JP2001076120A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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- JP2001076120A JP2001076120A JP24530899A JP24530899A JP2001076120A JP 2001076120 A JP2001076120 A JP 2001076120A JP 24530899 A JP24530899 A JP 24530899A JP 24530899 A JP24530899 A JP 24530899A JP 2001076120 A JP2001076120 A JP 2001076120A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 102100033040 Carbonic anhydrase 12 Human genes 0.000 description 1
- 101000867855 Homo sapiens Carbonic anhydrase 12 Proteins 0.000 description 1
- 101100402621 Homo sapiens MSANTD4 gene Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Image Input (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 適切に本来使用されていた色のみからなるカ
ラーパレットを、高速に作成することができる画像処理
装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 1次代表色決定部2は、出現色ヒストグ
ラム作成部1で作成した出現色ヒストグラムをもとに、
各色ごとの出現回数を第1のしきい値と比較して、第1
のしきい値以上の出現回数の色を候補色として選択す
る。さらに、選択した候補色の出現回数の合計を計算
し、合計値と第2のしきい値とを比較する。合計値が第
2のしきい値に達しない場合は、第1のしきい値を下げ
て候補色の選択及び第2のしきい値との比較を繰り返
す。合計値が第2のしきい値に達したときに選択されて
いる候補色を代表色として、パレット登録部3によりカ
ラーパレットに登録する。さらに2次代表色決定部4に
より、カラーパレットに登録されている色とその類似色
以外の色を、2次代表色としてカラーパレットに登録す
る。
ラーパレットを、高速に作成することができる画像処理
装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 1次代表色決定部2は、出現色ヒストグ
ラム作成部1で作成した出現色ヒストグラムをもとに、
各色ごとの出現回数を第1のしきい値と比較して、第1
のしきい値以上の出現回数の色を候補色として選択す
る。さらに、選択した候補色の出現回数の合計を計算
し、合計値と第2のしきい値とを比較する。合計値が第
2のしきい値に達しない場合は、第1のしきい値を下げ
て候補色の選択及び第2のしきい値との比較を繰り返
す。合計値が第2のしきい値に達したときに選択されて
いる候補色を代表色として、パレット登録部3によりカ
ラーパレットに登録する。さらに2次代表色決定部4に
より、カラーパレットに登録されている色とその類似色
以外の色を、2次代表色としてカラーパレットに登録す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像中の代
表色からなるカラーパレットを作成する画像処理装置及
び画像処理方法に関するものである。
表色からなるカラーパレットを作成する画像処理装置及
び画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像を限られた色数で表現す
ることを限定色化という。この限定色化の技術は、例え
ば、フルカラー表示のできないディスプレイ装置を利用
して画像を表示する場合などに利用される。
ることを限定色化という。この限定色化の技術は、例え
ば、フルカラー表示のできないディスプレイ装置を利用
して画像を表示する場合などに利用される。
【0003】また、この限定色化により画像のデータ量
を削減する効果もある。通常、フルカラーを表現するの
に1画素あたり24ビットを使用する。実際の使用色数
が少なければそれを表現するのに必要なビット数は少な
くなる。限定色化により使用色数を減少させることによ
り、必要な1画素あたりのビット数を減少させ、データ
量を削減することができる。
を削減する効果もある。通常、フルカラーを表現するの
に1画素あたり24ビットを使用する。実際の使用色数
が少なければそれを表現するのに必要なビット数は少な
くなる。限定色化により使用色数を減少させることによ
り、必要な1画素あたりのビット数を減少させ、データ
量を削減することができる。
【0004】例えば、もともと使用色数の少ない画像を
カラースキャナで読み込む場合、フルカラーで読み込む
と無駄に大きなデータ量となってしまうが、限定色化に
よりデータ量を削減することができる。また、もともと
使用色数の少ない画像であれば、限定色化しても画質の
劣化は最小限に抑えられる。限定色化は、このような無
駄を取り除くための手法のひとつとしてとらえることが
できる。
カラースキャナで読み込む場合、フルカラーで読み込む
と無駄に大きなデータ量となってしまうが、限定色化に
よりデータ量を削減することができる。また、もともと
使用色数の少ない画像であれば、限定色化しても画質の
劣化は最小限に抑えられる。限定色化は、このような無
駄を取り除くための手法のひとつとしてとらえることが
できる。
【0005】実際に、図面や地図などは、もともと使用
されている色の数は少なく、数色から数十色程度であ
る。さらに、色でオブジェクトを区別できるようにして
いるため、人間の目で識別できる程度に、それぞれの色
同士の距離(色差)が十分に大きいという特徴がある。
そのため、使用している色数に限定色化できれば、非常
にデータ量を少なくすることができる。
されている色の数は少なく、数色から数十色程度であ
る。さらに、色でオブジェクトを区別できるようにして
いるため、人間の目で識別できる程度に、それぞれの色
同士の距離(色差)が十分に大きいという特徴がある。
そのため、使用している色数に限定色化できれば、非常
にデータ量を少なくすることができる。
【0006】限定色化を行った後に使用する色数は少な
いが、その色を表現するためには、やはりもとの画像デ
ータにおけるビット数、例えば1色あたり24ビットが
必要である。そのままのビット数を用いたのではデータ
量は少なくならないので、使用する色数に応じたビット
数のデータを用い、そのデータと実際の色との対応付け
を行っている。この対応付けをカラーパレットと呼んで
いる。例えば2色しか用いない画像であれば、1ビット
のデータを用い、値0に対してある色を対応付け、また
値1に対して別の色を対応付けておく。これにより画像
データは1画素1ビットで表現することが可能になる。
いが、その色を表現するためには、やはりもとの画像デ
ータにおけるビット数、例えば1色あたり24ビットが
必要である。そのままのビット数を用いたのではデータ
量は少なくならないので、使用する色数に応じたビット
数のデータを用い、そのデータと実際の色との対応付け
を行っている。この対応付けをカラーパレットと呼んで
いる。例えば2色しか用いない画像であれば、1ビット
のデータを用い、値0に対してある色を対応付け、また
値1に対して別の色を対応付けておく。これにより画像
データは1画素1ビットで表現することが可能になる。
【0007】ここで、どのような色をカラーパレットに
登録しておくかが問題となる。従来より各種の方法が提
案されている。1つの方法として、Computer
Graphics,Vol.16,No.3,198
2,Paul Heckbert,“COLOR IM
AGE QUANTIZATION FOR FRAM
E BUFFER DISPLAY”,p.297−p
307等に記載されているメディアンカット法がある。
この方法は、まず、対象となる画像の色分布からヒスト
グラムを作成する。このヒストグラムを色成分(例え
ば、R,G,B)の各軸に投影し、それらの中でもっと
も広範囲に色の分布が見られる軸を選び、出現色数がち
ょうど半分になる位置(ヒストグラム中央値)で分割す
る。これにより作成されたおのおのの部分空間に対して
同様の操作を繰り返す。繰り返し停止条件は、これらの
部分空間の数がある特定数に達することである。こうし
て作成された部分空間の中の1つを代表色として、カラ
ーパレットを作成する。
登録しておくかが問題となる。従来より各種の方法が提
案されている。1つの方法として、Computer
Graphics,Vol.16,No.3,198
2,Paul Heckbert,“COLOR IM
AGE QUANTIZATION FOR FRAM
E BUFFER DISPLAY”,p.297−p
307等に記載されているメディアンカット法がある。
この方法は、まず、対象となる画像の色分布からヒスト
グラムを作成する。このヒストグラムを色成分(例え
ば、R,G,B)の各軸に投影し、それらの中でもっと
も広範囲に色の分布が見られる軸を選び、出現色数がち
ょうど半分になる位置(ヒストグラム中央値)で分割す
る。これにより作成されたおのおのの部分空間に対して
同様の操作を繰り返す。繰り返し停止条件は、これらの
部分空間の数がある特定数に達することである。こうし
て作成された部分空間の中の1つを代表色として、カラ
ーパレットを作成する。
【0008】この方法では、色の出現頻度の高いものが
集中しているような部分には多くの代表色が割り当てら
れるので、高い精度のカラーパレットを作成することが
できる。しかし、繰り返し行われるヒストグラムの生成
とその中央値の検索により、多大な処理時間が必要とな
るという欠点を有している。
集中しているような部分には多くの代表色が割り当てら
れるので、高い精度のカラーパレットを作成することが
できる。しかし、繰り返し行われるヒストグラムの生成
とその中央値の検索により、多大な処理時間が必要とな
るという欠点を有している。
【0009】また別の方法として、対象の画像の色分布
からヒストグラムを作成し、出現頻度の高い順にソート
して、上位の色を選択する方法がある。この方法は比較
的単純であり、広く用いられている。しかし、ソートに
多大な処理時間が必要であるという欠点を有している。
さらに、1つの色でも色ずれなどによって多数の色に分
散した場合には、その色がカラーパレットに登録されな
い可能性があるという欠点もある。
からヒストグラムを作成し、出現頻度の高い順にソート
して、上位の色を選択する方法がある。この方法は比較
的単純であり、広く用いられている。しかし、ソートに
多大な処理時間が必要であるという欠点を有している。
さらに、1つの色でも色ずれなどによって多数の色に分
散した場合には、その色がカラーパレットに登録されな
い可能性があるという欠点もある。
【0010】この方法の欠点である、ある色が分散した
場合にその色が登録されなくなるという問題を解決する
方法としては、例えば特開平4−257984号公報に
記載されている方法が提案されている。この文献に記載
されている方法では、全色空間をいくつかの部分空間に
分け、各部分空間の出現頻度の合計の全体に対する比率
によりその部分空間から選択する代表色数を算出し、部
分空間の出現頻度の高い色から順にその数だけ代表色を
決定している。これによって、適切に代表色を決定して
カラーパレットに登録することができる。また、単純な
アルゴリズムを用いているので、比較的高速に処理する
ことができるという利点がある。しかし、画像内に出現
頻度が突出した色が存在すると、その色が属する部分空
間に対して必要以上の代表色が割り当てられるため、本
来出現頻度の比較的高い色が代表色として選択されない
可能性がある。
場合にその色が登録されなくなるという問題を解決する
方法としては、例えば特開平4−257984号公報に
記載されている方法が提案されている。この文献に記載
されている方法では、全色空間をいくつかの部分空間に
分け、各部分空間の出現頻度の合計の全体に対する比率
によりその部分空間から選択する代表色数を算出し、部
分空間の出現頻度の高い色から順にその数だけ代表色を
決定している。これによって、適切に代表色を決定して
カラーパレットに登録することができる。また、単純な
アルゴリズムを用いているので、比較的高速に処理する
ことができるという利点がある。しかし、画像内に出現
頻度が突出した色が存在すると、その色が属する部分空
間に対して必要以上の代表色が割り当てられるため、本
来出現頻度の比較的高い色が代表色として選択されない
可能性がある。
【0011】また、この特開平4−257984号公報
に記載されている方法を改善するものとして、例えば特
開平8−202327号公報に記載されているように、
画像内の出現頻度が突出した色を全体の平均頻度に修正
することにより、上記問題の発生を抑えることも考えら
れている。
に記載されている方法を改善するものとして、例えば特
開平8−202327号公報に記載されているように、
画像内の出現頻度が突出した色を全体の平均頻度に修正
することにより、上記問題の発生を抑えることも考えら
れている。
【0012】同じく適切にカラーパレットを作成する方
法として、例えば特許第2890275号公報に記載さ
れているように、まずN色をM色に限定色化する際に、
Nより少なくMより多い色数に間引き、その後、色分布
のヒストグラムを作成してソートし、M色を決定する。
さらに、決定したM色に似ている色をM色中の色に変換
し、残りの色とM色中の頻度の少ない色とを入れ替え
て、カラーパレットを作成している。このように最初の
色数の間引きと、最後の入れ替え処理によって、適切に
色を選択して、カラーパレットを作成することができ
る。
法として、例えば特許第2890275号公報に記載さ
れているように、まずN色をM色に限定色化する際に、
Nより少なくMより多い色数に間引き、その後、色分布
のヒストグラムを作成してソートし、M色を決定する。
さらに、決定したM色に似ている色をM色中の色に変換
し、残りの色とM色中の頻度の少ない色とを入れ替え
て、カラーパレットを作成している。このように最初の
色数の間引きと、最後の入れ替え処理によって、適切に
色を選択して、カラーパレットを作成することができ
る。
【0013】しかし、上述の特開平4−257984号
公報や特開平4−257984号公報、特許第2890
275号公報等に記載されている方法は、いずれも色分
布のヒストグラムを作成した後にソートの処理を行って
いる。このソートの処理は、例えばフルカラーの画像で
は、約1670万色の頻度データをソートしなければな
らないため、非常に時間がかかる処理である。これらの
従来の方法では、このように処理時間がかかるという問
題を有していた。
公報や特開平4−257984号公報、特許第2890
275号公報等に記載されている方法は、いずれも色分
布のヒストグラムを作成した後にソートの処理を行って
いる。このソートの処理は、例えばフルカラーの画像で
は、約1670万色の頻度データをソートしなければな
らないため、非常に時間がかかる処理である。これらの
従来の方法では、このように処理時間がかかるという問
題を有していた。
【0014】さらに、上述のような図面や地図など、使
用色数の少ないドキュメントに対して限定色化の処理を
行うと、余計な色までカラーパレットに登録してしまう
という問題がある。図5は、従来のヒストグラム及びソ
ートを用いた限定色化における問題点の一例の説明図で
ある。例えば上述のような使用色数の少ないドキュメン
トをスキャナで読み込んだ場合、ノイズやデジタル化の
過程での誤差により色のずれが生じ、使用している色以
外の色が混入してしまうことがある。例えば色aと色b
を用いたドキュメントをスキャナで読み取って色分布の
ヒストグラムを作成すると、図5(A)に示すように、
ドキュメントにおいて使用している色a及び色bととも
に、色a及び色bと類似した色についてもある程度の頻
度が計数される。図5において、ハッチングを施した頻
度の色が本来の色a及び色bであり、ハッチングを施し
ていない頻度の色は、色ずれなどによって生じた色であ
る。
用色数の少ないドキュメントに対して限定色化の処理を
行うと、余計な色までカラーパレットに登録してしまう
という問題がある。図5は、従来のヒストグラム及びソ
ートを用いた限定色化における問題点の一例の説明図で
ある。例えば上述のような使用色数の少ないドキュメン
トをスキャナで読み込んだ場合、ノイズやデジタル化の
過程での誤差により色のずれが生じ、使用している色以
外の色が混入してしまうことがある。例えば色aと色b
を用いたドキュメントをスキャナで読み取って色分布の
ヒストグラムを作成すると、図5(A)に示すように、
ドキュメントにおいて使用している色a及び色bととも
に、色a及び色bと類似した色についてもある程度の頻
度が計数される。図5において、ハッチングを施した頻
度の色が本来の色a及び色bであり、ハッチングを施し
ていない頻度の色は、色ずれなどによって生じた色であ
る。
【0015】従来の方法に従って、図5(A)に示すヒ
ストグラムをソートすると、図5(B)に示すように並
べられる。ここで、例えばカラーパレットに5つの色が
登録可能であるとすると、従来は頻度の多い色から5つ
を選択してカラーパレットを作成する。そのため、色ず
れによって生じた、頻度の小さい色までカラーパレット
に登録され、画像再生時には色ずれが生じたままの画像
が再生されてしまう。
ストグラムをソートすると、図5(B)に示すように並
べられる。ここで、例えばカラーパレットに5つの色が
登録可能であるとすると、従来は頻度の多い色から5つ
を選択してカラーパレットを作成する。そのため、色ず
れによって生じた、頻度の小さい色までカラーパレット
に登録され、画像再生時には色ずれが生じたままの画像
が再生されてしまう。
【0016】このように、上述した従来のいずれの限定
色化の方法においても、予め与えられた数の代表色を選
択してカラーパレットを作成するため、必要以上の数の
色を求めている可能性がある。非常に少ない色で表現さ
れた画像(例えば16色の地図画像など)であっても、
読み込み時の誤差により分散した色を含めて画像の代表
色を決定する可能性があり、本来使用しているより多く
の色を選択してしまうという問題があった。
色化の方法においても、予め与えられた数の代表色を選
択してカラーパレットを作成するため、必要以上の数の
色を求めている可能性がある。非常に少ない色で表現さ
れた画像(例えば16色の地図画像など)であっても、
読み込み時の誤差により分散した色を含めて画像の代表
色を決定する可能性があり、本来使用しているより多く
の色を選択してしまうという問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、適切に本来使用されていた
色のみからなるカラーパレットを、高速に作成すること
ができる画像処理装置および画像処理方法を提供するこ
とを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、適切に本来使用されていた
色のみからなるカラーパレットを、高速に作成すること
ができる画像処理装置および画像処理方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラー画像中
の代表色からなるカラーパレットを作成する画像処理装
置および画像処理方法において、カラー画像中の各色の
出現回数を調べて出現色ヒストグラムを作成し、該出現
色ヒストグラムとして得られた各色ごとの出現回数ある
いは前記出現回数に基づく値を第1のしきい値と比較し
て候補色を選択し、選択した候補色の出現回数あるいは
該出現回数に基づく値の合計と第2のしきい値とを比較
し、選択した候補色の出現回数あるいは該出現回数に基
づく値の合計が前記第2のしきい値に達しない場合は前
記第1のしきい値を変更して候補色の選択及び前記第2
のしきい値との比較を繰り返し、選択した候補色の出現
回数あるいは該出現回数に基づく値の合計が前記第2の
しきい値に達したときに選択されている候補色を前記代
表色として決定し、決定した代表色をカラーパレットに
登録することを特徴とするものである。
の代表色からなるカラーパレットを作成する画像処理装
置および画像処理方法において、カラー画像中の各色の
出現回数を調べて出現色ヒストグラムを作成し、該出現
色ヒストグラムとして得られた各色ごとの出現回数ある
いは前記出現回数に基づく値を第1のしきい値と比較し
て候補色を選択し、選択した候補色の出現回数あるいは
該出現回数に基づく値の合計と第2のしきい値とを比較
し、選択した候補色の出現回数あるいは該出現回数に基
づく値の合計が前記第2のしきい値に達しない場合は前
記第1のしきい値を変更して候補色の選択及び前記第2
のしきい値との比較を繰り返し、選択した候補色の出現
回数あるいは該出現回数に基づく値の合計が前記第2の
しきい値に達したときに選択されている候補色を前記代
表色として決定し、決定した代表色をカラーパレットに
登録することを特徴とするものである。
【0019】特に図面や地図などの色数が少ないカラー
画像では、上述のようにそれぞれの色同士の距離(色
差)が十分に大きいという特徴がある。また、例えば色
ずれを起こしていても、本来の色以外の色の出現回数
(画素数)は本来の色の出現回数(画素数)に比べて少
数である。この点に着目し、出現回数あるいは出現頻度
などの出現回数に基づく値と第1のしきい値と比較し、
出現回数等の多い本来の色を候補色として選択する。こ
のとき、使用されている色数によって出現回数や出現回
数に基づく値は変動する。また、本来の色であっても使
用されている部分の多少によって出現回数や出現回数に
基づく値が変動する。そのため、第1のしきい値を変化
させながら、候補色が全体のどの程度をカバーしている
かを第2のしきい値で判定し、候補色によって第2のし
きい値までカバーできた時点で、候補色を代表色として
決定する。
画像では、上述のようにそれぞれの色同士の距離(色
差)が十分に大きいという特徴がある。また、例えば色
ずれを起こしていても、本来の色以外の色の出現回数
(画素数)は本来の色の出現回数(画素数)に比べて少
数である。この点に着目し、出現回数あるいは出現頻度
などの出現回数に基づく値と第1のしきい値と比較し、
出現回数等の多い本来の色を候補色として選択する。こ
のとき、使用されている色数によって出現回数や出現回
数に基づく値は変動する。また、本来の色であっても使
用されている部分の多少によって出現回数や出現回数に
基づく値が変動する。そのため、第1のしきい値を変化
させながら、候補色が全体のどの程度をカバーしている
かを第2のしきい値で判定し、候補色によって第2のし
きい値までカバーできた時点で、候補色を代表色として
決定する。
【0020】このように本発明では、本来の色のみを抽
出して代表色としてカラーパレットに登録するので、色
ずれなどで発生した色を登録することがなく、適切にカ
ラーパレットを作成することができる。また、この処理
の過程では、しきい値との比較処理により代表色を決定
しており、ヒストグラムのソート処理を行わないので、
高速に処理を行うことができる。
出して代表色としてカラーパレットに登録するので、色
ずれなどで発生した色を登録することがなく、適切にカ
ラーパレットを作成することができる。また、この処理
の過程では、しきい値との比較処理により代表色を決定
しており、ヒストグラムのソート処理を行わないので、
高速に処理を行うことができる。
【0021】また、このようにしてカラーパレットを作
成した後、カラーパレットに登録された色と、その色に
類似した色、例えば色空間における距離が第3のしきい
値以内である色については同色とし、それ以外の色の中
から2次代表色を選択する処理を行ってもよい。これに
よって、さらに的確にカラーパレットを作成することが
可能になる。
成した後、カラーパレットに登録された色と、その色に
類似した色、例えば色空間における距離が第3のしきい
値以内である色については同色とし、それ以外の色の中
から2次代表色を選択する処理を行ってもよい。これに
よって、さらに的確にカラーパレットを作成することが
可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
示すブロック図である。図中、1は出現色ヒストグラム
作成部、2は1次代表色決定部、3はパレット登録部、
4は2次代表色決定部である。出現色ヒストグラム作成
部1は、処理対象のカラー画像中で用いられている各色
の出現回数を調べる。
示すブロック図である。図中、1は出現色ヒストグラム
作成部、2は1次代表色決定部、3はパレット登録部、
4は2次代表色決定部である。出現色ヒストグラム作成
部1は、処理対象のカラー画像中で用いられている各色
の出現回数を調べる。
【0023】1次代表色決定部2は、出現色ヒストグラ
ム作成部1で調べた各色の出現回数をもとに、ある条件
に合致する色を代表色として決定する。具体的には、出
現色ヒストグラム作成部1で調べた各色ごとの出現回
数、あるいは、例えば出現頻度などの出現回数に基づく
値を計算し、これらの値と第1のしきい値とを比較す
る。第1のしきい値よりも大きい出現回数あるいは出現
回数に基づく値を有する色を候補色として選択する。そ
して、選択した候補色の出現回数あるい該出現回数に基
づく値の合計値を計算し、その合計値と第2のしきい値
とを比較する。合計値が第2のしきい値に達しない場合
は、第1のしきい値を変更して候補色の選択をやり直
し、合計値を計算して第2のしきい値との比較を行う。
この処理を繰り返し、選択した候補色の出現回数あるい
は該出現回数に基づく値の合計値が第2のしきい値に達
したときに選択されている候補色を前記代表色として決
定する。
ム作成部1で調べた各色の出現回数をもとに、ある条件
に合致する色を代表色として決定する。具体的には、出
現色ヒストグラム作成部1で調べた各色ごとの出現回
数、あるいは、例えば出現頻度などの出現回数に基づく
値を計算し、これらの値と第1のしきい値とを比較す
る。第1のしきい値よりも大きい出現回数あるいは出現
回数に基づく値を有する色を候補色として選択する。そ
して、選択した候補色の出現回数あるい該出現回数に基
づく値の合計値を計算し、その合計値と第2のしきい値
とを比較する。合計値が第2のしきい値に達しない場合
は、第1のしきい値を変更して候補色の選択をやり直
し、合計値を計算して第2のしきい値との比較を行う。
この処理を繰り返し、選択した候補色の出現回数あるい
は該出現回数に基づく値の合計値が第2のしきい値に達
したときに選択されている候補色を前記代表色として決
定する。
【0024】パレット登録部3は、1次代表色決定部2
または2次代表色決定部4により決定された色をカラー
パレットに登録する。
または2次代表色決定部4により決定された色をカラー
パレットに登録する。
【0025】2次代表色決定部4は、カラーパレットに
登録されている色及びその色と類似した色を除く色の中
から2次代表色を決定し、決定した2次代表色をパレッ
ト登録部3に渡す。類似した色とは、例えばカラーパレ
ットに登録されている色からの色空間における距離が第
3のしきい値以内の色とすることができる。これらの色
は、例えばスキャナなどで入力した際に色ずれによって
発生した可能性があるため、カラーパレットに登録する
2次代表色からはずしている。逆に2次代表色は、既に
カラーパレットに登録されている色から色空間の距離的
に離れた色、すなわち異なる色として用いられた可能性
が高い色である。1次代表色決定部2で選択されなくて
も、1次代表色決定部で決定された代表色と大きく異な
る色は、この2次代表色決定部4でカラーパレットに登
録することができる。
登録されている色及びその色と類似した色を除く色の中
から2次代表色を決定し、決定した2次代表色をパレッ
ト登録部3に渡す。類似した色とは、例えばカラーパレ
ットに登録されている色からの色空間における距離が第
3のしきい値以内の色とすることができる。これらの色
は、例えばスキャナなどで入力した際に色ずれによって
発生した可能性があるため、カラーパレットに登録する
2次代表色からはずしている。逆に2次代表色は、既に
カラーパレットに登録されている色から色空間の距離的
に離れた色、すなわち異なる色として用いられた可能性
が高い色である。1次代表色決定部2で選択されなくて
も、1次代表色決定部で決定された代表色と大きく異な
る色は、この2次代表色決定部4でカラーパレットに登
録することができる。
【0026】図2は、本発明の実施の一形態における動
作の一例を示すフローチャートである。まずS11にお
いて、出現色ヒストグラム作成部1で処理対象のカラー
画像中で用いられている各色の出現回数を調べる。
作の一例を示すフローチャートである。まずS11にお
いて、出現色ヒストグラム作成部1で処理対象のカラー
画像中で用いられている各色の出現回数を調べる。
【0027】1次代表色決定部2は、S12において、
出現色ヒストグラム作成部1で調べた各色ごとの出現回
数と第1のしきい値とを比較し、第1のしきい値よりも
出現回数が大きい色を候補色として選択する。ここで、
第1のしきい値は、画像中で使用されている本来の色を
確実に選択するために用い、例えば色ずれなどによって
生じた色を排除する。第1のしきい値としては、例えば
画像全体の画素数に対して所定の比率で計算された画素
数とすることができる。例えば所定の比率を10%と
し、全体の画素数×10%で計算される画素数を第1の
しきい値の初期値として与えればよい。また、比較の処
理は出現比率で行うこともできる。すなわち、各色ごと
の出現回数から全体の画素数に対する比率を計算し、ま
た第1のしきい値として所定の比率(例えば10%)を
初期値として与えておけばよい。なお、第1のしきい値
の初期値として与える値は任意であり、色ずれなどによ
って発生した色が含まれない程度の値に設定しておけば
よい。
出現色ヒストグラム作成部1で調べた各色ごとの出現回
数と第1のしきい値とを比較し、第1のしきい値よりも
出現回数が大きい色を候補色として選択する。ここで、
第1のしきい値は、画像中で使用されている本来の色を
確実に選択するために用い、例えば色ずれなどによって
生じた色を排除する。第1のしきい値としては、例えば
画像全体の画素数に対して所定の比率で計算された画素
数とすることができる。例えば所定の比率を10%と
し、全体の画素数×10%で計算される画素数を第1の
しきい値の初期値として与えればよい。また、比較の処
理は出現比率で行うこともできる。すなわち、各色ごと
の出現回数から全体の画素数に対する比率を計算し、ま
た第1のしきい値として所定の比率(例えば10%)を
初期値として与えておけばよい。なお、第1のしきい値
の初期値として与える値は任意であり、色ずれなどによ
って発生した色が含まれない程度の値に設定しておけば
よい。
【0028】なお、この処理で選択された候補色の数が
既にカラーパレットに登録可能な色数を超えている場合
については、任意の方法でカラーパレットに登録可能な
色数だけの候補色を代表色として決定すればよい。例え
ば、選択される候補数がカラーパレットに登録可能な色
数となるまで、少しずつ第1のしきい値を上げて行けば
よい。あるいは、選択された候補色の中から、出現頻度
の多い順にカラーパレットに登録可能な色数だけを選択
してもよい。
既にカラーパレットに登録可能な色数を超えている場合
については、任意の方法でカラーパレットに登録可能な
色数だけの候補色を代表色として決定すればよい。例え
ば、選択される候補数がカラーパレットに登録可能な色
数となるまで、少しずつ第1のしきい値を上げて行けば
よい。あるいは、選択された候補色の中から、出現頻度
の多い順にカラーパレットに登録可能な色数だけを選択
してもよい。
【0029】次にS13において、S12で選択したす
べての候補色の出現回数を合計する。そしてS14にお
いて、S13で計算した出現回数の合計と第2のしきい
値とを比較する。ここで、第2のしきい値は、画像全体
として含まれている、色ずれなどによる誤差を排除する
ために用いる。この第2のしきい値は、例えば画像全体
の画素数に対して所定の比率で計算された画素数とする
ことができる。例えば色ずれなどによる誤差を5%見込
むのであれば、所定の比率を95%とし、全体の画素数
×95%で計算される画素数を第2のしきい値の初期値
として与えればよい。またこの場合も、出現比率による
比較も可能である。すなわち、すべての候補色ごとの出
現比率の合計(あるいはすべての候補色ごとの出現回数
の合計の画像全体に対する比率)を計算し、また第2の
しきい値として所定の比率(例えば95%)を与えてお
けばよい。なお、第2のしきい値は、上述のように画像
全体に含まれる誤差に応じて設定すればよく、例えばス
キャナなどによる読取時の色誤差を見込んで設定するこ
とができる。
べての候補色の出現回数を合計する。そしてS14にお
いて、S13で計算した出現回数の合計と第2のしきい
値とを比較する。ここで、第2のしきい値は、画像全体
として含まれている、色ずれなどによる誤差を排除する
ために用いる。この第2のしきい値は、例えば画像全体
の画素数に対して所定の比率で計算された画素数とする
ことができる。例えば色ずれなどによる誤差を5%見込
むのであれば、所定の比率を95%とし、全体の画素数
×95%で計算される画素数を第2のしきい値の初期値
として与えればよい。またこの場合も、出現比率による
比較も可能である。すなわち、すべての候補色ごとの出
現比率の合計(あるいはすべての候補色ごとの出現回数
の合計の画像全体に対する比率)を計算し、また第2の
しきい値として所定の比率(例えば95%)を与えてお
けばよい。なお、第2のしきい値は、上述のように画像
全体に含まれる誤差に応じて設定すればよく、例えばス
キャナなどによる読取時の色誤差を見込んで設定するこ
とができる。
【0030】S13で候補色の出現回数の合計(あるい
は候補色全体の出現比率)が第2のしきい値に達しない
場合には、第1のしきい値の設定が高すぎて、画像中で
比較的少なく使用されている色を選択していない可能性
がある。そのため、S15において、第1のしきい値を
少しだけ下げ、S12に戻って候補色の選択および選択
された候補色全体の出現回数(出現比率)の判定を行
う。第1のしきい値を下げて行くことによって、出現回
数が少ない色についても次第に候補色として選択される
ようになり、候補色の出現回数の合計(あるいは候補色
全体の出現比率)も多くなって行く。
は候補色全体の出現比率)が第2のしきい値に達しない
場合には、第1のしきい値の設定が高すぎて、画像中で
比較的少なく使用されている色を選択していない可能性
がある。そのため、S15において、第1のしきい値を
少しだけ下げ、S12に戻って候補色の選択および選択
された候補色全体の出現回数(出現比率)の判定を行
う。第1のしきい値を下げて行くことによって、出現回
数が少ない色についても次第に候補色として選択される
ようになり、候補色の出現回数の合計(あるいは候補色
全体の出現比率)も多くなって行く。
【0031】図3は、1次代表色決定部における処理の
説明図である。S12〜S15の処理を、図3に示すグ
ラフで説明する。実際には、色空間中の各色について出
現回数が計算されているのであるが、ここでは説明のた
め、いくつかの色について横軸に並べるにとどめてい
る。また、縦軸は出現回数を取っているが、出現頻度で
も同様である。まず、第1のしきい値が出現回数Aであ
るとき、出現回数が第1のしきい値より大きい色は色b
と色cのみである。この色bと色cがこの時点での候補
色である。
説明図である。S12〜S15の処理を、図3に示すグ
ラフで説明する。実際には、色空間中の各色について出
現回数が計算されているのであるが、ここでは説明のた
め、いくつかの色について横軸に並べるにとどめてい
る。また、縦軸は出現回数を取っているが、出現頻度で
も同様である。まず、第1のしきい値が出現回数Aであ
るとき、出現回数が第1のしきい値より大きい色は色b
と色cのみである。この色bと色cがこの時点での候補
色である。
【0032】この時点では、色bと色cの出現回数を合
計しても第2のしきい値を超えないとする。その場合、
例えば第1のしきい値を出現回数Bまで下げてみる。す
ると、出現回数が第1のしきい値より大きい候補色は、
色b、色cとともに、色aも候補色となる。そのため、
候補色(色a,色b,色c)の出現回数の合計は増加す
る。これでも第2のしきい値を超えない場合には、さら
に第1のしきい値を下げ、例えば出現回数Cまで下げる
と、さらに色dについても第1のしきい値より大きくな
る。
計しても第2のしきい値を超えないとする。その場合、
例えば第1のしきい値を出現回数Bまで下げてみる。す
ると、出現回数が第1のしきい値より大きい候補色は、
色b、色cとともに、色aも候補色となる。そのため、
候補色(色a,色b,色c)の出現回数の合計は増加す
る。これでも第2のしきい値を超えない場合には、さら
に第1のしきい値を下げ、例えば出現回数Cまで下げる
と、さらに色dについても第1のしきい値より大きくな
る。
【0033】このようにして、第1のしきい値を徐々に
下げながら、第1のしきい値より大きい出現回数を有す
る色の合計値を計算し、第2のしきい値と比較して行く
処理を繰り返す。繰り返し処理を行ってゆく間に、合計
値が第2のしきい値に達する。この時点での候補色を代
表色として、S16においてパレット登録部3によりカ
ラーパレットに登録すればよい。このように第1のしき
い値を徐々に下げて候補色を増加させてゆくことによ
り、出現回数が多い、比較的重要な色のカラーパレット
への登録漏れを防ぐことができる。
下げながら、第1のしきい値より大きい出現回数を有す
る色の合計値を計算し、第2のしきい値と比較して行く
処理を繰り返す。繰り返し処理を行ってゆく間に、合計
値が第2のしきい値に達する。この時点での候補色を代
表色として、S16においてパレット登録部3によりカ
ラーパレットに登録すればよい。このように第1のしき
い値を徐々に下げて候補色を増加させてゆくことによ
り、出現回数が多い、比較的重要な色のカラーパレット
への登録漏れを防ぐことができる。
【0034】なお、このような繰り返し処理中に候補色
の数がカラーパレットに登録可能な色数を超える場合に
は、その時点で繰り返し処理を終了し、その直前の候補
色を代表色として、カラーパレット登録部3によりカラ
ーパレットに登録すればよい。
の数がカラーパレットに登録可能な色数を超える場合に
は、その時点で繰り返し処理を終了し、その直前の候補
色を代表色として、カラーパレット登録部3によりカラ
ーパレットに登録すればよい。
【0035】このまま処理を終わってもよいが、この例
ではさらに出現回数は少ないが画像中で使用されている
色について、2次代表色として抽出してカラーパレット
に登録する。2次代表色選択部4は、図2のS17にお
いて、画像中に存在する色を1つ選択する。そしてS1
8において、カラーパレットに既に登録されている色の
うち、S17で選択した色に最も近い色までの距離(平
均二乗誤差、すなわち、色差)を計算する。距離は、対
象画像が表現されている色空間において求めることにな
る。例えばRGB色空間上の2つの色a,bのRGB色
空間上の座標を(r0,g0,b0)、(r1,g1,
b1)とすると、その間の距離(a,b)は、 距離(a,b)=((r0−r1)2+(g0−g1)2+(b0
−b1)2)1/2 で求めることができる。
ではさらに出現回数は少ないが画像中で使用されている
色について、2次代表色として抽出してカラーパレット
に登録する。2次代表色選択部4は、図2のS17にお
いて、画像中に存在する色を1つ選択する。そしてS1
8において、カラーパレットに既に登録されている色の
うち、S17で選択した色に最も近い色までの距離(平
均二乗誤差、すなわち、色差)を計算する。距離は、対
象画像が表現されている色空間において求めることにな
る。例えばRGB色空間上の2つの色a,bのRGB色
空間上の座標を(r0,g0,b0)、(r1,g1,
b1)とすると、その間の距離(a,b)は、 距離(a,b)=((r0−r1)2+(g0−g1)2+(b0
−b1)2)1/2 で求めることができる。
【0036】S19において、S18で求めた距離と第
3のしきい値とを比較する。この比較によって、S17
で選択した色が、カラーパレットに既に登録されている
色よりも第3のしきい値以上、距離が離れているか否か
を判定することができる。ここで第3のしきい値は類似
の色の範囲を示している。例えば第3のしきい値とし
て、所定の距離を設定しておくことができる。なお、演
算量を少なくするため、第3のしきい値として所定の距
離の二乗を設定しておき、距離の二乗で比較するように
構成してもよい。
3のしきい値とを比較する。この比較によって、S17
で選択した色が、カラーパレットに既に登録されている
色よりも第3のしきい値以上、距離が離れているか否か
を判定することができる。ここで第3のしきい値は類似
の色の範囲を示している。例えば第3のしきい値とし
て、所定の距離を設定しておくことができる。なお、演
算量を少なくするため、第3のしきい値として所定の距
離の二乗を設定しておき、距離の二乗で比較するように
構成してもよい。
【0037】S19における比較処理において、S18
で求めた距離が第3のしきい値よりも大きければ、S2
0において、その色を2次代表色としてカラーパレット
に登録する。また、S18で求めた距離が第3のしきい
値以下であれば、その色はカラーパレットに登録されて
いる色と類似の色であるとして、カラーパレットへの登
録は行わない。
で求めた距離が第3のしきい値よりも大きければ、S2
0において、その色を2次代表色としてカラーパレット
に登録する。また、S18で求めた距離が第3のしきい
値以下であれば、その色はカラーパレットに登録されて
いる色と類似の色であるとして、カラーパレットへの登
録は行わない。
【0038】図4は、2次代表色決定部4における2次
代表色の選択処理の説明図である。色空間は3次元以上
であるが、説明のために、色空間中のある2次元平面に
ついて示している。図中の大きな黒丸は、カラーパレッ
トに登録されている色を示している。また破線の円は、
そのカラーパレットに登録されている色から第3のしき
い値で示される距離を示している。この破線の円内は、
カラーパレットに登録されている色に距離的に近く、類
似している色と判定する。例えば色ずれなどが発生して
いる場合、ずれた色は破線の円内に存在する。
代表色の選択処理の説明図である。色空間は3次元以上
であるが、説明のために、色空間中のある2次元平面に
ついて示している。図中の大きな黒丸は、カラーパレッ
トに登録されている色を示している。また破線の円は、
そのカラーパレットに登録されている色から第3のしき
い値で示される距離を示している。この破線の円内は、
カラーパレットに登録されている色に距離的に近く、類
似している色と判定する。例えば色ずれなどが発生して
いる場合、ずれた色は破線の円内に存在する。
【0039】2次代表色決定部4は、S17で選択した
色が破線の円内の色であれば、カラーパレットには登録
しない。これによって、例えば色ずれを発生している場
合に、本来の色を1次代表色決定部2でカラーパレット
に登録し、ずれた色については登録しないようにするこ
とができる。
色が破線の円内の色であれば、カラーパレットには登録
しない。これによって、例えば色ずれを発生している場
合に、本来の色を1次代表色決定部2でカラーパレット
に登録し、ずれた色については登録しないようにするこ
とができる。
【0040】また、S17で選択した色がいずれの破線
の円よりも外側の色である場合には、その色を2次代表
色としてカラーパレットに登録する。例えば図4におい
て×印で示した色は、いずれの破線円内にも含まれてい
ないので、2次代表色としてカラーパレットに登録され
る。この2次代表色は、1次代表色決定部2では選択で
きない程度の少ない出現回数ではあるが、カラーパレッ
トに登録されている色とは明らかに異なる色である。こ
のような色についてカラーパレットに登録することによ
り、画像を再現したときの画質を向上させることができ
る。
の円よりも外側の色である場合には、その色を2次代表
色としてカラーパレットに登録する。例えば図4におい
て×印で示した色は、いずれの破線円内にも含まれてい
ないので、2次代表色としてカラーパレットに登録され
る。この2次代表色は、1次代表色決定部2では選択で
きない程度の少ない出現回数ではあるが、カラーパレッ
トに登録されている色とは明らかに異なる色である。こ
のような色についてカラーパレットに登録することによ
り、画像を再現したときの画質を向上させることができ
る。
【0041】また、図4に示す破線円の大きさは第3の
しきい値によって決定される。例えば対象画像を画像入
力装置を用いて入力する場合、その画像入力装置におけ
る色ずれの程度など、読取精度や装置特性に応じて第3
のしきい値を決定し、最適なカラーパレットを作成する
ことができる。
しきい値によって決定される。例えば対象画像を画像入
力装置を用いて入力する場合、その画像入力装置におけ
る色ずれの程度など、読取精度や装置特性に応じて第3
のしきい値を決定し、最適なカラーパレットを作成する
ことができる。
【0042】このような2次代表色の選択処理を、順次
行ってゆく。図2のS21において、未処理の色が存在
するか否かを判定し、存在する場合にはS17へ戻っ
て、未処理の色を選択して、上述のような処理を行う。
すべての色について処理を行うことによって、適切なカ
ラーパレットが作成される。
行ってゆく。図2のS21において、未処理の色が存在
するか否かを判定し、存在する場合にはS17へ戻っ
て、未処理の色を選択して、上述のような処理を行う。
すべての色について処理を行うことによって、適切なカ
ラーパレットが作成される。
【0043】このような2次代表色決定部4における2
次代表色の決定処理、特に距離の比較を行う処理は、例
えばCIEL* a* b* やCIELuvといった均等色
空間において行うとよい。対象画像が均等色空間の画像
でない場合には、色空間変換処理などのため計算は複雑
となり、処理速度は遅くなるが、非常に高い精度で2次
代表色を選択することができる。これによって、1次代
表色から漏れた色から2次代表色を正確に識別し、カラ
ーパレットに登録することが可能になる。
次代表色の決定処理、特に距離の比較を行う処理は、例
えばCIEL* a* b* やCIELuvといった均等色
空間において行うとよい。対象画像が均等色空間の画像
でない場合には、色空間変換処理などのため計算は複雑
となり、処理速度は遅くなるが、非常に高い精度で2次
代表色を選択することができる。これによって、1次代
表色から漏れた色から2次代表色を正確に識別し、カラ
ーパレットに登録することが可能になる。
【0044】なお、2次代表色のカラーパレットへの登
録を行ってゆく間に、カラーパレットに登録可能な色数
を超えてしまう場合には、2次代表色の間でカラーパレ
ットに登録する色を選択すればよい。例えば2次代表色
として登録した色のうち、最も出現回数の小さいもの
と、新たに登録しようとする2次代表色の出現回数を比
較し、出現回数の多い方の色に変更するなど、適切な処
理を行うことができる。
録を行ってゆく間に、カラーパレットに登録可能な色数
を超えてしまう場合には、2次代表色の間でカラーパレ
ットに登録する色を選択すればよい。例えば2次代表色
として登録した色のうち、最も出現回数の小さいもの
と、新たに登録しようとする2次代表色の出現回数を比
較し、出現回数の多い方の色に変更するなど、適切な処
理を行うことができる。
【0045】上述した動作の一例からもわかるように、
本発明では、従来行っていたヒストグラムのソート処理
を行っていない。そのため、従来に比べて高速にカラー
パレットを作成することができる。また、1次代表色、
2次代表色とも、所定の個数だけ選択するのではなく、
所定の条件を満たす色のみを選択している。そのため、
本来必要な色だけを限定的に選択してカラーパレットを
作成することができる。このようにして作成したカラー
パレットを用いることによって、例えば地図や図面な
ど、使用している色が少ないドキュメントでは、使用し
ている色のみがカラーパレットに登録されるので、例え
ば色ずれなどの影響を受けず、良好な色により画像を再
生することが可能である。
本発明では、従来行っていたヒストグラムのソート処理
を行っていない。そのため、従来に比べて高速にカラー
パレットを作成することができる。また、1次代表色、
2次代表色とも、所定の個数だけ選択するのではなく、
所定の条件を満たす色のみを選択している。そのため、
本来必要な色だけを限定的に選択してカラーパレットを
作成することができる。このようにして作成したカラー
パレットを用いることによって、例えば地図や図面な
ど、使用している色が少ないドキュメントでは、使用し
ている色のみがカラーパレットに登録されるので、例え
ば色ずれなどの影響を受けず、良好な色により画像を再
生することが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、限定色化の処理を行う際に、高速にカラーパ
レットを作成することができる。さらに、本来必要な色
だけをカラーパレットに登録するので、高画質で画像を
再生することができるという効果がある。
によれば、限定色化の処理を行う際に、高速にカラーパ
レットを作成することができる。さらに、本来必要な色
だけをカラーパレットに登録するので、高画質で画像を
再生することができるという効果がある。
【図1】 本発明の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】 本発明の実施の一形態における動作の一例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】 1次代表色決定部における処理の説明図であ
る。
る。
【図4】 2次代表色決定部4における2次代表色の選
択処理の説明図である。
択処理の説明図である。
【図5】 従来のヒストグラム及びソートを用いた限定
色化における問題点の一例の説明図である。
色化における問題点の一例の説明図である。
1…出現色ヒストグラム作成部、2…1次代表色決定
部、3…パレット登録部、4…2次代表色決定部。
部、3…パレット登録部、4…2次代表色決定部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 DC04 DC09 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE16 DB02 DB06 DB09 DC19 DC25
Claims (4)
- 【請求項1】 カラー画像中の代表色からなるカラーパ
レットを作成する画像処理装置において、前記カラー画
像中の各色の出現回数を調べる出現色ヒストグラム作成
手段と、該出現色ヒストグラム作成手段で調べた各色の
出現回数をもとに代表色を決定する代表色決定手段と、
該代表色決定手段で決定された代表色をカラーパレット
に登録するカラーパレット登録手段を有し、前記代表色
決定手段は、前記出現色ヒストグラム作成手段で調べた
各色ごとの出現回数あるいは前記出現回数に基づく値を
第1のしきい値と比較して候補色を選択し、選択した候
補色の出現回数あるいは該出現回数に基づく値の合計と
第2のしきい値とを比較し、選択した候補色の出現回数
あるいは該出現回数に基づく値の合計が前記第2のしき
い値に達しない場合は前記第1のしきい値を変更して候
補色の選択及び前記第2のしきい値との比較を繰り返
し、選択した候補色の出現回数あるいは該出現回数に基
づく値の合計が前記第2のしきい値に達したときに選択
されている候補色を前記代表色として決定することを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 さらに、前記カラーパレットに登録され
た色及び該色に類似した色以外の色の中から2次代表色
を選択する2次代表色決定手段を有し、前記カラーパレ
ット登録手段は、前記2次代表色決定手段で決定された
2次代表色についても前記カラーパレットに順次登録す
ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記2次代表色決定手段は、前記カラー
パレットに登録された色からの色空間における距離が第
3のしきい値以内である色については、前記カラーパレ
ットに登録された色と類似した色として2次代表色の候
補としないことを特徴とする請求項2に記載の画像処理
装置。 - 【請求項4】 カラー画像中の代表色からなるカラーパ
レットを作成する画像処理方法において、前記カラー画
像中の各色の出現回数を調べて出現色ヒストグラムを作
成し、該出現色ヒストグラムとして得られた各色ごとの
出現回数あるいは前記出現回数に基づく値を第1のしき
い値と比較して候補色を選択し、選択した候補色の出現
回数あるいは該出現回数に基づく値の合計と第2のしき
い値とを比較し、選択した候補色の出現回数あるいは該
出現回数に基づく値の合計が前記第2のしきい値に達し
ない場合は前記第1のしきい値を変更して候補色の選択
及び前記第2のしきい値との比較を繰り返し、選択した
候補色の出現回数あるいは該出現回数に基づく値の合計
が前記第2のしきい値に達したときに選択されている候
補色を前記代表色として決定し、決定した代表色をカラ
ーパレットに登録することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24530899A JP2001076120A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24530899A JP2001076120A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001076120A true JP2001076120A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17131753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24530899A Pending JP2001076120A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001076120A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1999
- 1999-08-31 JP JP24530899A patent/JP2001076120A/ja active Pending
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