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JP2001028575A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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Publication number
JP2001028575A
JP2001028575A JP11198670A JP19867099A JP2001028575A JP 2001028575 A JP2001028575 A JP 2001028575A JP 11198670 A JP11198670 A JP 11198670A JP 19867099 A JP19867099 A JP 19867099A JP 2001028575 A JP2001028575 A JP 2001028575A
Authority
JP
Japan
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signal
frequency
digital
intermediate frequency
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP11198670A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP11198670A priority Critical patent/JP2001028575A/ja
Publication of JP2001028575A publication Critical patent/JP2001028575A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の放送チャンネルを同時に受信でき
るデジタル放送受信装置を経済的に構成することにあ
る。 【解決手段】 同時に受信する2つのチャンネル信号
を、高周波信号変換部10、および第2高周波信号変換
部20により、2つの近接する周波数に変換した2つの
中間周波数信号を得、それぞれの信号を信号加算合成器
30により加算合成し、中間周波増幅部40で増幅した
後、A/D変換器61でデジタル信号に変換し、2つの
チャンネルに対応する信号は、デジタルフィルタ62、
64により分離し、各々に対応する信号復調器63、6
5により復調したそれぞれの信号を同時に出力するよう
に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
装置に関し、特に共用化回路を有し、多チャンネルデジ
タル放送波を同時に受信する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、NTSC方式によるアナログ
テレビジョン放送がなされてきたが、最近は、デジタル
テレビジョン方式の導入を行なうべく準備が進められて
おり、OFDMによる地上デジタル放送の実験もなさ
れ、本放送に向けての検討も着々と進められている。こ
こで、OFDMによる地上デジタルテレビジョン方式に
ついて説明する。図13に一般的なOFDM信号の周波
数スペクトラムを示す。OFDM信号は送信する情報信
号を数百から数千のキャリアに、分割、周波数多重して
伝送する変調方式であり、OFDMを構成するキャリア
は、隣接キャリア同士の干渉を防ぐため、お互いに直交
関係を保つよう、周波数等間隔で配置される。この周波
数間隔の逆数で与えられる時間がシンボル期間であり、
それぞれのキャリアをシンボル期間ごとに、例えば周知
の多値QAM、QPSKなどのデジタル変調方式により
変調し、情報信号を伝送するようになされており、同図
に示す階層別変調は、ストリームごとに、例えばQAM
変調の多値数を選択し、移動受信を目的とする放送、高
精細度映像の固定受信を目的とする放送などを行なう
が、デジタル放送は、それらを含め、多くの番組が放送
できるようになされている。
【0003】図12に、このようにしてなされるOFD
Mによる地上デジタル放送を受信するデジタル放送波受
信装置の例を示し、説明する。同図のデジタル放送波受
信装置5は、アンテナより入来されるデジタル放送波の
受信信号を供給し、映像と音声の符号化された信号を、
MPEG−2のシステム規格で規定するトランスポート
ストリームによるビットストリームの信号として出力す
るようになされている。この装置の構成について述べる
に、デジタル放送波受信装置5はマイクロプロセッサ8
3、および局部発振器81(OSC1)より構成される
第3の周波数選択部80Cと、高周波信号フィルタ11
(RFF1)、高周波信号増幅器12(RFA1)、周
波数変換器13(MIX1)、および中間周波数フィル
タ14(IFF1)より構成される高周波信号変換部1
0と、中間周波数増幅器41(IFAA)、中間周波数
変換器42(MIXB)、第2中間周波数フィルタ43
(IFFB)、第2中間周波数増幅器44(IFA
B)、および固定周波数発振器45(OSCB)より構
成される中間周波増幅部40と、A/D変換器72(AD
C1)、および第3デジタル信号処理回路73(DSP
3)より構成される第2の第3デジタル信号復調部70
Bとより構成される。
【0004】つぎに、その動作について説明する。ま
ず、視聴者は、第3の周波数選択部80Cのマイクロプ
ロセッサ83に接続される、図示しない受信チャンネル
指示器より受信チャンネル番号を指示し、マイクロプロ
セッサ83は局部発振器81に受信周波数に対応する局
部発振周波数を指定する。局部発振器81は指定された
周波数で発振し、その発振出力を高周波信号変換部10
の周波数変換器13の片方の入力端子に供給する。周波
数変換器13の他方の入力端子には、高周波信号フィル
タ11で濾波され、高周波信号増幅器12で増幅された
アンテナより入来する受信信号が供給され、これらの信
号は周波数変換器13で乗算混合され、その差の周波数
である中間周波数信号成分が生成され、中間周波数フィ
ルタ14により中間周波数信号成分が抽出され、中間周
波増幅部40の中間周波数増幅器41に供給され、中間
周波数信号の増幅を行ない、そこで増幅された信号は中
間周波数変換器42の一方の入力端子に供給される。中
間周波数変換器42の他の入力端子には中間周波数と第
2中間周波数との差の周波数で発振する固定周波数発振
器45の信号が供給され、中間周波数変換器42より第
2中間周波数に変換された信号が生成され、出力され
る。この出力信号は第2中間周波数数フィルタ43に供
給され、第2中間周波数信号成分が抽出され、抽出され
た信号は第2中間周波数増幅器44で増幅され、第2A
/D変換器72に供給される。
【0005】第2A/D変換器72では、供給されたア
ナログ信号はデジタル信号に変換され、第3デジタル信
号処理回路73に供給される。ここではFFT処理など
により、OFDMなどによりデジタル変調された信号の
復号、OFDM信号を構成する各キャリアのQAM復号
などが行われ、前述のトランスポートストリームによる
信号が出力され、図示しないMPEG−2デコーダなど
によりMPEG−2のシステム規格などで符号化されて
いる映像信号、音声信号、データ信号などの復号が行な
われ、出力されるような概略構成となっている。
【0006】図14に、上述のデジタル放送波受信装置
5に関する動作周波数の例を示す。この例では、UHF
帯でチャンネル1〜4のデジタル放送がなされており、
高周波信号フィルタ11によりこれらの信号が通過され
るが、通過された信号は周波数変換器13により中間周
波数に変換され、中間周波数フィルタ14により受信す
べきチャンネル1の信号がIF−1として示される信号
として抽出され、中間周波数変換器42でIF−2とし
て示される低い周波数の信号である第2中間周波数に変
換され、変換された信号は増幅されて第2A/D変換器
72に供給されるようになっている。第2A/D変換器
72は、低い周波数で供給されるアナログ信号のデジタ
ル変換を行なうため、A/D変換素子は汎用的に入手可
能な素子を用いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これからの
デジタル放送時代は、多チャンネル化の時代でもあり、
受信装置の受信方法も今までのアナログ放送時代の受信
装置のように1台で1チャンネルを受信する程度の機能
でなく、複数のチャンネルを同時に受信し、複数番組の
同時再生を行なったり、さらには、ホームサーバーに代
表されるような集中形録画装置に、一括して複数の視聴
者に対する予約録画を行い、再生は各視聴者に配信する
ような、サーバーとしての機能が実現されるようにな
る。ここで、録画サーバーの受信部分に用いられるデジ
タル放送受信装置には、同時に複数チャンネルの受信を
行なうための機能が要求される。複数の受信装置を用い
てこの機能を実現することは可能であるが、実装面積の
増大、消費電力の増加を含め、価格が増加するなど、経
済的でなく、好ましくない構成となる。
【0008】そこで、本発明では、複数チャンネルの信
号を、例えば1台の、あるいは少数の受信装置で同時に
行なうことを目的とし、受信回路の一部の機能ブロック
を共用化することによって、複数チャンネルの信号を同
時に受信することを可能とすると共に、録画サーバーな
どに複数の復調出力信号を供給するための構成を安価に
提供できるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の1)〜3)の手段より成るものであ
る。すなわち、
【0010】1) デジタル変調された放送波を受信す
る放送受信装置において、選択的に指定可能な第1の受
信チャンネルに対応して第1の発振周波数の信号を出力
する第1の局部発振器、および選択的に指定可能な第2
の受信チャンネルに対応して第2の発振周波数の信号を
出力する第2の局部発振器を有する周波数選択手段と、
アンテナより入来する前記第1の受信チャンネルに対応
する信号と、前記第1の局部発振器の信号とが供給され
て第1の中間周波数に変換するための第1の高周波信号
変換手段と、前記アンテナより入来する前記第2の受信
チャンネルに対応する信号と、前記第2の局部発振器の
信号とが供給されて第2の中間周波数に変換するための
第2の高周波信号変換手段と、前記第1の中間周波数信
号と前記第2の中間周波数信号とを加算合成した信号を
生成する信号加算合成手段と、前記加算合成した信号を
増幅する中間周波増幅手段と、前記増幅された加算合成
信号をデジタル信号に変換し、具備するデジタルフィル
タにより前記第1の受信チャンネルに対応する信号を選
択抽出して復調する第1の信号復調手段、および、前記
変換されたデジタル信号より、具備するデジタルフィル
タにより前記第2の受信チャンネルに対応する信号を選
択抽出して復調する第2の信号復調手段とを有し、複数
チャンネルの放送波に対応する複数の復調出力信号を同
時に出力するように構成したことを特徴とするデジタル
放送受信装置。
【0011】2) デジタル変調された放送波を受信す
る放送受信装置において、アンテナより入来する信号を
供給し複数の受信チャンネルに対応する信号を通過させ
る高周波信号フィルタ手段と、その高周波信号フィルタ
手段から供給される信号を増幅する高周波増幅手段と、
その高周波増幅された信号をデジタル信号に変換するA
D変換手段と、そのAD変換された信号が供給され、選
択的に指定可能な第1の受信チャンネルに対応する周波
数帯域の信号を通過させる第1のデジタル可変フィルタ
手段と、その第1のデジタル可変フィルタ手段により通
過された信号が供給され、復調信号を得る第1のデジタ
ル信号処理手段と、前記AD変換された信号が供給さ
れ、選択的に指定可能な第2の受信チャンネルに対応す
る周波数帯域の信号を通過させる第2のデジタル可変フ
ィルタ手段と、その第2のデジタル可変フィルタ手段に
より通過された信号が供給され、復調信号を得る第2の
デジタル信号処理手段とを有し、複数チャンネルの放送
波に対応する複数の復調出力信号を同時に出力するよう
に構成したことを特徴とするデジタル放送受信装置。
【0012】3) 前記高周波信号フィルタ手段から供
給される信号を増幅する高周波増幅手段は、高周波信号
を中間周波数に変換して増幅する手段を含み、複数チャ
ンネルの放送波に対応する複数の復調出力信号を同時に
出力するように構成したことを特徴とする上記2)に記
載するデジタル放送受信装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル放送受信
装置の実施の形態につき、好ましい実施例により説明す
る。図1は、その実施例に関わるデジタル放送受信装置
1の概略構成である。この装置によれば、アンテナより
入来する複数チャンネルのデジタル放送信号を受信し、
それぞれのチャンネルに対応してデジタル方式で放送さ
れる映像と音声信号を含む、MPEG−2システム規格
などで規定する複数のトランスポートストリームによる
ビットストリームの信号を得るように概略動作する。同
図の構成について述べるに、アンテナから入来する受信
信号の一部と周波数選択部80から供給される信号の1
つは高周波信号変換部10に供給されて第1の周波数変
換された信号を得るとともに、アンテナから入来する受
信信号の他の一部と周波数選択部80から供給される信
号の他の1つは第2高周波信号変換部20に供給されて
第2の周波数変換された信号が得られるが、その第1と
第2の周波数変換された信号は、信号加算合成器30で
加算合成して得られる加算合成信号を中間周波増幅部4
0に供給して中間周波数信号を増幅し、増幅して得られ
る中間周波数信号はデジタル信号復調部60に供給し、
複数の、前述の、トランスポートストリームによるビッ
トストリームの信号を得るように概略構成されている。
【0014】次に、同図に示す各部の構成とその動作に
ついて詳述する。まず、周波数選択部80は局部発振器
81(OSC1)、第2局部発振器82(OSC2)、
およびマイクロプロセッサ83より構成され、マイクロ
プロセッサ83は図示しないリモコンなどのチャンネル
選択手段により、例えば2つのデジタル放送受信チャン
ネルの選択結果を得て局部発振器81(OSC1)、お
よび第2局部発振器82(OSC2)に発振周波数を指
定し、その局部発振器81、および、第2局部発振器8
2に内蔵される、例えばPLLなどの発振回路は指定さ
れた周波数で発振し、局部発振器81の発振出力は高周
波信号変換部10にある周波数変換器13(MIX1)
の片方の入力端子に供給され、また、第2局部発振器8
2の発振出力は第2高周波信号変換部20にある第2周
波数変換器23(MIX2)の他方の入力端子に供給さ
れる。つぎに、その高周波信号変換部10は高周波信号
フィルタ11(RFF1)、高周波増幅器12(RFA
1)、周波数変換器13(MIX1)、および中間周波
数フィルタ14(IFF1)により構成され、供給され
る高周波信号のうち周波数選択部80のマイクロプロセ
ッサ83により指定される第1のデジタル放送受信周波
数の信号を高周波信号フィルタ11により選択し、デジ
タル信号復調部60の後述するデジタル信号処理回路6
3(DSP1)より得られるOFDM信号の受信信号レ
ベル情報に基づいて高周波増幅器12により自動利得制
御増幅された出力信号を得て周波数変換器13の片方の
入力端子に信号を供給するとともに、周波数変換器13
の他方の入力端子には周波数選択部80のマイクロプロ
セッサ83よりの信号により発振する局部発振器81の
発振出力信号を供給して、中間周波数に変換した信号成
分を得るとともに、中間周波数フィルタ14により中間
周波数の信号成分を抽出し、出力信号を信号加算合成器
に供給する。
【0015】一方、前述の第2高周波信号変換部20は
第2高周波信号フィルタ21(RFF2)、第2高周波
増幅器22(RFA2)、第2周波数変換器23(MI
X2)、および第2中間周波数フィルタ24(IFF
2)より構成され、周波数選択部80のマイクロプロセ
ッサ83により指定される第2のデジタル放送受信周波
数の信号を第2高周波信号フィルタ21(RFF2)に
より選択し、デジタル信号復調部60の後述するデジタ
ル信号処理回路65(DSP2)より得られるOFDM
信号の受信信号レベル情報に基づいて高周波増幅器22
により自動利得制御増幅された出力信号を得て周波数変
換器23の片方の入力端子に信号を供給するとともに、
周波数変換器23の他方の入力端子には周波数選択部8
0のマイクロプロセッサ83よりの信号により第2のデ
ジタル放送受信周波数に対応させて発振する第2局部発
振器82の発振出力信号を供給して、前記高周波信号変
換部10より供給される中間周波数の信号成分に対し周
波数的に隣接して位置する中間周波数に変換した信号成
分を得るとともに、第2中間周波数フィルタ24により
中間周波数の信号成分を抽出し、出力信号を信号加算合
成器30の他の入力端子に供給し、前述の高周波信号変
換部10より供給される信号とともに加算合成し、加算
合成された信号は中間周波増幅部40に供給される。
【0016】中間周波増幅部40は、中間周波増幅器4
1(IFAA)、中間周波数変換器42(MIXB)、
第2中間周波数フィルタ43(IFFB)、第2中間周
波数増幅器44(IFAB)、および固定周波数発振器
45(OSCB)より構成され、中間周波増幅器に供給
される信号を増幅して中間周波数変換器42の片方の入
力端子に供給するとともに、中間周波数変換器42の他
方の入力端子には中間周波数と第2中間周波数との和、
もしくは差の周波数で発振する固定周波数発振器45の
出力信号を供給して第2中間周波数に変換した信号を生
成し、第2中間周波数フィルタ43で第2中間周波数の
信号成分を抽出し、第2中間周波数増幅器44により増
幅し、増幅した信号をデジタル信号復調部60に供給す
る。
【0017】デジタル信号復調部60はA/D変換器6
1(ADC)、デジタルバンドパスフィルタ62(DB
F1)、前述のデジタル信号処理回路63(DSP
1)、第2デジタルバンドパスフィルタ64(DBF
2)、および前述の第2デジタル信号処理回路65(D
SP2)より構成され、中間周波増幅部40から供給さ
れるアナログ信号はA/D変換器61によりデジタル信
号に変換され、変換されたデジタル信号はデジタルバン
ドパスフィルタ62(DBF1)、および第2デジタル
バンドパスフィルタ64(DBF2)に供給され、中間
周波数帯域の中に隣接して存在する、高周波信号変換部
10から供給される信号に対応する周波数帯の信号と、
第2高周波信号変換部20から供給される信号に対応す
る周波数帯の信号のそれぞれを得るとともに、高周波信
号変換部10から供給される信号に対応させて得られる
信号はデジタル信号処理回路63に、第2高周波信号変
換部20から供給される信号に対応させて得られる信号
は第2デジタル信号処理回路65に供給される。デジタ
ル信号処理回路63、および第2デジタル信号処理回路
65では、図示しない例えば直交復調、FFTによるO
FDM信号の復調、OFDMを構成する多数キャリア信
号のQAM復号、デインターリーブ処理、データ誤り検
出、訂正、などを行ない、MPEGシステム規格で規定
するトランスポートストリームの信号を出力するととも
に、供給されるOFDM信号のレベル情報を対応するそ
れぞれの高周波信号変換部10、20に供給し、前述の
様に高周波増幅器12、および第2高周波増幅器22の
それぞれは自動利得制御増幅を行なう。
【0018】さて、以上述べたように、本実施例では中
間周波増幅部40は2チャンネル分のデジタルテレビジ
ョン信号の増幅を行ない、さらに、中間周波増幅部40
は中間周波数をさらに低い第2中間周波数に変換し、デ
ジタル信号復調部60のA/D変換器61、それぞれの
デジタルバンドパスフィルタ62、64、および、それ
ぞれのデジタル信号処理回路63、65などの回路の動
作速度を低くして、回路動作の容易化を図っている。
【0019】ここで、それらの動作についてさらに詳細
に説明する。図2は、本発明の実施例に係るデジタル放
送受信装置が再生する2つのチャンネル信号のストリー
ム出力を示す摸式図である。前述のデジタル放送受信装
置1は2つのチャンネルの信号を同時に受信できる機能
を有しており、チャンネル1とチャンネル3を同時に受
信するときは、チャンネル1で放送されるS1〜S3の
ビットストリームと、チャンネル3で放送されるS7〜
S9のビットストリームを同時に出力できることを示し
ている。
【0020】図3は、本発明の実施例に係る周波数の関
係を説明する図であり、前述のデジタル放送受信装置1
がチャンネル1と3の放送波を同時に受信するときの周
波数関係について示したものである。同図において、前
述の高周波信号フィルタ11(RFF1)は例えばUH
F放送帯で放送されるチャンネル1の周波数の信号を中
心として選択抽出して中間周波数に変換した信号を前述
の中間周波数フィルタ14より得るとともに、前述の第
2高周波信号フィルタは21(RFF2)は例えばUH
F放送帯で放送されるチャンネル3の周波数の信号を中
心として選択抽出し中間周波数に変換した信号を第2中
間周波数フィルタ24より得るようになし、これらの中
間周波数フィルタ14、および24より得られる信号の
周波数配置は同図に示す様に隣接されており、これらの
信号は前述の信号合成加算器30により加算合成され、
前述の中間周波増幅部40にある、前述の第2中間周波
数フィルタ43(IFFB)においても、同図に示すよ
うに隣接された周波数配置とされている。
【0021】図4は、本発明の実施例に係る第2中間周
波数における信号の配置を周波数軸を拡大して示した図
であり、この図に示す様に隣接された周波数配置とする
ために、局部発振器81、および第2局部発振器82の
発振周波数は、中間周波数の中心値よりもそれぞれのチ
ャンネルの信号を伝送するために必要な周波数帯域の1
/2以上の周波数だけお互いに、反対方向に変移させた
周波数を中心とする中間周波信号を生成する様になされ
ていることを示している。
【0022】次に、図5は、本発明の第2の実施例に係
るデジタル放送受信装置2の概略構成であり、この装置
は、アンテナより入来する複数チャンネルのデジタル放
送信号を受信し、それぞれのチャンネルに対応してデジ
タル方式で放送される映像と音声信号を含む、MPEG
−2システム規格などで規定する複数のトランスポート
ストリームのビットストリーム信号を得るように概略構
成する。同図の動作についてさらに説明するに、同図に
おいて、アンテナから入来する受信信号は第2の高周波
信号変換部10Bの、多くのチャンネル信号を同時に選
択する第2の高周波信号フィルタ11B(RFF1)に
より複数の受信チャンネル信号を選択して高周波増幅器
12(RFA1)に供給して、選択された複数の受信チ
ャンネル信号を同時に増幅し、増幅した信号を周波数変
換器13(MIX1)の片方の入力端子に供給するとと
もに、周波数変換器13の他方の入力端子には、固定し
た周波数で発振する固定周波数発振器15(OSC)の
信号を供給し、これらの入力信号周波数の差の周波数成
分として生成される中間周波数成分を得るとともに、得
られた中間周波数成分を中間周波数フィルター14(I
FF1)により抽出して第2の中間周波数増幅部40B
の中間周波数増幅器41(IFFA)に供給して、中間
周波数信号を増幅し、第2のデジタル信号復調部60B
のA/D変換器61(ADC)に供給し、A/D変換器
61は供給されたアナログ中間周波数信号をデジタル信
号に変換し、変換された信号の一部は、前述の第2の周
波数選択部80Bのマイクロプロセッサ83により通過
周波数帯域が可変されるデジタル可変フィルタ66(V
BF1)に供給され、指定される周波数帯域の信号を抽
出し、抽出した信号をデジタル信号処理回路63(DS
P1)に供給して変調信号を復調したビットストリーム
信号を得るとともに、前述のA/D変換器61により変
換された信号の他の一部は、前述のマイクロプロセッサ
83により通過周波数帯域が可変される第2デジタル可
変フィルタ67(VBF2)に供給され、指定される周
波数帯域の信号を抽出し、抽出した信号を第2デジタル
信号処理回路65(DSP2)に供給し、ここでは供給
される変調信号を復調し、ビットストリーム信号を得る
ように動作する。
【0023】図6に、本発明の第2実施例に係る周波数
の関係を図で示し、第2のデジタル放送受信装置2の動
作についてさらに述べる。この装置の第2の高周波信号
変換部10Bの周波数変換器13に供給される信号は、
固定周波数発振器15から供給される信号と、空中線よ
り供給される信号を第2の高周波信号フィルタ11Bに
より、例えば同図でRFとして示されるように、チャン
ネル1〜4の放送波の全ての周波数帯域を通過させ、高
周波増幅器12により増幅した信号であり、このとき、
中間周波数フィルタ14には、周波数変換器13よりチ
ャンネル1〜4の信号を中間周波数に変換した信号が供
給され、中間周波数成分として通過された信号を第2の
中間周波数増幅器40Bの中間周波増幅器41に供給し
て増幅し、増幅された信号を第2のデジタル信号復調部
60BのA/D変換器61によりデジタル信号に変換
し、その変換した信号をデジタル可変フィルタ66と第
2のデジタル可変フィルタ67に供給する。これらのデ
ジタル可変フィルタ66、67は、第2の周波数選択部
80Bのマイクロプロセッサ83より、図示しないチャ
ンネル番号選択装置により選択操作されたチャンネル番
号に対応する通過帯域に設定されるが、同図に示す例で
はデジタル可変フィルタ66はチャンネル1に対応する
周波数の信号を通過させ、通過された信号をデジタル信
号処理回路63に供給してチャンネル1を復調したビッ
トストリーム信号を得るとともに、第2のデジタル可変
フィルタ67はチャンネル3に対応する周波数の信号を
通過させ、通過された信号を第2のデジタル信号処理回
路65に供給してチャンネル3を復調したビットストリ
ーム信号を得るような周波数の関係で動作する。
【0024】ここで述べた第2のデジタル放送受信装置
2は、シングルスーパーヘテロダイン方式の構成となっ
ており、前述の例に示したダブルスーパーヘテロダイン
方式に比し、中間周波数処理回路の構成を簡略にでき、
また、局部発振器は固定周波数のものを用い、高周波信
号を一括して増幅しているため、PLLや、その制御回
路系も不要であるなど、携帯機器などに用い、小さな実
装面積で受信装置を構成することができるなどの特徴を
有している。
【0025】次に示す第3の実施例は、受信信号を中間
周波数に変換せずに、受信される信号から直接的に復調
出力したビットストリーム信号を得ようとするものであ
る。図7に第3のデジタル放送受信装置の概略構成を示
し、説明する。同図に示す第3のデジタル放送受信装置
3は、アンテナより入力される信号を第2の高周波信号
フィルタ11B(RFF1)に供給し、本装置が受信可
能とする周波数帯域の信号を通過させ、通過された信号
を高周波増幅器12(RFA1)により増幅し、増幅し
て得られる信号を第2のデジタル信号復調器60BのA
/D変換器61(ADC)に供給してデジタル信号に変
換し、変換した信号をデジタル可変フィルタ66(VB
F1)、および第2のデジタル可変フィルタ67(VB
F2)に供給する。デジタル可変フィルタ66は、前述
の様に、マイクロプロセッサ83によりチャンネル選択
された周波数の信号を通過させる様に設定され、通過さ
れた信号はデジタル信号処理回路63(DSP1)に供
給されて復調したビットストリームの信号を生成すると
ともに、第2のデジタル可変フィルタ67は、同様にし
て、第2の受信チャンネルに対応する信号を通過させ、
通過させた信号を第2デジタル信号処理回路65(DS
P2)に供給し、第2の受信チャンネルの信号を復調し
たビットストリームの信号を生成する様に構成してい
る。
【0026】なお、ここで出力されるビットストリーム
は、前述のように、1つのチャンネルで例えば3種類の
番組が放送されるが、マイクロプロセッサ83は図示し
ない番組選択器により、1つのチャンネルで伝送される
複数の番組のうちのひとつを選択して受信するように
し、その選択された番組の情報信号を出力する構成とし
ている。
【0027】図8は、第3のデジタル放送受信装置3の
動作を周波数的に説明した図であり、その装置の動作に
ついて説明する。アンテナより入来する受信信号は第2
の高周波フィルター11Bに供給されるが、ここでは、
チャンネル1〜4の高周波信号を通過させて高周波増幅
器12に供給して増幅し、増幅した信号をA/D変換器
61に供給してデジタル信号に変換し、デジタル信号に
変換された信号はデジタル可変フィルタ66、および第
2のデジタル可変フィルタ67に供給されるが、ここで
は図示しない受信チャンネル選択装置が、例えばチャン
ネル1とチャンネル3の受信信号を選択するときは、こ
れらのデジタル可変フィルタ66、67はそれぞれチャ
ンネル1の信号、チャンネル3の信号を通過させるよう
に動作し、デジタル信号処理回路63、および第2デジ
タル信号処理回路65は、それぞれチャンネル1とチャ
ンネル3の信号を復調して得られるビットストリーム信
号を出力する様に動作する。
【0028】なお、ここで示した、第3のデジタル放送
受信装置は、中間周波数への周波数変換を行なわずに、
高い周波数のままA/D変換器61に信号を供給してい
る。これは、将来,、半導体を中心とする回路素子の高
速化の技術が進歩し、放送波を直接A/D信号に変換で
きるような時代が到来したときを想定する回路構成であ
り、この場合は、周波数変換に伴う回路部を省くことが
でき、回路構成が簡略化されること、また、イメージ混
信妨害、その他の歪発生要因を少なくできるなどの特徴
を有し、さらには、局部発振器を有していないため、局
部発振出力の漏洩電力がアンテナに供給されて不要輻射
となるような動作を行わないと言ったような特徴を併せ
持つものである。
【0029】図9に、デジタル信号処理部における他の
実施例を示し、説明する。同図における、第3デジタル
信号復調部70は、例えば、前述の第2のデジタル放送
受信装置2の第2のデジタル信号復調部60Bと同じ機
能の動作を行う回路部であり、例えば中間周波数増幅部
40、40Bなどからの信号を変調信号フィルタ71
(IFFD)、および第2変調信号フィルタ74(IF
FE)に供給し、変調信号フィルタ71に供給された信
号はマイクロプロセッサ83により選択される受信チャ
ンネルに対応する周波数の信号を通過させ、通過された
信号を第2A/D変換器72(ADC1)でデジタル信
号に変換し、変換した信号を第3デジタル信号処理回路
73(DSP3)に供給して復調したビットストリーム
の信号を得るとともに、変調信号フィルタ74に供給さ
れた信号はマイクロプロセッサ83により選択される他
の受信チャンネルに対応する周波数の信号を通過させ、
通過された信号を第3A/D変換器75(ADC2)で
デジタル信号に変換し、変換した信号を第4デジタル信
号処理回路76(DSP4)に供給して復調した他のビ
ットストリームの信号を得る様に構成している。ここに
述べた第3デジタル信号復調部70は、回路構成は異な
るものの、前述の第2のデジタル信号復調部60Bと同
様に、異なるデジタル放送を、共通の中間周波数増幅器
を用いて増幅し、各々の信号処理回路を用いてそれぞれ
のチャンネル信号の復調処理を行うことにより、異なる
チャンネルの信号を同時に受信し、複数の復調した出力
信号を得るように動作する。
【0030】さて、ここで、共通の中間周波数増幅器を
用いて、デジタル放送信号と従来から放送されているN
TSCによるアナログ放送波の両者を受信する場合の実
施例について述べる。図10は、デジタル放送とアナロ
グ放送を同時に受信する第4のデジタル放送受信装置4
でありその構成について説明する。アンテナから供給さ
れる信号は高周波信号変換部10と第2高周波信号変換
部20に供給され、前述と同様に、チャンネル選択され
た第1と第2の受信チャンネルに対応するそれぞれの第
1と第2の中間周波数に変換された信号が得られ、それ
ぞれの中間周波数の信号は信号加算器により加算合成さ
れて中間周波増幅部40に供給されて増幅され、増幅さ
れた信号は、アナログ信号復調部50と第3の第3デジ
タル信号復調部70Cに供給される。アナログ信号復調
部50は、中間周波増幅部40より供給される信号の一
部をアナログ変調信号フィルタ52(IFFC)に供給
してアナログ信号周波数の成分を抽出し、抽出された信
号の片方は映像復調器53に供給して映像信号を復調
し、映像増幅器54により増幅してビデオ信号を出力す
るとともに、アナログ変調信号フィルタ52より供給さ
れる他方の信号は音声復調器55に供給されて音声信号
を復調し、復調した信号が2カ国語放送、ないしはステ
レオ音声信号であるときは、音声多重復調器56により
その信号が復調され、復調された信号が音声信号として
出力されるとともに、前述の中間周波増幅部40より供
給される信号の他の一部は変調信号フィルタ71(IF
FD)に供給され、デジタル変調信号の周波数成分が抽
出され、抽出された信号は第2AD変換器72(ADC
1)でデジタル信号に変換されて、第3デジタル信号処
理回路73に供給され、ここでデジタル信号の復号が行
なわれ、復号されたトランスポートストリームの信号が
出力される。
【0031】図11に、第4のデジタル放送受信装置4
の動作周波数の関係を示し、同図とともにその装置の動
作を説明する。この例では、チャンネル1と3でデジタ
ルの放送が、チャンネル2と4でアナログ放送がなされ
ているが、図示しないチャンネル選択装置により、チャ
ンネル4のアナログ放送とチャンネル1のデジタル放送
の受信が選択されるときは、周波数選択部80の局部発
振器81はチャンネル4に対応する周波数で発振し、そ
の出力信号を高周波信号変換部10に供給し、チャンネ
ル4に対応する中間周波数の信号を生成するとともに、
周波数選択部80の第2局部発振器82はチャンネル1
に対応する周波数で発振し、その出力信号を第2高周波
信号変換部20に供給し、チャンネル1に対応し、前記
中間周波数の信号に周波数的に隣接する中間周波数の信
号を生成し、これらのチャンネル1、およびチャンネル
4に対応する中間周波数の信号は信号加算合成器30で
加算合成されてから中間周波数増幅部40に供給され、
増幅され、増幅された信号はアナログ信号復調部50と
第3の第3デジタル信号復調部70Cに供給され、上述
の様にアナログ信号とデジタル信号の両者を同時に受信
して得られる信号を出力する。
【0032】ところで、この様にして得られた信号は図
示しない表示機等に供給され、映像が表示されるが、放
送受信装置の使われ方として、例えばリモコンによるチ
ャンネル切り替え操作を頻繁に行ない、多数の放送番組
を楽しむといった使用がなされることが比較的多い。従
来のアナログ地上放送受信装置の場合は、チャンネル切
り替え操作を行い比較的短時間で、映像が切り替えられ
ている。ところが、デジタル地上放送の場合は、多数の
キャリアを用いて放送されるOFDM信号の受信の場合
は、復調に必要な同期が取られて復調を開始するまでの
時間、時間的なインターリーブ処理を解いてデータを元
の順に並び替えるための時間、さらには、MPEG−2
方式により符号化されているビットストリームを復号し
て映像信号を得るまでの時間など、多くの時間を必要と
しており、チャンネル切り替え操作がなされてから映像
が表示されるまでの時間が長く、視聴者にとって便利な
受信システムとするためには、これらの改良が必要とな
る。本実施例によると、2チャンネルの映像信号を同時
に出力できるため、それらの映像信号は切り替えスイッ
チなどにより瞬間的に切り替えた映像を表示することが
出来、同時に出力信号が得られる2つのチャンネルに関
してであるが、視聴者は便利なチャンネル瞬時切り替え
受信を行なうことができる。
【0033】以上のように本各実施例の装置によれば、
第2中間周波数への周波数変換、増幅などのアナログ信
号に対する処理を複数の受信信号に対し、共通のハード
ウエアで同時に行なうなど、複数のデジタル放送チャン
ネルの受信を、一部のアナログ回路を共用化して行なっ
ている。アナログ回路の共用化は、大規模集積回路など
により規模の大きな信号処理を小型な回路で実現できる
デジタル回路の場合とは異なり、小型化、省エネルギー
化は比較的難しい。従って、本実施例の様にアナログ回
路を共用化することにより回路規模の縮小、経済的な装
置の形状寸法、消費電力の節減を実現することができ、
その面でも好ましく、効果が大きい。さらに、複数チャ
ンネルの受信信号により同時受信を行なっているチャン
ネルの同時録画を可能にするとともに、同時受信されて
いる視聴チャンネルを切り換え、待ち時間なしに表示で
きるなど、スピーディーなチャンネルを切り換え表示を
可能とする効果がある。
【0034】なお、デジタル放送受信装置について上記
各実施例について、2つのチャンネルを同時受信する構
成を示したが、同様にして3、ないしは4チャンネル、
あるいはそれ以上の同時受信装置を構成することも可能
である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、中間周波
数増幅部、あるいは高周波信号増幅部を共通の回路を用
いて同時に増幅し、異なるチャンネルの放送波を受信す
るようにしているので、複数の放送チャンネルを受信し
た信号を同時に出力する、あるいは瞬時に切り換えて出
力するデジタル放送受信装置を経済的に構成できる効果
がある。また、請求項2の発明によれば、アンテナより
供給される信号のうち、放送受信を行なうための複数の
チャンネル信号を高周波信号フィルタにより選択し、高
周波増幅器により同時に増幅しているので、複数のチャ
ンネル信号を同時に復調して出力するデジタル放送受信
装置を経済的に構成できる効果がある。さらに、請求項
3の発明によれば、特に高周波増幅を中間周波数に変換
して行なっているので、現時点では、請求項2の効果に
加え、受信感度の高いデジタル放送受信装置を経済的に
構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデジタル放送受信装置の
概略ブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るデジタル放送受信装置が
再生する2つのチャンネル信号のストリーム出力を示す
摸式図である。
【図3】本発明の実施例に係る周波数の関係を説明する
図である。
【図4】本発明の実施例に係る第2中間周波数における
信号の配置を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係るデジタル放送受信
装置の概略ブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る周波数の関係を説明
する図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係るデジタル放送受信
装置の概略ブロック図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る周波数の関係を説明
する図である。
【図9】本発明の第4実施例に係るデジタル信号復調部
の概略ブロック図である。
【図10】本発明の第5実施例に係るデジタル放送受信
装置の概略ブロック図である。
【図11】本発明の第5実施例に係る周波数の関係を説
明する図である。
【図12】従来の技術を想定して構成したデジタル放送
波受信装置である。
【図13】OFDMによりストリーム情報が放送される
様子を示す摸式図である。
【図14】従来の技術を想定して構成したデジタル放送
波受信装置に係る周波数の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタル放送受信装置 2 第2のデジタル放送受信装置 3 第3のデジタル放送受信装置 4 第4のデジタル放送受信装置 5 デジタル放送波受信装置 10 高周波信号変換部 10B 第2の高周波信号変換部 11 高周波信号フィルタ 11B 第2の高周波信号フィルタ 12 高周波増幅器 13 周波数変換器 14 中間周波数フィルタ 15 固定周波数発振器 20 第2高周波信号変換部 21 第2高周波信号フィルタ 22 第2高周波増幅器 23 第2周波数変換器 24 第2中間周波数フィルタ 30 信号加算合成器 40 中間周波増幅部 40B 第2の中間周波増幅部 41 中間周波数増幅器 42 中間周波数変換器 43 第2中間周波数フィルタ 44 第2中間周波数増幅器 45 固定周波数発振器 50 アナログ信号復調部 52 アナログ変調信号フィルタ 53 映像信号復調器 54 映像信号増幅器 55 音声信号復調器 56 音声多重信号復調器 60 デジタル信号復調部 60B 第2のデジタル信号復調部 61 A/D変換器 62 デジタルバンドパスフィルタ 63 デジタル信号処理回路 64 第2デジタルバンドパスフィルタ 65 第2デジタル信号処理回路 66 デジタル可変フィルタ 67 第2デジタル可変フィルタ 70 第3デジタル信号復調部 70B 第2の第3デジタル信号復調部 70C 第3の第3デジタル信号復調部 71 変調信号フィルタ 72 第2A/D変換器 73 第3デジタル信号処理回路 74 第2変調信号フィルタ 75 第3A/D変換器 76 第4デジタル信号処理回路 80 周波数選択部 80B 第2の周波数選択部 80C 第3の周波数選択部 81 局部発振器 82 第2局部発振器 83 マイクロプロセッサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル変調された放送波を受信する放送
    受信装置において、 選択的に指定可能な第1の受信チャンネルに対応して第
    1の発振周波数の信号を出力する第1の局部発振器、お
    よび選択的に指定可能な第2の受信チャンネルに対応し
    て第2の発振周波数の信号を出力する第2の局部発振器
    を有する周波数選択手段と、 アンテナより入来する前記第1の受信チャンネルに対応
    する信号と、前記第1の局部発振器の信号とが供給され
    て第1の中間周波数に変換するための第1の高周波信号
    変換手段と、 前記アンテナより入来する前記第2の受信チャンネルに
    対応する信号と、前記第2の局部発振器の信号とが供給
    されて第2の中間周波数に変換するための第2の高周波
    信号変換手段と、 前記第1の中間周波数信号と前記第2の中間周波数信号
    とを加算合成した信号を生成する信号加算合成手段と、 前記加算合成した信号を増幅する中間周波増幅手段と、 前記増幅された加算合成信号をデジタル信号に変換し、
    具備するデジタルフィルタにより前記第1の受信チャン
    ネルに対応する信号を選択抽出して復調する第1の信号
    復調手段、および、前記変換されたデジタル信号より、
    具備するデジタルフィルタにより前記第2の受信チャン
    ネルに対応する信号を選択抽出して復調する第2の信号
    復調手段とを有し、 複数チャンネルの放送波に対応する複数の復調出力信号
    を同時に出力するように構成したことを特徴とするデジ
    タル放送受信装置。
  2. 【請求項2】デジタル変調された放送波を受信する放送
    受信装置において、 アンテナより入来する信号を供給し複数の受信チャンネ
    ルに対応する信号を通過させる高周波信号フィルタ手段
    と、 その高周波信号フィルタ手段から供給される信号を増幅
    する高周波増幅手段と、 その高周波増幅された信号をデジタル信号に変換するA
    D変換手段と、 そのAD変換された信号が供給され、選択的に指定可能
    な第1の受信チャンネルに対応する周波数帯域の信号を
    通過させる第1のデジタル可変フィルタ手段と、 その第1のデジタル可変フィルタ手段により通過された
    信号が供給され、復調信号を得る第1のデジタル信号処
    理手段と、 前記AD変換された信号が供給され、選択的に指定可能
    な第2の受信チャンネルに対応する周波数帯域の信号を
    通過させる第2のデジタル可変フィルタ手段と、 その第2のデジタル可変フィルタ手段により通過された
    信号が供給され、復調信号を得る第2のデジタル信号処
    理手段とを有し、 複数チャンネルの放送波に対応する複数の復調出力信号
    を同時に出力するように構成したことを特徴とするデジ
    タル放送受信装置。
  3. 【請求項3】前記高周波信号フィルタ手段から供給され
    る信号を増幅する高周波増幅手段は、高周波信号を中間
    周波数に変換して増幅する手段を含み、 複数チャンネルの放送波に対応する複数の復調出力信号
    を同時に出力するように構成したことを特徴とする請求
    項2に記載するデジタル放送受信装置。
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