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JP2001007963A - 画像読取り装置およびその制御方法ならびに記録媒体 - Google Patents

画像読取り装置およびその制御方法ならびに記録媒体

Info

Publication number
JP2001007963A
JP2001007963A JP11176242A JP17624299A JP2001007963A JP 2001007963 A JP2001007963 A JP 2001007963A JP 11176242 A JP11176242 A JP 11176242A JP 17624299 A JP17624299 A JP 17624299A JP 2001007963 A JP2001007963 A JP 2001007963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
optical unit
cassette holder
scanning direction
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11176242A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Morikawa
修一 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP11176242A priority Critical patent/JP2001007963A/ja
Publication of JP2001007963A publication Critical patent/JP2001007963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムやプリントを多数枚収納するカセッ
トホルダを用い、高速読取り処理を実現する画像読取り
装置およびその制御方法ならびにその制御を実現する記
録媒体を提供する。 【解決手段】 フィルムやプリントを多数枚収納するカ
セットホルダを自動供給、自動排出する媒体搬送部を備
える。また、副走査方向をカセットホルダの搬送方向と
し、高解像度読取りに際して読取り部を主走査方向に移
動して高解像度読取り領域に設置する解像度切替え可能
な光学ユニットを備え、原稿搬送型の画像読取り装置、
あるいは原稿固定型の画像読取り装置を構成する。ま
た、副走査方向をカセットホルダの搬送方向と直交する
方向とし、高解像度読取りを行う光学ユニットを備え、
原稿固定型の画像読取り装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルムおよび
プリントを読取る際に、高速で読取り処理を実現する画
像読取り装置およびその制御方法ならびに画像読取り装
置の制御を実現する記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高印字品質文書が作成可能な卓上簡易電
子編集印刷システムに代表されるDTP(Desk T
op Publishing)分野に使用する画像読取
り装置は、写真などのイメージを取り込むことが多い。
読取り媒体としては、フィルムや焼付された写真などの
プリントであり、フィルムには35mm、ブローニ、6
0mm×60mm、60mm×45mm等、4インチ×
5インチ、8インチ×10インチが主なものとなってい
る。ところで、出力線数において高解像度のもの、しか
も、ポスターなどのように大きな印刷物に出力する場合
は、画像読取り装置に対して高解像度が要求される。ま
た、フィルムおよびプリントを読取る際に、生産性を高
めるために、高速で読取り処理を行うことが要求され
る。
【0003】ここで、この発明にかかる次の用語につい
て、その定義を示して明確にする。
【0004】走査線:原稿上の2次元画像を1次元の電
気信号に変換するために、順次画素単位に読取っていく
ための仮想線をいう。 主走査:原稿上の2次元情報に対し、走査線方向に走査
すること。すなわち、イメージセンサ自体の電子的な走
査によって行われる。 副走査:原稿、イメージセンサまたはミラーなどの機械
的な移動により行われる。原稿搬送型においては、原稿
搬送方向の走査によって行われる。
【0005】図12は従来技術の図を示すものである。
同図(a)において、DTP分野に使用する画像読取り
装置81は、高解像度と低解像度とを切替え可能にした
光学ユニットと、開閉可能な原稿カバー82とを備えて
おり、フィルムやプリントを読取る際は、原稿カバー8
2を開け、フィルムやプリントを透明板で形成する原稿
台にセットし、原稿カバー82を閉じてフィルムやプリ
ントを読取る、いわゆる原稿固定型の画像読取り装置を
形成している。
【0006】同図(b)において、フィルム92やプリ
ント93を原稿台83にセットする際は、フィルム92
やプリント93を原稿突き当て位置84を基準にしてセ
ットする。なお、原稿台83にセットしたフィルム92
やプリント93を読取る場合は、フィルム92を含む透
過原稿を照射する光源、あるいはプリント93を含む反
射原稿を照射する光源を点灯し、フィルム92やプリン
ト93の画像は、高解像度用または低解像度用のレンズ
を介してCCDに入力する。その際、読取りに先立ち、
白基準読取り位置85を読取り、白色の基準板のレベル
を入力・記憶し、そのレベルを白の基準値として通常ス
キャン時の信号を補正する。
【0007】ところで、高速で読取り処理を行うための
手法としては、原稿台83のセット面積を大きくし、フ
ィルム92やプリント93を原稿台83に多数枚セット
する。つまり、画像読取り装置81をA4サイズ読取り
からA3サイズ読取りとする。また、他の手法として
は、CCD駆動クロックを高くする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0009】1)フィルムやプリントを高速で読取り処
理を行う場合において、原稿台のセット面積を大きくす
る場合は、画像読取り装置が大型化して装置の価格上昇
と装置の取扱いが煩雑化する傾向にある。
【0010】2)一方、CCD駆動クロックを高くする
場合は、電波安全規格に対して課題が残る。
【0011】この発明の課題は、フィルムやプリントを
高速で読取り処理を行う場合において、フィルムやプリ
ントを多数枚収納するカセットホルダを用い、カセット
ホルダの取出し、読取り部への供給、読取り処理を終え
たカセットホルダの排出といった一連の動作を自動的に
行うことにより、高速読取り処理を行うことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0013】フィルムやプリントを多数枚収納するカセ
ットホルダを自動供給、自動排出する機構を備える。ま
た、副走査方向をカセットホルダの搬送方向とし、高解
像度読取りに際して読取り部を主走査方向に移動して高
解像度読取り領域に設置する解像度切替え可能な光学ユ
ニットを備え、原稿搬送型の画像読取り装置、あるいは
原稿固定型の画像読取り装置を構成する。
【0014】上記の手段を取ることにより、フィルムや
プリントを低解像度読取りおよび高解像度読取りを行う
場合に、高速読取り処理を行う。
【0015】また、副走査方向をカセットホルダの搬送
方向と直交する方向とし、高解像度読取りを行う光学ユ
ニットを備え、原稿固定型の画像読取り装置を構成す
る。
【0016】上記の手段を取ることにより、フィルムや
プリントを高解像度読取りを行う場合に、高速読取り処
理を行う。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0018】図1および図2に示すように、画像読取り
装置1は、移動ミラー16を備え解像度切替え可能なサ
ブ光学ユニット8を主走査方向に移動可能にして内蔵す
る光学ユニット7と、透過原稿を照射する第1光源13
または反射原稿を照射する第2光源14と、ホッパ3に
搭載する多数枚のフィルムまたはプリントを収納するカ
セットホルダ5を一枚ずつ読取り位置へ供給するととも
に、読取り処理を終えたカセットホルダを排出する媒体
搬送部2とを備える。
【0019】上記の実施の形態をとることにより、フィ
ルムあるいはプリントを多数枚収納するカセットホルダ
を自動供給、自動排出することにより低解像度読取りお
よび高解像度読取りにおいて高速読取り処理を行う。
【0020】さらに、図2および図3に示すように、前
記サブ光学ユニット8は、所定の位置に設置する高解像
度用の第2レンズ12と、上下方向に移動可能とするC
CD10と移動ミラー16とを備え、高解像度読取りに
際して光学ユニット7内を主走査方向に移動して高解像
度読取り領域に設置するように構成する。
【0021】上記の実施の形態をとることにより、CC
Dと、移動ミラーとを所定の位置へ移動させることで、
解像度切替えを行う。また、高解像度読取り領域に設置
することで高解像度読取りを可能とする。なお、低解像
度読取りにおいてはサブ光学ユニットを光学ユニット内
の主走査方向の中央に位置させる。
【0022】さらに、図2および図3に示すように、前
記画像読取り装置は、光学ユニット7を読取り位置で停
止させ、カセットホルダ5を副走査方向に移動させてフ
ィルムまたはプリントを読取るように構成する。
【0023】上記の実施の形態をとることにより、原稿
搬送型の画像読取り装置を構成することで、低解像度読
取りおよび高解像度読取りにおいて高速読取り処理を行
う。
【0024】さらに、図4および図5に示すように、前
記画像読取り装置は、カセットホルダ5を読取り位置で
停止させ、光学ユニット7を副走査方向に移動させてフ
ィルムまたはプリントを読取るように構成する。なお、
透過原稿の場合は第1光源13も光学ユニット7と同期
させて移動する。
【0025】上記の実施の形態をとることにより、原稿
固定型の画像読取り装置を構成することで、読取り媒体
を読取り位置で停止させるので搬送系の駆動精度に比較
して光学ユニットの駆動精度は高いので、低解像度読取
りおよび高解像度読取りにおいて高速読取り処理を行う
とともに、読取り精度が高くなる。
【0026】また、図1および図6に示すように、画像
読取り装置1は、主走査方向をカセットホルダ5の搬送
方向に対して平行な方向になるようにCCD10を設置
するとともに、カセットホルダ5の搬送方向に対して直
交する方向に移動させてフィルムまたはプリントを読取
り、読取り位置の画像を等倍型レンズ30を介してCC
D10に入力するように構成する光学ユニット7と、透
過原稿を照射する第1光源13または反射原稿を照射す
る第2光源14と、ホッパ3に搭載する多数枚のフィル
ムまたはプリントを収納するカセットホルダ5を一枚ず
つ読取り位置へ順次供給するとともに、読取り処理を終
えたカセットホルダを排出する媒体搬送部2とを備え
る。なお、透過原稿の場合は第1光源13も光学ユニッ
ト7と同期させて移動する。
【0027】上記の実施の形態をとることにより、原稿
固定型の画像読取り装置を構成することで、読取り媒体
を読取り位置で停止させるので搬送系の駆動精度に比較
して光学ユニットの駆動精度は高いので、高解像度読取
りにおいて高速読取り処理を行うとともに、読取り精度
が高くなる。
【0028】また、画像読取り装置の制御方法は、移動
ミラーを備え解像度切替え可能なサブ光学ユニットを主
走査方向に移動可能にして内蔵する光学ユニットと、透
過原稿を照射する光源または反射原稿を照射する光源と
を備え、ホッパに搭載する多数枚のフィルムまたはプリ
ントを収納するカセットホルダを一枚ずつ読取り位置へ
供給するとともに、読取り処理を終えたカセットホルダ
を排出する画像読取り装置の制御方法であって、前記カ
セットホルダを読取り開始位置より副走査方向に移動さ
せてフィルムまたはプリントを低解像度モードで読取
り、前記カセットホルダを一旦ホッパ側へ退避し、前記
サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方向に移動
して高解像度読取り領域に設置し、前記カセットホルダ
を読取り開始位置より副走査方向に移動させてフィルム
またはプリントを高解像度モードで読取る。
【0029】上記の実施の形態をとることにより、原稿
搬送型の画像読取り装置において、フィルムまたはプリ
ントを低解像度読取りおよび高解像度読取りを行う際に
高速読取り処理を行う。
【0030】また、画像読取り装置の制御方法は、移動
ミラーを備え解像度切替え可能なサブ光学ユニットを主
走査方向に移動可能にして内蔵する光学ユニットと、透
過原稿を照射する光源または反射原稿を照射する光源と
を備え、ホッパに搭載する多数枚のフィルムまたはプリ
ントを収納するカセットホルダを一枚ずつ読取り位置へ
供給するとともに、読取り処理を終えたカセットホルダ
を排出する画像読取り装置の制御方法であって、前記カ
セットホルダを読取り開始位置に停止し、前記光学ユニ
ットをホームポジションより副走査方向に移動させてフ
ィルムまたはプリントを低解像度モードで読取り、前記
光学ユニットを一旦ホームポジションに移動させて待機
し、サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方向に
移動して高解像度読取り領域に設置し、前記光学ユニッ
トをホームポジションより副走査方向に移動させてフィ
ルムまたはプリントを高解像度モードで読取る。
【0031】上記の実施の形態をとることにより、原稿
固定型の画像読取り装置において、フィルムまたはプリ
ントを低解像度読取りおよび高解像度読取りを行う際に
高速読取り処理を行う。
【0032】また、画像読取り装置の制御方法は、主走
査方向をカセットホルダの搬送方向に対して平行な方向
になるようにCCDを設置するとともに、カセットホル
ダの搬送方向に対して直交する方向に移動させてフィル
ムまたはプリントを高解像度で読取る光学ユニットと、
透過原稿を照射する光源または反射原稿を照射する光源
とを備え、ホッパに搭載する多数枚のフィルムまたはプ
リントを収納するカセットホルダを一枚ずつ読取り位置
へ順次供給するとともに、読取り処理を終えたカセット
ホルダを排出する画像読取り装置の制御方法であって、
前記カセットホルダを読取り可能な規定量分を搬送して
順次読取り開始位置に停止し、前記光学ユニットをホー
ムポジションより副走査方向に順次移動させてフィルム
またはプリントを読取る。
【0033】上記の実施の形態をとることにより、原稿
固定型の画像読取り装置において、フィルムまたはプリ
ントを高解像度読取りを行う際に高速読取り処理を行
う。
【0034】また、画像読取り装置の制御を実現する記
録媒体は、移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ光
学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光学
ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原稿を
照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚のフィ
ルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一枚ず
つ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終えた
カセットホルダを排出する画像読取り装置の制御を実現
する記録媒体であって、コンピュータに、前記カセット
ホルダを読取り開始位置より副走査方向に移動させてフ
ィルムまたはプリントを低解像度モードで読取る手順
と、前記カセットホルダを一旦ホッパ側へ退避する手順
と、前記サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方
向に移動して高解像度読取り領域に設置する手順と、前
記カセットホルダを読取り開始位置より副走査方向に移
動させてフィルムまたはプリントを高解像度モードで読
取る手順とを実行させるためのコンピュータ読取り可能
なプログラムを記録する。なお、このプログラムは、こ
れを記録するためのFDDやCDなどの適切な種々の記
録媒体に格納している。
【0035】また、画像読取り装置の制御を実現する記
録媒体は、移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ光
学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光学
ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原稿を
照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚のフィ
ルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一枚ず
つ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終えた
カセットホルダを排出する画像読取り装置の制御を実現
する記録媒体であって、コンピュータに、前記カセット
ホルダを読取り開始位置に停止する手順と、前記光学ユ
ニットをホームポジションより副走査方向に移動させて
フィルムまたはプリントを低解像度モードで読取る手順
と、前記光学ユニットを一旦ホームポジションに移動さ
せて待機する手順と、サブ光学ユニットを光学ユニット
内で主走査方向に移動して高解像度読取り領域に設置す
る手順と、前記光学ユニットをホームポジションより副
走査方向に移動させてフィルムまたはプリントを高解像
度モードで読取る手順とを実行させるためのコンピュー
タ読取り可能なプログラムを記録する。なお、このプロ
グラムは、これを記録するためのFDDやCDなどの適
切な種々の記録媒体に格納している。
【0036】また、画像読取り装置の制御を実現する記
録媒体は、主走査方向をカセットホルダの搬送方向に対
して平行な方向になるようにCCDを設置するととも
に、カセットホルダの搬送方向に対して直交する方向に
移動させてフィルムまたはプリントを高解像度で読取る
光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原
稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚の
フィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一
枚ずつ読取り位置へ順次供給するとともに、読取り処理
を終えたカセットホルダを排出する画像読取り装置の制
御を実現する記録媒体であって、コンピュータに、前記
カセットホルダを読取り可能な規定量分を搬送して順次
読取り開始位置に停止する手順と、前記光学ユニットを
ホームポジションより副走査方向に順次移動させてフィ
ルムまたはプリントを読取る手順とを実行させるための
コンピュータ読取り可能なプログラムを記録する。な
お、このプログラムは、これを記録するためのFDDや
CDなどの適切な種々の記録媒体に格納している。
【0037】上記の実施の形態をとることにより、コン
ピュータを動作させるプログラムを用いて実現すること
ができ、このプログラムは、これを記録するためのFD
DやCDなどの適切な種々の記録媒体に格納しているの
で、必要時に任意の処理装置にインストールし、処理を
行わせる。
【0038】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図11によって説明する。なお、以下において、同じ箇
所は同一の符号を付して有り、詳細な説明を省略するこ
とがある。
【0039】図1は本発明の実施例の概観図を示す。
【0040】同図において、画像読取り装置1は、媒体
搬送部2を備え、装置の一端にホッパ3を設け、装置の
他端にスタッカ6を設け、ホッパガイド4によって搭載
する位置を規正されたフィルムあるいはプリントを多数
枚収納するカセットホルダ5を取出し、画像読取り装置
1の読取り部へ供給し、読取り処理を終えたカセットホ
ルダ5をスタッカ6へ排出する一連の動作を自動的に行
う、いわゆる自動給紙機構を備えている。すなわち、フ
ィルムやプリントを高速で読取り処理を行う場合におい
て、フィルムやプリントを多数枚収納するカセットホル
ダを用い、カセットホルダを自動供給、自動排出するこ
とにより高速読取り処理を行うものである。以下に当該
画像読取り装置1の詳細を説明する。
【0041】図2は本発明の実施例の図を示す。
【0042】同図において、前述の画像読取り装置1に
おいて、低解像度読取りと高解像度読取りとを可能とし
ている。また、カセットホルダ5に多数枚収納するフィ
ルムやプリントを読取る際は、所定の位置に設置する光
学ユニット7に対して、カセットホルダ5をホッパ3か
ら一枚ずつ取出し、副走査においてはカセットホルダ5
を光学ユニット7側へ移動して走査を行う、いわゆる原
稿搬送型の画像読取り装置を構成している。
【0043】また、同図において、光学ユニット7は、
読取り位置の画像をミラー15および移動ミラー16に
よって光路を折りたたみながら低解像度用の第1レンズ
11または高解像度用の第2レンズ12を介してCCD
10に入力するように構成している。すなわち、光学ユ
ニット7は、複数のミラー15と、低解像度用の第1レ
ンズ11とを所定の位置に設置し、光学ユニット7内で
主走査方向に移動可能な解像度切替えを行うサブ光学ユ
ニット8を備える。
【0044】サブ光学ユニット8は、高解像度用の第2
レンズ12を所定の位置に設置し、上下方向に移動可能
とするCCD10と、移動ミラー16とを備えている。
なお、CCD10と移動ミラー16とは同一ブロックと
して構成し、当該ブロックを移動させることで解像度を
切り替えるように構成してもよい。また、CCD10と
移動ミラー16とを各々独立したブロックとして構成
し、CCD10と移動ミラー16とを各々独立させて移
動させることで解像度を切り替えるように構成してもよ
い。
【0045】なお、同図において、13は第1光源であ
り、フィルム読取りに際して点灯する。なお、当該第1
光源13は読取り位置の真上から照射できるように低解
像度読取りと高解像度読取りとではその設置位置を変更
する。14は第2光源であり、光学ユニット7に設け、
プリント読取りに際して点灯する。20はピックローラ
であり、ホッパ3に搭載されたカセットホルダ5を一枚
ずつ取り出す。21は駆動ローラであり、当該駆動ロー
ラ21に対向する従動ローラ22とによってピックロー
ラ20が取り出したカセットホルダ5を光学ユニット7
の読取り位置へと搬送するとともに、読取り処理を終え
たカセットホルダ5をスタッカ6へ排出する。23は第
1センサであり、ホッパ3に搭載されるカセットホルダ
5の有無を検出する。24は第2センサであり、ピック
ローラ20の高さを検出することでホッパ3の上昇位置
が所定の位置に達したことを検出する。25は第3セン
サであり、カセットホルダ5の先端および後端を検出す
る。
【0046】同図(a)は、低解像度における構成を示
している。同図において、サブ光学ユニット8の移動ミ
ラー16とCCD10とを下方の位置へ移動して低解像
度読取りの光路上に設置し、サブ光学ユニット8を光学
ユニット7内で主走査方向の中央位置に移動させて設置
する。読取り位置の画像は、複数のミラー15および移
動ミラー16によって光路を折りたたみながら光学ユニ
ット7に設置する低解像度用の第1レンズ11を介して
CCD10に入力される。なお、低解像度における読取
り位置は、第3センサ25から距離a離れた位置とな
る。
【0047】同図(b)は、高解像度における構成を示
している。同図において、サブ光学ユニット8の移動ミ
ラー16とCCD10とを上方の位置へ移動して高解像
度読取りの光路上に設置し、サブ光学ユニット8を光学
ユニット7内で主走査方向に移動させて高解像度読取り
領域に設置する。読取り位置の画像は、単一のミラー1
5および移動ミラー16によって光路を折りたたみなが
らサブ光学ユニット8に設置する高解像度用の第2レン
ズ12を介してCCD10に入力される。なお、高解像
度における読取り位置は、第3センサ25から距離b離
れた位置となる。
【0048】図3は本発明の実施例の図を示す。
【0049】同図において、低解像度読取りにおいて、
光学ユニット7の主走査方向における読取り幅は範囲A
の低解像度読取り領域となり、主走査においてカセット
ホルダ5に収納する4枚分の例えばフィルム5aを読取
る。一方、高解像度読取りにおいて、光学ユニット7の
主走査方向における読取り幅は範囲Bの高解像度読取り
領域となり、主走査においてカセットホルダ5に収納す
る2枚分の例えばフィルム5aを読取る。したがって、
高解像度読取りにおいては、主走査方向における読取り
幅が狭くなるので、高解像度読取りを必要とするフィル
ム5aに対向するように、サブ光学ユニット8を光学ユ
ニット7内で主走査方向に移動させて設置する。なお、
低解像度読取り後に高解像度読取りを行う場合、一旦カ
セットホルダ5をホッパ3側へ退避させた後、再度光学
ユニット7の読取り位置へと搬送する。
【0050】図4は本発明の実施例の図を示す。
【0051】同図において、前述の画像読取り装置1に
おいて、低解像度読取りと高解像度読取りとを可能とし
ている。また、カセットホルダ5に多数枚収納するフィ
ルムやプリントを読取る際は、光学ユニット7をホーム
ポジションに待機させ、カセットホルダ5をホッパ3か
ら一枚ずつ取出し、読取り開始位置へ搬送して停止した
後、光学ユニット7をホームポジションから右方向に移
動させて副走査を行う、いわゆる原稿固定型の画像読取
り装置を構成している。
【0052】また、同図において、光学ユニット7およ
びサブ光学ユニット8は、光学系の構成においては前述
の図2に示した構成と同様であり、詳細な説明を省略す
る。
【0053】なお、同図において、13は第1光源であ
り、フィルム読取りに際して点灯する。なお、当該第1
光源13は読取り位置の真上から照射できるように低解
像度読取りと高解像度読取りとではその設置位置を変更
するとともに、光学ユニット7と同時に移動させる。1
4は第2光源であり、光学ユニット7に設け、プリント
読取りに際して点灯する。21は駆動ローラであり、当
該駆動ローラ21に対向する従動ローラ22とによって
ピックローラ20が取り出したカセットホルダ5を読取
り開始位置へ搬送して停止するとともに、読取り処理を
終えたカセットホルダ5をスタッカ6へ排出する。26
は第4センサであり、光学ユニット7のホームポジショ
ンを検出する。
【0054】同図(a)は、低解像度における構成を示
している。同図において、サブ光学ユニット8の移動ミ
ラー16とCCD10とを下方の位置へ移動して低解像
度読取りの光路上に設置し、サブ光学ユニット8を光学
ユニット7内で主走査方向の中央位置に移動させて設置
する。読取り位置の画像は、複数のミラー15および移
動ミラー16によって光路を折りたたみながら光学ユニ
ット7に設置する低解像度用の第1レンズ11を介して
CCD10に入力される。
【0055】同図(b)は、高解像度における構成を示
している。同図において、サブ光学ユニット8の移動ミ
ラー16とCCD10とを上方の位置へ移動して高解像
度読取りの光路上に設置し、サブ光学ユニット8を光学
ユニット7内で主走査方向に移動させて高解像度読取り
領域に設置する。読取り位置の画像は、単一のミラー1
5および移動ミラー16によって光路を折りたたみなが
らサブ光学ユニット8に設置する高解像度用の第2レン
ズ12を介してCCD10に入力される。
【0056】図5は本発明の実施例の図を示す。
【0057】同図において、低解像度読取りにおいて、
光学ユニット7の主走査方向における読取り幅は範囲A
の低解像度読取り領域となり、主走査においてカセット
ホルダ5に収納する4枚分の例えばプリント5bを読取
る。一方、高解像度読取りにおいて、光学ユニット7の
主走査方向における読取り幅は範囲Bの高解像度読取り
領域となり、主走査においてカセットホルダ5に収納す
る2枚分の例えばプリント5bを読取る。したがって、
高解像度読取りにおいては、主走査方向における読取り
幅が狭くなるので、高解像度読取りを必要とするプリン
ト5bに対向するように、サブ光学ユニット8を光学ユ
ニット7内で主走査方向に移動させて設置する。なお、
低解像度読取り後に高解像度読取りを行う場合、一旦光
学ユニット7をホームポジションへ退避させた後、再度
光学ユニット7をホームポジションから右方向に移動さ
せて副走査を行う。
【0058】図6は本発明の実施例の図を示す。
【0059】同図において、前述の画像読取り装置1
は、等倍型レンズ30を用い高解像度読取りを可能とし
ている。また、カセットホルダ5に多数枚収納するフィ
ルムやプリントを読取る際は、光学ユニット7をホーム
ポジションに待機させ、カセットホルダ5をホッパ3か
ら一枚ずつ取出し、読取り開始位置に設置した後、光学
ユニット7をホームポジションからカセットホルダ5の
搬送方向に対して直交する方向に移動させて副走査を行
う、いわゆる原稿固定型の画像読取り装置を構成してい
る。
【0060】同図(a)において、光学ユニット7は、
主走査方向をカセットホルダ5の搬送方向に対して平行
な方向になるようにCCD10を設置し、読取り位置の
画像を等倍型レンズ30を介してCCD10に入力する
ように構成している。
【0061】なお、同図(a)において、13は第1光
源であり、フィルム読取りに際して点灯する。なお、当
該第1光源13は読取り位置の真上から照射できるよう
に光学ユニット7と同時に移動させる。14は第2光源
であり、光学ユニット7に設け、プリント読取りに際し
て点灯する。21は駆動ローラであり、当該駆動ローラ
21に対向する従動ローラ22とによってピックローラ
20がホッパ3から取り出したカセットホルダ5を読取
り開始位置に順次設置するとともに、読取り処理を終え
たカセットホルダ5をスタッカ6へ排出する。23は第
1センサであり、ホッパ3に搭載されるカセットホルダ
5の有無を検出する。24は第2センサであり、ピック
ローラ20の高さを検出することでホッパ3の上昇位置
が所定の位置に達したことを検出する。25は第3セン
サであり、カセットホルダ5の先端および後端を検出す
る。
【0062】同図(b)において、光学ユニット7の主
走査方向における読取り幅はCCD10の読取り範囲と
なり、カセットホルダ5の移動方向に対して直交する例
えば2列分のフィルム5aを読取ることができるものと
する。フィルム5aの読取りに際して、カセットホルダ
5の最初の読取り領域に収納する前記2列分のフィルム
5aを読取り開始位置に搬送して停止させ、光学ユニッ
ト7をホームポジションからカセットホルダ5の搬送方
向に対して直交する方向(上方向)に移動させて副走査
を行う。次に、カセットホルダ5を搬送し次の2列分の
フィルム5aを読取り開始位置に搬送して停止させ、ホ
ームポジションに待機させた光学ユニット7を移動させ
て副走査を繰り返す。
【0063】つぎに、画像読取り装置の制御について説
明する。
【0064】図7は本発明の実施例のブロック図を示
す。
【0065】同図において、画像読取り装置1は、光学
ユニット7と、読取り媒体搬送部41と、読取り移動部
42と、演算制御部43とを主構成とし、カセットホル
ダ5に多数枚収納するフィルム5aあるいはプリント5
bの画像読取りを実行する。
【0066】光学ユニット7は、フィルム5aを照射す
る第1光源13と、プリント5bを照射する第2光源1
4と、低解像度用の第1レンズ11と、光学ユニット7
内で主走査方向に移動可能にしたサブ光学ユニット8と
を構成する。
【0067】また、サブ光学ユニット8は、フィルム5
aあるいはプリント5bの画像を読取るCCD素子44
と、高解像度用の第2レンズ12と、移動ミラー16
(図2および図4参照)およびCCD素子44を移動さ
せて低解像度と高解像度とを切り替える解像度切替え移
動部45とを構成する。
【0068】読取り媒体搬送部41は、フィルム5aあ
るいはプリント5bを多数枚収納するカセットホルダ5
を読取り位置に供給したり、原稿読取りにおける副走査
方向に移動させたり、読取り済みのカセットホルダ5を
排出したりする。
【0069】読取り移動部42は、光学ユニット7を原
稿読取りにおける副走査方向に移動させたり、高解像度
読取りに際してサブ光学ユニット8を光学ユニット7内
で主走査方向に移動させて高解像度読取り領域に設置し
たりする。
【0070】演算制御部43は、画像読取り装置1に接
続されたホスト装置50の指示によって画像読取り装置
1を制御するとともに、読取った画像データをホスト装
置50に転送する。
【0071】ホスト装置50は、ドライバプログラム5
1と、演算制御部52と、表示部53と、入力部54と
を構成する。ドライバプログラム51は、画像読取り装
置1とデータの授受を行う。演算制御部52は、ホスト
装置50を制御する。表示部53は、画像読取り処理に
おける必要なデータや操作などを表示したりする。入力
部54は、画像読取り処理における必要な指示を入力す
る。
【0072】図8は本発明のフローチャートを示す。な
お、符号は図2および図7を引用する。
【0073】ステップS11において、読取り媒体搬送
部41は、フィルム5aあるいはプリント5bを多数枚
収納するカセットホルダ5を搭載するホッパ3を上昇さ
せる。
【0074】ステップS12において、読取り媒体搬送
部41は、第2センサ24がホッパ3の上昇を検出した
後、ホッパ3の動作を停止する。
【0075】ステップS13において、読取り媒体搬送
部41は、ピックローラ20および駆動ローラ21を回
転させ、カセットホルダ5の搬送を開始する。
【0076】ステップS14において、第3センサ25
がカセットホルダ5の先端を検出する。
【0077】ステップS15において、演算制御部43
は、読取り媒体搬送部41が、カセットホルダ5を規定
距離(図2(a)の距離a)搬送させた後、低解像度モ
ードで読取りを開始する。また、読取りデータはホスト
装置50に転送する。なお、フィルム5aを読取る場合
は第1光源13を点灯し、プリント5bを読取る場合は
第2光源14を点灯する。さらに、解像度切替え移動部
45は、サブ光学ユニット8の移動ミラー16およびC
CD10を下方の位置(図2(a)参照)へ設置する。
【0078】ステップS16において、読取り媒体搬送
部41は、ホッパ3を下方へ移動させ、ピックローラ2
0は電磁クラッチなどで駆動がフリーな状態にする。
【0079】ステップS17において、演算制御部43
は、第3センサ25がホッパ3の後端を検出した後、読
取り媒体搬送部41が、規定パルス駆動してカセットホ
ルダ5を規定距離(図2(a)の距離a)搬送させた
後、読取りを停止する。
【0080】ステップS18において、演算制御部43
は、次のカセットホルダ5を読取るか判定する。次のカ
セットホルダ5を読取る場合は、ステップS19に進
む。そうでない場合は、ステップS20に進む。
【0081】ステップS19において、読取り媒体搬送
部41は、駆動ローラ21を回転させ、カセットホルダ
5をスタッカ6に排出する。
【0082】ステップS20において、演算制御部43
は、ファインスキャン動作か判定する。ファインスキャ
ン動作であればステップS21に進む。そうでなければ
ステップS27に進む。
【0083】ステップS21において、読取り媒体搬送
部41は、駆動ローラ21を逆方向に回転させ、カセッ
トホルダ5をバックさせる。
【0084】ステップS22において、第3センサ25
がホッパ3の先端を検出する。
【0085】ステップS23において、読取り媒体搬送
部41は、カセットホルダ5を停止する。
【0086】ステップS24において、解像度切替え移
動部45は、サブ光学ユニット8の移動ミラー16およ
びCCD10を上方の位置(図2(b)参照)へ設置し
て高解像度モードを設定する。
【0087】ステップS25において、読取り移動部4
2は、サブ光学ユニット8を光学ユニット7内で主走査
方向に移動させて高解像度読取り領域に設置する。
【0088】ステップS26において、演算制御部43
は、読取り媒体搬送部41が、カセットホルダ5を規定
距離(図2(b)の距離b)搬送させた後、高解像度モ
ードで読取りを開始する。また、読取りデータはホスト
装置50に転送する。そしてステップS17に戻る。
【0089】ステップS27において、読取り媒体搬送
部41は、駆動ローラ21を回転させ、カセットホルダ
5をスタッカ6に排出する。そして処理を終了する。
【0090】図9は本発明のフローチャートを示す。な
お、符号は図4および図7を引用する。
【0091】ステップS31において、読取り媒体搬送
部41は、フィルム5aあるいはプリント5bを多数枚
収納するカセットホルダ5を搭載するホッパ3を上昇さ
せる。
【0092】ステップS32において、読取り媒体搬送
部41は、第2センサ24がホッパ3の上昇を検出した
後、ホッパ3の動作を停止する。
【0093】ステップS33において、読取り媒体搬送
部41は、ピックローラ20および駆動ローラ21を回
転させ、カセットホルダ5の搬送を開始する。
【0094】ステップS34において、第3センサ25
がカセットホルダ5の先端を検出する。
【0095】ステップS35において、読取り媒体搬送
部41は、カセットホルダ5を規定距離(読取り開始位
置)搬送させた後、カセットホルダ5を停止する。
【0096】ステップS36において、読取り媒体搬送
部41は、ホッパ3を下方へ移動させ、ピックローラ2
0は電磁クラッチなどで駆動がフリーな状態にする。
【0097】ステップS37において、演算制御部43
は、透過(フィルム)読取りか判定する。透過読取りの
場合はステップS38に進む。そうでなければステップ
S39に進む。
【0098】ステップS38において、第1光源13を
点灯する。なお、第1光源13は光学ユニット7と同時
に移動させるものとする。
【0099】ステップS39において、第2光源14を
点灯する。そしてステップS40に進む。
【0100】ステップS40において、読取り移動部4
2は、光学ユニット7をホームポジションへ移動させ
る。なお、第4センサ26が光学ユニット7のホームポ
ジションを検出する。
【0101】ステップS41において、演算制御部43
は、低解像度モードかを判定する。低解像度モードであ
ればステップS42に進む。そうでなければステップS
43に進む。
【0102】ステップS42において、解像度切替え移
動部45は、サブ光学ユニット8の移動ミラー16およ
びCCD10を下方の位置(図4(a)参照)へ設置す
る。また、読取り移動部42は、サブ光学ユニット8を
光学ユニット7内で主走査方向の中央位置に移動させて
設置する。
【0103】ステップS43において、解像度切替え移
動部45は、サブ光学ユニット8の移動ミラー16およ
びCCD10を上方の位置(図4(b)参照)へ設置す
る。
【0104】ステップS44において、読取り移動部4
2は、サブ光学ユニット8を光学ユニット7内で主走査
方向に移動させて走査位置(読取り領域)に設置する。
そしてステップS45に進む。
【0105】ステップS45において、演算制御部43
は、読取り移動部42を駆動させて、光学ユニット7を
副走査方向に移動して読取りを開始する。また、読取り
データはホスト装置50に転送する。
【0106】ステップS46において、読取り移動部4
2は、光学ユニット7を副走査方向に規定パルス駆動さ
せた後、停止させる。
【0107】ステップS47において、読取り移動部4
2は、光学ユニット7をホームポジションへ移動させて
待機する。
【0108】ステップS48において、演算制御部43
は、読取り処理が終了かを判定する。終了ならばステッ
プS49に進む。そうでなければステップS50に進
む。
【0109】ステップS49において、読取り媒体搬送
部41は、駆動ローラ21を回転させ、カセットホルダ
5をスタッカ6に排出する。そして処理を終了する。
【0110】ステップS50において、演算制御部43
は、高解像度モードかを判定する。高解像度モードであ
ればステップS43に進む。そうでなければステップS
31に進む。
【0111】図10は本発明の実施例のブロック図を示
す。
【0112】同図において、画像読取り装置1は、光学
ユニット7と、読取り媒体搬送部41と、読取り移動部
42と、演算制御部43とを主構成とし、カセットホル
ダ5に多数枚収納するフィルム5aあるいはプリント5
bの画像読取りを実行する。
【0113】光学ユニット7は、フィルム5aを照射す
る第1光源13と、プリント5bを照射する第2光源1
4と、フィルム5aあるいはプリント5bの画像を読取
るCCD素子44とを構成する。なお、当該光学ユニッ
ト7は、等倍型レンズを備え高解像度読取りを可能とす
るものである。
【0114】読取り媒体搬送部41は、フィルム5aあ
るいはプリント5bを多数枚収納するカセットホルダ5
を読取り位置に供給したり、読取り済みのカセットホル
ダ5を排出したりする。
【0115】読取り移動部42は、光学ユニット7を原
稿読取りにおける副走査方向(カセットホルダ5の搬送
方向と直交する方向)に移動させる。
【0116】演算制御部43は、画像読取り装置1に接
続されたホスト装置50の指示によって画像読取り装置
1を制御するとともに、読取った画像データをホスト装
置50に転送する。
【0117】ホスト装置50は、ドライバプログラム5
1と、演算制御部52と、表示部53と、入力部54と
を構成する。ドライバプログラム51は、画像読取り装
置1とデータの授受を行う。演算制御部52は、ホスト
装置50を制御する。表示部53は、画像読取り処理に
おける必要なデータや操作などを表示したりする。入力
部54は、画像読取り処理における必要な指示を入力す
る。
【0118】図11は本発明のフローチャートを示す。
なお、符号は図6および図10を引用する。
【0119】ステップS61において、読取り媒体搬送
部41は、フィルム5aあるいはプリント5bを多数枚
収納するカセットホルダ5を搭載するホッパ3を上昇さ
せる。
【0120】ステップS62において、読取り媒体搬送
部41は、第2センサ24がホッパ3の上昇を検出した
後、ホッパ3の動作を停止する。
【0121】ステップS63において、読取り媒体搬送
部41は、ピックローラ20および駆動ローラ21を回
転させ、カセットホルダ5の搬送を開始する。
【0122】ステップS64において、第3センサ25
がカセットホルダ5の先端を検出する。
【0123】ステップS65において、読取り媒体搬送
部41は、カセットホルダ5を規定距離(読取り開始位
置)搬送させた後、カセットホルダ5を停止する。
【0124】ステップS66において、読取り媒体搬送
部41は、ホッパ3を下方へ移動させ、ピックローラ2
0は電磁クラッチなどで駆動がフリーな状態にする。
【0125】ステップS67において、演算制御部43
は、透過(フィルム)読取りか判定する。透過読取りの
場合はステップS68に進む。そうでなければステップ
S69に進む。
【0126】ステップS68において、第1光源13を
点灯する。なお、第1光源13は光学ユニット7と同時
に移動させるものとする。
【0127】ステップS69において、第2光源14を
点灯する。そしてステップS70に進む。
【0128】ステップS70において、読取り移動部4
2は、光学ユニット7をホームポジションへ移動させ
る。
【0129】ステップS71において、演算制御部43
は、読取り移動部42を駆動させて、光学ユニット7を
副走査方向(図6(b)光学ユニット移動方向参照)に
移動して読取りを開始する。また、読取りデータはホス
ト装置50に転送する。
【0130】ステップS72において、読取り移動部4
2は、光学ユニット7を副走査方向に規定パルス駆動さ
せた後、停止させて、読取りを終了する。
【0131】ステップS73において、読取り移動部4
2は、光学ユニット7をホームポジションへ移動させて
待機する。
【0132】ステップS74において、演算制御部43
は、読取り処理が終了かを判定する。終了ならばステッ
プS75に進む。そうでなければステップS76に進
む。
【0133】ステップS75において、読取り媒体搬送
部41は、駆動ローラ21を回転させ、カセットホルダ
5をスタッカ6に排出する。そして処理を終了する。
【0134】ステップS76において、読取り媒体搬送
部41は、カセットホルダ5を規定パルス(読取り可能
な規定量分)移動させる。つまり、カセットホルダ5に
収納する次の読取り媒体を読取り開始位置に搬送する。
【0135】ステップS77において、読取り媒体搬送
部41は、カセットホルダ5を停止する。そしてステッ
プS71に戻る。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果が期待できる。
【0137】移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ
光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光
学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原稿
を照射する光源と、ホッパに搭載する多数枚のフィルム
またはプリントを収納するカセットホルダを一枚ずつ読
取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終えたカセ
ットホルダを排出する媒体搬送部とを備えることによ
り、装置を小型化でき、フィルムあるいはプリントを多
数枚収納するカセットホルダを自動供給、自動排出する
ことにより低解像度読取りおよび高解像度読取りにおい
て高速読取り処理を行うことができる。
【0138】さらに、前記サブ光学ユニットは、所定の
位置に設置する高解像度用の第2レンズと、上下方向に
移動可能とするCCDと移動ミラーとを備え、高解像度
読取りに際して光学ユニット内を主走査方向に移動して
高解像度読取り領域に設置するように構成することによ
り、CCDと、移動ミラーとを所定の位置へ移動させる
ことで、解像度切替えを行うことができる。また、高解
像度読取り領域に設置することで高解像度読取りを可能
とすることができる。
【0139】さらに、光学ユニットを読取り位置で停止
させ、カセットホルダを副走査方向に移動させてフィル
ムまたはプリントを読取るように構成することにより、
原稿搬送型の画像読取り装置を構成することで、低解像
度読取りおよび高解像度読取りにおいて高速読取り処理
を行うことができる。また、装置を小型化することがで
きる。
【0140】さらに、カセットホルダを読取り位置で停
止させ、光学ユニットを副走査方向に移動させてフィル
ムまたはプリントを読取るように構成することにより、
原稿固定型の画像読取り装置を構成することで、読取り
媒体を読取り位置で停止させるので搬送系の駆動精度に
比較して光学ユニットの駆動精度は高いので、低解像度
読取りおよび高解像度読取りにおいて高速読取り処理を
行うとともに、読取り精度を高くすることができる。
【0141】また、主走査方向をカセットホルダの搬送
方向に対して平行な方向になるようにCCDを設置する
とともに、カセットホルダの搬送方向に対して直交する
方向に移動させてフィルムまたはプリントを読取り、読
取り位置の画像を等倍型レンズを介してCCDに入力す
るように構成する光学ユニットと、透過原稿を照射する
光源または反射原稿を照射する光源と、ホッパに搭載す
る多数枚のフィルムまたはプリントを収納するカセット
ホルダを一枚ずつ読取り位置へ順次供給するとともに、
読取り処理を終えたカセットホルダを排出する媒体搬送
部とを備えることにより、原稿固定型の画像読取り装置
を構成することで、読取り媒体を読取り位置で停止させ
るので搬送系の駆動精度に比較して光学ユニットの駆動
精度は高いので、高解像度読取りにおいて高速読取り処
理を行うとともに、読取り精度を高くすることができ
る。また、装置を小型化することができる。
【0142】また、移動ミラーを備え解像度切替え可能
なサブ光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵
する光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反
射原稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数
枚のフィルムまたはプリントを収納するカセットホルダ
を一枚ずつ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理
を終えたカセットホルダを排出する画像読取り装置の制
御方法であって、前記カセットホルダを読取り開始位置
より副走査方向に移動させてフィルムまたはプリントを
低解像度モードで読取り、前記カセットホルダを一旦ホ
ッパ側へ退避し、前記サブ光学ユニットを光学ユニット
内で主走査方向に移動して高解像度読取り領域に設置
し、前記カセットホルダを読取り開始位置より副走査方
向に移動させてフィルムまたはプリントを高解像度モー
ドで読取ることにより、原稿搬送型の画像読取り装置に
おいて、フィルムまたはプリントを低解像度読取りおよ
び高解像度読取りを行う際に高速読取り処理を行う制御
を実現することができる。
【0143】また、移動ミラーを備え解像度切替え可能
なサブ光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵
する光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反
射原稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数
枚のフィルムまたはプリントを収納するカセットホルダ
を一枚ずつ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理
を終えたカセットホルダを排出する画像読取り装置の制
御方法であって、前記カセットホルダを読取り開始位置
に停止し、前記光学ユニットをホームポジションより副
走査方向に移動させてフィルムまたはプリントを低解像
度モードで読取り、前記光学ユニットを一旦ホームポジ
ションに移動させて待機し、サブ光学ユニットを光学ユ
ニット内で主走査方向に移動して高解像度読取り領域に
設置し、前記光学ユニットをホームポジションより副走
査方向に移動させてフィルムまたはプリントを高解像度
モードで読取ることにより、原稿固定型の画像読取り装
置において、フィルムまたはプリントを低解像度読取り
および高解像度読取りを行う際に高速読取り処理を行う
制御を実現することができる。
【0144】また、主走査方向をカセットホルダの搬送
方向に対して平行な方向になるようにCCDを設置する
とともに、カセットホルダの搬送方向に対して直交する
方向に移動させてフィルムまたはプリントを高解像度で
読取る光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または
反射原稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多
数枚のフィルムまたはプリントを収納するカセットホル
ダを一枚ずつ読取り位置へ順次供給するとともに、読取
り処理を終えたカセットホルダを排出する画像読取り装
置の制御方法であって、前記カセットホルダを読取り可
能な規定量分を搬送して順次読取り開始位置に停止し、
前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
順次移動させてフィルムまたはプリントを読取ることに
より、原稿固定型の画像読取り装置において、フィルム
またはプリントを高解像度読取りを行う際に高速読取り
処理を行う制御を実現することができる。
【0145】また、コンピュータを動作させるプログラ
ムを用いて実現することができ、このプログラムは、こ
れを記録するためのFDDやCDなどの適切な種々の記
録媒体に格納しているので、必要時に任意の処理装置に
インストールし、処理を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概観図である。
【図2】本発明の実施例の図である。
【図3】本発明の実施例の図である。
【図4】本発明の実施例の図である。
【図5】本発明の実施例の図である。
【図6】本発明の実施例の図である。
【図7】本発明の実施例のブロック図である。
【図8】本発明の実施例のフローチャートである。
【図9】本発明の実施例のフローチャートである。
【図10】本発明の実施例のブロック図である。
【図11】本発明の実施例のフローチャートである。
【図12】従来技術の図である。
【符号の説明】
1:画像読取り装置 2:媒体搬送部 3:ホッパ 5:カセットホルダ 5a:フィルム 5b:プリント 7:光学ユニット 8:サブ光学ユニット 10:CCD 11:第1レンズ 12:第2レンズ 13:第1光源 14:第2光源 16:移動ミラー 30:等倍レンズ 41:読取り媒体搬送部 42:読取り移動部 43:演算制御部 44:CCD素子 45:解像度切替え移動部 50:ホスト装置 51:ドライバプログラム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ
    光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光
    学ユニットと、 透過原稿を照射する光源または反射原稿を照射する光源
    と、 ホッパに搭載する多数枚のフィルムまたはプリントを収
    納するカセットホルダを一枚ずつ読取り位置へ供給する
    とともに、読取り処理を終えたカセットホルダを排出す
    る媒体搬送部とを備える、 ことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】前記サブ光学ユニットは、 所定の位置に設置する高解像度用の第2レンズと、上下
    方向に移動可能とするCCDと移動ミラーとを備え、 高解像度読取りに際して光学ユニット内を主走査方向に
    移動して高解像度読取り領域に設置するように構成す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】前記画像読取り装置は、 光学ユニットを読取り位置で停止させ、カセットホルダ
    を副走査方向に移動させてフィルムまたはプリントを読
    取るように構成する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像読
    取り装置。
  4. 【請求項4】前記画像読取り装置は、 カセットホルダを読取り位置で停止させ、光学ユニット
    を副走査方向に移動させてフィルムまたはプリントを読
    取るように構成する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像読
    取り装置。
  5. 【請求項5】主走査方向をカセットホルダの搬送方向に
    対して平行な方向になるようにCCDを設置するととも
    に、カセットホルダの搬送方向に対して直交する方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを読取り、読取り位
    置の画像を等倍型レンズを介してCCDに入力するよう
    に構成する光学ユニットと、 透過原稿を照射する光源または反射原稿を照射する光源
    と、 ホッパに搭載する多数枚のフィルムまたはプリントを収
    納するカセットホルダを一枚ずつ読取り位置へ順次供給
    するとともに、読取り処理を終えたカセットホルダを排
    出する媒体搬送部とを備える、 ことを特徴とする画像読取り装置。
  6. 【請求項6】移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ
    光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光
    学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原稿
    を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚のフ
    ィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一枚
    ずつ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終え
    たカセットホルダを排出する画像読取り装置の制御方法
    であって、 前記カセットホルダを読取り開始位置より副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを低解像度モードで
    読取り、 前記カセットホルダを一旦ホッパ側へ退避し、 前記サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方向に
    移動して高解像度読取り領域に設置し、 前記カセットホルダを読取り開始位置より副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを高解像度モードで
    読取る、 ことを特徴とする画像読取り装置の制御方法。
  7. 【請求項7】移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ
    光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光
    学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原稿
    を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚のフ
    ィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一枚
    ずつ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終え
    たカセットホルダを排出する画像読取り装置の制御方法
    であって、 前記カセットホルダを読取り開始位置に停止し、 前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを低解像度モードで
    読取り、 前記光学ユニットを一旦ホームポジションに移動させて
    待機し、 サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方向に移動
    して高解像度読取り領域に設置し、 前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを高解像度モードで
    読取る、 ことを特徴とする画像読取り装置の制御方法。
  8. 【請求項8】主走査方向をカセットホルダの搬送方向に
    対して平行な方向になるようにCCDを設置するととも
    に、カセットホルダの搬送方向に対して直交する方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを高解像度で読取る
    光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原
    稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚の
    フィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一
    枚ずつ読取り位置へ順次供給するとともに、読取り処理
    を終えたカセットホルダを排出する画像読取り装置の制
    御方法であって、 前記カセットホルダを読取り可能な規定量分を搬送して
    順次読取り開始位置に停止し、 前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
    順次移動させてフィルムまたはプリントを読取る、 ことを特徴とする画像読取り装置の制御方法。
  9. 【請求項9】移動ミラーを備え解像度切替え可能なサブ
    光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する光
    学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原稿
    を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚のフ
    ィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一枚
    ずつ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終え
    たカセットホルダを排出する画像読取り装置の制御を実
    現する記録媒体であって、 コンピュータに、 前記カセットホルダを読取り開始位置より副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを低解像度モードで
    読取る手順と、 前記カセットホルダを一旦ホッパ側へ退避する手順と、 前記サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方向に
    移動して高解像度読取り領域に設置する手順と、 前記カセットホルダを読取り開始位置より副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを高解像度モードで
    読取る手順とを実行させるためのコンピュータ読取り可
    能なプログラムを記録した、 記録媒体。
  10. 【請求項10】移動ミラーを備え解像度切替え可能なサ
    ブ光学ユニットを主走査方向に移動可能にして内蔵する
    光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射原
    稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚の
    フィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを一
    枚ずつ読取り位置へ供給するとともに、読取り処理を終
    えたカセットホルダを排出する画像読取り装置の制御を
    実現する記録媒体であって、 コンピュータに、 前記カセットホルダを読取り開始位置に停止する手順
    と、 前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを低解像度モードで
    読取る手順と、 前記光学ユニットを一旦ホームポジションに移動させて
    待機する手順と、 サブ光学ユニットを光学ユニット内で主走査方向に移動
    して高解像度読取り領域に設置する手順と、 前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
    移動させてフィルムまたはプリントを高解像度モードで
    読取る手順とを実行させるためのコンピュータ読取り可
    能なプログラムを記録した、 記録媒体。
  11. 【請求項11】主走査方向をカセットホルダの搬送方向
    に対して平行な方向になるようにCCDを設置するとと
    もに、カセットホルダの搬送方向に対して直交する方向
    に移動させてフィルムまたはプリントを高解像度で読取
    る光学ユニットと、透過原稿を照射する光源または反射
    原稿を照射する光源とを備え、ホッパに搭載する多数枚
    のフィルムまたはプリントを収納するカセットホルダを
    一枚ずつ読取り位置へ順次供給するとともに、読取り処
    理を終えたカセットホルダを排出する画像読取り装置の
    制御を実現する記録媒体であって、 コンピュータに、 前記カセットホルダを読取り可能な規定量分を搬送して
    順次読取り開始位置に停止する手順と、 前記光学ユニットをホームポジションより副走査方向に
    順次移動させてフィルムまたはプリントを読取る手順と
    を実行させるためのコンピュータ読取り可能なプログラ
    ムを記録した、 記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100361489C (zh) * 2004-01-16 2008-01-09 佳能株式会社 图像读取装置

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