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JP2001094709A - ファクシミリ装置及びその制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びその制御方法

Info

Publication number
JP2001094709A
JP2001094709A JP26936799A JP26936799A JP2001094709A JP 2001094709 A JP2001094709 A JP 2001094709A JP 26936799 A JP26936799 A JP 26936799A JP 26936799 A JP26936799 A JP 26936799A JP 2001094709 A JP2001094709 A JP 2001094709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
cover
signal
open
cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26936799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Suzuki
孝夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26936799A priority Critical patent/JP2001094709A/ja
Publication of JP2001094709A publication Critical patent/JP2001094709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネ状態においてカバーが開いたりした事
態が発生した場合に速やかに通常状態に復帰してユーザ
に適切な対応をとらせることができるファクシミリ装置
を提供すること。 【解決手段】 前記通常状態において、所定の省エネ移
行要因が発生すると、省エネ状態に移行し、前記省エネ
状態において、前記カバーが開いたことを検知するか、
または、着信等のその他の所定の復帰要因が発生する
と、前記通常状態に復帰するようにすることにより、前
記省エネ状態時にカバーが開けられると前記通常状態に
復帰して、前記カバーが開いていることを検知している
間は、前記カバーが開いている旨の警告を出力すると共
に少なくともファクシミリ受信・記録動作を禁止するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線、ISD
N等の公衆網やインターネット等のネットワークを介し
てファクシミリ通信を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、いわゆる省エネ
機能を備えたものがある。この省エネ機能とは、具体的
には、通常状態において、例えば、着信がない状態、操
作入力がない状態等が一定時間継続したということや、
省エネ状態に強制的に移行させる所定のキー操作が行わ
れたということ等の、所定の省エネ状態移行要因が発生
すると、装置内の電力消費の多い構成、例えば、モデ
ム、スキャナ、プロッタ、表示部の照明等への電力供給
を停止して、省エネ状態の監視動作に必要な最小限の構
成への電力供給を継続しつつ当該省エネ状態に移行させ
る一方、当該省エネ状態において、着信、操作入力等
の、所定の復帰要因が発生すると電力供給を再開すると
共に前記通常状態に復帰して必要な動作を行う機能であ
る。
【0003】ところで、ファクシミリ装置は、装置の内
部構成に直接ユーザが手を触れないようにすると共に、
メンテナンス時や紙詰まり時に装置の内部構成にアクセ
ス可能とするために、開閉自在のカバーを備えている。
【0004】装置の内部構成には、例えば、電子写真方
式のプロッタの定着部等の高温部や、感光体を帯電させ
るための高電圧部や、給紙搬送機構などの、通常の動作
状態においてユーザが手を触れると、やけどや、感電
や、けがをするおそれのあるものが含まれるため、カバ
ーの開閉に応じてオン/オフまたはオフ/オンするスイ
ッチを設けることにより、通常状態において、カバーが
開いているか否か監視していて、カバーが開いている場
合には、ブザーを鳴らしたり、表示部に警告メッセージ
を表示したりして、カバーを閉じるよう警告すると共
に、事故防止のために、カバーを開けたまま行うと問題
がある、ファクシミリ受信・記録動作等を禁止するよう
にしている。
【0005】ファクシミリ装置は、プロッタに給紙され
る記録紙がセットされた給紙カセットが装着されて、そ
の装着された給紙カセットから記録紙を給紙して、画像
記録を行う。
【0006】記録紙をプロッタへ正しく給紙するために
は、給紙カセットが正しく装着されている必要があるた
め、装置本体には、給紙カセットが正しく装着された状
態でオンまたはオフするスイッチを配設することによ
り、通常状態において、給紙カセットが正しく装着され
ているか否か監視していて、給紙カセットが正しく装着
されていない場合には、ブザーを鳴らしたり、表示部に
警告メッセージを表示したりして、給紙カセットを正し
く装着するよう警告すると共に、給紙エラー防止のため
に、プロッタによる記録動作に関連するファクシミリ受
信動作やコピー動作等の動作を禁止するようにしてい
る。
【0007】そのように、通常状態において、カバーが
開いた状態になったり、給紙カセットが正しく装着され
ていない状態になると、遅滞なく警告の出力がなされる
ため、ユーザは、カバーを閉じたり、給紙カセットを正
しく装着し直したりといった適切な対応をとることがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、カバ
ーが開いたことや、カセットが正しく装着されていない
ことが検出されたということは、省エネ状態における通
常状態への復帰要因とはされていなかった。
【0009】その一方、カバーの開閉作業や、カセット
の脱着作業は、省エネ状態か否かに関わらず、ユーザの
都合に応じて行われるため、省エネ状態においても、カ
バーが開いたままとなったり、給紙カセットが正しく装
着されていない事態は、十分に発生し得る。
【0010】そのため、そのように省エネ状態におい
て、ユーザによる作業によりカバーが開いたままとなっ
たり、給紙カセットが正しく装着されていない状態とな
り、かつ、ユーザがその場を離れてしまった後に、着信
があると、その着信を復帰要因として復帰した通常状態
において、初めてカバーが開いていたり給紙カセットが
正しく装着されていないことが検知されてされて警告が
出力されると共に、ファクシミリ受信・記録動作が不可
能な状態であることが判明することになる。
【0011】そのときに、ファクシミリ装置のそばにカ
バーを閉めなおしたり、給紙カセットを装着し直したり
するユーザがいなければ、メモリ受信用のメモリを備え
ないいないような普及型の装置の場合には、ファクシミ
リ受信を行えなくなってしまう。
【0012】そのように、従来のファクシミリ装置にお
いては、省エネ状態におけるカバーの開閉状態や給紙カ
セットの装着状態については何ら関知していなかったた
め、通常状態に復帰後にファクシミリ受信・記録が正し
く行えなくなってしまう場合があるという問題点があっ
た。
【0013】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、省エネ状態においてカバーが開いたり、給紙カセ
ットが正しく装着されない事態が発生した場合に速やか
に通常状態に復帰してユーザに適切な対応をとらせるこ
とができるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のファク
シミリ装置は、相手装置との間でファクシミリ通信を行
うファクシミリ装置において、装置を覆うカバーの開閉
状態を監視するカバー開閉検知手段と、通常状態におい
て、前記カバー開閉検知手段がカバーが開いていること
を検知している間は、前記カバーが開いている旨の警告
を出力すると共に少なくともファクシミリ受信・記録動
作を禁止するカバー開状態制御手段と、前記通常状態に
おいて、所定の省エネ移行要因が発生すると、省エネ状
態において必要な装置構成以外への電源の供給を停止し
て前記省エネ状態に移行する省エネ状態移行手段と、前
記省エネ状態において、前記カバー開閉検知手段がカバ
ーが開いたことを検知するか、または、着信等のその他
の所定の復帰要因が発生すると、電源の供給を停止して
いた装置構成への電源供給を再開して前記通常状態に復
帰する通常状態復帰手段とを備え、前記省エネ状態時に
カバーが開けられると前記通常状態に復帰して、前記カ
バー開閉検知手段がカバーが開いていることを検知して
いる間は、前記カバーが開いている旨の警告を出力する
と共に少なくともファクシミリ受信・記録動作を禁止す
る動作を前記カバー開状態制御手段に行わせることを特
徴とする。
【0015】請求項2に記載のファクシミリ装置の制御
方法は、相手装置との間でファクシミリ通信を行うファ
クシミリ装置の制御方法において、装置を覆うカバーの
開閉状態を監視し、通常状態において、前記カバーが開
いていることを検知している間は、前記カバーが開いて
いる旨の警告を出力すると共に少なくともファクシミリ
受信・記録動作を禁止する一方、前記通常状態におい
て、所定の省エネ移行要因が発生すると、省エネ状態に
おいて必要な装置構成以外への電源の供給を停止して前
記省エネ状態に移行し、前記省エネ状態において、前記
カバーが開いたことを検知するか、または、着信等のそ
の他の所定の復帰要因が発生すると、電源の供給を停止
していた装置構成への電源供給を再開して前記通常状態
に復帰することにより、前記省エネ状態時にカバーが開
けられると前記通常状態に復帰して、前記カバーが開い
ていることを検知している間は、前記カバーが開いてい
る旨の警告を出力すると共に少なくともファクシミリ受
信・記録動作を禁止することを特徴とする。
【0016】請求項3に記載のファクシミリ装置は、相
手装置との間でファクシミリ通信を行うファクシミリ装
置において、受信メッセージを記録出力する記録紙をプ
ロッタ部へ給紙するための給紙カセットの着脱状態を監
視するカセット着脱検知手段と、通常状態において、前
記カセット着脱検知検知手段が前記給紙カセットが装着
されていないことを検知している間は、前記給紙カセッ
トが未装着の旨の警告を出力すると共に少なくともファ
クシミリ受信・記録動作を禁止するカセット未装着状態
制御手段と、前記通常状態において、所定の省エネ移行
要因が発生すると、省エネ状態において必要な装置構成
以外への電源の供給を停止して前記省エネ状態に移行す
る省エネ状態移行手段と、前記省エネ状態において、前
記カセット着脱検知手段が給紙カセットが未装着である
ことを検知するか、または、着信等のその他の所定の復
帰要因が発生すると、電源の供給を停止していた装置構
成への電源供給を再開して前記通常状態に復帰する通常
状態復帰手段とを備え、前記省エネ状態時に前記給紙カ
セットが外されると前記通常状態に復帰して、カセット
着脱検知手段が前記給紙カセットが装着されていないこ
とを検知している間は、前記給紙カセットが未装着の旨
の警告を出力すると共に少なくともファクシミリ受信・
記録動作を禁止する動作を前記カセット未装着状態制御
手段に行わせることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載のファクシミリ装置の制御
方法は、相手装置との間でファクシミリ通信を行うファ
クシミリ装置の制御方法において、受信メッセージを記
録出力する記録紙をプロッタ部へ給紙するための給紙カ
セットの着脱状態を監視し、通常状態において、前記給
紙カセットが装着されていないことを検知している間
は、前記給紙カセットが未装着の旨の警告を出力すると
共に少なくともファクシミリ受信・記録動作を禁止する
一方、前記通常状態において、所定の省エネ移行要因が
発生すると、省エネ状態において必要な装置構成以外へ
の電源の供給を停止して前記省エネ状態に移行し、前記
省エネ状態において、前記給紙カセットが未装着である
ことを検知するか、または、着信等のその他の所定の復
帰要因が発生すると、電源の供給を停止していた装置構
成への電源供給を再開して前記通常状態に復帰すること
により、前記省エネ状態時に前記給紙カセットが外され
ると前記通常状態に復帰して、前記給紙カセットが装着
されていないことを検知している間は、前記給紙カセッ
トが未装着の旨の警告を出力すると共に少なくともファ
クシミリ受信・記録動作を禁止することを特徴とする。
【0018】請求項5に記載のファクシミリ装置は、請
求項1に記載のファクシミリ装置において、装置を覆う
複数のカバーのそれぞれの開閉状態を検知するスイッチ
を直列接続して、それら各スイッチがすべてがオンのと
きに「閉」信号を出力し、それら各スイッチの少なくと
も1つがオフのときに「開」信号を出力するカバー開閉
状態直列検出手段を更に備え、前記カバー開閉検知手段
は、前記カバー開閉状態直列検出手段から入力される信
号が、前記「閉」信号の場合には、カバーが閉じている
と検知する一方、前記「開」信号の場合には、カバーが
開いていると検知することを特徴とする。
【0019】請求項6に記載のファクシミリ装置の制御
方法は、請求項2に記載のファクシミリ装置の制御方法
において、装置を覆う複数のカバーのそれぞれの開閉状
態を検知するスイッチを直列接続して、それら各スイッ
チがすべてがオンのときに「閉」信号を出力し、それら
各スイッチの少なくとも1つがオフのときに「開」信号
を出力するカバー開閉状態直列検出手段を有し、前記カ
バー開閉状態直列検出手段から入力される信号が、前記
「閉」信号の場合には、カバーが閉じていると検知する
一方、前記「開」信号の場合には、カバーが開いている
と検知することを特徴とする。
【0020】請求項7に記載のファクシミリ装置は、請
求項1に記載のファクシミリ装置において、装置を覆う
複数のカバーのそれぞれの開閉状態を検知するスイッチ
を並列接続して、それら各スイッチがすべてがオフのと
きに「閉」信号を出力し、それら各スイッチの少なくと
も1つがオンのときに「開」信号を出力するカバー開閉
状態並列検出手段を更に備え、前記カバー開閉検知手段
は、前記カバー開閉状態並列検出手段から入力される信
号が、前記「閉」信号の場合には、カバーが閉じている
と検知する一方、前記「開」信号の場合には、カバーが
開いていると検知することを特徴とする。
【0021】請求項8に記載のファクシミリ装置の制御
方法は、請求項2に記載のファクシミリ装置の制御方法
において、装置を覆う複数のカバーのそれぞれの開閉状
態を検知するスイッチを並列接続して、それら各スイッ
チがすべてがオフのときに「閉」信号を出力し、それら
各スイッチの少なくとも1つがオンのときに「開」信号
を出力するカバー開閉状態並列検出手段を有し、前記カ
バー開閉状態並列検出手段から入力される信号が、前記
「閉」信号の場合には、カバーが閉じていると検知する
一方、前記「開」信号の場合には、カバーが開いている
と検知することを特徴とする。
【0022】請求項9に記載のファクシミリ装置は、請
求項3に記載のファクシミリ装置において、装置に装着
される複数の給紙カセットのそれぞれの着脱状態を検知
するスイッチを直列接続して、それら各スイッチがすべ
てがオンのときに「装着」信号を出力し、それら各スイ
ッチの少なくとも1つがオフのときに「未装着」信号を
出力するカセット着脱状態直列検出手段を更に備え、前
記カセット着脱検知手段は、前記カセット着脱状態直列
検出手段から入力される信号が、前記「装着」信号の場
合には、給紙カセットが装着されていると検知する一
方、前記「未装着」信号の場合には、給紙カセットが未
装着であると検知することを特徴とする。
【0023】請求項10に記載のファクシミリ装置の制
御方法は、請求項4に記載のファクシミリ装置の制御方
法において、装置に装着される複数の給紙カセットのそ
れぞれの着脱状態を検知するスイッチを直列接続して、
それら各スイッチがすべてがオンのときに「装着」信号
を出力し、それら各スイッチの少なくとも1つがオフの
ときに「未装着」信号を出力するカセット着脱状態直列
検出手段を有し、前記カセット着脱状態直列検出手段か
ら入力される信号が、前記「装着」信号の場合には、給
紙カセットが装着されていると検知する一方、前記「未
装着」信号の場合には、給紙カセットが未装着であると
検知することを特徴とする。
【0024】請求項11に記載のファクシミリ装置は、
請求項3に記載のファクシミリ装置において、装置に装
着される複数の給紙カセットのそれぞれの着脱状態を検
知するスイッチを並列接続して、それら各スイッチがす
べてがオフのときに「装着」信号を出力し、それら各ス
イッチの少なくとも1つがオンのときに「未装着」信号
を出力するカセット着脱状態並列検出手段を更に備え、
前記カセット着脱検知手段は、前記カセット着脱状態並
列検出手段から入力される信号が、前記「装着」信号の
場合には、給紙カセットが装着されていると検知する一
方、前記「未装着」信号の場合には、給紙カセットが未
装着であると検知することを特徴とする。
【0025】請求項12に記載のファクシミリ装置の制
御方法は、請求項4に記載のファクシミリ装置の制御方
法において、装置に装着される複数の給紙カセットのそ
れぞれの着脱状態を検知するスイッチを並列接続して、
それら各スイッチがすべてがオフのときに「装着」信号
を出力し、それら各スイッチの少なくとも1つがオンの
ときに「未装着」信号を出力するカセット着脱状態並列
検出手段を有し、前記カセット着脱状態並列検出手段か
ら入力される信号が、前記「装着」信号の場合には、給
紙カセットが装着されていると検知する一方、前記「未
装着」信号の場合には、給紙カセットが未装着であると
検知することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0027】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
通信端末装置としてのファクシミリ装置1のブロック構
成を示している。
【0028】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ5、プ
ロッタ6、時計回路7、操作表示部8、符号化復号化部
9、モデム10、網制御部11、電源12、電源供給制
御部13、省エネ時状態管理部14、カバー開閉検知部
15、カセット着脱検知部16、及び、システムバス1
7により構成されている。
【0029】システム制御部2は、ROM3に書き込ま
れた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータものである。
【0030】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が装置各部を制御するための制御プログラムが記
憶されているリードオンリメモリである。また、ROM
3には、各文字コードにフォントデータを対応付けたフ
ォントテーブル3aが記憶されていて、システム制御部
2は、文字列を画情報に変換する場合には、フォントテ
ーブル3aを参照する。RAM4は、前述したようにシ
ステム制御部2の作業領域として使用されるランダムア
クセスメモリである。
【0031】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報やスキャナ5で読み
取った画情報を、その線密度に応じて、給紙カセット
(図示せず)から給紙した記録紙に記録出力したりする
ためのものである。
【0032】時計回路7は、時間の経過を計時するため
のものであり、システム制御部2からセットされた時定
数をカウントダウンしてカウントアウトするとシステム
制御部2に通知するタイマー動作を行うものである。
【0033】操作表示部8は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、スタートキー、ワンタッチ
ダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される一
方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせる
べき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するもの
である。
【0034】符号化復号化部9は、送信画像データを、
G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符
号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符
号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の
復号化方式で復号伸長するものである。モデム10は、
G3ファクシミリモデムであり、網制御部11を介して
公衆網に送信するデータを変調する一方、網制御部11
を介して公衆網から受信した信号を復調するものであ
る。また、モデム10は、入力されたダイヤル番号に対
応してDTMF信号の送出も行う。網制御部11は、公
衆網に接続されて、回線の直流ループの閉結・解放や、
回線の極性反転の検出、回線解放の検出、発信音の検
出、ビジートーン(話し中)等のトーン信号の検出、呼
出信号の検出等の回線との接続制御や、ダイヤルパルス
の生成を行うものである。
【0035】電源12は、装置各部の動作に必要な電力
を供給するための電源である。その電源12が装置各部
のどの部分に動作に必要な電力を供給するかしないか
は、電源供給部13からの切換信号に応じた、リレー等
の切換器の切換により行われる。電源供給部13は、シ
ステム制御部2からの電力供給を指示された装置構成に
のみ電力が供給されるよう、切換信号により電源12の
出力を制御する。
【0036】省エネ時状態管理部14は、カバー開閉検
知部15により検知される、装置を覆うカバー(図示せ
ず)の開閉状態、カセット着脱検知部16により検知さ
れる給紙カセット(図示せず)の着脱状態、スキャナ5
の原稿センサ(図示せず)により検知される原稿がセッ
トされているか否かの状態、網制御部11の呼出信号検
知部(図示せず)により、着信を示す呼出信号が検知さ
れるか否かの状態、操作表示部8からの操作入力がある
か否かの状態等の、省エネ状態から通常状態への復帰要
因となり得る各種状態を監視して、省エネ状態におい
て、通常状態への復帰要因が発生すると、システム制御
部2にシステムバス17を介して通知する。
【0037】なお、通常状態への復帰要因としては、本
実施の形態では、スキャナ5に原稿がセットされたこ
と、着信が検知されたこと、操作表示部8から何らかの
操作入力があったこと等の従来と同様の復帰要因の他、
カバー開閉検知部15によりカバー「開」が検知された
こと、及び、「カセット脱着検知部16によりカセット
「未装着」が検知されたこと、が含まれる。もっとも、
本発明は、本発明特有の通常状態への復帰要因である、
カバー開閉検知部15によりカバー「開」が検知された
こと、及び、「カセット脱着検知部16によりカセット
「未装着」が検知されたこと以外の通常状態への復帰要
因の内容により限定されるものではない。
【0038】システム制御部2は、通常状態において
は、電源供給制御部13に指示して、装置各部のすべて
に必要な電力を電源12から供給するが、省エネ状態に
おいては、省エネ状態における通常状態への復帰要因の
検知に係る、省エネ時状態管理部14、及び、その省エ
ネ時状態管理部14に検知信号を入力する、スキャナ5
の原稿センサ、網制御部11の呼出信号検知部、操作表
示部8のキー入力検知部、カバー開閉検知部15、及
び、カセット着脱検知部16と、システム制御部2自身
及びROM3,RAM4及びシステムバス17にのみ必
要な電力を供給する。
【0039】なお、本実施の形態では、通常状態の制御
と、通常状態から省エネ状態への移行、及び、省エネ状
態から通常状態への復帰制御とを共に、システム制御部
2により行っているが、省エネ状態の制御用のサブのシ
ステム制御部を設けて、省エネ状態においては、システ
ム制御部2、ROM、RAM4等への電力供給さえ停止
して、サブのシステム制御部が省エネ時状態管理部14
からの復帰要因の発生の通知をうけて、電源供給制御部
13に指示して装置全体への電力供給を再開して、それ
により復帰したシステム制御部2に通常状態の制御を移
管する構成であっても、本発明は同様に適用可能なのは
いうまでもない。
【0040】図2に、カバー開閉検知部15及びカセッ
ト脱着検知部16の具体的な構成について示す図であ
る。
【0041】同図において、カバー開閉検知部15及び
カセット脱着検知部16としては、(a)または(b)
のいずれかに示すものが適用できる。スイッチSW1や
SW2は、カバーの開閉、または、給紙カセットの脱着
に応じてオン/オフまたはオフ/オンされるスイッチで
ある、
【0042】同図(a)の場合は、接地された抵抗Rと
電源電圧に接続されたスイッチSW1とが直列接続さ
れ、その接続点が省エネ時状態管理部14に、カバー開
閉状態信号またはカセット脱着状態信号として入力され
ている。
【0043】同図(b)の場合は、電源電圧に接続され
た抵抗Rと接地されたスイッチSW2とが直列接続さ
れ、その接続点が省エネ時状態管理部14に、カバー開
閉状態信号またはカセット脱着状態信号として入力され
ている。
【0044】カバー開閉検知部15及びカセット脱着検
知部16としては、同図(a)または(b)に示すいず
れの構成も適用できるが、消費電流を少なくすることを
考慮すると、同図(a)においては、カバーが「閉状
態」または給紙カセットが「装着」状態で、SW1から
オン状態、同図(b)においては、カバーが「閉状態」
または給紙カセットが「装着」状態で、SW2からオフ
状態となっている方が望ましい。
【0045】また、開閉を検知すべきカバーや、装着状
態を検知すべき給紙カセットが複数ある場合には、カバ
ー開閉検知部15及びカセット脱着検知部16として、
図3に示す構成を適用するようにしてもよい。
【0046】同図において、スイッチSW3、SW4及
びSW5は直列接続されて、SW5の一端が電源電圧に
接続され、スイッチSW3の一端が、一端が接地された
抵抗Rの他端に接続されている。そのスイッチSW3と
抵抗Rの接続点が省エネ時状態管理部14に、カバー開
閉状態信号またはカセット装着状態信号として入力され
ている。
【0047】図3に示す構成では、カバー開閉検知部1
5の場合には、スイッチSW3,SW4及びSW5は、
それぞれに対応するカバーの開/閉に応じてオフ/オン
される。したがって、各カバーのすべてが正しく閉じた
状態であれば、省エネ時状態管理部14へのカバー開閉
状態信号は、Hレベルとなり、各カバーのうちの少なく
とも1つが開いた状態であれは、省エネ時状態管理部1
4へのカバー開閉状態信号は、Lレベルとなる。したが
って、この場合、省エネ時状態管理部14は、カバー開
閉状態信号が、Hレベルのときにはカバー「閉」状態と
判断し、Lレベルのときにはカバー「開」状態と判断す
る。それにより、開閉状態を検出すべきカバーが複数あ
る場合でも、開いたままのカバーが存在するか否かを1
本の入力信号(カバー開閉状態信号)により正しく検知
することができ、省エネ状態時における省エネ時状態管
理部14への状態信号入力数がいたずらに増加して回路
が複雑化するのを防止することができる。なお、直列接
続されるスイッチは、開閉状態を検出すべきカバーの数
に応じて増減できるのはいうまでもない。また、論理は
逆になるが、スイッチSW5側を接地して、抵抗R側を
電源電圧に接続する構成も可能である。
【0048】また、図3に示す構成で、カセット脱着検
知部16の場合には、スイッチSW3,SW4及びSW
5は、それぞれに対応する給紙カセットの装着/未装着
に応じてオン/オフされる。したがって、各給紙カセッ
トのすべてが正しく装着された状態であれば、省エネ時
状態管理部14への給紙カセット装着状態信号は、Hレ
ベルとなり、各給紙カセットのうちの少なくとも1つが
未装着または、不完全な状態で装着されている状態であ
れは、省エネ時状態管理部14へのカセット装着状態信
号は、Lレベルとなる。したがって、この場合、省エネ
時状態管理部14は、カセット装着状態信号が、Hレベ
ルのときには給紙カセット「装着」状態と判断し、Lレ
ベルのときには給紙カセット「未装着」状態と判断す
る。それにより、装着状態を検出すべき給紙カセットが
複数ある場合でも、正しく装着されていない給紙カセッ
トが存在するか否かを1本の入力信号(カセット装着状
態信号)により正しく検知することができ、省エネ状態
時における省エネ時状態管理部14への状態信号入力数
がいたずらに増加して回路が複雑化するのを防止するこ
とができる。なお、直列接続されるスイッチは、装着状
態を検出すべき給紙カセットの数に応じて増減できるの
はいうまでもない。また、論理は逆になるが、スイッチ
SW5側を接地して、抵抗R側を電源電圧に接続する構
成も可能である。
【0049】また、開閉を検知すべきカバーや、装着状
態を検知すべき給紙カセットが複数ある場合に、カバー
開閉検知部15及びカセット脱着検知部16として、図
4に示す構成を適用するようにしてもよい。
【0050】同図において、スイッチSW6及びSW7
は並列接続されて、その並列接続の一端が接地され、そ
の並列接続の他端が、一端が電源電圧に接続された抵抗
Rの他端に接続されている。そのスイッチSW6及びS
W7の並列接続と抵抗Rとの接続点が省エネ時状態管理
部14に、カバー開閉状態信号またはカセット装着脱着
状態信号として入力されている。
【0051】図4に示す構成では、カバー開閉検知部1
5の場合には、スイッチSW6及びSW7は、それぞれ
に対応するカバーの開/閉に応じてオン/オフされる。
したがって、各カバーのすべてが正しく閉じた状態であ
れば、省エネ時状態管理部14へのカバー開閉状態信号
は、Hレベルとなり、各カバーのうちの少なくとも1つ
が開いた状態であれは、省エネ時状態管理部14へのカ
バー開閉状態信号は、Lレベルとなる。したがって、こ
の場合、省エネ時状態管理部14は、カバー開閉状態信
号が、Hレベルのときにはカバー「閉」状態と判断し、
Lレベルのときにはカバー「開」状態と判断する。それ
により、開閉状態を検出すべきカバーが複数ある場合で
も、開いたままのカバーが存在するか否かを1本の入力
信号(カバー開閉状態信号)により正しく検知すること
ができ、省エネ状態時における省エネ時状態管理部14
への状態信号入力数がいたずらに増加して回路が複雑化
するのを防止することができる。また、このようなスイ
ッチを並列接続する構成では、ソータ装置等のオプショ
ン構成を追加したために、開閉状態を検出すべきカバー
が増加した場合に、当該増加したカバー分のスイッチS
W8を図5に示すように、既存のスイッチSW6及びS
W7と並列接続されるように、コネクタCN1を介して
追加接続するだけで、既存のカバーと共に当該増加した
カバーの開閉状態を容易に検知することが可能となる。
なお、並列接続されるスイッチは、開閉状態を検出すべ
きカバーの数に応じて増減できるのはいうまでもない。
また、論理は逆になるが、スイッチSW6及びSW7側
を電源電圧に接続して、抵抗R側を接地する構成も可能
である。
【0052】また、図4に示す構成で、カセット脱着検
知部16の場合には、スイッチSW6及びSW7は、そ
れぞれに対応する給紙カセットの装着/未装着に応じて
オフ/オンされる。したがって、各給紙カセットのすべ
てが正しく装着された状態であれば、省エネ時状態管理
部14への給紙カセット装着状態信号は、Hレベルとな
り、各給紙カセットのうちの少なくとも1つが未装着ま
たは、不完全な状態で装着されている状態であれは、省
エネ時状態管理部14への給紙カセット装着状態信号
は、Lレベルとなる。したがって、この場合、省エネ時
状態管理部14は、給紙カセット装着状態信号が、Hレ
ベルのときには給紙カセット「装着」状態と判断し、L
レベルのときには給紙カセット「未装着」状態と判断す
る。それにより、装着状態を検出すべき給紙カセットが
複数ある場合でも、正しく装着されていない給紙カセッ
トが存在するか否かを1本の入力信号(給紙カセット装
着状態信号)により正しく検知することができ、省エネ
状態時における省エネ時状態管理部14への状態信号入
力数がいたずらに増加して回路が複雑化するのを防止す
ることができる。また、このようなスイッチを並列接続
する構成では、オプションの給紙カセットを追加したた
めに、装着状態を検出すべき給紙カセットが増加した場
合に、当該増加した給紙カセット分のスイッチSW8を
図5に示すように、既存のスイッチSW6及びSW7と
並列接続されるように、コネクタCN1を介して追加接
続するだけで、既存の給紙カセットと共に当該増加した
給紙カセットの開閉状態を容易に検知することが可能と
なる。なお、並列接続されるスイッチは、装着状態を検
出すべき給紙カセットの数に応じて増減できるのはいう
までもない。また、論理は逆になるが、スイッチSW6
及びSW7側を電源電圧に接続して、抵抗R側を接地す
る構成も可能である。
【0053】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置1における通常の待機状態における処理手順(図
6)、及び、省エネ状態における処理手順(図7)につ
いて説明する。
【0054】先ず、図6に示す、通常の待機状態におけ
る処理手順について説明する。
【0055】同図において、ファクシミリ装置1のシス
テム制御部2は、省エネ移行要因が発生したか、カバー
「開」状態か、給紙カセット「未装着」状態か、着呼が
あるか、原稿がセットされたか、または、操作入力があ
るかを監視する待機処理ループを実行している(判断1
01のNo、判断102のNo、判断103のNo、判
断104のNo、判断105のNo、及び、判断106
のNoループ)。
【0056】前記待機処理ループにおける判断101に
おいて、省エネ移行要因が発生した場合、すなわち、着
信がない状態、スキャナ5に原稿がセットされない状
態、及び、操作表示部8からの操作入力がない状態が一
定時間(例えば30分)継続したか、または、操作表示
部8の図示しない省エネ状態強制移行を指示するキーが
押下されたか、否かを判断し(判断101)、省エネ移
行要因が発生した場合には(判断101のYes)、省
エネ状態に移行して、図7に示す省エネ状態における処
理手順(後述)を行う。
【0057】前記待機処理ループにおける判断102に
おいて、カバー「開」状態である場合、すなわち、カバ
ー開閉検知部15によりカバー「開」状態であることが
検知されたことが、省エネ時状態管理部14を介して通
知された場合には(判断102のYes)、操作表示部
8の表示器に「カバーを閉じて下さい。」等の警告メッ
セージを表示して(処理107)、その表示をカバーが
「閉」状態になるまで、すなわち、カバー開閉検知部1
5によりカバー「閉」状態であることが検知されたこと
が、省エネ時状態管理部14を介して通知されるまで、
継続する(判断108のNoループ)。カバーが「閉」
状態になった場合には(判断108のYes)、前記待
機処理ループに戻る。
【0058】前記待機処理ループにおける判断103に
おいて、カセット「未装着」状態である場合、すなわ
ち、カセット着脱検知部16によりカセット「未装着」
状態であることが検知されたことが、省エネ時状態管理
部14を介して通知された場合には(判断103のYe
s)、操作表示部8の表示器に「カセットを正しく装着
して下さい。」等の警告メッセージを表示して(処理1
09)、その表示をカセットが「装着」状態になるま
で、すなわち、カセット着脱検知部15によりカセット
「装着」状態であることが検知されたことが、省エネ時
状態管理部14を介して通知されるまで、継続する(判
断110のNoループ)。カセットか「装着」状態にな
った場合には(判断110のYes)、前記待機処理ル
ープに戻る。
【0059】前記待機処理ループにおける判断104に
おいて、網制御部11により着呼が検出された場合は
(判断104のYes)、着呼に応答してG3ファクシ
ミリプロトコルに基づいた伝送制御を行って画情報をフ
ァクシミリメッセージとして受信しプロッタ6により、
給紙カセットから給紙されて記録紙に記録する、ファク
シミリ受信処理を行い(処理111)、ファクシミリ受
信処理完了後は、前記待機処理ループに戻る。
【0060】前記待機処理ループにおける判断105に
おいて、スキャナ5に原稿がセットされた場合は(判断
105のYes)、その後の操作入力に応じて、スキャ
ナ5にセットされた原稿を読み取って、その読み取った
原稿画情報を、入力指定された宛先に発呼してファクシ
ミリメッセージとして送信するファクシミリ送信処理、
または、その読み取った画情報をプロッタ6により、給
紙カセットから給紙された記録紙に記録出力する複写処
理を行い(処理1121)、ファクシミリ送信/複写処
理完了後は、前記待機処理ループに戻る。
【0061】前記待機処理ループにおける判断106に
おいて、各種登録処理や、通信管理レポート等の各種レ
ポートの出力処理等のに関連して操作表示部8からの操
作入力があった場合は(判断106のYes)、その操
作入力に対応する処理を行い(処理113)、その処理
が完了すると前記待機処理ループに戻る。
【0062】このように、通常の待機状態においては、
省エネ移行要因が発生すれば、省エネ状態に移行し、カ
バーが開いたり、給紙カセットが未装着であれば、その
旨の警告が表示出力されると共に、判断108のNoル
ープまたは判断110のNoループにより、警告表示以
外の動作が、カバーが閉じられるか、給紙カセットが正
しく装着されるまで禁止され、着呼があれば応答してフ
ァクシミリ受信が行われ、原稿がセットされれば、ファ
クシミリ送信または複写処理が行われ、操作入力があれ
ば、対応する処理が行われるいった、ファクシミリ装置
1本来の動作が実行される。
【0063】そのような通常の待機状態において、省エ
ネ移行要因が発生して判断101がYesとなると、シ
ステム制御部2は、図6の待機状態の処理手順から、図
7に示す省エネ状態の処理手順に処理を移す。
【0064】図7において、システム制御部2は、省エ
ネ状態に移行すると、先ず、電源供給制御部13を制御
して、スキャナ5、プロッタ6、モデム10、操作表示
部8の表示器用の照明等の電力消費の多いユニットへの
電力供給を停止させる(処理201)。
【0065】そして、省エネ時状態管理部14から通知
される状態を監視する。
【0066】すなわち、カバー「開」状態か、給紙カセ
ット「未装着」状態か、着呼したか、原稿がセットされ
たか、または、操作入力があるかを監視する待機処理ル
ープを実行している(判断202のNo、判断203の
No、判断204のNo、判断205のNo、判断20
6のNoループ)。
【0067】そして、従来と同様の復帰要因として、着
呼したか、原稿がセットされたか、または、操作入力が
あった場合には(判断204のYes、判断205のY
es、または、判断206のYes)、当然に処理20
1で電源供給を停止した各部への電源供給を再開して
(処理207)、図6の通常の待機状態に戻るが、省エ
ネ状態時にユーザがカバーを開けたり、給紙カセットを
脱着したたために、カバー「開」状態、または、給紙カ
セット「未装着」状態になった場合にも(判断202の
Yes、または、判断203のYes)、処理201で
電源供給を停止した各部への電源供給を再開して(処理
207)、図6の通常の待機状態に戻る。
【0068】これにより、省エネ状態時にユーザがカバ
ーを開けたり、給紙カセットを脱着したために、図7の
省エネ状態から図6の通常の待機状態に移行すると、省
エネ状態時にユーザがカバーを開けた場合には、遅滞な
く判断102がYesとなって、処理107及び判断1
08により、カバーが閉じられるまで警告表示が行われ
ると共に、その他の動作が停止され、省エネ状態時に給
紙カセットを脱着した場合には、遅滞なく判断103が
Yesとなって、処理109及び判断110により、給
紙カセットが正しく装着されるまで警告表示が行われる
と共に、その他の動作が停止される。
【0069】したがって、省エネ状態時に行われたカバ
ーの開閉や給紙カセットの脱着の状態が迅速な通常の待
機状態への復帰後に正しくチェックされる。
【0070】そのため、省エネ状態時に行われたカバー
の開閉や給紙カセットの脱着結果、カバーが開いたまま
または/及び給紙カセットが正しく装着されないまま
で、かつ、何らの警告を発せられないままの状態で、ユ
ーザがファクシミリ装置1から離れてしまい、その後、
判断204において着呼があって(判断204のYe
s)、待機状態に復帰して初めて処理102または処理
103がYesとなって警告の表示出力がされると共
に、その他の動作(ファクシミリ受信処理を含む)が禁
止されてしまった上に、ファクシミリ装置1のそばに、
カバーを閉めたり給紙カセットを正しく装着すべきユー
ザが不在で、ファクシミリ受信不可能になってしまうよ
うな従来であれば発生した事態の発生を未然に防止する
ことができるようになる。
【0071】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明を公衆網を介してG3ファクシミリ通信を行
うファクシミリ装置に本発明を適用したが、本発明は、
ファクシミリ通信を行う通信媒体や、通信プロトコルに
より限定されるものではく、例えばインターネット等の
ネットワークを介して電子メールによりファクシミリメ
ッセージの通信を行うファクシミリ装置に対しても同様
に適用可能なものである。
【0072】
【発明の効果】請求項1または2に係る発明によれば、
前記省エネ状態時にユーザによりカバーが開けられる
と、遅滞なく前記通常状態に復帰して、カバーが開いて
いる旨の警告がカバーが正しく閉じられるまで出力され
るため、前記省エネ状態時にカバーを開けたユーザに対
して、確実にカバーを閉めるよう促すことができ、カバ
ーが開いたままで、かつ、ユーザが不在の状態で、着呼
等の所定の復帰要因により前記省エネ状態から通常状態
に復帰した結果、カバーが開いたままであることが分か
ってファクシミリ受信・記録動作が結果的に行えなくな
るような事態の発生を未然に防止することが可能となる
効果が得られる。
【0073】請求項3または4に係る発明によれば、前
記省エネ状態時にユーザにより給紙カセットが外される
と、遅滞なく前記通常状態に復帰して、カセットが未装
着の旨の警告がカセットが正しく装着されるまで出力さ
れるため、前記省エネ状態時に給紙カセットを外したユ
ーザに対して、確実に給紙カセットを再装着するよう促
すことができ、給紙カセットが正しく装着されないまま
で、かつ、ユーザが不在の状態で、着呼等の所定の復帰
要因により前記省エネ状態から通常状態に復帰した結
果、給紙カセットが正しく装着されていないことが分か
ってファクシミリ受信・記録動作が結果的に行えなくな
るような事態の発生を未然に防止することが可能となる
効果が得られる。
【0074】請求項5または6に係る発明によれば、開
閉状態を検知すべきカバーが複数ある場合でも、それら
複数のカバーのうちの少なくとも1つが「開」状態であ
ることを1本の信号により検知することができ、カバー
の開閉状態の検知回路構成を簡略化することが可能とな
る効果が得られる。
【0075】請求項7または8に係る発明によれば、開
閉状態を検知すべきカバーが複数ある場合でも、それら
複数のカバーのうちの少なくとも1つが「開」状態であ
ることを1本の信号により検知することができ、カバー
の開閉状態の検知回路構成を簡略化することが可能とな
る効果が得られる。また、オプション構成を追加したの
に伴って開閉状態を検知すべきカバー数が増加した場合
も、対応する開閉状態検知用のスイッチを既存のカバー
用のスイッチに並列接続することで信号数を増すことな
く容易に対応できる利点がある。
【0076】請求項9または10に係る発明によれば、
装着状態を検知すべき給紙カセットが複数ある場合で
も、それら複数の給紙カセットのうちの少なくとも1つ
が「未装着」状態であることを1本の信号により検知す
ることができ、給紙カセットの着脱状態の検知回路構成
を簡略化することが可能となる効果が得られる。
【0077】請求項11または12に係る発明によれ
ば、着脱状態を検知すべきカセットが複数ある場合で
も、それら複数の給紙カセットのうちの少なくとも1つ
が「未装着」状態であることを1本の信号により検知す
ることができ、給紙カセットの着脱状態の検知回路構成
を簡略化することが可能となる効果が得られる。また、
オプションの給紙カセットを追加したのに伴って着脱状
態を検知すべき給紙カセット数が増加した場合も、対応
する着脱状態検知用のスイッチを既存の給紙カセット用
のスイッチに並列接続することで信号数を増すことなく
容易に対応できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
カバー開閉検知部及びカセット脱着検知部の具体的な構
成について示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
カバー開閉検知部及びカセット脱着検知部の、図2に示
すものとは別の具体的な構成について示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
カバー開閉検知部及びカセット脱着検知部の、図2また
は図3に示すものとは別の具体的な構成について示す図
である。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
カバー開閉検知部及びカセット脱着検知部の、図2、図
3または図4に示すものとは別の具体的な構成について
示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける通常の待機状態時の処理手順について示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける省エネ状態時の処理手順について示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 3a フォントテーブル 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 時計回路 8 操作表示部 9 符号化復号化部 10 モデム 11 網制御部 12 電源 13 電源供給制御部 14 省エネ時状態管理部 15 カバー開閉検知部 16 カセット着脱検知部 17 システムバス CN1 コネクタ R 抵抗 SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、S
W7、SW8 スイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手装置との間でファクシミリ通信を行
    うファクシミリ装置において、 装置を覆うカバーの開閉状態を監視するカバー開閉検知
    手段と、通常状態において、前記カバー開閉検知手段が
    カバーが開いていることを検知している間は、前記カバ
    ーが開いている旨の警告を出力すると共に少なくともフ
    ァクシミリ受信・記録動作を禁止するカバー開状態制御
    手段と、前記通常状態において、所定の省エネ移行要因
    が発生すると、省エネ状態において必要な装置構成以外
    への電源の供給を停止して前記省エネ状態に移行する省
    エネ状態移行手段と、前記省エネ状態において、前記カ
    バー開閉検知手段がカバーが開いたことを検知するか、
    または、着信等のその他の所定の復帰要因が発生する
    と、電源の供給を停止していた装置構成への電源供給を
    再開して前記通常状態に復帰する通常状態復帰手段とを
    備え、前記省エネ状態時にカバーが開けられると前記通
    常状態に復帰して、前記カバー開閉検知手段がカバーが
    開いていることを検知している間は、前記カバーが開い
    ている旨の警告を出力すると共に少なくともファクシミ
    リ受信・記録動作を禁止する動作を前記カバー開状態制
    御手段に行わせることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 相手装置との間でファクシミリ通信を行
    うファクシミリ装置の制御方法において、 装置を覆うカバーの開閉状態を監視し、通常状態におい
    て、前記カバーが開いていることを検知している間は、
    前記カバーが開いている旨の警告を出力すると共に少な
    くともファクシミリ受信・記録動作を禁止する一方、前
    記通常状態において、所定の省エネ移行要因が発生する
    と、省エネ状態において必要な装置構成以外への電源の
    供給を停止して前記省エネ状態に移行し、前記省エネ状
    態において、前記カバーが開いたことを検知するか、ま
    たは、着信等のその他の所定の復帰要因が発生すると、
    電源の供給を停止していた装置構成への電源供給を再開
    して前記通常状態に復帰することにより、前記省エネ状
    態時にカバーが開けられると前記通常状態に復帰して、
    前記カバーが開いていることを検知している間は、前記
    カバーが開いている旨の警告を出力すると共に少なくと
    もファクシミリ受信・記録動作を禁止することを特徴と
    するファクシミリ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 相手装置との間でファクシミリ通信を行
    うファクシミリ装置において、 受信メッセージを記録出力する記録紙をプロッタ部へ給
    紙するための給紙カセットの着脱状態を監視するカセッ
    ト着脱検知手段と、通常状態において、前記カセット着
    脱検知検知手段が前記給紙カセットが装着されていない
    ことを検知している間は、前記給紙カセットが未装着の
    旨の警告を出力すると共に少なくともファクシミリ受信
    ・記録動作を禁止するカセット未装着状態制御手段と、
    前記通常状態において、所定の省エネ移行要因が発生す
    ると、省エネ状態において必要な装置構成以外への電源
    の供給を停止して前記省エネ状態に移行する省エネ状態
    移行手段と、前記省エネ状態において、前記カセット着
    脱検知手段が給紙カセットが未装着であることを検知す
    るか、または、着信等のその他の所定の復帰要因が発生
    すると、電源の供給を停止していた装置構成への電源供
    給を再開して前記通常状態に復帰する通常状態復帰手段
    とを備え、前記省エネ状態時に前記給紙カセットが外さ
    れると前記通常状態に復帰して、カセット着脱検知手段
    が前記給紙カセットが装着されていないことを検知して
    いる間は、前記給紙カセットが未装着の旨の警告を出力
    すると共に少なくともファクシミリ受信・記録動作を禁
    止する動作を前記カセット未装着状態制御手段に行わせ
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 相手装置との間でファクシミリ通信を行
    うファクシミリ装置の制御方法において、 受信メッセージを記録出力する記録紙をプロッタ部へ給
    紙するための給紙カセットの着脱状態を監視し、通常状
    態において、前記給紙カセットが装着されていないこと
    を検知している間は、前記給紙カセットが未装着の旨の
    警告を出力すると共に少なくともファクシミリ受信・記
    録動作を禁止する一方、前記通常状態において、所定の
    省エネ移行要因が発生すると、省エネ状態において必要
    な装置構成以外への電源の供給を停止して前記省エネ状
    態に移行し、前記省エネ状態において、前記給紙カセッ
    トが未装着であることを検知するか、または、着信等の
    その他の所定の復帰要因が発生すると、電源の供給を停
    止していた装置構成への電源供給を再開して前記通常状
    態に復帰することにより、前記省エネ状態時に前記給紙
    カセットが外されると前記通常状態に復帰して、前記給
    紙カセットが装着されていないことを検知している間
    は、前記給紙カセットが未装着の旨の警告を出力すると
    共に少なくともファクシミリ受信・記録動作を禁止する
    ことを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 装置を覆う複数のカバーのそれぞれの開
    閉状態を検知するスイッチを直列接続して、それら各ス
    イッチがすべてがオンのときに「閉」信号を出力し、そ
    れら各スイッチの少なくとも1つがオフのときに「開」
    信号を出力するカバー開閉状態直列検出手段を更に備
    え、前記カバー開閉検知手段は、前記カバー開閉状態直
    列検出手段から入力される信号が、前記「閉」信号の場
    合には、カバーが閉じていると検知する一方、前記
    「開」信号の場合には、カバーが開いていると検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 装置を覆う複数のカバーのそれぞれの開
    閉状態を検知するスイッチを直列接続して、それら各ス
    イッチがすべてがオンのときに「閉」信号を出力し、そ
    れら各スイッチの少なくとも1つがオフのときに「開」
    信号を出力するカバー開閉状態直列検出手段を有し、前
    記カバー開閉状態直列検出手段から入力される信号が、
    前記「閉」信号の場合には、カバーが閉じていると検知
    する一方、前記「開」信号の場合には、カバーが開いて
    いると検知することを特徴とする請求項2に記載のファ
    クシミリ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 装置を覆う複数のカバーのそれぞれの開
    閉状態を検知するスイッチを並列接続して、それら各ス
    イッチがすべてがオフのときに「閉」信号を出力し、そ
    れら各スイッチの少なくとも1つがオンのときに「開」
    信号を出力するカバー開閉状態並列検出手段を更に備
    え、前記カバー開閉検知手段は、前記カバー開閉状態並
    列検出手段から入力される信号が、前記「閉」信号の場
    合には、カバーが閉じていると検知する一方、前記
    「開」信号の場合には、カバーが開いていると検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 装置を覆う複数のカバーのそれぞれの開
    閉状態を検知するスイッチを並列接続して、それら各ス
    イッチがすべてがオフのときに「閉」信号を出力し、そ
    れら各スイッチの少なくとも1つがオンのときに「開」
    信号を出力するカバー開閉状態並列検出手段を有し、前
    記カバー開閉状態並列検出手段から入力される信号が、
    前記「閉」信号の場合には、カバーが閉じていると検知
    する一方、前記「開」信号の場合には、カバーが開いて
    いると検知することを特徴とする請求項2に記載のファ
    クシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 装置に装着される複数の給紙カセットの
    それぞれの着脱状態を検知するスイッチを直列接続し
    て、それら各スイッチがすべてがオンのときに「装着」
    信号を出力し、それら各スイッチの少なくとも1つがオ
    フのときに「未装着」信号を出力するカセット着脱状態
    直列検出手段を更に備え、前記カセット着脱検知手段
    は、前記カセット着脱状態直列検出手段から入力される
    信号が、前記「装着」信号の場合には、給紙カセットが
    装着されていると検知する一方、前記「未装着」信号の
    場合には、給紙カセットが未装着であると検知すること
    を特徴とする請求項3に記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 装置に装着される複数の給紙カセット
    のそれぞれの着脱状態を検知するスイッチを直列接続し
    て、それら各スイッチがすべてがオンのときに「装着」
    信号を出力し、それら各スイッチの少なくとも1つがオ
    フのときに「未装着」信号を出力するカセット着脱状態
    直列検出手段を有し、前記カセット着脱状態直列検出手
    段から入力される信号が、前記「装着」信号の場合に
    は、給紙カセットが装着されていると検知する一方、前
    記「未装着」信号の場合には、給紙カセットが未装着で
    あると検知することを特徴とする請求項4に記載のファ
    クシミリ装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 装置に装着される複数の給紙カセット
    のそれぞれの着脱状態を検知するスイッチを並列接続し
    て、それら各スイッチがすべてがオフのときに「装着」
    信号を出力し、それら各スイッチの少なくとも1つがオ
    ンのときに「未装着」信号を出力するカセット着脱状態
    並列検出手段を更に備え、前記カセット着脱検知手段
    は、前記カセット着脱状態並列検出手段から入力される
    信号が、前記「装着」信号の場合には、給紙カセットが
    装着されていると検知する一方、前記「未装着」信号の
    場合には、給紙カセットが未装着であると検知すること
    を特徴とする請求項3に記載のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 装置に装着される複数の給紙カセット
    のそれぞれの着脱状態を検知するスイッチを並列接続し
    て、それら各スイッチがすべてがオフのときに「装着」
    信号を出力し、それら各スイッチの少なくとも1つがオ
    ンのときに「未装着」信号を出力するカセット着脱状態
    並列検出手段を有し、前記カセット着脱状態並列検出手
    段から入力される信号が、前記「装着」信号の場合に
    は、給紙カセットが装着されていると検知する一方、前
    記「未装着」信号の場合には、給紙カセットが未装着で
    あると検知することを特徴とする請求項4に記載のファ
    クシミリ装置の制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026310A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012137606A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2014167536A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
JP2015041877A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 キヤノン株式会社 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP2016071152A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及びカセット開閉検知方法

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