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JP2001053940A - Fax情報送受信機能付きの通信装置及び情報通信方法 - Google Patents

Fax情報送受信機能付きの通信装置及び情報通信方法

Info

Publication number
JP2001053940A
JP2001053940A JP11228587A JP22858799A JP2001053940A JP 2001053940 A JP2001053940 A JP 2001053940A JP 11228587 A JP11228587 A JP 11228587A JP 22858799 A JP22858799 A JP 22858799A JP 2001053940 A JP2001053940 A JP 2001053940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
fax
communication device
image
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11228587A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Shida
肇 志田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11228587A priority Critical patent/JP2001053940A/ja
Publication of JP2001053940A publication Critical patent/JP2001053940A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙に依存することなく、相手の端末装置
との間でFAX情報を送受信できるようにする。 【解決手段】 相手方の端末装置へ音声情報又はFAX
情報を送信する送信手段11と、その相手方の端末装置
からの音声情報又はFAX情報を受信する受信手段3
と、この受信手段3によって受信されたFAX情報又は
送信手段11によって送信するFAX情報Doutを記憶
する着脱可能な不揮発性の記憶媒体8とを備えるもので
ある。この構成によって、通信機能付きの情報処理装置
が無い場合でも、FAX情報送受信機能付きの通信装置
100が設備された場合には、記録紙に依存することな
く、相手方の端末装置との間で、FAX情報の送受信す
ることができる。特に、FAX情報送受信機能付きの携
帯無線電話機に適用される場合には、列車や飛行機、自
動車等の乗り物の中で相手方の端末装置との間でFAX
情報を送受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙に依存しな
いで、FAX情報を送受信するような電話機に適用して
好適なFAX情報送受信機能付きの通信装置及び情報通
信方法に関する。詳しくは、相手方の端末装置から受信
したFAX情報又は相手方の端末装置へ送信するFAX
情報を記憶する着脱可能な不揮発性の記憶媒体を備え、
通信機能付きの情報処理装置が無い場合でも、FAX情
報送受信機能付きの通信装置が設備されている場合に
は、その通信装置に当該記憶媒体を持って行き、その通
信装置に記憶媒体を装着することにより、記録紙に依存
することなく、相手の端末装置との間でFAX情報を送
受信できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、用紙に必要事項を記述して相
手方にFAX情報を送信するファクシミリ装置が使用さ
れる場合が多い。この種のファクシミリ装置の中には、
一旦、受信画像がプリントアウトされると、受信データ
が自動消去される形式のものがある。
【0003】また、近年では、情報処理装置の発達に伴
い、パーソナルコンピユータ(以下パソコンという)同
士を通信回線で接続して、パソコン通信を行う場合も多
くなってきた。もちろん、この種のパソコンには通信モ
デムが取り付けられ、ユーザが留守している間に、相手
方の端末装置から着信が有った旨を知らせる機能を備え
たものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方式の
ファクシミリ装置によれば、相手に伝えたい文字や記号
などの文章は、予め用紙に形成され、その記録紙をファ
クシミリ装置のスキャナにより読み込ませるようになさ
れる。しかしながら、パソコンで加工処理した画像情報
を相手方との間で送受信しようとした場合に、次のよう
な問題がある。
【0005】 通信機能付きのパソコンが装備されて
いないと、相手方の端末装置にデータ形式のままの画像
情報を送信することができない。通常のファクシミリ装
置が準備されている場合には、パソコンなどで加工処理
した画像情報を、一旦、用紙にプリントアウトしてから
その記録紙をファクシミリ装置のスキャナに読み込ませ
なければならない。非常にユーザによって手間を要す
る。
【0006】 相手方の端末装置から送られてきたF
AX情報が、パソコンによる加工処理を必要とするよう
な場合に、通信機能付きのパソコンがないと、相手方か
らデータ形式のままの画像情報を受信することができな
い。通常のファクシミリ装置が準備されている場合に
は、FAX情報を一旦、用紙にプリントアウトしてから
その記録紙の画像情報を、OCRのような文字認識装置
により読み取って、当該パソコンの画像フォーマットに
変換した後でないと、そのパソコン上でその画像情報の
編集などの加工処理を行うことができない。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、記録紙に依存することなく、
相手の端末装置との間でFAX情報を送受信できるよう
にしたFAX情報送受信機能付きの通信装置及び情報通
信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、相手方
の端末装置へ音声情報又は予め符号化されたFAX情報
を送信する送信手段と、相手方の端末装置からの音声情
報又はFAX情報を受信する受信手段と、この受信手段
によって受信されたFAX情報又は送信手段によって送
信するFAX情報を記憶する着脱可能な不揮発性の記憶
媒体とを備えることを特徴とするFAX情報送受信機能
付きの通信装置によって解決される。
【0009】本発明のFAX情報送受信機能付きの通信
装置によれば、FAX情報を受信する場合には、その通
信装置に着脱可能な不揮発性の記憶媒体を持って行き、
その通信装置に装着する。相手方の端末装置からのFA
X情報は受信手段により受信されると、例えば、FAX
情報が汎用の画像フォーマットの画像情報に変換され
て、変換後の画像情報が記憶媒体に記憶される。その
後、その通信装置から記憶媒体を引き抜いて、情報処理
装置へ持って行き、その情報処理装置にその記憶媒体を
装着する。これにより、その情報処理装置でその記憶媒
体から読み出した画像情報に基づいてプリントアウトや
編集処理などを行うことができる。
【0010】また、FAX情報を相手方の端末装置に送
信する場合には、情報処理装置などに着脱可能な不揮発
性の記憶媒体を持って行き、その記憶媒体を情報処理装
置に装着する。情報処理装置で加工処理を行って得た画
像情報が、情報処理装置からその記憶媒体に記憶(転
送)される。その後、その情報処理装置からその記憶媒
体を引き抜いた後に、FAX情報送受信機能付きの通信
装置へ持って行き、その通信装置にこの記憶媒体を装着
する。この通信装置ではその記憶媒体から読み出された
画像情報がFAX情報に逆フォーマット変換される。従
って、記録紙に依存することなく、逆変換後のFAX情
報を送信手段により相手方の端末装置へ送信することが
できる。
【0011】これにより、通信機能付きの情報処理装置
が無い場合でも、FAX情報送受信機能付きの通信装置
が設備されている場合には、記録紙に依存することな
く、相手方の端末装置との間で、FAX情報の送受信す
ることができる。特に、FAX情報送受信機能付きの携
帯無線電話機に適用される場合には、列車や飛行機、自
動車等の乗り物の中で相手方の端末装置との間でFAX
情報を送受信することができる。
【0012】本発明に係る情報通信方法は、相手方の端
末装置から送られてきたFAX情報をFAX情報送受信
機能付きの通信装置でメモリ受信し、ここでメモリ受信
されたFAX情報を汎用の画像フォーマットの画像情報
に変換し、この画像情報を着脱可能な不揮発性の記憶媒
体に転送し、その記憶媒体から情報処理装置へ画像情報
を取り込み、その情報処理装置により画像情報を加工処
理することを特徴とするものである。
【0013】本発明の情報通信方法によれば、通信機能
付きの情報処理装置が無い場合でも、FAX情報送受信
機能付きの通信装置が設備された場合には、その通信装
置に着脱可能な不揮発性の記憶媒体を持って行き、その
通信装置に装着することにより、記録紙に依存すること
なく、相手方の端末装置、例えば、通信機能付きの情報
処理装置やファクシミリ装置へFAX情報を送信するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るFAX情
報送受信機能付きの通信装置及び情報通信方法の一実施
の形態について、図面を参照しながら説明をする。 (1)実施形態としてのFAX情報送受信機能付きの通
信装置 図1は実施形態としてのFAX情報送受信機能付きの通
信装置100の構成例を示す図である。
【0015】この実施形態では、相手方の端末装置から
受信したFAX情報又は相手方の端末装置へ送信するF
AX情報を記憶する着脱可能な不揮発性の記憶媒体を備
え、通信機能付きの情報処理装置が無い場合でも、FA
X情報送受信機能付きの通信装置100が設備された場
合には、その通信装置100に当該記憶媒体を持って行
き、その通信装置100に記憶媒体を装着することによ
り、記録紙に依存することなく、相手の端末装置との間
でFAX情報を送受信できるようにしたものである。
【0016】図1に示すFAX情報送受信機能付きの通
信装置100は、会話などの音声情報の他にFAX情報
を送受信するようになされたものであり、通常のファク
シミリ装置に比べてプリンタ機能やスキャナ機能を有し
ていないものである。この通信装置100は入出力端子
1を有しており、公衆電話回線などの通信回線2に接続
される。この入出力端子1には受信手段3が接続され、
図示しない相手方の端末装置からの音声情報又はFAX
情報Dinが受信される。受信手段3には制御手段4が接
続される。
【0017】この例で、制御手段4にはバックアップ用
の記憶手段5が接続され、受信手段3によって受信され
た、圧縮されたままのFAX情報Dinが記憶される。圧
縮されたままのFAX情報Dinを記憶するのは、メモリ
容量を有効に利用するためである。記憶手段5にはフラ
ッシュメモリや、バックアップ電源付きのDRAMなど
が使用される。
【0018】上述の制御手段4にはフォーマット変換手
段6が接続され、記憶手段5から読み出されたFAX情
報Dinが、TIFF(Tagged Image File Format)
フォーマットなどの汎用の画像フォーマットの画像情報
Dfに変換される。このTIFFは高密度のビットマッ
プ画像ファイル互換性用のフォーマットであり、一般に
画像データの属性をTAG(タグ)情報として規定して
いる点に特徴がある。TIFF形式の場合には、画像フ
ァイルの先頭に数百バイト程度で記述され、標準化され
たタグ情報(以下でヘッダ情報ともいう)を読むことに
よって画像データの形式を認識することができる。この
タグ部分には画像データの形式に対応したフラグなどが
準備されている。
【0019】このTIFFフォーマットを採用するの
は、特別なFAXアプリケーションを用意することな
く、情報処理装置をアクセスできるためである。このフ
ォーマット変換手段6にはMS(Memory Stick)イン
ターフェース7が接続され、不揮発性の記憶媒体8が着
脱可能に取り付けられる。相手方から送られてきたフォ
ーマット変換後の画像情報Dfはこの記憶媒体8に一時
格納される。不揮発性の記憶媒体8には可搬型で大容
量、例えば、数Mから数十Mbitのメモリスティック
が使用される。この記憶媒体8にはフラッシュメモリを
使用してもよい。
【0020】この記憶媒体8は当該通信装置100から
外されて図示しない情報処理装置に装着される。情報処
理装置では、記憶媒体8から画像情報Dfが取り込ま
れ、その画像情報Dfがプリントアウト、編集処理など
の加工処理に施される。
【0021】この例では、不揮発性の記憶媒体8が当該
通信装置100から引き抜かれたときに、受信手段3に
よってFAX情報Dinが受信された場合に、そのFAX
情報Dinがバックアップ用の記憶手段5によって記憶す
るようになされる。また、不揮発性の記憶媒体8が当該
通信装置100に装着された場合であって、受信手段3
によってFAX情報Dinが受信されたときは、記憶手段
5に優先して記憶媒体8にFAX情報Dinが書き込まれ
るが、そのFAX情報Dinが不揮発性の記憶媒体8に書
き込みきれない場合には、バックアップ用の記憶手段5
によって残りのFAX情報Dinを記憶するようになされ
る。
【0022】更に、バックアップ用の記憶手段5にメモ
リ受信されている場合には、制御手段4によって、バッ
クアップ用の記憶手段5から着脱可能な記憶媒体8へフ
ォーマット変換後の画像情報Dfを転送するようになさ
れる。例えば、不揮発性の記憶媒体8が当該通信装置1
00に装着されたときに、制御手段4によって、バック
アップ用の記憶手段5にFAX情報Dinが記録されたか
否かが検出される。これと共に、不揮発性の記憶媒体8
が当該通信装置100に装着されたか否かが検出され、
バックアップ用の記憶手段5にFAX情報Dinが記録さ
れている場合であって、不揮発性の記憶媒体8が当該通
信装置100に装着された場合には、バックアップ用の
記憶手段5から着脱可能な記憶媒体8へフォーマット変
換後の画像情報Dfを転送するようになされる。
【0023】また、図示しない情報処理装置では相手方
に送信しようとする画像情報Dfが加工処理される。こ
こで加工処理された画像情報Dfは上述の不揮発性の記
憶媒体8に取り込まれる。その後、情報処理装置から記
憶媒体8が外されて当該通信装置100に装着される。
つまり、上述したMSインターフェース7に記憶媒体8
が取り付けられる。このMSインターフェース7には逆
フォーマット変換手段9が接続され、所定の画像フォー
マットの画像情報DfがFAX情報に逆変換される。逆
変換後の画像情報をFAX情報Doutという。逆フォー
マット変換手段9は、図1の波線ボックスに示すように
制御手段4の出力段に接続してもよい。
【0024】この例では、制御手段4には送信手段11
が接続され、図示しない相手方の端末装置へ音声情報又
はFAX情報Doutが送信される。送信手段11には上
述の入出力端子1を通して通信回線2に接続される。な
お、制御手段4には一般の電話器と同様にして送受話器
12が接続され、相手方の端末装置との双方間で音声情
報が通信される。
【0025】続いて、本発明に係る情報通信方法につい
て、FAX情報送受信機能付きの通信装置100の情報
通信例についてその説明をする。この例では、少なくと
も、図2に示すFAX情報送受信機能付きの通信装置1
00、不揮発性の記憶媒体8及び情報処理装置101に
よって情報通信システムが構成される。当該通信装置1
00は公衆電話回線(PSTN)などの通信回線2に接
続される。当該情報処理装置101には例えばオプショ
ンでMSインターフェース71が接続され、通信装置1
00から取り外した記録媒体8が着脱自在に取り付けら
れることを前提とする。
【0026】 送信時 まず、図3に示すフローチャートのステップA1で相手
方の端末装置に送るためのFAX情報Dinをパーソナル
コンピユータなどの情報処理装置101により加工処理
をする。この際の加工処理では通常のファクシミリ装置
で行われているように画像情報Dfが符号化されMH
(モディファイ・ハフマン)圧縮される。相手方に送る
画像情報Dfの内容は情報処理装置101のモニタ画面
上で確認するとよい。もちろん、その内容をプリントア
ウトして確認してもよい。この際に出力される記録紙は
通常のファクシミリ装置であれば、これを相手方に送る
ようになされるが、この例では画像情報Dfをデータ形
式で相手方に伝送するようになされる。
【0027】その後、ステップA2でその情報処理装置
101からMSインターフェース71を介して着脱可能
な不揮発性の記憶媒体8に転送する。このとき、ユーザ
は、好ましくは何も書き込まれていない、所定容量の記
憶媒体8をMSインターフェース71に装着するとよ
い。もちろん、情報が書き込まれている場合には上書き
するようにすればよい。ここで、記憶媒体8に画像情報
Dfを取り込んだら、ユーザはその記憶媒体8を情報処
理装置101から取り外してFAX情報送受信機能付き
の通信装置100に装着する。この装着によって記憶媒
体8は当該通信装置100のMSインターフェース7に
取り付けられる。
【0028】その後、ステップA3でこの記憶媒体8か
ら当該通信装置100に画像情報Dfが取り込まれる。
この画像情報DfはMSインターフェース7を通して逆
フォーマット変換手段9に出力される。そして、ステッ
プA4で汎用の画像フォーマットの画像情報DfがFA
X情報Doutに逆変換される。その後、ステップA5で
制御手段4、送信手段11、入出力端子1及び通信回線
2を通してFAX情報Doutが当該通信装置100から
相手方の端末装置へ送信される。
【0029】 受信時 この例では、記憶媒体8がMSインターフェース7に装
着されていることを前提とする。まず、図4に示すフロ
ーチャートのステップB1で相手方の端末装置から当該
通信装置100に送られてきたFAX情報Dinがメモリ
受信される。FAX情報Dinが不揮発性の記憶媒体8に
書き込みきれない場合には、バックアップ用の記憶手段
5によって残りのFAX情報Dinが記憶される。
【0030】その後、ステップB2でそのFAX情報D
inが汎用の画像フォーマットの画像情報Dfに変換され
る。フォーマット変換後の画像情報Dfは、ステップB
3でFAX情報送受信機能付きの通信装置100から記
憶媒体8に取り込まれ、一時格納される。ここで、記憶
媒体8に画像情報Dfを取り込んだら、ユーザはその記
憶媒体8を当該通信装置100から取り外して情報処理
装置101に装着する。この装着によって記憶媒体8は
当該情報処理装置101のMSインターフェース71に
取り付けられる。
【0031】その後、ステップB4でその着脱可能な不
揮発性の記憶媒体8から情報処理装置101へ画像情報
Dfを転送する。そして、ステップB5で相手方の端末
装置に送られてきた画像情報Dfに基づいて情報処理装
置101によりプリントアウト、編集処理などの加工処
理がなされる。
【0032】このように、本実施形態としてのFAX情
報送受信機能付きの通信装置100によれば、通信機能
付きの情報処理装置が無い場合でも、FAX情報送受信
機能付きの通信装置100が設備された場合には、記録
紙に依存することなく、相手方の端末装置との間で、F
AX情報Din/Doutの送受信することができる。特
に、FAX情報送受信機能付きの携帯無線電話機に適用
される場合には、列車や飛行機、自動車等の乗り物の中
で相手方の端末装置との間でFAX情報Din/Doutを
送受信することができる。
【0033】(2)実施例としてのFAXメモリスティ
ック付き電話機 図5は本発明に係る実施例としてのFAXメモリスティ
ック付き電話機200の構成例を示すブロック図であ
る。この例では送受話器201にコードが設けられな
い、いわゆるコードレス電話機を構成する。もちろん、
この電話機200にはFAX情報送受信機能付きの携帯
用無線電話機を使用してもよい。
【0034】図5に示すFAXメモリスティック付き電
話機200は会話などの音声情報の他にFAX情報を送
受信するようになされたものであり、プリンタ機能を有
していないものである。この電話機200は入出力端子
1を有しており、公衆電話回線などの通信回線2に接続
される。
【0035】この入出力端子1には受信手段3及び送信
手段11の一例となる網制御ユニット(NCU)12が
接続され、受信時には図示しない相手方の端末装置から
の音声情報又はFAX情報Dinが取り込まれる。もちろ
ん、FAX情報DinはMH符号などのコード化されてい
る。送信時にはFAX情報Doutが図示しない相手方の
端末装置へ送信される。FAX情報送信機能を選択せず
に、通常の電話機能を選択した場合には、相手方への会
話等の音声情報が送信される。網制御ユニット12には
FAXモデム&DSP13が接続され、通常のファクシ
ミリ装置に設備されたプリンタ機能及びスキャナ機能を
除くFAX送受信機能が設けられる。
【0036】このFAXモデム&DSP13にはフォー
マット変換手段6及び逆フォーマット変換手段9の一例
となるゲートアレイ14が接続され、FAX受信時に
は、FAX情報Dinが汎用の画像フォーマット、例え
ば、TIFFフォーマットの画像情報Dfに変換され
る。FAX送信時には、所定の画像フォーマットの画像
情報DfがFAX情報Doutに逆変換される。ゲートア
レイ14には制御手段4の一例となるCPU(中央演算
装置)23が接続される。CPU23には内部バス24
が接続される。内部バス24にはバックアップ用の記憶
手段5としてRAM25が接続され、網制御ユニット1
2によって受信された、圧縮されたままのFAX情報D
inが記憶される。
【0037】この内部バス24にはRAM25の他にM
Sインターフェース7、ROM26及び操作パネル用の
インターフェースが接続されている。MSインターフェ
ース7には、不揮発性の記憶媒体としてFAX用のメモ
リスティック8が着脱可能に取り付けられる。相手方か
ら送られてきたフォーマット変換後の画像情報Dfはこ
のメモリスティック8に一時格納される。この例では容
量4Mbit程度のメモリスティックが使用される。
【0038】このMSインターフェース7には、図示し
ないセンサが設けられ、例えば、メモリスティック8が
MSインターフェース7に装着された場合には、センサ
出力=「1」が出力され、メモリスティック8がMSイ
ンターフェース7に装着されていない場合には、センサ
出力=「0」を出力するようになされる。
【0039】このメモリスティック8は当該電話機20
0から外されて図2に示した情報処理装置101に装着
される。情報処理装置101では、メモリスティック8
から画像情報Dfが取り込まれ、その画像情報Dfがプ
リントアウト、編集処理などの加工処理に施される。
【0040】この例では、不揮発性のメモリスティック
8が当該電話機200から引き抜かれたときに、網制御
ユニット12によってFAX情報Dinが受信された場合
に、そのFAX情報Dinがバックアップ用のRAM25
によって記憶するようになされる。また、メモリスティ
ック8が当該電話機200に装着された場合であって、
網制御ユニット12によってFAX情報Dinが受信され
たときは、RAM25に優先してメモリスティック8に
FAX情報Dinが書き込まれるが、そのFAX情報Din
がメモリスティック8に書き込みきれない場合には、バ
ックアップ用のRAM25によって残りのFAX情報D
inを記憶するようになされる。
【0041】更に、バックアップ用のRAM25にメモ
リ受信されている場合には、CPU23によって、RA
M25からメモリスティック8へフォーマット変換後の
画像情報Dfを転送するようになされる。例えば、メモ
リスティック8が当該電話機200に装着されたとき
に、CPU23によって、RAM25にFAX情報Din
が記録されたか否かが検出される。これと共に、メモリ
スティック8が当該電話機200に装着されたか否かが
検出され、RAM25にFAX情報Dinが記録されてい
る場合であって、メモリスティック8が当該電話機20
0に装着された場合には、RAM25からメモリスティ
ック8へフォーマット変換後の画像情報Dfを転送する
ようになされる。
【0042】この例で、図2に示した情報処理装置10
1では相手方に送信しようとする画像情報Dfが加工処
理される。ここで加工処理された画像情報Dfはメモリ
スティック8に取り込まれる。その後、情報処理装置1
01からメモリスティック8が外されて当該電話機20
0に装着される。つまり、上述したMSインターフェー
ス7にメモリスティック8が取り付けられる。このMS
インターフェース7から内部バス24に取り込まれた画
像情報Dfは、CPU23の制御を受けてゲートアレイ
14により、逆フォーマット変換される。逆変換後のF
AX情報Doutは、図示しない相手方の端末装置へ網
制御ユニット12を通して送信される。網制御ユニット
12には上述の入出力端子1を通して通信回線2に接続
される。
【0043】なお、内部バス24にはROM26が接続
され、当該電話機200を制御するためのシステム制御
プログラムが格納されている。更に、ゲートアレイ14
にはRFユニット27が接続され、コードレスの送受話
器201との間で無線通信がなされる。FAX情報Do
utの通信を行わないで通常の電話機能を選択した場合
には、相手方の端末装置との双方間で音声情報が通信で
きるようになされている。
【0044】この電話機200には操作パネル15が設
けられ、その内部基板には、操作パネル用のインターフ
ェース19が設けられる。操作パネル15にはテンキー
16や高解像度の液晶表示装置(以下LCDという)1
7、FAX/TEL切替ボタン18及びジョグダイアル
21などが取り付けられる。テンキー16は「1」〜
「0」の10個の数字キー、「*」キー及び「#」キー
から成り、相手方の電話番号などを入力するときに使用
される。
【0045】当該電話機200にFAX情報Din/Dou
tの復号化機能が付加される場合には、表示手段の一例
となるLCD17に、送信時にはメモリスティック8か
ら読み出した画像情報Dfが表示され、その送信内容を
確認するようになされる。もちろん、相手方から受信し
たFAX情報Dinも表示するようになされる。ファクシ
ミリ装置のように記録紙に受信内容が形成されないため
である。その他に、LCD17には「相手方の電話番
号」等の表示がなされたり、相手方からメモリ受信した
旨の文字情報が表示される。FAX/TEL切替ボタン
18はFAX送信又は通常の電話機能のいずれかを選択
するときに使用される。ジョグダイアル21は相手方の
電話番号などを検索するときに使用される。
【0046】これらのテンキー16や、LCD17、F
AX/TEL切替ボタン18、ジョグダイアル21など
の信号線がインターフェース19を通して内部バス24
に接続され、操作パネル15によるこれらの入力情報は
CPU23に認識される。なお、CPU23にはEEP
ROM(電気的に情報の消去・書き込み可能な読み出し
専用メモリ)22が接続され、電話加入時に所有者の電
話番号などが記録される。
【0047】続いて、メモリスティック付きの電話機2
00と相手方のファクシミリ装置との回線接続例を説明
する。この例では、図6に示す当該電話機200と相手
方のファクシミリ装置との回線接続例において、当該電
話機(発呼側)200から被呼側(相手方のファクシミ
リ装置)へ、例えば、2ページ分に相当するFAX情報
Doutを送信する場合に、まず、被呼側のファクシミリ
装置を呼び出すためのコーリングトーン信号(以下CN
G信号という)と共に、リング信号Riが発呼側から被
呼側へ送信される。このCNG信号を受けた被呼側では
発呼側へ、被呼端末識別信号(以下CED信号という)
と共に非標準機能信号(以下NSF信号という)、ファ
クシミリ電話番号(以下CSI信号)や標準機能モード
信号(以下DIS信号という)などが返信される。
【0048】その後、発呼側から被呼側へ、ファクシミ
リ電話番号(以下TSI信号という)、標準機能モード
信号(以下DCS信号)と共にトレーニングチェック信
号(以下TCF信号という)が返信される。このTCF
信号を受けた被呼側から発呼側へ受信準備完了信号(以
下CFR信号という)が返信されるので、CFR信号を
受けた発呼側から被呼側へ1ページ分の符号化データ
(以下PIX信号という)が伝送される。この1ページ
目のデータ転送が終了すると、発呼側から被呼側へマ
ルチページ信号(以下MPS信号という)が伝送され、
被呼側から発呼側へメッセージ信号(以下MCF信号と
いう)が返信され、以下、同様にして2ページ目の符号
化データPIXが伝送され、この2ページ目のデータ転
送が終了すると、発呼側から被呼側へEOP信号が伝
送され、被呼側から発呼側へMCF信号が返信され、そ
の後、発呼側から被呼側へフェーズ断信号(以下DCN
信号という)が送信される。これにより、当該電話機2
00から被呼側へ2ページ分に相当するFAX情報Dou
tを送信することができる。
【0049】続いて、メモリスティック付きの電話機2
00の送信時及び受信時の情報通信例についてその説明
をする。この例では、少なくとも、図5に示した電話機
200、メモリスティック8及び図2に示した情報処理
装置101によって情報通信システムが構成される。当
該電話機200は公衆電話回線(PSTN)などの通信
回線2に接続される。当該情報処理装置101には例え
ばオプションでMSインターフェース71が接続され、
電話機200から取り外したメモリスティック8が着脱
自在に取り付けられることを前提とする。なお、図3に
示したフローチャート及び図6に示した回線接続例を参
照する。
【0050】 送信時 まず、図3に示すフローチャートのステップA1で相手
方の端末装置に送るための画像情報Dfをパーソナルコ
ンピユータ(Windows 又はMac PC)などの情報処理
装置101により加工処理をする。この加工処理では、
画像情報Dfが汎用の規格であるCCITT−GP3等
を適用してMH符号などに圧縮された後に、ヘッダ情報
が付加される。これによって、TIFFファイル形式に
なされた画像情報Dfは、ステップA2でその情報処理
装置101からMSインターフェース71を介してメモ
リスティック8に転送される。
【0051】ここで、メモリスティック8に画像情報D
fを取り込んだら、ユーザはそのメモリスティック8を
情報処理装置101から取り外して当該電話機200に
装着する。この装着によってメモリスティック8は当該
電話機200のMSインターフェース7に取り付けられ
る。
【0052】その後、ステップA3でこのメモリスティ
ック8から当該電話機200に画像情報Dfが取り込ま
れる。この画像情報DfはMSインターフェース7及び
内部バス24を通してCPU23の制御を受けて一時R
AM25に格納される。そして、画像情報DfはRAM
25からゲートアレイ14に転送される。その後、ステ
ップA4でCPU23又はゲートアレイ14により所定
の画像フォーマットの画像情報DfがFAX情報Dout
に逆フォーマット変換される。
【0053】そして、図6に示した回線接続例により、
相手方のファクシミリ装置が呼び出されると、図3に示
したステップA5でその電話機200から相手方のファ
クシミリ装置へFAXモデム&DSP13、網制御ユニ
ット12、入出力端子1及び通信回線2を通して、例え
ば、2ページ分に相当するFAX情報Doutが送信され
る。
【0054】 受信時(その1) この例では、メモリスティック8がMSインターフェー
ス7に装着されていることを前提とする。まず、図7に
示すフローチャートのステップC1でFAX情報Dinが
メモリ受信されると、次に、ステップC2でメモリステ
ィック8がMSインターフェース7に装着されているか
否かが判断される。メモリスティック8がMSインター
フェース7に装着されている場合には、ステップC3に
移行してそのメモリスティック8に空き容量があるか否
かが判別される。
【0055】メモリ容量に空きが有る場合には、ステッ
プC4に移行してFAX情報DinがTIFFフォーマッ
トなどの汎用の画像フォーマットの画像情報Dfに変換
される。その後、ステップC5に移行してメモリスティ
ック8に画像情報Dfが格納される。これにより、当該
電話機200からメモリスティック8へ画像情報Dfが
取り込まれ、FAXファイルとして一時格納される。こ
のとき、FAX情報Dinがメモリスティック8に書き込
みきれない場合には、RAM25に残りのFAX情報D
inを記憶するようにしてもよい。
【0056】なお、ステップC2でメモリスティック8
がMSインターフェース7に装着されていない場合、及
び、ステップC3でメモリスティック(メモリ容量)に
空きが無い場合には、ステップC6に移行してメモリス
ティック8に代えてバックアップ用のRAM25に圧縮
されたままのFAX情報Dinが格納される。ここで、メ
モリスティック8に画像情報Dfを取り込んだら、ユー
ザはそのメモリスティック8を当該電話機200から取
り外して情報処理装置101に装着する。この装着によ
ってメモリスティック8は当該情報処理装置101のM
Sインターフェース71に取り付けられる。
【0057】受信時(その2) この例では、相手方からのFAX情報Dinがメモリ受信
されているが、メモリスティック8がMSインターフェ
ース7に装着されてい無い場合を前提とする。このよう
な場合に、図8に示すフローチャートのステップD1で
メモリスティック8がMSインターフェース7に装着さ
れるのを待つ。この際に、センサ出力=「1」でメモリ
スティック8がMSインターフェース7に装着されたこ
とが検出され、センサ出力=「0」でメモリスティック
8がMSインターフェース7に装着されていないことが
検出される。この検出に基づいてメモリスティック8の
装着の有無が判断される。
【0058】従って、メモリスティック8が装着された
場合にはステップD2に移行してRAM25にFAX情
報Dinが有るか否かを判別する。この際に、FAX情報
Dinに付加されるエンドフラグやヘッダ情報を検索する
ことにより、RAM25にFAX情報Dinが有るか否か
判別される。RAM25にFAX情報Dinが記録されて
いない場合にはステップD5に移行する。
【0059】RAM25にFAX情報Dinが記録されて
いる場合にはステップD3に移行してRAM25からF
AX情報Dinを読み出し、CPU23及びゲートアレイ
14によりFAX情報Dinを所定の画像フォーマットの
画像情報Dfに変換する。その後、メモリスティック8
にその画像情報Dfを転送する。そして、ステップD4
に移行して全部の画像情報Dfをメモリスティック8に
転送したか否かが判別される。画像情報Dfの全部をメ
モリスティック8に転送した場合には、ステップD5に
移行する。画像情報Dfをメモリスティック8に全部転
送していない場合には、そのフォーマット変換及びデー
タ転送が継続される。
【0060】従って、ステップD5ではMSインターフ
ェース7からメモリスティック8を取り外すか否かの指
示を受ける。ユーザの意志によって、MSインターフェ
ース7からメモリスティック8を取り外す旨の指示を受
けた場合にはステップD6に移行してMSインターフェ
ース7からメモリスティック8が取り外される。
【0061】その後、このメモリスティック8を情報処
理装置101に装着して、メモリスティック8から情報
処理装置101へ画像情報Dfを転送する。そして、相
手方の端末装置に送られてきた画像情報Dfに基づいて
情報処理装置101による画像ビューアーを利用して表
示処理をしたり、プリントアウト及び編集処理などの加
工処理がなされる。なお、ステップD5でMSインター
フェース7からメモリスティック8が取り外さない指示
の場合には、そのままMSインターフェース7にメモリ
スティック8が取り付けたままになされる。
【0062】このように、本実施例としてのFAXメモ
リスティック付きの電話機200によれば、通信機能付
きの情報処理装置が無い場合でも、FAXメモリスティ
ック付きの電話機200が設備された場合には、その電
話機200に着脱可能なメモリスティック8を持って行
き、その電話機200に装着することにより、記録紙に
依存することなく、相手方の端末装置との間で、FAX
情報Din/Doutの送受信することができる。
【0063】しかも、この例では、記録紙にプリントア
ウトする操作、また、記録紙を読み込ませる操作などが
不要になるので、既存のファクシミリ装置のようなスキ
ャナ及びプリンタ機能を省略することができる。今後の
メモリスティックのメモリ容量が例えば、8、16、3
2Mbit・・・等により増加が見込まれるので、当該情
報通信方法が発揮される場合が多くなる。
【0064】一般にメモリスティック8は小型で可搬型
(リムーバブル)の記録メディアであり、どこにでも、
持ち運びが可能であるため、自分の好きな時間及び場所
でMSインターフェースを有したパソコン上でアクセス
することができる。特に、本発明に係る通信装置100
に関してFAX情報送受信機能付きの携帯無線電話機に
適用される場合には、列車や飛行機、自動車等の乗り物
の中で相手方の端末装置との間でFAX情報Din/Dou
tを送受信することができる。
【0065】この例では、メモリスティック8に格納さ
れたFAXファイルは汎用のパソコンで大体標準サポー
トされているTIFFフォーマットの画像情報Dfに変
換されているの、FAX情報の内容確認の際に、パソコ
ン上で特別なFAXアプリケーションを準備する必要が
ない。また、FAX情報の符号化及び復号化について
は、当該電話機200内で行わずに、外部のパソコン等
により行われるので、RAM25などのメモリ容量をセ
ーブすることができる。
【0066】本実施形態ではメモリスティックを電話機
200に取り付ける場合について、説明したが、パソコ
ンで加工処理した画像情報を相手方との間で送受信する
場合であれば、通常のファクシミリ装置に本発明に係る
情報通信方法によるメモリスティック機能を付加しても
よい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFAX情
報送受信機能付きの電話機によれば、相手方の端末装置
から受信したFAX情報又は相手方の端末装置へ送信す
るFAX情報を記憶する着脱可能な不揮発性の記憶媒体
が備えられるものである。
【0068】この構成によって、通信機能付きのデータ
処理装置が無い場合でも、FAX情報送受信機能付きの
電話機が設備されている場合には、その電話機に着脱可
能な不揮発性の記憶媒体を持って行き、その電話機に記
憶媒体を装着することにより、記録紙に依存することな
く、相手方の端末装置からのFAX情報を受信したり、
また、相手方の端末装置へFAX情報を送信したりする
ことができる。
【0069】本発明の情報通信方法によれば、相手方の
端末装置に送るためのFAX情報をデータ処理装置から
着脱可能な不揮発性の記憶媒体に転送し、その後、その
記憶媒体からFAX情報送受信機能付きの電話機へFA
X情報を取り込み、その電話機から相手方の端末装置へ
FAX情報を送信するようになされる。
【0070】この構成によって、通信機能付きのデータ
処理装置が無い場合でも、FAX情報送受信機能付きの
電話機が設備されている場合には、その電話機に着脱可
能な記憶媒体を持って行き、その電話機に装着すること
により、記録紙に依存することなく、相手方の端末装置
との間でFAX情報の送受信をすることができる。特
に、FAX情報送受信機能付きの携帯無線電話機が装備
される場合には、乗り物の中から相手方の端末装置にF
AX情報を送信することができる。この発明は、記録紙
に依存しないでFAX情報を送受信するような電話機に
適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態としてのFAX情報送受信機能付きの
通信装置100の構成例を示す図である。
【図2】FAX情報送受信機能付きの通信装置100の
情報通信例を示すイメージ図である。
【図3】FAX情報送受信機能付きの通信装置100の
情報通信例(送信時)を示すフローチャートである。
【図4】FAX情報送受信機能付きの通信装置100の
情報通信例(受信時)を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る実施例としてのメモリスティック
付き電話機200の構成例を示すブロック図である。
【図6】メモリスティック付きの電話機200と相手方
のファクシミリ装置との回線接続例を示す状態遷移図で
ある。
【図7】メモリスティック付きの電話機200の動作例
(受信時:その1)を示すフローチャートである。
【図8】メモリスティック付きの電話機200の動作例
(受信時:その2)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3・・・受信手段、4・・・制御手段、5・・・記憶手
段、6・・・フォーマット変換手段、7・・・MSイン
ターフェース、8・・・メモリスティック(記憶媒
体)、9・・・逆フォーマット変換手段、11・・・送
信手段、12・・・網制御ユニット、13・・・FAX
モデム&DSP、14・・・ゲートアレイ、100・・
・FAX情報送受信機能付きの電話機、200・・・メ
モリスティック付きの電話機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方の端末装置へ音声情報又は予め符
    号化されたFAX情報を送信する送信手段と、 相手方の端末装置からの音声情報又はFAX情報を受信
    する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたFAX情報又は前記送
    信手段によって送信するFAX情報を記憶する着脱可能
    な不揮発性の記憶媒体とを備えることを特徴とするFA
    X情報送受信機能付きの通信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段によって受信されたFAX
    情報を記憶するバックアップ用の記憶手段が設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のFAX情報送受信機
    能付きの通信装置。
  3. 【請求項3】 前記バックアップ用の記憶手段が設けら
    れる場合であって、 前記バックアップ用の記憶手段から着脱可能な不揮発性
    の記憶媒体へFAX情報を転送するように制御する制御
    手段が設けられることを特徴とする請求項2に記載のF
    AX情報送受信機能付きの通信装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性の記憶媒体が当該通信装置
    から取り外されている場合であって、前記制御手段は、 前記バックアップ用の記憶手段にFAX情報が記録され
    たか否かを検出すると共に、前記不揮発性の記憶媒体が
    当該通信装置に装着されたか否かを検出し、 前記バックアップ用の記憶手段にFAX情報が記録され
    ている場合であって、前記不揮発性の記憶媒体が当該通
    信装置に装着された場合には、 前記バックアップ用の記憶手段から着脱可能な記憶媒体
    へFAX情報を転送するように制御することを特徴とす
    る請求項3に記載のFAX情報送受信機能付きの通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記FAX情報を汎用の画像フォーマッ
    ト形式の画像情報に変換するフォーマット変換手段と、 前記画像フォーマット形式の画像情報を前記FAX情報
    に逆変換する逆フォーマット変換手段とが設けられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のFAX情報送受信機能
    付きの通信装置。
  6. 【請求項6】 前記画像フォーマット形式はTIFFフ
    ォーマットであることを特徴とする請求項5に記載のF
    AX情報送受信機能付きの通信装置。
  7. 【請求項7】 前記FAX情報が当該通信装置内で復号
    化される場合であって、 前記復号化後のFAX情報を表示する表示手段が設けら
    れることを特徴とする請求項1に記載のFAX情報送受
    信機能付きの通信装置。
  8. 【請求項8】 相手方の端末装置から送られてきたFA
    X情報をFAX情報送受信機能付きの通信装置でメモリ
    受信し、 前記メモリ受信されたFAX情報を汎用の画像フォーマ
    ットの画像情報に変換し、 前記画像情報を着脱可能な不揮発性の記憶媒体に転送
    し、 前記記憶媒体から情報処理装置へ前記画像情報を取り込
    み、 前記情報処理装置により前記画像情報を加工処理するこ
    とを特徴とする情報通信方法。
  9. 【請求項9】 前記相手方の端末装置に送るための画像
    情報を情報処理装置により加工処理をし、 前記情報処理装置から着脱可能な不揮発性の記憶媒体に
    前記画像情報を転送し、 前記記憶媒体からFAX情報送受信機能付きの通信装置
    に前記画像情報を取り込み、 前記画像フォーマット形式の画像情報を前記FAX情報
    に逆変換し、 前記通信装置から相手方の端末装置へ前記FAX情報を
    送信することを特徴とする請求項8に記載の情報通信方
    法。
  10. 【請求項10】 前記通信装置には、FAX情報送受信
    機能付きの携帯用無線電話機が使用されることを特徴と
    する請求項8に記載の情報通信方法。
JP11228587A 1999-08-12 1999-08-12 Fax情報送受信機能付きの通信装置及び情報通信方法 Pending JP2001053940A (ja)

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