JP2000508799A - カード読み取り装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
カードによって若しくはカード(10)のために提供された情報を受け取る若しくは引き渡すためのカード読み取り装置であって、カード読み取り装置内へのカードの押し込みを可能にするシャフト(32)を備える形式のものに関する。該カード読み取り装置は、ばね弾性的に保持された錠止エレメント(35)を備えており、錠止エレメントが出発位置でシャフト内に突入していてかつ次のように形成されており、即ち、カードがシャフト内への押し込みに際して特に押し込みの際のカードの向きに関連して錠止エレメントの第1の領域(51)若しくは第2の領域(50)に当接するようになっており、錠止エレメントが錠止エレメントの第1の領域へのカードの乗り上げに際して、カードの引き続く押し込みのためにカードによって押し離されてシャフトを開放するようになっており、錠止エレメントの第2の領域へのカードの乗り上げに際して錠止エレメントがシャフトを封鎖したままに保ち、これによってカードの引き続く押し込みを阻止するようになっている。
Description
【発明の詳細な説明】
カード読み取り装置
本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式のカード読み取り装置、即ち、カ
ードによって若しくはカードのために提供された情報を受け取る若しくは引き渡
すためのカード読み取り装置であって、カード読み取り装置内へのカードの押し
込みを可能にするシャフトを備えている形式のものに関する。
前記形式のカード読み取り装置はヨーロッパ特許0472692 B1号明細
書、特に図1乃至図3及びこれに関する記載から公知である。
公知のカード読み取り装置はSIM・カード若しくはSIM・モジュールの読
み取りのためのものである。SIM・モジュールは現在、特にモービルテレフォ
ン(Mobiltelefon)で加入者確認のために使用されており、この場合、「SIM」
は「Subscriber Identity Module」の略語である。SIM・モジュールは特に小
さい寸法(25×15mm)に基づき次第に、該目的のために使用された比較的
大きな従来のチップカード(Chipkarte)を代替するようになっている。
このようなSIM・モジュールの平面が図9に示してある。そこに示されたS
IM・モジュール10は表面に、正確に位置決めされた複数(通常は6、若しく
は8)の表面接点11を有しており、表面接点がインフォメーション交換を可能
にするためにカード読み取り装置によって接触される。カード読み取り装置への
SIM・モジュールの誤った挿入若しくは差し込みを避けるために、ほぼ方形の
SIM・モジュールは1つの角隅に(規格化された)分極傾斜部12を有してい
る。
前記形式のSIM・モジュールは、ヨーロッパ特許0472692 B1号明
細書により公知のカード読み取り装置内に、正確に言うと、該カード読み取り装
置内に設けられたシャフト内に押し込まれ、SIM・モジュール10の正確な向
きでは、SIM・モジュールの分極傾斜部12を有する区分がカード読み取り装
置から後方へ突出して、そこでロック機構と係合可能である。
ロック機構は、カード読み取り装置から延びる保持アーム及び該保持アームに
設けられた、ストッパの形のロックエレメントによって形成されている。ストッ
パは、SIM・モジュールの規定通りに、即ち正確に向けて差し込まれた状態で
、SIM・モジュールの、カード読み取り装置から突出する後方の縁部に、正確
に言うと、ほぼSIM・モジュールの分極傾斜部12に係合して、これによって
SIM・モジュールを読み取り位置にロックするように形成して位置決めされて
いる。
前記保持アームは、カード読み取り装置に対するSIM・モジュールの差し込
み及び取り出しの妨げにならないように、手動で弾性的に押し離し可能(wegdrue
kbar)である。
カード読み取り装置内へのSIM・モジュールの、保持アームの手動での押し
離しに続いて行われる比較的煩わしい差し込み及び、特にカード読み取り装置内
へのSIM・モジュールの間違った方向での差し込みに基づく損傷及び誤作動(
これに対して、ロック機構は明らかに確実な防止手段ではない)は、明らかに無
視できない問題であり、このような問題は解決されねばならない。
本発明の解題は、請求項1の上位概念に記載の形式のカード読み取り装置を改
善して、SIM・モジュール若しくは類似のもののようなカードの、カード読み
取り装置内への差し込み若しくはカード読み取り装置からの取り出しが簡単にか
つ、カード読み取り装置内へのカードの誤って向けられた差し込みに基づく損傷
及び誤作動をほぼ排除した状態で行われるようにすることである。
前記課題は本発明に基づき請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
本発明に基づき、ばね弾性的に保持された錠止エレメントを設けてあり、錠止
エレメントが出発位置でシャフト内に突入していてかつ次のように形成されてお
り、即ち、カードがシャフト内への押し込みに際して特に押し込みの際のカード
の向きに関連して錠止エレメントの第1の領域若しくは第2の領域に当接するよ
うになっており、錠止エレメントが錠止エレメントの第1の領域へのカードの乗
り上げに際して、カードの引き続く押し込みのためにカードによって押し離され
てシャフトを開放するようになっており、錠止エレメントの第2の領域へのカー
ドの乗り上げに際して錠止エレメントがシャフトを封鎖したままに保ち、これに
よってカードの引き続く押し込みを阻止するようになっている。
シャフトを出発位置で閉鎖する錠止エレメントが、(押し込みの際のカードの
相応の向きの場合に)、カード読み取り装置の使用者の特別な操作なしにカード
の差し込みに伴って自動的にカード自体によって弾性的に押し離され、正確に言
うと、カード自体によって、カードの導入に際してカードによって通過されるシ
ャフト領域から押し出される。錠止エレメントはさらに同時にロックエレメント
として役立ち、カードをカードの読み取り位置に到達した際に出発位置へ自動的
に戻ってロックするようになっており、このために例えば錠止エレメントがカー
ドの完全な通過の後に自動的にカードの後ろ側に係合して、カードを錠止する。
従って、本発明に基づくカード読み取り装置内へのカードの導入が、読み取り位
置でのカードのロックを含
めて、きわめて簡単に行われる。
同じく錠止エレメントは次のように構成されており、即ち錠止エレメントがカ
ードの選ばれた1つ若しくは複数の向きでのみ、シャフトの通過を可能にする1
つの方向で押し離され、カードの別のすべての向きでは錠止エレメントの押圧が
行われるものの、錠止エレメントはカードの押し込みのために開放すべきシャフ
ト領域から移動不能である。従って、本発明に基づく装置内へのカードの導入は
選ばれた所定の条件(カード向き)下でのみ可能である。
本発明の有利な構成が従属項に記載してある。
次に本発明を図示の1つの実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に基づくカード読み取り装置の断面図である。
図2は図1のカード読み取り装置の側面図である。
図3は図1のカード読み取り装置の、図1及び図2の右側から見た正面図であ
る。
図4は図1のカード読み取り装置の部分的に破断した平面図である。
図5は錠止エレメントの、図3に示された面の拡大図である。
図6は錠止エレメントの、図1に示された面の拡大図である。
図7は錠止エレメントの、図4に示された面の拡大
図である。
図8は図4の線C−Dに沿った断面図である。
図9はSIM・カード(SIM-Karte)若しくはSIM・モジュール(SIM-Modul)の
平面図である。
以下に述べるカード読み取り装置は、SIM・カード(SIM・モジュール)
又は類似のものによって若しくは該カードのために提供された情報を受け取り及
び/又は受け渡しのために適合して、構成されている。カード読み取り装置は原
理的に、変更された所与(Gegebenheit)に適合させて、異なって形成された別の
形式のカードのために、それも特に例えばSIM・モジュールの分極傾斜部(Pol
arisationsschraege)のような機械的なコードを備えたカードのために使用可能
である。SIM・モジュールの構造及び機能は既に図9に基づき述べてある。
図示のカード読み取り装置の役割は、SIM・モジュール10の表面接点(Obe
rflaechenkontakt)11を接触させて、SIM・モジュールと接続することであ
る。通信の制御及び判読のための電気的な回路は、カード読み取り装置のケーシ
ング内に設けられていてよいものの、該カード読み取り装置の本来の構成部分で
はない。
図示のカード読み取り装置においては相応の制御及び判読電子装置は本来のカ
ード読み取り装置の外側に設けられている。
カード読み取り装置は図示の実施例ではほぼ2つの構成部分、即ち接点保持部
分20とカバー部分30とから成っている。
カード読み取り装置を含む装置の側方の断面が図1に示してある。接点保持部
分20は複数の接点エレメント21を有しており、接点エレメントの役割は、S
IM・モジュール10の表面接点11を電気的な基板(Leiterplatte)40の対応
する接続部に電気的に接続することであり、基板にはカード読み取り装置及び電
子的、電気的及び電子機械的な構成エレメント41が組み込まれている。
接点エレメント21の、SIM・モジュール10の表面接点11と接触すべき
端部は、ばね円頂(Federkuppe)として形成されて、次のように位置決めされてお
り、即ちばね円頂がSIM・モジュールの規定通りに押し込まれた状態で、要す
るにSIM・モジュールの読み取り位置で表面接点11に相応の圧着(ロウなし
の押圧結合[loetfreie Andruckverbindung])によって確実に接触するようにな
っている。このために講じられるべき個別の手段は、当業者にとってさらなる説
明なしに理解され得るものである。
接点エレメント21の別の端部、即ち接点エレメント21の、基板40の対応
する接続部と接触すべき区分は、基板40のそれぞれの接続部の形状及び位置に
適合されている。この場合、基板への接続は種々の形
式で行われてよい。通常の接続手段は、特にロウ付け(例えばSMT・ロウ付け
法[SMT-Loetverfahren])、圧着(Verpressen)、差込結合などであり、図示の実
施例の場合、このような接点エレメント区分は同じくばね円頂として形成されて
おり、これによってこの結合もロウなしの押圧結合として実施可能である。
カード読み取り装置の組み立てられた状態で接点保持部分20上にカバー部分
30が配置されている。
特に図2及び図3、即ち側方の平面図(図2)及び正面図(図3)から明らか
なように、カバー部分30は係止レバー31の形の複数の係止エレメント(Raste
lement)を有しており、係止エレメントはカバー部分30及び接点保持部分20
を、カード読み取り装置を含む装置に、正確に言うと該装置のケーシングに、基
板に、若しくは装置のそのほかの構成部分に取り付けるために役立つ。図示の実
施例では取り付けは主として、基板40上のHF・遮蔽ゲージ(HF-Abschirmkaef
ig)42の側壁に設けられた対応する対向部分[Gegegnstuek](係止突起[Rastnas
e])と係止レバー31との係合によって行われる。
前述の、若しくは類似の構造の係止機構(Verrastungsmechanismus)は、カバー
部分30を遮蔽ケージ42に係合することによって接点保持部分20がこれらの
構成部分間で、規定された(所定の)位置にほぼ移動不能に締め込まれるように
形成されている。
特に図1及び後でさらに述べる図7から明らかなように、カバー部分30と接
点保持部分20との間に、ほぼシャフト状(schachtartig)の空間若しくはシャフ
ト(Schcht)32が設けられており、該空間若しくはシャフト内でSIM・モジュ
ール10が外側から(図1で右側から)カード読み取り装置内に押し込み可能で
あり;カバー部分30のカード差込側が、特に図3から明らかなようにほぼスリ
ット状の差込開口33を有している。
SIM・モジュールを簡単にカード読み取り装置内に押し込み、カード読み取
り装置から抜き取り、かつカード読み取り装置内でロックするために、図示の実
施例では多重機能の特別な錠止機構(Verriegelungsmechanismus)が設けられてい
る。錠止機構は図面から明らかなように、シャフト32内を延びていて差込開口
33の側方でカード読み取り装置から突出する弾性的に運動可能な保持アーム3
4によって形成されており、保持アームは錠止エレメント(Verriegelungselemen
t)35を保持していて、カード読み取り装置から突出する自由な端部を操作部分
36として形成されている。
保持アーム34はほぼ方形の横断面を有していて、図示の実施例では一緒に、
互いに関連する有利には一体のユニットを形成する接点保持部分20及びカバー
部分30と同じく非導電性の材料から製造されている
。
カード読み取り装置を図1の上側から見た破断して示す図4によって明らかな
ように、保持アーム34はシャフト32の側方の縁部に沿って延びていてかつ、
差し込まれた若しくは差し込まれるべきSIM・モジュール10によって占めら
れるシャフト領域(Schachtbereich)の外側に位置している。
錠止突起(Verriegelungsnocken)として形成された錠止エレメント35は、図
1、図2及び図4で右側の縁部に設けられた差込開口33の近傍で、即ち差込開
口33の比較的すぐ後ろで保持アーム34に設けられている。錠止エレメント3
5は保持アーム34の1つの側に設けられており、該側はシャフト32の、SI
M・モジュールを受容する領域に向けられていて、シャフト32の、SIM・モ
ジュールを受容する領域内を延びている。
錠止エレメント35の構造、機能及び作用を図5乃至図7に基づき説明する。
図5は、錠止エレメントの図3に示す平面(カバー部分30の差込開口33を通
した平面)の拡大図であり、図6は錠止エレメントの図1に示す平面の拡大図で
あり、かつ図7は錠止エレメント35の図4に示す平面の拡大図である。
錠止エレメント35は多くの面区分を備えた多面構造体であり、重要な面区分
が図5乃至図7に符号50乃至53で示してある。
図示のカード読み取り装置は、正確に言うとカード読み取り装置の錠止エレメ
ント35は、SIM・モジュールが選ばれた向き(Orientierung)でのみカード読
み取り装置内に押し込まれるように形成されている。選ばれる向きは、図示の実
施例ではSIM・モジュール10の分極傾斜部(Porarisationsschraege)12が
、シャフト32内へのSIM・モジュールの押し込みに際してSIM・モジュー
ルの、シャフトを出発位置で閉鎖する錠止エレメントに乗り上げ(auflaufen)る
区分でなはないすべての向きである。
選ばれた(押し込みを可能にする)1つの向きでのSIM・モジュールの押し
込みの際の経過を、以下に、同時にSIM・モジュールの表面接点11とカード
読み取り装置の接点保持部分20の所属の接点エレメント21との接触を可能に
するカードの向きに基づき説明する。図示の実施例では、SIM・モジュールの
前述の向き、即ち規定通りの向き(bestimmungsgemaesse Orientierung)は、SI
M・モジュールの分極傾斜部12が完全にシャフト内に差し込まれた状態でシャ
フト32の、錠止エレメント35を収容する区分に、即ち図4でシャフト内の右
上に位置する場合である。
カード読み取り装置のシャフト32内への規定通りに向けられたSIM・モジ
ュール10の押し込みは、次のように行われる:
SIM・モジュールの前縁部(Vorderkante)が差込開
口33を通過してシャフト32内に達する。差込開口33は、ホッパ状に互いに
接近する方向に延びる傾斜部(Abschraegung)を有しており、該傾斜部が差込開口
33内へのSIM・モジュール10の導入を容易にする。シャフト32内に達す
ると、SIM・モジュール10の前縁部が、正確に言うと、SIM・モジュール
の1つの角隅領域(Eckbereich)が直ちに、押し込み路(Einschubweg)内に突出し
て押し込み路を閉鎖する錠止エレメント35に、正確に言うと、錠止エレメント
の斜面(Schraege)51に接触する。SIM・モジュール10の引き続き行われる
押し込みに際して、SIM・モジュールの前縁部が錠止エレメント35の斜面5
1に沿って(図1及び図6で上方へ)移動若しくは滑動する。これによって錠止
エレメント35が、該錠止エレメントを保持する保持アーム35と一緒に弾性的
に(図1及び図6で下方へ)たわみ離され(wegbiegen)、その結果、押し込み路
が今やSIM・モジュールのさらなる押し込みのために開放され、即ちシャフト
32への入口が錠止エレメント35をシフトしながら押し開かれる。SIM・モ
ジュールはさらなる押し込みに際して接点保持部分20とカバー部分30との間
にはめ込まれた(図7、参照)コイルばね(Spiralfeder)60に接触し、コイル
ばねはSIM・モジュールの継続される押し込みによって弾性的に圧縮可能であ
る。SIM・モジュール10の後ろの縁部が差込開口にほ
ぼ達すると、SIM・モジュールは最終的に読み取り位置に、即ちSIM・モジ
ュール10の表面接点11とカード読み取り装置の接点エレメント21とを電気
的に接続する位置に到達する。ほぼ同時に、SIM・モジュール10の分極傾斜
部12が錠止エレメント35を通過し、これによって最終的に(完全な通過に際
して)錠止エレメント35の解放が行われ、錠止エレメントの始めの(出発)位
置への戻りが可能である。出発位置(Ausgangsstellung)へ戻された錠止エレメン
ト35は、SIM・モジュールの後ろに、正確に言うと、SIM・モジュールの
分極傾斜部12の後ろに係合するストッパを形成しており、該ストッパは錠止エ
レメント35の、カード読み取り装置の外側から行われる押し離しによって(操
作部分36の相応の操作によって)のみ通路から移動させられる。錠止エレメン
ト35の面(Flaeche)52によって形成されたストッパは、SIM・モジュール
の分極傾斜部12が正面で該ストッパに直角に当接するように構成して配置され
ており、これによって、互いに当接する構成部分の、SIM・モジュールの押し
込みの際と同じように錠止エレメント35を押し離しながら生じる相互の滑動が
排除されている。例えばコイルばね60から生ぜしめられ、若しくはシャフトか
らのSIM・モジュールの引き出しによって生じて錠止エレメント35に作用す
る力は、通路を開放する別の方向へ錠止エレメント3
5を押し離すことができず、それというのは錠止エレメントは錠止エレメントの
構造によって制限されており、即ち、図1乃至図3でほぼ上方及び/又は下方へ
しか押し離され得ない若しくは移動させられ得ないからである。従って、錠止エ
レメント35はコイルばね60と協働して、SIM・モジュールがカード読み取
り装置内に規定通りに向けられて導入された場合にほぼ移動不能に読み取り位置
でロックされるように作用する。
カード読み取り装置からSIM・モジュールを取り出すためには、使用者によ
って錠止機構の操作部分36が、それも操作部分の押し下げに基づき操作されね
ばならない。カバー部分30の、保持アーム34の操作部分36をカード読み取
り装置の外側へ通す開口は、一方で十分に大きな押し下げ運動を可能にし、かつ
他方で操作部分36のための過度な押し下げ運動を阻止するストッパとして役立
つように規定されている。
操作部分36の押し下げによって、保持アーム34が弾性的に下方へ曲げられ
、これによって、保持アームに設けられた錠止エレメント35が同じく下方へ運
動させられて、シャフト32からのSIM・モジュール10のための通路を開放
する。SIM・モジュールは、コイルばね60から生ぜしめられる力によってカ
ード読み取り装置から押し出されて、使用者によって容易につかまれ、完全に引
き抜かれる。SIM・モジ
ュールの引き抜きの後に錠止エレメントは、再びシャフト32を閉鎖する出発位
置へ自動的に跳ね返る。
SIM・モジュール10が規定通りに向けられておらず、しかしながらカード
読み取り装置内への押し込みを可能にする方向でカード読み取り装置内へ導入さ
れる場合も考えられる。この場合、SIM・モジュールの押し込みは、まずSI
M・モジュールの規定通りの向きの場合と同じに行われる。即ち、シャフト32
への入口がSIM・モジュールの押し込みによって錠止エレメント35の傾斜部
51とSIM・モジュール10のコード化されていない前縁部との前に述べた協
働作用に基づき自動的に押し開かれる。シャフト32内へのSIM・モジュール
の完全な押し込みに際して、SIM・モジュールが、正確に言うと、SIM・モ
ジュールの、錠止エレメント側の後方のコード化されていない(分極傾斜部12
を有していない)縁部区分が錠止エレメント35をまだ通り過ぎず若しくは横切
っておらず、従って、錠止エレメントは依然として、下方へ押し離された位置に
留まったままであり、SIM・モジュールをロック(後ろ側に係合)できない。
それどころか、SIM・モジュールは解放(Loslassen)されるとコイルばね60
によって直ちに再びカード読み取り装置から押し出され、即ち明らかに受け入れ
られない。このことは、カード読み取り装置の使用者にカード読み取り装置内へ
のSIM・モジュールの規
定通りに向けられていない差し込みに対する表示として役立つ。
差し込みを可能にしない方向でのSIM・モジュールの差し込み、即ちSIM
・モジュールの差し込みに際して分極傾斜部12を錠止エレメント35に当接さ
せる場合の差し込みは、次のように行われる:
SIM・モジュールの前縁部が、SIM・モジュールのこれまで述べた向きの
場合と同じように差込開口33を通過してシャフト32内に達する。そこで、分
極傾斜部12が錠止エレメント35の面(Flaeche)50にぶつかる。しかしなが
ら傾斜面(Rampe)51とは異なって、面50はSIM・モジュールにとって克服
不能なストッパとして作用する。このストッパは、錠止エレメント35の前に既
に述べたストッパ、即ち面52と同じく、次のように構成されており、即ち、S
IM・モジュールの分極傾斜部12が正面(frontal)でストッパに直角に当接し
、これによって、SIM・モジュールの押し込みに際して互いにぶつかる構成部
分(Komponente)間の前に述べた相互滑動が排除され、即ち錠止エレメント35を
押し離して錠止エレメントを横切る(Ueberqueren)ことは排除されている。錠止
エレメント35に作用する力は、通路を開放する別の方向へ錠止エレメント35
を押し離すことができず、それというのは錠止エレメントは既に前に述べたよう
に、錠止エレメントの構造によって制限されており、即ち、
図1乃至図3でほぼ上方及び/又は下方へしか押し離され得ない若しくは移動さ
せられ得ないからである。従って、このように差し込まれるSIM・モジュール
が錠止エレメント35を通過することは、確実に排除されている。このようにし
て、コイルばね60がSIM・モジュールの分極傾斜部12によって押しつぶさ
れて、ひいては役に立たなくなるようなことは避けられ、このことは図面から理
解できて、さらなる説明を必要としないであろう。
明らかなように、コイルばね60だけではなく、カード読み取り装置及び/又
はSIM・モジュールの別の任意の区分が前述の若しくは類似の方法で損傷に対
して保護され、規定通りでない電気的な接続などに基づく誤作動が避けられる。
本発明は、分極傾斜部12を錠止エレメント35に当接させることに基づき錠
止エレメントによってシャフト内へのSIM・モジュールの押し込みを阻止する
ことに限定されるものではない。面50,51の方向を適当に変更することによ
って逆の作用が得られ、即ち分極傾斜部を錠止エレメントに当接させる場合にの
みSIM・モジュールの押し込みを可能にする作用が得られる。
このこととは無関係に、特に使用されるカード(殊に、コード化されたカード
区分の形状及び位置)及び/又はカード読み取り装置若しくはカードの保護すべ
き領域の位置に適合させて、シャフト内での錠止エレメントの位置が任意に変え
られ、即ち自由に選ばれる。
さらに場合によって有利には、唯一の錠止機構だけではなく、(計略的に所望
の箇所に)任意の数の付加的な錠止エレメントを設けることができ、該錠止エレ
メントは前述の錠止エレメントと同じに若しくは異なって形成されてよく、任意
の現象に同じように若しくは異なって応働するようになっていてよい。
このようにして、任意に形成されたカード読み取り装置及びカードにおいて、
カードをカード読み取り装置内へ差し込むこと若しくはカード読み取り装置から
取り出すことが、簡単にかつ、カード読み取り装置内へのカードの誤った方向で
の差し込みに基づく損傷及び誤作動をほぼ排除して実施可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1998年7月14日(1998.7.14)
【補正内容】
明細書
カード読み取り装置
本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式のカード読み取り装置に関する。
カード読み取り装置は種々の構成のものがある。可能な1つの構成が、ヨーロ
ッパ特許0472692 B1号明細書、特に図1乃至図3及びこれに関する記
載から公知である。
ヨーロッパ特許0472692 B1号明細書に記載のカード読み取り装置は
、SIM・カード若しくはSIM・モジュールの読み取りのためのものである。
SIM・モジュールは現在、特にモービルテレフォン(Mobiltelefon)で加入者確
認のために使用されており、この場合、「SIM」は「Subscriber Identity Mo
dule」の略語である。SIM・モジュールは特に小さい寸法(25×15mm)
に基づき次第に、該目的のために使用された比較的大きな従来のチップカード(C
hipkarte)を代替するようになっている。
このようなSIM・モジュールの平面が図9に示してある。そこに示されたS
IM・モジュール10は表面に、正確に位置決めされた複数(通常は6、若しく
は8)の表面接点11を有しており、表面接点がインフォメーション交換を可能
にするためにカード読み取
り装置によって接触される。カード読み取り装置へのSIM・モジュールの誤っ
た挿入若しくは差込を避けるために、ほぼ方形のSIM・モジュールは1つの角
隅に(規格化された)分極傾斜部12を有している。
前記形式のSIM・モジュールは、ヨーロッパ特許0472692 B1号明
細書により公知のカード読み取り装置内に、正確に言うと、該カード読み取り装
置内に設けられたシャフト(Schacht)内に押し込まれ、SIM・モジュール10
の正確な向き(richtige Orientierung)では、SIM・モジュールの分極傾斜部
12を有する区分がカード読み取り装置から後方へ突出して、そこでロック機構
と係合可能である。
ロック機構は、カード読み取り装置から延びる保持アーム及び該保持アームに
設けられた、ストッパの形のロックエレメントによって形成されている。ストッ
パは、SIM・モジュールの規定通りに、即ち正確に向けて差し込まれた状態で
、SIM・モジュールの、カード読み取り装置から突出する後方の縁部に、正確
に言うと、ほぼSIM・モジュールの分極傾斜部12に係合して、これによって
SIM・モジュールを読み取り位置にロックするように形成して位置決めされて
いる。
前記保持アームは、カード読み取り装置に対するSIM・モジュールの差込及
び取り出しの妨げにならないように、手動で弾性的に押し離し可能(wegdruekbar
)である。
カード読み取り装置内へのSIM・モジュールの、保持アームの手動での押し
離しに続いて行われる比較的煩わしい差込及び、特にカード読み取り装置内への
SIM・モジュールの間違って向けられた差込に基づく損傷及び誤作動(これに
対して、ロック機構は明らかに確実な防止手段ではない)は、明らかに無視でき
ない問題である。
これに関して改善されたカード読み取り装置が、請求項1の上位概念に記載の
カード読み取り装置である。このようなカード読み取り装置は米国特許第377
7120号明細書により公知である。該カード読み取り装置は、ばね弾性的に保
持された錠止エレメントを備えており、錠止エレメントが出発位置でシャフト内
に突入していてかつ次のように形成されており、即ち、カードがシャフト内への
押し込みに際して特に押し込みの際のカードの向きに関連して錠止エレメントの
第1の領域若しくは第2の領域に当接するようになっており、錠止エレメントが
錠止エレメントの第1の領域へのカードの乗り上げに際して、カードの引き続く
押し込みのためにカードによって押し離されてシャフトを開放するようになって
おり、錠止エレメントの第2の領域へのカードの乗り上げに際して錠止エレメン
トがシャフトを封鎖したままに保ち、これによってカードの引き続く押し込みを
阻止するようになっている
。このような錠止エレメントは、カードが正確に向けられた、即ち方向付けられ
た場合にのみカード読み取り装置内へ差し込まれるようにしている。しかしなが
ら依然として、読み取り位置でのカードのロックのためのロック機構が必要であ
り、カード読み取り装置の構造及び/又は操作が比較的煩雑なままである。
本発明の解題は、請求項1の上位概念に記載の形式のカード読み取り装置を改
善して、SIM・モジュール若しくは類似のもののようなカードの、カード読み
取り装置内への差込若しくはカード読み取り装置からの取り出しが簡単にかつ、
カード読み取り装置内へのカードの誤って向けられた差込に基づく損傷及び誤作
動をほぼ排除した状態で行われるようにすることである。
前記課題は本発明に基づき請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
シャフトを出発位置で閉鎖する錠止エレメントが、カード読み取り装置の使用
者の特別な操作なしにカードの差込に伴って自動的にカード自体によって弾性的
に押し離される。正確に言うと、錠止エレメントは、カードの選ばれた1つ若し
くは複数の向きでだけ、シャフトを通過可能にする1つの方向で押し離され、カ
ードの別のすべての向きでは錠止エレメントの押圧が行われるものの、カードの
押し込みのために開放すべきシャフト領域から移動不能であるように構成されて
いる。
錠止エレメントはさらに、カードの完全な通過の後に自動的に該カードの後ろ
に係合して、該カードを係止するように構成して配置されている。従って、錠止
エレメントは同時にロックエレメントとして役立ち、カードをカードの読み取り
位置に到達した際に出発位置へ自動的に戻ってロックする。従って、本発明に基
づくカード読み取り装置内へのカードの導入が、読み取り位置でのカードのロッ
クを含めて、きわめて簡単に行われる。
本発明の有利な構成が従属項に記載してある。
請求の範囲
1. カードによって若しくはカード(10)のために提供された情報を受け取る
若しくは引き渡すためのカード読み取り装置であって、カード読み取り装置内へ
のカードの押し込みを可能にするシャフト(32)、及びばね弾性的に保持され
た錠止エレメント(35)を備えており、錠止エレメントが出発位置でシャフト
内に突入していてかつ次のように形成されており、即ち、カードがシャフト内へ
の押し込みに際して特に押し込みの際のカードの向きに関連して錠止エレメント
の第1の領域(51)若しくは第2の領域(50)に当接するようになっており
、錠止エレメントが錠止エレメントの第1の領域へのカードの乗り上げに際して
、カードの引き続く押し込みのためにカードによって押し離されてシャフトを開
放するようになっており、錠止エレメントの第2の領域へのカードの乗り上げに
際して錠止エレメントがシャフトを封鎖したままに保ち、これによってカードの
引き続く押し込みを阻止するようになっている形式のものにおいて、錠止エレメ ント(35)が、錠止エレメントを押し離して保つカード領域によって完全に通 過された後に、シャフト(32)を閉鎖する出発位置に自動的に戻って、シャフ ト内に押し込まれたカード(10)の後ろ側に係合して、 これによって該カードを読み取り位置にロックするように構成して配置されてい る
ことを特徴とするカード読み取り装置。
2. 読みとるべきカード(10)が、分極傾斜部(12)を有するSIM・モジ
ュールである請求項1記載のカード読み取り装置。
3. SIM・モジュール(10)がシャフト(32)内へのSIM・モジュール
の押し込みに際して、SIM・モジュールの分極傾斜部(12)を含まない領域
を錠止エレメント(35)上に乗り上げさせる場合に、錠止エレメントの第1の
領域(51)に当接するようになっており、SIM・モジュールがシャフト内へ
のSIM・モジュールの押し込みに際して、SIM・モジュールの分極傾斜部を
錠止エレメント上に乗り上げさせる場合に、錠止エレメントの第2の領域(50
)に当接するようになっている請求項1又は2記載のカード読み取り装置。
4. 錠止エレメント(35)の第1の領域(51)が傾斜部として形成されてお
り、カード(10)が該傾斜部に沿って滑動すると同時に錠止エレメントを押し
離すようになっている請求項1から3のいずれか1項記載のカード読み取り装置
。
5. 錠止エレメント(35)の第2の領域(50)が、SIM・モジュール(1
0)の、そこに乗り上げようとする領域のための移動不能なストッパとして
形成されている請求項1から4のいずれか1項記載のカード読み取り装置。6.
錠止エレメント(35)が、分極傾斜部(12)によって通過される際に出
発位置に戻りかつ分極傾斜部の後ろに係合するように構成して配置されており、
錠止エレメントがカード(10)によって移動させられ得ないストッパとして作
用するようになっている請求項1から5のいずれか1項記載のカード読み取り装
置。7.
錠止エレメント(35)が、カード読み取り装置の外側から操作可能な弾性
的な保持アーム(34)に取り付けられていて、保持アームとー緒に運動可能で
ある請求項1から6のいずれか1項記載のカード読み取り装置。8.
シャフト(32)がばね弾性的なエレメント(60)を収容しており、該エ
レメントがシャフト内へのカード(10)の押し込みに際してカードと接触して
、カードに押し込み方向と逆向きのカを作用させるようになっている請求項1か
ら7のいずれか1項記載のカード読み取り装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. カードによって若しくはカード(10)のために提供された情報を受け取る 若しくは引き渡すためのカード読み取り装置であって、カード読み取り装置内へ のカードの押し込みを可能にするシャフト(32)を備えている形式のものにお いて、ばね弾性的に保持された錠止エレメント(35)を設けてあり、錠止エレ メントが出発位置でシャフト内に突入していてかつ次のように形成されており、 即ち、カードがシャフト内への押し込みに際して特に押し込みの際のカードの向 きに関連して錠止エレメントの第1の領域(51)若しくは第2の領域(50) に当接するようになっており、錠止エレメントが錠止エレメントの第1の領域へ のカードの乗り上げに際して、カードの引き続く押し込みのためにカードによっ て押し離されてシャフトを開放するようになっており、錠止エレメントの第2の 領域へのカードの乗り上げに際して錠止エレメントがシャフトを封鎖したままに 保ち、これによってカードの引き続く押し込みを阻止するようになっていること を特徴とするカード読み取り装置。 2. 読みとるべきカード(10)が、分極傾斜部(12)を有するSIM・モジ ュールである請求項1記載のカード読み取り装置。 3. SIM・モジュール(10)がシャフト(32)内へのSIM・モジュール の押し込みに際して、SIM・モジュールの分極傾斜部(12)を含まない領域 を錠止エレメント(35)上に乗り上げさせる場合に、錠止エレメントの第1の 領域(51)に当接するようになっており、SIM・モジュールがシャフト内へ のSIM・モジュールの押し込みに際して、SIM・モジュールの分極傾斜部を 錠止エレメント上に乗り上げさせる場合に、錠止エレメントの第2の領域(50 )に当接するようになっている請求項1又は2記載のカード読み取り装置。 4. 錠止エレメント(35)の第1の領域(51)が傾斜部として形成されてお り、カード(10)が該傾斜部に沿って滑動すると同時に錠止エレメントを押し 離すようになっている請求項1から3のいずれか1項記載のカード読み取り装置 。 5. 錠止エレメント(35)の第2の領域(50)が、SIM・モジュール(1 0)の、そこに乗り上げようとする領域のための移動不能なストッパとして形成 されている請求項1から4のいずれか1項記載のカード読み取り装置。 6. 錠止エレメント(35)が、錠止エレメントを押し離して保つカード領域に よって完全に通過された後に、シャフト(32)を閉鎖する出発位置へ自動的に 戻るように形成されて配置されている請求項1 から5のいずれか1項記載のカード読み取り装置。 7. 錠止エレメント(35)が、出発位置に戻って、シャフト内に押し込まれた カード(10)の後ろに係合して、これによって該カードを読み取り位置にロッ クするように構成して配置されている請求項6記載のカード読み取り装置。 8. 錠止エレメント(35)が、分極傾斜部(12)によって通過される際に出 発位置に戻りかつ分極傾斜部の後ろに係合するように構成して配置されており、 錠止エレメントがカード(10)によって移動させられ得ないストッパとして作 用するようになっている請求項6又は7記載のカード読み取り装置。 9. 錠止エレメント(35)が、カード読み取り装置の外側から操作可能な弾性 的な保持アーム(34)に取り付けられていて、保持アームとー緒に運動可能で ある請求項1から8のいずれか1項記載のカード読み取り装置。 10.シャフト(32)がばね弾性的なエレメント(6 0)を収容しており、該 エレメントがシャフト内へのカード(10)の押し込みに際してカードと接触し て、カードに押し込み方向と逆向きの力を作用させるようになっている請求項1 から9のいずれか1項記載のカード読み取り装置。
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