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JP2001027976A - 電子メール作成装置 - Google Patents

電子メール作成装置

Info

Publication number
JP2001027976A
JP2001027976A JP36823199A JP36823199A JP2001027976A JP 2001027976 A JP2001027976 A JP 2001027976A JP 36823199 A JP36823199 A JP 36823199A JP 36823199 A JP36823199 A JP 36823199A JP 2001027976 A JP2001027976 A JP 2001027976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
input
mail address
item
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36823199A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Watanabe
一嘉 渡邊
Kazuaki Hagiwara
一晃 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP36823199A priority Critical patent/JP2001027976A/ja
Publication of JP2001027976A publication Critical patent/JP2001027976A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールを作成するのに必要な操作を簡略化
する。 【解決手段】個人のメールアドレスその他に対して登録
名を付して記憶するハードディスク装置(HDD)16
と、電子メール作成時に登録名の選択入力に基づいて上
記HDD16を検索し、対応するsubject,to,
cc,bccを読出して入力設定するCPU11とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にメールヘッダ
の入力設定を補助する電子メール作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、広く一般に普及している電子メー
ルでは、メールの作成送信に際して、題名としての項目
「Subject:」と、宛先としての項目「To:」
の内容を必ず記入する必要があり、さらに他の宛先へ同
時に送信する場合には同報者としての項目「Cc(Ca
rbon copy):」の内容を記入することで併せ
て配信することも可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように電子メール
の作成送信時には、最低限「Subject:」と「T
o:」の各項目を記入することが不可欠であり、それぞ
れの項目をその都度入力していた。
【0004】また、電子メールの支援ソフトウェアによ
っては、宛先をドロップダウンメニューから選択できる
ものや、別ウィンドウによって選択的に入力するような
工夫がなされたものがあるが、いずれにしても、題名と
宛先に関しては関連しておらず、常に決まった入力操作
を行なう必要があった。
【0005】この点で、テンプレート機能により入力を
省略している該ソフトウェアもあるものの、題名と宛先
とを連携させて考えたものはなかった。
【0006】さらに、複数の宛先に同一内容を送信する
場合においても、「To:」「Cc:」の各項目それぞ
れに入力を行なわなくてはならず、その操作が非常に煩
雑であった。
【0007】また、複数の個人のメールアドレスからな
るグループを送信先として指定できるものもあるが、こ
の場合にはそのグループを構成する複数の個人のメール
アドレスすべてが「To:」または「Cc:」の各項目
に入力されてしまうため、メールの主体的な宛先を明示
しない限りその表記が非常に分かりづらく、意思の疎通
が図りにくくなることがあるという不具合があった。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、電子メールを作成
して送信するのに必要な操作を大幅に簡略化し、且つ同
一内容を重複して送信してしまうようなミスを確実に防
止することが可能な電子メール作成装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも個人のメールアドレスと題名とを対応付けて
記憶するメールアドレス記憶手段と、電子メール作成時
に、宛先としての個人のメールアドレス及び題名の一方
が入力されると、その入力内容により上記メールアドレ
ス記憶手段を検索し、入力された内容に対応するメール
アドレス及び題名の他方を読出して、当該メールのヘッ
ダに設定する設定手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、メールアドレス
と題名の一方を入力することで他方の入力を簡略化する
ことができるため、電子メールの作成送信時のメールヘ
ッダの作成が容易となる。
【0011】請求項2記載の発明は、少なくとも個人の
メールアドレスと題名とを対応付けて登録名を付して記
憶するメールアドレス記憶手段と、電子メール作成時
に、登録名が入力されると、その入力内容により上記メ
ールアドレス記憶手段を検索し、入力された登録名に対
応するメールアドレスと題名とを読出し、読出したメー
ルアドレスを宛先として、同題名を当該メールの題名と
して当該メールのヘッダに設定する設定手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、登録名を選択す
るなどして入力するだけで、対応するメールアドレス及
び題名の入力を簡略化することができるため、電子メー
ルの作成送信時のメールヘッダの作成がより容易とな
る。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記メールアドレス記憶手段
は、個人のメールアドレスと題名とに加えて同報先の個
人のメールアドレスを対応付けて記憶し、上記設定手段
は、上記メールアドレス記憶手段から対応する同報先の
個人のメールアドレスも読出して当該メールの同報先と
して当該メールのヘッダに設定することを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、メールアドレスと題
名とに対応付けて記憶されている同報先の入力も簡略化
することができるため、電子メールの作成送信時のメー
ルヘッダの作成に要する負担を大幅に軽減することがで
きる。
【0015】請求項4記載の発明は、複数の個人のメー
ルアドレスから構成されるグループに対して登録名を付
して記憶するメールアドレス記憶手段と、電子メール作
成時に、当該メールの宛先として上記メールアドレス記
憶手段に記憶される登録名を指定する第1の指定手段
と、この第1の指定手段で指定した登録名に対応するグ
ループを構成する複数の個人のメールアドレス中から任
意のものを指定する第2の指定手段と、これら第1及び
第2の指定手段の指定内容に基づいて上記メールアドレ
ス記憶手段を検索し、第2の指定手段で指定した個人の
メールアドレスを当該メールの宛先として、また、この
個人のメールアドレスを除く上記グループの他の個人の
メールアドレスを同報先としてそれぞれ当該メールのヘ
ッダに設定する設定手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0016】このような構成とすれば、電子メールでグ
ループ中の特定の個人を特に指定して宛先とし、グルー
プの他の個人を同報先としてメールヘッダを設定した場
合でも、必要な操作を大幅に簡略化しながら、同一内容
を重複して送信してしまうようなミスを確実に防止でき
る。
【0017】請求項5記載の発明は、複数の個人のメー
ルアドレスから構成されるグループを登録名を付して記
憶するメールアドレス記憶手段と、電子メール作成時
に、当該メールの宛先を指定する第1の指定手段と、同
メールの同報先として上記メールアドレス記憶手段に記
憶されている登録名を指定する第2の指定手段と、この
第2の指定手段で指定した登録名に対応するグループを
構成する複数の個人のメールアドレスと、上記第1の指
定手段で宛先として設定された内容とを比較参照し、同
報先から重複している個人のメールアドレスを削除して
当該メールのヘッダに設定する設定手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0018】このような構成とすれば、電子メールで特
定の個人を特に指定して宛先とし、グループの他の個人
を同報先としてメールヘッダを設定した場合でも、必要
な操作を大幅に簡略化しながら、同一内容を重複して送
信してしまうようなミスを確実に防止できる。
【0019】請求項6記載の発明は、宛先欄及び同報先
欄の少なくとも一方の欄内においてメールアドレスの重
複を検出する検出手段と、この検出手段によりメールア
ドレスの重複が検出されると、重複しているメールアド
レスを1つに設定する設定手段を備えたことを特徴とす
る。
【0020】このような構成とすれば、電子メールで同
一内容を重複して送信してしまうようなミスを確実に防
止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は電子
メールシステムの端末機として使用するパーソナルコン
ピュータ等のデータ処理装置の基本的な回路構成を例示
するものである。同図で、11が全体の動作制御を司る
CPUであり、このCPU11に対し、バスBを介して
ROM12、RAM13、モデム14、キー入力部1
5、ハードディスク装置(HDD)16、フロッピーデ
ィスク装置(FDD)17、CD−ROM装置18、及
び表示部19が接続される。
【0022】ROM12は、BIOS(基本入出力シス
テム)その他を固定記憶するものであり、またRAM1
3はCPU11の処理データを一時的に記憶するワーク
メモリ等を有する。
【0023】モデム14は、例えばインターネットを含
む公衆電話回線に接続されて、CPU11からの送信デ
ータを変調して該回線に出力し、また該回線を介して受
信したデータを復調してCPU11へ送出する。
【0024】キー入力部15は、例えばQWERTY配
列のキーボード及びポインティングデバイスしてのマウ
スとそれらの各インタフェースとからなり、電子メール
送信時には送信するメール等を作成する。
【0025】ハードディスク装置16は、OS(オペレ
ーティングシステム)、電子メールを送受するためのメ
ールクライアントプログラム(以下「メールソフト」と
略称する)を含んだ各種アプリケーションプログラム
と、これらプログラムで取り扱われる各種データとを記
憶する。
【0026】フロッピーディスク装置17は、文書ファ
イル等の比較的容量の小さなデータを記憶する。
【0027】CD−ROM装置18は、記録媒体として
セットされるCD−ROMに記録されている各種プログ
ラム、画像ファイル、辞書ファイル、音楽ファイル等を
読出してCPU11へ送出する。
【0028】表示部19は、例えばバックライト付のT
FTカラー液晶パネルとビデオRAMを含んだその駆動
回路とから構成されるもので、上記メールソフトの動作
時には送受信するメールを表示する。
【0029】次に上記実施の形態の、特に新規にメール
を作成する際の動作について説明する。
【0030】ここでは、予め図2に示すような登録ヘッ
ダデータがハードディスク装置16の所定領域に記憶さ
れているものとする。同図において、各登録ヘッダデー
タは見出しとなる「登録名」に対し、電子メールの題名
としての項目「subject」、宛先としての項目
「to」、同報先としての項目「cc」、特に受取った
本人にしかメールアドレスを通知しない同報先としての
項目「bcc(blind carbon cop
y)」の各内容がメールヘッダ作成用にそれぞれ設定さ
れている他、メール本文のひな型、メール本文の末尾に
添付する署名、及びバイナリデータをインターネットメ
ールで送るためのデータ変換方式であるエンコードタイ
プを有している。
【0031】ここでは、図2(A)に示すように複数の
登録名「チームミーティング通知」「会議通知部内用」
「議事録」「飲み会通知」‥‥が設定されており、その
うちの登録名「会議通知部内用」に関して図2(B)に
示すようにその詳細が設定されている様子を例示するも
ので、ここでは項目「to」に複数の個人のメールアド
レスが設定されているが、当然ながらこの項目「to」
に限らず、項目「cc」「bcc」に複数のメールアド
レスが設定されるものとしてもよい。
【0032】図3は新規にメールを作成する際の処理内
容を示すもので、その動作制御は主としてCPU11が
実行するものである。その当初には、上記図2で示した
ような、予め登録してある登録ヘッダデータを用いてメ
ールヘッダその他の作成を行なうか否かを、ヘッダ呼出
しを行なうか否かにより判断する(ステップA01)。
【0033】図4はこの新規のメール作成時に表示部1
9で表示される初期画面を例示するもので、図示する如
く各項目「subject」「to」「cc」及び「b
cc」の入力画面が表示され、このうち特に絶対に入力
指定を行なわなくてはならない項目「to」の先頭位置
に、入力を促すカーソルCが点滅表示される。
【0034】また、画面下部には、この項目「to」へ
の入力を終了する「入力完了」ボタンB1と、上記図2
で示した登録ヘッダデータを利用してのメールヘッダ作
成を行なう「ヘッダ呼出」ボタンB2とが表示されるも
ので、この「ヘッダ呼出」ボタンB2がクリック操作さ
れるか否かにより上記ステップA01が判断される。
【0035】しかしてこの「ヘッダ呼出」ボタンB2が
クリック操作されると、ステップA01でこれが判断さ
れ、次に登録名の選択処理に移行する(ステップA0
2)。
【0036】図5は登録名の選択処理時に表示部19で
表示される登録名の一覧画面を例示するものである。こ
こでは、上記図2(A)でも示した登録名「赤外線通
信」が仮に選択されていることを反転表示により表示し
ており、且つ選択する登録名を画面の上下各方向に移動
させることが可能なことをこの登録名「赤外線通信」横
に配置した移動ボタンMBにより表示している。
【0037】また、画面下部に、この仮に選択状態にあ
る登録名を正式に選択するための「決定」ボタンB3が
表示されている。
【0038】ここで、例えば上記図2(B)でもその詳
細を示した登録名「会議通知部内用」を仮に選択してい
る状態で「決定」ボタンB3を操作したものとすると、
これにより上記ステップA02で登録名の選択がなされ
たものとして、上記図5の表示画面から上記図4の画面
に再び戻ると共に、まず登録名「会議通知部内用」の登
録ヘッダデータ中から対応する項目「subject」
の内容が読出されて自動設定され(ステップA03)、
続けて対応する項目「to」の内容も読出されて自動設
定される(ステップA04)。
【0039】次に、同登録ヘッダデータ中から対応する
項目「cc」の内容が登録されているか否か判断され
(ステップA05)、登録されている場合にのみ、それ
が読出されて自動設定される(ステップA06)。
【0040】同様に、同登録ヘッダデータ中から対応す
る項目「bcc」の内容が登録されているか否か判断さ
れ(ステップA07)、登録されている場合にのみ、そ
れが読出されて自動設定される(ステップA08)。
【0041】図6はこのとき一定時間だけ確認のために
表示部19で表示される画面を例示するもので、図示す
る如く各項目「subject」「to」「cc」及び
「bcc」に関して上記図2(B)で示したメールヘッ
ダの内容が自動入力された状態で、その末尾の項目「b
cc」の入力データの次桁位置にカーソルCが点滅表示
されている。
【0042】この図6の表示画面から、一定時間が経過
するか、あるいは強制的に「入力完了」ボタンB1をク
リック操作することにより、以上でメールヘッダの選択
を終えたこととなり、この図3の処理を終了して、次に
同登録ヘッダデータのメール本文がひな型として読出さ
れ、メール本文の作成処理に移行する。
【0043】なお、上記図4で示した表示状態から「ヘ
ッダ呼出」ボタンB2が操作されないままにキー入力部
15での入力が開始されると、ステップA01でヘッダ
呼出しを行なわないものと判断し、そのままキー入力部
15による項目「to」のマニュアル入力を行なう(ス
テップA09)。
【0044】項目「to」のマニュアル入力を終え、上
記「入力完了」ボタンB1がクリック操作されると、次
に項目「subject」の入力に移行し、キー入力部
15による同様のマニュアル入力を行なう(ステップA
10)。
【0045】その後、項目「subject」のマニュ
アル入力を終え、再び上記「入力完了」ボタンB1がク
リック操作されると、次に項目「cc」の入力に移行す
るもので、この項目「cc」にカーソルCが表示された
状態でそのままキー入力部15による入力があるか、ま
たは入力がないままに上記「入力完了」ボタンB1がク
リック操作されるかによって、項目「cc」の指定があ
るか否かを判断する(ステップA11)。
【0046】ここで、項目「cc」にカーソルCが表示
された状態でそのままキー入力部15による入力があ
り、項目「cc」の指定を行なうと判断した場合にの
み、そのままキー入力部15による項目「cc」のマニ
ュアル入力を行なう(ステップA12)。
【0047】この項目「cc」のマニュアル入力を終え
てから上記「入力完了」ボタンB1がクリック操作され
るか、あるいは上記ステップA11で項目「cc」の入
力がないままに「入力完了」ボタンB1が操作されたと
判断されると、次に項目「bcc」の入力に移行し、こ
の項目「bcc」にカーソルCが表示された状態でその
ままキー入力部15による入力があるか、または入力が
ないままに上記「入力完了」ボタンB1がクリック操作
されるかによって、項目「bcc」の指定があるか否か
を判断する(ステップA13)。
【0048】ここで、項目「bcc」にカーソルCが表
示された状態でそのままキー入力部15による入力があ
り、項目「bcc」の指定を行なうと判断した場合にの
み、そのままキー入力部15による項目「bcc」のマ
ニュアル入力を行なう(ステップA14)。
【0049】そして、この項目「bcc」のマニュアル
入力を終えてから上記「入力完了」ボタンB1がクリッ
ク操作されるか、あるいは上記ステップA13で項目
「bcc」の入力がないままに「入力完了」ボタンB1
が操作されたと判断されると、以上でメールヘッダのマ
ニュアル入力を終えたこととなり、この図3の処理を終
了して、次にマニュアル入力によるメール本文の作成処
理に移行する。
【0050】このように、登録名を選択指定してその入
力を指示するだけの操作により、メールヘッダの各項目
「subject」「to」「cc」及び「bcc」の
内容をすべて自動設定することができ、さらにはメール
本文のひな型や署名、エンコードタイプの指定まで自動
設定することができるため、新規に電子メールを作成す
る際の手間を大幅に簡略化することができ、きわめて有
用となる。
【0051】なお、上記実施の形態では、メールヘッダ
の各項目、メール本文のひな型、署名、及びエンコード
タイプからなる登録ヘッダデータを総括して登録名を付
して登録し、登録名を選択指定することで、該当する各
内容を自動的に入力設定するものとしたが、本発明は登
録ヘッダデータを構成するすべての要素を総括して登録
するものとは限らず、例えばメール本文はひな型を用意
せずにその都度入力するものとしてもよいし、メールヘ
ッダを構成する各項目としても、例えば「subjec
t」及び「to」のみを自動で入力設定するものとして
もよい。
【0052】また、項目「登録名」を省略して項目「s
ubject」の内容あるいはグループ名がその登録ヘ
ッダデータ全体の見出しとなるようにしてもよく、さら
には項目「subject」及び「to」のいずれか一
方を選択して指定入力(あるいは手入力)することで、
図2の登録ヘッダデータを参照して他方の入力及びこれ
に付随するメールデータを構成する他の要素を自動的に
入力設定するものとしてもよい。これは、例えば、登録
ヘッダデータの登録名としてグループ名を設定するある
いは更なる項目としてグループ名の項目を設定すればよ
い。
【0053】図7に示すようにまず宛先を入力設定す
る。宛先が入力されると、その入力内容に応じた処理が
実行された後(ステップA21)、上記登録ヘッダデー
タ内の登録名(グループ名)を参照し(ステップA2
2)、入力された宛先の内容でサブジェクトヘッダ
(「subject」)に対応しているものがあるか否
かを判断する(ステップA23)。
【0054】登録ヘッダデータ内に登録名(グループ
名)に対応するものがあると、次に題名(「subje
ct」)の欄が空欄でまだ入力されていないかどうかを
判断する(ステップA24)。
【0055】題名が空欄であることを判断すると、この
登録名(グループ名)に対応する題名を新規作成メール
のサブジェクトにサブジェクトヘッダ(「subjec
t」)を自動的に挿入し(ステップA25)以上で宛先
の入力処理に伴う題名の自動挿入に関する処理を終了す
る。
【0056】また、自動的に入力設定した内容について
任意に削除あるいは変更することが可能であることは言
うまでもない。
【0057】(第2の実施の形態)以下図面を参照して
本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0058】なお、この第2の実施の形態においても、
電子メールシステムの端末機としてパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置を使用するものとし、その基本
的な回路構成については上記図1に示したものと同様で
あるとして、同一部分は同一符号を用いてその図示及び
説明は省略する。
【0059】次に上記実施の形態の、特に新規にメール
を作成する際の動作について説明する。
【0060】ここでは、予め上記図2に示したものと同
様の登録ヘッダデータがハードディスク装置16の所定
領域に記憶されているものとする。
【0061】図8は新規にメールを作成する際の処理内
容を示すもので、その動作制御は主としてCPU11が
実行するものである。その当初には、上記図2で示し
た、予め登録してある登録ヘッダデータを用いてメール
ヘッダその他の作成を行なうか否かを、ヘッダ呼出しを
行なうか否かにより判断する(ステップB01)。
【0062】しかして表示部19に上記図4で示したよ
うな画面が表示され、その画面中の「ヘッダ呼出」ボタ
ンB2がクリック操作されると、ステップB01でこれ
が判断され、次に登録名の選択処理に移行する(ステッ
プB02)。
【0063】ここで、図5に示した登録名の一覧画面か
ら、例えば上記図2(B)でもその詳細を示した登録名
「会議通知部内用」を仮に選択している状態で表示画面
中の「決定」ボタンB3を操作したものとすると、これ
により上記ステップB02で登録名の選択がなされたも
のとして、図5の表示画面から上記図4の画面に再び戻
ると共に、まず登録名「会議通知部内用」の登録ヘッダ
データ中から対応する項目「subject」の内容が
読出されて自動設定され(ステップB03)、続けて対
応する項目「to」の内容により複数の個人のメールア
ドレスが設定されているか否か判断する(ステップB0
4)。
【0064】ここで、項目「to」に複数の個人のメー
ルアドレスが設定されている場合には、項目「to」の
選択画面を表示部19で表示させた上で、その中から特
定のメールアドレスを選択するか否かを判断する(ステ
ップB05)。
【0065】図9はこのとき表示部19で表示される項
目「to」の選択画面を例示するものである。ここで
は、上記図2(B)で示した3人分のメールアドレス中
の上段位置にある「matsu@‥‥」が仮に選択され
ていることを反転表示により表示しており、且つ画面の
下方向にある他のメールアドレスも選択可能であること
をこのメールアドレス横に配置した移動ボタンMBによ
り表示している。
【0066】また、画面下部に、この項目「to」への
入力を終了する「入力完了」ボタンB1と、選択状態に
あるメールアドレスを正式に確定して入力するための
「決定」ボタンB3が表示されている。
【0067】しかして上記ステップB05では、特定の
メールアドレスが選択されて「決定」ボタンB3で確定
されるかどうかを判断するもので、この表示状態から
「決定」ボタンB3を操作することなしに直接「入力完
了」ボタンB1がクリック操作された場合には、特定の
メールアドレスを選択しないものと判断する。
【0068】しかして、例えば上記図9の表示状態から
「決定」ボタンB3をクリック操作すると、メールアド
レス「matsu@‥‥」が特定のアドレスとして確定
して選択されることになり、例えばその左側の位置に確
定されたことを示す記号等が付加表示された後に、反転
表示される仮の選択状態が次段のメールアドレス「ta
ka@‥‥」に移行するようになるもので、上記ステッ
プB05では「決定」ボタンB3のクリック操作により
特定のメールアドレスを選択するものと判断し、次にそ
の選択、確定処理に移行する(ステップB06)。
【0069】そして、表示画面の「入力完了」ボタンB
1がクリック操作された時点で特定のメールアドレスの
選択を終了し、次に選択したメールアドレスのみを項目
「to」に入力設定する(ステップB07)。
【0070】続いて、上記ステップB06の選択処理で
選択されなかった残りのメールアドレスが自動的に項目
「cc」に入力される(ステップB08)。
【0071】なお、上記ステップB04で登録ヘッダデ
ータの項目「to」に複数のメールアドレスが設定され
ていないと判断した場合、あるいは登録ヘッダデータの
項目「to」に複数のメールアドレスが設定されている
ものの、上記ステップB05で特定のメールアドレスの
選択を行なわないままに「入力完了」ボタンB1がクリ
ックされたと判断した場合には、同登録ヘッダデータの
項目「to」の内容がそのままメールヘッダに自動的に
入力設定される(ステップB09)。
【0072】しかして、項目「to」の設定が終了する
と、次いで登録ヘッダデータで項目「cc」の内容が登
録されているか否か判断され(ステップB10)、登録
されている場合にのみ、それが読出されて自動設定され
る(ステップB11)。
【0073】この場合、上記ステップB08の処理で選
択されなかったメールアドレスが項目「cc」に入力設
定されている場合には、さらにその内容を追加すること
となる。
【0074】その後、同登録ヘッダデータ中から対応す
る項目「bcc」の内容が登録されているか否か判断さ
れ(ステップB18)、登録されている場合にのみ、そ
れが読出されて自動設定される(ステップB19)。
【0075】図10はこのとき一定時間だけ確認のため
に表示部19で表示される画面を例示するもので、上記
図9で示した項目「to」を構成する3人のメールアド
レスのうち、その上段にある「matsu@‥‥」のみ
が選択されたために項目「to」に入力設定され、残る
「taka@‥‥」「moto‥‥」が、本来の項目
「cc」の内容「naga@‥‥」と共に項目「cc」
に入力設定されていることがわかる。
【0076】また、その末尾の項目「bcc」の入力デ
ータの次桁位置にカーソルCが点滅表示されている。
【0077】この図10の表示画面から、一定時間が経
過するか、あるいは強制的に「入力完了」ボタンB1を
クリック操作することにより、以上でメールヘッダの選
択を終えたこととなり、この図8の処理を終了して、次
に同登録ヘッダデータのメール本文がひな型として読出
され、メール本文の作成処理に移行する。
【0078】なお、上記図4で示した新規メール作成の
初期の表示状態から「ヘッダ呼出」ボタンB2が操作さ
れないままにキー入力部15での入力が開始されると、
ステップB01でヘッダ呼出しを行なわないものと判断
し、そのままキー入力部15による項目「to」のマニ
ュアル入力を行なう(ステップB12)。
【0079】項目「to」のマニュアル入力を終え、上
記「入力完了」ボタンB1がクリック操作されると、次
に項目「subject」の入力に移行し、キー入力部
15による同様のマニュアル入力を行なう(ステップB
13)。
【0080】その後、項目「subject」のマニュ
アル入力を終え、再び上記「入力完了」ボタンB1がク
リック操作されると、次に項目「cc」の入力に移行す
るもので、この項目「cc」にカーソルCが表示された
状態でそのままキー入力部15による入力があるか、ま
たは入力がないままに上記「入力完了」ボタンB1がク
リック操作されるかによって、項目「cc」の指定があ
るか否かを判断する(ステップB14)。
【0081】ここで、項目「cc」にカーソルCが表示
された状態でそのままキー入力部15による入力があ
り、項目「cc」の指定を行なうと判断した場合にの
み、そのままキー入力部15による項目「cc」のマニ
ュアル入力を行なう(ステップB15)。
【0082】この項目「cc」のマニュアル入力を終え
てから上記「入力完了」ボタンB1がクリック操作され
るか、あるいは上記ステップA11で項目「cc」の入
力がないままに「入力完了」ボタンB1が操作されたと
判断されると、次に項目「bcc」の入力に移行し、こ
の項目「bcc」にカーソルCが表示された状態でその
ままキー入力部15による入力があるか、または入力が
ないままに上記「入力完了」ボタンB1がクリック操作
されるかによって、項目「bcc」の指定があるか否か
を判断する(ステップB16)。
【0083】ここで、項目「bcc」にカーソルCが表
示された状態でそのままキー入力部15による入力があ
り、項目「bcc」の指定を行なうと判断した場合にの
み、そのままキー入力部15による項目「bcc」のマ
ニュアル入力を行なう(ステップB17)。
【0084】そして、この項目「bcc」のマニュアル
入力を終えてから上記「入力完了」ボタンB1がクリッ
ク操作されるか、あるいは上記ステップB16で項目
「bcc」の入力がないままに「入力完了」ボタンB1
が操作されたと判断されると、以上でメールヘッダのマ
ニュアル入力を終えたこととなり、この図7の処理を終
了して、次にマニュアル入力によるメール本文の作成処
理に移行する。
【0085】このように、登録名を選択指定し、その登
録名に対応する複数のメールアドレスから特定の個人を
任意に指定して宛先とし、他の個人を同報先としてメー
ルヘッダを設定したい場合でも、必要な操作を大幅に簡
略化しながらメールヘッダの各項目「subject」
「to」「cc」及び「bcc」の内容を容易に設定す
ることができるため、新規に電子メールを作成する際の
手間を大幅に簡略化することができ、また項目「to」
と項目「cc」とで内容を誤って重複して設定しまうよ
うなこともない。
【0086】(第3の実施の形態)以下図面を参照して
本発明の第3の実施の形態を説明する。
【0087】なお、この第3の実施の形態においても、
電子メールシステムの端末機としてパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置を使用するものとし、その基本
的な回路構成については上記図1に示したものと同様で
あるとして、同一部分は同一符号を用いてその図示及び
説明は省略する。
【0088】次に上記実施の形態の、特に新規にメール
を作成する際の動作について説明する。
【0089】ここでは、予め図11に示すような登録ヘ
ッダデータがハードディスク装置16の所定領域に記憶
されているものとする。同図において、登録ヘッダデー
タは図11(A)に示すアドレス帳データADと、図1
1(B)に示すメールヘッダデータHDとを含んでい
る。
【0090】図11(A)に示すアドレス帳データAD
は、氏名とメールアドレスとを対応させた複数人数分の
データからなる。
【0091】図11(B)に示すメールヘッダデータH
Dは、見出しとなる「登録名」に対し、電子メールの題
名としての項目「subject」、宛先としての項目
「to」、同報先としての項目「cc」、特に受取った
本人にしかメールアドレスを通知しない同報先としての
項目「bcc」の各内容がメールヘッダ作成用にそれぞ
れ設定されている。
【0092】ここでは、図11(B)に示すように複数
の登録名「チームミーティング通知」「会議通知部内
用」「議事録」「飲み会通知」「赤外線通信」‥‥が設
定されており、そのうちの登録名「会議通知部内用」に
関して図11(C)に示すようにその詳細が設定されて
いる様子を例示するもので、ここでは項目「to」に複
数の個人のメールアドレスが設定されているが、当然な
がらこの項目「to」に限らず、項目「cc」「bc
c」に複数のメールアドレスが設定されるものとしても
よい。
【0093】図12は新規にメールを作成する際の処理
内容を示すもので、その動作制御は主としてCPU11
が実行するものである。その当初には、キー入力部15
でのキー操作により項目「subject」のマニュア
ル入力を行ない(ステップC01)、その入力を終える
と、次に項目「cc」の入力を行なう(ステップC0
2)。
【0094】図13はこの新規のメール作成時に表示部
19で表示される項目「to」の初期入力状態を例示す
るもので、図示する如く各項目「subject」「t
o」「cc」及び「bcc」の入力画面が表示され、こ
のうちの項目「to」の先頭位置に入力を促すカーソル
Cが点滅表示されている。
【0095】また、画面下部には、このメールヘッダへ
の各項目の入力を終了する「入力完了」ボタンB1と、
上記図11(A)で示したアドレス帳データADを利用
して宛先の入力を行なう「アドレス帳」ボタンB4とが
表示されるもので、この「アドレス帳」ボタンB4がク
リック操作されると、上記図13の画面に代えて図14
に示すような画面が表示される。
【0096】図14は表示部19で表示されるアドレス
帳データADの選択画面を例示するものである。ここで
は、上記図11(A)でも示したアドレス帳データAD
に基づいた氏名の一部が表示され、そのうちの「松木」
が仮に選択されていることを反転表示により表示してお
り、且つ選択する氏名を画面の下方向に移動させること
が可能なことをこの氏名「松木」横に配置した移動ボタ
ンMBにより表示している。
【0097】また、画面下部に、その時点で項目「t
o」への入力を終えるための「入力完了」ボタンB1
と、仮に選択状態にある氏名の宛先への入力を確定する
ための「決定」ボタンB3とが表示されている。
【0098】この図14の表示状態で「決定」ボタンB
3をクリック操作し、次に「入力完了」ボタンB1を操
作したものとすると、図14に示すように氏名「松木」
に対応するメールアドレス「matsu@‥‥」が読出
されて項目「to」の欄に入力されると共に、次にカー
ソルCを項目「cc」の欄の先頭位置に移動させて、項
目「cc」の入力状態に移行する。
【0099】この図15においては、その画面下部に、
この項目「cc」への入力を終えるための「入力完了」
ボタンB1、上記図11(A)で示したアドレス帳デー
タADを利用して入力を行なう「アドレス帳」ボタンB
4、及び上記図11(B),(C)で示した登録ヘッダ
データを利用しての項目「cc」への入力を行なう「ヘ
ッダ呼出」ボタンB2とが表示されるもので、まだこの
項目「cc」への入力が行なわれないままに「入力完
了」ボタンB1が操作されることがないかどうかによ
り、項目「cc」への入力があるかどうかを判断する
(ステップC03)。
【0100】しかして、上記図15に示した表示画面の
状態から「ヘッダ呼出」ボタンB2をクリック操作する
と、これによりステップC03で項目「cc」に対して
入力を行なうものと判断した後、「ヘッダ呼出」ボタン
B2の操作があったものと認識して(ステップC0
4)、表示部19で上記図5で示したような登録名の選
択画面を表示させ、登録名の選択がなされるのを待機す
る(ステップC05)。
【0101】ここで、例えば上記図11(C)でもその
詳細を示した登録名「会議通知部内用」を仮に選択して
いる状態で「決定」ボタンB3を操作したものとする
と、これにより上記ステップC05で登録名の選択がな
されたものとして、上記図5の表示画面から上記図15
の画面に再び戻ると共に、メールヘッダデータHD中の
登録名「会議通知部内用」に対応している2つの項目
「to」「cc」の内容がすべて読出されて、新たに項
目「cc」の欄に自動的に入力設定され(ステップC0
6)、続けてこの項目「cc」の内容と上記項目「t
o」の内容とが比較参照されて、この項目「cc」の内
容中で重複する宛先があればその部分が自動的に削除さ
れる(ステップC07)。
【0102】さらに、上記選択した登録名に対応する項
目「bcc」の内容があるか否か判断され(ステップC
08)、あると判断した場合にのみ、メールヘッダデー
タHD中の該当する登録名に対応している項目「bc
c」の内容がすべて読出されて、新たに項目「bcc」
の欄に自動設定され(ステップC09)、続けてこの項
目「bcc」の内容と上記項目「to」「cc」の各内
容とが比較参照されて、この項目「bcc」の内容中で
重複する宛先があればその部分が自動削除され(ステッ
プC10)、それから項目「bcc」の入力状態に移行
する。
【0103】図16は、上記図15の表示状態から「ヘ
ッダ呼出」ボタンB2がクリック操作され、メールヘッ
ダデータHD中の登録名「会議通知部内用」が選択され
た場合の表示画面を例示するもので、アドレス帳データ
ADを用いて入力した項目「to」の内容「matsu
@‥‥」が、登録名「会議通知部内用」に対応する項目
「to」の内容とも部分的に重複しているために、新た
に項目「cc」に入力するに当たってはその重複部分が
削除されていることがわかる。
【0104】また、登録名「会議通知部内用」に対応す
る項目「bcc」に内容「kazu@‥‥」が設定され
ているため、これがこの入力画面中の項目「bcc」に
もそのまま入力されており、この項目「bcc」にさら
なる内容を入力するべく、カーソルCが点滅表示されて
いる。
【0105】なお、上記図15に示した表示状態から
「入力完了」ボタンB1と「ヘッダ呼出」ボタンB2以
外のキー操作を行なった場合には、上記ステップC03
で項目「cc」への入力を行なうものと判断された後
に、続くステップC04で「ヘッダ呼出」ボタンB2以
外の操作がなされたものと判断され、その操作に対応し
てマニュアルで項目「cc」への入力を行なうか、ある
いは「アドレス帳」ボタンB4が操作された場合には上
記項目「to」への入力の場合と同様にアドレス帳デー
タADを用いた選択操作により項目「cc」への入力を
行ない(ステップC11)、「入力完了」ボタンB1が
クリック操作された時点でこの項目「cc」への入力を
終えて次に項目「bcc」の入力状態に移行する。
【0106】また、上記ステップC03で項目「cc」
への入力が行なわれないままに「入力完了」ボタンB1
が操作されたと判断した場合には、項目「cc」は空欄
として直接項目「bcc」の入力状態に移行する。
【0107】しかるに上記図16でも示した項目「bc
c」への入力状態にあっては、その画面下部に、この項
目「bcc」への入力を終えるための「入力完了」ボタ
ンB1、上記図11(A)で示したアドレス帳データA
Dを利用して入力を行なう「アドレス帳」ボタンB4、
及び上記図11(B),(C)で示した登録ヘッダデー
タを利用しての項目「bcc」への入力を行なう「ヘッ
ダ呼出」ボタンB2とが表示されるもので、この項目
「bcc」への入力が行なわれないままに「入力完了」
ボタンB1が操作されることがないかどうかにより、項
目「bcc」への入力があるかどうかを判断する(ステ
ップC12)。
【0108】しかして、項目「bcc」への入力状態か
ら「ヘッダ呼出」ボタンB2がクリック操作されると、
これによりステップC12で項目「bcc」に対して入
力を行なうものと判断した後、続くステップC13で
「ヘッダ呼出」ボタンB2の操作があったものと認識し
て、表示部19で上記図5で示したような登録名の選択
画面を表示させ、登録名の選択がなされるのを待機する
(ステップC14)。
【0109】ここで、任意の登録名を仮に選択している
状態として「決定」ボタンB3を操作したものとする
と、これにより上記ステップC14で登録名の選択がな
されたものとして、上記図5の表示画面から上記図16
の画面に再び戻ると共に、メールヘッダデータHD中の
該当する登録名に対応している3つの項目「to」「c
c」「bcc」の内容がすべて読出されて、新たに項目
「bcc」の欄に自動的に入力設定され(ステップC1
5)、続けてこの項目「bcc」の内容と上記項目「t
o」「cc」の各内容とが比較参照されて、この項目
「bcc」の内容中で重複する宛先があればその部分が
自動削除されて(ステップC16)、以上でそメールヘ
ッダの設定を終えたこととなり、この図12の処理を終
了して、次にメール本文の作成処理に移行する。
【0110】なお、上記図16に示した表示状態から
「入力完了」ボタンB1と「ヘッダ呼出」ボタンB2以
外のキー操作を行なった場合には、上記ステップC12
で項目「bcc」への入力を行なうものと判断された後
に、続くステップC13で「ヘッダ呼出」ボタンB2以
外の操作がなされたものと判断され、その操作に対応し
てマニュアルで項目「bcc」への入力を行なうか、あ
るいは「アドレス帳」ボタンB4が操作された場合には
上記項目「to」への入力の場合と同様にアドレス帳デ
ータADを用いた選択操作により項目「bcc」への入
力を行ない(ステップC17)、「入力完了」ボタンB
1がクリック操作された時点でこの項目「bcc」への
入力及びメールヘッダ全体の設定を終えたこととなり、
この図8の処理を終了して、次にメール本文の作成処理
に移行する。
【0111】また、上記ステップC12で項目「bc
c」への入力が行なわれないままに「入力完了」ボタン
B1が操作されたと判断した場合にも、項目「bcc」
は空欄として以上でこの図12の処理を終了する。
【0112】このように、項目「to」の入力設定を終
え、その後に同報の項目「cc」「bcc」の入力設定
を行なうのに際して、登録名を選択指定するだけで、そ
の登録名に対応するメールアドレスを自動的に入力設定
することができるため、新規に電子メールを作成する際
の手間を大幅に簡略化することができ、また項目「t
o」と項目「cc」「bcc」とで内容を誤って重複し
て設定してしまうようなことも確実に回避することがで
きる。
【0113】なお、上記第1乃至第3の各実施の形態に
あっては、端末機としてパーソナルコンピュータ等のデ
ータ処理装置を使用した場合について例示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば電子メール
の送受機能を有する携帯電話機等、キー入力部での操作
性が制限される小型通信機器において実施する際により
好適となる。
【0114】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0115】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メールア
ドレスと題名の一方を入力することで他方の入力を簡略
化することができるため、電子メールの作成送信時のメ
ールヘッダの作成が容易となる。
【0116】請求項2記載の発明によれば、登録名を選
択するなどして入力するだけで、対応するメールアドレ
ス及び題名の入力を簡略化することができるため、電子
メールの作成送信時のメールヘッダの作成がより容易と
なる。
【0117】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、メールアドレス
と題名とに対応付けて記憶されている同報先の入力も簡
略化することができるため、電子メールの作成送信時の
メールヘッダの作成に要する負担を大幅に軽減すること
ができる。
【0118】請求項4記載の発明によれば、電子メール
でグループ中の特定の個人を特に指定して宛先とし、グ
ループの他の個人を同報先としてメールヘッダを設定し
た場合でも、必要な操作を大幅に簡略化しながら、同一
内容を重複して送信してしまうようなミスを確実に防止
できる。
【0119】請求項5記載の発明によれば、電子メール
で特定の個人を特に指定して宛先とし、グループの他の
個人を同報先としてメールヘッダを設定した場合でも、
必要な操作を大幅に簡略化しながら、同一内容を重複し
て送信してしまうようなミスを確実に防止できる。
【0120】請求項6記載の発明によれば、電子メール
で同一内容を重複して送信してしまうようなミスを確実
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る回路構成を示
すブロック図。
【図2】同実施の形態に係る登録ヘッダデータの記憶状
態を例示する図。
【図3】同実施の形態に係る新規メール作成時のメール
アドレスその他の設定処理内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示画
面を例示する図。
【図5】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示画
面を例示する図。
【図6】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示画
面を例示する図。
【図7】同実施の形態に係る変形例に関する新規メール
作成時のフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る新規メール作
成時のメールアドレスその他の設定処理内容を示すフロ
ーチャート。
【図9】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示画
面を例示する図。
【図10】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示
画面を例示する図。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る登録ヘッダ
データの記憶状態を例示する図。
【図12】同実施の形態に係る新規メール作成時のメー
ルアドレスその他の設定処理内容を示すフローチャー
ト。
【図13】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示
画面を例示する図。
【図14】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示
画面を例示する図。
【図15】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示
画面を例示する図。
【図16】同実施の形態に係る新規メール作成時の表示
画面を例示する図。
【符号の説明】
11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…モデム 15…キー入力部 16…ハードディスク装置(HDD) 17…フロッピーディスク装置(FDD) 18…CD−ROM装置 19…表示部 AD…アドレス帳データ B…バス B1…「入力完了」ボタン B2…「ヘッダ呼出」ボタン B3…「決定」ボタン B4…「アドレス帳」ボタン C…カーソル HD…メールヘッダデータ MB…移動ボタン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも個人のメールアドレスと題名と
    を対応付けて記憶するメールアドレス記憶手段と、 電子メール作成時に、宛先としての個人のメールアドレ
    ス及び題名の一方が入力されると、その入力内容により
    上記メールアドレス記憶手段を検索し、入力された内容
    に対応するメールアドレス及び題名の他方を読出して、
    当該メールのヘッダに設定する設定手段とを具備したこ
    とを特徴とする電子メール作成装置。
  2. 【請求項2】少なくとも個人のメールアドレスと題名と
    を対応付けて登録名を付して記憶するメールアドレス記
    憶手段と、 電子メール作成時に、登録名が入力されると、その入力
    内容により上記メールアドレス記憶手段を検索し、入力
    された登録名に対応するメールアドレスと題名とを読出
    し、読出したメールアドレスを宛先として、同題名を当
    該メールの題名として当該メールのヘッダに設定する設
    定手段とを具備したことを特徴とする電子メール作成装
    置。
  3. 【請求項3】上記メールアドレス記憶手段は、個人のメ
    ールアドレスと題名とに加えて同報先の個人のメールア
    ドレスを対応付けて記憶し、 上記設定手段は、上記メールアドレス記憶手段から対応
    する同報先の個人のメールアドレスも読出して当該メー
    ルの同報先として当該メールのヘッダに設定することを
    特徴とする請求項1または2記載の電子メール作成装
    置。
  4. 【請求項4】複数の個人のメールアドレスから構成され
    るグループに対して登録名を付して記憶するメールアド
    レス記憶手段と、 電子メール作成時に、当該メールの宛先として上記メー
    ルアドレス記憶手段に記憶される登録名を指定する第1
    の指定手段と、 この第1の指定手段で指定した登録名に対応するグルー
    プを構成する複数の個人のメールアドレス中から任意の
    ものを指定する第2の指定手段と、 これら第1及び第2の指定手段の指定内容に基づいて上
    記メールアドレス記憶手段を検索し、第2の指定手段で
    指定した個人のメールアドレスを当該メールの宛先とし
    て、また、この個人のメールアドレスを除く上記グルー
    プの他の個人のメールアドレスを同報先としてそれぞれ
    当該メールのヘッダに設定する設定手段とを具備したこ
    とを特徴とする電子メール作成装置。
  5. 【請求項5】複数の個人のメールアドレスから構成され
    るグループを登録名を付して記憶するメールアドレス記
    憶手段と、 電子メール作成時に、当該メールの宛先を指定する第1
    の指定手段と、 同メールの同報先として上記メールアドレス記憶手段に
    記憶されている登録名を指定する第2の指定手段と、 この第2の指定手段で指定した登録名に対応するグルー
    プを構成する複数の個人のメールアドレスと、上記第1
    の指定手段で宛先として設定された内容とを比較参照
    し、同報先から重複している個人のメールアドレスを削
    除して当該メールのヘッダに設定する設定手段とを具備
    したことを特徴とする電子メール作成装置。
  6. 【請求項6】宛先欄及び同報先欄の少なくとも一方の欄
    内においてメールアドレスの重複を検出する検出手段
    と、 この検出手段によりメールアドレスの重複が検出される
    と、重複しているメールアドレスを1つに設定する設定
    手段を備えたことを特徴とする電子メール作成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019144903A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 ヤフー株式会社 入力プログラム、入力方法および端末装置

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