒンジとして、中間位置の部
分で折り返すように半径方向外方に張り出して、被取付
部材6の裏面に第2のフランジを形成する。この状態が
図11に示されている。図11において、ねじ5の頭部
33と支柱13の外方への変形によって形成された第2
のフランジ34とが協働して、取付部材7を被取付部材
6に固定する。このように、タッピンねじではなく、メ
ートルねじを用いることができるので、高いトルクでの
締め付けが可能になり、締結力はタッピンねじに比べて
各段に向上する。
【0018】なお、図12は、被取付部材6Aが、被取
付部材6よりも薄い場合の様子を示している。この場合
には支柱13は第1くびれ15及び第2くびれ17をヒ
ンジとして折れ曲がり、中間支柱部分の外方への張り出
しによって第2のフランジを形成して、取付部材7を被
取付部材6Aに固定する。このように、パネルの厚さが
変わってもスクリューグロメット3は取付部材を被取付
部材に固定するのを可能にする。
【0019】
【発明の効果】本発明のスクリューグロメットによれ
ば、メートルねじを用いることができ、ナット部材の剛
性は高く、そのねじピッチはメートルねじに適合してい
るので、通常の締め付けトルクではナット部材の破壊は
なく、十分な締結力の締結ができるので、確実に取付部
材を被取付部材に保持することができ、スクリューグロ
メットは、全体としてプラスチックで成形されて、ねじ
の回転につれてプラスチック製のナット部材にねじ込ま
れ、支柱の中間部が半径方向外方に張り出して、ねじの
頭部と協働して取付部材を被取付部材に固定するので、
用いるねじが金属製であっても電触による腐食を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスクリューグロメットのスクリ
ューグロメット本体の斜視図である。
【図2】 図1のスクリューグロメット本体の正面図で
ある。
【図3】 図2のスクリューグロメット本体の右半断面
側面図である。
【図4】 図2のスクリューグロメット本体のA−A線
断面図である。
【図5】 図2のスクリューグロメット本体のB−B線
断面図である。
【図6】 スクリューグロメット本体軸部の支柱の変形
例を示すスクリューグロメット本体の正面図である。
【図7】 本発明に係るナット部材の斜視図である。
【図8】 図7のナット部材を矢印Cの方向から見た半
断面図である。
【図9】 本発明に係るスクリューグロメットを示す図
であり、(A)は、スクリューグロメット本体にナット
部材を組み込む前の状態を示す斜視図、また(B)は、
スクリューグロメット本体にナット部材を組み込んでス
クリューグロメットとした様子示す斜視図である。
【図10】 本発明に係るスクリューグロメットとメー
トルねじを用いて被取付部材に取付部材を取付ける前の
様子を示すスクリューグロメットの2本の支柱部分で断
面した断面図である。
【図11】 本発明に係るスクリューグロメットとメー
トルねじを用いて被取付部材に取付部材を取付けた後の
様子を示す、図10と同様な断面図である。
【図12】 本発明に係るスクリューグロメットとメー
トルねじを用いて、薄い被取付部材に取付部材を取付け
た後の様子を示す図11と同様な断面図である。
【符号の説明】
1 スクリューグロメット本体 2 ナット部材 3 スクリューグロメット 5 ねじ(メートルねじ) 6、6A 被取付部材 7 取付部材 9 フランジの穴 10 フランジ 11 軸部 13 支柱 14 雌ねじ保持部 15 第1のくびれ 17 第2のくびれ 18 第3のくびれ 19 収容穴 22 係合窓 23 雌ねじ 25 係止爪 30 被取付部材の取付穴 31 取付部材の取付穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジと該フランジから延びる軸部と
    を有する中空部材を包含し、パネル等の被取付部材の取
    付穴に前記軸部を挿入し、該軸部にフランジ側からねじ
    を挿入して該ねじを軸部先端側にある雌ねじ手段にねじ
    込むことによって取付部材を被取付部材に取付けるスク
    リューグロメットにおいて、 前記中空部材はプラスチックで一体成形されたスクリュ
    ーグロメット本体で成り、該スクリューグロメット本体
    の軸部は、フランジから延びて中間の部分が半径方向外
    方に張り出すように変形できる支柱と、該支柱の先端に
    設けられて前記雌ねじ手段を保持する雌ねじ保持部とを
    備え、前記雌ねじ手段は、プラスチックで一体成形され
    た、前記スクリューグロメット本体より高い剛性のナッ
    ト部材で成り、該ナット部材は、前記雌ねじ保持部へ収
    容することによって該雌ねじ保持部の係止部に係止する
    係止部を有し、該ナット部材には、メートルねじに螺合
    する雌ねじが形成されていることを特徴とするスクリュ
    ーグロメット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスクリューグロメット
    において、前記ナット部材は、ガラス繊維強化プラスチ
    ック材料で形成されていることを特徴とするスクリュー
    グロメット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のスクリューグ
    ロメットにおいて、前記支柱は、軸部の長手方向に延び
    る複数の細長い薄板で構成され、該複数の薄板が軸部の
    周方向に等間隔に配置されていることを特徴とするスク
    リューグロメット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のスクリューグロメット
    において、前記支柱を構成する各薄板は、フランジとの
    連結部分並びに雌ねじ保持部との連結部分のそれぞれに
    おいてヒンジとなるくびれが形成され、更に、各薄板の
    長手方向の中間位置においてもヒンジとなるくびれが形
    成されていることを特徴とするスクリューグロメット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のスクリューグロメット
    において、前記くびれは、前記薄板の幅を狭めることに
    よって形成されていることを特徴とするスクリューグロ
    メット。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のスクリューグロメット
    において、前記くびれは、前記薄板の厚さを減少するこ
    とによって形成されていることを特徴とするスクリュー
    グロメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215626A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
WO2014195541A1 (es) * 2013-06-05 2014-12-11 Relats, S. A. Pieza de unión entre un cable conductor y una funda de protección térmica de dicho cable
JP2018172946A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 センクシア株式会社 フロアパネル用アンカーボルト

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007215626A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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