JP2001096511A - 木質エレメントの改質方法 - Google Patents
木質エレメントの改質方法Info
- Publication number
- JP2001096511A JP2001096511A JP28068099A JP28068099A JP2001096511A JP 2001096511 A JP2001096511 A JP 2001096511A JP 28068099 A JP28068099 A JP 28068099A JP 28068099 A JP28068099 A JP 28068099A JP 2001096511 A JP2001096511 A JP 2001096511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- acetic anhydride
- acetylation
- wood element
- acetylated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08H—DERIVATIVES OF NATURAL MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08H8/00—Macromolecular compounds derived from lignocellulosic materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N1/00—Pretreatment of moulding material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L97/00—Compositions of lignin-containing materials
- C08L97/02—Lignocellulosic material, e.g. wood, straw or bagasse
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
- B27K3/00—Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
- B27K3/02—Processes; Apparatus
- B27K3/0271—Vapour phase impregnation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
- B27K3/00—Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
- B27K3/34—Organic impregnating agents
- B27K3/346—Grafting onto wood fibres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
- B27K3/00—Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
- B27K3/34—Organic impregnating agents
- B27K3/36—Aliphatic compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
化が可能であり、しかも製造コストの低減が可能であ
り、かつ、寸法安定性が高い木質繊維板を得ることがで
きる木質エレメントの改質方法を提供する。 【解決手段】 木質エレメントを無水酢酸に浸漬してか
ら、気相中でアセチル化を行う。また、前記無水酢酸の
浸漬は、木質エレメントを減圧した状態で、無水酢酸と
接触させて行うことが好ましい。
Description
パーティクルなどの木質エレメントをアセチル化して寸
法安定性を改善するための改質方法に関し、アセチル化
工程の工程時間の短縮および工程簡略化が可能であり、
しかも製造コストの低減が可能であり、かつ寸法安定性
の高い木質繊維板を得ることができる木質エレメントの
改質方法に関する。
は、例えば、特開平7−9418号公報にあるように、
木質エレメントを乾燥させ、含水率を3%以下、好まし
くは1%以下とした後、アセチル化剤、例えば無水酢酸
を加熱して発生させた気化蒸気と、気相で接触させて、
アセチル化反応を行わせる方法が知られている。この方
法では、木質エレメントに気相状態でアセチル化処理を
施すことにより、木質エレメントの吸水性、吸湿性は低
くなり、この木質エレメントから製造される木質繊維板
の寸法安定性が高くなるという利点がある。
を気相中でアセチル化処理する方法では、アセチル化反
応が、反応時間を長くしても木質エレメントの表面にと
どまり、木質エレメントの中心部分まで進行しないとい
う欠点があった。また、木質エレメントを予め解繊して
木質繊維にしてからアセチル化処理する方法も考えられ
るが、この方法では、木質エレメントの中心部分までア
セチル化が進行する利点はあるものの、木質繊維の嵩が
大きくなるため、アセチル化工程を行うための大型の反
応装置が必要であった。また、長い反応時間を要するア
セチル化工程における処理容量にも限度がある為、作業
効率が悪く、アセチル化のために多くの工程時間を要
し、この工程に要するコストが高額になってしまうとい
った問題点があった。
みてなされたもので、アセチル化工程の工程時間の短縮
と工程簡略化が可能であり、しかも製造コストの低減が
可能であり、かつ、寸法安定性が高い木質繊維板を得る
ことができる木質エレメントの改質方法を得ることを課
題とする。
メントを無水酢酸に浸漬してから、気相中でアセチル化
することにより解決される。また、前記無水酢酸の浸漬
は、木質エレメントを減圧した状態で、無水酢酸と接触
させて行うことが好ましい。
明する。本発明において用いられる木質エレメントとし
ては、木材を切削して得られる各種形態の木質材料が使
用可能であり、例えば木材チップや木材パーティクル等
を用いることができる。ここで、木材チップとは、概
略、幅5〜50mm、長さ30〜100mm、厚さ2〜20
mm程度の木削片であり、木材パーティクルとは、概略、
幅1〜5mm、長さ5〜30mm、厚さ0.5〜2mm程度の
木砕片である。
ば、アスペン、ラジアタパイン、ロッジポールパイン、
スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、エゾマツ等が好適
であるが、樹種は特に限られるものではない。
は、無水酢酸に浸漬してから気相中でアセチル化処理す
るが、これらの操作に先立って、木質エレメントを、乾
燥させ、含水率を3%以下、好ましくは1%以下として
おくことが好ましい。なぜならば、含水率が高いと、木
質エレメント中の水分と無水酢酸とが反応し、無水酢酸
を無駄に消費することになり不経済であると同時に、後
述する無水酢酸への浸漬効率、アセチル化効率が低下す
ることになるからである。
に、気相中でのアセチル化処理に先立って、無水酢酸に
よる浸漬処理を施す。この浸漬処理は、減圧条件下で無
水酢酸と接触させて行うことが好ましい。このような浸
漬処理を木質エレメントに施すことにより、次工程にお
ける気相中でのアセチル化反応が促進され、短時間でア
セチル化度の高い反応産物を得ることができる。
ば、減圧釜の底部に無水酢酸を満たし、この中に木質エ
レメントを投入し、減圧条件下で無水酢酸を浸漬させる
方法などがある。ここで、含浸圧力は−600mmHg以
下、好ましくは−700〜−750mmHg程度、含浸時間
は10分間以上、好ましくは10〜20分程度、含浸温
度は5〜50℃、好ましくは15〜35℃程度とされる
が、要求されるアセチル化度によって適宜変更すること
ができる。
ントを、アセチル化剤の気化蒸気と気相中で接触させ
て、アセチル化する。このアセチル化によって、下記式
のように木質エレメント(W)中の水酸基(OH)の一部
が、アセチル基(OCOCH3)に置き換えられる。 [W]-OH + (CH3CO)2O → [W]-OCOCH3 + CH3COOH
無水酢酸、クロル酢酸等が挙げられるが、なかでも無水
酢酸が好適である。また、前記アセチル化処理における
アセチル化度は、重量増加率で10〜30%程度、好ま
しくは12〜22%とされるが、要求される耐吸水性、
耐湿性に応じて適宜変更することができる。
としては、例えば、反応容器の底部にアセチル化剤の供
給源として無水酢酸等を満たし、この上方にステンレス
ワイヤなどで作ったネットからなる支持材を張り、この
ネット上に木質エレメントを載せ、無水酢酸を加熱して
発生させた気化蒸気と気相で接触させる方法などがあ
る。反応時間は、15分〜3時間程度とされるが、要求
されるアセチル化度によって適宜変更できる。また、反
応に供するアセチル化剤蒸気の温度は、120〜160
℃程度とされ、反応圧力は常圧である。
て、無水酢酸などのアセチル化剤をこれと反応しない不
活性な溶媒、例えば、キシレンなどで希釈して用いるこ
とができる。この場合における溶媒の使用量は、アセチ
ル化剤と溶媒との合計量の70重量%以下とされる。こ
のようなアセチル化剤と溶媒との混合物を用いること
で、発熱反応であるアセチル化反応を穏和な状態で進め
ることができ、アセチル化反応操作が容易になり、木質
エレメントの過度のアセチル化や熱劣化を抑えることが
できる。
レメントを、140℃程度の温風に60分間程度さらし
て酢酸臭を脱臭した後、150〜170℃程度の高圧蒸
気中で2〜5分程度蒸煮し、ディスクリファイナーなど
によって解繊することにより、木質繊維を得ることがで
きる。木質繊維の形状は、特に限定されないが、例え
ば、太さ0.1〜1.0mm、長さ0.2〜50mm程度で
ある。
木質繊維にバインダー樹脂を塗布する。用いられるバイ
ンダー樹脂としては、例えば、発泡ウレタン、発泡フェ
ノール、発泡メラミン樹脂といった発泡性樹脂やメラミ
ン、メラミンユリア、ユリア、フェノール樹脂といった
非発泡性樹脂、もしくはこれらの混合物などが挙げられ
るが、接着性が良好であるMDI(ポリメチレン・ジフェ
ニル・ジイソシアネート)が好適である。
されないが、例えば、木質繊維に対して、固形分で5〜
25重量%とされる。バインダー樹脂が5重量%未満で
は木質繊維の接着が不十分となり、25重量%を超える
とバインダー樹脂が過剰となるため不経済である。
れないが、スプレー方式で塗布するのが好ましい。例え
ば、低速で回転する回転ドラム内に前述のアセチル化木
質繊維を入れ、ドラム内で木質繊維が自然落下する際に
バインダー樹脂をスプレー塗布する方法等が好適に用い
られる。また、上記バインダー樹脂には、必要に応じ
て、硬化剤、硬化触媒、硬化促進剤、希釈剤、増粘剤、
粘着剤、分散剤、撥水剤等を添加してもよい。
維を周知のフォーミング手法によってマット成形した
後、加熱加圧して板状に成形、集積させることによって
木質繊維板が得られる。木質繊維板成形時の温度は、用
いるバインダー樹脂によって設定されるものであり、特
に限定はされないが、例えば、MDIを用いる場合は、1
50〜220℃、好ましくは180〜200℃程度が好
ましい。また、木質繊維板成形時の圧力も、特に限定さ
れないが、他えば、MDIを用いる場合は80〜20kgf/c
m2程度が好ましい。また、木質繊維板成形時間は、例え
ば、成形厚さを10mmとすると、5〜10分程度であ
る。
剤、着色剤、防虫剤、防腐剤、防かび剤、撥水剤、吸音
材、発泡ビーズ、充填剤、補強材などを必要に応じて添
加してもよい。
板は、アセチル化度の高い木質エレメントから得られた
木質繊維が、バインダー樹脂で結合されたものであるた
め、耐水性、耐湿性に優れ、寸法安定性が良好である。
木質エレメントを嵩が大きい木質繊維にしてからアセチ
ル化処理する方法に比べて、アセチル化工程を行うため
の反応装置を小型化することができ、また、一度にアセ
チル化処理できる量も多くなるため、作業効率が改善さ
れ、アセチル化工程時間の短縮、およびアセチル化工程
に要するコストの削減を可能にすることができる。
質繊維を得る際に、木質エレメントを気相中もしくは液
相中でアセチル化し、ついでこのアセチル化された木質
エレメントを上述のように蒸煮し、解繊することもでき
る。さらに、このようにして得られた木質繊維にバイン
ダー樹脂を塗布し、積層して板状に成形、集積させて木
質繊維板を製造することもできる。
説明する。かかる実施例は、本発明の一態様を示すもの
であり、この発明を限定するものではなく、本発明の範
囲で任意に変更可能である。 (実施例)まず、木質エレメントとして、幅1〜5mm、
長さ5〜30mm、厚さ0.5〜2mm、密度0.72g/cm
3程度の広葉樹のパーティクルを用意し、乾燥させて含
水率を3%とした。次に、これらパーティクルを、無水
酢酸を満たした減圧釜中に投入し、減圧下で無水酢酸浸
漬処理を行った。処理条件としては、減圧釜を−760
mmHgに設定し、木質エレメントと無水酢酸とを30分間
接触させ、25℃でこれを浸漬させた。その後、気相ア
セチル化処理装置(住友ケミカルエンジニアリング社
製)を用い、無水酢酸で150℃40分間アセチル化処
理を施した。パーティクルのアセチル化度は、重量増加
率で17.7%であった。続いて、140℃の温風に6
0分間さらし、酢酸臭を脱臭した後、150℃の水蒸気
中で5分間蒸煮し、解繊し、木質繊維を得た。
するドラム内に入れ、ドラム内で木質繊維が自然落下す
る際に、バインダー樹脂をスプレー塗布した。ここで、
バインダー樹脂として、P-MDI(商品名スミジュール4
4V20、住友バイエル社製)42gにアセトン42gを
添加した総水分量約30%の樹脂組成物を使用した。こ
の後、バインダー樹脂が塗布された木質繊維604g
を、330mm角のプレス装置に入れ、嵩高80mmの積層
物をプリプレスして厚み30mmの板状物にフォーミング
し、さらにこの板状物を温度180℃、圧力80〜20
kgf/cm2で2分間熱圧成形し、厚さ6.2mm、密度0.
83g/cm3の木質繊維板を得た。
%の状態下で72時間放置後、吸水による長さの変化率
を測定した結果、この変化率は0.12%であった。通
常の合板の変化率は、0.11%程度であるので、合板
に近い寸法安定性が得られることがわかる。なお、上記
吸水長さ変化率は、JIS A5908に準じて測定を行った
(以下、同様)。
幅1〜5mm、長さ5〜30mm、厚さ0.5〜2mm、密度
0.72g/cm3程度の広葉樹のパーティクルを用意し、
乾燥させて含水率を3%とした。次に、150℃の水蒸
気中で5分間蒸煮し、解繊し、木質繊維を得た。
するドラム内に入れ、ドラム内で木質繊維が自然落下す
る際に、バインダー樹脂をスプレー塗布した。ここで、
バインダー樹脂として、P-MDI(商品名スミジュール4
4V20、住友バイエル社製)42gにアセトン42gを
添加した総水分量約30%の樹脂組成物を使用した。こ
の後、バインダー樹脂が塗布された木質繊維584g
を、330mm角のプレス装置に入れ、嵩高200mmの積
層物をプリプレスして厚み35mmの板状物にフォーミン
グし、さらにこの板状物を温度180℃、圧力80〜2
0kgf/cm2で2分間熱圧成形し、厚さ5.9mm、密度
0.82g/cm3の木質繊維板を得た。
%の状態下で72時間放置後、吸水による長さの変化率
を測定した結果、この変化率は0.18%であった。
メントの改質方法によれば、木質エレメントに無水酢酸
浸漬処理を施してからアセチル化処理を施すため、木質
エレメントの耐水性、耐湿性を改善することができ、こ
の改質木質エレメントから、寸法安定性の高い木質繊維
板を得ることができる。また、アセチル化処理に先立っ
て無水酢酸の浸漬処理を施すことにより、アセチル化反
応が促進されるため、アセチル化工程時間を短縮し、ア
セチル化工程を簡略化することができ、さらには、製造
コストを安価に抑えることができるなどの効果を得るこ
とができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 木質エレメントを無水酢酸に浸漬したの
ち、気相中でアセチル化する木質エレメントの改質方
法。 - 【請求項2】 無水酢酸浸漬は、減圧下で行われる請求
項1記載の木質エレメントの改質方法。 - 【請求項3】 木質エレメントをアセチル化し、ついで
蒸煮、解繊する木質繊維の製造方法。 - 【請求項4】 木質エレメントを無水酢酸に浸漬したの
ち、気相中でアセチル化する請求項3記載の木質繊維の
製造方法。 - 【請求項5】 無水酢酸浸漬は、減圧下で行われる請求
項4記載の木質繊維の製造方法。 - 【請求項6】 木質エレメントをアセチル化し、ついで
蒸煮、解繊して得た木質繊維を、バインダー樹脂にて積
層固着してなる木質繊維板の製造方法。 - 【請求項7】 木質エレメントを無水酢酸に浸漬したの
ち、気相中でアセチル化する請求項6記載の木質繊維板
の製造方法。 - 【請求項8】 無水酢酸浸漬は、減圧下で行われる請求
項7記載の木質繊維板の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28068099A JP2001096511A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 木質エレメントの改質方法 |
US09/670,746 US6632326B1 (en) | 1999-09-30 | 2000-09-27 | Modifying method for wood elements |
DE10048197A DE10048197A1 (de) | 1999-09-30 | 2000-09-28 | Modifizierungverfahren für Holzelemente |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28068099A JP2001096511A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 木質エレメントの改質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001096511A true JP2001096511A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17628446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28068099A Pending JP2001096511A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 木質エレメントの改質方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6632326B1 (ja) |
JP (1) | JP2001096511A (ja) |
DE (1) | DE10048197A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006342594A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Noda Corp | 建築用下地材 |
JP2012531332A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-10 | イーストマン ケミカル カンパニー | リグノセルロース材料をエステル化する方法 |
JP2012531331A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-10 | イーストマン ケミカル カンパニー | エステル化されたリグノセルロース材料及びこれらの材料を製造する方法 |
JP2014531348A (ja) * | 2011-09-28 | 2014-11-27 | チタン ウッド リミテッド | 中密度繊維板パネル |
JP2015508027A (ja) * | 2012-02-07 | 2015-03-16 | タイタン ウッド リミテッド | 木材をアセチル化する方法及びアセチル化された木材 |
JP2015511549A (ja) * | 2012-03-21 | 2015-04-20 | タイタン ウッド リミテッド | 木材の改質方法 |
JP2021529108A (ja) * | 2018-06-19 | 2021-10-28 | シュワン−スタビロ コスメティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSchwan−STABILO Cosmetics GmbH&Co.KG | 木で覆われたペンシル |
US11911927B2 (en) | 2018-06-19 | 2024-02-27 | Schwan-Stabilo Cosmetics Gmbh & Co. Kg | Wood-encased pencil |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1716995B1 (de) | 2005-04-22 | 2009-02-25 | Georg-August-Universität Göttingen | Schutzmittel für lignocellulosisches Material auf Basis von Fettsäure- und Paraffinderivaten |
WO2011095824A1 (en) * | 2010-02-04 | 2011-08-11 | Titan Wood Limited | Process for the acetylation of wood elements |
CN103118804B (zh) * | 2010-09-17 | 2016-04-06 | 泰坦木业有限公司 | 木材碎块的处理 |
US9282594B2 (en) * | 2010-12-23 | 2016-03-08 | Eastman Chemical Company | Wood heater with enhanced microwave launching system |
US20140065340A1 (en) * | 2012-08-29 | 2014-03-06 | Eastman Chemical Company | Moisturized acetylated wood and methods for making the same |
GB2511121B (en) * | 2013-02-26 | 2017-10-04 | Medite Europe Ltd | Process for manufacturing products from acetylated wood fibre |
GB2511120B (en) * | 2013-02-26 | 2017-06-21 | Medite Europe Ltd | Acetylated wood fibre |
CN103223687B (zh) * | 2013-05-07 | 2015-08-19 | 中国林业科学研究院林产化学工业研究所 | 一种杨木粉的乙酰化改性处理方法 |
JP6836514B2 (ja) * | 2015-04-13 | 2021-03-03 | トライコヤ テクノロジーズ エルティーディーTricoya Technologies Ltd | 木材のアセチル化方法 |
US10315332B2 (en) * | 2016-12-08 | 2019-06-11 | Electronics For Imaging, Inc. | Coloration of acetylated wood |
US10293515B2 (en) | 2016-12-08 | 2019-05-21 | Electronic For Imaging, Inc. | Coloration of acetylated wood |
EP3741793A1 (de) | 2019-05-22 | 2020-11-25 | Basf Se | Faserformteile |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62225303A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-03 | 大建工業株式会社 | 改質された木質材細片の製造方法 |
JPS63199604A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-18 | 大建工業株式会社 | 木質材の改質方法 |
JPH04166301A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-12 | Tomiyasu Honda | 改良木質繊維板及びその製造方法 |
JPH05269710A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | Yamaha Corp | 改質木材の製法 |
JPH0699406A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 改質木材の前処理方法 |
JPH079418A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-13 | Yamaha Corp | 改質木材の製法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3720661A (en) * | 1971-01-05 | 1973-03-13 | Rhodiaceta | Process for producing acetylated regenerated cellulose articles |
US4056342A (en) * | 1973-07-18 | 1977-11-01 | Champion International Corporation | Fiberboard manufacture |
US4227965A (en) * | 1979-07-02 | 1980-10-14 | United States Gypsum Company | Production of hardboard |
JPS59209103A (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-27 | 大建工業株式会社 | 木質材の改質方法 |
ATE60727T1 (de) * | 1985-08-28 | 1991-02-15 | A Cell Acetyl Cellulosics | Verfahren zur verbesserung von dimensionsbestaendigkeit und vom biologischen widerstand von lignocellulosestoff. |
JPH079411A (ja) | 1993-06-25 | 1995-01-13 | Sumitomo Chem Eng Kk | セルロース含有材のアセチル化法および改質木材の製造方法 |
US5431868A (en) * | 1993-07-29 | 1995-07-11 | Yamaha Corporation | Vapor phase acetylation manufacturing method for wood board |
DE69411887T2 (de) | 1994-05-04 | 1999-04-15 | Stichting Hout Research (Shr), Maarssen | Verfahren zur Acetylierung von Holz |
US5624616A (en) * | 1995-04-20 | 1997-04-29 | Brooks; S. Hunter W. | Method for co-refining dry urban wood chips and blends of dry urban wood chips and thermoplastic resins for the production of high quality fiberboard products |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP28068099A patent/JP2001096511A/ja active Pending
-
2000
- 2000-09-27 US US09/670,746 patent/US6632326B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-09-28 DE DE10048197A patent/DE10048197A1/de not_active Ceased
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62225303A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-03 | 大建工業株式会社 | 改質された木質材細片の製造方法 |
JPS63199604A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-18 | 大建工業株式会社 | 木質材の改質方法 |
JPH04166301A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-12 | Tomiyasu Honda | 改良木質繊維板及びその製造方法 |
JPH05269710A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | Yamaha Corp | 改質木材の製法 |
JPH0699406A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 改質木材の前処理方法 |
JPH079418A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-13 | Yamaha Corp | 改質木材の製法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006342594A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Noda Corp | 建築用下地材 |
JP2012531332A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-10 | イーストマン ケミカル カンパニー | リグノセルロース材料をエステル化する方法 |
JP2012531331A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-10 | イーストマン ケミカル カンパニー | エステル化されたリグノセルロース材料及びこれらの材料を製造する方法 |
JP2014531348A (ja) * | 2011-09-28 | 2014-11-27 | チタン ウッド リミテッド | 中密度繊維板パネル |
JP2018027697A (ja) * | 2011-09-28 | 2018-02-22 | チタン ウッド リミテッド | 中密度繊維板パネル |
JP2015508027A (ja) * | 2012-02-07 | 2015-03-16 | タイタン ウッド リミテッド | 木材をアセチル化する方法及びアセチル化された木材 |
JP2018086853A (ja) * | 2012-02-07 | 2018-06-07 | タイタン ウッド リミテッド | 木材をアセチル化する方法及びアセチル化された木材 |
JP2015511549A (ja) * | 2012-03-21 | 2015-04-20 | タイタン ウッド リミテッド | 木材の改質方法 |
JP2021529108A (ja) * | 2018-06-19 | 2021-10-28 | シュワン−スタビロ コスメティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSchwan−STABILO Cosmetics GmbH&Co.KG | 木で覆われたペンシル |
JP7137642B2 (ja) | 2018-06-19 | 2022-09-14 | シュワン-スタビロ コスメティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 木で覆われたペンシル |
US11911927B2 (en) | 2018-06-19 | 2024-02-27 | Schwan-Stabilo Cosmetics Gmbh & Co. Kg | Wood-encased pencil |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6632326B1 (en) | 2003-10-14 |
DE10048197A1 (de) | 2001-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001096511A (ja) | 木質エレメントの改質方法 | |
EP0492016B1 (en) | Thermosetting resin material and composite products from lignocellulose | |
US6376582B1 (en) | Wood fiberboard and manufacturing method therefor | |
CA2204271C (en) | Manufacturing method for a wood board | |
US6602451B1 (en) | Wooden material and manufacturing method therefor | |
FI97034C (fi) | Selluloosakuituaggregaatteja ja menetelmä niiden valmistamiseksi | |
EP0373726B1 (en) | Cellulosic fibrous aggregate and a process for its preparation | |
UA124056C2 (uk) | Спосіб виготовлення плити осп (орієнтовано-стружкової плити) на основі деревного матеріалу з покращеними характеристиками та плита осп | |
WO1996019328A1 (fr) | Planche fabriquee a partir d'un vegetal liberien malvace et procede de fabrication | |
WO1998048990A1 (fr) | Planches fabriquees au moyen de lignine de plantes herbeuses et leur procede de fabrication | |
US6365077B1 (en) | Process for preparing cellulosic composites | |
US6723766B1 (en) | Method for manufacturing ligneous material | |
JP2657209B2 (ja) | 改良木質繊維板及びその製造方法 | |
JP7300472B2 (ja) | 木質ボード及びその製造方法 | |
JP3090067B2 (ja) | 木質パネル及びその製造方法 | |
JP4013332B2 (ja) | 木質繊維集積板 | |
US3632734A (en) | Reduction of springback in particle-board by resin treatment of green particles | |
JPH06226710A (ja) | 改質木材の製法 | |
JPH03130104A (ja) | アセチル化繊維板の製造方法 | |
JP2000102910A (ja) | 繊維板の製造方法 | |
JP2000280209A (ja) | 木質繊維板及び製造法 | |
JPS6297803A (ja) | 木質基材を台板とする積層材の製造方法 | |
JP2894181B2 (ja) | 木質板材の製法 | |
FI91503C (fi) | Menetelmä puun pehmentämiseksi etenkin muotoilua varten | |
JP5245033B2 (ja) | 繊維板およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070717 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070913 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071204 |