JP2001045677A - 太陽電池利用電力供給装置 - Google Patents
太陽電池利用電力供給装置Info
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- JP2001045677A JP2001045677A JP11215425A JP21542599A JP2001045677A JP 2001045677 A JP2001045677 A JP 2001045677A JP 11215425 A JP11215425 A JP 11215425A JP 21542599 A JP21542599 A JP 21542599A JP 2001045677 A JP2001045677 A JP 2001045677A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最適な充放電で太陽光及び蓄電池の有効利用
を可能にした太陽電池利用電力供給装置を提供するこ
と。 【解決手段】 太陽電池３と、複数の蓄電池１、２と、
太陽電池３の出力を蓄電池１、２に充電し、かつ蓄電池
１、２の一方が充電中には他方が電力供給を行い、所定
の時間おきに充電又は放電する蓄電池を変えるように制
御する充放電制御回路４を備える。
を可能にした太陽電池利用電力供給装置を提供するこ
と。 【解決手段】 太陽電池３と、複数の蓄電池１、２と、
太陽電池３の出力を蓄電池１、２に充電し、かつ蓄電池
１、２の一方が充電中には他方が電力供給を行い、所定
の時間おきに充電又は放電する蓄電池を変えるように制
御する充放電制御回路４を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を利用し
た電力供給装置に関し、詳しくは、太陽電池で蓄電池に
充電し蓄電池から負荷に電力供給する太陽電池利用電力
供給装置に関する。
た電力供給装置に関し、詳しくは、太陽電池で蓄電池に
充電し蓄電池から負荷に電力供給する太陽電池利用電力
供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の蓄電池充電装置として、特開昭５
７−８８８３６号公報には、１つの蓄電池に対して、太
陽電池を入力とする第１の充電器と、商用交流を入力と
する第２の充電器を用いるものが開示されている。ま
た、特許第２８８４１８７号公報には、親機の蓄電池に
子機となる蓄電池を増設するために、太陽電池の起電力
を導出する増設用接続部を設けた太陽電池利用機器が開
示されている。
７−８８８３６号公報には、１つの蓄電池に対して、太
陽電池を入力とする第１の充電器と、商用交流を入力と
する第２の充電器を用いるものが開示されている。ま
た、特許第２８８４１８７号公報には、親機の蓄電池に
子機となる蓄電池を増設するために、太陽電池の起電力
を導出する増設用接続部を設けた太陽電池利用機器が開
示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
技術では、太陽電池で充電する蓄電池は１個のみである
から、その蓄電池の蓄電量が少なくなると蓄電池からの
電力を利用することができなくなってしまうという問題
があった。
技術では、太陽電池で充電する蓄電池は１個のみである
から、その蓄電池の蓄電量が少なくなると蓄電池からの
電力を利用することができなくなってしまうという問題
があった。
【０００４】また、後者の技術でも、親機の蓄電池と子
機の蓄電池は並列に接続されて充放電のタイミングは同
一であるので、やはりその両者の蓄電池の蓄電量が少な
くなると蓄電池からの電力を利用することができなくな
ってしまうという問題があった。本発明は、このような
問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、最適
な充放電で太陽光及び蓄電池の有効利用を可能にした太
陽電池利用電力供給装置を提供することにある。
機の蓄電池は並列に接続されて充放電のタイミングは同
一であるので、やはりその両者の蓄電池の蓄電量が少な
くなると蓄電池からの電力を利用することができなくな
ってしまうという問題があった。本発明は、このような
問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、最適
な充放電で太陽光及び蓄電池の有効利用を可能にした太
陽電池利用電力供給装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池利用電
力供給装置は、太陽電池と、複数組の蓄電池と、前記太
陽電池の出力によって所定の組の前記蓄電池を充電し、
その他の組の内の所定の前記蓄電池を放電し、所定のと
きに充電又は放電する蓄電池を変える充放電制御回路
と、を備えるものである。
力供給装置は、太陽電池と、複数組の蓄電池と、前記太
陽電池の出力によって所定の組の前記蓄電池を充電し、
その他の組の内の所定の前記蓄電池を放電し、所定のと
きに充電又は放電する蓄電池を変える充放電制御回路
と、を備えるものである。
【０００６】また、商用電源の交流を直流に変換して、
前記充放電制御回路に供給する交流直流変換器を備える
ことで、太陽電池で充電不足が生じた場合、商用電力で
充電量を補うことができる。さらに、前記充放電制御回
路の制御によって放電する蓄電池の直流出力を交流に変
換して交流負荷に供給する直流交流変換器を備えること
で、太陽電池、深夜電力などの時間制限のある電力を、
常時通常の電灯線等に使用することができる。
前記充放電制御回路に供給する交流直流変換器を備える
ことで、太陽電池で充電不足が生じた場合、商用電力で
充電量を補うことができる。さらに、前記充放電制御回
路の制御によって放電する蓄電池の直流出力を交流に変
換して交流負荷に供給する直流交流変換器を備えること
で、太陽電池、深夜電力などの時間制限のある電力を、
常時通常の電灯線等に使用することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。 〔第１実施の形態〕図１は、本発明の実施の形態による
太陽電池利用電力供給装置の構成を示す図である。太陽
電池３と、２つの蓄電池１、２が充放電制御回路４に接
続され、充放電制御回路４には負荷として直流負荷５が
接続されている。
発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。 〔第１実施の形態〕図１は、本発明の実施の形態による
太陽電池利用電力供給装置の構成を示す図である。太陽
電池３と、２つの蓄電池１、２が充放電制御回路４に接
続され、充放電制御回路４には負荷として直流負荷５が
接続されている。
【０００８】２つの蓄電池１、２は充放電制御回路４に
より蓄電量が監視されており、最適な充放電が行われる
ようになっている。蓄電池１、２のうち一方が充電状態
にあるときは、他方が直流負荷５に電力を供給する。日
が登って太陽電池３による充電を開始する際には、２つ
の蓄電池１、２のうちの蓄電量の少ない方から行われ
る。
より蓄電量が監視されており、最適な充放電が行われる
ようになっている。蓄電池１、２のうち一方が充電状態
にあるときは、他方が直流負荷５に電力を供給する。日
が登って太陽電池３による充電を開始する際には、２つ
の蓄電池１、２のうちの蓄電量の少ない方から行われ
る。
【０００９】太陽光が十分にあり最初の蓄電池（例えば
蓄電池１）が満充電になったとき、又は、直流負荷５で
消費されて放電中の蓄電池（例えば蓄電池２）の蓄電量
が０になったときには、充電していた蓄電池１は放電
に、放電していた蓄電池２は充電に切り替えて運用す
る。同様にして、蓄電池２が満充電になったとき、又
は、直流負荷５で消費されて放電中の蓄電池１の蓄電量
が０になったときには、充電していた蓄電池２は放電
に、放電していた蓄電池１は充電に切り替えて運用す
る。図２は、第１実施の形態の動作を説明するタイムチ
ャートである。なお、０〜１８の数字は時間を示し、１
日目は晴天、２日目が曇りの場合を示し、かつ「太陽光
発電」の長方形の幅は太陽電池３の発電量を概念的に示
している。
蓄電池１）が満充電になったとき、又は、直流負荷５で
消費されて放電中の蓄電池（例えば蓄電池２）の蓄電量
が０になったときには、充電していた蓄電池１は放電
に、放電していた蓄電池２は充電に切り替えて運用す
る。同様にして、蓄電池２が満充電になったとき、又
は、直流負荷５で消費されて放電中の蓄電池１の蓄電量
が０になったときには、充電していた蓄電池２は放電
に、放電していた蓄電池１は充電に切り替えて運用す
る。図２は、第１実施の形態の動作を説明するタイムチ
ャートである。なお、０〜１８の数字は時間を示し、１
日目は晴天、２日目が曇りの場合を示し、かつ「太陽光
発電」の長方形の幅は太陽電池３の発電量を概念的に示
している。
【００１０】１日目、０〜６時前まで蓄電池１が放電
し、この蓄電池１が朝（６時）を待たずに蓄電量が０に
なったときに、蓄電池２の放電に切り替える。６時過ぎ
に日が登って太陽電池３による充電を開始する際には、
蓄電池１の蓄電量は０のままであって、蓄電池１の方が
蓄電量が少ないので、６時過ぎ〜１８時前の昼間時に太
陽電池３によって蓄電池１を充電し、１５時頃蓄電池１
の太陽充電が１００％になったため蓄電池２に充電する
と同時に蓄電池１を放電に切替える。２日目は、蓄電池
２の方が蓄電量が少なかったため、太陽光発電で蓄電池
２に充電開始する。このとき、蓄電池１での放電は１日
目から継続している。なお、図２において、蓄電池１と
２を入れ替えてもよい。
し、この蓄電池１が朝（６時）を待たずに蓄電量が０に
なったときに、蓄電池２の放電に切り替える。６時過ぎ
に日が登って太陽電池３による充電を開始する際には、
蓄電池１の蓄電量は０のままであって、蓄電池１の方が
蓄電量が少ないので、６時過ぎ〜１８時前の昼間時に太
陽電池３によって蓄電池１を充電し、１５時頃蓄電池１
の太陽充電が１００％になったため蓄電池２に充電する
と同時に蓄電池１を放電に切替える。２日目は、蓄電池
２の方が蓄電量が少なかったため、太陽光発電で蓄電池
２に充電開始する。このとき、蓄電池１での放電は１日
目から継続している。なお、図２において、蓄電池１と
２を入れ替えてもよい。
【００１１】〔第２実施の形態〕第１実施の形態に加え
て、深夜電力契約の商用電源（ＡＣ２００Ｖ）６を第２
の充電電源として使用するための交流直流変換器７が充
放電制御回路４に接続されている。深夜電力時間帯に
は、太陽発電優先利用の観点から蓄電量の多い方の蓄電
池（例えば蓄電池１）に深夜電力で充電を行う。充電し
ていた蓄電池が、満充電になったときは深夜電力による
充電を停止する。放電している蓄電池（例えば蓄電池
２）の蓄電量が０になったとき、又は、太陽電池による
充電可能時間になったときは充電していた又は満充電さ
れている蓄電池１は放電に、放電していた蓄電池２は充
電に切り替えて運用する。
て、深夜電力契約の商用電源（ＡＣ２００Ｖ）６を第２
の充電電源として使用するための交流直流変換器７が充
放電制御回路４に接続されている。深夜電力時間帯に
は、太陽発電優先利用の観点から蓄電量の多い方の蓄電
池（例えば蓄電池１）に深夜電力で充電を行う。充電し
ていた蓄電池が、満充電になったときは深夜電力による
充電を停止する。放電している蓄電池（例えば蓄電池
２）の蓄電量が０になったとき、又は、太陽電池による
充電可能時間になったときは充電していた又は満充電さ
れている蓄電池１は放電に、放電していた蓄電池２は充
電に切り替えて運用する。
【００１２】図３は、第２実施の形態の動作を説明する
タイムチャートである。なお、図３においても１日目は
晴天、２日目が曇りの場合を示している。１日目、深夜
電力による充電を開始する際には、蓄電量が少ない蓄電
池１を放電し、蓄電量が多い蓄電池２を深夜電力で１０
０％まで充電する。６時過ぎに太陽電池３による発電が
可能になると蓄電池１を充電、蓄電池２を放電に切替え
る。１５時頃、蓄電池１が太陽充電により１００％蓄電
されると次は蓄電池２に充電し、同時に蓄電池１を放電
に切替える。１７時頃、太陽光発電が終了するときに、
蓄電池１の放電を蓄電池２の放電に切替える。これは蓄
電量が少ない蓄電池をまず放電させて太陽光発電を有効
利用するためである。２日目、蓄電量が多い蓄電池１を
深夜電力で１００％充電し、６時過ぎの太陽光発電開始
時に蓄電池１での放電、蓄電池２への充電に切替える。
そして、この日は太陽光発電が終了するときに蓄電池１
の放電を継続する。これは、この日は蓄電池１の蓄電量
が少なくなっていてその蓄電量が少ない蓄電池１をまず
放電させることで太陽光発電を有効利用するためであ
る。なお、図３において、蓄電池１と２を入れ替えても
よい。
タイムチャートである。なお、図３においても１日目は
晴天、２日目が曇りの場合を示している。１日目、深夜
電力による充電を開始する際には、蓄電量が少ない蓄電
池１を放電し、蓄電量が多い蓄電池２を深夜電力で１０
０％まで充電する。６時過ぎに太陽電池３による発電が
可能になると蓄電池１を充電、蓄電池２を放電に切替え
る。１５時頃、蓄電池１が太陽充電により１００％蓄電
されると次は蓄電池２に充電し、同時に蓄電池１を放電
に切替える。１７時頃、太陽光発電が終了するときに、
蓄電池１の放電を蓄電池２の放電に切替える。これは蓄
電量が少ない蓄電池をまず放電させて太陽光発電を有効
利用するためである。２日目、蓄電量が多い蓄電池１を
深夜電力で１００％充電し、６時過ぎの太陽光発電開始
時に蓄電池１での放電、蓄電池２への充電に切替える。
そして、この日は太陽光発電が終了するときに蓄電池１
の放電を継続する。これは、この日は蓄電池１の蓄電量
が少なくなっていてその蓄電量が少ない蓄電池１をまず
放電させることで太陽光発電を有効利用するためであ
る。なお、図３において、蓄電池１と２を入れ替えても
よい。
【００１３】〔第３実施の形態〕上記第１及び第２実施
の形態に加えて、充放電制御回路４には直流交流変換器
８を介して負荷として一般家電機器負荷９を接続すると
共に、直流交流変換器８と一般家電機器負荷９との間に
切替スイッチ１１を介して商用電源１０を接続する。充
放電制御回路４からの蓄電池出力を直流交流変換器８で
ＡＣ１００Ｖの交流に変換して通常の電灯線と同様に使
用できる。なお、蓄電池出力が不足した場合は、切替ス
イッチ１１で商用電源１０に切替えて運転を継続するよ
うにしている。
の形態に加えて、充放電制御回路４には直流交流変換器
８を介して負荷として一般家電機器負荷９を接続すると
共に、直流交流変換器８と一般家電機器負荷９との間に
切替スイッチ１１を介して商用電源１０を接続する。充
放電制御回路４からの蓄電池出力を直流交流変換器８で
ＡＣ１００Ｖの交流に変換して通常の電灯線と同様に使
用できる。なお、蓄電池出力が不足した場合は、切替ス
イッチ１１で商用電源１０に切替えて運転を継続するよ
うにしている。
【００１４】本発明の太陽電池利用電力供給装置は、上
述した実施の形態に限定されることなく、適宜変更可能
である。例えば、蓄電池１、２は単体の蓄電池を複数個
接続して蓄電池群とした構成のものでもよい。また、蓄
電池１、２の２組に限定されず、３組以上の任意の複数
組の蓄電池を順番に充放電するようにしてもよい。
述した実施の形態に限定されることなく、適宜変更可能
である。例えば、蓄電池１、２は単体の蓄電池を複数個
接続して蓄電池群とした構成のものでもよい。また、蓄
電池１、２の２組に限定されず、３組以上の任意の複数
組の蓄電池を順番に充放電するようにしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、最適な充放電ができ蓄電池及び太陽光の利用効率を
高めると共に、太陽電池のような不安定な電力を安定し
た電力として供給できる。
ば、最適な充放電ができ蓄電池及び太陽光の利用効率を
高めると共に、太陽電池のような不安定な電力を安定し
た電力として供給できる。
【図１】本発明の第１、第２及び第３実施の形態による
太陽電池利用電力供給装置の構成を示す図である。
太陽電池利用電力供給装置の構成を示す図である。
【図２】第１実施の形態の動作を説明するタイムチャー
トである。
トである。
【図３】第２実施の形態の動作を説明するタイムチャー
トである。
トである。
１、２ 蓄電池 ３ 太陽電池 ４ 充放電制御回路 ６、１０ 商用電源 ７ 交流直流変換器 ８ 直流交流変換器 ９ 一般家電機器負荷
Claims (3)
- 【請求項１】 太陽電池と、複数組の蓄電池と、前記太
陽電池の出力によって所定の組の前記蓄電池を充電し、
その他の組の内の所定の前記蓄電池を放電し、所定のと
きに充電又は放電する蓄電池を変える充放電制御回路
と、を備えることを特徴とする太陽電池利用電力供給装
置。 - 【請求項２】 商用電源の交流を直流に変換して、前記
充放電制御回路に供給する交流直流変換器を備えること
を特徴とする請求項１記載の太陽電池利用電力供給装
置。 - 【請求項３】 前記充放電制御回路の制御によって放電
する蓄電池の直流出力を交流に変換して交流負荷に供給
する直流交流変換器を備えることを特徴とする請求項１
又は２記載の太陽電池利用電力供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11215425A JP2001045677A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 太陽電池利用電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11215425A JP2001045677A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 太陽電池利用電力供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001045677A true JP2001045677A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=16672136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11215425A Withdrawn JP2001045677A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 太陽電池利用電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001045677A (ja) |
Cited By (13)
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-
1999
- 1999-07-29 JP JP11215425A patent/JP2001045677A/ja not_active Withdrawn
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