JP2001092914A - 異なるモードによるセル名前付き範囲内の新しい要素の導入のための電子スプレッドシート内の方法およびシステム - Google Patents
異なるモードによるセル名前付き範囲内の新しい要素の導入のための電子スプレッドシート内の方法およびシステムInfo
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Abstract
素(行、列またはシート)を追加するために名前付き範
囲の限界を自動的に調節する。 【解決手段】名前付き範囲に対して1つまたは複数のオ
ープン方向を指定することによってオープン名前付き範
囲を定義するステップと、オープンとして指定されたす
べての方向でオープン名前付き範囲を1アドレスだけ拡
張したセル・アドレス範囲を有する隠し名前付き範囲を
定義するステップとを含む。さらに、1つまたは複数の
方向を選択するステップと、2つの連続するセル・アド
レスの間に、選択された方向の新しいアドレスを挿入し
て、隠し名前付き範囲の上記セル・アドレス範囲を増や
すステップと、オープンとして指定されたすべての方向
で1アドレスだけ短縮してオープン名前付き範囲を更新
するステップとを含む。
Description
ピュータによる情報処理の分野に関し、具体的には、電
子スプレッドシート内で、セル名前付き範囲の外部であ
るがそれに直近する新しい要素(行、列、ページなど)
の導入によって拡張することのできるセル名前付き範囲
を定義し、処理するための方法およびシステムに関す
る。
財務分析は、会計士の縦欄式パッド(columnar pad)ま
たはスプレッドシート上で、鉛筆と電卓を手にして準備
されることが通常であった。データを列と行に編成する
ことによって、スプレッドシートは、読者によるすばや
い情報の吸収をもたらす。しかし、紙の上でスプレッド
シートを準備する作業は、それほどすばやくはない。逆
に、このプロセスは非常に遅くなる傾向がある。という
のは、各項目を延々と計算し、スプレッドシートに記入
しなければならないからである。すべての計算が、それ
を準備する者の責任になるので、手作業で準備されたス
プレッドシートは、誤りがある傾向もある。したがっ
て、人の手によるスプレッドシートの準備は、遅く、冗
長であり、信頼性がない。
「電子スプレッドシート」の形の解決策が使えるように
なった。単に「スプレッドシート」としてよりよく知ら
れているこれらのソフトウェア・プログラムは、伝統的
な財務モデリング・ツールすなわち、会計士の縦欄式パ
ッド、鉛筆および電卓に代わる、コンピュータ化された
代用品を提供する。いくつかの面で、スプレッドシート
・プログラムは、これらのツールに対して、タイプライ
タに対するワード・プロセッサに相当する。スプレッド
シートは、財務モデルの作成、編集および使用の容易さ
において劇的な改善を提供する。
会計士の縦欄式パッドの列/行またはグリッド・フォー
マットに似るようにコンピュータのメモリを構成し、し
たがって、目に見える計算機をユーザに提供する。しか
し、この「パッド」は、コンピュータのメモリ内に動的
に存在するので、いくつかの重要な形で紙のパッドと異
なる。たとえば、電子スプレッドシート内の位置は、コ
ンピュータが理解できるフォーマットでコンピュータに
伝えなければならない。これを達成する一般的な方式
は、スプレッドシートの各行に番号を割り当て、各列に
文字を割り当て、スプレッドシートの各シート(または
ページ)にもう1つの文字を割り当てることである。た
とえば、第2ページの列Aの行1にある位置(すなわち
左上隅)を参照するには、ユーザは、「B:A1」と入
力する。この形で、スプレッドシートによって、所与の
ページ内の行と列の交差点のそれぞれのアドレス可能記
憶位置または「セル」が定義される。
会計士のパッドに情報を入力するのと同一の形で行われ
る。画面カーソルを所望の位置に位置決めした後に、ユ
ーザは、英数字情報を入力することができる。しかし、
テキスト情報および数値情報を保持するほかに、スプレ
ッドシート・セルには、スプレッドシート・セルに格納
された数値に対して実行される計算を指定する、特殊な
命令または「数式」を格納することができる。そのよう
なスプレッドシート・セルは、セルのコネックス(conn
ex)・セットとして配置される限り、範囲として定義
し、名前を付けることもできる。そのような名前付き範
囲の典型的な例は、単純に、会計士のパッドにある規則
正しい表に対応する。この形で、範囲の名前は、式の変
数として働くことができ、これによって、セルの間で正
確な数学的関係を定義できるようになる。関数およびマ
クロなどの高度な機能を含むスプレッドシート・プログ
ラムの構造および動作は、技術文献、商業文献および特
許文献に記載されている。概要については、たとえば、
Cobb, S.著「Using Quattro Pro 2」、Borland-OsbomeIM
cGraw-Mll刊、1990年と、LeBlond, G.およびCobb,
D.著「Using 1-2-3」、Que corp.刊、1985年を参照
されたい。
する多数の長所を提供する。たとえば、電子スプレッド
シートは、紙の対応物よりはるかに大きく(すなわち、
より多くの情報を保持し)、数千または数百万のセルを
有する電子スプレッドシートも希ではない。また、スプ
レッドシート・プログラムを用いると、ユーザが、「wh
at-if」シナリオを実行できるようになる。1組の計算
関係をワークシートに入力した後に、たとえば組込み数
式のおかげで、異なる組の仮定を使用してその情報を再
計算することができ、再計算のそれぞれの結果が、ほぼ
瞬間的に表示される。この動作を手作業で、紙と鉛筆を
用いて実行するためには、変更を行うたびに、モデルの
すべての関係を再計算することが必要になる。したがっ
て、電子スプレッドシート・システムは、「what-if」
問題を解決するために、すなわち、入力を変更し、出力
に何が起きるかを見るために発明された。
使用される名前付き範囲は、会計士のパッドに見られる
古典的な表に項目が追加または削除されるのと同様に、
スプレッドシートの「寿命」の間に展開することができ
る。従来のスプレッドシート・ツールは、新しい要素
(通常は、新しい列、新しい行または新しいシート)
が、すでに名前付き範囲に属する要素の間に追加される
時または、すでに名前付き範囲に属するある要素(通常
は列、行またはシート)が削除される時に、既存の名前
付き範囲の内容を自動的に調節する手段を提供する。新
しい要素が追加される、名前付き範囲内の相対位置は、
一般に、たとえばなんらかのソート判断基準など、ユー
ザ独自の判断基準によって動機を与えられたスプレッド
シート・ユーザが選択する。スプレッドシート・ユーザ
が、既存の名前付き範囲の最下部の要素の真下または最
初の要素の真上に新しい要素を追加すると決定した場
合、従来のスプレッドシートは、新たに挿入される要素
が名前付き範囲に属する2つの要素の間に位置しないの
で、名前付き範囲を自動的に更新しない。この制限は、
表の要素が日付によって横方向にソートされ、その結
果、名前付き範囲の新しい(最近の)要素を、一般に、
名前付き範囲の最新の要素の真下に新しい行を導入する
ことによって追加しなければならないというよくある事
例で非常に面倒になる可能性がある。
付き範囲にすでに属する2つの要素の間ではなく、名前
付き範囲に属する要素の直近に配置される新しい要素
(行、列またはシート)を追加するために名前付き範囲
の限界を自動的に調節することである。
の方向を含む、アドレスによって各次元内で識別される
複数のセルを含むスプレッドシート内のセル・アドレス
範囲によって定義される名前付き範囲を処理するための
方法およびシステムに関する。この方法は、・上記名前
付き範囲に対して1つまたは複数のオープン方向を指定
することによってオープン名前付き範囲を定義するステ
ップと、・オープンとして指定されたすべての方向で上
記オープン名前付き範囲を1アドレスだけ拡張したセル
・アドレス範囲を有する隠し名前付き範囲を定義するス
テップとを含む。
して、 ・1つまたは複数の方向を選択するステップと、 ・2つの連続するセル・アドレスの間に、選択された方
向の新しいアドレスを挿入することによって、上記隠し
名前付き範囲の上記セル・アドレス範囲を増やすステッ
プと、 ・オープンとして指定されたすべての方向で1アドレス
だけ短縮された上記隠し名前付き範囲のセル・アドレス
範囲を用いて上記オープン名前付き範囲を更新するステ
ップとを含む。
1、主記憶102、入出力コントローラ103、キーボ
ード104、ポインティング装置105(たとえば、マ
ウス、トラック・ボール、ペン装置など)、表示装置1
06および大容量記憶装置107(たとえば、ハード・
ディスク)を含むコンピュータ・システム100上で実
施することができる。印刷装置108などの追加の入出
力装置を、望みに応じてコンピュータ・システム100
に含めることができる。図からわかるように、コンピュ
ータ・システム100のさまざまな構成要素は、システ
ム・バス110または類似のアーキテクチャを介して通
信する。好ましい実施形態では、コンピュータ・システ
ム100に、IBM互換パーソナル・コンピュータが含
まれ、これは、米国ニューヨーク州アーモンクのIBM Co
rporationを含む複数の売り手から入手できる。
フトウェア・システム150が、コンピュータ・システ
ム100の動作を指示するために設けられる。コンピュ
ータ・ソフトウェア・システム150は、主記憶102
および大容量記憶装置107に記憶されるが、このコン
ピュータ・ソフトウェア・システム150には、カーネ
ルまたはオペレーティング・システム151とシェルま
たはインターフェース153が含まれる。アプリケーシ
ョン・ソフトウェア152などの1つまたは複数のアプ
リケーション・プログラムを、コンピュータ・システム
100による実行のために「ロード」(すなわち、大容
量記憶装置107から主記憶102に転送)することが
できる。コンピュータ・システム100は、インターフ
ェース153を介してユーザのコマンドおよびデータを
受け取り、これらの入力を、オペレーティング・システ
ム151またはアプリケーション・ソフトウェア152
からの命令に従ってコンピュータ・システム100によ
って操作することができる。インターフェース153
は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GU
I)であることが好ましいが、結果を表示するためにも
働き、この上で、ユーザは、追加入力を供給するかセッ
ションを終了することができる。好ましい実施形態で
は、オペレーティング・システム151およびインター
フェース153は、米国ワシントン州レッドモンドのMi
crosoft Corporationから入手できるMicrosoft Windows
95である。その一方で、アプリケーション・ソフトウ
ェア152には、下で詳細に説明する本発明のスプレッ
ドシート・ノートブックが含まれる。
スプレッドシート・アプリケーションで実施される、本
発明の好ましい実施形態に焦点を合わせる。しかし、本
発明は、特定のアプリケーションまたは特定の環境に制
限されない。そうではなくて、本発明のシステムおよび
方法を、データベース管理システム、ワード・プロセッ
サおよび類似物を含むさまざまなシステムおよびアプリ
ケーション・ソフトウェアに有利に適用できることに、
当業者は気付くであろう。さらに、本発明は、Macintos
h、UNIX(登録商標)を含むさまざまな異なるプラ
ットホーム上で実施することができる。したがって、以
下の例示的実施形態の説明は、制限ではなく例示を目的
とするものである。
システム100には、ウィンドウ操作インターフェース
または作業スペース(以下では単にウィンドウと呼称す
る)160が含まれる。ウィンドウ160は、表示装置
106に表示するための長方形のグラフィカル・ユーザ
・インターフェース(GUI)であり、追加のウィンド
ウ操作要素を、望みに応じてさまざまなサイズとフォー
マット(たとえば、重ねて表示または並べて表示)で表
示することができる。ウィンドウ160の最上部には、
複数のユーザコマンド選択肢を有するメニュー・バー1
70があり、これらのユーザコマンド選択肢のそれぞれ
によって、追加のサブメニューおよびアプリケーション
・オブジェクトと共に使用するソフトウェア・ツールを
呼び出すことができる。ウィンドウ160には、グラフ
ィック・オブジェクト181およびテキスト・オブジェ
クト182などの画面オブジェクトを表示し、操作する
ためのクライアント領域180が含まれる。本質的に、
クライアント領域は、ユーザがコンピュータ・システム
100内に存在するデータ・オブジェクトと対話するた
めの作業スペースまたはビューポートである。
ェクトを選択するか別の形で呼び出すためのポインタま
たは画面カーソル185が含まれる。ポインティング装
置105からのユーザ移動信号に応答して、画面カーソ
ル185は、表示装置106上で所望の画面位置へ移動
する。当技術分野で既知のように、カーソルの移動中ま
たは移動後に、ユーザは、オブジェクトの選択および操
作のためにユーザイベント信号(たとえば、マウス・ボ
タンの「クリック」および「ドラッグ」)を生成するこ
とができる。たとえば、ウィンドウ160は、それぞれ
画面構成要素172、174または175、177また
は178を「クリック」(選択)することによって、閉
じる、サイズを変更するまたはスクロールすることがで
きる。
5は、マウス装置によって制御される。単一ボタン、2
つボタンまたは3つボタンのマウス装置が、米国カリフ
ォルニア州キューパーティーノのApple Computer社、米
国ワシントン州レッドモンドのMicrosoft Corporatio
n、米国カリフォルニア州フリーモントのLogitech Corp
orationを含むさまざまな売り手から販売されている。
ポインティング装置105は、左右の両方の「マウス・
ボタン」を含む2ボタン・マウス装置であることがより
好ましい。
作は、プログラミングおよびハードウェアの文献で明瞭
に文書化されており、たとえば、「Microsoft Mouse Pr
ogrammer's Reference」、Microsoft Press刊、198
9年を参照されたい。WindowsなどのGUIイベント駆
動システムの全般的な構成および動作も、当技術分野で
既知であり、たとえば、Petzold, C.著「Programming W
indows」Second Edition、Microsoft Press刊、199
0年を参照されたい。
ック・インターフェースをこれから説明する。本発明の
スプレッドシート・ノートブックまたはワークブックに
は、英数字情報ならびにグラフィック情報を含む情報を
受け取り、処理し、提示するためのノートブック作業ス
ペース200が含まれる。ノートブック作業スペース2
00には、メニュー・バー210、ツールバー220、
現行セル・インジケータ230、入力ライン231、ス
テータス・ライン240およびノートブック・ウィンド
ウ250が含まれる。メニュー・バー210は、ユーザ
入力に応答して、ユーザ・コマンドのメイン・レベルを
表示し、呼び出す。メニュー・バー210は、ウィンド
ウ操作アプリケーションで既知のように、追加のプル・
ダウン・メニューも呼び出す。入力ライン231は、セ
ル内容の入力および編集のためのユーザ・コマンドおよ
び情報を受け入れるが、このセル内容には、データ、数
式、マクロおよび類似物を含めることができる。現行セ
ル・インジケータ230には、現在のカーソル(すなわ
ち、アクティブ・セル)の位置のアドレスか、選択され
た名前付き範囲(すなわち、アクティブ選択領域)のア
ドレスまたは名前が表示される。ステータス・ライン2
40には、コンピュータ・システム100が、ワークブ
ックの現在の状態に関する情報を表示し、たとえば、
「READY」インジケータは、システム側で、ユーザ
が、実行すべき別のタスクを選択する準備ができている
ことを意味する。
20には、ツールの行またはパレットが含まれ、これに
よって、ユーザが、一般的に使用されるメニュー・コマ
ンドまたはプロパティをすばやく選択する方法が提供さ
れる。例示的実施形態では、ツールバー220に、ファ
イル操作ボタン221、印刷ボタン222、元に戻すボ
タン223、切取り、コピーおよび貼付けボタン22
4、情報ポップアップ・ウィンドウ・ボタン・ツール2
25、名前付き範囲選択ボタン226、スタイル・コピ
ー・ボタン227、列サイズ変更ボタン228および合
計ボタン229が含まれる。これらのボタンの機能は、
その名前によって暗示される。たとえば、切取り、コピ
ーおよび貼付けボタン224は、Windowsのクリップボ
ードとの間での、データおよびオブジェクトの切取り、
コピーおよび貼付けを行う。同一の動作が、[Edit]メ
ニュー(メニュー・バー210から使用可能)の対応す
るコマンドとしても使用可能である。
ターフェースを提供するノートブックには、複数のスプ
レッドシート・ページが含まれる。各ページには、移
動、サイズ変更および削除など、通常のウィンドウ操作
の特徴および動作を含めることができる。好ましい実施
形態では、ノートブックに、256ページのスプレッド
シートが含まれ、そのすべてが、単一のディスク・ファ
イルとして大容量記憶装置107に保管される。ノート
ブック作業スペース200には、1つまたは複数のノー
トブックを表示することができ、各ノートブックのサイ
ズおよび位置(たとえば、並べて表示、重ねて表示な
ど)は、ユーザが指定した制約に従って決定される。
ジには、2次元スプレッドが含まれる。たとえば、ノー
トブック作業スペース200のページAには、行3およ
び列Fなど、行と列のフォーマットの格子が含まれる。
行と列の交差点のそれぞれに、通常の形での情報の入
力、処理および表示のためのボックスまたはセル(たと
えば、セルC4)が設けられる。各セルは、アドレス可
能であり、現在アクティブなセル(すなわち、現在選択
されているセル)を示すためのセレクタが設けられる。
ートブック・ページは、好ましくはノートブックの1つ
の縁に沿って配置される、ページ識別子260によって
識別される。好ましい実施形態では、各ページ識別子
は、ノートブックの上縁に沿って配置されたタブ・メン
バ(たとえば、メンバ261a、262a、263a)
の形である。各タブ・メンバには、テキスト・ラベルま
たはグラフィック・ラベルなどの、表象の標識を含める
ことができ、このラベルには、対応するページの内容を
表す、ユーザが選択したタイトルが含まれる。図6で
は、ページ識別子260に、それぞれ省略時の名前が設
定されている。たとえば、最初の3つのタブ・メンバ
(メンバ261a、262a、263a)には、それぞ
れ、A、BおよびCが設定されている。しかし、タブ・
メンバには、通常はユーザが供給した記述的な名前が与
えられる。たとえば、図7に示されているように、最初
の3つのタブ・メンバには、ここでは、「Contents(内
容)」(タブ・メンバ261b)、「Summary(合計)」
(タブ・メンバ262b)および「Jan(1月)」(タ
ブ・メンバ263b)が設定されている。同様の形で、
残りのタブに、1年の後続の月が設定されている。この
形で、ユーザは、ページ識別子に、通常の紙のノートブ
ックからの馴染みのあるタブを関連付ける。したがっ
て、ユーザは、対象のページまたはスプレッドを選択す
る方法をすでに知っている。すなわち、ページに対応す
るタブを選択するだけである(紙のノートブックからペ
ージを選択する時に行うはずの動作)。
に、ユーザがカストマイズできるページ識別子は、スプ
レッドシート名前付き範囲アドレスの入力を助けるよう
に働く。たとえば、別のページのセルの名前付き範囲を
参照する数式を入力する時に、ユーザは、単純に、名前
付き範囲アドレスに記述的なページ名を使用することが
でき、したがって、ユーザが、参照されるセルまたは情
報の関係を理解するのが簡単になる。
ーフェースの特徴および動作の全般的な説明は、Borlan
d International社から入手できるQuattro Pro for Win
dows(Getting Started、User's GuideおよびBuilding
Spreadsheet Applications)で見つけることができる。
で、現在では、C++またはMicrosoft CorporationのV
isualBasicなどの汎用プログラミング言語を用いて開発
されたアプリケーションではなく、スプレッドシートだ
けに基づいて複雑なカスタム・アプリケーションを開発
することが可能である。これを達成できるのは、情報の
単一の要素(単一のセル名前付き範囲)と情報の複数の
要素(複雑な名前付き範囲)のどちらに対応する名前付
き範囲であっても、スプレッドシートの名前付き範囲の
すべてを操作する、マクロ言語、スクリプト言語および
数式などのスプレッドシートに組み込まれたツールのお
かげである。
ケーションでは、内容(またはそのサブセット)が名前
付き範囲として宣言されたテーブルが見つかることが一
般的である。そのような名前付き範囲を定義すると、た
とえば、所与の判断基準の組に一致するテーブル項目に
対してなんらかの計算(たとえば、合計、平均)を実行
することのできるデータベース指向機能を使用すること
によって、テーブルから情報を取り出すのが簡単にな
る。新しい要素を名前付き範囲の「中」に追加する時に
は、従来のスプレッドシート・プログラムは、それ相応
に名前付き範囲の定義を自動的に更新する。従来の表記
を用いて、「CUSTOMER」という名前の範囲が、A:C
3..A:H33として定義されていると仮定する。こ
の名前付き範囲は、最初のシートAの、両端を含めて3
から33までの31行と、両端を含めてCからHまでの
6列の交差に対応する。また、この名前付き範囲の各行
が、特性(氏名、住所、電話番号など)を列CからHま
での間に記録された所与の顧客に論理的に対応すると仮
定する。新しい顧客をCUSTOMER名前付き範囲に追加しな
ければならない場合に、アルファベット順でそうする必
要があるので、新しい行を行23と行24の間に挿入す
ると仮定する。新たに導入される行は、行軸への名前付
き範囲の射影である区間[3 33]に含まれるので、
従来のスプレッドシート・プログラムは、CUSTOMER名前
付き範囲の定義を自動的に調節し、その定義はA:C
3..A:H34になる。実際、行24ないし33は、
1位置だけ下に押しやられ(したがって行25ないし3
4になる)、行24が空になり、新しい行を挿入できる
ようになる。
会社である場合には、新たに追加される行は、アルファ
ベット順に従えば行34の後になる可能性が高い。この
場合、従来のスプレッドシート・プログラムは、効果的
に、前の行34および35の間に新しい行を追加する
が、CUSTOMER名前付き範囲は、A:C3..A:H33
に対応したままになる。実際、新たに導入された行は、
区間[3 33]内ではなく、その端に位置する。CUST
OMER名前付き範囲の更新がないので、CUSTOMER名前付き
範囲の定義に基づくマクロ、関数およびすべての手段に
よって、誤った情報が返される結果になる可能性があ
る。本発明は、名前付き範囲と共通する単一の縁を有す
る新しい要素をスプレッドシートに導入する時に自動的
に「拡張」することのできる名前付き範囲の定義を可能
にすることによって、この問題に対するユーザフレンド
リな解決策を提供する。
き範囲マネージャの形で、名前付きセル範囲の定義およ
び更新を管理するためのより強力でユーザフレンドリな
直観的手法を提供する。このマネージャを用いると、自
動的に、名前付き範囲がいわゆる「オープン名前付き範
囲」(従来の「クローズド名前付き範囲」ではなく)と
して振る舞わなければならない場合とその方法をスプレ
ッドシート・ユーザが定義できるようになる。
称する古典的な名前付き範囲ではなく、以下で「オープ
ン名前付き範囲」と称する新しい種類の名前付き範囲を
スプレッドシート内で定義し、管理するための方法およ
びシステムを対象とする。
(3次元)セット(3つの軸は、行軸、列軸およびシー
ト軸である)として編成される通常のスプレッドシート
・プログラムでは、クローズド名前付き範囲は、形式的
には、各軸に沿って連続する要素の3つの空でない組の
交差として定義することができる。従来の表記を用いる
と、アドレスC:E10..C:K18を有する「MY_T
ABLE」という名前の範囲は、行が両端を含めて10から
18までの間のセルの組と、列が両端を含めてEからK
までの間のセルの組と、シートが両端を含めてCからC
までの間のセルの組の交差に対応する。行が10から1
8までの間の新しい行または列がEからKまでの間の新
しい列の追加は、MY_TABLEという名前のクローズド範囲
の再定義をもたらす。
き範囲は、クローズド名前付き範囲と同様に、各軸に沿
って連続する要素の3つの空でない組の交差として定義
できるが、3つの軸のうちの1つに新しい要素が追加さ
れる時の振る舞いが異なる。実際に、前の名前付き範囲
の例では、この名前付き範囲がオープンとして定義され
る場合には、行が両端を含めて9から19までの間の新
しい行、または、列がDからLまでの間の新しい列、ま
たは、両端を含めてシートBからシートDの間の新しい
シートの追加が、クローズド名前付き範囲MY_TABLEの再
定義をもたらす。
時には、従来のスプレッドシート・プログラムの3軸の
うちの1つに沿った新しい要素の導入時のその振る舞い
は、名前付き範囲がオープンとして定義された「方向」
に依存する。3Dの従来のスプレッドシートでは、1軸
あたり2つの6つの異なる方向すなわち、行軸に沿った
左右と、列軸に沿った上下と、シート軸に沿った前後と
を定義することができる。MY_TABLEという名前のオープ
ン範囲(C:E10..C:K18)の前の例では、こ
の名前付き範囲は、実際には6つの方向のすべてにオー
プンされている。これと同じ名前付き範囲が、下方向だ
けについてオープンされた場合には、その名前付き範囲
は、名前付き範囲の最下部の行の真下に新しい行が追加
される時に、古典的なクローズド名前付き範囲と異な
る。同様に、これと同一の名前付き範囲が、右方向だけ
にオープンされた場合には、その名前付き範囲は、名前
付き範囲の右端の列で新しい列が追加される時に、古典
的なクローズド名前付き範囲と異なる。名前付き範囲が
オープンと宣言される方向について、その方向に沿った
要素の新しい組の導入は、新しい要素の組が、定義済み
のオープン名前付き範囲と共通する少なくとも1つの境
界を有する場合に限って、名前付き範囲の定義に影響す
る。名前付き範囲がオープンと定義される方向の異なる
組合せによって、異なる方向に対して異なる挙動を達成
することができる。
向すなわち、行軸に沿った左右、列軸に沿った上下およ
びシート軸に沿った前後のいずれかでオープンとして指
定することができる。選択された時に、オープン名前付
き範囲は、フォント・スタイル、フォントの色、背景色
など、特定のセル属性を使用することによって、表示装
置106上のウィンドウ160のクライアント領域18
0内で簡単に識別できる。好ましい実施形態では、選択
されたオープン名前付き範囲の背景色が、黒に設定され
る(通常のクローズド名前付き範囲と同様)が、さら
に、名前付き範囲がオープンになっている方向の境界セ
ルの背景色は、点滅モードになる。
2つのステップで使用される。
の名前付き範囲が、セル内容マネージャを利用するに値
するか否かに無関係に、本明細書では詳細に説明しない
判断基準に基づいて、スプレッドシート・ユーザが決定
する。
5またはキーボード104を使用することによって、適
切な名前付き範囲を選択し、専用のプッシュボタン、キ
ーボード入力ショート・カット、メニュー項目またはサ
ブメニュー項目など(これに制限はされない)のスプレ
ッドシート環境で使用可能な従来の手段によって、「Op
en_Range」と称する特定のコマンドを呼び出す。上で導
入した6つの方向(右、左、上、下、前、後)のそれぞ
れについて、ユーザは、選択された名前付き範囲がオー
プンであるか否かを指定する。Open_Rangeコマンドの終
了時に、選択された名前付き範囲の背景色が、オープン
にされた方向で点滅モードに設定される。これと同一の
コマンドを使用して、すでにある方向でオープンとして
指定されている名前付き範囲の定義を更新することもで
きる。
ッドシート・プログラムは、名前付き範囲がオープンと
して指定された方向を記録する目的で、「Open Table」
と称する内部テーブルを更新する。このOpen Tableに
は、すべてのオープン名前付き範囲に独自に関連する
「隠し」クローズド名前付き範囲の定義も記録される。
が、従来の手段を使用することによってスプレッドシー
トに新しい要素(行、列またはシート)を導入する時で
ある。従来のスプレッドシート・プログラムは、新しい
要素の導入によって影響を受けるすべてのクローズド名
前付き範囲の定義を調節する目的の内部ルーチンを呼び
出す。この従来のルーチンの実行中に、定義済みのクロ
ーズド名前付き範囲(ユーザによって定義されたもの
と、Open Tableに記録された隠し名前付き範囲も含む)
のすべてが、新たに導入される要素がその境界「内」に
配置される場合に更新される。本発明を用いる場合、ス
プレッドシート・プログラムは、さらに、「Update_Ope
n_Range」として参照される特定の内部ルーチンを呼び
出し、このルーチンが、オープンとして指定された方向
に従ってオープン名前付き範囲の定義をさらに調整す
る。
う方向を指定することの決定は、スプレッドシート・ア
プリケーション・ユーザに属する。「Open Table」と称
する単一のリポジトリが、この情報の記録に使用され
る。このOpen Tableは、不揮発性記憶装置に(必ずでは
ないが通常、大容量記憶装置107上のスプレッドシー
ト・ディスク・ファイルの一部として)保管されること
が好ましい。
0は、それぞれがオープン名前付き範囲に関連する複数
のレコード310からなる論理的に単純な構造に対応す
る。各レコードには、以下の5つのフィールドが含まれ
る。
スプレッドシート・ユーザによってオープン名前付き範
囲に与えられた名前を記録するのに使用される。たとえ
ば、User Range Nameフィールドには、上で示した例で
は文字列「CUSTOMER」が格納される。
は、ユーザによって指定される、オープン名前付き範囲
のアドレスが記録される。たとえば、User Range Addre
ssフィールドは、従来のアドレス構造Startsheet:Start
rowStartcolumn..Endsheet:EndrowEndcolumnに対応する
ことができ、これは、上の例ではA:C3..A:H3
3と記述される。
13には、名前付き範囲がオープンされている方向が記
録される。本発明の好ましい実施形態では、このフィー
ルドは、それぞれが所与の方向(右(Right)、左(Lef
t)、上(Up)、下(Down)、前(Forward)および後
(Backward))に関連する6つのサブフィールドの構造
に対応する。このサブフィールドのそれぞれについて、
ブール変数によって、現行のオープン名前付き範囲に関
して関連する方向がオープンされているか否かを示す。
は、スプレッドシート・ユーザには不可視の、本発明の
一部として使用される、内部名前付き範囲の名前を記録
するのに使用される。
には、前のフィールドに名前を記録された内部名前付き
範囲のアドレスが記録される。たとえば、Hidden Range
Addressフィールドは、従来のアドレス構造Startshee
t:StartrowStartcolumn..Endsheet:EndrowEndcolumnに
対応することができる。
ン名前付き範囲と隠しクローズド名前付き範囲の間で確
立される関係に頼ることに留意することが重要である。
この両方の名前付き範囲が、その境界内に含まれる新し
い要素が導入される時に従来の手段によって自動的に調
整されるという意味で、従来のクローズド名前付き範囲
の属性を有する。さらに、オープン名前付き範囲は、そ
の境界の縁に含まれる新しい要素が導入される時にも自
動的に調節されるという意味で、本発明から利益を得
る。
プレッドシート・ファイル自体の中に明示的に含まれる
が、他の明白な実施形態では、その代わりに他の手段に
頼ることができる。
は不可能にするためのメソッドを、図9の流れ図400
にまとめる。このメソッドは、「Open_Range」コマンド
の処理とみなすことができる。このメソッドには、以下
のステップが含まれる。
の省略時状態であり、処理を開始するためのイベントを
待つ。
して、イベントが検出される。この動作は、たとえば、
キーボード104のキーの特定の組合せか、ポインティ
ング装置105の特定のボタンのクリックか、本明細書
ではこれ以上指定しない他の類似の手段とすることがで
きる。
メニュー内のポインティング装置105を用いるナビゲ
ーション、キーボード104のキーの特定の組合せなど
(これに制限はされない)の従来のユーザインターフェ
ース手段を使用することによって、オープン名前付き範
囲の異なる属性を取り出す。
名前付き範囲が、前にすでに宣言され、このテーブルに
記憶されているかどうかを判定するためのOpen Tableで
の探索に対応する。本発明の好ましい実施形態では、探
索判断基準は、Open Tableのレコード310内のUser R
ange Nameフィールド311に記録されたオープン名前
付き範囲の名前に対応する。そのような一致するレコー
ド310がOpen Table内で見つかった場合には、制御を
ステップ408に与え、そうでない場合には、制御をス
テップ405に与える。
テップ403で少なくとも1つの方向がオープンとして
指定されたかどうかを検証する。そうである場合には、
制御をステップ406に与える。そうでない場合には、
Open_Rangeコマンドは、OpenTable内の更新なしに終了
し、制御をステップ401に戻して、次のOpen_Rangeコ
マンドを待つ。
0をOpen Table内で作成し、対応するフィールド、User
Range Nameフィールド311およびUser Range Addres
sフィールド312を、ステップ403で知った現行の
オープン名前付き範囲の名前およびアドレスに初期設定
する。
フィールド314に、User Range Nameフィールド31
1から独自に導出される名前を書き込む。この独自性に
よって、これら2つの名前付き範囲の一方の名前を、他
方の名前に基づいて曖昧さなしに決定できるようにな
る。
テップ403で少なくとも1つの方向がオープンとして
指定されたことを検証する。そうである場合には、制御
をステップ410に与え、そうでない場合には、制御を
ステップ409に与える。
オープン名前付き範囲が、ステップ403でユーザによ
ってもはやオープンでないとして指定されている。した
がって、ステップ404で見つかったレコードを削除す
ることによって、Open Table内でハウスキーピングを行
わなければならない。その後、制御をステップ401に
戻して、次のOpen_Rangeコマンドを待つ。
ーザによってオープンと宣言された方向に従って、Rang
e Openess Directionフィールド313を書き込む。本
発明の好ましい実施形態では、これは、3Dスプレッド
シートの6方向のそれぞれに対応する6つのサブフィー
ルドのそれぞれにブール値(真または偽)をセットする
ことに対応する。
後のフィールドを書き込む。これは、Hidden Range Add
ressフィールド315である。このアドレスは、User R
angeAddressフィールド312から、この範囲アドレス
定義をオープンとして指定された方向のすべてで1位置
だけ拡張することによって導出される。ステップ411
の終りに、Open_Rangeコマンドが終了し、制御はステッ
プ401に戻されて、次の新しいコマンドを処理する。
導入時にオープン名前付き範囲を更新するためのメソッ
ドを、図10の流れ図500にまとめる。このメソッド
は、従来のクローズド名前付き範囲に適用される、要素
が名前付き範囲にすでに属する2つの要素の間に配置さ
れる時だけ名前付き範囲を更新する、従来のメソッドの
拡張とみなすことができる。このメソッドには、以下の
ステップが含まれる。
の省略時状態であり、次の処理を開始するためのイベン
トを待つ。
の新しい要素の導入時に従来の範囲を更新する従来のル
ーチンが終了した時に、Update_Open_Rangeメソッドを
実施するルーチンへの呼び出しの結果として、イベント
が検出される。
レコード310が選択され、現在のレコードになる。
2のフィールドすなわちUser RangeAddressフィールド
312が書き込まれる。このアドレスは、Hidden Range
Addressフィールド315から、この範囲アドレス定義
をオープンとして指定されたすべての方向で1位置だけ
減らすことによって導出される。
en Tableの終りに達したかどうかを検査する。そうであ
る場合には、制御をステップ501に与えて、新しいUp
date_Open_Rangeコマンドを待つ。そうでない場合に
は、制御をステップ506に与える。
目を選択し、その結果、現行のレコードが、前のレコー
ドに続くレコードになるようにする。その後、制御をス
テップ504に返して、新しい現在のレコードを処理す
る。
明してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱せず
に、形態および詳細においてさまざまな変更を行うこと
ができることを理解されたい。
き範囲管理の方法およびシステムは、情報の要素が4次
元以上を有する多次元テーブルとして編成される環境で
有利に使用することができる。
ターンに対応する「オープン性テンプレート」の定義に
ある。ユーザが、所与の名前付き範囲をオープンしなけ
ればならない方向を定義する(ステップ403の一部と
して)時に、ユーザは、各方向についてそれをオープン
にするか否かを指定するのではなく、定義済みのオープ
ン性テンプレートを適用することを単純に指定すること
ができる。
の事項を開示する。
スによって各次元内で識別される複数のセルを含むスプ
レッドシート内のセル・アドレス範囲によって定義され
る名前付き範囲を処理するための方法であって、 ・上記名前付き範囲に対して1つまたは複数のオープン
方向を指定することによってオープン名前付き範囲を定
義するステップと、 ・オープンとして指定されたすべての方向で上記オープ
ン名前付き範囲を1アドレスだけ拡張したセル・アドレ
ス範囲を有する隠し名前付き範囲を定義するステップと
を含み、ユーザの動作に応答して、 ・1つまたは複数の方向を選択するステップと、 ・2つの連続するセル・アドレスの間に、選択された方
向の新しいアドレスを挿入することによって、上記隠し
名前付き範囲の上記セル・アドレス範囲を増やすステッ
プと、 ・オープンとして指定されたすべての方向で1アドレス
だけ短縮された上記隠し名前付き範囲のセル・アドレス
範囲を用いて上記オープン名前付き範囲を更新するステ
ップとを含む方法。 (2)1つまたは複数のオープン方向を指定する上記ス
テップが、 ・行軸に沿った右方向または左方向もしくはその両方
と、 ・列軸に沿った上方向または下方向もしくはその両方
と、 ・シート軸に沿った前方向または後方向もしくはその両
方とのうちの1つまたは複数を指定するステップを含
む、上記(1)に記載の方法。 (3)・上記オープン名前付き範囲を ・上記オープン名前付き範囲の名前と、 ・上記オープン名前付き範囲のセル・アドレス範囲と、 ・オープン方向の識別と、 ・上記隠し名前付き範囲の名前と、 ・上記隠し名前付き範囲のセル・アドレス範囲とを含む
テーブルと関連付けるステップと、 ・上記オープン名前付き範囲が更新されるたびに、上記
テーブルを保守管理するステップとをさらに含む、上記
(1)ないし(2)のいずれか一項に記載の方法。 (4)・上記オープン名前付き範囲内で、以前にオープ
ンされた1つまたは複数の方向をクローズするステップ
をさらに含む、上記(1)ないし(3)のいずれか一項
に記載の方法。 (5)オープン名前付き範囲を定義する上記ステップま
たは1つまたは複数の方向をクローズする上記ステップ
もしくはその両方が、 ・前記オープン名前付き範囲に付加された1つまたは複
数の表示属性を変更するステップであって、前記属性
が、好ましくは、色、フォント、背景色などを含む、上
記変更するステップを含む、上記(1)ないし(4)の
いずれか一項に記載の方法。 (6)上記(1)ないし(5)のいずれか一項に従う方
法を実行するように適合された手段を含む、システム、
具体的にはスプレッドシート。 (7)上記(1)ないし(5)のいずれか一項に従う方
法を実行するように適合された命令を含む、コンピュー
タ可読媒体。
システムのブロック図である。
ン・ソフトウェアおよび本発明を実行するためのユーザ
・インターフェースを含むソフトウェア・システムのブ
ロック図である。
ユーザ・インターフェースの基本アーキテクチャおよび
機能性を示す図である。
ート・ノートブック・インターフェースを示す図であ
る。
スのツールバー・コンポーネントを示す図である。
スの個々のページのすばやいアクセスおよび操作のため
のページ識別子を示す図である。
スの個々のページのすばやいアクセスおよび操作のため
のページ識別子を示す図である。
構造を示す図である。
指定するための好ましいメソッドを示す流れ図である。
ート)の導入時にオープン名前付き範囲を更新するため
の好ましいメソッドを示す流れ図である。
Claims (7)
- 【請求項1】各次元が2つの方向を含む、アドレスによ
って各次元内で識別される複数のセルを含むスプレッド
シート内のセル・アドレス範囲によって定義される名前
付き範囲を処理するための方法であって、 ・上記名前付き範囲に対して1つまたは複数のオープン
方向を指定することによってオープン名前付き範囲を定
義するステップと、 ・オープンとして指定されたすべての方向で上記オープ
ン名前付き範囲を1アドレスだけ拡張したセル・アドレ
ス範囲を有する隠し名前付き範囲を定義するステップと
を含み、ユーザの動作に応答して、 ・1つまたは複数の方向を選択するステップと、 ・2つの連続するセル・アドレスの間に、選択された方
向の新しいアドレスを挿入することによって、上記隠し
名前付き範囲の上記セル・アドレス範囲を増やすステッ
プと、 ・オープンとして指定されたすべての方向で1アドレス
だけ短縮された上記隠し名前付き範囲のセル・アドレス
範囲を用いて上記オープン名前付き範囲を更新するステ
ップとを含む方法。 - 【請求項2】1つまたは複数のオープン方向を指定する
上記ステップが、 ・行軸に沿った右方向または左方向もしくはその両方
と、 ・列軸に沿った上方向または下方向もしくはその両方
と、 ・シート軸に沿った前方向または後方向もしくはその両
方とのうちの1つまたは複数を指定するステップを含
む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】・上記オープン名前付き範囲を ・上記オープン名前付き範囲の名前と、 ・上記オープン名前付き範囲のセル・アドレス範囲と、 ・オープン方向の識別と、 ・上記隠し名前付き範囲の名前と、 ・上記隠し名前付き範囲のセル・アドレス範囲と を含むテーブルと関連付けるステップと、 ・上記オープン名前付き範囲が更新されるたびに、上記
テーブルを保守管理するステップとをさらに含む、請求
項1ないし2のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項4】・上記オープン名前付き範囲内で、以前に
オープンされた1つまたは複数の方向をクローズするス
テップをさらに含む、請求項1ないし3のいずれか一項
に記載の方法。 - 【請求項5】オープン名前付き範囲を定義する上記ステ
ップまたは1つまたは複数の方向をクローズする上記ス
テップもしくはその両方が、 ・前記オープン名前付き範囲に付加された1つまたは複
数の表示属性を変更するステップであって、前記属性
が、好ましくは、色、フォント、背景色などを含む、上
記変更するステップを含む、請求項1ないし4のいずれ
か一項に記載の方法。 - 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか一項に従う方
法を実行するように適合された手段を含む、システム、
具体的にはスプレッドシート。 - 【請求項7】請求項1ないし5のいずれか一項に従う方
法を実行するように適合された命令を含む、コンピュー
タ可読媒体。
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