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JP2001051855A - メモリ分割管理方式 - Google Patents

メモリ分割管理方式

Info

Publication number
JP2001051855A
JP2001051855A JP11225764A JP22576499A JP2001051855A JP 2001051855 A JP2001051855 A JP 2001051855A JP 11225764 A JP11225764 A JP 11225764A JP 22576499 A JP22576499 A JP 22576499A JP 2001051855 A JP2001051855 A JP 2001051855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
group
area
groups
grouping means
Prior art date
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Pending
Application number
JP11225764A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Fukushima
則博 福嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11225764A priority Critical patent/JP2001051855A/ja
Publication of JP2001051855A publication Critical patent/JP2001051855A/ja
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  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの性質の違い(アクセス速度の高低や
信頼性の高低等)を考慮したメモリ割り当てを可能にす
る。 【解決手段】 メモリグループ化手段1は、メモリ装置
5に実装されているメモリ群をメモリの性質によって複
数のメモリグループ51,52,…,5nに分割する。
メモリ割り当て対象グループ化手段2は、メモリ割り当
て対象6に該当するプロセス群を優先度によって複数の
プロセスグループ61,62,…,6mに分割する。メ
モリ・メモリ割り当て対象対応付け手段3は、メモリグ
ループ51,52,…,5nとプロセスグループ61,
62,…,6mとを対応付ける。メモリ割り当て手段4
は、プロセスにメモリを割り当てる際に、当該プロセス
が属するプロセスグループに対応付けられたメモリグル
ープに属するメモリを当該プロセスに割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに実
装されているメモリ装置における各メモリの割り当てに
関する管理を行うメモリ管理方式に関し、特にメモリ群
(メモリ装置における複数のメモリ)をアクセス速度や
信頼性(信頼性の高さは故障率の低さを含む概念であ
る)等のメモリの性質によって複数のメモリグループに
分割して管理することを特徴とするメモリ分割管理方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリ管理方式では、実装されて
いる全てのメモリが一律に扱われており(たとえ大容量
のメモリ群が実装されていた場合でも全てのメモリが同
じものとして扱われており)、メモリの性質の違いによ
って各メモリの使用方法を変えるということは行われて
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメモリ
管理方式には、次のような問題点があった。
【0004】第1の問題点は、一部のメモリのアクセス
速度を高い(速い)ものとしても、その「アクセス速度
の向上」の効果が当該メモリが実装されているコンピュ
ータの性能向上に直結しないということである。
【0005】このような問題点が存在する理由は、アク
セス速度の高いメモリもアクセス速度の低い(遅い)メ
モリもどちらも同じものとして使用されているため、メ
モリの使用目的にかかわりなく、アクセス速度の高い個
所と低い個所とが混在することになるからである。
【0006】第2の問題点は、メモリ装置に対する投資
費用が大きくなるということである。
【0007】このような問題点が存在する理由は、メモ
リの割り当て対象の代表例であるプロセスのメモリ参照
に対する効率を上げるためには、メモリ装置に実装され
ている全てのメモリをアクセス速度の高いものに変えな
ければならないからである。また、メモリ装置全体に対
する信頼性を向上させるためには、全てのメモリの信頼
性を高いものに変えなければならないからである。
【0008】なお、この問題点は、近年のように、コン
ピュータに実装されているメモリ装置の容量が大きくな
ればなるほど、顕著なものとなる。
【0009】本発明の目的は、上述の点に鑑み、メモリ
群をアクセス速度や信頼性等のメモリの性質によって複
数のメモリグループに分割して管理することにより、メ
モリの性質の違い(アクセス速度の高低や信頼性の高低
等)を考慮した各メモリの割り当てを可能とし、当該メ
モリ群が実装されているコンピュータの性能向上を実現
することができ、メモリ装置に対する投資費用(メモリ
装置全体の性能を向上させるために必要な投資費用)を
小さく抑えることができるメモリ分割管理方式を提供す
ることにある。
【0010】なお、本願発明に対する従来技術に関する
特許公報としては、特開昭61−156344号公報,
特開平3−125223号公報,特開平4−29011
4号公報,特開平9−152976号公報,および特開
平10−260894号公報がある。
【0011】上記の特開平3−125223号公報に記
載された技術(オブジェクト・モジュール生成方式)
は、1つのプログラムを複数の部分に分割し、分割した
各部分についてそれぞれアクセス速度の異なるメモリを
割り当てる際の、オブジェクトモジュールの生成方式
(方法)に関するものである。
【0012】ここで、上記の従来技術は、次のaおよび
bに示すような特徴を有している本願発明とは、そのよ
うな特徴を有していない点で明確に相違している。
【0013】a.本願発明は、オブジェクトモジュール
の生成に関する技術ではなく、メモリの性質の違いを考
慮した上で実現されるメモリの使い分け方に関するもの
である。
【0014】b.本願発明は、一般的な意味での「メモ
リの性質」を考慮するものであり、上記の従来技術のよ
うにメモリのアクセス速度だけを対象にしたものではな
い。すなわち、本願発明では,メモリのアクセス速度だ
けではなく、例えばメモリの故障率(メモリの信頼性の
1つの態様)という「メモリの性質」によってメモリ群
を複数のメモリグループに分割して使用するということ
も考えられる。
【0015】また、上記の特開平4−290114号公
報に記載された技術(コンピュータのメモリ管理システ
ム)は、プログラムを複数のブロックに分割し、分割し
たブロックを主記憶装置に割り当てるべきか補助記憶装
置に割り当てるべきかを使用頻度に応じて判断するもの
である。
【0016】当該従来技術は、上記のような技術内容か
ら明らかなように、メモリ群を複数のメモリグループに
分割した上でその使い分けを適切に行う技術(メモリグ
ループとメモリ割り当て対象グループとの適切な対応を
とる技術)に関する本願発明とは、本質的に相違してい
る。
【0017】さらに、上記の特開昭61−156344
号公報,特開平9−152976号公報,および特開平
10−260894号公報に記載された技術(メモリ装
置,計算機システム,およびメモリ内蔵型プロセッサ)
は、それぞれ、「ランダムアクセスメモリのエリアを頻
繁に使用されるエリアと頻繁に使用されないエリアとに
分割する」という点,「プロセスの優先度を考慮する」
という点,および「アクセス速度の違いによりメモリの
ブロック(領域)を分割する」という点でのみ、本願発
明と類似しているだけのものであり、目的,構成,およ
び効果を本願発明とは本質的に異にする技術である。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ分割管理
方式は、メモリ装置における各メモリの割り当てに関す
る管理を行うメモリ管理方式において、メモリ装置に実
装されているメモリ群をメモリの性質によって複数のメ
モリグループに分割するメモリグループ化手段と、メモ
リ割り当て対象に該当するプロセス群を優先度によって
複数のプロセスグループに分割するメモリ割り当て対象
グループ化手段と、前記メモリグループ化手段によって
分割されたメモリグループと前記メモリ割り当て対象グ
ループ化手段によって分割されたプロセスグループとを
対応付けるメモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段
と、プロセスにメモリを割り当てる際に、前記メモリ・
メモリ割り当て対象対応付け手段による対応付けに基づ
き、当該プロセスが属するプロセスグループに対応付け
られたメモリグループに属するメモリを当該プロセスに
割り当てるメモリ割り当て手段とを有する。
【0019】なお、上記のような本発明のメモリ分割管
理方式は、メモリ装置を構成要素として有するコンピュ
ータを、当該メモリ装置に実装されているメモリ群をメ
モリの性質によって複数のメモリグループに分割するメ
モリグループ化手段,メモリ割り当て対象に該当するプ
ロセス群を優先度によって複数のプロセスグループに分
割するメモリ割り当て対象グループ化手段,前記メモリ
グループ化手段によって分割されたメモリグループと前
記メモリ割り当て対象グループ化手段によって分割され
たプロセスグループとを対応付けるメモリ・メモリ割り
当て対象対応付け手段,およびプロセスにメモリを割り
当てる際に、前記メモリ・メモリ割り当て対象対応付け
手段による対応付けに基づき、当該プロセスが属するプ
ロセスグループに対応付けられたメモリグループに属す
るメモリを当該プロセスに割り当てるメモリ割り当て手
段として機能させるためのプログラムを記録した記録媒
体として実現することも可能である。
【0020】また、本発明のメモリ分割管理方式は、メ
モリ装置における各メモリの割り当てに関する管理を行
うメモリ管理方式において、メモリ装置に実装されてい
るメモリ群をメモリの性質によって複数のメモリグルー
プに分割するメモリグループ化手段と、メモリ割り当て
対象に該当する領域群を重要度によって複数の領域グル
ープに分割するメモリ割り当て対象グループ化手段と、
前記メモリグループ化手段によって分割されたメモリグ
ループと前記メモリ割り当て対象グループ化手段によっ
て分割された領域グループとを対応付けるメモリ・メモ
リ割り当て対象対応付け手段と、領域にメモリを割り当
てる際に、前記メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手
段による対応付けに基づき、当該領域が属する領域グル
ープに対応付けられたメモリグループに属するメモリを
当該領域に割り当てるメモリ割り当て手段とを有する構
成にすることも可能である。ここで、上記の「領域群の
重要度によるグループ分け」の態様としては、例えば、
重要度の高い順にカーネル領域,共有領域,およびプロ
セスローカル領域の各領域グループに分割することが考
えられる。
【0021】なお、上記のような本発明のメモリ分割管
理方式は、メモリ装置を構成要素として有するコンピュ
ータを、当該メモリ装置に実装されているメモリ群をメ
モリの性質によって複数のメモリグループに分割するメ
モリグループ化手段,メモリ割り当て対象に該当する領
域群を重要度によって複数の領域グループに分割するメ
モリ割り当て対象グループ化手段,前記メモリグループ
化手段によって分割されたメモリグループと前記メモリ
割り当て対象グループ化手段によって分割された領域グ
ループとを対応付けるメモリ・メモリ割り当て対象対応
付け手段,および領域にメモリを割り当てる際に、前記
メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段による対応付
けに基づき、当該領域が属する領域グループに対応付け
られたメモリグループに属するメモリを当該領域に割り
当てるメモリ割り当て手段として機能させるためのプロ
グラムを記録した記録媒体として実現することも可能で
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0023】(1) 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【0024】図1を参照すると、本実施の形態に係るメ
モリ分割管理方式は、メモリグループ化手段1と、メモ
リ割り当て対象グループ化手段2と、メモリ・メモリ割
り当て対象対応付け手段3と、メモリ割り当て手段4
と、プログラム制御により動作するコンピュータの構成
要素であるメモリ装置5と、メモリ装置5内のメモリの
割り当て対象となるプロセス群であるメモリ割り当て対
象6とを含んで構成されている。
【0025】メモリグループ化手段1は、メモリ装置5
に実装されている複数のメモリ(メモリ群)を、アクセ
ス速度や信頼性等のメモリの性質によって、複数のメモ
リグループ51,52,…,5n(nは2以上の正整
数)に分割する。
【0026】メモリ割り当て対象グループ化手段2は、
メモリ割り当て対象6に該当する複数のプロセス(プロ
セス群)を、プロセスの優先度によって、複数のプロセ
スグループ61,62,…,6m(mは2以上の正整
数)に分割する。
【0027】メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段
3は、メモリグループ化手段1によって分割された(グ
ループに分けられた)メモリグループ51,52,…,
5nと、メモリ割り当て対象グループ化手段2によって
分割された(グループに分けられた)プロセスグループ
61,62,…,6mとを対応付ける。その際に、アク
セス速度の高いメモリグループ(アクセス速度の高いメ
モリが属するメモリグループ)や信頼性の高いメモリグ
ループ(信頼性の高いメモリが属するメモリグループ)
を、優先度の高いプロセスグループ(優先度の高いプロ
セスが属するプロセスグループ)に対応付けるようにす
る。
【0028】メモリ割り当て手段4は、メモリ割り当て
対象6に属する各プロセスにメモリを割り当てる際に、
オペレーティングシステム内の実行制御の機能からオペ
レーティングシステム内のメモリ管理の機能に対して行
われる当該プロセスについてのメモリ割り当て要求に基
づき、当該プロセスにメモリを割り当てる。その際に、
当該プロセスの属するプロセスグループに対応するメモ
リグループに属するメモリを当該プロセスに割り当て
る。ここで、メモリグループとプロセスグループとの対
応は、上述のようにしてメモリ・メモリ割り当て対象対
応付け手段3により対応付けられたものが使用される。
【0029】メモリ装置5は、複数のメモリの集合であ
り、メモリグループ51,52,…,5n(メモリの性
質の程度、すなわちアクセス速度の高い順や信頼性の高
い順にグループ化されているメモリグループ)によって
構成されている。
【0030】なお、本実施の形態では、アクセス速度の
高い順で、メモリグループ51,52,…,5nのグル
ープ化が行われているものとする。
【0031】メモリ割り当て対象6は、当該コンピュー
タでメモリの割り当ての対象となる複数のプロセスの集
合であり、優先度の高い順にグループ化されているプロ
セスグループ61,62,…,6mによって構成されて
いる。
【0032】図2は、本実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の処理を示す流れ図である。この処理は、メモリ
グループ化ステップA1と、プロセスグループ化ステッ
プA2と、メモリグループ・プロセスグループ対応付け
ステップA3と、メモリ割り当て要求有無判定ステップ
A4と、メモリ割り当てステップA5と、終了判定ステ
ップA6とからなる。
【0033】図3は、本実施の形態に係るメモリ分割管
理方式におけるメモリグループとプロセスグループ(メ
モリ割り当て対象グループ)との対応付けの具体例を示
す図である。
【0034】次に、このように構成された本実施の形態
に係るメモリ分割管理方式の全体の動作について詳細に
説明する。
【0035】本実施の形態に係るメモリ分割管理方式が
適用されるコンピュータには、メモリのアクセス速度の
異なるメモリ群が実装されているメモリ装置5が構成要
素として存在するものとする。
【0036】メモリグループ化手段1は、メモリ装置5
内のメモリ群を、メモリのアクセス速度の違いによって
グループに分割し、各メモリグループをアクセス速度の
高いメモリを包含するものから順に、メモリグループ5
1,52,…,5nとする(図2のステップA1)。
【0037】また、メモリ割り当て対象グループ化手段
2は、メモリを割り当てる対象となり当該コンピュータ
で実行されるプロセス群(メモリ割り当て対象6に属す
るプロセス群)を、プロセスの優先度の違いによってグ
ループに分割し、各プロセスグループを優先度の高いプ
ロセスを包含するものから順に、プロセスグループ6
1,62,…,6mとする(ステップA2)。
【0038】次に、メモリ・メモリ割り当て対象対応付
け手段3は、メモリグループ51,52,…,5nとプ
ロセスグループ61,62,…,6mとを対応付ける
(ステップA3)。
【0039】メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段
3は、ステップA3の対応付けにあたって、アクセス速
度の高いメモリを包含するメモリグループを、優先度の
高いプロセスを包含するプロセスグループに対応付ける
ようにする。具体例を挙げると、メモリグループのグル
ープ数が3個であり、プロセスグループのグループ数が
4個である場合における対応付けは、例えば、図3に示
すようになる。この例では、メモリグループ51がプロ
セスグループ61および62に対応付けられており、メ
モリグループ52がプロセスグループ63に対応付けら
れており、メモリグループ53がプロセスグループ64
に対応付けられている。
【0040】以上の処理(ステップA1〜A3の処理)
が完了した後に、当該コンピュータにおけるプロセス群
の実行が開始される。
【0041】メモリ割り当て手段4は、プロセス群の実
行の過程で、あるプロセスに対するメモリ割り当て要求
(オペレーティングシステム内の実行制御の機能からオ
ペレーティングシステム内のメモリ管理の機能へのメモ
リ割り当て要求)が行われたか否か(メモリ割り当て要
求があるか否か)を判定する(ステップA4)。
【0042】メモリ割り当て手段4は、ステップA4で
「プロセスに対するメモリ割り当て要求がある」と判定
した場合には、当該プロセスにメモリ装置5内のメモリ
を割り当てる(ステップA5)。
【0043】ここで、メモリ割り当て手段4は、ステッ
プA5においてプロセスにメモリを割り当てる際に、メ
モリ・メモリ割り当て対象対応付け手段3によって当該
プロセスの属するプロセスグループと対応付けられたメ
モリグループからメモリを割り当てるようにする。前出
の具体例(図3参照)に従うと、プロセスグループ61
に属するプロセスにメモリを割り当てる際には、メモリ
グループ51に属するメモリを当該プロセスに割り当て
る。また、プロセスグループ63に属するプロセスにメ
モリを割り当てる際には、メモリグループ52に属する
メモリを当該プロセスに割り当てる。
【0044】上記のメモリ割り当て処理(ステップA
5)は、当該コンピュータにおけるプロセス群の実行が
終了するまで続く。
【0045】すなわち、メモリ割り当て手段4は、ステ
ップA4で「メモリ割り当て要求がない」と判定した場
合またはステップA5の「メモリ割り当て処理」を終了
させた場合に、当該コンピュータにおけるプロセス群の
実行が終了したか否かを判定し(ステップA6)、終了
したと判定した場合には全体の処理を終了させ、終了し
ていない(継続している)と判定した場合にはステップ
A4の判定に制御を戻す。
【0046】(2) 第2の実施の形態 図4は、本発明の第2の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【0047】図4を参照すると、本実施の形態に係るメ
モリ分割管理方式は、メモリグループ化手段1と、メモ
リ割り当て対象グループ化手段2と、メモリ・メモリ割
り当て対象対応付け手段3と、メモリ割り当て手段4
と、プログラム制御により動作するコンピュータの構成
要素であるメモリ装置5と、メモリ装置5内のメモリの
割り当て対象となる領域群であるメモリ割り当て対象6
とを含んで構成されている。
【0048】メモリグループ化手段1は、メモリ装置5
に実装されている複数のメモリ(メモリ群)を、アクセ
ス速度や信頼性等のメモリの性質によって、複数のメモ
リグループ51,52,…,5n(nは2以上の正整
数)に分割する。
【0049】メモリ割り当て対象グループ化手段2は、
メモリ割り当て対象6に該当する複数の領域(領域群)
を、領域の重要度によって、複数の領域グループ(ここ
では、カーネル領域601,共有領域602,およびプ
ロセスローカル領域603の各領域グループ)に分割す
る。
【0050】メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段
3は、メモリグループ化手段1によって分割された(グ
ループに分けられた)メモリグループ51,52,…,
5nと、メモリ割り当て対象グループ化手段2によって
分割された(グループに分けられた)領域グループであ
るカーネル領域601,共有領域602,およびプロセ
スローカル領域603とを対応付ける。その際に、アク
セス速度の高いメモリグループ(アクセス速度の高いメ
モリが属するメモリグループ)や信頼性の高いメモリグ
ループ(信頼性の高いメモリが属するメモリグループ)
を、重要度の高い領域グループ(重要度の高い領域が属
する領域グループ。ここでは、カーネル領域601、共
有領域602、プロセスローカル領域603の順で重要
度が高い)に対応付けるようにする。
【0051】メモリ割り当て手段4は、メモリ割り当て
対象6に属する各領域にメモリを割り当てる際に、オペ
レーティングシステム内の実行制御の機能からオペレー
ティングシステム内のメモリ管理の機能に対して行われ
る当該領域についてのメモリ割り当て要求に基づき、当
該領域にメモリを割り当てる。その際に、当該領域の属
する領域グループ(カーネル領域601,共有領域60
2,およびプロセスローカル領域603のいずれか)に
対応するメモリグループに属するメモリを当該領域に割
り当てる。ここで、メモリグループと領域グループとの
対応は、上述のようにしてメモリ・メモリ割り当て対象
対応付け手段3により対応付けられたものが使用され
る。
【0052】メモリ装置5は、複数のメモリの集合であ
り、メモリグループ51,52,…,5n(メモリの性
質の程度、すなわちアクセス速度の高い順や信頼性の高
い順にグループ化されているメモリグループ)によって
構成されている。
【0053】なお、本実施の形態では、アクセス速度の
高い順で、メモリグループ51,52,…,5nのグル
ープ化が行われているものとする。
【0054】メモリ割り当て対象6は、当該コンピュー
タでメモリの割り当ての対象となる複数の領域の集合で
あり、重要度の高い順にグループ化されているカーネル
領域601,共有領域602,およびプロセスローカル
領域603によって構成されている。
【0055】図1および図4を参照すると、本実施の形
態に係るメモリ分割管理方式は、メモリ割り当て対象6
が、図1におけるプロセスグループ61,62,…,6
mではなく、領域グループ(カーネル領域601,共有
領域602,およびプロセスローカル領域603)とな
っている点で、第1の実施の形態に係るメモリ分割管理
方式と異なっている。
【0056】カーネル領域601は、コンピュータを動
作させるオペレーティングシステムの領域(カーネル)
である。共有領域602は、複数のプロセスから参照さ
れる領域である。プロセスローカル領域603は、カー
ネル領域601および共有領域602以外の領域であ
り、プロセスの領域である。
【0057】図5は、本実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の処理を示す流れ図である。この処理は、メモリ
グループ化ステップB1と、領域グループ化ステップB
2と、メモリグループ・領域グループ対応付けステップ
B3と、メモリ割り当て要求有無判定ステップB4と、
メモリ割り当てステップB5と、終了判定ステップB6
とからなる。
【0058】図6は、本実施の形態に係るメモリ分割管
理方式におけるメモリグループと領域グループ(メモリ
割り当て対象グループ)との対応付けの具体例を示す図
である。
【0059】次に、このように構成された本実施の形態
に係るメモリ分割管理方式の全体の動作について詳細に
説明する。
【0060】本実施の形態に係るメモリ分割管理方式が
適用されるコンピュータには、メモリのアクセス速度の
異なるメモリ群が実装されているメモリ装置5が構成要
素として存在するものとする。
【0061】メモリグループ化手段1は、メモリ装置5
内のメモリ群を、メモリのアクセス速度の違いによって
グループに分割し、各メモリグループをアクセス速度の
高いメモリを包含するものから順に、メモリグループ5
1,52,…,5nとする(図5のステップB1)。
【0062】また、メモリ割り当て対象グループ化手段
2は、メモリを割り当てる対象となる当該コンピュータ
における領域群(メモリ割り当て対象6に属する領域
群)を、領域の重要度の違いによってグループに分割
し、各領域グループを重要度の高い領域を包含するもの
から順に、カーネル領域601,共有領域602,およ
びプロセスローカル領域603とする(ステップB
2)。
【0063】次に、メモリ・メモリ割り当て対象対応付
け手段3は、メモリグループ51,52,…,5nとカ
ーネル領域601,共有領域602,およびプロセスロ
ーカル領域603とを対応付ける(ステップB3)。
【0064】メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段
3は、ステップB3の対応付けにあたって、アクセス速
度の高いメモリを包含するメモリグループを、重要度の
高い領域を包含する領域グループに対応付けるようにす
る。具体例を挙げると、メモリグループのグループ数が
4個である場合における対応付けは、例えば、図6に示
すようになる。この例では、メモリグループ51がカー
ネル領域601に対応付けられており、メモリグループ
52が共有領域602に対応付けられており、メモリグ
ループ53および54がプロセスローカル領域603に
対応付けられている。
【0065】以上の処理(ステップB1〜B3の処理)
が完了した後に、当該コンピュータにおけるプロセス群
の実行が開始される。
【0066】メモリ割り当て手段4は、プロセス群の実
行の過程で、ある領域に対するメモリ割り当て要求(オ
ペレーティングシステム内の実行制御の機能からオペレ
ーティングシステム内のメモリ管理の機能へのメモリ割
り当て要求)が行われたか否か(メモリ割り当て要求が
あるか否か)を判定する(ステップB4)。
【0067】メモリ割り当て手段4は、ステップB4で
「領域に対するメモリ割り当て要求がある」と判定した
場合には、当該領域にメモリ装置5内のメモリを割り当
てる(ステップB5)。
【0068】ここで、メモリ割り当て手段4は、ステッ
プB5において領域にメモリを割り当てる際に、メモリ
・メモリ割り当て対象対応付け手段3によって当該領域
の属する領域グループ(カーネル領域601,共有領域
602,およびプロセスローカル領域603のいずれ
か)と対応付けられたメモリグループからメモリを割り
当てるようにする。前出の具体例(図6参照)に従う
と、カーネル領域601に該当する領域にメモリを割り
当てる際には、メモリグループ51に属するメモリを当
該領域に割り当てる。また、共有領域602に該当する
領域にメモリを割り当てる際には、メモリグループ52
に属するメモリを当該領域に割り当てる。
【0069】上記のメモリ割り当て処理(ステップB
5)は、当該コンピュータにおけるプロセス群の実行が
終了するまで続く。
【0070】すなわち、メモリ割り当て手段4は、ステ
ップB4で「メモリ割り当て要求がない」と判定した場
合またはステップB5の「メモリ割り当て処理」を終了
させた場合に、当該コンピュータにおけるプロセス群の
実行が終了したか否かを判定し(ステップB6)、終了
したと判定した場合には全体の処理を終了させ、終了し
ていない(継続している)と判定した場合にはステップ
B4の判定に制御を戻す。
【0071】本実施の形態に係るメモリ分割管理方式で
は、オペレーティングシステムの実行に必要なカーネル
領域601に該当する領域や、複数のプロセスから参照
される共有領域602に該当する領域に、アクセス速度
の高いメモリが割り当てられるため、コンピュータの実
行効率を高くすることができるという効果を得ることが
可能になる。
【0072】(3) 第3の実施の形態 図7は、本発明の第3の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【0073】図7を参照すると、本発明の第3の実施の
形態に係るメモリ分割管理方式は、図1に示した第1の
実施の形態に係るメモリ分割管理方式に対して、メモリ
分割管理処理プログラムを記録した記録媒体70を備え
る点が異なっている。この記録媒体70は、磁気ディス
ク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよい。
【0074】メモリ分割管理処理プログラムは、記録媒
体70からコンピュータ(メモリグループ化手段1,メ
モリ割り当て対象グループ化手段2,メモリ・メモリ割
り当て対象対応付け手段3,メモリ割り当て手段4,メ
モリ装置5,およびメモリ割り当て対象6を備えるコン
ピュータ)に読み込まれ、当該コンピュータの動作をメ
モリグループ化手段1,メモリ割り当て対象グループ化
手段2,メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段3,
およびメモリ割り当て手段4として制御する。メモリ分
割管理処理プログラムの制御によるメモリグループ化手
段1,メモリ割り当て対象グループ化手段2,メモリ・
メモリ割り当て対象対応付け手段3,およびメモリ割り
当て手段4の動作は、第1の実施の形態におけるメモリ
グループ化手段1,メモリ割り当て対象グループ化手段
2,メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段3,およ
びメモリ割り当て手段4の動作と全く同様になるので、
その詳しい説明を割愛する。
【0075】(4) 第4の実施の形態 図8は、本発明の第4の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【0076】図8を参照すると、本発明の第4の実施の
形態に係るメモリ分割管理方式は、図4に示した第2の
実施の形態に係るメモリ分割管理方式に対して、メモリ
分割管理処理プログラムを記録した記録媒体80を備え
る点が異なっている。この記録媒体80は、磁気ディス
ク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよい。
【0077】メモリ分割管理処理プログラムは、記録媒
体80からコンピュータ(メモリグループ化手段1,メ
モリ割り当て対象グループ化手段2,メモリ・メモリ割
り当て対象対応付け手段3,メモリ割り当て手段4,メ
モリ装置5,およびメモリ割り当て対象6を備えるコン
ピュータ)に読み込まれ、当該コンピュータの動作をメ
モリグループ化手段1,メモリ割り当て対象グループ化
手段2,メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段3,
およびメモリ割り当て手段4として制御する。メモリ分
割管理処理プログラムの制御によるメモリグループ化手
段1,メモリ割り当て対象グループ化手段2,メモリ・
メモリ割り当て対象対応付け手段3,およびメモリ割り
当て手段4の動作は、第2の実施の形態におけるメモリ
グループ化手段1,メモリ割り当て対象グループ化手段
2,メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段3,およ
びメモリ割り当て手段4の動作と全く同様になるので、
その詳しい説明を割愛する。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0079】第1の効果は、メモリの性質(アクセス速
度や信頼性等)に違いがある複数のメモリからなるメモ
リ装置に関して、当該性質を考慮した運用が可能になる
(各メモリの性質に適合した当該各メモリの利用が可能
になる)ということである。
【0080】具体的には、アクセス速度の異なるメモリ
を効果的に使用することや、メモリの故障が発生した場
合に当該故障の影響を少なくすることが可能になる。
【0081】このような効果が生じる理由は、優先度の
高いプロセスや重要度の高い領域に、アクセス速度の高
いメモリや故障率の低いメモリ(信頼性の高いメモリ)
を、割り当てることができるからである。
【0082】第2の効果は、コンピュータの構成要素で
あるメモリ装置の全てのメモリをアクセス速度の速いも
のにすることなく、一部のメモリを速いものにするだけ
で、プロセスの実行効率を上げることができるというこ
とである。
【0083】このような効果が生じる理由は、アクセス
速度の高いメモリを、優先度の高いプロセスに割り当て
ことができるからである。
【0084】一般に、アクセス速度の高いメモリは価格
が高いため、上記の第2の効果に基づき、本発明によっ
て、最小限の費用で高い実行効率を挙げることができる
(メモリ装置に対する投資費用を小さくすることが可能
になる)という効果を生み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すメモリ分割管理方式の処理を示す流
れ図である。
【図3】図1に示すメモリ分割管理方式におけるメモリ
グループとメモリ割り当て対象グループ(プロセスグル
ープ)との対応付けの具体例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示すメモリ分割管理方式の処理を示す流
れ図である。
【図6】図4に示すメモリ分割管理方式におけるメモリ
グループとメモリ割り当て対象グループ(領域グルー
プ)との対応付けの具体例を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るメモリ分割管
理方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリグループ化手段 2 メモリ割り当て対象グループ化手段 3 メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段 4 メモリ割り当て手段 5 メモリ装置 6 メモリ割り当て対象 51,52,…,5n メモリグループ 61,62,…,6m プロセスグループ 70,80 記録媒体 601 カーネル領域 602 共有領域 603 プロセスローカル領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ装置における各メモリの割り当て
    に関する管理を行うメモリ管理方式において、メモリ装
    置に実装されているメモリ群をメモリの性質によって複
    数のメモリグループに分割するメモリグループ化手段
    と、メモリ割り当て対象に該当するプロセス群を優先度
    によって複数のプロセスグループに分割するメモリ割り
    当て対象グループ化手段と、前記メモリグループ化手段
    によって分割されたメモリグループと前記メモリ割り当
    て対象グループ化手段によって分割されたプロセスグル
    ープとを対応付けるメモリ・メモリ割り当て対象対応付
    け手段と、プロセスにメモリを割り当てる際に、前記メ
    モリ・メモリ割り当て対象対応付け手段による対応付け
    に基づき、当該プロセスが属するプロセスグループに対
    応付けられたメモリグループに属するメモリを当該プロ
    セスに割り当てるメモリ割り当て手段とを有することを
    特徴とするメモリ分割管理方式。
  2. 【請求項2】 メモリグループへの分割の際に考慮する
    「メモリの性質」を「メモリのアクセス速度」とするメ
    モリグループ化手段と、メモリグループとプロセスグル
    ープとを対応付ける際に、アクセス速度の高いメモリグ
    ループを優先度の高いプロセスグループに対応付けるメ
    モリ・メモリ割り当て対象対応付け手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のメモリ分割管理方式。
  3. 【請求項3】 メモリグループへの分割の際に考慮する
    「メモリの性質」を「メモリの信頼性」とするメモリグ
    ループ化手段と、メモリグループとプロセスグループと
    を対応付ける際に、信頼性の高いメモリグループを優先
    度の高いプロセスグループに対応付けるメモリ・メモリ
    割り当て対象対応付け手段とを有することを特徴とする
    請求項1記載のメモリ分割管理方式。
  4. 【請求項4】 メモリ装置における各メモリの割り当て
    に関する管理を行うメモリ管理方式において、メモリ装
    置に実装されているメモリ群をメモリの性質によって複
    数のメモリグループに分割するメモリグループ化手段
    と、メモリ割り当て対象に該当する領域群を重要度によ
    って複数の領域グループに分割するメモリ割り当て対象
    グループ化手段と、前記メモリグループ化手段によって
    分割されたメモリグループと前記メモリ割り当て対象グ
    ループ化手段によって分割された領域グループとを対応
    付けるメモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段と、領
    域にメモリを割り当てる際に、前記メモリ・メモリ割り
    当て対象対応付け手段による対応付けに基づき、当該領
    域が属する領域グループに対応付けられたメモリグルー
    プに属するメモリを当該領域に割り当てるメモリ割り当
    て手段とを有することを特徴とするメモリ分割管理方
    式。
  5. 【請求項5】 メモリ割り当て対象に該当する領域群を
    重要度の高い順にカーネル領域,共有領域,およびプロ
    セスローカル領域の各領域グループに分割するメモリ割
    り当て対象グループ化手段を有することを特徴とする請
    求項4記載のメモリ分割管理方式。
  6. 【請求項6】 メモリグループへの分割の際に考慮する
    「メモリの性質」を「メモリのアクセス速度」とするメ
    モリグループ化手段と、メモリグループと領域グループ
    とを対応付ける際に、アクセス速度の高いメモリグルー
    プを重要度の高い領域グループに対応付けるメモリ・メ
    モリ割り当て対象対応付け手段とを有することを特徴と
    する請求項4または請求項5記載のメモリ分割管理方
    式。
  7. 【請求項7】 メモリグループへの分割の際に考慮する
    「メモリの性質」を「メモリの信頼性」とするメモリグ
    ループ化手段と、メモリグループと領域グループとを対
    応付ける際に、信頼性の高いメモリグループを重要度の
    高い領域グループに対応付けるメモリ・メモリ割り当て
    対象対応付け手段とを有することを特徴とする請求項4
    または請求項5記載のメモリ分割管理方式。
  8. 【請求項8】 メモリ装置を構成要素として有するコン
    ピュータを、当該メモリ装置に実装されているメモリ群
    をメモリの性質によって複数のメモリグループに分割す
    るメモリグループ化手段,メモリ割り当て対象に該当す
    るプロセス群を優先度によって複数のプロセスグループ
    に分割するメモリ割り当て対象グループ化手段,前記メ
    モリグループ化手段によって分割されたメモリグループ
    と前記メモリ割り当て対象グループ化手段によって分割
    されたプロセスグループとを対応付けるメモリ・メモリ
    割り当て対象対応付け手段,およびプロセスにメモリを
    割り当てる際に、前記メモリ・メモリ割り当て対象対応
    付け手段による対応付けに基づき、当該プロセスが属す
    るプロセスグループに対応付けられたメモリグループに
    属するメモリを当該プロセスに割り当てるメモリ割り当
    て手段として機能させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 メモリ装置を構成要素として有するコン
    ピュータを、当該メモリ装置に実装されているメモリ群
    をメモリの性質によって複数のメモリグループに分割す
    るメモリグループ化手段,メモリ割り当て対象に該当す
    る領域群を重要度によって複数の領域グループに分割す
    るメモリ割り当て対象グループ化手段,前記メモリグル
    ープ化手段によって分割されたメモリグループと前記メ
    モリ割り当て対象グループ化手段によって分割された領
    域グループとを対応付けるメモリ・メモリ割り当て対象
    対応付け手段,および領域にメモリを割り当てる際に、
    前記メモリ・メモリ割り当て対象対応付け手段による対
    応付けに基づき、当該領域が属する領域グループに対応
    付けられたメモリグループに属するメモリを当該領域に
    割り当てるメモリ割り当て手段として機能させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
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