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JP2001058846A - 紫外線を遮断する緑色ガラスの製法 - Google Patents

紫外線を遮断する緑色ガラスの製法

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Publication number
JP2001058846A
JP2001058846A JP11234428A JP23442899A JP2001058846A JP 2001058846 A JP2001058846 A JP 2001058846A JP 11234428 A JP11234428 A JP 11234428A JP 23442899 A JP23442899 A JP 23442899A JP 2001058846 A JP2001058846 A JP 2001058846A
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JP
Japan
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glass
cullet
color
green
mixed
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Pending
Application number
JP11234428A
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English (en)
Inventor
Yutaka Aoyama
裕 青山
Taku Maki
卓 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE M
NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE Manufacturing CO Ltd
Original Assignee
NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE M
NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE Manufacturing CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE M, NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE Manufacturing CO Ltd filed Critical NIHON TAISANBIN GLASS BOTTLE M
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C4/00Compositions for glass with special properties
    • C03C4/02Compositions for glass with special properties for coloured glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/083Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
    • C03C3/085Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
    • C03C3/087Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal containing calcium oxide, e.g. common sheet or container glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C4/00Compositions for glass with special properties
    • C03C4/08Compositions for glass with special properties for glass selectively absorbing radiation of specified wave lengths
    • C03C4/085Compositions for glass with special properties for glass selectively absorbing radiation of specified wave lengths for ultraviolet absorbing glass

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来ガラス再生材料としてあまり使用されな
かった混色ガラスカレットを有効利用し、ガラスとして
適度な透明度と紫外線を遮断することができる緑色ガラ
スの製法を提供する。 【解決手段】 ガラスカレットのうち白色及び茶色以外
の色を主体とする混色ガラスカレットを主たる原料とす
る緑色を有するソーダライムシリカ系ガラスの製法であ
って、カレット中に重量%で酸化クロム0.07〜0.
15%、酸化鉄0.07〜0.20%を含む混色ガラス
カレットを、ガラス化後の全体重量%で80%以上使用
するとともに、ガラス中にV換算で0.5〜2.
0%まで添加して310〜400nmの波長域の紫外線
を実質的に遮断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リサイクルのガ
ラス原料であるガラスカレットを主たる原料とする緑色
ガラスの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題の対策の一つとして原料
のリサイクル化が進められており、ガラス原料もその一
つにあげられる。従来から、ガラスビンやガラス製品は
回収された後粉砕されてガラスカレットとして、ガラス
の原料として用いられる。
【0003】このガラスカレットは、通常、白色(透
明)、茶色、青色、緑色、黒色、その他の色に分類さ
れ、この中から白色(透明)及び茶色のガラスカレット
を採取して、白色(透明)ガラスカレットは透明ビン用
として、また茶色ガラスカレットはドリンク剤等のビン
用として広くリサイクル使用されている。
【0004】しかるに、白色(透明)及び茶色ガラスカ
レット以外の色、すなわち、青色、緑色、黒色、その他
の色のカレット、さらに白色(透明)及び茶色以外の色
を混ぜ合わせて原料化した混色ガラスカレット(混色カ
レット、又は込みカレットとも称される)は、全ガラス
カレット回収量の約15%を占めるにも関わらず、リサ
イクルの用途があまり無かった。そのため、青色、緑
色、黒色等のガラスカレットや混色ガラスカレットは蓄
積されていく一方であった。
【0005】ましてや、混色ガラスカレットは、複数色
のガラスカレットが混在しているため、わざわざ成分調
整等を行ってリサイクル原料にする試みはあまりなされ
ていなかった。
【0006】ところで、ガラスビン等においては、例え
ばビールビン等のように、内部の収容物を外部から見る
ことが出来る程度の透明度を有し、かつ収容物の変質や
日光臭等を防ぐために紫外線等の所定波長域の光を遮断
する効果が望まれており、ガラスカレットを原料とする
場合にも同様である。
【0007】ここで、一般的なガラスの成分を示すと、
SiO72%、NaO13%、CaO11%、Cr
0.11%、Fe0.14%およびその他
不可避成分よりなるものがある。このガラスは、通常、
紫外線を透過している。
【0008】ガラスに所定波長域の光の遮断効果を与え
るためには、例えば、酸化クロム、酸化鉄等の添加が考
えられる。しかしながら、これらの添加によりガラスの
透明度が低下してしまったり、酸化鉄の量によっては、
クロムがCr6+がCr3+に還元されてしまうために
400nm付近の光の遮断が不十分になるという問題が
ある。
【0009】また、紫外線を遮断するガラスを得るため
に、透明ガラスに対して酸化セリウムや酸化バナジウム
を添加することは行われているが、緑色等の有色ガラス
については行われていない。また、酸化セリウムに関し
ては、紫外線の遮断効果が酸化バナジウムに比べて低
く、従って、同じ紫外線の遮断効果を得るためには、添
加量も酸化バナジウムの数倍必要になるという問題があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点を解決するために提案されたものであって、従
来ガラス再生材料としてあまり使用されなかった白色
(透明)及び茶色以外の色を主体とする混色ガラスカレ
ットを有効利用し、ガラスとして適度な明度と一定波長
域の光の透過を防ぐことができる緑色ガラスの製法を提
供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
ガラスカレットのうち白色及び茶色以外の色を主体とす
る混色ガラスカレットを主たる原料とする緑色を有する
ソーダライムシリカ系ガラスの製法であって、カレット
中に重量%で酸化クロム0.07〜0.15%、酸化鉄
0.07〜0.20%を含む混色ガラスカレットを、ガ
ラス化後の全体重量%で80%以上使用するとともに、
ガラス中にV換算で0.5〜2.0%まで添加し
て310〜400nmの波長域の紫外線を実質的に遮断
するようにしたことを特徴とする紫外線を遮断する緑色
ガラスの製法に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について説
明する。添付の図面の図1はこの発明によって得られた
実施例1から5のガラスおよび比較例1のガラスについ
ての波長の透過率を示したグラフである。
【0013】この発明は、ガラスカレットを主たる原料
とする緑色を有するソーダライムシリカ系ガラスの製法
であって、リサイクルのガラス原料であるガラスカレッ
ト、特には、従来あまり使用用途がなかった白色及び茶
色以外の色、すなわち、青色、緑色、黒色、その他の色
を主体とする混色ガラスカレットを有効利用するもので
ある。もちろん、白色(透明)や茶色のガラスカレット
を含んでいても問題はない。
【0014】この発明では、カレット中に、重量%で酸
化クロム0.07〜0.15%、酸化鉄0.07〜0.
20%を含む混色ガラスカレットが使用される。一般に
混色ガラスカレットと呼ばれるものは、通常概ねこの範
囲の酸化クロム及び酸化鉄を含んでいる。以下の実施例
で用いた混色ガラスカレットもこの範囲のものを用い
た。
【0015】前記混色ガラスカレットは、ガラス化後の
全体重量%で80%以上、望ましくは90%以上使用さ
れる。なお、混色ガラスカレットの使用量としては95
%程度を上限とするのが好ましい。
【0016】上記の混色ガラスカレットを使用し、ガラ
ス中にV換算で0.5〜2.0%まで添加する。
これによって、310〜400nmの波長域の紫外線を
実質的に遮断するガラスを得ることができる。なお、V
(五酸化バナジウム)の添加量は少なすぎては紫
外線を遮断するガラスを得ることができず、また多すぎ
てはガラスの明度(透明度)が低下してしまうために、
前記0.5〜2.0%の範囲の添加が適当とされる。
【0017】なお、ガラスを所望の色とするために、酸
化銅や酸化ニッケルを適宜添加してもよい。
【0018】本件発明における緑色ガラスの緑色とは、
いわゆるエメラルドグリーンのような淡色の緑色であ
る。この緑色ガラスのC.I.E.表示方法による基準
数値は、明度が26〜42%、主波長が553〜560
nm、刺激純度は45〜75%である。この範囲内もし
くはこれに近いものであれば緑色と判断できる。
【0019】本発明の効果を確認するために実施例1か
ら5および比較例1による実験を行った。表1は実施例
1から5および比較例1のガラス原料の調合組成、表2
は各例におけるガラス組成中のCr,Fe
およびV含有量、表3は混色ガラスカレットのガ
ラス化後における全体重量%(使用率)を各々示すもの
である。なお、表1の混色ガラスカレットは、酸化クロ
ムをCrとして0.07〜0.15%、また酸化
鉄をFeとして0.07〜0.20%含有したも
のである。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】表4は、各例のガラス厚が10mmの場合
における、五酸化バナジウム(V)の添加率と紫
外線吸収率の関係を示すものである。紫外線吸収率と
は、該当する波長範囲での平均吸収率のことで、10n
m毎の紫外線透過率を100から引いて、その平均値を
求めたものである。
【0024】
【表4】
【0025】表5は、各例のガラスのC.I.E.表示
方法における10mm換算での明度、主波長および刺激
純度を示している。これにより、所望の緑色かどうかを
判断する。
【0026】
【表5】
【0027】(実施例1)重量部表示で、珪砂を100
とした場合、混色ガラスカレット1400、ソーダ灰3
1、石灰石26、芒硝1.0、五酸化バナジウム(V
)7.8を混合して炉内で溶解してガラスを得た。
【0028】調合によりガラス組成中のCr
0.07%、Feは0.08%およびV
0.5%であった。また、ガラス化後におけるガラスカ
レットの使用率は91%である。
【0029】このガラスの10mm厚の透過率を測定
し、その結果を紫外線吸収率としてその平均値(表4)
と透過率として図1の曲線Aに示す。このガラスは、約
370nm以下の波長域の光が透過しないことがわか
る。また、C.I.E.表示方法(表5)により明度3
6%、主波長554nmおよび刺激純度37%であるこ
とより、略エメラルドクリーン様の緑色であることがわ
かる。
【0030】(実施例2)重量部表示で、混色ガラスカ
レットを3000、五酸化バナジウム(V)1
5.8とした以外は、ガラス原料の調合組成は実施例1
と同様に行った。
【0031】調合によりガラス組成中のCr
0.14%、Feは0.19%およびV
0.5%であった。また、ガラス化後におけるガラスカ
レットの使用率は95%である。
【0032】このガラスの10mm厚の透過率を測定
し、その結果を紫外線吸収率としてその平均値(表4)
と透過率として図1の曲線Bに示す。このガラスは、約
370nm以下の波長域の光が透過しないことがわか
る。また、C.I.E.表示方法(表5)により明度3
1%、主波長553nmおよび刺激純度43%であるこ
とより、略エメラルドクリーン様の緑色であることがわ
かる。
【0033】(実施例3)実施例3のガラス原料の調合
組成は実施例2と同様である。ただし、混色ガラスカレ
ットであることよりガラス組成は実施例2とは異なる結
果となった。
【0034】実施例3のガラス組成は、表2のように、
Crは0.11%、Fe は0.14%およ
びVは0.5%であった。この例のガラス化後に
おけるガラスカレットの使用率は95%である。
【0035】このガラスの10mm厚の透過率を測定
し、その結果を紫外線吸収率としてその平均値(表4)
と透過率として図1の曲線Cに示す。このガラスは、約
370nm以下の波長域の光が透過しないことが分か
る。また、C.I.E.表示方法(表5)により明度3
3%、主波長554nmおよび刺激純度41%であるこ
とより、略エメラルドクリーン様の緑色であることがわ
かる。
【0036】(実施例4)重量部表示で、混色ガラスカ
レットを3000、五酸化バナジウム(V)3
1.6とした以外は、ガラス原料の調合組成は実施例1
と同様に行った。
【0037】実施例4のガラス組成中のCr
0.11%、Feは0.14%およびV
1.0%であった。また、ガラス化後におけるガラスカ
レットの使用率は95%である。
【0038】このガラスの10mm厚の透過率を測定
し、その結果を紫外線吸収率としてその平均値(表4)
と透過率として図1の曲線Dに示す。このガラスは、約
390nm以下の波長域の光が透過しないことがわか
る。また、C.I.E.表示方法(表5)により明度3
0%、主波長556nmおよび刺激純度50%であるこ
とより、エメラルドクリーン様の緑色であることがわか
る。
【0039】(実施例5)重量部表示で、混色ガラスカ
レットを3000、五酸化バナジウム(V)6
3.0とした以外は、ガラス原料の調合組成は実施例1
と同様に行った。
【0040】実施例5のガラス組成中のCr
0.11%、Feは0.14%およびV
2.0%であった。また、ガラス化後におけるガラスカ
レットの使用率は94%である。
【0041】このガラスの10mm厚の透過率を測定
し、その結果を紫外線吸収率としてその平均値(表4)
と透過率として図1の曲線Eに示す。このガラスは、約
400nm以下の波長域の光が透過しないことがわか
る。また、C.I.E.表示方法により明度27%、主
波長559nmおよび刺激純度61%であることより、
エメラルドクリーン様の緑色であることがわかる。
【0042】(比較例1)重量部表示で、混色ガラスカ
レットを1200、芒硝2.0、五酸化バナジウム(V
)0とした以外は、ガラス原料の調合組成は実施
例1と同様に行った。
【0043】調合によりガラス組成中のCr
0.10%、Feは0.15%およびV
0%であった。また、ガラス化後におけるガラスカレッ
トの使用率は90%である。
【0044】このガラスの10mm厚の透過率を測定
し、その結果を紫外線吸収率としてその平均値(表4)
と透過率として図1の曲線Fに示す。曲線Fよりこのガ
ラスは、約330nm以下の波長域の光は透過しない
が、約370〜400nm以下の波長域の透過率が高い
ことがわかる。また、C.I.E.表示方法による明度
は40%、主波長551nmおよび刺激純度28%で、
略エメラルドグリーン様の緑色であることがわかる。
【0045】以上の実施例および比較例により、次のこ
とが判った。図1の曲線において550nm付近での透
過率に着目すると、F(比較例1)が最も高く、次いで
A(実施例1)、C(実施例3)、B(実施例2)、D
(実施例4),E(実施例5)の順で低くなっている。
これにより、この順で、緑色が濃くなっていることが明
らかである。また、曲線D(実施例4)およびE(実施
例5)の透過率、特に約380〜400nmの波長域の
光の透過率がその他の曲線で示す実施例および比較例よ
りも低くなっていることより、五酸化バナジウムの添加
量が多い程、400nm以下の波長域の光、すなわち紫
外線を遮断することができる。
【0046】また、比較例1の曲線Fより、五酸化バナ
ジウムを全く添加しない場合には、400nm以下の波
長域の光の透過率が高いため、ガラスビンや収容容器等
の収容物の変質が促進されると考えられる。
【0047】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、リサイクルのガラス原料として用途があまりな
かった白色及び茶色以外の色を主体とする混色ガラスカ
レットに五酸化バナジウムを添加することにより、ガラ
スの透明度(明度)をあまり低下させることなく紫外線
を遮断することが可能になり、機能性の高い緑色ガラス
が得られる。
【0048】また、混色ガラスカレットを用いることに
より、混合する各色が随時一定量で供給されなくても、
供給量により適宜各ガラス原料の量を調整すればよいた
め、従来のように用途がなく堆積されるガラスカレット
は減少する。
【0049】さらに、リサイクル原料のカレットを使用
しているため、原料コストや製造コストをおさえること
ができ、またリサイクル社会にも貢献できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によって得られた実施例1から5のガ
ラスおよび比較例1のガラスについての波長の透過率を
示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA01 BB03 CC03 CC04 DA07 DB01 DC01 DD01 DE01 DF01 EA01 EB04 EC01 ED01 EE04 EF01 EG01 FA01 FB01 FC01 FD01 FE01 FF02 FF03 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH08 HH09 HH11 HH12 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM01 NN07 NN13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスカレットのうち白色及び茶色以外
    の色を主体とする混色ガラスカレットを主たる原料とす
    る緑色を有するソーダライムシリカ系ガラスの製法であ
    って、カレット中に重量%で酸化クロム0.07〜0.
    15%、酸化鉄0.07〜0.20%を含む混色ガラス
    カレットを、ガラス化後の全体重量%で80%以上使用
    するとともに、ガラス中にV換算で0.5〜2.
    0%まで添加して310〜400nmの波長域の紫外線
    を実質的に遮断するようにしたことを特徴とする紫外線
    を遮断する緑色ガラスの製法。
JP11234428A 1999-08-20 1999-08-20 紫外線を遮断する緑色ガラスの製法 Pending JP2001058846A (ja)

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