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JP2001074845A - 半導体装置及びそれを用いた放射線撮像システム - Google Patents

半導体装置及びそれを用いた放射線撮像システム

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Publication number
JP2001074845A
JP2001074845A JP25029599A JP25029599A JP2001074845A JP 2001074845 A JP2001074845 A JP 2001074845A JP 25029599 A JP25029599 A JP 25029599A JP 25029599 A JP25029599 A JP 25029599A JP 2001074845 A JP2001074845 A JP 2001074845A
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JP
Japan
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scintillator
semiconductor device
protective layer
layer
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP25029599A
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Inventor
Satoshi Okada
岡田  聡
Chiori Mochizuki
千織 望月
Masakazu Morishita
正和 森下
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25029599A priority Critical patent/JP2001074845A/ja
Priority to US09/653,010 priority patent/US6608312B1/en
Publication of JP2001074845A publication Critical patent/JP2001074845A/ja
Publication of JP2001074845A5 publication Critical patent/JP2001074845A5/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers
    • H01L27/14658X-ray, gamma-ray or corpuscular radiation imagers
    • H01L27/14663Indirect radiation imagers, e.g. using luminescent members
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼り合わせ時に半導体装置のシンチレータが
破壊されることを防止する。 【解決手段】 シンチレータを形成した第1の基体と、
光電変換部を形成した第2の基体とを接着材を介して貼
り合わせた半導体装置において、前記シンチレータの形
状が破壊されないように、前記シンチレータを覆うよう
に保護層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
れを用いた放射線撮像システムに関し、特に、シンチレ
ータを形成した第1の基体と、光電変換装置を形成した
第2の基体とを接着材を介して貼り合わせた半導体装置
及びそれを用いた放射線撮像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レントゲン撮影のフィルムレス化
の流れの中、各社からX線エリアセンサを備えた半導体
装置が発表されており、その方式もダイレクト方式(X
線を直接電気信号に変換して読み取るタイプ)とインダ
イレクト方式(X線を一旦可視光に変換して可視光を電
気信号に変換して読み取るタイプ)の2つに大別され
る。
【0003】図11(a)は、従来のインダイレクト方
式の代表的なX線エリアセンサを備えた半導体装置の断
面図である。図11(b)は、図11(a)の平面図で
ある。図11(a)、図11(b)において、401は
ガラス基板、402はアモルファスシリコンを用いたM
IS型フォトセンサー部、403はTFTスイッチ部、
404は電極部、411は窒化物等よりなりフォトセン
サー部402、TFTスイッチ部403等を電気的に保
護する第1の保護層、412はたとえば沃化セシウム
(CsI:Tl)からなるシンチレータ、413は有機
樹脂からなりシンチレータ412を外部の水分から保護
するシンチレータ水分保護層、414はアルミニウム板
などからなる反射性のよい反射基体、415はPI等の
有機物からなりシンチレータ412の不純物からフォト
センサー部402等を保護する第2の保護層である。
【0004】図11(a)の上部からX線を入射する
と、反射基体414とシンチレータ水分保護層413と
を透過し、シンチレータ412で吸収される。X線を吸
収したシンチレータ412はバルク中で可視光を全方向
に発光する。このとき、シンチレータ412は、図11
に示すように縦方向に柱状に結晶成長しているため、バ
ルク中で発光した光は結局、結晶粒界で反射しながら柱
状の方向に光ファイバーの原理のように進む。
【0005】そして、光は、ほとんどが図11(a)の
下方のフォトセンサー部402及びTFTスイッチ部4
03に集光される。このため、この構造により、光感度
と分解能とを向上することができる。
【0006】図11に示すX線エリアセンサの製造方法
について説明する。図11に示すX線エリアセンサは、
ガラス基板401上にフォトセンサー部402とTFT
スイッチ部403とを形成した後、第1の保護層411
を形成し、その上に第2の保護層415を形成する。こ
の状態で、第2の保護層415の上にシンチレータ41
2を直接蒸着するが、蒸着する必要のない部分には、あ
らかじめ図示しないマスクをする。
【0007】沃化セシウムを用いて理想的な柱状構造の
シンチレータ412を得るためには、蒸着時の温度とし
て200℃以上が必要であるが、200℃以上の温度に
なると、先に形成したフォトセンサー部402とTFT
スイッチ部403とを劣化させることになるため、シン
チレータ412を形成するには、200℃以下の温度に
する必要がある。
【0008】蒸着を終えシンチレータ412を形成した
後、さらにその上には耐湿用の保護フィルムを貼り、シ
ンチレータ水分保護層413を形成する。その上に反射
基体414としてアルミニウム板が貼られ、X線センサ
ーパネルが完成する。
【0009】このように、フォトセンサー部402とT
FTスイッチ部403とが形成されたガラス基板401
の上に直接沃化セシウムを蒸着してシンチレータ412
を形成すると、光学的には有利な構造を提供できる反
面、沃化セシウムそのものを形成する際、それを理想的
な柱状構造とするためには、200℃以下にする必要が
ある。
【0010】すなわち、フォトセンサー部402とTF
Tスイッチ部403とがアモルファスシリコンにより形
成されている場合は、水素が離脱しない温度の範囲内で
最適化する必要が生ずる。
【0011】また、図12(a)、図12(b)は、図
11の半導体装置のX線エリアセンサをたとえば4つ備
えた大型の半導体装置の平面図及び断面図である。この
タイプの半導体装置は、4つのX線エリアセンサを貼り
合わせ、それらの上にシンチレータ412を直接蒸着し
ているものである。
【0012】このため、図12(a)に示すように、4
つのX線エリアセンサ間には隙間650が生じ、その付
近ではシンチレータ蒸着面の平面が分断されるため、シ
ンチレータ412は図面の横方向にも成長する。したが
って、隙間650の付近のシンチレータ412は、他の
部分のそれと比較して第2の保護層415に対して垂直
な柱状に形成されない。
【0013】そこで、フォトセンサー部402とTFT
スイッチ部403とを形成したガラス基板401と最適
な柱状構造のシンチレータ412とを組み合わせたX線
エリアセンサを備えた半導体装置を図13(a)、図1
3(b)に示す。
【0014】図13(a)、図13(b)において、5
11はたとえば窒化物等よりなりフォトセンサ部402
等を外部の水分から保護する保護層、512はシンチレ
ータ412と保護層511との間を貼り合わせるための
接着層、515は有機樹脂からなる封止部である。な
お、図11に示した部材と同様のものには、同一の符号
を付している。
【0015】図13(a)、図13(b)に示す半導体
装置は、反射基体414上にシンチレータ412を蒸着
する。また、ガラス基板401には、フォトセンサ部4
02など及び保護層511を形成し、保護層511とシ
ンチレータ412とを接着層512を介して貼り合わ
せ、最後にシンチレータ412及び接着層512を封止
剤515により封止することによって形成される。
【0016】このように、反射基体414側とガラス基
板401側とを貼り合わせれば、シンチレータ412を
蒸着するときの温度によるフォトセンサ部402などの
劣化を気にすることなく、反射基体414にシンチレー
タ412を形成することができるため、理想的な柱状構
造が得られる。しかし、この構造では、シンチレータ4
12の材料である沃化セシウムがもろいため、シンチレ
ータ412と保護層511とを貼り合わせる際に、シン
チレータ412を破壊しないように、細心の注意を払う
必要がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図13
に示す半導体装置は、シンチレータと保護層とを貼り合
わせするときに、シンチレータの一部が破壊される場合
があった。これは、上記のようにシンチレータを構成す
る沃化セシウムがもろいためである。
【0018】また、図13に示す半導体装置は、受光感
度を向上することが望まれていた。ここで、受光感度を
向上させるには、反射基体を薄くする必要がある。反射
基体は照射されたX線などを吸収するため、これが厚い
と光電変換装置に到達するX線量が少なくなるからであ
る。しかし、反射基体を薄くすると、保護層と反射基体
とを貼り合わせるときにシンチレータが分散したり、反
射基体そのものにしわが生じる場合があった。
【0019】また、図11及び図12に示した半導体装
置は、シンチレータをアモルファスシリコン素子を形成
した第2の保護層上に、直接蒸着するため、高温に対し
て弱いアモルファスシリコンに温度の制約を受け、シン
チレータとして理想的な柱状構造を得る温度で形成しづ
らいという問題があった。
【0020】さらに、図12に示すような半導体装置に
X線を入射すると、隙間650付近では、シンチレータ
の形状が柱状でないため、X線の受光感度が好ましくな
く、そのため、この改善が望まれている。
【0021】そこで、本発明は、貼り合わせ時に半導体
装置のシンチレータが破壊されることを防止すること
と、受光感度を向上することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、シンチレータを形成した第1の基体と、
光電変換部を形成した第2の基体とを接着材を介して貼
り合わせた半導体装置において、前記シンチレータの形
状が破壊されないように、前記シンチレータを覆うよう
に保護層を形成する。
【0023】また、本発明の放射線撮像システムは、上
記半導体装置と、前記半導体装置からの信号を処理する
信号処理手段と、前記信号処理手段からの信号を記録す
るための記録手段と、前記信号処理手段からの信号を表
示するための表示手段と、前記信号処理手段からの信号
を伝送するための伝送処理手段と、前記半導体装置に放
射線を照射するための放射線源とを具備する。
【0024】すなわち、本発明の半導体装置は、第1の
基体上に形成したシンチレータを覆う保護層を形成する
ことにより、シンチレータの形状の破壊を防止する。
【0025】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1(a)は、本
発明の実施形態1のX線エリアセンサの断面図である。
図1(b)はその平面図である。図1(a)、図1
(b)において、101はガラス基板、102はアモル
ファスシリコンを用いたMIS型フォトセンサー部、1
03はTFTスイッチ部、104は電極部、111は窒
化物等よりなりフォトセンサ部102などを電気的に保
護する第1の保護層、112はPI等の有機材料からな
り沃化セシウムなどからなるシンチレータ115の不純
物がフォトセンサ部102等に進入するのを防止する第
2の保護層、113は接着層、114はシンチレータを
外部の水分から保護するシンチレータ水分保護層、11
6はアルミニウムなどからなる反射層、117はガラス
からなるベースプレート、121はアクリルからなる封
止剤である。
【0026】図2(a)〜図2(e)は、図1の製造工
程を示す断面図及び平面図である。図2(a)〜図2
(e)を用いて図1の製造工程について説明する。ま
ず、薄いガラスなどからなるベースプレート117にス
パッタ等を用い、アルミニウムを蒸着して反射層116
を形成する(図2(a))。
【0027】つぎに、反射層116の端部に、マスク1
32を蒸着する。そして、マスク132を蒸着したベー
スプレート117を、図示しない蒸着装置の真空チャン
バー内に装着して、その後、蒸着装置を200℃以上で
保持し、反射層116上の必要な部分にだけ沃化セシウ
ムを蒸着する(図2(b))。そして、マスク132及
びこの上の沃化セシウムを除去することにより、シンチ
レータ115を形成する(図2(c))。
【0028】こうすることによって、沃化セシウムは蒸
着時の温度の制約を最小限にして、光学的に理想的な柱
状構造を取ることが可能となる。また、反射層116
は、X線などを反射する機能の他に、ベースプレート1
17とシンチレータ115との密着性を向上させる機能
も有する。
【0029】つぎに、シンチレータ115を外部の水分
から保護するために、有機樹脂からなるシンチレータ水
分保護層114を形成して、シンチレータを形成したベ
ースプレートが完成する(図2(d))。これにより、
シンチレータ116は耐湿性と耐衝撃性とに優れたもの
となる。
【0030】一方、ガラス基板101上にはアモルファ
スシリコンよりなるMIS型フォトセンサー部102、
TFTスイッチ部103、電極部104が形成され、そ
の上に窒化物等よりなる第1の保護層111が形成され
た時点で、電気検査され、良品になったもののみ、次の
工程に流される。
【0031】つぎに、第1の保護層111上にPI等の
有機材料からなる第2の保護層112が形成され(図2
(e))、図2(e)に示す破線部をスライサーなどに
よって設計サイズに切断する。この後、電極部104に
電気実装部を実装していてもよい。この後、第2の保護
層112の上に接着層113を塗布し、第2の保護層1
12とシンチレータ115とを貼り合わせる。
【0032】ここで、図3は、第2の保護層112とシ
ンチレータ115とを貼り合わせる様子を示す図であ
る。図3に示すように、本実施形態では、第2の保護層
112とシンチレータ115とを、たとえばローラ13
1などでしごきながら貼り合わせる。このとき、シンチ
レータ115をつぶさないように、ローラ131の加圧
力をコントロールする必要がある。
【0033】また、有機樹脂よりなるシンチレータ水分
保護層114と第2の保護層112とは、シンチレータ
115を破壊させないための耐衝撃緩衝材となる。そし
て、最後に、接着層113への水の進入を抑えるための
封止剤121を、図示しないディスペンサー等によって
塗布する。
【0034】こうして、図1に示すようなX線エリアセ
ンサが完成する。また、反射層116は電気的なノイズ
シールドとしての機能も有するため、必要に応じて、接
着層113を封止する前に、アースに落とすための接続
を行ってもよい。
【0035】また、本実施形態では、ベースプレート1
17の材料に、ガラスを用いた場合を例に説明したが、
このガラスとして、例えば低アルカリガラスを用いれ
ば、低アルカリガラスの耐熱温度は500℃以上である
ため、アルミニウムからなる反射層116を蒸着する際
の温度である100℃〜200℃や、沃化セシウムを蒸
着する際の温度である250℃〜300℃も十分にクリ
アできる。
【0036】さらに、低アルカリガラスからなるベース
プレート117の厚さを、0.05mm程度にすると、
たとえば60KeVのX線が入射した場合も透過率を約
99.5%確保することができる。
【0037】また、ベースプレート117の材料に、ア
モルファスカーボンを用いると、低アルカリガラスを材
料として作成した半導体装置に比して、X線吸収係数が
低く(ガラスのX線吸収率が1.0cm-1、アモルファ
スカーボンのX線吸収率が0.25cm-1)、X線の吸
収率が低い。また、アモルファスカーボンの主成分はカ
ーボンであるため、耐熱性にも優れており、そのため、
低アルカリガラスを用いた場合と同様に蒸着時の耐熱性
も問題なくベースプレート117の厚さを0.1mm程
度にしてもX線の透過率を約99.7%確保することが
できる。
【0038】さらに、アモルファスカーボンは、導電性
が2.4×10-2Ω-1cm-1と高く、耐薬品性がガラス
よりも良好で、熱膨張係数は、ガラスとほぼ同等とみな
せるため(ガラスの熱膨張係数が2.0×10-6、アモ
ルファスカーボンの熱膨張係数が4.7×10-6)、製
造時には静電気の対策や使用する薬品の制約をなくすこ
とができる。
【0039】そして、製造後には、電気的なノイズシー
ルドとして機能して、周囲の水分や不純物から沃化セシ
ウムを保護でき、温度変化によるセンサガラスとの伸縮
差による接着部の剥がれも抑制することができる。特
に、薄いアモルファスカーボンを貼り合わせる場合であ
っても、ガラスと同様にしわが生じることがない。
【0040】一方、ベースプレート117として耐熱性
を有するポリイミドシートを用いた場合には、張り合わ
せの際にシンチレータの破壊を同視する緩衝剤としての
機能も有するため、装置の製造能率を向上することがで
きる。なお、ポリイミドも耐熱性、X線吸収率の点で低
アルカリガラス等と大きな相違はない。
【0041】また、シンチレータ水分保護層114に
は、有機樹脂のみを用いてもよいが、光学的なぼけを防
止するには、層の厚みを薄くする必要がある。また厚み
を薄くすることによって、水分の透過率が高く水分の進
入を防止できない場合には、シンチレータ115と高分
子材料との間に金属層若しくは金属化合物層を蒸着する
ことにより、水分の進入を抑制すればよい。
【0042】[実施形態2]図4(a)は、本発明の実
施形態2のX線エリアセンサの断面図である。図4
(b)はその平面図である。本実施形態と実施形態1と
の違いは、第2の保護層112(図1等)の相当する層
が設けていない点である。これは、後述するように、半
導体装置の製造方法の相違によるものである。なお、図
4において、図1と同様の部材には同一の符号を付して
いる。
【0043】図5は、本実施形態において、シンチレー
タ115等を形成したベースプレート117とフォトセ
ンサー102等を形成したガラス基板101とを貼り合
わせる貼り合わせ装置の断面図である。
【0044】図5において、231はベースプレート1
17を保持するための第1のステージ、232は第1の
ステージ231に真空を導くための真空配管、233は
バキュームポンプ、234はガラス基板101を保持す
るための第2のステージ、235は第2のステージ23
4に真空を導くための真空配管、236はバキュームポ
ンプ、241は接着剤用タンク、242は接着剤を導く
ための導管、243はバキューム配管、244は余分な
接着剤をためるための接着剤バッファータンク、245
はバキューム配管、246はバキュームポンプである。
【0045】貼り合わせに際しては、まず、第1のステ
ージ231と第2のステージ234とのそれぞれに、ベ
ースプレート117、基板ガラス101をバキュームチ
ャックし、封止剤121によりガラス基板101とベー
スプレート117を貼り合わせる。実際には、封止剤1
21は、ガラス基板101上の第1の保護層111とベ
ースプレート117上の保護層116との間に塗布さ
れ、これらを封止する。
【0046】このとき、封止剤121には、接着剤注入
口及びバキューム口として、少なくとも2つ以上の穴を
開けておく。そして、図5に示したとおり、1つの穴に
接着剤213の導管242、もう1つの穴にはバキュー
ム配管243をつなぎ、バキューム配管243からバキ
ュームすると、接着剤213は接着剤用タンク241か
ら導管242を通り、第1の保護層111とシンチレー
タ水分保護層114との間に流れ込む。
【0047】このとき、第1のステージ231及び第2
のステージ234に、それぞれベースプレート117及
びガラス基板101を吸着したままにしておく必要があ
る。そして最後に、接着材封止口とバキューム口とを封
止することにより、図4に示す本実施形態のX線エリア
センサが完成する。
【0048】本実施形態において、ベースプレート11
7とガラス基板101とを、図5に示すような貼り合わ
せ装置により貼り合わせるため、実施形態1で示したロ
ーラ131を使用した場合に比べ、シンチレータ115
にかかる圧力が少ない、そのため、シンチレータ115
が破壊されるのを防止する機能を有する第2の保護層1
12が本実施形態のX線エリアセンサでは必要ないので
ある。第2の保護層112をなくすことにより、透過率
を大きくすることができる。
【0049】[実施形態3]図6(a)は、本発明の実
施形態3のX線エリアセンサの断面図である。図6
(b)はその平面図である。図6(a)、図6(b)に
おいて、105はガラスなどからなる基体、306は基
体105とガラス基板101を貼り合わせるための接着
層である。なお、図1に示した部材と同様のものには、
同一の符号を付している。
【0050】図7(a)〜図7(b)は、図6のガラス
基板101側の製造工程を示す断面図及び平面図であ
る。なお、本実施形態では、ベースプレート117側の
製造工程は、図2(a)〜図2(c)と同様である。
【0051】第1の保護層111上にPI等の有機材料
からなる第2の保護層112が形成され(図7
(a))、図7(a)に示す破線部をスライサーなどに
よって設計サイズに切断する。
【0052】つぎに、図7(a)に示したガラス基板1
01等を、4枚の上下左右方向をアライメントし、基体
105に接着層306を介して同時に貼り合わせる(図
7(b))。このとき、電極部104に電気実装部を実
装していてもよい。この後、第2の保護層112の上に
接着剤113を塗布し、第2の保護層112とシンチレ
ータ115とを貼り合わせる。
【0053】ここで、図8は、第2の保護層112とシ
ンチレータ115とを貼り合わせる様子を示す図であ
る。図8に示すように、本実施形態では、実施形態1と
同様に、第2の保護層112とシンチレータ115と
を、たとえばローラ131などでしごきながら貼り合わ
せる。このとき、シンチレータ115をつぶさないよう
に、ローラ131の加圧力をコントロールする必要があ
る。
【0054】また、有機樹脂よりなるシンチレータ水分
保護層114と第2の保護層112とは、シンチレータ
115を破壊させないための耐衝撃緩衝材となる。そし
て、最後に、接着層113への水の進入を抑えるための
樹脂を、ベースプレート117の回りの端面全てに図示
しないディスペンサー等によって塗布する。
【0055】こうして、図6に示すようなX線エリアセ
ンサが完成する。また、反射層116は電気的なノイズ
シールドとしの機能も有するため、必要に応じて、接着
層113を封止する前に、アースに落とすための接続を
行ってもよい。
【0056】以上説明したように、本実施形態のよう
に、たとえば4枚のセンサー基板を平面方向にタイリン
グすると、各センサー基板の端面でのシンチレータの構
造に連続性が保たれるため、光学的にも、耐湿性にも優
れたものになる。
【0057】[実施形態4]つづいて、実施形態1〜3
のいずれかに記載の半導体装置を備えたX線撮像システ
ムについて説明する。
【0058】図9(a)、図9(b)は、上記半導体装
置を搭載したX線撮像システムの模式的構成図及び模式
的断面図である。まず、X線撮像システムの構成につい
て説明する。光電変換素子とトランジスタは、a−Si
センサ基板6011内に複数個形成されている。そし
て、ドライバーSR1と検出用集積回路ICが実装され
たフレキシブル回路基板6010が接続されている。
【0059】フレキシブル回路基板6010の逆側は、
回路基板PCB1、PCB2に接続されている。前記a
−Siセンサ基板6011の複数枚が、基体6012の
上に接着されている。また、大型の半導体装置を構成す
る基体6012の下には、処理回路6018内のメモリ
6014をX線から保護するため鉛板6013が実装さ
れている。
【0060】a−Siセンサ基板6011上には、たと
えばX線を可視光に変換するためのシンチレータ603
0、たとえば、CsIが貼り付けられている。図1で説
明した半導体装置を用いてX線を検出する。本実施形態
では図9(b)に示されるように全体をカーボンファイ
バー製のケース6020に収納している。
【0061】図10は、上記半導体装置を備えたX線診
断システムを示す図である。X線チューブ6050で発
生したX線6060は患者あるいは被験者6061の胸
部6062を透過し、半導体装置6040に入射する。
この入射したX線には患者6061の体内部の情報が含
まれている。X線の入射に対応してシンチレータは発光
し、これを光電変換して電気的情報を得る。この情報
は、ディジタルに変換されイメージプロセッサ6070
により画像処理され制御室のディスプレイ6080で観
察できる。
【0062】また、この情報は電話回線6090等の伝
送手段により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタール
ームなどディスプレイ6081に表示もしくは光ディス
ク等の保存手段に保存することができ、遠隔地の医師が
診断することも可能である。またフィルムプロセッサ6
100によりフィルム6110に記録することもでき
る。
【0063】なお、本実施形態では、X線診断システム
などのX線撮像システムを例に説明したが、X線以外の
α,β,γ線等の放射線を撮像する撮像システムにも適
用することができる。この場合、シンチレータは、放射
線を光電変換素子により検出可能な波長領域の電磁波で
あって、可視光を含むものに変換できればよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の基体上に形成したシンチレータを覆う保護層を形
成するため、シンチレータの破壊を防止することができ
る。また、本発明は、基体上に反射層を形成することに
より、入射する放射線を吸収する部材を薄くするため、
受光感度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のエリアセンサーパネルの断面図及
び平面図である。
【図2】図1の製造工程図である。
【図3】図1のシンチレータとセンサーパネルとを貼り
合わせる様子を示す図である。
【図4】実施形態2のエリアセンサーパネルの断面図及
び平面図である。
【図5】図2のシンチレータとセンサーパネルとを貼り
合わせる様子を示す図である。
【図6】実施形態3のエリアセンサーパネルの断面図及
び平面図である。
【図7】図3の製造工程図である。
【図8】図3のシンチレータとセンサーパネルとを貼り
合わせる様子を示す図である。
【図9】X線撮像システムの模式的構成図及び模式的断
面図である。
【図10】X線診断システムを示す図である。
【図11】従来例のX線エリアセンサーパネルの断面図
及び平面図である。
【図12】図9のX線エリアセンサーパネルを4枚用い
て作成した大型の半導体装置の断面図及び平面図であ
る。
【図13】従来例のX線エリアセンサーパネルの断面図
及び平面図である。
【符号の説明】
101、401 ガラス基板 102、402 アモルファスシリコンを用いたMIS
型フォトセンサー部 103、403 TFTスイッチ部 104、404 電極部 105 ガラス等などからなる基体 111、411 窒化物等よりなる第1の保護層 112、415 PI等の有機物からなる第2の保護層 113 接着層 114、413 シンチレータ水分保護層 115、412 沃化セシウム(CsI:Tl)などか
らなるシンチレータ 116、414 アルミニウムなどからなる反射層 117 ガラスなどからなるベースプレート 121 アクリルなどからなる封止剤 131 ローラ 132 マスク 231 ベースプレートを保持するための第1のステー
ジ 232 第1のステージに真空を導くための真空配管 233、236、246 バキュームポンプ 234 ガラス基板を保持するための第2のステージ 235 第2のステージに真空を導くための真空配管 241 接着剤用タンク 242 接着剤を導くための導管 243、245 バキューム配管 244 余分な接着剤をためるための接着剤バッファー
タンク 306 基体とガラス基板を貼り合わせるための接着層 414 反射基体 511 窒化物等よりなる保護層 512 接着層 515 有機樹脂からなる封止部 650 隙間 6010 フレキシブル回路基板 6011 a−Siセンサ基板 6012 基台 6013 鉛板 6014 メモリ 6018 処理回路 6020 ケース 6030 シンチレータ 6040 半導体装置 6050 X線チューブ 6060 X線 6061 被験者 6062 胸部 6070 イメージプロセッサ 6080 ディスプレイ 6081 ディスプレイ 6090 電話回線 6100 フィルムプロセッサ 6110 フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 正和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2G088 FF02 GG16 GG20 JJ05 JJ09 JJ10 JJ37 4M118 AA01 AA08 AB01 BA05 CA14 CA33 CB06 CB11 FB09 FB13 FB24 FB26 GA02 GA10 5F088 AB05 BA01 BB03 DA01 EA08 HA15 LA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンチレータを形成した第1の基体と、
    光電変換部を形成した第2の基体とを接着材を介して貼
    り合わせた半導体装置において、 前記シンチレータの形状が破壊されないように、前記シ
    ンチレータを覆うように保護層を形成することを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記保護層は、有機樹脂、金属、金属化
    合物のうち、少なくとも1つを備えてなることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の基体は、ガラス、アモルファ
    スカーボン、有機樹脂シートのうち、少なくとも1つを
    備えてなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の基体と前記第2の基体とを貼
    り合わせた後に、前記接着材によりなる接着層の側面を
    封止することを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記シンチレータは、反射層を介して前
    記第1の基体に形成することを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記反射層は、蒸着により前記第1の基
    体上に形成することを特徴とする請求項5に記載の半導
    体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半
    導体装置と、 前記半導体装置からの信号を処理する信号処理手段と、 前記信号処理手段からの信号を記録するための記録手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を伝送するための伝送処理
    手段と、 前記半導体装置に放射線を照射するための放射線源とを
    具備することを特徴とする放射線撮像システム。
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