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JP2001055567A - 蛍光体粒子の処理方法及び蛍光体粒子並びにプラズマディスプレイパネル - Google Patents

蛍光体粒子の処理方法及び蛍光体粒子並びにプラズマディスプレイパネル

Info

Publication number
JP2001055567A
JP2001055567A JP23145699A JP23145699A JP2001055567A JP 2001055567 A JP2001055567 A JP 2001055567A JP 23145699 A JP23145699 A JP 23145699A JP 23145699 A JP23145699 A JP 23145699A JP 2001055567 A JP2001055567 A JP 2001055567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
phosphor particles
particles
treating
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23145699A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Iwase
信博 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23145699A priority Critical patent/JP2001055567A/ja
Publication of JP2001055567A publication Critical patent/JP2001055567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は蛍光体粒子の処理方法及び蛍光体粒
子並びにプラズマディスプレイパネルに関し、本来の細
粒化されたBAM (Ba、Al及びMg) 系蛍光体粒子の破断
面やクラック等を有する表面状態を改善して、該蛍光体
粒子の酸化ベークや真空紫外線照射等による輝度劣化を
軽減することを目的とする。 【解決手段】 Ba、Al及びMgの少なくとも1つを
含む蛍光体材料を焼結後細粒化して得られた所定粒度の
蛍光体粒子を、窒素ガス等の中性雰囲気中、または窒素
ガスに数%の水素ガスを添加した還元雰囲気中において
1200〜1500℃の温度で3時間ほどベークするこ
とによって、前記細粒化時に生じた蛍光体粒子の破断面
やクラック等を有する表面状態が改善され、酸化ベーク
や真空紫外線照射等による輝度劣化が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空紫外線で励起す
る蛍光体粒子の処理方法及び蛍光体粒子並びに該蛍光体
粒子を用いたプラズマディスプレイパネルに係り、特に
プラズマディスプレイパネルや照明装置等に用いて好適
な蛍光体粒子の特性改善のための処理方法及び蛍光体粒
子に関するものである。
【0002】カラープラズマディスプレイパネル(カラ
ーPDP)では、真空紫外線(波長200nm以下)で
励起された蛍光体から発光される赤、緑、青の3原色の
組み合わせによりフルカラー表示を得ている。蛍光体の
明るさ(輝度)や寿命特性は、前記カラーPDPの特性
向上に大きく関わる問題であり、近来、カラープラズマ
ディスプレイパネルの実用化に伴って、経時的に輝度劣
化の少ないカラーPDP用蛍光体が要望される。
【0003】
【従来の技術】従来、カラーPDP用の蛍光体として
は、一般に真空紫外線(波長200nm以下)の励起で
色純度が良く、比較的効率が良い蛍光体としてBAM系
(Ba,Al,Mgの酸化物を含む) の蛍光体があり、
これにMnを賦活したBAM系〔BaAl1219:M
n, (Ba,Sr,Mg)O・aAl2 3 :Mn等)
の蛍光体は緑色に発光し、Euを活性化剤として賦活し
たBaMgAl1017:Euの蛍光体は青色に発光する
市販品の蛍光体が用いられている。
【0004】これらBAM系(Ba,Al,Mgの酸化
物の少なくとも1つを含む) の蛍光体は、色純度が良い
が、表示パネル作製工程中の酸化による劣化(輝度劣
化)や表示パネル点灯中の真空紫外線照射による輝度劣
化が他の蛍光体より大きいという欠点があった。緑色発
光の蛍光体は、Mnを賦活したBAM系のBaMgAl
1017:Mnよりも色純度はやや劣るが、真空紫外線照
射による輝度劣化の少ないBAM系以外のZn2 SiO
4 :Mnの蛍光体があり、この蛍光体が実用されている
が、青色発光の蛍光体はBAM系のBaMgAl
1017:Euの蛍光体のみが実用化されている。
【0005】従来の市販されている青色発光のBaMg
Al1017:Eu蛍光体は、一般に例えばBaCO3,M
gCO3,Al2 3 およびEu2 3 等の原料粒子を良
く混合し、これにフラックス(反応促進剤:AlF
3 等)を添加して1300℃程度で焼成し、この焼成に
より原料粒子同士が融着されたような焼結状態になった
原料焼成物を、湿式の粉砕ミルにより単粒子状にほぐす
ように細粒化し、その蛍光体細粒を洗浄する等の諸工程
を経て所定粒径の蛍光体粒子を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な工程により得られる市販の例えばBaMgAl
1017:Euの蛍光体粒子の表面には、前記粉砕ミル工
程にて前記原料焼成物が単粒子状にほぐされるように細
粒化された際に、例えば走査形電子顕微鏡(SEM)等
で観察されたその要部を模式的に拡大図示した図3(a)
で示されるように、多くの破断面やクラック等が生じて
いる。これら破断面やクラックは化学的に不安定な表面
積を増加させているため、これが表示パネル作製工程に
おける空気中でのベーク(酸化ベーク)等により酸化劣
化(輝度劣化)を促進する要因になっている。
【0007】更に前記破断面やクラック等はダングリン
グボンドを増加させることになり、その部分に真空紫外
線が照射されると図5の模式的な推測構成図に示すよう
に前記蛍光体粒子の結晶の結合が切れて格子欠陥を増加
させ、これに起因して輝度劣化が容易に発生し発光効率
が低下するものと推測される。
【0008】このような市販のBaMgAl1017:E
uの蛍光体を真空紫外線の励起で用いる場合、真空紫外
線照射による輝度劣化が大きい。特に2価のEuを活性
化剤として賦活するBAM系蛍光体(青色発光のBaM
gAl1017:Eu蛍光体)は、酸、アルカリに対して
は強いが、酸化雰囲気中で加熱する工程を行なうと輝度
劣化が生じるといった問題があった。この劣化は前記蛍
光体粒子の表面積が増加するほど大きくなる傾向があ
る。
【0009】なお、上記のBAM系蛍光体が、例えば蛍
光灯に用いられる場合は、254nmの紫外線(真空紫
外線より長波長)で励起されるため、輝度劣化は小さく
て良好である。即ち、BAM系蛍光体は真空紫外線で励
起された場合に、輝度劣化の欠点が顕著になるといえ
る。
【0010】本発明は上記したような問題点に鑑み、B
AM系蛍光体粒子の破断面やクラック等を有する表面状
態を改善して、酸化ベークや真空紫外線照射による輝度
劣化を解消した特性改善のための蛍光体粒子の処理方法
及び蛍光体粒子並びにその蛍光体粒子を用いたプラズマ
ディスプレイパネルを提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記した目的を
達成するため、Ba、AlおよびMgの少なくとも1つ
を含む蛍光体材料を焼成後細粒化して得られた所定粒度
の蛍光体粒子の処理方法であって、当該蛍光体粒子を、
中性または還元性の雰囲気中において1200〜150
0℃の温度でアニールすることにより、紫外線励起によ
る輝度劣化を緩和することを特徴とする。
【0012】また、前記処理を施した蛍光体粒子、また
は前記蛍光体粒子をバインダを含む溶剤と混合してなる
蛍光体ペーストを、所定の間隙を有する少なくとも一対
のローラの該間隙を通過させることにより、前記アニー
ルによる蛍光体粒子の凝集物を単粒子状にほぐすことを
特徴とする。
【0013】また、前記アニールの前の工程、またはそ
の後の工程の少なくとも一方において、アルミナ、マグ
ネシアおよびシリカの少なくとも一つを含む金属酸化物
の膜で、前記蛍光体粒子をコートすることを特徴とす
る。
【0014】また、Ba、AlおよびMgの少なくとも
1つを含む蛍光体材料を焼成し、これを細粒化後、12
00〜1500℃の中性または還元性雰囲気下でアニー
ルしてなる構成の蛍光体粒子を特徴とする。
【0015】また、Ba、AlおよびMgを含む酸化物
蛍光体粒子において、該酸化物蛍光体粒子の原子と化学
的に結合した状態で無機物がコーティングされているこ
とを特徴とする。
【0016】更に,放電により発生した紫外線により蛍
光体を励起してカラー表示を行うプラズマディスプレイ
パネルにおいて、前記蛍光体は、上記したBa、Alお
よびMgの少なくとも1つを含む蛍光体材料を焼成し、
これを細粒化後,1200〜1500℃の中性または還
元性雰囲気下でアニールして製作した蛍光体粒子が表示
セルに対応して形成されてなることにより、酸化ベーク
と真空紫外線励起による輝度劣化を低減することを特徴
とする構成とする。
【0017】本発明の作用は、次のように説明すること
ができる。 通常、市販されているBAM系蛍光体粒子は、BAM
系蛍光体の原料を焼成し、そのとき発生した粒子同士が
融着して焼結状態になった焼成物を単粒子状にほぐした
状態に細粒化し、その蛍光体細粒を洗浄した後、所定の
粒度の粒子に加工しているために、該細粒化後の蛍光体
粒子の表面には破断面やクラックが多く観察される。こ
のような破断面やクラックは酸化ベークにより劣化を促
進させ、ダングリングボンドも増加させる。また、その
破断面やクラックに真空紫外線が照射されると図5の模
式的な推測構成図に示すように構成原子間の結合が切れ
て格子欠陥が増加し、輝度劣化が容易に発生すると推測
される。
【0018】更に、前記BAM系蛍光体粒子は、その
一成分であるイオン半径の大きいBaの隣接原子との結
合力が弱いため、真空紫外線の照射により母体結晶表面
の結晶性が容易に悪化する。即ち、構成原子間の結合が
切れ易く、アモルファスな状態になって輝度劣化が発生
する。
【0019】本発明の蛍光体粒子の処理方法によれ
ば、このような前記BAM系蛍光体粒子を中性または還
元性の雰囲気中で1200〜1500℃の温度でアニー
ルすることにより、該BAM系蛍光体粒子の表面の破断
面が安定な面となり、またクラックも修復される。それ
と同時に該BAM系蛍光体粒子の表面は、その表面の蒸
気圧の高い酸化バリウム等が昇華し、該酸化バリウム等
より蒸気圧の低い例えばアルミナ等が主成分である物質
によって覆われ、図2の模式的な推測構成図に示すよう
にその覆われた物質の構成原子が該蛍光体粒子表面の原
子と化学的に結合し、結晶化されて緻密にコートされ、
その表面状態を安定化させることができたものと考えら
れる。
【0020】このように処理された蛍光体粒子の形状は
図3(b) に模式的に拡大して示すように図3(a) に示す
処理前の蛍光体粒子の形状に比べて丸みをもったものと
なり、このような形状の特徴や相違点は走査型電子顕微
鏡(SEM)によって容易に観察することができる。
【0021】従って、このようにコートされた酸化物の
膜は、前記ダングリングボンドの発生の防止と、前記B
AM系蛍光体粒子に対して酸化雰囲気を遮断することが
できるものと推測されることから、空気中のベーキング
等による酸化劣化(輝度劣化)が著しく軽減される。ま
た真空紫外線の照射に対しても蛍光体粒子の表面の原子
間の切断やアモルファス層の発生が防止されると推測さ
れることから、輝度劣化を軽減することができる。
【0022】なお、前記蛍光体粒子の多数を、中性ま
たは還元性の雰囲気中において1200〜1500℃の
温度でアニールすると、それらの蛍光体粒子同士も僅か
ではあるが凝集(軽く仮焼結されたような状態)される
ことは避けられない。このため、前記アニール後の前記
蛍光体粒子、または該蛍光体粒子にバインダを含む溶剤
(有機溶剤または水等)を加えて形成された蛍光体ペー
ストを、具体的には図4(a) 及び(b) に示すように3本
タイプのロールミル(3本ロールミル)1の所定間隙に
調整した各ローラ2の間隙に蛍光体混合物3を通過させ
て、蛍光体ペースト4を得るようにすることにより、前
記アニールにより凝集(軽く仮焼結されたような状態)
された蛍光体粒子の凝集物を単粒子状にほぐされると共
に、前記バインダを含む溶剤内に分散させることがで
き、かつそれらの蛍光体粒子の表面に新たに破断面やク
ラックが生じることは殆ど見られなかった。
【0023】また、上記アニール工程の前の工程、ま
たは後の工程の少なくとも一方において、アルミナ、マ
グネシアまたはシリカ等を含む金属酸化物の膜で、前記
蛍光体粒子を緻密にコートすることにより、その蛍光体
粒子の酸化ベークによる輝度劣化を更に軽減することが
できる。
【0024】上述した特性を有する真空紫外線で励起
する蛍光体粒子を、カラー表示のプラズマディスプレイ
パネル(カラーPDP)の表示装置の蛍光体膜に用いる
ことによって、該プラズマディスプレイパネルの経時的
な輝度劣化を低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明に係る
真空紫外線で励起する蛍光体粒子の処理方法及び蛍光体
粒子の実施例について詳細に説明する。
【0026】先ず、第1実施例としては、前記図3(a)
に拡大して示されるような破断面やクラックを有する市
販品のBaMgAl1017:Eu蛍光体粒子を、3%の
水素(H2)を含む窒素 (N2)からなる還元雰囲気中にお
いて、1300℃の温度で3時間のアニールを行うこと
により第1実施例の蛍光体粒子を得た。
【0027】次に、第2実施例としては、前記市販品の
BaMgAl1017:Eu蛍光体粒子を、窒素(N2)か
らなる中性雰囲気中において、1400℃の温度で3時
間のアニールを行うことにより第2実施例の蛍光体粒子
を得た。
【0028】次に、第3実施例としては、前記市販品の
BaMgAl1017:Eu蛍光体粒子を、窒素(N2)か
らなる中性雰囲気中において、1300℃の温度で3時
間のアニールを行うことにより第3実施例の蛍光体粒子
を得た。
【0029】次に、第4実施例としては、前記市販品の
BaMgAl1017:Eu蛍光体粒子を、窒素(N2)か
らなる中性雰囲気中において、1500℃の温度で3時
間のアニールを行うことにより第4実施例の蛍光体粒子
を得た。
【0030】次に、第5実施例としては、前記市販品の
BaMgAl1017:Eu蛍光体粒子を、窒素(N2)か
らなる中性雰囲気中において、1200℃の温度で3時
間のアニールを行うことにより第5実施例の蛍光体粒子
を得た。
【0031】次に、第6実施例としては、市販品のBa
MgAl1017:Eu蛍光体粒子を、Alの脂肪酸塩、
例えばカプロン酸アルミニウム〔(C5 11COO)3
Al〕をブチルセルソルブに溶かした溶液中に混入し、
180℃で乾燥して粉末状に分散させた後、それらの蛍
光体粒子を大気中にて400℃の温度でベークすること
により、前記蛍光体粒子の表面に0.1μmの厚さのア
ルミナ膜のコーティング処理を施し、その蛍光体粒子を
窒素(N2)からなる中性雰囲気中において、1400℃
の温度で3時間のアニールを行った。このアニール処理
によって、該蛍光体粒子の表面に結晶化されたアルミナ
層がコーティングされてなる第6実施例の蛍光体粒子が
得られた。
【0032】次に、第7実施例としては、市販品のBa
MgAl1017:Eu蛍光体粒子を、窒素(N2)からな
る中性雰囲気中において、1400℃の温度で3時間の
アニールを行った後、その蛍光体粒子を、Alの脂肪酸
塩、例えばカプロン酸アルミニウム〔(C5 11CO
O)3 Al〕をブチルセルソルブに溶かした溶液中に混
入し、180℃で乾燥して粉末状に分散させた後、それ
らの蛍光体粒子を大気中にて400℃の温度でベークす
ることにより、該蛍光体粒子の表面に0.1μmの厚さ
のアルミナ膜がコーティングされてなる第7実施例の蛍
光体粒子が得られた。
【0033】一方、これら第1実施例〜第7実施例の蛍
光体粒子に対して、比較例として、市販品のBaMgA
1017:Eu蛍光体粒子を、Alの脂肪酸塩、例えば
カプロン酸アルミニウム〔(C5 11COO)3 Al〕
をブチルセルソルブに溶かした溶液中に混入し、180
℃で乾燥して粉末状に分散させた後、その蛍光体粒子を
大気中にて400℃の温度でベークすることにより、該
蛍光体粒子の表面に0.1μmの厚さのアルミナ膜のコ
ーティングされてなる構成の蛍光体粒子と、従来例とし
て、市販品のBaMgAl1017:Eu蛍光体粒子とを
用意した。
【0034】そして、前記第1実施例〜第7実施例の蛍
光体粒子と、比較例及び従来例の蛍光体粒子とをそれぞ
れ2つに分けて、一方の各実施例の蛍光体粒子と比較例
及び従来例の蛍光体粒子とを、6Wt%のエチルセルロー
ズ樹脂と64Wt%のテルピネオール溶剤からなる溶液に
それぞれ混入し、これら夫々の蛍光体混合物3を例えば
図4(a) および(b) に示すように3本ロールミル1の所
定間隙に調整した各ローラ2の間隙を通過させること
で、前記アニールにより僅かに軽く仮焼結のような状態
に凝集された蛍光体粒子の凝集物を単粒子状にほぐされ
ると同時に、前記バインダを含む溶液内に分散し混練さ
れた蛍光体ペースト4を作製した。
【0035】このようにして作製した各蛍光体ペースト
に含まれる前記第1実施例〜第7実施例の蛍光体粒子の
それぞれの表面には、新たにクラックや破断面の発生が
殆ど見られなかった。
【0036】次に、この各蛍光体ペーストを、ガラス板
等に300μmの厚さに均一に塗布し、130℃で1時
間の乾燥後、450℃で1時間のベークを行って試験試
料を作製した。
【0037】次に、これらの各試験試料の (a)酸化焼成
劣化試験として、例えばウシオ電機製のエキシマランプ
で146nmの真空紫外線を照射したときの輝度を例え
ばトプコン社製,BMー7fastの測定器により測定し、
その各測定輝度と蛍光体ペーストを作製前に分けた他方
の各実施例の蛍光体粒子と比較例及び従来例の蛍光体粒
子の各輝度とを比較して、それら蛍光体ペーストの焼成
(ベーク)による輝度劣化率を求めた結果を図1に示し
ている。
【0038】また、 (b)真空紫外線照射による輝度劣化
試験としては、前記蛍光体ペーストを作製前に分けた他
方の各実施例の蛍光体粒子と比較例及び従来例の蛍光体
粒子にそれぞれ、例えばウシオ電機製のエキシマランプ
で146nmの真空紫外線を照射して励起した状態で、
それらの初期輝度を測定し、次に、それら各実施例の蛍
光体粒子と比較例及び従来例の蛍光体粒子に、前記ウシ
オ電機製のエキシマランプで146nmの真空紫外線
を、それぞれ8cmの距離を隔てて100時間照射し、
次いでそれらの蛍光体粒子に可視光を十分に照射した
後、前記146nmの真空紫外線を照射して励起した状
態で、それらの輝度測定を行い、その各輝度測定値と前
記した各初期輝度測定値とから各実施例の蛍光体粒子と
比較例及び従来例の蛍光体粒子の真空紫外線照射による
輝度劣化率を求めた結果を図1に示している。
【0039】この図1の試験結果によって明らかなよう
に、第1実施例から第7実施例の蛍光体粒子は、従来例
(市販品)の蛍光体粒子と比較してペースト焼成(ベー
ク)による劣化と真空紫外線照射による劣化が著しく改
善されて大きく軽減されている。
【0040】また、例えば市販品の蛍光体粒子にアルミ
ナを単純にコートした比較例の蛍光体粒子は、図6の模
式的な推測構成図に示すようにコートしたアルミナの膜
がアモルファスであるため、前記市販の蛍光体粒子とは
化学的な結合ではなく、単に酸化防止膜として作用して
いると考えられ、従来例の蛍光体粒子と比較してペース
ト焼成(ベーク)の劣化率については効果があるもの
の、真空紫外線照射による劣化にはほとんど改善される
効果の無いことが判明した。
【0041】このようなことから、前記第1実施例から
第5実施例の蛍光体粒子の輝度劣化率の測定結果から、
中性または還元雰囲気中での1200〜1500℃のア
ニールにより得られるBAM系蛍光体の母体結晶粒子と
化学的に結合されたアルミナ等の安定な結晶性の表面コ
ートが必要不可欠であることが確認できた。
【0042】更に、前記第6実施例及び第7実施例のよ
うに、前記アニール工程の前の工程、または後の工程に
おいて、アルミナ等の金属酸化物の膜で、前記蛍光体粒
子をコートすることにより、その蛍光体のペースト焼成
(ベーク)による輝度劣化の軽減を増進することができ
る。
【0043】なお、上記の実施例では、アニール工程の
前の工程、または後の工程において、アルミナ等の金属
酸化物の膜を前記蛍光体粒子にコートする方法の場合に
ついて説明したが、本発明はそのような例に限定される
ものではなく、例えば前記蛍光体粒子のアニール工程の
前の工程と、後の工程の両方においてアルミナ等の金属
酸化物の膜を前記蛍光体粒子にコートするようにしても
よく、同様の効果が得られる。
【0044】また、前記第6実施例および第7実施例で
用いているカプロン酸アルミニウムからなるコーティン
グ材料の代わりに、カプロン酸マグネシウムやカプロン
酸珪素などの適用により比較的高温で安定なマグネシア
コートやシリカコートを用いた場合にも前記実施例と同
様な効果が得られる。
【0045】更に、本発明の蛍光体粒子の処理方法を、
Mnを賦活したBAM系の蛍光体粒子に適用しても前記
実施例と同様な効果が得られる。次に、第8実施例とし
ては、上述した本発明の第1実施例から第7実施例のB
AM系の蛍光体粒子を、図7に示すプラズマディスプレ
イパネル(PDP)に適用した場合の一実施例について
説明する。
【0046】先ず、本発明の第1実施例から第7実施例
のように処理された三原色のそれぞれのBAM系の蛍光
体粒子を、例えば6Wt%のエチルセルローズ樹脂と64
Wt%のテルピネオール溶剤からなる溶液とそれぞれ混合
し、これら蛍光体混合物を図4(a) および(b) に示すよ
うな3本ロールミル1の所定間隙に調整した各ローラ2
の間隙を通過させることで、前記アニールにより僅かに
軽く仮焼結のような状態に凝集された蛍光体粒子の凝集
物を単粒子状にばらばらにほぐされると同時にバインダ
を含む溶剤内に分散し混練された蛍光体ペーストを調製
する。
【0047】次に、図7に示すプラズマディスプレイパ
ネル(PDP)を構成する一方の背面側のガラス基板2
1の内面に設けたストライプ状の隔壁22で仕切られ、
アドレス電極Aが配設された隔壁22間の基板面に、前
記蛍光体ペーストを例えばスクリーン印刷法などにより
所定の厚さに塗布し、乾燥した後、それを例えば大気中
で450℃において1時間程度のベークを行ってそれぞ
れの蛍光体23の層を形成させる。
【0048】次に、このような背面側のガラス基板21
に対して、そのアドレス電極Aと直交する方向の透明導
電膜12aとバス金属膜12bからなる二層膜構成の表
示電極12を配設し、その上面に誘電体層13と保護膜
14を設けた表面側のガラス基板11を重ね合わせてそ
の周囲を封着し、内部の空間を一旦真空に加熱排気した
後、その空間に所定成分の放電ガスを充填して放電空間
24を形成することによって、カラー表示用のPDPを
作製した。
【0049】このカラー表示用のPDPの発光輝度とそ
の経時変化等を調べた結果、前記蛍光体ペーストを塗布
後のベークによるプロセス劣化と、発光表示の経時的な
輝度劣化を軽減することができ、極めて実用的なパネル
を得ることができる。
【0050】なお、本発明の処理を施したBAM系の蛍
光体粒子を、蛍光灯等の照明装置に用いることにより、
その輝度劣化特性を一層良好なものとすることができる
ことはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る蛍光体粒子の処理方法及び蛍光体粒子によれば、
Ba、AlおよびMgの少なくとも1つを含むBAM系
の蛍光体の原料を焼成し、そのとき発生した粒子同士が
融着して焼結された状態になった焼成物を単粒子状に細
粒化し、その蛍光体細粒を洗浄して所定の粒度の粒子に
加工された、例えば市販品のBAM系蛍光体粒子を、中
性または還元雰囲気中で1200〜1500℃のアニー
ルを行うことにより、前記細粒化工程により生じた破断
面やクラックが修復され、更にBAM系蛍光体粒子の表
面に、その表面の構成原子と化学的に結合し、結晶化さ
れたアルミナやマグネシア等の酸化に対して安定な膜が
コートされると考えられ、これが酸化防止膜としても作
用するため、空気中でのベークによる輝度劣化が軽減さ
れる。
【0052】また、真空紫外線照射による前記BAM系
蛍光体粒子の表面の原子間の結合の切断やアモルファス
層の発生が防止され、輝度劣化を著しく軽減させること
ができる。
【0053】更に、本発明の蛍光体粒子の処理方法によ
り得られた蛍光体粒子をカラー表示のプラズマディスプ
レイパネルに用いることにより、経時的な輝度劣化を低
減できるという実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のBAM系蛍光体粒子の実施例と比較
例、従来例との特性を説明するための図である。
【図2】 本発明の実施例によるBAM系蛍光体粒子の
表面状態を模式的に示す推測構成図である。
【図3】 従来例(市販品)と本実施例のBAM系蛍光
体粒子の表面状態を説明するための図である。
【図4】 ロールミルによるBAM系蛍光体粒子のペー
ストの作製を説明するための図である。
【図5】 従来例(市販品)のBAM系蛍光体粒子の表
面状態を模式的に示す推測構成図である。
【図6】 比較例のBAM系蛍光体粒子の表面状態を模
式的に示す推測構成図である。
【図7】 プラズマディスプレイパネルの要部分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 3本ロールミル 2 ローラ 3 蛍光体混合物 4 蛍光体ペースト 5 収容容器 11,21 ガラス基板 12 表示電極 12a 透明導電膜 12b バス金属膜 13 誘電体層 14 保護膜 22 ストライプ状の隔壁 23 蛍光体 24 放電空間 A アドレス電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 9/227 H01J 9/227 E 11/02 11/02 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ba、AlおよびMgの少なくとも1つ
    を含む蛍光体材料を焼成後細粒化して得られた所定粒度
    の蛍光体粒子の処理方法であって、 当該蛍光体粒子を、中性または還元性の雰囲気中におい
    て1200〜1500℃の温度でアニールすることによ
    り、紫外線励起による輝度劣化を緩和することを特徴と
    する蛍光体粒子の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の処理を施した蛍光体粒
    子、または該蛍光体粒子とバインダとを含む蛍光体ペー
    ストを、所定の間隙を有する少なくとも一対のローラの
    該間隙を通過させることにより、前記熱処理による蛍光
    体粒子の凝集物を単粒子状にほぐすことを特徴とする蛍
    光体粒子の処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアニールの前の工程、ま
    たはその後の工程の少なくとも一方において、 アルミナ、マグネシアおよびシリカの少なくとも一つを
    含む金属酸化物の膜で、前記蛍光体粒子をコートするこ
    とを特徴とする蛍光体粒子の処理方法。
  4. 【請求項4】 Ba、AlおよびMgの少なくとも1つ
    を含む蛍光体材料を焼成し、これを細粒化後、1200
    〜1500℃の中性または還元性雰囲気下でアニールし
    てなることを特徴とする蛍光体粒子。
  5. 【請求項5】 Ba、AlおよびMgを含む酸化物蛍光
    体粒子において、該酸化物蛍光体粒子の原子と化学的に
    結合した状態で無機物がコーティングされていることを
    特徴とする蛍光体粒子。
  6. 【請求項6】 放電により発生した紫外線により蛍光体
    を励起してカラー表示を行うプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、 前記蛍光体は、請求項1または5に記載の蛍光体粒子が
    表示セルに対応して形成されてなることを特徴とするプ
    ラズマディスプレイパネル。
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