JP2001075933A - 分散処理システム - Google Patents
分散処理システムInfo
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- processing system
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 49
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一連の処理を複数の処理系が分散して実行す
る分散処理システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 処理系X1と、処理系Yと、処理系X1
が実行する処理および処理系Yが実行する処理を示した
デシジョンテーブル10とを備える。処理系X1および
処理系Yは、それぞれ独立して処理できる手段であり、
それぞれが計算機やプログラムである。デシジョンテー
ブル10は、処理系がどの処理を実行するかの情報を示
すテーブルであり、計算機内部の記憶装置等に格納され
る。
る分散処理システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 処理系X1と、処理系Yと、処理系X1
が実行する処理および処理系Yが実行する処理を示した
デシジョンテーブル10とを備える。処理系X1および
処理系Yは、それぞれ独立して処理できる手段であり、
それぞれが計算機やプログラムである。デシジョンテー
ブル10は、処理系がどの処理を実行するかの情報を示
すテーブルであり、計算機内部の記憶装置等に格納され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理系が一
連の処理を分散して実行する分散処理システムに関す
る。
連の処理を分散して実行する分散処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一連の処理を複数の処理系に分散して実
行させる場合に各処理系に固定的に処理を割り当てる方
式がある。例えば、一の処理系が、常に一連の処理のう
ちの幾つかの処理を実行し、他の処理系が、常に一連の
処理のうちの他の幾つかの処理を実行する。しかし、そ
のような処理形態を用いると、処理の割り当てを異なら
せたい場合には、各処理系におけるプログラムを変更す
る必要がある。すなわち、処理割り当てを変更したいと
きにコーディングの変更が要求される。
行させる場合に各処理系に固定的に処理を割り当てる方
式がある。例えば、一の処理系が、常に一連の処理のう
ちの幾つかの処理を実行し、他の処理系が、常に一連の
処理のうちの他の幾つかの処理を実行する。しかし、そ
のような処理形態を用いると、処理の割り当てを異なら
せたい場合には、各処理系におけるプログラムを変更す
る必要がある。すなわち、処理割り当てを変更したいと
きにコーディングの変更が要求される。
【0003】そのような静的な処理割り当て方式を用い
たのでは不便であるから、複数の処理系に動的に処理を
割り当てる方式も用いられている。例えば、特開平4−
294443号公報に動的に処理を割り当てる分散処理
システムが記載されている。その分散処理システムで
は、端末が有する端末プログラムとホストが有するホス
トプログラムとが分散処理を行う。
たのでは不便であるから、複数の処理系に動的に処理を
割り当てる方式も用いられている。例えば、特開平4−
294443号公報に動的に処理を割り当てる分散処理
システムが記載されている。その分散処理システムで
は、端末が有する端末プログラムとホストが有するホス
トプログラムとが分散処理を行う。
【0004】そして、端末プログラムとホストプログラ
ムは、それぞれ世代に対応した処理プログラムを保持し
ている。そして、実行時に、相互の世代を認識し、それ
ぞれの世代に対応した機能分散が行われる。従って、端
末プログラムの世代がどのような世代であっても、端末
とホストの間で最適な機能分散が行われる。
ムは、それぞれ世代に対応した処理プログラムを保持し
ている。そして、実行時に、相互の世代を認識し、それ
ぞれの世代に対応した機能分散が行われる。従って、端
末プログラムの世代がどのような世代であっても、端末
とホストの間で最適な機能分散が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各世代の端末
とホストとの間での最適な機能分散を実現する場合に、
端末とホストは、相手の世代を確認しなければならな
い。すなわち、処理実行のたびに通信を行わなくてはな
らない。よって、処理を開始するまでに時間がかかり、
その結果、処理が完了するまでに時間がかかるという課
題がある。
とホストとの間での最適な機能分散を実現する場合に、
端末とホストは、相手の世代を確認しなければならな
い。すなわち、処理実行のたびに通信を行わなくてはな
らない。よって、処理を開始するまでに時間がかかり、
その結果、処理が完了するまでに時間がかかるという課
題がある。
【0006】そこで、一連の処理を分散して実行する場
合に、速やかに処理を開始でき、処理終了までの時間を
短くすることができる分散処理システムを提供すること
を目的とする。
合に、速やかに処理を開始でき、処理終了までの時間を
短くすることができる分散処理システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る分散処理システムは、各処理を実行する処理実行手段
と、各処理実行手段に対する処理割当て情報を記憶する
割当て記憶手段とを備えた構成である。
る分散処理システムは、各処理を実行する処理実行手段
と、各処理実行手段に対する処理割当て情報を記憶する
割当て記憶手段とを備えた構成である。
【0008】請求項2記載の発明に係る分散処理システ
ムでは、処理実行手段はホストとそれに接続されている
端末とに設けられている。
ムでは、処理実行手段はホストとそれに接続されている
端末とに設けられている。
【0009】請求項3記載の発明に係る分散処理システ
ムでは、割当て記憶手段には、ホストが実行する処理と
端末が実行する処理とを示す情報が格納される。
ムでは、割当て記憶手段には、ホストが実行する処理と
端末が実行する処理とを示す情報が格納される。
【0010】請求項4記載の発明に係る分散処理システ
ムは、端末が銀行システムにおける窓口端末である。
ムは、端末が銀行システムにおける窓口端末である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による分散処理シ
ステムの実施の一形態を説明するための説明図である。
図1に示す分散処理システムでは、処理系X1と、処理
系Yと、処理系X1が実行する処理および処理系Yが実
行する処理を示す情報が定義されたデシジョンテーブル
10とが備えられている。
を参照して説明する。図1は、本発明による分散処理シ
ステムの実施の一形態を説明するための説明図である。
図1に示す分散処理システムでは、処理系X1と、処理
系Yと、処理系X1が実行する処理および処理系Yが実
行する処理を示す情報が定義されたデシジョンテーブル
10とが備えられている。
【0012】ここで、処理系X1および処理系Yは、そ
れぞれ独立して処理を実行できる手段であり、例えば、
それぞれが計算機やプログラムである。デシジョンテー
ブル10は、処理系がどの処理を実行するかの情報を示
すテーブルであり、例えば、計算機内部の記憶装置に格
納される。
れぞれ独立して処理を実行できる手段であり、例えば、
それぞれが計算機やプログラムである。デシジョンテー
ブル10は、処理系がどの処理を実行するかの情報を示
すテーブルであり、例えば、計算機内部の記憶装置に格
納される。
【0013】次に、本発明による分散処理システムの動
作を図1を参照して説明する。図1に示す分散処理シス
テムでは、処理系X1と処理系Yは、一連の処理(処理
A〜処理E)を、それぞれが分担して実行する。ここ
で、一連の処理(処理A〜処理E)は、処理Aから処理
Bへ、処理Bから処理Cへといったように順に実行され
るとする。
作を図1を参照して説明する。図1に示す分散処理シス
テムでは、処理系X1と処理系Yは、一連の処理(処理
A〜処理E)を、それぞれが分担して実行する。ここ
で、一連の処理(処理A〜処理E)は、処理Aから処理
Bへ、処理Bから処理Cへといったように順に実行され
るとする。
【0014】処理系X1は、処理Aおよび処理Bを実行
できるとする。また処理系Yは、処理C、処理Dおよび
処理Eを実行できるとする。システムの管理者は、予
め、端末操作等によって、デシジョンテーブル10を定
義する。
できるとする。また処理系Yは、処理C、処理Dおよび
処理Eを実行できるとする。システムの管理者は、予
め、端末操作等によって、デシジョンテーブル10を定
義する。
【0015】処理系X1は、デシジョンテーブル10を
参照して、処理Aを実行し、さらに処理Bを実行する。
次に、処理系Yは、デシジョンテーブル10を参照し
て、処理C、処理D、および処理Eを実行する。
参照して、処理Aを実行し、さらに処理Bを実行する。
次に、処理系Yは、デシジョンテーブル10を参照し
て、処理C、処理D、および処理Eを実行する。
【0016】ここで、処理系X1が、図2に示すように
処理系X2で置き換えられたとする。そして、処理系X
2は、処理A、処理B、および処理Cを実行できるとす
る。このとき、デシジョンテーブル10の内容が、図2
に示すように変更される。
処理系X2で置き換えられたとする。そして、処理系X
2は、処理A、処理B、および処理Cを実行できるとす
る。このとき、デシジョンテーブル10の内容が、図2
に示すように変更される。
【0017】処理系X2は、デシジョンテーブル10を
参照し、処理A〜処理Cを実行する。次に、処理系Y
は、デシジョンテーブル10を参照して、処理Dおよび
処理Eを実行する。
参照し、処理A〜処理Cを実行する。次に、処理系Y
は、デシジョンテーブル10を参照して、処理Dおよび
処理Eを実行する。
【0018】このように、デシジョンテーブルを予め定
義し、各処理系がデシジョンテーブルを参照して処理を
実行することにより、処理系に対する処理の割当てを変
更した場合でも、容易に分散処理が可能となる。そし
て、処理系に対する処理の割当てを変更した場合でも、
処理を再度コーディングする必要がない。さらに、特開
平4−294443号公報に記載されたシステムのよう
に、処理割当てを変更する場合に処理系の世代の認識す
るといった必要がない。
義し、各処理系がデシジョンテーブルを参照して処理を
実行することにより、処理系に対する処理の割当てを変
更した場合でも、容易に分散処理が可能となる。そし
て、処理系に対する処理の割当てを変更した場合でも、
処理を再度コーディングする必要がない。さらに、特開
平4−294443号公報に記載されたシステムのよう
に、処理割当てを変更する場合に処理系の世代の認識す
るといった必要がない。
【0019】図3は、本発明による分散処理システムを
バンキングシステムに適用した実施の形態を説明するた
めの説明図である。図3に示すバンキングシステムに
は、ホスト30、旧型端末31、および新型端末32が
備えられている。図4は、本バンキングシステムの処理
を示す説明図である。図5は、旧型端末31において操
作がなされたときの動作を説明するための説明図であ
る。図6は、新型端末32において操作がなされたとき
の動作を説明するための説明図である。
バンキングシステムに適用した実施の形態を説明するた
めの説明図である。図3に示すバンキングシステムに
は、ホスト30、旧型端末31、および新型端末32が
備えられている。図4は、本バンキングシステムの処理
を示す説明図である。図5は、旧型端末31において操
作がなされたときの動作を説明するための説明図であ
る。図6は、新型端末32において操作がなされたとき
の動作を説明するための説明図である。
【0020】次に、本バンキングシステムの動作を図3
〜図6を参照して説明する。図3に示すバンキングシス
テムでは、ホスト30と端末(旧型端末31または新型
端末32)は、図4に例示する一連の処理(処理A〜処
理D)を、それぞれ分担して実行する。そして、処理A
〜処理Dは、図4に示すように順に実行される。
〜図6を参照して説明する。図3に示すバンキングシス
テムでは、ホスト30と端末(旧型端末31または新型
端末32)は、図4に例示する一連の処理(処理A〜処
理D)を、それぞれ分担して実行する。そして、処理A
〜処理Dは、図4に示すように順に実行される。
【0021】図4に例示する一連の処理(処理A〜処理
D)は、銀行窓口における出金処理である。必須入力チ
ェック(処理A)とは、端末操作(出金処理等)ごとの
必須入力をチェックすることである。文字コード変換
(処理B)とは、ホストと端末の間の文字コードを調整
することである。入力妥当性チェック(処理C)とは、
端末から入力されたデータに不備があるか無いかをチェ
ックすることである。データベース更新(処理D)と
は、データベースに記憶されている預金残高等の顧客情
報を更新することである。
D)は、銀行窓口における出金処理である。必須入力チ
ェック(処理A)とは、端末操作(出金処理等)ごとの
必須入力をチェックすることである。文字コード変換
(処理B)とは、ホストと端末の間の文字コードを調整
することである。入力妥当性チェック(処理C)とは、
端末から入力されたデータに不備があるか無いかをチェ
ックすることである。データベース更新(処理D)と
は、データベースに記憶されている預金残高等の顧客情
報を更新することである。
【0022】図5に示す端末プログラム51は旧型端末
31内部の処理系であり、ホストプログラム50はホス
ト30内部の処理系である。図6に示す端末プログラム
61は、新型端末32内部の処理系である。旧型端末3
1は処理能力が小さいため、端末プログラム51は処理
Aおよび処理Bを実行できるとする。また、新型端末3
2は処理能力が大きいため、端末プログラム61は処理
A〜処理Cを実行できるとする。さらに、ホストプログ
ラム50は、処理Cおよび処理Dを実行可能である。
31内部の処理系であり、ホストプログラム50はホス
ト30内部の処理系である。図6に示す端末プログラム
61は、新型端末32内部の処理系である。旧型端末3
1は処理能力が小さいため、端末プログラム51は処理
Aおよび処理Bを実行できるとする。また、新型端末3
2は処理能力が大きいため、端末プログラム61は処理
A〜処理Cを実行できるとする。さらに、ホストプログ
ラム50は、処理Cおよび処理Dを実行可能である。
【0023】デシジョンテーブル52は、端末プログラ
ム51が実行する処理を示すテーブルであり、旧型端末
31内部の記憶装置等に格納される。デシジョンテーブ
ル53は、ホストプログラム50が実行する処理を示す
テーブルであり、ホスト30内部の記憶装置等に格納さ
れる。そして、バンキングシステムの管理者は、予め、
端末操作等によって、デシジョンテーブル52およびデ
シジョンテーブル53を定義する。
ム51が実行する処理を示すテーブルであり、旧型端末
31内部の記憶装置等に格納される。デシジョンテーブ
ル53は、ホストプログラム50が実行する処理を示す
テーブルであり、ホスト30内部の記憶装置等に格納さ
れる。そして、バンキングシステムの管理者は、予め、
端末操作等によって、デシジョンテーブル52およびデ
シジョンテーブル53を定義する。
【0024】端末プログラム51は、デシジョンテーブ
ル52を参照し、必須入力チェック(処理A)および文
字コード変換(処理B)を実行することを認識する。こ
こで、銀行の顧客が、端末(旧型端末31)にて、出金
処理をしたとする。このとき、端末(旧型端末31)で
の取引金額の入力は必須入力項目である。そして、端末
プログラム51は、必須入力チェック(処理A)を実行
することで、必須入力項目である取引金額の入力がされ
たか否かを確認する。
ル52を参照し、必須入力チェック(処理A)および文
字コード変換(処理B)を実行することを認識する。こ
こで、銀行の顧客が、端末(旧型端末31)にて、出金
処理をしたとする。このとき、端末(旧型端末31)で
の取引金額の入力は必須入力項目である。そして、端末
プログラム51は、必須入力チェック(処理A)を実行
することで、必須入力項目である取引金額の入力がされ
たか否かを確認する。
【0025】次に、端末プログラム51は、文字コード
変換(処理B)を実行することで、旧型端末31にて入
力された取引金額等を示す端末側の文字コード(例えば
ASCIIコード)を、ホスト30が使用する文字コー
ド(例えばEBCDICコード)に変換する。
変換(処理B)を実行することで、旧型端末31にて入
力された取引金額等を示す端末側の文字コード(例えば
ASCIIコード)を、ホスト30が使用する文字コー
ド(例えばEBCDICコード)に変換する。
【0026】ホストプログラム50は、デシジョンテー
ブル53を参照し、入力妥当性チェック(処理C)およ
びデータベース更新(処理D)を実行することを認識す
る。ホストプログラム50は、入力妥当性チェック(処
理C)を実行することで、旧型端末31での取引金額等
の入力に不備や矛盾があるか無いかを確認する。
ブル53を参照し、入力妥当性チェック(処理C)およ
びデータベース更新(処理D)を実行することを認識す
る。ホストプログラム50は、入力妥当性チェック(処
理C)を実行することで、旧型端末31での取引金額等
の入力に不備や矛盾があるか無いかを確認する。
【0027】例えば、顧客が旧型端末31の操作におい
て取引金額を「100万円」と入力し、端末(旧型端末
31)での一回当たりの取引限度額が「50万円」であ
った場合について説明する。このとき、取引金額は取引
限度額を越えることになり、取引金額の入力に不備があ
ることになる。そこで、ホストプログラム50は、入力
妥当性チェック(処理C)を実行することで、端末(旧
型端末31)に対して取引金額を再入力する旨のメッセ
ージを発信する。これにより、顧客は、端末(旧型端末
31)にて、取引金額の再入力をすることができる。
て取引金額を「100万円」と入力し、端末(旧型端末
31)での一回当たりの取引限度額が「50万円」であ
った場合について説明する。このとき、取引金額は取引
限度額を越えることになり、取引金額の入力に不備があ
ることになる。そこで、ホストプログラム50は、入力
妥当性チェック(処理C)を実行することで、端末(旧
型端末31)に対して取引金額を再入力する旨のメッセ
ージを発信する。これにより、顧客は、端末(旧型端末
31)にて、取引金額の再入力をすることができる。
【0028】次に、ホストプログラム50は、データベ
ース更新(処理D)を実行することで、データベース上
の預金残高等の顧客情報を最新の預金残高等の顧客情報
に変更する。
ース更新(処理D)を実行することで、データベース上
の預金残高等の顧客情報を最新の預金残高等の顧客情報
に変更する。
【0029】次に、新型端末32で操作が行われた場合
について説明する。旧型端末31の場合と同様に、管理
者は、予め、端末操作等によって、デシジョンテーブル
62およびデシジョンテーブル63を定義する。デシジ
ョンテーブル62は新型端末32内部の記憶装置等に格
納され、デシジョンテーブル63はホスト30内部の記
憶装置等に格納される。
について説明する。旧型端末31の場合と同様に、管理
者は、予め、端末操作等によって、デシジョンテーブル
62およびデシジョンテーブル63を定義する。デシジ
ョンテーブル62は新型端末32内部の記憶装置等に格
納され、デシジョンテーブル63はホスト30内部の記
憶装置等に格納される。
【0030】端末プログラム61は、デシジョンテーブ
ル62を参照して、必須入力チェック(処理A)、文字
コード変換(処理B)および入力妥当性チェック(処理
C)を実行する。ホストプログラム50は、デシジョン
テーブル63を参照して、データベース更新(処理D)
のみを実行する。これにより、ホストの負担が軽減され
る。
ル62を参照して、必須入力チェック(処理A)、文字
コード変換(処理B)および入力妥当性チェック(処理
C)を実行する。ホストプログラム50は、デシジョン
テーブル63を参照して、データベース更新(処理D)
のみを実行する。これにより、ホストの負担が軽減され
る。
【0031】以上のように、バンキングシステム内に複
数の処理系が存在し、各処理系の処理能力に差異がある
場合でも、各処理系の処理能力に対応したデシジョンテ
ーブルを予め定義することにより、各処理系がデシジョ
ンテーブルを参照して処理能力に応じた処理を実行する
ことができ、さらに、システム全体としての有効利用も
可能になる。
数の処理系が存在し、各処理系の処理能力に差異がある
場合でも、各処理系の処理能力に対応したデシジョンテ
ーブルを予め定義することにより、各処理系がデシジョ
ンテーブルを参照して処理能力に応じた処理を実行する
ことができ、さらに、システム全体としての有効利用も
可能になる。
【0032】特に、端末とホストとは、処理開始時に通
信等の事前処理を行わなくてもよいので、処理が直ちに
開始される。従って、銀行の窓口業務等において、顧客
を待たせることなく出金処理等が行われる。
信等の事前処理を行わなくてもよいので、処理が直ちに
開始される。従って、銀行の窓口業務等において、顧客
を待たせることなく出金処理等が行われる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、処理を実
行する処理実行手段と各処理実行手段に対する処理割当
て情報を記憶する処理割当て記憶手段とを備えた構成に
なっているので、処理実行手段は割当て記憶手段を参照
して処理を実行することができ、処理実行手段に対する
処理割当てを処理実行時に自由に変更可能であるという
効果を奏する。
行する処理実行手段と各処理実行手段に対する処理割当
て情報を記憶する処理割当て記憶手段とを備えた構成に
なっているので、処理実行手段は割当て記憶手段を参照
して処理を実行することができ、処理実行手段に対する
処理割当てを処理実行時に自由に変更可能であるという
効果を奏する。
【0034】請求項2記載の発明によれば、分散処理シ
ステムにおいて処理実行手段がホストと端末とに設けら
れている構成になっているので、特に、端末プログラム
が改版されても容易に処理の最適割り当てを実現でき
る。
ステムにおいて処理実行手段がホストと端末とに設けら
れている構成になっているので、特に、端末プログラム
が改版されても容易に処理の最適割り当てを実現でき
る。
【0035】請求項3記載の発明によれば、分散処理シ
ステムが、割当て記憶手段にホストが実行する処理と端
末が実行する処理とを示す情報が格納される構成になっ
ているので、端末における処理系とホストにおける処理
系とは、一連の処理中の自系が実行すべき処理を直ちに
認識できる。
ステムが、割当て記憶手段にホストが実行する処理と端
末が実行する処理とを示す情報が格納される構成になっ
ているので、端末における処理系とホストにおける処理
系とは、一連の処理中の自系が実行すべき処理を直ちに
認識できる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、端末が銀行
システムにおける窓口端末であるから、銀行の窓口業務
等において顧客を待たせることなく処理が完了させるこ
とができる。
システムにおける窓口端末であるから、銀行の窓口業務
等において顧客を待たせることなく処理が完了させるこ
とができる。
【図1】 分散処理システムの実施の一形態を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図2】 分散処理システムの実施の一形態を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図3】 バンキングシステムに応用された分散処理シ
ステムの実施の形態を説明するための説明図である。
ステムの実施の形態を説明するための説明図である。
【図4】 バンキングシステムの処理を説明するための
説明図である。
説明図である。
【図5】 旧型端末にて操作がなされたときのバンキン
グシステムの実施の形態を説明するための説明図であ
る。
グシステムの実施の形態を説明するための説明図であ
る。
【図6】 新型端末にて操作がなされたときのバンキン
グシステムの実施の形態を説明するための説明図であ
る。
グシステムの実施の形態を説明するための説明図であ
る。
10 デシジョンテーブル 30 ホスト 31 旧型端末 32 新型端末 52、53、62、63 デシジョンテーブル 50 ホストプログラム 51、52 端末プログラム X1 処理系 Y 処理系
Claims (4)
- 【請求項1】 一連の処理を分散して実行する分散処理
システムにおいて、 処理を実行する処理実行手段と、 各処理実行手段に対する処理割当て情報を記憶する割当
て記憶手段とを備えたことを特徴とする分散処理システ
ム。 - 【請求項2】 処理実行手段は、ホストとそれに接続さ
れている端末とに設けられている請求項1記載の分散処
理システム。 - 【請求項3】 割当て記憶手段には、ホストが実行する
処理と端末が実行する処理とを示す情報が格納される請
求項2記載の分散処理システム。 - 【請求項4】 端末は、銀行システムにおける窓口端末
である請求項3記載の分散処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24706599A JP2001075933A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 分散処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24706599A JP2001075933A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 分散処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001075933A true JP2001075933A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17157912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24706599A Pending JP2001075933A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 分散処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001075933A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002304532A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Japan Net Bank Ltd | 商品購入代金の決済システム及びその方法 |
JP2008242766A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Nomura Research Institute Ltd | プロセス制御システム |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24706599A patent/JP2001075933A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002304532A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Japan Net Bank Ltd | 商品購入代金の決済システム及びその方法 |
JP2008242766A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Nomura Research Institute Ltd | プロセス制御システム |
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