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JP2000504589A - 冷凍食品 - Google Patents

冷凍食品

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Publication number
JP2000504589A
JP2000504589A JP9529747A JP52974797A JP2000504589A JP 2000504589 A JP2000504589 A JP 2000504589A JP 9529747 A JP9529747 A JP 9529747A JP 52974797 A JP52974797 A JP 52974797A JP 2000504589 A JP2000504589 A JP 2000504589A
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JP
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fruit
frozen
pieces
unripe
ripe
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Pending
Application number
JP9529747A
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Inventor
オールドロイド、ジョン・リチャード
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ
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Publication date
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    • A23G9/00Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor
    • A23G9/32Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 果実片を含み、以下の条件:(1)熟していない果実片が用いられている;(2)上記果実片の溶解度インデックスに対する熟した果実についての溶解度インデックスの比が1:1を超える;(3)上記果実片のドリップ損失が5重量%未満であるの少なくとも1つを満足する冷凍食品。好ましくは、果実は、赤い果実、例えばイチゴである。

Description

【発明の詳細な説明】 冷凍食品発明の属する技術分野 本発明は、冷凍食品およびその製造方法に関する。発明の背景 果実を冷凍食品に含ませることが望ましい場合がしばしばある。例えば、ウォ ーターアイスまたはアイスクリームのような冷凍菓子製品は、しばしば果実片を 含有する。これらの果実片は、製品に興味を引く外観を与え、その果物風味の味 を強調する。 冷凍未処理果実は、不味いが、これは、その高い水分含量(典型的には約90 %)および対応する低可溶性固体レベルが、典型的な冷凍食品温度(−18℃) で非常に高いパーセンテージの氷が存在することを意味するためである。この氷 含量は、果実を低分子量糖シロップ中に高い温度で長い時間浸漬することにより 低下させることができる。平行する水分含量の低下および可溶性固体の増加は、 存在する氷の量を減少させ、果実の氷を減らす。果実片を冷凍食品に含有させる ことに付随する問題は、包含させるための加工中に(例えば乾燥、糖浸出(infus ion)、低温殺菌など)果実細胞壁の天然の崩壊が激化し、もとの果実の構造と異 なる非常に柔らかいテクスチャーを有する構造をもたらすことである。風味(フ レーバー)の揮発物質および色もまた、この加工中に失われる。 さらに、多くの果実、例えばイチゴは、最適な状態を短い時間しか維持せず、 ちょうど熟した時でさえ柔らかいテクスチャーを有しており、そのため、取扱い およびそれに続く収穫後の加工が困難になっている。 予備処理および使用の過程中にテクスチャーを失う傾向が低い果実片を含有す る冷凍食品を提供することは、本発明の目的の1つである。 驚くべきことに、果実片が熟していない果実に由来する場合、改良されたテク スチャー保持を有する傾向を示し、冷凍食品によりよい果物風味の歯ざわりを与 えることが見出された。発明の開示 出願人は、熟していない果実、特にイチゴは、対応する熟した果実よりも細胞 壁損傷が少ない状態でアイスクリームのような冷凍菓子に包含させるために加工 することができ、このことが、よりしっかりした、より繊維質の最終製品をもた らすことを観察した。 したがって、本発明の第一の態様は、熟していない果実の果実片を含む冷凍食 品を提供する。 冷凍食品は、好ましくは冷凍菓子である。冷凍菓子という用語は、アイスクリ ーム、フローズンヨーグルト、シャーベット(sherbet)、ソルベ(sorbet)、アイ スミルクおよびフローズンカスタードのようなミルク含有冷凍菓子;ウォーター アイス、グラニータおよび冷凍果物ピューレを含む。 本発明の製品に使用するための果実片は、いかなるタイプの果実に由来するも のであってもよい。好ましくは、果実片は、柔らかい果実に由来する。 柔らかい果実の例としては、ラズベリー、ブラックベリー、ベリー、レッドカ ラント、ブラックカラント、イチゴ、グズベリー、ローガンベリー、ブルーベリ ー、ボイゼンベリー、クランベリー、エルダーベリー、レッドグレープ、チェリ ー、バナナ、メロン、マンゴ、プルーン、キウイ、イチジク、パッションフルー ツ、ホワイトカラント、モモ、アンズ、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、 パパイヤ、ネクタリン、パイナップル、プラム、ナシ、ルバーブ、ライチー、マ ンダリンミカンおよびライムが挙げられる。 出願人は、熟していない果実を用いることの利点は、ラズベリー、ブラックベ リー、レッドカラント、ブラックカラント、イチゴ、ローガンベリー、ブルーベ リー、ボイゼンベリー、クランベリー、エルダーベリー、レッドグレープおよび チェリーのような赤い果実を用いるときに特に明白であることを見出した。この 利点はイチゴを用いるときに最も明白に観察された。 果実片は、フルーツパルプを用いる場合に比べてそれらを区別するのに十分な 大きさを有するべきである。果実片のサイズは、所望のとおりに適合させること ができ、用いる果実のタイプに依存させてもよい。しかし、一般に、個々の果実 片は、少なくとも0.008cm3の体積、より好ましくは0.025cm3を超え る体積、最も好ましくは0.05cm3を超える体積を有する。一般に、個々の果 実片の体積は、8cm3未満、より好ましくは5cm3未満、最も好ましくは2cm3未 満である。 果実片は、冷凍食品の別個の部分として、例えば、ケーキおよびアイスクリー ム製品などのような冷凍食品の上の飾りとして、またはペストリーおよびパイな どのフィリングとして、用いてもよい。しかし、最も好ましくは、果実片は、食 品中に混合されており、例えば、果実片がウォーターアイスまたはアイスクリー ムに混合されているものである。驚くべきことに、出願人は、製品に混合された 熟していない果実片は、不満足な程度まで製品の味に悪影響を及ぼすことなく、 改良されたテクスチャーを提供することを見出した。後者は、熟していない果実 は受入れ難い風味を有することが期待されるのであるから、驚くべきことである 。 熟していない果実片は、一般に、熟した果実と比べて比較的高いレベルの水不 溶性成分を有するので、溶解度インデックス(不溶性固体のレベルで割った可溶 性固体のレベル)は、果実が熟するあいだに増加する。一般に、熟していない果 実についての溶解度インデックスに対する熟した果実の溶解度インデックスの比 は、1.1を超え、より一般的には1.2を超え、最も一般的には1.4を超え る。したがって、本発明の別の態様は、果実片を含む冷凍食品であって、冷凍食 品に用いられている果実片の溶解度インデックスに対する熟した果実についての 溶解度インデックスの比が1.1を超えることを特徴とする冷凍食品に関する。 驚くべきことに、出願人は、食べた際のテクスチャーの増加は、冷凍果実がよ り低いドリップ損失を有する場合に達成できることをも見出した。ドリップ損失 を決定する好適な方法は例3に記載する。 5重量%未満、より好ましくは3重量%未満、最も好ましくは1重量%未満の ドリップ損失は、製品の優れたテクスチャーに対応することが見出された。した がって、本発明の別の態様は、果実片のドリップ損失が5重量%未満である果実 片を含むことを特徴とする冷凍食品に関する。 以上をまとめると、本発明は、果実片を含有し、以下の条件の少なくとも1つ を満足する冷凍食品に関する: (1)熟していない果実片が用いられている; (2)上記果実片の溶解度インデックスに対する熟した果実の溶解度インデック スの比が1.1を超える; (3)上記果実片のドリップ損失が5重量%未満である。 一般に、上記の条件のうちたった1つが満足されれば、改良された特性が得ら れうる。特に、好ましくは、冷凍菓子製品は条件(1)を満足する。別の好ましい 態様は、上記の条件の2つの組合わせ、特に(2)および(3)の組合わせに関する。 しかし、(1)および(2)、ならびに(1)および(3)の組合わせもまた可能である。最 も好ましくは、3つの条件すべてが満足される。 これはときどき必要ないことであるが、通常は、果実片は、冷凍食品への包含 の前に予備加工してもよい。可能な予備加工の工程の例としては、洗浄、核のよ うな望ましくない部分の除去、皮むきおよびがくの除去、スライシングまたはカ ッティング、糖または香料の添加が挙げられ、例えば、(セミ)キャンディ化手 順における、熟していない果実に熟した果実の色を与えるなどのための染色、( 部分的)脱水、低温殺菌、予備凍結などがある。 驚くべきことに、出願人は、熟していない果実、特にイチゴは、糖の溶液およ び対応する熟した果実のピューレ中で浸出した場合、冷凍食品に包含されたとき に熟した果実に比較して優れた味を有し、それに加えてさらによりしっかりした テクスチャーを有する製品が達成されることを観察した。熟していない果実は、 色においても熟した果実に似ていた。そのうえ、熟していない果実は、損傷が少 なく、このことは、加工のあいだを通じてテクスチャーおよび構造を維持する熟 していない果実の能力に対応した。 望ましい場合には、果実片は、(セミ)キャンディ化してもよく、それにより 果実片を甘味料溶液中に一定期間、例えば0.5〜5日間、浸漬してもよい。 望ましい場合には、果実片は、ヨーロッパ特許第431,703号に開示され ているような脱水凍結方法に供してもよい。 上記に示したように、好ましくは、果実片は、アイスクリームのような冷凍菓 子製品に添加される。原理としては冷凍菓子の製造過程のいかなる段階において も果実片を添加することが可能であるが、一般には、例えば空気混和または凍結 過程における果実片の不必要な断片化を回避するために、製造過程の最後に向か って果実片を添加することが好ましい。 好ましくは、食品は、果実片を添加する時に−5℃〜−25℃の温度を有する 。最も適切な温度は、冷凍菓子が混合物への成分の混合を可能にするのに十分柔 らかく、しかし果実片のための支持構造を提供するのに十分に硬いまたは糊状で ある温度を選択することにより選ぶことができる。 本発明を、以下の例によりさらに説明する。 例1:熟したおよび熟していないイチゴ片の調製 緑色の、熟していない Elsanta イチゴを、へたを取って洗浄した。熟したE lsanta イチゴは、通常、非常に柔らかく、凍結し続いて解凍すると容易にテク スチャーを失う。小さいイチゴは丸のままとし、残りは約1〜2cm3の片にカッ トした。 イチゴを−40℃で約2時間、ブラスト凍結し、次いでプラスチックバッグに 移してさらに使用するまで−25℃で貯蔵した。 比較のために、十分に熟したElsantaイチゴのバッチを上記のように処理し、 貯蔵した。十分に熟したイチゴは溶解度インデックス7.6であり、緑色の熟し ていないイチゴは4.0であった。したがって、溶解度インデックスの比は、1 .9であった。 イチゴは、以下のようにセミキャンディ化した。凍結した実を水中60重量% のグルコースシロップ(Cerestar DE63)中に置いた。リキュールと実との比は 2:1であり、混合物は周囲温度で48時間維持した(24時間後、イチゴをふ るい分けして、新鮮なリキュール中に入れ、48時間の終了時までそこに維持し た)。 維持時間の最後に、スチームケトルを用いてリキュール中でイチゴを80℃で 低温殺菌した。リキュールは80℃で2分間維持し、続いてイチゴをふるい分け し、−40℃で約2時間ブラスト凍結し、次いでプラスチックバッグに移してさ らに使用するまで−25℃で貯蔵した。 緑色のイチゴの一部は、凍結した緑色イチゴをポンソーレッド水溶液(0.0 1%)中に周囲温度で24時間浸漬することにより染色した。 結果は、3つのバッチのイチゴについて、1A:十分熟したもの、1B:熟し ていない緑色のもの、1C:熟していない赤色のもの、であった。 例2:別の調製方法 例1を、以下のとおりの別の色素を用いて繰り返した。 例1を、セミキャンディ化過程の維持時間を以下のとおりに変えて繰り返した 。 2Dにおいて、グルコースシロップは、イチゴをふるい分けし、古いリキュー ルを捨てて新鮮なリキュールを加えることにより、24時間ごとに取り替えた。 例3 例1Aによるイチゴのドリップ損失を例1Bによるイチゴのドリップ損失と比 較した。 以下の方法を用いた。凍結した角切りのイチゴ(400g)を、+20℃の一 定温度で調節環境キャビネット中で4時間解凍した。試料をロート上のグリッド 上に支持し、リキュールをロートの下の天秤に載せたビーカー中に回収した。リ キュールの重量の増加を、天秤とインターフェースで連結したコンピュータによ り自動的に記録し、各試料について重量損失パーセンテージが算出されるように した。 結果: 例4:アイスクリームの調製 以下の処方のアイスクリームを調製した。 標準乳アイスクリーム処方 調製方法: アイスクリームは、パイロットプラント設備を用いて約50kg のバッチサイ ズで製造した。冷水道水をプレミックス容器に添加して、直ちにスキムミルク粉 末を加えた。混合は、高せん断シルバーソンミキサー(high shear Silverson M ixer)を用いて行った。混合物は、プレミックス容器を囲むスチームジャケット を用いて加熱した。温度が約40℃に達した時、糖類、安定剤、香料および着色 料を添加した。予め融解した乳脂肪および乳化剤は60℃で添加し、さらに65 ℃まで加熱した。この時点で、混合物をシングルステージホモジナイザーに20 00psi で通し、約83〜87℃で12.5秒低温殺菌し、次いで、熟成の前に 冷水ジャケットを用いて約5〜10℃に冷却した。熟成は、最低2時間5℃で行 った。アイスクリーム混合物は、ソリッドダッシャーを装備したCrepaco C-250 連続フリーザーを用いて凍結した。フリーザーの作動条件は、一定に保ち、スル ープットは1kg/min、オーバーランは100%、押出し温度は−5℃、とした。 押出されたアイスクリームは、2リットルのプラスチックのアイスクリームタブ に回収し、約−35℃のブラストフリーザー中で一晩硬化させ、次いで必要にな るまで約−22℃のコールドルームに貯蔵した。 例5 例1および2のイチゴを、アイスクリームを−10℃に和らげて、低速ミキサ ーを用いてイチゴを混合することにより、例4のアイスクリーム中に包含させた 。 製品中のイチゴのレベルは30重量%であった。 例6 例1Aおよび1Bのイチゴを用いて例5で得られたイチゴアイスクリームを、 訓練された査定者のパネルが風味およびテクスチャーについて比較した。パネリ ングは、イチゴの緑色の外観をマスクするために赤色光の下で行った。 緑色のイチゴ試料は、繊維質の程度、噛んだ感じ(chewiness)および堅固さ において有意に高く、氷の程度において低いと採点された。 緑色のイチゴを入れた製品の味は、赤いイチゴを入れた製品の味よりわずかに 劣っていたが、両製品の味は、なお許容可能なものであった。 例7:冷凍イチゴのさらなる適用 7A:例1C、2A〜Bの冷凍イチゴ。アイスクリームケーキをデコレーショ ンするために有利に使用できる。 7B:ペストリーシェルに、例1C、2A〜2Bのイチゴを詰め、果実ペスト リー製品を生産することができ、これは、フリーザーの温度で有利に貯蔵するこ とができる。 7C:アイスクリーム中のイチゴのレベルは、例えば5%に下げることができ る。これらのより低いレベルでは、赤色および緑色のイチゴの間の味の差は小さ くなる。有利なことに、イチゴの味を強調するためにアイスクリームに付加的な 香料を添加することができる。 例8:他の果実の用い方の例 8A:冷凍の熟していないモモの片(0.05cm3)は、ウォーターアイスに 添加して果物風味のウォーターアイス製品を生産することができる。 8B:冷凍の熟していないブラックベリーは、(丸のまま)好適な着色料で染 色することができる。7重量%のブラックベリーを、例5のアイスクリーム処方 に添加することができる。 8C:チェリーは、例1Cのように加工して8%のレベルでヨーグルトアイス に添加することができる。 8D:ラズベリーは、例1Cのように加工して冷凍フルーツケーキをデコレー ションするために使用することができる。 例9 赤色の熟したイチゴピューレおよび果糖の混合物を、冷凍し解凍した Senga S engana イチゴおよび果糖をフードブレンダー中で室温でブレンドすることによ り作成した(40:60(W/W))。この混合物を、次いで2℃に冷却した。 冷凍の緑色の角切りの熟していないElsantaイチゴをこの混合物中に混ぜ入れ、 2℃で48時間置いた。次いで、果実片を、ふるい分けし残留するピューレを水 で洗い落とすことによって混合物から取り出した。次いで、果実片を、ブロット 乾燥し、使用時まで−20℃で凍結保存した。 得られた加工イチゴは、訓練された官能パネルにより定量的記述的分析(QD A)技術を用いて測定したところ、同一の加工をした対応する熟したElsantaイ チゴより有意に堅固であった(p<0.05)。さらに、加工した緑色のイチゴ の全体的なイチゴの風味は、加工した赤色の熟したイチゴのそれと比較して有意 に異ならなかった。 例10 凍結した角切りの、赤く熟した、および緑色の熟していない、Elsanta イチゴ を、2℃で一晩平衡させ、次いで出発重量の50%に等しい重量に達するまで乾 燥オーブンを用いて35〜40℃で風乾(air diced)した。乾燥した果実片を 、83%高果糖コーンシロップの溶液に2℃で20時間移した。果実片は、ふる い分けすることにより糖溶液から取り出し、ブロット乾燥し、使用時まで−20 ℃で貯蔵した。訓練された官能パネルによるQDA技術を用いた官能分析は、加 工した熟していないイチゴは対応する赤色の対応物より有意に堅固であることを 示した(p<0.05)。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月12日(1998.2.12) 【補正内容】 請求の範囲 1.果実片を含み、以下の条件の少なくとも1つを満足する冷凍食品: (1)熟していない果実片が用いられている; (2)果実片の溶解度インデックスに対する熟した果実についての溶解度イン デックスの比が、1.1を超える; (3)果実片のドリップ損失が5重量%未満である。 2.冷凍菓子である、請求項1記載の冷凍食品。 3.果実が、柔らかい果実である、請求項1または3記載の冷凍食品。 4.果実が、赤い果実、特にイチゴである、請求項1〜3のいずれか1項記載の 冷凍食品。 5.場合によってはその熟した色に着色された、熟していない果実片が用いられ ている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷凍菓子。 6.熟した果実の色を有する果実片を提供するために対応する熟した果実のピュ ーレおよび糖の混合物で浸出された熟していない果実が用いられている、請求項 1、3および4のいずれか1項に記載の冷凍菓子。 7.個々の果実片が0.008〜8cm3の体積を有する、請求項1〜6のいずれ か1項に記載の冷凍菓子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN, YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.果実片を含み、以下の条件の少なくとも1つを満足する冷凍食品: (1)熟していない果実片が用いられている; (2)冷凍食品中の果実片の溶解度インデックスに対する熟した果実について の溶解度インデックスの比が、1.1を超える; (3)果実片のドリップ損失が5重量%未満である。 2.冷凍菓子である、請求項1記載の冷凍食品。 3.果実が、柔らかい果実である、請求項1または2記載の冷凍食品。 4.果実が、赤い果実、特にイチゴである、請求項1〜3のいずれか1項記載の 冷凍食品。 5.場合によってはその熟した色に着色された、熟していない果実片が用いられ ている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷凍菓子。 6.熟した果実の色を有する果実片を提供するために対応する熟した果実のピュ ーレおよび糖の混合物で浸出された熟していない果実が用いられている、請求項 1〜4のいずれか1項に記載の冷凍菓子。 7.個々の果実片が0.008〜8cm3の体積を有する、請求項1〜6のいずれ か1項に記載の冷凍菓子。
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