JP2001054643A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
が容易に注目し得る予告報知をすることを可能にし、当
該予告報知により可変表示を見る遊技者の興趣を十分に
向上させることが可能な遊技機を提供することである。 【解決手段】 事前に決定された可変表示装置の表示結
果が大当りの表示態様となる場合に、当りライン60,
65を可変表示装置の表示結果が導出される前に報知す
る。
Description
コイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊
技機に関する。詳しくは、複数種類の識別情報を可変表
示可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置における
識別情報の表示結果が複数本の当りラインのうちの少な
くとも1本の当りライン上で予め定められた特定の表示
態様になった場合に遊技者にとって有利な状態に制御可
能となる遊技機に関する。
的に知られているものに、たとえば、複数種類の識別情
報を可変表示可能な可変表示装置が設けられ、その可変
表示装置の表示結果の表示態様を決定する表示態様決定
手段の決定内容に従ってその可変表示装置を制御するも
のがあった。そして、そのような遊技機においては、可
変表示装置における識別情報の表示結果について当りラ
インが複数本設けられており、それら複数本の当りライ
ンのうちの少なくとも1本の当りライン上で識別情報の
表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば7
77)になった場合に遊技者にとって有利な状態(たと
えば大当り状態)に制御可能となるように構成されたも
のがあった。
遊技機においては、可変表示装置の表示状態が変化して
いる最中であって表示結果が未だに導出表示されていな
い段階では、遊技者はその可変表示中の可変表示装置の
表示結果がどのような表示態様になるか知る術がなく、
可変表示装置が実際に表示結果を導出表示して初めて遊
技者がその表示結果を認識できる。しかし、遊技者にし
てみれば、可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態
様になる場合には、遊技者にとって有利な状態に制御可
能となるという遊技者にとって喜ばしい状態であるため
に、実際に表示結果が導出表示される以前の段階からい
ち早く遊技者にその旨を予告報知すれば、遊技者をいち
早く喜ばせることができて以降の遊技を楽しく行なわせ
ることができる。
変表示装置の表示結果が特定の表示態様となる旨を、前
記可変表示装置の表示結果が導出される前に遊技者に事
前に予告報知することが考えられる。しかし、前述した
ように当りラインが複数本設けられた遊技機では、単に
特定の表示態様となる旨が予告報知されるだけでは表示
領域のうちのどの部位で特定の表示態様となるのか遊技
者にとって把握できないため、特定の表示態様となる部
位に遊技者が容易に注目できず、可変表示を見る遊技者
にとって盛り上がりに欠けるものになるおそれがある。
このように、表示上で特定の表示態様となる部位に遊技
者が注目しにくい予告報知をしていたのでは、せっか
く、遊技を楽しく行なわせるための予告報知を行なって
も、可変表示上を見る遊技者の興趣を十分に向上させる
ことができない。
のであり、その目的は、表示上で特定の表示態様となる
部位に遊技者が容易に注目し得る予告報知をすることを
可能にし、当該予告報知により可変表示を見る遊技者の
興趣を十分に向上させることが可能な遊技機を提供する
ことである。
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置
を有し、該可変表示装置における識別情報の表示結果が
複数本の当りラインのうちの少なくとも1本の当りライ
ン上で予め定められた特定の表示態様になった場合に遊
技者にとって有利な状態に制御可能となる遊技機であっ
て、前記可変表示装置の表示結果の表示態様を決定する
表示態様決定手段と、該表示態様決定手段により決定さ
れた内容に従って前記可変表示装置を制御する可変表示
制御手段と、前記表示態様決定手段により決定された表
示結果が前記特定の表示態様となる場合に、前記特定の
表示態様となる当りラインを前記可変表示装置の表示結
果が導出される前に報知することが可能な報知手段とを
含むことを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記表示態様決定手段により
決定された表示結果が前記特定の表示態様となる場合
に、前記特定の表示態様となる前に報知するか否かを選
択決定する選択決定手段をさらに含み、前記報知手段
は、前記選択決定手段により報知する旨が決定された場
合に、前記特定の表示態様となる当りラインの報知を行
なうことを特徴とする。
は2に記載の発明の構成に加えて、前記報知手段は、前
記特定の表示態様となる当りラインを前記可変表示装置
の表示領域において特定する表示による報知を行なうこ
とを特徴とする。
は2に記載の発明の構成に加えて、前記報知手段は、前
記特定の表示態様となる当りラインを前記可変表示装置
の表示領域における線分の表示により示す報知を行なう
ことを特徴とする。
は2に記載の発明の構成に加えて、前記報知手段は、前
記特定の表示態様となる当りラインを前記可変表示装置
の表示領域における枠の表示により示す報知を行なうこ
とを特徴とする。
作用する。表示態様決定手段の働きにより、可変表示装
置の表示結果の表示態様が決定される。可変表示制御手
段の働きにより、表示態様決定手段により決定された内
容に従って可変表示装置が制御される。報知手段の働き
により、表示態様決定手段により決定された表示結果が
特定の表示態様となる場合に、特定の表示態様となる当
りラインを可変表示装置の表示結果が導出される前に報
知することが可能である。このように、可変表示装置の
表示結果を特定の表示態様とすることが決定された場合
に、特定の表示態様となる当りラインが可変表示装置の
表示結果が導出される前に予告報知されるために、この
報知の実行により、特定の表示態様になることが決定さ
れたという遊技者にとって喜ばしい状態を遊技者がいち
早く知ることができ、期待感が高まって、それ以降の遊
技を楽しく行なうことが可能になる。しかも、特定の表
示態様となる当りラインを報知の内容により遊技者が把
握することが可能になるため、表示上で特定の表示態様
となる部位に遊技者が注目しやすくなる。これにより、
表示上で特定の表示態様となる部位に遊技者が容易に注
目し得る予告報知をすることが可能になる。その結果、
このような予告報知により、可変表示を見る遊技者の興
趣を十分に向上させることが可能になる。
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
選択決定手段の働きにより、表示態様決定手段により決
定された表示結果が特定の表示態様となる場合に、特定
の表示態様となる前に報知するか否かが選択決定され
る。報知手段のさらなる働きにより、選択決定手段によ
り報知する旨が決定された場合に、特定の表示態様とな
る当りラインの報知が行なわれる。このように、可変表
示装置の表示結果を特定の表示態様とすることが決定さ
れた場合に、特定の表示態様となる当りラインの予告報
知が必ず行なわれるのではなく、選択的に行なわれるた
めに、予告報知が行なわれないにも関わらず特定の表示
態様となる場合もあり、その結果、予告報知が行なわれ
ない場合には必ず特定の表示態様が発生しないと遊技者
が思うことがなく、予告報知が行なわれない場合にその
時点で遊技者が完全に失望してしまうのを防止すること
が可能になる。
1または2に記載の発明の作用に加えて、次のように作
用する。報知手段のさらなる働きにより、特定の表示態
様となる当りラインを可変表示装置の表示領域において
特定する表示による報知が行なわれる。このように、予
告報知として、特定の表示態様となる当りラインを表示
領域において特定する表示が行なわれるため、特定の表
示態様となる当りラインの報知内容を、可変表示を見る
遊技者にとってわかりやすく示すことが可能になる。
1または2に記載の発明の作用に加えて、次のように作
用する。報知手段のさらなる働きにより、特定の表示態
様となる当りラインを可変表示装置の表示領域における
線分の表示により示す報知が行なわれる。このように、
予告報知として、特定の表示態様となる当りラインが表
示領域における線分の表示により示されるため、特定の
表示態様となる当りラインの報知内容を、可変表示を見
る遊技者にとって視覚的に容易に判別可能な態様で示す
ことが可能になる。
1または2に記載の発明の作用に加えて、次のように作
用する。報知手段のさらなる働きにより、特定の表示態
様となる当りラインを可変表示装置の表示領域における
枠の表示により示す報知が行なわれる。このように、予
告報知として、特定の表示態様となる当りラインが表示
領域における枠の表示により示されるため、特定の表示
態様となる当りラインの報知内容を、可変表示を見る遊
技者にとって視覚的に容易に判別可能な態様で示すこと
が可能になる。
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態におい
ては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本
発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やスロット
マシン等でもよく、複数種類の識別情報を可変表示可能
な可変表示装置を有し、該可変表示装置における識別情
報の表示結果が複数本の当りラインのうちの少なくとも
1本の当りライン上で予め定められた特定の表示態様に
なった場合に遊技者にとって有利な状態に制御可能とな
る遊技機であればすべて対象となる。
ンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。遊技者が図
示しない打球操作ハンドルを操作すれば、打球待機樋
(図示せず)に貯留されているパチンコ玉が1つずつ遊
技盤1の前面に形成されている遊技領域3内に打込まれ
る。遊技領域3は、動画を表示可能なLCD表示装置5
からなる可変表示装置4が設けられているとともに、始
動入賞口7が設けられている。この始動入賞口7内に入
賞したパチンコ玉は、始動入賞玉検出器8により検出さ
れる。
可変表示装置4のLCD表示装置5により複数種類の図
柄等からなる識別情報が可変表示される。LCD表示装
置5は横方向に並んだ3つの可変表示部を有し、後述す
るように、左図柄,中図柄,右図柄がスクロール表示さ
れる。そして、その可変表示の表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば777等のぞろめ)となっ
た場合に可変入賞球装置9の開閉板10が開成して打玉
が入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態とな
り、所定の遊技価値が付与可能な状態となる。
10が閉成した遊技者にとって不利な第2の状態となっ
ているが、可変表示装置4の表示結果が前記予め定めら
れた特定の表示態様となれば、ソレノイド11が励磁さ
れて開閉板10が開成した第1の状態となり、大当り状
態が発生する。この可変入賞球装置9の第1の状態は、
打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞あるいは所定
期間(たとえば30秒間)の経過のいずれか早い方の条
件が成立することにより終了して第2の状態となる。
領域と通常入賞領域とが形成されており、第1の状態と
なっている可変入賞球装置9内に進入したパチンコ玉が
特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器12により検
出されれば、その回の第1の状態が終了するのを待って
可変入賞球装置9を再度第1の状態に駆動制御する繰返
し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回
数はたとえば16回と定められている。図1中13は可
変入賞球装置9内に形成された通常入賞領域に入賞した
入賞玉を検出する通常入賞玉検出器であり、前記特定入
賞玉検出器12と通常入賞玉検出器13とにより検出さ
れた入賞玉の合計個数が入賞個数表示器14により表示
される。なお、この可変入賞球装置9の第2の状態とし
ては、打玉が全く入賞できない状態ではなく打玉が入賞
可能ではあるが入賞困難な状態であってもよい。
コ玉が始動入賞口7に入賞すれば、その始動入賞が記憶
され、可変表示装置4が可変停止した後再度可変表示開
始できる状態になってから前記始動入賞記憶に基づいて
再度可変表示装置4が可変開始される。この始動入賞記
憶の上限値はたとえば「4」と定められており、現時点
における始動入賞記憶値が始動入賞記憶表示器6により
表示される。
ランプ、19は袖ランプ、40はアタッカーLED、2
1はレール飾りランプ、41は飾りLED、23は役物
ランプであり、それぞれに遊技状態に応じて点灯または
点滅する。遊技領域3内には、通常の入賞口13や通常
の通過口16が設けられており、さらに、アウト玉を回
収するアウト口22も設けられている。また、2は遊技
領域を区画する区画レールであり、打球発射装置により
弾発発射されたパチンコ玉がこの区画レール2間を通っ
て遊技領域3内に打込まれる。図1中20はラッキーナ
ンバー表示LEDであり、LEDが走行点灯することに
より複数種類の数字が可変表示され、前記特定遊技状態
の発生時における可変停止時の表示結果が遊技場が予め
定めたラッキーナンバーに一致した場合には、ある特典
が遊技者に与えられる。この特典は、たとえば、その特
定遊技状態の発生に伴って遊技者が獲得した賞品玉を景
品交換することなく引続き遊技に使用できる等が考えら
れる。
回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制御回
路は、各種機器を制御するためのプログラムに従って、
遊技制御を行なうマイクロコンピュータを含む基本回路
29と、電源投入時に基本回路29をリセットする初期
リセット回路34と、基本回路29から与えられるクロ
ック信号を分周して定期的(たとえば2msec毎)に
リセットパルスを基本回路29に与えるための定期リセ
ット回路35と、各スイッチやセンサに接続され、与え
られるアドレス信号によって選択されるスイッチからの
信号を基本回路29に与えるためのスイッチ回路25
と、基本回路29等に接続され、基本回路29から与え
られるアドレス信号をデコードして基本回路29等に与
えるためのアドレスデコード回路33とを含む。さら
に、パチンコ遊技機の制御回路には、基本回路29によ
って制御されるLED回路30と、基本回路29によっ
て制御されるソレノイド回路31と、大当り情報を大当
り情報出力端子38から出力するとともに可変表示装置
を実際に可変開始するために有効に利用された始動入賞
個数に関する情報である有効始動情報を有効始動情報出
力端子39から出力するための情報出力回路27とを含
む。さらに、制御回路は、可変表示装置4を構成するL
CD表示装置5を表示駆動するためのLCD回路26が
接続されているとともにスピーカ37から音を発生させ
るための音発生,増幅回路36が接続されている。
8が接続されており、始動入賞玉検出信号が入力され
る。また、可変入賞球装置9内に入賞した入賞玉のうち
特定入賞領域に入賞した特定入賞玉が特定入賞玉検出器
12により検出され、その検出信号がスイッチ回路25
に入力される。さらに、可変入賞球装置10内に入賞し
たパチンコ玉が通常入賞領域に入賞すればその入賞玉が
入賞玉検出器13により検出され、その検出信号がスイ
ッチ回路25に入力される。
により構成された入賞個数表示器14と始動入賞記憶表
示器6とラッキーナンバー表示LED20とアタッカー
LED40と飾りLED41とが接続されており、特定
入賞玉検出器12と入賞玉検出器13との検出信号に基
づいて可変入賞球装置9内に入賞したパチンコ玉の合計
入賞個数が入賞個数表示器14により表示され、始動入
賞玉検出器8の検出信号に基づいて始動入賞記憶の個数
が始動入賞記憶表示器6により表示される。また、ラン
プ回路32には種々のランプ15,17,19,21,
23が接続されており、それぞれに、遊技状態に応じて
点灯または点滅するように構成されている。なお、これ
ら制御回路には、電源回路28から所定の直流電流が供
給されるように構成されている。
可変表示装置の制御動作を示すフローチャートである。
り、ランダム1カウンタのカウント値を読出す処理が行
なわれる。このランダム1カウンタは、大当りを発生さ
せるか否かを事前に決定するために用いられるカウンタ
であり、0から1ずつカウントアップしてその上限であ
る209までカウントアップした後再度0からカウント
アップし直すものである。そして、パチンコ玉が始動入
賞口7に入賞して始動入賞玉検出器8からの検出信号が
導出された時点におけるランダム1カウンタのカウント
値が抽出されてメモリ内に記憶される。このメモリは、
始動入賞記憶の上限がたとえば「4」である場合には、
それに合わせて4つのカウント値記憶領域を有し、始動
入賞の古い順に抽出されたカウント値が抽出順序に従っ
て記憶される。そして、メモリ内の1番古いカウント値
がこのS1により読出される。その読出されたカウント
値(乱数)が、3のときにはS2以降に示す大当りを発
生させるための制御がなされ、3以外のときにはS16
以降に示す外れとなる制御が行なわれる。
値における可変表示装置の左図柄を決定する値に合わせ
て、左図柄=中図柄=右図柄とする処理が行なわれる。
ランダム2カウンタは、0からカウントアップしてその
上限である15進数のEEEまでカウントアップした後
再度0からカウントアップし直すものであり、可変表示
装置4の停止図柄を決定するものである。そしてS2の
処理により、ランダム2カウンタの左図柄用のカウント
値部分により左図柄を決定し、その決定された左図柄と
同じ図柄になるように中図柄と右図柄を揃える処理が行
なわれる。その結果、可変表示装置4の可変停止時にお
いては、左図柄と中図柄と右図柄とが同じ図柄となりぞ
ろめの状態となり、大当り状態が発生する。次にS3に
進み、ランダム3カウンタのカウント値を読出す処理が
行なわれる。このランダム3カウンタは、0からカウン
トアップしてその上限である2までカウントアップした
後再度0からカウントアップし直すものである。そし
て、読出されたカウント値が0のときにS4に進み、大
当り予告1を行なうためのフラグがセットされる。ラン
ダム3カウンタの値が1のときにはS5に進み、リーチ
予告を行なうためのフラグがセットされる。リーチと
は、複数の可変表示部が時期を異ならせて停止される場
合に、一部の可変表示部が未だ可変表示している段階で
既に停止している可変表示部の表示結果が大当りとなる
特定の表示態様の条件を満たしている状態である。ラン
ダム3カウンタの値が2のときにはS6に進み、予告な
しの状態となり、直接S11に進む。S4,S5の処理
が行なわれた後にS7に進み、ランダム4カウンタのカ
ウント値が読出される。このランダム4カウンタは0か
らカウントアップしてその上限である2までカウントア
ップした後再度0からカウントアップし直すものであ
る。そしてその読出されたカウント値が0のときにはS
8に進み、音,ランプ,LEDを制御する処理が行なわ
れる。このS8の処理を行なうに際し、前記S4により
大当り予告1を行なうためのフラグがセットされている
場合には、レール飾りランプ21と飾りLED41とを
可変表示装置の可変開始時から点滅させ、スピーカ37
から大当り予告音を発生させ、大当り状態が発生するこ
とを事前に予告報知し、S5によるリーチ予告のフラグ
がセットされている場合は飾りLED41を可変開始時
から点滅させるとともにスピーカ37からリーチ予告音
を発生する。一方、ランダム4カウンタの値が1のとき
には、S9に進み、可変表示装置4のLCD表示装置5
の表示動作制御を行ない、LCD表示装置5により大当
り状態やリーチが発生することを事前に予告表示させ
る。このS9による表示動作の具体的内容は、S4によ
る大当り予告1のフラグがセットされているときには、
図4、図5のそれぞれの(B)に示された表示動作であ
り、S5によるリーチ予告のフラグがセットされている
場合は、図4、図5のそれぞれの(A)に示された表示
動作である。一方、ランダム4カウンタの値が2のとき
には、S10に進み、ラッキーナンバー表示LEDを変
動制御させる処理が行なわれる。このS10による処理
は、ラッキーナンバー表示LED20をLCD表示装置
5の可変開始時から変動させ、大当りが発生して可変入
賞球装置9の初回の開放時にその可変表示を停止させる
ことにより、大当り状態が発生することを遊技者に認識
させるようにしている。このラッキーナンバー表示LE
D20は、大当り発生の予告表示を行なわない通常時で
は、大当りの発生時に変動を開始し、可変入賞球装置9
の初回の開放時に停止するように制御されており、S1
0によるラッキーナンバー表示LED20の表示動作が
通常時の表示動作と異なるため、遊技者は、大当りが発
生することが認識できる。このラッキーナンバー表示L
EDの変動が停止した後に表示される停止ナンバーは、
0から7までをカウントするランダム6カウンタのカウ
ント値が大当り発生時に抽出されてその抽出されたカウ
ント値(乱数)により決定される。
値が読出される。このランダム5カウンタは、0からカ
ウントアップしてその上限である5までカウントアップ
した後再度0からカウントアップし直すものである。ラ
ンダム5カウンタのカウント値が0のときにS12に進
み、LCD表示装置5の表示状態を制御して図6(A)
に基づいて後述する通常リーチの制御が行なわれる。ラ
ンダム5カウンタのカウント値が1または2のときに
は、LCD表示装置5を表示制御して図6(B)に基づ
いて後述する特別リーチ1の表示制御が行なわれる。ラ
ンダム5カウンタのカウント値が3,4,あるいは5の
ときには、S14に進み、LCD表示装置5を制御して
図6(C)に基づいて後述する特別リーチ2の表示制御
が行なわれる。次にS15に進み、可変入賞球装置9を
第1の状態にする大当り制御が行なわれる。
ウンタのカウント値が3以外のときには、S16に進
み、ランダム2カウンタのカウント値を読出し、その読
出されたランダム2カウンタのカウント値が、左図柄の
カウント値と中図柄のカウント値と右図柄のカウント値
とがすべて同じ値であった場合には、中図柄のカウント
値に対し「1」を加算し、中図柄を強制的にずらしてぞ
ろめとならないように制御される。これは、ランダム1
カウンタのカウント値が3以外の場合すなわち外れとす
ることが事前に決定された場合であるにも関わらず、ラ
ンダム2カウンタのカウント値がたまたま左図柄と中図
柄と右図柄とが同じ図柄となるぞろめ状態であり、その
ままでは大当りが発生する特定の表示態様となってしま
うために、S17によりぞろめが生じないように強制的
に中図柄をずらしているのである。一方、ランダム2カ
ウンタの値が左図柄と右図柄とが同じで中図柄だけ違う
値であった場合には、そのままS18に進み、メモリ内
のランダム1カウンタの値をチェックする処理が行なわ
れる。このメモリ内のランダム1カウンタの値とは、前
記S1で説明したメモリに対応して古い順に記憶されて
いるランダム1カウンタの値のことである。そして、記
憶されているランダム1カウンタの値の中に「3」があ
るとき、すなわち、可変表示装置4の今回の可変表示が
終了した以降の可変表示により大当りが発生する場合に
は、S19に進み、ランダム3カウンタのカウント値を
読出す処理が行なわれる。このランダム3カウンタは0
からカウントアップしてその上限である2までカウント
アップした後再度0からカウントアップし直すものであ
る。そしてランダム3カウンタのカウント値が0のとき
にS21に進み、大当り予告2を行なうためのフラグが
セットされてS25に進む。一方、ランダム3カウンタ
の値が1のときにはS22に進み、リーチ予告を行なう
ためのフラグがセットされてS25に進む。ランダム3
カウンタの値が2のときにはS23に進み、予告なしの
状態となり直接S29に進む。
出し、その値が0のときにS26に進み、音,ランプ,
LEDを制御する処理が行なわれる。このS26の処理
は、大当り予告2を行なうためのフラグがセットされて
いる場合には、レール飾りランプ21を可変表示装置の
可変開始時から点滅させ、スピーカ37から大当り予告
音を発生させ、S22によるリーチ予告のフラグがセッ
トされているときは、飾りLED41を可変開始時から
点滅させてスピーカ37からリーチ予告音を発生させ
る。一方ランダム4カウンタの値が1のときには、S2
7に進み、大当り予告2のフラグがセットされている場
合には図4、図5のそれぞれの(C)に基づいて後述す
る大当り予告2のときのLCD表示装置5の表示動作を
行ない、リーチ予告のフラグがセットされている場合に
は、図4、図5のそれぞれの(A)に基づいて後述する
リーチ予告時のLCD表示装置5の表示動作制御を行な
う。次に、ランダム4カウンタのカウント値が2のとき
には、S28に進み、ラッキーナンバー表示LED20
をLCD表示装置の可変開始時から変動させ、LCD表
示装置5の可変停止時にラッキーナンバー表示LED2
0の変動開始時と同じ位置に停止させる処理が行なわれ
る。
ランダム1カウンタの値の中に「3」がないときには、
S22により、ランダム3カウンタの値を読出し、その
値が0または1のときにはS24に進み、リーチ予告を
行なうためのフラグがセットされてS25に進む。一
方、ランダム3カウンタの値が2のときにはS23に進
み、予告なしの状態となり直接S29に進む。
出す処理が行なわれる。ランダム5カウンタの値が0,
1あるいは2のときにはS30に進み、図6(A)に基
づいて説明する通常リーチの制御が行なわれた後S41
に進む。ランダム5カウンタのカウント値が3あるいは
4のときには、S31に進み、図6(B)に基づいて説
明する特別リーチ1の表示制御が行なわれた後S41に
進む。ランダム5カウンタの値が5のときにS32に進
み、図6(C)に基づいて説明する特別リーチ2の表示
制御が行なわれた後S41に進む。S41では、可変入
賞球装置9を開成させない外れ制御が行なわれる。
カウンタの値の左と右の図柄の値が一致しない場合には
S33に進み、メモリ内のランダム1カウンタのチェッ
クがなされ、メモリ内に3が記憶されていないときには
そのままS41に進むが、メモリ内に3が記憶されてい
る場合にはS34に進み、ランダム3カウンタの値を読
出し、その値が0あるいは1のときにS35に進み、大
当り予告2を行なうためのフラグがセットされた後S3
6に進む。一方、ランダム3カウンタの値が2のときに
S40に進み、予告なしの状態となり直接S41に進
む。
出す処理が行なわれる。そして、そのランダム4カウン
タの値が0のときにはS37に進み、音,ランプ,LE
Dの制御がなされる。このS37の制御は、前記S26
と同様の制御である。ランダム4カウンタの値が1のと
きにS38に進み、LCD表示装置5を制御して図4、
図5のそれぞれの(C)に基づいて後述する大当り予告
2の表示制御が行なわれる。ランダム4カウンタの値が
2のときにS39に進み、前記S28と同様のラッキー
ナンバー表示LEDの変動制御が行なわれ、S41に進
む。
報知は、ランプ,LEDによる報知のみ、あるいは音に
よる報知のみで行なってもよい。また、LCD表示装置
5の表示動作による事前報知に加えて、音による報知や
ランプ,LEDによる報知を行なうようにしてもよい。
また、事前報知の方法は、通常時とは異なった態様で報
知し通常時とは区別できる方法であれば、どのような方
法であってもよい。
装置の表示結果の表示態様を決定する表示態様決定手段
が構成されている。前記S3〜S6により、前記表示態
様決定手段により決定された表示結果が前記特定の表示
態様となる場合に、特定の表示態様となる前に報知する
か否かを選択決定する選択決定手段が構成されている。
前記S7〜S10により、前記選択決定手段により事前
に報知する旨が決定された場合に、特定の表示態様とな
る旨を前記可変表示装置の表示結果が導出される前に報
知する報知手段が構成されている。
は、最初に停止する図柄がどのような停止図柄であって
も大当りが発生する可能性がある場合(最初に停止する
図柄内に外れ図柄が存在しない場合)には、2番目の図
柄が停止する以前であればいつでもよく、また、最初に
停止する図柄内に外れ図柄が存在する場合には、最初の
図柄が停止する以前であればいつでもよい。さらにリー
チの図柄表示がなされて初めて大当りするか否かを決め
る遊技機の場合には、リーチになってから最後の図柄が
停止する直前であればいつでもよい。また表示態様決定
手段による表示態様の決定方法は、乱数で全ての予定停
止図柄を直接決めるものばかりでなく、リーチするか否
かを最初に決めたのち、最後の予定停止図柄を決めるも
のでもよい。
従って選択決定手段の選択決定が行なわれ、その後S2
による表示態様の決定を行なうようにしてもよい。
の図柄が停止した時点、リーチになった時点、リーチに
なった後最後の図柄が停止する前まで等、全ての図柄が
停止する以前であればいつでもよい。
による可変表示状態を示す図である。
示動作が示されている。LCD表示装置5には、パチン
コ玉が始動入賞する以前の通常状態では、左図柄51と
中図柄53と右図柄52とが停止表示されており、それ
ぞれの図柄の前後に連続する図柄の一部も表示されてい
る。そして、前述したリーチ予告を行なうことが事前決
定されている場合には、パチンコ玉の始動入賞によりま
ず中図柄53が1/2図柄分逆方向(上方向)にスクロ
ールした後元の位置まで戻ってから、左図柄51と中図
柄53と右図柄52とが一斉に下方向にスクロール表示
されて可変開始される。遊技者は、この可変開始毎にお
ける中図柄53の逆方向へのスクロールを見ることによ
り、リーチが発生することを事前に認識することができ
る。
CD表示装置5による可変表示動作が示されている。こ
の大当り予告1の場合には、打玉の始動入賞により左図
柄52と中図柄3と右図柄52との全図柄が逆方向に1
/2図柄分だけスクロールした後元の位置まで戻ってか
ら、全図柄が下方向にスクロール表示される可変表示が
開始される。
D表示装置5による可変表示動作が示されている。この
大当り予告2の場合には、打玉の始動入賞により全図柄
51,52,53が下方向にスクロールして可変表示さ
れ、まず左図柄51が停止して、次に右図柄52が停止
する際に、予定停止図柄(図面では1)がほぼ1図柄分
通り過ぎてから停止位置まで逆スクロールして停止さ
れ、次に中図柄53が停止する際にも、予定停止図柄
(図面では9)がほぼ1図柄分通り過ぎてから停止位置
まで逆スクロールして停止される。
表示を行なう例を示す図である。(A)はリーチ予告を
行なう場合であり、LCD表示装置5によりすべての図
柄51,52,53が可変表示されている最中に、「リ
ーチ!」のメッセージ54を表示させ、その後通常の可
変表示に戻り、左図柄51が停止され、右図柄52が停
止され、最後に中図柄53が停止される。
れており、LCD表示装置5によりすべての図柄51,
52,53が可変表示されている最中に、「フィーバー
!」のメッセージ55を表示させ、次に通常の可変表示
に戻り左図柄51,右図柄52,中図柄53の順に停止
する。
れており、LCD表示装置5によりすべての図柄51,
52,53が可変表示されている最中に、「チャンス
!」のメッセージ56が表示され、次に通常の可変表示
に戻り、左図柄51,右図柄52,中図柄53の順に停
止する。
リーチ2を報知する場合の可変表示動作を示す図であ
る。
る。LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,
53が可変表示され、まず左図柄51が停止し、次に右
図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となったの
ち、中図柄53が低速でスクロール表示される状態とな
り、その低速スクロール表示が各図柄53,52を2周
分行なった後、予定停止図柄がLCD表示装置5の停止
位置に来た段階で停止される。
る。LCD表示装置5により全図柄51,52,53が
可変表示され、まず左図柄51が停止し、次に右図柄5
2が停止し、リーチ状態(左=右)となったのち、中図
柄53が低速スクロールされる状態となり、その状態が
中図柄53を4周分スクロール表示されるまで続き、そ
の後予定停止図柄がLCD表示装置5の停止位置に来た
状態で停止される。さらに、この中図柄53の低速スク
ロールが3周目になった段階から通常リーチとは異なる
態様で音,ランプ,LEDによる報知も併わせて行なわ
れる。
している。LCD表示装置5によりすべての図柄51,
52,53が可変表示された後左図柄51が停止し、次
に右図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となった
のち、中図柄53が低速でスクロール表示される状態と
なり、その状態が中図柄53の4周分スクロールされる
まで続行され、4周分スクロール表示された段階で中図
柄53が一時停止し、さらに、その後低速スクロールが
開始されてから中図柄53が1周分スクロール表示さ
れ、その後予定停止図柄がLCD表示装置5の停止表示
位置に来たときに停止表示される。さらに、中図柄53
の低速スクロールが3周目になった段階から前記特別リ
ーチ1のときの態様で、さらには前記一時停止後再可変
表示の開始時から特別リーチ1のときとは異なる態様で
音,ランプ,LEDによる報知も併わせて行なわれる。
る可変表示装置の場合の予告報知動作を示す図である。
当りラインとは、可変停止時の可変表示装置により表示
される複数の停止図柄の組合せがそのライン上において
予め定められた特定の組合せとなっている場合に大当り
が発生するという大当り発生の判断対象となる停止図柄
の組合せラインのことである。
の横3本と斜め対角線上に2本との合計5本定められて
おり、この5本の当りライン上において停止図柄の組合
せがぞろめになれば、大当りが発生する。そして、リー
チの予告報知を行なう場合には、すべての図柄57,5
8,59が可変表示中に、5本の当りライン上において
リーチが成立するラインをリーチライン61で表示させ
る。また、大当りを予告報知する場合には、5本の当り
ライン上において停止図柄がぞろめとなる当りが成立す
るラインを当りライン60で表示する。
対角線上に2本との合計8本の当りラインが定められて
いる可変表示装置の場合を示している。リーチを予告報
知する場合には、LCD表示装置5によりすべての図柄
62a〜62iが可変表示されている最中に、8本の当
りラインのうちリーチが成立するラインをリーチライン
64で表示するとともに、そのリーチライン上の図柄表
示領域をリーチ枠63g,63f,63bにより囲んで
表示する。一方、大当りが発生する当り表示が行なわれ
ることを予告報知する場合には、すべての図柄62a〜
62iが可変表示されている最中に、8本の当りライン
のうち停止図柄がぞろめとなり当りが成立するラインを
当りライン65により表示するとともに、その当りライ
ン上にある図柄表示領域を当り枠63a,63i,63
bにより囲んで表示する。
ン60,65とリーチライン61,64とを色を異なら
せる等して区別できるようにしてもよい。
可変表示装置の場合には、同時に複数本の当りライン上
においてリーチが成立するといういわゆるダブルリーチ
が発生するようにしてもよい。また、可変表示装置の可
変停止時の表示結果に従って大当りが発生した場合のそ
の停止時の図柄(大当り図柄)の種類によって、以降の
大当りが発生する確率が変動するようにしてもよい。こ
のダブルリーチが発生する場合や確率変動が発生する場
合には、ダブルリーチあるいは確率変動が生ずる大当り
図柄(確率変動図柄)による大当りが発生する旨を通常
のリーチや大当りとは別の態様で事前報知するようにし
てもよい。
は、事前報知の内容として、リーチおよび大当りの両方
を報知するものを示したが、大当りのみを事前報知する
ものであってもよい。また、大当りのみの事前報知を行
なう場合には、すべての図柄の可変表示を同時に停止さ
せてもよい。さらに、可変表示装置の種類はどのような
ものであってもよく、たとえば、CRT,プラズマ,ド
ットマトリクスLED,エレクトロルミネセンス,蛍光
表示管等の表示装置を利用したもの、あるいは、回転ド
ラム式や表面に複数種類の図柄が描かれたベルトを回転
移動させるものや複数種類の図柄が描かれた円盤を回転
させるもの(ロタミント)等の機械式のものであっても
よい。さらに、ボクシングの映像表示を行ない、遊技者
側のボクサーが勝てば大当りを発生させるものであって
もよい。つまり、可変表示は識別情報のスクロール表示
あるいは切換表示に限られず、さらに可変表示装置の表
示結果が導出表示された後においても引続き表示状態が
変化するものであってもよい。また、可変表示装置を利
用した事前報知の方法はどのようなものであってもよ
く、たとえば、逆回転,可変開始時からスロー回転,点
滅表示,画面が一瞬OFFになるもの,画面の明暗が反
転するもの,表示図柄の形状や大きさが変形するもので
あってもよい。
うな効果を得ることができる。可変表示装置4の停止図
柄を大当りの表示結果とすることが決定された場合に、
大当り予告の報知として、大当りの表示結果となる当り
ラインを図7(A)に示されるような当りライン60に
よって表示するために、この報知の実行により、大当り
になることが決定されたという遊技者にとって喜ばしい
状態を遊技者がいち早く知ることができ、期待感が高ま
って、それ以降の遊技を楽しく行なうことができる。し
かも、大当りの表示結果となる当りラインを報知の内容
により遊技者が把握することができるため、表示領域上
で大当りの表示結果となる部位に遊技者が注目しやすく
なる。これにより、表示領域上で大当りの表示結果とな
る部位に遊技者が容易に注目し得る大当り予告の報知を
することができる。その結果、このような報知により、
可変表示を見る遊技者の興趣を十分に向上させることが
できる。
の表示は、図3に示された制御動作により行なわれる大
当り予告の報知の表示例の一例として説明されているの
で、図7に示された当りラインの報知については図3の
制御内容が適用される。このため、可変表示装置4の停
止図柄を大当りの表示結果とすることが決定された場合
に、大当り予告として、大当りの表示結果となる当りラ
イン60の表示が必ず行なわれるのではなく、ランダム
3カウンタの値に基づいて選択的に行なわれるために、
当りライン60による大当り予告が行なわれないにも関
わらず特定の表示態様となる場合もあり、その結果、当
りライン60による大当り予告が行なわれない場合には
必ず大当りが発生しないと遊技者が思うことがなく、当
りライン60による大当り予告が行なわれない場合にそ
の時点で遊技者が完全に失望してしまうのを防止するこ
とができる。
の報知として、大当りの表示結果となる当りラインを可
変表示装置4の表示領域において特定する表示が行なわ
れるため、当りラインにより行なう大当り予告の報知内
容を、可変表示を見る遊技者にとってわかりやすく示す
ことができる。
うに、大当り予告の報知として、大当りの表示結果とな
る当りラインが60,65が可変表示装置4の表示領域
において線分である当りライン60,65の表示により
示されるため、大当りの表示結果となる当りラインの予
告報知内容を、可変表示を見る遊技者にとって視覚的に
容易に判別可能な態様で示すことができる。
当り予告の報知として、大当りの表示結果となる当りラ
インが可変表示装置4の表示領域において当り枠63
a,63i,63bの表示により示されるため、大当り
の表示結果となる当りラインの予告報知内容を、可変表
示を見る遊技者にとって視覚的に容易に判別可能な態様
で示すことができる。
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
に示されたパチンコ遊技機により、複数種類の識別情報
(図柄)を可変表示可能な可変表示装置(可変表示装置
4)を有し、該可変表示装置における識別情報の表示結
果が複数本の当りラインのうちの少なくとも1本の当り
ライン上で予め定められた特定の表示態様(たとえば7
77等のぞろめ)になった場合に遊技者にとって有利な
状態(たとえば大当り状態)に制御可能となる遊技機が
構成されている。図7に示された当りラインの報知は図
4等に示された大当り予告の一例であるため、以下のよ
うに具体例が適用される。図2に示された基本回路2
9、さらに具体的には、図3に示されたS1,S2,S
16等により、前記可変表示装置の表示結果の表示態様
を決定する表示態様決定手段が構成されている。図2に
示された基本回路29、さらに具体的には、図3に示さ
れたS9,S12〜S14,S27,S30〜S32,
S38等により、前記表示態様決定手段により決定され
た内容に従って前記可変表示装置を制御する可変表示制
御手段が構成されている。図2に示された基本回路2
9、さらに具体的には、図3に示されたS3,S4,S
7,S9により、前記表示態様決定手段により決定され
た表示結果が前記特定の表示態様となる場合に、前記特
定の表示態様となる当りライン(図7の当りライン6
0,65)を前記可変表示装置の表示結果が導出される
前に報知(表示)することが可能な報知手段が構成され
ている。
は図4等に示された大当り予告の一例であるため、以下
のように具体例が適用される。図2に示された基本回路
29、さらに具体的には、図3に示されたS3〜S6に
より、前記表示態様決定手段により決定された表示結果
が前記特定の表示態様となる場合に、前記特定の表示態
様となる前に報知するか否かを選択決定する選択決定手
段が構成されている。図3のS4に示されるように、前
記報知手段は、前記選択決定手段により報知する旨が決
定された場合に、前記特定の表示態様となる当りライン
の報知を行なう。
ように、前記報知手段は、前記特定の表示態様となる当
りラインを前記可変表示装置の表示領域において特定す
る表示(当りライン60,65、当り枠63a,63
i,63b)による報知を行なう. (4) 図7の(A),(B)に示されるように、前記
報知手段は、前記特定の表示態様となる当りラインを前
記可変表示装置の表示領域における線分(当りライン6
0,65)の表示により示す報知を行なう。
前記報知手段は、前記特定の表示態様となる当りライン
を前記可変表示装置の表示領域における枠(当り枠63
a,63i,63b)の表示により示す報知を行なう。
に関しては、次のような効果を得ることができる。可変
表示装置の表示結果を特定の表示態様とすることが決定
された場合に、特定の表示態様となる当りラインが可変
表示装置の表示結果が導出される前に予告報知されるた
めに、この報知の実行により、特定の表示態様になるこ
とが決定されたという遊技者にとって喜ばしい状態を遊
技者がいち早く知ることができ、期待感が高まって、そ
れ以降の遊技を楽しく行なうことができる。しかも、特
定の表示態様となる当りラインを報知の内容により遊技
者が把握することができるため、表示上で特定の表示態
様となる部位に遊技者が注目しやすくなる。これによ
り、表示上で特定の表示態様となる部位に遊技者が容易
に注目し得る予告報知をすることができる。その結果、
このような予告報知により、可変表示を見る遊技者の興
趣を十分に向上させることができる。
果に加えて、次のような効果を得ることができる。可変
表示装置の表示結果を特定の表示態様とすることが決定
された場合に、特定の表示態様となる当りラインの予告
報知が必ず行なわれるのではなく、選択的に行なわれる
ために、予告報知が行なわれないにも関わらず特定の表
示態様となる場合もあり、その結果、予告報知が行なわ
れない場合には必ず特定の表示態様が発生しないと遊技
者が思うことがなく、予告報知が行なわれない場合にそ
の時点で遊技者が遊技者が完全に失望してしまうのを防
止することができる。
関する効果に加えて、次のような効果を得ることができ
る。予告報知として、特定の表示態様となる当りライン
を表示領域において特定する表示が行なわれるため、特
定の表示態様となる当りラインの報知内容を、可変表示
を見る遊技者にとってわかりやすく示すことができる。
関する効果に加えて、次のような効果を得ることができ
る。予告報知として、特定の表示態様となる当りライン
が表示領域における線分の表示により示されるため、特
定の表示態様となる当りラインの報知内容を、可変表示
を見る遊技者にとって視覚的に容易に判別可能な態様で
示すことができる。
関する効果に加えて、次のような効果を得ることができ
る。予告報知として、特定の表示態様となる当りライン
が表示領域における枠の表示により示されるため、特定
の表示態様となる当りラインの報知内容を、可変表示を
見る遊技者にとって視覚的に容易に判別可能な態様で示
すことができる。
遊技盤面を示す正面図である。
ロック図である。
の制御動作を示すフローチャートである。
のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
場合のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
知する場合のLCD表示装置の表示動作を示す図であ
る。
置のLCD表示装置による表示動作を示す図である。
球装置、29は基本回路である。
4)
コイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊
技機に関する。詳しくは、表示態様が変化可能な可変表
示装置を有する遊技機に関する。
的に知られているものに、表示態様が変化可能な可変表
示装置を有する遊技機があった。このような遊技機にお
いては、たとえば、該可変表示装置の表示結果が予め定
められた特定の表示態様(たとえば大当りの図柄の組合
せ)となったことを条件として所定の遊技価値が付与可
能(たとえば大当り制御が実行可能)となる。また、こ
のような遊技機においては、可変表示装置において表示
結果を表示する前の段階で、リーチ表示態様で表示状態
が変化し、その後特定の表示態様となる場合がある。こ
のようなリーチ表示態様となった場合は、特定の表示態
様となる可能性が高いため、遊技者の期待感が盛り上が
る。
な従来の遊技機では、リーチ表示態様が一定の表示態様
であったため、リーチ表示態様が表示された場合であっ
ても、同様の表示態様しか表示されないため、表示内容
が単調となり、可変表示を見る遊技者の興趣を十分に向
上させることができない。
のであり、その目的は、リーチ表示態様をバラエティに
富んだ面白みのあるものにし、可変表示を見る遊技者の
興趣を十分に向上させることが可能な遊技機を提供する
ことである。
は、表示態様が変化可能な可変表示装置を有し、該可変
表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様と
なったことを条件として所定の遊技価値が付与可能とな
る遊技機であって、前記可変表示装置の表示態様を決定
する表示態様決定手段と、該表示態様決定手段による決
定に応じて前記可変表示装置を制御する可変表示制御手
段と、前記可変表示装置の表示結果が導出される前段階
においてリーチ表示態様が前記可変表示装置に表示され
る場合に、特別なリーチ表示態様を含む複数種類のリー
チ表示態様から選択されたリーチ表示態様を表示する制
御を行なうリーチ表示態様制御手段とを含み、前記特別
なリーチ表示態様は、前記特定の表示態様が表示結果と
して決定されている場合に前記特別なリーチ表示態様以
外のリーチ表示態様よりも出現しやすい表示態様であ
り、前記リーチ表示態様制御手段により表示制御可能な
前記特別なリーチ表示態様は、複数設けられていること
を特徴とする。
化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様となったことを条件
として所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であっ
て、前記可変表示装置の表示態様を決定する表示態様決
定手段と、該表示態様決定手段による決定に応じて前記
可変表示装置を制御する可変表示制御手段と、前記可変
表示装置の表示結果が導出される前段階においてリーチ
表示態様が前記可変表示装置に表示される場合に、特別
なリーチ表示態様を含む複数種類のリーチ表示態様から
選択されたリーチ表示態様を表示する制御を行なうリー
チ表示態様制御手段とを含み、前記特別なリーチ表示態
様は、前記特定の表示態様以外の表示態様が表示結果と
して決定されている場合に前記特別なリーチ表示態様以
外のリーチ表示態様よりも出現しにくい表示態様であ
り、前記リーチ表示態様制御手段により表示制御可能な
前記特別なリーチ表示態様は、複数設けられていること
を特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記複数の特別なリーチ表示
態様は、前記特定の表示態様が表示結果として決定され
た場合における出現率がそれぞれ異なることを特徴とす
る。
載の発明の構成に加えて、前記複数の特別なリーチ表示
態様は、前記特定の表示態様以外の表示態様が表示結果
として決定された場合における出現率がそれぞれ異なる
ことを特徴とする。
4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記可変表
示装置にリーチ表示態様を表示する場合に、表示結果が
前記特定の表示態様および前記特定の表示態様以外の表
示態様のどちらになる場合であっても、当該リーチ表示
態様となる旨を事前に予告報知することが可能な予告報
知手段をさらに含むことを特徴とする。請求項6に記載
の本発明は、表示態様が変化可能な可変表示装置を有
し、該可変表示装置において可変表示を行なった後、表
示結果を導出表示可能な遊技機であって、予め定められ
た更新条件が成立するごとに数値データを更新する数値
データ更新手段と、該数値データ更新手段から所定の抽
出条件の成立に応じて抽出した数値データを用いて、所
定の遊技価値を付与可能とするか否かを決定する価値付
与決定手段と、該価値付与決定手段による決定に応じた
表示結果を前記可変表示装置において導出表示する制御
が可能な可変表示制御手段と、前記可変表示装置の表示
結果が導出される前段階においてリーチ表示態様が前記
可変表示装置に表示される場合に、特別なリーチ表示態
様を含む複数種類のリーチ表示態様から選択されたリー
チ表示態様を表示する制御を行なうリーチ表示態様制御
手段とを含み、前記特別なリーチ表示態様は、前記価値
付与決定手段により前記所定の遊技価値を付与可能とす
ることが決定されている場合に前記特別なリーチ表示態
様以外のリーチ表示態様よりも出現しやすい表示態様で
あり、前記リーチ表示態様制御手段により表示制御可能
な前記特別なリーチ表示態様は、複数設けられているこ
とを特徴とする。請求項7に記載の本発明は、表示態様
が変化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置にお
いて可変表示を行なった後、表示結果を導出表示可能な
遊技機であって、予め定められた更新条件が成立するご
とに数値データを更新する数値データ更新手段と、該数
値データ更新手段から所定の抽出条件の成立に応じて抽
出した数値データを用いて、所定の遊技価値を付与可能
とするか否かを決定する価値付与決定手段と、該価値付
与決定手段による決定に応じた表示結果を前記可変表示
装置において導出表示する制御が可能な可変表示制御手
段と、前記可変表示装置の表示結果が導出される前段階
においてリーチ表示態様が前記可変表示装置に表示され
る場合に、特別なリーチ表示態様を含む複数種類のリー
チ表示態様から選択されたリーチ表示態様を表示する制
御を行なうリーチ表示態様制御手段とを含み、前記特別
なリーチ表示態様は、前記価値付与決定手段により前記
所定の遊技価値を付与可能としないことが決定されてい
る場合に前記特別なリーチ表示態様以外のリーチ表示態
様よりも出現しにくい表示態様であり、前記リーチ表示
態様制御手段により表示制御可能な前記特別なリーチ表
示態様は、複数設けられていることを特徴とする。請求
項8に記載の本発明は、請求項6に記載の発明の構成に
加えて、前記複数の特別なリーチ表示態様は、前記所定
の遊技価値を付与可能とすることが決定されている場合
における出現率がそれぞれ異なることを特徴とする。請
求項9に記載の本発明は、請求項7に記載の発明の構成
に加えて、前記複数の特別なリーチ表示態様は、前記所
定の遊技価値を付与可能としないことが決定されている
場合における出現率がそれぞれ異なることを特徴とす
る。請求項10に記載の本発明は、請求項6から9のい
ずれかに記載の発明の構成に加えて、前記可変表示装置
にリーチ表示態様を表示する場合に、前記所定の遊技価
値を付与可能とする決定がされている場合、および、前
記所定の遊技価値を付与可能としない決定がされている
場合のどちらの場合であっても、当該リーチ表示態様と
なる旨を事前に予告報知することが可能な予告報知手段
をさらに含むことを特徴とする。請求項11に記載の本
発明は、請求項1から10のいずれかに記載の発明の構
成に加えて、予め定められた更新条件が成立するごとに
前記リーチ表示態様の種類を決定するための数値データ
を更新するリーチ種類決定用数値データ更新手段と、前
記リーチ表示態様を表示する場合に、リーチ種類決定用
数値データ更新手段から所定の抽出条件の成立に応じて
抽出した数値データを用いてリーチ表示態様の種類を決
定するリーチ種類決定手段とをさらに含むことを特徴と
する。
作用する。表示態様決定手段の働きにより、可変表示装
置の表示態様が決定される。可変表示制御手段の働きに
より、表示態様決定手段による決定に応じて可変表示装
置が制御される。リーチ表示態様制御手段の働きによ
り、可変表示装置の表示結果が導出される前段階におい
てリーチ表示態様が可変表示装置に表示される場合に、
特別なリーチ表示態様を含む複数種類のリーチ表示態様
から選択されたリーチ表示態様を表示する制御が行なわ
れる。特別なリーチ表示態様は、特定の表示態様が表示
結果として決定されている場合に特別なリーチ表示態様
以外のリーチ表示態様よりも出現しやすい表示態様であ
る。そして、リーチ表示態様制御手段により表示制御可
能な特別なリーチ表示態様は、複数設けられている。
うに作用する。表示態様決定手段の働きにより、可変表
示装置の表示態様が決定される。可変表示制御手段の働
きにより、表示態様決定手段による決定に応じて可変表
示装置が制御される。リーチ表示態様制御手段の働きに
より、可変表示装置の表示結果が導出される前段階にお
いてリーチ表示態様が可変表示装置に表示される場合
に、特別なリーチ表示態様を含む複数種類のリーチ表示
態様から選択されたリーチ表示態様を表示する制御が行
なわれる。特別なリーチ表示態様は、特定の表示態様以
外の表示態様が表示結果として決定されている場合に特
別なリーチ表示態様以外のリーチ表示態様よりも出現し
にくい表示態様である。そして、リーチ表示態様制御手
段により表示制御可能な特別なリーチ表示態様は、複数
設けられている。
1に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
複数の特別なリーチ表示態様は、特定の表示態様が表示
結果として決定された場合における出現率がそれぞれ異
なる。
2に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。
複数の特別なリーチ表示態様は、前記特定の表示態様以
外の表示態様が表示結果として決定された場合における
出現率がそれぞれ異なる。
1から4に記載の発明の作用に加えて、次のように作用
する。予告報知手段の働きにより、可変表示装置にリー
チ表示態様を表示する場合に、表示結果が特定の表示態
様および特定の表示態様以外の表示態様のどちらになる
場合であっても、当該リーチ表示態様となる旨を事前に
予告報知することが可能である。請求項6に記載の本発
明によれば、次のように作用する。数値データ更新手段
の働きにより、予め定められた更新条件が成立するごと
に数値データが更新される。価値付与決定手段の働きに
より、数値データ更新手段から所定の抽出条件の成立に
応じて抽出した数値データを用いて、所定の遊技価値を
付与可能とするか否かが決定される。可変表示制御手段
の働きにより、価値付与決定手段による決定に応じた表
示結果を可変表示装置において導出表示する制御が可能
である。リーチ表示態様制御手段の働きにより、可変表
示装置の表示結果が導出される前段階においてリーチ表
示態様が可変表示装置に表示される場合に、特別なリー
チ表示態様を含む複数種類のリーチ表示態様から選択さ
れたリーチ表示態様を表示する制御が行なわれる。特別
なリーチ表示態様は、価値付与決定手段により所定の遊
技価値を付与可能とすることが決定されている場合に特
別なリーチ表示態様以外のリーチ表示態様よりも出現し
やすい表示態様である。そして、リーチ表示態様制御手
段により表示制御可能な特別なリーチ表示態様は、複数
設けられている。請求項7に記載の本発明によれば、次
のように作用する。数値データ更新手段の働きにより、
予め定められた更新条件が成立するごとに数値データが
更新される。価値付与決定手段の働きにより、数値デー
タ更新手段から所定の抽出条件の成立に応じて抽出した
数値データを用いて、所定の遊技価値を付与可能とする
か否かが決定される。可変表示制御手段の働きにより、
価値付与決定手段による決定に応じた表示結果を可変表
示装置において導出表示する制御が可能である。リーチ
表示態様制御手段の働きにより、可変表示装置の表示結
果が導出される前段階においてリーチ表示態様が可変表
示装置に表示される場合に、特別なリーチ表示態様を含
む複数種類のリーチ表示態様から選択されたリーチ表示
態様を表示する制御が行なわれる。特別なリーチ表示態
様は、価値付与決定手段により所定の遊技価値を付与可
能としないことが決定されている場合に特別なリーチ表
示態様以外のリーチ表示態様よりも出現しにくい表示態
様である。そして、リーチ表示態様制御手段により表示
制御可能な特別なリーチ表示態様は、複数設けられてい
る。請求項8に記載の本発明によれば、請求項6に記載
の発明の作用に加えて、次のように作用する。複数の特
別なリーチ表示態様は、所定の遊技価値を付与可能とす
ることが決定されている場合における出現率がそれぞれ
異なる。請求項9に記載の本発明によれば、請求項7に
記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。複数
の特別なリーチ表示態様は、所定の遊技価値を付与可能
としないことが決定されている場合における出現率がそ
れぞれ異なる。請求項10に記載の本発明によれば、請
求項6から9のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
次のように作用する。予告報知手段の働きにより、可変
表示装置にリーチ表示態様を表示する場合に、所定の遊
技価値を付与可能とする決定がされている場合、およ
び、前記所定の遊技価値を付与可能としない決定がされ
ている場合のどちらの場合であっても、当該リーチ表示
態様となる旨を事前に予告報知することが可能である。
請求項11に記載の本発明によれば、請求項1から10
に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。リ
ーチ種類決定用数値データ更新手段の働きにより、予め
定められた更新条件が成立するごとにリーチ表示態様の
種類を決定するための数値データが更新される。リーチ
種類決定手段の働きにより、リーチ表示態様を表示する
場合に、リーチ種類決定用数値データ更新手段から所定
の抽出条件の成立に応じて抽出した数値データを用いて
リーチ表示態様の種類が決定される。
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態におい
ては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本
発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やスロット
マシン等でもよく、表示態様が変化可能な可変表示装置
を有する遊技機であればすべて対象となる。
ランダム1カウンタの値の中に「3」がないときには、
S20により、ランダム3カウンタの値を読出し、その
値が0または1のときにはS24に進み、リーチ予告を
行なうためのフラグがセットされてS25に進む。一
方、ランダム3カウンタの値が2のときにはS23に進
み、予告なしの状態となり直接S29に進む。
9号)の段落番号0017ならびに図1等、および、当
該原出願のさらに原出願(特願平5−220297号)
の段落番号0009ならびに図1等に示されたパチンコ
遊技機により、表示態様が変化可能な可変表示装置(可
変表示装置4)を有し、該可変表示装置の表示結果が予
め定められた特定の表示態様(大当りの図柄の組合せ)
となったことを条件として所定の遊技価値が付与可能
(大当りの制御が実行可能)となる遊技機が構成されて
いる。本発明の原出願の段落番号0027〜0030な
らびに図3等、および、当該原出願のさらに原出願の段
落番号0019〜0022ならびに図3等に示されたS
1,S2,S16により、前記可変表示装置の表示態様
を決定する表示態様決定手段が構成されている。本発明
の原出願の段落番号0023等ならびに図2、および、
当該原出願のさらに原出願の段落番号0015等ならび
に図2に示された基本回路29、さらに具体的には、本
発明の原出願の段落番号0027〜0035ならびに図
3、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
19〜0027ならびに図3に示されたS9,S12〜
S14,S27,S30〜S32,S38等により、前
記表示態様決定手段による決定に応じて前記可変表示装
置を制御する可変表示制御手段が構成されている。本発
明の原出願の段落番号0029,0033ならびに図3
等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
21,0025ならびに図3等に示されたS11〜S1
4,S29〜S32等により、前記可変表示装置の表示
結果が導出される前段階においてリーチ表示態様(リー
チ状態)が前記可変表示装置に表示される場合に、特別
なリーチ表示態様(特別リーチ状態)を含む複数種類の
リーチ表示態様から選択されたリーチ表示態様を表示す
る制御を行なうリーチ表示態様制御手段が構成されてい
る。本発明の原出願の段落番号0029,0033なら
びに図3等、および、当該原出願のさらに原出願の段落
番号0021,0025ならびに図3等に示された大当
り時と外れ時とにおける通常リーチと特別リーチとの発
生割合を対比すると明らかなように、前記特別なリーチ
表示態様は、前記特定の表示態様が表示結果として決定
されている場合に前記特別なリーチ表示態様以外のリー
チ表示態様(通常リーチ状態)よりも出現しやすい表示
態様である(大当り時は1/6の割合で通常リーチが発
生し、5/6の割合で特別リーチが発生し、一方、外れ
時は3/6の割合で通常リーチが発生し、3/6の割合
で特別リーチが発生することを根拠とする。)。本発明
の原出願の段落番号0029,0033ならびに図3
等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
21,0025ならびに図3等に示されるように、前記
リーチ表示態様制御手段により表示制御可能な前記特別
なリーチ表示態様は、複数(特別リーチ1,特別リーチ
2)設けられている。
に図1等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番
号0009ならびに図1等に示されたパチンコ遊技機に
より、表示態様が変化可能な可変表示装置(可変表示装
置4)を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様(大当りの図柄の組合せ)となった
ことを条件として所定の遊技価値が付与可能(大当りの
制御が実行可能)となる遊技機が構成されている。本発
明の原出願の段落番号0027〜0030ならびに図3
等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
19〜0022ならびに図3等に示されたS1,S2,
S16により、前記可変表示装置の表示態様を決定する
表示態様決定手段が構成されている。本発明の原出願の
段落番号0023等ならびに図2、および、当該原出願
のさらに原出願の段落番号0015等ならびに図2に示
された基本回路29、さらに具体的には、本発明の原出
願の段落番号0027〜0035ならびに図3、およ
び、当該原出願のさらに原出願の段落番号0019〜0
027ならびに図3に示されたS9,S12〜S14,
S27,S30〜S32,S38等により、前記表示態
様決定手段による決定に応じて前記可変表示装置を制御
する可変表示制御手段が構成されている。本発明の原出
願の段落番号0029,0033ならびに図3等、およ
び、当該原出願のさらに原出願の段落番号0021,0
025ならびに図3等に示されたS11〜S14,S2
9〜S32等により、前記可変表示装置の表示結果が導
出される前段階においてリーチ表示態様(リーチ状態)
が前記可変表示装置に表示される場合に、特別なリーチ
表示態様(特別リーチ状態)を含む複数種類のリーチ表
示態様から選択されたリーチ表示態様を表示する制御を
行なうリーチ表示態様制御手段が構成されている。本発
明の原出願の段落番号0029,0033ならびに図3
等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
21,0025ならびに図3等に示された大当り時と外
れ時とにおける通常リーチと特別リーチとの発生割合を
対比すると明らかなように、前記特別なリーチ表示態様
は、前記特定の表示態様以外の表示態様が表示結果とし
て決定されている場合に前記特別なリーチ表示態様以外
のリーチ表示態様(通常リーチ状態)よりも出現しにく
い表示態様である(大当り時は1/6の割合で通常リー
チが発生し、5/6の割合で特別リーチが発生し、一
方、外れ時は3/6の割合で通常リーチが発生し、3/
6の割合で特別リーチが発生することを根拠とす
る。)。本発明の原出願の段落番号0029,0033
ならびに図3等、および、当該原出願のさらに原出願の
段落番号0021,0025ならびに図3等に示される
ように、前記リーチ表示態様制御手段により表示制御可
能な前記特別なリーチ表示態様は、複数(特別リーチ
1,特別リーチ2)設けられている。
に図3等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番
号0021ならびに図3等に示された大当り決定時にお
ける特別リーチ1と特別リーチ2との発生割合を対比す
ると明らかなように、前記複数の特別なリーチ表示態様
は、前記特定の表示態様が表示結果として決定された場
合における出現率がそれぞれ異なる(大当り決定時は、
2/6の割合で特別リーチ1が発生し、3/6の割合で
特別リーチ2が発生することを根拠とする。)。本発明
の原出願の段落番号0033ならびに図3等、および、
当該原出願のさらに原出願の段落番号0025ならびに
図3等に示された外れ決定時における特別リーチ1と特
別リーチ2との発生割合を対比すると明らかなように、
前記複数の特別なリーチ表示態様は、前記特定の表示態
様以外の表示態様が表示結果として決定された場合にお
ける出現率がそれぞれ異なる(外れ決定時は、2/6の
割合で特別リーチ1が発生し、1/6の割合で特別リー
チ2が発生することを根拠とする。)。
31ならびに図3等、および、当該原出願のさらに原出
願の段落番号0020,0023ならびに図3等に示さ
れたS5,S8〜S10,S22,S26〜S28等に
より、前記可変表示装置にリーチ表示態様を表示する場
合に、表示結果が前記特定の表示態様および前記特定の
表示態様以外の表示態様のどちらになる場合であって
も、当該リーチ表示態様となる旨(リーチとなる旨)を
事前に予告報知することが可能な予告報知手段が構成さ
れている。本発明の原出願の段落番号0017ならびに
図1等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号
0009ならびに図1等に示されたパチンコ遊技機によ
り、表示態様が変化可能な可変表示装置(可変表示装置
4)を有し、該可変表示装置において可変表示を行なっ
た後、表示結果を導出表示可能な遊技機が構成されてい
る。本発明の原出願の段落番号0027等ならびに図
3、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
19等ならびに図3に示されたランダム1カウンタによ
り、予め定められた更新条件が成立するごとに数値デー
タを更新する数値データ更新手段と、本発明の原出願の
段落番号0023等ならびに図2、および、当該原出願
のさらに原出願の段落番号0015等ならびに図2に示
された基本回路29、さらに具体的には、本発明の原出
願の段落番号0027〜0035ならびに図3、およ
び、当該原出願のさらに原出願の段落番号0019〜0
027ならびに図3に示されたS1〜S41等により、
前記数値データ更新手段から所定の抽出条件の成立に応
じて抽出した数値データを用いて、所定の遊技価値を付
与可能(大当りの制御が実行可能)とするか否かを決定
する価値付与決定手段が構成されている。本発明の原出
願の段落番号0023等ならびに図2、および、当該原
出願のさらに原出願の段落番号0015等ならびに図2
に示された基本回路29、さらに具体的には、本発明の
原出願の段落番号0027〜0035ならびに図3、お
よび、当該原出願のさらに原出願の段落番号0019〜
0027ならびに図3に示されたS9,S12〜S1
4,S27,S30〜S32,S38等により、前記価
値付与決定手段による決定に応じた表示結果を前記可変
表示装置において導出表示する制御が可能な可変表示制
御手段が構成されている。本発明の原出願の段落番号0
029,0033ならびに図3等、および、当該原出願
のさらに原出願の段落番号0021,0025ならびに
図3等に示されたS11〜S14,S29〜S32等に
より、前記可変表示装置の表示結果が導出される前段階
においてリーチ表示態様(リーチ状態)が前記可変表示
装置に表示される場合に、特別なリーチ表示態様(特別
リーチ状態)を含む複数種類のリーチ表示態様から選択
されたリーチ表示態様を表示する制御を行なうリーチ表
示態様制御手段が構成されている。本発明の原出願の段
落番号0029,0033ならびに図3等、および、当
該原出願のさらに原出願の段落番号0021,0025
ならびに図3等に示された大当り時と外れ時とにおける
通常リーチと特別リーチとの発生割合を対比すると明ら
かなように、前記特別なリーチ表示態様は、前記価値付
与決定手段により前記所定の遊技価値を付与可能とする
ことが決定されている場合に前記特別なリーチ表示態様
以外のリーチ表示態様(通常リーチ状態)よりも出現し
やすい表示態様である(大当り時は1/6の割合で通常
リーチが発生し、5/6の割合で特別リーチが発生し、
一方、外れ時は3/6の割合で通常リーチが発生し、3
/6の割合で特別リーチが発生することを根拠とす
る。)。本発明の原出願の段落番号0029,0033
ならびに図3等、および、当該原出願のさらに原出願の
段落番号0021,0025ならびに図3等に示される
ように、前記リーチ表示態様制御手段により表示制御可
能な前記特別なリーチ表示態様は、複数(特別リーチ
1,特別リーチ2)設けられている。本発明の原出願の
段落番号0027等ならびに図3、および、当該原出願
のさらに原出願の段落番号0019等ならびに図3に示
されたランダム1カウンタにより、予め定められた更新
条件が成立するごとに数値データを更新する数値データ
更新手段と、本発明の原出願の段落番号0023等なら
びに図2、および、当該原出願のさらに原出願の段落番
号0015等ならびに図2に示された基本回路29、さ
らに具体的には、本発明の原出願の段落番号0027〜
0035ならびに図3、および、当該原出願のさらに原
出願の段落番号0019〜0027ならびに図3に示さ
れたS1〜S41等により、前記数値データ更新手段か
ら所定の抽出条件の成立に応じて抽出した数値データを
用いて、所定の遊技価値を付与可能(大当りの制御が実
行可能)とするか否かを決定する価値付与決定手段が構
成されている。本発明の原出願の段落番号0023等な
らびに図2、および、当該原出願のさらに原出願の段落
番号0015等ならびに図2に示された基本回路29、
さらに具体的には、本発明の原出願の段落番号0027
〜0035ならびに図3、および、当該原出願のさらに
原出願の段落番号0019〜0027ならびに図3に示
されたS9,S12〜S14,S27,S30〜S3
2,S38等により、前記価値付与決定手段による決定
に応じた表示結果を前記可変表示装置において導出表示
する制御が可能な可変表示制御手段が構成されている。
本発明の原出願の段落番号0029,0033ならびに
図3等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号
0021,0025ならびに図3等に示されたS11〜
S14,S29〜S32等により、前記可変表示装置の
表示結果が導出される前段階においてリーチ表示態様
(リーチ状態)が前記可変表示装置に表示される場合
に、特別なリーチ表示態様(特別リーチ状態)を含む複
数種類のリーチ表示態様から選択されたリーチ表示態様
を表示する制御を行なうリーチ表示態様制御手段が構成
されている。本発明の原出願の段落番号0029,00
33ならびに図3等、および、当該原出願のさらに原出
願の段落番号0021,0025ならびに図3等に示さ
れた大当り時と外れ時とにおける通常リーチと特別リー
チとの発生割合を対比すると明らかなように、前記特別
なリーチ表示態様は、前記価値付与決定手段により前記
所定の遊技価値を付与可能としないことが決定されてい
る場合に前記特別なリーチ表示態様以外のリーチ表示態
様(通常リーチ状態)よりも出現しにくい表示態様(大
当り時は1/6の割合で通常リーチが発生し、5/6の
割合で特別リーチが発生し、一方、外れ時は3/6の割
合で通常リーチが発生し、3/6の割合で特別リーチが
発生することを根拠とする。)。本発明の原出願の段落
番号0029,0033ならびに図3等、および、当該
原出願のさらに原出願の段落番号0021,0025な
らびに図3等に示されるように、前記リーチ表示態様制
御手段により表示制御可能な前記特別なリーチ表示態様
は、複数(特別リーチ1,特別リーチ2)設けられてい
る。本発明の原出願の段落番号0029ならびに図3
等、および、当該原出願のさらに原出願の段落番号00
21ならびに図3等に示された大当り決定時における特
別リーチ1と特別リーチ2との発生割合を対比すると明
らかなように、前記複数の特別なリーチ表示態様は、前
記所定の遊技価値を付与可能としないことが決定されて
いる場合における出現率がそれぞれ異なる(大当り決定
時は、2/6の割合で特別リーチ1が発生し、3/6の
割合で特別リーチ2が発生することを根拠とする。)。
本発明の原出願の段落番号0033ならびに図3等、お
よび、当該原出願のさらに原出願の段落番号0025な
らびに図3等に示された外れ決定時における特別リーチ
1と特別リーチ2との発生割合を対比すると明らかなよ
うに、前記複数の特別なリーチ表示態様は、前記所定の
遊技価値を付与可能としないことが決定されている場合
における出現率がそれぞれ異なる(外れ決定時は、2/
6の割合で特別リーチ1が発生し、1/6の割合で特別
リーチ2が発生することを根拠とする。)。本発明の原
出願の段落番号0028,0031ならびに図3等、お
よび、当該原出願のさらに原出願の段落番号0020,
0023ならびに図3等に示されたS5,S8〜S1
0,S22,S26〜S28等により、前記可変表示装
置にリーチ表示態様を表示する場合に、前記所定の遊技
価値を付与可能とする決定がされている場合、および、
前記所定の遊技価値を付与可能としない決定がされてい
る場合のどちらの場合であっても、当該リーチ表示態様
となる旨(リーチとなる旨)を事前に予告報知すること
が可能な予告報知手段が構成されている。本発明の原出
願の段落番号0029ならびに図3等、および、当該原
出願のさらに原出願の0021ならびに図3等に示され
たランダム5カウンタにより、予め定められた更新条件
が成立するごとに前記リーチ表示態様の種類を決定する
ための数値データを更新するリーチ種類決定用数値デー
タ更新手段が構成されている。本発明の原出願の段落番
号0029,0033ならびに図3等、および、当該原
出願のさらに原出願の0021,0025ならびに図3
等に示されたS11〜S14,S19〜S24により、
前記リーチ表示態様を表示する場合に、リーチ種類決定
用数値データ更新手段から所定の抽出条件の成立に応じ
て抽出した数値データを用いてリーチ表示態様の種類を
決定するリーチ種類決定手段が構成されている。
ような効果を得ることができる。リーチ表示態様とし
て、特別なリーチ表示態様を含む複数種類のリーチ表示
態様から選択されたリーチ表示態様が表示されるため、
リーチ表示態様がバラエティに富むようになる。この特
別なリーチ表示態様は、特定の表示態様が表示結果とし
て決定されている場合に特別なリーチ表示態様以外のリ
ーチ表示態様よりも出現しやすい表示態様であるため、
特別なリーチ表示態様により遊技者の期待感をより一層
向上させることができる。しかも、特別なリーチ表示態
様が複数種類設けられているため、リーチ表示態様をよ
り一層バラエティに富むようにすることができ、可変表
示を見る遊技者の興趣を十分に向上させることができ
る。
うな効果を得ることができる。リーチ表示態様として、
特別なリーチ表示態様を含む複数種類のリーチ表示態様
から選択されたリーチ表示態様が表示されるため、リー
チ表示態様がバラエティに富むようになる。この特別な
リーチ表示態様は、特定の表示態様以外の表示態様が表
示結果として決定されている場合に特別なリーチ表示態
様以外のリーチ表示態様よりも出現しにくい表示態様で
あるため、特別なリーチ表示態様により遊技者の期待感
をより一層向上させることができる。しかも、特別なリ
ーチ表示態様が複数種類設けられているため、リーチ表
示態様をより一層バラエティに富むようにすることがで
き、可変表示を見る遊技者の興趣を十分に向上させるこ
とができる。
1に記載の発明の効果に加えて、次のような効果を得る
ことができる。複数の特別なリーチ表示態様について、
特定の表示態様が表示結果として決定された場合におけ
る出現率がそれぞれ異なるため、このような出現率の違
いにより、特別なリーチ表示態様を用いる場合における
遊技の内容をバラエティに富んだものにすることがで
き、遊技者の興趣をより一層向上させることができる。
2に記載の発明の効果に加えて、次のような効果を得る
ことができる。複数の特別なリーチ表示態様について、
特定の表示態様以外の表示態様が表示結果として決定さ
れた場合における出現率がそれぞれ異なるため、このよ
うな出現率の違いにより、特別なリーチ表示態様を用い
る場合における遊技の内容をバラエティに富んだものに
することができ、遊技者の興趣をより一層向上させるこ
とができる。
1から4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、次の
ような効果を得ることができる。可変表示装置にリーチ
表示態様を表示する場合に、当該リーチ表示態様となる
旨を事前に予告報知することが可能であるため、可変表
示装置でリーチ表示態様が表示される前の段階から遊技
者の期待感を盛り上げることが可能になり、興趣を向上
させることができる。しかも、表示結果が特定の表示態
様および特定の表示態様以外の表示態様のどちらになる
場合であっても、当該リーチ表示態様となる旨を事前に
予告報知することが可能であるため、予告報知のあるな
しにかかわらず特定の表示態様が表示され得るので、予
告報知のあるなしにより、表示結果が事前に遊技者に知
られてしまうのを防ぐことができる。請求項6に記載の
本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
リーチ表示態様として、特別なリーチ表示態様を含む複
数種類のリーチ表示態様から選択されたリーチ表示態様
が表示されるため、リーチ表示態様がバラエティに富む
ようになる。この特別なリーチ表示態様は、所定の遊技
価値を付与可能とすることが決定されている場合に特別
なリーチ表示態様以外のリーチ表示態様よりも出現しや
すい表示態様であるため、特別なリーチ表示態様により
遊技者の期待感をより一層向上させることができる。し
かも、特別なリーチ表示態様が複数種類設けられている
ため、リーチ表示態様をより一層バラエティに富むよう
にすることができ、可変表示を見る遊技者の興趣を十分
に向上させることができる。請求項7に記載の本発明に
よれば、次のような効果を得ることができる。リーチ表
示態様として、特別なリーチ表示態様を含む複数種類の
リーチ表示態様から選択されたリーチ表示態様が表示さ
れるため、リーチ表示態様がバラエティに富むようにな
る。この特別なリーチ表示態様は、所定の遊技価値を付
与可能としないことが決定されている場合に特別なリー
チ表示態様以外のリーチ表示態様よりも出現しにくい表
示態様であるため、特別なリーチ表示態様により遊技者
の期待感をより一層向上させることができる。しかも、
特別なリーチ表示態様が複数種類設けられているため、
リーチ表示態様をより一層バラエティに富むようにする
ことができ、可変表示を見る遊技者の興趣を十分に向上
させることができる。請求項8に記載の本発明によれ
ば、請求項6に記載の発明の効果に加えて、次のような
効果を得ることができる。複数の特別なリーチ表示態様
について、所定の遊技価値を付与可能とすることが決定
されている場合における出現率がそれぞれ異なるため、
このような出現率の違いにより、特別なリーチ表示態様
を用いる場合における遊技の内容をバラエティに富んだ
ものにすることができ、遊技者の興趣をより一層向上さ
せることができる。請求項9に記載の本発明によれば、
請求項7に記載の発明の効果に加えて、次のような効果
を得ることができる。複数の特別なリーチ表示態様につ
いて、所定の遊技価値を付与可能としないことが決定さ
れている場合における出現率がそれぞれ異なるため、こ
のような出現率の違いにより、特別なリーチ表示態様を
用いる場合における遊技の内容をバラエティに富んだも
のにすることができ、遊技者の興趣をより一層向上させ
ることができる。請求項10に記載の本発明によれば、
請求項6から9のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、次のような効果を得ることができる。可変表示装置
にリーチ表示態様を表示する場合に、当該リーチ表示態
様となる旨を事前に予告報知することが可能であるた
め、可変表示装置でリーチ表示態様が表示される前の段
階から遊技者の期待感を盛り上げることが可能になり、
興趣を向上させることができる。しかも、所定の遊技価
値を付与可能とする決定がされている場合、および、所
定の遊技価値を付与可能としない決定がされている場合
のどちらの場合であっても、当該リーチ表示態様となる
旨を事前に予告報知することが可能であるため、予告報
知のあるなしにかかわらず所定の遊技価値が付与可能と
なり得るので、予告報知のあるなしにより、所定の遊技
価値が付与可能となるか否かが事前に遊技者に知られて
しまうのを防ぐことができる。請求項11に記載の本発
明によれば、請求項1から10のいずれかに記載の発明
の効果に加えて、次のような効果を得ることができる。
予め定められた更新条件が成立するごとに更新されるリ
ーチ表示態様の種類を決定するための数値データが所定
の抽出条件の成立により抽出されるため、抽出される数
値データがとる値は、更新条件と抽出条件との間の関係
により左右されるランダムなものとなる。そして、その
ようなランダムな値に基づいて、リーチ表示態様の種類
が決まるため、表示するリーチ表示態様の種類がランダ
ムに決まり得る。このため、複数のリーチ表示態様がラ
ンダムに出現され得るので、出現するリーチ表示態様が
変化に富むため、表示の面白みをより一層盛り上げるこ
とができ、遊技者の興趣をより一層向上させることがで
きる。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示装置を有し、該可変表示装置における識別情報の
表示結果が複数本の当りラインのうちの少なくとも1本
の当りライン上で予め定められた特定の表示態様になっ
た場合に遊技者にとって有利な状態に制御可能となる遊
技機であって、 前記可変表示装置の表示結果の表示態様を決定する表示
態様決定手段と、 該表示態様決定手段により決定された内容に従って前記
可変表示装置を制御する可変表示制御手段と、 前記表示態様決定手段により決定された表示結果が前記
特定の表示態様となる場合に、前記特定の表示態様とな
る当りラインを前記可変表示装置の表示結果が導出され
る前に報知することが可能な報知手段とを含むことを特
徴とする、遊技機。 - 【請求項2】 前記表示態様決定手段により決定された
表示結果が前記特定の表示態様となる場合に、前記特定
の表示態様となる前に報知するか否かを選択決定する選
択決定手段をさらに含み、 前記報知手段は、前記選択決定手段により報知する旨が
決定された場合に、前記特定の表示態様となる当りライ
ンの報知を行なうことを特徴とする、請求項1に記載の
遊技機。 - 【請求項3】 前記報知手段は、前記特定の表示態様と
なる当りラインを前記可変表示装置の表示領域において
特定する表示による報知を行なうことを特徴とする、請
求項1または2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記報知手段は、前記特定の表示態様と
なる当りラインを前記可変表示装置の表示領域における
線分の表示により示す報知を行なうことを特徴とする、
請求項1または2に記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記報知手段は、前記特定の表示態様と
なる当りラインを前記可変表示装置の表示領域における
枠の表示により示す報知を行なうことを特徴とする、請
求項1または2に記載の遊技機。
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