[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001086954A - 健康飲食品 - Google Patents

健康飲食品

Info

Publication number
JP2001086954A
JP2001086954A JP26579499A JP26579499A JP2001086954A JP 2001086954 A JP2001086954 A JP 2001086954A JP 26579499 A JP26579499 A JP 26579499A JP 26579499 A JP26579499 A JP 26579499A JP 2001086954 A JP2001086954 A JP 2001086954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
health
sugar
sugar cane
flavor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26579499A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Aoki
亮 青木
Tatsuyuki Kudo
辰幸 工藤
Takeo Shimizu
健夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Yakult Honsha Co Ltd
Mitsui DM Sugar Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Yakult Honsha Co Ltd
Mitsui Sugar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd, Yakult Honsha Co Ltd, Mitsui Sugar Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP26579499A priority Critical patent/JP2001086954A/ja
Publication of JP2001086954A publication Critical patent/JP2001086954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 不快臭味を有するアガリクス、エノキダ
ケ、オタネニンジン、サンシチニンジン、クロレラ、シ
ロマイタケ、ハンビ、プロポリス、マイタケ、ヤマブシ
タケから選ばれる生薬素材、ビタミン類及びカルシウ
ム、マグネシウム、鉄及び亜鉛から選ばれるミネラル類
から選ばれる1種又は2種以上並びに甘蔗由来の抽出物
を含有することを特徴とする健康飲食品。 【効果】 生薬素材等の不快臭味がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不快臭味を有する健
康素材を含有する風味の優れた健康飲食品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、健康への関心の高まりから、各種
の機能性食品が要望されており、その素材としては各種
の生薬、ビタミン類、ミネラル類が使用されることが多
い。しかしながら、これらの生薬素材、ビタミン類、ミ
ネラル類のうち不快臭味を有するものは、その不快臭味
が食品への使用の妨げとなっている。
【0003】ここでいう不快臭味とは、不快臭味を有す
る生薬素材、ビタミン類又はミネラル類(以下単に健康
素材と記載する)、すなわち、炭化水素系化合物、アル
コール系化合物、エーテル系化合物、カルボン酸系化合
物、脂肪酸系化合物、テルペン系化合物、芳香族系化合
物、ラクトン類、フラン誘導体などの有機化合物やその
他の無機塩類などによる、特有の不快な臭気や呈味を指
す。より具体的にはアルコール系化合物などが有する揮
発臭、硫化物などが有する硫黄臭やアンモニア、アセト
アルデヒドなどが有する刺激臭、ギ酸、プロピオン酸、
酪酸などが有する腐敗臭、クロロフィル類、イソチオシ
アネート類などが有する青臭み、アルカロイド類、サポ
ニン類などが有する苦味、カルシウム、マグネシウム無
機塩類などが有する苦味などをいう。
【0004】このような不快臭味を防止し、健康素材含
有食品の風味改善を図るため、各種の呈味改善剤、消臭
剤を添加することが提案されている。しかしながら、サ
イクロデキストリン、ショ糖などの既知の各種呈味改善
剤、消臭剤を添加しても満足の行く不快臭味の抑制効果
は得られなかった。
【0005】一方、食品用途の新たな消臭物質として、
特開平10−151182号には甘蔗由来の抽出物、す
なわち甘蔗汁及び甘蔗由来の製糖蜜をカラムクロマトグ
ラフィーで処理して得られる画分が開示されている。こ
のものは、魚臭などへの優れたマスキング効果などを有
することが知られており、また、特開平11−1555
16号には、野菜や豆の臭気の低減効果も開示されてい
る。
【0006】しかしながら、これら公報には、上記健康
素材等の不快臭味低減については何ら記載されていな
い。
【0007】また、健康素材を含有する健康食品の不快
臭味を抑制する方法として、特開平9−110708号
公報には滋養強壮用生薬の苦味、服用感の悪さを特定量
のステビアを添加することで抑制する技術が、特開平5
−4921号公報にはアミノ酸とアップル系香料を配合
することでビタミンBの風味を改善する技術が、特開平
10−167988号公報にはメープルフレーバーを添
加することでビタミンB1等の苦味を抑制する技術がそ
れぞれ開示されている。このように、健康素材を特定の
素材でマスキングすることで、健康素材が本来的に有し
ている上記の異臭などはある程度防げるものの、その効
果は必ずしも満足できるものとはいえない。
【0008】このように、従来の方法では、健康素材の
不快臭味を十分に低減するものは存しなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、健康素材の不快臭味を抑制し、風味の優れた健康素
材を含有する健康食品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる実状に鑑み本発明
者は鋭意研究を行った結果、各種呈味改善剤等を用いて
も十分抑制することができなかった健康素材の不快臭味
が甘蔗由来の抽出物を添加することにより十分に防止で
き、更に風味が顕著に改善された健康飲食品が得られる
ことを見出し本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、不快臭味を有する生
薬素材、ビタミン類及びミネラル類から選ばれる1種又
は2種以上並びに甘蔗由来の抽出物を含有することを特
徴とする健康飲食品を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で用いる健康素材のうち、
生薬素材としては、揮発臭や苦味等の不快臭味を有する
ものであれば特に限定されない。具体的には次のものが
挙げられ、これらは1種でも2種以上を組み合せて用い
てもよい。アガリクス(カワリハラタケ、ヒメマツタ
ケ、セイヨウマツタケ)、アキョウ、アメリカニンジ
ン、アロエ、イチョウ葉、インヨウカク、エキナセア、
エノキタケ、オタネニンジン、オキギリソウ、カイクジ
ン、カキ肉、ガルシニアカンボジア、キダチアロエ、キ
ャッツクロー、ギョウジャニンニク、グアバ葉、クコヨ
ウ、クマザサ、グルコサミン、クロレラ、クロロフィ
ル、ゲンチアナ、ゴウカイ、サンシチニンジン、シベッ
ト、ジャコウ、シリマリン(マリアアザミ)、ジリュ
ウ、シロマイタケ、スピルリナ、セイヨウオトギリソ
ウ、チクセツニンジン、トウチュウカソウ、ドクダミ、
トチバニンジン、トチュウ、トチュウ葉、トナカイ角、
ナメコ、ニガウリ、ニンニク、ノコギリヤシ、ハタケシ
メジ、ハブ、バレリアン、ハンピ、ヒラタケ、ブナシメ
ジ、マイタケ、マッシュルーム、ムイラブアマ、モズ
ク、ヤマブシタケ、ヨモギ、ラフマ茶、ローヤルゼリ
ー、ロクジョウ、柿葉、核酸、酵母、蕃果
【0013】就中、アガリクス、エノキタケ、オタネニ
ンジン、サンシチニンジン、クロレラ、シロマイタケ、
ハンピ、プロポリス、マイタケ、ヤマブシタケ、ローヤ
ルゼリー、アメリカニンジン、エキナセア、カキ肉、ク
マザサ、ゲンチアナ、セイヨウオトギリソウ、チクセツ
ニンジン、トウチュウカソウ、ドクダミ、トチバニンジ
ン、ナメコ、ノコギリヤシ、ハタケシメジ、ヒラタケ、
ブナシメジ、マッシュルーム又は酵母が本発明の不快臭
味抑制効果の点で好ましく、特にアガリクス、エノキタ
ケ、オタネニンジン、サンシチニンジン、クロレラ、シ
ロマイタケ、ハンピ、プロポリス、マイタケ、ヤマブシ
タケ又はローヤルゼリーが好ましい。
【0014】不快臭味を有するビタミン類とは具体的に
は、ビタミンB1類などが挙げられ、これらのビタミン
類は、1種又は2種以上を使用できる。ビタミンB1
としては、例えば、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、
ジベンゾイルチアミン塩酸塩、チアミンナフタレン−
1,5−ジスルホン酸塩、ビスベンチアミン、チアミン
プロピルジスルフィド、チアミンテトラヒドロフルフリ
ルジスルフィド(フルスルチアミン)、チアミン−8
(メチル−6−アセチルジヒドロチオクテート)ジスル
フィド及びそれらの塩(例えば塩酸塩など)、チアミン
ジスルフィド、チアミンモノフォスフェートジスルフィ
ド、O,S−ジカルベトキシチアミン及びそれらの異性
体などが挙げられる。就中、チアミン塩酸塩、チアミン
硝酸塩、ジベンゾイルチアミン塩酸塩、チアミンナフタ
レン−1,5−ジスルホン酸塩が、硫黄臭等の不快臭が
抑制され、好ましい。
【0015】また、本発明で用いる甘蔗抽出物は、ビタ
ミンB1類とアスコルビン酸、アスコルビン酸の無機塩
(例えばアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カ
リウムなどのアスコルビン酸のアルカリ金属塩、アスコ
ルビン酸カルシウム、アスコルビン酸マグネシウムなど
のアスコルビン酸のアルカリ土類金属塩、アスコルビン
酸アンモニウムなど)、アスコルビン酸の有機塩(例え
ば、アルギニン塩、ヒスチジン塩、トリエタノールアミ
ン塩、メグルミン塩など)等のビタミンCとを併用した
場合に生じる特異な不快臭味をも抑制することができ
る。
【0016】本発明のミネラル類として、具体的には、
クエン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グル
コン酸カルシウム、パントテン酸カルシウム、ピロリン
酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩化カルシウム、水
酸化カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、硫
酸カルシウム等のカルシウム化合物;塩化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム等のマグネシ
ウム化合物;クエン酸鉄ナトリウム、クエン酸鉄、クエ
ン酸鉄アンモニウム、グルコン酸鉄、ピロリン酸鉄、塩
化鉄、乳酸鉄、硫酸鉄等の鉄化合物;グルコン酸亜鉛、
硫酸亜鉛、塩化亜鉛等の亜鉛化合物等や、その他カリウ
ム、クロム、ゲルマニウム、コバルト、セレニウム、バ
ナジウム、フッ素、マンガン、モリブテン、ヨウ素、リ
ン、銅及びこれらの化合物が挙げられる。就中、カルシ
ウム、マグネシウム、鉄及び亜鉛は、甘蔗抽出物によ
り、特にその不快臭味が抑制されるため好ましい。
【0017】上記の種々の健康素材は、1種でも2種以
上を組み合せて用いてもよく、また配合量は目的に応じ
て適宜決定すればよいが、一般的に、生薬の配合割合
は、飲料の場合0.1〜10重量%、固形状食品の場合
1〜90重量%が好適である。またビタミン類の割合
は、飲料の場合0.001〜1重量%、固形状食品の場
合0.01〜10重量%が好適である。またミネラル類
の割合は、飲料の場合0.001〜1重量%、固形状食
品の場合0.01〜50重量%が好適である。これらは
この配合量の下限以下だと効能が期待できず、この配合
量の上限以上だと沈殿が生じるなど成分の安定性が悪く
なったり、過剰摂取などの問題が起きやすくなるためで
ある。
【0018】本発明の健康飲食品には、任意成分として
上記以外の生薬抽出物やビタミン類等様々な食品素材を
添加することも可能である。このような食品素材のうち
生薬類としては次のものが挙げられる。
【0019】アイギョクシ、アイスランド苔、アカザ、
アカツメクサ、アカメガシワ、アキノキリンソウ、ア
サ、アサツキ、アシタバ葉、アズキ、アセロラ、アセン
ヤク、アッサム茶、アニス実、アボガド、アマチャ、ア
マチャヅル、アマランサス、アミガサタケ、アミタケ、
アラメ、アルテア根、アルファルファ、アワビタケ、ア
ンゲリカ根、アンズタケ、アントシアニン、イグチ、イ
コサペント酸、イズイ、イタドリ、イチイ、イチイヨ
ウ、イチジク、イッポンシメジ、イナゴマメ、イヌハッ
カ、イノンド、イボタケ、イラクサ属植物、イレイセ
ン、イワタケ、イワタバコ、インゲンマメ、インチンコ
ウ、ウイキョウ、ウコン、ウスベニアオイ、ウチワサボ
テン属植物、ウチワヤシ、ウド、ウメ、ウヤク、ウラジ
ロガシ、ウラベニホテイシメジ、ウワウルシ、エイジ
ツ、エストラゴン、エゾウコギ、エブリコ(クハクテ
イ)、エリンギ(ゴールデンシメジ)、エルダーベリ
ー、エンゴサク、エンメイソウ、オウギ、オウゴン、オ
ウセイ、オウバク、オウヒ、オウレン、オオバコ、オオ
ムギ、オカヒジキ、オドリコソウ、オリーブ油、オリー
ブ葉、オンジ、カイカ、カイガラタケ、カイコウズ、ガ
イハク、ガイヨウ、カゴソウ、カシグルミ、カシュウ、
ガジュツ、カスカラサグラダ、カッコウ、カッコン、カ
ノコソウ、カフェイン、カボチャ種子、カミツレ、カモ
ミール、カラクサケマン、ガラナ、ガルシニア、カロコ
ン、カロニン、カワラタケ、カンキョウニン、カンゾ
ウ、カントウカ、カントウヨウ、キキョウ、キクイモ、
キクカ、キクニガナ、キクラゲ、キコブタケ、キササ
ゲ、キサンチン、キダチハッカ、キチン・キトサン、キ
ナ、キヌア、キヌガサタケ、ギムネマシルベスタ、キャ
ッサバ、キョウニン、キンカン、キンギンカ、キンセン
カ、キンゼンカ(セミタク)ギンナン、クガイ、クコ
シ、クジン、クズ、クチナシ、グックル、クマツヅラ、
クミスクチン、クミン実、クランベリー、クリタケ、グ
ルコマンナン、グルタチオン、グルテン、クルマバソ
ウ、グレープフルーツ、クロカワ、クログルミ、クロス
グリ、ケイガイ、ケイヒ、ケール、ケシボウズタケ、ゲ
ッケイジュ、ゲッケイヨウ、ケツメイシ、ケフィア、ケ
ルプ、ケンゴシ、ゲンノウショウコ、コウケイテン、コ
ウブシ、コウボク、コウホン、ゴオウ、コオウレン、コ
ーヒーノキ、ゴールデンシール、ゴカヒ、コケモモ、コ
ケモモ葉、ゴシツ、ゴシュユ、コショウ、コズイシ、コ
ツブタケ、ゴバイシ、コブラ、ゴボウ、ゴボウシ、ゴ
マ、ゴマ油、ゴミシ、コメデンプン、コラーゲン、ゴレ
ンシ、コロハ、コロンボ、コンズランゴ、コンセンダン
グサ、コンドロイチン、コンブ、コンフリー、サイコ、
サイシン、サキョウ、サクラシメジ、ザクロ、ササクレ
ヒトヨタケ、サトウダイコン、サフラン、サヨウ(オシ
ャグジタケ)、サルノコシカケ、サルビア葉、サンキラ
イ、サンゴ、サンゴ草、サンザシ、サンシシ、サンシュ
ユ、サンショウ、サンズコン、サンソウニン、サンナ、
サンペンズ、サンヤク末、ジオウ、シオン、ジギタリ
ス、シコクビエ、ジコッビ、シコン、シジミ、シソヨ
ウ、シタン、シツリシ、シテイ、シマトウガラシ、シメ
ジ、シモフリシメジ、シャクヤク、ジャショウシ、シャ
ジン、シャゼンシ、シャゼンソウ、ジャワナガコショ
ウ、シュクシャ、ショウキョウ、ダイオウ、ダイズ、タ
イソウ、ダイフクヒ、タウリン、タクシャ、タケ類、タ
チジャコウソウ、タヒボ、タマゴタケ、タマリンド、タ
モギタケ、タラノキ、タンジン、タンチクヨウ、チシマ
ザサ、チチタケ、チモ、チャ、チャーガ(カバノアナタ
ケ)、チャダイゴケ、チャボトケソウ、チュ、チョウ
ジ、チョウセンアザミ、チョウトウコウ、チョレイ(チ
ョレイマイタケ)、チンジュ、チンピ、ツチグリ、ツバ
キ、ツボクサ、ツルコケモモ、ツルナ、デュナリエラ、
テングサ、トウガラシ、トウキ、トウキビ、トウキンセ
ンカ、トウジン、トウヒ、トウモロコシ油、トケイソ
ウ、トシシ、トショウジツ、トチノキ、ドッグローズ、
トマト、ドモッコウ、トリュフ(セイヨウショウロ)、
トルマリン、ナタネ油、ナツメヤシ、ナラタケ、ナンシ
ョウヤマイモ、ナンテンジツ、ナンバンゲ、ニオウシメ
ジ、ニガキ、ショウソク、ショウブコン、ショウマ、シ
ョウロ、シラカバ、シロキクラゲ、シンイ、スエヒロタ
ケ、スギナ、スクアレン、スグリ、スッポン、スッポン
タケ、ステビア、ストローブ、スリムアマランス、ゼア
キサンチン、セイコウ、セイヨウアカネ、セイヨウエビ
ラハギ、セイヨウイチゴ、セイヨウサンザシ実、セイヨ
ウサンザシ葉、セイヨウシロヤナギ、セイヨウスモモ、
セイヨウタンポポ、セイヨウトチノキ、セイヨウナツユ
キソウ、セイヨウニワトコ、セイヨウノコギリ草、セイ
ヨウハッカ、セイヨウヒメスノキ、セイヨウミザクラ、
セイヨウヤドリギ、セキショウコン、セキショウズ、セ
キナンヨウ、セッコク、セッコツボク、セネガ、セラミ
ド、セルビウム草、センキュウ、ゼンコ、センコツ、セ
ンソ、センソウ、ゼンタイ、センタウリウム草、セン
ナ、センブクカ、センブリ、センボウ、ソウジシ、ソウ
ジュツ、ソウハクヒ、ソウヨウ、ソバ、ソボク、ダイウ
イキョウ、ニクジュヨウ、ニクズク、ニョテイ、ニンギ
ョウタケ、ニンジン油、ニンドウ、ヌメリスギタケ、バ
イキセイ(コフキサルノコシカケ)、バイモ、ハクヒシ
ョウ、バクモンドウ、ハコベ、ハス、ハス葉、パセリ、
ハチミツ、ハックルベリー、ハツタケ、ハトムギ、バナ
バ、ハナビラタケ、ハナヤスリタケ、パパイヤ、ハハコ
グサ、ハブソウ、ハマナス、ハマボウフウ、パラミツ、
ハンゲ、バンジロウ、ハンダイカイ、ヒアルロン酸、ビ
ート、ヒシノミ、ヒソップ、ヒダハタケ、ヒバマタ、ビ
フィズス菌、ヒマワリ油、ヒメウイキョウ、ビャクジュ
ツ、ヒル、ビルベリー、ビロウドモウズイカ、ビワ葉、
ビンロウジ、フィクスインディカ、プーアル茶、フコイ
ンダン、フキタンポポ、フクボンシ、ブクリョウ(マツ
ホド)、フクロタケ、ブシ、フジチャ、ブシュカン、ブ
ッコ葉、ブドウ種子抽出物、ブナハリタケ、フラングラ
皮、プランタゴ・オバタ、ブルーベリー、プルーン、ブ
ンタン、ベニタケ、ベニバナ、ベニバナ油、ヘラオオバ
コ、ヘラドンナ、ベルノキ、ボウイ、ホウキタケ、ボウ
フウ、ホコウエイコン、ホコリタケ、ボダイジュミツ、
ボタンピ、ホップ、ホミカ、ボラージ、ボラージ油、ポ
リフェノール、ボルド葉、ボレイ、ホンシメジ、マオ
ウ、マコモ、マツタケ、マツノミ、マテ、マヨラナ、マ
ンゴー、マンダリン、ミチヤナギ、ミドリイガイ、ムキ
タケ、メグスリノキ、メシマコブ、メボウキ、メマツヨ
イグサ、メリッサ、メロン、メンジツ油、モクゾウ、モ
クツウ、モクテンリョウ、モッカ、モッコウ、モロヘイ
ヤ、モンケイ、ヤーコン、ヤクモソウ、ヤシ油、ヤナギ
マツタケ、ヤナ茶、ヤハズツノマタ、ヤマゴボウ、ヤマ
ノイモ類、ヤマブドウ、ユウガオ、ユーカリ葉、ユウタ
ン、ユズ、ユッカ、ユリ、ヨウテイ、ヨモギギク、ライ
ガン(ライガンキン)、ラカンカ、ラタニア、ラッカセ
イ、ラパコ茶、ラベンダー、リコペン、リュウガンニ
ク、リュウタン、リョウキョウ、リンゴ酢、ルイボス
茶、ルテイン、ルリヂシャ、レイシ(マンネンタケ)、
レバー、レモングラス、レンセンソウ、レンヨウ、ロー
ズヒップ、ローズマリー、ローマカミツレ、ロベリア、
ロベージ、ワイルドレタス、ワカメ、ワサビダイコン、
ワレリア根、黄妃茶、海草類、月見草油、玄米胚芽、玄
米胚芽油、紅麹、骨粉、山芋根、小麦胚芽、小麦胚芽
油、松樹皮抽出物、松葉、植物性酵素・果汁酵素、真珠
粉末、藻塩、大豆レシチン、大豆油、動物の胆汁・胆
嚢、乳酸菌、馬鈴薯澱粉、八ツ目ウナギ、卵黄レシチ
ン、卵黄油、茘枝、蝸牛末
【0020】その他、前記ビタミンC類やリボフラビ
ン、リン酸リボフラビン及びその塩類、フラビンアデニ
ジンヌクレオチド、酪酸リボフラビンなどのビタミンB
2類;ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミ
ン、リン酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール、リン
酸ピリドキサミン及びそれらの塩類などのビタミンB6
類;コバラミン、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラ
ミン、酢酸ヒドロキソコバラミン、メコバラミンなどの
ビタミンB12類;ニコチン酸及びその塩、ニコチンアミ
ド、パントテン酸及びその塩類、パンテノール、パンテ
チン、葉酸及びその塩類;ビオチン、エトレチナート、
ビタミンA油、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノー
ル、肝油などのビタミンA類;コレカルシフェロール、
エルゴカルシフェロール、ジヒドロカルシフェロール、
ジヒドロタキステロール、アルファカルシドール、カル
シトリオールなどのビタミンD類;α−トコフェロー
ル、コハク酸トコフェロールカルシウム、酢酸トコフェ
ロール、ニコチン酸トコフェロールなどのビタミンE
類;フィトナジオン、メナテレインなどのビタミンK類
などが挙げられる。
【0021】上記任意成分は、1種でも2種以上を組み
合せて用いてもよく、配合量は、目的に応じて適宜決定
すればよい。
【0022】本発明において、「甘蔗由来の抽出物」と
は、甘蔗汁、甘蔗の溶媒抽出液、及び甘蔗由来の糖蜜か
ら選ばれた原料を、カラムクロマトグラフィーで処理し
て得られる画分をいう。より具体的な例としては、甘蔗
汁、甘蔗の溶媒抽出液、及び甘蔗由来の糖蜜から選ばれ
る原料を、固定担体としての合成吸着剤を充填したカラ
ムに通し、該合成吸着剤に吸着した成分を、水、メタノ
ール及びエタノールから選ばれる1種又は2種以上の溶
媒で溶出させて得られた画分が挙げられる。
【0023】本発明において、「甘蔗汁」という語は、
甘蔗(サトウキビ)を圧搾して得られる圧搾汁、甘蔗を
浸出して得られる浸出汁、又は原糖製造工場における石
灰処理した清浄汁、濃縮汁を包含する。本発明における
「甘蔗の溶媒抽出液」とは、甘蔗を汎用の有機溶媒で抽
出した抽出液を濃縮、乾固後、水に再溶解した抽出液等
を意味する。そのような抽出溶媒としては、例えばメタ
ノール、エタノール等のアルコール類;アセトン等のケ
トン類;酢酸メチル、酢酸エチル等の酢酸エステル類が
挙げられ、これらを単独でも組み合わせて使用してもよ
い。更に、これらの溶媒と水を組み合わせて使用しても
良い。
【0024】また、「甘蔗由来の糖蜜」は、結晶化工程
で得られた砂糖と母液の混合物を遠心分離にかけ、砂糖
結晶と分離して得られる振蜜を意味し、例えば原糖製造
工場における1番蜜、2番蜜、原糖廃蜜、及び精製糖製
造工場における洗糖蜜、1〜7番蜜、精糖廃蜜等が挙げ
られる。
【0025】甘蔗汁、甘蔗の溶媒抽出液、及び甘蔗由来
の糖蜜から選ばれた原料は、そのまま、又は水で任意の
濃度に調整した後、固定担体を充填したカラムで処理す
る。なお、該処理前に異物除去のために、上記の原料を
濾過又は遠心分離することが好ましい。濾過手段は特に
限定されず、食品工業で広く使用されているスクリーン
濾過、珪藻土濾過、精密濾過、限外濾過等により行うこ
とができる。
【0026】カラムに充填する固定担体としては、合成
吸着剤が好ましい。合成吸着剤としては、有機系樹脂が
挙げられ、これには例えば、芳香族系樹脂、アクリル酸
系メタクリル樹脂、アクリロニトリル脂肪族系樹脂等が
挙げられる。このうち、より好ましくは芳香族系樹脂で
あり、これには無置換基型及び置換基型樹脂がある。こ
のうち、好ましいものは、無置換基型の芳香族系樹脂で
ある。無置換基型芳香族系樹脂としては、特殊処理を施
した芳香族系樹脂などの多孔性樹脂及び無処理の樹脂が
挙げられ、また置換基型芳香族系樹脂としては、疎水性
基を導入した芳香族系修飾型樹脂が挙げられる。これら
の合成吸着剤は市販されており、例えばダイヤイオン
(商標)系としてHP−10、HP−20、HP−2
1、HP−30、HP−40、HP−50(以上無置換
基型の芳香族系樹脂、いずれも商品名、三菱化学株式会
社製);SP−825、SP−800、SP−850、
SP−875(以上無置換基に特殊処理を施した芳香族
系樹脂、いずれも商品名、三菱化学株式会社製);SP
−900(芳香族系樹脂、商品名、三菱化学株式会社
製);アンバーライト(商標)系としてXAD−2、X
AD−4、XAD−16、XAD−2000(以上芳香
族系樹脂、いずれも商品名、株式会社オルガノ製);ダ
イヤイオン(商標)系としてSP−205、SP−20
6、SP−207(以上疎水性置換基を有する芳香族系
樹脂、いずれも商品名、三菱化学株式会社製);HP−
2MG、EX−0021(以上疎水製置換基を有する芳
香族系樹脂、いずれも商品名、三菱化学株式会社製);
アンバーライト(商標)系としてXAD−7、XAD−
8(以上アクリル酸系エステル樹脂、いずれも商品名、
株式会社オルガノ製);ダイヤイオン(商標)系として
HP1MG、HP2MG(以上アクリル酸系メタクリル
樹脂、いずれも商品名、三菱化学株式会社製);セファ
デックス(商標)系としてLH20、LH60(以上架
橋デキストランの誘導体、いずれも商品名、アマシャム
ファルマシア バイオテク株式会社製)等が挙げられ
る。中でもSP−850が特に好ましい。
【0027】固定担体の量は、カラムの大きさ、溶媒の
種類、固定担体の種類等によって適宜決定すればよい
が、原料(甘蔗汁、甘蔗の溶媒抽出液、及び甘蔗由来の
糖蜜から選ばれる)の固形分に対して、0.01〜5倍
湿潤体積量が好ましい。
【0028】原料(甘蔗汁、甘蔗の溶媒抽出液、及び甘
蔗由来の糖蜜から選ばれる)を上記カラムに通すことに
より、原料中の不快臭味低減効果を有する成分は固定担
体に吸着され、糖類及び無機塩類の大部分がそのまま流
出して除去される。
【0029】固定担体に吸着された成分は、溶媒により
溶出する。ここで、不快臭味低減活性を有する成分を効
率良く溶出するには、その前に残留する糖類や塩類等を
水洗により十分に洗い流すことが好ましい。これにより
吸着されている目的とする不快臭味低減物質をより効率
よく回収することができる。溶出溶媒は、水、メタノー
ル及びエタノールから選ばれる1種又は2種以上であ
り、水とアルコールとの混合溶媒、特にエタノール−水
混合溶媒が好ましく、更に、室温において効率よく目的
とする不快臭味低減物質を溶出するためには50/50
〜60/40(体積/体積)エタノール−水混合溶媒が
好ましい。また、カラム温度を上げることにより、エタ
ノール−水混合溶媒のエタノール混合比を減らすことが
できる。この場合、カラム内は常圧もしくは加圧された
状態である。流出速度はカラムの大きさ、溶媒の種類、
固定担体の種類等によって変化するので適宜決定すれば
よいが、SV=0.1〜10が好ましい。なお、SV
(Space Velocityの略)は、空間速度の
ことで、1時間あたりの樹脂容積の何倍量を通液するか
という単位である。
【0030】前記不快臭味低減物質は、好ましくは次の
ようにして得ることができる。すなわち、原料の固形分
に対して、0.01〜5倍湿潤体積量の無置換基型の芳
香族系樹脂を充填したカラムに、カラム温度60〜97
℃にて原料を通液した後、カラム内を水洗し、次いでカ
ラムに吸着された成分を、カラム温度20〜40℃にて
50/50〜60/40(体積/体積)エタノール−水
混合溶媒で溶出させ、エタノール−水混合溶媒での溶出
開始時点から集めた溶出液の量が前記樹脂の4倍湿潤体
積量以内に溶出する画分を回収する。
【0031】かくして回収された画分(不快臭味低減活
性を有する)を集め、慣用の手段(減圧下での溶媒留
去、凍結乾燥等)により濃縮して、不快臭味低減物質す
なわち、甘蔗由来の抽出物を得ることができる。このよ
うにして得られた不快臭味低減物質は、固形分60%以
上に濃縮した液状又は粉末状で保存することができる。
保存は、特に液状の場合、冷蔵保存が好ましい。
【0032】本発明の健康素材を含有する健康飲食品に
おいて、甘蔗由来の抽出物の配合量は特に限定されない
が、最終製品全量に対して10ppm〜100ppmが好まし
く、特に30ppm〜50ppmが好ましい。10ppm未満で
は不快臭味の抑制効果が十分とはいえず、100ppmを
超えると製品の風味全体が低減し水っぽくなってしまう
ためである。
【0033】また、本発明の健康素材を含有する健康飲
食品に各種フレーバーを添加すると、より良好な風味が
得られる。例えば、フレーバーは、ヨーグルト系、ベリ
ー系、オレンジ系、花梨系、シソ系、シトラス系、アッ
プル系、ミント系、グレープ系、ペア、カスタードクリ
ーム、ピーチ、メロン、バナナ、トロピカル、ハーブ
系、紅茶、コーヒー系などのフレーバーが挙げられ、こ
れらを1種又は2種以上組み合せて用いることができ
る。フレーバーの添加量は特に限定されないが、風味面
から0.05重量%〜0.5重量%、特に0.1重量%
〜0.3重量%程度が好ましい。
【0034】更に、本発明の健康素材を含有する健康飲
食品には、その他の食品素材、すなわち、各種糖質やタ
ンパク質、脂質、乳化剤、増粘剤、甘味料、酸味料、果
汁、香料などを配合してもよい。具体的には、蔗糖、異
性化糖、グルコース、フラクトース、パラチノース、ト
レハロース、ラクトース、キシロースなどの糖類;ソル
ビトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトー
ル、還元パラチノース、還元水飴、還元麦芽糖水飴など
の糖アルコール;ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル、レシチンなどの乳化剤;寒天、ゼラチ
ン、カラギーナン、グアーガム、キサンタンガム、ペク
チン、ローカストビーンガムなどの増粘(安定)剤が挙
げられる。この他にもグリシン、トリプトファン、フェ
ニルアラニンなどのアミノ酸などの食品素材を配合して
も、優れた風味の健康素材を含有する健康飲食品を得る
ことができる。
【0035】本発明の健康素材を含有する健康飲食品の
製造は常法により行えばよい。例えば、健康素材を含有
する健康飲食品を調製した後、別途調製した甘蔗由来の
抽出物を含むシロップ溶液を添加混合し、更にフレーバ
ーを添加して最終製品に仕上げればよい。ここで、甘蔗
由来の抽出物の健康素材を含有する健康飲食品への添加
時期は、フレーバーと同時もしくはフレーバー添加後で
もかまわないが、フレーバーの添加前に行うことが好ま
しい。健康素材を含有する健康飲食品ベースを先に甘蔗
由来の抽出物を混ぜ合せ、ベースの不快臭味を抑制した
後にフレーバーを添加すると、特に良好な風味が得られ
るためである。
【0036】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0037】製造例1 原糖製造工場の製糖工程にて得られた甘蔗汁(固形分1
2.1%)1800リットルをジュースヒーターで80
℃に加温し、円型振動ふるい機(株式会社興和工業所
製、KFO−800−2D、100メッシュ、300メ
ッシュ2段)に通し、その後カートリッジフィルター
(アドバンテック東洋株式会社製、コットンワインドカ
ートリッジフィルター、TCW−100−CSD型)3
本で濾過処理した。合成吸着剤(セパビーズSP−85
0;商品名、三菱化学株式会社製)45リットルを、ウ
ォータージャケット付きのカラム(カラムサイズ;内径
26.0cm、高さ120cm)に充填し、これに前記の甘
蔗汁濾過処理物を、流速90リットル/時間(SV=
2.0)の速度で通液した。なお、甘蔗汁通過中はウォ
ータージャケットには65℃の水を常に循環させた。次
に135リットルのイオン交換水を、流速90リットル
/時間(SV=2.0)でカラムに通液して洗浄した。
【0038】イオン交換水で洗浄後、カラムから溶出し
た画分についての糖類の検出を行ったところ、ハンドレ
フブリックス(Bx.)計(アタゴ株式会社製、N−1
E型)において、Bx.が約0になっているのを確認し
た。その後、溶出溶媒として55/45(体積/体積)
エタノール−水混合溶媒を流速90リットル/時間(S
V=2.0)にてカラムに通液して、合成吸着剤に吸着
した成分を溶出させた。溶出溶媒は、樹脂容量の4倍を
通液した。なお溶出溶媒通過中はウォータージャケット
には、25℃の水を常に循環させた。エタノール水溶液
にて溶出させた画分を、濃縮機にて減圧濃縮した後、一
晩凍結乾燥して、茶褐色の粉末460gを得た。
【0039】製造例2 原料糖製造工場の製糖工程にて得られた原糖廃蜜(鹿児
島県産、固形分81.2%、Bx.86.5)400mL
を蒸留水でBx.20に希釈し、ガラス繊維濾紙GA1
00(アドバンテック東洋株式会社製)で吸引濾過し
た。合成吸着剤(セパビーズSP−850;商品名、三
菱化学株式会社製)50mLを、ウォータージャケット付
きのカラム(カラムサイズ:内径2.6cm、高さ20c
m)に充填し、これに前記の糖蜜を濾過処理したものを
1500mLを、流速500mL/時間(SV=10)の速
度で通液した。なお、精蜜通液中は、ウォータージャケ
ットには65℃の水を常に循環させた。次に、150mL
のイオン交換水を、流速500mL/時間(SV=10)
でカラムに通液して洗浄した。イオン交換水で洗浄後、
カラムから溶出した画分についての糖類の検出を行い、
Bx.が約0になっていることを確認した。その後、溶
出溶媒として55/45(体積/体積)エタノール−水
混合溶媒を流速100mL/時間(SV=2)にて、樹脂
容量の4倍量カラムにて通液して、合成吸着剤に吸着し
た成分を溶出させた。なお、溶媒通過中はウォータージ
ャケットに25℃の水を常に循環させた。エタノール水
溶液にて溶出させた画分を、エバポレーターにて減圧濃
縮した後、一晩凍結乾燥して、茶褐色の粉末4.61g
を得た。
【0040】実施例1(健康素材、特にキノコ由来の健
康素材を含有する健康飲食品の例) アガリクス軟エキス0.6重量%、レイシ軟エキス0.
15重量%、マイタケ軟エキス0.4重量%、トウチュ
ウカソウ軟エキス0.02重量%、シイタケ軟エキス
0.02g、クエン酸0.2重量%、グラニュー糖20
重量%を含有する、健康素材を含有する飲用健康食品ベ
ースを調製した。この飲用健康食品ベースに製造例1の
甘蔗由来の抽出物を各種の濃度で添加した。また同一の
飲用健康食品ベースに呈味改善剤として一般的なサイク
ロデキストリンを各種の濃度で添加した。
【0041】こうして得られた各健康素材を含有する健
康飲食品を専門パネラー5名で風味評価した。結果を表
1に示す。 *風味評価の指標 ×:風味が悪い、△:どちらでもない、○:風味が良
い、◎:風味が非常に良い
【0042】
【表1】
【0043】実施例2(ビタミン類を含有する健康飲食
品の例) ジベンゾイルチアミン塩酸塩0.005重量%、チアミ
ンナフタレン−1,5−ジスルホン酸塩0.005重量
%、アスコルビン酸0.5重量%、クエン酸0.1重量
%、グラニュー糖20重量%を含有する、ビタミン類を
含有する飲用健康食品ベースを調製した。この飲用健康
食品ベースに製造例1の甘蔗由来の抽出物を各種の濃度
で添加した。また同一の飲用健康食品ベースに呈味改善
剤として一般的なサイクロデキストリンを各種の濃度で
添加した。こうして得られた各ビタミン類を含有する健
康飲食品を専門パネラー5名で風味評価した。結果を表
2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】実施例3(プロポリスを含有する健康飲食
品の例) プロポリス抽出物0.1重量%、クエン酸0.1重量
%、グラニュー糖20重量%を含有する、プロポリスを
含有する飲用健康食品ベースを調製した。この飲用健康
食品ベースに製造例1の甘蔗由来の抽出物を各種の濃度
で添加した。また同一の飲用健康食品ベースに呈味改善
剤として一般的なサイクロデキストリンを各種の濃度で
添加した。こうして得られたプロポリスを含有する健康
飲食品を専門パネラー鵜5名で風味評価した。結果を表
3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】実施例4(オタネニンジンなど生薬を含有
する健康飲食品の例) オタネニンジン抽出物1重量%、サンシチニンジン抽出
物1重量%、クコシ抽出物1重量%、レイシ抽出物1重
量%、クエン酸0.1重量%、グラニュー糖20重量%
を含有する、生薬類を含有する飲用健康食品ベースを調
製した。この飲用健康食品ベースに製造例1の甘蔗由来
の抽出物を各種の濃度で添加した。また同一の飲用健康
食品ベースに呈味改善剤として一般的なサイクロデキス
トリンを各種の濃度で添加した。こうして得られた各生
薬を含有する健康飲食品を専門パネラー5名で風味評価
した。結果を表4に示す。
【0048】
【表4】
【0049】実施例5(クロレラを含有する健康食品の
例) クロレラパウダー50重量%、シソパウダー5重量%、
乳糖40重量%を混合し、クロレラを含有する粉末健康
食品ベースを調製した。この粉末健康食品ベースに製造
例1の甘蔗由来の抽出物を各種の濃度で添加した。また
同一の粉末健康食品ベースに呈味改善剤として一般的な
サイクロデキストリンを各種の濃度で添加した。これら
の健康食品ベースに滑沢剤(ショ糖脂肪酸エステル)約
5重量%を混合し、打錠して錠剤を製造した。こうして
得られたクロレラを含有する健康食品を専門パネラー5
名で風味評価した。結果を表5に示す。
【0050】
【表5】
【0051】実施例6(カルシウム・マグネシウム・亜
鉛を含有する健康飲食品の例) 乳酸カルシウム0.2重量%、塩化マグネシウム0.1
重量%、硫酸亜鉛0.005重量%、クエン酸0.1重
量%、グラニュー糖20重量%を含有する、ミネラル類
を含有する飲用健康食品ベースを調製した。この飲用健
康食品ベースに製造例1の甘蔗由来の抽出物を各種の濃
度で添加した。また同一の飲用健康食品ベースに呈味改
善剤として一般的なサイクロデキストリンを各種の濃度
で添加した。こうして得られたミネラル類を含有する健
康飲食品を専門パネラー5名で風味評価した。結果を表
6に示す。
【0052】
【表6】
【0053】表1〜6から、甘蔗由来の抽出物10ppm
〜50ppm程度で優れた風味改善効果が得られ、健康素
材又はビタミン類又はミネラル類を含有する健康飲食品
特有の不快臭味が抑制されていることが判る。
【0054】実施例7(各種健康素材又はビタミン類又
はミネラル類に対する効果の比較) クエン酸0.1重量%、グラニュー糖20重量%、甘蔗
由来の抽出物50ppmを含有する試験用飲用液ベース
と、クエン酸0.1重量%、グラニュー糖20重量%の
みを含有する対照用飲用液ベースを調製した。これらの
飲用液ベースに表7の各種健康素材又はビタミン類又は
ミネラル類を各種の濃度で添加した。こうして得られた
各種健康素材又はビタミン類又はミネラル類を含有する
健康飲食品を専門パネラー5名で風味評価した。結果を
表7に示す。
【0055】*風味評価の指標 ×:対照と同水準の風味、△:対処よりわずかに風味が
良い、○:対照より風味が良い、◎:対照より非常に風
味がよい
【0056】
【表7】
【0057】表7から、健康素材の種類により、甘蔗由
来の抽出物の風味改善効果にはある程度の特異性がある
ことがわかる。
【0058】以下に本発明の健康飲食品の実施例を示
す。
【0059】
【表8】 実施例8 チアミンナフタレン−1,5−ジスルホン酸塩 0.5mg アスコルビン酸 50mg リン酸リボフラビンナトリウム 5mg 塩酸ピリドキシン 5mg シアノコバラミン 5μg アガリクスエキス 100mg エキナセアエキス 100mg エノキタケエキス 100mg キクラゲエキス 100mg キチンキトサン 100mg シイタケエキス 100mg シロキクラゲエキス 100mg シロマイタケエキス 100mg トウチュウカソウエキス 100mg ナメコエキス 100mg ハタケシメジエキス 100mg ヒラタケエキス 100mg ブナシメジエキス 100mg マイタケエキス 100mg マッシュルームエキス 100mg ヤマブシタケエキス 100mg レイシエキス 100mg 硫酸亜鉛 5mg グラニュー糖 20g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 150mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0060】
【表9】 実施例9 ジベンゾイルチアミン塩酸塩 5mg アスコルビン酸 50mg ニコチン酸アミド 30mg 葉酸 200μg イノシトール 50mg インヨウカクエキス 50mg エゾウコギエキス 50mg オウセイエキス 50mg カイクジンエキス 50mg ガラナエキス 50mg ギョウジャニンニクエキス 50mg クコシエキス 50mg コウケイテンエキス 50mg シベットエキス 50mg ジャコウエキス 50mg トナカイ角エキス 50mg ニンニクエキス 10mg ハブエキス 50mg ハンピエキス 50mg ムイラプアマエキス 50mg ロクジョウエキス 50mg カフェイン 50mg 果糖ブドウ糖液糖 20g サイクロデキストリン 1g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 150mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0061】
【表10】 実施例10 アスコルビン酸 150mg ベータカロチン 500μg 酢酸トコフェロール 5mg キヌアエキス 50mg ゴマエキス 50mg タヒボエキス 50mg ツバキエキス 50mg ツバキ油 30mg ブドウ種子抽出物 50mg ボラージ油 30mg 花粉エキス 50mg 松樹皮抽出物 50mg プロポリスエキス 50mg クコシエキス 500mg 蜂蜜 20g ショ糖脂肪酸エステル 100mg 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 100mg 甘蔗由来抽出物 5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 100mL
【0062】
【表11】 実施例11 アスコルビン酸 150mg パントテン酸カルシウム 50mg 塩酸ピリドキシン 5mg シアノコバラミン 5μg エルゴカルシフェロール 1μg ウメエキス 50mg ガルシニアカンボジアエキス 50mg キダチアロエエキス 50mg ギムネマシルベスタエキス 50mg グアバ葉エキス 50mg グックルエキス 50mg グルコサミン 100mg コラーゲン 100mg トウガラシエキス 50mg ハトムギエキス 50mg プルーンエキス 50mg ローヤルゼリー粉末 50mg 核酸 50mg ボウイエキス 50mg ボウフウエキス 20mg トウチュウカソウエキス 200mg 乳酸カルシウム 80mg クエン酸鉄 5mg 水飴 10g 還元水飴 10g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 100mg 甘蔗由来抽出物 5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 100mL
【0063】
【表12】 実施例12 ジベンゾイルチアミン塩酸塩 1.5mg 塩化ガルニチン 50mg オウギエキス 50mg オウゴンエキス 50mg オウバクエキス 50mg オウヒエキス 50mg オウレンカエキス 50mg ニガキエキス 50mg ニガウリエキス 50mg ホップエキス 50mg ショウキョウエキス 50mg モズクエキス 50mg グラニュー糖 15g トレハロース 5g ワイン 1g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 100mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0064】
【表13】 実施例13 ジベンゾイルチアミン塩酸塩 3mg アスコルビン酸ナトリウム 150mg アミノエチルスルホン酸 1000mg アメリカニンジンエキス 100mg オタネニンジンエキス 100mg サンシチニンジンエキス 100mg チクセツニンジンエキス 100mg トチバニンジンエキス 100mg ゲンチアナエキス 50mg カシュウエキス 50mg ガジュツエキス 50mg ダイオウエキス 50mg ニクジュヨウエキス 50mg ニクズクエキス 50mg ニョテイエキス 50mg リュウガンニクエキス 50mg カフェイン 30mg グラニュー糖 10g エリスリトール 10g サイクロデキストリン 1g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 150mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0065】
【表14】 実施例14 サンシュユエキス 50mg シコンエキス 50mg ソウジュツエキス 50mg カッコンエキス 50mg カンゾウエキス 50mg キクカエキス 50mg クジンエキス 50mg ゴカヒエキス 50mg ゴシュユエキス 50mg ゴバイシエキス 50mg ゴミシエキス 50mg サンザシエキス 50mg サンシシエキス 50mg センキュウエキス 50mg グラニュー糖 20g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 150mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0066】
【表15】 実施例15 DHA(ドコサヘキサエン酸)含有魚油 20mg EPA(エイコサペンタエン酸)含有魚油 20mg ケルプエキス 50mg コンブエキス 50mg テングサエキス 50mg ヒバマタエキス 50mg モズクエキス 50mg クロレラエキス 50mg スピルリナエキス 50mg ケールエキス 50mg モロヘイヤエキス 50mg グラニュー糖 20g ショ糖脂肪酸エステル 100mg 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 150mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0067】
【表16】 実施例16 カノコソウエキス 50mg カモミールエキス 10mg サンソウニンエキス 50mg セイヨウオトギリソウエキス 50mg トケイソウエキス 50mg バレリアンエキス 50mg ビンロウジエキス 50mg ラベンダーエキス 10mg クガイエキス 50mg テアニン 50mg トリプトファン 50mg グラニュー糖 20g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 150mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0068】
【表17】 実施例17 カミツレエキス 10mg ケイヒエキス 10mg ゲッケイジュエキス 10mg シソヨウエキス 10mg チョウジエキス 10mg チンピエキス 10mg レモングラスエキス 10mg ローズヒップエキス 10mg ローズマリーエキス 10mg ザクロ果汁 2g ブルーベリー果汁 2g エリスリトール 15g トレハロース 2g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 100mg 甘蔗由来抽出物 10mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 200mL
【0069】
【表18】 実施例18 ジベンゾイルチアミン塩酸塩 1.5mg 塩化カルニチン 50mg アミノエチルスルホン酸 1000mg カキ肉エキス 50mg カボチャ種子エキス 50mg カラクサケマンエキス 50mg ゲンチアナエキス 50mg ジオウエキス 50mg シジミエキス 50mg シリマリン(マリアアザミ)エキス 50mg チョウセンアザミエキス 50mg ノコギリヤシエキス 50mg 酵母エキス 50mg メグスリノキエキス 10mg ゴシツエキス 10mg ユウタンエキス 10mg ゴオウエキス 10mg グラニュー糖 15g トレハロース 5g ワイン 1g 安息香酸ナトリウム 20mg クエン酸 100mg 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 50mL
【0070】
【表19】 実施例19 ラフマ茶 1g 柿葉 100mg クマザサ 100mg ケツメイシ 100mg トチュウ葉 50mg クコ葉 50mg ウイキョウエキス 10mg ウコンエキス 10mg エンメイソウエキス 10mg ダイウイキョウエキス 10mg ドクダミエキス 10mg トチュウエキス 10mg ヒメウイキョウエキス 10mg モクテンリョウエキス 10mg ヨモギエキス 10mg 蕃果エキス 10mg キャッツクローエキス 甘蔗由来抽出物 2.5mg フレーバー 適量 精製水(全量として) 200mL
【0071】実施例8〜18の健康飲食品はそれぞれの
処方に従い、各成分を混合後、95℃、10秒間プレー
ト殺菌したものをガラスビンに熱間充填、密封し、健康
飲料を製造した。これらの健康飲料は、不快臭味の抑制
された良好な風味を有しており、また、室温で1ケ月間
保存した後も沈殿や色調変化等の問題は起こらなかっ
た。また、実施例19の処方のうち、ラフマ茶、柿葉、
クマザサ、ケツメイシ、トチュウ葉、クコ葉を90℃、
2分間熱水抽出し、その後残りの各成分を添加混合後、
95℃、10秒間プレート殺菌したものを、缶に熱間充
填、密封し、121℃、20分間レトルト殺菌し健康茶
を製造した。これらの健康茶は、不快臭味の抑制された
良好な風味を有しており、また、室温で1ケ月間保存し
た後も沈殿や色調変化等の問題は起こらなかった。
【0072】
【発明の効果】本発明の健康飲食品は、生薬素材等の不
快臭味が抑制されているため、風味に優れるものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 1/304 A23L 1/304 4C087 2/52 2/38 C 4C088 2/38 B F H N A61K 31/51 // A61K 31/51 33/06 33/06 33/26 33/26 33/30 33/30 35/58 35/58 35/64 35/64 35/78 C 35/78 M 35/80 A 35/80 35/84 A 35/84 A61P 3/02 A61P 3/02 A23L 2/00 F (72)発明者 青木 亮 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 工藤 辰幸 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 清水 健夫 東京都町田市本町田3549−3 藤の台団地 2−27−501 Fターム(参考) 4B016 LC01 LC07 LG08 LG14 LG16 LK01 LK14 LK20 4B017 LC02 LC03 LG06 LG19 LK01 LK16 LK20 LK21 LL09 LP01 4B018 LB08 MD03 MD04 MD05 MD06 MD23 MD48 MD54 MD76 MD78 MD82 MD89 4B041 LD06 LK21 LK40 LP05 4C086 AA02 BC83 GA07 GA10 HA04 HA11 HA15 HA17 MA03 MA05 NA09 ZC24 4C087 BB22 BB32 CA03 MA02 MA52 NA09 ZC24 4C088 AA02 AA04 AA07 AA16 AB12 AB18 AC11 AD10 AD12 CA03 CA05 MA08 MA09 MA52 ZC24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不快臭味を有する生薬素材、ビタミン類
    及びミネラル類から選ばれる1種又は2種以上並びに甘
    蔗由来の抽出物を含有することを特徴とする健康飲食
    品。
  2. 【請求項2】 アガリクス、エノキタケ、オタネニンジ
    ン、サンシチニンジン、クロレラ、シロマイタケ、ハン
    ピ、プロポリス、マイタケ、ヤマブシタケ、ローヤルゼ
    リー、ビタミンB1、カルシウム、マグネシウム、鉄及
    び亜鉛から選ばれる1種又は2種以上並びに甘蔗由来の
    抽出物を含有することを特徴とする健康飲食品。
  3. 【請求項3】 甘蔗由来の抽出物が、甘蔗汁、甘蔗の溶
    媒抽出液、及び甘蔗由来の糖蜜より選ばれた原料を、固
    定担体としての合成吸着剤を充填したカラムに通し、該
    合成吸着剤に吸着した成分を、水、メタノール及びエタ
    ノールから選ばれる1種又は2種以上の溶媒で溶出させ
    て得られた画分である請求項1又は2記載の健康飲食
    品。
JP26579499A 1999-09-20 1999-09-20 健康飲食品 Pending JP2001086954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26579499A JP2001086954A (ja) 1999-09-20 1999-09-20 健康飲食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26579499A JP2001086954A (ja) 1999-09-20 1999-09-20 健康飲食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001086954A true JP2001086954A (ja) 2001-04-03

Family

ID=17422139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26579499A Pending JP2001086954A (ja) 1999-09-20 1999-09-20 健康飲食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001086954A (ja)

Cited By (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069433A (ko) * 2001-03-22 2001-07-25 김윤완 노루궁뎅이버섯을 이용한 건강 보조 식품
KR20020000740A (ko) * 2001-09-24 2002-01-05 서종원 생약제와 곡물을 이용한 식욕항진성 생약제 조성물의제조방법 및 그 조성물
KR20020019510A (ko) * 2002-02-21 2002-03-12 주학 건강보조 가공식품
JP2002226323A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Maruzen Pharmaceut Co Ltd コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤、エラスターゼ阻害剤、エストロゲン様作用剤、皮膚化粧料並びに美容用飲食品
KR20030079376A (ko) * 2002-04-03 2003-10-10 김고정 노루궁뎅이버섯을 주재로 한 캡슐형 건강식품
JP2004261146A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Tokyo Tourmaline:Kk 栄養補助食品
JP2004267185A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Haruo Ui タモギ茸健康飲料の製造方法
JP2004305089A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Taisho Pharmaceut Co Ltd 飲料組成物
JP2005000095A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Noevir Co Ltd 薬味飲料
JP2005047897A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Takeda Chem Ind Ltd 臭気除去方法
JP2005082504A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Kyushin Pharmaceutical Co Ltd 免疫活性増強剤、並びにそれが含まれた食品および医薬部外品
WO2005097101A1 (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Taiyokagaku Co., Ltd. 睡眠改善用組成物
JP2006016387A (ja) * 2004-06-04 2006-01-19 Jrj Pharmaceutical Co Ltd 新規なローヤルゼリー配合物
JP2006042629A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Ryukyu Shokuryo Kk 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置
JPWO2004058301A1 (ja) * 2002-12-26 2006-04-27 株式会社山田養蜂場 嚥下反射障害改善用組成物
JP2006223140A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kiyoshi Sato 栄養補助食品
JP2007037448A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Kanehide Bio Kk 高機能性健康食品の苦味低減化方法、及び低苦味組成物
JP2007124943A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Fumiko Matsumura 味噌ドリンク
JP2007159511A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Atsushi Umemura 健康食品及び健康茶
WO2007086362A1 (ja) * 2006-01-25 2007-08-02 Agave Inc. ミネラル含有食品及びその製造方法
WO2007094498A1 (ja) * 2006-02-17 2007-08-23 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. スピルリナおよびクロレラ含有食品組成物
JP2008024625A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Taisho Pharmaceut Co Ltd 経口用組成物
US7416749B2 (en) 2000-06-12 2008-08-26 Access Business Group International Llc Dietary supplement and related method
US7438936B2 (en) 2000-06-12 2008-10-21 Access Business Group International Llc Dietary supplement and related method
CN100463605C (zh) * 2005-10-26 2009-02-25 浙江省常山宝新果蔬菌有限公司 猴头菇茶及其制备方法
JP2009114125A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Nippon Zettoc Co Ltd 口腔用組成物
US7939115B2 (en) 2000-06-12 2011-05-10 Access Business Group International Llc Dietary supplement and related method
US20120128856A1 (en) * 2009-07-31 2012-05-24 Ming East-West, Llc Maitake mushroom coffee
JP2012139124A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 House Foods Corp ニンニク成分含有飲料及びニンニク成分による風味の調整を行う方法
JP2012147775A (ja) * 2010-12-28 2012-08-09 Suntory Holdings Ltd 茶系アルコール飲料
JP2013514763A (ja) * 2009-12-21 2013-05-02 パク コン 霊芝コーヒー及びその製造方法
JP5199241B2 (ja) * 2007-04-04 2013-05-15 亨 弓田 栄養補助食品及びその製造方法
WO2013114633A1 (ja) * 2012-02-03 2013-08-08 三井製糖株式会社 ステビア製剤
US8709514B2 (en) 2012-02-03 2014-04-29 Mitsui Sugar Co., Ltd. Stevia formulation
CN104207246A (zh) * 2014-08-01 2014-12-17 安徽省家乡食品有限公司 一种葡萄甘蔗饮料及其制备方法
JP2015077124A (ja) * 2013-09-13 2015-04-23 大正製薬株式会社 飲料
JP2015086183A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ポーラ化成工業株式会社 皮膚光老化防止用組成物
JP2015173632A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 ハウスウェルネスフーズ株式会社 スターアニス抽出物含有飲料
JP2015221032A (ja) * 2014-04-30 2015-12-10 大正製薬株式会社 飲料
JP2016512021A (ja) * 2013-03-08 2016-04-25 アクシオム フーズ インコーポレイテッド 米タンパク質補助食品
CN109010622A (zh) * 2018-11-01 2018-12-18 河南五极中医药研究院 药食同源的调经养巢中药组合物及其制备方法
US10251415B2 (en) 2013-03-08 2019-04-09 Axiom Foods, Inc. Rice protein supplement and methods of use thereof
US11684074B2 (en) 2017-05-12 2023-06-27 Axiom Foods, Inc. Rice products and systems and methods for making thereof

Cited By (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7416749B2 (en) 2000-06-12 2008-08-26 Access Business Group International Llc Dietary supplement and related method
US7438936B2 (en) 2000-06-12 2008-10-21 Access Business Group International Llc Dietary supplement and related method
US7939115B2 (en) 2000-06-12 2011-05-10 Access Business Group International Llc Dietary supplement and related method
JP2002226323A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Maruzen Pharmaceut Co Ltd コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤、エラスターゼ阻害剤、エストロゲン様作用剤、皮膚化粧料並びに美容用飲食品
JP4658348B2 (ja) * 2001-02-02 2011-03-23 丸善製薬株式会社 コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤、エラスターゼ阻害剤、エストロゲン様作用剤、並びに皮膚化粧料
KR20010069433A (ko) * 2001-03-22 2001-07-25 김윤완 노루궁뎅이버섯을 이용한 건강 보조 식품
KR20020000740A (ko) * 2001-09-24 2002-01-05 서종원 생약제와 곡물을 이용한 식욕항진성 생약제 조성물의제조방법 및 그 조성물
KR20020019510A (ko) * 2002-02-21 2002-03-12 주학 건강보조 가공식품
KR20030079376A (ko) * 2002-04-03 2003-10-10 김고정 노루궁뎅이버섯을 주재로 한 캡슐형 건강식품
JPWO2004058301A1 (ja) * 2002-12-26 2006-04-27 株式会社山田養蜂場 嚥下反射障害改善用組成物
JP2004261146A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Tokyo Tourmaline:Kk 栄養補助食品
JP2004267185A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Haruo Ui タモギ茸健康飲料の製造方法
JP2004305089A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Taisho Pharmaceut Co Ltd 飲料組成物
JP2005000095A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Noevir Co Ltd 薬味飲料
JP2005047897A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Takeda Chem Ind Ltd 臭気除去方法
JP2005082504A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Kyushin Pharmaceutical Co Ltd 免疫活性増強剤、並びにそれが含まれた食品および医薬部外品
JP4606715B2 (ja) * 2003-09-05 2011-01-05 救心製薬株式会社 免疫活性増強剤、並びにそれが含まれた食品および医薬部外品
WO2005097101A1 (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Taiyokagaku Co., Ltd. 睡眠改善用組成物
US8852656B2 (en) 2004-04-06 2014-10-07 Taiyokagaku Co., Ltd. Sleep improvement composition
JPWO2005097101A1 (ja) * 2004-04-06 2008-02-28 太陽化学株式会社 睡眠改善用組成物
JP2006016387A (ja) * 2004-06-04 2006-01-19 Jrj Pharmaceutical Co Ltd 新規なローヤルゼリー配合物
JP2006042629A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Ryukyu Shokuryo Kk 栄養付加着色米の製造方法及びその製造装置
JP2006223140A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kiyoshi Sato 栄養補助食品
JP2007037448A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Kanehide Bio Kk 高機能性健康食品の苦味低減化方法、及び低苦味組成物
JP4634886B2 (ja) * 2005-08-03 2011-02-16 金秀バイオ株式会社 高機能性健康食品の苦味低減化方法、及び低苦味組成物
CN100463605C (zh) * 2005-10-26 2009-02-25 浙江省常山宝新果蔬菌有限公司 猴头菇茶及其制备方法
JP2007124943A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Fumiko Matsumura 味噌ドリンク
JP2007159511A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Atsushi Umemura 健康食品及び健康茶
JPWO2007086362A1 (ja) * 2006-01-25 2009-06-18 株式会社アガベ ミネラル含有食品及びその製造方法
WO2007086362A1 (ja) * 2006-01-25 2007-08-02 Agave Inc. ミネラル含有食品及びその製造方法
WO2007094498A1 (ja) * 2006-02-17 2007-08-23 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. スピルリナおよびクロレラ含有食品組成物
JP2007215507A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd スピルリナおよびクロレラ含有食品組成物
JP2008024625A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Taisho Pharmaceut Co Ltd 経口用組成物
JP5199241B2 (ja) * 2007-04-04 2013-05-15 亨 弓田 栄養補助食品及びその製造方法
JP2009114125A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Nippon Zettoc Co Ltd 口腔用組成物
US20120128856A1 (en) * 2009-07-31 2012-05-24 Ming East-West, Llc Maitake mushroom coffee
JP2013514763A (ja) * 2009-12-21 2013-05-02 パク コン 霊芝コーヒー及びその製造方法
JP2012147775A (ja) * 2010-12-28 2012-08-09 Suntory Holdings Ltd 茶系アルコール飲料
JP2012139124A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 House Foods Corp ニンニク成分含有飲料及びニンニク成分による風味の調整を行う方法
US8709514B2 (en) 2012-02-03 2014-04-29 Mitsui Sugar Co., Ltd. Stevia formulation
WO2013114633A1 (ja) * 2012-02-03 2013-08-08 三井製糖株式会社 ステビア製剤
US10251415B2 (en) 2013-03-08 2019-04-09 Axiom Foods, Inc. Rice protein supplement and methods of use thereof
JP2016512021A (ja) * 2013-03-08 2016-04-25 アクシオム フーズ インコーポレイテッド 米タンパク質補助食品
JP2019080582A (ja) * 2013-03-08 2019-05-30 アクシオム フーズ インコーポレイテッド 米タンパク質補助食品
JP2015077124A (ja) * 2013-09-13 2015-04-23 大正製薬株式会社 飲料
JP2015086183A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ポーラ化成工業株式会社 皮膚光老化防止用組成物
JP2015173632A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 ハウスウェルネスフーズ株式会社 スターアニス抽出物含有飲料
JP2015221032A (ja) * 2014-04-30 2015-12-10 大正製薬株式会社 飲料
CN104207246A (zh) * 2014-08-01 2014-12-17 安徽省家乡食品有限公司 一种葡萄甘蔗饮料及其制备方法
US11684074B2 (en) 2017-05-12 2023-06-27 Axiom Foods, Inc. Rice products and systems and methods for making thereof
CN109010622A (zh) * 2018-11-01 2018-12-18 河南五极中医药研究院 药食同源的调经养巢中药组合物及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001086954A (ja) 健康飲食品
RU2335925C2 (ru) Биологически активный препарат и способ его получения
JP2007153888A (ja) 体内浄化用組成物、それを用いた食品、入浴剤、化粧料、製剤及び有害金属排泄促進剤
RU2599826C2 (ru) Биологически активная добавка
KR102020586B1 (ko) 동식물 복합 추출물을 함유하는 고령친화 식품 및 그의 제조 방법
JPWO2007148739A1 (ja) 植物由来の細胞賦活化剤、抗老化剤及び細胞外マトリックス産生促進剤
JP2013241354A (ja) ホスホジエステラーゼ2阻害剤
WO2021255464A1 (en) Nutraceutical composition
JP2007204423A (ja) ササ抽出物の製造方法及び該抽出物の利用
US20100080821A1 (en) Energy Compositions
JP2008245539A (ja) 食酢飲料
JPWO2016163245A1 (ja) 筋肉細胞におけるエネルギー代謝活性化剤
ES2732247T3 (es) Extracto de olivo que contiene desramnosilacteósido
JP6086953B2 (ja) Ampk活性化剤
JP2001069939A (ja) 焙煎キノコ抽出物及びその製造方法、並びに焙煎キノコ抽出物を含有する健康食品
JP2006282847A (ja) キノコ由来の生理活性成分の取得方法
Sergun et al. Siberian plants and natural mineral salts for dietary supplements
JP2006188486A (ja) 体脂肪蓄積抑制または低減剤
JPH10234319A (ja) プロポリスエキス含有組成物
JP6875701B2 (ja) プロテオグリカンの製造方法
WO2006112037A1 (ja) キノコ由来の生理活性成分の取得方法
Maheshwari et al. Natural Ingredients/Botanical Extracts for the Nutraceutical Industry
KR101768084B1 (ko) 홍삼 추출물 및 그의 제조 방법
Garmashov et al. Technological parameters of countercurrent extraction: deriving bioactive compounds from plant raw materials
KR20150009164A (ko) 쑥 추출물 및 그 제조방법