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JP2001092818A - リモート画面共有システム - Google Patents

リモート画面共有システム

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Publication number
JP2001092818A
JP2001092818A JP27150699A JP27150699A JP2001092818A JP 2001092818 A JP2001092818 A JP 2001092818A JP 27150699 A JP27150699 A JP 27150699A JP 27150699 A JP27150699 A JP 27150699A JP 2001092818 A JP2001092818 A JP 2001092818A
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JP27150699A
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Masaki Kikuchi
正樹 菊池
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2001092818A publication Critical patent/JP2001092818A/ja
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 第1の端末1と第2の端末2とは、通信
ネットワーク3を介して接続されている。第1の端末1
に表示されたウインドウ6と第2の端末2に表示された
ウインドウ7の内容は、画面共有制御部8により一致さ
れる。ウインドウ6に文字変換入力のための変換前の未
確定文字が表示されると、画面共有制御部8は、その未
確定文字を含めて第2の端末2にデータを転送し表示さ
せる。 【効果】 仮名漢字変換等の作業中の文字も相手方の端
末に表示させて、仮名漢字変換作業を協力して行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
によって接続された2台の端末が互いに画面を共有して
情報交換を行うリモート画面共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議システムでは、送信側の端末
と受信側の端末でホワイトボードと呼ばれる画面を共有
し、その画面に様々な情報を書き込み、コミュニケーシ
ョンの円滑化を図っている。このような画面の共有シス
テムをこの発明ではリモート画面共有システムと呼ぶ。
この種のシステムでは、例えば送信側の端末で文字や図
形情報を共有画面に書き込むと、その画面の内容が転送
されて受信側に表示される。受信側で新たに文字や図形
の情報を書き込むと、今度はこれが送信側に転送されて
同一の画面が送信側に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
テレビ会議システムのみならずリモート画面共有システ
ムは様々な分野に広く利用できる。例えば、一方の端末
を、データ入力担当のオペレータが操作し、他方の端末
を補助者が操作する。データ入力担当オペレータが様々
な情報を共有画面に入力すると、補助者がその内容を監
視し、必要に応じて助言を与える。このようなシステム
を用いて、遠隔地における端末の操作を補助者がきめ細
かく助言することが可能になる。
【0004】しかしながら、この種のシステムにおい
て、データ入力担当オペレータが仮名漢字変換機能を用
いてデータを入力する際に、選択した漢字の誤り等を補
助者が発見したとき、補助者はオペレータに再入力を促
したり、あるいは補助者側で正しい漢字を示してこれを
データ入力担当オペレータに伝えるといった作業が必要
になる。
【0005】ところが、漢字の選択誤りを相手に音声で
伝える場合には、正確にその意味が伝わらないこともあ
り、また聞き違え等も発生する。補助者が正しい漢字を
共有画面に入力して示した場合には、データ入力担当オ
ペレータは正しく漢字を認識できるが、補助者が入力し
た漢字を参照しながらデータ入力担当オペレータがその
漢字を自己の端末に入力するといった煩雑な作業が必要
であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉互いに通信ネットワークを介して接続された
第1の端末と第2の端末とから成り、上記第1の端末に
は、上記第1の端末のディスプレイに表示されたウイン
ドウの内容を上記第2の端末に転送して表示させる画面
共有制御部が設けられ、この画面共有制御部は、第1の
端末の上記ウインドウに、文字変換入力のための未確定
文字が表示されたとき、その未確定文字を含めて、上記
第2の端末に上記ウインドウの内容を転送して表示させ
ることを特徴とするリモート画面共有システム。
【0007】〈構成2〉構成1に記載のリモート画面共
有システムにおいて、上記画面共有制御部は、第1の端
末において、共有中のウインドウ上の文字変換入力のた
めの変換候補を示すドロップダウンリストが表示された
とき、そのドロップダウンリストを、上記第2の端末に
転送して表示させることを特徴とするリモート画面共有
システム。
【0008】〈構成3〉構成2に記載のリモート画面共
有システムにおいて、上記画面共有制御部は、第1の端
末において、文字変換入力のための変換候補を示すドロ
ップダウンリストが表示されたとき、第2の端末に仮想
キーボードを表示させるとともに、第2の端末に表示さ
れた仮想キーボードのいずれかのキーがクリックされた
とき、ドロップダウンリスト中の候補を選択させるため
のキーイベントを発生させることを特徴とするリモート
画面共有システム。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明によるリモート画面共有シ
ステム具体例を示すブロック図である。第1の端末1と
第2の端末2は、互いに通信ネットワーク3を介して接
続されている。第1の端末1と第2の端末2は、いずれ
も一般的なパーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等から構成される。第1の端末1のディスプレイ4に
は、ウインドウ6が表示されている。また、第2の端末
2のディスプレイ5には、ウインドウ7が表示されてい
る。第1の端末1に設けられた画面共有制御部8とウイ
ンドウ制御部9は、第1の端末1に表示されたウインド
ウ6と第2の端末2に表示されたウインドウ7の内容を
一致させる制御を実行し、いわゆるリモート画面共有シ
ステムを実現している。
【0010】各端末のハードウェア構成はよく知られた
パーソナルコンピュータ等と同様であるため、その説明
を省略するが、画面共有制御部8は、第1の端末1上で
動作するアプリケーションプログラムにより構成され
る。ウインドウ制御部9も、第1の端末1のオペレーテ
ィングシステム等と共同してウインドウ表示を制御する
プログラムにより構成される。通信ネットワーク3に
は、LAN(ローカルエリアネットワーク)や公衆回
線、専用回線、インターネット等、様々なものが利用で
きる。
【0011】次に、画面共有制御部8の動作を更に具体
的に説明する。第1の端末1に表示されたウインドウを
そのまま第2の端末2に送信して表示させるプログラム
は、従来から広く知られている。このプログラムは、第
1の端末1に表示されたウインドウ6のイメージをコピ
ーしてデータファイルにし、圧縮して通信ネットワーク
3を通じて第2の端末2に送信する。第2の端末2で
は、受信したウインドウ6のイメージをディスプレイ5
に表示し、ウインドウ7とする。第1の端末1に表示さ
れたウインドウ6のイメージを第2の端末2に送信する
タイミングは各種考えられるが、ここでは例えば次のよ
うな方法を採用する。
【0012】まず、第1の端末1を操作する際に、キー
ボードが押され、OnKeyUpイベントが検知されると、そ
のタイミングでウインドウ6に表示する文字を記憶する
フィールドに入力された文字コードを第2の端末2に送
信する。即ち、このケースでは、1文字の入力毎にその
文字コードの転送によって画面の共有を行う。また、文
字転送プログラムを起動するタイマを設定し、一定時間
おきに、フィールドに入力されている全ての文字コード
を一括して相手端末に転送するといった方法もある。後
者の場合には、第2の端末では、フィールド中の文字コ
ードを全て入れ替えるといった処理を行う。
【0013】この他に、ウインドウ全体のイメージデー
タを転送する方法がある。ウインドウの表示内容を一致
させるには、この方法が最も簡便である。文字の入力以
外にウインドウの表示内容が変化する場合もあるからで
ある。この場合、例えばOnKeyUpイベントを検知し、そ
のタイミングでウインドウのイメージデータをコピー
し、これを相手方に転送する。こうして、キー入力の度
に第1の端末と第2の端末に表示されるウインドウの内
容を一致させる。もちろん、このイメージデータ転送の
方法でも一定時間間隔で画面のイメージデータを自動的
に相手端末に転送するといった方法が考えられる。
【0014】図2に、本発明における画面共有制御部の
動作説明図を示す。この例は、例えばウインドウのイメ
ージをそっくり第1の端末から第2の端末に転送するケ
ースを示す。まず、ステップS1において、第2の端末
には何も表示されていない状態で、第1の端末にウイン
ドウ6が表示されたとする。このウインドウ6がコピー
され第2の端末に転送される(ステップS1)。次のス
テップS2において、第2の端末のウインドウ7にその
イメージがそのまま表示される。
【0015】ここで、このステップS2において、第1
の端末で「こ」という文字が1字入力されたとする。こ
の場合、第1の端末のウインドウ6がそのままコピーさ
れ、第2の端末に転送される。これによって、ステップ
S3において、文字「こ」が含まれたウインドウが表示
される。なお、この図を見てわかるように、第1の端末
では、ウインドウ6の名前の欄に仮名漢字変換のための
未確定文字が入力されている。破線のアンダーラインは
未確定文字であることを示す表示である。第2の端末へ
転送されたイメージの内容は確定しているから、破線の
アンダーラインは表示されない。
【0016】図のステップS2、S3、S4の処理によ
って、第1の端末を操作するオペレータが「こんの」と
いう文字を入力し、その後ステップS5において、これ
らの文字を漢字に変換する。従来は、ステップS1で第
1の端末1に表示された画面を第2の端末に転送し、そ
の後、第1の端末を操作するオペレータが仮名漢字変換
を終了し、ステップS5に示すウインドウ6が表示され
た後に、その内容を第2の端末に転送するようにしてい
た。
【0017】ところが、この発明では、未確定の文字を
そのつどそのまま第2の端末に順次送信する。未確定状
態であっても、第1の端末のウインドウ6のイメージを
そっくりコピーして第2の端末に送信し、そのままの内
容を第2の端末のウインドウ7に表示する。
【0018】こうすれば、第2の端末では、第1の端末
において、仮名漢字変換処理を実行する過程が、ステッ
プS2からステップS6までの間に明確に読み取れる。
従って、例えば第1の端末を操作するオペレータが仮名
漢字変換操作を誤った場合に、ステップS6の段階で、
第2の端末を使用するオペレータが第1の端末を使用す
るオペレータに対して、この漢字は違うという通知をす
る。第1の端末を操作するオペレータは、ステップS6
の段階ではまだ変換後の漢字が未確定なため、別の漢字
を選択して再度表示をさせることができる。従って、第
1の端末を操作するオペレータが改めて正しい漢字を選
択して、迅速に効率的に漢字の選択と確定ができる。
【0019】即ち、第2の端末を操作するオペレータが
仮名漢字変換確定前に漢字の選択ミスを発見することが
できるので、第1の端末を操作するオペレータは、漢字
の再変換をするだけでよく、再び図2のステップS2〜
ステップS5の処理を繰り返すといった煩雑さがなくな
る。
【0020】図3は、文字変換動作フローチャートであ
る。この図を用いて、上記の動作を順に具体的に説明す
る。まず、ステップS1において、第1の端末で共有ウ
インドウ中の文字変換入力を開始する。即ち、ここで第
1の端末を操作するオペレータが仮名漢字変換プログラ
ムを起動する。次に、ステップS2において、「こん
の」を入力する。ここで、ステップS3において、図1
に示した画面共有制御部8は、ウインドウのイメージデ
ータを取得し、ステップS4において、第2の端末に送
信する。第2の端末2では、そのイメージが表示され
る。なお、この例では、1文字ずつではなく3文字分の
入力終了後にイメージデータの転送をしている。しか
し、図2を用いた説明と同様に、これらは未確定文字で
あることに変わりはない。
【0021】次に、ステップS5において、第1の端末
で文字変換を行う。ここでは、まず例えば最初に「こん
の」が「今野」に変換される。ここで、第1の端末1の
画面共有制御部8は、ウインドウのイメージデータを取
得し、第2の端末2に送信する(ステップS6、S
7)。これによって、第2の端末2には、最初に選択さ
れた変換後の「今野」が表示される。第2の端末2を操
作するオペレータは、ここで、変換後の漢字が正しいか
どうかを音声等によって第1の端末1を操作しているオ
ペレータに通知する。もし、間違っていればステップS
8からステップS5に進み、再変換を行う。即ち、今度
は別の漢字を選択し、再び第1の端末1のウインドウ6
に表示させる。
【0022】ステップS6、S7では、これまでと同様
に、その内容を第2の端末2に転送して表示させる。こ
こで、第2の端末のオペレータが漢字の内容を了承すれ
ば、ステップS8からステップS9に進み、第1の端末
1のオペレータは、変換後の文字を確定させる。
【0023】〈具体例1の効果〉以上のように、この具
体例では、図2のステップS5において、第1の端末の
ウインドウ6に表示された「今野」という文字が未確定
の状態で、第2の端末のウインドウ7にこれを表示する
ので、選択した漢字が誤っている場合に、第1の端末の
オペレータは、そのまま別の文字を選択することがで
き、改めて平仮名から再入力を行う必要がない。第1の
端末のオペレータと第2の端末のオペレータとが互いに
視覚的に文字変換入力の過程を監視し、変換後の文字を
確定することができるので、双方共に無駄な操作が不要
になり、効率的な作業を行うことができる。
【0024】なお、図2に示した例では、仮名入力の過
程も全て第2の端末に表示し、図3の例では変換前の平
仮名を第2の端末に表示したが、少なくとも変換直後の
未確定の文字が第2の端末に表示されればよい。また、
上記の例では、第1の端末1から第2の端末2に、一方
的に共有すべきイメージ等の情報を送信する例を説明し
たが、第2の端末2の側にも同様の機能が設けられ、双
方向にデータを送信して画面を共有するようにしても差
し支えない。
【0025】〈具体例2〉上記の例では、第1の端末で
文字変換入力のための未確定文字が表示されたとき、こ
れを第2の端末に表示した。次の具体例2では、第1の
端末において、文字変換入力を行う際に変換候補を示す
ドロップダウンリストを第2の端末にも表示する。第2
の端末において、選択をすべき漢字を速やかに指定する
ことができるようにするためである。
【0026】図4に、具体例2の動作説明図を示す。図
4の右上には、第1の端末に表示されたウインドウ6と
ドロップダウンリスト11を示した。これと同一の内容
のウインドウ7が第2の端末に表示されている(ステッ
プS1)第1の端末のウインドウ6の内容は、具体例1
の場合と同様であって、ドロップダウンリスト11は、
「こんの」と文字を入力した場合の変換候補を示すもの
である。図1に示したウインドウ制御部9は、このよう
なドロップダウンリスト11を、第1の端末1のディス
プレイ4に表示する。このとき、画面共有制御部8は、
ウインドウハンドルの取得を行う(ステップS2)。こ
れによって、画面共有制御部8はドロップダウンリスト
11のイメージをコピーし、そのイメージデータを、第
2の端末に転送する(ステップS3)。
【0027】その結果、ステップS4において、第2の
端末には、ウインドウ7と共に第1の端末に表示された
ものと同一のドロップダウンリスト11が表示される。
これにより、第2の端末を操作するオペレータは、仮名
漢字変換中にリストアップされた候補をドロップダウン
リスト11によって認識できる。第2の端末を操作する
オペレータは、ドロップダウンリスト11中の正しい文
字を、例えばその番号を指定して、第1の端末を操作す
るオペレータに音声で伝える。第1の端末を操作するオ
ペレータは、これによって速やかに正しい漢字を選択
し、その内容を確定させることができる。
【0028】〈具体例2の効果〉即ち、具体例2の方法
では、変換すべき文字候補が多数あった場合に、第2の
端末を操作するオペレータが、速やかに的確に第1の端
末を操作するオペレータにその旨を伝えることが可能に
なる。
【0029】〈具体例3〉具体例2では、第1の端末1
から第2の端末2に、ドロップダウンリストを転送して
表示し、第2の端末を操作するオペレータが選択すべき
候補を指定して、例えば音声で第1の端末を操作するオ
ペレータに伝えるようにした。このとき、第2の端末を
操作するオペレータが該当する候補を直接選択すること
ができれば、より効率がよい。しかしながら、第1の端
末において起動している文字変換入力のためのプログラ
ムを、第2の端末において直接操作することは容易でな
い。
【0030】そこで、この例では、第2の端末に仮想キ
ーボードを表示し、このキーボードがあたかも第1の端
末のキーボードと同様に機能するようにし、仮想キーボ
ードを用いてドロップダウンリスト中の候補を選択する
ようにした。
【0031】図5は、具体例3の動作説明図である。図
に示すように、まずステップS1において、第1の端末
のウインドウ6と同様の内容の画面が、第2の端末のウ
インドウ7に表示される。更に、ステップS2におい
て、具体例2で説明した通り、ドロップダウンリスト1
1が第1の端末に表示される。このとき、この具体例で
は、図1に示したウインドウ制御部9が第1の端末にお
いて、ドロップダウンリスト11の表示を検出する(ス
テップS3)。そして、その検出結果が画面共有制御部
8に通知される。
【0032】画面共有制御部8は、ドロップダウンリス
ト11が表示されると、ステップS4で、そのイメージ
を第2の端末に転送すると共に、第2の端末に対する仮
想キーボード12の表示制御を行う。その結果、第2の
端末には、ステップS5において、仮想キーボード12
が表示される。この仮想キーボード12は第2の端末の
ディスプレイ上に表示され、マウス等のポインティング
デバイスを用いて数字を指定し、OKボタンをクリック
すると、その結果が第1の端末1に通知される。
【0033】即ち、第2の端末を操作するオペレータが
ドロップダウンリスト11を眺めて、文字変換入力のた
めの変換候補のうち適当なものを選択する。そして、そ
の文字に該当する数字を仮想キーボード12を用いて入
力する。この数字が第1の端末1に通知されると、これ
が第1の端末1の画面共有制御部8を通じてキーイベン
トとして認識される。即ち、このステップS6におい
て、第1の端末のキーボードを操作したのと全く同一の
信号が生成されて、第1の端末のオペレーティングシス
テムに認識される。
【0034】これによって、丁度第1の端末のキーボー
ドを操作して、ドロップダウンリスト中の適切な文字を
選択したのと同様の処理が実行される(ステップS
7)。即ち、第2の端末を操作するオペレータが、あた
かも第1の端末のキーボードを操作して変換候補を選択
したのと同様の処理が、これによって実現される。
【0035】なお、仮想キーボードの表示制御は、第1
の端末に設けられた画面共有制御部が行ってもよいし、
第2の端末にインストールされた仮想キーボード制御用
のアプリケーションプログラムが画面共有制御部によっ
て起動され、仮想キーボードを表示するようにしてもよ
い。
【0036】図6には、上記のような具体例3の動作フ
ローチャートを示す。まず、ステップS1において、第
1の端末に変換候補選択のためのドロップダウンリスト
が表示される。ここまでの処理は具体例2と同様であ
る。次に、ステップS2において、ドロップダウンリス
トの表示検出と、そのイメージデータの転送が行われ
る。ステップS3で、第2の端末では、ドロップダウン
リスト共に仮想キーボードを表示する制御が行われる。
【0037】そして、ステップS4において、第2の端
末に仮想キーボードが表示され、第2の端末のオペレー
タは、ステップS5において、該当するキーをマウス等
のポインティングデバイスを用いてクリックする。第2
の端末では、このクリックイベントを元に、第1の端末
に対しクリックされたキーの番号を含む情報を送信す
る。第1の端末では、これを受信すると、第1の端末の
キーボードが操作されたのと全く同様のキーイベントを
発生し、これによってドロップダウンリストの該当する
変換候補が選択される。
【0038】その後、ステップS8において、選択され
た文字が表示される。即ち、第1の端末のオペレータが
漢字変換処理をしなくても、第2の端末のオペレータの
操作によって必要な漢字の選択が終了する。従って、具
体例2の場合よりも、より一層円滑に変換候補の選択と
文字の確定が可能になる。
【0039】以上のようなシステムは、例えば次のよう
なケースに利用できる。まず、第1の端末を操作するオ
ペレータが、一定のフォーマットに従って自己の名前や
住所等を含むデータを入力する作業を開始する。このと
き、第2の端末を操作するオペレータは、第1の端末を
操作するオペレータの操作内容を共有画面を見ながら監
視する。そして、例えば第1の端末を操作するオペレー
タが人名漢字の選択に迷った場合等に、第2の端末を操
作するオペレータがこれを補助する。
【0040】また、別のケースでは、第1の端末を操作
するオペレータは、第2の端末を操作するオペレータに
音声等で話しかけながら必要な情報を聞き出し、データ
の入力作業を行う。第1の端末を操作するオペレータが
主体的にデータ入力を行い、例えば第2の端末を操作す
るオペレータに対し不明な人名漢字等を問い合わせる。
そして、必要に応じて第2の端末を操作するオペレータ
に漢字を選択させる。このようにして、第1の端末を操
作するオペレータが第2の端末を操作するオペレータと
会話をしながら必要なデータを完成させる。
【0041】また、上記のシステムを遠隔教育に利用す
ることができる。例えば、第1の端末を操作する教師が
平仮名を入力し、漢字が未確定の状態でドロップダウン
リストを第2の端末を操作する生徒に示す。生徒は、そ
のドロップダウンリストを見て、自分が正しいと思う漢
字を選択する。第1の端末を操作する教師は、生徒の選
択が誤っていれば、その旨を音声等で伝え、正しく選択
した漢字を生徒に示す。
【0042】さらに、例えば金融窓口業務を自動化する
場合には、顧客が端末を操作して、自分の名前や住所等
を入力する必要がある。しかしながら、必ずしも端末操
作に熟知していない顧客も少なくない。こうした場合、
顧客は端末操作がうまくいかず、時間の浪費につなが
り、障害の発生する原因にもなる。
【0043】これを回避するために、顧客が操作する端
末とネットワークを通じて遠隔地で顧客の操作を監視す
るオペレータの端末とが画面の共有を行う。そして、例
えば顧客は自分の名前をマイクでオペレータに伝え、オ
ペレータは顧客の名前をキーボードを用いて入力する。
そして、その変換結果を顧客に表示する。このとき、そ
の変換結果は未確定文字のままとする。
【0044】顧客が別の文字を要求した場合には、顧客
に対してドロップダウンリストを表示し、どの漢字かを
選択してもらう。このときも、音声によって顧客がオペ
レータに選択する文字を伝えるよりも、番号によってオ
ペレータに選択文字を伝える方が正確に伝わる。オペレ
ータは、その顧客の要求に従って該当する文字を選択す
る。未確定状態であるから、何度も選択する漢字を切り
替えることができる。即ち、再入力を必要としない。
【0045】また、具体例3によれば、顧客の端末に上
記のような仮想キーボードを表示し、顧客に漢字を選択
してもらう。これにより、より正確に該当する漢字が選
択される。また、簡単な操作であっても、端末の操作を
顧客が行うことによって、顧客が端末の操作に興味を示
し、操作に慣れ、その後、オペレータの補助無しに端末
を操作することが可能になるといった効果もある。
【0046】〈具体例3の効果〉以上のように、本発明
のシステムを用いれば、様々な条件で通信ネットワーク
によって接続された2台の端末を操作するオペレータ同
士が、互いに協力して仮名漢字変換等の文字変換処理を
実行することが可能になる。なお、上記の例では、日本
語による仮名漢字変換処理を説明したが、いずれの具体
例も例えば中国語、その他の言語の変換処理に同様に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリモート画面共有システムのブロ
ック図である。
【図2】画面共有制御部の動作説明図である。
【図3】文字変換動作フローチャートである。
【図4】具体例2の動作説明図である。
【図5】具体例3の動作説明図である。
【図6】具体例3の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 第1の端末 2 第2の端末 3 通信ネットワーク 4,5 ディスプレイ 6,7 ウインドウ 8 画面共有制御部 9 ウインドウ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 19/00 G06F 15/20 564P 5E501 H04N 7/15 630 596A 15/30 320 Fターム(参考) 5B009 KA00 MA11 RB04 VC04 5B055 PA32 5B069 KA02 5B089 HA01 HA06 HA10 JA16 JB01 KA03 LB01 LB04 LB14 5C064 AA02 AA06 AC05 AC12 AD08 5E501 AA02 BA05 CA02 CB02 CC06 EA05 EA10 EB13 EB19 FA05 FA06 FA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに通信ネットワークを介して接続さ
    れた第1の端末と第2の端末とから成り、 前記第1の端末には、前記第1の端末のディスプレイに
    表示されたウインドウの内容を前記第2の端末に転送し
    て表示させる画面共有制御部が設けられ、 この画面共有制御部は、第1の端末の前記ウインドウ
    に、文字変換入力のための未確定文字が表示されたと
    き、その未確定文字を含めて、前記第2の端末に前記ウ
    インドウの内容を転送して表示させることを特徴とする
    リモート画面共有システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリモート画面共有シス
    テムにおいて、 前記画面共有制御部は、第1の端末において、共有中の
    ウインドウ上の文字変換入力のための変換候補を示すド
    ロップダウンリストが表示されたとき、そのドロップダ
    ウンリストを、前記第2の端末に転送して表示させるこ
    とを特徴とするリモート画面共有システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリモート画面共有シス
    テムにおいて、 前記画面共有制御部は、 第1の端末において、文字変換入力のための変換候補を
    示すドロップダウンリストが表示されたとき、第2の端
    末に仮想キーボードを表示させるとともに、第2の端末
    に表示された仮想キーボードのいずれかのキーがクリッ
    クされたとき、ドロップダウンリスト中の候補を選択さ
    せるためのキーイベントを発生させることを特徴とする
    リモート画面共有システム。
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