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JP2001066142A - 共振型光ジャイロ - Google Patents

共振型光ジャイロ

Info

Publication number
JP2001066142A
JP2001066142A JP24234099A JP24234099A JP2001066142A JP 2001066142 A JP2001066142 A JP 2001066142A JP 24234099 A JP24234099 A JP 24234099A JP 24234099 A JP24234099 A JP 24234099A JP 2001066142 A JP2001066142 A JP 2001066142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
laser light
gyro
electric signal
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24234099A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ohara
悟史 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Denshikiki Co Ltd filed Critical Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Priority to JP24234099A priority Critical patent/JP2001066142A/ja
Publication of JP2001066142A publication Critical patent/JP2001066142A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整が簡易であり、高精度な共振型光ファイハ゛シ
゛ャイロを提供する。 【解決手段】 光源部1はレーザ光発生源であり発生し
たレーザ光Lをジャイロチップ2に射出する。ジャイロチ
ップ2は、レーザ光Lをレーザ光LCCWとレーザ光LCWとに
分岐し、射出するとき、変調信号HCWと変調信号HCCWと
により、各々レーザ光LCW及びレーザ光LCCWに対する位
相変調を行う。CCW光受光器7は、レーザ光LCCWを電気信
号DCCWへ変換し、CCW光信号処理部9へ出力する。CW光受
光器8は、レーザ光LCWを電気信号DCWへ変換し、CW光信
号処理部10へ出力する。CCW光信号処理部9は、入力され
る電気信号DCCWを同期検波し、電気信号QCCWをCW光信号
処理部10へ出力する。CW光信号処理部10は、入力される
電気信号DCWを同期検波し、電気信号QCWを生成する。CW
光信号処理部10は、電気信号QCWと入力される電気信号Q
CCWとから、共振周波数Δfを求めて回転角速度Ωを演算
し求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搭載する移動物体
の回転角速度の検出を行う光共振器を用いた共振型光ジ
ャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】運動する物体(飛行機および艦船など)
の回転角速度を求めることにより、この物体の現在の姿
勢角や方位角を捉えることが可能となる。そのため、飛
行機、艦船および潜水艦などには、広大な空や広大な海
を自分の力で目的値へ向かって、迷わずに正確に運行す
るために、慣性航法装置やジャイロコンパス等が搭載さ
れている。この慣性航法装置やジャイロコンパス等は、
プラットホーム方式から稼働部のないストラップダウン
方式へ移行しつつある。
【0003】そのため、慣性航法装置やジャイロコンパ
ス等には、回転角速度を測定するジャイロスコープ(以
下、ジャイロとする)が内蔵されているが、機械式ジャ
イロから光ジャイロへ移行している。光ジャイロには、
リングレーザジャイロ(RLG),干渉型光ジャイロ及
び共振型光ジャイロの3種類がある。ここで、RLG
は、実用化されているが、ロックイン対策にディザ機構
または回転テーブル機構を必要とし、かつ高精度なミラ
ーが必要なため、信頼性及びコストの面で問題がある。
このため、稼働部が全くなく、高精度なミラーを必要と
しない干渉型又は共振型光ジャイロが開発されている。
【0004】光ジャイロの基本原理を図4を用いて説明
する。図4は、光ジャイロの概念図である。図4に示す
様に、共振型光ジャイロスコープ(共振型光ジャイロ)
は、光共振器RSに対して進行波形のレーザ発信を光源
LSからビームスプリッタBSを介して行い、光ファイ
バのループに時計回り(CW:Clock Wise)
の方向のレーザ光および反時計回り(CCW:Coun
ter ClockWise)の方向のレーザ光を入力
させる。
【0005】このとき、共振型光ジャイロの系が静止し
ていれば、両周りのレーザ光は、同一の光路を伝搬する
ため、両レーザ光間の共振周波数差が「0」となる。し
かし、この共振型光ジャイロの系が矢印方向に回転角速
度Ωにより回転すると、光共振器RSにおいてCWに伝
搬されるレーザ光とCCWに伝搬されるレーザ光の光路
の長さがサニャック効果により異なり、両レーザ光の共
振周波数が異なったものとなる。
【0006】このときレーザ光の共振周波数のスペクト
ルが鋭い(半値幅が小さい)ため、回転角速度がわずか
なものであっても測定される共振周波数差としては大き
な値となり、検出される回転角速度Ωの検出精度が高く
なる。そのため、共振型光ジャイロは、近年ジャイロス
コープとして期待される様になってきている。本発明で
は、共振型光ジャイロに用いられる光共振器を構成する
光導波手段を光ファイバ及び光導波路とする。
【0007】従来の共振型光ジャイロの説明を図5を用
いて行う。図5は、従来の共振型光ジャイロの構成の一
例を示すブロック図である。この図において、1は光源
部であり、たとえば半導体レーザ等によるレーザ光発生
源である。また、光源部1は、発生したレーザ光Lを強
度変調器100へ射出する。強度変調器100は、発振
器101の発生する周波数により強度変調を行い、レー
ザ光MLをジャイロチップ2へ射出する。カー効果及び
後方散乱(光学的雑音)の影響がどの程度あるかを検出
するために強度変調を掛けている。
【0008】この強度変調は、発振器101より入力さ
れる、図6に示す周期Tpの波形信号により行われる。
この波形信号の周期Tpは、共振型光ジャイロの共振状
態を保つため、レーザ光が光共振器102を一周する時
間の整数倍にする必要がある。この関係がずれると、共
振周波数に誤差が生じ、回転角速度Ωが正確に求められ
ない。ここで、光共振器102は、例えば光ファイバで
構成されているとする。
【0009】また、周期Tpにおける強度I0の幅と強度
I0’の幅とが「1:1」である必要がある。すなわ
ち、強度I0と強度I0’との切り換えが、時間「Tp/
2」毎に行われなければ、正確な強度変調が行えず、光
共振器102における共振周波数に誤差が生じ、回転角
速度Ωが正確に求められない。ここで、強度I0は、光
源部1から射出した時点、すなわち強度変調器100に
入射した時点のレーザ光の強度を示している。
【0010】ジャイロチップ2は、強度変調器100か
ら入射されるレーザ光MLを分配し、光ファイバ3及び
光ファイバ4に射出する。ここで、光ファイバ3に出力
されるレーザ光MLは、光共振器102において反時計
回りのレーザ光LCCWとして出力される。
【0011】また、光ファイバ4に出力されるレーザ光
MLは、光共振器102において時計回りのレーザ光L
CWとして出力される。このとき、レーザ光LCCWとレー
ザ光LCWとは、ジャイロチップ2において、周波数を分
離することで後方散乱及びカー効果の影響を防止するた
め、位相変調が行われている。
【0012】ここで、この位相変調は、図7に示す時間
単位「τ」毎に位相をずらし、時間「2π/Δω」にお
いて、位相を「2π」ずらす。そして、位相の変化「Δ
ω」は、レーザ光LCWとレーザ光LCCWとの位相変調に
おいて異なっている。すなわち、レーザ光LCWとレーザ
光LCCWとの位相が「2π」ずれる時刻が異なるため、
実質的に、異なる周波数変調が行われたことになる。
【0013】また、時間「2π/Δω」の間に位相が正
確に「2π」ずれないと、強度変調器100で行われて
いる強度変調と同様に、共振周波数に誤差が生じ、回転
角速度Ωが正確に求められない。このジャイロチップ2
における位相制御は、CW光信号処理部109及びCC
W光信号処理部110からの各々の変調信号HCWと変調
信号HCCWとで行われている。
【0014】変調を受けたレーザ光LCCWは、ジャイロ
チップ2からカプラ105及びカプラ103を介して光
共振器102へ入射し、光共振器102内を反時計周り
に回転する。同様に、変調を受けたレーザ光LCWは、ジ
ャイロチップ2からカプラ105及びカプラ103を介
して光共振器102へ入射し、光共振器102内を時計
周りに回転する。
【0015】CCW光受光器7は、カプラ103及びカ
プラ105を介して、入射されるレーザ光LCWを図8
(a)に示す電気信号DCWへ変換し、この電気信号DCW
をCW光信号処理部109へ出力する。また、CW光受
光器8は、カプラ103及びカプラ106を介して、入
射されるレーザ光LCCWを図8(a)に示す電気信号DC
CWへ変換し、この電気信号DCCWをCCW光信号処理部
110へ出力する。
【0016】CW光信号処理部109は、入力される電
気信号DCWを同期検波して、結果として図8(b)に示
す電気信号QCWをCCW光信号処理部110へ出力す
る。また、CW光信号処理部109は、光源1から射出
するレーザ光Lの周波数が、常に、電気信号QCWから求
められる共振周波数fCWと一致するよう制御するた
め、、光源駆動部11へ制御信号を出力する。
【0017】光源駆動部11は、光駆動信号SCにより
光源部1の発生するレーザ光Lの周波数の制御を行う。
CCW光信号処理部110は、入力される電気信号DCC
Wを同期検波して、結果として図8(b)に示す電気信
号QCCWを生成し、入力される電気信号QCWとの比較を
行う。
【0018】すなわち、図8(b)に示す電気信号QCW
が「0(X軸:レーザ光周波数)」とクロスする周波数
(共振周波数)fCWと、または電気信号QCCWが「0
(X軸:レーザ光周波数)」とクロスする周波数(共振
周波数)fCCWとから共振周波数差Δfを求める。さら
に、CCW光信号処理部110は、求めた共振周波数差
Δfをジャイロ出力部112へ出力する。ジャイロ出力
部112は、入力された共振周波数差Δfを用い、回転
角速度Ωを下記に示す(1)に基づく演算処理により求
める。
【0019】 Ω=(Δf・λ・p/(4A・r)) …… (1) ここで、λは光源部1により発生されたレーザ光Lの真
空中における波長であり、pは光共振器102の周長で
あり、Aは光共振器102の閉路面積であり、rは光共
振器102の半径である。
【0020】また、CCW光信号処理部110は、上述
した演算処理により求めた回転角速度Ωを図示しない外
部回路へ出力する。
【0021】さらに、強度変調器100による強度変調
に基づき、CCW光信号処理部110が電気信号QCCW
と電気信号QCWとの強度差を求め、CW光信号処理部1
09及びCCW光信号処理部110は、各々変調信号H
CWと変調信号HCCWとによりこの強度差が「0」となる
ように、ジャイロチップ2で位相変調の時間「τ」の調
整を行い、レーザ光LCWとレーザ光LCCWとの強度調整
を行う。この時間「τ」の調整を行うことで、位相変調
の進度が変わることに伴い、レーザ光の強度が調整され
る。
【0022】たとえば、共振型光ジャイロの系が矢印Z
の方向へ回転したとすると、光共振器102を伝搬する
レーザ光LCWの光路が見かけ上において長くなり、図8
(b)に示す共振周波数fCWは低くなる。一方、ファイ
バリング光共振器106を伝搬するレーザ光LCCWの光
路が見かけ上において短くなり、図8(b)に示すに示
す共振周波数fCCWは高くなる。
【0023】そして、CCW光信号処理部110は、共
振周波数fCWと共振周波数fCCWとからレーザ光LCWと
レーザ光LCCWとの共振周波数差Δfを求める。これによ
り、CCW光信号処理部110は、矢印Z方向へ回転す
る共振型光ファイバジャイロの系の回転角速度Ωを
(1)式に基づく演算処理により求める。
【0024】また、たとえば、共振型光ジャイロの系が
矢印Zに対して逆方向へ回転したとすると、光共振器1
02を伝搬するレーザ光LCWの光路が見かけ上において
短くなり、図8(b)に示す共振周波数fCWは高くな
る。一方、光共振器102を伝搬するレーザ光LCCWの
光路が見かけ上において長くなり、図8(b)に示す共
振周波数fCCWは低くなる。
【0025】そして、CCW光信号処理部110は、共
振周波数fCWと共振周波数fCCWとからレーザ光LCWと
レーザ光LCCWとの共振周波数差Δfを求める。これによ
り、CCW光信号処理部110は、矢印Zと逆方向へ回
転する共振型光ジャイロの系の回転角速度Ωを(1)式
に基づく演算処理により求める。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、共振
型光ジャイロは、レーザ光LCW及びレーザ光LCCWとの
光共振器102における光路差を共振周波数差Δfとし
て検出する。ここで、光源の周波数を一方のレーザ光、
例えばレーザ光LCWの光路の共振周波数fCWに維持する
ように制御し、もう一方のレーザ光LCCWの共振周波数
fCCWのずれから回転角速度Ωを検出する。
【0027】また、共振型光ジャイロは、共振現象を利
用するため、高干渉性(高いコヒーレント性)の光源を
用いる必要がある。この際に起きる問題の一つが光学
部、すなわち光共振器102において発生する光雑音で
ある。このうち、カー効果及び後方散乱による光雑音
は、時計回りのレーザ光LCWと反時計回りのレーザ光L
CCWとが同一の光導波手段、すなわち光共振器102を
伝搬するため、レーザ光LCWとレーザ光LCCWとが相互
に影響して起こる。
【0028】一方、後方散乱は、一方のレーザ光LCWが
光導波手段中の屈折揺らぎなどにより、伝搬方向(時計
回り方向)とは反対方向(反時計回り方向)に散乱光を
生成してしまうもので、他方のレーザ光LCCWと干渉
し、光雑音となる。
【0029】これらの光雑音の影響を低減するため、上
述した様に、強度変調したレーザ光のサンプリングによ
る光雑音により劣化したレーザ光強度の補正や、BPS
K方式による位相変調技術等を用いているが、十分では
ない。すなわち、図8(a)に示すように、CW光受光
器8に入射するレーザ光LCW及びCCW光受光器7に入
射するレーザ光LCCWの双方が、共振周波数を得るため
の信号強度にノイズが乗った状態となっている。
【0030】このため、CW光信号処理部109及びC
CW光信号処理部110において、各々検出される電気
信号QCW及び電気信号QCCWは、図8(b)に示すよう
に共振周波数fCWと共振周波数fCCWともに、共振点誤
差を有することになる。従って、共振周波数fCWと共振
周波数fCCWとの共振周波数差Δfから求める回転角速
度Ωの精度は、非常に悪くなり、図9の示すように真値
に対して誤差が非常に大きくなっている。
【0031】図9は、一定速度で回転させたときの、時
間経過による回転角速度を示す電圧の真値(理論的な計
算結果)に対する精度を求めた図である。このように従
来の共振型光ジャイロには、上述したように、同一の光
導波手段を両方向に回るレーザ光を利用していることに
よる光雑音の問題があり、求める回転角速度Ωを高い精
度で求めることができない問題がある。
【0032】また、従来の共振型光ジャイロは、光雑音
の影響を低減させるため、強度変調回路や高精度位相変
調回路等を用いるため、装置の構成が複雑となり、調整
が複雑となり、装置全体の信頼性が低下する欠点があ
る。
【0033】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、調整が簡易であり、かつ、高精度な共振型光ジャ
イロを提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、共振
型光ジャイロにおいて、注入電流の注入量に応じた所定
の周波数のレーザ光を発生するレーザ光源と、所定の共
振周波数の波長と同長の光路長を有する光導波手段がリ
ング状に形成された第1の光共振器と、所定の共振周波
数の波長と同長の光路長を有する光導波手段がリング状
に形成された第2の光共振器と、第1の光共振器と第2
の光共振器とに各々前記レーザ光を分配するジャイロチ
ップと、前記第1の光共振器から出力される第1のレー
ザ光を第1の電気信号へ変換し、変換されたこの第1の
電気信号を検波し、検波結果として第1の検波信号を出
力する第1の検波手段と、前記第2の光共振器から出力
される第2のレーザ光を第2の電気信号へ変換し、変換
されたこの第2の電気信号を検波し、検波結果として第
2の検波信号を出力する第2の検波手段と、第1の検波
信号と第2の検波信号とに基づき回転角速度を求める信
号処理部とを具備することを特徴とする。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の共
振型光ジャイロにおいて、前記ジャイロチップが、前記
レーザ光源から出力されるレーザ光を前記第1の光共振
器において時計回り方向に第1のレーザ光として伝搬さ
せ、前記レーザ光源から出力されるレーザ光が反時計回
り方向に第2のレーザ光として、前記第2の光共振器に
おいて伝搬させることを特徴とする。
【0036】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の共振型光ジャイロにおいて、前記ジャイロ
チップが、前記第1の光共振器において伝搬される第1
のレーザ光と、前記第2の光共振器において伝搬される
第2のレーザ光とを位相変調したのち各々を前記第1の
光共振器及び前記第2の光共振器へ出力することを特徴
とする。
【0037】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の共振型光ジャイロにおいて、
前記光源の出力するレーザ光の周波数を、前記第1の光
共振器の共振周波数に一致させる光源駆動部を具備する
ことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる共振型光ファイバジャイロの構成を示すブロック図
である。この図において、1は光源部でありたとえばフ
ァブリ・ペロー型の半導体レーザ等によるレーザ光発生
源である。また、光源部1は、発生したレーザ光Lをジ
ャイロチップ2に射出する。
【0039】ジャイロチップ2は、入射したレーザ光L
を光共振器R1内を伝搬するレーザ光LCCWと光共振器R
2内を伝搬するレーザ光LCWとに分岐させ、レーザ光LC
CWを光ファイバ5へ、レーザ光LCWを光ファイバ6へ射
出する。また、ジャイロチップ2は、レーザ光LCW及び
レーザ光LCCWを射出するとき、CW光変調信号処理部
10からの変調信号HCWと、CCW光変調信号処理部9
からの変調信号HCCWとにより、各々レーザ光LCW及び
レーザ光LCCWに対する位相変調を行う。
【0040】この一実施形態における共振型光ジャイロ
の位相変調は、従来例に示した位相変調の処理と同様で
ある。ここで行われる位相変調は、CCW光信号処理部
9及びCW光信号処理部10において、ファイバリング
20とファイバリング21の各々の共振周波数を求める
ために、レーザ光LCCW及びレーザ光LCWの周波数をス
キャンするために行われている。
【0041】光ファイバ5は、ファイバカプラ30を介
して光共振器R1内の光ファイバリング20へ、レーザ
光LCCWを伝搬する。そして、入射されたレーザ光LCCW
は、ファイバリング20内において反時計回りに伝搬す
る。同様に、光ファイバ6は、ファイバカプラ31を介
して光共振器R2内の光ファイバループ21へ、レーザ
光LCWを伝搬する。そして、入射されたレーザ光LCW
は、ファイバリング21内において時計回りに伝搬す
る。
【0042】CCW光受光器7は、入射されたレーザ光
LCCWを図2(a)に示す電気信号DCCWへ変換し、この
電気信号DCCWをCCW光信号処理部9へ出力する。同
様に、CW光受光器8は、入射されたレーザ光LCWを図
2(a)に示す電気信号DCWへ変換し、この電気信号D
CWをCW光信号処理部10へ出力する。ここで、電気信
号DCCWと電気信号DCWとは、同様の図2(a)を用い
て、電気信号QCCWと電気信号QCWとの形状を示してい
るが、共振型光ジャイロの回転状態により共振周波数が
互いに異なった値となっている。
【0043】CCW光信号処理部9は、入力される電気
信号DCCWを同期検波し、この検波結果として図2
(b)に示す電気信号QCCWをCW光信号処理部10へ
出力する。この電気信号QCWの波形において、「0」ク
ロス(光周波数を示すX軸と交わる点)した部分、すな
わち周波数の微分係数において最大値を有する周波数が
光共振器R1のファイバリング20の共振周波数fCCW
である。
【0044】CW光信号処理部10は、入力される電気
信号DCWを同期検波し、この検波結果として図2(b)
に示す電気信号QCWを生成する。この電気信号QCWの波
形において、「0」クロス(光周波数を示すX軸と交わ
る点)した部分、すなわち光強度の微分係数が「0」と
なる周波数が光共振器R2のファイバリング21の共振
周波数fCWである。
【0045】ここで、電気信号QCCWと電気信号QCWと
は、同様の図2(b)を用いて、電気信号QCCWと電気
信号QCWとの形状を示しているが、共振型光ジャイロの
回転状態により、共振周波数fCCWと共振周波数fCWと
が互いに異なった値となっている。
【0046】また、CW光信号処理部10は、電気信号
QCWと入力される電気信号QCCWとから、共振周波数Δ
fを求める。すなわち、図2(b)に示す電気信号QCW
が「0(X軸:レーザ光周波数)」とクロスする周波数
(共振周波数)fCWと、電気信号QCCWが「0(X軸:
レーザ光周波数)」とクロスする周波数(共振周波数)
fCCWとから共振周波数差Δfを求める。
【0047】さらに、CW光信号処理部10は、この共
振周波数Δfから従来例に示した式(1)により回転角
速度Ωを演算して求める。さらに、CW光信号処理部1
0は、演算された回転角速度Ωのデータをジャイロ出力
部12へ出力する。ジャイロ出力部12は、入力される
回転角速度Ωのデータを図3に示す電圧データへ変換
し、この電圧データを外部回路へ出力する。
【0048】また、CW光信号処理部10が電気信号Q
CCWと電気信号QCWとの強度差を求め、CW光信号処理
部10及びCCW光信号処理部9は、各々変調信号HCW
と変調信号HCCWとによりこの強度差が「0」となるよ
うに、ジャイロチップ2において、上述した位相変調の
時間「τ」の調整を行い、レーザ光LCWとレーザ光LCC
Wとの強度調整を行う。この時間「τ」の調整を行うこ
とで、位相変調の進度が変わることに伴い、レーザ光の
強度が調整される。
【0049】さらに、CCW光信号処理部9は、光源部
1から射出されるレーザ光Lの周波数が、常に、同期検
波された電気信号QCCWから求められる共振周波数fCCW
と一致するように、光源部1から射出されるレーザ光L
の周波数を制御する。すなわち、CCW光信号処理部9
は、光源部1から射出されるレーザ光Lの周波数を制御
する制御信号を光源駆動部11へ出力する。
【0050】光源駆動部11は、CCW光信号処理部9
からの制御信号に基づき、光源部1へ、射出するレーザ
光Lの周波数を制御する光駆動信号SCを出力する。光
源部1は、入力される光駆動信号SCにより、射出する
レーザ光Lの周波数を制御する。これにより、光源部1
から射出されるレーザ光Lの周波数は、CCW光信号処
理部9で検出されるレーザ光LCCWの共振周波数と、常
に、一致するよう制御されている。
【0051】次に、図1,図2及び図3を参照して、上
述した一実施形態の動作例を説明する。光源部1は、所
定の周波数のレーザ光Lを、ジャイロチップ2へ射出す
る。そして、ジャイロチップ2は、入力されたレーザ光
Lをレーザ光LCWとレーザ光LCCWとに分配する。
【0052】そして、ジャイロチップ2は、変調信号H
CWに基づきレーザ光LCWに対して所定の位相変調を行
い、変調されたレーザ光LCWを光ファイバ5及びカプラ
30を介して、ファイバリング20へ射出する。同様
に、ジャイロチップ2は、変調信号HCCWに基づきレー
ザ光LCCWに対して所定の位相変調を行い、変調された
レーザ光LCCWを光ファイバ6及びカプラ31を介し
て、ファイバリング21へ射出する。
【0053】このとき、共振型光ジャイロの系が回転し
ていないとすると、サニャック効果が起こらず、光共振
器R1におけるファイバリング20の光路長と、光共振
器R2におけるファイバリング21の光路長とが変化せ
ずに同一である。このため、CCW光信号処理部9にお
いて同期検波して得られる共振周波数fCCWと、CW光
信号処理部10において同期検波して得られる共振周波
数fCWとの周波数差Δfは、「0」である。
【0054】そして、CW光信号処理部10は、「0」
の周波数差Δfのデータに基づき、上述した(1)式に
よる演算処理により回転角速度Ωを求める。ここで、回
転角速度Ωは、周波数差Δfが「0」のため、「0」と
求まる。この結果、CW光信号処理部10は、得られた
回転角速度Ω「0」のデータをジャイロ出力部12に対
して出力する。
【0055】この結果、ジャイロ出力部12は、入力さ
れる回転角速度Ω「0」のデータに対応する電圧データ
を図3に示す状態で外部回路へ出力する。
【0056】次に、例えば、共振型光ジャイロの系が矢
印Zの方向へ、一定の角速度により回転したとすると、
サニャック効果が起こり、光共振器R2のファイバリン
グ21を伝搬するレーザ光LCWの光路長が見かけ上にお
いて長くなり、図2(b)に示す共振周波数fCWは低く
なる。一方、光共振器R1のファイバリング20を伝搬
するレーザ光LCCWの光路長が見かけ上において短くな
り、図2(b)に示すに示す共振周波数fCCWは高くな
る。
【0057】そして、CW光信号処理部10は、共振周
波数fCWと共振周波数fCCWとからレーザ光LCWとレー
ザ光LCCWとの共振周波数差Δfを求める。これにより、
CW光信号処理部10は、矢印Z方向へ回転する共振型
光ファイバジャイロの系の回転角速度Ωを上述した
(1)式に基づく演算処理により求める。このとき、C
CW光信号処理部9は、入力される電気信号DCCWを同
期検波して得られる電気信号QCCWに基づき求められる
共振周波数fCCWに、光源部1の射出するレーザ光Lの
周波数を合わせるため、制御信号を光駆動部11へ出力
する。
【0058】そして、光源駆動部11は、光駆動信号S
Cを光源部1へ出力する。これにより、光源部1は、常
にファイバリング20の有する共振周波数fC、すなわ
ち共振周波数fCCWと同一の周波数のレーザ光Lを射出
する。このため、ファイバリング20の有する共振周波
数fCCWが基準となり、この共振周波数fCCWに対して、
共振周波数fCWが大きいか小さいか、すなわち、周波数
差Δfが極性において正か負かにより、回転方向が決定
される。
【0059】次に、共振型光ジャイロの系が矢印Zに対
して逆方向へ、一定の角速度により回転したとすると、
光共振器R2のファイバリング21を伝搬するレーザ光
LCWの光路長が見かけ上において短くなり、図2(b)
に示す共振周波数fCWは高くなる。一方、光共振器R1
のファイバリング20を伝搬するレーザ光LCCWの光路
長が見かけ上において長くなり、図2(b)に示す共振
周波数fCCWは低くなる。
【0060】そして、CW光信号処理部10は、共振周
波数fCWと共振周波数fCCWとからレーザ光LCWとレー
ザ光LCCWとの共振周波数差Δfを求める。これにより、
CW光信号処理部10は、矢印Zと逆方向へ回転する共
振型光ジャイロの系の回転角速度Ωを(1)式に基づく
演算処理により求める。このとき、CCW光信号処理部
9は、入力される電気信号DCCWを同期検波して得られ
る電気信号QCCWに基づき求められる共振周波数fCCW
に、光源部1の射出するレーザ光Lの周波数を合わせる
ため、制御信号を光源駆動部11へ出力する。
【0061】そして、光駆動部11は、光駆動信号SC
を光源部1へ出力する。これにより、光源部1は、常に
ファイバリング20の有する共振周波数fC、すなわち
共振周波数fCCWと同一の周波数のレーザ光Lを射出す
る。このため、ファイバリング20の有する共振周波数
fCCWが基準となり、この共振周波数fCCWに対して、共
振周波数fCWが大きいか小さいか、すなわち、周波数差
Δfが極性において正か負かにより、回転方向が決定さ
れる。このとき得られる周波数差Δfの極性は、上述し
た矢印Z方向に共振型光ジャイロの系が回転した場合と
逆の極性において求められる。
【0062】上述したように、本発明の一実施形態の共
振型光ジャイロは、時計回りのレーザ光LCWと反時計回
りのレーザ光LCCWとの伝搬に対して、各々異なる光共
振器R1及び光共振器R2を有しているため、従来の時
計回りと反時計回りのレーザ光が共通の光共振器を伝搬
するために起こる光カー効果及び後方散乱などの光学的
雑音が図9に示すようにジャイロ出力に乗らず、図3の
ように安定した出力が得られるため、誤差成分が発生す
る原因を除去でき、精度の高い回転角速度Ωのデータが
得られる効果がある。
【0063】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図1に
示す一実施形態において、光共振器R1のファイバリン
グ20,共振器R2のファイバリング21,光ファイバ
5及び光ファイバ6等の光伝搬手段として光ファイバを
用いているが、光伝搬手段として光搬送路を用いること
も可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、注入電流の注入量に応
じた所定の周波数のレーザ光を発生するレーザ光源と、
所定の共振周波数の波長と同長の光路長を有する光導波
手段がリング状に形成された第1の光共振器と、所定の
共振周波数の波長と同長の光路長を有する光導波手段が
リング状に形成された第2の光共振器と、第1の光共振
器と第2の光共振器とに各々前記レーザ光を分配するジ
ャイロチップと、前記第1の光共振器から出力される第
1のレーザ光を第1の電気信号へ変換し、変換されたこ
の第1の電気信号を検波し、検波結果として第1の検波
信号を出力する第1の検波手段と、前記第2の光共振器
から出力される第2のレーザ光を第2の電気信号へ変換
し、変換されたこの第2の電気信号を検波し、検波結果
として第2の検波信号を出力する第2の検波手段と、第
1の検波信号と第2の検波信号とに基づき回転角速度を
求める信号処理部とを具備するため、第1のレーザ光が
時計回りに伝搬する第1の光共振器と、第2のレーザ光
が反時計回りに伝搬する第2の光共振器とが異なるた
め、従来の時計回りと反時計回りのレーザ光が共通の光
共振器を伝搬するために起こる光カー効果及び後方散乱
などの光学的雑音が互いに起こらず、安定したレーザ光
の伝搬が行われるため、誤差成分が発生する原因を除去
でき、精度の高い回転角速度のデータが得られる効果が
ある。
【0065】また、本発明によれば、前記ジャイロチッ
プが、前記レーザ光源から出力されるレーザ光を前記第
1の光共振器において時計回り方向に第1のレーザ光と
して伝搬させ、前記レーザ光源から出力されるレーザ光
が反時計回り方向に第2のレーザ光として、前記第2の
光共振器において伝搬させるため、第1のレーザ光が時
計回りに伝搬する第1の光共振器と、第2のレーザ光が
反時計回りに伝搬する第2の光共振器とが異なるため、
従来の時計回りと反時計回りのレーザ光が共通の光共振
器を伝搬するために起こる光カー効果及び後方散乱など
の光学的雑音が互いに起こらず、安定したレーザ光の伝
搬が行われるため、誤差成分が発生する原因を除去で
き、精度の高い回転角速度のデータが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による共振型光ジャイロ
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるCW光信号処理部10(CCW
光信号処理部9)の動作を説明する図である。
【図3】 図1におけるジャイロ出力部12の出力する
電圧データを示す図である。
【図4】 共振型光ジャイロの概念を説明する概念図で
ある。
【図5】 従来例による共振型光ジャイロの概念を説明
するブロック図である。
【図6】 従来例による共振型光ジャイロにおける強度
変調の動作を説明するタイミングチャートである。
【図7】 共振型光ジャイロにおける位相変調の処理に
おける動作を説明するタイミングチャートである。
【図8】 図5におけるCW光信号処理部109(CC
W光信号処理部110)の動作を説明する図である。
【図9】 図5におけるジャイロ出力部112の出力す
る電圧データを示す図である。
【符号の説明】
1 光源部 2 ジャイロチップ 5、6 光ファイバ 7 CCW光受光器 8 CW光受光器 9 CCW光信号処理部 10 CW光信号処理部 11 光源駆動部 12 ジャイロ出力部 20,21 ファイバリング 30,31 カプラ R1,R2 光共振器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注入電流の注入量に応じた所定の周波数
    のレーザ光を発生するレーザ光源と、 所定の共振周波数の波長と同長の光路長を有する光導波
    手段がリング状に形成された第1の光共振器と所定の共
    振周波数の波長と同長の光路長を有する光導波手段がリ
    ング状に形成された第2の光共振器と、 第1の光共振器と第2の光共振器とに各々前記レーザ光
    を分配するジャイロチップと、 前記第1の光共振器から出力される第1のレーザ光を第
    1の電気信号へ変換し、変換されたこの第1の電気信号
    を検波し、検波結果として第1の検波信号を出力する第
    1の検波手段と、 前記第2の光共振器から出力される第2のレーザ光を第
    2の電気信号へ変換し、変換されたこの第2の電気信号
    を検波し、検波結果として第2の検波信号を出力する第
    2の検波手段と、 第1の検波信号と第2の検波信号とに基づき回転角速度
    を求める信号処理部とを具備することを特徴とする共振
    型光ジャイロ。
  2. 【請求項2】 前記ジャイロチップが、前記レーザ光源
    から出力されるレーザ光を前記第1の光共振器において
    時計回り方向に第1のレーザ光として伝搬させ、前記レ
    ーザ光源から出力されるレーザ光が反時計回り方向に第
    2のレーザ光として、前記第2の光共振器において伝搬
    させることを特徴とする請求項1記載の共振型光ジャイ
    ロ。
  3. 【請求項3】 前記ジャイロチップが、前記第1の光共
    振器において伝搬される第1のレーザ光と、前記第2の
    光共振器において伝搬される第2のレーザ光とを位相変
    調したのち各々を前記第1の光共振器及び前記第2の光
    共振器へ出力することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の共振型光ジャイロ。
  4. 【請求項4】 前記光源の出力するレーザ光の周波数
    を、前記第1の光共振器の共振周波数に一致させる光源
    駆動部を具備することを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載の共振型光ジャイロ。
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