JP2001042421A - フィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカメラ - Google Patents
フィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカメラInfo
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/48—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/55—Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/65—Control of camera operation in relation to power supply
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- H—ELECTRICITY
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- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/66—Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
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- Shutters For Cameras (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レ
フカメラにおいて、デジタルバックを装着したとき撮像
素子の前方のフィルタ類とフォーカルプレンシャッタと
が干渉することのないカメラを得る。 【構成】 カメラボディの焦点面に位置させるべき銀塩
フィルムを保持するフィルムバックと、カメラボディの
焦点面に位置させるべき撮像素子を有するデジタルバッ
クとを交換可能で、デジタルバックが装着されたとき該
カメラボディにレンズシャッタを有する撮影レンズを装
着する一眼レフカメラであって、デジタルバックに、撮
像素子を光軸方向に進退させる撮像素子駆動機構を設
け、この撮像素子駆動機構により、フォーカルプレンシ
ャッタを全開としてから、撮像素子を前方に移動させて
その撮像面をカメラボディのピント面に移動させる一眼
レフカメラ。
フカメラにおいて、デジタルバックを装着したとき撮像
素子の前方のフィルタ類とフォーカルプレンシャッタと
が干渉することのないカメラを得る。 【構成】 カメラボディの焦点面に位置させるべき銀塩
フィルムを保持するフィルムバックと、カメラボディの
焦点面に位置させるべき撮像素子を有するデジタルバッ
クとを交換可能で、デジタルバックが装着されたとき該
カメラボディにレンズシャッタを有する撮影レンズを装
着する一眼レフカメラであって、デジタルバックに、撮
像素子を光軸方向に進退させる撮像素子駆動機構を設
け、この撮像素子駆動機構により、フォーカルプレンシ
ャッタを全開としてから、撮像素子を前方に移動させて
その撮像面をカメラボディのピント面に移動させる一眼
レフカメラ。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、フィルム撮影とデジタル撮影が
可能な一眼レフカメラに関する。
可能な一眼レフカメラに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】複数のフィルムを選択使用
できるフィルムバック交換式の一眼レフカメラが知られ
ている。このフィルムバック交換式一眼レフカメラは、
そのピント面に、撮像素子の撮像面を位置させれば、い
わゆるデジタルカメラとすることができ、このため、銀
塩フィルムの代わりに撮像素子を保持したデジタルバッ
クが提案されている。
できるフィルムバック交換式の一眼レフカメラが知られ
ている。このフィルムバック交換式一眼レフカメラは、
そのピント面に、撮像素子の撮像面を位置させれば、い
わゆるデジタルカメラとすることができ、このため、銀
塩フィルムの代わりに撮像素子を保持したデジタルバッ
クが提案されている。
【0003】このデジタルバック式一眼レフカメラの撮
像デバイスは、撮像素子の前方に、赤外線カットフィル
タやローパスフィルタ、防塵用カバーガラス等のフィル
タ類を設けなければならない。一方、フィルムバック
は、前面を開放したフィルム面を撮影レンズの結像面に
位置させるから、フィルムバックに代えてデジタルバッ
クを装着したとき、撮像装置の撮像面を撮影レンズの結
像面に位置させることが困難である。つまり、フィルタ
類の厚さ分だけ撮像面は後方に位置してしまう。仮に、
撮像面を撮影レンズの結像面に位置させると、フィルタ
類とフォーカルプレンシャッタとが干渉してしまう。勿
論、防塵用カバーガラスを薄くし、フィルタ類をフォー
カルプレンシャッタと撮影レンズの間に配置すれば、こ
の問題は解決するが、実際的でない。
像デバイスは、撮像素子の前方に、赤外線カットフィル
タやローパスフィルタ、防塵用カバーガラス等のフィル
タ類を設けなければならない。一方、フィルムバック
は、前面を開放したフィルム面を撮影レンズの結像面に
位置させるから、フィルムバックに代えてデジタルバッ
クを装着したとき、撮像装置の撮像面を撮影レンズの結
像面に位置させることが困難である。つまり、フィルタ
類の厚さ分だけ撮像面は後方に位置してしまう。仮に、
撮像面を撮影レンズの結像面に位置させると、フィルタ
類とフォーカルプレンシャッタとが干渉してしまう。勿
論、防塵用カバーガラスを薄くし、フィルタ類をフォー
カルプレンシャッタと撮影レンズの間に配置すれば、こ
の問題は解決するが、実際的でない。
【0004】また、こうしたフィルムバック交換式の一
眼レフカメラのみならず、フォーカルプレンシャッタを
有する通常の銀塩式一眼レフカメラにおいて、カメラボ
ディのヒンジ部を中心に開閉可能な裏蓋に代えて、撮像
デバイスを有するデジタル用裏蓋を開閉可能に装着した
場合も同様の問題が生じる。すなわち、撮像素子とフィ
ルタ類を有する撮像デバイスが、フォーカルプレンシャ
ッタが干渉してしまう。
眼レフカメラのみならず、フォーカルプレンシャッタを
有する通常の銀塩式一眼レフカメラにおいて、カメラボ
ディのヒンジ部を中心に開閉可能な裏蓋に代えて、撮像
デバイスを有するデジタル用裏蓋を開閉可能に装着した
場合も同様の問題が生じる。すなわち、撮像素子とフィ
ルタ類を有する撮像デバイスが、フォーカルプレンシャ
ッタが干渉してしまう。
【0005】
【発明の目的】本発明は、フィルム撮影とデジタル撮影
を選択可能なフォーカルプレンシャッタを有する一眼レ
フカメラにおいて、デジタル撮影時に、その撮像デバイ
ス、すなわち撮像素子前面のフィルタ類とフォーカルプ
レンシャッタとが干渉することのない一眼レフカメラを
得ることを目的とする。
を選択可能なフォーカルプレンシャッタを有する一眼レ
フカメラにおいて、デジタル撮影時に、その撮像デバイ
ス、すなわち撮像素子前面のフィルタ類とフォーカルプ
レンシャッタとが干渉することのない一眼レフカメラを
得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、デジタル撮影時には、撮影レ
ンズとしてレンズシャッタを有する撮影レンズを用い
て、フォーカルプレンシャッタはシャッタとして動作さ
せないという着想と、撮像デバイスとフォーカルプレン
シャッタを干渉させないための機構を設けるという着想
とに基づいてなされたものである。
ンズとしてレンズシャッタを有する撮影レンズを用い
て、フォーカルプレンシャッタはシャッタとして動作さ
せないという着想と、撮像デバイスとフォーカルプレン
シャッタを干渉させないための機構を設けるという着想
とに基づいてなされたものである。
【0007】本発明の一眼レフカメラは、一眼レフカメ
ラに対してフィルムバックとデジタルバックを着脱する
態様と、一眼レフカメラの裏蓋に、デジタル用裏蓋を交
換して着脱する態様に大別される。そのうち、フィルム
バックとデジタルバックを着脱する態様は、さらに2つ
の態様に分けられる。この2つの態様は、機械構成は同
一であり、その制御態様が異なる。共通な機械構成は、
フォーカルプレンシャッタを有するレンズ交換式一眼レ
フカメラボディ;この一眼レフカメラボディに着脱可能
で、カメラボディの焦点面に位置させるべき銀塩フィル
ムを保持するフィルムバック;一眼レフカメラボディに
着脱可能で、カメラボディの焦点面に位置させるべき撮
像素子を有する撮像デバイスを備えたデジタルバック;
及び一眼レフカメラボディに装着されるレンズシャッタ
を有する撮影レンズ;デジタルバックに備えられた、撮
像デバイスを光軸方向に進退させる撮像デバイス駆動機
構;一眼レフカメラボディにデジタルバックとレンズシ
ャッタ式撮影レンズが装着されたとき、フォーカルプレ
ンシャッタ及び撮像デバイス駆動機構を制御する動作制
御手段;を有する点である。この動作制御手段は、第一
の態様では、シャッタレリーズ信号が与えられたとき、
レンズシャッタ交換レンズのレンズシャッタを動作させ
る前に、フォーカルプレンシャッタを全開としてから、
撮像デバイス駆動機構により撮像デバイスを前方に移動
させてその撮像面をカメラボディのピント面に移動さ
せ、レンズシャッタを動作させた後、撮像デバイス駆動
機構により撮像デバイスを後方に移動させてからフォー
カルプレンシャッタを閉じるシーケンスを実行し、第二
の態様では、カメラボディにレンズシャッタ交換レンズ
とデジタルバックが装着されたとき、フォーカルプレン
シャッタを全開としてから、撮像デバイス駆動機構によ
り撮像デバイスを前方に移動させてその撮像面をカメラ
ボディのピント面に移動させ、デジタルバックをカメラ
ボディから取り外すとき、撮像デバイス駆動機構により
撮像デバイスを後方に移動させてからフォーカルプレン
シャッタを閉じるシーケンスを実行する。
ラに対してフィルムバックとデジタルバックを着脱する
態様と、一眼レフカメラの裏蓋に、デジタル用裏蓋を交
換して着脱する態様に大別される。そのうち、フィルム
バックとデジタルバックを着脱する態様は、さらに2つ
の態様に分けられる。この2つの態様は、機械構成は同
一であり、その制御態様が異なる。共通な機械構成は、
フォーカルプレンシャッタを有するレンズ交換式一眼レ
フカメラボディ;この一眼レフカメラボディに着脱可能
で、カメラボディの焦点面に位置させるべき銀塩フィル
ムを保持するフィルムバック;一眼レフカメラボディに
着脱可能で、カメラボディの焦点面に位置させるべき撮
像素子を有する撮像デバイスを備えたデジタルバック;
及び一眼レフカメラボディに装着されるレンズシャッタ
を有する撮影レンズ;デジタルバックに備えられた、撮
像デバイスを光軸方向に進退させる撮像デバイス駆動機
構;一眼レフカメラボディにデジタルバックとレンズシ
ャッタ式撮影レンズが装着されたとき、フォーカルプレ
ンシャッタ及び撮像デバイス駆動機構を制御する動作制
御手段;を有する点である。この動作制御手段は、第一
の態様では、シャッタレリーズ信号が与えられたとき、
レンズシャッタ交換レンズのレンズシャッタを動作させ
る前に、フォーカルプレンシャッタを全開としてから、
撮像デバイス駆動機構により撮像デバイスを前方に移動
させてその撮像面をカメラボディのピント面に移動さ
せ、レンズシャッタを動作させた後、撮像デバイス駆動
機構により撮像デバイスを後方に移動させてからフォー
カルプレンシャッタを閉じるシーケンスを実行し、第二
の態様では、カメラボディにレンズシャッタ交換レンズ
とデジタルバックが装着されたとき、フォーカルプレン
シャッタを全開としてから、撮像デバイス駆動機構によ
り撮像デバイスを前方に移動させてその撮像面をカメラ
ボディのピント面に移動させ、デジタルバックをカメラ
ボディから取り外すとき、撮像デバイス駆動機構により
撮像デバイスを後方に移動させてからフォーカルプレン
シャッタを閉じるシーケンスを実行する。
【0008】撮像デバイス駆動機構は、例えば、撮像デ
バイスを有する撮像デバイスブロックを進退させる送り
ねじと、この送りねじを正逆に回転駆動するモータを含
んで構成することができる。また、撮像デバイス駆動機
構は、撮像デバイスブロックの進退位置を検出するセン
サと、撮像デバイスブロックの撮像面がピント面に達し
たときその前進端を規制するストッパとを有し、センサ
は、撮像デバイスブロックが前進するときその撮像面が
ピント面に達する前に上記モータの駆動を停止させるこ
とが好ましい。
バイスを有する撮像デバイスブロックを進退させる送り
ねじと、この送りねじを正逆に回転駆動するモータを含
んで構成することができる。また、撮像デバイス駆動機
構は、撮像デバイスブロックの進退位置を検出するセン
サと、撮像デバイスブロックの撮像面がピント面に達し
たときその前進端を規制するストッパとを有し、センサ
は、撮像デバイスブロックが前進するときその撮像面が
ピント面に達する前に上記モータの駆動を停止させるこ
とが好ましい。
【0009】また本発明は、別の表現によると、フォー
カルプレンシャッタを有するレンズ交換式一眼レフカメ
ラボディ;この一眼レフカメラボディに着脱可能で、カ
メラボディの焦点面に位置させるべき銀塩フィルムを保
持するフィルムバック;一眼レフカメラボディに着脱可
能で、カメラボディの焦点面に位置させるべき撮像素子
を有する撮像デバイスを備えたデジタルバック;一眼レ
フカメラボディに装着されるレンズシャッタを有する撮
影レンズ;デジタルバックに備えられた、撮像デバイス
を光軸方向に進退させる撮像デバイス駆動機構;を備
え、この撮像デバイス駆動機構は、一眼レフカメラボデ
ィにデジタルバックとレンズシャッタ式撮影レンズが装
着されたとき、フォーカルプレンシャッタを全開として
から、撮像デバイス駆動機構により撮像デバイスを前方
に移動させてその撮像面をカメラボディのピント面に移
動させることを特徴としている。
カルプレンシャッタを有するレンズ交換式一眼レフカメ
ラボディ;この一眼レフカメラボディに着脱可能で、カ
メラボディの焦点面に位置させるべき銀塩フィルムを保
持するフィルムバック;一眼レフカメラボディに着脱可
能で、カメラボディの焦点面に位置させるべき撮像素子
を有する撮像デバイスを備えたデジタルバック;一眼レ
フカメラボディに装着されるレンズシャッタを有する撮
影レンズ;デジタルバックに備えられた、撮像デバイス
を光軸方向に進退させる撮像デバイス駆動機構;を備
え、この撮像デバイス駆動機構は、一眼レフカメラボデ
ィにデジタルバックとレンズシャッタ式撮影レンズが装
着されたとき、フォーカルプレンシャッタを全開として
から、撮像デバイス駆動機構により撮像デバイスを前方
に移動させてその撮像面をカメラボディのピント面に移
動させることを特徴としている。
【0010】また、本発明の別の態様は、裏蓋交換タイ
プであり、銀塩フィルムの保持機構、フォーカルプレン
シャッタ及びヒンジ部を中心に開閉可能な裏蓋を有する
レンズ交換式一眼レフカメラボディ;このカメラボディ
の焦点面に位置させるべき撮像面を有する撮像デバイス
を備え、該カメラボディのヒンジ部に、裏蓋に代えて開
閉動作可能に着脱可能なデジタル用裏蓋;デジタル用裏
蓋が開状態と閉状態の間を移動するとき、該デジタル裏
蓋側の撮像デバイスとカメラボディ側のフォーカルプレ
ンシャッタとが干渉しない非干渉位置を検出する裏蓋検
知手段;一眼レフカメラボディに装着されるレンズシャ
ッタを有する撮影レンズ;及び一眼レフカメラボディに
レンズシャッタ式撮影レンズとデジタル用裏蓋とが装着
されたとき、フォーカルプレンシャッタを制御するシャ
ッタ制御手段;を備え、このシャッタ制御手段は、デジ
タル用裏蓋が開位置から閉位置に移動する際裏蓋検知手
段が裏蓋の非干渉位置を検出したときフォーカルプレン
シャッタを全開として撮像デバイスの撮像面の焦点面へ
の移動を許し、デジタル用裏蓋が閉位置から開位置に移
動する際裏蓋検知手段が裏蓋の上記非干渉位置を検出し
たとき、フォーカルプレンシャッタを閉じるシーケンス
を実行することを特徴としている。
プであり、銀塩フィルムの保持機構、フォーカルプレン
シャッタ及びヒンジ部を中心に開閉可能な裏蓋を有する
レンズ交換式一眼レフカメラボディ;このカメラボディ
の焦点面に位置させるべき撮像面を有する撮像デバイス
を備え、該カメラボディのヒンジ部に、裏蓋に代えて開
閉動作可能に着脱可能なデジタル用裏蓋;デジタル用裏
蓋が開状態と閉状態の間を移動するとき、該デジタル裏
蓋側の撮像デバイスとカメラボディ側のフォーカルプレ
ンシャッタとが干渉しない非干渉位置を検出する裏蓋検
知手段;一眼レフカメラボディに装着されるレンズシャ
ッタを有する撮影レンズ;及び一眼レフカメラボディに
レンズシャッタ式撮影レンズとデジタル用裏蓋とが装着
されたとき、フォーカルプレンシャッタを制御するシャ
ッタ制御手段;を備え、このシャッタ制御手段は、デジ
タル用裏蓋が開位置から閉位置に移動する際裏蓋検知手
段が裏蓋の非干渉位置を検出したときフォーカルプレン
シャッタを全開として撮像デバイスの撮像面の焦点面へ
の移動を許し、デジタル用裏蓋が閉位置から開位置に移
動する際裏蓋検知手段が裏蓋の上記非干渉位置を検出し
たとき、フォーカルプレンシャッタを閉じるシーケンス
を実行することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施形態】図1、図2は、本発明による一眼レ
フカメラの機械構成を示す図である。一眼レフカメラボ
ディ10には、図1に示すように、その前後に、撮影レ
ンズの着脱マウント11と、バック着脱マウント12が
それぞれ備えられている。レンズ着脱マウント11に
は、絞り(図示せず)を有しレンズシャッタを有しない
交換レンズ20Rと、絞り(図示せず)とレンズシャッ
タ21を有する交換レンズ20Lとが選択して着脱可能
であり、カメラボディ10には、交換レンズ20R、2
0Lの絞りを駆動する絞り駆動レバー13と、レンズシ
ャッタ交換レンズ20Lのレンズシャッタ21を駆動す
るシャッタ駆動レバー14とが備えられている(図2に
はシャッタ駆動レバー14のみ図示)。交換レンズ側の
絞り及びシャッタと、一眼レフカメラボディ10との連
動機構は既に知られている。カメラボディ10には、焦
点面(結像面)15の前方に位置するフォーカルプレン
シャッタ16、及び被写体光をファインダ系と撮影系に
切り換えて与えるミラー(図示せず)が備えられてい
る。
フカメラの機械構成を示す図である。一眼レフカメラボ
ディ10には、図1に示すように、その前後に、撮影レ
ンズの着脱マウント11と、バック着脱マウント12が
それぞれ備えられている。レンズ着脱マウント11に
は、絞り(図示せず)を有しレンズシャッタを有しない
交換レンズ20Rと、絞り(図示せず)とレンズシャッ
タ21を有する交換レンズ20Lとが選択して着脱可能
であり、カメラボディ10には、交換レンズ20R、2
0Lの絞りを駆動する絞り駆動レバー13と、レンズシ
ャッタ交換レンズ20Lのレンズシャッタ21を駆動す
るシャッタ駆動レバー14とが備えられている(図2に
はシャッタ駆動レバー14のみ図示)。交換レンズ側の
絞り及びシャッタと、一眼レフカメラボディ10との連
動機構は既に知られている。カメラボディ10には、焦
点面(結像面)15の前方に位置するフォーカルプレン
シャッタ16、及び被写体光をファインダ系と撮影系に
切り換えて与えるミラー(図示せず)が備えられてい
る。
【0012】一眼レフカメラボディ10のバック着脱マ
ウント12には、フィルムバック30と、デジタルバッ
ク40とが選択して着脱可能である。フィルムバック3
0内には、供給側と巻取側のスプール31、32が位置
しており、スプール31に巻かれたフィルム33は、案
内ローラ34、35を介して巻取側スプール32に巻き
取られる。案内ローラ34と35を結ぶ平面の後方に
は、フィルム圧板36が備えられている。このフィルム
バック30は、カメラボディ10のバック着脱マウント
12に装着されると、そのフィルム圧板36の前方に位
置するフィルム33が、カメラボディ10内の焦点面1
5と一致する。フィルムバック30は、一眼レフカメラ
ボディ10のレンズ着脱マウント11に交換レンズ20
Rを装着したときにセットで用いられ、フォーカルプレ
ンシャッタ16を動作させることにより、交換レンズ2
0Rによる被写体像がフィルム33上に露光される。
ウント12には、フィルムバック30と、デジタルバッ
ク40とが選択して着脱可能である。フィルムバック3
0内には、供給側と巻取側のスプール31、32が位置
しており、スプール31に巻かれたフィルム33は、案
内ローラ34、35を介して巻取側スプール32に巻き
取られる。案内ローラ34と35を結ぶ平面の後方に
は、フィルム圧板36が備えられている。このフィルム
バック30は、カメラボディ10のバック着脱マウント
12に装着されると、そのフィルム圧板36の前方に位
置するフィルム33が、カメラボディ10内の焦点面1
5と一致する。フィルムバック30は、一眼レフカメラ
ボディ10のレンズ着脱マウント11に交換レンズ20
Rを装着したときにセットで用いられ、フォーカルプレ
ンシャッタ16を動作させることにより、交換レンズ2
0Rによる被写体像がフィルム33上に露光される。
【0013】デジタルバック40は、撮像デバイス41
を有し、撮像デバイス41の撮像面41aの前方にはフ
ィルタ類42が固定されている。フィルタ類42が薄け
れば、デジタルバック40を一眼レフカメラボディ10
のバック着脱マウント12に装着したとき、撮像面41
aを焦点面15に正確に位置させることが可能である
が、実際には、フィルタ類42は一定以上の厚さを有
し、デジタルバック40をバック着脱マウント12に装
着したとき、撮像面41aを焦点面15に一致させる
と、フィルタ類42とフォーカルプレンシャッタ16と
が干渉してしまう。
を有し、撮像デバイス41の撮像面41aの前方にはフ
ィルタ類42が固定されている。フィルタ類42が薄け
れば、デジタルバック40を一眼レフカメラボディ10
のバック着脱マウント12に装着したとき、撮像面41
aを焦点面15に正確に位置させることが可能である
が、実際には、フィルタ類42は一定以上の厚さを有
し、デジタルバック40をバック着脱マウント12に装
着したとき、撮像面41aを焦点面15に一致させる
と、フィルタ類42とフォーカルプレンシャッタ16と
が干渉してしまう。
【0014】そこで、デジタルバック40内には、図2
に示すように、撮像デバイス41の駆動機構が設けられ
ている。撮像デバイス41は、光軸と直交する進退基板
43上に固定されており、この進退基板43には、光軸
と平行な3本の送りねじ44が螺合されている。送りね
じ44はそれぞれ同軸に同一形状のギヤ45を一体に有
し、これらのギヤ45は共通のセンタギヤ46に噛み合
っている。センタギヤ46は、正逆駆動モータ47、ピ
ニオン48、及び中継ギヤ49を介して正逆に回転駆動
される。よって、正逆駆動モータ47を介してセンタギ
ヤ46が正逆に回転駆動されると、3本の送りねじ44
が同方向に同一速度で回転し、進退基板43、つまり撮
像デバイス41(フィルタ類42)が光軸との直交関係
を維持したまま光軸方向に進退する。撮像デバイス41
の光軸方向前方への移動端は、デジタルバック40内に
設けたストッパ50が規制する。デジタルバック40を
カメラボディ10のバック着脱マウント12に装着した
状態で、進退基板43がストッパ50に当接すると、撮
像デバイス41の撮像面41aが正しくカメラボディ1
0内の焦点面15に合致する。
に示すように、撮像デバイス41の駆動機構が設けられ
ている。撮像デバイス41は、光軸と直交する進退基板
43上に固定されており、この進退基板43には、光軸
と平行な3本の送りねじ44が螺合されている。送りね
じ44はそれぞれ同軸に同一形状のギヤ45を一体に有
し、これらのギヤ45は共通のセンタギヤ46に噛み合
っている。センタギヤ46は、正逆駆動モータ47、ピ
ニオン48、及び中継ギヤ49を介して正逆に回転駆動
される。よって、正逆駆動モータ47を介してセンタギ
ヤ46が正逆に回転駆動されると、3本の送りねじ44
が同方向に同一速度で回転し、進退基板43、つまり撮
像デバイス41(フィルタ類42)が光軸との直交関係
を維持したまま光軸方向に進退する。撮像デバイス41
の光軸方向前方への移動端は、デジタルバック40内に
設けたストッパ50が規制する。デジタルバック40を
カメラボディ10のバック着脱マウント12に装着した
状態で、進退基板43がストッパ50に当接すると、撮
像デバイス41の撮像面41aが正しくカメラボディ1
0内の焦点面15に合致する。
【0015】進退基板43には、進退基板43の位置を
検出するためのブラシ51が固定されており、このブラ
シ51は、デジタルバック40内に固定された基板52
に摺接する。基板52は、ブラシ51との摺接による進
退基板43(撮像デバイス41)の位置情報を動作制御
回路54に与える。動作制御回路54は、正逆駆動モー
タ47、フォーカルプレンシャッタ16のアクチュエー
タ55、及びシャッタ駆動レバー14のアクチュエータ
56を制御する。
検出するためのブラシ51が固定されており、このブラ
シ51は、デジタルバック40内に固定された基板52
に摺接する。基板52は、ブラシ51との摺接による進
退基板43(撮像デバイス41)の位置情報を動作制御
回路54に与える。動作制御回路54は、正逆駆動モー
タ47、フォーカルプレンシャッタ16のアクチュエー
タ55、及びシャッタ駆動レバー14のアクチュエータ
56を制御する。
【0016】図3は、上記機械構成の一眼レフカメラに
おいて、一眼レフカメラボディ10のレンズ着脱マウン
ト11にレンズシャッタ交換レンズ20Lを装着し、バ
ック着脱マウント12にデジタルバック40を装着した
場合の第一の実施形態の動作シーケンス例を示してい
る。なお、一眼レフカメラボディ10のレンズ着脱マウ
ント11に交換レンズ20Rを装着し、バック着脱マウ
ント12にフィルムバック30を装着した状態は、通常
の銀塩式フォーカルプレンシャッタカメラであるので、
その説明は省略する。
おいて、一眼レフカメラボディ10のレンズ着脱マウン
ト11にレンズシャッタ交換レンズ20Lを装着し、バ
ック着脱マウント12にデジタルバック40を装着した
場合の第一の実施形態の動作シーケンス例を示してい
る。なお、一眼レフカメラボディ10のレンズ着脱マウ
ント11に交換レンズ20Rを装着し、バック着脱マウ
ント12にフィルムバック30を装着した状態は、通常
の銀塩式フォーカルプレンシャッタカメラであるので、
その説明は省略する。
【0017】図3において、レリーズスイッチがオンさ
れると、一眼レフカメラボディ10内の図示しない周知
のミラーが上昇して撮影光路から退避する。同時に、動
作制御回路54がアクチュエータ56を介して絞り駆動
レバー13とシャッタ駆動レバー14を動作させ、レン
ズシャッタ交換レンズ20L側の連動レバー21aを介
して絞りを所定値に絞り込み、さらにレンズシャッタ2
1を予備閉鎖する。ミラーの上昇が完了すると、動作制
御回路54はその信号を受け、アクチュエータ55を介
してフォーカルプレンシャッタ16の先幕を開く。先幕
が開き終わると、動作制御回路54は、正逆駆動モータ
47を進退基板43が前進する方向に回動させ、その結
果、撮像デバイス41(フィルタ類42)が前進してい
く。フォーカルプレンシャッタ16が既に開いているの
で、フィルタ類42がフォーカルプレンシャッタ16と
干渉することはない。
れると、一眼レフカメラボディ10内の図示しない周知
のミラーが上昇して撮影光路から退避する。同時に、動
作制御回路54がアクチュエータ56を介して絞り駆動
レバー13とシャッタ駆動レバー14を動作させ、レン
ズシャッタ交換レンズ20L側の連動レバー21aを介
して絞りを所定値に絞り込み、さらにレンズシャッタ2
1を予備閉鎖する。ミラーの上昇が完了すると、動作制
御回路54はその信号を受け、アクチュエータ55を介
してフォーカルプレンシャッタ16の先幕を開く。先幕
が開き終わると、動作制御回路54は、正逆駆動モータ
47を進退基板43が前進する方向に回動させ、その結
果、撮像デバイス41(フィルタ類42)が前進してい
く。フォーカルプレンシャッタ16が既に開いているの
で、フィルタ類42がフォーカルプレンシャッタ16と
干渉することはない。
【0018】進退基板43の移動位置を検出する基板
(センサ)52は、進退基板43がストッパ50に到達
する直前に、正逆駆動モータ47への通電を断つ。する
と、正逆駆動モータ47は惰性で回転し続け、やがて進
退基板43がストッパ50に当接して停止する。この位
置は、撮像面41aが正しく一眼レフカメラボディ10
の焦点面15に位置する状態である。
(センサ)52は、進退基板43がストッパ50に到達
する直前に、正逆駆動モータ47への通電を断つ。する
と、正逆駆動モータ47は惰性で回転し続け、やがて進
退基板43がストッパ50に当接して停止する。この位
置は、撮像面41aが正しく一眼レフカメラボディ10
の焦点面15に位置する状態である。
【0019】動作制御回路54は、この後、レンズシャ
ッタ21を駆動して被写体輝度に応じた時間だけレンズ
シャッタ21を開いて露出動作を行う。露出動作が完了
すると、所定時間経過後、動作制御回路54は正逆駆動
モータ47を逆転させ、撮像デバイス41を後退させ
る。撮像デバイス41(フィルタ類42)の後退位置に
は、正確さが要求されないので、基板52によって検出
される進退基板43の位置で、正逆駆動モータ47への
通電を断つだけで十分である。動作制御回路54は、正
逆駆動モータ47が逆転動作を開始してから一定時間経
過後に、アクチュエータ55を介してフォーカルプレン
シャッタ16の後幕を走行させ、フォーカルプレンシャ
ッタ16を閉じる。フォーカルプレンシャッタ16が閉
じると、カメラは次回巻上を開始してフォーカルプレン
シャッタ16をチャージし、レンズシャッタ交換レンズ
20Lの絞りは開放に復元し、レンズシャッタがチャー
ジされる。以上で1シーケンスが完了する。
ッタ21を駆動して被写体輝度に応じた時間だけレンズ
シャッタ21を開いて露出動作を行う。露出動作が完了
すると、所定時間経過後、動作制御回路54は正逆駆動
モータ47を逆転させ、撮像デバイス41を後退させ
る。撮像デバイス41(フィルタ類42)の後退位置に
は、正確さが要求されないので、基板52によって検出
される進退基板43の位置で、正逆駆動モータ47への
通電を断つだけで十分である。動作制御回路54は、正
逆駆動モータ47が逆転動作を開始してから一定時間経
過後に、アクチュエータ55を介してフォーカルプレン
シャッタ16の後幕を走行させ、フォーカルプレンシャ
ッタ16を閉じる。フォーカルプレンシャッタ16が閉
じると、カメラは次回巻上を開始してフォーカルプレン
シャッタ16をチャージし、レンズシャッタ交換レンズ
20Lの絞りは開放に復元し、レンズシャッタがチャー
ジされる。以上で1シーケンスが完了する。
【0020】以上のシーケンスは一例であって、例え
ば、 1.レンズシャッタ21の露出動作の開始は、進退基板
43がストッパ50に当接した信号をトリガーとする、 2.撮像デバイス41の復元動作の開始は、レンズシャ
ッタ21の露出完了信号をトリガーとする、 3.フォーカルプレンシャッタ16の後幕の走行開始
は、進退基板43がストッパ50から離れた信号、また
は進退基板43の後退完了信号をトリガーとする、 等の変形が可能である。
ば、 1.レンズシャッタ21の露出動作の開始は、進退基板
43がストッパ50に当接した信号をトリガーとする、 2.撮像デバイス41の復元動作の開始は、レンズシャ
ッタ21の露出完了信号をトリガーとする、 3.フォーカルプレンシャッタ16の後幕の走行開始
は、進退基板43がストッパ50から離れた信号、また
は進退基板43の後退完了信号をトリガーとする、 等の変形が可能である。
【0021】図4は、本発明の第二の実施形態を示す動
作シーケンスの一例である。図3の実施形態は、撮像す
る度に撮像デバイス41を光軸方向に進退させるもので
あるのに対し、この実施形態は、一眼レフカメラボディ
10にレンズシャッタ交換レンズ20Lとデジタルバッ
ク40を装着したときは、装着している間だけ撮像デバ
イス41を前進位置に保持するものである。
作シーケンスの一例である。図3の実施形態は、撮像す
る度に撮像デバイス41を光軸方向に進退させるもので
あるのに対し、この実施形態は、一眼レフカメラボディ
10にレンズシャッタ交換レンズ20Lとデジタルバッ
ク40を装着したときは、装着している間だけ撮像デバ
イス41を前進位置に保持するものである。
【0022】一眼レフカメラボディ10に、レンズシャ
ッタ交換レンズ20Lとデジタルバック40が装着され
ると、動作制御回路54は直ちに、アクチュエータ55
を介してフォーカルプレンシャッタ16の先幕を開く。
同時に、あるいは若干のタイムラグをおいて、正逆駆動
モータ47を撮像デバイス41が前進する方向に回転駆
動させ、撮像デバイス41の撮像面41aを一眼レフカ
メラボディ10の焦点面15に一致させる。このときの
正逆駆動モータ47の制御は、図3で説明したのと同様
でよい。この状態において、レリーズスイッチがオンさ
れると、動作制御回路54は、アクチュエータ56及び
シャッタ駆動レバー14を介してレンズシャッタ21を
予備閉鎖し、同時にミラーを跳ね上げる。ミラーの上昇
が完了すると、動作制御回路54は、アクチュエータ5
6及びシャッタ駆動レバー14を介してレンズシャッタ
21を動作させ、その後、ミラーを復元させる。撮像動
作毎に、この撮影シーケンスを繰り返し、デジタルバッ
ク40を取り外すときには、正逆駆動モータ47を逆転
させて撮像デバイス41を後退させ、フォーカルプレン
シャッタ16の後幕を走行させて、フォーカルプレンシ
ャッタ16を閉じる。
ッタ交換レンズ20Lとデジタルバック40が装着され
ると、動作制御回路54は直ちに、アクチュエータ55
を介してフォーカルプレンシャッタ16の先幕を開く。
同時に、あるいは若干のタイムラグをおいて、正逆駆動
モータ47を撮像デバイス41が前進する方向に回転駆
動させ、撮像デバイス41の撮像面41aを一眼レフカ
メラボディ10の焦点面15に一致させる。このときの
正逆駆動モータ47の制御は、図3で説明したのと同様
でよい。この状態において、レリーズスイッチがオンさ
れると、動作制御回路54は、アクチュエータ56及び
シャッタ駆動レバー14を介してレンズシャッタ21を
予備閉鎖し、同時にミラーを跳ね上げる。ミラーの上昇
が完了すると、動作制御回路54は、アクチュエータ5
6及びシャッタ駆動レバー14を介してレンズシャッタ
21を動作させ、その後、ミラーを復元させる。撮像動
作毎に、この撮影シーケンスを繰り返し、デジタルバッ
ク40を取り外すときには、正逆駆動モータ47を逆転
させて撮像デバイス41を後退させ、フォーカルプレン
シャッタ16の後幕を走行させて、フォーカルプレンシ
ャッタ16を閉じる。
【0023】この第二の実施形態によれば、撮像の度
に、撮像デバイス41を移動させる必要がなく、よりシ
ーケンスが簡単になる。
に、撮像デバイス41を移動させる必要がなく、よりシ
ーケンスが簡単になる。
【0024】図5ないし図7は、本発明による一眼レフ
カメラの第三の実施形態を示す。図5は裏蓋を開放状態
にした第三の実施形態の一眼レフカメラを後方から見た
斜視図である。一眼レフカメラボディ60には、フィル
ムカートリッジを装填するカートリッジ室61、フィル
ムカートリッジからフィルムを巻き上げるフィルム巻き
上げスプール63を有するスプール室62、フォーカル
プレンシャッタ65が位置するアパーチャー部64、シ
ャッタレリーズのためのレリーズボタン83を備えてい
る。図示しないが、一眼レフカメラボディ60の前面に
は、撮影レンズの着脱マウントを備え、着脱マウントに
は、第一、第二の実施形態の交換レンズ20Rやレンズ
シャッタ交換レンズ20Lと同等の交換レンズが装着さ
れる。さらに、一眼レフカメラボディ60の右側面部に
は、裏蓋を着脱可能に取り付けるヒンジ部66が設けら
れている。裏蓋は、フィルムの平面性を保持する圧板を
有するフィルム用裏蓋と、デジタルブロックを有するデ
ジタル用裏蓋との2つが用意され、撮像媒体に応じて使
い分ける。いずれの裏蓋もヒンジ部66に着脱可能であ
り、装着状態ではカメラボディ60に対して開閉可能で
ある。
カメラの第三の実施形態を示す。図5は裏蓋を開放状態
にした第三の実施形態の一眼レフカメラを後方から見た
斜視図である。一眼レフカメラボディ60には、フィル
ムカートリッジを装填するカートリッジ室61、フィル
ムカートリッジからフィルムを巻き上げるフィルム巻き
上げスプール63を有するスプール室62、フォーカル
プレンシャッタ65が位置するアパーチャー部64、シ
ャッタレリーズのためのレリーズボタン83を備えてい
る。図示しないが、一眼レフカメラボディ60の前面に
は、撮影レンズの着脱マウントを備え、着脱マウントに
は、第一、第二の実施形態の交換レンズ20Rやレンズ
シャッタ交換レンズ20Lと同等の交換レンズが装着さ
れる。さらに、一眼レフカメラボディ60の右側面部に
は、裏蓋を着脱可能に取り付けるヒンジ部66が設けら
れている。裏蓋は、フィルムの平面性を保持する圧板を
有するフィルム用裏蓋と、デジタルブロックを有するデ
ジタル用裏蓋との2つが用意され、撮像媒体に応じて使
い分ける。いずれの裏蓋もヒンジ部66に着脱可能であ
り、装着状態ではカメラボディ60に対して開閉可能で
ある。
【0025】図5に示すデジタル用裏蓋67は、略中央
部に撮像デバイス68が備えられていて、この撮像デバ
イス68は、撮像素子を有し、撮像素子の撮像面の前方
にはフィルタ類が固定されている。銀塩フィルム用の裏
蓋は周知であるので、図示を省略する。
部に撮像デバイス68が備えられていて、この撮像デバ
イス68は、撮像素子を有し、撮像素子の撮像面の前方
にはフィルタ類が固定されている。銀塩フィルム用の裏
蓋は周知であるので、図示を省略する。
【0026】デジタル用裏蓋67には、その上部に上フ
ランジ69、下部に下フランジ70が延出して形成され
ている。一方、一眼レフカメラボディ60には上溝部7
1、下溝部72が形成され、デジタル用裏蓋67を閉状
態にしたとき、上フランジ69、下フランジ70は各々
上溝部71、下溝部72に嵌まる。
ランジ69、下部に下フランジ70が延出して形成され
ている。一方、一眼レフカメラボディ60には上溝部7
1、下溝部72が形成され、デジタル用裏蓋67を閉状
態にしたとき、上フランジ69、下フランジ70は各々
上溝部71、下溝部72に嵌まる。
【0027】一眼レフカメラボディ60には、上溝部7
1の図の右部に貫通部73が設けられ、貫通部73の奥
方には、図6の断面図に示すように、接点74、75が
配設されている。接点74と75はいずれも、図6の実
線で示す位置と破線で示す位置との間を移動可能であ
り、実線で示す位置の方向に付勢されていて、外部から
応力が加えられない状態では、図6の実線で示す位置で
静止している。また、接点74と75には動作制御回路
90に接続されていて、接点74と75が接触すること
により導通状態(信号SWがONの状態)となる。
1の図の右部に貫通部73が設けられ、貫通部73の奥
方には、図6の断面図に示すように、接点74、75が
配設されている。接点74と75はいずれも、図6の実
線で示す位置と破線で示す位置との間を移動可能であ
り、実線で示す位置の方向に付勢されていて、外部から
応力が加えられない状態では、図6の実線で示す位置で
静止している。また、接点74と75には動作制御回路
90に接続されていて、接点74と75が接触すること
により導通状態(信号SWがONの状態)となる。
【0028】デジタル用裏蓋67には、上フランジ69
を延出して突起部76が形成され、突起部76は、デジ
タル用裏蓋67が開状態から閉状態に移行する途中でカ
メラボディ60の貫通部73に挿通し、接点74は突起
部76に押されて接点75と接触し導通状態となる。こ
の接点74と75、及び突起部76は、デジタル用裏蓋
67が開状態と閉状態の間を移動するとき、該デジタル
裏蓋67側の撮像デバイス68とカメラボディ60側の
フォーカルプレンシャッタ65とが干渉しない非干渉位
置を検出する裏蓋検知手段を構成する。動作制御回路9
0は、この裏蓋検知手段からの信号により、フォーカル
プレンシャッタ65を制御する。
を延出して突起部76が形成され、突起部76は、デジ
タル用裏蓋67が開状態から閉状態に移行する途中でカ
メラボディ60の貫通部73に挿通し、接点74は突起
部76に押されて接点75と接触し導通状態となる。こ
の接点74と75、及び突起部76は、デジタル用裏蓋
67が開状態と閉状態の間を移動するとき、該デジタル
裏蓋67側の撮像デバイス68とカメラボディ60側の
フォーカルプレンシャッタ65とが干渉しない非干渉位
置を検出する裏蓋検知手段を構成する。動作制御回路9
0は、この裏蓋検知手段からの信号により、フォーカル
プレンシャッタ65を制御する。
【0029】フォーカルプレンシャッタ65は、図7に
示すように、先幕77、後幕78を有し、先幕77に
は、コイルスプリング79が左端部に取り付けられてい
て、図の左方向に付勢されている。先幕77の右端部に
は、通電状態で永久磁石との合成磁力を相殺するコンビ
ネーションマグネット80が取り付けられている。コン
ビネーションマグネット80は、通電されない状態では
永久磁石により先幕77の右端部を磁気吸着して図7に
示す位置に静止している。コンビネーションマグネット
80に通電して永久磁石との合成磁力が相殺されると、
先幕77はコイルスプリング79によって引っ張られ、
左方の破線で示す位置に移動する。
示すように、先幕77、後幕78を有し、先幕77に
は、コイルスプリング79が左端部に取り付けられてい
て、図の左方向に付勢されている。先幕77の右端部に
は、通電状態で永久磁石との合成磁力を相殺するコンビ
ネーションマグネット80が取り付けられている。コン
ビネーションマグネット80は、通電されない状態では
永久磁石により先幕77の右端部を磁気吸着して図7に
示す位置に静止している。コンビネーションマグネット
80に通電して永久磁石との合成磁力が相殺されると、
先幕77はコイルスプリング79によって引っ張られ、
左方の破線で示す位置に移動する。
【0030】一方、後幕78には、先幕77と同様に、
コイルスプリング81が左端部に取り付けられていて、
図の左方向に付勢されている。右端部には同様のコンビ
ネーションマグネット82が取り付けられていて、通電
されない状態ではコンビネーションマグネット82が後
幕78の右端部を磁気吸着して図7に示す位置に静止し
ている。
コイルスプリング81が左端部に取り付けられていて、
図の左方向に付勢されている。右端部には同様のコンビ
ネーションマグネット82が取り付けられていて、通電
されない状態ではコンビネーションマグネット82が後
幕78の右端部を磁気吸着して図7に示す位置に静止し
ている。
【0031】フォーカルプレンシャッタ65が閉じた状
態において、デジタル用裏蓋67を完全に閉状態にする
と、撮像デバイス68は、アパーチャー部64に嵌入
し、フィルタ類がフォーカルプレンシャッタ65に干渉
してしまう。本実施形態では、デジタル用裏蓋67が開
状態から閉状態に移行する途中で、裏蓋67の突起部7
6に押された接点74と75がONになり、動作制御回
路90がフォーカルプレンシャッタ65を開放状態に
し、撮像デバイス68のフィルタ類がフォーカルプレン
シャッタ65に当接することなくアパーチャー部64に
進入するのを許す。デジタル用裏蓋67を完全に閉状態
にしたとき、撮像デバイス68の撮像面は、一眼レフカ
メラボディ60の焦点面と一致する。
態において、デジタル用裏蓋67を完全に閉状態にする
と、撮像デバイス68は、アパーチャー部64に嵌入
し、フィルタ類がフォーカルプレンシャッタ65に干渉
してしまう。本実施形態では、デジタル用裏蓋67が開
状態から閉状態に移行する途中で、裏蓋67の突起部7
6に押された接点74と75がONになり、動作制御回
路90がフォーカルプレンシャッタ65を開放状態に
し、撮像デバイス68のフィルタ類がフォーカルプレン
シャッタ65に当接することなくアパーチャー部64に
進入するのを許す。デジタル用裏蓋67を完全に閉状態
にしたとき、撮像デバイス68の撮像面は、一眼レフカ
メラボディ60の焦点面と一致する。
【0032】デジタル用裏蓋67が閉状態から開状態に
移行するときは、上述の開状態から閉状態に移行すると
きの動作と反対の動作をする。すなわち、デジタル用裏
蓋67が閉状態から開状態に移行するとき、突起部76
は接点74から離れ、接点74は接点75から離れて図
6に示す位置に静止する。接点74が接点75から離れ
ると、動作制御回路90は、先幕77をチャージして、
先幕77を図7の実線で示す位置に移動させ、コンビネ
ーションマグネット82が後幕78の右端部を磁気吸着
しフォーカルプレンシャッタ65が閉じる。
移行するときは、上述の開状態から閉状態に移行すると
きの動作と反対の動作をする。すなわち、デジタル用裏
蓋67が閉状態から開状態に移行するとき、突起部76
は接点74から離れ、接点74は接点75から離れて図
6に示す位置に静止する。接点74が接点75から離れ
ると、動作制御回路90は、先幕77をチャージして、
先幕77を図7の実線で示す位置に移動させ、コンビネ
ーションマグネット82が後幕78の右端部を磁気吸着
しフォーカルプレンシャッタ65が閉じる。
【0033】図8は、一眼レフカメラボディ60の着脱
マウントにレンズシャッタ交換レンズを装着し、ヒンジ
部76にデジタル用裏蓋67を装着した場合の第三の実
施形態の動作シーケンスを示している。なお、銀塩フィ
ルムでの撮影用として使用する場合、圧板を有する裏蓋
をヒンジ部66に装着し、第一、第二の実施形態と同等
の交換レンズ20Rを着脱マウントに装着し、カートリ
ッジ室61にフィルムカートリッジを装填する。これ
は、通常の銀塩式フォーカルプレンシャッタカメラと同
等であるので、その説明は省略する。
マウントにレンズシャッタ交換レンズを装着し、ヒンジ
部76にデジタル用裏蓋67を装着した場合の第三の実
施形態の動作シーケンスを示している。なお、銀塩フィ
ルムでの撮影用として使用する場合、圧板を有する裏蓋
をヒンジ部66に装着し、第一、第二の実施形態と同等
の交換レンズ20Rを着脱マウントに装着し、カートリ
ッジ室61にフィルムカートリッジを装填する。これ
は、通常の銀塩式フォーカルプレンシャッタカメラと同
等であるので、その説明は省略する。
【0034】図8において、デジタル用裏蓋67が開状
態から閉状態に移行する途中の段階で、裏蓋検知手段
(接点74と75)がONになると、動作制御回路90
は、上述のようにフォーカルプレンシャッタ65の先幕
77を走行させてフォーカルプレンシャッタ65を開
き、撮像デバイス68はフォーカルプレンシャッタ65
と干渉することなくアパーチャー部64に進入する。
態から閉状態に移行する途中の段階で、裏蓋検知手段
(接点74と75)がONになると、動作制御回路90
は、上述のようにフォーカルプレンシャッタ65の先幕
77を走行させてフォーカルプレンシャッタ65を開
き、撮像デバイス68はフォーカルプレンシャッタ65
と干渉することなくアパーチャー部64に進入する。
【0035】また、図示しないが、レリーズボタン83
がオンされると、一眼レフカメラボディ60内の図示し
ない周知のミラーが上昇して撮影光路から退避する。同
時に、第一、第二の実施形態と同様に、動作制御回路9
0がレンズシャッタ交換レンズの絞りを所定値に絞り込
み、さらにレンズシャッタを予備閉鎖する。動作制御回
路は、この後、レンズシャッタを駆動して被写体輝度に
応じた時間だけレンズシャッタを開いて露出動作を行
う。露出後は、レンズシャッタは閉じた状態が続き、手
動チャージ動作により再度開放状態になる。
がオンされると、一眼レフカメラボディ60内の図示し
ない周知のミラーが上昇して撮影光路から退避する。同
時に、第一、第二の実施形態と同様に、動作制御回路9
0がレンズシャッタ交換レンズの絞りを所定値に絞り込
み、さらにレンズシャッタを予備閉鎖する。動作制御回
路は、この後、レンズシャッタを駆動して被写体輝度に
応じた時間だけレンズシャッタを開いて露出動作を行
う。露出後は、レンズシャッタは閉じた状態が続き、手
動チャージ動作により再度開放状態になる。
【0036】デジタル撮影を終了してフィルム撮影に切
り換えたいときは、デジタル用裏蓋67を開放すると、
上述のように裏蓋検知手段(接点74と75)がOFF
になり、動作制御回路90は、フォーカルプレンシャッ
タ65の先幕77をチャージし、フォーカルプレンシャ
ッタ65が閉じる。よって、この状態で、撮影レンズを
通常の(レンズシャッタを備えない)交換レンズ20R
に交換し、デジタル用裏蓋67を通常の裏蓋に交換すれ
ばよい。
り換えたいときは、デジタル用裏蓋67を開放すると、
上述のように裏蓋検知手段(接点74と75)がOFF
になり、動作制御回路90は、フォーカルプレンシャッ
タ65の先幕77をチャージし、フォーカルプレンシャ
ッタ65が閉じる。よって、この状態で、撮影レンズを
通常の(レンズシャッタを備えない)交換レンズ20R
に交換し、デジタル用裏蓋67を通常の裏蓋に交換すれ
ばよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、フィルム撮影とデジタ
ル撮影を選択可能なフォーカルプレンシャッタを有する
一眼レフカメラにおいて、デジタル撮影時に、その撮像
デバイス、すなわち撮像素子前面のフィルタ類とフォー
カルプレンシャッタとが干渉することのない一眼レフカ
メラを得ることができる。
ル撮影を選択可能なフォーカルプレンシャッタを有する
一眼レフカメラにおいて、デジタル撮影時に、その撮像
デバイス、すなわち撮像素子前面のフィルタ類とフォー
カルプレンシャッタとが干渉することのない一眼レフカ
メラを得ることができる。
【図1】本発明によるフィルムバックとデジタルバック
を交換可能な、フォーカルプレンシャッタを有する一眼
レフカメラの概念図である。
を交換可能な、フォーカルプレンシャッタを有する一眼
レフカメラの概念図である。
【図2】図1のデジタルバックの構成例を示す要部の斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明による一眼レフカメラの第一の実施形態
の動作シーケンスの例を示すタイムチャートである。
の動作シーケンスの例を示すタイムチャートである。
【図4】本発明による一眼レフカメラの第二の実施形態
の動作シーケンスの例を示すタイムチャートである。
の動作シーケンスの例を示すタイムチャートである。
【図5】本発明による第三の実施形態の裏蓋ユニットが
開放状態にある一眼レフカメラの斜視図である。
開放状態にある一眼レフカメラの斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】フォーカルプレンシャッタの正面図である。
【図8】本発明による一眼レフカメラの第三の実施形態
の動作シーケンスを示すタイムチャートである。
の動作シーケンスを示すタイムチャートである。
10 一眼レフカメラボディ 11 レンズ着脱マウント 12 バック着脱マウント 14 シャッタ駆動レバー 15 焦点面 16 フォーカルプレンシャッタ 20R 交換レンズ 20L レンズシャッタ交換レンズ 21 レンズシャッタ 30 フィルムバック 33 フィルム 40 デジタルバック 41 撮像デバイス 41a 撮像面 42 フィルタ類 43 進退基板 44 送りねじ 45 ギヤ 46 センタギヤ 47 正逆駆動モータ 50 ストッパ 51 ブラシ(センサ) 52 基板(センサ) 54 動作制御回路 55 アクチュエータ(フォーカルプレンシャッタ) 56 アクチュエータ(レンズシャッタ駆動レバー) 60 一眼レフカメラボディ 61 カートリッジ室 62 スプール室 63 フィルム巻き上げスプール 64 アパーチャー部 65 フォーカルプレンシャッタ 66 ヒンジ部 67 デジタル用裏蓋 68 撮像デバイス 69 上フランジ 70 下フランジ 71 上溝部 72 下溝部 73 貫通 74 75 接点 76 突起部 77 先幕 78 後幕 79 コイルスプリング 80 コンビネーションマグネット 81 コイルスプリング 82 コンビネーションマグネット 90 動作制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225
Claims (6)
- 【請求項1】 フォーカルプレンシャッタを有するレン
ズ交換式一眼レフカメラボディ;この一眼レフカメラボ
ディに着脱可能で、カメラボディの焦点面に位置させる
べき銀塩フィルムを保持するフィルムバック;上記一眼
レフカメラボディに着脱可能で、カメラボディの焦点面
に位置させるべき撮像素子を有する撮像デバイスを備え
たデジタルバック;上記一眼レフカメラボディに装着さ
れるレンズシャッタを有する撮影レンズ;上記デジタル
バックに備えられた、撮像デバイスを光軸方向に進退さ
せる撮像デバイス駆動機構;及び一眼レフカメラボディ
にデジタルバックとレンズシャッタ式撮影レンズが装着
されたとき、上記フォーカルプレンシャッタ、撮影レン
ズのレンズシャッタ、及び撮像デバイス駆動機構を制御
する動作制御手段;を備え、 この動作制御手段は、シャッタレリーズ信号が与えられ
たとき、レンズシャッタ交換レンズのレンズシャッタを
動作させる前に、フォーカルプレンシャッタを全開とし
てから、撮像デバイス駆動機構により撮像デバイスを前
方に移動させてその撮像面をカメラボディのピント面に
移動させ、レンズシャッタを動作させた後、撮像デバイ
ス駆動機構により撮像デバイスを後方に移動させてから
フォーカルプレンシャッタを閉じるシーケンスを実行す
ることを特徴とするフィルム撮影とデジタル撮影が可能
な一眼レフカメラ。 - 【請求項2】 フォーカルプレンシャッタを有するレン
ズ交換式一眼レフカメラボディ;この一眼レフカメラボ
ディに着脱可能で、カメラボディの焦点面に位置させる
べき銀塩フィルムを保持するフィルムバック;上記一眼
レフカメラボディに着脱可能で、カメラボディの焦点面
に位置させるべき撮像素子を有する撮像デバイスを備え
たデジタルバック;及び上記一眼レフカメラボディに装
着されるレンズシャッタを有する撮影レンズ;上記デジ
タルバックに備えられた、撮像デバイスを光軸方向に進
退させる撮像デバイス駆動機構;一眼レフカメラボディ
にデジタルバックとレンズシャッタ式撮影レンズが装着
されたとき、上記フォーカルプレンシャッタ、及び撮像
デバイス駆動機構を制御する動作制御手段;を備え、 この動作制御手段は、カメラボディにレンズシャッタ交
換レンズとデジタルバックが装着されたとき、フォーカ
ルプレンシャッタを全開としてから、撮像デバイス駆動
機構により撮像デバイスを前方に移動させてその撮像面
をカメラボディのピント面に移動させ、デジタルバック
をカメラボディから取り外すとき、撮像デバイス駆動機
構により撮像素子を後方に移動させてからフォーカルプ
レンシャッタを閉じるシーケンスを実行することを特徴
とするフィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカ
メラ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の一眼レフカメラ
において、撮像素子駆動機構は、撮像素子を有する撮像
素子ブロックを進退させる送りねじと、この送りねじを
正逆に回転駆動するモータを含んでいるフィルム撮影と
デジタル撮影が可能な一眼レフカメラ。 - 【請求項4】 請求項3記載の一眼レフカメラにおい
て、撮像素子駆動機構は、撮像素子ブロックの進退位置
を検出するセンサと、撮像素子ブロックの撮像面がピン
ト面に達したときその前進端を規制するストッパとを有
し、センサは、撮像素子ブロックが前進するときその撮
像面がピント面に達する前に上記モータの駆動を停止さ
せるフィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカメ
ラ。 - 【請求項5】 フォーカルプレンシャッタを有するレン
ズ交換式一眼レフカメラボディ;この一眼レフカメラボ
ディに着脱可能で、カメラボディの焦点面に位置させる
べき銀塩フィルムを保持するフィルムバック;上記一眼
レフカメラボディに着脱可能で、カメラボディの焦点面
に位置させるべき撮像素子を有するデジタルバック;上
記一眼レフカメラボディに装着されるレンズシャッタを
有する撮影レンズ;及び上記デジタルバックに備えられ
た、撮像素子を光軸方向に進退させる撮像素子駆動機
構;を備え、 この撮像素子駆動機構は、一眼レフカメラボディにデジ
タルバックとレンズシャッタ式撮影レンズが装着された
とき、フォーカルプレンシャッタを全開としてから、撮
像素子駆動機構により撮像素子を前方に移動させてその
撮像面をカメラボディのピント面に移動させることを特
徴とするフィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフ
カメラ。 - 【請求項6】 銀塩フィルムの保持機構、フォーカルプ
レンシャッタ及びヒンジ部を中心に開閉可能な裏蓋を有
するレンズ交換式一眼レフカメラボディ;このカメラボ
ディの焦点面に位置させるべき撮像面を有する撮像デバ
イスを備え、該カメラボディの上記ヒンジ部に、上記裏
蓋に代えて開閉動作可能に着脱可能なデジタル用裏蓋;
上記デジタル用裏蓋が開状態と閉状態の間を移動すると
き、該デジタル裏蓋側の撮像デバイスとカメラボディ側
のフォーカルプレンシャッタとが干渉しない非干渉位置
を検出する裏蓋検知手段;上記一眼レフカメラボディに
装着されるレンズシャッタを有する撮影レンズ;及び上
記一眼レフカメラボディに上記レンズシャッタ式撮影レ
ンズとデジタル用裏蓋とが装着されたとき、上記フォー
カルプレンシャッタを制御するシャッタ制御手段;を備
え、 このシャッタ制御手段は、上記デジタル用裏蓋が開位置
から閉位置に移動する際上記裏蓋検知手段が裏蓋の上記
非干渉位置を検出したときフォーカルプレンシャッタを
全開として撮像デバイスの撮像面の焦点面への移動を許
し、上記デジタル用裏蓋が閉位置から開位置に移動する
際上記裏蓋検知手段が裏蓋の上記非干渉位置を検出した
とき、フォーカルプレンシャッタを閉じるシーケンスを
実行することを特徴とするフィルム撮影とデジタル用撮
影が可能な一眼レフカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11279892A JP2001042421A (ja) | 1999-05-21 | 1999-09-30 | フィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカメラ |
US09/572,494 US6337955B1 (en) | 1999-05-21 | 2000-05-18 | SLR camera which can selectively utilize light-sensitive film or an image pick-up device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-141199 | 1999-05-21 | ||
JP14119999 | 1999-05-21 | ||
JP11279892A JP2001042421A (ja) | 1999-05-21 | 1999-09-30 | フィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001042421A true JP2001042421A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=26473486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11279892A Withdrawn JP2001042421A (ja) | 1999-05-21 | 1999-09-30 | フィルム撮影とデジタル撮影が可能な一眼レフカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6337955B1 (ja) |
JP (1) | JP2001042421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004007137A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Nidec Copal Corp | デジタルスチルカメラ |
JP2011013519A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Canon Inc | 撮像装置 |
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US20180011389A1 (en) * | 2016-07-11 | 2018-01-11 | Petrica-Sandel Baciu | Modular Instant and Digital Back for Film TLR Cameras |
Family Cites Families (6)
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---|---|---|---|---|
JPS62159577A (ja) | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Asahi Optical Co Ltd | 電子スチル・カメラ・ユニツト |
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EP0785461B1 (de) * | 1997-02-28 | 2003-08-06 | Sinar AG | Stehbildkamera mit wahlweiser photographischer oder elektronischer Bildaufzeichnung |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP11279892A patent/JP2001042421A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-05-18 US US09/572,494 patent/US6337955B1/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6337955B1 (en) | 2002-01-08 |
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