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JP2001061852A - プラズマ状ガス発生装置 - Google Patents

プラズマ状ガス発生装置

Info

Publication number
JP2001061852A
JP2001061852A JP24042499A JP24042499A JP2001061852A JP 2001061852 A JP2001061852 A JP 2001061852A JP 24042499 A JP24042499 A JP 24042499A JP 24042499 A JP24042499 A JP 24042499A JP 2001061852 A JP2001061852 A JP 2001061852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
gas
conductive member
plasma
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24042499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kimata
一夫 木全
Teruyuki Matsui
照幸 松井
Takao Koyakata
貴雄 古館
Setsuya Mitsuishi
節也 三石
Masayoshi Uchida
昌義 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASSIST JAPAN KK
Original Assignee
ASSIST JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASSIST JAPAN KK filed Critical ASSIST JAPAN KK
Priority to JP24042499A priority Critical patent/JP2001061852A/ja
Publication of JP2001061852A publication Critical patent/JP2001061852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ状ガス発生装置のハンドピースを軽
量で操作し易いものにすること。 【解決手段】 ガスを導く絶縁性パイプ22と該パイプ
22のガス出口においてガスに電圧を印加してガスをプ
ラズマ化する電極とを備えたプラズマ状ガス発生装置に
おいて、前記電圧を前記電極へ導くパイプ状導電部材2
3を前記パイプ22の内壁22aに接するように配設
し、該パイプ状導電部材23の内部23aをガスの通路
24としたことを特徴とするプラズマ状ガス発生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマ状ガス発生
装置に関し、特に軽量で操作が容易なハンドピースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からガスに高電圧を印加してプラズ
マ状ガスを形成し、このプラズマ状ガスを利用した外科
手術装置が使用されている。図13は従来のプラズマ放
電型外科手術装置のハンドピースのケーブルの断面構造
を示している。図13において、プラズマ放電型外科手
術用装置のハンドピースのケーブル90は筒状のもので
ある。絶縁性管91の内部に線状導電路92が配設され
ている。絶縁性被膜93が線状導電路92を被うように
配設されている。該管91の外側にスイッチライン94
が配置されている。このスイッチライン94は図示しな
いスイッチ(ケーブル90に付設されている。)と図示
しない装置本体とを接続するものである。該スイッチの
オン・オフにより該外科手術装置を動作させ、またその
動作を停止させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
においては、ガス用絶縁性管91の内部に線状導電路9
2及びその絶縁皮膜93を通しているので、他の外科手
術用装置(電気メス、レーザー等)と比べて,前記管9
1の外径91aが大きくなるとともに、ケーブル90の
重量が重くなるので、ケーブル90の操作が容易でなく
なる。このため、ケーブル90を操作する術者の負担が
大きくなるという問題点があった。本発明はこのような
点に鑑みてなされたものであり、その課題は、プラズマ
状ガス発生装置の軽量で操作し易いハンドピースを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、請求項1記載の通りで
ある。
【0005】上記第1の発明の構成により、ガスを導く
絶縁性パイプと該パイプのガス出口においてガスに電圧
を印加してガスをプラズマ化する電極とを備えたプラズ
マ状ガス発生装置において、前記パイプの内壁に接する
ように配設されたパイプ状導電部材が前記電圧を前記電
極へ導き、該パイプ状導電部材の内部がガスの通路とな
るので、前記パイプと前記パイプ状導電部材とを一体に
形成している。このため、前記絶縁性パイプの外径を小
さくし、該パイプ部分の重量を軽くすることができる。
【0006】更に、第2の発明の構成は、請求項2記載
の通りである。
【0007】上記第2の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、装置本体が前記電圧を
供給する電圧供給源及び前記ガスを供給するガス供給源
を備え、該装置本体の接続部が前記電圧供給源に接続さ
れた導電部材及び該導電部材を覆うとともに前記ガス供
給源から供給されたガスの通路となるパイプ状絶縁性カ
バーを備え、前記絶縁性パイプの前記電極と反対側端に
接続部が形成され、該絶縁性パイプの接続部が前記電圧
を前記電極へ導くパイプ状導電部材に連通した筒状カバ
ー部材を備え、該筒状カバー部材の内側に前記パイプ状
絶縁性カバーを挿通させた状態で前記筒状カバー部材と
前記パイプ状絶縁性カバーとを固定する固定部が設けら
れ、前記固定部により該筒状カバー部材の内側に前記パ
イプ状絶縁性カバーを挿通させた状態で前記筒状カバー
部材と前記パイプ状絶縁性カバーとを固定した状態にて
前記パイプ状導電部材が前記装置本体の前記導電部材に
接続可能であるので、前記本体の接続部及び前記絶縁性
パイプの接続部により容易に前記絶縁性パイプ及びパイ
プ状導電部材を前記本体に着脱自在に接続することがで
きる。
【0008】更に、第3の発明の構成は、請求項3記載
の通りである。
【0009】上記第3の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記電圧を前記電極へ
導くパイプ状導電部材の前記電極と反対側端の外面にリ
ング状溝が形成され、装置本体が前記電圧を供給する電
圧供給源及び前記ガスを供給するガス供給源を備え、該
装置本体の接続部が前記電圧供給源に接続されるととも
に前記ガス供給源から供給されたガスの通路となる本体
側パイプ状導電部材を備え、該本体側パイプ状導電部材
の内面に突起部が形成され、前記電圧を前記電極へ導く
パイプ状導電部材の前記電極と反対側端が前記本体側パ
イプ状導電部材内に挿入された状態にて、該突起部が前
記リング状溝に係合可能であるので、前記本体の接続部
及び前記絶縁性パイプの接続部により容易に前記絶縁性
パイプ及びパイプ状導電部材を前記本体に着脱自在に接
続することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の実施の形
態の概略を示している。図1に示すプラズマ状ガス発生
装置は、ガスに高電圧を印加して、このガスをプラズマ
化し、このプラズマ化したガスをターゲット(患部、加
工部分)に誘導するための誘導機構としてのハンドピー
スを有している。
【0011】図1において、プラズマ状ガス発生装置1
の主要部は、本体10、対極板18及びハンドピース2
0である。本体10は、ガス供給源11、プラズマ用高
電圧供給源12、接続部13(図2参照)、端子16を
備えている。ガス供給源11は、プラズマを発生させる
ガス(例えばアルゴンガス、ヘリウムガス、その他混合
ガス等)を供給する手段であり、ガスボンベ19に接続
されている。ガスボンベ19は該ガスを収容している。
【0012】ハンドピース20は、ケーブル部21、接
続部26、ハンド部31及びノズル部41を備えてい
る。接続部26はケーブル部21の一端に接続され、ケ
ーブル部21の他端はハンド部31の一端に接続されて
いる。ハンド部31の他端はノズル部41の基部分に接
続されている。
【0013】押しボタンスイッチ32がハンド部31に
付設されている。スイッチライン25は端子16に接続
され、押しボタンスイッチ32が該スイッチライン25
をオン・オフするように接続されている。スイッチライ
ン25は、ハンド部31と一体型又は分離型である。必
要に応じて、一体型又は分離型を使いわけることができ
る。押しボタンスイッチ32は自動復帰型スイチである
ので、手で押しボタンスイッチ32の押しボタンを押し
たときのみ押しボタンスイッチ32はオンとなり、手を
該押しボタンから離すと押しボタンスイッチ32はオフ
となる。押しボタンスイチ32がオンとなると、プラズ
マ状ガス発生装置1は動作状態になり、ノズル部41の
先端開口部46からプラズマ化したガスが放出される。
押しボタンスイッチ32がオフのときは、プラズマ状ガ
ス発生装置1は不動作状態になる。
【0014】導電性対極板18はコード17により高電
圧供給源12の一方の出力端子に接続されている。患者
50が対極板18の上に横たわっている。51は患者5
0の患部であり、52は患者50の頭部であり、53は
患者50の足である。
【0015】図2は、接続部13及び接続部26の断面
構造を示し、図5はケーブル部21の断面構造を示して
いる。図2及び図5において、接続部13はハンドピー
ス20のケーブル部21の接続部26を本体10に接続
する部分である。接続部13は、絶縁性筒状カバー13
a、筒状導電部材13c、13eを備えている。筒状カ
バー13aの外面には雄ねじ13bが形成され、筒状導
電部材13cと筒状導電部材13eは接続されるように
連結され、筒状導電部材13cの先端にリング状導電性
突起部13dが形成されている。筒状導電部材13eは
高電圧供給源12の他方の出力端子に接続されている。
【0016】ケーブル部21はガスを導く絶縁性パイプ
22と該パイプ22のガス出口(開口部46)において
ガスに電圧を印加してガスをプラズマ化する電極43
(図7参照)とを備えたプラズマ状ガス発生装置1にお
いて、前記電圧を前記電極43へ導くパイプ状導電部材
23を前記パイプ22の内壁面22aに接するように前
記パイプ22と一体に配設し、該パイプ状導電部材23
の内部23aをガスの通路24としている。図5の絶縁
性パイプ22は、例えば塩化ビニル管であり、プラズマ
状ガス発生装置1の最大使用電圧に十分耐えられる絶縁
体(絶縁チューブ)とすることができる。十分に絶縁が
可能であれば、軽量化のため絶縁塗料、収縮チューブな
どを絶縁性パイプ22として使用することができる。
【0017】パイプ状導電部材23の材質は、導電性材
料であり、特に外科手術用には生体適合性のある材料が
良く、特に、軽量化を重視するために、ステンレス、ア
ルミニウムなどの素材が望ましい。このため、ケーブル
部21の外径即ち、絶縁性パイプ22の外径22bを従
来例(図13の管の外径91a)よりも小さくしてスリ
ムにし、更に、ケーブル部21の重量を従来例(図13
のケーブル90)の重量より軽くすることができる。ま
た、ハンドピース20が自由に曲がることを可能にする
場合には、ケーブル部21又はノズル部41において、
ジャバラ機構や軟性材料等を使用する。
【0018】接続部26はケーブル部21の端に接続さ
れている。接続部26は絶縁性カバー部26a及びパイ
プ状導電部材23(ケーブル部21のパイプ状導電部材
23を延長したもの)を備えている。雌ねじ26bがカ
バー部26aの内面に形成されている。リング状補強部
材26c、26dがパイプ状導電部材23とカバー部2
6aとの結合を強固にするために配設されている。固定
部としての雄ねじ13bと雌ねじ26bが螺合すること
により、接続部13と接続部26とが接続される。この
とき、雄ねじ13bと雌ねじ26bによりカバー部26
aとカバー部13aとの間の気密が保たれ、カバー部1
3a、26a内のガスが外へ漏れることを防ぐことがで
きる。また、このときパイプ状導電部材23の外面がリ
ング状導電性突起部材13dに面接触するように接続さ
れる。
【0019】図3は、図2の第1変形例を示している。
本体10の接続部14は筒状カバー部14aを備えてい
る。雄ねじ14bがカバー部14aの外面に形成されて
いる。U字形導電部材14cはカバー部14aの基部に
固定されている。コード14dが導電部材14cを高電
圧供給源15の他方の出力端子に接続している。ガス通
路14eがカバー部14aの基部分を貫通するように形
成されている。ガス管14fがガス通路14eをガス供
給源11に接続している。支え部材14h、14iがカ
バー部14aの内面14gに付設されている。
【0020】接続部27はケーブル部21の端に接続さ
れている。接続部27は絶縁性カバー部27a及び端子
27bを備えている。端子27bはパイプ状導電部材2
3(ケーブル部21のパイプ状導電部材23を延長した
もの)の端に固定されている。また、通気孔27c、2
7dがカバー部27aの内部とパイプ状導電部材23の
内部23aとを連通するように形成されている。雌ねじ
27eがカバー部27aの内面に形成されている。筒状
補強部材27f及びリング状補強部材27gがパイプ状
導電部材23とカバー部27aとの結合を強固にするた
めに配設されている。
【0021】固定部としての雄ねじ14bと雌ねじ27
eが螺合することにより、接続部14と接続部27とが
接続される。このとき、雄ねじ14bと雌ねじ27eに
よりカバー部27aとカバー部14aとの間の気密が保
たれ、カバー部14a、27a内のガスが外へ漏れるこ
とを防ぐことができる。また、端子27bが導電部材1
4cに挟まれるように導電部材14cに接続され、カバ
ー部14a、27aを介してパイプ状導電部材23とガ
ス管14fとが接続される。更に、支え部材14h、1
4iが筒状補強部材27fの外面を支える。図3のよう
にすることにより、本体10において従来の線接触型導
電ラインの機構をそのまま採用することもできる。
【0022】図4は図2の第2変形例を示している。図
4において、本体10の接続部15は筒状カバー部15
aを備えている。パイプ状導電部材15bはカバー部1
5aの内面に接するように固定されている。パイプ状導
電部材15bは高電圧供給源12の他方の出力端子に接
続されるとともに、ガス供給源11に接続され、ガス供
給源11から供給されたガスの通路を形成している。導
電性突起部15c、15dがパイプ状導電部材15bの
先端に接続するように配設されている。また、該突起部
15cはばね部材15eによりパイプ状導電部材15b
の中心方向に付勢され、該突起部15dはばね部材15
fによりパイプ状導電部材15bの中心方向に付勢され
ている。更に、筒状カバー部15aの先端内面にリング
状パッキン15gが固定されている。
【0023】接続部28はパイプ状導電部材23を延長
したものであり、リング状溝28aがパイプ状導電部材
23の接続部28部分に形成されている。接続部28を
パイプ状導電部材15b内に挿入すると、突起部15
c、15dがばね部材15e、15fに付勢されて溝2
8aに係合する。このとき、パッキン15gが筒状カバ
ー部15aと接続部28との間の気密を保つので、筒状
カバー部15a及び接続部28内のガスが外に漏れるこ
とを防ぐことができる。このため、ワンタッチで接続部
28を接続部15に着脱することがきる。
【0024】図6は、図1に示すハンド部31の断面構
造を示している。図6において、パイプ状導電部材23
(ケーブル部21のパイプ状導電部材23を延長したも
の)を覆うように筒状絶縁性外皮31aが形成されてい
る。
【0025】図7は、ノズル部41及びハンド部31の
断面構造を示している。図7において、パイプ状導電部
材23(ケーブル部21のパイプ状導電部材23を延長
したもの)を覆うように筒状絶縁性外皮42が形成され
ている。電極43がパイプ状導電部材23の先端に固定
されている。通気孔44、45がパイプ状導電部材23
を貫通するように形成されている。このため、パイプ状
導電部材23内を通過してきたガスが通気孔44、45
を通過して電極43まで到達する。なお、図7に示すハ
ンド部31の筒状絶縁性外皮31aの形状は、図6に示
すものと異なっている。筒状絶縁性外皮31aの形状を
使用用途に応じて選択することができる。図8は図7の
一部分を拡大して示している。図8において、ガスは電
極43と対電極18との間の電圧によりプラズマ化さ
れ、開口部46から矢印47方向に放出される。
【0026】図9は図8と比較される従来例のノズル部
48(特開平9−299379号公報に開示されてい
る。)を示している。ノズル部48は絶縁性パイプ48
a及び該パイプ48aの先端に固定された筒状電極48
b(上記電極43に相当する。)を備えている。
【0027】図10は、ノズル部がケーブル部に着脱で
きるタイプのハンドピースの断面構造を示している。図
10において、ハンドピース60は、ケーブル部61、
接続部62及びノズル部63を備えている。なお、ハン
ド部(ハンド部31に相当する。)の図示は省略されて
いる。ケーブル部61は絶縁性パイプ61a及び該パイ
プ61aの内面に接するように配設されたパイプ状導電
部材61bを備えている。更に、補強用パイプ状カバー
61cが絶縁性パイプ61aの基部分を覆うように配設
されている。
【0028】接続部62では、絶縁性本体62aの外面
に雄ねじ62bが形成され、接続用電極62c及び通気
孔62dが形成されている。電極62cはパイプ状導電
部材61bに接続されている。雄ねじ62bは本体10
の図示しないねじ孔にねじ込み可能である。雄ねじ62
bが本体10の図示しないねじ孔にねじ込まれた状態
で、電極62cは本体10の高電圧供給源12の他方の
出力端子に接続され、通気孔62dはガス供給源11と
パイプ状導電部材61bを接続する。ノズル部63は、
ケーブル部61に着脱自在である。ノズル部63は、絶
縁性パイプ63a、導電性基部63b、電極63c及び
通気孔63dを備えている。絶縁性パイプ63a及び電
極63cは、導電性基部63bに固定されている。通気
孔63dはパイプ状導電部材61a内部と絶縁性パイプ
63a内部とを連通するように形成されている。
【0029】このため、ノズル部63は、ディスポーザ
タイプ(使い捨て用)とすることにより、種々の形状の
ノズル部63(例えば後述する図10及び図11に示す
もの)の交換のみでプラズマの患者の表面への誘導か
ら、患者の側面又は裏面への誘導に切り替えることがで
きる。
【0030】図11は、ノズル部の先端が湾曲している
場合を示している。図11において、ノズル部71の先
端は湾曲している。このため、ノズル部71の先端開口
部72はノズル部71が湾曲していない場合と逆向きに
なっている。なお、73は電極である。
【0031】図12は、ノズル部の先端開口部が横向き
の場合である。図12において、ノズル部81の開口部
82はノズル部81の長手方向に対して直角の方法を向
いている。なお、83は電極である。
【0032】図13に示すように、従来のハンドピース
のケーブル90内に導電路92を設けていたために、ハ
ンドピースの接続部において装置本体(本体10に相当
する。)側の高電圧ラインとハンドピースの導電路92
が線接触の機構となる。そのため、その接触点を安定さ
せるため、導電路92の位置を固定し、ねじ込み式で前
記装置本体に接続する必要があった。
【0033】これに対し、図2のように、パイプ状導電
部材23は、本体10側の高電圧ライン用リング状導電
性突起部13dと面接触が行える。更に図4のように、
ワンタッチ式の接続が可能となる。また、本体10側の
接続機構においても、ガスラインの中心軸に高電圧ライ
ンを設け、ハンドピース側の導電路92と接続できるよ
うな複雑な機構を有する必要がなくなる。
【0034】また、図8及び図9に示すノズル部の機構
を用いることにより、図7に示すように外科手術で使用
されているようなメスなどの細いハンド部31の構造が
可能となる。このため、従来のハンドピースに比べて、
持ち易く操作性の優れたハンド部の機構ができる。
【0035】なお、上記実施の形態において、図8及び
図9に示すように従来のノズル形状をそのまま採用する
ことができる。また、図8においては、従来は、導電ラ
インと電極との接続機構と中心軸で安定した電極とする
ために接続部の機構が複雑となり、ハンド部を大きくす
る必要があった。これに対し、図8の機構により外径が
1mmの電極43を使用する場合でも、外径3mmのハ
ンドピース20が可能となる。この結果、ノズル(41
等)径を細くすることにより、該ノズルを外科手術にお
ける腹腔鏡や内視鏡手術といった装置へ応用することも
可能になった。
【0036】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、プラズマ状
ガス発生装置のハンドピースにおいて、絶縁性パイプの
内壁に接するようにパイプ状導電部材を形成し、該パイ
プ状導電部材の内部をプラズマ発生用ガスの通路として
いる。このため、絶縁性パイプの外径即ちハンドピース
のケーブル部の外径を小さくし、第1の発明に係わるハ
ンドピースの重量を軽くすることができる。このため、
ハンドピースの軽量化及びスリム化を行い、ハンドピー
スの操作者の負担を軽減し、ハンドピースの操作性を向
上させることができる。このため、第1の発明に係わる
プラズマ状ガス発生装置を人体の外科手術に使用するこ
とが容易になる。
【0037】更に、第2の発明によれば、上記第1の発
明の効果とともに、プラズマ状ガス発生装置本体の接続
部及び前記絶縁性パイプの接続部により容易に前記絶縁
性パイプ及びパイプ状導電部材を前記本体に着脱自在に
接続することができる。
【0038】更に、第3の発明によれば、上記第1の発
明の効果とともに、プラズマ状ガス発生装置本体の接続
部及び前記絶縁性パイプの接続部により容易に前記絶縁
性パイプ及びパイプ状導電部材を前記本体にワンタッチ
で着脱自在に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の概略を模式的に示す説
明図である。
【図2】図1に示す実施の形態のケーブル部接続状態を
示す断面図である。
【図3】図2の第1変形例を示す断面図である。
【図4】図2の第2変形例を示す断面図である。
【図5】図1に示す実施の形態のケーブル部を示す断面
図である。
【図6】図1に示す実施の形態のハンド部を示す断面図
である。
【図7】図1に示す実施の形態のハンド部及びノズル部
を示す断面図である。
【図8】図7に示すノズル部を拡大して示す断面図であ
る。
【図9】図7に示すノズル部と比較する従来例のノズル
部を示す断面図である。
【図10】上記実施の形態に係わるハンドピース全体の
変形例を示す断面図である。
【図11】上記実施の形態のノズル部の第1変形例を示
す断面図である。
【図12】上記実施の形態のノズル部の第2変形例を示
す断面図である。
【図13】従来のプラズマ外科手術用ハンドピースのケ
ーブル部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プラズマ状ガス発生装置 10 本体 11 ガス供給源 12 プラズマ用高電圧供給源 13、14、15 接続部 13a、14a 筒状カバー 13b、14b 雄ねじ 13c 筒状導電部材 14c 導電部材 15b パイプ状導電部材 15c、15d 突起部 20 ハンドピース 21 ケーブル部 22 絶縁性パイプ 23 パイプ状導電部材 24 ガス通路 26、27、28 接続部 28a リング状溝 43 電極 46 ノズル部の先端開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古館 貴雄 愛知県尾西市北今字定納28番地 株式会社 メックス内 (72)発明者 三石 節也 愛知県尾西市北今字定納28番地 株式会社 メックス内 (72)発明者 内田 昌義 愛知県尾西市北今字定納28番地 株式会社 メックス内 Fターム(参考) 4C060 FF01 FF21 MM21 MM22 MM24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを導く絶縁性パイプと該パイプのガ
    ス出口においてガスに電圧を印加してガスをプラズマ化
    する電極とを備えたプラズマ状ガス発生装置において、 前記電圧を前記電極へ導くパイプ状導電部材を前記パイ
    プの内壁に接するように配設し、該パイプ状導電部材の
    内部をガスの通路としたことを特徴とするプラズマ状ガ
    ス発生装置。
  2. 【請求項2】 装置本体が前記電圧を供給する電圧供給
    源及び前記ガスを供給するガス供給源を備え、 該装置本体の接続部が前記電圧供給源に接続された導電
    部材及び該導電部材を覆うとともに前記ガス供給源から
    供給されたガスの通路となるパイプ状絶縁性カバーを備
    え、 前記絶縁性パイプの前記電極と反対側端に接続部が形成
    され、該絶縁性パイプの接続部が前記電圧を前記電極へ
    導くパイプ状導電部材に連通した筒状カバー部材を備
    え、 該筒状カバー部材の内側に前記パイプ状絶縁性カバーを
    挿通させた状態で前記筒状カバー部材と前記パイプ状絶
    縁性カバーとを固定する固定部が設けられ、 前記固定部により該筒状カバー部材の内側に前記パイプ
    状絶縁性カバーを挿通させた状態で前記筒状カバー部材
    と前記パイプ状絶縁性カバーとを固定した状態にて前記
    パイプ状導電部材が前記装置本体の前記導電部材に接続
    可能であることを特徴とする請求項1記載のプラズマ状
    ガス発生装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧を前記電極へ導くパイプ状導電
    部材の前記電極と反対側端の外面にリング状溝が形成さ
    れ、 装置本体が前記電圧を供給する電圧供給源及び前記ガス
    を供給するガス供給源を備え、該装置本体の接続部が前
    記電圧供給源に接続されるとともに前記ガス供給源から
    供給されたガスの通路となる本体側パイプ状導電部材を
    備え、該本体側パイプ状導電部材の内面に突起部が形成
    され、 前記電圧を前記電極へ導くパイプ状導電部材の前記電極
    と反対側端が前記本体側パイプ状導電部材内に挿入され
    た状態にて、該突起部が前記リング状溝に係合可能であ
    ることを特徴とする請求項1記載のプラズマ状ガス発生
    装置。
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