JP2001096380A - ハニカムパネルの製作方法及びハニカム構造体 - Google Patents
ハニカムパネルの製作方法及びハニカム構造体Info
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- B23K20/122—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
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- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K2101/00—Articles made by soldering, welding or cutting
- B23K2101/04—Tubular or hollow articles
- B23K2101/045—Hollow panels
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 摩擦溶接方法において、薄い板を溶接で生き
るようにする。 【解決手段】 加工物の材質より実質的に硬い材質から
なる金属製のツ−ル4を加工物1の接合部5に挿入し、
前記ツ−ル4を回転しながら移動することによって生じ
る該ツ−ル4と該加工物1との摩擦熱による塑性流動に
よって実質的に連続した部材を接合する接合構造におい
て、該接合部5の厚さを他の部分より厚くし、補強部材
3を配置する。
るようにする。 【解決手段】 加工物の材質より実質的に硬い材質から
なる金属製のツ−ル4を加工物1の接合部5に挿入し、
前記ツ−ル4を回転しながら移動することによって生じ
る該ツ−ル4と該加工物1との摩擦熱による塑性流動に
よって実質的に連続した部材を接合する接合構造におい
て、該接合部5の厚さを他の部分より厚くし、補強部材
3を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハニカムパネルか
らなる車両、自動車、船舶、航空、エレベ−タ、圧力容
器などハニカムパネルを利用したあらゆる構造体に利用
できる。
らなる車両、自動車、船舶、航空、エレベ−タ、圧力容
器などハニカムパネルを利用したあらゆる構造体に利用
できる。
【0002】
【従来の技術】ハニカムパネルの製造方法として、特開
昭50−60452、特開昭58−134736、特開
昭58−196165、特開昭62−166073、特
開平1−48697、特開平1−280613ではろう
付け方法による製作方法を、特開昭63−188036
では電子ビ−ムによる製作方法を、特開昭63−268
583、特開平1−43349ではレ−ザビ−ムによ
る、特開平1−40180では抵抗溶接法による、特開
平1−176454、特開平1−218636では拡散
溶接による、特開平1−116133では溶融溶接方法
による、特開昭58−108128、特開昭62−25
5132、特開昭63−206545、特開平1−42
297では接着剤による製作方法による製作方法が公知
である。また、ろう付け法で製作したハニカムパネルの
構造物として、特開平2−102973が公知である。
昭50−60452、特開昭58−134736、特開
昭58−196165、特開昭62−166073、特
開平1−48697、特開平1−280613ではろう
付け方法による製作方法を、特開昭63−188036
では電子ビ−ムによる製作方法を、特開昭63−268
583、特開平1−43349ではレ−ザビ−ムによ
る、特開平1−40180では抵抗溶接法による、特開
平1−176454、特開平1−218636では拡散
溶接による、特開平1−116133では溶融溶接方法
による、特開昭58−108128、特開昭62−25
5132、特開昭63−206545、特開平1−42
297では接着剤による製作方法による製作方法が公知
である。また、ろう付け法で製作したハニカムパネルの
構造物として、特開平2−102973が公知である。
【0003】さらに、押出し加工及び引抜き加工法によ
って製作されるハニカムパネルも公知である。
って製作されるハニカムパネルも公知である。
【0004】一方、固相接合方法として、特表平7−5
05090では、加工物より実質的に硬い材質からなる
ツ−ルを加工物の溶接部に挿入し、前記、ツ−ルを回転
させながら移動することにより、該、回転ツ−ルと加工
物との間に生じる摩擦熱による塑性流動によって加工物
を接合する接合方法が公知である。
05090では、加工物より実質的に硬い材質からなる
ツ−ルを加工物の溶接部に挿入し、前記、ツ−ルを回転
させながら移動することにより、該、回転ツ−ルと加工
物との間に生じる摩擦熱による塑性流動によって加工物
を接合する接合方法が公知である。
【0005】従来の摩擦溶接法は、加工物同士を回転さ
せ、加工物同士の摩擦熱によって溶接する方法に対し
て、前記、特表平7−505090は溶接部材を固定し
た状態で、該、ツ−ルを回転させながら移動することに
より接合できる。このため、溶接方向に対して実質的に
無限に長い部材でもその長手方向に連続的に固相接合で
きる利点がある。さらに、回転ツ−ルと溶接部材との摩
擦熱による金属の塑性流動を利用した固相接合のため、
接合部を溶融させることなく、接合できる。また、加熱
温度が低いため、接合後の変形が少ない。接合部は溶融
されないため、欠陥が少ないなどの多くの利点がある。
せ、加工物同士の摩擦熱によって溶接する方法に対し
て、前記、特表平7−505090は溶接部材を固定し
た状態で、該、ツ−ルを回転させながら移動することに
より接合できる。このため、溶接方向に対して実質的に
無限に長い部材でもその長手方向に連続的に固相接合で
きる利点がある。さらに、回転ツ−ルと溶接部材との摩
擦熱による金属の塑性流動を利用した固相接合のため、
接合部を溶融させることなく、接合できる。また、加熱
温度が低いため、接合後の変形が少ない。接合部は溶融
されないため、欠陥が少ないなどの多くの利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記、ア−ク、プラズ
マ、電子ビ−ム、レ−ザビ−ムなどの熱源によって、ハ
ニカム材を溶融して溶接する製作方法は、製作後の変形
が大きい、溶接部に欠陥が発生しやすい。電子ビ−ムの
場合は真空中での溶接のため、ハニカムパネルの大きさ
や形状が限定されるなどの問題点がある。また、レ−ザ
や電子ビ−ムは、装置が高価であるため、結果的に製作
コストが高くなる。
マ、電子ビ−ム、レ−ザビ−ムなどの熱源によって、ハ
ニカム材を溶融して溶接する製作方法は、製作後の変形
が大きい、溶接部に欠陥が発生しやすい。電子ビ−ムの
場合は真空中での溶接のため、ハニカムパネルの大きさ
や形状が限定されるなどの問題点がある。また、レ−ザ
や電子ビ−ムは、装置が高価であるため、結果的に製作
コストが高くなる。
【0007】ろう付け法の場合は、ろう材の選定、フラ
ックスによる腐食などによるろう付け部の信頼性に問題
がある。さらに、真空中のろう付けの場合は、ハニカム
パネルの寸法や形状が限定されるなどの問題がある。
ックスによる腐食などによるろう付け部の信頼性に問題
がある。さらに、真空中のろう付けの場合は、ハニカム
パネルの寸法や形状が限定されるなどの問題がある。
【0008】接着材による製作方法は、接着部の強度や
信頼性の点で問題がある。
信頼性の点で問題がある。
【0009】押出し加工または引き抜き加工法によって
製作されたハニカムパネルは、ハニカム材料の厚さや幅
に限界があり、結果的にハニカムパネルの重量が大きく
なる点で問題がある。また、製作できるハニカムパネル
の大きさにも限界がある。
製作されたハニカムパネルは、ハニカム材料の厚さや幅
に限界があり、結果的にハニカムパネルの重量が大きく
なる点で問題がある。また、製作できるハニカムパネル
の大きさにも限界がある。
【0010】一方、前記、特表平7−505090によ
る回転ツ−ルを加工物の中に挿入し、該回転ツ−ルを回
転させながら移動することにより接合する方法をハニカ
ムパネルに適用した場合、次のような問題点がある。
る回転ツ−ルを加工物の中に挿入し、該回転ツ−ルを回
転させながら移動することにより接合する方法をハニカ
ムパネルに適用した場合、次のような問題点がある。
【0011】(1) 溶接中は回転ツ−ルの荷重によて
ハニカムパネルが変形する。このため、ハニカムパネル
のような面板やコア−材が薄い場合は接合が困難であ
る。
ハニカムパネルが変形する。このため、ハニカムパネル
のような面板やコア−材が薄い場合は接合が困難であ
る。
【0012】(2)回転ツ−ルとハニカムパネル表面と
の摩擦によって接合部の表面に凹みができる。このた
め、実質的に接合部の厚さが減少するため、接合部の強
度が低下し、信頼性の点で問題がある。
の摩擦によって接合部の表面に凹みができる。このた
め、実質的に接合部の厚さが減少するため、接合部の強
度が低下し、信頼性の点で問題がある。
【0013】(3) 接合部の継手部にギャップがある
場合、欠陥が発生しやすい。つまり、従来のMIGやT
IGなどの溶融溶接法に比べてギャップの許容範囲が狭
い。
場合、欠陥が発生しやすい。つまり、従来のMIGやT
IGなどの溶融溶接法に比べてギャップの許容範囲が狭
い。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は次の手段により
達成できる。
達成できる。
【0015】(1)ハニカムパネルは、該、ハニカム材
より実質的に硬い回転ツ−ルと該ハニカム材との塑性流
動による固相接合方法によって接合さること。
より実質的に硬い回転ツ−ルと該ハニカム材との塑性流
動による固相接合方法によって接合さること。
【0016】(2)前記、ハニカムパネルの接合部に
は、該、回転ツ−ルの荷重に対して変形しないように、
接合部に補強材が設けられていること。
は、該、回転ツ−ルの荷重に対して変形しないように、
接合部に補強材が設けられていること。
【0017】(3)前記、ハニカムパネルの接合部に
は、回転ツ−ルの荷重に対して変形しないように補強構
造なっていること。
は、回転ツ−ルの荷重に対して変形しないように補強構
造なっていること。
【0018】(4) ハニカムパネルの接合部の厚さ
は、他の厚さより高くなっていること。
は、他の厚さより高くなっていること。
【0019】この高くなっている厚さは0.3mm以
上、2mm以下が望ましい。また、高くなっている部分
の幅は回転ツ−ルのつばの外形とほぼ同じ幅が望まし
い。
上、2mm以下が望ましい。また、高くなっている部分
の幅は回転ツ−ルのつばの外形とほぼ同じ幅が望まし
い。
【0020】(5)ハニカムパネルを表裏両面から接合
すること。この両面からの溶接は同時でもまたは時間的
に差があっても本目的を達成できる。
すること。この両面からの溶接は同時でもまたは時間的
に差があっても本目的を達成できる。
【0021】(6) 加工物の材質より実質的に硬い材
質からなる金属製のツ−ルを加工物の接合部に挿入し、
前記、ツ−ルを回転しながら移動することによって生じ
る該ツ−ルと該加工物との摩擦熱による塑性流動によっ
て実質的に連続した部材を接合する接合構造において、
該、接合部に補強材が設けられた接合構造であること。
または、該、回転ツ−ルの荷重によって接合部が変形し
ないように補強された接合構造になっていること。
質からなる金属製のツ−ルを加工物の接合部に挿入し、
前記、ツ−ルを回転しながら移動することによって生じ
る該ツ−ルと該加工物との摩擦熱による塑性流動によっ
て実質的に連続した部材を接合する接合構造において、
該、接合部に補強材が設けられた接合構造であること。
または、該、回転ツ−ルの荷重によって接合部が変形し
ないように補強された接合構造になっていること。
【0022】[作用]本発明は、ハニカムパネルの材質
より実質的に硬い材質からなる金属製のツ−ルをハニカ
ムパネルの接合部に挿入し、前記、ツ−ルの回転とハニ
カム材との摩擦熱による塑性流動によって接合してハニ
カムパネルを製作するものである。上記、目的を達成す
るため、ハニカムパネルの接合部に補強材を設けるかま
たは接合部の継手構造を補強構造にすることに特徴があ
る。本発明により、薄い面板からなるハニカムパネルの
場合でも変形の少ない、かつ、信頼性の高いハニカムパ
ネルが高い精度で、かつ、安価に製作できる。また、ハ
ニカムパネルを溶融しないため、左右または上下の両面
から接合できる。このため、ハニカムパネルを反転する
ことなく、効率的に、かつ、安価にハニカムパネルの構
造体が製作できる。
より実質的に硬い材質からなる金属製のツ−ルをハニカ
ムパネルの接合部に挿入し、前記、ツ−ルの回転とハニ
カム材との摩擦熱による塑性流動によって接合してハニ
カムパネルを製作するものである。上記、目的を達成す
るため、ハニカムパネルの接合部に補強材を設けるかま
たは接合部の継手構造を補強構造にすることに特徴があ
る。本発明により、薄い面板からなるハニカムパネルの
場合でも変形の少ない、かつ、信頼性の高いハニカムパ
ネルが高い精度で、かつ、安価に製作できる。また、ハ
ニカムパネルを溶融しないため、左右または上下の両面
から接合できる。このため、ハニカムパネルを反転する
ことなく、効率的に、かつ、安価にハニカムパネルの構
造体が製作できる。
【0023】本発明の第2の特徴は、ハニカムパネルの
接合部を他の部分より高くすることにある。これによ
り、回転ツ−ルの切削効果によって、接合部の厚さが薄
くなり、接合強度が低下し、ハニカムパネルの信頼性の
低下を防止できる。さらに、接合部を厚くすることによ
り、接合部のギャップが大きい場合でも厚さの増加して
いる部分でギャップを補うため、欠陥なく接合できる。
例えば、継手構造がI型のみならずレ型またはV型でも
欠陥なく接合できる。これにより、本溶接方法で接合で
きる継手構造の種類が多くなる。
接合部を他の部分より高くすることにある。これによ
り、回転ツ−ルの切削効果によって、接合部の厚さが薄
くなり、接合強度が低下し、ハニカムパネルの信頼性の
低下を防止できる。さらに、接合部を厚くすることによ
り、接合部のギャップが大きい場合でも厚さの増加して
いる部分でギャップを補うため、欠陥なく接合できる。
例えば、継手構造がI型のみならずレ型またはV型でも
欠陥なく接合できる。これにより、本溶接方法で接合で
きる継手構造の種類が多くなる。
【0024】
【発明の実施の形態】実施例 1 図1は本発明によるハニカムパネルの製作方法を示す斜
視図である。図2は図1の断面を示す。本発明のハニカ
ムパネル製作方法は、アルミニウム合金からなる面板1
とコア−材2との間に補強材3を配置し、これらを固相
接合方法により、同時に接合する。つまり、図1および
図2のごとく、面板1、コア−材2、補強材3との接合
部に、該、回転ツ−ル4を挿入し、回転ツ−ルを回転さ
せながら移動することにより、面板1、コア−材2、補
強材3を溶融させることなく同時に接合できる。本発明
によって、接合部5が形成され、品質の高いハニカムパ
ネルが安価に製作できる。つまり、前記、補強材3によ
って、面板1またはコア−材2の厚さが薄く、回転ツ−
ルの荷重で変形して接合できないハニカムパネルの場合
でも容易に製作できる。
視図である。図2は図1の断面を示す。本発明のハニカ
ムパネル製作方法は、アルミニウム合金からなる面板1
とコア−材2との間に補強材3を配置し、これらを固相
接合方法により、同時に接合する。つまり、図1および
図2のごとく、面板1、コア−材2、補強材3との接合
部に、該、回転ツ−ル4を挿入し、回転ツ−ルを回転さ
せながら移動することにより、面板1、コア−材2、補
強材3を溶融させることなく同時に接合できる。本発明
によって、接合部5が形成され、品質の高いハニカムパ
ネルが安価に製作できる。つまり、前記、補強材3によ
って、面板1またはコア−材2の厚さが薄く、回転ツ−
ルの荷重で変形して接合できないハニカムパネルの場合
でも容易に製作できる。
【0025】なお、本実施例で使用した回転ツ−ル4の
先端の径は6mm、長さ4mm、つばの部分の径は20
mmである。また、回転ツ−ル4の回転速度は1000
rpm,移動速度は500mm/minである。なお、
回転ツ−ルの先端部には通常のMネジが形成されてい
る。
先端の径は6mm、長さ4mm、つばの部分の径は20
mmである。また、回転ツ−ル4の回転速度は1000
rpm,移動速度は500mm/minである。なお、
回転ツ−ルの先端部には通常のMネジが形成されてい
る。
【0026】実施例 2 図3は図1のハニカムパネルと同じ形状のハニカムパネ
ルの断面を示す。本実施例では、ハニカムパネルの表裏
両面から同時に接合するハニカムパネルの製作方法を示
す。つまり、ハニカムパネルの表と裏に回転ツ−ル4を
配置し、該、ツ−ル4を回転しながら移動するにより、
面板1、コア−材2、補強材3を両面から接合する。こ
れにより、精度の高いハニカムパネルの構造体が効率的
に安価にできる。なお、この場合の接合条件は実施例1
と同様である。
ルの断面を示す。本実施例では、ハニカムパネルの表裏
両面から同時に接合するハニカムパネルの製作方法を示
す。つまり、ハニカムパネルの表と裏に回転ツ−ル4を
配置し、該、ツ−ル4を回転しながら移動するにより、
面板1、コア−材2、補強材3を両面から接合する。こ
れにより、精度の高いハニカムパネルの構造体が効率的
に安価にできる。なお、この場合の接合条件は実施例1
と同様である。
【0027】実施例 3 図4はアルミ合金からなるパネル単部の一部に補強材3
を設けたパネルの構造を示す。つまり、コア−材2は波
状で強固であるため、補強材の役目を補っている。この
ため、面板1が薄い場合でも回転ツ−ル4の荷重による
変形が無く接合できる。従って、面板1とコア−材2は
健全な接合部5が形成され、軽量構造のハニカムパネル
からなる構造体を製作できる。
を設けたパネルの構造を示す。つまり、コア−材2は波
状で強固であるため、補強材の役目を補っている。この
ため、面板1が薄い場合でも回転ツ−ル4の荷重による
変形が無く接合できる。従って、面板1とコア−材2は
健全な接合部5が形成され、軽量構造のハニカムパネル
からなる構造体を製作できる。
【0028】実施例 4 図5はアルミニウム合金からなる面板1とコア−材2と
の2か所の接合部に回転ツ−ルを挿入し、2箇所を同時
に接合する製作方法を示す。なお、本発明では、コア−
材2が補強材の役目を補っている。つまり、コア−材2
は回転ツ−ル4の荷重に耐える十分強固であるため、面
板1が薄い場合でも変形することなく、めん板1とコア
−材2が接合できる。これによって、精度の高いハニカ
ムパネル構造体が製作できる。接合条件は実施例1と同
様である。
の2か所の接合部に回転ツ−ルを挿入し、2箇所を同時
に接合する製作方法を示す。なお、本発明では、コア−
材2が補強材の役目を補っている。つまり、コア−材2
は回転ツ−ル4の荷重に耐える十分強固であるため、面
板1が薄い場合でも変形することなく、めん板1とコア
−材2が接合できる。これによって、精度の高いハニカ
ムパネル構造体が製作できる。接合条件は実施例1と同
様である。
【0029】実施例 5 図6は押出し加工によって製作された面板1、コア−材
2、縁材6からなるハニカムパネル同士を縁材6の部分
に回転ツ−ル4を挿入して、固相接合部5を形成し、大
型のハニカムパネル構造体を製作するものである。つま
り、押出し加工法により面板1、コア−材2、縁材6が
一体となって製作されたハニカム端部の縁材6が本発明
の補強材となり、面板1とコア−材2が薄い場合でも、
該、回転ツ−ル4の荷重に対して変形するなく接合でき
る。このため、軽量、且つ、高精度の大型ハニカムパネ
ル構造体が効率的に、かつ、安価に製作できる。このハ
ニカムパネルを鉄道用車両体として、高速車両を製作し
た。
2、縁材6からなるハニカムパネル同士を縁材6の部分
に回転ツ−ル4を挿入して、固相接合部5を形成し、大
型のハニカムパネル構造体を製作するものである。つま
り、押出し加工法により面板1、コア−材2、縁材6が
一体となって製作されたハニカム端部の縁材6が本発明
の補強材となり、面板1とコア−材2が薄い場合でも、
該、回転ツ−ル4の荷重に対して変形するなく接合でき
る。このため、軽量、且つ、高精度の大型ハニカムパネ
ル構造体が効率的に、かつ、安価に製作できる。このハ
ニカムパネルを鉄道用車両体として、高速車両を製作し
た。
【0030】実施例 6 図7は押出し加工によって製作された面板1、コア−材
2、縁材6からなるハニカムパネル同士を縁材の部分に
回転ツ−ル4を挿入して接合する。これによって、複数
のハニカムパネルを合体して大型のハニカム構造体を製
作するものである。本実施例では、回転ツ−ル4が接す
る接合部の厚さを0.8mm高くしている。これによ
り、回転ツ−ル4によって接合部に凹みが生じた場合で
も強度は実質的に低下しない。さらに、接合部のギャッ
プが大きい場合でも欠陥なく接合できる。このため、信
頼性の高いハニカムパネルからなる構造体が効率的に、
かつ、安価に製作できる。このハニカムパネルを鉄道用
車両体として、高速車両を製作した。
2、縁材6からなるハニカムパネル同士を縁材の部分に
回転ツ−ル4を挿入して接合する。これによって、複数
のハニカムパネルを合体して大型のハニカム構造体を製
作するものである。本実施例では、回転ツ−ル4が接す
る接合部の厚さを0.8mm高くしている。これによ
り、回転ツ−ル4によって接合部に凹みが生じた場合で
も強度は実質的に低下しない。さらに、接合部のギャッ
プが大きい場合でも欠陥なく接合できる。このため、信
頼性の高いハニカムパネルからなる構造体が効率的に、
かつ、安価に製作できる。このハニカムパネルを鉄道用
車両体として、高速車両を製作した。
【0031】実施例 7 図8は押出し加工によって製作された面板1、コア−材
2からなるハニカムパネル同士の接合において、この間
に補強材6を配置し、この補強材の部分に回転ツ−ル4
を挿入して接合する。これによって、複数のハニカムパ
ネルを合体して大型のハニカム構造体を製作するもので
ある。本実施例では、回転ツ−ル4が接する接合部の補
強材の厚さを1mm高くしている。これにより、回転ツ
−ル4によって接合部に凹みが生じた場合でも強度は実
質的に低下しない。さらに、接合部のギャップが大きい
場合でも欠陥なく接合できる。このため、信頼性の高い
ハニカムパネルからなる構造体が効率的に、かつ、安価
に製作できる。このハニカムパネルを鉄道用車両体とし
て、高速車両を製作した。
2からなるハニカムパネル同士の接合において、この間
に補強材6を配置し、この補強材の部分に回転ツ−ル4
を挿入して接合する。これによって、複数のハニカムパ
ネルを合体して大型のハニカム構造体を製作するもので
ある。本実施例では、回転ツ−ル4が接する接合部の補
強材の厚さを1mm高くしている。これにより、回転ツ
−ル4によって接合部に凹みが生じた場合でも強度は実
質的に低下しない。さらに、接合部のギャップが大きい
場合でも欠陥なく接合できる。このため、信頼性の高い
ハニカムパネルからなる構造体が効率的に、かつ、安価
に製作できる。このハニカムパネルを鉄道用車両体とし
て、高速車両を製作した。
【0032】実施例 8 図9はろう付け法により製作されたハニカムパネル同士
を回転ツ−ル4とハニカム材との摩擦熱による塑性流動
を利用して製作する斜視図を示す。
を回転ツ−ル4とハニカム材との摩擦熱による塑性流動
を利用して製作する斜視図を示す。
【0033】図10は、図9の断面構造を示す。図9、
図10に示すように、面板1、コア−材2、縁材6は、
ろう付け層7で接合されている。本発明によるハニカム
パネル同士の接合は、縁材6の部分で行う。つまり、
該、縁材6が回転ツ−ルの荷重に対する補強材の役目を
補い、面板1やコア−材2が薄い場合でも変形無く、接
合できる。前記方法によって、ろう付け方法で接合した
ハニカムパネル同士を固相接合法によって大型のハニカ
ムパネル構造体を製作できる。
図10に示すように、面板1、コア−材2、縁材6は、
ろう付け層7で接合されている。本発明によるハニカム
パネル同士の接合は、縁材6の部分で行う。つまり、
該、縁材6が回転ツ−ルの荷重に対する補強材の役目を
補い、面板1やコア−材2が薄い場合でも変形無く、接
合できる。前記方法によって、ろう付け方法で接合した
ハニカムパネル同士を固相接合法によって大型のハニカ
ムパネル構造体を製作できる。
【0034】このハニカムパネルを鉄道用車両体とし
て、高速車両を製作した。
て、高速車両を製作した。
【0035】実施例 9 図11は本発明によって鉄道用の車両を製作する方法の
斜視図を示す。まず、押出し加工法により製作された長
さ25m、幅0.4mのハニカムパネルの縁材6の部分
に回転ツ−ル4を挿入してハニカムパネル同士を両面か
ら固相接合する。
斜視図を示す。まず、押出し加工法により製作された長
さ25m、幅0.4mのハニカムパネルの縁材6の部分
に回転ツ−ル4を挿入してハニカムパネル同士を両面か
ら固相接合する。
【0036】図12は図11の製作方法の詳細な断面構
造を示す。押出し加工法により製作した面板1、コ−ア
材2、縁材6からなるハニカムパネルは固定台に配置さ
れ、左右及び上下方向から固定治具7によって固定され
る。この実施例では、接合部の面板の高さがほかの部分
より約0.6mm高くなっている。接合は該、ハニカム
パネルの縁材6の部分に上下方向から回転ツ−ル4を挿
入する。該、回転ツ−ルは、ロボット8に取付けられ、
モ−タ9による駆動力で回転しながら溶接線方向に移動
する。前記方法により、ハニカムパネル同士を固相接合
する。なお、該、回転ツ−ルは、ハニカムパネル表面の
変形に応じて上下方向に自動的に移動制御できる。さら
に、該、回転ツ−ル4は、溶接線に沿って左右方向にも
自動的に移動制御できる。
造を示す。押出し加工法により製作した面板1、コ−ア
材2、縁材6からなるハニカムパネルは固定台に配置さ
れ、左右及び上下方向から固定治具7によって固定され
る。この実施例では、接合部の面板の高さがほかの部分
より約0.6mm高くなっている。接合は該、ハニカム
パネルの縁材6の部分に上下方向から回転ツ−ル4を挿
入する。該、回転ツ−ルは、ロボット8に取付けられ、
モ−タ9による駆動力で回転しながら溶接線方向に移動
する。前記方法により、ハニカムパネル同士を固相接合
する。なお、該、回転ツ−ルは、ハニカムパネル表面の
変形に応じて上下方向に自動的に移動制御できる。さら
に、該、回転ツ−ル4は、溶接線に沿って左右方向にも
自動的に移動制御できる。
【0037】図13は上記方法によって製作した鉄道車
両の斜視図を示す。接合部5の長さは一部が12.5m
であるが、最大25mの長さが表裏利用面から形成され
て、鉄道用の車両が製作される。
両の斜視図を示す。接合部5の長さは一部が12.5m
であるが、最大25mの長さが表裏利用面から形成され
て、鉄道用の車両が製作される。
【0038】実施例 10 図14は本発明における接合部の継手構造を示す。図1
4の(a)〜(e)はハニカムパネルの面板1同士の接
合において、補強材3を設けている例を示す。つまり、
接合する左右の面板1の下部に回転ツ−ル4の荷重によ
って変形しない程度の補強材3を配置し、この補強材3
も同時に接合する。これによって接合部材の面板1は回
転ツ−ルの荷重によって変形することなく、実質的に無
限に長いハニカムでも固相接合できる。第15図の
(a)〜(b)は面板1の一方が補強材3と一体になっ
て製作されている例を示す。つまり、面板1と一体とな
っている補強材3によって回転ツ−ルの荷重を支える。
4の(a)〜(e)はハニカムパネルの面板1同士の接
合において、補強材3を設けている例を示す。つまり、
接合する左右の面板1の下部に回転ツ−ル4の荷重によ
って変形しない程度の補強材3を配置し、この補強材3
も同時に接合する。これによって接合部材の面板1は回
転ツ−ルの荷重によって変形することなく、実質的に無
限に長いハニカムでも固相接合できる。第15図の
(a)〜(b)は面板1の一方が補強材3と一体になっ
て製作されている例を示す。つまり、面板1と一体とな
っている補強材3によって回転ツ−ルの荷重を支える。
【0039】図16の(a)〜(d)は面板1の両方が
補強材3と一体で製作された継手構造を示す。この場合
は回転ツ−ルの荷重を両方の補強材3で支える。
補強材3と一体で製作された継手構造を示す。この場合
は回転ツ−ルの荷重を両方の補強材3で支える。
【0040】図17の(a)〜(e)は、接合部の厚さ
が他の部分より厚くなっている継手構造を示す。(a)
と(b)はI型継手構造、(c)と(d)はレ型継手構
造、(e)と(f)はV型継手構造を示す。つまり、接
合部の厚さをほかの部分より0.3mm以上高くするこ
とにより、その増加した部分の厚さで各継手構造のギャ
ップ内の空間を補充するため、I型の場合はギャップの
許容範囲を大きくできる。また、レ型、V型の場合でも
その空間を補充できるため、欠陥なく接合できる。
が他の部分より厚くなっている継手構造を示す。(a)
と(b)はI型継手構造、(c)と(d)はレ型継手構
造、(e)と(f)はV型継手構造を示す。つまり、接
合部の厚さをほかの部分より0.3mm以上高くするこ
とにより、その増加した部分の厚さで各継手構造のギャ
ップ内の空間を補充するため、I型の場合はギャップの
許容範囲を大きくできる。また、レ型、V型の場合でも
その空間を補充できるため、欠陥なく接合できる。
【0041】[本発明の構成]本発明の構成は、下記の
いずれか1つ以上によって達成される (1)接合部に補強材を設けるかまたは補強構造にす
る。
いずれか1つ以上によって達成される (1)接合部に補強材を設けるかまたは補強構造にす
る。
【0042】(2)接合部の厚さを他の部分より厚くす
る。
る。
【0043】(3)ハニカムパネルの表裏両面から接合
する。
する。
【0044】
【発明の効果】本発明によって、接合部に補強材を設け
るか、または補強構造にすることにより、ハニカムパネ
ルの面板及びコア−材が薄い場合でもが高精度で、か
つ、安価に製作できる。また、接合部の厚さを他の部分
より増加することにより、接合部のギャップが大きい場
合でも欠陥なく接合できる。さらに、表裏両面から接合
することにより、効率的にハニカムパネルおよびハニカ
ムパネルから構成される構造体を製作できる。
るか、または補強構造にすることにより、ハニカムパネ
ルの面板及びコア−材が薄い場合でもが高精度で、か
つ、安価に製作できる。また、接合部の厚さを他の部分
より増加することにより、接合部のギャップが大きい場
合でも欠陥なく接合できる。さらに、表裏両面から接合
することにより、効率的にハニカムパネルおよびハニカ
ムパネルから構成される構造体を製作できる。
【図1】図1は本発明のハニカムパネルの製作方法を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図2は図1の縦断面図である。
【図3】他の実施例の製作方法を示す断面図である。
【図4】他の実施例の製作方法を示す縦断面図である。
【図5】他の実施例の製作方法を示す断面図である。
【図6】他の実施例の製作方法を示す断面図である。
【図7】他の実施例の製作方法を示す断面図である。
【図8】他の実施例の製作方法を示す断面図である。
【図9】図9はろう付け方法によって製作されたハニカ
ムパネル同士を固相接合する斜視図である。
ムパネル同士を固相接合する斜視図である。
【図10】図9の要部の縦断面図である。
【図11】鉄道用の車両のパネルを製作する実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図12】図11の要部の縦断面図である。
【図13】鉄道用車両の車体の斜視図である。
【図14】本発明の各種の継手構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図15】本発明の各種の継手構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図16】本発明の各種の継手構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図17】本発明の各種の継手構造を示す縦断面図であ
る。
る。
1:面板、2:コア−材、3:補強材、5:接合部。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 章弘 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 青田 欣也 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 江角 昌邦 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 石丸 靖男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内
Claims (12)
- 【請求項1】 基本的に面板とコア−材からなるハニカ
ムパネルの製作方法において、前記、面板とコア−材と
の接合は、金属の塑性流動を利用した固相接合方法によ
り製作することを特徴とするハニカムパネルの製作方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の固相接合方法は、ハニカ
ムパネルの材質より実質的に硬い材質からなる棒状のツ
−ルを該ハニカムパネルの接合部に挿入し、該、ツ−ル
を回転させながら移動することによって発生する前記ツ
−ルと前記ハニカム材との摩擦熱を利用した接合方法で
あることを特徴とするハニカムパネルの製作方法。 - 【請求項3】 請求項1〜2項記載のハニカムパネルの
接合部には、補強材が設けられ、前記、補強材も同時に
接合することを特徴とするハニカムパネルの製作方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載のハニカムパネルの接
合部は、他の部分より厚さが0.3mm以上高いことを
特徴とするハニカムパネルの製作方法。 - 【請求項5】 請求項の範囲第1〜4項におけるハニカ
ムパネルの製作方法において、ハニカムパネルの表裏両
面から接合することを特徴とするハニカムパネルの製作
方法。 - 【請求項6】 加工物の材質より実質的に硬い材質から
なる金属製のツ−ルを加工物の接合部に挿入し、前記、
ツ−ルを回転しながら移動することによって生じる該ツ
−ルと該加工物との摩擦熱による塑性流動によって実質
的に連続した部材を接合する接合構造において、接合部
に補強材が設けられていることを特徴とするハニカムパ
ネルの接合構造。 - 【請求項7】 加工物の材質より実質的に硬い材質から
なる金属製のツ−ルを加工物の接合部に挿入し、前記、
ツ−ルを回転しながら移動することによって生じる前記
ツ−ルと前記、加工物との摩擦熱による塑性流動によっ
て実質的に連続した部材を接合する接合構造において、
前記、接合部は実質的に該ツ−ルの荷重に耐える補強構
造であることを特徴とするハニカムパネルの継手構造。 - 【請求項8】 加工物の材質より実質的に硬い材質から
なる金属製のツ−ルを加工物の接合部に挿入し、前記、
ツ−ルを回転しながら移動することによって生じる該ツ
−ルと該加工物との摩擦熱による塑性流動によって実質
的に連続した部材を接合する接合構造において、該、接
合部の厚さが他の部分より厚くなっていることを特徴と
するハニカムパネルの継手構造。 - 【請求項9】 加工物の材質より実質的に硬い材質から
なる金属製のツ−ルを加工物の接合部に挿入し、前記、
ツ−ルを回転しながら移動することによって生じる前記
ツ−ルと前記、加工物との摩擦熱による塑性流動によっ
て実質的に連続した部材を接合する方法において、ハニ
カムパネルを表裏両面から接合することを特徴とするハ
ニカムパネルの製作方法。 - 【請求項10】 特許請求の範囲第1〜9項記載のハニ
カムパネルは、AlまたはAl合金であることを特徴と
するハニカムパネル構造体。 - 【請求項11】 特許請求の範囲第1〜10項記載のい
ずれかの方法によって製作されたハニカム構造体。 - 【請求項12】 特許請求の範囲第1〜11項記載のい
ずれかの方法によって製作されたハニカムパネルからな
る鉄道車両体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279476A JP2001096380A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | ハニカムパネルの製作方法及びハニカム構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279476A JP2001096380A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | ハニカムパネルの製作方法及びハニカム構造体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20684296A Division JP3333394B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | パネルの製作方法及びパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001096380A true JP2001096380A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=18764475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000279476A Pending JP2001096380A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | ハニカムパネルの製作方法及びハニカム構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001096380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103495801A (zh) * | 2006-10-02 | 2014-01-08 | 日本轻金属株式会社 | 接合方法 |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279476A patent/JP2001096380A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103495801A (zh) * | 2006-10-02 | 2014-01-08 | 日本轻金属株式会社 | 接合方法 |
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