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JP2001067891A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JP2001067891A
JP2001067891A JP24617299A JP24617299A JP2001067891A JP 2001067891 A JP2001067891 A JP 2001067891A JP 24617299 A JP24617299 A JP 24617299A JP 24617299 A JP24617299 A JP 24617299A JP 2001067891 A JP2001067891 A JP 2001067891A
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JP
Japan
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circuit
redundant
semiconductor memory
memory device
word line
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Application number
JP24617299A
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English (en)
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Yutaka Shirai
豊 白井
Daisuke Kato
大輔 加藤
Munehiro Yoshida
宗博 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JP2001067891A publication Critical patent/JP2001067891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦使用することになった冗長メモリセルに不
良が生じた場合でも、未使用の正常な冗長メモリセルに
置き換え直すことを可能にして、歩留まりを向上させる
ことができる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】データを記憶するために通常使用されるメ
モリセルに対応するワード線WL0〜WLiと、このワ
ード線を、データを記憶するために使用できないとき、
ワード線の代わりに使用される冗長メモリセルに対応す
る冗長ワード線RWL0〜RWLjとを有する。そし
て、冗長制御回路14により、外部から入力されるアド
レス信号に基づくワード線がデータを記憶するために使
用できないとき、ワード線の代わりに冗長ワード線を使
用するように設定される。さらに、設定された冗長ワー
ド線がデータを記憶するために使用できないとき、この
冗長ワード線はディスエイブルヒューズ回路43により
使用不可能にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関するものであり、特に冗長回路を有する半導体記憶
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置に用いられている
冗長回路について説明する。
【0003】図18は、従来の冗長回路の構成を示すブ
ロック図である。
【0004】この冗長回路は、ヒューズラッチ回路10
1、イネーブルヒューズラッチ回路102、比較回路1
03、及び論理回路104から構成されている。ヒュー
ズラッチ回路101と比較回路103は、メモリセルに
対応する1本のワード線を選択する際に必要なアドレス
の数だけ用意されている。イネーブルヒューズラッチ回
路102は、イネーブルヒューズ用のヒューズラッチ回
路であり、これらヒューズラッチ回路101及び比較回
路103に1つずつ用意されている。
【0005】また、比較回路103には、アドレス信号
A0、A1、…、Anのそれぞれに対応するヒューズラ
ッチ回路101の出力信号が入力される。論理回路10
4には、各比較回路103の出力信号とイネーブルヒュ
ーズラッチ回路102の出力信号が入力される。論理回
路104からは、これらの論理合成の結果が冗長メモリ
セルに対応する冗長ワード線の活性化信号RWLEjとして
出力される。そして、この冗長ワード線の活性化信号RW
LEjがVccレベルとなったときに、冗長メモリセルが活
性化される。
【0006】図19に前記ヒューズラッチ回路101の
回路図を示す。
【0007】このヒューズラッチ回路101では、図5
に示すような初期シーケンスをパワーオンの際に行うこ
とにより、ヒューズF101が切断されていない場合
は、第1出力端に基準電圧Vssレベル、第2出力端には
電源電圧Vccレベルが出力される。一方、ヒューズF1
01が切断されている場合は、第1出力端にVccレベ
ル、第2出力端にはVssレベルが出力される。いずれの
場合にもパワーオフしない限り、この状態が保持され
る。前記イネーブルヒューズラッチ回路102も図19
に示すように構成されており、その第1出力端からは信
号FENBLjが出力される。
【0008】図20に前記比較回路103の回路図を示
す。
【0009】この比較回路103では、ヒューズラッチ
回路101の第1出力端がVssレベル、第2出力端がV
ccレベルの場合、すなわちヒューズラッチ回路のヒュー
ズF101が切断されていない場合には、転送ゲート回
路TG101が非活性化され、クロックドインバータ回
路CV101が活性化される。この結果、比較回路10
3からは、常にアドレス信号Anの反転状態が比較結果
信号FCOMPnjとして出力される。
【0010】一方、ヒューズラッチ回路の第1出力端が
Vccレベル、第2出力端がVssレベルの場合、すなわち
前記ヒューズラッチ回路のヒューズが切断されている場
合には、転送ゲート回路TG101が活性化され、クロ
ックドインバータ回路CV101が非活性化される。こ
の結果、アドレス信号Anがそのまま比較結果信号FCOM
Pnjとして出力される。つまり、アドレス信号A0、A
1、…、Anに対応するヒューズラッチ回路101のヒ
ューズF101が切断されていない場合には、アドレス
信号がVssレベルのときに比較結果信号FCOMPnjがVcc
レベルとなり、ヒューズF101が切断されている場合
には、アドレス信号がVccレベルのときに比較結果信号
がVccレベルとなる。
【0011】図21に前記論理回路104の回路図を示
す。
【0012】この論理回路104は、多入力端を持つN
AND回路ND101と、前記NAND回路の出力端に
接続されたインバータ回路IV104から構成される。
このインバータ回路IV104の出力端からは、冗長メ
モリセルに対応する冗長ワード線の活性化信号RWLEjが
出力される。前記NAND回路ND101には、冗長メ
モリセルに対応する1本の冗長ワード線を選択する際に
必要なアドレス数に1を加えた数の入力端があり、前記
アドレス数分ある比較回路の比較結果信号FCOMP0j〜FCO
MPnjと、前記イネーブルヒューズラッチ回路102の出
力信号FENBLjが入力される。そして、全ての入力端にV
ccレベルが入力されたときのみ、前記論理回路104の
冗長ワード線の活性化信号RWLEjはVccレベルとなる。
【0013】例えば、DRAMにおいて1本のワード線
を選択するのに必要なアドレスが4ビット(A0、A
1、A2、A3)であり、不良メモリセルに対応するワ
ード線のアドレスがA0=Vcc、A1=Vss、A2=V
ss、A3=Vccであるとする。この場合、不良メモリセ
ルを冗長ワード線に置き換える場合には、その冗長ワー
ド線に対応するヒューズセット中のイネーブル用ヒュー
ズを切断するとともに、4つのアドレス用ヒューズのう
ち、A0とA3に対応するものを切断する。すなわち、
イネーブルヒューズラッチ回路102ではヒューズが切
断されているので、常に第1出力端にVccレベルが保持
される。A1、A2に対応する比較回路103では、対
応するヒューズラッチ回路101のヒューズが切断され
ていないので、アドレスがVssレベルの場合に比較結果
信号FCOMPnjがVccレベルになる。A0、A3に対応す
る比較回路103では、対応するヒューズラッチ回路1
01のヒューズが切断されているので、アドレスがVcc
レベルの場合に比較結果信号がVccレベルになる。
【0014】これにより、ヒューズ切断以降は、不良ワ
ード線のアドレス信号(A0=Vcc、A1=Vss、A2
=Vss、A3=Vcc)を入力した場合のみ、前記NAN
D回路ND101の入力全てがVccレベルで揃う。この
結果、前記論理回路104から出力される冗長ワード線
の活性化信号RWLEjがVccレベルとなって、冗長ワード
線が活性化される。
【0015】このように冗長ワード線を使用する場合、
置き換えるべき不良ワード線のアドレス情報はヒューズ
を切断することにより永久に保持される。このため、一
旦、ヒューズが切断され使用が決まった冗長ワード線
は、一義的に対応する不良ワード線と結びつき、それ以
降は対応する不良ワード線を選択するアドレス信号が入
力されたときのみ活性化されることになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この冗長メモリセルの
使用に際しては、置き換えを行う前に予め冗長メモリセ
ル自体のテストを行い、そこに不良がないことを確認し
た上でヒューズを切り、不良メモリセルとの置き換えを
行うのが通常である。
【0017】しかしながら、冗長メモリセルの中に不良
のメモリセルが含まれていることもあり、そのような場
合を考慮すると、そのチップが最終的に良品か不良品か
決着が付くまでは、誤って前記テストで不良だった冗長
メモリセルを使ってしまうことがないように、冗長メモ
リセルのテスト結果を保持しておかなければならないと
いう問題がある。
【0018】また、正常な冗長メモリセルを選んで置き
換えを行うので、通常置き換え後に不良は出ないはずで
ある。しかし、前述したように、実際には不良メモリセ
ルと置き換えた後に、テストでは正常だった冗長メモリ
セルが様々なテストを経るうち不良のメモリセルとなる
こともある。このため、せっかく不良メモリセルを冗長
メモリセルに置き換えたにも係わらず、最終的にはその
チップが不良品となり、歩留まりを下げることもあり得
る。
【0019】こうした冗長メモリセルへの置き換えを行
ったにも係わらず、最終的に不良品となってしまうチッ
プの中には、他の未使用の冗長メモリセルが残っている
こともしばしばあるが、前記のような従来の冗長回路で
は、ヒューズを切断し、一旦不良メモリセルと冗長メモ
リセルとの結びつきが決まってしまうと、別の冗長メモ
リセルに置き換え直すことはできない。したがって、結
局は未使用の冗長メモリセルを使い切らないまま不良品
となり、歩留まりを下げてしまうという問題がある。
【0020】そこでこの発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、これまでの冗長回路に冗長メモリセル
の使用を不可能にする機能を追加することにより、予め
行った冗長メモリセルのテスト結果を冗長回路自体に記
憶させることができ、さらに一旦使用することになった
冗長メモリセルに不良が生じた場合でも、そのメモリセ
ルを使用不可能にし、未使用の正常な冗長メモリセルに
置き換え直すことを可能にして、歩留まりを向上させる
ことができる半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る半導体記憶装置は、データを記憶す
るために通常使用されるエレメントと、前記エレメント
が不良エレメントである場合に、代わりに使用される予
備エレメントと、プログラム可能な読み出し専用記憶部
に記憶されるアドレスと外部から入力されるアドレスの
比較結果に応じて、前記エレメントと前記予備エレメン
トのいずれを使用するかを選択する冗長制御回路とを具
備し、前記冗長制御回路が、前記予備エレメントを使用
不可能にする機能を有することを特徴とする。
【0022】このように構成された半導体記憶装置で
は、冗長回路に予備エレメントの使用を不可能にする機
能を追加することにより、予め行った冗長メモリセルの
テスト結果を冗長回路自体に記憶させることができ、さ
らに一旦使用することになった予備エレメントに不良が
生じた場合でも、その予備エレメントを使用不可能に
し、未使用の正常な予備エレメントに置き換え直すこと
を可能にして、歩留まりを向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0024】[第1の実施の形態]図1は、この発明の
第1の実施の形態の半導体記憶装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0025】図1に示すように、外部よりアドレス信号
が入力されるアドレスバッファ11は、行デコーダ1
2、列デコーダ13、及び冗長制御回路14にそれぞれ
接続されている。前記行デコーダ12は、ワード線を立
ち上げるワード線ドライバ15に接続され、前記列デコ
ーダ13はI/Oゲート16にそれぞれ接続されてい
る。また、前記冗長制御回路14は、ワード線を立ち上
げる前記ワード線ドライバ15、冗長ワード線を立ち上
げる冗長ワード線ドライバ17にそれぞれ接続されてい
る。
【0026】また、メモリセル部は、通常用いられるメ
モリセルが配列されたメモリセルアレイ18、前記メモ
リセルが不良の場合に置き換えるために設けられた冗長
メモリセルが配列された冗長メモリセルアレイ19、セ
ンスアンプ20、I/Oゲート16を有し構成されてい
る。メモリセルアレイ18内のメモリセルには、ワード
線WL0、WL1、…、WLiが接続され、冗長メモリ
セルアレイ19内のメモリセルには冗長ワード線RWL
0、RWL1、…、RWLjが接続されている。また、
前記I/Oゲート16には、データの入力時に用いられ
る入力バッファ21、及びデータの出力時に用いられる
出力バッファ22が接続されている。
【0027】次に、このように構成された前記半導体記
憶装置の動作について説明する。
【0028】前記アドレスバッファ11は、外部から入
力されたアドレス信号を一時的に記憶し、前記行デコー
ダ12、列デコーダ13、及び冗長制御回路14に出力
する。行デコーダ12は、入力されたアドレス信号に基
づいてワード線を選択し、このワード線を選択するため
のワード線選択信号をワード線ドライバ15に出力す
る。列デコーダ13は、入力されたアドレス信号に基づ
いてカラムセレクトライン(CSL)を選択し、このカ
ラムセレクトライン(CSL)を選択するカラム選択信
号をI/Oゲート16に出力する。
【0029】前記冗長制御回路14では、入力されたア
ドレス信号とヒューズによりプログラムされたアドレス
とが比較され、比較結果に応じた選択信号を出力する。
この選択信号は、ワード線ドライバ15、冗長ワード線
ドライバ17のそれぞれに入力され、ワード線ドライバ
15あるいは冗長ワード線ドライバ17のいずれかを活
性化する。これにより、ワード線あるいは冗長ワード線
のいずれかが立ち上げられる。この冗長制御回路14に
ついては後で詳述する。
【0030】また、書き込みでは前記入力バッファ22
から入力されたデータがI/Oゲート16を介してメモ
リセルあるいは冗長メモリセルに書き込まれる。読み出
しでは、メモリセルあるいは冗長メモリセルより読み出
されたデータが前記出力バッファ22から出力される。
【0031】次に、半導体記憶装置に設けられた前記冗
長制御回路14について説明する。
【0032】図2は、前記冗長制御回路の構成を示す回
路図である。
【0033】この冗長制御回路14は、アドレス信号に
基づいて活性化する冗長ワード線RWL0、RWL1、
…、RWLjをそれぞれ選択する冗長ワード線選択回路
31-0、31-1、…、31-jと、この冗長ワード線選択回路か
ら出力される信号より正規のワード線WL0、WL1、
…、WLiを立ち上げるか否かを選択するNOR回路3
2とを有している。
【0034】外部から入力されるアドレス信号をA0、
A1、A2、…、Anとする。前記冗長ワード線選択回
路31-0〜31-jは、冗長ワード線RWL0〜RWLjの1
つのラインに対応して1個ずつ設けられている。なおこ
こでは、1つの冗長ワード線選択回路に、1ラインの冗
長ワード線が設けられている場合を説明するが、1つの
冗長ワード線選択回路に、複数の冗長ワード線が設けら
れている場合でも同様である。
【0035】アドレス信号A0〜Anが入力される冗長
ワード線選択回路31-0は、アドレス信号に基づいて冗長
ワード線RWL0を活性化するか否を選択し、信号RW
LE0を出力する。アドレス信号A0〜Anが入力され
る冗長ワード線選択回路31-1は、アドレス信号に基づい
て冗長ワード線RWL1を活性化するか否を選択し、信
号RWLE1を出力する。同様に、冗長ワード線選択回
路31-2〜31-jも前述と同様の処理を行い、信号RWLE
2〜RWLEjをそれぞれ出力する。ここでは、信号R
WLE1〜RWLEjは、活性化するとき“H”(Vcc
レベル)、活性化しないとき“L”(Vssレベル)とな
るものとする。
【0036】さらに、信号RWLE0〜RWLEjは、
NOR回路32の入力端にそれぞれ入される。NOR回
路32は、信号RWLE0〜RWLEjが全て“L”の
とき、すなわち冗長ワード線がいずれも活性化されない
とき、信号NWLE=“H”をワード線ドライバ15に
出力する。信号NWLEが“H”のとき、正規のワード
線がイネーブルになる。
【0037】次に、冗長制御回路内14の前記冗長ワー
ド線選択回路の詳細について説明する。
【0038】図3は、前記冗長ワード線選択回路の構成
を示すブロック図である。
【0039】この冗長ワード線選択回路31-0〜31-jは、
それぞれヒューズラッチ回路41-0、41-1、…、41-n、イ
ネーブルヒューズラッチ回路42、ディスエイブルヒュ
ーズラッチ回路43、比較回路44-0、44-1、…、44-n、
及び論理回路45から構成される。
【0040】前記ヒューズラッチ回路41-0〜41-nと前記
比較回路44-0〜44-nは、前記アドレス信号A0〜Anの
ビット数と同じ数だけ用意されている。
【0041】前記比較回路44-0の第1入力端にはアドレ
スA0が入力され、その第2入力端にはアドレスA0に
対応するヒューズラッチ回路41-0の出力信号が入力され
る。同様に、比較回路44-1〜44-nの第1入力端にはアド
レスA1〜Anがそれぞれ入力され、それらの第2入力
端にはアドレスA1〜Anに対応するヒューズラッチ回
路44-1〜44-nの出力信号がそれぞれ入力される。
【0042】前記論理回路45には、比較回路44-0〜44
-nのそれぞれの出力信号、イネーブルヒューズラッチ回
路42の出力信号、及びディスエイブルヒューズラッチ
回路43の出力信号がそれぞれ入力される。そして、入
力された信号の論理合成を行い、冗長ワード線RWL0
〜RWLjの活性化の有無を指示する信号RWLE0〜
RWLEjをそれぞれ出力する。そして、この冗長ワー
ド線の活性化信号が“H”レベルとなったとき、その冗
長ワード線が活性化される。
【0043】次に、冗長ワード線選択回路内の前記ヒュ
ーズラッチ回路の詳細について説明する。
【0044】図4は、前記ヒューズラッチ回路の構成を
示す回路図である。
【0045】前記ヒューズラッチ回路41-0、41-1、…、
41-nは、それぞれ図4に示すように、一方の端子に基準
電圧Vssが供給されたヒューズF1と、ゲートにセット
信号FSET、ソースにヒューズF1の他方の端子が接続さ
れたnチャネルMOSトランジスタ(以下nMOSトラ
ンジスタ)NT1と、ゲートにリセット信号bFRST、ソ
ースに電源電圧Vccが供給され、ドレインに前記nMO
SトランジスタNT1のドレインが接続されたpチャネ
ルMOSトランジスタ(以下pMOSトランジスタ)P
T1と、入力端に前記nMOSトランジスタNT1とp
MOSトランジスタPT1との接続点が接続されたイン
バータ回路IV1と、入力端に前記インバータ回路IV
1の出力端が接続され、出力端に前記インバータ回路I
V1の入力端が接続されたインバータ回路IV2と、入
力端に前記インバータ回路IV1の出力端が接続され、
出力端をこのヒューズラッチ回路の第1出力端とするイ
ンバータ回路IV3から構成される。インバータ回路I
V1の出力端は、このヒューズラッチ回路の第2出力端
となる。そして、第1の出力端からは信号FLATnjが出力
され、第2の出力端からは信号bFLATnjが出力される。
前記ヒューズF1は、プログラム可能な読み出し専用記
憶装置であり、具体的には電気的に回路状態(接続また
は遮断)を変更できる電気フューズ、あるいはレーザな
どにより回路切断が可能なレーザヒューズ、あるいはE
EPROMなどからなっている。
【0046】これらヒューズラッチ回路41-0〜41-nは、
図5に示すような初期シーケンスをパワーオンの際に行
うことにより、ヒューズF1が切断されていない場合
は、第1出力端にVssレベルを出力し、第2出力端には
Vccレベルを出力する。ヒューズF1が切断されている
場合は、第1出力端にVccレベルを出力し、第2出力端
にはVssレベルを出力する。いずれの場合にもパワーオ
フしない限り、この状態が保持される。
【0047】また、イネーブルヒューズラッチ回路42
は、図6に示すように、前記ヒューズラッチ回路と同様
に構成されており、第1出力端からは信号FENBLjが出力
される。なお、第2出力端からは出力を取らない。
【0048】次に、冗長ワード線選択回路内の前記ディ
スエイブルヒューズラッチ回路43の詳細について説明
する。
【0049】図7は、前記ディスエイブルヒューズラッ
チ回路の構成を示す回路図である。
【0050】前記ディスエイブルヒューズラッチ回路4
3は、図7に示すように、一方の端子に基準電圧Vssが
供給されたヒューズF2と、ゲートにセット信号FSET、
ソースにヒューズF2の他方の端子が接続されたnMO
SトランジスタNT2と、ゲートにリセット信号bFRS
T、ソースに電源電圧Vccが供給され、ドレインに前記
nMOSトランジスタNT2のドレインが接続されたp
MOSトランジスタPT2と、入力端に前記nMOSト
ランジスタNT2とpMOSトランジスタPT2との接
点が接続されたインバータ回路IV4と、入力端に前記
インバータ回路IV4の出力端が接続され、出力端に前
記インバータ回路IV4の入力端が接続されたインバー
タ回路IV5から構成される。そして、インバータ回路
IV4の出力端は、このディスエイブルヒューズラッチ
回路の出力端となる。この出力端からは信号bFDISjが出
力される。
【0051】前記ディスエイブルヒューズラッチ回路4
3は、アドレス用の前記ヒューズラッチ回路41-0〜41-
n、またはイネーブル用の前記イネーブルヒューズラッ
チ回路42からインバータ回路IV3を外した構成であ
る。このディスエイブルヒューズラッチ回路43の出力
信号は、前記ヒューズラッチ回路の第2出力端からの出
力信号と同様である。よって、ヒューズF2が切断され
ていない場合はVccレベル、ヒューズF2が切断されて
いる場合はVssレベルが出力される。
【0052】次に、冗長ワード線選択回路内の前記比較
回路の詳細について説明する。
【0053】図8は、前記比較回路の構成を示す回路図
である。
【0054】前記比較回路44-0〜44-nは、それぞれ図8
に示すように、電流通路の一端にアドレス信号が入力さ
れ、pMOSトランジスタ側のゲートには前記ヒューズ
ラッチ回路の第2出力端の出力信号bFLATnj、nMOS
トランジスタ側のゲートには前記ヒューズラッチ回路の
第1出力端の出力信号FLATnjが入力される転送ゲート回
路TG1と、入力端にアドレス信号、出力端に前記転送
ゲート回路の電流通路の他端が接続されたクロックドイ
ンバータ回路CV1から構成される。
【0055】前記クロックドインバータ回路CV1の回
路構成を図9に示す。このクロックドインバータ回路C
V1では、pMOSトランジスタPT3のクロックゲー
トに前記ヒューズラッチ回路の第1出力端の出力信号FL
ATnjが入力され、nMOSトランジスタNT3のクロッ
クゲートには前記ヒューズラッチ回路の第2出力端の出
力信号bFLATnjが入力される。さらに、pMOSトラン
ジスタPT4とnMOSトランジスタNT4からなるイ
ンバータ回路の入力端にはアドレス信号が入力される。
そして、転送ゲート回路TG1の出力端とクロックドイ
ンバータ回路CV1の出力端の接続点からは比較結果を
示す信号FCOMPnjが出力される。
【0056】前記比較回路では、ヒューズラッチ回路の
第1出力端がVssレベルで第2出力端がVccレベルの場
合、すなわちヒューズラッチ回路のヒューズF1が切断
されていない場合には、転送ゲート回路TG1が非活性
化され、クロックドインバータ回路CV1が活性化され
て、常にアドレス信号の反転状態が比較結果信号FCOMPn
jとして出力される。
【0057】一方、前記ヒューズラッチ回路の第1出力
端がVccレベルで第2出力端がVssレベルの場合、すな
わち前記ヒューズラッチ回路のヒューズF1が切断され
ている場合には、転送ゲート回路TG1が活性化され、
クロックドインバータ回路CV1が非活性化されて、常
にアドレス信号がそのまま比較結果信号FCOMPnjとして
出力される。
【0058】つまり、アドレス信号A0〜Anのそれぞ
れに対応するヒューズラッチ回路41-0〜41-nでは、前記
のヒューズF1が切断されていない場合には、アドレス
信号がVssレベルのときに比較結果信号FCOMPnjがVcc
レベルとなり、ヒューズが切断されている場合には、ア
ドレス信号がVccレベルのときに比較結果信号FCOMPnj
がVccレベルとなる。
【0059】次に、冗長ワード線選択回路内の前記論理
回路の詳細について説明する。
【0060】図10は、前記論理回路の構成を示す回路
図である。
【0061】前記論理回路45は、図10に示すよう
に、複数の入力端を有するNAND回路ND1と、入力
端が前記NAND回路ND1の出力端に接続され、出力
端が冗長ワード線の活性化を指示する信号RWLEjとなる
インバータ回路IV6から構成される。
【0062】前記NAND回路ND1には、1本のワー
ド線を選択する際に必要なアドレス数に2を加えた数の
入力端があり、前記アドレス数分ある比較回路44-0〜44
-nの比較結果信号FCOMP0j〜FCOMPnjと、前記イネーブル
ヒューズラッチ回路42の出力信号FENBLjと、前記ディ
スエイブルヒューズラッチ回路43の出力信号bFDISjと
が入力される。NAND回路ND1に入力されるこれら
の信号が全てにVccレベルであるときのみ、前記論理回
路から出力される冗長ワード線の活性化を指示する信号
RWLEjはVccレベルとなる。
【0063】このように構成された冗長制御回路14の
動作を説明する。
【0064】前記冗長制御回路14では、冗長ワード線
選択回路内のディスエイブルヒューズラッチ回路43の
出力信号bFDISjが、論理回路を構成するNAND回路N
D1の入力端に入力される。このため、ディスエイブル
ヒューズラッチ回路43のヒューズF2が切断されてい
ない場合、すなわち出力信号bFDISjとしてVccレベルが
出力されている場合、冗長制御回路14は、図18に示
す従来の回路と全く同じ動作をすることになる。
【0065】しかし、一旦、ヒューズF2が切断される
と、すなわち常に出力信号bFDISjとしてVssレベルが出
力される状態になると、他のヒューズラッチ回路の状態
やアドレス信号の状態に係わらず、論理回路45の出力
信号RWLEj、すなわち冗長ワード線の活性化を指示する
信号は常にVssレベルとなる。この結果、ヒューズF2
が切断されたディスエイブルヒューズラッチ回路43を
有する冗長ワード線選択回路(ヒューズセット)に対応
する冗長ワード線は、もはや2度と使用できなくなる。
【0066】以上により、通常はこのディスエイブルヒ
ューズラッチ回路43のヒューズF2を切断しないが、
置き換えに使用した冗長メモリセルが不良状態となった
ときに、この冗長メモリセルに対応するディスエイブル
ヒューズラッチ回路43のヒューズF2を切断する。こ
うして不良の冗長メモリセルを使用不可能にした上で、
改めて本来置き換えを行わなければならない不良メモリ
セルを、別の未使用の冗長メモリセルに置き換える。こ
のような置き換えを行うことにより、前記半導体記憶装
置の歩留まりを向上させることができる。
【0067】また、置き換えを行う前の冗長メモリセル
のテストにより不良であることがわかったときに、不良
の冗長メモリセルに対応するディスエイブルヒューズラ
ッチ回路43のヒューズF2を切断し、この不良の冗長
メモリセルを2度と使用できなくする。このように冗長
制御回路自体にテスト結果を記憶させることにより、テ
スト結果を外部に記憶させておく必要がなくなり、作業
効率を向上させることができる。
【0068】以上説明したようにこの第1の実施の形態
によれば、冗長回路に冗長メモリセルの使用を不可能に
する機能を追加することにより、冗長回路自体にテスト
結果を記憶させることができ、さらに一旦使用すること
になった冗長メモリセルに不良が生じた場合でも、その
メモリセルを使用不可能にし、未使用の正常な冗長メモ
リセルに置き換え直すことを可能にして、歩留まりを向
上させることができる半導体記憶装置を提供することが
可能である。
【0069】なお、前記第1の実施の形態では、冗長メ
モリセルに対応する冗長ワード線を使用不可能にする場
合を説明したが、冗長メモリセルに対応する冗長ビット
線対に対しても同様の手法にて使用不可能にすることが
できる。
【0070】次に、前記第1の実施の形態の変形例とし
て、アドレス信号が供給される比較回路の入力部の前段
に、インバータ回路を追加してアドレス信号が供給され
る信号線(アドレス)から見た容量が一定になるような
回路構成としてもよい。その他の構成は、前記第1の実
施の形態と同様である。
【0071】図11に示すように、各冗長メモリセルを
選択するための冗長ワード線RWL0〜RWLjごとに
対応するヒューズセット0〜ヒューズセットjが存在
し、アドレスA0〜Anがそれぞれのヒューズセットに
入力される方式の場合、ヒューズF1を切断するかまた
は切断しないか(転送ゲート回路TG1が活性化または
クロックドインバータCV1が活性化)で、アドレス線
から見た容量は異なる。すなわち、転送ゲート回路TG
1が活性化されているときは、その後段の多数の入力端
を持つNAND回路ND1のゲート容量も付加される。
【0072】このような容量の変化は、アドレス線が接
続される個所が1つであるならば、実質的に気にならな
いはずである。しかし、この方式のように複数個所に1
本のアドレス線が接続されているときは、1個所での容
量の変化が小さくても、複数個所ではそれらを合わせた
ものとなるため、無視できなくなる。
【0073】例えば、アドレス線が接続される個所が1
つであるとして、クロックドインバータ回路CV1が活
性化されている場合にはアドレス線に付加される容量が
10fF、一方、転送ゲート回路TG1が活性化されて
いる場合にはその後段のゲート容量5fFも加算されて
計15fFであるとする。
【0074】この場合、一個所での容量差はたった5f
Fだが、チップ全体で100本の冗長ワード線が存在す
る(1つのアドレス線が100個所に接続される)場合
を考えてみる。ここで、仮にアドレスA0は対応するヒ
ューズF1が全て切断され、アドレスA1はヒューズF
1が全て切断されていないとする。すると、A0のアド
レス線には15fF×100=1.5pF、A1のアド
レス線には10fF×100=1pFの容量が付加され
る。このとき、容量の差は0.5pFとなり、もはや無
視できないものとなる。
【0075】これを解決するために、図12に示すよう
に、前記転送ゲート回路TG1及びクロックドインバー
タ回路CV1の前段に2つのインバータ回路IV71、
IV72を追加し、ヒューズ切断の影響がアドレス線に
及ばないようにする。また、これらインバータ回路を入
れることで、1個所あたりでの付加される容量が削減で
きる。
【0076】すなわち、インバータ回路が無い場合に
は、クロックドインバータ回路CV1と転送ゲート回路
TG1で生じる容量がアドレス線に付加されるが、イン
バータ回路を追加した場合には、アドレス線にそのイン
バータ回路のみの容量しか付加されなくなる。複数個所
でこのように容量を削減できるため、その削減効果は大
きなものとなる。このように、インバータ回路を追加す
ることにより、アドレス線から見た(アドレス線に付加
される)容量を一定することができる。その他の作用及
び効果については、前記第1の実施の形態と同様であ
る。
【0077】以上説明したようにこの第1の実施の形態
の変形例によれば、冗長回路に冗長メモリセルの使用を
不可能にする機能を追加することにより、冗長回路自体
にテスト結果を記憶させることができ、さらに一旦使用
することになった冗長メモリセルに不良が生じた場合で
も、そのメモリセルを使用不可能にし、未使用の正常な
冗長メモリセルに置き換え直すことを可能にして、歩留
まりを向上させることができる半導体記憶装置を提供す
ることが可能である。
【0078】さらに、アドレス信号が供給される比較回
路の入力部の前段に、インバータ回路を追加することに
より、アドレス線に付加される容量を一定に削減するこ
とができる。
【0079】[第2の実施の形態]次に、この発明の第
2の実施の形態の半導体記憶装置について説明する。
【0080】メモリとロジックを混載する混載LSIで
は、用途によって必要となるメモリ容量が異なる。この
ため、メモリ容量が異なる混載LSIをいくつも設計し
なければならないが、メモリ容量を除きその他のロジッ
クや冗長回路などは共通に使用できる場合が少なくな
い。このような場合、メモリ部分のみを新規に設計し、
その他のロジックや冗長回路を共用できるようにすれ
ば、設計時の負担を軽減することができる。
【0081】この第2の実施の形態は、メモリ容量が異
なる複数の半導体装置に対し、冗長回路を共用して本発
明を適用した一例を示すものである。ここでは、容量が
2MBと1MBのメモリセルアレイに対し、同じ冗長回
路、同じ冗長メモリセルアレイを用いる場合を例に取り
説明する。
【0082】図13は、2MBの容量を持つ半導体記憶
装置のメモリ部の簡単な構成を示す図である。図14
は、前記半導体記憶装置における冗長制御回路内の冗長
ワード線選択回路の構成を示すブロック図である。
【0083】この半導体記憶装置では、メモリセルアレ
イ51内の正規のワード線WL0〜WL1023の各々
を区別するために、10ビットのアドレス信号A0〜A
9が必要となる。正規のワード線を冗長メモリセルアレ
イ52内の冗長ワード線RWL0〜RWL15に置き換
える場合に、置き換えたいワード線の情報を記録(プロ
グラム)するには当然10ビットのデータ(ヒューズ)
が必要である。よって、この冗長ワード線選択回路に
は、ヒューズラッチ回路41-0〜41-9が備えられ、これら
ヒューズラッチ回路41-0〜41-9に置き換えたいワード線
の情報が記録(プログラム)されている。その他の構成
は、ディスエイブルヒューズラッチ回路43を除いて図
3に示した冗長ワード線選択回路を有する半導体記憶装
置と同様である。
【0084】このように構成された前記2MBの半導体
記憶装置内の冗長制御回路を、1MBの半導体記憶装置
に用いる場合を説明する。
【0085】図15は、1MBの容量を持つ半導体記憶
装置のメモリ部の簡単な構成を示す図である。図16
は、前記半導体記憶装置における冗長制御回路内の冗長
ワード線選択回路の構成を示すブロック図である。
【0086】1MBの半導体記憶装置では、メモリセル
アレイ53内の正規のワード線WL0〜WL511の各
々を区別するために9ビットのアドレス信号A0〜A8
があればよく、2MBの場合に用いていたA9はワード
線のデコードに用いられず不必要である。正規のワード
線を、冗長メモリセルアレイ54内の冗長ワード線RW
L0〜RWL15と置き換える際にも、9ビットのヒュ
ーズラッチ回路41-0〜41-8があればよく、A9に対応す
る10ビット目のヒューズラッチ回路41-9が余ってしま
う。このヒューズラッチ回路41-9と比較回路44-9を、図
16に示すように、ディスエイブルヒューズラッチ回路
55に利用する。
【0087】図17は、前記ディスエイブルヒューズラ
ッチ回路の構成を示す回路図である。このディスエイブ
ルヒューズラッチ回路は、前記ヒューズラッチ回路と前
記比較回路を接続した構成であり、本来はアドレスが入
力される比較回路部分の入力端にVssを供給することで
ディスエイブルヒューズラッチ回路として活用するもの
である。その他の構成は、図1に示した第1の実施の形
態の半導体記憶装置と同様である。
【0088】このように、第1のメモリ容量(2MB)
の半導体記憶装置でヒューズラッチ回路と比較回路に使
用していた回路を、第1のメモリ容量と異なる第2のメ
モリ容量(1MB)の半導体記憶装置でディスエイブル
ヒューズラッチ回路として利用すれば、新規に冗長制御
回路の設計作業を行う必要がなく、設計時の負担を軽減
することができる。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、冗長
回路に冗長メモリセルの使用を不可能にする機能を追加
することにより、予め行った冗長メモリセルのテスト結
果を冗長回路自体に記憶させることができ、さらに一旦
使用することになった冗長メモリセルに不良が生じた場
合でも、そのメモリセルを使用不可能にし、未使用の正
常な冗長メモリセルに置き換え直すことを可能にして、
歩留まりを向上させることができる半導体記憶装置を提
供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体記憶装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】前記半導体記憶装置に設けられた冗長制御回路
の構成を示す回路図である。
【図3】前記冗長制御回路内の冗長ワード線選択回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】前記冗長ワード線選択回路内のヒューズラッチ
回路の構成を示す回路図である。
【図5】パワーオンの際に行われる初期シーケンスを示
すタイミングチャートである。
【図6】前記冗長ワード線選択回路内のイネーブルヒュ
ーズラッチ回路の構成を示す回路図である。
【図7】前記冗長ワード線選択回路内のディスエイブル
ヒューズラッチ回路の構成を示す回路図である。
【図8】前記冗長ワード線選択回路内の比較回路の構成
を示す回路図である。
【図9】前記比較回路内のクロックドインバータ回路の
構成を示す回路図である。
【図10】前記冗長ワード線選択回路内の論理回路の構
成を示す回路図である。
【図11】前記冗長制御回路におけるアドレス線の接続
を示す回路図である。
【図12】前記冗長制御回路におけるアドレス線から見
た容量が一定になる回路構成の一例を示す回路図であ
る。
【図13】2MBの容量を持つ半導体記憶装置のメモリ
部の簡単な構成を示す図である。
【図14】前記半導体記憶装置における冗長制御回路内
の冗長ワード線選択回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図15】1MBの容量を持つ半導体記憶装置のメモリ
部の簡単な構成を示す図である。
【図16】前記半導体記憶装置における冗長制御回路内
の冗長ワード線選択回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】前記冗長ワード線選択回路内のディスエイブ
ルヒューズラッチ回路の構成を示す回路図である。
【図18】従来の冗長回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図19】前記冗長回路内のヒューズラッチ回路の構成
を示す回路図である。
【図20】前記冗長回路内の比較回路の構成を示す回路
図である。
【図21】前記冗長回路内の論理回路の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
11…アドレスバッファ 12…行デコーダ 13…列デコーダ 14…冗長制御回路 15…ワード線ドライバ 16…I/Oゲート 17…冗長ワード線ドライバ 18…メモリセルアレイ 19…冗長メモリセルアレイ 20…センスアンプ 21…入力バッファ 22…出力バッファ 31-0、31-1、〜、31-j…冗長ワード線選択回路 32…NOR回路 41-0、41-1、〜、41-n…ヒューズラッチ回路 42…イネーブルヒューズラッチ回路 43…ディスエイブルヒューズラッチ回路 44-0、44-1、〜、44-n…比較回路 45…論理回路 51…メモリセルアレイ 52…冗長メモリセルアレイ 53…メモリセルアレイ 54…冗長メモリセルアレイ WL0、WL1、〜、WLi…ワード線 RWL0、RWL1、〜、RWLj…冗長ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 宗博 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5L106 CC04 CC17 CC31 CC38 EE02 EE07 GG05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶するために通常使用されるエ
    レメントと、 前記エレメントが不良エレメントである場合に、代わり
    に使用される予備エレメントと、 プログラム可能な読み出し専用記憶部に記憶されるアド
    レスと外部から入力されるアドレスの比較結果に応じ
    て、前記エレメントと前記予備エレメントのいずれを使
    用するかを選択する冗長制御回路とを具備し、 前記冗長制御回路は、前記予備エレメントを使用不可能
    にする機能を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記予備エレメントを使用不可能にする機
    能は、前記予備エレメントを不良エレメントと置き換え
    る以前に機能させる事ができることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記予備エレメントを使用不可能にする機
    能は、前記予備エレメントを不良エレメントと置き換え
    た後に機能させる事ができることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記予備エレメントを使用不可能にする機
    能は、前記予備エレメントを不良エレメントと置き換え
    る以前、置き換えた後のいずれでも機能させる事ができ
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記予備エレメントを使用不可能にする機
    能は、前記予備エレメントごとに設けられていることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記エレメントはメモリセルに対応する1
    本または複数のワード線であり、前記予備エレメントは
    冗長メモリセルに対応する1本または複数の冗長ワード
    線であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    つに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記エレメントはメモリセルに対応する1
    対または複数対のビット線対であり、前記予備エレメン
    トは冗長メモリセルに対応する1対または複数対の冗長
    ビット線対であることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記プログラム可能な読み出し専用記憶部
    は、ヒューズであることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】前記プログラム可能な読み出し専用記憶部
    は、パッケージング後においても記憶情報の変更が可能
    であることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】前記プログラム可能な読み出し専用記憶
    部は、電気的に回路の接続状態を変更できる電気ヒュー
    ズであることを特徴とする請求項9に記載の半導体記憶
    装置。
  11. 【請求項11】容量の異なる2種類以上の半導体記憶装
    置に対し、同じ冗長制御回路および同じ予備エレメント
    を採用する際、容量が最も大きい半導体記憶装置でのみ
    活用され、それ以外の半導体記憶装置では使用しないア
    ドレスに対応するプログラム可能な読み出し専用記憶部
    を、前記それ以外の半導体記憶装置において、前記予備
    エレメントを使用不可能にする手段として用いることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】前記冗長制御回路において、アドレスが
    供給される信号線に付加される寄生容量は前記プログラ
    ム可能な読み出し専用記憶部に不良エレメントのアドレ
    スを記憶する前後で一定であることを特徴とする請求項
    1乃至11のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】前記半導体記憶装置は、前記予備エレメ
    ントを試験する手段を具備することを特徴とする請求項
    1乃至12のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
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